JP2023019080A - 観察システム、プログラム、及び観察方法 - Google Patents

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耕徳 横山
Yasunori Yokoyama
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Abstract

Figure 2023019080000001
【課題】観察容器が有する観察対象収容区画の基準位置を予め算出することによって、汎用的な観察容器を用いる場合であっても、観察対象の撮像可能範囲を拡大する。
【解決手段】本開示の観察システム100は、少なくとも1つの観察対象収容区画12を有する観察容器10と、把持部20と、駆動部30と、第1の撮像部40、44、46、及び48と、制御部52を有する情報処理装置50と、を備え、制御部52は、第1の撮像部40、44、46、及び48によって撮像された観察対象収容区画12の画像に基づいて、把持部20の基準位置に対する観察対象収容区画12の基準位置を算出する。
【選択図】図1

Description

本開示は、観察システム、プログラム、及び観察方法に関する。
近年、各種細胞等の観察対象を撮像することによって取得された画像を解析する技術が提案されている。例えば、ES細胞及びiPS細胞等の多能性幹細胞は、種々の組織の細胞に分化する能力を備えており、再生医療、薬の開発、及び病気の解明等において応用が可能であるとして注目されている。
ここで、細胞を撮像する際、観察対象である細胞をマイクロプレート等の観察容器に播種及び培養した試料を、顕微鏡を用いて撮像し、得られた画像を解析することが知られている。再生医療の工業化又は創薬研究における多水準実験を実現するには、高速に画像化し、高速に品質を判定することが重要である。マイクロプレート等の観察容器を用いて培養された細胞を観察する場合、観察容器の形状及び寸法に合わせて、走査計測する撮像位置が決定される。このようなハイコンテントアナリシス(HCA:High Content Analysis)装置では、生細胞の長時間の変化を撮像及び評価するために、撮像後に試料をHCA装置から取り出してインキュベータにて一定時間培養した後に、再びHCA装置にて撮像することがある。
特許文献1には、複数のウェルを配置したマイクロプレートを照明し、そのマイクロプレートにおけるウェル形成面からの光が成す投影像を撮像素子にて検出することにより、各ウェルに収容された各標本を光学測定する光測定方法において、前記マイクロプレートとして、所定の光学特性を有した物質からなり、且つ、少なくとも2つのポイントからなる標識が設けられたマイクロプレートを使用し、前記少なくとも2つのポイントからなる標識の投影像を前記撮像素子により検出し、前記検出した投影像の状態に基づいて、前記各ウェルからの各光が成す各投影像の形成位置を認識することを特徴とする光測定方法が開示されている。
特許文献2には、複数のウェルが形成されるウェルプレートにおいて、前記各ウェルは蛍光物質により形成された位置決め基準部を有することを特徴とするウェルプレートが開示されている。
特許文献3には、プレート状部材の上面に液体を保持可能な複数の窪部を設けてなる試料保持プレートであって、前記窪部の各々に対し、当該窪部の内部、当該窪部の底面、及び、前記プレート状部材の主面のうち当該窪部に隣接する隣接領域、の少なくとも1箇所に、光学的に検出可能なアライメントマークが設けられ、一の前記窪部に対して設けられた前記アライメントマークは、前記プレート状部材の上面に直交する軸周りの当該窪部の回転に対して非対称性を有することを特徴とする試料保持プレートが開示されている。
特許第4622052号 特許第4985980号 特許第5912752号
特許文献1に記載の発明は、所定の光学特性を有する物質を標的として用いなければならないという問題がある。
特許文献2に記載の発明は、蛍光物質により形成された位置決め基準を設けた特殊なマイクロプレートを制作する必要があり、安価で入手できる汎用的なマイクロプレートには適用できないという問題がある。また、装置側に蛍光撮像系が必須であり、ウェル毎に蛍光撮像及び位置決めをしなければならず、時間がかかるという問題もある。
特許文献3に記載の発明は、アライメントマークが設けられた特殊なマイクロプレートを制作する必要があり、安価で入手できる汎用的なマイクロプレートには適用できないという問題がある。また、ウェル毎に位置決めをしなければならず、時間がかかるという問題もある。
そこで、本開示は、観察容器が有する観察対象収容区画の基準位置を予め算出することによって、汎用的な観察容器を用いる場合であっても、観察対象の撮像可能範囲を拡大することを目的とする。
