JP2023031812A - センシング用導電性ゴム組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】歪みに対する電気抵抗値の変化の応答性が良い、クラックの発生を精度よく検出できるセンシング用導電性ゴム組成物を提供する。【解決手段】ゴム成分と、カーボンブラックと、を含み、前記ゴム成分は、アクリロニトリル単位の含有量が45質量%を超えるアクリロニトリル-ブタジエンゴムを80質量%以上含み、前記カーボンブラックは、セチルトリメチルアンモニウムブロミド(CTAB)吸着比表面積が110m2/g以上であり、前記カーボンブラックの含有量が、前記ゴム成分100質量部に対して、50質量部以上であることを特徴とする、センシング用導電性ゴム組成物である。【選択図】なし

Description

本発明は、センシング用導電性ゴム組成物に関するものである。
作動流体を用いて膨張、収縮するチューブゴムと、該チューブゴムの外周面を覆うスリーブ(網組補強構造)と、を有するラバーアクチュエータ(所謂、マッキベン型)が知られている。該ラバーアクチュエータのチューブゴムのように、変形を繰り返すゴム製品に関しては、ゴム部材の電気抵抗値からゴム部材の変形量を測定可能であることが分かる(下記特許文献1)。
特開2008-037906号公報
上記特許文献1に記載された技術によれば、ゴム部材の電気抵抗値を測定することにより、当該ゴム部材の変形量が分かる。しかしながら、当該ゴム部材に対するクラックの発生有無については、検出することができない。ラバーアクチュエータのような内部に油等の液体が充満するものに関しては、チューブゴムにクラックが発生した場合、チューブの破裂や、ラバーアクチュエータの使用不能に発展しかねないため、チューブゴムにクラックが発生した初期段階での早期発見が重要とされる。
本発明者らが検討したところ、ラバーアクチュエータの伸縮を1サイクルとし、伸縮している間に、チューブゴムの電気抵抗値を即時的に監視した場合、クラックによる歪みに起因し、クラックが発生する前、発生した初期、及び進行した状態における1サイクルの電気抵抗値の波形が変化することが分かった(図1)。しかしながら、一般的な導電性ゴムでは、このようなクラックによる歪みに起因する電気抵抗値の波形の変化を捉えることが難しく、電気抵抗のモニタリングだけでは、クラック発生初期を確認することが難しい。これに対して、歪みに対する電気抵抗値の変化の応答性が良いセンシング用導電性ゴム組成物を用いることで、クラックの発生を精度よく検出することが可能となる。
そこで、本発明は、上記従来技術の問題を解決し、歪みに対する電気抵抗値の変化の応答性が良い、クラックの発生を精度よく検出できるセンシング用導電性ゴム組成物を提供することを課題とする。
上記課題を解決する本発明の要旨構成は、以下の通りである。
本発明のセンシング用導電性ゴム組成物は、ゴム成分と、カーボンブラックと、を含み、
前記ゴム成分は、アクリロニトリル単位の含有量が45質量%を超えるアクリロニトリル-ブタジエンゴムを80質量%以上含み、
前記カーボンブラックは、セチルトリメチルアンモニウムブロミド(CTAB)吸着比表面積が110m/g以上であり、
前記カーボンブラックの含有量が、前記ゴム成分100質量部に対して、50質量部以上であることを特徴とする。
かかる本発明のセンシング用導電性ゴム組成物は、歪みに対する電気抵抗値の変化の応答性が良い。
本発明のセンシング用導電性ゴム組成物において、前記ゴム成分は、前記アクリロニトリル単位の含有量が45質量%を超えるアクリロニトリル-ブタジエンゴムのみからなることが好ましい。この場合、センシング用導電性ゴム組成物の耐油性が更に向上する。
本発明のセンシング用導電性ゴム組成物において、前記カーボンブラックは、圧縮ジブチルフタレート(24M4DBP)吸収量が90mL/100g以上であることが好ましい。この場合、歪みに対する電気抵抗値の変化の応答性が更に良くなる。
本発明のセンシング用導電性ゴム組成物の好適例においては、前記カーボンブラックの含有量が、前記ゴム成分100質量部に対して、55質量部以上75質量部以下である。この場合、歪による電気抵抗値の変化を遅延なく且つ高感度に検知することが可能となる。
本発明によれば、歪みに対する電気抵抗値の変化の応答性が良い、クラックの発生を精度よく検出できるセンシング用導電性ゴム組成物を提供することができる。
