JP2023028943A - 車両の防犯装置、防犯システム、防犯方法、及びプログラム - Google Patents

車両の防犯装置、防犯システム、防犯方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】車室内に設けられたセンサを使って車両の周辺監視を行う際に、車室内の備品が障害物となって、周辺監視による物体の検出精度が低下するのを抑制する。【解決手段】電磁波を送受信することで物標を検出するセンサ22が車室内に設けられた車両の防犯装置3は、報知ユニット66と、障害物検出ユニット62と、障害物移動ユニット64を備える。報知ユニットは、車両が駐車状態であるときにセンサを用いた周辺監視によって車両周辺の不審物体が検出されると、クラウドを介して携帯端末に報知する。障害物検出ユニットは、車両が駐車されると、周辺監視に先立って、センサを介して、車室内で周辺監視の妨げとなる障害物を検出し、障害物移動ユニットは、障害物検出ユニットにて障害物が検出されると、その障害物が周辺監視の妨げにならないように移動させる。【選択図】図4

Description

本開示は、車両の防犯装置、防犯システム、防犯方法、及びプログラムに関する。
特許文献1には、車両の周辺を移動する物体を検出する電波センサを備えた車両用録画装置が開示されている。この装置は、電波センサにて物体が検出されると、カメラを録画待機状態にし、その後、異常状態を検知すると、カメラに物体を撮像させて、撮像画像を録画するように構成されている。従って、この装置によれば、車両の駐車中に不審者が接近して車両を不正操作したときに、カメラによる撮像及び録画を開始することができる。
特開2011-90645号公報
ところで、上記特許文献1に記載のように、電波センサを用いて車両周囲を移動する物体を検出する場合、電波センサを、車室内で車両周囲を見渡せる位置に配置すれば、不審者等の物体を一つのセンサを使って効率よく検出することができる。
しかし、車室内に設けられている座席、ミラー、モニタ等の備品は、乗員が任意に位置調整することができる。このため、車室内に設けられた電波センサを使って車両の周辺監視を行うようにすると、これらの備品が障害物となって、死角が生じ、周辺監視による物体の検出精度が低下することがある。
本開示の一局面は、車室内に設けられたセンサを使って車両の周辺監視を行う際に、車室内の備品が障害物となって、周辺監視による物体の検出精度が低下するのを抑制する、ことを目的とする。
本開示の1つの局面は、電磁波を放射し、該電磁波の反射波を受信することで物標を検出するセンサ(22)、が車室内に設けられた車両(9)の防犯装置(33)である。この防犯装置は、報知ユニット(66)と、障害物検出ユニット(62)と、障害物移動ユニット(64)と、を備える。
報知ユニットは、車両が駐車状態であるとき、センサを用いた車両の周辺監視によって車両周辺の不審物体が検出されると、クラウド(5)を介して、ユーザの携帯端末に報知するよう構成される。
また、障害物検出ユニットは、車両が駐車されると、周辺監視に先立って、センサを介して、車室内で周辺監視の妨げとなる障害物(50)を検出するよう構成される。そして、障害物移動ユニットは、障害物検出ユニットにて障害物が検出されると、その検出された障害物が周辺監視の妨げにならないように、障害物を移動させるように構成される。
従って、本開示の車両の防犯装置においては、車両が駐車されたときに、障害物検出ユニットにて車室内の障害物が検出されると、その障害物が、周辺監視の妨げにならないように、障害物移動ユニットによって移動される。
よって、車両が駐車状態であるときには、センサを用いた車両の周辺監視によって、車両周辺の不審物体を精度よく検出することができるようになり、ユーザの携帯端末に対し、不審物体の存在をより良好に報知することができる。
次に、本開示のもう一つの局面は、車両の防犯システムである。この防犯システムは、通信機(28)と、車両の車室内に設置されたセンサと、防犯装置とを備える。通信機は、ユーザの携帯端末と通信可能なクラウドとの間で通信可能に構成されている。また、センサは、電磁波を放射し、該電磁波の反射波を受信することで物標を検出するよう構成されている。
防犯装置は、上述した車両の防犯装置と同様、報知ユニットと、障害物検出ユニットと、障害物移動ユニットと、を備える。
よって、本開示の車両の防犯システムにおいても、センサを用いた車両の周辺監視を開始する前に、車室内で周辺監視の妨げになる障害物を移動させることができ、車両周辺の不審物体を精度よく検出することができるようになる。
