JP2023028754A - プログラム及び情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】課題に対する交通施策を自動的に提案する。【解決手段】プログラムが、コンピュータを、交通施策を作成するための作成要求として、課題を含む作成要求を受け付ける受付手段34、課題と相関関係がある結果を示す結果情報を第一情報として、当該第一情報と相関関係がある交通分野に関する交通情報のうち少なくとも一つの交通情報を第二情報として特定する特定手段36、特定手段36により特定された第二情報に基づき、交通施策を作成する作成手段38、作成手段38により作成された交通施策を示す情報を出力する出力手段40、として機能させる。【選択図】図3

Description

本発明は、プログラム及び情報処理装置に関する。
従来、証拠に基づく施策立案(EBPM:Evidence-Based Policy Making)を実現するための技術が求められている。例えば、下記特許文献1には、行政サービスをデータ型として扱うことにより、行政サービスを分析する技術が記載されている。
国際公開第2019/146572号
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術では、新しい施策を提案するために既存の行政サービスを既存の統計手法で分析する必要がある。このため、課題に対して行うべき施策を自動的にユーザに提案することができない。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、課題に対する交通施策を自動的に提案することができるプログラム及び情報処理装置を提供することを目的とする。
本発明の第一態様に係るプログラムは、コンピュータを、交通施策を作成するための作成要求として、課題を含む作成要求を受け付ける受付手段、前記課題と相関関係がある結果を示す結果情報を第一情報として、当該第一情報と相関関係がある交通分野に関する交通情報のうち少なくとも一つの交通情報を第二情報として特定する特定手段、前記特定手段により特定された前記第二情報に基づき、前記交通施策を作成する作成手段、前記作成手段により作成された前記交通施策を示す情報を出力する出力手段、として機能させる。
本発明の第二態様に係るプログラムは、前記コンピュータを、前記結果情報と前記交通情報とを互いに対応付けて記憶する記憶手段として更に機能させ、前記特定手段は、前記結果情報と前記交通情報との対応関係に基づき、当該交通情報と前記課題との間に因果関係があるか否かを判定し、前記課題との間に前記因果関係があると判定された少なくとも一つの前記交通情報を、前記第二情報として特定する。
本発明の第三態様に係るプログラムでは、前記受付手段は、前記交通施策に関する制約条件を示す制約情報を受け付け、前記特定手段は、前記制約情報に更に基づき、前記第二情報を特定する。
本発明の第四態様に係るプログラムでは、前記受付手段は、前記交通施策の対象者であるユーザに関するユーザ情報を受け付け、前記特定手段は、前記ユーザ情報に更に基づき、前記第二情報を特定する。
本発明の第五態様に係るプログラムでは、前記交通情報は、交通サービスに関する情報である。
本発明の第六態様に係るプログラムでは、前記交通情報は、立地計画に関する情報である。
本発明の第七態様に係る情報処理装置は、交通施策を作成するための作成要求として、課題を含む作成要求を受け付ける受付手段と、前記課題と相関関係がある結果を示す結果情報を第一情報として、当該第一情報と相関関係がある交通分野に関する交通情報のうち少なくとも一つの交通情報を第二情報として特定する特定手段と、前記特定手段により特定された前記第二情報に基づき、前記交通施策を作成する作成手段と、前記作成手段により作成された前記交通施策を示す情報を出力する出力手段と、を備える。
本発明によれば、課題に対する交通施策をユーザに自動的に提案することができる。
第一実施形態に係る施策提案システムの全体構成の一例を示すブロック図である。 図1に示すサーバ装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 施策提案システムの機能的構成の一例を示すブロック図である。 記憶手段が記憶するデータテーブルの一例を示す図である。 記憶手段が記憶するデータテーブルの一例を示す図である。 記憶手段が記憶するデータテーブルの一例を示す図である。 本実施形態に係る施策提供システムにおいて、図3に示す各機能手段が行う処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図5のステップSP22における第二情報の特定処理の詳細な流れの一例を示すフローチャートである。 第二実施形態に係る記憶手段が記憶するデータテーブルの一例を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明に係る複数の実施形態システムについて詳細に説明する。説明の理解を容易するため、各図面において同一の構成要素及びステップに対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