幾つかの実施形態に係る観察システムは、
少なくとも1つの観察対象収容区画を有する観察容器と、
前記観察容器を把持する把持部と、
前記把持部に結合され、前記把持部ごと前記観察容器を水平移動させる駆動部と、
前記観察対象収容区画を撮像する第1の撮像部と、
制御部を有する情報処理装置と、
を備え、
前記制御部は、前記第1の撮像部によって撮像された前記観察対象収容区画の画像に基づいて、前記把持部の基準位置に対する前記観察対象収容区画の基準位置を算出する。
このように、観察対象収容区画の基準位置が予め算出されるため、観察対象収容区画の位置誤差が低減する。
一実施形態において、観察システムは、前記観察対象収容区画内に収容された観察対象を撮像する第2の撮像部を更に備え、前記制御部は、算出された前記基準位置に基づいて、前記第2の撮像部に前記観察対象の撮像を更に実行させる。
このように、観察対象収容区画に収容された観察対象の撮像が実行される前に、観察対象収容区画の基準位置が予め算出されるため、観察対象収容区画の位置誤差が低減する。このため、汎用的なマイクロプレートが用いられる場合であっても、観察対象の撮像可能範囲が拡大する。
一実施形態において、前記観察容器が複数の観察対象収容区画を有する場合において、
前記制御部は、前記把持部の基準位置に対する前記複数の観察対象収容区画の基準位置に基づいて、前記把持部に対する前記観察容器の鉛直方向を軸とする回転方向のずれを更に算出し、算出された前記回転方向のずれに基づいて、前記第2の撮像部によって撮像された前記観察対象の画像に対して回転補正を更に実行させる。
このように、観察対象収容区画の基準位置に基づいて、観察対象の画像に対して回転補正が実行されるので、汎用的なマイクロプレートであっても、観察対象収容区画の位置を補正することができる。
一実施形態において、前記第1の撮像部と前記第2の撮像部とは異なる撮像系である。
このように、前記第1の撮像部と前記第2の撮像部とを異なる撮像系とすることで、各々の撮像目的に特化した撮像系を選択することができる。例えば、前記第1の撮像系は、一度にマイクロプレート全体を撮像できるマクロカメラとし、前記第2の撮像系は、顕微鏡とすることで、位置補正用の第1の撮像は短い時間で実施し、サンプル撮像用の第2の撮像は分解能良く撮像することができる。
一実施形態において、前記第1の撮像部と前記第2の撮像部とは同一の撮像系であって、前記第1の撮像部は、前記第2の撮像部よりも撮像倍率が低い。
このように、観察対象収容区画に収容された観察対象の撮像が実行される前に、第2の撮像部よりも低い撮像倍率の第1の撮像部にて観察対象収容区画を撮像して、観察対象収容区画の基準位置が算出されるため、観察対象収容区画の位置誤差が低減する。このため、汎用的なマイクロプレートが用いられる場合であっても、撮像可能範囲が拡大する。
一実施形態において、前記第1の撮像部は、顕微鏡と透過照明とを含む。
このように、前記第1の撮像部が顕微鏡と透過照明とを含むことで、汎用的なマイクロプレートであっても、観察対象収容区画の位置を補正することができる。
幾つかの実施形態に係るプログラムは、
コンピュータを、
上述した情報処理装置として機能させる。
このように、観察対象収容区画に収容された観察対象の撮像が実行される前に、観察対象収容区画の基準位置が予め算出されるため、観察対象収容区画の位置誤差が低減する。このため、汎用的なマイクロプレートが用いられる場合であっても、観察対象の撮像可能範囲が拡大する。
幾つかの実施形態に係る観察方法は、
情報処理装置が実行する方法であって、
観察容器が有する少なくとも1つの観察対象収容区画の画像に基づいて、前記観察容器を把持する把持部の基準位置に対する前記観察対象収容区画の基準位置を算出することを含む。
このように、観察対象収容区画の基準位置が予め算出されるため、観察対象収容区画の位置誤差が低減する。
一実施形態において、観察方法は、算出された前記基準位置に基づいて、前記観察対象収容区画内に収容された観察対象の撮像を実行させることを更に含む。
このように、観察対象収容区画に収容された観察対象の撮像が実行される前に、観察対象収容区画の基準位置が予め算出されるため、観察対象収容区画の位置誤差が低減する。このため、汎用的なマイクロプレートが用いられる場合であっても、観察対象の撮像可能範囲が拡大する。
一実施形態において、観察方法は、前記観察容器が複数の観察対象収容区画を有する場合において、
前記把持部の基準位置に対する前記複数の観察対象収容区画の基準位置に基づいて、前記把持部に対する前記観察容器の鉛直方向を軸とする回転方向のずれを算出すること、及び算出された前記回転方向のずれに基づいて、撮像された前記観察対象の画像に対して回転補正を実行させることを更に含む。
