JP2023023636A - 食サービス検索支援装置、食サービス検索支援システム、食サービス検索支援方法および食サービス検索支援プログラム - Google Patents

食サービス検索支援装置、食サービス検索支援システム、食サービス検索支援方法および食サービス検索支援プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの利便性を向上させることができる食サービス検索支援装置を得ること。【解決手段】食サービス検索支援装置1は、ユーザによって操作されるユーザ端末2-1,2-2から献立の検索の条件を示す検索条件を受信する情報受信部11と、事業形態の異なる複数の食サービス事業者が提供する献立のなかから検索条件に基づいて検索された献立を含む提案情報を生成する提案情報生成部14と、提案情報をユーザ端末2-1,2-2へ送信する情報送信部16と、を備える。【選択図】図1

Description

本開示は、献立の検索を支援する食サービス検索支援装置、食サービス検索支援システム、食サービス検索支援方法および食サービス検索支援プログラムに関する。
ユーザに献立を提案するシステムが知られている。特許文献1には、あらかじめ登録された複数の料理レシピ(以下、レシピとも呼ぶ)のなかからユーザによって選択されたレシピで使用する材料を、スーパーに発注する献立作成システムが開示されている。特許文献1に記載の献立作成システムは、ユーザごとに、選択されたレシピを記憶することでレシピの選択回数を求め、選択回数に応じてレシピの提示順を決めている。特許文献1に記載の献立作成システムでは、選択回数が多い順にレシピが提示される場合にはユーザの嗜好に応じた順でレシピをユーザに提示でき、選択回数が少ない順にレシピが提示される場合にはユーザの食生活のマンネリ化の解消を支援することができる。
特開2016-12247号公報
インターネットの普及により、献立を提供する事業者が増加している。しかしながら、特許文献1に開示されている献立作成システムは、特定のスーパーの発注を行うための専用のシステムであり、ユーザに提供するレシピは、この献立作成システムに登録された献立に対応するものに限定される。したがって、ユーザは、所望の条件に適した献立が、特許文献1に開示されている献立作成システムに無いまたは少ない場合には、他の事業者によって提供される献立から、所望の条件に適した献立を探す必要が生じる。複数の事業者にそれぞれ対応する複数のシステムから、所望の条件に適した献立を探す作業はユーザにとって負担であり、ユーザの利便性を向上させることが望まれる。
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザの利便性を向上させることができる食サービス検索支援装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示にかかる食サービス検索支援装置は、ユーザによって操作されるユーザ端末から献立の検索の条件を示す検索条件を受信する情報受信部と、事業形態の異なる複数の食サービス事業者が提供する献立のなかから検索条件に基づいて検索された献立を含む提案情報を生成する提案情報生成部と、提案情報をユーザ端末へ送信する情報送信部と、を備える。
本開示にかかる食サービス検索支援装置は、ユーザの利便性を向上させることができるという効果を奏する。
実施の形態1にかかる食サービス検索支援システムの構成例を示す図 実施の形態1の食サービス検索支援システムにおける動作の一例を示すシーケンス図 実施の形態1の食サービス検索支援システムにおける動作の一例を示すシーケンス図 実施の形態1の提案情報生成部における提案情報生成処理手順の一例を示すフローチャート 実施の形態1のユーザ情報の一例を示す図 実施の形態1の献立検索時にユーザ端末に表示される画面の一例を示す図 実施の形態1におけるレシピの表示画面の一例を示す図 実施の形態1における配食サービスの献立の表示画面の一例を示す図 実施の形態1におけるレシピの表示画面の別の一例を示す図 実施の形態1の評価情報の入力を受け付ける際にユーザ端末に表示される画面の一例を示す図 実施の形態1の献立検索支援サービスの初期画面の一例を示す図 機械学習を用いて検索要求を生成する場合の実施の形態1の検索要求生成部の構成例を示す図 ニューラルネットワークの一例を示す模式図 実施の形態1の食サービス検索支援装置を実現するコンピュータシステムの構成例を示す図 実施の形態2にかかる食サービス検索支援システムの構成例を示す図 実施の形態3にかかる食サービス検索支援システムの構成例を示す図 実施の形態4にかかる食サービス検索支援システムの構成例を示す図 実施の形態5にかかる食サービス検索支援システムの構成例を示す図
以下に、実施の形態にかかる食サービス検索支援装置、食サービス検索支援システム、食サービス検索支援方法および食サービス検索支援プログラムを図面に基づいて詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1にかかる食サービス検索支援システムの構成例を示す図である。本実施の形態の食サービス検索支援システム100は、食サービス検索支援装置1と、献立サービスサーバ4-1,4-2と、配食サービスサーバ5-1,5-2と、食材サービスサーバ6-1,6-2と、レンタルサービスサーバ7とを備える。
献立サービスサーバ4-1,4-2は、献立に関する情報を提供する食サービスサーバの一例であり、具体的には献立と当該献立のレシピとを提供するレシピ提示サービスを提供するためのサーバである。献立サービスサーバ4-1,4-2は、それぞれ異なる食サービス事業者により運用されるサーバである。以下、献立サービスサーバ4-1,4-2のそれぞれを個別に区別せずに示すときには、献立サービスサーバ4と記載する。なお、図1では、献立サービスサーバ4を2つ図示しているが、献立サービスサーバ4の数は2つに限定されず、献立サービスサーバ4は1つであってもよいし3つ以上であってもよい。献立サービスサーバ4は、一般ユーザ向けにレシピ提供サービスを提供する既存のサーバであってもよいし、食サービス検索支援システム100を構築するために設けられたものであってもよい。また、複数の献立サービスサーバ4のうち、一部が既存のサーバであり残部が食サービス検索支援システム100を構築するために設けられたものであってもよい。
配食サービスサーバ5-1,5-2は、食サービスサーバの一例であり、具体的には、惣菜、弁当などのように調理済の食品を配送する配食サービスを提供するためのサーバである。調理済の食品は、常温、冷蔵、冷凍のいずれであってもよい。調理済の食品を示す情報は、献立に関する情報の一例であり、どのような材料が使用されどのような調理が行われたものであるかを示す情報を含んでいる。以下、調理済の食品が惣菜である例を説明するが、調理済の食品は、これに限らず、弁当であってもよいし、総菜と弁当の両方であってもよい。配食サービスサーバ5-1,5-2は、それぞれ異なる食サービス事業者により運用されるサーバである。以下、配食サービスサーバ5-1,5-2のそれぞれを個別に区別せずに示すときには、配食サービスサーバ5と記載する。なお、図1では、配食サービスサーバ5を2つ図示しているが、配食サービスサーバ5の数は2つに限定されず、配食サービスサーバ5は1つであってもよいし3つ以上であってもよい。配食サービスサーバ5は、一般ユーザ向けに配食サービスを提供する既存のサーバであってもよいし、食サービス検索支援システム100を構築するために設けられたものであってもよい。また、複数の配食サービスサーバ5のうち、一部が既存のサーバであり残部が食サービス検索支援システム100を構築するために設けられたものであってもよい。
食材サービスサーバ6-1,6-2は、食サービスサーバの一例であり、具体的には、献立(レシピを含む)および当該献立に対応する食材を配送する食材配送サービスを提供するためのサーバである。食材配送サービスにおいて配送される食材は、レシピにあわせて、カットなどの加工がされたものであってもよいし、加工がされていない状態のものであってもよい。食材サービスサーバ6-1,6-2は、それぞれ異なる食サービス事業者により運用されるサーバである。以下、食材サービスサーバ6-1,6-2のそれぞれを個別に区別せずに示すときには、食材サービスサーバ6と記載する。なお、図1では、食材サービスサーバ6を2つ図示しているが、食材サービスサーバ6の数は2つに限定されず、食材サービスサーバ6は1つであってもよいし3つ以上であってもよい。食材サービスサーバ6は、一般ユーザ向けに食材配送サービスを提供する既存のサーバであってもよいし、食サービス検索支援システム100を構築するために設けられたものであってもよい。また、複数の食材サービスサーバ6のうち、一部が既存のサーバであり残部が食サービス検索支援システム100を構築するために設けられたものであってもよい。
ユーザ端末2-1,2-2は、それぞれ異なるユーザによって操作される端末である。以下、ユーザ端末2-1,2-2のそれぞれを個別に区別せずに示すときには、ユーザ端末2と記載する。なお、図1では、ユーザ端末2を2つ図示しているが、ユーザ端末2の数は2つに限定されず、ユーザ端末2は1つであってもよいし3つ以上であってもよい。なお、ユーザ端末2を食サービス検索支援システム100に含めてもよい。
レンタルサービスサーバ7は、家庭用電気器具(以下、家電とよぶ)のレンタルサービスを提供するためのサーバである。レンタルサービスサーバ7は、ユーザからユーザ端末2を介して家電のレンタルの要求を受け付けると、要求にしたがって家電のレンタルのための処理を実行する。レンタルサービスサーバ7は、一般ユーザ向けに家電のレンタルサービスを提供する既存のサーバであってもよいし、食サービス検索支援システム100を構築するために設けられたものであってもよい。なお、図1では、食サービス検索支援システム100がレンタルサービスサーバ7を備えているが、レンタルサービスサーバ7が食サービス検索支援システム100に含まれなくてもよい。
食サービス検索支援装置1は、ユーザ端末2から送信される情報を用いて、献立サービスサーバ4-1,4-2と、配食サービスサーバ5-1,5-2と、食材サービスサーバ6-1,6-2とのそれぞれが提供する献立のなかから、ユーザの要求に沿った献立を検索し、検索結果、すなわち検索して得られた献立を示す情報を提案情報としてユーザ端末2へ送信する。ユーザ端末2は、提案情報を表示する。これによりユーザは、検索結果を確認することができる。
なお、図1では、食サービス検索支援システム100が、献立サービスサーバ4、配食サービスサーバ5および食材サービスサーバ6を備える例を図示しているが、食サービス検索支援システム100は、食サービス事業者の異なる複数の食サービスサーバを備えていればよく、献立サービスサーバ4、配食サービスサーバ5および食材サービスサーバ6の全てを備える必要はない。すなわち、食サービス検索支援システム100は、献立サービスサーバ4、配食サービスサーバ5および食材サービスサーバ6のうちの1つ以上を含んでいればよい。例えば、食サービス検索支援システム100が、食サービスサーバとして、配食サービスサーバ5および食材サービスサーバ6を含まず、献立サービスサーバ4だけを含んでいてもよく、この場合には、食サービス検索支援システム100は、食サービス事業者の異なる献立サービスサーバ4を複数含む。
本実施の形態では、食サービス検索支援システム100が、運用する食サービス事業者の異なる複数の食サービスサーバから、ユーザの要求に沿った献立を検索し、検索した献立を示す情報をユーザ端末2へ送信するため、ユーザは、食サービス事業者ごとにレシピの検索を行う必要がなく、ユーザの利便性を向上させることができる。
また、本実施の形態では、食サービス検索支援装置1が、特に、幼児に適したレシピの検索を行う例について説明する。近年の共働き世帯の増加および核家族化の進行に伴い、子育て世帯における親の負担が大きくなっている。特に、幼児に適した食事の準備は、子育て世帯における親の大きな負担となる。幼児向けの献立を決定する際には、塩分、添加物の有無など一般向けとは異なる条件も必要である。共働き子育て世帯におけるユーザが、仕事が終わった後に、献立を決定して調理を行うには、時間の制約もある。したがって、ユーザに速やかに幼児に適した献立を提示できるサービスが望まれる。本実施の形態では、上述したように、食サービス事業者の異なる複数の食サービスサーバが提供する献立を検出して検索結果を提示するので、ユーザは、食サービス事業者ごとに献立の検索を行う必要がなく、速やかに検索結果を得ることができる。
