JP2023016478A - 電力変換装置 - Google Patents

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実 柳沢
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賢 降幡
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Abstract

【課題】二相変調時にコンバータ回路側とインバータ回路側の位相がずれた場合でも、フィルタに流れる電流を抑制でき、装置を大型化せずに電力変換の効率を向上可能な電力変換装置を提供する。【解決手段】電力変換装置1は、三相交流電源91に接続され、三相交流電源91の交流を直流に変換するコンバータ回路Cと、コンバータ回路Cの直流出力端子42a、42bに接続され、コンデンサからなる平滑回路Sと、平滑回路Sの直流端子61a、62bに接続され、平滑回路Sの直流を交流に変換して交流負荷92に出力するインバータ回路Iと、コンバータ回路Cを二相変調方式によりPWM制御するコンバータ制御部12と、インバータ回路Iを二相変調方式によりPWM制御するインバータ制御部13と、を備える。コンバータ制御部12は、インバータ制御部13で用いる二相変調用の二相変調用信号を用いてコンバータ回路Cの二相変調方式によるPWM制御を行う。【選択図】図1A

Description

本発明は、電力変換装置に関する。
特許文献1などにより、非絶縁型の無停電電源装置として機能する電力変換装置が知られている。特許文献1に記載の電力変換装置では、三相交流電源からの交流をコンバータ回路により直流に変換し、更に、この直流をインバータ回路により交流に変換した交流電力と、三相交流電源から直接供給される交流電力とを切り替えることで電力変換装置を無停電電源装置として機能させている。
また、特許文献2などにより、電力の変換効率を向上可能な変調方式として二相変調方式が知られている。
特開2005-253262号公報 特開昭59-139871号公報
ところで、特許文献1に記載の電力変換装置では,変換器により出力されたPWM波形を平滑して正弦波を生成するために、リアクトルおよびコンデンサを用いてACフィルタを作り、このACフィルタの中点と直流部の中点を接続している。したがって、例えば、特許文献1に記載の電力変換装置で二相変調を行うと、二相変調の波形がそのままACフィルタに印加されるため、コンバータ側、インバータ側それぞれのACフィルタのリアクトルおよびコンデンサに多大な電流が流れる。
そこで、二相変調方式を行ってもACフィルタに大きな電圧波形が印加されないようにするために、コンバータ回路のACフィルタにおけるコンデンサとインバータ回路のACフィルタにおけるコンデンサとを接続するとともに、平滑コンデンサをACフィルタのコンデンサの中性点に接続しない構成としている。
しかしながら、上記構成において、インバータ回路の出力電圧に対するコンバータ回路の入力電圧の位相がずれると、ACフィルタのリアクトルおよびコンデンサに多大な電流が流れ得る。よって、電力変換装置で二相変調方式を行う場合には、これらの点に関して改善の余地がある。
そこで、本発明は、二相変調時にインバータ回路の出力電圧に対するコンバータ回路の入力電圧の位相がずれた場合でも、装置を大型化せずに電力変換の効率を向上させることが可能な電力変換装置を提供する。
本実施形態に係る一側面に係る電力変換装置は、
三相交流電源に接続され、前記三相交流電源からの交流を直流に変換するコンバータ回路と、
前記コンバータ回路の直流出力端子に接続され、コンデンサからなる平滑回路と、
前記平滑回路の直流端子に接続され、前記平滑回路からの直流を交流に変換して交流負荷に出力するインバータ回路と、
前記コンバータ回路を二相変調方式によりPWM制御するコンバータ制御部と、
前記インバータ回路を二相変調方式によりPWM制御するインバータ制御部と、
を備え、
前記コンバータ回路およびインバータ回路は、スイッチング素子からなる三相のフルブリッジ回路で構成され、前記コンバータ回路側のフィルタを構成する入力フィルタコンデンサと前記インバータ回路側のフィルタを構成する出力フィルタコンデンサが接続されており、
前記平滑回路の平滑コンデンサは、前記入力フィルタコンデンサ及び前記出力フィルタコンデンサに接続されておらず、
前記コンバータ制御部は、前記インバータ制御部で用いる二相変調用信号を用いて前記コンバータ回路の二相変調方式によるPWM制御を行う。
