JP2023033634A - サーバ装置、会議支援方法及びプログラム - Google Patents

サーバ装置、会議支援方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2023033634A
JP2023033634A JP2023009261A JP2023009261A JP2023033634A JP 2023033634 A JP2023033634 A JP 2023033634A JP 2023009261 A JP2023009261 A JP 2023009261A JP 2023009261 A JP2023009261 A JP 2023009261A JP 2023033634 A JP2023033634 A JP 2023033634A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
participant
information
conference
profile
server device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2023009261A
Other languages
English (en)
Inventor
真 則枝
Makoto Norieda
健太 福岡
Kenta Fukuoka
匡史 米田
Tadashi Yoneda
翔悟 赤崎
Shogo Akasaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2023009261A priority Critical patent/JP2023033634A/ja
Publication of JP2023033634A publication Critical patent/JP2023033634A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/02Details
    • H04L12/16Arrangements for providing special services to substations
    • H04L12/18Arrangements for providing special services to substations for broadcast or conference, e.g. multicast
    • H04L12/1813Arrangements for providing special services to substations for broadcast or conference, e.g. multicast for computer conferences, e.g. chat rooms
    • H04L12/1822Conducting the conference, e.g. admission, detection, selection or grouping of participants, correlating users to one or more conference sessions, prioritising transmission
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/02Details
    • H04L12/16Arrangements for providing special services to substations
    • H04L12/18Arrangements for providing special services to substations for broadcast or conference, e.g. multicast
    • H04L12/1813Arrangements for providing special services to substations for broadcast or conference, e.g. multicast for computer conferences, e.g. chat rooms
    • H04L12/1827Network arrangements for conference optimisation or adaptation
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/10Office automation; Time management
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V40/00Recognition of biometric, human-related or animal-related patterns in image or video data
    • G06V40/10Human or animal bodies, e.g. vehicle occupants or pedestrians; Body parts, e.g. hands
    • G06V40/16Human faces, e.g. facial parts, sketches or expressions
    • G06V40/172Classification, e.g. identification
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/14Systems for two-way working
    • H04N7/15Conference systems

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Human Resources & Organizations (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Entrepreneurship & Innovation (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • Operations Research (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Tourism & Hospitality (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

【課題】会議の参加者が、他の参加者に関する情報を容易に取得できるようにするサーバ装置を提供する。【解決手段】サーバ装置は、取得部と情報提供部を備える。取得部は、会議支援システムを利用する複数の利用者それぞれのプロフィールを取得する。情報提供部は、複数の利用者のうち会議に参加している第1の参加者に対して、第1の参加者が参加している会議と同じ会議に参加している第2の参加者に関するプロフィールを提供する。【選択図】 図3

