JP2023028645A - パワー半導体モジュール、並びにそれを用いたモータ駆動システム - Google Patents

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大介 五十嵐
Daisuke Igarashi
徹 増田
Toru Masuda
寛 景山
Hiroshi Kageyama
雄治 高柳
Yuji Takayanagi
誠一 早川
Seiichi Hayakawa
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Abstract

【課題】専用制御線を用いることなくゲート抵抗を制御して、スイッチング損失の増加を抑制しつつ、ゲート電圧発振を防止できるパワー半導体モジュール、並びに、このパワー半導体モジュールを用いたモータ駆動システムを提供する。【解決手段】パワー半導体モジュール(8)が、スイッチング素子(SW1)と、スイッチング素子のゲート(G1)に接続されるゲート抵抗(11)と、を有するものであって、ゲート抵抗は、スイッチング素子のターンオンからターンオフまで、スイッチング素子を駆動するゲート駆動回路(36)から出力されるゲート電圧(VgeH)が、スイッチング素子の閾値電圧より高くゲート電圧の所定値(Vgep1)よりも低いときは、ゲート電圧が所定値であるときに比べて、抵抗値が大きくなる可変抵抗(Rgvari1)である。【選択図】図1

Description

本発明は、パワー半導体モジュール、並びにそれを用いたモータ駆動システムに関する。
電力変換装置は電力の交流-直流変換、直流-交流変換あるいは交流電力の周波数変換や直流電力の電圧変換などの機能を備える。このような変換機能を果たすために、電力変換装置はスイッチング機能を備えたパワー半導体モジュールのオン、オフ動作により電力を変換する電力変換回路を備える。
パワー半導体モジュールはゲート駆動回路によりゲート端子とエミッタ端子(もしくはソース端子)間のゲート電圧をHigh(正電圧)に制御することでオン状態となり、Low(0Vもしくは負電圧)に制御することでオフ状態となる。また、ゲート駆動回路はさらに上位の制御器により制御される。
パワー半導体モジュールには、単一もしくは複数並列接続された半導体スイッチング素子(以下、「スイッチング素子」と記す)が搭載された1in1モジュールや、スイッチング素子をモジュール内部で2直列接続し、一つのモジュールでハーフブリッジ回路を構成した2in1モジュールなどがある。また、パワー半導体モジュールにはIPM(Intelligent Power Module)と呼ばれる、ゲート駆動回路や自己保護(短絡や過熱保護など)回路を内蔵したものもある。
パワー半導体モジュールが搭載される電力変換装置では、負荷が短絡した場合や2直列接続されたスイッチング素子の一方が誤動作や故障により短絡した場合に、電源が低インピーダンスで短絡されて回路に大きな短絡電流が通流する。このため、短絡が発生した場合はそれを短絡検出回路で検知して、他の健全なスイッチング素子で短絡電流を遮断することにより、短絡から装置を保護している。
しかし、短絡時において電力変換回路内の配線、スイッチング素子やその他電気部品の寄生インダクタンスや寄生キャパシタンスにより発生したゲート電圧の発振がスイッチング素子の増幅機能により増幅される場合がある。
これに対し、短絡時のゲート電圧発振を防止する従来技術として、特許文献1に記載の技術が知られている。
本従来技術では、ゲート駆動回路を内蔵したパワー半導体モジュールにおいて、可変抵抗により短絡時にゲート抵抗を増加することで、短絡時のゲート電圧発振を防止する。
特開2018-117457号公報
従来技術では、可変抵抗の抵抗値を制御するための専用制御配線が必要になる。このため、パワー半導体モジュールにおける配線構成が複雑化し、パワー半導体モジュールの大型化を招く恐れがある。また、専用制御配線を設けることにより、新たな寄生インダクタンスや寄生キャパシタンスが生じる恐れがある。さらに、従来技術では、可変抵抗の制御に関して、スイッチング損失への影響が十分には考慮されていない。
そこで、本発明は、専用制御線を用いることなくゲート抵抗を制御して、スイッチング損失の増加を抑制しつつ、ゲート電圧発振を防止できるパワー半導体モジュール、並びに、このパワー半導体モジュールを用いたモータ駆動システムを提供する。