特に、食サービス検索支援装置1が、献立サービスサーバ4、配食サービスサーバ5および食材サービスサーバ6といったように、複数の事業形態の食サービスの食サービスサーバが提供する献立を検索し、検索結果をユーザ端末2に送信すると、ユーザは、複数の事業形態の献立に関する情報を参照することができる。これにより、ユーザは、その日の時間的な余裕、体調などに応じて、事業形態も含めて所望のレシピを選択することができる。複数の事業形態は、例えば、献立サービスサーバ4、配食サービスサーバ5および食材サービスサーバ6のそれぞれに対応するレシピ提示サービス、配食サービスおよび食材配送サービスである。なお、ここでは、配食サービスサーバ5に対応する配食サービスが、惣菜を配送するサービスである例を説明するが、配食サービスは惣菜を店舗などで販売するサービスであってもよく、この場合には、配食サービスサーバ5はユーザから惣菜の予約を受け付け、店舗で惣菜がユーザに渡されてもよい。また、これに限らず、会社のビルや会社近くのビル・駅で惣菜がユーザに渡されてもよい。同様に、食材サービスサーバ6に対応するサービスは、食材配送サービスに限らず、予約された食材を用意し、店舗などでユーザが受け取るサービスであってもよい。
例えば、時間的に余裕がある場合には、ユーザは、ユーザ端末2に表示された検索結果のうち献立サービスサーバ4が提供するレシピのなかから、レシピを選択して当該レシピに対応する材料を準備して調理を行うことができる。また、仕事の終了時間が遅く時間がなかったり体調がすぐれなかったりといったときには、ユーザは、ユーザ端末2に表示された検索結果のうち配食サービスサーバ5に対応する配食サービスにより提供する惣菜のなかから、惣菜を選択し、選択した惣菜を発注することができる。なお、以上述べたユーザの選択は一例であり、ユーザがどのような状態でどのような事業形態の食サービスを選択するかはこれに限定されない。
また、本実施の形態では、食サービス検索支援装置1が提供する献立検索支援サービスが幼児を含む世帯のユーザ向けすなわち子育て世帯向けのサービスである例を説明するが、食サービス検索支援装置1は、同様に、高齢者に適した献立検索支援サービスを提供することも可能である。また、食サービス検索支援装置1が、高齢者に限らず、健康に配慮した中高年向けの献立など、他の条件に適した献立を検索する献立検索支援サービスを提供することも可能である。
食サービス検索支援装置1、ユーザ端末2、献立サービスサーバ4、配食サービスサーバ5、食材サービスサーバ6およびレンタルサービスサーバ7は、通信ネットワーク3を介して通信を行うことが可能である。通信ネットワーク3は、例えば、インターネットであるがこれに限定されない。また、通信ネットワーク3は、携帯電話網とインターネットとを含んでいてもよい。以下の説明では、記載を省略するが、各装置間の通信は通信ネットワーク3を介して行われる。
次に、本実施の形態の食サービス検索支援装置1およびユーザ端末2の構成例について説明する。図1に示すように、食サービス検索支援装置1は、情報受信部11、検索要求生成部12、検索要求送信部13、提案情報生成部14、ユーザ情報記憶部15、情報送信部16および結果受信部17を備える。
情報受信部11は、ユーザ端末2からユーザ登録情報を受信し、受信したユーザ登録情報をユーザの識別情報であるユーザ識別情報(以下、ユーザID(IDentifier)とも呼ぶ)と対応付けてユーザ情報記憶部15に格納する。ユーザIDは、例えば、献立検索支援サービスの利用開始時に決定される。また、ユーザ端末2から献立の検索の条件を示す検索条件を受信し、受信した検索条件をユーザIDと対応付けてユーザ情報記憶部15に格納するとともに検索要求生成部12へ出力する。検索条件は、検索の都度ユーザから指定される条件であり、ユーザ登録情報は、検索のたびに送信される必要はなく、例えば、ユーザが食サービス検索支援システム100による献立検索支援サービスの利用開始時にユーザ端末2を用いて登録する。なお、ユーザ登録情報はユーザ端末2を介して任意のタイミングでユーザにより変更可能である。また、情報受信部11は、評価情報をユーザ端末2から受信し、受信した評価情報をユーザIDと対応付けてユーザ情報記憶部15に格納する。評価情報は、ユーザが喫食した献立に関するユーザの評価を示す情報であり、例えば、ユーザ端末2を介してユーザによって入力されたアンケート結果を示す情報である。評価情報は、ユーザが選択した献立を示す情報を含む。評価情報の詳細は後述する。
なお、後述するように、ユーザ端末2には食サービス検索支援装置1により提供される献立検索支援サービスを利用するためのアプリケーションソフトウェアがインストールされる。または食サービス検索支援装置1がWebサーバとしての機能を有し、ユーザ端末2が献立検索支援サービスを利用するWebサイトにアクセスすることで献立検索支援サービスを利用する。
ユーザ登録情報は、ユーザがユーザ端末2を操作することで、入力する情報であり、例えば、アレルギーに関する情報、家族の年齢、家族の構成および食に関する好みを示す嗜好情報のうちの少なくとも1つを含む。嗜好情報は、例えば、好きな食材、嫌いな食材、好きな献立および嫌いな献立の情報のうちの少なくとも1つを含む。検索条件は、受け取り日、家族の人数などの情報を含む。検索条件は、昼食の献立(お昼に何を食べたか)、昨夜の献立(昨夜に何を食べたか)、その日の保育園、幼稚園または学校の給食の献立などの情報を含んでいてもよい。検索条件は、少なくとも受け取り日を含めばよく、この例に限定されない。受け取り日は、喫食予定の日であり、配食サービス、食材配送サービスにおいて、商品をユーザが受け取る日である。家族の人数は、ユーザ登録情報として登録され、変更する場合に検索条件で変更内容が指定されてもよい。ここでは、献立検索支援サービスが、上述したように子育て世帯向けのサービスである例について説明するため、ユーザの家族には幼児が含まれる。したがって、家族の人数は、例えば、大人の人数と幼児の人数とで指定される。なお、これに限らず、例えば、家族の人数は、中学生以上を大人とみなし、大人の人数、小学生の人数、幼児の人数とで指定されてもよい。これらの例のように、本実施の形態の家族の人数は、大人、幼児、小学生などの喫食予定者の年齢を示す情報を含む。なお、受け取り日だけでなく、喫食開始の予定時間である受け取り時間を検索条件に含めてもよい。すなわち、検索条件に受け取り日時を含めてもよい。なお、子育て世帯向けのサービスの代わりに高齢者向けサービスが提供される場合には、例えば、幼児の人数の代わりに、高齢者の人数が指定される。
なお、ユーザ登録情報の登録は必須ではなく、ユーザ登録情報を登録しないユーザが存在してもよい。また、ここでは、ユーザ登録情報と検索条件とに分けているが、ユーザ登録情報と検索条件とに分けず、検索条件に上述したユーザ登録情報の内容を含めてもよい。また、ユーザ登録情報において、家族の年齢、家族の構成を登録しておき、検索条件では、検索対象の献立を喫食する予定の家族を指定するようにしてもよい。
また、ユーザ登録情報、または検索条件において、ユーザが属する世帯における幼児などの子供の所属する保育園を登録しておき、情報受信部11は、保育園の給食の献立を管理する図示しない装置から、給食の献立を受信し、受信した給食の献立をユーザ情報記憶部15に格納してもよい。幼稚園、学校などについても同様に、ユーザが属する世帯における幼児などの子供の所属する幼稚園または学校を登録しておき、情報受信部11が、給食の献立を管理する図示しない装置から給食の献立を受信し、受信した給食の献立をユーザ情報記憶部15に格納してもよい。例えば、食サービス検索支援装置1を用いた献立検索支援サービスが、企業などにおける福利厚生として企業の従業員であるユーザに提供される場合、情報受信部11は、企業内保育施設を管理する装置から給食の献立を取得してもよい。
検索要求生成部12は、検索条件に基づいて、検索要求を生成する。詳細には、検索要求生成部12は、検索条件を用いて、献立サービスサーバ4、配食サービスサーバ5および食材サービスサーバ6が提供する献立を検索するための検索要求を生成し、生成した検索要求を検索要求送信部13へ出力する。検索要求は、受け取り日と幼児に適した献立の検索を要求することを示す情報とを含む。なお、上述したように、ここでは、子育て世帯向けのサービスを前提としているため、幼児の人数にかかわらず、検索要求に、受け取り日と幼児に適した献立の検索を要求することを示す情報とを含めている。これに限らず、幼児が喫食しない日にも献立検索支援サービスを利用可能なように、検索条件において幼児の人数として1以上の数が指定されている場合に、検索要求に、受け取り日と幼児に適した献立の検索を要求することを示す情報とを含めるようにしてもよい。この場合、幼児の人数として0が指定されると、検索要求生成部12は、検索要求に、受け取り日を含め、幼児に適した献立の検索を要求することを示す情報を含めない。また、検索要求生成部12は、ユーザ情報記憶部15に格納されている評価情報を用いて、幼児用の献立を検索するための条件を決定し、決定した条件を用いて検索要求を生成してもよい。例えば、検索要求生成部12は、評価情報を用いて機械学習により検索要求を生成してもよい。
検索要求送信部13は、検索要求生成部12から受け取った検索要求を献立サービスサーバ4、配食サービスサーバ5および食材サービスサーバ6へ送信する。すなわち、検索要求送信部13は、検索要求を、複数の食サービス事業によってそれぞれ運用される複数の食サービスサーバに送信する。
結果受信部17は、複数の食サービスサーバのそれぞれから、検索要求に基づく食サービスサーバによる検索処理により得られた献立を含む検索結果を受信する。詳細には、結果受信部17は、献立サービスサーバ4、配食サービスサーバ5および食材サービスサーバ6のそれぞれから、検索結果を受信し、受信した検索結果を提案情報生成部14へ出力する。また、結果受信部17は、配食サービスサーバ5および食材サービスサーバ6から、ユーザが当該サーバに対応するサービスを利用した場合のユーザが購入した商品に関する情報である購入情報を受信し、受信した購入情報を提案情報生成部14へ出力する。購入情報は、ユーザを識別するユーザIDとユーザが購入した商品を示す情報すなわちユーザが選択した献立を示す情報とを含む。なお、図1では、購入情報が提案情報生成部14を介してユーザ情報記憶部15に格納される例を示しているが、結果受信部17が購入情報を直接ユーザ情報記憶部15に格納してもよい。
提案情報生成部14は、事業形態の異なる複数の食サービス事業者が提供する献立のなかから検索条件に基づいて検索された献立を含む提案情報を生成する。詳細には、提案情報生成部14は、結果受信部17から受け取った検索結果を用いて、ユーザに提示する献立を含む提案情報を生成し、生成した提案情報を情報送信部16へ出力する。提案情報生成部14は、検索結果に含まれる献立を手間のかからない順に並び替える。手間のかからない順は、例えば、調理時間の短い順、調理の手順が少ない順、材料が少ない順、火を使わないものを優先するなどである。また、提案情報生成部14は、検索結果とユーザ情報記憶部15に格納されているユーザ登録情報、評価情報および検索条件のうちの少なくとも1つを用いて、ユーザに提示する献立を含む提案情報を生成してもよい。
提案情報生成部14は、例えば、ユーザ登録情報内のアレルギーに関する情報、嫌いな食材などを参照し、検索結果のなかから、ユーザに適さない献立を除外し、除外後の検索結果に含まれる献立をユーザに適した順に並び替えることで提案情報を生成する。また、何を優先した並び順とするかを検索条件またはユーザ登録情報によって、ユーザが指定するようにしてもよい。例えば、手間のかからない順、栄養のバランスのよい順、嗜好に合う順などのなかからユーザが選択するようにしてもよい。嗜好に合う順は、例えば、評価情報を参照して、同一の献立を選択した回数が多い場合には、その献立が嗜好に合っていると考えるため、嗜好に合う順が選択された場合には、提案情報生成部14は、過去に選択された回数の多い順に献立を並べることで提案情報を生成してもよい。また、提案情報生成部14は、検索結果、ユーザ登録情報および検索条件に加えて、さらにユーザ情報記憶部15に格納されている購入情報を用いて、ユーザに提示する献立を含む提案情報を生成してもよい。提案情報の生成方法の詳細については後述する。また、提案情報生成部14は、結果受信部17から受け取った購入情報をユーザ情報記憶部15に格納する。