次に、本開示のもう一つの局面は、電磁波を放射し、該電磁波の反射波を受信することで物標を検出するセンサ、が車室内に設けられた車両の防犯方法である。
この防犯方法では、車両が駐車状態であるとき、センサを用いた車両の周辺監視によって車両周辺の不審物体が検出されると、クラウドを介して、ユーザの携帯端末に報知する。
また、車両が駐車されると、センサを介して、車室内で周辺監視の妨げとなる障害物を検出し、障害物が検出されると、その検出された障害物が周辺監視の妨げにならないように、障害物を移動させる。
従って、本開示の車両の防犯方法によれば、上述した車両の防犯装置と同様の手順で,車両の周辺監視を開始する前に、車室内で周辺監視の妨げとなる障害物を移動させることができ、上記と同様の効果を得ることができる。
次に、本開示のもう一つの局面は、コンピュータを、上述した報知ユニット、障害物検出ユニット、及び、障害物移動ユニット、として機能させる、プログラムである。よって、このプログラムによれば、コンピュータにより、上述した防犯方法を実現でき、上述した車両の防犯装置、防犯システム、及び防犯方法と同様の効果を得ることができる。
実施形態のモビリティIoTシステムの構成を表すブロック図である。 車室内に設置されたセンサによる監視領域を表す説明図である。 センサが監視モードにあるときの周辺監視動作を表すフローチャートである。 車載装置の制御部の機能構成を表す機能ブロック図である。 車載装置の制御部にて実行される制御処理を表すフローチャートである。
本開示の例示的な実施形態について図面を参照しながら説明する。
[実施形態]
本実施形態において、本開示の車両の防犯装置は、図1に示すモビリティIoTシステム1を構成する車載装置3の一機能として実現される。IoTは、Internet of Thingsの略である。
1,モビリティIoTシステム1の構成
図1に示すように、モビリティIoTシステム1は、車載装置3と、クラウド5と、サービス提供サーバ7と、を備える。図1では便宜上、防犯装置としての機能を有する1つの車載装置3を記載しているが、モビリティIoTシステム1は、異なる車両9に搭載された複数の車載装置3を備える。
車載装置3は、車両9に搭載された通信機28を介して、クラウド5と通信可能である。クラウド5は、車載装置3、サービス提供サーバ7、及び携帯端末20と通信可能である。携帯端末20は、例えば、車両9の所有者等のユーザが所持する携帯端末である。携帯端末20として、例えば、スマートフォン、タブレット端末、ノートPC等が挙げられる。
クラウド5は、制御部10と、通信部16と、記憶部18とを備える。制御部10は、CPU12と、例えば、RAM又はROM等の半導体メモリ(以下、メモリ14とする)とを備える。
制御部10の機能は、メモリ14に格納されたプログラムをCPU12が実行することにより実現される。また、このプログラムが実行されることで、プログラムに対応する方法が実行される。通信部16は、通信機28及び携帯端末20との間で無線通信を行うことができる。記憶部18は情報を記録することができる。
サービス提供サーバ7は、クラウド5と通信可能である。サービス提供サーバ7は、例えば、車両9の運行を管理するサービス等を提供するために設置されたサーバである。なお、モビリティIoTシステム1は、サービス内容が互いに異なる複数のサービス提供サーバ7を備えてもよい。
クラウド5は、複数の車載装置3のそれぞれから通信機28を介して送信された車両9のデータを収集する。クラウド5は、車両9ごとに、収集したデータを記憶部18に記憶する。また、クラウド5は、記憶部18に記憶されている車両9のデータに基づき、デジタルツインを作成する。デジタルツインは、正規化されたインデックスデータを有する。
サービス提供サーバ7は、デジタルツインから取得したインデックスデータを用いて記憶部18に記憶されている所定車両のデータを取得することができる。サービス提供サーバ7は、車両9に指示する制御内容を決定し、制御内容に対応する指示をクラウド5に送信する。クラウド5は、指示に基づき、車両9へ制御内容を送信する。
2.車載装置3及び車両9の構成
図1に示すように、車載装置3は、制御部30と、記憶部36と、を備える。制御部30は、CPU32と、例えば、RAM又はROM等の半導体メモリ(以下、メモリ34とする)とを備える。制御部30の機能は、メモリ34に格納されたプログラムをCPU32が実行することにより実現される。また、このプログラムが実行されることで、プログラムに対応する方法が実行される。
