JP2023032257A - 振動篩機 - Google Patents

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Abstract

【課題】篩下の粉体回収量の増加を容易に図ることができる振動篩機を提供する。【解決手段】網具40が組み込まれた状態の篩枠体7を振動させることにより、網具40上に投下された分級対象の粉体を篩い分ける振動篩機1であって、粉体に振動を付与可能に篩枠体7の両側に配設されるバイブレータ30を備え、バイブレータ30は、二極モータ31と偏心ウエイト32とを有するものとする。【選択図】図2

Description

本発明は、網具が組み込まれた状態の篩枠体を振動させることにより、網具上に投下された分級対象の粉体を篩い分ける振動篩機に関する。
この種の振動篩機として、篩枠体の両側にバイブレータ(振動モータ)が配設された直下型の振動篩機が知られている(例えば、特許文献1を参照)。この直下型の振動篩機においては、バイブレータの作動により、篩枠体を介して網具上の粉体に対し振動を与えることで篩い分けを行うように構成されており、機体高さを低く抑えることができるという利点を有している。
ここで、篩い分けとは、網具上に投下された粉体を、網目を通る粉体(篩下)と、網目を通らない粉体(篩上)とに分ける操作のことである。
特許文献1の振動篩機において、バイブレータは、四極モータ(誘導電動機)と偏心ウエイトとを備えて構成されている。特許文献1の振動篩機によれば、バイブレータの作動に伴う篩枠体の振動により、網具上の粉体が跳ね上げられその後網に衝突することで凝集状態にある粉体が解砕・分散されるため、篩下として回収できる粉体の量を増すことができる。
国際公開第2019/082644号
特許文献1の振動篩機においては、篩枠体と共に網具が振動する。網具の振幅は、網具の構造上、外周寄りの部分よりも中央部の方が相対的に大きい。このため、一般に網具の外周寄りの部分は分級効率が低いが、中央部の方に向かうに従って分級効率が向上する。従って、篩下の粉体回収量の増加を図るためには、網具の中央部及びその付近を用いて粉体を篩い分けることが重要である。
しかし、分級対象の粉体を網具の中央部に投下しても、粉体の粒径や密度、凝集力等の分級対象側の条件によっては、篩枠体の振幅の大きさの影響が過剰に作用してしまい、すなわち網具の中央部から外周寄りの部分へと粉体を弾き出すような作用が強くなり過ぎてしまい、粉体投下後程なくして網具の中央部から外周寄りの部分へと粉体が流れてしまい、篩下の粉体回収量の増加を思うように図ることができない。
そこで、四極モータの回転数を大きくすることにより、モータ回転数に比例する篩枠体の振動数を大きくするようにすれば、篩枠体の振動数の二乗に反比例する篩枠体の振幅を効果的に小さくすることができ、篩枠体の振幅が小さくなれば、網具の中央部から外周寄りの部分に向かって粉体を弾き出すような作用が抑えられるので、網具の中央部及びその付近に長く留まる粉体の量が増え、粉体回収量の増加を図ることができると考えられる。
ところで、モータ回転数は、極数に反比例する。このため、比較的極数が多い四極モータでは、回転数を大きくすることが構造上困難である。従って、特許文献1の振動篩機では、篩下の粉体回収量の増加を思うように図ることができない。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、篩下の粉体回収量の増加を容易に図ることができる振動篩機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明に係る振動篩機の特徴構成は、
網具が組み込まれた状態の篩枠体を振動させることにより、前記網具上に投下された分級対象の粉体を篩い分ける振動篩機であって、
前記粉体に振動を付与可能に前記篩枠体の両側に配設されるバイブレータを備え、
前記バイブレータは、二極モータと偏心ウエイトとを有することにある。
本構成の振動篩機によれば、二極モータと偏心ウエイトとを有するバイブレータの作動により、篩枠体の両側から篩枠体を介して網具上の粉体に対し振動が与えられて篩い分けが行われる。二極モータは、極数が最小のモータであり、回転数を大きくすることが構造上容易である。このため、二極モータの回転数を大きくして、二極モータの回転数に比例する篩枠体の振動数を大きくすることにより、篩枠体の振動数の二乗に反比例する篩枠体の振幅を効果的に小さくすることができる。篩枠体の振幅が小さくなれば、網具の中央部から外周寄りの部分に向かって粉体を弾き出すような作用が抑えられるので、網具の中央部及びその付近に長く留まる粉体の量が増えることになる。従って、篩下の粉体回収量の増加を容易に図ることができる。
