JP2023018730A - アンプ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】自装置において行われるスイッチング動作が原因となって入力される音声信号にノイズ成分が重畳することを抑制できるアンプ装置を提供する。【解決手段】入力された音声信号を増幅してスピーカに出力するアンプ装置は、スイッチング動作を行うスイッチング素子を含む内部デバイスと、前記スイッチング動作のスイッチング周波数を制御する制御部と、を備える。前記制御部は、入力された音声信号に含まれるノイズ成分の大きさに基づいて、スイッチング周波数を切り替える制御を行う。【選択図】図3
Description
本発明はアンプ装置に関する。
従来、DC-DCコンバータが備えるスイッチング回路が、ラジオ受信機にとって、受信した音声信号に雑音を発生させるノイズ源となることが知られている(例えば、特許文献1参照)。
本体機器(例えばオーディオ機器)に対して、オプションとして外付けのアンプ装置が接続されることがある。このような外付けのアンプ装置の中には、本体機器と通信できないものがある。本体機器と通信できないアンプ装置は、本体機器において選択されている音源のモード(例えば、AMラジオ、FMラジオ、CD等)が何であるかを判別することができない。
通信を利用して音源のモードが何であるかを判別できない場合、アンプ装置が備える内部デバイスで利用されるスイッチング周波数を、音源のモードを考慮した適切な周波数に調整することができない。例えば、スイッチング周波数を、ラジオ放送波との干渉を避けることができる周波数に設定することができない。この結果、内部デバイスの利用が原因となって、音声信号にノイズ成分が重畳する事態が生じることがある。
本発明は、上記の点に鑑み、自装置において行われるスイッチング動作が原因となって音声信号にノイズ成分が重畳することを抑制できるアンプ装置を提供することを目的とする。
例示的な本発明のアンプ装置は、入力された音声信号を増幅してスピーカに出力するアンプ装置であって、スイッチング動作を行うスイッチング素子を含む内部デバイスと、前記スイッチング動作のスイッチング周波数を制御する制御部と、を備える。前記制御部は、入力された音声信号に含まれるノイズ成分の大きさに基づいて、スイッチング周波数を切り替える制御を行う。
例示的な本発明のアンプ装置によれば、自装置において行われるスイッチング動作が原因となって音声信号にノイズ成分が重畳することを抑制できる。
以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
<1.音響システム>
図1は、本発明の実施形態に係る音響システム100の構成を示すブロック図である。図1に示すように、音響システム100は、アンテナ1と、メインユニット2と、アンプ装置3と、スピーカ4と、を備える。本実施形態において、音響システム100は、好ましい形態として、自動車等の車両に搭載される車載音響システムである。ただし、音響システム100は、車両に搭載されなくてもよく、例えば車両以外の移動体に搭載されたり、建物の室内に配置されたりしてもよい。
図1は、本発明の実施形態に係る音響システム100の構成を示すブロック図である。図1に示すように、音響システム100は、アンテナ1と、メインユニット2と、アンプ装置3と、スピーカ4と、を備える。本実施形態において、音響システム100は、好ましい形態として、自動車等の車両に搭載される車載音響システムである。ただし、音響システム100は、車両に搭載されなくてもよく、例えば車両以外の移動体に搭載されたり、建物の室内に配置されたりしてもよい。
アンテナ1は、放送波を受信するアンテナである。本実施形態では、放送波には、ラジオ放送波が含まれる。ただし、放送波には、ラジオ放送に加えてテレビ放送波が含まれてもよい。本実施形態において、ラジオ放送にはAM(Amplitude Modulation)放送とFM(Frequency Modulation)放送とが含まれる。アンテナ1には、AM放送用のアンテナと、FM放送用のアンテナとが含まれる。
メインユニット2は、音響システム100の主たる部分であり、ユーザが操作する操作部(不図示)を有する部分である。本実施形態では、メインユニット2は、車両に搭載される車載機器であり、例えばダッシュボードに配置される。メインユニット2は、詳細には、オーディオ装置、オーディオ一体型のナビゲーション装置、ディスプレイオーディオ等であってよい。
本実施形態において、メインユニット2は、音源のモードとして、AMラジオ放送、FMラジオ放送、CD(Compact Disc)、および、接続デバイスを選択可能に設けられる。接続デバイスは、例えばBluetooth(登録商標)等の通信手段を用いて音楽データを送信可能な機器であり、例えばスマートフォン、タブレット、又は、携帯型音楽プレーヤ等である。なお、メインユニット2は、ラジオ放送のみを音源のモードとして選択できる構成であってもよい。