情報送信部16は、提案情報生成部14から受け取った提案情報をユーザ端末2へ送信する。ユーザ情報記憶部15は、ユーザごとの、ユーザ登録情報、検索条件および評価情報を記憶する。なお、検索条件については、食サービス検索支援装置1が、ユーザが献立検索支援サービスを利用するごとにユーザ端末2から受信するため、ユーザ情報記憶部15は受信した検索条件を全て記憶してもよいし、同一内容の検索条件を同一ユーザから過去に受信している場合には、当該検索条件を受信した回数を記憶し当該回数を受信のたびに増やすことで同一内容の検索条件を集約して記憶してもよい。ユーザ情報記憶部15は、ユーザごとに受信した評価情報を全て記憶してもよいし、同一内容の評価情報を同一ユーザから過去に受信している場合には、当該評価情報を受信した回数を記憶し当該回数を受信のたびに増やすことで同一内容の評価情報を集約して記憶してもよい。
次に、ユーザ端末2の構成例について説明する。ユーザ端末2は、ユーザによって操作させることが可能な端末であり、例えば、スマートフォン、タブレット、パーソナルコンピュータなどである。図1に示すように、ユーザ端末2は、情報送信部21、情報受付部22、情報表示部23および情報受信部24を備える。
情報受付部22は、ユーザから入力を受け付け、入力された内容を示す情報を情報送信部21へ出力する。例えば、情報受付部22は、上述したユーザ登録情報、検索条件、評価情報の入力を受け付け、受け付けたこれらの情報を情報送信部21へ出力する。情報送信部21は、情報受付部22から受け取った情報を食サービス検索支援装置1へ送信する。
情報受信部24は、食サービス検索支援装置1から情報を受信し、受信した情報を情報表示部23へ出力する。例えば、情報受信部24は、食サービス検索支援装置1から提案情報を受信し、受信した提案情報を情報表示部23へ出力する。また、情報受信部24は、本実施の形態の献立検索支援サービスがWebサイトによって提供される場合には、ユーザ登録情報、検索条件、評価情報などの入力を受け付ける表示画面を表示するための表示情報を食サービス検索支援装置1から受信し、受信した表示情報を情報表示部23へ出力してもよい。
情報表示部23は、情報受信部24から受け取った情報を用いて表示を行う。また、情報表示部23は、本実施の形態の献立検索支援サービスがユーザ端末2にインストールされたアプリケーションソフトウェアによって提供される場合、図示を省略したアプリケーションソフトウェアを実行するアプリケーション部から受け取った表示情報を用いて表示を行う。例えば、情報表示部23は、アプリケーション部から、ユーザ登録情報、検索条件、評価情報などの入力を受け付ける画面を表示するための表示情報を受け取ると、受け取った表示情報を用いて入力を受け付ける画面を表示する。
次に、本実施の形態の動作について説明する。図2および図3は、本実施の形態の食サービス検索支援システム100における動作の一例を示すシーケンス図である。図2に示すように、ユーザ端末2は、ユーザ登録情報を食サービス検索支援装置1へ送信する(ステップS1)。また、ユーザ端末2は、検索条件を食サービス検索支援装置1へ送信する(ステップS2)。上述したように、ユーザ登録情報は、例えば献立検索支援サービスの利用開始時に登録されるが、ユーザ登録情報の登録タイミングはこれに限定されない。また、ユーザ登録情報は登録されなくてもよく、登録されない場合にはステップS1は実施されない。ステップS1,S2では、詳細には、情報受付部22は、ユーザからユーザ登録情報または検索条件の入力を受け付け、情報送信部21が、ユーザ登録情報または検索条件を食サービス検索支援装置1へ送信する。
食サービス検索支援装置1は、ユーザ登録情報および検索条件を記憶する(ステップS3)。詳細には、情報受信部11が、ユーザ登録情報および検索条件をユーザ端末2から受信し、受信したユーザ登録情報および検索条件をユーザIDと対応付けてユーザ情報記憶部15に格納する。また、情報受信部11は、検索条件を検索要求生成部12へ出力する。
食サービス検索支援装置1は、検索条件を用いて検索要求を生成する(ステップS4)。詳細には、検索要求生成部12が、情報受信部11から受け取った検索条件を用いて検索要求を生成し、生成した検索要求を検索要求送信部13へ出力する。上述したように、検索要求は、受け取り日と幼児に適した献立の検索を要求することを示す情報とを含む。また、検索要求生成部12は、検索要求に、調理時間の上限値を含めてもよい。
食サービス検索支援装置1は、検索要求を献立サービスサーバ4、配食サービスサーバ5および食材サービスサーバ6へ送信する(ステップS5)。詳細には、検索要求送信部13が、献立サービスサーバ4、配食サービスサーバ5および食材サービスサーバ6へ検索要求を送信する。
献立サービスサーバ4、配食サービスサーバ5および食材サービスサーバ6は、それぞれ検索処理を実行する(ステップS6)。詳細には、献立サービスサーバ4は、受信した検索要求にしたがって、提供可能なレシピのなかから幼児に適した献立に対応するレシピを検索し、検索結果を食サービス検索支援装置1へ送信する。なお、献立サービスサーバ4、配食サービスサーバ5および食材サービスサーバ6は、それぞれあらかじめ幼児に適した献立に対応するレシピを識別済であるとする。例えば、献立サービスサーバ4であれば、塩分の少ない献立、たんぱく質、カルシウムの多い献立などに対応するレシピを幼児に適した献立に対応するレシピとして識別しておく。配食サービスサーバ5は、塩分が少なく、たんぱく質、カルシウムが多く、添加物が使用されていない惣菜などを幼児に適した献立として識別しておく。食材サービスサーバ6は、塩分が少なく、たんぱく質、カルシウムの多い献立を幼児に適した献立として識別しておく。また、ミールキットなどを提供する場合には使用されている食材に添加物が用いられていないものを幼児に適した献立として識別しておいてもよい。配食サービスサーバ5および食材サービスサーバ6は、幼児に適した献立のうち受け取り日に配送可能なものを検索する。献立サービスサーバ4は、配送の必要がないため、献立サービスサーバ4の検索結果は受け取り日に依存しなくてもよい。
なお、献立サービスサーバ4、配食サービスサーバ5および食材サービスサーバ6のうち少なくとも1つに、幼児向けの専用のサーバが含まれていてもよい。例えば、配食サービスサーバ5のなかに、幼児向けの惣菜を配送するサーバが含まれていてもよい。配食サービスサーバ5および食材サービスサーバ6に幼児向けの専用のサーバが含まれる場合、当該サーバは、検索要求に含まれる受け取り日に配送可能な献立を選択する。
なお、献立サービスサーバ4、配食サービスサーバ5および食材サービスサーバ6が、幼児に適した献立を識別していない場合には、食サービス検索支援装置1が、ステップS4で生成する検索要求において幼児に適した献立の条件を指定してもよい。たとえば、検索要求生成部12が、塩分、たんぱく質、カルシウム、添加物に関して条件を指定する検索要求を生成してもよい。また、塩分、たんぱく質、カルシウム、添加物などに限らず、評価情報に基づき、幼児の嗜好を反映した検索要求を生成してもよい。塩分、たんぱく質、カルシウムの量は幼児用として推奨される値をあらかじめ定めておいてもよい。
また、検索要求生成部12は、ユーザ情報記憶部15に格納されている評価情報を用いて検索要求を生成してもよい。例えば、検索要求生成部12は、塩分、たんぱく質、カルシウム、添加物などを指定する際の数値を、過去に選択された評価情報に対応する献立の塩分、たんぱく質、カルシウム、添加物を元に算出してもよい。また、塩分、たんぱく質、カルシウム、添加物だけの健康面での配慮だけではなく、検索要求生成部12は、幼児が好む献立を、評価情報を用いて求め、求めた献立を含めて検索するように検索要求を生成してもよい。例えば、検索要求生成部12は、過去の全ユーザの評価情報を用いて、幼児の年齢ごとに、選択された回数の多い献立を求めておき、検索要求に対応するユーザの世帯の幼児の年齢に対応した献立を含めて検索するように検索要求を生成してもよい。また、後述するように、幼児に適した献立を検索するための条件を、機械学習により求めてもよい。
献立サービスサーバ4、配食サービスサーバ5および食材サービスサーバ6は、検索処理により得られた検索結果を食サービス検索支援装置1へ送信する(ステップS7)。食サービス検索支援装置1は、献立サービスサーバ4、配食サービスサーバ5および食材サービスサーバ6から受信した検索結果を用いて、提案情報を生成する(ステップS8)。詳細には、結果受信部17が検索結果を受信し、受信した検索結果を提案情報生成部14へ出力し、提案情報生成部14が、結果受信部17から受け取った検索結果を用いて提案情報を生成し、情報送信部16へ出力する。提案情報の生成方法の詳細については後述する。
次に、食サービス検索支援装置1は、提案情報をユーザ端末2へ送信する(ステップS9)。詳細には、情報送信部16が提案情報を、ステップS2の検索条件の送信元のユーザ端末2へ送信する。
次に、図3に示すように、ユーザ端末2は提案情報を表示する(ステップS10)。詳細には、情報受信部24が、食サービス検索支援装置1から提案情報を受信し、受信した提案情報を情報表示部23へ出力し、情報表示部23が提案情報を表示する。提案情報は、例えば、事業形態ごとに表示される。
次に、ユーザ端末2は選択結果を受け付ける(ステップS11)。ここでは、ユーザが配食サービスに対応する献立を選択したとする。ユーザが、表示された提案情報に含まれる献立のなかから、喫食する献立を選択する。情報受付部22は、ユーザから選択結果の入力を受け付ける。例えば、提案情報が表示される際に、配食サービスおよび食材配送サービスに対応する献立については、当該献立をユーザがユーザ端末2を操作することにより選択すると、対応する配食サービスの注文を受け付ける画面が表示され、ユーザが注文に必要な情報である注文情報を入力する。例えば、提案情報を表示する各献立の表示部分に、対応する食サービス事業者の注文を受け付けるためのURL(Uniform Resource Locator)がリンクされており、これにより、ユーザは注文情報を入力することができる。情報受付部22は、入力された注文情報を選択結果として受け付け、受け付けた注文情報を情報送信部21へ出力する。
ユーザ端末2は、注文情報を、選択した献立に対応する配食サービスサーバ5へ送信する(ステップS12)。上述したように、例えば、提案情報の献立の表示部分に、対応する食サービス事業者の注文を受け付けるためのURLがリンクされており、情報送信部21はこのURLを用いて注文情報を選択した献立に対応する配食サービスサーバ5へ送信する。なお、ここでは、献立を提供する配食サービスサーバ5が、配食サービスの注文を受け付ける注文受け付け機能も有している例を説明するが、配食サービスの注文を受け付けるサーバは配食サービスサーバ5とは別の注文受け付けサーバであってもよい。なお、注文受け付けサーバは対応する配食サービスサーバ5を運用する食サービス事業者によって運用される。この場合には、献立の表示部分にリンクされているURLは注文受け付けサーバに対応したものとなり、ステップS12では注文情報は注文受け付けサーバに送信される。注文情報は、選択された惣菜を示す情報と、惣菜の配送先を示す情報とを含む。
配食サービスサーバ5は、注文情報を受信すると、選択された惣菜の配送処理を行う(ステップS13)。配送処理は、例えば、配食サービスサーバ5の管理者に、注文のあった惣菜を通知するとともに、配送先に送付するために伝票などを作成する処理である。配送処理の内容はどのような処理であってもよく各食サービス事業者が定めることができる。
次に、ユーザ端末2と配食サービスサーバ5との間で決済処理が行われる(ステップS14)。決済処理は惣菜の購入に関する決済を行う処理であり、決済処理の内容はどのような処理であってもよく各食サービス事業者が定めることができる。なお、配送処理と決済処理との順はこれに限定されず、配送処理の前に決済処理が行われてもよい。配送処理および決済処理の後に、惣菜の配送が行われ、ユーザの世帯において惣菜の喫食が行われる。
選択した惣菜の喫食の後、ユーザ端末2は、評価情報を受け付ける(ステップS15)。詳細には、情報受付部22が、ユーザから評価情報の入力を受け付け、受け付けた評価情報を情報送信部21へ出力する。例えば、ユーザ端末2の情報表示部23が、評価情報に対応する各項目についてアンケート形式でユーザからの回答を促す画面を表示し、情報受付部22がユーザからアンケートの各項目に対応する回答の入力を受け付ける。評価情報に含まれる項目は、例えば、選択結果(どのサービスのどの商品(献立)を選択したか)、量、調理時間、幼児が食べた量、幼児の反応、幼児の喫食に要した時間、調理の手間、味付け、喫食を開始した時間などを含む。幼児の反応は、例えば、喜んで食べた、嫌がったなどの反応である。幼児に関する回答が評価情報に含まれる場合には、対応する幼児の年齢も評価情報に含めてもよい。世帯に幼児が1人であり、ユーザ登録情報に幼児の年齢が含まれている場合には、評価情報に幼児の年齢が含まれなくてもよい。また、世帯における幼児の人数が複数である場合には、幼児ごとに評価情報を入力できるようにしてもよい。
