JP2023032266A - 送信機 - Google Patents

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Abstract

【課題】外輪アセンブリに設けられた送信機と内輪アセンブリに設けられた送信機とを判定装置に判定させること。【解決手段】タイヤ状態監視装置は、LFイニシエータと、送信機と、受信機と、を備える。送信機は、加速度センサと、送信回路と、送信機用制御装置と、を備える。送信機用制御装置は、加速度センサの検出結果から送信機がホイールアセンブリセットの回転位置のうち一定位置に位置していることを検知する。送信機用制御装置は、送信機がホイールアセンブリセットの一定位置に位置していることを検知したときに、LFイニシエータによって送信されたLF信号の受信強度を測定する。送信機用制御装置は、受信強度を示す情報を含む無線信号を送信回路から送信する。【選択図】図5

Description

本開示は、送信機に関する。
特許文献1に開示の車両は、タイヤ状態監視装置を備える。車両は、複数のホイールアセンブリを備える。タイヤ状態監視装置は、送信機と、受信機と、LFイニシエータと、を備える。送信機は、ホイールアセンブリに設けられている。LFイニシエータは、送信機にLF信号を送信する。送信機は、LFイニシエータから送信されたLF信号を受信すると、LF信号の受信強度を求める。送信機は、受信強度を示す情報を含む無線信号を受信機に送信する。受信機は、無線信号を受信する。受信機は、受信強度から、各送信機がいずれのホイールアセンブリに設けられているかを特定する。
特開2007-15491号公報
車両は、ホイールアセンブリセットを備える場合がある。ホイールアセンブリセットは、2つのホイールアセンブリを備える。車軸の両端のそれぞれに対して、ホイールアセンブリセットが備える2つのホイールアセンブリが取り付けられる。この場合、ホイールアセンブリセットが備える2つのホイールアセンブリのそれぞれに送信機が設けられる。また、ホイールアセンブリセットの取付位置に対応してLFイニシエータが設けられる。ホイールアセンブリセットの回転に伴い各送信機とLFイニシエータとの相対位置が変化する。このため、ホイールアセンブリセットに設けられた2つの送信機では、受信強度の強弱関係がホイールアセンブリセットの回転によって変化するおそれがある。結果として、受信機が、各送信機がいずれのホイールアセンブリに設けられているかを特定できないおそれがある。
上記課題を解決する送信機は、車両が備えるホイールアセンブリセットであって、外輪アセンブリ及び車幅方向において前記外輪アセンブリよりも内側に設けられた内輪アセンブリを備えるホイールアセンブリセットに用いられ、前記外輪アセンブリ及び前記内輪アセンブリのそれぞれに設けられるように構成された送信機であって、前記送信機は、前記送信機が前記ホイールアセンブリセットの回転位置のうち一定位置に位置していることを検知可能な加速度センサと、無線信号を送信する送信回路と、送信機用制御装置と、を備え、前記送信機用制御装置は、前記送信機が前記一定位置に位置していることを検知したときに、前記車両に設けられたLFイニシエータであって前記ホイールアセンブリセットの取付位置に対応して設けられたLFイニシエータによって送信されたLF信号の受信強度を測定し、前記車両に設けられた判定装置であって前記内輪アセンブリに設けられた前記送信機と前記外輪アセンブリに設けられた前記送信機とを前記受信強度から判定する判定装置に、前記受信強度を示す情報を含む前記無線信号を前記送信回路から送信する。
ホイールアセンブリセットの回転によりLFイニシエータと各送信機との相対位置が変化する場合であっても、送信機用制御装置は、LFイニシエータと各送信機との相対位置が一定のときに受信強度を測定することができる。外輪アセンブリに設けられた送信機で測定される受信強度と内輪アセンブリに設けられた送信機で測定される受信強度との強弱関係がホイールアセンブリセットの回転によって変化することを抑制できる。送信機用制御装置は、受信強度を示す情報を判定装置に送信する。これにより、外輪アセンブリに設けられた送信機と内輪アセンブリに設けられた送信機とを判定装置に判定させることができる。
本発明によれば、外輪アセンブリに設けられた送信機と内輪アセンブリに設けられた送信機とを判定装置に判定させることができる。
実施形態における車両の概略構成図である。 図1の各ホイールアセンブリに設けられる送信機の概略構成図である。 図2の送信機が備える加速度センサの検出軸を示す図である。 図1の受信機が行う第1輪位置特定処理を示すフローチャートである。 図2の送信機が行う一定位置測定処理を示すフローチャートである。 図1の受信機が行う第2輪位置特定処理を示すフローチャートである。 外輪アセンブリの送信機が受信強度を測定する際のLFイニシエータと送信機との距離を示す図である。
