JP2023026118A - 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】レクラメーション処理後の磁気テープからのデータの読み取り時間を短縮することができる情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムを得る。【解決手段】情報処理装置は、磁気テープ毎に算出される指標値であって、磁気テープに記録された有効データの読取頻度に相関する指標値に基づいて、複数の移行元の磁気テープの中からデータの移行対象とする磁気テープを選択し、選択した磁気テープに記録された有効データを特定し、当該有効データを移行先の磁気テープに移行する制御を行う。【選択図】図8

Description

本開示は、情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムに関する。
特許文献1には、磁気テープの無効データが増えた場合、その磁気テープの有効データを他の磁気テープに移行する処理(以下、「レクラメーション処理」という)を行う技術が開示されている。この技術では、移行元の磁気テープを初期化するか、又は移行元の磁気テープを新しい磁気テープに交換することによって、データを記録可能な領域を増やすことができる。
特開2017-049897号公報
本開示は、レクラメーション処理後の磁気テープからのデータの読み取り時間を短縮することができる情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
本開示の情報処理装置は、少なくとも一つのプロセッサを備える情報処理装置であって、プロセッサは、磁気テープ毎に算出される指標値であって、磁気テープに記録された有効データの読取頻度に相関する指標値に基づいて、複数の移行元の磁気テープの中からデータの移行対象とする磁気テープを選択し、選択した磁気テープに記録された有効データを特定し、当該有効データを移行先の磁気テープに移行する制御を行う。
なお、本開示の情報処理装置は、プロセッサが、指標値が閾値以上である磁気テープ、又は相対的に大きい磁気テープを移行対象として選択してもよい。
また、本開示の情報処理装置は、プロセッサが、データの移行処理が中断する可能性を表す値が第1の閾値以上の場合、指標値が第2の閾値未満の磁気テープ、又は相対的に小さい磁気テープを移行対象として選択してもよい。
また、本開示の情報処理装置は、プロセッサが、選択した磁気テープに記録された有効データ及び無効データのうち、有効データのみを移行先の磁気テープに移行する制御を行ってもよい。
また、本開示の情報処理装置は、プロセッサが、更に、有効データの量に相関する指標値、又は無効データの量に相関する指標値に基づいて、移行対象とする磁気テープを選択してもよい。
また、本開示の情報処理装置は、プロセッサが、更に、無効データの削除期限に基づいて、移行対象とする磁気テープを選択してもよい。
また、本開示の情報処理装置は、プロセッサが、更に、複数の移行元の磁気テープそれぞれのデータの書き込み頻度に相関する指標値に基づいて、移行対象とする磁気テープを選択してもよい。
また、本開示の情報処理方法は、磁気テープ毎に算出される指標値であって、磁気テープに記録された有効データの読取頻度に相関する指標値に基づいて、複数の移行元の磁気テープの中からデータの移行対象とする磁気テープを選択し、選択した磁気テープに記録された有効データを特定し、当該有効データを移行先の磁気テープに移行する制御を行う処理を情報処理装置が備えるプロセッサが実行するものである。
また、本開示の情報処理プログラムは、磁気テープ毎に算出される指標値であって、磁気テープに記録された有効データの読取頻度に相関する指標値に基づいて、複数の移行元の磁気テープの中からデータの移行対象とする磁気テープを選択し、選択した磁気テープに記録された有効データを特定し、当該有効データを移行先の磁気テープに移行する制御を行う処理を情報処理装置が備えるプロセッサに実行させるためのものである。
本開示によれば、レクラメーション処理後の磁気テープからのデータの読み取り時間を短縮することができる。
情報処理システムの構成の一例を示すブロック図である。 情報処理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 テープ管理テーブルの一例を示す図である。 無効データを説明するための図である。 有効データのみを移行する処理を説明するための図である。 情報処理装置の機能的な構成の一例を示すブロック図である。 データ移行処理の一例を示すフローチャートである。 データ移行処理の結果を説明するための図である。