なお、選択結果については、食サービス検索支援装置1は後述するように購入情報によりどの献立を選択したかを把握することができる場合には、配食サービスまたは食材配送サービスを選択したユーザに対応する評価情報の項目に含めなくてもよい。また、レシピ提供サービスを選択したユーザについては、提案情報が提示される画面において、選択した献立に対応する表示部分をクリックすることで、選択結果の入力を受け付けるようにし、評価情報に選択結果を含めないようにしてもよい。
次に、ユーザ端末2は、評価情報を食サービス検索支援装置1へ送信する(ステップS16)。詳細には、情報送信部21が評価情報を食サービス検索支援装置1へ送信し、食サービス検索支援装置1の情報受信部11が評価情報を受信する。食サービス検索支援装置1は、評価情報を記憶する(ステップS17)。詳細には、情報受信部11が受信した評価情報をユーザIDに対応付けてユーザ情報記憶部15に格納する。
また、配食サービスサーバ5は、ユーザが選択した献立、すなわちユーザが購入した惣菜を示す情報を購入情報として食サービス検索支援装置1へ送信する(ステップS18)。購入情報にはユーザIDが含まれる。ここでは、ユーザが配食サービスの利用に使用するユーザIDは、献立検索支援サービスを利用するためのユーザIDと同一であるとする。なお、ユーザが配食サービスの利用に使用するユーザIDは、献立検索支援サービスを利用するためのユーザIDと異なっていてもよい。この場合、ユーザは献立検索支援サービスを利用して配食サービスに注文情報を送信しており、この処理の過程で献立検索支援サービスにおけるユーザIDを配食サービスサーバ5へ送信することで、配食サービスサーバ5は注文に対応するユーザの献立検索支援サービスにおけるユーザIDを把握することができる。したがって、この場合も、配食サービスサーバ5は、献立検索支援サービスにおけるユーザIDを含む購入情報を食サービス検索支援装置1へ送信することができる。
食サービス検索支援装置1は、購入情報を記憶する(ステップS19)。詳細には、結果受信部17が、配食サービスサーバ5から購入情報を受信すると提案情報生成部14へ渡し、提案情報生成部14が購入情報をユーザ情報記憶部15に格納する。なお、上述したように、結果受信部17が、購入情報をユーザ情報記憶部15に格納してもよい。
図3では、ユーザが配食サービスの献立、すなわち配食サービスの惣菜を選択した例を示しているが、ユーザが食材配送サービスの献立を選択した場合は、同様に、ステップS12の注文情報が食材サービスサーバ6へ送信され、ステップS13では食材サービスサーバ6が配送処理を行う。そして、ステップS14の決済処理は、ユーザ端末2と食材サービスサーバ6との間で行われ、ステップS18では購入情報は食材サービスサーバ6から送信される。ユーザがレシピ提供サービスの献立を選択した場合には、ユーザが食材を調達して調理を行うため、ステップS12~ステップS14の処理およびステップS18,S19の処理は行われない。なお、ユーザがレシピ提供サービスの献立を表示する画面において、食材サービスサーバ6へのリンクを示す画像などを表示しておき、ユーザが選択した献立に対応する食材を食材サービスサーバ6から購入できるようにしてもよい。
次に、上述したステップS8の提案情報の生成処理について説明する。図4は、本実施の形態の提案情報生成部14における提案情報生成処理手順の一例を示すフローチャートである。図4に示すように、提案情報生成部14は、検索結果から、ユーザに適さない献立を削除する(ステップS21)。詳細には、提案情報生成部14は、結果受信部17から受け取った検索結果に含まれる献立から、ユーザ情報記憶部15に格納されているユーザ登録情報および評価情報のうち少なくとも一方を用いて、検索結果から、ユーザに適さない献立を削除する。
例えば、提案情報生成部14は、検索結果から、検索の要求元のユーザに対応するユーザ登録情報にアレルギーのある食材、嫌いな食材、嫌いな献立が含まれている場合、これらのうち少なくとも1つに当てはまる献立を削除する。また、例えば、提案情報生成部14は、検索条件に、昼食の献立を示す情報、給食の献立を示す情報などが含まれている場合、これらの献立を検索結果から削除することで、同一日の献立が重ならないように、すなわち、昼間の献立と夜の献立とが重複しないようにしてもよい。また、保育園、幼稚園、学校などの給食の献立がユーザ登録情報とは別にユーザ情報記憶部15に格納されている場合、ユーザ登録情報に基づいて、ユーザに対応する保育園、幼稚園、学校などの献立を参照し、対応する献立を検索結果から削除することで、昼間の献立と夜の献立とが重複しないようにしてもよい。また、昼間の献立の中の主菜と夜の献立の中の主菜が重複しないようにしてもよい。主菜の具体例としては、魚、鶏肉、大豆製品、卵、牛肉、豚肉などである。また、提案情報に給食の献立と重複する献立を含めるか含めないかを、ユーザ登録情報または検索条件においてユーザが選択できるようにしてもよい。また、提案情報生成部14は、検索の要求元のユーザに対応する評価情報において過去に選択された献立に関してユーザが好みではなかったことを示す情報が含まれている場合には、当該献立を検索結果から削除する。なお、ステップS21では、ユーザに適さない献立を削除する代わりに、優先順位として優先順位が低いことを示す情報を付加するようにしてもよい。
次に、提案情報生成部14は、検索結果のうちレシピに関して、献立ごとに、ユーザに対応した材料の分量を算出する(ステップS22)。詳細には、提案情報生成部14は、検索結果のうち、献立サービスサーバ4および食材サービスサーバ6から取得した検索結果に含まれる献立すなわちレシピに関して、献立ごとに、検索の要求元のユーザに対応する喫食対象の人数に応じて材料の分量を算出する。喫食対象の人数は、検索条件において指定されてもよいしユーザ登録情報において指定されてもよい。例えば、検索条件が、喫食予定の大人およびそれぞれの人数を示す人数情報を含み、提案情報生成部14は、検索により得られた献立のうち献立サービスサーバ4から提供された献立に関して、人数情報を用いて、献立に対応するレシピ内の材料の量を、人数情報に応じた量に決定し、決定した材料の量を含む提案情報を生成してもよい。
例えば、人数情報が、大人の人数と幼児の人数とで指定される場合には、レシピに記載されている材料から一人あたりの材料の量を算出し、算出した一人あたりの材料の量に、「大人の人数×α+幼児の人数×β」を乗算することで、ユーザに対応した材料の分量を算出する。なお、例えば、α=1、β=0.5であるが、幼児の年齢に応じてβを変えてもよい。また、提案情報生成部14は、人数情報と評価情報とを用いて、献立に対応するレシピ内の材料の量を決定し、決定した材料の量を含む提案情報を生成してもよい。例えば、提案情報生成部14は、評価情報を用いて、上述したαおよびβを決定してもよい。例えば、提案情報生成部14は、検索の要求元のユーザに対応する評価情報において、量に関して多いという回答の回数がしきい値以上の場合には、αを1より少ない定められた値に設定し、量に関して少ないという回答の回数しきい値以上の場合には、αを1より大きい定められた値に設定してもよい。また、喫食対象の人数が、大人の人数と小学生の人数と幼児の人数とで指定される場合には、同様に、提案情報生成部14は、算出した一人あたりの材料の量に、「大人の人数×α+幼児の人数×β+小学生の人数×γ」を乗算することで、ユーザに対応した材料の分量を算出してもよい。
次に、提案情報生成部14は、検索結果を、ユーザ登録情報および評価情報を用いてユーザに適した順に並び替え、並び替えた結果を事業形態ごとにまとめることで提案情報を生成する(ステップS23)。詳細には、提案情報生成部14は、検索の要求元のユーザに対応するユーザ登録情報および評価情報のうち少なくとも一方を用いて、検索結果に優先順位を付加する。なお、提案情報生成部14は、検索により得られた献立のうち献立サービスサーバ4によって検索された献立に、調理時間の短い順、材料の少ない順および調理手順の少ない順のうちいずれか1つ以上の順に対応する優先順位を付加した提案情報を生成してもよい。また、提案情報生成部14は、火を使うか否かの情報に基づいて優先順位を決定してもよい。優先順位は、ユーザ端末2において表示される順を示す。すなわち、ユーザ端末2は、優先順位にしたがった順で各献立を表示する。なお優先順位の付加は優先順位自体の情報が付加される例に限らず、提案情報生成部14は、提案情報における献立の並び順を優先順位の順とすることで、献立に優先順位を付加してもよい。
例えば、提案情報生成部14は、事業形態ごとに、検索結果を調理時間が短いほど高優先になるすなわち優先順位を示す値が小さい値となるように、優先順位を決定してもよい。例えば、提案情報生成部14は、事業形態ごとに、検索結果を調理の手順が少ないほど高優先となるように、優先順位を決定してもよい。例えば、提案情報生成部14は、事業形態ごとに、検索結果を材料の数が少ないほど高優先となるように、優先順位を決定してもよい。例えば、提案情報生成部14は、事業形態ごとに、検索結果を、火を使わない献立が火を使う献立より高優先となるように、優先順位を決定してもよい。また、調理時間、調理の手順の数、材料の数、火を使うか否かの優先順位を決定し、調理時間、調理の手順の数、材料の数、火を使うか否かの各項目にあらかじめ重み係数を定めておき、各項目の優先順位に重み係数を乗算した結果を加算することで、献立ごとの優先順位を決定してもよい。提案情報生成部14は、事業形態ごとに各献立の優先順位を求め、各献立を優先順位の順に並べ、並び替えた結果を事業形態ごとにまとめることで提案情報を生成する。
また、調理時間、調理の手順の数、材料の数、火を使うか否かのそれぞれに関して優先順位を決定し、それぞれの優先順位を各献立に付与することで、ユーザがこれらの順で並び替えられるようにしてもよい。この場合には、例えば、初期状態では、各献立を調理時間の優先順位の順に並べるなど、初期状態の並び順としてどの項目を設定するかをあらかじめ定めておく。
また、提案情報生成部14は、評価情報を用いて、過去に献立が選択された回数が多いほど高優先となるように、優先順位を定めてもよい。すなわち、評価情報は、ユーザが選択した献立を示す情報を含み、評価情報においてユーザに適していると評価した回数を算出し、算出した回数を用いて献立の優先順位を決定してもよい。ユーザに適していると評価した回数は、例えば、ユーザごとの、幼児が食べたという評価結果を含む評価情報の数、幼児が喜んだという評価結果を含む評価情報の数であってもよい。また、ユーザに適していると評価した回数は、当該献立をユーザが選択した回数であってもよい。また、提案情報生成部14は、この場合も、提案情報生成部14は、上述した調理時間、調理の手順の数、材料の数、火を使うか否かなどの項目と組み合わせて、各項目の優先順位に重み付けを行って加算することで並び順を決めてもよいし、それぞれの優先順位を献立に付加しておくことで、ユーザがどの順で並び替えるかを選択できるようにしてもよい。また、ユーザの好みの食材がユーザ登録情報に登録されている場合、当該食材を含む献立を高優先とするようにしてもよい。また、手間のかからない順、栄養のバランスのよい順、嗜好に合う順などのように複数の並び順の種類のなかから、ユーザが表示順を選択できるようにしてもよく、この場合、提案情報生成部14は、それぞれの並び順の種類に関して、優先順位を決定し、各献立に優先順位を付加する。例えば、手間のかからない順に関しては、上述した調理時間、調理の手順の数、材料の数、火を使うか否かなどの情報に基づいて優先順位が決定され、栄養のバランスのよい順については、あらかじめ定められた栄養バランスに関する基準に基づいて優先順位が決定され、嗜好に合う順については、過去に献立が選択された回数、ユーザの好みの食材などに基づいて優先順位が決定される。なお、優先順位の具体的な決定方法はこの例に限定されない。以上述べた処理により、提案情報生成部14は、提案情報において、事業形態ごとに、ユーザに適した順に献立を並べることができる。
なお、上述した例では、ユーザ登録情報、評価情報、検索条件をそれぞれユーザIDと対応付けて保存するようにしたが、ユーザごとに、これらを統合したユーザ情報としてユーザ情報記憶部15に格納してもよい。また、ユーザ情報に購入情報を含めてもよい。図5は、本実施の形態のユーザ情報の一例を示す図である。図5に示した例では、ユーザ情報は、ユーザID、アレルギー、好きな食材、嫌いな食材、大人の人数、幼児の人数、幼児の年齢および過去の選択メニューを含む。アレルギー、好きな食材、嫌いな食材、幼児の年齢は例えばユーザ登録情報に含まれ、大人の人数および幼児の人数は、検索条件に含まれる。過去の選択メニューは、過去に選択された献立を示し、評価情報または購入情報に含まれる情報である。図5に示した例では、過去の選択メニューとして、具体的な献立であるメニューA、メニューBなどのそれぞれが選択された回数が格納されている。なお、図5に示した例は一例であり、ユーザ情報に含まれる項目は、図5に示した項目に限定されない。