本発明の各実施形態に係る施策提案システムは、地域や街等の課題に対して推奨すべき交通施策を、自動的に作成してユーザに提案するシステムである。当該ユーザは、例えば、交通施策の立案等を行う行政主体や交通事業者等であるが、当該交通施策の対象者である一般市民や顧客等であってもよい。交通施策とは、交通分野において実施すべき計画であって、交通サービスに関する計画、物流サービスに関する計画、交通需要マネジメントの計画、交通に関する立地計画等を含む。なお、施策には、政策も含む。
―――第一実施形態―――
まず、第一実施形態について説明する。
<全体構成>
図1は、第一実施形態に係る施策提案システムの全体構成の一例を示すブロック図である。
図1に示すように、施策提案システム1は、サーバ装置10と、一又は複数の端末装置12と、を備える。これらの装置は、インターネットや電話回線等の通信ネットワークNTを介して互いに通信可能となっている。
サーバ装置10は、課題に対する交通施策を作成してユーザに提案するために、各種の処理や制御を行う情報処理装置(コンピュータ)である。サーバ装置10は、端末装置12を介して、交通施策を作成するための作成要求として、課題を含む作成要求を受け付ける。また、サーバ装置10は、当該作成要求に応じて、作成要求に含まれる課題に基づき自動的に作成した交通施策を、端末装置12に送信し、端末装置12を介してユーザに提案する。
端末装置12は、ユーザが操作する通信端末装置である。端末装置12は、ユーザから課題を含む作成要求を受け付けると、当該作成要求をサーバ装置10に送信する。また、端末装置12は、サーバ装置10から送信された交通施策を表示してユーザに提案する。端末装置12としては、例えば、携帯電話、スマートフォン、タブレット、ノートパソコン、又はパーソナルコンピュータ等が挙げられる。
<ハードウェア構成>
図2は、図1に示すサーバ装置10のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、サーバ装置10は、制御装置20と、通信装置26と、記憶装置28と、を備える。
制御装置20は、CPU22及びメモリ24を主に備えて構成される。CPU22は、サーバ装置10の各種構成を制御する。メモリ24は、例えばサーバ装置10における処理の実行に必要な各種プログラム等を記憶する。
通信装置26は、外部の装置と通信するための通信インターフェース等で構成される。通信装置26は、例えば、端末装置12等との間で各種の情報を送受信する。
記憶装置28は、ハードディスク等で構成される。記憶装置28は、制御装置20における処理の実行に必要な各種プログラムや各種の情報、及び処理結果の情報を記憶する。
後述するサーバ装置10の各機能手段は、CPU22の制御のもとで、メモリ24又は記憶装置28に記憶されたプログラムを実行し、サーバ装置10が備える上記各種構成を動作させることで実現される。
なお、サーバ装置10は、専用又は汎用のサーバ・コンピュータ等の情報処理装置を用いて実現することができる。また、サーバ装置10は、単一の情報処理装置により構成されても、通信ネットワークNT上に分散した複数の情報処理装置により構成されてもよい。また、図2は、サーバ装置10が有する主要なハードウェア構成の一部を示しているに過ぎず、サーバ装置10は、一般的なサーバが備える他の構成を備えてもよい。なお、端末装置12のハードウェア構成は、例えば操作手段や表示装置を備える他は、サーバ装置10と同様の構成を備えてもよい。
<機能的構成>
図3は、施策提案システム1の機能的構成の一例を示すブロック図である。図3に示すように、施策提案システム1におけるサーバ装置10は、機能的構成として、記憶手段30と、取得手段32と、受付手段34と、特定手段36と、作成手段38と、出力手段40と、を備える。
記憶手段30は、課題を示す課題情報と、当該課題と相関関係がある結果を示す結果情報と、当該結果情報と相関関係がある交通情報と、を互いに対応付けて記憶する機能手段である。課題は、地域や街が抱える多岐の分野での課題が挙げられる。当該課題としては、KGI:Key Goal Indicator(重要目標達成指標)やKPI:Key Performance Indicator(重要業績評価指標)等の指標を含んでもよい。
結果情報は、何等かの原因や行為によって生じた現象や状況を示す情報である。結果情報は、例えば、課題に関するユーザの状態、当該ユーザの行動の結果、課題の達成度等を示す情報である。結果情報は、課題に直接的に関連する最終的な結果だけでなく、課題に間接的に関連する中間結果等も含んでもよく、具体的な数値等を含んでもよい。交通情報は、交通分野に関する情報であって、第一実施形態では、交通サービスに関する情報である。以下、交通サービスに関する情報を「サービス情報」という。サービス情報は、ユーザや荷物等を移動させるモビリティ等の交通サービスに関する情報であって、交通サービスのサービス内容等を含む。サービス情報は、サービス内容の大枠だけでなく、具体的な取り組み内容や数値等を含んでもよい。