記憶部36は情報を記憶することができる。記憶部36には、例えば、車載装置3が有する防犯装置としての機能により、車両9の駐車中に車両9の周辺を監視した監視結果が記憶される。
車両9の駐車中の周辺監視には、車室内に設けられたミリ波センサ22が用いられる。ミリ波センサ22は、車両9の周囲360度に亘って全方向にミリ波の電波を放射し、その反射波を受信することで、物標を検出するよう構成された、全方位型のレーダ装置である。
このため、ミリ波センサ22は、図2に示すように、車両9の周辺を見渡すことのできる、フロントガラスの上方の中央部分に設置されている。ミリ波センサ22から出射されたミリ波は、フロントガラス、リヤガラス、左右のドアガラスを通って、図2に点線で示す車両周囲の全領域に放射される。なお、ミリ波センサ22は、前方、後方、右側方、左側方それぞれに対応させて複数備えてもよい。
ところで、車室内に、ミリ波センサ22から出射されたミリ波を遮る障害物があると、車両周囲の物標を検出できない死角ができてしまう。障害物としては、例えば、車室内の前後左右の4箇所に設置された座席50の背凭れやヘッドレストを挙げることができる。 図2において、座席の符号「50」に付与された添え字FL,FR,RL,RRは、それぞれ、前方左側、前方右側、後方左側、後方右側を表している。そして、図2は、ミリ波センサ22から出射されたミリ波が、車室内の前方の左右に配置された座席50FL,50RLのヘッドレストで遮られることにより、死角が生じている状態を表している。
このように、死角が生じると、車両9の駐車中に、ミリ波センサ22を用いた周辺監視を正常に実施することができない。このため、車載装置3は、車両9が駐車されて、ミリ波センサ22を用いた周辺監視を開始する際には、車室内でミリ波センサ22からのミリ波を遮る障害物の有無を検出する。そして、障害物が存在する場合には、障害物が周辺監視の妨げにならないように、障害物を移動させる。
本実施形態では、障害物となり得るのは、車室内の座席50FL,50FR,50RL,50RRであるものとする。このため、車室内の4つの座席50は、図1に示すように、座面52を前後方向A、高さ方向Bに移動させ、背凭れ54の傾きDを変化させるアクチュエータ42を備えた、パワーシートにて構成される。
各座席50に設けられたアクチュエータ42は、車両に搭載されたボデーECU40にて駆動制御できるようになっている。なお、ボデーECU40は、車体制御用の電子制御装置である。
このため、車載装置3には、ボデーECU40が接続されている。車載装置3は、ボデーECU40を介して、各座席50のアクチュエータ42を駆動することで、移動可能物としての各座席50を移動させる。
なお、車室内で障害物となり得るのは、座席50だけではなく、ミラーやモニタ等、天井部分に設置された備品も障害物となることがある。従って、この場合には、障害物となり得るこれらの備品を移動可能物とし、各移動可能物には、周辺監視の邪魔にならないように移動させるためのアクチュエータを設ける。
そして、ボデーECU40には、そのアクチュエータも接続することで、車載装置3が、ボデーECU40を介して各備品のアクチュエータを駆動できるようにする。このようにすれば、車載装置3は、各備品を、周辺監視の妨げにならないように移動させることができるようになる。
また、ボデーECU40には、車両9の左右のドアをロック・アンロックするドアロック装置44も接続されている。このため、車載装置3は、ボデーECU40を介して、車両9のドアのロック・アンロック状態を検知できる。
次に、車載装置3には、車両9に設けられた周辺監視用のカメラ24、及び、警報機器26も接続されている。
カメラ24は、車両9の周囲を撮像するものであり、車両9の走行中に周囲の画像を録画するのに利用される。また、カメラ24は、車両9の駐車中には、車載装置3からの指令に従い、車両9の周辺を撮像する。
そして、車載装置3は、車両9の駐車中にミリ波センサ22による周辺監視によって不審物体が検出されると、カメラ24を起動して、不審物体を撮像させる。また、車載装置3は、その撮像画像を画像処理することで、撮像された不審物体が、車両4に対し危害を与える不審者であるか否かを判断し、不審者である場合には、クラウド5を介して、ユーザの携帯端末20に報知し、撮像画像を記憶部36に記憶する。
警報機器26は、例えば、音声出力用のスピーカ、警報音出力用のホーン、警報用のランプ、等にて構成される。この警報機器26は、車載装置3が、不審物体を検知したときや、不審物体の検知後に車両9に異常が生じたときに、音や光で警報を発するのに利用される。
3.ミリ波センサ22の動作