上記課題を解決するために、本発明によるパワー半導体モジュールは、スイッチング素子と、スイッチング素子のゲートに接続されるゲート抵抗と、を有するものであって、ゲート抵抗は、スイッチング素子のターンオンからターンオフまで、スイッチング素子を駆動するゲート駆動回路から出力されるゲート電圧が、スイッチング素子の閾値電圧より高くゲート電圧の所定値よりも低いときは、ゲート電圧が所定値であるときに比べて、抵抗値が大きくなる可変抵抗である。
上記課題を解決するために、本発明によるモータ駆動装置は、モータを駆動する電力変換装置を備えるものであって、電力変換装置の主回路がパワー半導体モジュールによって構成され、このパワー半導体モジュールが上記本発明によるパワー半導体モジュールである。
本発明によれば、可変抵抗の専用制御配線を用いることなくゲート抵抗の抵抗値を制御して、スイッチング損失の増加を抑制しつつ、ゲート電圧発振を防止できる。
上記した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
実施例1であるパワー半導体モジュールおよびゲート駆動回路の構成を示す回路図である。 実施例1における可変抵抗の構成を示す回路図である。 実施例1のパワー半導体モジュールの動作を示すタイムチャートである。 実施例2であるパワー半導体モジュールの構成を示す回路図である。 実施例3であるパワー半導体モジュールの外観を示す模式図である。 実施例3であるパワー半導体モジュールの内部構成を示す模式図である。 実施例4であるモータ駆動システムの構成を示す回路図である。
以下、本発明の実施形態について、下記の実施例1~3により、図面を用いながら説明する。各図において、参照番号が同一のものは同一の構成要件あるいは類似の機能を備えた構成要件を示している。
本発明の実施例1について、図1~3を用いて説明する。まず、図1を用いて実施例1の構成について説明し、次に、図2および図3を用いて実施例1の動作について説明する。
図1は、本発明の実施例1であるパワー半導体モジュールおよびパワー半導体モジュールを制御するゲート駆動回路の構成を示す回路図である。
図1に示すように、実施例1において、パワー半導体モジュール8は、いわゆる2in1モジュールである。パワー半導体モジュール8においては、スイッチング素子SW1とダイオード10との並列接続体からなる上アームと、スイッチング素子SW2とダイオード12との並列接続体からなる下アームとが、互いに直列接続されて、ハーフブリッジ回路を構成する。なお、実施例1は、上アームと下アームとして個別の1in1モジュールを用いる場合にも適用できる。
スイッチング素子SW1,SW2としては、図示されているIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)のほか、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)などの絶縁ゲート形スイッチング素子が適用できる。また、ダイオード10,12としては、SBD(Schottky Barrier Diode)のほかpn接合ダイオードなどが適用される。スイッチング素子SW1,SW2およびダイオード10,12を構成する半導体材料は、Siでもよいし、SiCなどのワイドギャップ半導体でもよい。なお、スイッチング素子SW1,SW2としてMOSFETが適用される場合、ダイオード10,12としてMOSFETの寄生ダイオード(ボディダイオード)を用いてもよい。
スイッチング素子SW1は、コレクタ端子C1、ゲート端子G1、エミッタ端子E1を備えている。スイッチング素子SW2は、コレクタ端子C2、ゲート端子G2、エミッタ端子E2を備えている。コレクタ端子C1、エミッタ端子E1とコレクタ端子C2との接続点である出力端子AC、およびエミッタ端子E2は、上アームと下アームの直列接続において、それぞれ高電位端子、中間電位端子および低電位端子となる。
さらに、スイッチング素子SW1は、コレクタ電圧検出用のコレクタ補助端子C1AUXと、ゲート駆動電圧入力用のゲート補助端子G1AUXおよびエミッタ補助端子E1AUXと、を備えている。スイッチング素子SW2は、コレクタ電圧検出用のコレクタ補助端子C2AUXと、ゲート駆動電圧入力用のゲート補助端子G2AUXおよびエミッタ補助端子E2AUXと、を備えている。
これらの端子(C1,AC,E2,C1AUX,G1AUX,E1AUX,C2AUX,G2AUX,E2AUX)は、外部回路(主回路、ゲート駆動回路)と電気的に接続される。これらの端子は、パワー半導体モジュール8における対応する電極端子に接続される。したがって、これら電極端子が外部回路と接続される。