相関関係とは、一方の事象と他方の事象との間における何等かの関連性を意味する。課題と相関関係がある結果情報とは、課題と何等かの関連性がある情報である。また、結果情報と相関関係があるサービス情報とは、当該結果情報と何等かの関連性がある情報である。
図4A~図4Cは、記憶手段30が記憶するデータテーブルの一例を示す図である。図4A~図4Cのデータテーブル30Aに示すように、記憶手段30は、課題毎に、結果情報及びサービス情報を互いに対応付けて記憶する。
図4Aに示すデータテーブル30Aには、「高齢者が生活し易い環境にする」という課題に対応付けて、結果情報及びサービス情報が格納されている。結果情報としては、例えば、「高齢者の外出率が上昇」、「高齢者の免許返納数が増加」、「高齢者の消費額が年間1000円増加」、「高齢者の年間消費額が600円増加」、「高齢者の健康スコアが10%増加」等の情報が格納されている。また、当該結果情報に対応付けられたサービス情報としては、例えば、「オンデマンド交通を導入」、「バスの高齢者運賃を割引」、「オンデマンド交通を運行(高齢者運賃は200円)」、「オンデマンド交通を運行(高齢者運賃は400円)」等の情報が格納されている。
図4Bに示すデータテーブル30Aには、「子育てし易い環境にする」という課題に対応付けて、結果情報及びサービス情報が格納されている。結果情報としては、例えば、「子供の送迎の負担が減少」、「親の趣味の時間が毎日1時間増加」、「親の働ける時間が毎日1時間増加」等の情報が格納されている。また、当該結果情報に対応付けられたサービス情報としては、例えば、「オンデマンド交通を導入」、「オンデマンド交通を17:00~18:00で運行」、「オンデマンド交通を21:00~22:00で運行」等の情報が格納されている。
図4Cに示すデータテーブル30Aには、「観光客が市内巡りし易い環境にする」という課題に対応付けて、結果情報及びサービス情報が格納されている。結果情報としては、例えば、「市内の回遊性が向上」、「滞在時間が増加」、「20代~30代の1日の消費額が増加」、「50代~60代の1日の消費額が増加」等の情報が格納されている。また、当該結果情報に対応付けられたサービス情報としては、例えば、「旅館連携オンデマンド交通を導入」、「旅館連携オンデマンド交通のアプリを導入」、「市内観光バスの割引」等の情報が格納されている。
取得手段32は、結果情報及びサービス情報を取得する機能手段である。取得手段32は、例えばAI(人工知能)の機能を有し、AIの機能によって結果情報及びサービス情報を取得する。AIとは、言語の理解や推論、問題解決等の知的行動を人間に代わってコンピュータに行わせる技術である。
取得手段32は、例えば、外部ビッグデータから、結果情報と、当該結果情報と相関関係があるサービス情報と、をそれぞれ複数、AIの機能によって自動的に収集する。外部ビッグデータとは、種々の課題、種々の結果、及び種々の交通サービスに関する情報を含むデータの巨大で複雑な集合である。これらのデータは、研究者や事業者等による記録情報、個人情報、インターネット上の情報等から収集され得る。取得手段32は、例えば、通信ネットワークNTを介して外部ビッグデータにアクセスすることで、複数の結果情報及びサービス情報を収集する。収集された結果情報及びサービス情報は、課題毎に対応付けてデータテーブル30Aに格納される。
受付手段34は、交通施策を作成するための作成要求として、課題を含む作成要求を受け付ける機能手段である。例えば、受付手段34は、端末装置12から、「高齢者が生活し易い環境にする」、「子育てし易い環境にする」、「観光客が市内巡りし易い環境にする」等の課題の入力を受け付けることにより、当該課題を含む作成要求を受け付ける。受け付けた作成要求は、特定手段36に出力される。
また、本実施形態において、受付手段34は、端末装置12から、制約情報の入力を受け付ける。制約情報は、交通施策に関する制約条件を示す情報である。制約条件は、例えば、国等から支給される予算、オンデマンド交通等の運行台数、運行エリア、運行時間帯、運賃等の制約条件が挙げられる。
また、本実施形態において、受付手段34は、端末装置12から、ユーザ情報の入力を受け付ける。ユーザ情報は、交通施策の対象者である一般市民や顧客等のユーザに関する情報である。ユーザ情報は、ユーザを識別する識別情報(ユーザID)、ユーザの特徴や性質を示す属性情報、ユーザの嗜好を示す嗜好情報、ユーザの行動変容を示す行動変容情報等を含む。属性としては、例えば、年齢、住所、性別、収入等が挙げられる。また、行動変容としては、例えば、無関心期や実行期等が挙げられる。受付手段34が受け付けた各種の情報は、特定手段36に出力される。
特定手段36は、受付手段34により受け付けた作成要求に含まれる課題と相関関係がある結果を示す結果情報を第一情報として、当該第一情報と相関関係がある交通分野に関するサービス情報のうち少なくとも一つのサービス情報を第二情報として特定する機能手段である。例えば、特定手段36は、結果情報とサービス情報との対応関係に基づき、当該サービス情報と課題との間に因果関係があるか否かを判定する。当該判定結果に基づき、特定手段36は、課題との間に因果関係があると判定された少なくとも一つのサービス情報を、第二情報として特定する。因果関係とは、原因と当該原因によって生じる結果との関係を意味する。
