JP2023025537A - 冷蔵庫 - Google Patents

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智彦 松野
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Abstract

【課題】ヒータやホットパイプを用いることなく、結露を防止できるようにする。【解決手段】箱体10と扉20との間に介在する封止部材30により庫内が密閉される冷蔵庫100であって、庫内が扉20により閉じられている状態において、箱体10と扉20との間における封止部材30よりも庫外側に設けられた弾性部材40と、弾性部材40の周囲又は内部に設けられた伝熱部材50とを備えるようにした。【選択図】図2

Description

本発明は、冷蔵庫に関するものである。
冷蔵庫の課題としては、庫内の冷気により仕切り部が冷却されていることから、扉の隙間から入り込んだ外気がこの仕切り部に接触して生じる結露が挙げられる。
そこで、従来の冷蔵庫としては、特許文献1に示すように、結露防止用のヒータに通電して発熱させることで仕切り部を加熱したり、冷凍サイクルの高圧側の冷媒を仕切り部の近傍に通したホットパイプに流して仕切り部を加熱したりすることにより、結露の防止を図ったものがある。
しかしながら、このようにヒータやホットパイプを設ける構成であると、部品点数の増加に伴うコストの増大や、ヒータを用いる場合における消費電力の増大といった別の問題が生じる。
特開2009-85454号公報
そこで、本発明は、上述した問題点を一挙に解決すべくなされたものであり、ヒータやホットパイプを用いることなく、結露を防止できるようにすることを主たる課題とするものである。
すなわち本発明に係る冷蔵庫は、箱体と扉との間に介在する封止部材により庫内が密閉される冷蔵庫であって、庫内が前記扉により閉じられている状態において、前記箱体と前記扉との間における前記封止部材よりも庫外側に設けられた弾性部材と、前記弾性部材の周囲又は内部に設けられた伝熱部材とを備えることを特徴とするものである。
このように構成された冷蔵庫であれば、箱体と扉との間における封止部材よりも庫外側に弾性部材を設け、この弾性部材の周囲又は内部に伝熱部材を設けているので、この伝熱部材を介して庫外の熱(外気温)を結露が生じやすい仕切り部等に伝えることができる。これにより、ヒータやホットパイプを用いることなく、結露を防止することが可能となる。
しかも、この伝熱部材が弾性部材の周囲又は内部に設けられており、この弾性部材が扉を閉じることで潰されるので、製造上の経年変化により生じる箱体や扉の寸法の誤差に関わらず、伝熱部材による伝熱効果を確実に発揮させることができる。
上述したように、弾性部材は箱体と扉との間で潰されるので、この弾性部材の変形に応じて伝熱部材も無理なく変形させる必要がある。
そこで、前記伝熱部材が、前記弾性部材の外表面を覆う箔状のものであることが好ましい。
これならば、弾性部材の変形に応じて伝熱部材も無理なく変形させることができる。
前記弾性部材が、複数の分割要素からなり、前記伝熱部材が、前記複数の分割要素それぞれの周囲又は内部に設けられていることが好ましい。
これならば、一塊の弾性部材に伝熱部材を設ける構成に比べて、伝熱経路が多く形成されるので、結露が生じやすい仕切り部等に庫外の熱を効率良く伝えることができる。
前記複数の分割要素が層状構造を形成していることが好ましい。
これならば、箱体と扉との間に弾性部材を介在させるうえで、複数の分割要素を積み重ねておけば良いので、製造性をも担保することができる。
前記層状構造の層間隔が、庫内側に比べて庫外側の方が狭いことが好ましい。
これならば、伝熱部材を庫外側で密にすることができ、伝熱効率のさらなる向上を図れる。
前記伝熱部材が、庫内が前記扉により閉じられている状態において、前記箱体と前記扉とのそれぞれに密着することが好ましい。
これならば、上述した伝熱効果を顕著に発揮させることができる。
前記封止部材が、前記扉の幅方向又は高さ方向の少なくとも一方に沿って延びる長尺状のものであり、前記伝熱部材が、前記封止部材に沿って延びていることが好ましい。