以下、図面を参照して、本開示の技術を実施するための形態例を詳細に説明する。
まず、図1を参照して、本実施形態に係る情報処理システム10の構成を説明する。図1に示すように、情報処理システム10は、情報処理装置12及びテープライブラリ14を含む。情報処理装置12の例としては、サーバコンピュータ等が挙げられる。
テープライブラリ14は、複数のスロット(図示省略)及び複数のテープドライブ18を備え、各スロットには記録媒体の一例としての磁気テープTが格納される。各テープドライブ18は、情報処理装置12に接続される。テープドライブ18は、情報処理装置12による制御によって、磁気テープTに対するデータの書き込み又は読み取りを行う。磁気テープTの例としては、LTO(Linear Tape-Open)テープが挙げられる。
情報処理装置12により磁気テープTに対するデータの書き込み又は読み取りを行う場合、書き込み又は読み取り対象の磁気テープTがスロットから所定のテープドライブ18にロードされる。テープドライブ18にロードされた磁気テープTに対するデータの書き込み又は読み取りが完了すると、磁気テープTは、テープドライブ18から元々格納されていたスロットにアンロードされる。
次に、図2を参照して、本実施形態に係る情報処理装置12のハードウェア構成を説明する。図2に示すように、情報処理装置12は、CPU(Central Processing Unit)20、一時記憶領域としてのメモリ21、及び不揮発性の記憶部22を含む。また、情報処理装置12は、液晶ディスプレイ等のディスプレイ23、キーボードとマウス等の入力装置24、ネットワークに接続されるネットワークI/F(InterFace)25、及び各テープドライブ18が接続される外部I/F26を含む。CPU20、メモリ21、記憶部22、ディスプレイ23、入力装置24、ネットワークI/F25、及び外部I/F26は、バス27に接続される。
記憶部22は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、又はフラッシュメモリ等によって実現される。記憶媒体としての記憶部22には、情報処理プログラム30が記憶される。CPU20は、記憶部22から情報処理プログラム30を読み出してからメモリ21に展開し、展開した情報処理プログラム30を実行する。
また、記憶部22には、磁気テープTを管理するためのテープ管理テーブル32が記憶される。図3に、テープ管理テーブル32の一例を示す。図3に示すように、テープ管理テーブル32には、磁気テープTの識別情報の一例であるテープID(IDentifier)と、その磁気テープTに記録されたデータの識別情報の一例であるデータIDとが含まれる。また、テープ管理テーブル32では、データIDに、そのデータIDが示すデータの読取頻度及び無効フラグが対応付けられる。
テープ管理テーブル32の読取頻度列には、例えば、直近の所定期間(例えば、1日)の単位時間(例えば、1時間)あたりの読み取り回数が格納される。読取頻度列に記録される情報は、例えば、そのデータの累計の読み取り回数等の読取頻度に相関する指標値であってもよい。
テープ管理テーブル32の無効フラグ列には、そのデータが無効データであるか又は有効データであるかを表す情報が格納される。本実施形態では、そのデータが無効データである場合は無効フラグ列に「1」が格納され、そのデータが有効データである場合は無効フラグ列に「0」が格納される。すなわち、情報処理装置12は、磁気テープTに記録されたデータについて、テープ管理テーブル32の無効フラグ列を参照することによって、そのデータが有効データであるか又は無効データであるかを特定することができる。
無効データとは、例えば、ユーザにより削除指示が入力され、論理的に削除されたデータである。ユーザにより削除指示が入力されたデータを磁気テープTから物理的に削除するためには、その磁気テープTに記録された全てのデータを別の記憶領域に一時的に退避し、その磁気テープTを初期化したうえで、退避した全てのデータのうち、論理的に削除されたデータを除いたデータを磁気テープTに記録することになる。このため、データを磁気テープTから物理的に削除するためには、比較的長時間テープドライブ18を占有することになる。そこで、本実施形態では、ユーザにより削除指示が入力されたデータについては、テープ管理テーブル32の無効フラグ列に「1」を格納することによって、そのデータを論理的に削除する。これにより、ユーザはそのデータにアクセスできなくなる。