本発明によれば、インバータ制御部で用いる二相変調用信号を用いてコンバータ回路の二相変調方式によるPWM制御行うことにより、二相変調時にコンバータ回路側とインバータ回路側の位相がずれた場合でも、入力フィルタリアクトル、入力フィルタコンデンサ、出力フィルタリアクトル、及び出力フィルタコンデンサに流れる電流を抑制することができる。このため、電力変換装置を大型化せずに電力変換の効率を向上させることができる。
図1Aは、本実施形態に係る電力変換装置の回路構成を示す図である。 図1Bは、本実施形態に係るコンバータ制御部及びインバータ制御部の回路構成を示す図である。 図2Aは、従来の実施形態に係る電力変換装置の回路構成を示す図である。 図2Bは、従来の実施形態に係るコンバータ制御部及びインバータ制御部の回路構成を示す図である。 図3Aは、図2Aにおいて三相交流電源から入力される三相交流電圧とインバータ回路の出力電圧との位相が合っているときの、インバータ回路のu相の出力電圧の波形であり、破線はその中に含まれるスイッチング周波数を取り去った電圧波形である。 図3Bは、上記位相が合っているときのコンバータ回路のr相の入力電圧波形であり、破線はその中に含まれるスイッチング周波数を取り去った電圧波形である。 図3Cは、上記位相が5度ずれているときのコンバータ回路のr相の入力電圧波形であり、破線はその中に含まれるスイッチング周波数を取り去った電圧波形である。 図3Dは、上記位相が15度ずれているときのコンバータ回路のr相の入力電圧波形であり、破線はその中に含まれるスイッチング周波数を取り去った電圧波形である。 図3Eは、図3Dのコンバータ回路のr相の入力電圧波形と、二相変調を行う前の波形であるコンバータ変調指令信号の波形との比較結果を示す。 図4Aは、図2Aにおいて三相交流電源から入力される三相交流電圧とインバータ回路の出力電圧との位相が合っているときの、図3Aにおけるインバータ回路のu相の出力電圧と図3Bにおけるコンバータ回路のr相の入力電圧との電位差を示す波形であり、破線はその中に含まれるスイッチング周波数を取り去った電圧波形である。 図4Bは、上記位相が5度ずれているときの、上記電位差を示す波形であり、破線はその中に含まれるスイッチング周波数を取り去った電圧波形である。 図4Cは、上記位相が15度ずれているときの、上記電位差を示す波形であり、破線はその中に含まれるスイッチング周波数を取り去った電圧波形である。 図5Aは、図2Aにおいて三相交流電源から入力される三相交流電圧とインバータ回路の出力電圧との位相が合っているときの、インバータ回路のu相の出力フィルタコンデンサを流れる電流波形ある。 図5Bは、図2Aにおいて上記位相が5度ずれているときのu相の出力フィルタを流れる電流波形である。 図5Cは、上記位相が15度ずれているときのu相の出力フィルタコンデンサを流れる電流波形である。 図5Dは、位相差に対する出力フィルタコンデンサを流れるリップル電流値を示す。 図6Aは、図1Aにおいて三相交流電源から入力される三相交流電圧とインバータ回路の出力電圧との位相が合っているときの、インバータ回路のu相の出力電圧波形であり、破線はその中に含まれるスイッチング周波数を取り去った電圧波形である。 図6Bは、上記位相が合っているときのコンバータ回路のr相の入力電圧波形であり、破線はその中に含まれるスイッチング周波数を取り去った電圧波形である。 図6Cは、上記位相が5度ずれているときのコンバータ回路のr相の入力電圧波形であり、破線はその中に含まれるスイッチング周波数を取り去った電圧波形である。 図6Dは、上記位相が15度ずれているときのコンバータ回路のr相の入力電圧波形であり、破線はその中に含まれるスイッチング周波数を取り去った電圧波形である。 図6Eは、図6Dと二相変調を行う前の波形であるコンバータ変調指令信号の波形との比較結果を示す。 図7Aは、図1Aにおいて三相交流電源から入力される三相交流電圧とインバータ回路の出力電圧との位相が合っているときの、図6Aにおけるインバータ回路のu相の出力電圧と図6Bにおけるコンバータ回路のr相の入力電圧との電位差を示す波形であり、破線はその中に含まれるスイッチング周波数を取り去った電圧波形である。 図7Bは、上記位相が5度ずれているときの、上記電位差を示す波形であり、破線はその中に含まれるスイッチング周波数を取り去った電圧波形である。 図7Cは、上記位相が15度ずれているときの、上記電位差を示す波形であり、破線はその中に含まれるスイッチング周波数を取り去った電圧波形である。 図8Aは、図1Aにおいて三相交流電源から入力される三相交流電圧とインバータ回路の出力電圧との位相が合っているときの、インバータ回路のu相の出力フィルタコンデンサを流れる電流波形ある。 図8Bは、上記位相が5度ずれているときのu相の出力フィルタコンデンサを流れる電流波形である。 図8Cは、上記位相が15度ずれているときのu相の出力フィルタコンデンサを流れる電流波形である。 図8Dは、位相差に対する出力フィルタコンデンサを流れるリップル電流値を示す。 図9は、本実施形態に係る無停電電源装置の一例を示す図である。