本発明に係る振動篩機において、
前記粉体の篩い分けを行う篩分モードと前記粉体の排出を行う排出モードとを切り替えるモード切替手段と、
前記二極モータを制御するモータ制御手段と、
をさらに備え、
前記篩分モードに切り替えられた場合、前記モータ制御手段は、前記粉体の篩い分けに適した回転数で回転するように前記二極モータを制御し、
前記排出モードに切り替えられた場合、前記粉体の排出に適した回転数で回転するように前記二極モータを制御することが好ましい。
本構成の振動篩機によれば、篩分モードに切り替えられた場合、粉体の篩い分けに適した回転数で回転するように二極モータがモータ制御手段によって制御される。これにより、分級効率の良い篩い分けが行われ、篩下の粉体回収量の増加を確実に図ることができる。排出モードに切り替えられた場合、粉体の排出に適した回転数で回転するように二極モータがモータ制御手段によって制御される。これにより、篩上の残留粉体を速やかに排出することができ、次の篩い分け動作にスムーズに移行することができ、生産性を向上させることができる。
本発明に係る振動篩機において、
前記粉体の篩い分けに適した回転数は、2000rpm以上4000rpm未満であり、
前記粉体の排出に適した回転数は、4000rpm以上であることが好ましい。
本構成の振動篩機によれば、粉体の篩い分けに適した回転数が、2000rpm以上4000rpm未満に設定されており、この回転数域であれば、分級効率の良い網具の中央部及びその付近に粉体が留まる時間を十分に確保することができて、篩下として回収できる粉体の量を確実に増加させることができる。一方、粉体の排出に適した回転数が4000rpm以上に設定されており、4000rpm以上であれば、粉体に対して作用する鉛直方向の振動成分がより一層抑えられることによって、粉体に対して水平方向の振動成分が相対的に優位に作用するため、網具の中央部から外周寄りの部分へと粉体を速やかに流すことができて、篩上の残留粉体を速やかに排出することができる。
本発明に係る振動篩機において、
前記バイブレータは、前記篩枠体の振幅が1.7~4.0mmとなるように振動を付与することが好ましい。
本構成の振動篩機によれば、バイブレータによって篩枠体の振幅が1.7~4.0mmに設定されるので、網具の中央部から外周寄りの部分へと粉体を弾き出すような作用を抑えつつ、網具上の粉体を適度に跳ね上げてその後網に衝突させることができ、分級効率の良い網具の中央部及びその付近での粉体の滞留時間を十分に確保しつつ、粉体を効果的に解砕・分散させることができる。
本発明に係る振動篩機において、
前記偏心ウエイトは、固定ウエイトと、前記固定ウエイトに対する相対位置を調整可能な調整ウエイトとを含むことが好ましい。
本構成の振動篩機によれば、固定ウエイトに対する調整ウエイトの相対位置を調整することにより、遠心力を調整することができるので、細かい遠心力設定が可能となり、最適な振動状態を得ることができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る振動篩機を示し、(a)は平面図、(b)は正面図である。 図2は、本発明の一実施形態に係る振動篩機を示し、(a)は図1(b)のA矢視図、(b)は図1(b)のB-B線断面の拡大図である。 図3は、バイブレータの偏心ウエイトを二極モータの軸方向から見た正面図である。 図4は、本発明の一実施形態の振動篩機で使用される網具を示し、(a)は篩過網の一部を破断して示す平面図、(b)は(a)のC部拡大図、(c)は(b)のD矢視図である。 図5は、モータ制御系の概略構成を示すブロック図である。 図6は、実施例1に係る篩い分け動作の様子を示し、(a)は篩分初期状態図、(b)は篩分中期状態図、(c)は篩分終期状態図である。 図7は、実施例2に係る篩い分け動作の様子を示し、(a)は篩分初期状態図、(b)は篩分中期状態図、(c)は篩分終期状態図である。 図8は、実施例3に係る篩い分け動作の様子を示し、(a)は篩分初期状態図、(b)は篩分中期状態図、(c)は篩分終期状態図である。 図9は、比較例1に係る篩い分け動作の様子を示し、(a)は篩分初期状態図、(b)は篩分中期状態図、(c)は篩分終期状態図である。 図10は、比較例2に係る篩い分け動作の様子を示し、(a)は篩分初期状態図、(b)は篩分中期状態図、(c)は篩分終期状態図である。 図11は、比較例3に係る篩い分け動作の様子を示し、(a)は篩分初期状態図、(b)は篩分中期状態図、(c)は篩分終期状態図である。