以下、送信機の一実施形態について説明する。
図1に示すように、車両10は、複数の車軸11,14と、複数のホイールアセンブリ21と、複数のホイールアセンブリセット31と、表示部80と、を備える。以下の説明において、「前」、「後」、「右」、「左」等の用語で表される向きは、車両10を基準として定義される。
車軸11,14は、2つ設けられている。2つの車軸11,14は、前後方向に並んで設けられている。2つの車軸11,14をそれぞれ、第1車軸11、第2車軸14とする。第1車軸11は、第2車軸14よりも前方に設けられている。第1車軸11の両端のそれぞれを第1位置12、第2位置13とする。第2車軸14の両端のそれぞれを第3位置15、第4位置16とする。第3位置15は、第2車軸14の右端である。第4位置16は第2車軸14の左端である。
ホイールアセンブリ21は、車輪22と、車輪22に装着されたタイヤ23と、を備える。ホイールアセンブリ21は、第1位置12及び第2位置13のそれぞれに1つずつ取り付けられている。ホイールアセンブリ21は、シングルタイヤ構造である。シングルタイヤ構造とは、第1車軸11の両端のそれぞれに対して、1つのホイールアセンブリ21が取り付けられる構造である。
ホイールアセンブリセット31は、2つのホイールアセンブリ32,35を備える。2つのホイールアセンブリ32,35は、外輪アセンブリ32と、内輪アセンブリ35と、を含む。内輪アセンブリ35は、外輪アセンブリ32よりも車幅方向の内側に設けられている。外輪アセンブリ32及び内輪アセンブリ35は、それぞれ、車輪33と、車輪33に装着されたタイヤ34と、を備える。ホイールアセンブリセット31は、第3位置15及び第4位置16のそれぞれに1つずつ取り付けられている。第3位置15及び第4位置16は、ホイールアセンブリセット31が取り付けられる取付位置である。ホイールアセンブリセット31は、ダブルタイヤ構造である。ダブルタイヤ構造とは、車軸14の両端のそれぞれに対して、2つのホイールアセンブリ32,35が取り付けられる構造である。適宜、第3位置15に取り付けられた内輪アセンブリ35を第1内輪アセンブリ35R、第3位置15に取り付けられた外輪アセンブリ32を第1外輪アセンブリ32Rと称する。適宜、第4位置16に取り付けられた内輪アセンブリ35を第2内輪アセンブリ35L、第4位置16に取り付けられた外輪アセンブリ32を第2外輪アセンブリ32Lと称する。
車両10は、タイヤ状態監視装置40を備える。タイヤ状態監視装置40は、LFイニシエータ41,42,43,44と、送信機51と、受信機71と、を備える。
LFイニシエータ41~44は、第1位置12~第4位置16のそれぞれに対応して1つずつ設けられている。LFイニシエータ41~44は、第1LFイニシエータ41と、第2LFイニシエータ42と、第3LFイニシエータ43と、第4LFイニシエータ44と、を含む。第1LFイニシエータ41は、第1位置12に対応して設けられている。第2LFイニシエータ42は、第2位置13に対応して設けられている。第3LFイニシエータ43は、第3位置15に対応して設けられている。第4LFイニシエータ44は、第4位置16に対応して設けられている。第3LFイニシエータ43から第1内輪アセンブリ35Rまでの距離は、第3LFイニシエータ43から第1外輪アセンブリ32Rまでの距離よりも短い。第4LFイニシエータ44から第2内輪アセンブリ35Lまでの距離は、第4LFイニシエータ44から第2外輪アセンブリ32Lまでの距離よりも短い。第3LFイニシエータ43及び第4LFイニシエータ44は、ホイールアセンブリセット31の取付位置に対応して設けられている。
LFイニシエータ41~44は、例えば、車両10が備えるフレームに設けられている。LFイニシエータ41~44は、例えば、フェライトコアに電線を所定回数だけ巻回した送信コイルと、共振周波数に同調させるためのコンデンサと、を備える。LFイニシエータ41~44は、LF信号を送信可能である。LF信号は、LF(Low Frequency)帯の電波である。LF帯は、例えば、30kHz~300kHzの周波数帯を意味する。
図2に示すように、各送信機51は、圧力センサ52と、温度センサ53と、加速度センサ54と、送信機用制御装置56と、送信回路59と、送信アンテナ60と、LF受信回路61と、LF受信アンテナ62と、を備える。送信機51は、各ホイールアセンブリ21,32,35に1つずつ設けられている。送信機51は、例えば、タイヤバルブに一体に設けられることによって各車輪22,33に設けられている。