Description

本発明は、サーバ装置、会議支援システム、会議支援方法及びプログラムに関する。
近年、ネットワーク技術、情報処理技術の進展に伴い、遠隔地の会議室をネットワークで接続するテレビ会議が盛んに行われている。
例えば、特許文献1には、会議の内容を資産化し、会議の運営を効率化する、と記載されている。特許文献1に開示された会議支援システムは、画像認識部を備える。画像認識部は、ビデオ会議装置により取得された映像データから画像認識技術により各出席者に係る画像を認識する。さらに、当該システムは、音声認識部を備える。音声認識部は、ビデオ会議装置により取得された各出席者の音声データを取得し、音声データと予め登録された各出席者の音声の特徴情報との比較を行う。さらに、音声認識部は、各出席者の動きの情報に基づいて、音声データにおける各発言の発言者を特定する。さらに、会議支援システムは、音声認識部により取得された各出席者の音声データを発言の時系列でタイムラインとして出力するタイムライン管理部を備える。
特開2019-061594号公報
上述のように、所謂、テレビ会議が盛んに行われている。通常の会議であれば、初対面の参加者が会議に出席していれば、当事者同士の名刺交換が行われる。参加者は、取得した名刺から当該人物に関する情報を得ることができる。
しかし、遠隔地をネットワークで接続することで行われるテレビ会議では名刺交換を行うことはできず、参加者は、初対面の人物に関する情報を得ることはできない。会議の冒頭で、簡単な自己紹介等が行われることもあるが、参加者は、当該人物の氏名等を知るに留まる。しかし、会議では他の参加者の役職、とりわけ、商談相手の役職等は会議を進める上で重要な情報となる。また、テレビ会議に限らず、社内の会議では名刺交換を行わない企業等も多い。このような場合にも、会議に必要な情報を得ることが難しいという問題が生じうる。
本発明は、会議の参加者が、他の参加者に関する情報を容易に取得できることに寄与する、サーバ装置、会議支援システム、会議支援方法及びプログラムを提供することを主たる目的とする。
本発明の第1の視点によれば、会議支援システムを利用する複数の利用者それぞれのプロフィールを取得する、取得部と、前記複数の利用者のうち会議に参加している第1の参加者に対して、前記第1の参加者が参加している会議と同じ会議に参加している第2の参加者に関するプロフィールを提供する、情報提供部と、を備える、サーバ装置が提供される。
本発明の第2の視点によれば、会議に参加している第1の参加者が使用する第1の端末と、前記第1の参加者が参加する会議と同じ会議に参加する第2の参加者が使用する第2の端末と、サーバ装置と、を含み、前記サーバ装置は、システムを利用する複数の利用者それぞれのプロフィールを取得する、取得部と、前記第1の端末に対して、前記第2の参加者に関するプロフィールを提供する、情報提供部と、を備える、会議支援システムが提供される。
本発明の第3の視点によれば、サーバ装置において、会議支援システムを利用する複数の利用者それぞれのプロフィールを取得し、前記複数の利用者のうち会議に参加している第1の参加者に対して、前記第1の参加者が参加している会議と同じ会議に参加している第2の参加者に関するプロフィールを提供する、会議支援方法が提供される。
本発明の第4の視点によれば、サーバ装置に搭載されたコンピュータに、会議支援システムを利用する複数の利用者それぞれのプロフィールを取得する処理と、前記複数の利用者のうち会議に参加している第1の参加者に対して、前記第1の参加者が参加している会議と同じ会議に参加している第2の参加者に関するプロフィールを提供する処理と、を実行させるためのプログラムを記憶する、コンピュータ読取可能な記憶媒体が提供される。
本発明の各視点によれば、会議の参加者が、他の参加者に関する情報を容易に取得できることに寄与する、サーバ装置、会議支援システム、会議支援方法及びプログラムが提供される。なお、本発明の効果は上記に限定されない。本発明により、当該効果の代わりに、又は当該効果と共に、他の効果が奏されてもよい。
一実施形態の概要を説明するための図である。 第1の実施形態に係る会議支援システムの概略構成の一例を示す図である。 会議室端末に表示される画面の一例を示す図である。 第1の実施形態に係るサーバ装置の処理構成の一例を示す図である。 第1の実施形態に係る利用者登録部の処理構成の一例を示す図である。 第1の実施形態に係る利用者情報取得部の動作を説明するための図である。 第1の実施形態に係る利用者データベースの一例を示す図である。 第1の実施形態に係る参加者リストの一例を示す図である。 第1の実施形態に係る会議室端末の処理構成の一例を示す図である。 第1の実施形態に係るプロフィール情報要求部の動作を説明するための図である。 第1の実施形態に係るプロフィール情報出力部の動作を説明するための図である。 第1の実施形態に係る会議支援システムの動作の一例を示すシーケンス図である。 第2の実施形態に係る利用者情報取得部の動作を説明するための図である。 第2の実施形態に係る利用者データベースの一例を示す図である。 第3の実施形態に係る会議室端末の動作を説明するための図である。 第3の実施形態に係る会議室端末の動作を説明するための図である。 第3の実施形態に係る会議室端末の処理構成の一例を示す図である。 第3の実施形態に係るサーバ装置の処理構成の一例を示す図である。 第3の実施形態に係る発言者情報送信部の処理構成の一例を示す図である。 第3の実施形態に係る発言者情報の一例を示す図である。 第3の実施形態に係る参加者意見管理部の動作を説明するための図である。 第3の実施形態に係る参加者見解データベースの一例を示す図である。 第3の実施形態に係る会議室端末の動作を説明するための図である。 第3の実施形態に係る会議室端末の動作を説明するための図である。 第3の実施形態に係る会議支援システムの動作の一例を示すシーケンス図である。 サーバ装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 本願開示の変形例に係る会議室端末の動作を説明するための図である。
はじめに、一実施形態の概要について説明する。なお、この概要に付記した図面参照符号は、理解を助けるための一例として各要素に便宜上付記したものであり、この概要の記載はなんらの限定を意図するものではない。また、特段の釈明がない場合には、各図面に記載されたブロックはハードウェア単位の構成ではなく、機能単位の構成を表す。各図におけるブロック間の接続線は、双方向及び単方向の双方を含む。一方向矢印については、主たる信号(データ)の流れを模式的に示すものであり、双方向性を排除するものではない。なお、本明細書及び図面において、同様に説明されることが可能な要素については、同一の符号を付することにより重複説明が省略され得る。
一実施形態に係るサーバ装置100は、取得部101と情報提供部102を備える(図1参照)。取得部101は、会議支援システムを利用する複数の利用者それぞれのプロフィールを取得する。情報提供部102は、複数の利用者のうち会議に参加している第1の参加者に対して、第1の参加者が参加している会議と同じ会議に参加している第2の参加者に関するプロフィールを提供する。
サーバ装置100は、利用者のプロフィールを事前に取得し、例えば、データベースに登録しておく。サーバ装置100は、例えば、参加者から他の参加者に関する情報提供を要求されると、データベースから必要な情報を読み出し、情報提供の要求者に情報提供する。その結果、参加者同士が初対面であっても、参加者は、他の参加者に関する情報を容易に取得できる。
以下に具体的な実施形態について、図面を参照してさらに詳しく説明する。
[第1の実施形態]
第1の実施形態について、図面を用いてより詳細に説明する。
図2は、第1の実施形態に係る会議支援システムの概略構成の一例を示す図である。図2に示すように、複数の拠点を接続してテレビ会議が実施される。各拠点の会議室には会議室端末が設置されている。図2の例では、拠点Aの会議室には、会議室端末10-1~10-4が設置されている。同様に、拠点Bの会議室には、会議室端末10-5~10-8が設置されている。以降の説明において、会議室端末10-1~10-8を区別する特段の理由がない場合には、単に「会議室端末10」と表記する。
図2には図示していないが、各拠点の会議室には、会議室全体を俯瞰した映像が取得できるカメラ装置や相手側の音声を出力するスピーカが設置されている。
複数の会議室端末10のそれぞれとサーバ装置20は、有線又は無線の通信手段により接続され、相互に通信が可能となるように構成されている。なお、サーバ装置20は、拠点Aや拠点Bのいずれかに設置されていてもよいし、図2に示すようにネットワーク上(クラウド上)に設置されていてもよい。
図2に示す構成は例示であって、テレビ会議に参加する拠点の数や会議室端末10等の数を限定する趣旨ではないことは勿論である。また、以降の実施形態では複数の拠点を接続するテレビ会議を支援する会議支援システムを中心に説明する。しかし、本願開示の会議支援システムが対象とする会議はテレビ会議に限定されず、同じ会議室で行われる会議を支援対象としてもよい。
会議室端末10は、会議室の各席に設置された端末である。参加者は、当該端末を操作し必要な情報等を表示させつつ、会議を行う。会議室端末10はカメラ機能を備え、着席した参加者を撮像可能に構成されている。また、会議室端末10はマイク(例えば、ピンマイクやワイヤレスマイク)と接続可能に構成されている。当該マイクにより会議室端末10のそれぞれの前に着席した参加者の音声が集音される。なお、会議室端末10に接続されるマイクは指向性の強いマイクであることが望ましい。マイクを装着した利用者の音声が集音されればよく、他人の音声は集音する必要がないためである。
サーバ装置20は、会議の支援を行う装置である。サーバ装置20は、意思決定の場、アイディア発想の場である会議の支援を行う。サーバ装置20は、複数の拠点で行われるテレビ会議を実現する。サーバ装置20は、一方の拠点から取得した音声、映像に係るデータ(パケット)を他の拠点に送信する。例えば、図2の例では、拠点Aから取得された音声、映像は拠点Bに送信される。
サーバ装置20は、一方の拠点を俯瞰する映像データを他の拠点に向けて送信する。当該映像データは、各参加者が使用する会議室端末10に表示されてもよいし、プロジェクタ等により投射されてもよい。また、サーバ装置20は、一方の拠点から取得した音声データ(会議室端末10から取得した音声データ)を他の拠点に向けて送信する。当該音声データは、会議室に設置されたスピーカから出力されてもよいし、各会議室端末10から出力されてもよい。
このように、サーバ装置20は、既存のテレビ会議システムを実現する。なお、サーバ装置20によるテレビ会議システムの実現には既存の技術を用いることができる。そのため、以降の説明では、テレビ会議システムの実現、実装に関する説明を省略する。
サーバ装置20は、上記テレビ会議システムの実現に加え、参加者の詳細な情報(参加者の属性情報)を提供する機能を備えている。例えば、図2に示すようにテレビ会議への参加者が4人である場合、サーバ装置20は、各参加者が操作する会議室端末10に他の3人の情報を表示する。サーバ装置20は、他の参加者の情報を提供することで会議(テレビ会議)を支援する。以降の説明において、参加者の詳細な情報(顔画像や氏名等の属性情報)を「参加者プロフィール情報」又は「プロフィール情報」と表記する。
例えば、図2に示す参加者U1が使用する会議室端末10-1には図3に示すような画面が表示される。図3を参照すると、表示エリアの上部(メイン領域)には拠点B(拠点Bの会議室)を俯瞰する画面が表示される。また、表示エリアの下部(サブ領域;点線で囲まれた領域)には、他の参加者のプロフィール情報が表示される。図3の例では、同じ拠点でテレビ会議に参加する参加者のプロフィール情報、他の拠点でテレビ会議に参加する参加者のプロフィール情報が表示されている。
参加者は、面前の会議室端末10を操作して、参加者プロフィール情報を閲覧したい旨をサーバ装置20に入力する。当該操作を受け付けた会議室端末10は、サーバ装置20に対して「プロフィール提供要求」を送信する。サーバ装置20は、当該要求に対する応答として、図3に示すような表示が可能となるようなデータ(情報)を会議室端末10に送信する。
図3に示す表示画面は例示であって表示する内容やレイアウト等を限定する趣旨ではないことは勿論である。例えば、同じ拠点からテレビ会議に参加する参加者のプロフィール情報は表示しなくともよいし、プロフィール情報を表示する際には表示エリア上部のメイン領域は表示しなくともよい。また、参加者のプロフィールとして表示する内容も図3に限定されず、他の情報(例えば、勤務地等)が表示されてもよい。
<事前準備>
ここで、サーバ装置20による会議支援を実現するためには、システム利用者(テレビ会議への参加を予定している利用者)は事前準備を行う必要がある。以下、事前準備について説明する。
利用者は、自身の生体情報(顔画像)、プロフィール等の属性値をシステム登録する。具体的には、利用者は、顔画像をサーバ装置20に入力する。また、利用者は、自身のプロフィール(例えば、氏名、社員番号、勤務地、所属部署、役職、連絡先等の情報)をサーバ装置20に入力する。
なお、上記生体情報、プロフィール等の情報入力には任意の方法を用いることができる。例えば、利用者は、スマートフォン等の端末を利用して、自分の顔画像を撮像する。さらに、利用者は、端末を利用してプロフィールが記載されたテキストファイル等を生成する。利用者は、端末を操作して、上記情報(顔画像、プロフィール)をサーバ装置20に送信する。あるいは、利用者は、上記情報が格納されたUSB(Universal Serial Bus)等の外部記憶装置を用いて、サーバ装置20に必要な情報を入力してもよい。
あるいは、サーバ装置20がWEB(ウェブ)サーバとしての機能を備え、利用者は当該サーバが提供するフォームにより必要な情報を入力してもよい。あるいは、各会議室に上記情報入力を行うための端末が設置され、利用者は当該会議室に設置された端末から必要な情報をサーバ装置20に入力してもよい。