次に、本実施の形態のユーザ端末2が表示する表示画面の例について説明する。図6は、本実施の形態の献立検索時にユーザ端末2に表示される画面の一例を示す図である。図6の左側には、検索条件を入力する画面の一例が示されており、図6の右側には、検索結果である提案情報が表示された画面の一例が示されている。
図6の左側に示した例では、検索条件として受け取り日を入力する日付入力欄201と、大人と幼児のそれぞれの人数を入力する人数入力欄202,203とが表示されている。ユーザは、ユーザ端末2を操作することで、受け取り日と大人と幼児のそれぞれの人数との人数を入力する。そして、ユーザが、下部に設けられた「さがす」と記載されたボタンを押下することで検索が開始される。
図6の右側に示した例では、レシピ提供サービス、配食サービス、食材配送サービスのそれぞれに対応する事業形態の献立が、レシピ、お惣菜(冷蔵/冷凍)、食材のタブ204によって分けて表示されている。図6に示した例では、レシピのタブ204が選択されているため、レシピ提供サービスの検索結果に含まれる各献立が表示されている。献立表示欄205には、献立の名称、イメージの画像、調理時間などが表示されている。表示される献立は上述した高優先のものが上に表示される。なお、図6では献立が3つ図示されているが、提案情報にレシピ提供サービスに対応する検索結果として4つ以上の献立が含まれている場合には、ユーザが画面をスクロールすることで、4つ目以降の献立が表示される。ユーザはレシピ提供サービスに対応するレシピのなかで所望の献立があれば、例えば、当該献立が表示されている部分をクリックすることで、当該献立のレシピが表示される。なお、献立の選択の受け付け方法はこの例に限定されず、例えば、献立表示欄205の右側に各献立のそれぞれのレシピを表示する表示ボタンなどが設けられ、当該表示ボタンをクリックすると、情報表示部23が、当該献立のレシピを表示するようにしてもよい。
図7は、本実施の形態におけるレシピの表示画面の一例を示す図である。図7に示した例では、図6の右側に示した画面において、ユーザが献立を選択した後に、表示される画面の一例を示している。図7に示した材料表示欄206には、上述したステップS22で算出されたユーザに適した量の材料が表示される。また、図7に示した例では、このレシピに適した家電が表示されており、下部にレンタルサービスサーバ7へのリンクを示すボタン207が表示されている。ユーザが、ボタン207をクリックすると、ユーザ端末2は、レンタルサービスサーバ7に接続される。これにより、ユーザは、レンタルサービスサーバ7が提供するレンタルサービスを申し込むことができる。このような表示を行う場合、食サービス検索支援装置1の提案情報生成部14は、レシピに適した家電を示す情報と、家電のレンタルサービスを提供するレンタルサービスサーバ7へ接続するための情報(リンク)とを提案情報に含めておく。なお、レシピに適した家電の決定は、例えば、家電を使用するレシピが記載されている場合には、提案情報生成部14は、レシピに記載された家電を抽出することにより行われてもよい。または、提案情報生成部14が、あらかじめ、煮る、ゆでる、刻むなどの手順と、適した家電との対応を示す対応情報を保持しておき、レシピに含まれる手順と対応情報とを用いて献立に適した家電を決定してもよい。提案情報生成部14は、決定した家電とレンタルサービスサーバ7へのリンクを示す情報とを、提案情報に含める。
また、図7に示した例では、献立のレシピが表示される画面においてレンタルサービスサーバ7へのリンクを示すボタン207が表示されたが、図6の右側に示した検索結果の表示画面にてレンタルサービスサーバ7へのリンクを示すボタン207を表示してもよい。この場合、特定の献立に特化した家電を表示する代わりに、家電ごとに対応可能な調理内容を表示し、その下にレンタルサービスサーバ7へのリンクを示すボタン207を表示してもよい。また、同様に、提案情報生成部14は、家電に限らず、調理器具の紹介と調理器具の購入またはレンタルを受け付けるサーバへのリンクとを提案情報に含めておくことで、これらがユーザ端末2に表示されるようにしてもよい。
図8は、本実施の形態における配食サービスの献立の表示画面の一例を示す図である。図8に示した例では、図6に示した画面から、タブ204の選択が変更され、配食サービスに対応するお惣菜(冷蔵/冷凍)が選択された状態を示している。この場合、表示された献立をクリックすると、対応する配食サービスサーバ5に接続され、対応する惣菜を注文する画面が表示される。これにより、ユーザは、配食サービスを利用することができる。
また、図示は省略するが、食材配送サービスに対応するタブ204を選択した場合も、図8の例と同様に、献立が表示され、表示された献立をクリックすると、対応する食材サービスサーバ6に接続され、対応する食材を注文する画面が表示される。これにより、ユーザは、食材配送サービスを利用することができる。
また、レシピ提供サービスの献立をユーザが選択した際に、食材サービスサーバ6へのリンクが表示されるようにしてもよい。図9は、本実施の形態におけるレシピの表示画面の別の一例を示す図である。図9に示した例では、図7の例と同様に、図6の右側に示した画面において、ユーザが献立を選択した後に、表示される画面の一例を示している。図9に示した例では、食材の購入と記載されたボタン208が食材サービスサーバ6にリンクされており、ボタン208をクリックすることで、食材サービスサーバ6に接続され、食材を注文する画面が表示される。なお、この場合の食材サービスサーバ6は、ネットスーパーなどのように個別の食材を販売する食サービス事業者により運用されるサーバである。なお、この場合の食材サービスサーバ6は、このミールキットと個別の食材との両方を提供する食サービス事業者により運用されるサーバであってもよい。
図10は、本実施の形態の評価情報の入力を受け付ける際にユーザ端末2に表示される画面の一例を示す図である。図10に示すように、評価情報は、例えば、アンケート形式で選択が示され、ユーザが回答を選択することでユーザ端末2に入力される。なお、図10は一例であり、評価情報の項目は図10に示した例に限定されない。
また、世帯すなわち家族ごとに、ユーザをグループ化し、同一家族内のユーザが同じユーザ登録情報を共有できるようにしてもよい。例えば、食サービス検索支援装置1は、ユーザの登録の際に、献立検索支援サービスを使用することが想定される家族の構成員にそれぞれユーザIDを割当て、同一家族のユーザIDを同一グループのメンバーとして管理し、グループごとにユーザ登録情報、評価情報、検索条件をユーザ情報記憶部15に格納する。この際、幼児などの子供については、子供として登録しておくことで、子供に対応するユーザが献立検索支援サービスを利用する際の表示画面を、大人が利用する場合の表示画面と分けてもよい。
図11は、本実施の形態の献立検索支援サービスの初期画面の一例を示す図である。グループとして複数のメンバーが登録されている場合に、献立検索支援サービスを利用する際にユーザ端末2に表示される初期画面の一例を示している。図11では、両親と子供との3人が1つのグループとして登録されている例を示しており、検索を開始する前に、どのユーザが利用するかを選択する。図11に示した「おとうさん」および「おかあさん」が選択された場合には、大人用の画面が表示され、「〇〇さん」と記載された子供用ボタン209が選択された場合には子供用の画面が表示される。図11では、星の画像が子供の名前とともに表示されている。子供を示すユーザの後に子供であるユーザのマークを示す画像などを表示することで子供であっても自分であることが認識できるようにする。例えば、ユーザ登録の際に、ボタンに表示する名称と画像とを指定しておき、当該ユーザが子供あることを示す情報を登録しておく。または、登録された年齢に応じて子供用ボタン209が表示されてもよい。子供であるユーザのマークを示す画像は、あらかじめ用意された画像のなかからユーザ登録時に選択されてもよいし、ユーザが登録できるようにしてもよい。子供用の画面では、例えば、画像を多くし、文字がひらがなで表示されるようにすることで幼児が認識しやすくする。なお、子供用の画面では検索結果が表示される際に、配食サービスおよび食材配送サービスの献立を選択した際に、対応するサーバには接続されず、選択した献立を示す情報がユーザ端末2内に記録される。グループ内の大人のユーザが使用する際に、グループ内の子供であるユーザが選択した献立に例えば子供が選択したことを示すマークが付加されて表示される。これにより、大人であるユーザが、子供の選択結果を把握することができる。
以上、図6~図11に示した表示画面は例示であり、具体的な配置、デザイン、表示内容はこれらの例に限定されない。上述した例では検索結果が、各事業形態がタブにより分けられていたが、例えば、上から、レシピ提供サービスの検索結果、配食サービスの検索結果、食材配送サービスの検索結果の順に表示されてもよいし、メニュー画面に、例えば、レシピ提供サービス、配食サービス、食材配送サービスのそれぞれに対応するボタンなどが表示され、ユーザがボタンをクリックすることで対応するサービスの検索結果が表示されるようにしてもよい。
次に、機械学習を用いた検索要求の生成について説明する。上述したように、食サービス検索支援装置1の検索要求生成部12は、検索要求を生成する際に、機械学習により検索時に指定する内容を決定してもよい。
図12は、機械学習を用いて検索要求を生成する場合の本実施の形態の検索要求生成部12の構成例を示す図である。図12に示した検索要求生成部12は、学習済モデル生成部121、学習済モデル記憶部122および推論部123を備える。
推論部123は、学習済モデル記憶部122に格納されている学習済モデルを読み出し、読み出した学習済モデルに、対応するユーザのユーザ情報のうちの少なくとも1つを入力情報として入力することで、検索要求に含める適切な情報を推定する。ユーザ情報は、ユーザ登録情報、検索条件および評価情報である。例えば、入力情報は、幼児の年齢であってもよいし、ユーザ登録情報、検索条件および評価情報における各項目のうちの他の項目の情報であってもよい。入力情報は、2つ以上の項目の情報であってもよい。
推論部123は、学習済モデルを用いて得られる検索要求に含める適切な情報に、塩分、添加物などの幼児に適した栄養面での条件を追加して、検索要求を生成する。栄養面での条件は、例えば、大人1人分あたりの塩分の上限値、添加物の有無、大人1人分あたりのたんぱく質の量の範囲などにより指定される。大人1人分あたりの塩分の上限値および大人1人分あたりのたんぱく質の量は、幼児に関する値を大人の量に換算して求めることができる。
学習済モデル生成部121は、入力情報と、対応する正解データとを含む学習用データセットを複数用いて学習済モデルを生成し、生成した学習済モデルを学習済モデル記憶部122に格納する。正解データは、検索要求として指定する項目と各項目に対応する値である。正解データは、例えば、献立または献立の種類ごとに幼児に適しているか否かを示す献立情報、および材料ごとに幼児に適しているか否かを示す材料情報のうち少なくとも一方を含む。献立は、各食サービスサーバによって過去に提供された個別の献立を示し、献立の種類は、ポークソテー、肉団子、カレーライス、一般的な献立の種類を示す。例えば、各食サービスサーバは、献立情報において幼児に適していると指定された献立が自身の提供する献立に含まれている場合には、当該献立を検索結果に含める。また、各食サービスサーバは、献立情報において幼児に適していないと指定された献立が自身の提供する献立に含まれている場合には、当該献立を検索結果に含めない。
正解データは、例えば、評価情報に基づいて決定される。例えば、入力情報が幼児の年齢である場合、学習済モデル生成部121は、ユーザ情報記憶部15に記憶されている評価情報から、幼児の年齢ごとに、評価情報を抽出し、抽出した評価情報において過去に選択された献立ごとに、幼児が食べた、または幼児が喜んだといった評価情報の献立については、正解データとして幼児に適していることを示す値を与える。また、例えば、学習済モデル生成部121は、抽出した評価情報において過去に選択された献立ごとに、幼児が食べなかった、または幼児が嫌がったといった評価情報については、正解データの献立情報において幼児に適していないと決定する。これにより、入力情報である幼児の年齢ごとの正解データを算出することができる。