以下、本発明について、図面を参照しながら説明する。ただし、本発明は、以下に説明する実施形態や図面に記載される構成に限定されることは意図しない。
<振動篩機の概略構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る振動篩機1を示し、(a)は平面図、(b)は正面図である。図1(a)及び(b)に示すように、振動篩機1は、機体高さを低く抑えることが可能な直下型のものであり、例えば、医薬品、食料品、鉱産物、金属、樹脂原材料等の各種の粉体を振動により分級する機能を有している。この振動篩機1は、架台2の上方に配される振動プレート3を備えている。
振動プレート3は、後述する篩容器6を取り付けるための取付用孔を中央に有する平面視八角リング形状で所要厚みの板状部材からなるものである。振動プレート3と架台2との間には、振動プレート3の周方向に沿って複数(本例では12本)の圧縮コイルばね(弾性支持体)4が所定の配置で設置されており、これらの圧縮コイルばね4によって振動プレート3が振動自在に支持されている。
振動プレート3には、その外周縁に沿って補強板5が設けられている。この補強板5は、振動プレート3の外周縁形状に合わせて帯状板材を折り曲げ形成してなるものであって、振動プレート3の略全周に亘って振動プレート3の下側板面から鉛直下方に突出するように固着されている。これにより、振動プレート3の重量増を抑えつつ振動プレート3の剛性を向上させることができる。従って、後述する高出力のバイブレータ30を採用したとしても、振動プレート3が撓んだり、捩りが生じたりするのを未然に防ぐことができ、これによって高出力のバイブレータ30の採用が可能となり、分級能力の向上を図ることができる。
振動プレート3の取付用孔には、篩容器6が組み付けられている。篩容器6は、主として、分級対象の粉体が投入される上下に開口した篩枠体7と、篩枠体7の上側開口に着脱可能に装着される蓋体8とにより構成されている。蓋体8の中央部には、分級対象の粉体の投入口8aが形成されている。
<篩枠体>
図2は、本発明の一実施形態に係る振動篩機1を示し、(a)は図1(b)のA矢視図、(b)は図1(b)のB-B線断面の拡大図である。図2(a)及び(b)に示すように、篩枠体7は、上下に分離可能な上側分割篩枠7aと下側分割篩枠7bとを組み合わせて構成されている。
図2(b)に示すように、上側分割篩枠7aは、上下に開口された円筒形状の上側分割篩枠本体10と、上側分割篩枠本体10の下端部から周方向全域に亘って径方向外側に張り出されるフランジ部11と、上側分割篩枠本体10の上端部から周方向全域に亘って外向きで上方に傾斜するように張り出されるテーパフランジ部12とにより構成されている。この上側分割篩枠7aのフランジ部11には、全周に亘って円環状のパッキン13が装着されている。
図2(a)に示すように、上側分割篩枠7aにおける前後方向の一側(図2(a)において左側)には、上側分割篩枠本体10の円筒壁面から突出するように排出ダクト14が取り付けられている。この排出ダクト14は、分級処理の際に後述する網具40上に残留している残留粉体(篩上の残留粉体)を外部へと導出する役目をする。
図1(a)及び(b)に示すように、上側分割篩枠7a(上側分割篩枠本体10)には、排出ダクト14に対応するように排出口10aが開設されている。また、上側分割篩枠本体10の内部には、後述する分級処理動作時に、後述する網具40の外周近傍部分において、網具40上を時計回りに流れる分級対象の粉体を排出口10aへと案内するガイド部材70が配設されている。
図2(b)に示すように、下側分割篩枠7bは、下側分割篩枠本体20と、上側分割篩枠7aにおけるフランジ部11に対応するように下側分割篩枠本体20の上端部から周方向全域に亘って径方向外側に張り出されるフランジ部21とにより構成されている。この下側分割篩枠7bのフランジ部21には、全周に亘って円環状のパッキン22が装着されている。
下側分割篩枠本体20は、上下に開口された円筒形状の円筒部25を有し、図2(a)に示すように、この円筒部25の下側に下方に向けて先細る漏斗状のシュート部26を一体的に連設し、このシュート部26の下側にそのシュート部26内の粉体を下方へと落下・排出する排出口部27を一体的に連設して構成されている。
<バイブレータ>