これならば、扉の幅方向や高さ方向の広範囲において結露を防止することができる。
前記弾性部材が、連通気泡により構成されていることが好ましい。
これならば、独立気泡により構成されている場合に比べて、弾性部材が柔らかくなるので、箱体と扉とに対する密着性をより確実に得ることができる。
前記弾性部材及び前記伝熱部材が、複数の前記扉それぞれに対応して設けられていることが好ましい。
これならば、複数の扉それぞれに対して結露防止の対策を講じることができる。
前記封止部材の庫外側に設けられて、内部が空気層からなる袋体をさらに備え、前記弾性部材及び前記伝熱部材が、前記袋体の内部に収容されていることが好ましい。
これならば、弾性部材及び伝熱部材を袋体に収容して一体化させることができ、取り扱い性や組み立て性などを担保することができる。
前記袋体が、庫内が前記扉により閉じられている状態において、前記箱体と前記扉とのそれぞれに密着することが好ましい。
これならば、上述した伝熱効果を顕著に発揮させることができる。
より具体的な実施態様としては、前記袋体が、前記封止部材、前記扉、前記筐体の何れかに取り付けられている態様を挙げることができる。
前記扉の内部に設けられて、庫外の熱を前記伝熱部材に伝える第2の伝熱部材をさらに備えることが好ましい。
これならば、庫外の熱が第2の伝熱部材を経て伝熱部材から仕切り部等に伝わるので、伝熱量を多くすることができ、結露のより確実な防止を図れる。
結露をより確実に防ぐためには、前記伝熱部材の熱伝導率は、前記封止部材の熱伝導率の100倍以上であることが好ましい。
このように構成した本発明によれば、ヒータやホットパイプを用いることなく、結露を防止することができる。
本実施形態における冷蔵庫の全体構成を示す模式図。 同実施形態における箱体と扉との間の構成を模式的に示す断面図。 同実施形態における弾性部材及び伝熱部材の構成を模式的に示す断面図。 同実施形態における弾性部材及び伝熱部材の構成を模式的に示す斜視図。 その他の実施形態における弾性部材及び伝熱部材の構成を模式的に示す断面図。 その他の実施形態における弾性部材及び伝熱部材の構成を模式的に示す断面図。 その他の実施形態における弾性部材及び伝熱部材の構成を模式的に示す断面図。 その他の実施形態における固定機構の構成を模式的に示す断面図。 その他の実施形態における固定機構の構成を模式的に示す断面図。 その他の実施形態における第2の伝熱部材の構成を模式的に示す断面図。 その他の実施形態における弾性部材及び伝熱部材の構成を模式的に示す断面図。
以下に本発明に係る冷蔵庫の一実施形態について図面を参照して説明する。
本実施形態に係る冷蔵庫100は、例えば冷蔵室、冷凍室、野菜室、製氷室などの庫内が設けられたものであり、具体的には図1に示すように、複数の箱体10と、これらの箱体10それぞれに対して設けられた扉20とを備えている。なお、扉20は、例えばスライド式のものであっても良いし、片開き或いは観音開きのものであっても良い。
そして、この冷蔵庫100は、図2に示すように、箱体10と扉20との間に特徴的な構造を有しているので、この構造について以下に詳述する。
まず、箱体10と扉20との間には、庫内を密閉する封止部材30が設けられている。
この封止部材30は、図2に示すように、箱体10の開口が扉20により閉じられた状態において、箱体10と扉20との間に介在するものであり、具体的には磁石MGを用いて構成されたガスケットである。ここでのガスケット30は、扉20の内向き面21に取り付けられて、箱体10の外向き面11に着磁するものであり、扉20の幅方向に沿って延びる長尺状のものである。
然して、本実施形態の冷蔵庫100は、図2に示すように、庫内が扉20により閉じられている状態において、箱体10と扉20との間における封止部材30よりも庫外側に設けられた弾性部材40と、弾性部材40の周囲に設けられた伝熱部材50とを備えている。
弾性部材40は、庫内が扉20で閉じられると箱体10と扉20との間で潰され、扉20が開かれると形状が復元する程度の弾性力を有するものである。具体的にこの弾性部材40は、連通気泡により構成されており、例えば樹脂製のソフトスポンジ等である。
