JP2023021611A - 器具管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の器具の継続的な管理を可能としつつ、器具の各々のコストアップを抑制することができる器具管理システムを提供する。【解決手段】器具管理システムは、部品装着機で交換して使用される器具をそれぞれ収容する複数の収容部、前記収容部に収容した前記器具から当該の前記器具の個体識別情報を取得する取得部、取得した前記個体識別情報を送信する送信部、ならびに、前記取得部および前記送信部を駆動するバッテリを有して、複数の前記器具の移送に用いる器具マガジンと、送信された前記個体識別情報を受信して記憶することにより、複数の前記器具を管理する管理部と、を備える。【選択図】図2
Description
本明細書は、部品装着機で交換して使用される複数の器具を管理する器具管理システムに関する。
回路基板に対基板作業を実施して基板製品を量産する技術が普及している。対基板作業を実施する対基板作業機の代表例として、回路基板に部品を装着する部品装着機がある。多くの部品装着機は、キャリアテープを送って部品を供給するテープフィーダを複数備えるとともに、キャリアテープを使い切ったテープフィーダを交換することによって部品を補給する。また、テープフィーダは、複数の部品装着機で互換使用されることが多い。このため、複数のテープフィーダの状態や所在を管理して適正な運用を行うことにより、生産効率を高めるとともに、省力化に貢献することができる。無線通信を使用して複数のテープフィーダを管理する管理システムが実用化されており、その一例が特許文献1に開示されている。
特許文献1に開示された部品管理システムでは、テープフィーダにバッテリおよび無線通信部を搭載し、テープフィーダが部品装着機にセットされていないスタンドアロン状態で、バッテリから無線通信部に電源供給する。したがって、例えばテープフィーダを台車で移送しているときでも、無線通信部と管理装置との間で、部品残数やテープフィーダの所在位置などのフィーダ情報を伝達することができる。これによれば、部品管理が行える範囲を拡げて、装着作業における誤装着を防止することができる、とされている。
ところで、特許文献1の構成では、スタンドアロン状態のテープフィーダの各々が情報伝達を行うので、管理システムは、テープフィーダが部品装着機にセットされた使用状態であるか否かを問わず、継続的な管理を行うことができる。しかしながら、テープフィーダの各々にバッテリおよび無線通信部を搭載することは、大幅なコストアップを招来する。なお、管理システムの管理対象は、テープフィーダの他に、部品装着機で交換して使用される別種の部品供給ユニットや、吸着ノズル、装着ヘッドなどの各種器具が想定される。
それゆえ、本明細書では、複数の器具の継続的な管理を可能としつつ、器具の各々のコストアップを抑制することができる器具管理システムを提供することを解決すべき課題とする。
本明細書は、部品装着機で交換して使用される器具をそれぞれ収容する複数の収容部、前記収容部に収容した前記器具から当該の前記器具の個体識別情報を取得する取得部、取得した前記個体識別情報を送信する送信部、ならびに、前記取得部および前記送信部を駆動するバッテリを有して、複数の前記器具の移送に用いる器具マガジンと、送信された前記個体識別情報を受信して記憶することにより、複数の前記器具を管理する管理部と、を備える器具管理システムを開示する。
開示した器具管理システムにおいて、器具マガジンは、複数の収容部に収容した器具の各々から個体識別情報を取得して送信し、かつ、バッテリを有することにより前記した取得および送信の機能を維持することができる。したがって、管理部は、個体識別情報を継続的に受信して、複数の器具を継続的に管理することができる。また、器具マガジンが送信部およびバッテリを有するので、器具の各々は、送信部やバッテリが不要となり、コストアップが抑制される。
1.最小構成の器具管理システム1
まず、最小構成の器具管理システム1の実施形態について、図1~図4を参考にして説明する。器具管理システム1は、部品装着機91で交換して使用される複数の器具を管理する。本実施形態において、上記した器具は、テープフィーダ8とされている。テープフィーダ8は、複数の部品を保持したキャリアテープをリール81から引き出して部品を供給する(図3参照)。これに限定されず、器具管理システム1は、筒状のスティックを用いて部品を供給するスティックフィーダや、吸着ノズル、装着ヘッドなどの各種器具を管理対象としてもよい。
まず、最小構成の器具管理システム1の実施形態について、図1~図4を参考にして説明する。器具管理システム1は、部品装着機91で交換して使用される複数の器具を管理する。本実施形態において、上記した器具は、テープフィーダ8とされている。テープフィーダ8は、複数の部品を保持したキャリアテープをリール81から引き出して部品を供給する(図3参照)。これに限定されず、器具管理システム1は、筒状のスティックを用いて部品を供給するスティックフィーダや、吸着ノズル、装着ヘッドなどの各種器具を管理対象としてもよい。