本実施形態のメインユニット2には、ラジオチューナ(不図示)が含まれる。メインユニット2においては、モードの選択によりAMラジオ放送又はFMラジオ放送が選択されると、アンテナ1で受信したラジオ放送のラジオ信号が、ラジオチューナにより処理される。そして、メインユニット2は、ユーザにより選局されたチャンネルの復調された音声信号(復調音声信号)をアンプ装置3に出力する。換言すると、メインユニット2は、ラジオ受信機としての機能を持っている。アンプ装置3は、音声信号として、ラジオ受信機により復調された音声信号が入力可能に設けられている。
また、本実施形態のメインユニット2には、CDや接続デバイスに保存される音楽データ等を再生可能に設けられるメディアプレーヤ(不図示)が含まれる。メインユニット2においては、モードの選択によりCD又は接続デバイスが選択されると、メディアプレーヤによりCD等に保存されるデータの再生(復調)が行われる。メインユニット2は、メディアプレーヤにより再生された音声信号をアンプ装置3に出力する。すなわち、アンプ装置3は、音声信号としてメディアプレーヤにより再生された音声信号が入力可能に設けられている。
アンプ装置3は、メインユニット2と電気的に接続され、メインユニット2から音声信号を入力される。アンプ装置3は、入力された音声信号を増幅してスピーカ4に出力する。本実施形態において、アンプ装置3は外付けのアンプ装置である。アンプ装置3は、例えば、メインユニット2に対してオプションとして追加される外部アンプである。アンプ装置3は、例えば、メインユニット2に対して想定されているスピーカの数よりもスピーカの数を増やす場合等に追加される。アンプ装置3は、オーディオ用アンプである。本実施形態において、アンプ装置3は、メインユニット2と通信不能であり、メインユニット2において選択されている音源のモードの情報を、メインユニット2から取得することはできない。すなわち、アンプ装置3は、メインユニット2において選択されている音源のモードが何であるか不明な状態である。
スピーカ4は、アンプ装置3と電気的に接続される。本実施形態において、スピーカ4は、車両の適所に配置される。スピーカ4の数は、単数でも複数でもよい。スピーカ4の数が複数である場合、アンプ装置3の数も複数であってよい。
図2は、アンテナケーブル5とスピーカ出力ケーブル6との関係を示す模式図である。アンテナケーブル5は、アンテナ1とメインユニット2とを接続する同軸ケーブルである。スピーカ出力ケーブル6は、アンプ装置3とスピーカ4とを接続する(+)と(-)とが対になったケーブルである。
詳細は後述するように、アンプ装置3は、スイッチング動作を行うスイッチング素子を含む内部デバイスを備える。このような構成では、スピーカ出力ケーブル6からスイッチング動作に由来する電磁波(スイッチング周波数と同じ周波数またはその高次周波数の電磁波)が輻射されてしまう。そして、音響システム100が車両に搭載される場合、車両の構造上、配線スペースを十分に確保することができない等の理由により、アンテナケーブル5とスピーカ出力ケーブル6とを、図2に示すように近くに配置せざるを得ないことがある。
このために、車両においては、アンテナケーブル5とスピーカ出力ケーブル6との距離を十分に確保できず、スピーカ出力ケーブル6から輻射される上述の電磁波が、アンテナケーブル5を伝送されるラジオ信号に影響を及ぼすことがある。特に、スイッチング周波数、或いは、スイッチング周波数(基本周波数)の整数倍の周波数(高次周波数)が、ラジオ信号の周波数に近い場合に、上述したスイッチング動作由来の電磁波の影響が出て、ラジオ信号を復調した音声信号(復調音声信号)にノイズが生じる傾向がある。本実施形態では、特に、メインユニット2においてAM放送が音源のモードとして選択されている場合において、上述のノイズが生じる。本実施形態のアンプ装置3は、詳細は後述するように、このようなノイズの発生を抑制する仕組みを備える。
<2.アンプ装置>
図3は、本発明の実施形態に係るアンプ装置3の構成を示すブロック図である。なお、図3において、実線は音声信号の流れを示し、一点鎖線は制御信号の流れを示す。また、図3においては、実施形態の特徴を説明するために必要な内容のみを示している。
図3は、本発明の実施形態に係るアンプ装置3の構成を示すブロック図である。なお、図3において、実線は音声信号の流れを示し、一点鎖線は制御信号の流れを示す。また、図3においては、実施形態の特徴を説明するために必要な内容のみを示している。
図3に示すように、アンプ装置3は、スイッチング電源31と、スイッチングアンプ32と、制御部33と、を備える。スイッチング電源31およびスイッチングアンプ32は、スイッチング動作を行うスイッチング素子を含む内部デバイスである。すなわち、アンプ装置3は、スイッチング素子を含む内部デバイス31、32と、制御部33とを備える。アンプ装置3は、音響DSP(Digital Signal Processor)34と、比較部35と、をさらに備える。