ミリ波センサ22は、ミリ波の電波を送受信することで、ミリ波センサ22の周囲に存在する物標、詳しくは、物標までの距離及び物標の方向、を検出するレーダ装置である。そして、車載装置3によって、動作モードが、物標検知用の通常モードから監視モードに切り替えられると、図3に示す手順で、検出した物標が、車両9に接近してくる不審物体であるか否かを判断するように構成されている。
すなわち、ミリ波センサ22は、監視モードにあるとき、S110にて、車両9の周辺に存在する物標を検出する周辺監視処理を行う。そして、続くS120にて、周辺監視処理により検出された物標の位置と過去の検出位置とから、その物標が車両に接近中であるか否かを判断することで、接近中の不審物体があるか否かを判断する。
S120にて、車両9に接近中の不審物体があると判断されると、S130にて、不審物体の検出信号を車載装置3に出力し、S140に移行する。また、S120にて、不審物体はないと判断された場合にも、S140に移行する。
S140では、車載装置3から、動作モードを通常モードに戻すモード変更指令が入力されたか否かを判断し、モード変更指令が入力されていなければ、S110に移行する。
また、モード変更指令が入力されていれば、S150にて、ミリ波センサ22の動作モードを通常モードに戻し、図3に示す周辺監視処理を終了する。
なお、図3に示す周辺監視処理は、ミリ波センサ22に設けられたマイコンにて実行されるプログラムにて実現されてもよいし、ミリ波センサ22に設けられた論理回路の動作によって実現されてもよい。
4.車載装置3の防犯装置としての動作
車載装置3において、制御部30は、車載装置3を防犯装置として機能させる構成として、図4に示すように、障害物検出ユニット62、障害物移動ユニット64、及び、報知ユニット66を備える。
ここで、障害物検出ユニット62は、車両9が駐車されると、ミリ波センサ22を通常モードで動作させることで、ミリ波センサ22に、車室内で周辺監視の妨げとなる障害物を検出させる機能である。
また、障害物移動ユニット64は、障害物検出ユニット62にて、障害物が検出されたときに、その障害物が周辺監視の妨げにならないように、障害物を移動させる機能である。なお、障害物移動ユニット64は、車室内でアクチュエータ42により移動可能な各座席50の位置をボデーECU40から取得し、記憶部36に記憶させている。
障害物移動ユニット64は、障害物検出ユニット62にて障害物が検出されると、その検出された障害物の位置に対応する座席50を移動対象物として特定する。そして、その特定した座席50に設けられたアクチュエータ42を、ボデーECU40を介して駆動することで、障害物として検出された移動対象物を、周辺監視の妨げにならないように移動させる。
なお、この移動は、例えば、移動対象物となった座席50の高さを最も低くして、障害物が検出されなくなったか否かを判断し、まだ障害物が検出されているときには、座席50を前方に移動させて、背凭れ54を後方に倒す、といった手順で実施される。
ただし、この移動順序は、適宜設定すればよく、例えば、座席50を後方に移動させて、背凭れ54を前方に倒す、というように、適宜変更されてもよい。また、アクチュエータ42により座席50の回転させることができる場合には、座席50を回転させるようにされてもよい。
次に、報知ユニット66は、車両9が駐車状態であるときに、ミリ波センサ22の動作モードを監視モードに設定して、ミリ波センサ22に、車両9に接近してくる不審物体を検出させる機能である。
報知ユニット66は、ミリ波センサ22にて不審物体が検出されると、カメラ24を利用して、その不審物体が車両9を不正操作しようとする不審者であるか否かを判断する。そして、ミリ波センサ22にて検出された不審物体が不審者である場合には、例えば、カメラ24による撮像画像など、不審者の情報を通信機28からクラウド5に送信させる。この結果、クラウド5からユーザの携帯端末20に、不審者が車両9に接近中であることが報知される。
次に、制御部30を、障害物検出ユニット62、障害物移動ユニット64、及び、報知ユニット66として機能させるために、CPU32において実行される制御処理について、図5に示すフローチャートを用いて説明する。なお、このフローチャートは、メモリ34に記憶されたプログラムに対応する。
図5に示すように、この制御処理では、まずS210にて、車両9が駐車されたか否かを判断することにより、車両9が駐車されるのを待機する。
S210では、例えば、車両9の停車中に、車両9の動力源となるエンジン若しくはモータの駆動が停止され、更に、ボデーECU40に接続されたドアロック装置44が全てロック状態に切り替えられたときに、車両9が駐車されたと判断する。