部品装着機91における回路基板への部品の装着作業が進捗して、キャリアテープが最後まで使われると、当該のテープフィーダ8は部品装着機91から取り外される。その後、テープフィーダ8は、新品のキャリアテープが巻回されたリール81がセットされ、再び部品装着機91に取り付けられて使用される。テープフィーダ8にリール81をセットしたり取り外したりする段取り作業は、部品装着機91から離隔して配置された外段取りステーション5で実施される。また、装着作業の対象となる回路基板の種類を変更する場合に、部品装着機91の複数のテープフィーダ8を交換する段取り替え作業が行われる。
図1および図4に示されるように、最小構成の器具管理システム1は、器具マガジン2と、管理部3とを備える。器具マガジン2は、前側に開口する箱形状の筐体21に各種の部材が組み付けられて構成される(図2、図3参照)。器具マガジン2は、複数の収容部22、取得部23、送信部24、バッテリ25、および電源スイッチ27を有する(図4参照)。図3において、器具マガジン2の筐体21が太線で描かれている。また、図4において、電源供給系統が太線(単線接続図)で示され、情報伝達系統が破線の矢印で示されている。
複数の収容部22は、例えば、筐体21の底面に形成された複数のスロット溝の上部空間が相当する。複数のスロット溝は、前後方向に延びるとともに、左右方向に所定のピッチで配列される。幅方向に薄型に形成されたテープフィーダ8は、その底部がスロット溝に挿入される。これにより、収容部22の各々は、テープフィーダ8を収容する。
図2~図4において、器具マガジン2は、二つの収容部22にそれぞれテープフィーダ8を収容している。実際には、器具マガジン2は、さらに多数のテープフィーダ8を収容することができる。器具マガジン2は、部品装着機91と外段取りステーション5の間で、複数のテープフィーダ8を一括して移送する用途に好適である。通常、複数の器具マガジン2が使用される。
取得部23は、収容部22に収容されたテープフィーダ8から当該のテープフィーダ8の個体識別情報を取得する。取得部23は、複数の収容部22に対応して個別に設けられてもよいし、共用とされてもよい。取得部23として、次の(1)~(3)のいずれかの形態を用いることができる。いずれの形態でも、取得部23は電源が必要であり、バッテリ25から電源供給される(図4参照)。
(1)テープフィーダ8には、個体識別情報を表すバーコードや二次元コード、文字列などが表示されている。取得部23として、バーコードや二次元コードを読み取るコードリーダを用いることができる。または、取得部23は、文字列などを撮像して画像データを取得するカメラ、および画像データを画像処理して個体識別情報を求める画像処理部を含んで構成される。一つのコードリーダまたはカメラを移動させる機構を設けて、取得部23を複数の収容部22に対して共用にすることができる。
(2)テープフィーダ8には、個体識別情報を記憶した不揮発性メモリが設けられている。取得部23として、不揮発性メモリから個体識別情報を読み出すメモリリーダを用いることができる。メモリリーダは、例えば、一つのリーダ本体部と、複数のテープフィーダ8の不揮発性メモリのいずれかを選択してリーダ本体部に接続する選択接続回路(マルチプレクサ)とを備える。
(3)テープフィーダ8には、個体識別情報を不揮発性メモリに記憶するとともに電源が供給されて通信を行うフィーダ制御部が設けられている。フィーダ制御部は、テープフィーダ8の部品供給動作を制御するものであり、キャリアテープが保持している部品の種類および残数の情報を管理する。取得部23として、可変に選択したテープフィーダ8のフィーダ制御部に電源供給しつつ、通信によって個体識別情報を取得する通信装置またはコンピュータ装置を用いることができる。以降では、(3)の形態を対象として説明を進める。
送信部24は、筐体21の天板に組み込まれて設けられており(図2、図3参照)、他の位置に設けられてもよい。送信部24は、取得部23が取得した個体識別情報を管理部3に送信する。具体的な送信手段として、例えばWi-Fi(登録商標)などの無線通信を用いることができる。また、送信方法として、例えば、一定時間間隔ごとの定期送信を用いることができる。あるいは、管理部3からの不定期の指令にしたがって送信部24が送信を行う随時送信を用いることができる。さらには、定期送信および随時送信を併用することも可能である。送信部24は、取得部23と別体でもよいし、取得部23と一体化されたコンピュータ装置等であってもよい。送信部24は、バッテリ25から電源供給される(図4参照)。