上アームは、スイッチング素子SW1のゲート端子G1とゲート補助端子G1AUXとの間に接続され、抵抗値が可変である可変抵抗Rgvari1を備える。また、下アームは、スイッチング素子SW2のゲート端子G2とゲート補助端子G2AUXとの間に接続され、抵抗値が可変である可変抵抗Rgvari2を備える。
図1では、出力端子ACとエミッタ端子E2の間に誘導性負荷7が接続される上アーム駆動のハーフブリッジ回路構成を示している。また、コレクタ端子C1とエミッタ端子E2は配線4,5を介して平滑コンデンサ6と接続され、平滑コンデンサ6は配線2,3を介して直流電源1と接続される。平滑コンデンサ6は、直流電源1によって、直流電源電圧Vccに充電される。このような主回路構成は、例えば、三相交流電動機を駆動する三相インバータの一相分に相当する。この場合、誘導性負荷7は、三相交流電動機の三相巻線の一相分に相当する。
ゲート補助端子G1AUX,G2AUXとエミッタ補助端子E1AUX,E2AUXは、ゲート駆動回路36に接続される。ゲート駆動回路36によって、上アームのゲート電圧VgeHを、ゲート駆動回路36の正電源電圧Vgep1に充電することで上アームはオンされ、ゲート駆動回路36の負電源電圧Vgen1に充電することで上アームはオフされる。また、ゲート駆動回路36によって、下アームのゲート電圧VgeLを、ゲート駆動回路36の正電源電圧Vgep2に充電することで下アームはオンされ、負電源電圧Vgen2に充電することで下アームはオフされる。
ゲート駆動回路36は、制御用の正電圧電源である直流電源17,28と制御用の負電圧電源である直流電源18,29とを備え、正電圧電源用の平滑コンデンサ19,30をそれぞれ正電源電圧Vgep1,Vgep2に充電し、負電圧電源用の平滑コンデンサ20,31をそれぞれ負電源電圧Vgen1,Vgen2に充電する。
ゲート駆動回路36において、スイッチング素子21は、上アームのオン時にオンして、ゲート抵抗器Rgon1を介して、上アームのゲート電圧VgeHを正電源電圧Vgep1に充電する。スイッチング素子32は、下アームのオン時にオンして、ゲート抵抗器Rgon2を介して、下アームのゲート電圧VgeLを正電源電圧Vgep2に充電する。
ゲート駆動回路36において、スイッチング素子24は、上アームのオフ時にオンして、ゲート抵抗器Rgoff1を介して、上アームのゲート電圧VgeHを負電源電圧-Vgen1に充電する。スイッチング素子35は、下アームのオフ時にオンして、ゲート抵抗器Rgoff2を介して、下アームのゲート電圧VgeLを負電源電圧-Vgen2に充電する。
本実施例1においては、図1に示すように、スイッチング素子21,24,32,35として、接合形バイポーラトランジスタが適用されるが、これに限らず、MOSFETなどが適用されてもよい。
ゲート駆動回路36において、ツェナーダイオード16とスイッチング素子Q1との直列接続回路、並びにツェナーダイオード27とスイッチング素子Q2との直列接続回路は、短絡検出時のゲート電圧降圧回路である。上アームでは、C1AUXの電位と短絡検出基準電位14とを比較器15で比較して、C1AUXの電位が短絡検出基準電位14より高ければ短絡を検出して、スイッチング素子Q1をオフからオンに切り替える。これにより、上アームのゲート電圧VgeHはVgep1からツェナーダイオード16の降伏電圧まで降圧される。下アームでは、C2AUXの電位と短絡検出基準電位25とを比較器26で比較して、C2AUXの電位が短絡検出基準電位25より高ければ短絡を検出して、スイッチング素子Q2をオフからオンに切り替える。これにより、下アームのゲート電圧VgeLはVgep2からツェナーダイオード27の降伏電圧まで降圧される。
ゲート駆動回路36におけるスイッチング素子21,24,32,35は、電力変換装置の制御器(図示せず)から入力するPWM(Pulse Width Modulation)信号S1,S2に基づいて、オン・オフ制御される。
図2は、実施例1(図1)における可変抵抗11,13の構成を示す回路図である。なお、可変抵抗11および可変抵抗13の構成は同様であるため、図2では、可変抵抗11,13の内、可変抵抗11のみについて回路構成を示す。