学習済モデル生成部121は、材料情報を正解データに含める場合には、ユーザ情報記憶部15に記憶されている評価情報から幼児の年齢ごとに、評価情報を抽出し、抽出した評価情報において、過去に選択された献立の材料ごとに、幼児が食べた、または幼児が喜んだ評価情報である場合、正解データの材料情報において幼児に適していることを示す値を与える。また、例えば、学習済モデル生成部121は、抽出した評価情報において、過去に選択された献立の材料ごとに、食べなかった、または幼児が嫌がったといった評価情報である場合、正解データの材料情報において幼児に適していないことを示す値を与える。
なお、上記の例では、献立検索支援サービスの利用によって得られる評価情報を用いて正解データを求めたが、正解データの生成方法はこれに限定されない。例えば、献立の試食を依頼し、試食後に評価情報と同様の内容のアンケートを行い、このアンケートの結果から上述した例と同様に、入力情報と正解データとの組を算出してもよい。
学習済モデル生成部121における学習済モデルの生成は、例えば、教師あり学習により行われる。教師あり学習のアルゴリズムとしては、どのようなものを用いてもよいが、例えば、ニューラルネットワークモデルを用いることもできる。ニューラルネットワークは、複数のニューロンからなる入力層、複数のニューロンからなる中間層(隠れ層)、および複数のニューロンからなる出力層で構成される。中間層は、1層、又は2層以上でもよい。
図13は、ニューラルネットワークの一例を示す模式図である。例えば、図13に示すような3層のニューラルネットワークであれば、複数の入力が入力層(X1-X3)に入力されると、その値に重みW1(w11-w16)を掛けて中間層(Y1-Y2)に入力され、その結果にさらに重みW2(w21-w26)を掛けて出力層(Z1-Z3)から出力される。この出力結果は、重みW1の値と重みW2の値とによって変わる。
本実施の形態においては、入力情報が入力されたときの出力層からの出力が、検索要求に含める適切な情報となるように、重みW1と重みW2とを調整することで、入力情報と正解データとの関係が学習される。なお、機械学習のアルゴリズムはニューラルネットワークに限定されない。
なお、図12に示した例では、検索要求生成部12が、学習済モデル生成部121を備えているが、食サービス検索支援装置1とは別に学習済モデルを生成する学習装置を設け、学習装置が学習済モデル生成部121を備えてもよい。この場合、検索要求生成部12は学習済モデル生成部121を備えなくてよく、学習装置の学習済モデル生成部121が、上記と同様に学習済モデルを生成する。そして、学習装置によって生成された学習済モデルが、検索要求生成部12の学習済モデル記憶部122に格納される。
推論部123は、検索要求の生成時に、上述したように、学習済モデル記憶部122に格納されている学習済モデルを読み出し、読み出した学習済モデルに、例えば、検索要求のあったユーザに対応する幼児の年齢を入力することで、検索要求に含める情報を決定する。例えば、正解データとして献立情報を用いる場合には、学習済モデルの出力として、献立ごとまたは献立の種類ごとに幼児に適しているか否かを示す情報が得られる。例えば、正解データとして、幼児に適している場合に1が与えられ、幼児に適していない場合に0が与えられるとする。この場合、学習済モデルの出力における、幼児に適しているか否かを示す情報は0以上1以下の値になる。推論部123は、正解データすなわち学習済モデルの出力が献立情報である場合、例えば、この情報が第1しきい値以上となる献立または献立の種類を幼児に適していると判定し、この情報が第2しきい値以下となる献立または献立の種類を幼児に適していないと判定する。なお、第2しきい値は第1しきい値より小さい。そして、推論部123は、献立または献立の種類ごとの判定結果に、上述した幼児に適した栄養面での条件を追加することで検索要求を生成する。正解データすなわち学習済モデルの出力が材料情報である場合にも、推論部123は、同様にしきい値を用いて材料ごとに幼児に適しているか否かを判定し、判定結果に、上述した幼児に適した栄養面での条件を追加することで検索要求を生成する。
以上の処理により、検索要求生成部12は、各食サービスサーバにおいて、幼児に適した献立が識別されていない場合でも、検索要求において幼児に適した条件を指定することで幼児に適した献立を検索することができる。
また、以上述べた例では、検索要求生成部12が機械学習により幼児に適している献立を検出するための検索要求を生成したが、同様に、提案情報生成部14が機械学習により提案情報を生成する際に幼児に適しているか否かを判定してもよい。この場合、提案情報生成部14は、学習済モデル生成部、学習済モデル記憶部および推論部を備える。提案情報生成部14における学習済モデル生成部は、例えば、検索結果として得られる各献立の、種類、材料、調味料、調理方法のうち少なくとも1つを入力情報とし、当該献立が幼児に適しているか否かを推論するための学習済モデルを生成する。
正解データとしては、上述した検索要求生成部12の例と同様に評価情報を用いてもよいし、評価情報とは別に得られたアンケート結果などに基づいて作成されてもよい。例えば、学習済モデル生成部は、検索要求生成部12の学習済モデル生成部121と同様に、幼児が食べた、または幼児が喜んだ評価情報である場合、対応する献立の正解データとして幼児に適していることを示す値を与え、幼児が食べなかった、または幼児が嫌がったこと示す評価情報である場合、対応する献立の正解データとして幼児に適していないことを示す値を与える。学習済モデル生成部における機械学習のアルゴリズムについては、学習済モデル生成部121と同様である。
提案情報生成部14の学習済モデル生成部は、入力情報と正解データとを含む学習用データセットを複数用いて学習済モデルを生成し提案情報生成部14の学習済モデル記憶部に記憶する。提案情報生成部14の推論部は、提案情報生成部14の学習済モデル記憶部から学習済モデルを読み出し、読み出した学習済モデルに、検索結果に含まれる献立ごとに、当該献立に対応する献立の種類、材料、調味料、調理方法のうち少なくとも1つである入力情報を入力することで、当該献立が幼児に適しているか否かの判定結果を得る。提案情報生成部14の推論部は、この判定結果を用いて幼児に適している献立を、検索結果から抽出し、抽出した献立を用いて、上述した図4に示した処理を実施する。
また、提案情報生成部14の学習済モデル生成部は、幼児の年齢ごとに、学習済モデルを生成し、提案情報生成部14の推論部が、推論時に対応するユーザの幼児の年齢ごとに学習済モデルを使い分けてもよい。また、学習済モデルの入力情報に幼児の年齢を追加してもよい。
なお、検索要求生成部12と同様に、食サービス検索支援装置1とは別に学習済モデルを生成する学習装置を設け、学習装置が学習済モデル生成部を備えて、提案情報生成部14が学習済モデル生成部を備えなくてよい。
次に、本実施の形態の食サービス検索支援装置1のハードウェア構成について説明する。本実施の形態の食サービス検索支援装置1は、コンピュータシステム上で、食サービス検索支援装置1における処理が記述されたコンピュータプログラムであるプログラムが実行されることにより、コンピュータシステムが食サービス検索支援装置1として機能する。図14は、本実施の形態の食サービス検索支援装置1を実現するコンピュータシステムの構成例を示す図である。図14に示すように、このコンピュータシステムは、制御部101と入力部102と記憶部103と表示部104と通信部105と出力部106とを備え、これらはシステムバス107を介して接続されている。
図14において、制御部101は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサであり、本実施の形態の食サービス検索支援装置1における処理が記述されたプログラムを実行する。入力部102は、たとえばキーボード、マウスなどで構成され、コンピュータシステムの使用者が、各種情報の入力を行うために使用する。記憶部103は、RAM(Random Access Memory),ROM(Read Only Memory)などの各種メモリおよびハードディスクなどのストレージデバイスを含み、上記制御部101が実行すべきプログラム、処理の過程で得られた必要なデータ、などを記憶する。また、記憶部103は、プログラムの一時的な記憶領域としても使用される。表示部104は、ディスプレイ、LCD(液晶表示パネル)などで構成され、コンピュータシステムの使用者に対して各種画面を表示する。通信部105は、通信処理を実施する受信機および送信機である。出力部106は、プリンタ、スピーカなどである。なお、図14は、一例であり、コンピュータシステムの構成は図14の例に限定されない。
ここで、本実施の形態のプログラムが実行可能な状態になるまでのコンピュータシステムの動作例について説明する。上述した構成をとるコンピュータシステムには、たとえば、図示しないCD(Compact Disc)-ROMドライブまたはDVD(Digital Versatile Disc)-ROMドライブにセットされたCD-ROMまたはDVD-ROMから、コンピュータプログラムが記憶部103にインストールされる。そして、プログラムの実行時に、記憶部103から読み出されたプログラムが記憶部103の主記憶領域に格納される。この状態で、制御部101は、記憶部103に格納されたプログラムに従って、本実施の形態の食サービス検索支援装置1としての処理を実行する。
なお、上記の説明においては、CD-ROMまたはDVD-ROMを記録媒体として、食サービス検索支援装置1における処理を記述したプログラムを提供しているが、これに限らず、コンピュータシステムの構成、提供するプログラムの容量などに応じて、たとえば、通信部105を経由してインターネットなどの伝送媒体により提供されたプログラムを用いることとしてもよい。
図1に示した検索要求生成部12および提案情報生成部14は、図14に示した記憶部103に記憶されたコンピュータプログラムが図14に示した制御部101により実行されることにより実現される。検索要求生成部12および提案情報生成部14の実現には、図14に示した記憶部103も用いられる。図1に示したユーザ情報記憶部15は、図14に示した記憶部103の一部である。図1に示した情報受信部11、検索要求送信部13、情報送信部16および結果受信部17は、図14に示した通信部105により実現される。また、食サービス検索支援装置1は複数のコンピュータシステムにより実現されてもよい。例えば、食サービス検索支援装置1は、クラウドコンピュータシステムにより実現されてもよい。
本実施の形態のプログラムである食サービス検索支援プログラムは、例えば、コンピュータに、ユーザ端末2から献立の検索条件を受信するステップと、事業形態の異なる複数の食サービス事業者が提供する献立のなかから検索条件に基づいて検索された献立を含む提案情報を生成するステップと、提案情報をユーザ端末2へ送信するステップと、を実行させる。
ユーザ端末2も同様に、例えば、図14に示したコンピュータシステムにより実現される。図1に示した情報送信部21および情報受信部24は、図14に示した通信部105により実現される。図1に示した情報受付部22は、図14に示した入力部102により実現される。図1に示した情報表示部23は、図14に示した表示部104により実現される。
なお、上述した例では、子育て世帯を対象とし世帯に幼児を含む例を説明したが、高齢者向けの食サービスを検索する場合には、上述の説明で幼児用とした部分を高齢者用に変更すればよい。
以上のように、本実施の形態では、食サービス検索支援装置1は、運用する食サービス事業者の異なる複数の食サービスサーバから、ユーザの要求に沿った献立を検索し、検索した献立を示す情報をユーザ端末2へ送信するようにした。このため、ユーザは、食サービス事業者ごとにレシピの検索を行う必要がなく、ユーザの利便性を向上させることができる。また、食サービス検索支援装置1は、検索結果を手間のかからない順などのユーザの要望に応じて並び替えて提案情報としてユーザ端末2へ送信するため、ユーザが、要求にあった献立を確認しやすくなる。
また、事業形態の異なる複数の食サービス事業者の食サービスサーバを検索対象とすることで、ユーザは、その日の時間的な余裕、体調などに応じて、事業形態も含めて所望のレシピを選択することができる。また、食サービス検索支援装置1が、喫食対象者の年齢を含む情報の入力を受け付け、喫食対象者に幼児が含まれる場合、幼児に適したレシピの検索を行うようにすることで、子育て世帯における多忙な親の負担を抑制することができる。
実施の形態2.