バッテリ25は、筐体21の天板に組み込まれ、送信部24に並んで設けられている(図2、図3参照)。バッテリ25は、所定の直流電源電圧を出力して、取得部23および送信部24に電源を供給する。バッテリ25は、筐体21の天板よりも上方に突出した一対の充電端子26を有する(図2および図3に黒塗りで示す)。バッテリ25は、充電端子26に接続された充電器から充電される。充電器は、例えば、外段取りステーション5に設けられる。これに限定されず、バッテリ25は、充電端子26に代えて図略の非接触受電部を有し、図略の非接触給電部から充電されてもよい。
バッテリ25と、取得部23および送信部24との間に、電源スイッチ27が設けられる(図4参照)。作業者は、器具マガジン2の使用開始時に電源スイッチ27をオン操作し、使用終了時に電源スイッチ27をオフ操作する。これにより、器具マガジン2を使用しない時間帯において、バッテリ25の無意味な消耗(充電量の減少)が抑制される。器具マガジン2は、使用しない時間帯が長くなる場合に、バッテリ25が満充電状態に充電され、電源スイッチ27がオフ状態とされて外段取りステーション5に保管される。
管理部3は、無線通信機能を有するコンピュータ装置を用いて構成される。管理部3は、送信部24から送信された個体識別情報を受信して、器具データベース31(図4参照)に記憶する。さらに、管理部3は、個体識別情報に関連情報を対応付けて器具データベース31に記憶する。関連情報は、個体識別情報によって特定されるテープフィーダ8の現在状態、現在位置、今までの稼動履歴やメンテナンス履歴、および今後の使用計画などのうち一項目以上の情報を含む。テープフィーダ8の現在状態の情報は、使用可能な状態にあるか否かの情報、リール81がセットされているか否かの情報、およびリール81がセットされている場合に供給する部品の種類および残数の情報などである。
管理部3は、器具データベース31内の関連情報を随時更新する。管理部3は、個体識別情報に対応付けられた関連情報を送信部24から受信して、器具データベース31内の関連情報の更新に反映することができる。上記した(3)では、供給する部品の種類および残数の情報が、フィーダ制御部から取得部23および送信部24を経由して管理部3まで送信される。したがって、管理部3は、器具データベース31内の当該テープフィーダ8の部品の種類および残数の情報を更新する。
また、管理部3は、テープフィーダ8を使用している部品装着機91から受け取る使用経過情報に基づいて関連情報を更新する。使用経過情報として、テープフィーダ8の部品の残数や最新の稼働履歴、例えば、連続稼働時間や部品供給エラーの発生履歴などがある。さらに、管理部3は、作業者が入力する情報に基づいて関連情報を更新する。作業者が入力する情報として、テープフィーダ8にリール81をセットしたときの作業情報や、テープフィーダ8のメンテナンスを実施したときのメンテナンス情報などがある。
なお、管理部3以外のコンピュータ装置等が、関連情報の更新処理の一部を担当してもよい。例えば、部品装着機91における使用経過情報は、部品装着機91の制御部から管理部3に受け渡される方法以外に、部品装着機91の制御部が直接的に器具データベース31にアクセスする方法によって更新されてもよい。
最小構成の器具管理システム1は、例えば、次のように動作する。まず、作業者は、外段取りステーション5で複数のテープフィーダ8にリール81をセットする。作業者は、次に、段取りした複数のテープフィーダ8を器具マガジン2に収容する。この時点で、器具マガジン2の取得部23および送信部24が動作する。したがって、管理部3は、器具マガジン2に収容されたテープフィーダ8の個体識別情報および関連情報を受信する。さらに、管理部3は、最新の関連情報として、当該テープフィーダ8の現在位置が器具マガジン2に収容された位置であること、ならびに、部品の種類および残数の情報を更新する。
作業者は、その次に、台車に載せる等の方法により、器具マガジン2を部品装着機91の近接位置まで搬送する。この後、作業者は、部品装着機91に対してテープフィーダ8の交換作業を実施する。つまり、作業者は、キャリアテープを使い切ったテープフィーダ8や使用予定が無くなったテープフィーダ8を部品装着機91から取り外し、代わりに器具マガジン2から取り出したテープフィーダ8を部品装着機91に取り付ける。この時点で、部品装着機91の制御部は、取り付けられたテープフィーダ8の個体識別情報を取得して、管理部3に受け渡す。したがって、管理部3は、当該のテープフィーダ8の現在位置が部品装着機91に取り付けられた位置であることを更新する。
一方、部品装着機91から取り外されたテープフィーダ8は、作業者によって器具マガジン2に収容される。この時点で、取得部23および送信部24が動作する。したがって、管理部3は、テープフィーダ8の現在位置が器具マガジン2に収容された位置であることを更新する。作業者は、その次に、台車に載せる等の方法により、器具マガジン2を部品装着機91の近接位置から外段取りステーション5まで搬送して返却する。