サーバ装置20は、取得した利用者情報(生体情報、プロフィール等)を用いてシステム利用者を管理するデータベースを更新する。当該データベースの更新に関する詳細は後述するが、サーバ装置20は概略以下のような動作によりデータベースを更新する。なお、以降の説明において、本願開示のシステムを利用する利用者を管理するためのデータベースを「利用者データベース」と表記する。
サーバ装置20は、取得した利用者情報に対応する人物が利用者データベースに登録されていない新規な利用者である場合には、当該利用者にID(Identifier)を割り当てる。また、サーバ装置20は、取得した顔画像を特徴付ける特徴量を生成する。
サーバ装置20は、新規な利用者に割り当てたID、顔画像から生成した特徴量、利用者の顔画像、プロフィール等を含むエントリを利用者データベースに追加する。サーバ装置20が利用者情報を登録することで、会議への参加者は図2に示す会議支援システムの利用が可能となる。
続いて、第1の実施形態に係る会議支援システムに含まれる各装置の詳細について説明する。
[サーバ装置]
図4は、第1の実施形態に係るサーバ装置20の処理構成(処理モジュール)の一例を示す図である。図4を参照すると、サーバ装置20は、通信制御部201と、利用者登録部202と、参加者特定部203と、プロフィール情報提供部204と、記憶部205と、を備える。
通信制御部201は、他の装置との間の通信を制御する手段である。具体的には、通信制御部201は、会議室端末10からデータ(パケット)を受信する。また、通信制御部201は、会議室端末10に向けてデータを送信する。通信制御部201は、他の装置から受信したデータを他の処理モジュールに引き渡す。通信制御部201は、他の処理モジュールから取得したデータを他の装置に向けて送信する。このように、他の処理モジュールは、通信制御部201を介して他の装置とデータの送受信を行う。
利用者登録部202は、上述のシステム利用者登録を実現する手段である。利用者登録部202は、少なくとも会議支援システムを利用する複数の利用者それぞれのプロフィールを取得する。利用者登録部202は、複数のサブモジュールを含む。図5は、利用者登録部202の処理構成の一例を示す図である。図5を参照すると、利用者登録部202は、利用者情報取得部211と、ID生成部212と、特徴量生成部213と、エントリ管理部214と、を備える。
利用者情報取得部211は、上記説明した利用者情報を取得する手段である。利用者情報取得部211は、システム利用者それぞれの生体情報(顔画像)とプロフィール(氏名、所属等)を取得する。システム利用者は、スマートフォン等の端末から上記情報をサーバ装置20に入力してもよいし、サーバ装置20を直接操作して上記情報を入力してもよい。
利用者情報取得部211は、上記情報を入力するためのGUI(Graphical User Interface)やフォームを提供してもよい。例えば、利用者情報取得部211は、図6に示すような情報入力フォームを利用者が操作する端末に表示する。
システム利用者は、図6に示す情報を入力する。また、システム利用者は、システムに新規にユーザ登録するのか、既に登録された情報を更新するのか選択する。システム利用者は、全ての情報を入力すると「送信」ボタンを押下し、生体情報、プロフィール等をサーバ装置20に入力する。
利用者情報取得部211は、取得した利用者情報を記憶部205に格納する。
ID生成部212は、システム利用者に割り当てるIDを生成する手段である。ID生成部212は、複数のシステム利用者それぞれを識別する利用者IDを生成する。より具体的には、ID生成部212は、システム利用者が入力した利用者情報が新規登録に関する情報である場合、当該新規な利用者を識別するためのIDを生成する。例えば、ID生成部212は、取得した利用者情報(顔画像、プロフィール)のハッシュ値を計算し、当該ハッシュ値を利用者に割り当てるIDとしてもよい。あるいは、ID生成部212は、利用者登録のたびに一意な値を採番しIDとしてもよい。以降の説明において、ID生成部212が生成するID(システム利用者を識別するためのID)を「利用者ID」と表記する。
特徴量生成部213は、利用者情報に含まれる顔画像から当該顔画像を特徴付ける特徴量(複数の特徴量からなる特徴ベクトル)を生成する手段である。具体的には、特徴量生成部213は、取得した顔画像から特徴点を抽出する。なお、特徴点の抽出処理に関しては既存の技術を用いることができるのでその詳細な説明を省略する。例えば、特徴量生成部213は、顔画像から目、鼻、口等を特徴点として抽出する。その後、特徴量生成部213は、特徴点それぞれの位置や各特徴点間の距離を特徴量として計算し、複数の特徴量からなる特徴ベクトルを生成する。
エントリ管理部214は、利用者データベースのエントリを管理する手段である。エントリ管理部214は、新規な利用者をデータベースに登録する際、生成された利用者ID、生成された特徴量、利用者の端末等から取得した顔画像、プロフィールを含むエントリを利用者データベースに追加する。
エントリ管理部214は、利用者データベースに既に登録されている利用者の情報を更新する場合には、社員番号等により情報更新を行うエントリを特定し、取得した利用者情報を用いて利用者データベースを更新する。その際、エントリ管理部214は、取得した利用者情報とデータベースに登録された情報の差分を更新してもよいし、データベースの各項目を取得した利用者情報により上書きしてもよい。また、特徴量に関しても同様に、エントリ管理部214は、生成された特徴量に違いがある場合にデータベースを更新してもよいし、新たに生成された特徴量により既存の特徴量を上書きしてもよい。
利用者登録部202は、例えば、図7に示すような利用者データベースを構築する。なお、図7に示す利用者データベースに登録された内容は例示であって、利用者データベースに登録する情報を限定する趣旨ではないことは勿論である。例えば、必要に応じて「特徴量」は利用者データベースに登録されていなくともよい。つまり、顔画像が存在すれば特徴量は計算可能であり、必要に応じて特徴量が計算されてもよい。
図4に説明を戻す。参加者特定部203は、会議に参加している参加者(システム登録した利用者のうちテレビ会議への参加者)を特定する手段である。参加者特定部203は、会議室に設置された会議室端末10のうち参加者が着席した会議室端末10から顔画像を取得する。参加者特定部203は、取得した顔画像から特徴量を算出する。
参加者特定部203は、会議室端末10から取得した顔画像に基づき算出された特徴量を照合対象に設定し、利用者データベースに登録された特徴量との間で照合処理を行う。より具体的には、参加者特定部203は、上記算出した特徴量(特徴ベクトル)を照合対象に設定し、利用者データベースに登録されている複数の特徴ベクトルとの間で1対N(Nは正の整数、以下同じ)照合を実行する。
参加者特定部203は、照合対象の特徴量と登録側の複数の特徴量それぞれとの間の類似度を計算する。当該類似度には、カイ二乗距離やユークリッド距離等を用いることができる。なお、距離が離れているほど類似度は低く、距離が近いほど類似度が高い。
参加者特定部203は、利用者データベースに登録された複数の特徴量のうち、照合対象の特徴量との間の類似度が所定の値以上、且つ、最も類似度が高い特徴量を特定する。
参加者特定部203は、1対N照合の結果得られる特徴量に対応する利用者IDを利用者データベースから読み出す。
参加者特定部203は、上記のような処理を会議室端末10のそれぞれから取得した顔画像について繰り返し、各顔画像に対応する利用者IDを特定する。参加者特定部203は、特定した利用者IDと、顔画像の送信元である会議室端末10のIDと、参加者の拠点と、を対応付けて参加者リストを生成する。会議室端末10のIDには、会議室端末10のMAC(Media Access Control)アドレスやIP(Internet Protocol)アドレスを用いることができる。
例えば、図2の例では、図8に示すような参加者リストが生成される。なお、図8では、理解の容易のため、会議室端末10に付与した符号を会議室端末IDとして記載している。また、参加者リストに含まれる「参加者ID」は利用者データベースに登録された利用者IDである。
なお、会議室端末IDと各会議室端末10が設置された拠点(会議室)との関係を予めサーバ装置20に入力しておくことで、サーバ装置20は、会議室端末IDを用いて各参加者がいずれの拠点からテレビ会議に参加しているか把握できる。
プロフィール情報提供部204は、テレビ会議の参加者に他の参加者に関するプロフィール情報を提供する手段である。プロフィール情報提供部204は、複数のシステム利用者のうち会議に参加している一の参加者に対して、当該一の参加者が参加している会議と同じ会議に参加している他の参加者に関するプロフィールを提供する。
プロフィール情報提供部204は、会議室端末10から取得した「プロフィール提供要求」を処理する。具体的には、プロフィール情報提供部204は、上記要求の送信元の会議室端末IDを特定する。プロフィール情報提供部204は、参加者リストを参照し、上記特定した会議室端末IDから上記要求を行った参加者を特定する。
プロフィール情報提供部204は、参加者リストに含まれる参加者IDであってプロフィール提供要求を送信した参加者以外の参加者IDを特定する。例えば、図8の例では、会議室端末10-1からプロフィール提供要求が送信された場合には、ID02~ID04の参加者IDが特定される。
プロフィール情報提供部204は、利用者データベースを参照し、特定した参加者IDに対応するエントリの各フィールドから参加者プロフィール情報として送信する情報を抽出(収集)する。例えば、図3に示すように、参加者の「顔画像」、「氏名」、「所属」及び「役職」がプロフィール情報として表示される場合には、プロフィール情報提供部204はこれらの情報を利用者データベースから読み出す。
あるいは、会議室端末10にて情報の取捨選択ができるように、プロフィール情報提供部204は、利用者データベースに登録された全フィールドの登録値(氏名等の属性値)をデータベースから読み出してもよい。
プロフィール情報提供部204は、当該読み出した情報を含む応答(プロフィール提供要求に対する応答)を当該要求の送信元である会議室端末10に送信する。
記憶部205は、サーバ装置20の動作に必要な情報を記憶する手段である。
[会議室端末]
図9は、会議室端末10の処理構成(処理モジュール)の一例を示す図である。図9を参照すると、会議室端末10は、通信制御部301と、顔画像取得部302と、音声送信部303と、プロフィール情報要求部304と、プロフィール情報出力部305と、記憶部306と、を備える。
通信制御部301は、他の装置との間の通信を制御する手段である。具体的には、通信制御部301は、サーバ装置20からデータ(パケット)を受信する。また、通信制御部301は、サーバ装置20に向けてデータを送信する。通信制御部301は、他の装置から受信したデータを他の処理モジュールに引き渡す。通信制御部301は、他の処理モジュールから取得したデータを他の装置に向けて送信する。このように、他の処理モジュールは、通信制御部301を介して他の装置とデータの送受信を行う。
顔画像取得部302は、カメラ装置を制御し、自装置の前に着席している参加者の顔画像(生体情報)を取得する手段である。顔画像取得部302は、定期的又は所定のタイミングにおいて自装置の前方を撮像する。顔画像取得部302は、取得した画像に人の顔画像が含まれるか否かを判定し、顔画像が含まれる場合には取得した画像データから顔画像を抽出する。顔画像取得部302は、当該抽出された顔画像と自装置のID(会議室端末ID;例えば、IPアドレス)の組をサーバ装置20に送信する。
なお、顔画像取得部302による顔画像の検出処理や顔画像の抽出処理には既存の技術を用いることができるので詳細な説明を省略する。例えば、顔画像取得部302は、CNN(Convolutional Neural Network)により学習された学習モデルを用いて、画像データの中から顔画像(顔領域)を抽出してもよい。あるいは、顔画像取得部302は、テンプレートマッチング等の手法を用いて顔画像を抽出してもよい。
音声送信部303は、参加者の音声を取得し、当該取得した音声をサーバ装置20に送信する手段である。音声送信部303は、マイク(例えば、ピンマイク)が集音した音声に関する音声ファイルを取得する。例えば、音声送信部303は、WAVファイル(Waveform Audio File)のような形式で符号化された音声ファイルを取得する。
音声送信部303は、取得した音声ファイルを解析し、当該音声ファイルに音声区間(無音ではない区間;参加者の発言)が含まれている場合に、当該音声区間を含む音声ファイルをサーバ装置20に送信する。その際、音声送信部303は、音声ファイルと共に自装置のID(会議室端末ID)を併せてサーバ装置20に送信する。
あるいは、音声送信部303は、マイクから取得した音声ファイルに会議室端末IDを付してそのままサーバ装置20に送信してもよい。この場合、サーバ装置20が取得した音声ファイルを解析し、音声を含む音声ファイルを抽出すればよい。
なお、音声送信部303は既存の「音声検出技術」を用いて参加者の発言を含む音声ファイル(無音ではない音声ファイル)を抽出する。例えば、音声送信部303は、隠れマルコフモデル(HMM;Hidden Markov Model)によりモデル化された音声パラメータ系列等を利用して音声の検出を行う。
プロフィール情報要求部304は、参加者の操作に応じて上記説明した「プロフィール提供要求」を生成し、当該要求をサーバ装置20に送信する手段である。例えば、プロフィール情報要求部304は、参加者が情報入力するためのGUIを生成する。例えば、プロフィール情報要求部304は、図10に示すような画面をディスプレイに表示する。
参加者が他者のプロフィールに関する情報提供を希望する場合、プロフィール情報要求部304は自装置のID(会議室端末ID)を含むプロフィール提供要求をサーバ装置20に送信する。
プロフィール情報要求部304は、サーバ装置20から上記要求に対する応答を取得する。プロフィール情報要求部304は、取得した応答をプロフィール情報出力部305に引き渡す。