なお、エンジンの停止は、例えば、イグニッションスイッチがオフされたときに検出でき、モータの停止は、例えば、モータへの電力供給経路に設けられた電源スイッチがオフされたとき2検出できる。
S210にて、車両9が駐車されたと判断されると、S220に移行し、ミリ波センサ22を動作させて、車室内で周辺監視の妨げとなる障害物を検出する。具体的には、ミリ波センサ22にて検出された物標のうち、車室内で周辺監視のためのミリ波を遮る位置に存在する物標を、障害物として検出する。
次に、S230では、S220にて障害物が検出されたか否かを判断し、障害物が検出されていれば、S240に移行して、車室内での障害物の位置から、周辺監視の妨げにならないように移動させるべき移動対象物を特定する。
本実施形態では、移動対象物の候補として、車室内の4つの座席50が設定されていることから、S240では、車室内での障害物の位置と、4つの座席50の車室内への設置位置とに基づき、移動対象物を特定する。
なお、移動対象物の候補として、ミラーやモニタ等の備品が設定されている場合には、車室内の座席50とこれらの備品の中から、移動対象物を特定する。また、車室内の座席の数が異なる場合にも、車室内で移動可能な全ての座席の中から、移動対象物を特定する。
そして、S250では、S240にて特定した移動対象物を、周辺監視の妨げにならない方向に移動させる。なお、S250にて、移動対象物を移動させる際には、移動対象物の現在の位置、つまり移動前の位置、をボデーECU40から取得し、記憶部36に記憶する。また、S250にて、移動対象物を移動させると、再度S220に移行して、車室内の障害物検出を行い、S230に移行する。
次に、S230にて、障害物は検出されていないと判断された場合には、S260に移行し、ミリ波センサ22の動作モードを、上述した監視モードに設定する。この結果、ミリ波センサ22は、図3に示した周辺監視を開始する。
このため、制御部30は、S260にて、ミリ波センサ22の動作モードを監視モードに設定すると、S270にて、制御処理の実行を中断して、制御部30での電力消費を低減させる、スリープ状態へ移行する。
そして、制御部30は、スリープ状態にあるとき、S300にて、ミリ波センサ22から不審物体の検出信号が入力されると、S310にて、スリープ状態から通常状態に復帰(すなわち、ウェイクアップ)する。そして、続くS320にて、カメラ24を起動し、ミリ波センサ22にて検出された不審物体を撮像させる。
次に、S330では、カメラ24による撮像画像を画像処理することで不審者の画像認識を行い、S340にて、S330の画像認識の結果、不審者が検出されたか否かを判断する。そして、S340にて、不審者は検出されていないと判断されると、S270に移行する。この結果、制御部30は再びスリープ状態へ移行する。
S340にて、不審者が検出されたと判断されると、S350に移行して、不審者が車両9に接近中であることを表す情報を、通信機28を介して、クラウド5に送信することで、ユーザの携帯端末20に対し、不審者が車両9に接近中であること報知させる。
なお、S350では、不審者が車両9に接近中であることを表す情報として、カメラ24による不審者の撮像画像を、通信機28を介してクラウド5に送信するようにしてもよい。また、S350では、不審者が車両9に接近中であることから、ユーザの携帯端末20に報知するだけでなく、警報機器26を動作させて、警報を発することで、接近中の不審者に対し、車両9側で検知していることを報知するようにしてもよい。
次に、S360では、カメラ24による不審者の撮像画像の録画を開始し、続くS370にて、不審者の撮像画像の録画期間が終了したか否かを判断することで、録画期間が終了するのを待機する。なお、不審者の撮像画像の録画は、撮像画像を記憶部36に記憶させることにより行われる。また、S370では、例えば、録画時間が予め設定された規定時間に達したとき、或いは、ユーザの携帯端末20から録画終了指令を受けたときに、録画期間が終了したと判断する。
S370にて、録画期間が終了したと判断すると、S380に移行して、不審者の撮像画像の録画を終了し、カメラ24による撮像を停止させて、S270に移行する。この結果、制御部30は再びスリープ状態へ移行する。
次に、制御部30は、スリープ状態にあるとき、S400にて、ボデーECU40に接続されたドアロック装置44がアンロック状態に切り替えられると、S410にて、スリープ状態から通常状態に復帰(すなわち、ウェイクアップ)する。