外段取りステーション5において、作業者は、器具マガジン2から複数のテープフィーダ8を取り出し、さらに、テープフィーダ8の各々からリール81を取り外す。この時点で、取得部23および送信部24が動作し、器具マガジン2からテープフィーダ8が取り外されたことを管理部3に送信する。したがって、管理部3は、器具マガジン2から取り外されたテープフィーダ8が単品状態であり、現在位置が不明であると更新する。
なお、器具マガジン2の搬送途中において、取得部23および送信部24が動作してもよい。また、器具マガジン2は、GPS機能を有して地理的な現在位置を検出してもよい。この態様では、送信部24は、テープフィーダ8の地理的な現在位置を管理部3に送信し、管理部3は、テープフィーダ8の地理的な現在位置を管理することができる。
最小構成の器具管理システム1において、器具マガジン2は、複数の収容部22に収容したテープフィーダ8の各々から個体識別情報を取得して送信し、かつ、バッテリ25を有することにより前記した取得および送信の機能を維持することができる。したがって、管理部3は、個体識別情報を継続的に受信して、複数のテープフィーダ8を継続的に管理することができる。また、器具マガジン2が送信部24およびバッテリ25を有するので、テープフィーダ8の各々は、送信部24やバッテリ25が不要となり、コストアップが抑制される。
2.拡張形の器具管理システム1Sの構成
次に、拡張形の器具管理システム1Sの構成について、図1~図4を参考にして説明する。拡張形の器具管理システム1Sは、図1に示されるように、器具マガジン2および管理部3に加えて、バッファステーション4、外段取りステーション5、着脱移送部6、および搬送車7を備える。
次に、拡張形の器具管理システム1Sの構成について、図1~図4を参考にして説明する。拡張形の器具管理システム1Sは、図1に示されるように、器具マガジン2および管理部3に加えて、バッファステーション4、外段取りステーション5、着脱移送部6、および搬送車7を備える。
バッファステーション4は、部品装着機91に近接して配置される。詳細には、バッファステーション4は、部品装着機91を含む複数種類の対基板作業機で構成された対基板作業ライン9のライン端に並んで配置される。バッファステーション4は、上記と異なる配置でもよく、例えば、部品装着機91とその上流側の対基板作業機の間に配置されてもよい。図3に示されるように、バッファステーション4は、下側の基台部41、概ね中間高さのセット部43、および上部の天板部46からなる。基台部41は、直方体の台座形状に形成される。基台部41は、高さ位置を調整するための高さ調整脚42を複数本もつ。
セット部43は、基台部41の上側に区画されて前側に開口する概ね直方体の空間である。セット部43は、基台部41の右縁から立設された右側板44Rと、基台部41の左縁から立設された左側板44Lとの間に区画される。セット部43の空間の高さ寸法は、器具マガジン2の高さ寸法よりも少し大きめである。セット部43の空間の幅寸法は、器具マガジン2の幅寸法の2倍よりも少し大きめである。セット部43は、左右に並ぶ二つのセット位置をもち、セット位置の各々に器具マガジン2を着脱可能にセットすることができる。セット部43の二つのセット位置の下部には、器具マガジン2の出し入れを容易化するために、ローラーコンベア45が設けられる。
天板部46は、セット部43の上側を覆う長方形の厚板形状の部材である。天板部46は、セット部43の二つのセット位置に臨む二組の充電部47を有する。充電部47の各々は、天板部46の下面よりも下方に突出した一対の給電端子48を有する。一対の給電端子48は、セット部43に器具マガジン2がセットされた状態において、当該の器具マガジン2の一対の充電端子26に自動的に接触して、電気的な導通を確保する。これにより、充電部47は、器具マガジン2のバッテリ25を接触式で充電することができる。なお、バッテリ25が非接触受電部を有する構成の場合、充電部47は、非接触給電部の構成を有するものとなる。
外段取りステーション5は、部品装着機91から離隔して配置される。外段取りステーション5では、対基板作業ライン9に関する各種の段取り作業が実施される。段取り作業の中に、リール81をテープフィーダ8にセットする作業や、テープフィーダ8を器具マガジン2に収容する作業がある。外段取りステーション5には、器具マガジン2のバッテリ25を充電する充電器(図略)が設けられる。充電器の構成は、バッファステーション4の充電部47と同じでもよいし、相違してもよい。
着脱移送部6は、バッファステーション4にセットされた器具マガジン2と部品装着機91の間で、テープフィーダ8の着脱および移送を行う。つまり、着脱移送部6は、最小構成の器具管理システム1を用いたときに作業者が実施するテープフィーダ8の着脱作業を自動化する。着脱移送部6は、テープフィーダ8を一つずつ着脱および移送してもよいし、複数のテープフィーダ8をまとめて移送しかつ一つずつ着脱してもよい。着脱移送部6は、後側が開いた縦長の箱形状に形成される。