プロフィール情報出力部305は、サーバ装置20から取得した応答に基づき他の参加者に関する参加者プロフィール情報を出力する手段である。例えば、プロフィール情報出力部305は、サーバ装置20から取得した情報を用いて、図3に示すような表示を行う。
あるいは、プロフィール情報出力部305は、図11に示すような表示をしてもよい。図11を参照すると、プロフィール情報出力部305は、点線で示されるサブ領域には各参加者に関する簡易的な表示を行う。プロフィール情報出力部305は、参加者が選択している人物(図11において一点鎖線で囲まれた人物)に関してはメイン領域に当該選択された人物のより詳細な情報を表示してもよい。なお、この場合、サーバ装置20は各参加者についてのより詳細な情報を会議室端末10に送信しておく。
あるいは、プロフィール情報出力部305は、表示する項目を切り替えるためのボタン等を設け、当該ボタンの押下に応じて表示する内容を変更してもよい。
あるいは、プロフィール情報出力部305は、参加者の顔写真の上にそのプロフィールを表示してもよい。例えば、プロフィール情報出力部305は、プロフィールに関し、顔写真の上に拡張現実(AR;Augmented Reality)のような表示を行ってもよい。
あるいは、プロフィール情報出力部305は、発言中の参加者のプロフィールを強調(例えば、当該参加者のプロフィールを拡大する、点線等で囲む)してもよい。あるいは、プロフィール情報出力部305は、他の参加者の属性(例えば、当該参加者が社外の人物や重役等の場合)に応じて、プロフィールを強調表示してもよい。あるいは、プロフィール情報出力部305は、他の参加者の連絡先に関するリンクの張られたプロフィールを表示してもよい。参加者は、当該リンクを用いて当該他の人物に連絡をしてもよい。あるいは、プロフィール情報出力部305は、プロフィールを選択し、当該選択されたプロフィールを連絡帳に登録するための「登録」ボタン等を表示してもよい。
記憶部306は、会議室端末10の動作に必要な情報を記憶する手段である。
[会議支援システムの動作]
次に、第1の実施形態に係る会議支援システムの動作について説明する。
図12は、第1の実施形態に係る会議支援システムの動作の一例を示すシーケンス図である。なお、図12は、実際に会議が行われている際のシステム動作の一例を示すシーケンス図である。図12の動作に先立ち、システム利用者の登録は予め行われているものとする。
会議が始まり、参加者が着席すると、会議室端末10は、着席者の顔画像を取得し、サーバ装置20に送信する(ステップS01)。
サーバ装置20は、取得した顔画像を用いて参加者を特定する(ステップS11)。サーバ装置20は、事前に登録した複数のシステム利用者のうち会議の参加者を、当該参加者から取得された顔画像と利用者データベースに登録された顔画像を用いた照合処理により特定する。より具体的には、サーバ装置20は、取得した顔画像から計算した特徴量を照合側の特徴量、利用者データベースに登録された複数の特徴量を登録側の特徴量にそれぞれ設定し、1対N照合を実行する。サーバ装置20は、当該照合を会議への参加者(参加者が使用する会議室端末10)ごとに繰り返し、参加者リストを生成する。
会議中に、他の参加者のプロフィール等を知りたいと考える参加者は、その旨を会議室端末10に入力する。会議室端末10は、当該入力に応じて「プロフィール提供要求」をサーバ装置20に送信する(ステップS02)。
サーバ装置20は、利用者データベースを参照し、会議に参加している参加者の顔画像、プロフィール等を取得する。その後、サーバ装置20は、取得した顔画像、プロフィール等を含む応答を会議室端末10に送信する(ステップS12)。
会議室端末10は、取得した応答に基づき参加者プロフィール情報を出力する(ステップS03)。
以上のように、第1の実施形態に係るサーバ装置20は、ID生成部212により生成された利用者ID、利用者の顔画像及びプロフィールを対応付けて記憶する利用者データベースを備える。サーバ装置20のプロフィール情報提供部204は、会議に参加している参加者の利用者IDを用いて利用者データベースから当該参加者の顔画像とプロフィールを取得する。サーバ装置20は、取得した顔画像、プロフィールを参加者の使用する会議室端末10に送信する。その結果、参加者同士が初対面であっても、参加者は、面前の会議室端末10を操作し、他の参加者のプロフィール提供要求をサーバ装置20に送信すれば、他の参加者に関する情報を容易に取得できる。
[第2の実施形態]
続いて、第2の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
第2の実施形態では、利用者がプロフィールとして入力する項目のうち、全部又は一部の項目について複数の属性値(設定値)を許容する場合について説明する。例えば、システム利用者が企業の社員と大学の教授を兼務するような場合を想定し、第2の実施形態を説明する。第2の実施形態では、参加者プロフィール情報が会議室端末10に表示される際、上記複数の属性値のうち最適な属性値が自動選択される場合について説明する。
なお、第2の実施形態に係る会議支援システムの構成は第1の実施形態と同一とすることができるので図2に相当する説明を省略する。また、第2の実施形態に係る会議室端末10やサーバ装置20の処理構成も第1の実施形態と同一とすることができるので、その説明を省略する。以下、第1及び第2の実施形態の相違点を中心に説明する。なお、第1の参加者は第1の端末(例えば、会議室端末10-1)を使用し、第2の参加者は第2の端末(例えば、会議室端末10-5)を使用する。
サーバ装置20の利用者登録部202は、システム利用者のプロフィールに関し、同一の項目について複数の属性値の取得が可能である。例えば、利用者登録部202の利用者情報取得部211は、図13に示すような情報入力フォームを利用者が操作する端末に表示する。
システム利用者は、例えば、異なる組織(企業、大学等)に所属していれば、各所属組織についての情報を入力する。システム利用者は、全ての情報を入力すると「送信」ボタンを押下し、生体情報、プロフィール等をサーバ装置20に入力する。
利用者情報取得部211は、取得した利用者情報を記憶部205に格納する。
利用者登録部202のエントリ管理部214は、利用者から取得したプロフィールを含むエントリを利用者データベースに追加する。その結果、図14に示すような利用者データベースが構築される。
プロフィール情報提供部204は、プロフィール提供要求を受信すると当該プロフィール提供要求に対する応答を生成する。その際、プロフィール情報提供部204は、利用者データベースに登録されたプロフィールをなす項目のうち同一の項目(同種の項目)について複数の属性値が設定されている場合には、複数の属性値から最適な属性値を選択し、上記要求に対する応答に含める。
例えば、図14の例では、ID01の利用者に関しては、所属組織と所属部署に関してそれぞれ2つの属性値が設定されている。この場合、プロフィール情報提供部204は、ID01の利用者についてのプロフィール情報を生成する際、所属組織1及び2のうちいずれか一方と所属部署1及び2のうちいずれか一方を選択する。
プロフィール情報提供部204は、種々の基準やルールに基づいて同一項目に設定された複数の属性値から、最適な属性値を選択する。
例えば、プロフィール情報提供部204は、会議が開催されている曜日に基づいて最適な属性値を選択してもよい。
例えば、プロフィール情報提供部204は、会議の趣旨に応じて最適な属性値を選択してもよい。例えば、プロフィール提供要求を行う際に、参加者は、会議の趣旨をサーバ装置20に入力する。例えば、会議室端末10は、図10に示すGUIにおいて、「会議の趣旨」を入力する項目を表示すればよい。管理者等は、会議の趣旨と選択する属性値の関係を予めテーブル情報としてサーバ装置20に入力(登録)する。
例えば、プロフィール情報提供部204は、参加者同士の会話から最適な属性値を選択してもよい。プロフィール情報提供部204は、会議室端末10から取得した音声を解析し、会話の趣旨を判定する。具体的には、プロフィール情報提供部204は、参加者の発言からキーワードを抽出し、当該抽出されたキーワードの発言頻度を計算する。プロフィール情報提供部204は、発言頻度の高いキーワードが会話の趣旨を端的に示していると判断し、会議の趣旨を定める。
なお、管理者等は、プロフィール情報提供部204が抽出するキーワードを予めサーバ装置20に入力する。また、管理者等は、発言頻度の高いキーワードと会議の趣旨を対応付けたテーブル情報や、会議の趣旨と選択する属性値を対応付けたテーブル情報も予めサーバ装置20に入力する。なお、参加者の発言からキーワードを抽出する際、発言(音声)をテキスト化する必要があるが、当該テキスト化に関する説明は後述するテキスト化部222の説明を参照することができる。
例えば、プロフィール情報提供部204は、参加者のプロフィールから選択する属性値を決定してもよい。例えば、プロフィール情報提供部204は、情報提供の要求者の属性値と同じ属性値を選択してもよい。例えば、図14の例では、利用者ID01、ID03及びID04の所属組織は同じである。これらの利用者が同じ会議に参加し、ID03の参加者から情報提供要求を取得した場合には、プロフィール情報提供部204は、ID01の参加者に関する所属組織を選択する際、ID03の参加者と同じ所属組織を選択する。
第2の実施形態では、サーバ装置20が同一項目に関する複数の属性値のうち最適な属性値を選択する。さらに、サーバ装置20が、会議室端末10では当該選択された属性値を参加者に提示することで利便性を向上させている。しかし、会議室端末10は、複数の属性値を表示してもよい。例えば、プロフィール情報提供部204は、複数の属性値それぞれに優先度を付与して会議室端末10に送信してもよい。例えば、プロフィール情報提供部204は、上記説明したような方法により選択した属性値の優先度を高く設定する。サーバ装置20は、優先度が付与された属性値を含むプロフィールを含む応答を会議室端末10に送信する。会議室端末10は、取得した複数の属性値を表示すると共に、優先度の高い属性値を強調するような表示をしてもよい。
上記説明では、サーバ装置20は、同一項目の複数属性値から少なくとも1以上の属性値を自動的に選択する場合について説明したが、当該自動選択は会議室端末10にて行われてもよい。この場合、サーバ装置20は、利用者データベースに登録された、会議参加者の全フィールドの属性値を会議室端末10に送信すればよい。
複数の属性値から1つの属性値が選択され、且つ、他の項目の複数属性値から1つの属性値が選択される場合、サーバ装置20は属性値の選択を連動させてもよい。例えば、勤務先の属性値として「大学」が選択された場合には連絡先の属性値として「大学」のメールアドレスを連動して選択する。
以上のように、第2の実施形態に係るサーバ装置20は、利用者のプロフィールを取得する際、同一の項目(例えば、所属組織等)について複数の属性値(例えば、勤務先の企業や大学等)の取得が可能である。サーバ装置20は、他の参加者に関するプロフィールに複数の属性値が設定されている項目が存在する場合、複数の属性値のうち少なくとも1以上の属性値を選択し、当該選択された少なくとも1以上の属性値を参加者に提供する。即ち、サーバ装置20は、同一項目に関する複数の属性値のうち最適な属性値を選択し、参加者に提供する。そのため、参加者は、他の参加者の所属等に関する正確な認識が可能となり、より適切な議論をすることができる。
[第3の実施形態]
続いて、第3の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
第3の実施形態では、参加者のプロフィール情報の表示に加え、他の参加者の発言に対する簡単な意見表明(意思表明)が行える場合について説明する。
なお、第3の実施形態に係る会議支援システムの構成は第1、第2の実施形態と同一とすることができるので図2に相当する説明を省略する。以下、第1乃至第3の実施形態の相違点を中心に説明する。
例えば、会議室端末10は、図15に示すように、参加者の顔写真と共にその発言を表示する。その際、会議室端末10は、他の参加者の発言に賛同する場合には参加者がその旨を会議室端末10に入力するようなインターフェイスを提供する。例えば、会議室端末10は、図15に示すように「同意ボタン」を表示し、当該ボタンの押下により他者の発言に対する参加者の意見を取得する。
サーバ装置20は、参加者ごとに、他者の発言に対する意見の統計情報を生成し、当該生成した統計情報を「プロフィール提供要求」に対する応答に含め会議室端末10に送信する。以降の説明において、他者の発言に対する参加者の意見に関する統計情報を「参加者意見統計情報」と表記する。例えば、サーバ装置20は、参加者U1の発言(会議全体を通しての発言)に対して各参加者が同意した発言の割合(同意率)を上記参加者意見統計情報として生成する。
会議室端末10は、受信した応答を用いて、図16に示すような表示を行う。図16のような表示に接した参加者は、自身の発言に対する他の参加者の意見(見解)を知ることができる。通常のテレビ会議では画面を通じて他の参加者の考えを知ることは難しい。参加者は、対面での会議のように相手の表情の微妙な変化を感じ取ることが難しいためである。しかし、第3の実施形態に係るサーバ装置30による会議支援により、参加者は自分の発言に対する他の参加者の意見を知ることができる。
[会議室端末]
図17は、第3の実施形態に係る会議室端末10の処理構成(処理モジュール)の一例を示す図である。図17を参照すると、第1の実施形態に係る会議室端末10の構成に意見取得部307が追加されている。
意見取得部307は、他者の発言に対する参加者の意見(自装置を操作する参加者の意見)を取得するための手段である。意見取得部307は、サーバ装置20から「発言者情報」を取得する。発言者情報の詳細は後述するが、当該情報には、発言を特定するID(後述する発言ID)、現在の発言者の顔写真、発言内容、発言者の氏名等が含まれる。
意見取得部307は、当該発言者情報に含まれる情報を表示しつつ、表示された発言に対して参加者が意見を表明するためのインターフェイスを生成する。例えば、意見取得部307は、図15に示すような「同意ボタン」を表示する。