例えば、特定手段36は、作成要求に含まれる課題に対応するデータテーブル30Aを参照して、結果情報とサービス情報との対応関係を分析する。特定手段36は、当該分析の結果、結果情報とサービス情報との対応関係が例えば予め設定された判定条件を満たす場合に、作成要求に含まれる課題とサービス情報との間に因果関係があると判定する。判定条件は、当該課題とサービス情報との間に因果関係があるか否かを判定するための条件である。判定条件としては、例えば、結果情報に対して所定数以上の同じサービス情報が対応付けられていること、複数の異なる結果情報に対して同じサービス情報が対応付けられていること、最も成果が大きい結果情報に対してサービス情報が対応付けられていること等、種々の条件が挙げられる。特定手段36は、作成要求に含まれる課題との間に因果関係があると判定された少なくとも一つのサービス情報を、交通施策を作成するための第二情報として特定する。特定された第二情報は、作成手段38に出力される。
例えば、判定条件として、結果情報に対して所定数以上の同じサービス情報が対応付けられていることという条件が設定された場合について説明する。この場合に、作成要求に含まれる課題が「高齢者が生活し易い環境にする」という課題であると、特定手段36は、図4Aのデータテーブル30Aを参照する。当該データテーブル30Aにおいて、特定手段36は、結果情報とサービス情報との対応関係を分析した結果、例えば「オンデマンド交通を導入」というサービス情報が結果情報に所定数以上対応付けられており当該判定条件を満たすと判定する。これにより、特定手段36は、「高齢者が生活し易い環境にする」という課題と「オンデマンド交通を導入」というサービス情報との間に因果関係があると判定する。その結果、特定手段36は、「オンデマンド交通を導入」というサービス情報を、交通施策の作成に用いる第二情報として特定する。
また、特定手段36は、結果情報及びサービス情報に加えて、受付手段34により受け付けた制約情報に更に基づき、第二情報を特定してもよい。例えば、「運賃は300円以上」という制約条件を示す制約情報に基づき、第二情報を特定する場合について説明する。この場合に、作成要求に含まれる課題が「高齢者が生活し易い環境にする」という課題であると、特定手段36は、図4Aのデータテーブル30Aを参照する。当該データテーブル30Aにおいて、特定手段36は、課題とサービス情報との間に因果関係があると判定でき、かつ、「運賃は300円以上」という制約条件を満たすサービス情報を、交通施策の作成に用いる第二情報として特定する。例えば、特定手段36は、データテーブル30Aに格納されたサービス情報の中から、当該制約条件を満たす「オンデマンド交通を導入(高齢者運賃は400円)」等のサービス情報を抽出する。そして、特定手段36は、「高齢者が生活し易い環境にする」という課題と抽出した当該サービス情報との間に因果関係があると判定できた場合に、当該サービス情報を交通施策の作成に用いる第二情報として特定する。
また、例えば、「運行時間は21時まで」という制約条件を示す制約情報に基づき、第二情報を特定する場合について説明する。この場合に、作成要求に含まれる課題が「子育てし易い環境にする」という課題であると、特定手段36は、図4Bのデータテーブル30Aを参照する。当該データテーブル30Aにおいて、特定手段36は、課題とサービス情報との間に因果関係があると判定でき、かつ、当該制約条件を満たすサービス情報を、交通施策の作成に用いる第二情報として特定する。例えば、特定手段36は、「運行時間は21時まで」という制約条件を満たす「オンデマンド交通を17:00~18:00で運行」というサービス情報を抽出する。そして、特定手段36は、「子育てし易い環境にする」という課題と抽出した当該サービス情報との間に因果関係があると判定できた場合に、当該サービス情報を交通施策の作成に用いる第二情報として特定する。
また、特定手段36は、結果情報及びサービス情報に加えて、受付手段34により受け付けたユーザ情報に基づき、第二情報を特定してもよい。例えば、「仕事よりも趣味を大切にする」というユーザの嗜好を示す嗜好情報に基づき、第二情報を特定する場合について説明する。この場合に、作成要求に含まれる課題が「子育てし易い環境にする」という課題であると、特定手段36は、図4Bのデータテーブル30Aを参照する。当該データテーブル30Aにおいて、特定手段36は、結果情報の中からユーザの嗜好に適した結果情報を抽出する。そして、特定手段36は、抽出した結果情報とサービス情報との対応関係に基づき、課題とサービス情報との間に因果関係があると判定できた場合に、そのサービス情報を、交通施策の作成に用いる第二情報として特定する。例えば、特定手段36は、結果情報として「親の働ける時間が毎日1時間増加」ではなく「親の趣味の時間が毎日1時間増加」という結果情報に対応付けられた「オンデマンド交通を17:00~18:00で運行」というサービス情報を、交通施策の作成に用いる第二情報として特定する。