図1(a)及び(b)に示すように、下側分割篩枠7bには、左右方向に貫通するようにビーム部材28が一体的に配設され、このビーム部材28の両端にそれぞれモータ取付板29が固着され、各モータ取付板29にバイブレータ30が固定状態で取り付けられている。
図2(a)に示すように、バイブレータ30は、二極の誘導電動機である二極モータ31と、二極モータ31の回転軸(ロータ軸)31aの両端部に取り付けられる偏心ウエイト32とを有し、二極モータ31の作動により偏心ウエイト32を回転させることで振動を発生させるように構成されている。
バイブレータ30においては、その回転軸31aの軸線Sが水平面Hに対してなす角度θが55°~65°の範囲に設定され、本例ではθ=60°で傾斜配置されている。なお、左右それぞれのバイブレータ30において、一方のバイブレータ30と他方のバイブレータ30とは、互いに逆位相をなすように、つまり左右方向の一側から見たときに、その左右方向と直角をなす鉛直面上に投影された一方のバイブレータ30の軸線Sと他方のバイブレータ30の軸線Sとが、それらの軸線Sの交点を通る、鉛直面上の鉛直軸線を基準として対称の関係となるように配置されている。こうして、必要な水平方向の振動成分を確保しつつ鉛直方向の振動成分を最大限確保することができ、振動による波動で後述する網具40上の粉体が跳ね上げられ、後述する網43,44に衝突することによって、粉体粒子の凝集が解砕・分散されるため、分級能力をより向上させることができる。
図3は、バイブレータ30の偏心ウエイト32を二極モータ31の軸方向から見た正面図である。図3に示すように、偏心ウエイト32は、固定ウエイト32aと調整ウエイト32bとを含む。固定ウエイト32a、及び調整ウエイト32bは何れも、回転軸31aの軸方向から見て扇形状に形成されており、回転軸31aが挿通可能に中心角部に形成される挿通孔33と、周方向端部において挿通孔33から円弧部34に向って延在するスリット35とを有している。固定ウエイト32a、及び調整ウエイト32bの何れにおいても、スリット35の延在方向と交差する方向にボルト36が締付可能に螺合されている。固定ウエイト32a、及び調整ウエイト32bにおいては何れも、ボルト36を締め付けることにより、挿通孔33が縮径して挿通孔33の内周面によって回転軸31aの外周面を強力に挟み付け、これによって回転軸31aに固定される。
バイブレータ30の振動力を設定する際には、固定ウエイト32aに対する調整ウエイト32bの相対位置を調整して遠心力を調整する。すなわち、調整ウエイト32bに取り付けられたボルト36を緩め、必要な振動力に応じて調整ウエイト32bのインジケータ37を回転軸31aの端面に貼着された目盛板(図示省略)の目盛に回し合わせ、ボルト36を締め付けて回転軸31aに固定する。固定ウエイト32aに対する調整ウエイト32bの相対位置は、無段階で調整が可能であるため、細かい遠心力設定が可能となり、最適な振動状態を得ることができる。なお、固定ウエイト32aは、固定ウエイト32aに取り付けられたボルト36の締付によって基本的に固定状態のままである。従って、遠心力設定を行う際には、固定状態の固定ウエイト32aに対する調整ウエイト32bの回転軸31aの回りの相対位置を調整する。
図2(b)に示すように、蓋体8の外周縁と上側分割篩枠7aのテーパフランジ部12との間には、両者の隙間を密封する蓋パッキン51がリングプレート52に支持された状態で介挿されている。蓋体8と上側分割篩枠7aとの突合せ部分には、蓋体8の外周縁と上側分割篩枠7aのテーパフランジ部12とを挟むことができる断面Vの字状の締結バンド53が巻き掛けられ、この締結バンド53で緊縛することにより、蓋体8と上側分割篩枠7aとを締結することができる一方、この締結バンド53の緊縛を解除することにより、上側分割篩枠7aに対して蓋体8を取り外すことができる。
<網具>
図2(b)に示すように、篩枠体7における上側分割篩枠7aと下側分割篩枠7bとの間には、網具40が組み込まれている。網具40は、主として、網具本体41を構成する網具フレーム42及び補強網43と、篩過網44と、締付バンド45とにより構成されている。
図2(b)中の部分拡大図に示すように、網具フレーム42は、上側円環状板面部42a、下側円環状板面部42b、外側円筒部42c及び内側円筒部42dを有し、断面四角環状の角パイプ材を円環状に曲成してなるものである。こうして、網具40の軽量化を図りつつ、分割篩枠7a,7bによって挟持されても使用不可となるまで押し潰されないような強度を容易に確保することができる。