このように、観察対象収容区画の基準位置に基づいて、観察対象の画像に対して回転補正が実行されるので、汎用的なマイクロプレートであっても、観察対象収容区画の位置を補正することができる。
本開示によれば、観察容器が有する観察対象収容区画の基準位置を予め算出することによって、汎用的な観察容器を用いる場合であっても、観察対象の撮像可能範囲を拡大することができる。
本開示の一実施形態に係る観察システムの構成を示すブロック図である。 マイクロプレートの位置決め点に対する各ウェルの位置を説明する図である。 設定上のウェルと実際のウェルとの位置誤差を説明する図である。 本開示の一実施形態に係る観察システムの第1の動作を示すフローチャートである。 図4のステップS109を説明する図である。 1回目のマイクロプレートの把持状態と2回目のマイクロプレートの把持状態との位置誤差を説明する図である。 1回目の細胞の計測位置と2回目の細胞の計測位置との位置誤差を説明する図である。 本開示の一実施形態に係る観察システムの第2の動作を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら、本開示の実施形態を説明する。各図において、同一符号は、同一又は同等の構成要素を示す。
(観察システムの構成)
図1を参照して、本開示の実施形態に係る観察システム100を説明する。
観察システム100は、例えば、少なくとも1つのウェル12を有するマイクロプレート10と、マイクロプレート把持部20と、XYステージ30と、ウェル撮像用対物レンズ40と、細胞撮像用対物レンズ42と、顕微鏡44と、カメラ46と、透過照明48と、制御部52及び記憶部54を有する情報処理装置50と、を備える。なお、本実施形態において、マイクロプレート10は、観察容器に相当する。また、ウェル12は、観察対象収容区画に相当する。また、マイクロプレート把持部20は、把持部に相当する。また、XYステージ30は、駆動部に相当する。また、ウェル撮像用対物レンズ40、顕微鏡44、カメラ46、及び透過照明48は、第1の撮像部に相当する。また、細胞撮像用対物レンズ42、顕微鏡44、カメラ46、及び透過照明48は、第2の撮像部に相当する。
マイクロプレート10は、少なくとも1つのウェル12を有する。各ウェル12は、細胞、又は細胞から採取された組織等の観察対象を収容する。なお、観察対象が載置される領域が仕切り等によって水平方向に2つ以上の区画に分離されている観察容器であれば、マイクロプレート10に限られず、任意の観察容器が用いられ得る。
マイクロプレート把持部20は、マイクロプレート10を把持する。
XYステージ30は、マイクロプレート把持部20に結合され、制御部52が出力した信号に基づいて、マイクロプレート把持部20ごとマイクロプレート10をXY方向に移動させる。
ウェル撮像用対物レンズ40は、ウェル12の撮像に用いられる。ウェル撮像用対物レンズ40の撮像倍率は、ウェル12全体を撮像可能な倍率とすることが好ましく、細胞撮像用対物レンズ42の撮像倍率よりも低くすることが好ましい。これは、ウェル12に収容された細胞等の観察対象を撮像する前に、細胞撮像用対物レンズ42よりも低い撮像倍率のウェル撮像用対物レンズ40にてウェル12を撮像し、ウェル12の基準位置を算出することによって、ウェル12の位置誤差を低減することができるからである。なお、ウェル撮像用対物レンズ40の数は1つ又は複数である。
細胞撮像用対物レンズ42は、ウェル12内に収容された細胞等の観察対象の撮像に用いられる。なお、細胞撮像用対物レンズ42の数は1つ又は複数である。
ウェル撮像用対物レンズ40及び細胞撮像用対物レンズ42の何れを撮像に用いるかは、制御部52が出力した信号に基づいて適宜選択される。また、ウェル撮像用対物レンズ40及び細胞撮像用対物レンズ42は、Z方向の直動駆動装置(不図示)に取り付けられる。直動駆動装置は、接続部(不図示)によって顕微鏡44に固定される。ウェル撮像用対物レンズ40及び細胞撮像用対物レンズ42は、制御部52が出力した信号に基づいて、直動駆動装置によって、顕微鏡44に対して相対的にZ方向に駆動される。なお、マイクロプレート10をZ方向に駆動可能であれば、直動駆動装置に限られない。
顕微鏡44は、透過照明48から照射され、ウェル撮像用対物レンズ40又は細胞撮像用対物レンズ42を透過した光を、カメラ46の撮像面に結像させる結像レンズ、並びにその他必要なミラー及びフィルタ等の光学素子を含む。
カメラ46は、制御部52が出力した信号に基づいて、その撮像素子に投影された細胞等の観察対象の画像データを情報処理装置50に送信する。