以下、本実施形態について図面を参照しながら説明する。尚、実施形態の説明において既に説明された部材と同一の参照番号を有する部材については、説明の便宜上、その説明は省略する。また、本図面に示された各部材の寸法は、説明の便宜上、実際の各部材の寸法とは異なる場合がある。
図1Aは、本実施形態に係る電力変換装置1の回路構成を示す図である。図1Aに示すように、電力変換装置1は、入力フィルタF1と、コンバータ回路Cと、平滑回路Sと、インバータ回路Iと、出力フィルタF2と、コンバータ制御部12と、インバータ制御部13と、を備える。
入力フィルタF1は、入力フィルタコンデンサ2a~2cと、入力フィルタリアクトル3a~3cと、を有する。入力フィルタリアクトル3a~3cの一方の端子は、電力変換装置1の装置入力端子31a~31cにそれぞれ接続されている。入力フィルタリアクトル3a~3cの他方の端子は、コンバータ回路Cの三相(r相,s相,t相)のコンバータ入力端子41a~41cにそれぞれ接続されている。電力変換装置1の装置入力端子31a~31cには、三相交流電源91が接続される。
入力フィルタコンデンサ2a~2cの一方の端子は、入力フィルタリアクトル3a~3cにおける装置入力端子31a~31c側の端子にそれぞれ接続されている。入力フィルタコンデンサ2a~2cの他方の端子は、中性線nlに接続されている。入力フィルタF1は、三相交流電源91からの三相交流電力をコンバータ回路Cに通過させるとともに、コンバータ回路Cで発生するキャリア周波数(PWM制御方式におけるパルス幅変調周期を決定する周波数)の信号が三相交流電源91に通過するのを防止する。
コンバータ回路Cは、三相ブリッジ接続された6個の半導体スイッチング素子4a~4fを有する。半導体スイッチング素子4a~4fは、例えば、IGBT(絶縁ゲート・バイポーラトランジスタ)と、逆並列された還流ダイオードとで構成されている。コンバータ回路Cは、三相(r相,s相,t相)のフルブリッジ回路で構成されている。コンバータ回路Cは、三相交流電源91からの交流電圧を直流電圧に変換する。
平滑回路Sは、平滑コンデンサ5を有する。図に示す例では、平滑コンデンサ5は、単一のコンデンサで構成されている。平滑コンデンサ5は、コンバータ回路Cの出力を平滑するコンデンサであり、例えば、電解コンデンサである。平滑コンデンサ5は、コンバータ回路Cのコンバータ出力端子42a、42bに接続されている。
インバータ回路Iは、三相ブリッジ接続された6個の半導体スイッチング素子6a~6fを有する。半導体スイッチング素子6a~6fは、例えば、IGBTと、逆並列された還流ダイオードとで構成されている。インバータ回路Iは、三相(u相,v相,w相)のフルブリッジ回路で構成されている。インバータ回路Iは、インバータ入力端子61a、61bが平滑コンデンサ5の両極端子にそれぞれ接続されている。インバータ回路Iは、半導体スイッチング素子6a~6fのスイッチング動作により、平滑回路Sからの直流電圧(コンバータ回路Cが出力する直流電圧)を交流電圧に変換する。
出力フィルタF2は、出力フィルタリアクトル7a~7cと、出力フィルタコンデンサ8a~8cと、を有する。出力フィルタリアクトル7a~7cの一方の端子は、三相(u相,v相,w相)のインバータ回路Iのインバータ出力端子62a~62cにそれぞれ接続されている。出力フィルタリアクトル7a~7cの他方の端子は、電力変換装置1の装置出力端子71a~71cにそれぞれ接続されている。電力変換装置1の装置出力端子71a~71cには、インバータ回路Iから出力される三相交流電力が供給される交流負荷92が接続される。
出力フィルタコンデンサ8a~8cの一方の端子は、出力フィルタリアクトル7a~7cにおける装置出力端子71a~71c側の端子にそれぞれ接続されている。出力フィルタコンデンサ8a~8cの他方の端子は、中性線nlに接続されている。出力フィルタF2は、インバータ回路Iから出力される交流電力を交流負荷92に通過させるとともに、インバータ回路Iで発生するキャリア周波数の信号が交流負荷92に通過するのを防止する。