スイッチング電源31は、アンプ装置3における電力の供給源として機能する。スイッチング電源31は、直流電源の電圧を変換するDC-DCコンバータを備える。本実施形態のDC-DCコンバータは、公知のスイッチングレギュレータ方式のDC-DCコンバータであり、スイッチング動作を行うスイッチング素子を含む。スイッチング素子は、例えばFET(Field Effect Transistor)を用いることができるが、これに限られず、その他の種類のスイッチング素子であってもよい。
スイッチングアンプ32は、デジタルパワーIC(Integrated Circuit)で構成される。本実施形態において、スイッチングアンプ32は、いわゆるD級アンプおよびクラスDアンプと同義である。スイッチングアンプ32は、音響DSP34から出力される音声信号を増幅してスピーカ4に出力する。スイッチングアンプ32は、PWM(Pulse Width Modulation)処理された信号をスイッチング素子でスイッチング増幅を行い、増幅された信号をローパスフィルタによってアナログ信号に復調する。
このようなスイッチングアンプ32は、公知の構成であってよく、以上の説明からわかるように、スイッチング動作を行うスイッチング素子を含む。スイッチング素子は、例えばFETを用いることができるが、これに限られず、その他の種類のスイッチング素子であってもよい。また、PWMの代わりにPFM(パルス周波数変調:pulse frequency modulation)やPDM(パルス密度変調: pulse density modulation)、Δ・Σ(デルタ・シグマ)変調など他のパルス変調方式を用いたものでもよい。なお、本実施形態では、スイッチング動作のスイッチング周波数は、PWM等のパルス変調を行うときの搬送波周波数(キャリア周波数)を意味する。
制御部33は、アンプ装置3の全体を統括的に制御するコントローラ(例えばマイコン)である。制御部33は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、および、ROM(Read Only Memory)等を含んで構成される。本実施形態において、制御部33は、上述したスイッチング動作のスイッチング周波数を制御する。すなわち、制御部33は、スイッチング電源31のスイッチング周波数と、スイッチングアンプ32のスイッチング周波数とを制御する。制御部33は、入力された音声信号に含まれるノイズ成分の大きさに基づいて、スイッチング周波数を切り替える制御を行う。これらのスイッチング周波数の制御の詳細については後述する。
音響DSP34は、入力された音声信号に音響処理を施す。詳細には、音響DSP34には、メインユニット2にて復調(再生)された音声信号が入力される。音響DSP34は、当該復調された音声信号に音響処理を施す。音響DSP34は、例えば、音声信号のサンプルレートの変換や周波数特性の調整等の音響処理を行う。音響DSP34による音響処理は、公知の構成で実現されてよい。なお、音響DSP34には、デジタル化された音声信号が入力される。また、音響DSP34で処理を施された音声信号は、スイッチングアンプ32および比較部35に出力される。
比較部35は、各スイッチング周波数時の音声信号に含まれるノイズ成分を比較可能に設けられている。ここでいう音声信号は、アンプ装置3に入力される復調された音声信号である。比較部35は、メインユニット2においてAM放送が音源のモードとして選択されている場合において、ノイズの発生を抑制するための仕組みを構成する要素である。比較部35の機能の詳細については後述する。なお、比較部35は、例えばDSPとして構成されてよい。また、比較部35は、音響DSP34に含まれる構成であったり、制御部33に含まれる構成であったりしてよい。
<3.アンプ装置におけるノイズ抑制動作>
図4は、本実施形態のアンプ装置3におけるノイズ抑制動作の動作例を示すフローチャートである。図4を参照して、アンプ装置3におけるノイズ抑制動作について説明する。なお、ここでいうノイズは、内部デバイス31、32のスイッチング動作に由来して生じるノイズのことである。図4に示すノイズ抑制動作は、例えば、メインユニット2の電源がオンされた時点で開始される。図4に示す例では、一例として、内部デバイスであるスイッチング電源31とスイッチングアンプ32とが同じスイッチング周波数で動作することとする。