なお、図15に示す表示は例示であって、意見取得部307による表示には種々の形態、形式が考えられる。例えば、意見取得部307は、発言に対する「不同意」を示すボタンを表示してもよい。あるいは、意見取得部307は、発言に対し同意でもなければ反対でもないことを示す「中立ボタン」を表示してもよい。
意見取得部307は、他の参加者の発言に対する参加者の考え(参加者の見解)をサーバ装置20に送信する。具体的には、意見取得部307は、参加者が意見を表明した発言の発言ID、自装置の会議室端末ID、参加者の意見(例えば、発言に同意、不同意、中立)をサーバ装置20に送信する。以降の説明において、意見取得部307からサーバ装置20に送信される情報を「参加者見解情報」と表記する。即ち、他の参加者の発言に対する自身の考え、見解をサーバ装置20に通知する情報が「参加者見解情報」である。
プロフィール情報出力部305は、サーバ装置から受信する応答に基づいてプロフィール情報を表示する。その際、プロフィール情報出力部305は、自装置の面前に座っている参加者の発言に対する他の参加者の意見に関する統計情報(参加者意見統計情報;例えば、発言に対する同意率)を表示する。例えば、プロフィール情報出力部305は、図16に示すような表示を行う。
[サーバ装置]
図18は、第3の実施形態に係るサーバ装置20の処理構成(処理モジュール)の一例を示す図である。図18を参照すると、第1の実施形態に係るサーバ装置20の構成に発言者情報送信部206と参加者意見管理部207が追加されている。
発言者情報送信部206は、参加者の発言を検出すると、当該発言に関する情報(発言者情報)を生成し、会議室端末10に送信する手段である。発言者情報送信部206は、参加者の発言を検出すると、少なくとも当該参加者による発言内容を含む発言者情報を会議室端末10(発言者が使用する会議室端末10以外の端末)に送信する。
発言者情報送信部206は、複数のサブモジュールを含む。図19は、発言者情報送信部206の処理構成の一例を示す図である。図19を参照すると、発言者情報送信部206は、音声取得部221と、テキスト化部222と、情報送信部223と、を備える。
音声取得部221は、会議室端末10から参加者の音声を取得する手段である。会議室端末10は、参加者の発言のたびに音声ファイルを生成し、自装置のID(会議室端末ID)と共に当該音声ファイルをサーバ装置20に送信する。音声取得部221は、参加者リストを参照し、取得した会議室端末IDに対応する参加者IDを特定する。音声取得部221は、特定した参加者IDと会議室端末10から取得した音声ファイルをテキスト化部222に引き渡す。
テキスト化部222は、取得した音声ファイルをテキスト化する手段である。テキスト化部222は、音声認識技術を用いて音声ファイルに記録された内容をテキスト化する。テキスト化部222は、既存の音声認識技術を用いることができるのでその詳細な説明は省略するが、概略以下のように動作する。
テキスト化部222は、音声ファイルからノイズ等を除去するためのフィルタ処理を行う。次に、テキスト化部222は、音声ファイルの音波から音素を特定する。音素は、言語の最小構成単位である。テキスト化部222は、音素の並びを特定し、単語に変換する。テキスト化部222は、単語の並びから文章を作成し、テキストファイルを出力する。なお、上記フィルタ処理の際に、所定のレベルよりも小さい音声は削除されるので、隣人の声が音声ファイルに含まれていた場合であっても当該隣人の声からテキストファイルが生成されることはない。
テキスト化部222は、参加者IDとテキストファイルを情報送信部223に引き渡す。
情報送信部223は、発言者情報を会議室端末10に送信する手段である。情報送信部223は、利用者データベースを参照し、テキスト化部222から取得した参加者IDに対応する氏名、顔画像等を取得する。
情報送信部223は、発言者の氏名、発言者の顔画像及び発言内容(発言内容のテキストファイル)を含む「発言者情報」を生成し、当該生成した発言者情報を会議室端末10に送信する。その際、情報送信部223は、発言者情報を識別するためのID(以下、発言ID)を発言者情報に含める。例えば、情報送信部223は、図20に示すような発言者情報を各会議室端末10に送信する。なお、発言IDは発言を一意に特定できる情報であれば任意の値を用いることができる。例えば、情報送信部223は、発言者情報を生成するたびに発言IDの値をインクリメントすることで発言IDを生成することができる。
また、情報送信部223は、発言者の参加者ID、発言ID及び発言内容(テキストファイル)を参加者意見管理部207に引き渡す。
参加者意見管理部207は、他者の発言に対する参加者の意見を示す情報(参加者見解情報)を管理する手段である。より具体的には、参加者意見管理部207は、他者の発言に対する各参加者の見解を記憶するデータベース(以下、参加者見解データベース)を管理する。
参加者意見管理部207は、参加者見解データベースを生成、管理するため、情報送信部223から取得した参加者ID、発言ID、発言内容に基づいて会議の議事録を生成する。具体的には、参加者意見管理部207は、発言時刻、参加者ID、発言ID及び発言内容を対応付けて記憶する。その結果、図21に示すような議事録が生成される。なお、図21では発言者の参加者IDを「発言者ID」と表記している。
参加者意見管理部207は、各会議室端末10から「参加者見解情報」を取得する。参加者意見管理部207は、当該取得した参加者見解情報を上記議事録に反映する。例えば、参加者意見管理部207は、参加者の意見が「同意」であれば当該参加者が他者の発言に対して同意した旨を議事録に追記する。
参加者意見管理部207は、発言ID(議事録に含まれる発言のなかから参加者見解情報に含まれる発言ID)に基づいて参加者が意見を表明した発言を特定する。参加者意見管理部207は、当該特定した発言に参加者の意見を反映していくことで、例えば、図22に示すようなテーブル情報(参加者見解データベース)を生成する。参加者見解データベースは、参加者による発言内容と他の参加者の見解を対応付けて管理するデータベースである。なお、図22では、各参加者が発言に対して「同意」の意見を示した場合、フラグがセットされている(「1」がセットされる)。
プロフィール情報提供部204は、会議室端末10から取得したプロフィール提供要求に応答する際、当該情報要求を送信した参加者の発言に対する他者の意見(見解)に関する統計情報を含める。具体的には、プロフィール情報提供部204は、参加者見解データベースを参照し、「参加者意見統計情報」を生成する。繰り返しとなるが、参加者意見統計情報は、他者の発言に対する参加者の意見に関する統計情報である。
プロフィール情報提供部204は、例えば、参加者意見統計情報として、他者が会議全体を通した発言に対して各参加者が同意した発言の割合(同意率)を生成する。つまり、プロフィール情報提供部204は、参加者による発言のうち他の参加者が同意した発言の割合を同意率として計算する。
プロフィール情報提供部204は、一の参加者(プロフィール情報提供要求の送信元である会議室端末10を操作する参加者)の発言総数を、参加者見解データベースを参照して計算する。具体的には、プロフィール情報提供部204は、参加者見解データベースのエントリのうち上記一の参加者に対応する発言者ID(参加者ID)の総数を計算する。さらに、プロフィール情報提供部204は、当該一の参加者以外の参加者について、上記一の参加者に対応する発言者IDのエントリのうちフラグがセットされているエントリの数を計数する。プロフィール情報提供部204は、上記計算した総数に対するフラグがセットされたエントリの割合を計算することで、各参加者の同意率を計算する。
図22の例では、発言者ID01の参加者の発言に対する他の参加者の同意率は、参加者ID02=50%、参加者ID03=100%、参加者ID04=0%となる。当該結果は、参加者ID01の参加者に発言に対して、参加者ID03の意見は賛成(肯定的)であり参加者ID04の意見は反対(否定的)であることを示す。
プロフィール情報提供部204は、上記生成した参加者意見統計情報をプロフィール提供要求の応答に含め当該要求の送信元である会議室端末10に送信する。
なお、プロフィール情報提供部204は、同意率に替えて他の指標を参加者意見統計情報として生成してもよい。例えば、他者の発言に対する「不同意率」が参加者意見統計情報として生成されてもよい。
あるいは、プロフィール情報提供部204は、時間帯ごとの「同意率」や「不同意率」を参加者意見統計情報とし生成してもよい。例えば、プロフィール情報提供部204は、所定期間ごと(例えば、10分ごと)の同意率を計算し、参加者意見統計情報として会議室端末10に送信してもよい。この場合、会議室端末10は、同意率等の時間変化を表示してもよい(図23参照)。
あるいは、プロフィール情報提供部204は、情報提供要求の参加者とは異なる拠点側の参加者意見統計情報を生成してもよい。プロフィール情報提供部204は、プロフィール情報提供の送信元を会議室端末IDから特定する。プロフィール情報提供部204は、参加者リストを参照し、当該特定した会議室端末IDとは異なる拠点側の参加者IDを特定する。プロフィール情報提供部204は、参加者見解データベースを参照し、当該特定した他の拠点側の参加者IDに関する同意率を計算する。例えば、プロフィール情報提供部204は、他の拠点側の参加者IDそれぞれについて同意率を算出し、当該算出された同意率の平均値を計算することで他の拠点側の同意率を計算する。
例えば、図2の例において、参加者U1(参加者U1が操作する会議室端末10-1)がプロフィール情報提供要求を送信すると、プロフィール情報提供部204は、拠点B全体の参加者意見統計情報を生成する。例えば、図22の例において、拠点Aの参加者U1、U2の参加者ID(発言者ID)はそれぞれID01、ID02とする。また、拠点Bの参加者U3、U4の参加者ID(発言者ID)はそれぞれID03、ID04とする。拠点Aの参加者U1の発言に対する、拠点B側の同意率は、50%(2/4)と計算される。この場合、会議室端末10は、相手側の拠点を俯瞰する表示を行うメイン領域に相手側の拠点全体の同意率(拠点同意率)を表示してもよい(図24参照)。なお、拠点同意率に関しても時間帯ごとの同意率が計算されてもよい。
[会議支援システムの動作]
次に、第3の実施形態に係る会議支援システムの動作について説明する。
図25は、第3の実施形態に係る会議支援システムの動作の一例を示すシーケンス図である。なお、図25は、実際に会議が行われている際のシステム動作の一例を示すシーケンス図であって、第1の実施形態との相違点を中心に記載されている。
会議中に参加者が発言すると、会議室端末10は、当該参加者の音声をサーバ装置20に送信する(ステップS21)。
サーバ装置20は、当該音声を取得し、その発言内容を含む「発言者情報」を生成する。サーバ装置20は、生成した発言者情報を会議室端末10に送信する(ステップS31)。
会議室端末10は、取得した発言者情報を用いて参加者の意見(発言に対する参加者の見解)を入力するための画面を表示する。具体的には、会議室端末10は、図15に示すようなインターフェイスを参加者に提供する。会議室端末10は、当該インターフェイスにより参加者の見解を取得し、その内容(例えば、同意、不同意、中立等)を含む「参加者見解情報」をサーバ装置20に送信する(ステップS22)。
サーバ装置20は、取得した参加見解情報を用いて参加者見解データベースを更新する(ステップS32)。
会議中は、上記ステップS21~S32の動作が繰り返され、各参加者の見解が参加者見解データベースに集約されていく。
会議中に、会議室端末10は、プロフィール提供要求をサーバ装置20に送信する(ステップS23)。
サーバ装置20は、プロフィール提供要求を受信したタイミングにて参加者意見統計情報を生成する(ステップS33)。
サーバ装置20は、生成した参加者意見統計情報を含む応答(プロフィール提供情報に対する応答)を会議室端末10に送信する(ステップS34)。
会議室端末10は、取得した応答に基づき参加者プロフィール情報を出力する(ステップS24)。
以上のように、第3の実施形態に係るサーバ装置は、会議の参加者が他の参加者の発言に対して表明した意見を収集し、参加者からの要求があれば、他者の意見に関する情報を当該参加者に提供する。その結果、他者の表情変化を把握することが難しいテレビ会議等であっても、参加者は会議室端末10に表示された「同意率」等を確認することで、他の参加者の考えを知ることができる。
続いて、会議支援システムを構成する各装置のハードウェアについて説明する。図26は、サーバ装置20のハードウェア構成の一例を示す図である。
サーバ装置20は、情報処理装置(所謂、コンピュータ)により構成可能であり、図26に例示する構成を備える。例えば、サーバ装置20は、プロセッサ311、メモリ312、入出力インターフェイス313及び通信インターフェイス314等を備える。上記プロセッサ311等の構成要素は内部バス等により接続され、相互に通信が可能となるように構成されている。
但し、図26に示す構成は、サーバ装置20のハードウェア構成を限定する趣旨ではない。サーバ装置20は、図示しないハードウェアを含んでもよいし、必要に応じて入出力インターフェイス313を備えていなくともよい。また、サーバ装置20に含まれるプロセッサ311等の数も図26の例示に限定する趣旨ではなく、例えば、複数のプロセッサ311がサーバ装置20に含まれていてもよい。
プロセッサ311は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)等のプログラマブルなデバイスである。あるいは、プロセッサ311は、FPGA(Field Programmable Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のデバイスであってもよい。プロセッサ311は、オペレーティングシステム(OS;Operating System)を含む各種プログラムを実行する。
メモリ312は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等である。メモリ312は、OSプログラム、アプリケーションプログラム、各種データを格納する。