着脱移送部6の移動を可能とするために、複数の中段レール61および下段レール62が設けられる。中段レール61は、対基板作業ライン9を構成する複数の対基板作業機の前面の概ね中間高さ、およびバッファステーション4の前面の概ね中間高さにそれぞれ設けられる。下段レール62は、複数の対基板作業機の前面の下部寄り高さ、およびバッファステーション4の前面の下部寄り高さにそれぞれ設けられる。複数の中段レール61および下段レール62は、それぞれの高さ位置が統一されており、延在する軌道を構成する。
一方、着脱移送部6は、その後側に中段走行部および下段走行部(図略)を有する。中段走行部は、中段レール61に走行可能に係合する。下段走行部は、下段レール62に走行可能に係合する。中段走行部は、さらに走行用の動力を発生する駆動源、例えば走行車輪を駆動するモータを含んでいる。これにより、着脱移送部6は、中段レール61および下段レール62に装架され、延在する軌道を走行して移動する。また、着脱移送部6は、テープフィーダ8の着脱操作を行う着脱操作部(図略)、ならびに、一つまたは複数のテープフィーダ8を収容する内部空間(図略)をもつ。なお、本願出願人は、着脱移送部6の詳細な構成例について、国際公開第2019/239475号に開示している。
搬送車7は、外段取りステーション5とバッファステーション4の間で、器具マガジン2を搬送する。つまり、搬送車7は、最小構成の器具管理システム1を用いたときに作業者が実施する器具マガジン2の搬送作業を自動化する。搬送車7は、その上面71に器具マガジン2を載せて走行する。搬送車7の上面71には、器具マガジン2の載せ替えを駆動する載せ替え装置(図略)が設けられる。搬送車7は、無線指令にしたがって走行し、かつ載せ替え作業を行う。搬送車7として、AGVと称される無人搬送車を適用することができる。
図1に示されるように、搬送車7の走行目標地点は、外段取りステーション5、バッファステーション4、および自動倉庫75の入出庫口76の3箇所である。自動倉庫75は、テープフィーダ8などの器具、およびリール81などの部材を入庫し、保管し、出庫する。搬送車7は、3箇所の走行目標地点の相互間を走行路77に沿って走行する。走行路77は、レールなどの実体に限定されず、床面に仮想的に設定されたものであってもよい。
3.拡張形の器具管理システム1Sの第1動作事例
次に、拡張形の器具管理システム1Sの第1動作事例について、図5を参考にして説明する。第1動作事例および後述する第2動作事例において、次の動作条件が満たされているものとする。すなわち、部品装着機91は、装着作業の詳細な作業手順や作業要領を規定した装着作業データに基づいて、装着作業を進める。装着作業データには、1枚の回路基板に装着する部品の種類および点数が規定されている、管理部3は、装着作業データを参照することができる。また、管理部3は、直接的にまたは他の制御部等を介して、着脱移送部6、搬送車7、および自動倉庫75に指令を送信する。
次に、拡張形の器具管理システム1Sの第1動作事例について、図5を参考にして説明する。第1動作事例および後述する第2動作事例において、次の動作条件が満たされているものとする。すなわち、部品装着機91は、装着作業の詳細な作業手順や作業要領を規定した装着作業データに基づいて、装着作業を進める。装着作業データには、1枚の回路基板に装着する部品の種類および点数が規定されている、管理部3は、装着作業データを参照することができる。また、管理部3は、直接的にまたは他の制御部等を介して、着脱移送部6、搬送車7、および自動倉庫75に指令を送信する。
さらに、部品装着機91に取り付けられるテープフィーダ8の最大数は40個であり、器具マガジン2は、その半数の20個のテープフィーダ8の収容能力を有する場合を想定する。また、搬送車7は、器具マガジン2だけでなく、単品状態のテープフィーダ8やリール81の複数をまとめて搬送する機能を有するものとする。あるいは、器具マガジン2を搬送する搬送車7と、単品状態のテープフィーダ8やリール81の複数をまとめて搬送する搬送車とが併用されるものとする。
第1動作事例において、器具管理システム1Sは、部品装着機91の装着作業の進捗に伴う部品の補給作業を支援する。図5のステップS1で、管理部3は、テープフィーダ8の使用計画を作成する。詳述すると、管理部3は、まず、装着作業データを参照して、複数種類の部品が部品切れになる順序を予測し、その補給計画としてこれから使用する複数のリール81の個体識別情報およびその使用順序を決定する。管理部3は、次に、これから使用する複数のリール81に適用するテープフィーダ8を、現時点で使用可能なものの中から選択してその個体識別情報を決定し、リール81の個体識別情報と対応付ける。
