JP2023025301A - ネットワークに接続されたビデオ通話、音声通話又はメッセージ通知サービス利用ユーザが、ビデオ通話、音声通話又はメッセージ通知の発信前に通信希望相手へ通信リクエストと希望通信手段及びアプリケーション一覧を送信し、通信希望相手から応答可否と受信した希望通信手段及びアプリケーション一覧をもとに応答可能な通信手段及びアプリケーション一覧を返信する方法及びプログラム。 - Google Patents
ネットワークに接続されたビデオ通話、音声通話又はメッセージ通知サービス利用ユーザが、ビデオ通話、音声通話又はメッセージ通知の発信前に通信希望相手へ通信リクエストと希望通信手段及びアプリケーション一覧を送信し、通信希望相手から応答可否と受信した希望通信手段及びアプリケーション一覧をもとに応答可能な通信手段及びアプリケーション一覧を返信する方法及びプログラム。 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】ビデオ通話、音声通話又はメッセージ通知の発信前に発信者から通信希望相手へ通信リクエストと希望通信手段及びアプリケーション一覧を送信し、通信希望相手にて応答可能な環境の準備とその時の状況に応じた最適な通信手段及びアプリケーションの選択を提供する。【解決手段】管理システム10において、通信発信者より通信希望相手のユーザ情報と希望通信手段及びアプリケーション一覧を含んだ通信リクエストをコミュニケーション集約サーバ12経由で通信希望相手へ送信する。通話希望相手は、受信したリクエスト画面で表示される、応答可能、あとで応答可能又は応答不可、を選択し、応答可能と選択した場合は、受信した通信希望手段及びアプリケーション一覧をもとに、応答可能な通信手段及びアプリケーション一覧を、コミュニケーション集約サーバ12経由で通信発信者へ送信する。【選択図】図1
Description
本発明は、例えばビデオ通話、音声通話又はメッセージ通知の発信前に発信者から通信希望相手へ通信リクエストと希望通信手段及びアプリケーション一覧を送信し、通信希望相手にて応答可能な環境の準備とその時の状況に応じた最適な通信手段及びアプリケーションの選択を実現するデバイスを管理する方法、及びその伝達方法を実現するためのプログラムに関するものである。
現在、ビデオ通話、音声通話、メッセージ通知が可能な多様な通信手段及びアプリケーションが普及しており、ユーザは多様な選択肢の中から用途に合致した通信手段及びアプリケーションを選択及び利用できるようになっている。
しかしながら、通信手段及びアプリケーションの選択肢が多様であるために以下のような問題がある。
すなわち、ユーザによって使用している通信手段及びアプリケーションが異なり、通信相手によって使用する通信手段及びアプリケーションを使い分ける必要がある。
これに加え、通信相手がどの通信手段及びアプリケーションを利用しているかの一覧を把握する手段がなく、本来は通信環境、通信デバイス及び機材、通信品質、通信費用を考慮し両者に最適な通信手段及びアプリケーションがあるにも関わらず、最適ではない通信手段及びアプリケーションを使用する状況が発生する可能性がある。
また、ビデオ通話、音声通話の着信は、事前に通話日時の取り決めをしていない限り着信相手にとって突然の着信となり、周囲に話し声を聞かれても支障がない通話可能な環境及び機材を着信音が鳴動している間に準備する必要がある。
特に、ビデオ通話においては音声だけでなく通話者の姿及び周りの背景が通信相手に写るため、着信音が鳴動している間に準備を整えるのは困難な場合がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、ビデオ通話、音声通話又はメッセージ通知サービスを利用する発信者及び着信者双方に利便性をもたらすことが可能な、ビデオ通話、音声通話又はメッセージ通知の発信前に通信希望相手へ通信リクエストと希望通信手段及びアプリケーション一覧を送信し、通信希望相手より応答可否と受信した希望通信手段及びアプリケーション一覧をもとに応答可能な選択肢を返信する方法及びプログラムを提供する事を目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明では、以下のような手段を講じる。
すなわち、請求項1の発明は、ネットワークに接続されたビデオ通話、音声通話又はメッセージ通知サービス利用ユーザに使用される端末の管理方法であって、通信発信者より通信希望相手のユーザ情報と希望通信手段及びアプリケーション一覧を含んだ通信リクエストをコミュニケーション集約サーバへ送信する。