図1Bは、本実施形態に係るコンバータ制御部12及びインバータ制御部13の回路構成を示す図である。コンバータ制御部12は、コンバータ変調指令生成部121と、第1二相変調制御部122と、第1PWM信号生成部123と、を有し、コンバータ回路Cの半導体スイッチング素子4a~4fを所望の状態にスイッチング制御する。コンバータ変調指令生成部121は、三相交流電源91の三相交流電圧が入力され、三相交流正弦波からなるコンバータ変調指令信号Vr、Vs、Vtを生成し、第1二相変調制御部122へ出力する。第1二相変調制御部122は、コンバータ変調指令生成部121からコンバータ変調指令信号が、インバータ制御部13の二相変調用信号生成部134からインバータ二相変調用信号AI1~AI6が入力され、コンバータ二相変調指令信号Vr’、Vs’、Vt’を生成し、第1PWM信号生成部123へ出力する。ここで、インバータ二相変調用信号AI1~AI6は、インバータ正弦波リファレンス生成部135で生成される理想正弦波の表1に示す位相の期間を指定する信号である。第1二相変調制御部122は、コンバータ変調指令生成部121からのコンバータ変調指令信号Vr、Vs、Vtと、インバータ制御部13の二相変調用信号生成部134からのインバータ二相変調用信号AI1~AI6を受け、表1に示すコンバータ二相変調指令信号Vr’、Vs’、Vt’を生成する。ここでコンバータ二相変調指令信号Vr’、Vs’、Vt’の二相間の電圧は、例えばAI1=1の時のVr’―Vs’=(Vr-Vs-1)-(-1)=Vr-Vsとなり、二相変調の前後で変化せず、二相変調による影響がない。
第1PWM信号生成部123は、コンパレータ123aとキャリア信号生成部123bと、を有する。コンパレータ123aは、二相変調指令信号Vr’、Vs’、Vt’と、キャリア信号生成部123bで生成される三角波等のキャリア信号Vcが入力され、比較し、PWM駆動信号Vgr、Vgs、Vgtを出力する。PWM駆動信号Vgrとその反転信号/Vgr、PWM駆動信号Vgsとその反転信号/Vgs、PWM駆動信号Vgtとその反転信号/Vgtは、それぞれコンバータ回路Cの半導体スイッチング素子4a~4fのゲートに入力される。つまり、PWM駆動信号Vgr、Vgs、Vgtは、二相変調指令信号Vr’、Vs’、Vt’がキャリア信号Vcよりも大きい場合に上側の半導体スイッチング素子4a,4c,4eをオン、下側の半導体スイッチング素子4b,4d,4fをオフする波形であり、二相変調指令信号Vr’、Vs’、Vt’がキャリア信号Vcよりも小さい場合に下側の半導体スイッチング素子4b,4d,4fをオン、上側の半導体スイッチング素子4a,4c,4eをオフする。
Figure 2023016478000002
インバータ制御部13は、インバータ変調指令生成部131と、第2二相変調制御部132と、第2PWM信号生成部133と、二相変調用信号生成部134と、インバータ正弦波リファレンス生成部135と、を有し、インバータ回路Iの半導体スイッチング素子6a~6fを所望の状態にスイッチング制御する。インバータ変調指令生成部131は、インバータ正弦波リファレンス生成部135で生成される理想正弦波が入力され、三相交流正弦波からなるインバータ変調指令信号Vu,Vv,Vwを生成し、第2二相変調制御部132へ出力する。二相変調用信号生成部134は、理想正弦波が入力され、インバータ二相変調用信号AI1~AI6を生成し、第2二相変調制御部132及びコンバータ制御部12の第1二相変調制御部122へ出力する。第2二相変調制御部132は、インバータ変調指令生成部131からインバータ変調指令信号Vu,Vv,Vwを、二相変調用信号生成部134からインバータ二相変調用信号AI1~AI6が入力され、二相変調指令信号Vu’、Vv’、Vw’を生成し、第2PWM信号生成部133へ出力する。インバータ変調指令信号Vu,Vv,Vwと二相変調指令信号Vu’、Vv’、Vw’の関係は、前述した表1のVr,Vs,VtをVu,Vv,Vwに置き換え、Vr’、Vs’、Vt’をVu’、Vv’、Vw’に置き換えたものである。第2PWM信号生成部133の構成は、コンバータ制御部12の第1PWM信号生成部123と同様の構成であるため、説明を省略する。
図2Aは、従来の電力変換装置200の回路構成の一例を示す図である。図2Bは、従来の実施形態に係るコンバータ制御部12及びインバータ制御部13の回路構成を示す図である。図2Bに示すように、電力変換装置200では、コンバータ制御部12、インバータ制御部13がそれぞれ二相変調用信号生成部124、134を有する。コンバータ制御部12では二相変調用信号生成部124から出力されるコンバータ二相変調用信号AC1~AC6を、インバータ制御部13では二相変調用信号生成部134から出力されるインバータ二相変調用信号AI1~AI6を、それぞれ使用する構成となっている。一方で、図1A、図1Bに示す本実施形態に係る電力変換装置1では、インバータ制御部13のみ二相変調用信号生成部134を有し、コンバータ制御部12、インバータ制御部13は、二相変調用信号生成部134から出力されるインバータ二相変調用信号AI1~AI6を共通に使用する点で相違する。