次のステップS2で、管理部3は、使用順序が早い順番の少なくとも1番目から20番目を含む20組以上のテープフィーダ8およびリール81を出庫する指令を自動倉庫75に送信する。自動倉庫75は、指令に含まれる個体識別情報を参照して、該当するリール81およびテープフィーダ8を順番に入出庫口76に出庫する。管理部3は、さらに、該当する20組以上のリール81およびテープフィーダ8を外段取りステーション5まで搬送する指令を搬送車7に送信する。搬送車7は、できるだけ少ない往復回数で、指令にしたがった搬送を行う。
次のステップS3で、作業者は、外段取りステーション5において、テープフィーダ8の各々にリール81をセットする。次のステップS4で、作業者は、使用順序が1番目から20番目までのテープフィーダ8を第1の器具マガジン2に収容する。この時点で、器具マガジン2の取得部23および送信部24が動作する。したがって、管理部3は、器具マガジン2に収容されたテープフィーダ8の個体識別情報、および当該のテープフィーダ8が供給する部品の種類の情報を取得して、両者の対応関係が正しいか否かを判定する。仮に否である場合、管理部3は、ステップS3のやり直しを作業者に要請する。
20個のテープフィーダ8が器具マガジン2に収容され、かつ対応関係が正しい場合に、動作フローの実行はステップS5に進められる。ステップS5で、作業者は、テープフィーダ8を満載した第1の器具マガジン2を搬送車7に載せる。搬送車7は、外段取りステーション5からバッファステーション4まで走行し、第1の器具マガジン2をセット部43の一方のセット位置にセットする。
この後、搬送車7は、一旦外段取りステーション5に戻り、作業者によって空の第2の器具マガジン2が載せられる。搬送車7は、再びバッファステーション4まで走行し、第2の器具マガジン2をセット部43の他方のセット位置にセットする。なお、第1および第2の器具マガジン2の搬送順序は入れ替わってもよい。セット部43にセットされた第1および第2の器具マガジン2では、充電部47により自動的にバッテリ25の充電が行われる。
ここで、部品装着機91の装着作業が進捗して部品切れが発生すると、ステップS6で、着脱移送部6は、管理部3からの指令にしたがって部品補給動作を行う。詳述すると、着脱移送部6は、まず、部品装着機91まで移動して、部品切れが発生したテープフィーダ8を部品装着機91から取り外す。部品切れが発生したテープフィーダ8とは、キャリアテープを使い切ってリール81が空の状態になったテープフィーダ8を意味する。着脱移送部6は、次に、バッファステーション4まで移動して、部品切れが発生したテープフィーダ8を第2の器具マガジン2に収容する。
着脱移送部6は、その次に、第1の器具マガジン2から新しい(使用順序が1番目の)テープフィーダ8を取り出して内部空間に収容し、部品装着機91まで移動する。着脱移送部6は、最後に、新しいテープフィーダ8を部品装着機91に取り付ける。これで、1回の部品補給動作が終了する。部品補給動作の間、第1および第2の器具マガジン2では、取得部23および送信部24が動作する。したがって、管理部3は、テープフィーダ8の移動状況を逐次掌握することができる。また、充電部47は、器具マガジン2と部品装着機91の間でテープフィーダ8の着脱および移送が行われる間にバッテリ25を充電する。このように、バッテリ25は、取得部23および送信部24を駆動しながら同時に充電されるため、殆ど消耗しない。
次のステップS7で、管理部3は、第2の器具マガジン2の返却時期であるか否かを判定する。具体的には、管理部3は、第2の器具マガジン2に収容されたテープフィーダ8の個数が所定数に達した場合に返却時期と判定する。第1動作事例において、所定数は15個に設定される。したがって、ステップS6の部品補給動作が15回繰り返された後、動作フローの実行がステップS8に進められる。この時点で、第2の器具マガジン2は、部品装着機91から取り外された15個のテープフィーダ8を収容している。
次のステップS8で、管理部3は、第2の器具マガジン2を外段取りステーション5まで搬送する指令を搬送車7に送信する。搬送車7は、指令にしたがい、第2の器具マガジン2を外段取りステーション5まで搬送して返却する。この後、バッファステーション4では、部品装着機91から取り外したテープフィーダ8を第1の器具マガジン2に収容し、第1の器具マガジン2の新しいテープフィーダ8を部品装着機91に取り付ける。この部品補給動作は、使用順序が16番目から20番目までの5回が可能である。