入出力インターフェイス313は、図示しない表示装置や入力装置のインターフェイスである。表示装置は、例えば、液晶ディスプレイ等である。入力装置は、例えば、キーボードやマウス等のユーザ操作を受け付ける装置である。
通信インターフェイス314は、他の装置と通信を行う回路、モジュール等である。例えば、通信インターフェイス314は、NIC(Network Interface Card)等を備える。
サーバ装置20の機能は、各種処理モジュールにより実現される。当該処理モジュールは、例えば、メモリ312に格納されたプログラムをプロセッサ311が実行することで実現される。また、当該プログラムは、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記録することができる。記憶媒体は、半導体メモリ、ハードディスク、磁気記録媒体、光記録媒体等の非トランジェント(non-transitory)なものとすることができる。即ち、本発明は、コンピュータプログラム製品として具現することも可能である。また、上記プログラムは、ネットワークを介してダウンロードするか、あるいは、プログラムを記憶した記憶媒体を用いて、更新することができる。さらに、上記処理モジュールは、半導体チップにより実現されてもよい。
なお、会議室端末10もサーバ装置20と同様に情報処理装置により構成可能であり、その基本的なハードウェア構成はサーバ装置20と相違する点はないので説明を省略する。会議室端末10は、カメラ、マイクを備えている、又は、カメラやマイクが接続可能に構成されていればよい。
サーバ装置20は、コンピュータを搭載し、当該コンピュータにプログラムを実行させることでサーバ装置20の機能が実現できる。また、サーバ装置20は、当該プログラムにより会議支援方法を実行する。
[変形例]
なお、上記実施形態にて説明した会議支援システムの構成、動作等は例示であって、システムの構成等を限定する趣旨ではない。
上記実施形態では、会議室端末10にマイクを接続し、音声を送信する会議室端末10のIDにより発言者を特定している。しかし、1台のマイクを各拠点の机に設置し、当該マイクが各参加者の発言を集音してもよい。この場合、サーバ装置20は、マイクから集音した音声に関して「話者識別」を実行し、発言者の特定を行ってもよい。
上記実施形態では、机に専用の会議室端末10が設置された場合について説明したが、会議室端末10の機能は参加者が所持(所有)する端末により実現されてもよい。例えば、各参加者のそれぞれは所持する端末を用いて会議に参加してもよい。参加者は、自身の端末を操作し、会議の開始と共に自分の顔画像をサーバ装置20に送信する。また、端末は、参加者の音声をサーバ装置20に送信する。なお、サーバ装置20はプロジェクタを用いて参加者に画像、映像等を提供してもよい。
システム利用者のプロフィール(利用者の属性値)はスキャナ等を用いて入力されてもよい。例えば、利用者は、自身の名刺に関する画像を、スキャナを用いてサーバ装置20に入力する。サーバ装置20は、取得した画像に対して光学文字認識(OCR;Optical Character Recognition)処理を実行する。サーバ装置20は、得られた情報に基づき利用者のプロフィールを決定してもよい。
上記実施形態では、会議室端末10からサーバ装置20に「顔画像」に係る生体情報が送信される場合について説明した。しかし、会議室端末10からサーバ装置20に「顔画像から生成された特徴量」に係る生体情報が送信されてもよい。サーバ装置20は、取得した特徴量(特徴ベクトル)を用いて利用者データベースに登録された特徴量との間で照合処理を実行してもよい。
上記実施形態では、サーバ装置20は、会議室端末10から要求(プロフィール情報提供要求)を受信すると、他の参加者のプロフィール情報を会議室端末10に送信している。しかし、サーバ装置20は、会議の冒頭に他の参加者のプロフィール情報を各会議室端末10に送信してもよい。例えば、サーバ装置20は、会議の出席者全員の特定が終了したタイミング(参加者リストの作成が終了したタイミング)にて、各参加者のプロフィール情報を会議室端末10に送信してもよい。
サーバ装置20が、各拠点のレイアウト情報(マップ情報)を保持している場合には、当該レイアウト情報を利用して着席している人物の位置情報を会議室端末10に送信してもよい。例えば、サーバ装置20が図2に示す2つの拠点のレイアウト情報を保持していれば、会議室端末IDから出席者の位置情報が特定される。サーバ装置20は、2つの拠点を含むレイアウト情報と参加者U1~U4の位置情報を会議室端末10に送信する。当該位置情報を取得した会議室端末10は、図27に示すようなインターフェイスを生成する。会議室端末10は、図27に示すインターフェイスにより指定された人物のプロフィール情報を表示してもよい。
上記実施形態では、会議室端末10は、他の参加者のプロフィール情報を取得すると、当該プロフィール情報の表示等をする場合について説明した。会議室端末10は、当該取得したプロフィール情報を他の用途に利用してもよい。例えば、会議室端末10は、サーバ装置20から取得した同意率に基づいて、他の参加者をグループ分けしてもよい。例えば、会議室端末10は、同意率が高いグループと同意率が低いグループに参加者を分けて表示してもよい。あるいは、会議室端末10は、上記グループ分けを利用して参加者間の関係マップを作成してもよい。
サーバ装置20は、各参加者の発言回数を会議室端末10に送信してもよい。会議室端末10は、発言量を可視化してもよい。あるいは、会議室端末10は、発言量が所定の閾値よりも少ない参加者に対してはより積極的に発言を促す表示等を行ってもよい。
サーバ装置20は、各参加者の声量(声の大きさ)を会議室端末10に通知してもよい。会議室端末10は、当該通知された声量に応じて、種々の制御を実行する。例えば、会議室端末10は、声の小さい参加者に対して声を大きくするように促す表示を行う。あるいは、会議室端末10は、声が小さい人の音声を集音するマイクの増幅率(ゲイン)を上げる等の対応を行う。
サーバ装置20は、各参加者の発言を解析し、会議の論点を自動的に抽出し、当該抽出した論点を会議室端末10に送信してもよい。例えば、サーバ装置20は、各参加者の発言の中で頻繁に登場するキーワード(予め定めたキーワード)を会議の論点に設定し、会議室端末10に送信する。会議室端末10は、当該論点を表示し、参加者の意思(論点に賛成、反対)を取得するようなインターフェイスを設け、参加者の見解を取得してもよい。サーバ装置20は、各参加者の見解を収集(集約)し、集計結果を会議室端末10に提供してもよい。会議室端末10に、集計結果を表示してもよい。
上記説明で用いた流れ図(フローチャート、シーケンス図)では、複数の工程(処理)が順番に記載されているが、実施形態で実行される工程の実行順序は、その記載の順番に制限されない。実施形態では、例えば各処理を並行して実行する等、図示される工程の順番を内容的に支障のない範囲で変更することができる。
上記の実施形態は本願開示の理解を容易にするために詳細に説明したものであり、上記説明したすべての構成が必要であることを意図したものではない。また、複数の実施形態について説明した場合には、各実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよい。例えば、実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることや、実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。さらに、実施形態の構成の一部について他の構成の追加、削除、置換が可能である。
上記の説明により、本発明の産業上の利用可能性は明らかであるが、本発明は、企業等にて行われる会議等を支援するシステムなどに好適に適用可能である。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
[付記1]
会議支援システムを利用する複数の利用者それぞれのプロフィールを取得する、取得部と、
前記複数の利用者のうち会議に参加している第1の参加者に対して、前記第1の参加者が参加している会議と同じ会議に参加している第2の参加者に関するプロフィールを提供する、情報提供部と、
を備える、サーバ装置。
[付記2]
前記取得部は、前記複数の利用者それぞれの顔画像とプロフィールを取得し、
前記情報提供部は、前記第1の参加者に対して前記第2の参加者の顔画像とプロフィールを提供する、付記1に記載のサーバ装置。
[付記3]
前記取得部は、前記複数の利用者それぞれを識別する利用者IDを生成し、
前記生成された利用者ID、顔画像及びプロフィールを対応付けて記憶する利用者データベースをさらに備え、
前記情報提供部は、前記第2の参加者の利用者IDを用いて前記利用者データベースから前記第2の参加者の顔画像とプロフィールを取得する、付記2に記載のサーバ装置。
[付記4]
前記複数の利用者のうち前記第1及び第2の参加者を、前記第1及び第2の参加者から取得された顔画像と前記利用者データベースに登録された顔画像を用いた照合処理により特定する、参加者特定部をさらに備える、付記3に記載のサーバ装置。
[付記5]
会議に参加している第1の参加者が使用する第1の端末と、
前記第1の参加者が参加する会議と同じ会議に参加する第2の参加者が使用する第2の端末と、
サーバ装置と、
を含み、
前記サーバ装置は、
システムを利用する複数の利用者それぞれのプロフィールを取得する、取得部と、
前記第1の端末に対して、前記第2の参加者に関するプロフィールを提供する、情報提供部と、
を備える、会議支援システム。
[付記6]
前記取得部は、前記複数の利用者それぞれの顔画像とプロフィールを取得し、
前記情報提供部は、前記第1の端末に対して前記第2の参加者の顔画像とプロフィールを提供する、付記5に記載の会議支援システム。
[付記7]
前記取得部は、前記複数の利用者それぞれを識別する利用者IDを生成し、
前記サーバ装置は、前記生成された利用者ID、顔画像及びプロフィールを対応付けて記憶する利用者データベースをさらに備え、
前記情報提供部は、前記第2の参加者の利用者IDを用いて前記利用者データベースから前記第2の参加者の顔画像とプロフィールを取得する、付記6に記載の会議支援システム。
[付記8]
前記サーバ装置は、
前記複数の利用者のうち前記第1及び第2の参加者を、前記第1及び第2の参加者から取得された顔画像と前記利用者データベースに登録された顔画像を用いた照合処理により特定する、参加者特定部をさらに備える、付記7に記載の会議支援システム。
[付記9]
前記第1の端末は、前記第2の参加者に関するプロフィールの情報提供を前記サーバ装置に要求する、付記5乃至8のいずれか一に記載の会議支援システム。
[付記10]
前記第1の端末は、前記プロフィールの情報提供の要求に対する応答を前記サーバ装置から取得し、前記取得した応答に基づいて前記第2の参加者に関するプロフィールを表示する、付記9に記載の会議支援システム。
[付記11]
前記サーバ装置は、
前記第1の参加者の発言を検出すると、少なくとも前記第1の参加者による発言内容を含む発言者情報を前記第2の端末に送信する、発言者情報送信部をさらに備え、
前記第2の端末は、
前記第2の参加者の前記第1の参加者による発言内容に対する見解を含む見解情報を前記サーバ装置に送信し、
前記サーバ装置は、
前記第1の参加者による発言内容と前記第2の参加者の見解を対応付けて管理する参加者見解データベースをさらに備え、
情報提供部は、
前記第1の端末から前記プロフィールの情報提供の要求を取得すると、前記第2の参加者の見解に関する統計情報を含む応答を前記第1の端末に送信する、付記10に記載の会議支援システム。
[付記12]
情報提供部は、前記第1の参加者による発言のうち前記第2の参加者が同意した発言の割合を同意率として計算し、前記計算された同意率を含む応答を前記第1の端末に送信する、付記11に記載の会議支援システム。
[付記13]
前記第2の端末は、前記第2の参加者の前記第1の参加者に発言内容に対する、同意又は不同意を前記見解情報として前記サーバ装置に送信する、付記11又は12に記載の会議支援システム。
[付記14]
サーバ装置において、
会議支援システムを利用する複数の利用者それぞれのプロフィールを取得し、
前記複数の利用者のうち会議に参加している第1の参加者に対して、前記第1の参加者が参加している会議と同じ会議に参加している第2の参加者に関するプロフィールを提供する、会議支援方法。
[付記15]
サーバ装置に搭載されたコンピュータに、
会議支援システムを利用する複数の利用者それぞれのプロフィールを取得する処理と、
前記複数の利用者のうち会議に参加している第1の参加者に対して、前記第1の参加者が参加している会議と同じ会議に参加している第2の参加者に関するプロフィールを提供する処理と、
を実行させるためのプログラムを記憶する、コンピュータ読取可能な記憶媒体。
なお、引用した上記の先行技術文献の各開示は、本書に引用をもって繰り込むものとする。以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。これらの実施形態は例示にすぎないということ、及び、本発明のスコープ及び精神から逸脱することなく様々な変形が可能であるということは、当業者に理解されるであろう。即ち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得る各種変形、修正を含むことは勿論である。
10、10-1~10-8 会議室端末
20、100 サーバ装置
101 取得部
102 情報提供部
201、301 通信制御部
202 利用者登録部
203 参加者特定部
204 プロフィール情報提供部
205、306 記憶部
206 発言者情報送信部
207 参加者意見管理部
211 利用者情報取得部
212 ID生成部
213 特徴量生成部
214 エントリ管理部
221 音声取得部
222 テキスト化部
223 情報送信部
302 顔画像取得部
303 音声送信部
304 プロフィール情報要求部
305 プロフィール情報出力部
307 意見取得部
311 プロセッサ
312 メモリ
313 入出力インターフェイス
314 通信インターフェイス