透過照明48は、ウェル12又はウェル12に収容された細胞等の観察対象を照射する。透過照明48は、制御部52が出力した信号に基づいて、点灯、消灯、及び照明強度の変調を実行する。
情報処理装置50の制御部52は、CPU(central processing unit)若しくはGPU(graphics processing unit)等のプロセッサ、FPGA(field-programmable gate array)等のプログラマブル回路、ASIC(application specific integrated circuit)等の専用回路、又はこれらの任意の組合せを含む。制御部52は、少なくともXYステージ30、ウェル撮像用対物レンズ40、細胞撮像用対物レンズ42、顕微鏡44、カメラ46、及び透過照明48を制御する。また、制御部52は、ウェル撮像用対物レンズ40、顕微鏡44、カメラ46、及び透過照明48によって撮像されたウェル12の画像又は画像群、並びに細胞撮像用対物レンズ42、顕微鏡44、カメラ46、及び透過照明48によって撮像された細胞等の観察対象の画像又は画像群に対して画像解析を実行する。
情報処理装置50の記憶部54は、RAM(random access memory)若しくはROM(read only memory)等の半導体メモリ、磁気メモリ、光メモリ、又はこれらの任意の組合せを含む。記憶部54は、例えば、主記憶装置、補助記憶装置、又はキャッシュメモリとして機能する。記憶部54には、カメラ46から受信した画像データの他、ユーザによって入力された撮像等の設定データ、並びに、画像データの解析結果及び当該解析結果に基づく撮像の設定データが格納される。
(観察システムの第1の動作)
図2乃至4を参照して、本実施形態に係る観察システム100の第1の動作を説明する。この動作は、本実施形態に係る観察方法に相当する。
ここで、正確な細胞測定に必要な位置精度は数μmレベルである。一方で、マイクロプレート10は、ANSI/SLAS規格(ANSI SLAS 4-2004(R2012))によると、位置決め点に対する各ウェル12の位置誤差(幾何寸法公差)は±700μmである。例えば384個のウェル12を有するマイクロプレート10におけるウェル12の大きさは、一般的には3mm程度であり、1536個のウェル12を有するマイクロプレート10におけるウェル12の大きさは、一般的には1.5mm程度である。これらのウェル12の大きさに対し、上述したように±700μmの位置誤差があると、装置又はソフトウェア既定の撮像位置及び撮像範囲と実際のウェル12の位置及び範囲との誤差により、有効な撮像範囲が狭くなるという問題がある。図2及び3を参照して、この問題を詳細に説明する。図2に示すマイクロプレート10の任意のウェル12に注目する。ウェル12の中心は、マイクロプレート10の位置決め点Oを基準として、X方向の位置がX1であり、Y方向の位置がY1である場所に位置する。しかしながら、実際には上述したように、X方向及びY方向のそれぞれに±700μm程度のX方向の位置誤差ΔX及びY方向の位置誤差ΔYが存在する。一方で、従来型のHCA装置では、マイクロプレート10の規定された寸法情報において、ウェル12の撮像範囲を決定することが一般的であるため、図3に示すように設定上のウェル12の範囲R1と実際のウェル12の範囲R2とでは寸法誤差分の差異が生じる。このため、有効な撮像範囲は、設定上のウェル12の範囲R1と実際のウェル12の範囲R2とが重なった部分のみとなり、計測の効率の悪化を招いてしまう。有効な撮像範囲を拡大するには、設定上のウェル12の範囲R1を拡大することも考えられるが、その場合、実際のウェル12の範囲R2外の撮像範囲が増えてしまうため、計測のスループットの低下を招いてしまう。以下、図4及び5を参照して説明する第1の動作は、かかる問題に対処するためのものである。
ステップS100:マイクロプレート把持部20にマイクロプレート10を設置する。
ステップS101:情報処理装置50の制御部52が出力した信号に基づいて、XYステージ30がユーザによって適宜指定された一つ目のウェル像撮像位置に移動する。なお、1回で撮像されるウェル12の数は1つであってもよく、或いは複数であってもよい。
ステップS102:制御部52が出力した信号に基づいて、ウェル撮像用対物レンズ40が撮像に用いられる対物レンズとして選択される。
ステップS103:制御部52が出力した信号に基づいて、ウェル撮像用対物レンズ40がウェル12を明瞭に撮像可能な位置に移動する。ここで、「明瞭」とは、例えばウェル12の中心位置を十分に精度良く算出できる程度を意味する。なお、ウェル12を明瞭に撮像可能な位置とは、必ずしも単一のウェル12を明瞭に撮像可能な位置には限られず、複数のウェル12を明瞭に撮像可能な位置であってもよいが、これに限定されない。