圧力センサ52は、対応するタイヤ23,34の圧力を検出する。温度センサ53は、対応するタイヤ23,34内の温度を検出する。
図3に示すように、加速度センサ54は、検出軸55を備える。加速度センサ54は、検出軸55に沿う方向への加速度を検出する。本実施形態の加速度センサ54は、1軸の加速度センサである。加速度センサ54は、遠心加速度を検出できるように配置されている。本実施形態では、送信機51が各ホイールアセンブリ21,32,35の最下位置にある場合に、加速度センサ54の検出軸55が鉛直方向を向くように加速度センサ54が設けられている。
図2に示すように、送信機用制御装置56は、プロセッサ57と、送信機用記憶部58と、を備える。プロセッサ57としては、例えば、MPU(Micro Processing Unit)、CPU(Central Processing Unit)、及びDSP(Digital Signal Processor)を挙げることができる。送信機用記憶部58は、RAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)を含む。送信機用記憶部58は、処理をプロセッサ57に実行させるように構成されたプログラムコード又は指令を格納している。送信機用制御装置56は、ASICやFPGA等のハードウェア回路によって構成されていてもよい。処理回路である送信機用制御装置56は、コンピュータプログラムに従って動作する1つ以上のプロセッサ、ASICやFPGA等の1つ以上のハードウェア回路、或いは、それらの組み合わせを含み得る。ROM及びRAMすなわちコンピュータ可読媒体は、汎用または専用のコンピュータでアクセスできるあらゆる利用可能な媒体を含む。送信機用記憶部58は、対応する送信機51の固有の識別情報を示すIDコードを記憶している。
送信機用制御装置56は、圧力センサ52から圧力データを取得する。送信機用制御装置56は、温度センサ53から温度データを取得する。送信機用制御装置56は、送信フレームに、圧力データ、温度データ、及びIDコードを格納する。圧力データは、圧力センサ52によって検出された圧力を示すデータである。温度データは、温度センサ53によって検出された温度を示すデータである。送信機用制御装置56は、送信フレームを送信回路59に入力する。
送信回路59は、送信機用制御装置56から入力された送信フレームに応じた変調を行った無線信号を送信アンテナ60から送信する。これにより、送信回路59からIDコードを含む無線信号が送信される。無線信号は、所定の周波数帯の信号である。周波数帯としては、例えば、LF帯、MF帯、HF帯、VHF帯、UHF帯、及び2.4GHz帯を挙げることができる。
LF受信回路61は、LFイニシエータ41~44から送信されたLF信号を受信する。LF受信回路61は、LF受信アンテナ62を介して受信するLF信号の復調を行う。LF受信回路61は、復調により得られたデータを送信機用制御装置56に出力する。
LF受信回路61は、強度測定回路63を備える。強度測定回路63は、LF受信アンテナ62により受信されたLF信号の電界強度を測定する。強度測定回路63は、電界強度をアナログ/デジタル変換することで得られたLF信号の受信強度を送信機用制御装置56に出力する。
LF受信回路61がLF信号を受信すると、送信機用制御装置56は、LF信号の受信強度を示すデータ、及びIDコードを送信フレームに格納する。この送信フレームは、圧力データ及び温度データが格納された送信フレームと同一のフレームであってもよいし、圧力データ及び温度データが格納された送信フレームとは別のフレームであってもよい。送信機用制御装置56は、LF信号の受信強度を示すデータが格納された送信フレームを送信回路59に入力することで、受信強度を示す情報を含む無線信号を送信する。
図1に示すように、受信機71は、受信機用制御装置72と、受信アンテナ76と、受信回路77と、駆動回路78と、を備える。受信機71は、車両10に搭載されている。
受信機用制御装置72は、プロセッサ74と、記憶部75と、を備える。プロセッサ74としては、例えば、MPU、CPU、及びDSPを挙げることができる。記憶部75は、ROM、RAM、及び書き換え可能な不揮発性記憶媒体を含む。記憶部75は、処理をプロセッサ74に実行させるように構成されたプログラムコード又は指令を格納している。受信機用制御装置72は、ASICやFPGA等のハードウェア回路によって構成されていてもよい。処理回路である受信機用制御装置72は、コンピュータプログラムに従って動作する1つ以上のプロセッサ、ASICやFPGA等の1つ以上のハードウェア回路、或いは、それらの組み合わせを含み得る。ROM及びRAMすなわちコンピュータ可読媒体は、汎用または専用のコンピュータでアクセスできるあらゆる利用可能な媒体を含む。