Claims (6)

  1. 会議支援システムを利用する第1の会議参加者の第1プロフィール情報を取得する、利用者情報取得部と、
    取得された前記第1プロフィール情報に含まれる連絡先に関するリンク情報であって前記第1の会議参加者が参加する会議と同じ会議に参加する第2の会議参加者の端末に出力される第1のリンク情報を生成する生成部と、
    生成された前記第1のリンク情報を出力する出力部と、
    を備える、サーバ装置。
  2. 会議支援システムを利用する第1の会議参加者のプロフィール情報に含まれる連絡先に関するリンク情報を取得する取得部と、
    会議参加者のプロフィール情報が登録されているデータベースから、取得された前記リンク情報に基づいて前記第1の会議参加者のプロフィール情報に含まれる連絡先を読み出し出力する提供部と、
    を備えるサーバ装置。
  3. 会議支援システムを利用する第1の会議参加者の第1プロフィール情報を取得し、
    取得した前記第1プロフィール情報に含まれる連絡先に関するリンク情報であって前記第1の会議参加者が参加する会議と同じ会議に参加する第2の会議参加者の端末に出力される第1のリンク情報を生成し、
    生成した前記第1のリンク情報を出力する、会議支援方法。
  4. 会議支援システムを利用する第1の会議参加者のプロフィール情報に含まれる連絡先に関するリンク情報を取得し、
    会議参加者のプロフィール情報が登録されているデータベースから、取得した前記リンク情報に基づいて前記第1の会議参加者のプロフィール情報に含まれる連絡先を読み出し出力する、会議支援方法。
  5. コンピュータに、
    会議支援システムを利用する第1の会議参加者の第1プロフィール情報を取得する処理と、
    取得した前記第1プロフィール情報に含まれる連絡先に関するリンク情報であって前記第1の会議参加者が参加する会議と同じ会議に参加する第2の会議参加者の端末に出力される第1のリンク情報を生成する処理と、
    生成した前記第1のリンク情報を出力する処理と、
    を実行させるためのプログラム。
  6. コンピュータに、
    会議支援システムを利用する第1の会議参加者のプロフィール情報に含まれる連絡先に関するリンク情報を取得する処理と、
    会議参加者のプロフィール情報が登録されているデータベースから、取得した前記リンク情報に基づいて前記第1の会議参加者のプロフィール情報に含まれる連絡先を読み出し出力する処理と、
    を実行させるためのプログラム。
JP2023009261A 2020-02-27 2023-01-25 サーバ装置、会議支援方法及びプログラム Pending JP2023033634A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2023009261A JP2023033634A (ja) 2020-02-27 2023-01-25 サーバ装置、会議支援方法及びプログラム