この弾性部材40は、図1に示すように、扉20の幅方向(冷蔵庫100の左右方向)及び高さ方向(冷蔵庫100の上下方向)に沿って延びる長尺状をなすものである。本実施形態の弾性部材40は、少なくとも互いに隣り合う庫内を仕切る仕切り部(不図示)に対向配置されており、この仕切り部に対向しない箇所においても、例えば扉20の上辺や下辺に沿って配置されている。
具体的にこの弾性部材40は、図2~図4に示すように、複数の分割要素41からなり、これらの分割要素41は、ここでは互いに同じ形状をなすものである。
これらの分割要素41は、弾性部材40を複数段に分割してなるものであり、言い換えれば、扉20の幅方向或いは高さ方向に沿って延びる長尺平板状をなす複数の分割要素41をその厚み方向に積み重ねて層状構造を形成することで、本実施形態の弾性部材40が構成されている。
なお、弾性部材40としては、この態様に限定されるものではなく、必ずしも層状構造を有する必要はないし、さらには複数の分割要素41に分割されずに一塊のものであっても構わない。
伝熱部材50は、図2に示すように、庫外の熱を上述した封止部材30や仕切り部(不図示)に伝えるものであり、少なくとも封止部材30や弾性部材40よりも伝熱性に富み、ここでは封止部材30の100倍以上の熱伝導率を有するものである。
この伝熱部材50は、伝熱性に加えて、弾性部材40とともに変形可能な性質を兼ね備えたものであり、図2~図4に示すように、例えば弾性部材40の外表面を覆うように設けられた箔状のものである。かかる性質により、伝熱部材50は、庫内が扉20により閉じられている状態において、箱体10と扉20とのそれぞれに密着しており、言い換えれば、扉20の内向き面21と箱体10の外向き面11との双方に接触している。
こうした伝熱部材50としては、例えば金属箔やグラファイトシートなどを挙げることができ、ここではAl箔を用いており、弾性部材40の外表面の実質的に全面を覆い隠すように設けられている。
本実施形態の伝熱部材50は、図1に示すように、上述した弾性部材40と同様、扉20の幅方向(冷蔵庫100の左右方向)及び高さ方向(冷蔵庫100の上下方向)に沿って延びる長尺状をなすものである。また、この伝熱部材50は、少なくとも互いに隣り合う庫内を仕切る仕切り部(不図示)に対向配置されており、この仕切り部に対向しない箇所においても、例えば扉20の上辺や下辺に沿って配置されている。
本実施形態では、上述したように弾性部材40が複数の分割要素41からなるところ、これら複数の分割要素41それぞれの周囲に伝熱部材50が設けられている。すなわち、この伝熱部材50は、図3及び図4に示すように、それぞれの分割要素41の外表面を覆うように設けられており、これにより、互いに隣り合う分割要素41の間には、箔状の伝熱部材50が二重に重なり合わさった状態で配置されている。
このように構成された弾性部材40及び伝熱部材50は、図2及び図3に示すように、内部が空気層からなる袋体60に収容されている。
袋体60は、例えば樹脂などからなる弾性変形可能なものであり、ここでは封止部材30と一体又は別体のものとして取り付けられている。また、袋体60は、庫内が扉20により閉じられている状態において、箱体10と扉20とのそれぞれに密着する。
このように構成された冷蔵庫100であれば、箱体10と扉20との間における封止部材30よりも庫外側に弾性部材40を設け、この弾性部材40の周囲に伝熱部材50を設けているので、この伝熱部材50を介して庫外の熱(外気温)を結露が生じやすい仕切り部等に伝えることができる。これにより、ヒータやホットパイプを用いることなく、結露を防止することが可能となる。
しかも、この伝熱部材50が弾性部材40の周囲に設けられており、この弾性部材40が扉20を閉じることで潰されるので、箱体10や扉20に生じ得る僅かな器差に関わらず、伝熱部材50による伝熱効果を確実に発揮させることができる。
伝熱部材50が箔状のものであるので、弾性部材40の変形に応じて伝熱部材50も無理なく変形させることができる。
弾性部材40が、複数の分割要素41からなり、伝熱部材50が、複数の分割要素41それぞれの周囲に設けられているので、一塊の弾性部材40に伝熱部材50を設ける構成に比べて、伝熱経路を多く形成することができ、結露が生じやすい仕切り部等に庫外の熱を効率良く伝えることが可能となる。