ラバーアクチュエータの一例に関して、1サイクル分の電気抵抗波形を示したグラフである。 ラバーアクチュエータの一例の側面図である。 ラバーアクチュエータの一例の一部分解斜視図である。 チューブゴムの一例の部分断面図である。 応答性が有る場合と無い場合のそれぞれの電気抵抗値の変化例を示すグラフである。
以下に、本発明のセンシング用導電性ゴム組成物を、その実施形態に基づき、詳細に例示説明する。
<センシング用導電性ゴム組成物>
本発明のセンシング用導電性ゴム組成物は、ゴム成分と、カーボンブラックと、を含む。ここで、本発明のセンシング用導電性ゴム組成物においては、前記ゴム成分は、アクリロニトリル単位の含有量が45質量%を超えるアクリロニトリル-ブタジエンゴムを80質量%以上含み、前記カーボンブラックは、セチルトリメチルアンモニウムブロミド(CTAB)吸着比表面積が110m/g以上であり、前記カーボンブラックの含有量が、前記ゴム成分100質量部に対して、50質量部以上であることを特徴とする。
前記カーボンブラックのCTAB吸着比表面積は、カーボンブラックの粒径の指標である。該CTAB吸着比表面積が、大きい程、カーボンブラックの粒径が小さく、ゴム組成物の電気抵抗値が低くなる。また、前記カーボンブラックの含有量が、多い程、ゴム組成物の電気抵抗値が低くなる。そして、本発明においては、ゴム成分の80質量%以上がアクリロニトリル単位の含有量が45質量%を超えるアクリロニトリル-ブタジエンゴムである場合において、カーボンブラックのCTAB吸着比表面積が110m/g以上であり、且つカーボンブラックの含有量がゴム成分100質量部に対して50質量部以上であると、ゴム組成物の電気抵抗値が十分に低くなり、更に、歪を掛けた際に電気抵抗値が再現性をもって変化し、また、歪を無くした際に電気抵抗値が可逆的に戻り、歪みに対する電気抵抗値の変化の応答性が良くなることと考えられる。
上記の通り、本発明のセンシング用導電性ゴム組成物は、歪みに対する電気抵抗値の変化の応答性が良くなるため、本発明のセンシング用導電性ゴム組成物を、電気抵抗値をインプットとしたAI学習と組み合わせることで、電気抵抗値の変化の動的挙動から、クラックの発生を検出(AIセンシング)することが可能となる。
また、本発明のセンシング用導電性ゴム組成物は、ゴム成分の80質量%以上がアクリロニトリル単位の含有量が45質量%を超えるアクリロニトリル-ブタジエンゴムであり、該アクリロニトリル単位の含有量が45質量%を超えるアクリロニトリル-ブタジエンゴムは、耐油性が高い。そのため、本発明のセンシング用導電性ゴム組成物は、耐油性が高く、また、耐油性の要求される用途、例えば、ラバーアクチュエータのチューブゴムに好適である。
(ゴム成分)
本発明のセンシング用導電性ゴム組成物は、ゴム成分を含み、該ゴム成分が、組成物にゴム弾性をもたらし、ゴム組成物の伸縮を可能にする。
本発明のセンシング用導電性ゴム組成物のゴム成分は、アクリロニトリル単位の含有量が45質量%を超えるアクリロニトリル-ブタジエンゴム(NBR)を80質量%以上含み、90質量%以上含むことが好ましい。また、該ゴム成分は、該アクリロニトリル単位の含有量が45質量%を超えるアクリロニトリル-ブタジエンゴムのみからなることが好ましい。アクリロニトリル単位の含有量が45質量%を超えるアクリロニトリル-ブタジエンゴムは、耐油性に優れるため、ゴム成分の80質量%以上がアクリロニトリル単位の含有量が45質量%を超えるアクリロニトリル-ブタジエンゴムである本発明のセンシング用導電性ゴム組成物は、耐油性が高く、耐油性の要求される用途、例えば、ラバーアクチュエータのチューブゴムに好適である。また、ゴム成分がアクリロニトリル単位の含有量が45質量%を超えるアクリロニトリル-ブタジエンゴムのみからなる場合、耐油性が更に向上する。
前記アクリロニトリル-ブタジエンゴム(NBR)のアクリロニトリル単位の含有量は、45質量%を超え、45質量%を超えれば、耐油性の観点から好ましい。また、前記アクリロニトリル-ブタジエンゴム(NBR)のアクリロニトリル単位の含有量は、耐疲労性、耐亀裂伸展性の観点から、50質量%以下が好ましい。
なお、前記アクリロニトリル-ブタジエンゴム(NBR)のアクリロニトリル単位の含有量(結合アクリロニトリル量)は、JIS K6384に従ってケルダール法で測定できる。