ステップS104:制御部52が出力した信号に基づいて、透過照明48が点灯し、カメラ46がウェル撮像用対物レンズ40及び顕微鏡44を介してウェル12の画像を撮像する。そして、制御部52が出力した信号に基づいて、カメラ46がウェル12の画像を記憶部54に送信する。撮像が終了したら、制御部52が出力した信号に基づいて、透過照明48が消灯する。
ステップS105:制御部52は、ユーザによって既定された全てのウェル12が撮像されたか否かを判断する。全てのウェル12が撮像されたと判断されなかった場合、プロセスはステップS106に進む。一方で、全てのウェル12が撮像されたと判断された場合、プロセスはステップS107に進む。
ステップS106:プロセスがステップS105から本ステップに進んだ場合、制御部52が出力した信号に基づいて、XYステージ30がユーザによって指定された次のウェル像撮像位置に移動する。その後、プロセスはステップS103に戻る。
なお、ステップS103乃至S106において、全てのウェル12が撮像される代わりに、複数のウェル12のうち一部のウェル12のみが撮像されてもよい。この場合、制御部52は、後述するステップS107において、一部のウェル12の位置を示す情報から残りのウェル12の位置を算出する。
ステップS107:プロセスがステップS105から本ステップに進んだ場合、制御部52は、任意の画像解析の技術を用いて、記憶部54に格納された全てのウェル12の画像から各ウェル12の基準位置に相当する中心位置を算出する。そして、制御部52は、算出された各ウェル12の中心位置を示す情報を記憶部54に格納する。ここで、ウェル12の中心位置は、ウェル12の画像が撮像されたXYステージ30の位置を示す情報も用いて、マイクロプレート把持部20の基準位置に対する座標として、より具体的にはマイクロプレート把持部20の基準位置を原点とした座標として算出される。
ステップS108:制御部52は、ユーザによって適宜入力された設定に基づいて、マイクロプレート10の傾き補正を実行するか否かを判断する。マイクロプレート10の傾き補正を実行すると判断された場合、プロセスはステップS109に進む。一方で、マイクロプレート10の傾き補正を実行すると判断されなかった場合、プロセスはステップS114に進む。
ステップS109:プロセスがステップS108から本ステップに進んだ場合、制御部52は、ステップS107で算出されたウェル12の基準位置に相当する中心位置に基づいて、マイクロプレート把持部20に対するマイクロプレート10の鉛直方向を軸とする回転方向のずれに相当するプレート傾き角θを算出する。具体的には、制御部52は、図5に示すように、ユーザによって適宜設定された代表的な2つ以上のウェル(図中、斜線で示す)の中心位置に基づいて、マイクロプレート把持部20のX方向(すなわち、装置のX方向)に対するマイクロプレート10のプレート傾き角θを算出する。そして、制御部52は、算出されたプレート傾き角θを示す情報を記憶部54に格納する。なお、代表的な2つのウェルとしては、例えばマイクロプレート10の同じ行に位置する複数のウェル12のうちウェル間の距離が最も長い2つのウェルが選択されてもよい。
ステップS110:制御部52は、ユーザによって指定された撮像対象のウェル12及び当該ウェル12内の撮像範囲、並びに記憶部54に格納された当該ウェル12の中心位置を示す情報に基づいて、細胞撮像範囲を決定する。例えば、ステップS107で算出されたウェル12の中心位置と当該中心位置に対する任意の形状(四角形等)の撮像範囲とについて、XY座標の原点をずらすことによって、細胞撮像範囲が決定される。なお、細胞撮像範囲は、マイクロプレート10の寸法情報が用いられてもよく、或いはステップS104で撮像されたウェル12の画像から算出されてもよい。
ステップS111:制御部52が出力した信号に基づいて、細胞撮像用対物レンズ42が撮像に用いられる対物レンズとして選択される。
ステップS112:制御部52が出力した信号に基づいて、透過照明48が点灯し、カメラ46が細胞撮像用対物レンズ42及び顕微鏡44を介して、ステップS110で決定された細胞撮像範囲において細胞の撮像を実行する。
ステップS113:制御部52は、ステップS109で算出された回転方向のずれに相当するプレート傾き角θに基づいて、ステップS112で撮像された細胞の画像の回転補正を実行する。具体的には、制御部52は、ステップS112で撮像された細胞の画像に対して、ステップS109で算出されたプレート傾き角θを相殺するような回転補正を実行する。その後、プロセスは終了する。