図2に示すように、可変抵抗11は、抵抗RgSC1とPチャネルMOSFET Qp1との並列接続で構成されている。実施例1において、抵抗RgSC1は、所定の抵抗値を有する固定抵抗である。Qp1のゲート端子Gp1はスイッチング素子SW1のエミッタ端子E1に接続される。Qp1のソース端子Sp1はゲート補助端子G1AUXに接続される。Qp1のドレイン端子Dp1はスイッチング素子SW1のゲート端子G1に接続される。
なお、抵抗RgSC1は、半固定抵抗でもよい。
スイッチング素子SW1がオン状態となるゲート正電圧バイアス時において、ゲート端子Gp1とソース端子Sp1間の電圧が、PチャネルMOSFET Qp1の閾値電圧VthQp1(負値)よりも負方向に高ければ、PチャネルMOSFET Qp1はオン状態である。この場合、可変抵抗11の抵抗値は、抵抗RgSC1とオン抵抗を有するPチャネルMOSFETとの並列接続の抵抗値となる。したがって、可変抵抗11の抵抗値は、抵抗RgSC1の抵抗値よりも小さな抵抗値となる。
ゲート正電圧バイアス時であっても、ゲート端子Gp1とソース端子Sp1間の電圧が、PチャネルMOSFET Qp1の閾値電圧VthQp1(負値)よりも負方向に低ければ、PチャネルMOSFETQp1はオフ状態である。この場合、可変抵抗11の抵抗値は抵抗RgSC1となる。
スイッチング素子SW1がオフ状態となるゲート負電圧バイアス時においては、PチャネルMOSFET Qp1の寄生ダイオード(ボディダイオード)が導通するため、可変抵抗11の抵抗値は、抵抗RgSC1の抵抗値よりも小さくなる。したがって、スイッチング素子SW1のターンオフ特性への可変抵抗11の影響は小さい。
上述のように、可変抵抗11は、スイッチング素子SW1のゲートバイアス状態に応じて、抵抗値が変化する。このため、専用制御配線を用いることなく、抵抗値を制御できる。実施例1では、PチャネルMOSFET Qp1のゲート端子Gp1がスイッチング素子SW1のエミッタ端子E1に接続されており、可変抵抗11は、抵抗値を制御するための専用制御配線は有していない。
なお、PチャネルMOSFET Qp1に代えて、IGBTや接合形バイポーラトランジスなどを用いてもよい。IGBTや接合形バイポーラトランジスには、Qp1の寄生ダイオードと同様にオフゲート電流をバイパスするために、逆並列にダイオードが接続される。また、可変抵抗の回路構成は、図2に示す回路構成に限らず、スイッチング素子SW1のゲートバイアス状態に応じて抵抗値が変化するような他の回路構成でもよい。
図3は、実施例1のパワー半導体モジュールの動作を示すタイムチャートである。なお、誘導性負荷7(図1)の短絡時における可変抵抗および上アームの動作状態を示す。
図3中の上から、コレクタ・エミッタ間電圧VceH、コレクタ電流IcH、ゲート電圧VgeH、内部ゲート電圧VgeHint、スイッチング素子SW1のオン・オフ状態、スイッチング素子Q1のオン・オフ状態、可変抵抗11の抵抗値Rgvari1の高低を示す(電流および電流については、図1参照)。
なお、図示しないが、時刻t1で、誘導性負荷7の短絡が発生している。
時刻t1では、誘導性負荷7の短絡が発生しているが、スイッチング素子SW1がオフ状態のため、コレクタ電流IcHは流れない。また、ゲート電圧VgeHが負電圧バイアスであるため、可変抵抗11内のPチャネルMOSFET Qp1の寄生ダイオードが導通状態である。このため、可変抵抗11の抵抗値Rgvari1は、RgSC1よりも低い抵抗値(以下、「低抵抗値」と記す)である。
時刻t2では、ゲート電圧VgeHが負電圧バイアスから正電圧バイアスに遷移するため、PチャネルMOSFET Qp1の寄生ダイオードがオフ状態になる。また、時刻t2から時刻t3までの期間bでは、ゲート電圧VgeHは、正電圧バイアスであっても、PチャネルMOSFET Qp1の閾値電圧VthQp1(図3では、便宜上、正値としている)よりも低い。このため、期間bでは、PチャネルMOSFET Qp1はオフ状態になるので、可変抵抗11の抵抗値Rgvari1は、抵抗RgSC1と同じ抵抗値(以下、「高抵抗値」と記す)となる。
時刻t3では、ゲート電圧VgeHがPチャネルMOSFET Qp1の閾値電圧VthQp1まで増加するため、PチャネルMOSFET Qp1がオン状態となる。このため、可変抵抗11の抵抗値Rgvari1は低抵抗値となる。ここで、スイッチング素子SW1の内部ゲート電圧VgeHintは、スイッチング素子SW1の閾値電圧Vthsw1に到達していないので、スイッチング素子SW1は、まだターンオンしていない。したがって、スイッチング素子SW1がターンオンする前のゲート遅延期間において、PチャネルMOSFET Qp1がオン状態になり、可変抵抗11の抵抗値Rgvari1が低抵抗値に設定される。これにより、スイッチング素子SW1は、可変抵抗11の抵抗値Rgvari1が低抵抗値の時にターンオンするので、通常スイッチング時におけるターンオン時間やターンオン損失の増大が防止できる。