前述の希望通信手段及びアプリケーション一覧を通信発信者が選択する際、コミュニケーション集約サーバにて通信発信者と通信希望相手が所有する通信手段及びアプリケーション一覧が突合及び比較され、片方しか所有していない通信手段及びアプリケーションは一覧選択肢から除外される。
そして、前述の通信リクエストを受信したコミュニケーション集約サーバにて通信希望相手のユーザ情報を検索し、検索で得られた通知宛先と通知手段に従い通信希望相手へ通信リクエストを送信する。
そして、通話希望相手の端末で受信した通信リクエストを表示した際、応答可能、あとで応答可能、応答不可、の選択肢が表示され、本選択肢から選択することで当該情報がコミュニケーション集約サーバへ送信される。
その際に、通信希望相手が応答可能を選択した際は、受信した通信希望手段及びアプリケーション一覧をもとに応答可能選択肢を選択した結果もコミュニケーション集約サーバへ送信される。なお、この選択には、受信した通信手段及びアプリケーション一覧に無いものも含めることが可能である。
前述の通話希望相手からの情報を受信したコミュニケーション集約サーバは通信発信者のユーザ情報を検索し、検索で得られた通知宛先と通知手段に従い通話希望相手からの情報を送信する。
そして、通信発信者が通信希望相手からの情報を端末画面で表示した際に、通信希望相手が選択した、応答可能、あとで応答可能、応答不可が表示される。
また、応答可能と表示される場合は通信希望相手が選択した応答可能な通信手段及びアプリケーション一覧が画面上に表示され、画面表示している端末から発信する場合は、画面上の通信手段及びアプリケーション名称を選択することにより、選択した通信手段及びアプリケーションが起動し、相手に発信する。
従って、以上のような手段を講じることにより、通信発信者は通信希望相手が現在応答可能な状態であるか、また通信希望相手が応答可能な通信手段及びアプリケーション一覧を別の方法で調べる事無く、通信リクエストを送信する事が可能となる。
一方で、通信希望相手は、通信リクエストを受信することにより応答可能な環境及び機材を準備する時間を確保することができ、また通信希望者からの通信希望手段及びアプリケーション一覧の中から、その場で用意できる通信環境、通信デバイス及び機材、通信品質、通信費用を考慮し最適な通信手段及びアプリケーションを選択することができる。
以上のように、本発明によれば、ビデオ通話、音声通話又はメッセージ通知サービスを利用する通信発信者と通信希望相手の両者に利便性をもたらすことが可能な、通信発信者と通信希望相手に使用されるデバイスを管理する方法及びプログラムを実現することができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る管理方法を適用した管理システムの構成例を示す概念図である。
すなわち、この管理システム10のコミュニケーション集約サーバ12はインターネット11及びネットワーク(家庭内、ISP、携帯キャリア)13(#1~#3)を通してビデオ通話、音声通話又はメッセージ通知サービス利用者のデバイス14(#1~#6)と接続される。
コミュニケーション集約サーバ12は、ユーザ毎に通信リクエストの通知宛先及び通知手段、所有する通信手段及びアプリケーションの一覧を保持し、通信希望者となるユーザ所有デバイス14(#1、#4、#6のいずれか)からの通信リクエストを受信し、通信希望相手となるユーザ所有デバイス14(#1、#4、#6のいずれか)へ送信するサーバである。
また、デバイス14(#1、#4、#6)はコミュニケーション集約サーバ12へ通信リクエストを送信できるプログラムを実装可能なコンピュータデバイス、スマートフォン、IoTデバイス、ウェアラブルデバイス、音声認識デバイスなどで構成され、当該デバイスに既製のビデオ通話、音声通話、メッセージ通知アプリケーションを導入することによりビデオ通話、音声通話、メッセージ通知も可能となる。
ビデオ通話、音声通話又はメッセージ通知サービスに利用するデバイス数はユーザによって変動し、ユーザAは3つのデバイス、ユーザBは2つのデバイス、ユーザCは1つのデバイスを利用していることを意味する。