ステップS114:プロセスがステップS108から本ステップに進んだ場合、ステップS110と同様にして、細胞撮像範囲が決定される。
ステップS115:ステップS111と同様にして、細胞撮像用対物レンズ42が撮像に用いられる対物レンズとして選択される。
ステップS116:ステップS112と同様にして、細胞の撮像が実行される。その後、プロセスは終了する。
なお、ステップS114乃至S116に代えて、ステップS108でマイクロプレート10の傾き補正を実行すると判断されなかった場合も、プロセスはステップS109に進み、プレート傾き角θが0度に設定されてもよい。
第1の動作によれば、マイクロプレート10が有するウェル12に収容された細胞を撮像する前に、ウェル12の中心座標を予め算出することができるため、ウェル12の位置誤差が低減する。このため、位置決め用のマーキング等の特殊なマーキングが施されたマイクロプレートではなく、汎用的なマイクロプレート10を用いる場合であっても、細胞の撮像可能範囲を拡大することができる。また、特殊なマーキングが施されたマイクロプレートではなく、汎用的なマイクロプレート10を用いる場合であっても、ウェル12の位置の補正が可能となる。
(観察システムの第2の動作)
図6乃至8を参照して、本実施形態に係る観察システム100の第2の動作を説明する。この動作は、本実施形態に係る観察方法に相当する。
ここで、マイクロプレート10は、ANSI/SLAS規格(ANSI SLAS 1-2004 (R2012))によると、縦横寸法は127.76mm×85.48mmであり、一般的には、樹脂成形材料が用いられている。このような材料の物体を位置決めする際は、従来型のHCA装置では最大100μm程度の位置誤差が生じるのが一般的である。一方で、細胞の大きさは数十μm程度であるので、マイクロプレート10を複数回従来型のHCA装置に設置及び位置決めして測定が行われる場合、ある任意の細胞を同一の細胞として認識することが困難となる。特に、同一の細胞の動きを追跡するようなトラッキング解析が極めて困難となる。図6及び7を参照して、この問題を詳細に説明する。図6を参照して、従来型のHCA装置のXYステージ30上のマイクロプレート把持部20でマイクロプレート10を把持した上で測定を実行した後に、マイクロプレート10を一度取り出して、再びXYステージ30のマイクロプレート把持部20でマイクロプレート10を把持した上で測定を実行する動作を考える。この時、1回目のマイクロプレート10の把持状態10-1と2回目のマイクロプレート10の把持状態10-2とでは、上述したように最大100μm程度の位置誤差が生じる。これに加えて、回転方向にも位置誤差が生じる。この時、図7に示すように、1回目のウェル12の位置12-1と2回目のウェル12の位置12-1との誤差に伴って、そのウェル12内の細胞の位置も、XY方向及び回転方向の位置誤差の角度において1回目の計測位置60-1と2回目の計測位置60-2とでは誤差が生じる。なお、上述した説明では便宜上1回目及び2回目を説明したが、それ以降の計測でも同様の問題が生じる。すなわち、従来型のHCA装置からマイクロプレート10を取り出して複数回計測が実行される場合、計測の度に細胞の位置はXY方向及びその角度に誤差が生じる。以下、図8を参照して説明する第2の動作は、かかる問題に対処するためのものである。
ステップS200:ステップS100と同様にして、マイクロプレート10を設置する。
ステップS201:ステップS101と同様にして、XYステージ30が一つ目のウェル像撮像位置に移動する。
ステップS202:ステップS102と同様にして、ウェル撮像用対物レンズ40が撮像に用いられる対物レンズとして選択される。
ステップS203:ステップS103と同様にして、ウェル撮像用対物レンズ40がウェルを明瞭に撮像可能な位置に移動する。
ステップS204:ステップS104と同様にして、ウェル12の画像が撮像される。
ステップS205:ステップS105と同様にして、全てのウェル12が撮像されたか否かが判断される。全てのウェル12が撮像されたと判断されなかった場合、プロセスはステップS206に進む。一方で、全てのウェル12が撮像されたと判断された場合、プロセスはステップS207に進む。
ステップS206:プロセスがステップS205から本ステップに進んだ場合、ステップS106と同様にして、XYステージ30が次のウェル像撮像位置に移動する。その後、プロセスはステップS203に戻る。
ステップS207:プロセスがステップS205から本ステップに進んだ場合、ステップS107と同様にして、各ウェル12の基準位置に相当する中心位置が算出される。