時刻t4では、スイッチング素子SW1の内部ゲート電圧VgeHintがスイッチング素子SW1の閾値電圧Vthsw1以上となるので、スイッチング素子SW1はターンオンする。このとき、誘導性負荷7の短絡が発生しているため、直流電源1によって直流電源電圧Vccに充電された平滑コンデンサ6が低インピーダンスで短絡された状態となる。このため、短絡電流が、スイッチング素子SW1に流れ始める。
時刻t5では、比較器15が短絡を検出して、スイッチング素子Q1を、オフ状態からオン状態に切り替える。このため、ツェナーダイオード16が、ゲート補助端子G1AUXとエミッタ補助端子E1AUX間に挿入されるので、ゲート電圧VgeHがツェナーダイオード16の降伏電圧に向かって低下し始める。ここで、ツェナーダイオード16の降伏電圧はスイッチング素子SW1の閾値電圧Vthsw1より高く、かつゲート駆動回路36の正電源電圧Vgep1よりは低く設定される。このため、スイッチング素子SW1に流れる電流IcHをある程度低減してから、ゲート駆動回路36が有する短絡保護機能により短絡電流が遮断される。これにより、短絡電流の遮断に伴う過大なサージ電圧の発生を抑制することができる。
時刻t6では、ゲート電圧VgeHがPチャネルMOSFET Qp1の閾値電圧VthQp1よりも低くなり、PチャネルMOSFET Qp1がオン状態からオフ状態に遷移する。このため、可変抵抗11の抵抗値Rgvari1は、低抵抗値から高抵抗値に変化する。これにより、可変抵抗11がダンピング抵抗となり、短絡電流を低減および遮断する際に発生するゲート電圧VgeHの発振(図3中に破線で示すゲート電圧波形VgeHw/odamp参照)が抑制される。
時刻t7において、ゲート駆動回路36が有する短絡保護機能が働いて、スイッチング素子SW1がターンオフする。
時刻t8において、短絡電流が遮断される。時刻t8以降、ゲート電圧VgeHは負ゲート電圧バイアスとなるので、可変抵抗11の抵抗値Rgvari1は、高抵抗値から低抵抗値に戻る。
実施例1による可変抵抗11は、ゲート電圧VgeHすなわちスイッチング素子SW1のゲートバイアス状態に応じて、抵抗値が変化する。この場合、可変抵抗11は、モジュール内でゲート電圧VgeHを制御用電源として制御される。なお、ゲート電圧VgeHは、ゲート駆動回路36が備える制御用電源を用いて、ゲート駆動回路36が出力するので、いわば、ゲート駆動回路36が備える制御用電源が可変抵抗11の制御用電源を兼ねている。したがって、可変抵抗11は、専用制御配線を用いることなく、抵抗値を制御できる。
なお、実施例1(図2)では、PチャネルMOSFET Qp1のゲート端子Gp1がスイッチング素子SW1のエミッタ端子E1に接続されており、可変抵抗11は、抵抗値を制御するための専用制御配線は有していない。また、実施例1(図3)では、ゲート電圧VgeHがVgep1から低下すること(図3におけるt5~t6)に応じて、可変抵抗値が低抵抗値から高抵抗値に切り替えられる。
さらに、実施例1による可変抵抗11は、スイッチング素子SW1のターンオンからターンオフまで(図3におけるt4~t8参照)、ゲート電圧VgeHが、スイッチング素子SW1の閾値電圧VthSW1より高く、かつゲート電圧VgeHの所定値(実施例1ではゲート駆動回路36の正電源電圧Vgep1)よりも低いゲート電圧であるときは、ゲート電圧が所定値であるときに比べて、抵抗値が大きくなる。
これにより、ゲート抵抗によるスイッチング損失の増加を抑制しつつ、ゲート電圧発振を防止できる。さらに、ターンオフ時における過大なサージ電圧の発生が防止できる。また、短絡時において、ゲート電圧を低下させて短絡電流の大きさを抑えることにより、スイッチング素子の短絡耐量を向上することができる。
次に、本発明の実施例2について、図4を用いて説明する。なお、主に、実施例1と異なる点について説明する。
図4は、本発明の実施例2であるパワー半導体モジュールの構成を示す回路図である。