図4は、本実施形態のアンプ装置3におけるノイズ抑制動作の動作例を示すフローチャートである。図4を参照して、アンプ装置3におけるノイズ抑制動作について説明する。なお、ここでいうノイズは、内部デバイス31、32のスイッチング動作に由来して生じるノイズのことである。図4に示すノイズ抑制動作は、例えば、メインユニット2の電源がオンされた時点で開始される。図4に示す例では、一例として、内部デバイスであるスイッチング電源31とスイッチングアンプ32とが同じスイッチング周波数で動作することとする。
ステップS1では、比較部35がアンプ装置3に入力された音声信号(復調音声信号)がAM放送の音声信号であるか否かを監視する。入力された音声信号がAM放送の復調音声信号である場合、FM放送やCDの復調音声信号である場合に比べて、高周波帯域の成分が出ない。なお、ここでは、ラジオ放送がHDラジオ方式のラジオ放送でないことを想定する。例えば、AM放送の復調音声信号の場合、4kHz程度までの成分しか出ない。一方、FM放送やCDの復調音声信号は、10kHzを超える周波数帯域の成分が出る。このために、入力された復調音声信号に含まれる高域側の成分に注目することで、復調音声信号がAM放送の音声信号であるか否かを判定することができる。
なお、ラジオ放送の受信感度が悪い弱電界である場合には、入力された音声信号がAM放送の復調音声信号である場合でも、本来のAM放送の復調音声信号の周波数帯域を超えてノイズが生じることがある。このために、弱電界である場合には、例えば、ステップS1の処理の実行を待機する構成等としてよい。例えば、電波の電界強度が所定の閾値より小さい場合に、弱電界であると判定されてよい。
入力された音声信号がAM放送の復調音声信号であると判定された場合(ステップS1でYes)、次のステップS2に処理が進められる。一方、入力された音声信号がAM放送の復調音声信号でないと判定された場合(ステップS1でNo)、以下に示す、内部デバイス31、32のスイッチング周波数を決める周波数決定処理を行う必要がないために、ステップS1の監視が続けられる。
なお、スイッチング周波数の変更処理が不要である理由は、AM放送の音声信号以外の音声信号では、スイッチ動作に由来するノイズの発生を無視できるレベルであるためである。すなわち、本実施形態では、スイッチング周波数を決める周波数決定処理は、音声信号がAM放送の音声信号であると判定された場合に実行される。このように構成することで、ノイズ対策が必要な場合に絞って周波数決定処理を行う構成とすることができ、アンプ装置3における処理負担を低減することができる。
ステップS2では、比較部35が、内部デバイス31、32のスイッチング周波数が第1スイッチング周波数である場合における、復調音声信号のノイズの監視を開始する。当該監視の開始により、比較部35は、入力される復調音声信号を処理してスイッチング周波数が第1スイッチング周波数である場合のノイズレベルを求める処理を行う。本実施形態では、第1スイッチング周波数は、デフォルトで設定されたスイッチング周波数であり、ステップS2の処理を行うに際してスイッチング周波数の切り替えは特に行われていない。また、単なる例示であるが、第1スイッチング周波数は500kHzとすることができる。第1スイッチング周波数でのノイズの監視が開始されると、次のステップS3に処理が進められる。
ステップS3では、比較部35が、第1スイッチング周波数でのノイズの監視が開始されてから所定期間が経過した否かを監視する。換言すると、第1スイッチング周波数でのノイズの監視は所定期間行われる。所定期間は、実験やシミュレーションにより決められてよい。所定期間は、例えば数秒でもよいし、数分であってもよい。所定期間が経過した場合(ステップS3でYes)、次のステップS4に処理が進められる。
ステップS4では、比較部35が、内部デバイス31、32のスイッチング周波数が第2スイッチング周波数である場合における、復調音声信号のノイズの監視を開始する。当該監視の開始により、比較部35は、入力される復調音声信号を処理してスイッチング周波数が第2スイッチング周波数である場合のノイズレベルを求める処理を行う。なお、本実施形態では、ステップS4の処理を行うに際して、比較部35と信号のやり取りを行う制御部33の指令により、内部デバイス31、32におけるスイッチング周波数の切り替えが行われる。第2スイッチング周波数でのノイズの監視が開始されると、次のステップS5に処理が進められる。
なお、第2スイッチング周波数は、第1スイッチング周波数とは異なる周波数であり、且つ、第1スイッチング周波数と互いに素の関係にある周波数である。第2スイッチング周波数は、例えば第1スイッチング周波数が500kHzである場合に、450kHzであってよい。この例では、第2スイッチング周波数は、第1スイッチング周波数よりも小さいが、第1スイッチング周波数よりも大きくてもよい。第1スイッチング周波数と第2スイッチング周波数との差は、20kHz以上であることが好ましい。