また、例えば、「20代~30代」というユーザの年齢を示す属性情報に基づき、第二情報を特定する場合について説明する。この場合に、作成要求に含まれる課題が「観光客が市内巡りし易い環境にする」であると、特定手段36は、図4Cのデータテーブル30Aを参照する。当該データテーブル30Aにおいて、特定手段36は、結果情報の中からユーザの年齢に適した結果情報を抽出する。そして、特定手段36は、抽出した結果情報とサービス情報との対応関係に基づき、課題とサービスとの間に因果関係があると判定できた場合に、そのサービス情報を、交通施策の作成に用いる第二情報として特定する。例えば、特定手段36は、結果情報として「50代~60代の1日の消費額が増加」ではなく「20代~30代の1日の消費額が増加」という結果情報に対応付けられた「旅館連携オンデマンドのアプリを導入」というサービス情報を、交通施策の作成に用いる第二情報として特定する。
作成手段38は、特定手段36により特定された第二情報に基づき、交通施策を作成する機能手段である。作成手段38は、特定手段36によって第二情報として特定されたサービス情報そのものを交通施策としてもよいし、当該サービス情報をベースとして他のサービス情報や条件等を加えて交通施策を作成してもよい。
また、作成手段38は、特定手段36により第二情報として複数の異なるサービス情報が特定された場合に、当該複数の異なるサービス情報を組み合わせることで交通施策を作成してもよい。作成手段38は、当該複数の異なるサービス情報を全て組み合わせたものを交通施策としてもよく、当該複数の異なるサービス情報を互いに比較して、所定の条件を満たす少なくとも1つのサービス情報を特定して適宜組み合わせたものを交通施策としてもよい。作成された交通施策を示す情報は、出力手段40に出力される。
出力手段40は、作成手段38により作成された交通施策を示す情報を出力する機能手段である。例えば、出力手段40は、作成手段38により作成された交通施策を、端末装置12の画面に表示する。また、出力手段40は、画面表示以外に音声等によって交通施策を出力してもよい。
<処理の流れ>
図5は、本実施形態に係る施策提供システムにおいて、図3に示す各機能手段が行う処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、以下のステップの処理の内容及び順番は、適宜変更することができる。
図5に示すステップの処理は、例えば、ユーザが端末装置12において施策提供システムにログインすると自動的に開始される。
(ステップSP10)
図5に示すように、取得手段32は、外部ビッグデータから、AIの機能によって、結果情報及びサービス情報を収集する。記憶手段30は、ステップSP10の処理で収集された結果情報及びサービス情報を蓄積する。例えば、記憶手段30は、課題毎に対応付けたデータテーブル30Aによって結果情報及びサービス情報を記憶する。そして、処理は、ステップSP12の処理に移行する。
(ステップSP12)
受付手段34は、交通施策を作成するための作成要求として、課題を含む作成要求を受け付ける。例えば、作成要求の入力画面においてユーザが課題を示す文字を打ち込む、或いは、入力画面に表示された複数の課題の中から何れかをユーザが選択すると、受付手段34は、当該課題を含む作成要求を受け付ける。そして、処理は、ステップSP14の処理に移行する。
(ステップSP14)
受付手段34は、制約情報の入力があるか否かを判定する。受付手段34は、例えば作成要求の入力画面においてユーザが制約情報を入力又は選択した場合に、当該判定を肯定判定する。当該判定を肯定判定した場合には、処理は、ステップSP16の処理に移行する。当該判定を否定判定した場合には、処理は、ステップSP18の処理に移行する。
(ステップSP16)
受付手段34は、ステップSP14の処理で入力したと判定された制約情報を受け付ける。そして、処理は、ステップSP18の処理に移行する。
(ステップSP18)
受付手段34は、ユーザ情報の入力があるか否かを判定する。受付手段34は、例えば作成要求の入力画面においてユーザがユーザ情報を入力又は選択した場合に、当該判定を肯定判定する。当該判定を肯定判定した場合には、処理は、ステップSP20の処理に移行する。当該判定を否定判定した場合には、処理は、ステップSP22の処理に移行する。
(ステップSP20)
受付手段34は、ステップSP36の処理で入力したと判定されたユーザ情報を受け付ける。そして、処理は、ステップSP22の処理に移行する。
(ステップSP22)
特定手段36は、ステップSP12の処理で受け付けた作成要求に含まれる課題と、ステップSP10の処理で取得された結果情報及びサービス情報と、に基づき、交通施策の作成に用いる第二情報を特定する。そして、処理は、ステップSP24の処理に移行する。
(ステップSP24)
作成手段38は、ステップSP22で特定したした第二情報に基づき、交通施策を作成する。そして、ステップSP26の処理に移行する。
(ステップSP26)
出力手段40は、ステップSP24で作成した交通施策を、端末装置12の画面に表示する。そして、図5に示す一連の処理が終了する。
図6は、図5のステップSP22における第二情報の特定処理の詳細な流れの一例を示すフローチャートである。なお、以下のステップの処理の内容及び順番は、適宜変更することができる。