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2020/007890 WO2021171450A1 (ja) 2020-02-27 2020-02-27 サーバ装置、会議支援システム、会議支援方法及び記憶媒体
JP2021523325A JP7218802B2 (ja) 2020-02-27 2020-02-27 サーバ装置、会議支援方法及びプログラム
JP2023009261A JP2023033634A (ja) 2020-02-27 2023-01-25 サーバ装置、会議支援方法及びプログラム

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021523325A Division JP7218802B2 (ja) 2020-02-27 2020-02-27 サーバ装置、会議支援方法及びプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023033634A true JP2023033634A (ja) 2023-03-10

Family

ID=77491090

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021523325A Active JP7218802B2 (ja) 2020-02-27 2020-02-27 サーバ装置、会議支援方法及びプログラム
JP2023009261A Pending JP2023033634A (ja) 2020-02-27 2023-01-25 サーバ装置、会議支援方法及びプログラム

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021523325A Active JP7218802B2 (ja) 2020-02-27 2020-02-27 サーバ装置、会議支援方法及びプログラム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20230048703A1 (ja)
JP (2) JP7218802B2 (ja)
WO (1) WO2021171450A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6856960B1 (ja) * 2020-06-30 2021-04-14 株式会社 ハンモック 名刺交換方法及び装置
KR102609744B1 (ko) * 2020-12-29 2023-12-05 주식회사 카카오 사용자 프로필 관리 방법 및 장치

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06121310A (ja) * 1992-10-05 1994-04-28 Ricoh Co Ltd テレビ会議装置
US5852807A (en) * 1993-11-24 1998-12-22 Intel Corporation Method and apparatus for modeling business card exchanges in a point-to-point or a multi-point personal computer conference
JP2003006131A (ja) 2001-06-26 2003-01-10 Daiko Advertising Inc リアルタイム対話システム
JP2003339033A (ja) * 2002-05-17 2003-11-28 Pioneer Electronic Corp ネットワーク会議システム、ネットワーク会議方法およびネットワーク会議プログラム
US7847815B2 (en) * 2006-10-11 2010-12-07 Cisco Technology, Inc. Interaction based on facial recognition of conference participants
CN102647577A (zh) * 2011-02-16 2012-08-22 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 远程会议管理系统及管理方法
US9007427B2 (en) * 2011-12-14 2015-04-14 Verizon Patent And Licensing Inc. Method and system for providing virtual conferencing
CN102572356B (zh) * 2012-01-16 2014-09-03 华为技术有限公司 记录会议的方法和会议系统
US20180232566A1 (en) * 2017-02-15 2018-08-16 Cisco Technology, Inc. Enabling face recognition in a cognitive collaboration environment
JP7056055B2 (ja) * 2017-09-27 2022-04-19 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 情報処理装置、情報処理システム及びプログラム
CN108495143A (zh) * 2018-03-30 2018-09-04 百度在线网络技术(北京)有限公司 视频推荐的方法和装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2021171450A1 (ja) 2021-09-02
JPWO2021171450A1 (ja) 2021-09-02
US20230048703A1 (en) 2023-02-16
JP7218802B2 (ja) 2023-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2023033634A (ja) サーバ装置、会議支援方法及びプログラム
JP6866860B2 (ja) 電子会議システム
US8791977B2 (en) Method and system for presenting metadata during a videoconference
JP2021044814A (ja) 電子会議システム
JP2019061594A (ja) 会議支援システムおよび会議支援プログラム
US9530067B2 (en) Method and apparatus for storing and retrieving personal contact information
JP2007282072A (ja) 電子会議システム、電子会議支援プログラム、電子会議支援方法、電子会議システムにおける情報端末装置
JP2005277462A (ja) 会議支援システム、議事録生成方法、およびコンピュータプログラム
JP2008262046A (ja) 会議可視化システム、会議可視化方法、及び集計処理サーバ
TW201327449A (zh) 用以將虛擬的社交網路帶入至真實生活中之社交系統及方法
JP2024026295A (ja) 音声映像ストリームからのプライバシーに配慮した会議室でのトランスクリプション
JP5030868B2 (ja) 会議音声録音システム
JP2005080110A (ja) 音声会議システム、音声会議端末装置およびプログラム
JP7464107B2 (ja) サーバ装置、会議支援システム、会議支援方法及びプログラム
JP4735640B2 (ja) 音声会議システム
JP7163968B2 (ja) サーバ装置、会議支援システム、会議支援方法及びプログラム
WO2021171613A1 (ja) サーバ装置、会議支援システム、会議支援方法及びプログラム
JP2022075662A (ja) 情報抽出装置
KR20190029999A (ko) 멀티 커넥션을 통한 회의록 생성 시스템 및 그 방법
JP2022075661A (ja) 情報抽出装置
TWM608957U (zh) 一種具有發言自動書記之智慧型會議室系統
WO2021171447A1 (ja) サーバ装置、会議支援システム、会議支援方法及びプログラム
JP7371759B2 (ja) サーバ装置、会議支援システム、会議支援方法及びプログラム
JP6986589B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
JP2018054926A (ja) 音声対話装置および音声対話方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240130

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240308

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240402