以上のように構成された管理システム10は、例えば磁気ディスク等の記憶媒体に記憶されたプログラムや、インターネット11及びネットワーク(家庭内、ISP、携帯キャリア)13(#1~#3)等の通信ネットワークを介してダウンロードしたプログラムを読み込み、このプログラムによって動作が制御されるデバイスによって実現される。
また、このプログラム(ソフトウェア手段)は、デバイスに実行させることができるものであって、例えば磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD-ROM、DVD等)、半導体メモリ等の記憶媒体に格納し、またインターネット11及びネットワーク(家庭内、ISP、携帯キャリア)13(#1~#3)等の通信媒体により伝送して頒布することもできる。
なお、記憶媒体に格納されるプログラムは、デバイスに実行させるソフトウエア手段(実行プログラムのみならずテーブルやデータ構造も含む)を計算機内に構成させる設定プログラムをも含む。
本プログラムは、記憶媒体から、あるいは通信媒体からデバイスに読み込まれると、このデバイスを動作させることによって上述した処理を実行させる。
次に、このように構成された管理システム10の動作について説明する。
例えば、図2に示すユーザA所有デバイス14(#1)から本サービスの利用申込がなされた場合(100)、ネットワーク(家庭内、ISP、携帯キャリア)13(#1)とインターネット11を通して(110)コミュニケーション集約サーバ12にユーザ情報が登録される(120)。なお、この際にユーザAの氏名、メールアドレス、利用している通信手段及びアプリケーション一覧と、今後通信する可能性があるユーザの氏名、電子メールアドレスが含まれる連絡先一覧が作成される(120)。
そして、コミュニケーション集約サーバ12にて既に作成されている全ユーザの連絡先一覧を検索し、ユーザAの電子メールアドレスが登録されている場合は、ユーザA自身が登録した通信手段及びアプリケーション一覧の情報が当該ユーザ連絡帳内のユーザA情報に反映される。(130)
また、コミュニケーション集約サーバ12にてユーザAが作成した連絡先一覧の電子メールアドレスも同様に検索し、利用ユーザとして登録されている電子メールアドレスと一致した場合、当該ユーザが登録した通信手段及びアプリケーション一覧の情報がユーザAの連絡先一覧に反映される(130)
前述の処理が完了したのち、例えば、図3に示すユーザA所有デバイス14(#1)にてユーザC宛へ通信リクエストを実行しようとする際、ユーザCと通信可能な通信手段及びアプリケーション一覧の問合せ処理が実行され(200)、ネットワーク(家庭内、ISP、携帯キャリア)13(#1)とインターネット11を通して(210)コミュニケーション集約サーバ12へ当該問合せ情報が送信される(220)。
そして、コミュニケーション集約サーバ12においてユーザCの応答可能な通信手段及びアプリケーションの情報が検索され(230)、ユーザA自身が登録した利用する通信手段及びアプリケーション一覧と突合及び比較した結果がユーザA所有デバイス14(#1)へ送信される。(240)
前述の処理が完了したのち、図4に示すユーザA所有デバイス14(#1)にて、前述の突合及び比較された通信手段及びアプリケーション一覧からユーザAは希望通信手段及びアプリケーションを選択し、通信リクエストを実行する(300)。なお、ユーザCの応答可能な通信手段及びアプリケーション一覧が不明で突合結果の選択肢がゼロの場合、ユーザA自身が登録した利用する通信手段及びアプリケーション一覧が選択肢となる。
そして、ネットワーク(家庭内、ISP、携帯キャリア)13(#1)とインターネット11を通して(310)コミュニケーション集約サーバ12へ通信リクエストが送信される(320)。
そして、前述の通信リクエストを受信したコミュニケーション集約サーバ12において、ユーザCの通知宛先及び通知手段が検索され(330)、当該検索結果に基づいてネットワーク(家庭内、ISP、携帯キャリア)13(#1)とインターネット11を通して(340)ユーザC所有デバイス14(#6)へユーザAからの通信リクエストが転送される(350)。
前述の処理が完了したのち、図5に示すユーザC所有デバイス14(#6)にて、受信した通信リクエスト情報と応答可能、後から応答可能、応答不可の選択肢が表示され、応答可能を選択した場合は応答通信手段及びアプリケーションの選択を実施する(400)。
そして、ネットワーク(家庭内、ISP、携帯キャリア)13(#1)とインターネット11を通して(410)コミュニケーション集約サーバ12へリクエスト返信が送信される(420)。