前記ゴム成分は、更に他のゴム成分を含んでもよい。かかる他のゴム成分としては、組成物にゴム弾性をもたらす種々のゴム成分を利用することができる。該他のゴム成分としては、例えば、アクリロニトリル単位の含有量が45質量%以下のアクリロニトリル-ブタジエンゴム(NBR)、天然ゴム(NR)、合成イソプレンゴム(IR)、ブタジエンゴム(BR)、スチレン-ブタジエンゴム(SBR)、クロロプレンゴム(CR)等が挙げられる。また、使用するゴム成分は、1種でもよいし、2種以上でもよい。
(カーボンブラック)
本発明のセンシング用導電性ゴム組成物は、カーボンブラックを含み、該カーボンブラックが、組成物に導電性をもたらして、ゴム組成物のセンシングを可能とする。
前記カーボンブラックは、セチルトリメチルアンモニウムブロミド(CTAB)吸着比表面積が110m/g以上である。カーボンブラックのCTAB吸着比表面積が110m/g以上であると、カーボンブラックの粒径が十分に小さく、電気抵抗値が十分に低くなり、電気抵抗値の変化を検出し易くなり、応答性が向上する。
前記カーボンブラックのセチルトリメチルアンモニウムブロミド(CTAB)吸着比表面積は、電気抵抗値の変化を更に検出し易くする観点から、120m/g以上が更に好ましく、また、作業性の観点から、160m/g以下が好ましい。
なお、本明細書において、カーボンブラックのセチルトリメチルアンモニウムブロミド(CTAB)吸着比表面積は、JIS K6217-3に準拠して測定された値であり、カーボンブラックの微細孔を含まない外部表面積を、カーボンブラックにCTAB(セチルトリメチルアンモニウムブロミド)を吸着させたときの比表面積で示したものである。
前記カーボンブラックは、圧縮ジブチルフタレート(24M4DBP)吸収量が90mL/100g以上であることが好ましい。カーボンブラックの24M4DBP吸収量は、カーボンブラックのストラクチャーに関連する物性であって、24M4DBP吸収量が、大きい程、ゴム組成物の電気抵抗値が低くなる。また、カーボンブラックの24M4DBP吸収量は、高歪ロスの指標ともなり、高歪でのカーボンブラック同士の擦れ合い量に関係し、高歪では、カーボンブラック同士の擦れ合い量が多い方が、使用時の伸縮(高歪)による電気抵抗値の変化が大きくなり、歪みに対する電気抵抗値の変化の応答性が良くなる。そして、カーボンブラックの24M4DBP吸収量が90mL/100g以上であると、ゴム組成物の電気抵抗値が十分に低くなり、また、歪みに対する電気抵抗値の変化の応答性が更に良くなる。
前記カーボンブラックの圧縮ジブチルフタレート(24M4DBP)吸収量は、電気抵抗値の変化を更に検出し易くする観点から、100mL/100g以上であることが更に好ましく、また、混練りによるばらつきを抑える観点から、130mL/100g以下であることが好ましい。
なお、本明細書において、カーボンブラックの圧縮ジブチルフタレート(24M4DBP)吸収量は、ISO 6894に準拠し、24,000psiの圧力で4回繰り返し圧力を加えた後、DBP(ジブチルフタレート)吸収量を測定した値である。該24M4DBP吸収量は、所謂、ファンデルワールス力により生じている変形性及び破壊性の構造形態(2次ストラクチャー)によるDBP吸収量を排除し、非破壊性の真のストラクチャーの構造形態(1次ストラクチャー)に基づくDBP吸収量を求めるときに用いられ、1次ストラクチャーを主体とするカーボンブラックの骨格的構造を評価する指標である。
前記カーボンブラックの含有量は、前記ゴム成分100質量部に対して、50質量部以上であり、55質量部以上75質量部以下が好ましく、60質量部以上70質量部以下が更に好ましい。カーボンブラックの含有量が、ゴム成分100質量部に対して50質量部未満では、歪みに対する電気抵抗値の変化の応答性が不十分である。一方、カーボンブラックの含有量が、ゴム成分100質量部に対して55質量部以上であると、ゴム組成物の電気抵抗値が十分に低くなり(電気が十分に流れ)、電気抵抗値の変化を更に検出し易くなる。また、カーボンブラックの含有量が、ゴム成分100質量部に対して75質量部以下であると、ゴム組成物の電気抵抗値が十分に高くなり(電気が流れ過ぎず)、電気抵抗値の変化を更に検出し易くなると共に、ゴム組成物の硬さが低くなり、例えば、ラバーアクチュエータのチューブゴムに適用するのに好適な硬さとなる。