次のステップS9で、作業者は、外段取りステーション5において、テープフィーダ8の各々から空のリール81を取り外す。この後、動作フローの実行は、ステップS2に戻される。2回目のステップS2で、使用順序が21番目から40番目のテープフィーダ8およびリール81の自動倉庫75からの出庫、および搬送車7による外段取りステーション5までの搬送が行われる。なお、1回目のステップS2で、40組以上のテープフィーダ8およびリール81の出庫ならびに搬送が済んでいる場合、2回目のステップS2は省略され、動作フローの実行は、ステップS3に戻される(図5の破線の矢印参照)。また、ステップS9において空のリール81が取り外されたテープフィーダ8を再使用する場合、再使用の分だけ自動倉庫75から出庫するテープフィーダ8の個数は削減可能となる。
2回目のステップS3で、作業者は、外段取りステーション5において、使用順序が21番目から40番目のテープフィーダ8の各々にリール81をセットする。なお、1回目のステップS3で、40個以上のテープフィーダ8へのリール81のセット作業が済んでいる場合、2回目のステップS3は省略され、動作フローの実行は、ステップS4に戻される(図5の一点鎖線の矢印参照)。
2回目のステップS4で、作業者は、使用順序が21番目から40番目のテープフィーダ8を第2の器具マガジン2に収容する。なお、第3の器具マガジン2を用いるようにすれば、2回目のステップS2からステップS4までを予め実施しておくことができる。2回目のステップS5で、作業者は、テープフィーダ8を満載した第2の器具マガジン2を搬送車7に載せる。搬送車7は、バッファステーション4まで走行して、第2の器具マガジン2をセット部43の他方のセット位置にセットする。ここまでの動作は、使用順序が20番目のテープフィーダ8を用いる20回目の部品補給動作が終了するまでに行われる。また、20回目の部品補給動作が終了した後の21回目のステップS6で、第2の器具マガジン2からテープフィーダ8の取り出しが始まる。
つまり、21回目のステップS6で、着脱移送部6は、部品切れが発生したテープフィーダ8を部品装着機91から取り外して、第1の器具マガジン2に収容する。着脱移送部6は、次に、第2の器具マガジン2から新しい(使用順序が21番目の)テープフィーダ8を取り出して部品装着機91に取り付ける。この後、第1および2の器具マガジン2は、外段取りステーション5で段取りされた複数のテープフィーダ8をバッファステーション4まで移送する役割、および、部品装着機91から取り外された複数のテープフィーダ8を外段取りステーション5に返却する役割を交互に実行する。したがって、着脱移送部6は、部品補給動作を停滞させることなく行うことができる。
上述したように、拡張形の器具管理システム1Sによれば、部品補給動作が停滞せずに行われるので、部品装着機91の稼働効率が高められる。加えて、作業者は、リール81をテープフィーダ8に着脱する作業と、テープフィーダ8を器具マガジン2に着脱する作業とを行えばよい。そして、その他の諸作業は、着脱移送部6および搬送車7によって行われ、作業者は、外段取りステーション5から移動する必要がない。したがって、大幅な省力化が達成される。
4.第2動作事例
次に、拡張形の器具管理システム1Sの第2動作事例につい説明する。第2動作事例において、器具管理システム1Sは、装着作業の対象となる回路基板を現基板種から次基板種に変更する場合の段取り替え作業を支援する。管理部3は、まず、現基板種および次基板種の装着作業データを比較して、部品装着機91で不要になる第1種のテープフィーダ8を掌握する。管理部3は、次に、新たに必要となるリール81および当該のリール81に適用する第2種のテープフィーダ8を決定する。管理部3は、その次に、新たに必要となるリール81および第2種のテープフィーダ8を自動倉庫75から出庫して、搬送車7により外段取りステーション5まで搬送するように制御する。
次に、拡張形の器具管理システム1Sの第2動作事例につい説明する。第2動作事例において、器具管理システム1Sは、装着作業の対象となる回路基板を現基板種から次基板種に変更する場合の段取り替え作業を支援する。管理部3は、まず、現基板種および次基板種の装着作業データを比較して、部品装着機91で不要になる第1種のテープフィーダ8を掌握する。管理部3は、次に、新たに必要となるリール81および当該のリール81に適用する第2種のテープフィーダ8を決定する。管理部3は、その次に、新たに必要となるリール81および第2種のテープフィーダ8を自動倉庫75から出庫して、搬送車7により外段取りステーション5まで搬送するように制御する。
作業者は、外段取りステーション5において、第2種のテープフィーダ8の各々にリール81をセットする。作業者は、次に、段取りした複数の第2種のテープフィーダ8を器具マガジン2に収容する。器具マガジン2は、部品装着機91に取り付けられるテープフィーダ8の最大数の半数の収容能力を有するので、2個あれば十分である。この後、2個の器具マガジン2は、搬送車7よってバッファステーション4まで移送され、セット部43の二つのセット位置にセットされる。