実施例2において、上アームは、スイッチング素子SW1aとダイオード37を搭載した上アームの第一の基板46と、スイッチング素子SW1bとダイオード38を搭載した上アームの第二の基板47とを備える。下アームは、スイッチング素子SW2aとダイオード39を搭載した下アームの第一の基板48と、スイッチング素子SW2bとダイオード40を搭載した下アームの第二の基板49とを備える。
上アームの第一の基板46と上アームの第二の基板47は、コレクタ端子C1aとコレクタ端子C1bとの間および出力端子AC1aと出力端子AC1bとの間をそれぞれモジュール外部で接続することで並列接続される。下アームの第一の基板48と下アームの第二の基板49は、出力端子AC1aと出力端子AC1bとの間およびエミッタ端子E2aとエミッタ端子E2bをそれぞれモジュール外部で接続することで並列接続される。これにより、パワー半導体モジュールの定格電流を増大できる。
上アームのゲート補助端子G1AUXおよびエミッタ補助端子E1AUXは、上アームの第一の基板46と上アームの第二の基板47とで共通であり、モジュール内部で配線を分岐する。下アームのゲート補助端子G2AUXおよびエミッタ補助端子E2AUXは、下アームの第一の基板48と下アームの第二の基板49とで共通であり、モジュール内部で配線を分岐する。
このようなモジュール構成によれば、図4に示す、電流経路50と電流経路51のような、並列基板間のゲート・エミッタ間ループが形成される。このため、短絡時に並列基板間の電流経路50や電流経路51に発振電流が流れて、ゲート電圧発振が発生する場合がある。
そこで、実施例2では、上アームにおいては、モジュール内でゲート配線が分岐する分岐点52とスイッチング素子SW1aのゲート端子G1aとの間、および分岐点52とスイッチング素子SW1bのゲート端子G1bとの間に、それぞれ可変抵抗41,42が挿入される。下アームにおいては、分岐点53とスイッチング素子SW2aのゲート端子G2aとの間、および分岐点53とスイッチング素子SW2bのゲート端子G2bとの間に、それぞれ可変抵抗43,44が挿入される。
可変抵抗41,42,43,44の構成は、実施例1の図2で説明した可変抵抗11と同じであるため、説明を省略する。可変抵抗41,42は、電流経路50におけるダンピング抵抗となり、可変抵抗43,44は、電流経路51におけるダンピング抵抗となる。これにより、パワー半導体モジュール8が備える複数のスイッチング素子が並列接続され、複数のスイッチング素子が共通の補助端子(補助ゲート端子、補助エミッタ端子)を備えている場合に、ゲート電圧発振を防止することができる。
なお、並列接続される複数のスイッチング素子の各々が可変抵抗を備えているので、複数のスイッチング素子は一様にスイッチングされ、並列動作の信頼性が確保される。
次に、本発明の実施例3について、図5および図6を用いて説明する。
図5は、本発明の実施例3であるパワー半導体モジュールの外観を示す模式図である。
パワー半導体モジュール8の回路構成は、前述の実施例2(図4)と同様である。すなわち、パワー半導体モジュール8は、上アームと下アームの直列接続からなるハーフブリッジ回路を二個備える、いわゆる2in1モジュールである。
なお、パワー半導体モジュール8は、いわゆる絶縁型パワー半導体モジュールである。
後述するように、2個の上アームと2個の下アーム、並びに、各アームに接続される可変抵抗は、金属ベース101上に搭載されている。金属ベース101の表面全体は、樹脂ケース102によって覆われる。樹脂ケース102は、金属ベース101に接合されている。
樹脂ケース102の上面には、金属ベース101上の回路部から引き出される複数の電極端子における外部配線との接続部が露出している。本実施例3において、これらの電極端子は、複数の主端子および複数の補助端子である。複数の主端子は、二つのハーフブリッジ回路の各々から引き出されるコレクタ端子C1、エミッタ端子E2および出力端子ACである。補助端子は、二個の上アームに共通の補助ゲート端子G1AUX、補助エミッタ端子E1AUXおよび補助コレクタ端子C1AUX、並びに、二個の下アームに共通の補助ゲート端子G2AUX、補助エミッタ端子E2AUXおよび補助コレクタ端子C2AUXである。
なお、出力端子ACは、樹脂ケース102内において、上アームのエミッタ端子E1および下アームのコレクタ端子C2に電気的に接続されている。
外部配線によって、2個のコレクタ端子C1どうし、2個のエミッタ端子E2どうし、並びに2個の出力端子ACどうしが接続されることにより、前述の実施例2と同様に、2個の上アームが並列接続されるとともに、2個の下アームが並列接続される。