なお、電気抵抗値が十分に高いと、電気が流れ過ぎないため、ゴムに歪を与えることで、電気抵抗値が変化し、また、遅延を生じることなく、即時に変化するため、クラックの検知に利用するのに好適となる。また、電気抵抗値が十分に低いと、電気が十分に流れ、通電するため、クラックの検知に利用するのに好適となる。そして、カーボンブラックの含有量が、ゴム成分100質量部に対して、55質量部以上75質量部以下の範囲であると、歪による電気抵抗値の変化を遅延なく且つ高感度に検知することが可能となる。
前記カーボンブラックとしては、上記条件を満たすものであれば、特に限定されるものではなく、例えば、GPF、FEF、HAF、ISAF、SAFグレードのカーボンブラック等が挙げられる。これらカーボンブラックは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
(カーボンナノチューブ)
本発明のセンシング用導電性ゴム組成物は、更にカーボンナノチューブを含んでもよい。該カーボンナノチューブは、組成物の導電性を向上させる作用を有する。
本発明のセンシング用導電性ゴム組成物がカーボンナノチューブを含む場合、該カーボンナノチューブの含有量は、前記ゴム成分100質量部に対して、2質量部未満が好ましく、1質量部未満が更に好ましい。カーボンナノチューブの含有量が、ゴム成分100質量部に対して2質量部未満であると、ゴム組成物の電気抵抗値が十分に高くなり(電気が流れ過ぎず)、電気抵抗値の変化を更に検出し易くなる。
前記カーボンナノチューブ(CNT)は、直径数nm~数十nm程度の炭素原子からなる構造体であり、極微細なチューブ状構造を有する。
前記カーボンナノチューブは、単層ナノチューブでも、多層ナノチューブでもよい。
前記カーボンナノチューブとしては、長さが0.1μm~30μmのものが好ましく、0.1μm~10μmのものがより好ましい。
また、前記カーボンナノチューブとしては、直径が10nm~300nmのものが好ましく、100nm~250nmのものがより好ましい。
前記カーボンナノチューブは、プラズマCVD(化学気相成長)法、熱CVD法、表面分解法、流動気相合成法、アーク放電法等により合成することができ、市販品を利用することもできる。市販品のカーボンナノチューブとしては、例えば、KUMHO社製のカーボンナノチューブ、昭和電工社製気相法炭素繊維VGCF(登録商標)、米国マテリアルズテクノロジーズリサーチ(MTR)社製のカーボンナノチューブを用いることができる。
<センシング用導電性ゴム組成物の製造方法>
本発明のゴム組成物は、例えば、バンバリーミキサーやロール等を用いて、ゴム成分に、カーボンブラックを配合し、所望によりカーボンナノチューブを更に配合して、混練した後、熱入れ、押出等することにより製造することができる。
前記センシング用導電性ゴム組成物は、上述した成分の他、軟化剤、ステアリン酸、老化防止剤、酸化亜鉛(亜鉛華)、加硫促進剤、加硫剤等を、本発明の目的を害しない範囲内で適宜選択して配合してもよい。これら配合剤としては、市販品を好適に使用することができる。
<センシング用導電性ゴム組成物の用途>
上述した本発明のセンシング用導電性ゴム組成物は、歪みに対する電気抵抗値の変化の応答性が良いため、歪み量のセンシング(察知、検知、探知、感知)に用いることができる。該センシング用導電性ゴム組成物は、種々のゴム製品に利用でき、特には、ラバーアクチュエータのチューブゴムに好適に利用することができる。また、ラバーアクチュエータ以外にも、例えば、タイヤ、防振ゴム、免振ゴム、コンベアベルト、クローラ、手袋等において、使用時に歪みを生じるゴム部材であれば適宜転用可能であり、その用途は前記例示に限定されることなく広範で適用可能なことは言うまでもない。
(ラバーアクチュエータ)
本発明のセンシング用導電性ゴム組成物を用いた好適態様のラバーアクチュエータを図2に示す。図2に示すラバーアクチュエータ10は、流体圧によって膨張及び収縮する筒状のチューブゴム110と、所定方向に配向されたコードを編み込んだ筒状の構造体であって前記チューブゴム110の外周面を覆うスリーブ120と、によって構成されるアクチュエータ本体部100を具え、チューブゴム110に、上述した本発明のセンシング用導電性ゴム組成物が用いられている。