次に、着脱移送部6は、管理部3からの指令にしたがって段取り替え作業を行う。詳述すると、着脱移送部6は、部品装着機91から第1種のテープフィーダ8を取り外して器具マガジン2に収容する。着脱移送部6は、次に、器具マガジン2から第2種のテープフィーダ8を取り出して部品装着機91取り付ける。さらに、着脱移送部6は、第1種のテープフィーダ8の取り外し、および、第2種のテープフィーダ8の取り付けを繰り返す。段取り替え作業が終了すると、部品装着機91では、次基板種の回路基板に対する装着作業の準備が整う。
また、管理部3は、器具マガジン2の送信部24および部品装着機91の制御部から、テープフィーダ8の個体識別情報および関連情報を逐次受け取る。したがって、管理部3は、全てのテープフィーダ8の移動状況を掌握して、段取り替え作業の進捗を管理することができる。段取り替え作業が終了した後、器具管理システム1Sは、前述した第1動作事例を実行する。第2動作事例においても、第1動作事例と同様に、大幅な省力化が達成される。
5.実施形態の応用および変形
なお、取得部23が(1)または(2)の形態である場合、管理部3は、送信部24から個体識別情報を受信し、器具マガジン2以外から関連情報を取得する。また、拡張形の器具管理システム1Sから着脱移送部6および搬送車7の一方を省略して、システム構成を簡素化することができる。ただし、作業者の作業の割合が増加する。また、器具マガジン2は、部品装着機91に取り付けられるテープフィーダ8の最大数と同数の収容能力を有するものでもよい。これによれば、第2動作事例を一つの器具マガジン2で実施することができる。反面、搬送車7を大型化する必要が生じる。実施形態は、その他にも様々な応用や変形が可能である。
なお、取得部23が(1)または(2)の形態である場合、管理部3は、送信部24から個体識別情報を受信し、器具マガジン2以外から関連情報を取得する。また、拡張形の器具管理システム1Sから着脱移送部6および搬送車7の一方を省略して、システム構成を簡素化することができる。ただし、作業者の作業の割合が増加する。また、器具マガジン2は、部品装着機91に取り付けられるテープフィーダ8の最大数と同数の収容能力を有するものでもよい。これによれば、第2動作事例を一つの器具マガジン2で実施することができる。反面、搬送車7を大型化する必要が生じる。実施形態は、その他にも様々な応用や変形が可能である。
1、1S:器具管理システム 2:器具マガジン 22:収容部 23:取得部 24:送信部 25:バッテリ 27:電源スイッチ 3:管理部 31:器具データベース 4:バッファステーション 43:セット部 47:充電部 5:外段取りステーション 6:着脱移送部 7:搬送車 75:自動倉庫 8:テープフィーダ 81:リール 91:部品装着機
Claims (6)
- 部品装着機で交換して使用される器具をそれぞれ収容する複数の収容部、前記収容部に収容した前記器具から当該の前記器具の個体識別情報を取得する取得部、取得した前記個体識別情報を送信する送信部、ならびに、前記取得部および前記送信部を駆動するバッテリを有して、複数の前記器具の移送に用いる器具マガジンと、
送信された前記個体識別情報を受信して記憶することにより、複数の前記器具を管理する管理部と、
を備える器具管理システム。 - 前記部品装着機に近接して配置され、前記器具マガジンを着脱可能にセットするバッファステーションを備える、請求項1に記載の器具管理システム。
- 前記バッファステーションは、セットされた前記器具マガジンの前記バッテリを充電する充電部を有する、請求項2に記載の器具管理システム。
- 前記充電部は、前記器具マガジンと前記部品装着機の間で前記器具の着脱および移送が行われる間に前記バッテリを充電する、請求項3に記載の器具管理システム。
- 前記バッファステーションにセットされた前記器具マガジンと前記部品装着機の間で、前記器具の着脱および移送を行う着脱移送部を備える、請求項2~4のいずれか一項に記載の器具管理システム。
- 前記部品装着機から離隔して配置され、前記器具を前記器具マガジンに収容する作業が実施される外段取りステーションと、
前記外段取りステーションと前記バッファステーションの間で、前記器具マガジンを搬送する搬送車と、
を備える、請求項2~5のいずれか一項に記載の器具管理システム。
Priority Applications (1)
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Family Applications (1)
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2021
- 2021-08-02 JP JP2021126577A patent/JP2023021611A/ja active Pending
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