受信アンテナ76は、各送信機51から送信された無線信号を受信する。受信回路77は、受信アンテナ76を介して受信された無線信号を復調して、データを得る。受信回路77は、データを受信機用制御装置72に出力する。これにより、受信機用制御装置72は、圧力データ、温度データ、及びIDコードを取得する。また、受信機用制御装置72は、送信機51で測定されたLF信号の受信強度を示す情報を得る。受信機用制御装置72は、タイヤ23,34に異常が生じている場合に、表示部80による報知を行う。表示部80は、例えば、車両10の搭乗者の視認可能な位置に配置される。
駆動回路78は、LFイニシエータ41~44に接続されている。駆動回路78は、LFイニシエータ41~44にLF信号を送信させるための回路である。駆動回路78は、受信機用制御装置72によって制御される。受信機用制御装置72は、駆動回路78を制御することによってLFイニシエータ41~44にLF信号を送信させる。この際、受信機用制御装置72は、4つのLFイニシエータ41~44に個別にLF信号を送信させることができる。即ち、受信機用制御装置72は、4つのLFイニシエータ41~44のうち2つ以上が同時にLF信号を送信しないように駆動回路78を制御可能である。
受信機用制御装置72は、第1輪位置特定処理を行う。第1輪位置特定処理とは、各車輪22,33と各送信機51のIDコードとの対応付けを行うことである。各車輪22,33と各送信機51のIDコードとの対応付けは、各ホイールアセンブリ21,32,35と各送信機51のIDコードとの対応付けともいえる。各ホイールアセンブリ21,32,35と各送信機51のIDコードとの対応付けとは、6つの送信機51のそれぞれが6つのホイールアセンブリ21,32,35のうちいずれのホイールアセンブリ21,32,35に設けられているかを特定することともいえる。各ホイールアセンブリ21,32,35と各送信機51のIDコードとの対応付けとを行うことで、受信機用制御装置72は、タイヤ23,34の圧力をホイールアセンブリ21,32,35の位置に対応付けて表示部80に表示することができる。また、受信機用制御装置72は、タイヤ23,34に異常が生じた場合に、異常が生じたタイヤ23,34の位置を表示部80に表示することができる。第1輪位置特定処理は、例えば、スタートスイッチの操作により車両10が停止状態から起動状態にされたときに行われる。スタートスイッチは、イグニッションスイッチとも呼ばれる。第1輪位置特定処理は、車両10が走行していない状態であっても行われる。
図4に示すように、ステップS1において、受信機用制御装置72は、駆動回路78を制御することでLFイニシエータ41~44にLF信号を送信させる。受信機用制御装置72は、第1LFイニシエータ41~第4LFイニシエータ44からLF信号が送信されるタイミングがずれるように駆動回路78を制御する。
次に、ステップS2において、受信機用制御装置72は、IDコードとホイールアセンブリ21,32,35との対応付けを行う。
受信機用制御装置72が第1LFイニシエータ41からLF信号を送信すると、第1位置12に取り付けられたホイールアセンブリ21の送信機51から無線信号が送信される。受信機用制御装置72は、この無線信号の復調により得られたIDコードを第1位置12に取り付けられたホイールアセンブリ21に対応付ける。
受信機用制御装置72が第2LFイニシエータ42からLF信号を送信すると、第2位置13に取り付けられたホイールアセンブリ21の送信機51から無線信号が送信される。受信機用制御装置72は、この無線信号の復調により得られたIDコードを第2位置13に取り付けられたホイールアセンブリ21に対応付ける。
受信機用制御装置72が第3LFイニシエータ43からLF信号を送信すると、第3位置15に取り付けられたホイールアセンブリセット31の2つの送信機51から無線信号が送信される。受信機用制御装置72は、この無線信号の復調により2つのIDコード、及び2つのIDコードのそれぞれに対応付けられた受信強度を示す情報を取得する。受信機用制御装置72は、2つの送信機51の受信強度の強弱を比較する。受信機用制御装置72は、受信強度の強いほうの送信機51が第1内輪アセンブリ35Rに設けられていると判定する。受信機用制御装置72は、受信強度の弱いほうの送信機51が第1外輪アセンブリ32Rに設けられていると判定する。従って、受信機用制御装置72は、2つの送信機51から取得した受信強度のうち強い方の受信強度と同一の送信フレームに格納されたIDコードを第1内輪アセンブリ35Rに対応付ける。受信機用制御装置72は、2つの送信機51から取得した受信強度のうち弱い方の受信強度と同一の送信フレームに格納されたIDコードを第1外輪アセンブリ32Rに対応付ける。