図3Aは、図2Aにおける三相交流源91から入力される三相交流電圧とインバータ回路Iの出力電圧との位相が合っているときの、インバータ回路Iのu相の出力電圧Euの波形であり、破線はその中に含まれるスイッチング周波数を取り去った電圧波形である。図3Bは、上記位相が合っているときのコンバータ回路Cのr相の入力電圧波形であり、破線はその中に含まれるスイッチング周波数を取り去った電圧波形である。図3Cは、上記位相が5度ずれているときのコンバータ回路Cのr相の入力電圧波形であり、破線はその中に含まれるスイッチング周波数を取り去った電圧波形である。図3Dは、上記位相が15度ずれているときのコンバータ回路Cのr相の入力電圧波形であり、破線はその中に含まれるスイッチング周波数を取り去った電圧波形である。図3Eは、図3Dと二相変調を行う前の波形であるコンバータ変調指令信号の波形との比較結果を示す。
図4Aは、図2Aにおける三相交流源91から入力される三相交流電圧とインバータ回路Iの出力電圧との位相が合っているときの、図3Aにおけるインバータ回路Iのu相の出力電圧Euと図3Bにおけるコンバータ回路Cのr相の入力電圧Erとの電位差を示す波形であり、破線はその中に含まれるスイッチング周波数を取り去った電圧波形である。図4Bは、上記位相が5度ずれているときの、上記電位差を示す波形であり、破線はその中に含まれるスイッチング周波数を取り去った電圧波形である。図4Cは、上記位相が15度ずれているときの、上記電位差を示す波形であり、破線はその中に含まれるスイッチング周波数を取り去った電圧波形である。上記位相が大きくなるにしたがって、パルス状の電圧の電圧値が大きくなっていることが分かる。
図5Aは、図2Aにおいて三相交流源91から入力される三相交流電圧とインバータ回路Iの出力電圧との位相が合っているときの、インバータ回路Iのu相の出力フィルタコンデンサ8aを流れる電流波形ある。図5Bは、図2Aにおいて上記位相が5度ずれているときのu相の出力フィルタコンデンサ8aを流れる電流波形である。図5Cは、上記位相が15度ずれているときのu相の出力フィルタコンデンサ8aを流れる電流波形である。上記位相が大きくなるにしたがって、u相の出力フィルタコンデンサ8aを流れる電流値が大きくなっていることが分かる。
図5Dは、位相差に対する出力フィルタコンデンサ8aを流れるリップル電流値を示す。図5Dに示す通り、上記位相が合っているときから5度ずれるまでは出力フィルタコンデンサ8aを流れるリップル電流が大きくなり、上記位相が5度ずれるときは120mAp-pのリップル電流が流れる。これは、入力電圧Erと出力電圧Euと位相がずれることにより、出力フィルタリアクトル7a-出力フィルタコンデンサ8a-入力フィルタコンデンサ2a-入力フィルタリアクトル3a間に大きなパルス状の電圧が生じることに起因する。したがって、出力フィルタリアクトル7a、出力フィルタコンデンサ8a、入力フィルタコンデンサ2a、入力フィルタリアクトル3aとして使用する部品を大型化しなければならない。
なお、図5A~図5Dでは、インバータ回路Iにおけるu相の出力フィルタリアクトル7aと出力フィルタコンデンサ8aに流れる電流ついて示しているが、v相およびw相の出力フィルタリアクトル7bおよび7cと出力フィルタコンデンサ8bおよび8cに流れる電流も同様である。また、コンバータ回路Cにおけるr相,s相,t相の入力フィルタコンデンサ2a~2cと入力フィルタリアクトル3a~3cに流れる電流も同様である(以下の説明において同じ)。
上述したように、三相交流源91から入力される三相交流電圧とインバータ正弦波リファレンス生成部135が生成する理想正弦波電圧との位相が5度ずれるとき、出力フィルタリアクトル7aと出力フィルタコンデンサ8aと入力フィルタコンデンサ2aと入力フィルタリアクトル3aに印加される印加電圧Eu-Erの変化点における電圧変動が大きくなるので、出力フィルタリアクトル7aと出力フィルタコンデンサ8aに振動が起こりやすくなる。このため、出力フィルタリアクトル7aおよび出力フィルタコンデンサ8aに流れる電流は、図5Dに示すように約120mAp-pのリップル電流が流れることになり得る。
これに対して、発明者は、コンバータ回路Cの入力電圧Erとインバータ回路Iの出力電圧Euとの位相を同期させる回路構成について検討した。