図2は、本実施形態に係るラバーアクチュエータ10の側面図である。図2に示すように、ラバーアクチュエータ10は、アクチュエータ本体部100、封止機構200及び封止機構300を具える。また、ラバーアクチュエータ10の両端には、連結部20がそれぞれ設けられる。また、各連結部20には、抵抗値測定装置30が接続されている。
アクチュエータ本体部100は、チューブゴム110とスリーブ120とによって構成される。アクチュエータ本体部100には、フィッティング400及び通過孔410を介して作動流体が流入する。ここで、ラバーアクチュエータ10は、流体圧で作動し、空気圧式でも、液圧式でもよく、また、作動流体として液体が用いられる場合、該液体としては、油、水等が挙げられる。なお、ラバーアクチュエータが、油圧式の場合、作動流体としては、従来より油圧駆動システムに使用されている作動油を使用することができる。
アクチュエータ本体部100は、チューブゴム110内へ作動流体が流入することによって、アクチュエータ本体部100の軸方向DAXに収縮し、径方向Dに膨張する。また、アクチュエータ本体部100は、チューブゴム110から作動流体が流出することによって、アクチュエータ本体部100の軸方向DAXに膨張し、径方向Dに収縮する。このようなアクチュエータ本体部100の形状変化によって、ラバーアクチュエータ10は、アクチュエータとしての機能を発揮する。
また、このようなラバーアクチュエータ10は、いわゆるマッキベン型であり、人工筋肉用として適用できることは勿論のこと、より高い能力(収縮力)が要求されるロボットの体肢(上肢、下肢等)用としても好適に用い得る。連結部20には、当該体肢を構成する部材等が連結される。なお、本実施形態においては、連結部20に、抵抗値測定装置30が接続されているが、抵抗値測定装置30の接続箇所は、これに限られず、例えば、チューブゴム110の両端部に直接接続されていてもよい。
封止機構200及び封止機構300は、軸方向DAXにおけるアクチュエータ本体部100の両端部を封止する。具体的には、封止機構200は、封止部材210及びかしめ部材230を含む。封止部材210は、アクチュエータ本体部100の軸方向DAXの端部を封止する。また、かしめ部材230は、アクチュエータ本体部100を封止部材210と共にかしめる。かしめ部材230の外周面には、治具によってかしめ部材230がかしめられた痕である圧痕231が形成される。
封止機構200と封止機構300との相違点は、フィッティング400,500(及び通過孔410,510)の役割が異なる点である。
封止機構200に設けられているフィッティング400は、ラバーアクチュエータ10の駆動圧力源、具体的には、作動流体のコンプレッサと接続されたホース(管路)を取り付けられるように突出している。フィッティング400を介して流入した作動流体は、通過孔410を通過してアクチュエータ本体部100の内部、具体的には、チューブゴム110の内部に流入する。
一方、封止機構300に設けられているフィッティング500は、ラバーアクチュエータ10に作動流体を注入する際の、ガス抜きとして使用できるように突出している。ラバーアクチュエータ10の作動初期において、作動流体をラバーアクチュエータ10に注入すると、ラバーアクチュエータ10内部に元々存在していたガスは、通過孔510を介してフィッティング500から排出される。
図3は、ラバーアクチュエータ10の一部分解斜視図である。図3に示すように、ラバーアクチュエータ10は、アクチュエータ本体部100及び封止機構200を具える。
アクチュエータ本体部100は、前述したように、チューブゴム110とスリーブ120とによって構成される。
チューブゴム110は、流体圧によって膨張及び収縮する円筒状の筒状体である。チューブゴム110は、作動流体による収縮及び膨張を繰り返し、上述した本発明のセンシング用導電性ゴム組成物が適用されている。
スリーブ120は、円筒状であり、チューブゴム110の外周面を覆う。スリーブ120は、所定方向に配向されたコードを編み込んだ構造体であり、配向されたコードが交差することによって菱形の形状が繰り返されている。スリーブ120は、このような形状を有することによって、パンタグラフ変形し、チューブゴム110の収縮及び膨張を規制しつつ追従する。
図3において、封止機構200は、アクチュエータ本体部100の軸方向DAXにおける端部を封止する。封止機構200は、封止部材210、係止リング220及びかしめ部材230によって構成される。