受信機用制御装置72が第4LFイニシエータ44からLF信号を送信すると、第4位置16に取り付けられたホイールアセンブリセット31の2つの送信機51から無線信号が送信される。受信機用制御装置72は、この無線信号の復調により2つのIDコード、及び2つのIDコードのそれぞれに対応付けられた受信強度を示す情報を取得する。受信機用制御装置72は、2つの送信機51から取得した受信強度のうち強い方の受信強度と同一の送信フレームに格納されたIDコードを第2内輪アセンブリ35Lに対応付ける。受信機用制御装置72は、2つの送信機51から取得した受信強度のうち弱い方の受信強度と同一の送信フレームに格納されたIDコードを第2外輪アセンブリ32Lに対応付ける。
上記したように、受信機用制御装置72は、内輪アセンブリ35に設けられた送信機51と外輪アセンブリ32に設けられた送信機51とを受信強度から判定している。受信機71は判定装置である。
次に、ステップS3において、受信機用制御装置72は、ステップS2で特定したIDコードとホイールアセンブリ21,32,35との対応関係を記憶部75に記憶する。
次に、受信機用制御装置72は、第2輪位置特定処理を行う。第2輪位置特定処理は、第1輪位置特定処理によってIDコードとホイールアセンブリ21,32,35との対応関係が特定された後に行われる。第2輪位置特定処理は、車両10の走行中に行われる。受信機用制御装置72が第2輪位置特定処理を行う際には、送信機用制御装置56が一定位置測定処理を行う。一定位置測定処理について説明を行う。
一定位置測定処理は、車両10の走行中に行われる。車両10が走行しているか否かは、LF信号、あるいは、加速度センサ54の検出結果から判定することができる。LF信号によって車両10が走行しているか否かを判定する場合、受信機用制御装置72は、駆動回路78を制御することでLFイニシエータ41~44からLF信号を送信する。このLF信号は、一定位置測定処理を行うことを要求する司令を含む。送信機用制御装置56は、LF信号から指令を受け取ると、車両10が走行中であると判定し、一定位置測定処理を行う。受信機用制御装置72は、例えば、車両10に搭載された電子制御ユニットとの通信により、車両10が走行していることを判定できる。
加速度センサ54の検出結果から車両10が走行していることを判定する場合、加速度センサ54によって検出された加速度が走行判定用閾値以上か否かを送信機用制御装置56が判定する。加速度センサ54によって検出された加速度が走行判定用閾値以上であれば、送信機用制御装置56は、車両10が走行していると判定する。加速度センサ54によって検出された加速度が走行判定用閾値未満であれば、送信機用制御装置56は、車両10が停止していると判定する。車両10の速度が高くなるにつれて遠心加速度が大きくなる。このため、車両10が停止しているときに加速度センサ54によって検出される加速度よりも大きい値を走行判定用閾値として設定することで車両10が走行しているか否かを判定できる。
図5に示すように、ステップS11において、送信機用制御装置56は、送信機51がホイールアセンブリ21,32,35の回転位置のうち一定位置に位置していることの検知を行う。送信機51が一定位置に位置していることは、加速度センサ54によって検出される加速度によって検知可能である。なお、ここでいう「検知可能」とは、加速度センサ54の検出結果によって、送信機51が一定位置に位置していることを送信機用制御装置56が検知可能であることを意味する。加速度センサ54には遠心加速度、及び重力加速度が作用する。重力加速度のみを考慮すると、重力加速度は、常に、鉛直方向に作用する。車輪22,33の回転に伴い加速度センサ54の検出軸55の向きは変化する。このため、検出軸55によって検出される重力加速度は車輪22,33の回転に伴い変化する。車両10が急加速や急停止しない限り、車輪22,33が1回転する間に変化する遠心加速度は極僅かである。従って、車輪22,33が1回転する間に変化する加速度は、検出軸55の向きが変わることによる重力加速度成分の変化とみなすことができる。