網具フレーム42が分割篩枠7a,7bによって挟持される際には、上側円環状板面部42aが上側分割篩枠7aのフランジ部11に対向するとともに、下側円環状板面部42bが下側分割篩枠7bのフランジ部21に対向し、これら円環状板面部42a,42bがパッキン13,22を介して分割篩枠7a,7bのフランジ部11,21に挟持される。こうして、網具フレーム42が完全に分割篩枠本体10,20の枠外に配され、分級対象の粉体の篩い分けに実質的に機能する補強網43及び篩過網44が上下の分割篩枠本体10,20の枠内全域に配されることになり、粉体の篩い分けに機能する補強網43及び篩過網44の有効面積の最大化を図ることができ、分級対象の粉体をより効率良く篩い分けることができる。また、分割篩枠7a,7bと網具40との間から分級対象の粉体が漏れるのをパッキン13,22によって確実に防ぐことができる。
図4は、本発明の一実施形態の振動篩機1で使用される網具40を示し、(a)は篩過網44の一部を破断して示す平面図、(b)は(a)のC部拡大図、(c)は(b)のD矢視図である。図4(a)に示すように、補強網43は、網具フレーム42の開口を塞ぐように張設され、網具フレーム42の開口に張った状態で例えばシーム溶接等の固着手段によって内側円筒部42dの上縁部に固着されている。補強網43としては、例えばステンレス製で網目が比較的粗目のものが用いられる。
篩過網44は、補強網43を覆うとともに補強網43上から網具フレーム42の外周面に垂れ掛けられるように網具本体41に被せられている。篩過網44としては、補強網43よりも網目が細かいシート状の例えばナイロン製(ステンレス製でも勿論可)のものが用いられる。そして、篩過網44を間に挟むように網具フレーム42(外側円筒部42c)の外周面側に巻き掛けられる締付バンド45の締め付けにより、篩過網44が網具本体41に緊縛・固定される一方、締付バンド45を緩めることにより、篩過網44を網具本体41から取り外すことができるように、篩過網44が網具本体41に着脱可能に装着されている。
こうして、網具フレーム42に張設される補強網43が篩過網44を下側から支える補強材として機能し、補強網43を覆うように網具本体41に着脱可能に装着される篩過網44が粉体の分級処理に実質的に貢献する網として機能するので、篩過網44を交換するだけで網具40の機能回復を図る網換えを容易に行うことができる。
図4(b)及び(c)に示すように、締付バンド45は、バンド部材46及びバンド径調節機構47により構成されている。
バンド部材46は、網具フレーム42(外側円筒部42c)の外周面との間に篩過網44を挟み込むように網具フレーム42の外周面側に巻くことができるように環状に曲げ成形されてなり、例えばステンレス等の金属材料によって作製されている。
バンド径調節機構47は、バンド部材46の外周面側に付設されており、ハウジング48、スピンドル49及び複数のウォーム溝50を備え、バンド部材46のバンド径の大きさを調節する機能を有している。ここで、ハウジング48は、バンド部材46の一端側に取り付けられている。スピンドル49は、ハウジング48に回転自在に支承される軸部を有し、軸部の外周には、ハウジング48の内部に配される図示されないウォーム歯が形成されている。複数のウォーム溝50は、バンド部材46の他端側にスピンドル49のウォーム歯と噛合するように形成されている。
図2(a)及び(b)に示すように、上側分割篩枠7aの外周面には、周方向に所定ピッチで複数の掛止ブラケット60が突設されている。この掛止ブラケット60は、上側分割篩枠7aの径方向外側に開放された受入口60aの両側に一対の掛止部60bを設けてなるものである。
振動プレート3の上面には、該振動プレート3側に伏臥させた伏臥状態位置と、該振動プレート3と掛止ブラケット60との間に掛け渡すように起立される起立状態位置との間で揺動自在なスイングボルト61が設置されている。そして、起立状態位置にある各スイングボルト61に螺合して掛止ブラケット60に着座するナット62の締め付けにより、上側分割篩枠7aと下側分割篩枠7bとが締結されるように構成されている。
図5は、モータ制御系の概略構成を示すブロック図である。図5に示すように、本実施形態の振動篩機1は、バイブレータ30の二極モータ31を制御するための制御盤80を備えている。制御盤80は、主として、インバータ装置81、及び操作設定表示装置82により構成されている。インバータ装置81は、二極モータ(三相交流誘導電動機)31の電源83の周波数を自在に変化させることにより、二極モータ31の回転数を制御する。操作設定表示装置82は、例えば、液晶表示装置にタッチスクリーンを貼り付けてなるタッチパネル形式の操作設定装置であって、表示画面上の表示ボタン等を押すことにより、運転の開始・停止や、運転パラメータの設定、運転結果の表示などの各種操作を行うことができるように構成されている。本実施形態において、操作設定表示装置82は、前記各種操作を行うための操作ボタン(図示省略)の他に、粉体の篩い分けを行う篩分モードと粉体の排出を行う排出モードとを切り替えるモード切替手段としての篩分選択ボタン85、及び排出選択ボタン86を備えている。