封止部材210は、胴体部211及び鍔部212を有する。封止部材210としては、ステンレス鋼等の金属を好適に用い得るが、このような金属に限定されず、硬質プラスチック材料等を用いてもよい。
胴体部211は、円管状であり、胴体部211には、作動流体が通過する通過孔215が形成される。通過孔215は、通過孔410(図2参照)に連通する。胴体部211には、チューブゴム110が挿通される。
鍔部212は、胴体部211に連なっており、胴体部211よりもアクチュエータ10の軸方向DAXにおける端部側に位置する。鍔部212は、胴体部211よりも径方向Dに沿った外径が大きい。鍔部212は、胴体部211に挿通されたチューブゴム110及び係止リング220を係止する。
胴体部211の外周面には、凹凸部213が形成される。凹凸部213は、胴体部211に挿通されたチューブゴム110の滑り抑制に寄与する。凹凸部213による凸部分が3つ以上形成されることが好ましい。
また、胴体部211の鍔部212寄りの位置には、胴体部211よりも外径が小さい小径部214が形成される。
係止リング220は、スリーブ120を係止する。具体的には、スリーブ120は、係止リング220を介して径方向D外側に折り返される。
係止リング220の外径は、胴体部211の外径よりも大きい。係止リング220は、胴体部211の小径部214の位置においてスリーブ120を係止する。つまり、係止リング220は、胴体部211の径方向D外側であって、鍔部212に隣接する位置において、スリーブ120を係止する。
係止リング220は、胴体部211よりも小さい小径部214に係止させるため、本実施形態では、二分割の形状としている。なお、係止リング220は、二分割に限らず、より多くの部分に分割してもよいし、一部の分割部分が回動可能に連結されていてもよい。
係止リング220としては、封止部材210と同様の金属や硬質プラスチック材料等を用いることができる。
かしめ部材230は、アクチュエータ本体部100を封止部材210と共にかしめる。かしめ部材230としては、アルミニウム合金、真鍮及び鉄等の金属を用いることができる。かしめ部材230には、かしめ用の治具によってかしめ部材230がかしめられると、図2に示したような圧痕231が形成される。
図4は、チューブゴム110の一実施形態の部分断面図である。
図4に示すチューブゴム110は、チューブゴムの内面側に位置する内層ゴム111と、内層ゴム111の径方向D外側に隣接して、チューブゴム110の外面側に位置する外層ゴム112とからなる2層構造を有する。
上述した本発明のセンシング用導電性ゴム組成物は、耐油性に優れるため、作動流体に接する内層ゴム111に好適に適用することができる。なお、内層ゴム111の耐油性が不十分な場合、内層ゴム111と外層ゴム112との間まで作動流体が浸入して、チューブゴム110の耐久性が低下する恐れがあるが、上述した本発明のセンシング用導電性ゴム組成物を内層ゴム111に適用することで、内層ゴム111の亀裂を早期発見することができ、作動流体の浸入を防止して、チューブゴム110を適宜な時期に交換することで、ラバーアクチュエータの機能停止を防ぐことができる。
一方、外層ゴム112は、スリーブ120に接するため、耐亀裂性、耐摩耗性、摺動性等に優れ、スリーブ120側からの負荷に耐え得るゴム組成物を適用することが好ましい。
なお、チューブゴム110は、2層構造に限られず、1層構造でもよいし、3層以上の積層構造を有してもよい。ここで、チューブゴム110が3層以上の積層構造を有する場合、最内層に、上述した本発明のセンシング用導電性ゴム組成物を適用することが好ましい。
上述のように、チューブゴム110は、作動流体による収縮及び膨張を繰り返し、本発明のセンシング用導電性ゴム組成物が適用されている。
ここで、アクチュエータ本体部100の収縮率が高くなると、アクチュエータ本体部100(チューブゴム110)の電気抵抗値が低くなる。これは、アクチュエータ本体部100に流体が流入してアクチュエータ本体部100が軸方向DAXに収縮すると、チューブゴム110は、スリーブ120によって規制された所定範囲内において径方向Dに膨張する際、チューブゴム110の厚みが薄くなることにより、チューブゴム110に含まれるカーボンブラック間の距離が狭められる。