そして、制御部30は、ドアロックが解除されてウェイクアップしたときには、S420にて、車両9は駐車状態から復帰したと判断して、ミリ波センサ22の動作モードを、監視モードから通常モードに変更する。
また、ドアロックが解除されると、乗員がドアを開けて車両9に乗車することができるようになるので、制御部30は、S430に移行して、S250にて移動させた移動対象物を元の位置に移動させ、図6に示す制御処理を終了する。なお、S430にて、移動対象物を元の位置に移動させる際には、S250の処理実行時に記憶部36に記憶させた移動前の対象物の位置を読み込み、移動対象物がその読み込んだ位置となるように、移動対象物を移動させる。また、制御処理の終了後は、再度S210に移行し、車両9が駐車されるのを待機する。
本実施形態においては、S210~S230の処理が、障害物検出ユニット62としての動作の一例であり、S240-S250及びS370-S390の処理が、障害物移動ユニット64の動作の一例である。また、S260-S360の処理が、報知ユニット66の動作の一例である。
5.実施形態の効果
以上説明したように、本実施形態の車載装置3においては、車両9が駐車されると、制御部30が、ミリ波センサ22を介して、車室内で周辺監視の妨げとなる障害物を検出する。
そして、制御部30は、障害物を検出すると、その障害物が車室内に設けられた4つの座席50のいずれであるかを判断し、その判断により特定された座席50を、周辺監視の妨げにならないように移動させる。
このため、車両9の駐車中にミリ波センサ22により周辺監視をさせる際に、車室内の座席50によって死角ができて、車両9に接近する不審物体の検出精度が低下するのを、抑制することができる。
また、本実施形態では、車両9の駐車中に、車両9に接近する不審物体を検出する機能が、ミリ波センサ22に設けられている。そして、制御部30は、車両9が駐車されたときに、周辺監視の妨げとなる障害物が存在しない場合、或いは、障害物が存在しても、周辺監視の妨げとならないように移動させた場合には、スリープ状態へ移行する。
このため、車載装置3において、車両9の駐車中に制御部30が動作することによって生じる電力消費量を低減し、車載バッテリに蓄積された電力量が減少するのを抑制することができる。
また、制御部30は、車両9の駐車中に、ミリ波センサ22により車両9に接近してくる不審物体が検出されると、カメラ24にて不審物体を撮像させて、その撮像画像から不審物体が、不審者であるか否かを判断する。
そして、不審者である場合には、クラウド5を介して、ユーザの携帯端末20に報知し、更に、カメラ24による不審者の撮像画像を記憶部36に記憶させる。従って、ユーザは、不審者に対する防犯対策を行うことができ、車両9が不正操作された場合には、撮像画像から不審者を特定することができる。
また、制御部30は、車両9が駐車されたときに、周辺監視の妨げとなる障害物を移動させると、ドアロックが解除されて、車両9が駐車状態から復帰したときに、車両9の駐車時に移動させた障害物を、移動前の元の位置に移動させる。従って、乗員がドアを開けて車両9に乗り込む際に、周辺監視の障害物となっていた座席50が元の位置からずれていて、乗車し難くなる、といった問題が発生するのを抑制できる。
なお、本実施形態においては、上記のように防犯装置としての機能を有する車載装置3と、通信機28と、ミリ波センサ22と、カメラ24とにより、本開示の車両の防犯システムが構成されている。また、制御部30にて図5に示す制御処理が実行されることにより、本開示の車両の防犯方法が実現される。
[他の実施形態]
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
例えば、上記実施形態では、ミリ波センサ22にて不審物体が検出されると、制御部30は、カメラ24による撮像画像の画像認識を行うことで、不審者を検出し、クラウド5へ報知及び撮像画像の録画を開始するものとして説明した。
これに対し、制御部30は、ミリ波センサ22から不審物体の検出信号が入力されてから、車両9に振動等の異常が生じたときに、車両9が不正操作されたと判断して、クラウド5への報知及びカメラ24による撮像画像の録画を開始するようにしてもよい。
また、上記実施形態において、カメラ24による撮像画像の録画は、不審者が検出されてから実施するのではなく、例えば、S320にてカメラ24を起動してから、S330による画像認識を行っている間も、実施するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、車両9の周辺監視を行うのに使用されるセンサは、ミリ波センサ22であるものとして説明した。これに対し、センサは、マイクロ波等、ミリ波とは周波数が異なる電波を送受信して物標を検出するように構成されてもよい。また、センサは、レーザ光等、電波とは異なる電磁波を送受信して物標を検出するように構成されていてもよい。