また、一例として図4に示すように、本実施形態では、ユーザにより更新されたデータは、磁気テープT上で上書き保存されるのではなく、更新後のデータが新たに磁気テープTに記録される。この場合、磁気テープTに記録済みの更新前のデータはユーザからアクセスされなくなる。そこで、無効データは、更新されたことによってユーザからアクセスされなくなった更新前のデータでもよい。また、無効データは、論理的に削除されたデータ及び更新前のデータの双方であってもよい。また、有効データとは、無効データ以外のデータ、すなわち、ユーザによりアクセスされる可能性のあるデータを意味する。
また、一例として図5に示すように、移行元の磁気テープTに記録された有効データ及び無効データのうち、有効データのみを移行先の磁気テープTに移行し、移行元の磁気テープTを初期化するか又は新たな磁気テープTに交換することによって、空き容量を増やすことができる。図5では、データA1~A3が有効データであり、データB1~B3が無効データである例を示している。なお、以下では、データの移行元の磁気テープTを「磁気テープT1」といい、データの移行先の磁気テープTを「磁気テープT2」という。また、以下では、磁気テープT1に記録された有効データ及び無効データのうち、有効データのみを磁気テープT2に移行する処理を「レクラメーション処理」という。本実施形態では、磁気テープT1と磁気テープT2とが異なる磁気テープである場合について説明するが、磁気テープT1と磁気テープT2とは同じ磁気テープであってもよい。
本実施形態に係る情報処理装置12は、無効データの占める割合が一定値以上となった磁気テープT1又は無効データのサイズの合計値が一定値以上となった磁気テープT1をレクラメーション処理の対象とする。情報処理装置12は、レクラメーション処理の対象の磁気テープT1が複数存在する場合に、優先的にレクラメーション処理を行う磁気テープT1を選択する機能を有する。以下では、レクラメーション処理における移行元の磁気テープT1を「処理対象磁気テープ」という。
次に、図6を参照して、本実施形態に係る情報処理装置12の機能的な構成について説明する。図6に示すように、情報処理装置12は、算出部40、選択部42、及び制御部44を含む。CPU20が情報処理プログラム30を実行することにより、算出部40、選択部42、及び制御部44として機能する。
算出部40は、処理対象磁気テープ毎に算出される指標値であって、処理対象磁気テープに記録された有効データの読取頻度に相関する指標値V1を算出する。具体的には、算出部40は、テープ管理テーブル32を参照し、処理対象磁気テープ毎に、読取頻度が閾値TH1以上の有効データの数を指標値V1として算出する。なお、算出部40は、読取頻度が閾値TH1以上の有効データのサイズの合計値を指標値V1として算出してもよい。また、算出部40は、処理対象磁気テープに記録された全有効データの数又はサイズの合計値に占める読取頻度が閾値TH1以上の有効データの数又はサイズの合計値の割合を指標値V1として算出してもよい。
選択部42は、算出部40により算出された指標値V1に基づいて、複数の処理対象磁気テープの中からデータの移行対象とする磁気テープT1を選択する。具体的には、選択部42は、指標値V1が閾値TH2以上である磁気テープT1を移行対象として選択する。なお、選択部42は、指標値V1が相対的に大きい磁気テープT1を移行対象として選択してもよい。この場合、例えば、選択部42は、指標値V1が大きいものから順に所定数の磁気テープT1を選択する。選択部42が選択する磁気テープT1の数は、例えば、テープライブラリ14が備えるテープドライブ18の数以下に設定される。また、選択部42が選択する磁気テープT1の数は、固定値として予め設定されていてもよいし、選択部42が磁気テープT1を選択するタイミングにおいて未使用のテープドライブ18の数が設定されてもよい。また、閾値TH1、TH2はシステムの特性又はユーザによる手動での設定等に基づいて予め設定される。
制御部44は、選択部42により選択された磁気テープT1に記録された有効データ及び無効データのうち、有効データのみを移行先の磁気テープT2に移行する制御を行う。具体的には、制御部44は、選択部42により選択された磁気テープT1に記録された全データを読み取る制御を行う。次に、制御部44は、テープ管理テーブル32を参照し、この制御により得られた全データのうち、有効データを磁気テープT2に記録する制御を行い、かつ無効データを破棄する。本実施形態では、磁気テープT2として、例えば、未使用の磁気テープT及び初期化直後の磁気テープT等のデータが未記録の磁気テープTが使用される。