重力加速度は、車輪22,33が1回転する間に、+1[G]~-1[G]の間で変化する。検出軸55が鉛直方向を向く場合の重力加速度が+1[G]である。検出軸55が鉛直方向の反対方向である上方向を向く場合の重力加速度が-1[G]である。車輪22,33の回転によって検出軸55が上方向を向く位置を跨いで加速度センサ54の位置が変化すると、加速度センサ54によって検出される加速度が減少から増加に転じる。詳細にいえば、検出軸55が鉛直方向を向いている位置から、検出軸55が上方向を向いている位置に向けて加速度センサ54の位置が変化していると、加速度センサ54により検出される加速度は減少していく。これに対し、検出軸55が上方向を向いている位置から、検出軸55が鉛直方向を向いている位置に向けて加速度センサ54の位置が変化していると、加速度センサ54により検出される加速度は増加していく。送信機用制御装置56は、加速度センサ54の検出結果を所定間隔で取得する。送信機用制御装置56は、加速度センサ54の検出結果を取得する度に前回値との比較を行う。加速度センサ54の検出結果が前回値よりも増加していた場合を増加、加速度センサ54の検出結果が前回値よりも減少していた場合を減少とする。送信機用制御装置56は、減少と増加とのパターンが規定のパターンになったときに送信機51がホイールアセンブリ21,32,35の一定位置に位置していると判断する。例えば、送信機用制御装置56は、加速度センサ54の検出結果が減少から増加に転じた場合に、送信機51が一定位置に位置していると判断する。これにより、送信機用制御装置56は、送信機51がホイールアセンブリ21,32,35の一定位置に位置していることを検知する。ホイールアセンブリセット31に設けられた送信機用制御装置56は、送信機51がホイールアセンブリセット31の一定位置に位置していることを検知する。詳細にいえば、外輪アセンブリ32の送信機用制御装置56は、送信機51が外輪アセンブリ32の回転位置のうち一定位置に位置していることを検知する。内輪アセンブリ35の送信機用制御装置56は、送信機51が内輪アセンブリ35の回転位置のうち一定位置に位置していることを検知する。
次に、ステップS12において、送信機用制御装置56は、LF信号の受信強度を測定する。送信機用制御装置56は、強度測定回路63を用いてLF信号の受信強度を測定する。ステップS11とステップS12によって、送信機用制御装置56は、送信機51がホイールアセンブリ21,32,35の一定位置に位置していることを検知したときにLF信号の受信強度を測定することができる。ホイールアセンブリセット31に設けられた送信機用制御装置56は、送信機51がホイールアセンブリセット31の一定位置に位置していることを検知したときに受信強度を測定する。詳細にいえば、外輪アセンブリ32の送信機用制御装置56は、送信機51が外輪アセンブリ32の一定位置に位置していることを検知したときに受信強度を測定する。内輪アセンブリ35の送信機用制御装置56は、送信機51が内輪アセンブリ35の一定位置に位置していることを検知したときに受信強度を測定する。本実施形態の一定位置は、ホイールアセンブリセット31の最上位置である。外輪アセンブリ32の送信機用制御装置56は、送信機51が外輪アセンブリ32の最上位置に位置していることを検知したときに受信強度の測定を行う。内輪アセンブリ35の送信機用制御装置56は、送信機51が内輪アセンブリ35の最上位置に位置していることを検知したときに受信強度の測定を行う。一定位置は、誤差を許容する所定の範囲である。種々の要因によって送信機用制御装置56が一定位置を検知したときの送信機51の位置には、誤差が生じる。種々の要因には、送信機用制御装置56が加速度センサ54の検出結果を取得する頻度、及び加速度センサ54の検出誤差を含む。「一定位置」は、これらの誤差を許容するものである。一定位置は、誤差を許容する許容範囲を含む一定範囲ともいえる。
次に、ステップS13において、送信機用制御装置56は、ステップS12で測定した受信強度を示す情報を含む無線信号を送信する。詳細にいえば、送信機用制御装置56は、受信強度を示すデータ、及びIDコードを格納した送信フレームを送信回路59に入力することで、無線信号を送信する。
一定位置測定処理は、終了条件が成立するまで実行される。終了条件は、例えば、受信機71からのLF信号の受信である。受信機用制御装置72は、例えば、第2輪位置特定処理を終えると、一定位置測定処理の終了を要求する指令を含むLF信号を送信する。送信機用制御装置56は、この指令を取得した場合に、一定位置測定処理を終了してもよい。終了条件としては予め定められた時間の経過であってもよい。終了条件は、複数設定されていてもよい。送信機用制御装置56が一定位置測定処理を実行することで、送信機用制御装置56による一定位置測定方法によって一定位置での受信強度の測定が行われる。
第2輪位置特定処理について説明する。
図6に示すように、ステップS21において、受信機用制御装置72は、駆動回路78を制御することでLFイニシエータ41~44にLF信号を送信させる。ステップS21の処理は、ステップS1の処理と同様の処理である。