例えば、バイブレータ30において、定格回転数が3375rpmの二極モータを用い、調整ウエイト32bによる遠心力調整で振動力を最大振動力の90%に設定し、二極モータ31に供給される電源83の周波数(電源周波数)をインバータ装置81により、40Hz、45Hz、50Hz、55Hz、60Hz、65Hz、70Hzに変化させた場合、二極モータ31の回転数に比例する篩枠体7の振動数、篩枠体7の振動数の二乗に反比例する篩枠体7の振幅を表1に示すように変化させることができる。このように、本例では、電源周波数は、ほぼ篩枠体7の振動数であると見做しても差し支えない。また、本例の場合、粉体の篩い分けに適した回転数は、2388~3888rpmであり、この回転数域が篩分モードに対応する一方、粉体の排出に適した回転数は、4116rpmであり、この回転数が排出モードに対応する。
Figure 2023032257000002
<分級処理>
以上に述べたように構成される振動篩機1において、分級対象の粉体を篩い分け動作により分級する分級処理は、次のようにして行われる。すなわち、図2(a)に示す振動篩機1において、蓋体8の中央部に設けられた投入口8aを通して、分級対象の粉体を網具40(図2(b)参照)の中央部を目掛けて投入する。
次いで、必要であれば投入口8aを図示しない蓋で塞いだ後、篩分選択ボタン85(図5参照)を押す。これにより、粉体の篩い分けを行う篩分モードに切り替えられる。篩分モードに切り替えられた場合、モータ制御手段としてのインバータ装置81(図5参照)は、粉体の篩い分けに適した回転数で回転するように二極モータ31を制御する。ここで、粉体の篩い分けに適した回転数は、好ましくは2000rpm以上4000rpm未満であり、より好ましくは2700~3800rpmであり、さらに好ましくは3000~3600rpmである。
回転数が2000rpm以上4000rpm未満の回転数域に設定されていれば、分級効率の良い網具40の中央部及びその付近に粉体が留まる時間を十分に確保することができて、篩下として回収できる粉体の量を確実に増加させることができる。回転数が2000rpm未満の場合、篩枠体7の振幅が大きくなり過ぎてしまい、網具40の中央部から外周寄りの部分へと粉体を弾き出すような作用が強くなり過ぎて、粉体投下後程なくして網具40の中央部から外周寄りの部分へと粉体が流れてしまい、篩下の粉体回収量の増加を図ることができない。一方、回転数が4000rpm以上である場合、粉体に対して作用する鉛直方向の振動成分がより一層抑えられることによって、粉体に対して水平方向の振動成分が相対的に優位に作用するため、網具40の中央部から外周寄りの部分へと粉体が流れてしまい、篩下の粉体回収量の増加を図ることができない。
バイブレータ30により付与される篩枠体7の振幅は、好ましくは1.7~4.0mmであり、より好ましくは1.9~2.8mmであり、さらに好ましくは2.0~2.5mmである。
篩枠体7の振幅が1.7~4.0mmに設定されていれば、網具40の中央部から外周寄りの部分へと粉体を弾き出すような作用を抑えつつ、網具40上の粉体を適度に跳ね上げてその後網に衝突させることができ、分級効率の良い網具40の中央部及びその付近での粉体の滞留時間を十分に確保しつつ、粉体を効果的に解砕・分散させることができる。篩枠体7の振幅が1.7mm未満の場合、網具40上の粉体を跳ね上げる量が不足するため、分級効率が低下する。篩枠体7の振幅が4.0mmを超えると、網具40の中央部から外周寄りの部分へと粉体を弾き出すような作用が強くなり過ぎて、網具40の中央部及びその付近に粉体が留まる時間が短くなり、分級効率が低下する。
二極モータ31は、極数が最小のモータであり、回転数を大きくすることが構造上容易である。このため、二極モータ31の回転数を大きくして、二極モータ31の回転数に比例する篩枠体7の振動数を大きくすることにより、篩枠体7の振動数の二乗に反比例する篩枠体7の振幅を効果的に小さくすることができる。篩枠体7の振幅が小さくなれば、網具40の中央部から外周寄りの部分に向かって粉体を弾き出すような作用が抑えられる。