(ステップSP30)
図6に示すように、特定手段36は、図5のステップSP12で受け付けた作成要求に含まれる課題に対応するデータテーブル30Aを参照する。そして、処理は、ステップSP32の処理に移行する。
(ステップSP32)
特定手段36は、制約情報があるか否かを判定する。図5のステップSP14の判定処理が肯定判定された場合に、当該判定が肯定判定され、ステップSP34の処理に移行する。一方で、図5のステップSP14の判定処理が否定判定された場合に、当該判定が否定判定され、処理は、ステップSP36の処理に移行する。
(ステップSP34)
特定手段36は、図5のステップSP16の処理で受け付けた制約情報に基づき、サービス情報を抽出する。例えば、特定手段36は、参照するデータテーブル30Aに格納されたサービス情報の中から、制約情報が示す制約条件を満たすサービス情報を抽出する。そして、処理は、ステップSP36の処理に移行する。
(ステップSP36)
特定手段36は、ユーザ情報があるか否かを判定する。図5のステップSP18の判定処理が肯定判定された場合に、当該判定が肯定判定され、ステップSP38の処理に移行する。一方で、図5のステップSP18の判定処理が否定判定された場合に、当該判定が否定判定され、処理は、ステップSP40の処理に移行する。
(ステップSP38)
特定手段36は、図5のステップSP20の処理で受け付けたユーザ情報に基づき、結果情報を抽出する。例えば、特定手段36は、参照するデータテーブル30Aに格納された結果情報の中から、ユーザ情報に適した結果情報を抽出する。そして、処理は、ステップSP40の処理に移行する。
(ステップSP40)
特定手段36は、参照するデータテーブル30Aに格納された結果情報とサービス情報との対応関係が所定の判定条件を満たすか否かを判定する。この際、ステップSP34の処理で制約情報に基づきサービス情報が抽出された場合には、抽出された当該サービス情報を用いて判定してもよい。また、ステップSP38の処理でユーザ情報に基づき結果情報が抽出された場合には、抽出された当該結果情報を用いて判定してもよい。当該判定処理が肯定判定された場合には、処理は、ステップSP42の処理に移行する。一方で、当該判定処理が否定判定された場合には、図6に示す一連の処理を終了する。
(ステップSP42)
特定手段36は、結果情報に対して所定の判定条件を満たす対応関係にあるサービス情報を、課題との間に因果関係があるものと判定し、当該サービス情報を、第二情報として特定する。以上により、図6の一連の処理が終了する。
<効果>
以上、第一実施形態では、プログラムが、コンピュータを、交通施策を作成するための作成要求として、課題を含む作成要求を受け付ける受付手段34、課題と相関関係がある結果を示す結果情報を第一情報として、当該第一情報と相関関係がある交通分野に関する交通情報のうち少なくとも一つの交通情報を第二情報として特定する特定手段36、特定手段36により特定された第二情報に基づき、交通施策を作成する作成手段38、作成手段38により作成された交通施策を示す情報を出力する出力手段40、として機能させる。
この構成によれば、ユーザから課題を含む作成要求を受け付けることで、当該課題に対する交通施策をユーザに自動的に提案することができる。また、交通分野に直接的に関係する課題だけでなく、例えば高齢者の生活に関する課題等、交通分野とは直接的な関係性の低いように見受けられる課題を含む作成要求を受け付けた場合であっても、当該課題に対する交通施策を提案することができる。
また、第一実施形態では、コンピュータを、結果情報と交通情報とを互いに対応付けて記憶する記憶手段30として更に機能させ、特定手段36は、結果情報と交通情報との対応関係に基づき、当該交通情報と課題との間に因果関係があるか否かを判定し、課題との間に因果関係があると判定された少なくとも一つの交通情報を、第二情報として特定する。
この構成によれば、課題との間に因果関係があると判定された交通情報に基づき交通施策が作成されるので、課題に対してより有意性の高い交通施策を提案することができる。
また、第一実施形態では、受付手段34は、交通施策に関する制約条件を示す制約情報を受け付け、特定手段36は、当該制約情報に更に基づき、第二情報を特定する。
この構成によれば、交通施策の制約情報も考慮して交通施策が決定される。よって、交通施策の主体者である交通事業者等にとってより適切な交通施策を提案することができる。
また、第一実施形態では、受付手段34は、交通施策の対象者であるユーザに関するユーザ情報を受け付け、特定手段36は、当該ユーザ情報に更に基づき、第二情報を特定する。
この構成によれば、交通施策の対象者であるユーザに関するユーザ情報も考慮して交通施策が決定される。よって、交通施策の対象者にとってより適切な交通施策を提案することができる。
また、第一実施形態では、交通情報は、交通サービスに関するサービス情報である。
この構成によれば、交通サービスに関するサービス情報に基づき交通施策が作成されるので、交通サービスに関する交通施策を提案することができる。
―――第二実施形態―――