弾性部材40が、複数の分割要素41を積層させたものであるので、製造性を担保することができる。
伝熱部材50が、庫内が扉20により閉じられている状態において、箱体10と扉20とのそれぞれに密着するので、上述した伝熱効果を顕著に発揮させることができる。
伝熱部材50が、封止部材30に沿って延びているので、扉20の幅方向や高さ方向の広範囲において結露を防止することができる。
弾性部材40が、連通気泡により構成されているので、独立気泡により構成されている場合に比べて、柔らかく、箱体10と扉20とに対する密着性をより確実に得ることができる。
弾性部材40及び伝熱部材50が、複数の扉20それぞれに対応して設けられているので、複数の扉20それぞれに対して結露防止の対策を講じることができる。
また、弾性部材40及び伝熱部材50が袋体60に収容されているので、弾性部材40及び伝熱部材50を袋体60の内部で一体化させることができ、取り扱い性や組み立て性などを担保することができる。
さらに、袋体60庫内が扉20により閉じられている状態において、箱体10と扉20とのそれぞれに密着するので、庫外の熱を効率良く仕切り部等に伝えることができる。
なお、本発明は、前記実施形態に限られるものではない。
例えば、前記実施形態では、複数の分割要素41が互いに同じ形状をなすものであったが、複数の分割要素41の一部又は全部が互いに異なる形状(例えば、厚み寸法が異なる)ものであってもよい。
具体的な一態様としては、図5(a)に示すように、厚み寸法の異なる複数の分割要素41を厚み方向に積層させて層状構造を形成する態様を挙げることができる。この場合、層状構造の層間隔、言い換えれば、分割要素41それぞれの外表面を覆う複数の伝熱部材50の間隔は、庫内側に比べて庫外側の方が狭いことが好ましい。
これならば、伝熱部材50を庫外側で密にすることができ、伝熱効率のさらなる向上を図れる。
また、伝熱部材50は、必ずしも弾性部材40の外表面の全面を覆う必要はなく、図5(b)に示すように、弾性部材40の外表面の一部を覆うものであっても良い。
より具体的には、弾性部材40が前記実施形態のように複数の分割要素41からなる場合、少なくとも庫外側に配置されている分割要素41の外表面に伝熱部材50が設けられていることが好ましい。
さらに、伝熱部材50として、前記実施形態では箔状のものを取り上げて説明したが、図6に示すように、例えば薄板状の金属を立体形状に加工したものであっても良い。
この場合、伝熱部材50が、箔状のものよりも剛性が高くなることから、この伝熱部材50の内部を空洞Sとしても良い。この場合、この空洞S内に充填されている空気層が弾性部材40として機能する。
そのうえ、弾性部材40としては、種々の形状を選択することができ、例えば、図7(a)に示すように、一塊のものであっても良いし、図7(b)に示すように、段状の分割要素からなるものであっても良いし、図7(c)に示すように三角形状をなす分割要素からなるものであって良い。
また、袋体60の配置としては、図8に示すように、扉20に取り付けられていても良い。この場合、袋体60を扉20に固定するべく、袋体60と扉20との間には固定機構70を介在させておくことが好ましい。この固定機構70としては、袋体60と扉20との一方に設けられた凹部71と、他方に設けられた凹部71に係合する凸部72とから構成されたものを挙げることができる。
さらに、袋体60の配置としては、図9に示すように、箱体10に取り付けられていても良い。
この場合、扉20に取り付ける場合と同様に、袋体60を箱体10に固定するべく、袋体60と箱体10との間には固定機構70を介在させておくことが好ましい。この固定機構70としては、上述したように、袋体60と箱体10との一方に設けられた凹部71と、他方に設けられて凹部71に係合する凸部72とから構成されたものを挙げることができる。
加えて、本発明に係る冷蔵庫100としては、図10に示すように、扉20の内部に設けられて、庫外の熱を伝熱部材50に伝える第2の伝熱部材80をさらに備えていても良い。