次に、ステップS22において、受信機用制御装置72は、IDコードとホイールアセンブリ21,32,35との対応付けを行う。ステップS22の処理は、ステップS2の処理と同様の処理である。
次に、ステップS23において、受信機用制御装置72は、ステップS22で特定した対応関係と、ステップS2で特定した対応関係とが一致するか否かを判定する。ステップS23の判定結果が肯定の場合、受信機用制御装置72は、第2輪位置特定処理を終了する。ステップS23の判定結果が否定の場合、受信機用制御装置72は、ステップS24の処理を行う。
ステップS24において、受信機用制御装置72は、ステップS22で特定したIDコードとホイールアセンブリ21,32,35との対応関係を記憶部75に記憶する。即ち、受信機用制御装置72は、ステップS2で特定した対応関係をステップS22で特定した対応関係で上書きする。ステップS2で特定した対応関係に比べて、ステップS22で特定した対応関係の優先度を高くしているといえる。ステップS24の処理を終えると、受信機用制御装置72は、第2輪位置特定処理を終了する。
本実施形態の作用について説明する。
受信機用制御装置72は、LF信号の強弱関係を利用して内輪アセンブリ35に設けられた送信機51と、外輪アセンブリ32に設けられた送信機51とを判定している。LF信号は、距離に応じて減衰する。このため、LFイニシエータ41~44から送信機51までの距離が長いほど受信強度は弱くなる。LFイニシエータ43,44から内輪アセンブリ35までの距離はLFイニシエータ43,44から外輪アセンブリ32までの距離よりも短い。このため、内輪アセンブリ35に設けられた送信機51での受信強度は、外輪アセンブリ32に設けられた送信機51での受信強度よりも強くなりやすい。しかしながら、ホイールアセンブリセット31の回転によりLFイニシエータ43,44と送信機51との相対位置が変化すると、受信強度の強弱関係が変化する場合がある。
図3に示すように、LFイニシエータ43,44から内輪アセンブリ35に設けられた送信機51までの距離を第1距離L1とする。図7に示すように、LFイニシエータ43,44から外輪アセンブリ32に設けられた送信機51までの距離を第2距離L2とする。LFイニシエータ43,44は、ホイールアセンブリセット31の中心軸よりも上方に設けられているとする。図3に示すように、送信機51が内輪アセンブリ35の最下位置に位置している場合の第1距離L1は、第2距離L2よりも長くなる場合がある。すると、内輪アセンブリ35に設けられた送信機51での受信強度が、外輪アセンブリ32に設けられた送信機51での受信強度よりも弱くなる。これにより、受信機用制御装置72が内輪アセンブリ35に設けられた送信機51と、外輪アセンブリ32に設けられた送信機51とを誤って判定する場合がある。内輪アセンブリ35に設けられた送信機51での受信強度と外輪アセンブリ32に設けられた送信機51での受信強度とが逆転しない場合であっても、両者の受信強度の差が小さくなることで判定を行えなくなる場合も生じ得る。
これに対し、本実施形態では送信機51がホイールアセンブリセット31の一定位置にあるときに受信強度の測定が行われる。これにより、LFイニシエータ43,44と内輪アセンブリ35の送信機51との相対位置、及びLFイニシエータ43,44と外輪アセンブリ32の送信機51との相対位置を一定にして受信強度の測定を行うことができる。一定位置がホイールアセンブリセット31の最上位置とすると、送信機51がホイールアセンブリセット31の最上位置にあるときに受信強度の測定が行われる。内輪アセンブリ35の送信機51が最上位置に位置しているときの第1距離L1は、外輪アセンブリ32の送信機51が最上位置に位置しているときの第2距離L2よりも短い。従って、送信機51がホイールアセンブリセット31の最上位置にあるときに受信強度の測定を行うと、内輪アセンブリ35の送信機51の受信強度は、外輪アセンブリ32の送信機51の受信強度よりも強くなる。
本実施形態の効果について説明する。
(1)ホイールアセンブリセット31の回転によりLFイニシエータ43,44と各送信機51との相対位置が変化する場合であっても、送信機用制御装置56は、LFイニシエータ43,44と送信機51との相対位置が一定のときに受信強度を測定する。ホイールアセンブリセット31の回転によって外輪アセンブリ32に設けられた送信機51で測定される受信強度と、内輪アセンブリ35に設けられた送信機51で測定される受信強度との強弱関係が変化することを抑制できる。送信機用制御装置56は、受信強度を受信機71に送信することによって、受信機71に送信機51が外輪アセンブリ32に設けられているか、内輪アセンブリ35に設けられているかを判定させることができる。