具体的には、アクチュエータ本体部100が収縮する際、チューブゴム110は拡張するため、チューブゴム110の膜厚が薄くなる。この結果、カーボンブラックの膜厚方向における寸法(距離)が狭まり、カーボンブラックが接近することとなる。
即ち、アクチュエータ本体部100の収縮率が高くなり、長さが短くなると、カーボンブラック間の距離が狭くなるため、チューブゴム110の導電率が増大、換言すれば、チューブゴム110の電気抵抗値が低下する。
また、作動流体による収縮及び膨張の繰り返しにより、チューブゴム110には、クラックが発生することがあるが、図1に示すように、クラック無し、クラック発生初期、クラック有り、のそれぞれの段階において、電気抵抗値変化のパターンが異なる。ここで、チューブゴム110へのクラックの発生による歪みに起因する電気抵抗値の変化の動的挙動を、統計学的手法を用いて解析、又はAIに学習させておくことで、電気抵抗値の変化の動的挙動から、チューブゴム110へのクラックの発生を探知することが可能となる。
以下に、実施例を挙げて本発明を更に詳しく説明するが、本発明は下記の実施例に何ら限定されるものではない。
<ゴム組成物の調製>
表1に示す配合のゴム組成物を、通常の方法で混練して調製した。使用したカーボンブラックの種類、物性及び配合量を、表2に示す。
Figure 2023031812000001
*1 NBR: アクリロニトリル-ブタジエンゴム、アクリロニトリル単位の含有量=48質量%、JSR社製、商品名「N215SL」
*2 カーボンブラック: 使用したカーボンブラックの種類、物性及び配合量を表2に表示
*3 エステルオイル: ホールスター・カンパニー社製、商品名「TP-95」
*4 硬化脂肪酸: 新日本理化社製、商品名「ステアリン酸 50S」
*5 老化防止剤: 2,2,4-トリメチル-1,2-ジヒドロキノリン重合体、精工化学社製、商品名「ノンフレックスRD」
*6 酸化亜鉛: ハクスイテック社製、商品名「酸化亜鉛2種 造粒品」
*7 加硫促進剤A: N-シクロヘキシル-2-ベンゾチアゾリルスルフェンアミド、三新化学社製、商品名「サンセラーCM-G」
*8 加硫促進剤B: テトラキス(2-エチルヘキシル)チウラムジスルフィド、大内新興化学工業社製、商品名「ノクセラーTOT」
*9 硫黄: 細井化学工業社製、商品名「HK200-5」、表1中には硫黄成分量として表示
<加硫ゴムでの試験>
得られたゴム組成物から厚さ1mmのゴムシートを作製し、155℃で45分間加硫を行って、加硫ゴムシートを作製した。該加硫ゴムシートから4.7mm×40mmの短冊状の試験片を作製した。該試験片に対して、以下の方法で歪応答性の有無を評価した。
(1)歪応答性試験
作製した試験片をシステムワン製の引張試験機(K18003)を用いて、室温、チャック間距離20mmで、10回、70%伸長させた後(0%→70%伸長→0%のサイクルを10回繰り返した後)、引張速度6mm/secでの動的電気測定を行った。なお、電気抵抗値の測定は、DC10V、200Hzでサンプリングした。電気抵抗値が歪によって再現性をもって異なり、10%伸長→70%伸長→10%伸長の領域内の最小電気抵抗値と最大電気抵抗値の差であるシグナル値(S)と、0%から10%伸長の領域内の電気抵抗値の標準偏差(n)との比が十分か否かを以下の基準で評価した。
○: S/n比9以上、歪応答性有り
×: S/n比9未満、歪応答性無し
電気抵抗値の歪依存性の一例を図5に示す。図5に示すように、S/n比が十分に大きいゴムは、歪みによる電気抵抗値の変化が大きく、歪応答性が有る一方、S/n比が小さいゴムは、歪みにより電気抵抗値の変化が小さく、歪応答性が無い。
上記試験の結果を表2に示す。
<ラバーアクチュエータでの試験>
図4に示す内層ゴムと外層ゴムの2層構造のチューブゴムの内層ゴムに、実施例7、並びに、比較例8のゴム組成物を適用して、円筒形状のチューブゴムを作製した。
原糸として、2200dtexのアラミド繊維を2本用い、12回/10cmの下撚りをかけ、更に12回/10cmの上撚りをかけて、直径0.7mmのアラミド繊維コードを作製した。該アラミド繊維コード64本を編み込んで作製した網目状のスリーブを用意した。このスリーブは、横断面において円周上にアラミド繊維コードが64本観察される網目状筒状体であった。具体的には、このスリーブは、等間隔、平行かつ螺旋状に配置された32本のアラミド繊維コードと、この32本のアラミド繊維コードと斜交するとともに、等間隔、平行かつ螺旋状に配置された他の32本のアラミド繊維コードとが交互に編み込まれてなる網目状筒状体であり、各コードのスリーブの軸方向に対する角度は25度であった。