前述のリクエスト返信を受信したコミュニケーション集約サーバ12において、ユーザCが選択した選択肢の記録とユーザAの通知宛先及び通知手段が検索され(430)、当該検索結果に基づいてネットワーク(家庭内、ISP、携帯キャリア)13(#1)とインターネット11を通して(440)ユーザA所有デバイス14(#1)へユーザCからの通信リクエストが転送される(450)。
そして、ユーザA所有デバイス14(#1)にてリクエスト返信情報が表示され、応答可能と返信された場合は、当該情報に含まれる応答可能通信手段及びアプリケーション一覧の中から1つ通信手段及びアプリケーションを選択し、ビデオ通話、音声通話又はメッセージ通知を実施する。なお、ビデオ通話、音声通話、メッセージ通知自体は既製の通信手段及びアプリケーションを使用するため、コミュニケーション集約サーバ12が介在することはない。
上述したように、同実施の形態に係る管理方法によれば、発信者は通信希望相手が現在応答可能な状態であるか、また通信希望相手が応答可能な通信手段及びアプリケーション一覧を別途確認する事無く、通信リクエストを送信する事が可能となる。
一方で、通信希望相手は、通信リクエストを受信することにより応答可能な環境及び機材を準備する時間を確保することができ、また発信者からの通信希望手段及びアプリケーション一覧の中から、通信環境、通信デバイス及び機材、通信品質、通信費用を考慮し最適な通信手段及びアプリケーションを選択することができる。
以上、本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら説明したが、本発明はかかる構成に限定されない。特許請求の範囲の発明された技術的思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
10…管理システム、11…インターネット、12…コミュニケーション集約サーバ、13…ネットワーク(家庭内、ISP,携帯キャリア)、14…ユーザ所有デバイス
Claims (5)
- ネットワークに接続されたビデオ通話、音声通話又はメッセージ通知サービス利用ユーザに使用される端末の管理方法であって、
ビデオ通話、音声通話又はメッセージ通知の発信前に前記端末から着信希望相手へ通信リクエストと希望通信手段及びアプリケーション一覧を送信し、通信希望相手から応答可否と、応答可能な場合は通信リクエストにて受信した希望通信手段及びアプリケーション一覧をもとに応答可能な通信手段及びアプリケーション一覧を返信するようにした管理方法。 - 請求項1に記載の管理方法において、
発信者、着信希望相手それぞれで利用しているビデオ通話、音声通話及びメッセージ通知の通信手段及びアプリケーション一覧をコミュニケーション集約サーバで突合及び比較し、両者が共通で利用している通信手段及びアプリケーションが端末画面上の一覧選択肢で強調表示されるようにした管理方法。 - 請求項1に記載の管理方法において、
業務用途で使用している端末の場合、利用ユーザ本人が業務時間内の通話可能状態、業務時間内の通話不可状態、業務時間外状態、のどの状態であるかを状態変化とよって随時登録するようにした管理方法。 - 請求項3に記載の管理方法において、
利用ユーザが業務時間内の通話不可状態又は業務時間外状態と登録している期間中、利用ユーザが代理通信可能なユーザを登録しておくと、発信者が前記利用ユーザに通信リクエストを送信する際、そのまま通信リクエストを送信するか代理ユーザに送信するか選択できるようにした管理方法。 - ネットワークに接続されたビデオ通話、音声通話又はメッセージ通知サービスの利用ユーザに使用される端末を管理するプログラムであって、
前記端末から通信希望相手にビデオ通話、音声通話又はメッセージ通知の通信リクエストと通信時の希望通信手段及びアプリケーション一覧が送信されると、通信希望相手に本情報が通知され、応答可能な場合は応答可能な状態である旨と受信した希望通信手段及びアプリケーション一覧をもとに応答可能な通信手段及びアプリケーション一覧を、あとで応答可能になる場合は応答可能状態になった時点で別途メッセージを返信する旨を、応答不可の場合は電子メール等の別手段で連絡してほしい旨を返信する機能をコンピュータ、スマートフォン、IoTデバイス、音声認識デバイスに実現させるためのプログラム。
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