次に、図7を参照して、本実施形態に係る情報処理装置12の作用を説明する。CPU20が情報処理プログラム30を実行することによって、図7に示すデータ移行処理が実行される。図7に示すデータ移行処理は、例えば、ユーザによりデータ移行指示が入力された場合又は処理対象磁気テープの数が一定数以上となった場合等に実行される。
図7のステップS10で、算出部40は、前述したように、処理対象磁気テープ毎に算出される指標値であって、処理対象磁気テープに記録された有効データの読取頻度に相関する指標値V1を算出する。ステップS12で、選択部42は、前述したように、ステップS10で算出された指標値V1に基づいて、複数の処理対象磁気テープの中からデータの移行対象とする磁気テープT1を選択する。
ステップS14で、制御部44は、前述したように、ステップS12で選択された磁気テープT1に記録された有効データ及び無効データのうち、有効データのみを移行先の磁気テープT2に移行する制御を行う。ステップS14の処理が終了すると、データ移行処理が終了する。なお、制御部44は、このデータ移行処理が終了した後に、ステップS12で選択された磁気テープT1を初期化する制御を行ってもよい。この場合、初期化された磁気テープT1を再利用することができる。また、制御部44は、このデータ移行処理が終了した後に、ステップS12で選択された磁気テープT1をテープライブラリ14から排出する制御を行ってもよい。この場合、排出された磁気テープT1の代わりに新たな磁気テープTをテープライブラリ14に格納することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、一例として図8に示すように、処理対象磁気テープが複数本(図8の例では2本)存在する場合、指標値V1に基づいて、優先的にレクラメーション処理が実行される磁気テープT1が決定される。図8では、データA1~A3及びC1~C3が有効データであり、データB1~B3及びD1~D3が無効データである例を示している。また、図8では、データA1~A3の読取頻度が閾値TH1以上であり、データC1~C3の読取頻度が閾値TH1未満の例を示している。すなわち、図8の例では、上側の磁気テープT1が、指標値V1が閾値TH2以上であり、下側の磁気テープT1が、指標値V1が閾値TH2未満である。従って、図8の例では、まず、上側の磁気テープT1に対してレクラメーション処理が実行され、次に、下側の磁気テープT1に対してレクラメーション処理が実行される。
このように、本実施形態では、読取頻度が比較的高い有効データが比較的多く記録された磁気テープT1から優先的にレクラメーション処理が実行される。読取頻度が比較的高いデータは、一度の読取処理で一緒に読み取られる可能性も比較的高い。そのようなデータが、より早い段階でレクラメーション処理により磁気テープT2上の近い位置に記録される結果、レクラメーション処理後の磁気テープT2からのデータの読み取り時間を短縮することができる。
なお、上記実施形態では、選択部42が、指標値V1が閾値TH2以上である磁気テープT1を移行対象として選択する場合について説明したが、これに限定されない。例えば、選択部42は、データの移行処理が中断する可能性を表す値が閾値TH3以上の場合、指標値V1が閾値TH2未満である磁気テープT1を移行対象として選択する形態としてもよい。また、この場合、選択部42は、指標値V1が相対的に小さい磁気テープT1を移行対象として選択してもよい。この場合、例えば、選択部42は、指標値V1が小さいものから順に所定数の磁気テープT1を選択する。
例えば、ユーザからのアクセスに基づく磁気テープTからのデータの読取処理の優先度が、レクラメーション処理に基づく磁気テープTからのデータの読取処理の優先度よりも高い場合、ユーザからのアクセスが比較的多い時間帯では、データの移行処理が中断する可能性が比較的高くなる。そこで、例えば、選択部42は、データの移行処理が中断する可能性を表す値として、ユーザからのアクセス頻度を用いる。すなわち、ユーザからのアクセス頻度が高い時間帯ほど、データの移行処理が中断する可能性を表す値も大きくなる。
レクラメーション処理におけるデータの移行処理が中断した場合、有効データが移行元の磁気テープT1と移行先の磁気テープT2とに分散することになってしまう。この場合、有効データが比較的読取頻度が高いデータであると、その有効データを読み取るためには、2本の磁気テープT1、T2から有効データを読み取ることになってしまう結果、データの読み取り時間が長くなってしまう。そこで、前述したように、データの移行処理が中断する可能性が比較的高い場合は、読取頻度が比較的低い有効データが記録された磁気テープT1を移行対象としてもよい。