前記チューブゴムと前記網目状のスリーブとを用いて、図2及び図3に示す構造のラバーアクチュエータを作製した。なお、封止機構200と封止機構300との間の長さは250mmである。また、チューブゴムの作動油としては、コスモスーパーエポック株式会社製UF46を用いた。
(2)亀裂検知試験
作動油をチューブゴム内に注入して、チューブゴム内の空気を作動油で十分に置換した。チューブゴム内の作動油の圧力が0MPaと5MPaとをそれぞれ3秒ごとに繰り返すように作動油の注入操作を行い、チューブに亀裂が入り、該亀裂が伸展して、アクチュエータの機能を発現できなくなるまで伸縮を繰り返した。
この際、電気抵抗値をモニタリングして、クラック(亀裂)の発生の検知を試みたところ、「歪応答性有り」と評価した実施例7のゴムサンプルをチューブゴムとして用いたラバーアクチュエータについては、AIを用いてクラック発生の検知に成功した。一方、「歪応答性無し」と評価した比較例8のゴムサンプルをチューブゴムとして用いたラバーアクチュエータについては、クラックの発生を検知できなかった。
Figure 2023031812000002
*10 CB1: CTAB吸着比表面積=112m/g、24M4DBP吸収量=100mL/100g、東海カーボン社製、商品名「シースト6」
*11 CB2: CTAB吸着比表面積=123m/g、24M4DBP吸収量=100mL/100g、旭カーボン社製、商品名「旭#78」
*12 CB3: CTAB吸着比表面積=83m/g、24M4DBP吸収量=72mL/100g、旭カーボン社製、商品名「旭#70L」
*13 CB4: CTAB吸着比表面積=74m/g、24M4DBP吸収量=90mL/100g、旭カーボン社製、商品名「旭#70K」
表2に示す結果から、ゴム成分の80質量%以上がアクリロニトリル単位の含有量が45質量%を超えるアクリロニトリル-ブタジエンゴムである場合において、カーボンブラックのCTAB吸着比表面積Aが110m/g以上であり、且つカーボンブラックの含有量がゴム成分100質量部に対して50質量部以上であると、歪みに対する電気抵抗値の変化の応答性が良くなり、亀裂の発生を検知できることが分かる。
本発明のセンシング用導電性ゴム組成物は、歪みに対する電気抵抗値の変化の応答性が良く、一例として、ラバーアクチュエータのチューブゴムに適用することで、電気抵抗値の変化からクラックの発生を探知するのに利用できる。
10:ラバーアクチュエータ、 20:連結部、 30:抵抗値測定装置、 100:アクチュエータ本体部、 110:チューブゴム、 111:内層ゴム、 112:外層ゴム、 120:スリーブ、 200:封止機構、 210:封止部材、 211:胴体部、 212:鍔部、 213:凹凸部、 214:小径部、 215:通過孔、 220:係止リング、 230:かしめ部材、 231:圧痕、 300:封止機構、 400,500:フィッティング、 410,510:通過孔、 DAX:軸方向、 D:径方向

Claims (4)

  1. ゴム成分と、カーボンブラックと、を含み、
    前記ゴム成分は、アクリロニトリル単位の含有量が45質量%を超えるアクリロニトリル-ブタジエンゴムを80質量%以上含み、
    前記カーボンブラックは、セチルトリメチルアンモニウムブロミド(CTAB)吸着比表面積が110m/g以上であり、
    前記カーボンブラックの含有量が、前記ゴム成分100質量部に対して、50質量部以上であることを特徴とする、センシング用導電性ゴム組成物。
  2. 前記ゴム成分は、前記アクリロニトリル単位の含有量が45質量%を超えるアクリロニトリル-ブタジエンゴムのみからなる、請求項1に記載のセンシング用導電性ゴム組成物。
  3. 前記カーボンブラックは、圧縮ジブチルフタレート(24M4DBP)吸収量が90mL/100g以上である、請求項1又は2に記載のセンシング用導電性ゴム組成物。
  4. 前記カーボンブラックの含有量が、前記ゴム成分100質量部に対して、55質量部以上75質量部以下である、請求項1~3のいずれか一項に記載のセンシング用導電性ゴム組成物。
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