篩分モードにおいては、網具40の中央部及びその付近に長く留まる粉体の量が増えることになり、網具40の中央部及びその付近で粉体が鉛直方向の振動成分により跳ね上げられその後網43,44に衝突することで、粉体粒子の凝集が解砕・分散される。こうして、分級効率の良い篩い分けが行われ、篩下の粉体回収量の増加を確実に図ることができる。かかる分級処理で篩過網44を通過した粉体(篩下)は、下側分割篩枠7bの排出口部27から外部へと排出される。
篩過網44上に残留している残留粉体(篩上)を排出する際には、排出選択ボタン86(図5参照)を押す。これにより、粉体の排出を行う排出モードに切り替えられる。排出モードに切り替えられた場合、モータ制御手段としてのインバータ装置81(図5参照)は、粉体の排出に適した回転数で回転するように二極モータ31を制御する。ここで、粉体の排出に適した回転数は、好ましくは4000rpm以上である。4000rpm以上であれば、粉体に対して作用する鉛直方向の振動成分がより一層抑えられることによって、粉体に対して水平方向の振動成分が相対的に優位に作用するため、網具40の中央部から外周寄りの部分へと粉体を速やかに流すことができて、篩上の残留粉体を速やかに排出することができる。
排出モードにおいては、篩過網44上に残留している残留粉体(篩上)が、水平方向の振動成分により網具40の中央部から外周寄りの部分へと流れ、網具40の外周近傍部において時計回りに流れながらガイド部材70(図1(a)参照)による案内作用により排出口10aへと導かれ、排出口10aから排出ダクト14を介して外部へと排出される。こうして、篩上の残留粉体を速やかに排出することができ、次の篩い分け動作にスムーズに移行することができ、生産性を向上させることができる。
以下、本発明の振動篩機1の具体的な実施例について説明する。ただし、本発明は、以下の実施例に限定されるものではない。
(実施例1~3)
バイブレータ30において、定格回転数が3375rpmの二極モータ31を用い、調整ウエイト32bによる遠心力調整で振動力を最大振動力の90%に設定し、二極モータ31に供給される電源83の周波数(電源周波数)をインバータ装置81により、50Hz、55Hz、60Hzに変化させて粉体の篩い分けを行った。
(比較例1~3)
バイブレータにおいて、定格回転数が1700rpmの四極モータを用い、調整ウエイトによる遠心力調整で振動力を最大振動力の80%に設定し、四極モータに供給される電源の周波数(電源周波数)をインバータ装置により、50Hz、55Hz、60Hzに変化させて粉体の篩い分けを行った。
上記実施例1~3、及び比較例1~3における、篩枠体7の振幅、及び振動数の実測値、並びに粉体の篩い分け、及び排出に要した時間を表2に示す。ここで、表2中に示す所要時間は、実施例1~3、及び比較例1~3において、モータ回転数を表2中に示す回転数に一定に保った状態で粉体の篩い分け、及び排出の一連の処理を行った場合に、その一連の処理に要した時間である。なお、実施例1~3において、篩分モード(モータ回転数:2994rpm、3294rpm、3588rpm)で所定時間、篩い分けを行って篩下の粉体を十分に回収した後、排出モード(モータ回転数4116rpm)に切り替えて、篩上の残留粉体を速やかに排出するようにすれば、篩下の粉体回収量の増加を図りつつ、粉体の篩い分け、及び排出の一連の処理に要する時間の短縮を図ることができる。
Figure 2023032257000003
図6、図7、及び図8は、それぞれ実施例1、実施例2、及び実施例3に係る篩い分け動作の様子を示し、(a)は篩分初期状態図、(b)は篩分中期状態図、(c)は篩分終期状態図である。
実施例1~3においては、図6(a)、図7(a)及び図8(a)に示すように、網具40の中央部を目掛けて投入された分級対象の粉体(図中記号「K」で示す。)は、小刻みに跳ね上げられその後網に衝突することで凝集状態にある粉体が解砕・分散され、篩上と篩下とに分けられる。篩い分けの中期において、篩上の粉体の大部分は、図6(b)、図7(b)及び図8(b)に示すように、網具40の中央部及びその付近に留まり、一部分が網具40の外周寄りの部分へと広がり、この状態で小刻みに跳ね上げられて、さらに篩上と篩下とに分けられる。実施例1及び2においては、図6(c)、及び図7(c)に示すように、篩い分けの終期においても、篩上の粉体の大部分が、網具40の中央部及びその付近に留まり、この状態で小刻みに跳ね上げられて、さらに篩上と篩下とに分けられる。実施例3においては、図8(c)に示すように、篩い分けの終期において、網具40の中央部に留まる粉体は少なくなるものの、網具40の中央部付近に篩上の粉体が留まり、この状態で小刻みに跳ね上げられて、さらに篩上と篩下とに分けられる。そして、実施例1~3の何れにおいても、最終的には、網具40上に残留している残留粉体が、バイブレータ30の水平方向の振動成分により網具40の中央部から外周寄りの部分へと流れ、網具40の外周近傍部において時計回りに流れながらガイド部材70による案内作用により排出口10aへと導かれ、排出口10aから排出ダクト14(図1(a)参照)を介して外部へと排出される。