次に、第二実施形態について説明する。
第二実施形態では、交通情報が、交通サービスに関する情報ではなく、交通分野における立地計画に関する情報、より具体的には交通ハブ情報である点で、第一実施形態と異なる。なお、以下で説明しない第二実施形態に係る施策提供システムの構成及び機能は、第一実施形態に係る施策提供システムの構成及び機能と同様である。以下、第一実施形態と異なる点について詳細に説明する。
第二実施形態では、記憶手段30は、課題を示す課題情報と、当該課題と相関関係がある結果を示す結果情報と、当該結果情報と相関関係がある交通ハブ情報と、を互いに対応付けて記憶する。交通ハブ情報は、交通ハブに関する情報であって、例えば所定の輸送区間における交通ハブの立地の有無や当該交通ハブの立地地点等の情報を含む。交通ハブとは、人や物の輸送において、複数の同種又は異種の交通手段の接続が行われる場所であって、駅、バス等の停留所、空港、モビリティハブ、ドローンハブ等を含む。モビリティハブとは、駅、バス等の停留所、空港等の周辺や移動が不便な住宅地等の所定の地点に設定される、カーシェアリングやオンデマンド交通の乗り合い拠点である。ドローンハブとは、モビリティハブと同様の地点に設定される、ドローンの積み荷拠点である。
図7は、第二実施形態に係る記憶手段30が記憶するデータテーブル30Aの一例を示す図である。図7のデータテーブル30Aに示すように、記憶手段30は、課題毎に、結果情報及び交通ハブ情報を互いに対応付けて記憶する。
図7に示すデータテーブル30Aには、「COの削減」という課題に対応付けて、結果情報及び交通ハブ情報が格納されている。結果情報としては、例えば、「COの削減が達成」、「COの削減が〇〇%達成」、「COの削減が△△%達成」等の情報が格納されている。また、当該結果情報に対応付けられた交通ハブ情報としては、例えば、「輸送区間にモビリティハブ及びドローンハブを設置」、「輸送区間のA地点にモビリティハブ、B地点にドローンハブを設置」、「輸送区間のC地点にモビリティハブを設置」等の情報が格納されている。
第二実施形態において、取得手段32は、課題と相関関係がある結果情報と、当該結果情報と相関関係がある交通ハブ情報と、を取得する。取得された結果情報及び交通ハブ情報は、課題毎に対応付けてデータテーブル30Aに格納される。
第二実施形態において、特定手段36は、受付手段34により受け付けた作成要求に含まれる課題と相関関係がある結果を示す結果情報を第一情報として、当該第一情報と相関関係がある交通ハブ情報のうち少なくとも一つの交通ハブ情報を第二情報として特定する。例えば、特定手段36は、作成要求に含まれる課題が例えば「COの削減」という課題である場合には、特定手段36は、図7に示すデータテーブル30Aを参照する。そして、特定手段36は、第一実施形態と同様、課題との間に因果関係があると判定された交通ハブ情報を第二情報として特定する。
<効果>
以上、第二実施形態においても、第一実施形態と同様の構成を備えることにより、第一実施形態と同様、課題に対する交通施策をユーザに自動的に提案することができる。また、交通分野とは直接的な関係性の低いように見受けられる課題を含む作成要求を受け付けた場合であっても、当該課題に対する交通施策を提案することができる。例えば、荷物等の輸送効率という課題だけを考慮した場合には輸送区間をトラック等の一つの交通手段で輸送するという施策の提案が通常考えられるが、第二実施形態に係る構成によれば、COの削減等の輸送効率以外の課題に基づき多様な交通施策を提案することができる。
また、第二実施形態では、交通情報は、立地計画に関する交通ハブ情報である。
この構成によれば、立地計画に関する交通ハブ情報に基づき交通施策が作成されるので、交通ハブ情報に関する交通施策を提案することができる。
<変形例>
本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。すなわち、上記の実施形態に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。また、上記の実施形態及び後述する変形例が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
上記実施形態では、取得手段32が取得した各情報を記憶手段30が記憶する例について説明したが、記憶手段30は施策提案システム1の外部に設けられていてもよい。特定手段36は、外部に記憶されたデータテーブル30Aを参照して第二情報を特定してもよい。取得手段32は、取得した情報を特定手段36に出力してもよい。
また、特定手段36は、予め設定された判定条件を満たす場合だけでなく、例えばAIの機能等によって、結果情報とサービス情報との対応関係の分析や、課題とサービス情報との間の論理的な因果関係の分析及び判定等を行ってもよい。例えば、特定手段36は、AIの機能等によって、結果情報とサービス情報との因果関係を分析することにより、その論理的な因果関係を示すロジックモデルを作成し、当該ロジックモデルに基づき第二情報を特定してもよい。