また、上記実施形態では、車載装置3において、制御部30は、ボデーECU40からドアロック等の車両状態を表す情報を取得して、図5に示す制御処理を実行するものとして説明した。これに対し、制御部30は、防犯用の制御処理を、クラウド5からの指示に基づいて行うように構成されていてもよい。
この場合、クラウド5側では、例えば、車両9の位置から、車両9が、防犯対策が必要な場所に駐車されたことを検出して、制御部30に防犯用の制御処理を実行させることができるようになる。
また、制御部30は、一つ以上の専用ハードウェア論理回路によってプロセッサを構成することによって提供された専用コンピュータにより、実現されてもよい。また、制御部30は、一つ乃至は複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサ及びメモリと一つ以上のハードワェア論理回路によって構成されたプロセッサとの組み合わせにより構成された一つ以上の専用コンピュータにより、実現されてもよい。また、制御部30の機能を実現する手法には、必ずしもソフトウェアが含まれている必要はなく、その全部の機能が、一つあるいは複数のハードウェアを用いて実現されてもよい。
また、上記実施形態における1つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、1つの構成要素が有する1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしてもよい。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしてもよい。また、土記実施形態の構成の一部を省略してもよい。
また、本開示の車両の防犯装置は、上述したモビリティIoTシステム1を構成する車載装置3ではなく、専用の防犯装置として単体で構成されてもよく、ミリ波センサ22、通信機28、カメラ24等を含む防犯システムとして構成されてもよい。
また、本開示は、コンピュータを車両の防犯装置として機能させるプログラムや、このプログラムを記録した半導体メモリ等の非遷移的実態的記録媒体など、種々の形態で実現することもできる。
3…車載装置、5…クラウド、9…車両、20…携帯端末、22…ミリ波センサ、30…制御部、50…座席、62…障害物検出ユニット、64…障害物移動ユニット、66…報知ユニット。

Claims (14)

  1. 電磁波を放射し、該電磁波の反射波を受信することで物標を検出するセンサ、が車室内に設けられた車両の防犯装置であって、
    前記車両が駐車状態であるとき、前記センサを用いた前記車両の周辺監視によって前記車両周辺の不審物体が検出されると、クラウドを介して、ユーザの携帯端末に報知するよう構成された報知ユニットと、
    前記車両が駐車されると、前記周辺監視に先立って、前記センサを介して、前記車室内で前記周辺監視の妨げとなる障害物を検出するよう構成された障害物検出ユニットと、
    前記障害物検出部にて前記障害物が検出されると、該検出された前記障害物が前記周辺監視の妨げにならないように、前記障害物を移動させるように構成された障害物移動ユニットと、
    を備えている、車両の防犯装置。
  2. 請求項1に記載の車両の防犯装置であって、
    前記報知ユニットは、前記周辺監視によって前記不審物体が検出されると、前記車両に搭載されたカメラにより前記不審物体を撮像し、撮像した画像を記憶部に記憶させるように構成されている、車両の防犯装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の車両の防犯装置であって、
    前記障害物検出ユニットは、前記車両のドアがロックされると前記車両が駐車されたと判断して、前記障害物を検出するように構成されている、車両の防犯装置
  4. 請求項1~請求項3の何れか1項に記載の車両の防犯装置であって、
    前記障害物移動ユニットは、前記障害物を移動させてから前記車両が駐車状態から復帰すると、前記移動させた前記障害物を移動前の元の位置に移動させるように構成されている、車両の防犯装置。
  5. 請求項4に記載の車両の防犯装置であって、
    前記障害物移動ユニットは、前記車両のドアロックが解除されると前記車両が前記駐車状態から復帰したと判断して、前記障害物を移動前の元の位置に移動させるように構成されている、車両の防犯装置。