実施例1~3においては、篩い分け動作の殆どが、網具40の中央部及びその付近を用いて行われ、篩い分け動作が実施される時間も比較的長時間(571[sec]、350[sec]、172[sec])であるため、篩下として十分な量の粉体を回収することができた。
図9、図10、及び図11は、それぞれ比較例1、比較例2、及び比較例3に係る篩い分け動作の様子を示し、(a)は篩分初期状態図、(b)は篩分中期状態図、(c)は篩分終期状態図である。
比較例1~3においては、図9(a)、図10(a)及び図11(a)に示すように、網具40の中央部を目掛けて投入された分級対象の粉体(図中記号「K」で示す。)は、激しく跳ね上げられその後網に衝突することで凝集状態にある粉体が解砕・分散され、篩上と篩下とに分けられる。分級対象の粉体を網具40の中央部に投下しても、篩枠体7の振幅の大きさの影響が過剰に作用してしまい、すなわち網具40の中央部から外周寄りの部分へと粉体を弾き出すような作用が強くなり過ぎてしまい、篩い分けの初期段階から中期段階に移行する間において、篩上の粉体の大部分は、図9(b)、図10(b)及び図11(b)に示すように、網具40の中央部から外周寄りの部分へと流れてしまう。網具40の外周寄りの部分において、篩上の粉体が跳ね上げられるも、程なくして、図9(c)、図10(c)及び図11(c)に示すように、網具40の外周近傍部において時計回りに流れながらガイド部材70による案内作用により排出口10aへと導かれ、排出口10aから排出ダクト14(図1(a)参照)を介して外部へと排出される。
比較例1~3においては、網具40の中央部及びその付近を用いた篩い分け動作が殆ど行われず、主として、網具40の外周寄りの部分を用いた篩い分け動作であり、しかも篩い分け動作が実施される時間も比較的短時間(95[sec]、103[sec]、145[sec])であるため、篩下として十分な量の粉体を回収することができなかった。
本発明の振動篩機は、例えば、医薬品、食料品、鉱産物、金属、樹脂原材料等の各種の粉体の分級処理の用途に好適に用いることができる。
1 振動篩機
7 篩枠体
30 バイブレータ
31 二極モータ
32 偏心ウエイト
32a 固定ウエイト
32b 調整ウエイト
40 網具
81 インバータ装置(モータ制御手段)
85 篩分選択ボタン(モード切替手段)
86 排出選択ボタン(モード切替手段)

Claims (5)

  1. 網具が組み込まれた状態の篩枠体を振動させることにより、前記網具上に投下された分級対象の粉体を篩い分ける振動篩機であって、
    前記粉体に振動を付与可能に前記篩枠体の両側に配設されるバイブレータを備え、
    前記バイブレータは、二極モータと偏心ウエイトとを有する振動篩機。
  2. 前記粉体の篩い分けを行う篩分モードと前記粉体の排出を行う排出モードとを切り替えるモード切替手段と、
    前記二極モータを制御するモータ制御手段と、
    をさらに備え、
    前記篩分モードに切り替えられた場合、前記モータ制御手段は、前記粉体の篩い分けに適した回転数で回転するように前記二極モータを制御し、
    前記排出モードに切り替えられた場合、前記粉体の排出に適した回転数で回転するように前記二極モータを制御する請求項1に記載の振動篩機。
  3. 前記粉体の篩い分けに適した回転数は、2000rpm以上4000rpm未満であり、
    前記粉体の排出に適した回転数は、4000rpm以上である請求項2に記載の振動篩機。
  4. 前記バイブレータは、前記篩枠体の振幅が1.7~4.0mmとなるように振動を付与する請求項1~3の何れか一項に記載の振動篩機。
  5. 前記偏心ウエイトは、固定ウエイトと、前記固定ウエイトに対する相対位置を調整可能な調整ウエイトとを含む請求項1~4の何れか一項に記載の振動篩機。
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