図6Aは、図1Aにおける三相交流源91から入力される三相交流電圧とインバータ回路Iの出力電圧との位相が合っているときの、インバータ回路Iのu相の出力電圧Euの波形であり、破線はその中に含まれるスイッチング周波数を取り去った電圧波形である。図6Bは、上記位相が合っているときのコンバータ回路Cのr相の入力電圧波形であり、破線はその中に含まれるスイッチング周波数を取り去った電圧波形である。図6Cは、上記位相が5度ずれているときのコンバータ回路Cのr相の入力電圧波形であり、破線はその中に含まれるスイッチング周波数を取り去った電圧波形である。図6Dは、上記位相が15度ずれているときのコンバータ回路Cのr相の入力電圧波形であり、破線はその中に含まれるスイッチング周波数を取り去った電圧波形である。図6Eは、図6Dと二相変調を行う前の波形であるコンバータ変調指令信号の波形との比較結果を示す。
図7Aは、図1Aにおいて三相交流源91から入力される三相交流電圧とインバータ回路Iの出力電圧との位相が合っているときの、図6Aにおけるインバータ回路Iのu相の出力電圧Euと図6Bにおけるコンバータ回路Cのr相の入力電圧Erとの電位差を示す波形であり、破線はその中に含まれるスイッチング周波数を取り去った電圧波形である。図7Bは、上記位相が5度ずれているときの、上記電位差を示す波形であり、破線はその中に含まれるスイッチング周波数を取り去った電圧波形である。図7Cは、上記位相が15度ずれているときの、上記電位差を示す波形であり、破線はその中に含まれるスイッチング周波数を取り去った電圧波形である。上記位相が大きくなっても位相が合っているときと同様に、パルス状の電圧が発生していないことが分かる。
図8Aは、図1Aにおいて三相交流源91から入力される三相交流電圧とインバータ回路Iの出力電圧との位相が合っているときの、インバータ回路Iのu相の出力フィルタコンデンサ8aを流れる電流波形ある。図8Bは、図1Aにおいて上記位相が5度ずれているときのu相の出力フィルタコンデンサ8aを流れる電流波形である。図8Cは、上記位相が15度ずれているときのu相の出力フィルタコンデンサ8aを流れる電流波形である。
図8Dは、位相差に対する出力フィルタコンデンサ8aを流れるリップル電流値を示す。図8Dに示す通り、上記位相が合っているときから15度ずれるまで出力フィルタコンデンサ8aを流れるリップル電流はほとんど変わらず、上記位相が15度ずれているときでもリップル電流30mAp-pに抑えられる。これは、本実施形態に係る電力変換装置1において、コンバータ制御部12、インバータ制御部13は、二相変調用信号生成部134から出力されるインバータ二相変調用信号AI1~AI6を共通に使用する構成となっているため、入力電圧Erと出力電圧Euとの位相がずれた場合でも、出力フィルタリアクトル7a-出力フィルタコンデンサ8a-入力フィルタコンデンサ2a-入力フィルタリアクトル3a間にパルス状の電圧が発生していないことに起因する。したがって、出力フィルタリアクトル7a、出力フィルタコンデンサ8a、入力フィルタコンデンサ2a、入力フィルタリアクトル3aとして使用する部品を大型化せずに、二相変調期間を長く保つことが可能となり、電力変換の効率を向上させることができる。
なお、図9に示すように、電力変換装置1において、r相の装置入力端子31aとu相の装置出力端子71a、s相の装置入力端子31bとv相の装置出力端子71b、およびt相の装置入力端子31cとw相の装置出力端子71cをそれぞれ接続可能に構成されるバイパス回路301と、コンバータ回路Cのコンバータ出力端子42a,42bに平滑コンデンサ5と並列に接続される蓄電池9と、を設けてもよい。バイパス回路301を設けた構成の場合、バイパス回路301を通じて三相交流電源91から交流負荷92へ直接的に交流電力を供給する給電ルートを形成することができる。これにより電力変換装置1のメンテナンスを行う場合でも交流負荷92へ継続して電力を供給することができる。蓄電池9設けた構成の場合、蓄電池9に蓄積された電力をインバータ回路Iを介して交流負荷92へ供給する給電ルートを形成することができる。これにより、三相交流電源91が停電したときでも、蓄電池9に蓄積された電力をインバータ回路Iを介して交流負荷92へ継続して供給することができ、電力変換装置1を無停電電源装置300として用いることができる。