図15は、実施の形態2にかかる食サービス検索支援システムの構成例を示す図である。本実施の形態の食サービス検索支援システム100aは、食サービス検索支援装置1の代わりに食サービス検索支援装置1aを備える以外は実施の形態1の食サービス検索支援システム100と同様である。食サービス検索支援装置1aは、検索要求生成部12、検索要求送信部13および結果受信部17の代わりに、検索要求生成部12a、サービス情報受信部18およびサービス情報記憶部19を備える以外は、実施の形態1の食サービス検索支援装置1と同様である。実施の形態1と同様の機能を有する構成要素は実施の形態1と同一の符号を付し重複する説明を省略する。以下、実施の形態1と異なる点を主に説明する。
実施の形態1では、食サービス検索支援装置1は、ユーザ端末2から検索条件を受信すると、食サービスサーバに検索要求を送信することで検索結果を取得した。本実施の形態では、食サービス検索支援装置1aのサービス情報受信部18が、複数の食サービス事業者によってそれぞれ運用される複数の食サービスサーバから、食サービスサーバが提供する献立を受信する。サービス情報受信部18は、受信した献立を送信元の食サービスサーバごとにサービス情報記憶部19に格納する。サービス情報記憶部19は、サービス情報受信部18が受信した、食サービスサーバが提供する献立を、食サービスサーバごとに記憶する。サービス情報受信部18は、例えば、毎日といったように定期的な更新周期で、食サービスサーバが保持する全ての献立を受信し、記憶している全ての献立を新たに受信した献立に入れ替えるようにしてもよい。なお、サービス情報受信部18が受信する献立は、献立の名称だけでなく、各食サービスサーバが提供するレシピ、材料、説明などを含む。または、サービス情報受信部18は、初回は食サービスサーバが保持する全ての献立を受信し、定期的な更新周期でサービス情報記憶部19に記憶されている献立と各食サービスサーバが保持している献立との差分を検出し、差分が生じた場合に、検出した差分に基づいて、新たな献立を各食サービスサーバから受信し、提供されなくなった献立をサービス情報記憶部19から削除してもよい。なお、サービス情報受信部18は、献立サービスサーバ4が提供する献立については、献立サービスサーバ4が提供しなくなった献立をサービス情報記憶部19から削除しなくてもよい。
また、配食サービスサーバ5および食材サービスサーバ6が提供する献立ついては、当該献立に対応する各商品の在庫状況、配送の都合などにより、当日に提供可能であるか否かの状況が変化する。このため、サービス情報受信部18は、サービス情報記憶部19に記憶されている献立を更新した後に、各献立が提供可能であるか否かを示す情報を、更新周期より短い周期で配食サービスサーバ5および食材サービスサーバ6から受信し、受信した情報をサービス情報記憶部19に記憶されている各献立に付加するようにしてもよい。または、配食サービスサーバ5および食材サービスサーバ6は、各献立が提供可能であるか否かの状況が変化すると食サービス検索支援装置1aへ通知し、食サービス検索支援装置1aのサービス情報受信部18が通知に基づいて献立に付加する提供可能であるか否かを示す情報を更新するようにしてもよい。
検索要求生成部12aは、サービス情報記憶部19に格納されている献立から、検索条件に合致する献立を検索する。詳細には検索要求生成部12aは、情報受信部11から検索条件を受信すると、実施の形態1と同様に、検索要求を生成する。検索要求生成部12aは、生成した検索要求を用いて、サービス情報記憶部19に記憶されている献立から、検索要求に合致する献立を検索し、検索結果を提案情報生成部14へ出力する。提案情報生成部14は、検索要求生成部12aによる検索により得られた検索結果を用いて、実施の形態1と同様に提案情報を生成する。以上述べた以外の本実施の形態の動作は実施の形態1と同様である。
なお、実施の形態1の図4で説明したステップS21で、ユーザに適さない献立を削除しているが、この処理の代わりに、検索要求生成部12aがステップS21と同様にユーザに適さない献立を検索結果から削除し、削除した検索結果を提案情報生成部14へ出力してもよい。また、提案情報生成部14が検索要求生成部12aの機能も有し、提案情報生成部14が検索要求を生成して、サービス情報記憶部19に記憶されている献立から、検索要求に合致する献立を検索し、検索結果を用いて提案情報を生成してもよい。本実施の形態においても、検索要求生成部12aは機械学習により検索要求を生成してもよい。
本実施の形態の食サービス検索支援装置1aも、実施の形態1の食サービス検索支援装置1と同様に、例えば、図14に例示したコンピュータシステムにより実現される。
本実施の形態では、食サービス検索支援装置1aは、運用する食サービス事業者の異なる複数の食サービスサーバが提供する献立を運用する各食サービスサーバから受信して記憶し、記憶している献立のなかから、ユーザの検索条件に基づいて献立を検索し、検索した献立を示す情報をユーザ端末2へ送信するようにした。このため、本実施の形態の食サービス検索支援装置1aは、実施の形態1と同様の効果を奏するとともに、検索に要する時間を実施の形態1に比べて短縮することができる。
実施の形態3.
図16は、実施の形態3にかかる食サービス検索支援システムの構成例を示す図である。本実施の形態の食サービス検索支援システム100bは、食サービス検索支援装置1の代わりに食サービス検索支援装置1bを備える以外は実施の形態1の食サービス検索支援システム100と同様である。食サービス検索支援装置1bは、蓄積情報送信部20が追加される以外は、実施の形態1の食サービス検索支援装置1と同様である。実施の形態1と同様の機能を有する構成要素は実施の形態1と同一の符号を付し重複する説明を省略する。以下、実施の形態1と異なる点を主に説明する。
蓄積情報送信部20は、ユーザ情報記憶部15に格納されているユーザ登録情報、検索条件および評価情報のうちの少なくとも一部を、蓄積情報として、食サービスサーバのうちの少なくとも1つ、すなわち献立サービスサーバ4、配食サービスサーバ5および食材サービスサーバ6のうちの少なくとも1つへ送信する。例えば、蓄積情報は評価情報を含む。各食サービスサーバに送信する蓄積情報は、当該食サービスサーバに対応する献立に関する情報だけであってもよいし、全食サービスサーバの献立に関する情報であってもよい。
蓄積情報を受信した食サービスサーバを運用する食サービス事業者は、蓄積情報を新たな献立の作成、献立の改善などに用いることができる。例えば、食サービス事業者は、ユーザ登録情報に含まれているアレルギーに関する情報を用いてアレルギーの有る食材を含まない献立を開発したり、評価情報において味付けが濃いという回答のユーザが多かった場合には対応する献立のレシピを変更したり、評価情報において量が少ないという回答のユーザが多かった場合には対応する献立のレシピを変更したりといった対応を行うことができる。また、食サービスサーバを運用する食サービス事業者が、献立に対応する商品開発において市場調査を行う際に、試作として販売された商品に対応する評価情報を食サービス検索支援装置1bから蓄積情報として受信することで、当該商品を評価することができる。また、各食サービスサーバが、食サービス検索支援装置1bを介した検索だけでなく、一般のユーザ向けに献立の検索サービスを提供している場合には、検索結果を表示する際に表示する献立の選択、献立の表示順などを決定する際に蓄積情報を用いてもよい。
本実施の形態の食サービス検索支援装置1bも、実施の形態1の食サービス検索支援装置1と同様に、例えば、図14に例示したコンピュータシステムにより実現される。
なお、図16では、実施の形態1の食サービス検索支援装置1に蓄積情報送信部20を追加する例を示したが、実施の形態2の食サービス検索支援装置1aに蓄積情報送信部20を追加し、図16に示した例と同様に、蓄積情報が食サービスサーバへ送信されるようにしてもよい。
以上のように本実施の形態の食サービス検索支援装置1bは、ユーザ情報記憶部15に格納されているユーザ登録情報、検索条件および評価情報のうちの少なくとも一部を、蓄積情報として、食サービスサーバへ送信するようにした。これにより、食サービス検索支援装置1bは、実施の形態1と同様の効果を奏するとともに、食サービスサーバに対応する食サービス事業者は、蓄積情報を得ることにより、献立の開発、献立の改善、献立の検索サービスの精度向上などを行うことができる。
実施の形態4.
図17は、実施の形態4にかかる食サービス検索支援システムの構成例を示す図である。本実施の形態の食サービス検索支援システム100cは、家電メーカサーバ8が追加される以外は実施の形態3の食サービス検索支援システム100bと同様である。実施の形態3と同様の機能を有する構成要素は実施の形態3と同一の符号を付し重複する説明を省略する。以下、実施の形態3と異なる点を主に説明する。
家電メーカサーバ8は、家電メーカにより運用されるサーバである。実施の形態3では、蓄積情報送信部20は、食サービスサーバに蓄積情報を送信した。本実施の形態では、蓄積情報送信部20は、食サービスサーバだけでなく家電メーカサーバ8にも蓄積情報を送信する。これにより、家電メーカは、家電の開発に蓄積情報を反映することができる。例えば、家電メーカは、蓄積情報に基づいてユーザが選択することが多い献立の調理に適した家電を開発することもできるし、調理メニューを内蔵する家電における調理メニューの決定に蓄積情報を反映することもできる。
また、家電メーカサーバ8が献立を提供する場合には、食サービス検索支援装置1bは、食サービスサーバと同様に家電メーカサーバ8にも検索要求を送信し、家電メーカサーバ8から検索結果を取得してもよい。この場合、家電メーカサーバ8から取得した検索結果に含まれる献立は、提案情報において、家電メーカ提供の献立として事業形態を分けて格納されてもよいし、レシピ提供サービスの献立と統合し、レシピ提供サービスの献立として扱ってもよい。家電メーカが提供する献立は、当該家電メーカが扱う家電に内蔵される献立を含んでいてもよいし、家電に内蔵されていない献立を含んでいてもよい。家電メーカサーバ8が提供する献立のレシピでは、家電を使用する手順が含まれることが多い。このため、提案情報生成部14は、レシピの手順に含まれる家電のレンタルサービスサーバ7に関する情報を提案情報に含めることで、実施の形態1の図7に示したように、ユーザ端末2にレンタルサービスサーバ7へのリンクを表示させてもよい。
なお、図17では、実施の形態1の食サービス検索支援装置1に蓄積情報送信部20を追加する例を示したが、実施の形態2の食サービス検索支援装置1aに蓄積情報送信部20を追加し、図17に示した例と同様に、蓄積情報が食サービスサーバおよび家電メーカサーバ8へ送信されるようにしてもよい。
また、以上説明した例では、食サービス検索支援装置1bが食サービスサーバおよび家電メーカサーバ8の両方に蓄積情報を送信したが、これに限らず、食サービス検索支援装置1bは家電メーカサーバ8だけに蓄積情報を送信してもよい。また、食サービス検索支援装置1bは、家電メーカサーバ8に蓄積情報を送信せずに、家電メーカサーバ8にも検索要求を送信し、家電メーカサーバ8から検索結果を取得してもよい。
以上のように本実施の形態の食サービス検索支援装置1bは、ユーザ情報記憶部15に格納されているユーザ登録情報、検索条件および評価情報のうちの少なくとも一部を、蓄積情報として、家電メーカサーバ8へ送信するようにした。これにより、食サービス検索支援装置1bは、実施の形態1と同様の効果を奏するとともに、家電メーカサーバ8に対応する家電メーカは、蓄積情報を、家電の開発、家電に内蔵させる献立の決定に反映させることができる。
実施の形態5.