また、本実施形態において、第1スイッチング周波数と第2スイッチング周波数とは、それぞれ、AM放送の放送周波数帯域に含まれる特定周波数の放送波の音声信号に対してノイズ源となる可能性が高い周波数である。第1スイッチング周波数と第2スイッチング周波数とで、前述の特定周波数は異なる。また、本実施形態では、好ましい形態として、AM放送の受信が行われている際に第1スイッチング周波数と第2スイッチング周波数とが切り替えられても、当該切り替え自体が原因となって異音等のノイズが生じない構成になっている。
ステップS5では、比較部35が、第2スイッチング周波数でのノイズの監視が開始されてから所定期間が経過した否かを監視する。換言すると、第2スイッチング周波数でのノイズの監視は所定期間行われる。この所定期間は、第1スイッチング周波数の場合における所定期間(ステップS3の所定期間)と同じである。所定期間が経過した場合(ステップS5でYes)、次のステップS6に処理が進められる。
なお、復調音声信号にノイズ成分が多い場合には、所定期間は短い時間とし、スイッチング周波数の切り替え頻度を多くすることが好ましい。このように構成することで、元々の音源に重畳ノイズに似た成分が存在する場合において、ノイズでないものをノイズと誤認識する可能性を低減することができる。所定期間は、適宜変更することができる構成であってよい。
ステップS6では、比較部35が、内部デバイス31、32のスイッチング周波数を第1スイッチング周波数とした場合のノイズレベルと、第2スイッチング周波数とした場合のノイズレベルとを比較し、ノイズレベルの大小を判定する。比較するノイズレベルは、例えば、上述の所定期間の時間平均であってよい。ノイズレベルの比較判定が完了すると、次のステップS7に処理が進められる。
ステップS7の処理の説明の前に、図5を参照して、ステップS6に示すノイズレベルの比較判定の詳細な処理例について説明する。図5は、ノイズレベルの比較判定の処理例を示すフローチャートである。図5は、図4のステップS6の詳細例を示すフローチャートである。
ステップS61では、比較部35は、内部デバイス31、32のスイッチング周波数を第1スイッチング周波数とした場合と、第2スイッチング周波数とした場合との間に差があるか否かを判定する。ノイズレベルに差があるか否かは、例えば、2つのノイズレベルの差の絶対値が所定の閾値以上であるか否かを判定すればよい。差の絶対値が所定の閾値以上であれば、ノイズレベルに差があると判定できる。所定の閾値は、例えば実験等により適宜決定される値であってよい。ノイズレベルに差があると判定された場合、次のステップS62に処理が進められる。ノイズレベルに差がないと判定された場合、図4に示すステップS2に処理が戻される。
ステップS62では、比較部35は、内部デバイス31、32のスイッチング周波数を第1スイッチング周波数とした場合の方が、第2スイッチング周波数とした場合よりもノイズレベルが小さいか否かを判定する。第1スイッチング周波数とした場合の方が、ノイズレベルが小さい場合(ステップS62でYes)、次のステップS63に処理が進められる。一方、第2スイッチング周波数とした場合の方が、ノイズレベルが小さい場合(ステップS62でNo)、ステップS65に処理が進められる。
ステップS63では、比較部35は、N1=N1+1とする演算処理を行う。ここで、N1は、内部デバイス31、32のスイッチング周波数を第1スイッチング周波数とした場合の方が、第2スイッチング周波数とする場合よりもノイズレベルが小さくなった場合の回数である。N1は、デフォルトにおいてゼロである。N1に関する演算処理が完了すると、次のステップ64に処理が進められる。
ステップS64では、比較部35は、N1が所定回数Xに到達したか否かを判定する。所定回数Xは、ノイズレベルの比較判定の結果をより信頼性が高い判定結果とするために設定された値であって、実験等によって予め決められた値である。所定回数Xは、2以上の自然数であることが好ましい。所定回数Xの値を大きくすることにより、前述の信頼性をより向上することができる。N1が所定回数Xに到達した場合には(ステップS64でYes)、図4のステップS7に処理が進められる。一方、N1が所定回数Xに到達していない場合には(ステップS64でNo)、図4のステップS2に処理が戻される。
ステップS65では、比較部35は、N2=N2+1とする演算処理を行う。ここで、N2は、内部デバイス31、32のスイッチング周波数を第2スイッチング周波数とした場合の方が、第1スイッチング周波数とする場合よりもノイズレベルが小さくなった場合の回数である。N2は、デフォルトにおいてゼロである。N2に関する演算処理が完了すると、次のステップ66に処理が進められる。
ステップS66では、比較部35は、N2が所定回数Xに到達したか否かを判定する。所定回数Xは、ステップS64で説明した値と同じである。N2が所定回数Xに到達した場合には(ステップS66でYes)、図4のステップS7に処理が進められる。一方、N2が所定回数Xに到達していない場合には(ステップS66でNo)、図4のステップS2に処理が戻される。