  6. 請求項1~請求項5の何れか1項に記載の車両の防犯装置であって、
    前記車室内には、アクチュエータにより変位可能な複数の移動可能物が設けられており、
    前記障害物移動ユニットは、前記障害物検出ユニットにて前記障害物が検出されると、該障害物の前記車室内での位置と、前記複数の移動可能物の前記車室内への設置位置とに基づき、前記複数の移動可能物の中から前記障害物として移動させるべき移動対象物を特定し、該移動対象物を、前記アクチュエータを介して移動させるように構成されている、車両の防犯装置。
  7. 請求項6に記載の車両の防犯装置であって、
    前記複数の移動可能物の少なくとも1つは、前記アクチュエータを介して、背凭れの傾きを含むシートの位置調整が可能な座席である、車両の防犯装置。
  8. ユーザの携帯端末と通信可能なクラウドとの間で通信可能に構成された通信機と、
    車両の車室内に設置され、電磁波を放射し、該電磁波の反射波を受信することで物標を検出するよう構成されたセンサと、
    前記車両が駐車状態であるとき、前記センサを用いた前記車両の周辺監視によって前記車両周辺の不審物体が検出されると、前記通信機を介して前記クラウドと通信することにより、前記ユーザの前記携帯端末に報知するよう構成された報知ユニットを有する防犯装置と、
    を備え、
    前記防犯装置は、更に、
    前記車両が駐車されると、前記周辺監視に先立って、前記センサを介して、前記車室内で前記周辺監視の妨げとなる障害物を検出するよう構成された障害物検出ユニットと、
    前記障害物検出部にて前記障害物が検出されると、該検出された前記障害物が前記周辺監視の妨げにならないように、前記障害物を移動させるように構成された障害物移動ユニットと、
    を備えている、車両の防犯システム。
  9. 請求項8に記載の車両の防犯システムであって、
    前記防犯装置は、
    前記車両が駐車されて、前記障害物検出ユニットにて前記障害物が検出されなかったとき、若しくは、前記障害物移動ユニットにて前記障害物が移動されたときに、前記報知ユニット、前記障害物検出ユニット、及び、前記障害物移動ユニットが動作を停止するスリープ状態に移行し、
    前記スリープ状態にあるときに、前記センサにて前記物標が検出されると、前記スリープ状態から通常状態に復帰して、前記報知ユニット、前記障害物検出ユニット、及び、前記障害物移動ユニットが動作する、ように構成されている、車両の防犯システム。
  10. 請求項9に記載の車両の防犯システムであって、
    前記センサは、自身の動作モードが監視モードであるとき、前記車両の周辺監視を行い、該周辺監視によって不審物体を検出すると、前記防犯装置に検出信号を出力するよう構成されており、
    前記防犯装置は、前記スリープ状態に移行するときに、前記センサの動作モードを前記監視モードに設定し、前記スリープ状態にあるときに、前記センサから前記検出信号が入力されると、前記スリープ状態から通常状態に復帰する、ように構成されている、車両の防犯システム。
  11. 請求項8~請求項10の何れか1項に記載の車両の防犯システムであって、
    前記車両の周囲を撮像するカメラを備え、
    前記防犯装置は、前記センサによる物標検出に基づいて前記カメラを起動し、前記不審物体を撮像させるように構成されている、車両の防犯システム。
  12. 請求項8~請求項11の何れか1項に記載の車両の防犯システムであって、
    前記センサは、ミリ波を放射し、該ミリ波の反射波を受信することで前記物標を検出するよう構成されたミリ波センサである、車両の防犯システム。
  13. 電磁波を放射し、該電磁波の反射波を受信することで物標を検出するセンサ、が車室内に設けられた車両の防犯方法であって、
    前記車両が駐車状態であるとき、前記センサを用いた前記車両の周辺監視によって前記車両周辺の不審物体が検出されると、クラウドを介して、ユーザの携帯端末に報知すると共に、
    前記車両が駐車されると、前記周辺監視に先立って、前記センサを介して、前記車室内で前記周辺監視の妨げとなる障害物を検出し、前記障害物が検出されると、該検出された前記障害物が前記周辺監視の妨げにならないように、前記障害物を移動させる、車両の防犯方法。
  14. コンピュータを、請求項1~請求項9の何れか1項に記載の報知ユニット、障害物検出ユニット、及び、障害物移動ユニット、として機能させる、プログラム。
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