(2)受信機用制御装置72は、第1輪位置特定処理の後に、第2輪位置特定処理を行っている。第1輪位置特定処理によって車両10が起動状態にされた後に、速やかに対応関係を特定しつつ、第2輪位置特定処理によって対応関係の特定精度を向上させることができる。
実施形態は、以下のように変更して実施することができる。実施形態及び以下の変形例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・第1位置12及び第2位置13にもホイールアセンブリセット31が取り付けられていてもよい。この場合であっても、実施形態と同様の手法により、受信機用制御装置72は、各送信機51が外輪アセンブリに設けられているか内輪アセンブリに設けられているかを判定することができる。
・加速度センサ54として、2軸の加速度センサを用いてもよいし、3軸の加速度センサを用いてもよい。
・送信機51は、タイヤ23,34に貼り付けられることによってホイールアセンブリ21,32,35に設けられていてもよい。
・一定位置は、検出軸55が鉛直方向を向く位置であってもよい。この場合、送信機用制御装置56は、加速度センサ54の検出結果が増加から減少に転じた場合に送信機51が一定位置に位置していると判断すればよい。
・外輪アセンブリ32の送信機51と、内輪アセンブリ35の送信機51とで一定位置を異なる位置としてもよい。例えば、外輪アセンブリ32の送信機51では外輪アセンブリ32の最下位置を一定位置とし、内輪アセンブリ35の送信機51では内輪アセンブリ35の最上位置を一定位置としてもよい。即ち、一定位置は、外輪アセンブリ32の送信機51と内輪アセンブリ35の送信機51とで受信強度の強弱が生じる位置であれば、任意の位置に設定してもよい。
・ホイールアセンブリ21に設けられる送信機51と、ホイールアセンブリセット31に設けられる送信機51とは異なる送信機51であってもよい。例えば、ホイールアセンブリ21に設けられる送信機51は、一定位置測定処理を行わない送信機であってもよい。
・一定位置測定処理を行う送信機51は、ホイールアセンブリセット31に設けられた送信機51のみであってもよい。
・受信機用制御装置72は、第2輪位置特定処理をホイールアセンブリセット31に対してのみ行ってもよい。
・受信機用制御装置72は、第1輪位置特定処理を行うことなく、第2輪位置特定処理のみによってIDコードとホイールアセンブリ21,32,35との対応関係を特定してもよい。
・車両10は、3つ以上の車軸を備えていてもよい。この場合、3つの車軸のそれぞれにホイールアセンブリセット31が取り付けられていてもよい。3つの車軸のそれぞれに対応してLFイニシエータを設けることで、受信機用制御装置72は、IDコードとホイールアセンブリ32,35との対応関係を特定できる。
・LFイニシエータ41~44は、ホイールアセンブリ21,32,35の周辺であれば、どのような位置に設けられていてもよい。ホイールアセンブリ21,32,35の周辺とは、送信機51にLF信号を受信させることができる位置である。例えば、LFイニシエータ41~44は、フェンダーに設けられていてもよい。
10…車両、31…ホイールアセンブリセット、32…外輪アセンブリ、35…内輪アセンブリ、43,44…LFイニシエータ、51…送信機、54…加速度センサ、56…送信機用制御装置、59…送信回路、71…判定装置としての受信機。

Claims (1)

  1. 車両が備えるホイールアセンブリセットであって、外輪アセンブリ及び車幅方向において前記外輪アセンブリよりも内側に設けられた内輪アセンブリを備えるホイールアセンブリセットに用いられ、前記外輪アセンブリ及び前記内輪アセンブリのそれぞれに設けられるように構成された送信機であって、
    前記送信機は、
    前記送信機が前記ホイールアセンブリセットの回転位置のうち一定位置に位置していることを検知可能な加速度センサと、
    無線信号を送信する送信回路と、
    送信機用制御装置と、を備え、
    前記送信機用制御装置は、
    前記送信機が前記一定位置に位置していることを検知したときに、前記車両に設けられたLFイニシエータであって前記ホイールアセンブリセットの取付位置に対応して設けられたLFイニシエータによって送信されたLF信号の受信強度を測定し、
    前記車両に設けられた判定装置であって前記内輪アセンブリに設けられた前記送信機と前記外輪アセンブリに設けられた前記送信機とを前記受信強度から判定する判定装置に、前記受信強度を示す情報を含む前記無線信号を前記送信回路から送信する、送信機。
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