図18は、実施の形態5にかかる食サービス検索支援システムの構成例を示す図である。本実施の形態の食サービス検索支援システム100dは、企業人事部サーバ9が追加される以外は実施の形態3の食サービス検索支援システム100bと同様である。実施の形態3と同様の機能を有する構成要素は実施の形態3と同一の符号を付し重複する説明を省略する。以下、実施の形態3と異なる点を主に説明する。
企業人事部サーバ9は、企業、独立行政法人などの組織の従業員を管理する組織サーバであり、例えば、従業員に関する福利厚生、従業員の健康などを管理する。本実施の形態では、蓄積情報送信部20は、食サービスサーバだけでなく企業人事部サーバ9にも蓄積情報を送信する。なお、蓄積情報送信部20は、企業人事部サーバ9に蓄積情報を送信する際には、あらかじめ定められている組織の従業員に対応する情報を抽出して蓄積情報として送信する。これにより、企業人事部サーバ9を運用する組織は従業員の健康管理を行うことができる。なお、食サービス検索支援装置1bが組織の福利厚生のために設けられている場合には、食サービス検索支援装置1bを利用するユーザは組織の従業員だけであるため、蓄積情報送信部20は、組織の従業員に対応する情報を抽出する必要はない。
なお、食サービスサーバに送信される蓄積情報と企業人事部サーバ9へ送信される蓄積情報とでは、蓄積情報に含める項目が異なっていてもよい。例えば、食サービスサーバに送信される蓄積情報には幼児が食事を食べたかなど幼児の反応に関する情報を含め、企業人事部サーバ9へ送信される蓄積情報には、選択した献立を示す情報と食事の開始時間とを含め、幼児の反応に関する情報は含めないようにしてもよい。
なお、図18では、実施の形態1の食サービス検索支援装置1に蓄積情報送信部20を追加する例を示したが、実施の形態2の食サービス検索支援装置1aに蓄積情報送信部20を追加し、図18に示した例と同様に、蓄積情報が食サービスサーバおよび企業人事部サーバ9へ送信されるようにしてもよい。
また、以上説明した例では、食サービス検索支援装置1bが食サービスサーバおよび企業人事部サーバ9の両方に蓄積情報を送信したが、これに限らず、食サービス検索支援装置1bは企業人事部サーバ9だけに蓄積情報を送信してもよい。また、実施の形態4と組み合わせて、食サービス検索支援装置1bは、蓄積情報を食サービスサーバ、家電メーカサーバ8および企業人事部サーバ9へ送信してもよい。
以上のように本実施の形態の食サービス検索支援装置1bは、ユーザ情報記憶部15に格納されているユーザ登録情報、検索条件および評価情報のうちの少なくとも一部を、蓄積情報として、企業人事部サーバ9へ送信するようにした。これにより、食サービス検索支援装置1bは、実施の形態1と同様の効果を奏するとともに、企業人事部サーバ9を運用する組織は、蓄積情報を用いて従業員の健康管理を行うことができる。
以上の実施の形態に示した構成は、一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、実施の形態同士を組み合わせることも可能であるし、要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1,1a,1b 食サービス検索支援装置、2 ユーザ端末、3 通信ネットワーク、4 献立サービスサーバ、5 配食サービスサーバ、6 食材サービスサーバ、7 レンタルサービスサーバ、8 家電メーカサーバ、9 企業人事部サーバ、11,24 情報受信部、12,12a 検索要求生成部、13 検索要求送信部、14 提案情報生成部、15 ユーザ情報記憶部、16,21 情報送信部、17 結果受信部、18 サービス情報受信部、19 サービス情報記憶部、20 蓄積情報送信部、22 情報受付部、23 情報表示部、100,100a,100b,100c,100d 食サービス検索支援システム。

Claims (24)

  1. ユーザによって操作されるユーザ端末から献立の検索の条件を示す検索条件を受信する情報受信部と、
    事業形態の異なる複数の食サービス事業者が提供する献立のなかから前記検索条件に基づいて検索された献立を含む提案情報を生成する提案情報生成部と、
    前記提案情報を前記ユーザ端末へ送信する情報送信部と、
    を備えることを特徴とする食サービス検索支援装置。
  2. ユーザによって操作されるユーザ端末から、喫食予定者の年齢を示す情報を含み献立の検索の条件を示す検索条件を受信する情報受信部と、
    前記検索条件に基づいて、複数の食サービス事業者が提供する献立のなかから、ユーザに提案する献立を含む提案情報を生成する提案情報生成部と、
    前記提案情報を前記ユーザ端末へ送信する情報送信部と、
    を備えることを特徴とする食サービス検索支援装置。
  3. 前記ユーザが喫食した献立に関する前記ユーザの評価を示す評価情報を記憶するユーザ情報記憶部、
    を備え、
    前記情報受信部は、前記ユーザ端末から、前記評価情報を受信し、受信した前記評価情報を前記ユーザ情報記憶部に格納することを特徴とする請求項1または2に記載の食サービス検索支援装置。
  4. 前記検索条件に基づいて、検索要求を生成する検索要求生成部と、
    前記検索要求を、前記複数の食サービス事業者によってそれぞれ運用される複数の食サービスサーバに送信する検索要求送信部と、
    前記複数の食サービスサーバのそれぞれから、前記検索要求に基づく前記食サービスサーバによる検索処理により得られた献立を含む検索結果を受信する結果受信部と、
    を備え、
    前記提案情報生成部は、前記検索結果を用いて前記提案情報を生成することを特徴とする請求項3に記載の食サービス検索支援装置。
  5. 前記複数の食サービス事業者によってそれぞれ運用される複数の食サービスサーバから、前記食サービスサーバが提供する献立を受信するサービス情報受信部と、
    前記サービス情報受信部が受信した前記食サービスサーバが提供する献立を、前記食サービスサーバごとに記憶するサービス情報記憶部と、
    前記検索条件に基づいて、検索要求を生成し、前記サービス情報記憶部に格納されている献立から、前記検索要求に合致する献立を検索する検索要求生成部と、
    を備え、
    前記提案情報生成部は、前記検索要求生成部による検索により得られた検索結果を用いて前記提案情報を生成することを特徴とする請求項3に記載の食サービス検索支援装置。
  6. 前記複数の食サービスサーバは、献立のレシピを提供する献立サービスサーバを含むことを特徴とする請求項4または5に記載の食サービス検索支援装置。
  7. 前記提案情報生成部は、検索により得られた前記献立のうち前記献立サービスサーバによって検索された前記献立に、調理時間の短い順、材料の少ない順および調理手順の少ない順のうちいずれか1つ以上の順に対応する優先順位を付加した前記提案情報を生成することを特徴とする請求項6に記載の食サービス検索支援装置。
  8. 前記検索条件は、喫食予定の大人およびそれぞれの人数を示す人数情報を含み、
    前記提案情報生成部は、検索により得られた前記献立のうち前記献立サービスサーバにから提供された前記献立に関して、前記人数情報を用いて、前記献立に対応する前記レシピ内の材料の量を、前記人数情報に応じた量に決定し、決定した材料の量を含む前記提案情報を生成することを特徴とする請求項6または7に記載の食サービス検索支援装置。
  9. 前記提案情報生成部は、前記人数情報と前記評価情報とを用いて、前記献立に対応する前記レシピ内の材料の量を決定し、決定した材料の量を含む前記提案情報を生成することを特徴とする請求項8に記載の食サービス検索支援装置。
  10. 前記提案情報生成部は、前記レシピに適した家電を示す情報と、前記家電のレンタルサービスを提供するレンタルサービスサーバへ接続するための情報とを前記提案情報に含めることを特徴とする請求項6から9のいずれか1つに記載の食サービス検索支援装置。
  11. 前記複数の食サービスサーバは、調理済の食品を配送する配食サービスを提供する配食サービスサーバと、献立および当該献立に対応する食材を配送する食材配送サービスを提供する食材サービスサーバとのうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項6から10のいずれか1つに記載の食サービス検索支援装置。
  12. 前記検索条件は、喫食予定の日を示す情報を含むことを特徴とする請求項11に記載の食サービス検索支援装置。
  13. 前記検索条件は、喫食開始の予定時間を示す情報を含むことを特徴とする請求項12に記載の食サービス検索支援装置。
  14. 前記検索要求生成部は、幼児に適した献立を検索することを示す情報を含む前記検索要求を生成することを特徴とする請求項4から13のいずれか1つに記載の食サービス検索支援装置。
  15. 前記検索要求生成部は、前記ユーザ情報記憶部に格納されている前記評価情報を用いて、幼児に適した献立を検索するための条件を決定し、決定した条件を用いて前記検索要求を生成することを特徴とする請求項4から13のいずれか1つに記載の食サービス検索支援装置。
  16. 前記情報受信部は、前記ユーザに対応する昼食の献立または給食の献立を取得し、
    前記提案情報生成部は、前記検索結果から、同一日の献立が重ならないように前記献立を選択し、選択した前記献立を用いて前記提案情報を生成することを特徴とする請求項4から15のいずれか1つに記載の食サービス検索支援装置。
  17. 前記提案情報生成部は、前記ユーザ情報記憶部に格納されている前記評価情報を用いて、前記献立の優先順位を決定し、前記献立に決定した優先順位を付加した前記提案情報を生成することを特徴とする請求項4から16のいずれか1つに記載の食サービス検索支援装置。
  18. 前記評価情報は、前記ユーザが選択した献立を示す情報を含み、
    前記提案情報生成部は、前記ユーザ情報記憶部に格納されている前記評価情報を用いて献立ごとに当該献立が前記ユーザに適していると評価した回数を算出し、算出した前記回数を用いて前記献立の優先順位を決定することを特徴とする請求項17に記載の食サービス検索支援装置。
  19. 前記評価情報を、前記食サービスサーバに送信する蓄積情報送信部、
    を備えることを特徴とする請求項4から18のいずれか1つに記載の食サービス検索支援装置。
  20. 前記食サービスサーバは、献立を提供する家電メーカサーバを含み、
    前記蓄積情報送信部は、前記家電メーカサーバに前記評価情報を送信することを特徴とする請求項19に記載の食サービス検索支援装置。
  21. 前記蓄積情報送信部は、組織の従業員を管理する組織サーバへ、前記評価情報を送信することを特徴とする請求項19または20に記載の食サービス検索支援装置。
  22. 事業形態の異なる複数の食サービス事業者がそれぞれ運用する複数の食サービスサーバと、
    食サービス検索支援装置と、
    を備え、
    前記食サービス検索支援装置は、
    ユーザによって操作されるユーザ端末から献立の検索条件を受信する情報受信部と、
    前記複数の食サービスサーバが提供する献立のなかから前記検索条件に基づいて検索された献立を含む提案情報を生成する提案情報生成部と、
    前記提案情報を前記ユーザ端末へ送信する情報送信部と、
    を備えることを特徴とする食サービス検索支援システム。
  23. 食サービス検索支援装置における食サービス検索支援方法であって、
    ユーザによって操作されるユーザ端末から献立の検索条件を受信するステップと、
    事業形態の異なる複数の食サービス事業者が提供する献立のなかから前記検索条件に基づいて検索された献立を含む提案情報を生成するステップと、
    前記提案情報を前記ユーザ端末へ送信するステップと、
    を含むことを特徴とする食サービス検索支援方法。
  24. コンピュータに、
    ユーザによって操作されるユーザ端末から献立の検索条件を受信するステップと、
    事業形態の異なる複数の食サービス事業者が提供する献立のなかから前記検索条件に基づいて検索された献立を含む提案情報を生成するステップと、
    前記提案情報を前記ユーザ端末へ送信するステップと、
    を実行させることを特徴とする食サービス検索支援プログラム。
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