JP2023029157A - 火災受信機と無線機 - Google Patents

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Kenji Kunitsugu
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Abstract

【課題】 自動火災報知設備の火災受信機が動作したとき自動的に無線機Aを発信させ無線機Aより無線機Bに音響または音声を届けることができる火災受信機と無線機を提供する。【解決手段】 火災受信機1は動作したとき閉じる接点2を備え、その接点2は無線機A7に接続してあり、閉じたとき無線機A7を発信させる。この時主音響音声3が無線機A7経由で無線機B8に届くようにする。火災受信機1から主音響音声が取れない既存の火災受信機の場合は別に備える音源9が無線機A7経由で無線機B8に届くようにする。これにより無線機B8を所持している関係者は火災受信機が動作したことを即座に知ることができることになる回路を特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は火災受信機が動作した時 主音響音声や別に備える音源を無線機Aより無線機Bに自動的に届ける火災受信機と無線機に関するものである。
自動火災報知設備の火災受信機は火災感知器が動作したとき音響と窓表示や文字表示にて火災発生場所を知らせるものである。
しかしながら次のような問題点があった。
火災受信機が動作したとき関係者は警戒区域図と照らし合わせて火災発生場所を特定することになるとともに管理者に連絡をとる時間も生じるのでかなりの時間を要することになる。
最近は液晶画面に表示することが主流となっているので視力の衰えている人には見えにくいことがある。
特開平03-232096 特開平10-149490 特開2000-242869 特開2003-099868 特願2020-28791 特願2020-107330
自動火災報知設備の火災受信機が動作したとき無線機Aを経由して無線機Bに音声等を自動的に届けることを目的に以下に述べるような課題をかかげて解決するものである。
単純な方法と回路にて火災受信機と無線機を接続して火災受信機の動作に合わせて無線機を発信し音声を無線機に届ける。
火災受信機が動作した時の主音響音声を無線機A経由で無線機Bに届ける。
火災受信機から主音響音声が取れない既存の火災受信機の場合は別に備える音源を無線機A経由で無線機Bに届ける。
図1にあるように火災受信機1は動作したとき閉じる接点2を備え、その接点2は動作したとき接続してある無線機A7を発信させ、さらに主音響音声3がコンデンサー27,28経由で無線機A7に届く回路を備える。
図2にあるように火災受信機1は動作したとき閉じる接点2を備え、その接点2は動作したとき接続してある無線機A7を発信させ、さらに別に備えた音源9がコンデンサー27,28経由で無線機A7に届く回路を備える。
以上の説明から明らかなように本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
図1にあるように火災受信機1が動作したとき直ちに無線機A7は起動し主音響音声3は無線機B8に届くようになる。
主音響音声3に警戒区域番号を含ませると主音響音声3だけで警戒区域番号が分かるようになるので判断ミスや時間のロスがなくなる。
火災受信機1から主音響音声3が取れない火災受信機の場合は図2にあるように別に音源9を備えることにより無線機A7経由で無線機B8に音声等を届けることができるようになる。
自動火災報知設備の点検等で利用すると加熱、加煙した点検者は感知器が動作すると直ちに主音響音声3や別に備える音源9を無線機A7経由で無線機B8にて聞けるので点検者は素早く感知器の動作を認識することができるので無駄な加熱、加煙時間が無くなり作業時間の短縮になる。
前記点検等で確認灯のない感知器の場合は、点検者は感知器の動作を確認することが出来ないが火災受信機1の動作に合わせて音声等が無線機A7経由で無線機B8に届くので点検者は感知器の動作を素早く認識することができるようになる。
本発明である火災受信機1の接点2と主音響音声3を無線機A7と接続する回路図である。 本発明である火災受信機1の接点2と別に備えた音源9を無線機A7と接続する回路図である。
実証試験に使用した無線機A7は デジタル簡易無線・登録局 ALINCO製のDJ―DPS70KAである。
図1にあるように無線機A7との接続はスピーカーマイク接続プラグ5とスピーカーマイク接続ジャック6にて接続してある。
火災受信機1が動作したら閉じる接点2を備え接点2は端子31、33を経由して無線機A7に接続してある。
更に主音響音声3はコンデンサー27、28を経由し端子33、34を経由して無線機A7に接続してある。
コンデンサー27、28を介することで双方の機器への直流分の介入が無くなり音声信号のみを無線機A7に届けることができる。
これにより火災受信機1が動作したら接点2が閉じるので主音響音声3は無線機A7から無線機B8に自動的に届くようになる。
主音響音声3に警戒区域番号を含ませると音声だけで火災発生区域が分かるようになる。
火災受信機1から主音響音声3が取れない火災受信機の場合は図2にあるように別に音源9を備えることにより無線機A7経由で無線機B8に音声等を届けることができるようになる。
前記主音響音声3の出力部は音響停止スイッチ等の影響を受けないで常に出力されるようにする必要がある。
火災受信機に無線機A7の発信を止める遮断スイッチを設けておくと必要に応じて利用できる。
点検等で利用するときは火災受信機1を自動復旧モードにしておくと復旧に合わせて無線機A7の発信は止まり音声も止まるのでそのまま次の感知器の試験に移ることができる。
通常 火災受信機は火災移報接点を備えているのでそのまま無線機を発信させる接点として利用できる。
火災受信機の動作時の接点と主音響音声を出力する端子をまとめて一つのコネクターにした受け口としておくことで接続ミスをなくすことができ接続も簡単になる。
また火災感知器の点検の時もこのコネクターを活用して無線機と接続すれば点検の制度向上と時間の短縮が図られる。
火災受信機のメーカーはここで説明した火災信号である接点2と主音響音声3を接続できるコネクターを設ける事と主音響音声に警戒区域番号を含ませることを是非実施して欲しいです。警戒区域番号はプログラム上の制約を優先させることなく実態に会った分かりやすい形式にして欲しいです。火災受信機のメーカーと無線機のメーカーにて関係法令の技術基準に適合するように仕様を決めて自動火災報知設備の総合的な機能の向上が図られることを期待したい。
1 火災受信機
2 接点
3 主音響音声
4 無線機用中継部
5 スピーカーマイク接続プラグ
6 スピーカーマイク接続ジャック
7 無線機A
8 無線機B
9 音源
11 接点接続端子
12 接点接続端子
13 音声接続端子
14 音声接続端子
21 端子
22 端子
23 端子
24 端子
27 コンデンサー
28 コンデンサー
31 端子
33 端子
34 端子

Claims (2)

  1. 図1にあるように火災受信機1は動作したとき閉じる接点2を備え、その接点2は動作したとき接続してある無線機A7を発信させ、さらに主音響音声3がコンデンサー27,28経由で無線機A7に届く回路を備えることを特徴とする火災受信機と無線機。
  2. 図2にあるように火災受信機1は動作したとき閉じる接点2を備え、その接点2は動作したとき接続してある無線機A7を発信させ、さらに別に備えた音源9がコンデンサー27,28経由で無線機A7に届く回路を備えることを特徴とする火災受信機と無線機。
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