また、上記実施形態において、算出部40は、更に、処理対象磁気テープ毎に、有効データの量に相関する指標値V2、又は無効データの量に相関する指標値V3を算出してもよい。指標値V2としては、有効データの数又は有効データのサイズの合計値等が挙げられる。また、指標値V3としては、無効データの数又は無効データのサイズの合計値等が挙げられる。
この場合、例えば、選択部42は、指標値V1が閾値TH2以上の磁気テープT1が複数存在し、その複数の磁気テープT1それぞれの指標値V1の差が一定の範囲内である場合、指標値V2又は指標値V3に基づいて、その複数の磁気テープT1の中からデータの移行対象とする磁気テープT1を選択する。具体的には、例えば、選択部42は、指標値V2が最も小さい磁気テープT1又は指標値V3が最も大きい磁気テープT1を移行対象として選択する。これにより、レクラメーション処理によってより多くの空き容量を確保することができる磁気テープT1が優先的に選択される。
また、上記実施形態において、選択部42は、指標値V1に加え、無効データの削除期限に基づいて、データの移行対象とする磁気テープT1を選択してもよい。例えば、選択部42は、指標値V1が閾値TH2以上の磁気テープT1が複数存在し、その複数の磁気テープT1それぞれの指標値V1の差が一定の範囲内である場合、無効データの削除期限に基づいて、データの移行対象とする磁気テープT1を選択する。具体的には、この場合、例えば、選択部42は、削除期限までの残り時間が最も短い無効データが記録された磁気テープT1を選択する。これにより、削除期限が最も早期に到来する無効データが優先的かつ物理的に削除される結果、削除期限が過ぎたデータへアクセスすることを抑制することができる。
また、上記実施形態において、算出部40は、更に、処理対象磁気テープ毎に、データの書き込み頻度に相関する指標値V4を算出してもよい。指標値V4としては、書き込み頻度が閾値TH4以上のデータの数又は書き込み頻度が閾値TH4以上のデータのサイズの合計値等が挙げられる。
この場合、選択部42は、指標値V1が閾値TH2以上の磁気テープT1が複数存在し、その複数の磁気テープT1それぞれの指標値V1の差が一定の範囲内である場合、指標値V4に基づいて、その複数の磁気テープT1の中からデータの移行対象とする磁気テープT1を選択する。具体的には、例えば、選択部42は、指標値V4が最も大きい磁気テープT1を移行対象として選択する。
また、上記実施形態において、例えば、算出部40、選択部42、及び制御部44といった各種の処理を実行する処理部(processing unit)のハードウェア的な構造としては、次に示す各種のプロセッサ(processor)を用いることができる。上記各種のプロセッサには、前述したように、ソフトウェア(プログラム)を実行して各種の処理部として機能する汎用的なプロセッサであるCPUに加えて、FPGA(Field Programmable Gate Array)等の製造後に回路構成を変更可能なプロセッサであるプログラマブルロジックデバイス(Programmable Logic Device:PLD)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の特定の処理を実行させるために専用に設計された回路構成を有するプロセッサである専用電気回路等が含まれる。
1つの処理部は、これらの各種のプロセッサのうちの1つで構成されてもよいし、同種又は異種の2つ以上のプロセッサの組み合わせ(例えば、複数のFPGAの組み合わせや、CPUとFPGAとの組み合わせ)で構成されてもよい。また、複数の処理部を1つのプロセッサで構成してもよい。
複数の処理部を1つのプロセッサで構成する例としては、第1に、クライアント及びサーバ等のコンピュータに代表されるように、1つ以上のCPUとソフトウェアの組み合わせで1つのプロセッサを構成し、このプロセッサが複数の処理部として機能する形態がある。第2に、システムオンチップ(System on Chip:SoC)等に代表されるように、複数の処理部を含むシステム全体の機能を1つのIC(Integrated Circuit)チップで実現するプロセッサを使用する形態がある。このように、各種の処理部は、ハードウェア的な構造として、上記各種のプロセッサの1つ以上を用いて構成される。