この第2の伝熱部材80は、例えば金属製の平板部材を折り曲げるなどして構成されたものであり、例えば一端部など少なくとも一部が伝熱部材50の近傍に設けられており、この部分を介して庫外の熱を伝熱部材50に伝えるように配置されている。
これならば、庫外の熱が第2の伝熱部材80を経て伝熱部材50から仕切り部等に伝わるので、伝熱量を多くすることができ、結露のより確実な防止を図れる。
また、前記実施形態では、伝熱部材50が弾性部材40の周囲に設けられた態様を説明したが、図11に示すように、伝熱部材50は弾性部材40の内部に設けられていても良い。
この場合の伝熱部材50としては、例えば金属製の薄板状や線状のものや、例えば弾性部材40に伝熱塗料をコーティングしてなる膜状のものなどを用いることができる。
その他、本発明は前記実施形態に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であるのは言うまでもない。
100・・・冷蔵庫
10 ・・・箱体
11 ・・・外向き面
20 ・・・扉
21 ・・・内向き面
30 ・・・封止部材
40 ・・・弾性部材
41 ・・・分割要素
50 ・・・伝熱部材
60 ・・・袋体

Claims (14)

  1. 箱体と扉との間に介在する封止部材により庫内が密閉される冷蔵庫であって、
    庫内が前記扉により閉じられている状態において、前記箱体と前記扉との間における前記封止部材よりも庫外側に設けられた弾性部材と、
    前記弾性部材の周囲又は内部に設けられた伝熱部材とを備えることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記伝熱部材が、前記弾性部材の外表面を覆う箔状のものであることを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 前記弾性部材が、複数の分割要素からなり、
    前記伝熱部材が、前記複数の分割要素それぞれの周囲又は内部に設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の冷蔵庫。
  4. 前記複数の分割要素が層状構造を形成していることを特徴とする請求項3記載の冷蔵庫。
  5. 前記層状構造の層間隔が、庫内側に比べて庫外側の方が狭いことを特徴とする請求項4記載の冷蔵庫。
  6. 前記伝熱部材が、庫内が前記扉により閉じられている状態において、前記箱体と前記扉とのそれぞれに密着することを特徴とする請求項1乃至5のうち何れか一項に記載の冷蔵庫。
  7. 前記封止部材が、前記扉の幅方向又は高さ方向の少なくとも一方に沿って延びる長尺状のものであり、
    前記伝熱部材が、前記封止部材に沿って延びていることを特徴とする請求項1乃至6のうち何れか一項に記載の冷蔵庫。
  8. 前記弾性部材が、連通気泡により構成されていることを特徴とする請求項1乃至7のうち何れか一項に記載の冷蔵庫。
  9. 前記弾性部材及び前記伝熱部材が、複数の前記扉それぞれに対応して設けられていることを特徴とする請求項1乃至8のうち何れか一項に記載の冷蔵庫。
  10. 前記封止部材の庫外側に設けられて、内部が空気層からなる袋体をさらに備え、
    前記弾性部材及び前記伝熱部材が、前記袋体の内部に収容されている、請求項1記載の冷蔵庫。
  11. 前記袋体が、庫内が前記扉により閉じられている状態において、前記箱体と前記扉とのそれぞれに密着することを特徴とする請求項10記載の冷蔵庫。
  12. 前記袋体が、前記封止部材、前記扉、前記筐体の何れかに取り付けられている、請求項10又は11記載の冷蔵庫。
  13. 前記扉の内部に設けられて、庫外の熱を前記伝熱部材に伝える第2の伝熱部材をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至12のうち何れか一項に記載の冷蔵庫。
  14. 前記伝熱部材の熱伝導率は、前記封止部材の熱伝導率の100倍以上である、請求項1乃至13のうち何れか一項に記載の冷蔵庫。


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