ステップS208:ステップS108と同様にして、マイクロプレート10の傾き補正を実行するか否かが判断される。マイクロプレート10の傾き補正を実行すると判断された場合、プロセスはステップS209に進む。一方で、マイクロプレート10の傾き補正を実行すると判断されなかった場合、プロセスはステップS214に進む。
ステップS209:プロセスがステップS208から本ステップに進んだ場合、ステップS109と同様にして、回転方向のずれに相当するプレート傾き角θが算出される。
ステップS210:ステップS110と同様にして、細胞撮像範囲が決定される。
ステップS211:ステップS111と同様にして、細胞撮像用対物レンズ42が撮像に用いられる対物レンズとして選択される。
ステップS212:ステップS112と同様にして、細胞の撮像が実行される。
ステップS213:ステップS113と同様にして、細胞の画像の回転補正が実行される。その後、プロセスはステップS217に進む。
ステップS214:プロセスがステップS208から本ステップに進んだ場合、ステップS110と同様にして、細胞撮像範囲が決定される。
ステップS215:ステップS111と同様にして、細胞撮像用対物レンズ42が撮像に用いられる対物レンズとして選択される。
ステップS216:ステップS112と同様にして、細胞の撮像が実行される。その後、プロセスはステップS217に進む。
ステップS217:プロセスがステップS213又はS216から本ステップに進むと、情報処理装置50の制御部52は、ユーザによって規定された全ての回数の撮像が完了したか否かを判断する。全ての回数の撮像が完了したと判断された場合、プロセスは終了する。一方で、全ての回数の撮像が完了したと判断されなかった場合、プロセスはステップS218に進む。
ステップS218:任意の方法でマイクロプレート把持部20からマイクロプレート10が取り出される。その後、プロセスはステップS200に戻る。
なお、ステップS200乃至S218の繰り返しを、1ループ目、2ループ目、・・・、Nループ目(Nは自然数)と称すると、2ループ目以降のステップS203乃至S206で撮像されるウェル12の数は、1ループ目のステップS203乃至S206で撮像されるウェル12の数よりも少なくてもよい。例えば、1ループ目のステップS203乃至S207によって、各ウェル12の相対的な位置が判明しているので、2ループ目以降のステップS203乃至S206では、少なくとも2つのウェル12が撮像されれば、基準とするウェル12の位置とプレート傾き角θに基づいて、残りのウェル12の中心位置が算出され得る。
第2の動作によれば、第1の動作と同様の効果が得られると共に、特に、繰り返しマイクロプレート10をHCA装置に設置し撮像する場合において、位置の再現性が向上する。
以上、本開示を諸図面及び実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形及び改変を行ってもよいことに注意されたい。したがって、これらの変形及び改変は本開示の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各構成部又は各ステップ等に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の構成部又はステップ等を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。
一変形例として、第1の撮像部と第2の撮像部とは、上述した実施形態のように同一の撮像系ではなく、異なる撮像系であってもよい。例えば、第1の撮像部と第2の撮像部とは、上述した実施形態における顕微鏡44を共有する代わりに、ウェル12の位置を数μmで特定可能な分解能を有し、各ウェル12の位置の校正が十分に取れ、XYステージ30の駆動範囲に入っている限り、別々の顕微鏡を有してもよい。このように、第1の撮像部と第2の撮像部とを異なる撮像系とすることで、各々の撮像目的に特化した撮像系を選択することができる。例えば、第1の撮像系は、一度にマイクロプレート全体を撮像できるマクロカメラとし、第2の撮像系は、顕微鏡とすることで、位置補正用の第1の撮像は短い時間で実施し、サンプル撮像用の第2の撮像は分解能良く撮像することができる。
また、一変形例として、第1の撮像部は、上述した実施形態における顕微鏡44に限定されず、例えばマイクロプレート10全体を1枚の画像で撮像可能なカメラ46であってもよく、或いはポリゴンミラー又はガルバノミラーを用いたスキャナであってもよい。
また、一変形例として、第1の撮像部は、上述した実施形態における顕微鏡44及び透過照明48に限定されず、汎用的なマイクロプレート10のウェル12の画像を明瞭に撮像可能であり、ウェル12の画像をデジタル化可能である光学顕微鏡であれば、任意の光学顕微鏡を含んでもよい。例えば、第1の撮像部は、落射顕微鏡又は反射顕微鏡を含んでもよい。