以上説明したように、本実施形態に係る電力変換装置1は、三相交流電源91に接続され、三相交流電源91からの交流を直流に変換するコンバータ回路Cと、コンバータ回路Cの直流出力端子42a,42bに接続され、コンデンサからなる平滑回路Sと、平滑回路Sの直流端子61a,62bに接続され、平滑回路Sからの直流を交流に変換して交流負荷92に出力するインバータ回路Iと、コンバータ回路Cを二相変調方式によりPWM制御するコンバータ制御部12と、インバータ回路Iを二相変調方式によりPWM制御するインバータ制御部13と、を備える。コンバータ回路Cおよびインバータ回路Iは、スイッチング素子4a~4f,6a~6fからなる三相のフルブリッジ回路で構成され、コンバータ回路側のフィルタを構成する入力フィルタコンデンサ2aとインバータ回路側のフィルタを構成する出力フィルタコンデンサ8aが接続されている。コンバータ制御部12は、インバータ制御部13で用いる二相変調用のインバータ二相変調用信号を用いてコンバータ回路Cの二相変調方式によるPWM制御を行う。
この構成によれば、インバータ制御部13で用いる二相変調用のインバータ二相変調用信号を用いてコンバータ回路Cの二相変調方式によるPWM制御行うことにより、二相変調時に入力電圧Erと出力電圧Euとの位相がずれた場合でも、出力フィルタリアクトル7a-出力フィルタコンデンサ8a-入力フィルタコンデンサ2a-入力フィルタリアクトル3a間にパルス状の電圧が発生せず、これらに流れるリップル電流を抑制することができる。そのため、電力変換装置を大型化せずに、二相変調期間を長く保つことが可能となり、電力変換の効率を向上させることができる。
また、本実施形態に係る電力変換装置1によれば、インバータ制御部13はインバータ正弦波リファレンス生成部135と二相変調用信号生成部134を有してもよい。インバータ正弦波リファレンス生成部135は、理想正弦波を生成し、二相変調用信号生成部134へ出力し、二相変調用信号生成部134は理想正弦波が入力され、インバータ二相変調用信号を生成し、コンバータ制御部12へ出力してもよい。
この構成によれば、インバータ制御部13、コンバータ制御部12は、ともに二相変調用のインバータ二相変調用信号として理想正弦波を用いて二相変調方式によるPWM制御行う構成となっている。二相変調時に入力電圧Erと出力電圧Euとの位相がずれた場合でも、出力フィルタリアクトル7a-出力フィルタコンデンサ8a-入力フィルタコンデンサ2a-入力フィルタリアクトル3a間にパルス状の電圧が発生せず、これらに流れるリップル電流をより抑制することができる。そのため、電力変換装置1を大型化せずに、二相変調期間を長く保つことが可能となり、電力変換の効率を向上させることができる。
また、本実施形態に係る電力変換装置1によれば、コンバータ制御部12は、コンバータ変調指令生成部121と、第1二相変調制御部122と、第1PWM信号生成部123と、を有してもよい。コンバータ変調指令生成部121は、三相交流電源91の三相交流電圧が入力され、三相交流正弦波からなるコンバータ変調指令信号を生成し、第1二相変調制御部122へ出力してもよい。第1二相変調制御部122は、コンバータ変調指令生成部121からコンバータ変調指令信号を、インバータ制御部13の二相変調用信号生成部134からインバータ二相変調用信号AI1~AI6が入力され、二相変調指令信号Vr’、Vs’、Vt’を生成し、第1PWM信号生成部123へ出力してもよい。
また、本実施形態に係る電力変換装置1によれば、インバータ制御部13はインバータ変調指令生成部131と、第2二相変調制御部132と、第2PWM信号生成部133を更に有してもよい。インバータ変調指令生成部131は、インバータ正弦波リファレンス生成部135で生成される理想正弦波が入力され、三相交流正弦波からなるインバータ変調指令信号を生成し、第2二相変調制御部132へ出力してもよい。第2二相変調制御部132は、インバータ変調指令生成部131からインバータ変調指令信号が、二相変調用信号生成部134からインバータ二相変調用信号AI1~AI6が入力され、インバータ変調指令信号Vu、Vv、Vwを生成し、第2PWM信号生成部133へ出力してもよい。
また、電力変換装置1によれば、コンバータ回路Cおよびインバータ回路Iと並列にバイパス回路301をさらに備え、コンバータ制御部12およびインバータ制御部13は、所定条件に応じて(例えば、停電時あるいはメンテナンス時)、蓄電池9に蓄電されている電力をインバータ回路Iから交流負荷92へ給電するルートと、バイパス回路301から交流負荷92へ給電するルートとをそれぞれ切り替えることができる。このように、電力変換装置1は、非絶縁型の無停電電源装置として機能させることも可能である。
以上、本実施形態について説明をしたが、本実施形態に係る技術的範囲が本実施形態の説明によって限定的に解釈されるべきではないのは言うまでもない。本実施形態は単なる一例であって、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内において、様々な実施形態の変更が可能であることが当業者によって理解されるところである。本実施形態に係る技術的範囲は特許請求の範囲に記載された発明の範囲及びその均等の範囲に基づいて定められるべきである。