図4に戻って、ステップS7では、内部デバイス31、32のスイッチング周波数の選択(決定)が行われる。ステップS64でN1=Xとなり、ステップS7に処理が進められた場合には、内部デバイス31、32のスイッチング周波数として、第1スイッチング周波数が選択される。制御部11は、当該スイッチング周波数の決定により、内部デバイス31、32のスイッチング周波数を第1スイッチング周波数に設定する。ステップS66でN2=Xとなり、ステップS7に処理が進められた場合には、内部デバイス31、32のスイッチング周波数として、第2スイッチング周波数が選択される。制御部11は、当該スイッチング周波数の決定に応じて、内部デバイス31、32のスイッチング周波数を第2スイッチング周波数に設定する。なお、スイッチング周波数の選択(決定)が行われると、N1およびN2はゼロに戻される。
以上からわかるように、本実施形態のアンプ装置3においては、所定のタイミングでスイッチング周波数を決める周波数決定処理が行われる。周波数決定処理においては、スイッチング周波数の変更に伴う音声信号(復調音声信号)に含まれるノイズ成分の大きさの変化に基づいてスイッチング周波数が決定される。換言すると、制御部33は、所定のタイミングでスイッチング周波数を切り替える制御を実行する。音声信号に含まれるノイズ成分の大きさの変化に基づいて切り替え後のスイッチング周波数が決定される。このような構成とすれば、所定のタイミングで行われる周波数決定処理により、アンプ装置3が備える内部デバイス31、32のスイッチング周波数を適切な周波数に設定して、音声信号にノイズ成分が重畳することを抑制できる。また、このような構成によれば、アンプ装置において、入力された音声信号の音源(音源のモード)が不明である状態においても、内部デバイス31、32のスイッチング周波数を適切な周波数に設定して、音声信号にノイズ成分が重畳することを抑制できる。また、スイッチング動作に由来してAM放送の音声信号に重畳されるノイズの中には、単音に近いものが含まれたり、不連続なノイズが含まれたりする。本構成の手法によれば、このようなノイズを低減するのに適切なスイッチング周波数に決定することができる。
また、本実施形態の周波数決定処理(切り替え後のスイッチング周波数の決定処理)においては、スイッチング周波数が複数の周波数に切り替えられ、複数の周波数のうち、ノイズ成分を最も小さくする周波数が切り替え後のスイッチング周波数に決定される。このような構成によれば、簡単な制御アルゴリズムによって、音声信号に重畳されるノイズ成分を小さく抑制することができる。なお、スイッチング周波数の切り替えにより得られる複数の周波数のうち、ノイズ成分を切り替え前よりも小さくする周波数が切り替え後のスイッチング周波数に決定される構成としてもよい。
また、本実施形態では、詳細には、アンプ装置3は、第1スイッチング周波数と第2スイッチング周波数とを所定周期で交互に切り替える構成となっている。すなわち、本実施形態では、スイッチング周波数は、予め決められた2種類の周波数の間で切り替えられる構成となっている。ただし、スイッチング周波数は、予め決められた3種類以上の周波数の間で切り替えられる構成としてもよい。また、場合によっては、予め決められた複数の周波数の間での切り替えではなく、スイッチング周波数を連続的にスイープして、音声信号のノイズが小さくなるスイッチング周波数を探索する構成としてもよい。
また、本実施形態のアンプ装置3においては、周波数の切り替えが、所定周期で複数回行われる構成となっている。このような構成とすることで、ノイズ成分を抑制することができるスイッチング周波数をより適切に選択することができる。なお、場合によっては、スイッチング周波数の切り替えを一度行った結果のみによってスイッチング周波数の決定が行われてもよい。
また、本実施形態において、周波数決定処理が行われる所定のタイミングには、音声信号(復調音声信号)がAM放送の音声信号であると判定されたタイミングが含まれる。このような構成とすることで、必要なタイミングに絞って周波数決定処理を行う構成とすることができ、アンプ装置3における処理負担を低減することができる。
なお、以上の説明においては、アンプ装置3に入力される音声が無音でない場合を想定している。ただし、弱電界の場合には、スイッチング動作に由来する電磁波による影響で、アンプ装置3に入力される音声が抑圧されて無音となることが起こり得る。このために、弱電界の場合には、上記と異なる処理を行ってもよい。例えば、弱電界の場合には、スイッチング周波数の切り替えを行った場合に、音声が出力できていると判定されるスイッチング周波数が選択される構成としてよい。また、抑圧により無音となるような場合には、ノイズ成分も抑圧されて小さくなると考えられるので、スイッチング周波数の切り替えを行った場合に、音声が出力できており、且つ、ノイズ成分が大きいと判定されるスイッチング周波数が選択される構成としてもよい。