また、一変形例として、第2の撮像部は、上述した実施形態における顕微鏡44及び透過照明48に限定されず、観察対象が撮像可能であり、観察対象の画像をデジタル化可能である光学顕微鏡であれば、任意の光学顕微鏡を含んでもよい。例えば、第2の撮像部は、位相差顕微鏡、微分干渉顕微鏡、レリーフコントラスト顕微鏡、蛍光顕微鏡、共焦点顕微鏡、多光子顕微鏡、全反射照明蛍光顕微鏡、OCT顕微鏡、SIM(Structure Illumination)顕微鏡、局在化顕微鏡、又はOptical Photon Re-assignmentを利用した超解像顕微鏡を含んでもよい。
また、一変形例として、例えば汎用のコンピュータを、上述した実施形態に係る情報処理装置50として機能させる実施形態も可能である。具体的には、上述した実施形態に係る情報処理装置50の各機能を実現する処理内容を記述したプログラムを、汎用のコンピュータのメモリに格納し、プロセッサによって当該プログラムを読み出して実行させる。したがって、本実施形態に係る発明は、プロセッサが実行可能なプログラム、又は当該プログラムを記憶する非一時的なコンピュータ可読媒体としても実現可能である。
本開示は、CV8000、CQ1等の、マイクロプレートに播種した細胞の画像を撮像し、細胞の画像に対して画像解析を行うことによって細胞の特性を測定及び評価するHCA装置に適用可能であるが、これらに限られない。
100 観察システム
10 マイクロプレート(観察容器)
12 ウェル(観察対象収容区画)
20 マイクロプレート把持部(把持部)
30 XYステージ(駆動部)
40 ウェル撮像用対物レンズ
42 細胞撮像用対物レンズ
44 顕微鏡
46 カメラ
48 透過照明
50 情報処理装置
52 制御部
54 記憶部

Claims (10)

  1. 少なくとも1つの観察対象収容区画を有する観察容器と、
    前記観察容器を把持する把持部と、
    前記把持部に結合され、前記把持部ごと前記観察容器を水平移動させる駆動部と、
    前記観察対象収容区画を撮像する第1の撮像部と、
    制御部を有する情報処理装置と、
    を備え、
    前記制御部は、前記第1の撮像部によって撮像された前記観察対象収容区画の画像に基づいて、前記把持部の基準位置に対する前記観察対象収容区画の基準位置を算出する、観察システム。
  2. 前記観察対象収容区画内に収容された観察対象を撮像する第2の撮像部を更に備え、
    前記制御部は、算出された前記基準位置に基づいて、前記第2の撮像部に前記観察対象の撮像を更に実行させる、請求項1に記載の観察システム。
  3. 前記観察容器が複数の観察対象収容区画を有する場合において、
    前記制御部は、前記把持部の基準位置に対する前記複数の観察対象収容区画の基準位置に基づいて、前記把持部に対する前記観察容器の鉛直方向を軸とする回転方向のずれを更に算出し、算出された前記回転方向のずれに基づいて、前記第2の撮像部によって撮像された前記観察対象の画像に対して回転補正を更に実行させる、請求項2に記載の観察システム。
  4. 前記第1の撮像部と前記第2の撮像部とは異なる撮像系である、請求項2又は3に記載の観察システム。
  5. 前記第1の撮像部と前記第2の撮像部とは同一の撮像系であって、前記第1の撮像部は、前記第2の撮像部よりも撮像倍率が低い、請求項2又は3に記載の観察システム。
  6. 前記第1の撮像部は、顕微鏡と透過照明とを含む、請求項2乃至5の何れか一項に記載の観察システム。
  7. コンピュータを、
    請求項1乃至6の何れか一項に記載の情報処理装置として機能させるためのプログラム。
  8. 情報処理装置が実行する方法であって、
    観察容器が有する少なくとも1つの観察対象収容区画の画像に基づいて、前記観察容器を把持する把持部の基準位置に対する前記観察対象収容区画の基準位置を算出することを含む、観察方法。
  9. 算出された前記基準位置に基づいて、前記観察対象収容区画内に収容された観察対象の撮像を実行することを更に含む、請求項8に記載の観察方法。
  10. 前記観察容器が複数の観察対象収容区画を有する場合において、
    前記把持部の基準位置に対する前記複数の観察対象収容区画の基準位置に基づいて、前記把持部に対する前記観察容器の鉛直方向を軸とする回転方向のずれを算出すること、及び算出された前記回転方向のずれに基づいて、撮像された前記観察対象の画像に対して回転補正を実行することを更に含む、請求項9に記載の観察方法。
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