更に、これらの各種のプロセッサのハードウェア的な構造としては、より具体的には、半導体素子などの回路素子を組み合わせた電気回路(circuitry)を用いることができる。
また、上記実施形態では、情報処理プログラム30が記憶部22に予め記憶(インストール)されている態様を説明したが、これに限定されない。情報処理プログラム30は、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD-ROM(Digital Versatile Disc Read Only Memory)、及びUSB(Universal Serial Bus)メモリ等の記録媒体に記録された形態で提供されてもよい。また、情報処理プログラム30は、ネットワークを介して外部装置からダウンロードされる形態としてもよい。
10 情報処理システム
12 情報処理装置
14 テープライブラリ
18 テープドライブ
20 CPU
21 メモリ
22 記憶部
23 ディスプレイ
24 入力装置
25 ネットワークI/F
26 外部I/F
27 バス
30 情報処理プログラム
32 テープ管理テーブル
40 算出部
42 選択部
44 制御部
T、T1、T2 磁気テープ

Claims (9)

  1. 少なくとも一つのプロセッサを備える情報処理装置であって、
    前記プロセッサは、
    磁気テープ毎に算出される指標値であって、磁気テープに記録された有効データの読取頻度に相関する指標値に基づいて、複数の移行元の磁気テープの中からデータの移行対象とする磁気テープを選択し、
    選択した磁気テープに記録された有効データを特定し、当該有効データを移行先の磁気テープに移行する制御を行う
    情報処理装置。
  2. 前記プロセッサは、
    前記指標値が閾値以上である磁気テープ、又は相対的に大きい磁気テープを前記移行対象として選択する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記プロセッサは、
    データの移行処理が中断する可能性を表す値が第1の閾値以上の場合、前記指標値が第2の閾値未満の磁気テープ、又は相対的に小さい磁気テープを前記移行対象として選択する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記プロセッサは、
    選択した磁気テープに記録された有効データ及び無効データのうち、前記有効データのみを移行先の磁気テープに移行する制御を行う
    請求項1から請求項3の何れか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記プロセッサは、
    更に、前記有効データの量に相関する指標値、又は前記無効データの量に相関する指標値に基づいて、前記移行対象とする磁気テープを選択する
    請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記プロセッサは、
    更に、無効データの削除期限に基づいて、前記移行対象とする磁気テープを選択する
    請求項4又は請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記プロセッサは、
    更に、前記複数の移行元の磁気テープそれぞれのデータの書き込み頻度に相関する指標値に基づいて、前記移行対象とする磁気テープを選択する
    請求項1から請求項6の何れか1項に記載の情報処理装置。
  8. 磁気テープ毎に算出される指標値であって、磁気テープに記録された有効データの読取頻度に相関する指標値に基づいて、複数の移行元の磁気テープの中からデータの移行対象とする磁気テープを選択し、
    選択した磁気テープに記録された有効データを特定し、当該有効データを移行先の磁気テープに移行する制御を行う
    処理を情報処理装置が備えるプロセッサが実行する情報処理方法。
  9. 磁気テープ毎に算出される指標値であって、磁気テープに記録された有効データの読取頻度に相関する指標値に基づいて、複数の移行元の磁気テープの中からデータの移行対象とする磁気テープを選択し、
    選択した磁気テープに記録された有効データを特定し、当該有効データを移行先の磁気テープに移行する制御を行う
    処理を情報処理装置が備えるプロセッサに実行させるための情報処理プログラム。
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