図4に示すように、内部デバイス31、32のスイッチング周波数が決定されると、ステップS8に処理が進められる。ステップS8では、内部デバイス31、32のスイッチング周波数が先に決定されたスイッチング周波数とされた状態で、比較部35が、復調音声信号のノイズの監視を開始する。比較部35は、入力される復調音声信号を処理してノイズレベルを求める。当該ノイズの監視が開始されると、次のステップ9に処理が進められる。
ステップS9では、比較部35は、求めたノイズレベルが規定値以下であるか否かを判定する。規定値は、ノイズレベルが好ましいレベルである場合と、好ましくないレベルである場合とを切り分ける境界値として決められた値である。規定値を超える場合が、ノイズレベルが好ましくないレベルとなっている状態である。規定値は、予め実験等により適宜決められればよい。
ノイズレベルが規定値以下である場合(ステップS9でYes)、ステップS10に処理が進められる。ノイズレベルが規定値より大きい場合(ステップS9でNo)、ノイズレベルが好ましくないレベルであるために、ステップS2に処理が戻される。ノイズレベルが好ましくないレベルとなる場合として、例えば、メインユニット2において、AM放送の選局対象が変更された場合等が挙げられる。ステップS2に処理が戻されることにより、上述の周波数決定処理が行われ、適切なスイッチング周波数に設定される。
すなわち、本実施形態においては、周波数決定処理が行われる所定のタイミングには、ノイズ成分が所定のノイズレベルよりも大きくなったタイミングが含まれる。このような構成することによって、音声信号にノイズ成分が重畳することを自動的に極力減らすことができる。
ステップS10では、ノイズレベルが好ましいレベルであるために、比較部35は、内部デバイス31、32のスイッチング周波数を、現在設定されているスイッチング周波数に維持することに決定する。当該維持が決定されると、ステップS9に処理が戻され、ノイズレベルの監視が続けられる。
以上においては、アンプ装置3が備えるスイッチング電源31とスイッチングアンプ32との両方について、スイッチング周波数を決定する周波数決定処理が行われる構成とした。ただし、これは例示であり、スイッチング電源31とスイッチングアンプ32とのいずれか一方についてのみ、周波数決定処理が行われる構成としてもよい。また、アンプ装置3がスイッチング動作を行う他の内部デバイスを備える場合には、当該内部デバイスについて、周波数決定処理が行われてもよい。
すなわち、選択周波数決定処理が行われる内部デバイスには、スイッチング電源31およびスイッチングアンプ32のうちの少なくともいずれか一方が含まれてよい。このような構成によれば、スイッチング電源31およびスイッチングアンプ32のうちの少なくともいずれか一方のスイッチング周波数を適切として音声信号にノイズ成分が重畳することを抑制できる。
また、以上では、スイッチング電源31とスイッチングアンプ32とのスイッチング周波数が同じである構成とした。しかし、これは例示であり、スイッチング電源31のスイッチング周波数と、スイッチングアンプ32のスイッチング周波数とは、互いに異なる構成であってもよい。
このように互いのスイッチング周波数が異なる構成の場合には、スイッチング電源31とスイッチングアンプ32とのそれぞれにおいて、上述した周波数決定処理(図4等参照)が行われる構成としてよい。また、別の例として次のようは構成としてもよい。スイッチング電源31とスイッチングアンプ32とのいずれか一方の内部デバイスについて上述した周波数決定処理を行う。これにより、一方の内部デバイスについてスイッチング周波数が決定される。そして、周波数決定処理が行われない他方の内部デバイスについては、一方に対して行われた周波数決定処理の結果に基づいてスイッチング周波数が決定される。一方の内部デバイスに対して周波数決定処理が行われることにより、受信中のAM放送の放送周波数について推定を行うことができる。この放送周波数の推定結果に基づいて、他方の内部デバイスについてスイッチング周波数を決定することができる。
<4.留意事項等>
本明細書中に開示されている種々の技術的特徴は、上記実施形態のほか、その技術的創作の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。すなわち、上記実施形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきであり、本発明の技術的範囲は、上記実施形態の説明ではなく、特許請求の範囲によって示されるものであり、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内に属する全ての変更が含まれると理解されるべきである。また、本明細書中に示される複数の実施形態及び変形例は可能な範囲で適宜組み合わせて実施されてよい。