補助ゲート端子G1AUXおよび補助エミッタ端子E1AUXには、上アーム用のゲート駆動回路が接続され、補助ゲート端子G2AUXおよび補助エミッタ端子E2AUXには、下アーム用のゲート駆動回路が接続される。補助コレクタ端子C1AUX,C2AUXは短絡検出に用いられる。
なお、上述のようなモジュール構成は、公知のパワー半導体モジュールとほぼ同様である。
図6は、実施例3であるパワー半導体モジュールの内部構成を示す模式図である。
図6に示すように、金属ベース101の表面上に、絶縁回路基板111,113,121~124が、載置かつ接合されている。なお、図6においては、絶縁回路基板の配置のみを示し、スイッチング素子などの回路素子、電極および配線の構成については、図示を省略している。
絶縁回路基板121、絶縁回路基板122、絶縁回路基板123および絶縁回路基板124は、それぞれ、実施例2(図4)における、上アームの第一の基板46、下アームの第一の基板48、上アームの第二の基板47および下アームの第二の基板49に相当する。絶縁回路基板111上には、実施例2(図4)における上アーム用の可変抵抗41,42が構成されている。回路基板113上には、実施例2(図4)における下アーム用の可変抵抗43,44が構成されている。
実施例3によれば、モジュール構成を大きく変更することなく、ゲート電圧発振を抑制することができる。
次に、本発明の実施例4について、図7を用いて説明する。
図7は、本発明の実施例4であるモータ駆動システムの構成を示す回路図である。
図7に示すように、モータ駆動システム61において、モータ58が、電力変換装置60が出力する交流電力によって駆動される。
電力変換装置60は、各々が一組の上下アームを備える3台のパワー半導体モジュール8(2in1モジュール)によって構成される三相インバータ主回路と、三相インバータ主回路の直流側に接続される直流電源1と、パワー半導体モジュール8を駆動するゲート駆動回路36と、ゲート駆動回路36へPWM信号を出力する制御器54を備えている。
パワー半導体モジュール8としては、前述の実施例1~3のいずれかが適用される。なお、モータ58は三相交流モータであり、モータ58の各相がパワー半導体モジュールの出力端子(例えば、図1の「AC」)に接続される。
制御器54は、電流センサ(55,56,57)によって検出されるモータ58の三相電流(Iu,Iv,Iw)と、速度検出器59によって検出されるモータ58の回転速度(ω)とに基づいて、各相について2個のPWM信号(S1i~S2i:i=u,v,w)を演算して、各相のゲート駆動回路36に出力する。パワー半導体モジュール8が、PWM信号に応じてゲート駆動回路36によってスイッチングされることにより、直流電源1からの直流電力が三相交流電力に変換される。この三相交流電力によってモータ58が駆動される。
パワー半導体モジュール8として、前述の実施例1~実施例3のいずれかが適用されることにより、可変抵抗の専用制御用配線なく短絡時のゲート電圧発振の防止と通常スイッチング時の低損失化を両立できる。このため、電力変換装置60およびモータ駆動システム61を小型化できる。また、短絡時のゲート電圧低下により短絡電流を抑制できるため、パワー半導体モジュール8の短絡耐量を増加させ信頼性を向上できる。これにより、モータ駆動システムの信頼性が向上する。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
例えば、アームにおける絶縁ゲート形のスイッチング素子のチャネルの導電形が上述の実施例(nチャネルIGBT)とは異なってもよい。この場合、ゲート電源電圧やゲート閾値電圧の正負が上述の実施例とは逆になる。
パワー半導体モジュールは、樹脂モールド型であってもよい。また、パワー半導体モジュールは、ゲート回路などを内蔵するいわゆるIPM(Intelligent Power Module)であってもよい。
1 直流電源
2,3,4,5 配線
6 平滑コンデンサ
7 誘導性負荷
8 パワー半導体モジュール
10,12 ダイオード
11,13 可変抵抗
14,25 短絡検出基準電位
15,26 比較器
16,27 ツェナーダイオード
17,18 直流電源
19,20 平滑コンデンサ
21,24 スイッチング素子
28,29 直流電源
30,31 平滑コンデンサ
32,35 スイッチング素子
36 ゲート駆動回路
37,38,39,40 ダイオード
41,42,43,44 可変抵抗
46 上アームの第一の基板
47 上アームの第二の基板