出力手段40は、課題を含む作成要求を受け付けた端末装置12だけでなく、例えば交通施策の対象者であるユーザの端末装置12等、作成要求を受け付けた端末装置12とは別の端末装置12に交通施策を出力してもよい。また、出力手段40は、交通施策の対象者であるユーザの端末装置12に交通施策を出力する際、ユーザ情報に基づく態様で交通施策を出力してもよい。
以下、ユーザ情報に基づく態様で交通施策を出力する場合の具体例について説明する。例えばユーザの属性に基づきユーザが富裕層である場合には、交通施策を示す情報の態様を、例えば交通施策の説明に「事故のリスクで社会的信用を落とすことのデメリットの説明」等を加えたものとしてもよい。その一方で、富裕層でない場合には、交通施策を示す情報の態様を、例えば施策の説明に「車の維持費とデマンド交通の利用費との比較説明」を加えたものとしてもよい。また、例えばユーザの嗜好情報に基づきユーザに人気傾向のある芸能人Aを決定し、交通施策を示す情報の態様を、交通施策の説明に「芸能人Aも免許返納をしています」という情報を加えたものしてもよい。また、例えば、行動変容情報に基づき行動変容の状態が「無関心期」である場合には、交通施策を示す情報の態様を、交通施策の説明に「交通施策のメリットの説明」を加えたものとしてもよい。その一方で、例えば、行動変容の状態が「実行期」である場合には、交通施策を示す情報の態様を、交通施策の説明に「デマンド交通の具体的な利用案内の説明」を加えたものとしてもよい。
また、上記実施形態では、交通分野に関する交通情報として、交通サービスに関するサービス情報や、立地計画に関する交通ハブ情報を例として説明したが、交通情報はこれに限られない。交通情報は、物流サービスに関する情報、交通需要マネジメントに関する情報、交通ハブ以外の立地計画に関する情報等、交通分野に関する様々な情報を含むことができる。
また、取得手段32は、結果情報及び行動情報に加えて、これらの情報の相関関係を示す指標を、外部ビッグデータから、AIの機能によって分析して取得してもよい。当該指標としては、例えば相関係数が挙げられる。また、特定手段36は、結果情報及び行動情報に加え、これらの情報の相関関係を示す指標に基づいて、第二情報を特定してもよい。
また、上記実施形態に係る施策提案システム1では交通施策を提案するが、本発明に係る施策提案システムは、交通施策に限らず、交通以外の様々な分野における施策を提案する施策提案システムであってもよい。交通以外の様々な分野における施策提案についても、上記実施形態と同様に実現可能である。
10:サーバ装置(コンピュータ)、34:受付手段、36:特定手段、38:作成手段、40:出力手段

Claims (7)

  1. コンピュータを、
    交通施策を作成するための作成要求として、課題を含む作成要求を受け付ける受付手段、
    前記課題と相関関係がある結果を示す結果情報を第一情報として、当該第一情報と相関関係がある交通分野に関する交通情報のうち少なくとも一つの交通情報を第二情報として特定する特定手段、
    前記特定手段により特定された前記第二情報に基づき、前記交通施策を作成する作成手段、
    前記作成手段により作成された前記交通施策を示す情報を出力する出力手段、
    として機能させるためのプログラム。
  2. 前記コンピュータを、
    前記結果情報と前記交通情報とを互いに対応付けて記憶する記憶手段として更に機能させ、
    前記特定手段は、前記結果情報と前記交通情報との対応関係に基づき、当該交通情報と前記課題との間に因果関係があるか否かを判定し、前記課題との間に前記因果関係があると判定された少なくとも一つの前記交通情報を、前記第二情報として特定する、
    請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記受付手段は、前記交通施策に関する制約条件を示す制約情報を受け付け、
    前記特定手段は、前記制約情報に更に基づき、前記第二情報を特定する、
    請求項1又は2に記載のプログラム。
  4. 前記受付手段は、前記交通施策の対象者であるユーザに関するユーザ情報を受け付け、
    前記特定手段は、前記ユーザ情報に更に基づき、前記第二情報を特定する、
    請求項1~3の何れか一項に記載のプログラム。
  5. 前記交通情報は、交通サービスに関する情報である、
    請求項1~4の何れか一項に記載のプログラム。
  6. 前記交通情報は、立地計画に関する情報である、
    請求項1~4の何れか一項に記載のプログラム。
  7. 交通施策を作成するための作成要求として、課題を含む作成要求を受け付ける受付手段と、
    前記課題と相関関係がある結果を示す結果情報を第一情報として、当該第一情報と相関関係がある交通分野に関する交通情報のうち少なくとも一つの交通情報を第二情報として特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された前記第二情報に基づき、前記交通施策を作成する作成手段と、
    前記作成手段により作成された前記交通施策を示す情報を出力する出力手段と、
    を備える情報処理装置。
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