本明細書中に開示されている種々の技術的特徴は、上記実施形態のほか、その技術的創作の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。すなわち、上記実施形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきであり、本発明の技術的範囲は、上記実施形態の説明ではなく、特許請求の範囲によって示されるものであり、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内に属する全ての変更が含まれると理解されるべきである。また、本明細書中に示される複数の実施形態及び変形例は可能な範囲で適宜組み合わせて実施されてよい。
2・・・メインユニット(ラジオ受信機)
3・・・アンプ装置
4・・・スピーカ
11・・・制御部
31・・・スイッチング電源(内部デバイス)
32・・・スイッチングアンプ(内部デバイス)
3・・・アンプ装置
4・・・スピーカ
11・・・制御部
31・・・スイッチング電源(内部デバイス)
32・・・スイッチングアンプ(内部デバイス)
Claims (8)
- 入力された音声信号を増幅してスピーカに出力するアンプ装置であって、
スイッチング動作を行うスイッチング素子を含む内部デバイスと、
前記スイッチング動作のスイッチング周波数を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、入力された音声信号に含まれるノイズ成分の大きさに基づいて、前記スイッチング周波数を切り替える制御を行う、アンプ装置。 - 前記制御部は、所定のタイミングで前記スイッチング周波数を切り替える制御を実行し、前記音声信号に含まれるノイズ成分の大きさの変化に基づいて切り替え後のスイッチング周波数が決定される、請求項1に記載のアンプ装置。
- 前記切り替え後のスイッチング周波数の決定処理においては、前記スイッチング周波数が複数の周波数に切り替えられ、前記複数の周波数のうち、前記ノイズ成分を前記切り替え前よりも小さくする周波数が前記切り替え後のスイッチング周波数に決定される、請求項2に記載のアンプ装置。
- 前記切り替え後のスイッチング周波数の決定処理においては、前記スイッチング周波数が複数の周波数に切り替えられ、前記複数の周波数のうち、前記ノイズ成分を最も小さくする周波数が前記切り替え後のスイッチング周波数に決定される、請求項2又は3に記載のアンプ装置。
- 前記周波数の切り替えは、所定周期で複数回行われる、請求項3又は4に記載のアンプ装置。
- 前記所定のタイミングには、前記ノイズ成分が所定のノイズレベルよりも大きくなったタイミングが含まれる、請求項2から5のいずれか1項に記載のアンプ装置。
- 前記音声信号としてラジオ受信機により復調された音声信号が入力可能に設けられ、
前記所定のタイミングには、前記音声信号がAM放送の音声信号であると判定されたタイミングが含まれる、請求項2から6のいずれか1項に記載のアンプ装置。 - 前記内部デバイスには、スイッチング電源およびスイッチングアンプのうちの少なくともいずれか一方が含まれる、請求項1から7のいずれか1項に記載のアンプ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021122941A JP2023018730A (ja) | 2021-07-28 | 2021-07-28 | アンプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2021122941A JP2023018730A (ja) | 2021-07-28 | 2021-07-28 | アンプ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023018730A true JP2023018730A (ja) | 2023-02-09 |
Family
ID=85160425
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021122941A Pending JP2023018730A (ja) | 2021-07-28 | 2021-07-28 | アンプ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2023018730A (ja) |
-
2021
- 2021-07-28 JP JP2021122941A patent/JP2023018730A/ja active Pending
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