48 下アームの第一の基板
49 下アームの第二の基板
50,51 電流経路
52,53 分岐点
54 制御器
55,56,57 電流センサ
58 モータ
59 速度検出器
60 電力変換装置
61 モータ駆動システム
101 金属ベース
102 樹脂ケース
111,113,121,122,123,124 絶縁回路基板

Claims (7)

  1. スイッチング素子と、
    前記スイッチング素子のゲートに接続されるゲート抵抗と、
    を有するパワー半導体モジュールにおいて、
    前記ゲート抵抗は、前記スイッチング素子のターンオンからターンオフまで、前記スイッチング素子を駆動するゲート駆動回路から出力されるゲート電圧が、前記スイッチング素子の閾値電圧より高く前記ゲート電圧の所定値よりも低いときは、前記ゲート電圧が前記所定値であるときに比べて、抵抗値が大きくなる可変抵抗であることを特徴とするパワー半導体モジュール。
  2. 請求項1に記載のパワー半導体モジュールにおいて、
    前記ゲート抵抗の抵抗値は、前記ゲート電圧によって制御され、前記ゲート電圧の前記所定値は、前記ゲート駆動回路が備える制御用電源の電圧値であることを特徴とするパワー半導体モジュール。
  3. 請求項1に記載のパワー半導体モジュールにおいて、
    前記ゲート抵抗は、抵抗と、前記抵抗に並列に接続されたPチャネルMOSFETとを有し、前記ゲート電圧の高電位側が前記PチャネルMOSFETのソースに接続され、前記PチャネルMOSFETのゲートは前記スイッチング素子のエミッタまたはソースに接続され、前記PチャネルMOSFETのドレインは前記スイッチング素子のゲートに接続されていることを特徴とするパワー半導体モジュール。
  4. 第1スイッチング素子と、
    第2スイッチング素子と、
    前記第1スイッチング素子のゲートに接続される第1ゲート抵抗と、
    前記第2スイッチング素子のゲートに接続される第2ゲート抵抗と、
    を有し、
    前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子とが、外部配線によって並列接続可能に構成されるパワー半導体モジュールにおいて、
    ゲート駆動回路が接続される、前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子とに共通の補助端子を備え、
    前記第1ゲート抵抗は、前記第1スイッチング素子の前記ゲートと、前記補助端子との間に接続され、
    前記第2ゲート抵抗は、前記第2スイッチング素子の前記ゲートと、前記補助端子との間に接続され、
    前記第1ゲート抵抗は、前記第1スイッチング素子のターンオンからターンオフまで、前記第1スイッチング素子を駆動する前記ゲート駆動回路から出力されるゲート電圧が、前記第1スイッチング素子の閾値電圧より高く前記ゲート電圧の所定値よりも低いときは、前記ゲート電圧が前記所定値であるときに比べて、抵抗値が大きくなる可変抵抗であり、
    前記第2ゲート抵抗は、前記第2スイッチング素子のターンオンからターンオフまで、前記第2スイッチング素子を駆動する前記ゲート駆動回路から出力される前記ゲート電圧が、前記第2スイッチング素子の閾値電圧より高く前記ゲート電圧の前記所定値よりも低いときは、前記ゲート電圧が前記所定値であるときに比べて、抵抗値が大きくなる可変抵抗であることを特徴とするパワー半導体モジュール。
  5. 請求項1に記載のパワー半導体モジュールにおいて、さらに、
    前記スイッチング素子および前記ゲート抵抗を格納するケースと、
    前記ケースから露出し、前記ゲート駆動回路と接続される補助端子と、
    を有することを特徴とするパワー半導体モジュール。
  6. 請求項1に記載のパワー半導体モジュールにおいて、
    前記ゲート電圧は、前記スイッチング素子に短絡電流が流れるとき、前記スイッチング素子の閾値電圧より高く前記所定値よりも低くなることを特徴とするパワー半導体モジュール。
  7. モータを駆動する電力変換装置を備えるモータ駆動システムにおいて、
    前記電力変換装置の主回路がパワー半導体モジュールによって構成され、
    前記パワー半導体モジュールが請求項1に記載のパワー半導体モジュールであることを特徴とするモータ駆動システム。
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