1,200 電力変換装置
2a~2c 入力フィルタコンデンサ
3a~3c 入力フィルタリアクトル
4a~4f 半導体スイッチング素子
5 平滑コンデンサ
6a~6f 半導体スイッチング素子
7a~7c 出力フィルタリアクトル
8a~8c 出力フィルタコンデンサ
9 蓄電池
12 コンバータ制御部
13 インバータ制御部
121 コンバータ変調指令生成部
131 インバータ変調指令生成部
122 第1二相変調制御部
132 第2二相変調制御部
123 第1PWM信号生成部
133 第2PWM信号生成部
123a,133a コンパレータ
123b,133b キャリア信号生成部
124,134 二相変調用信号生成部
135 インバータ正弦波リファレンス生成部
31a~31c 装置入力端子
41a~41c コンバータ入力端子
91 三相交流電源
92 交流負荷
300 無停電電源装置
301 バイパス回路
C コンバータ回路
Eu 出力電圧
Er 入力電圧
F1 入力フィルタ
F2 出力フィルタ
I インバータ回路
nl 中性線
S 平滑回路

Claims (5)

  1. 三相交流電源に接続され、前記三相交流電源からの交流を直流に変換するコンバータ回路と、
    前記コンバータ回路の直流出力端子に接続され、コンデンサからなる平滑回路と、
    前記平滑回路の直流端子に接続され、前記平滑回路からの直流を交流に変換して交流負荷に出力するインバータ回路と、
    前記コンバータ回路を二相変調方式によりPWM制御するコンバータ制御部と、
    前記インバータ回路を二相変調方式によりPWM制御するインバータ制御部と、
    を備え、
    前記コンバータ回路およびインバータ回路は、スイッチング素子からなる三相のフルブリッジ回路で構成され、前記コンバータ回路側のフィルタを構成する入力フィルタコンデンサと前記インバータ回路側のフィルタを構成する出力フィルタコンデンサが接続されており、
    前記コンバータ制御部は、前記インバータ制御部で用いる二相変調用の二相変調用信号を用いて前記コンバータ回路の二相変調方式によるPWM制御を行う、
    電力変換装置。
  2. 前記インバータ制御部は、インバータ正弦波リファレンス生成部と、二相変調用信号生成部と、を有し、
    前記インバータ正弦波リファレンス生成部は、理想正弦波を生成し、前記二相変調用信号生成部へ出力し、
    前記二相変調用信号生成部は前記理想正弦波が入力され、二相変調用信号を生成し、前記コンバータ制御部へ出力する、
    請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記コンバータ制御部は、コンバータ変調指令生成部と、第1二相変調制御部と、第1PWM信号生成部と、を有し、
    前記コンバータ変調指令生成部は、前記三相交流電源の三相交流電圧が入力され、三相交流正弦波からなるコンバータ変調指令信号を生成し、前記第1二相変調制御部へ出力し、
    前記第1二相変調制御部は、前記コンバータ変調指令生成部から前記コンバータ変調指令信号を、前記インバータ制御部の前記二相変調用信号生成部から前記二相変調用信号が入力され、二相変調指令信号を生成し、第1PWM信号生成部へ出力する、
    請求項2に記載の電力変換装置。
  4. 前記インバータ制御部は、インバータ変調指令生成部と、第2二相変調制御部と、第2PWM信号生成部と、を更に有し、
    前記インバータ変調指令生成部は、前記インバータ正弦波リファレンス生成部で生成される前記理想正弦波が入力され、三相交流正弦波からなるインバータ変調指令信号を生成し、前記二相変調制御部へ出力し、
    前記第2二相変調制御部は、前記インバータ変調指令生成部からインバータ変調指令信号を、前記二相変調用信号生成部から二相変調用信号が入力され、二相変調指令信号を生成し、第2PWM信号生成部へ出力する、
    請求項3に記載の電力変換装置。
  5. 前記コンバータ回路および前記インバータ回路と並列にバイパス回路を更に備え、
    前記制御部は、所定条件に応じて、前記インバータ回路から前記交流負荷への給電と、前記バイパス回路から前記交流負荷への給電とを切り替える、
    請求項1から4の何れか一項に記載の電力変換装置。
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