JP2023015708A - 密封装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】転がり軸受から容易に引き抜くことが可能な密封装置を提供する。【解決手段】密封装置は、内側部材に固定される環状の内側シール部材と、外側部材の孔の内面に固定される環状の外側シール部材とを備える。内側シール部材は、内側部材に固定される内側スリーブと、内側スリーブの外側に放射状に広がるフランジと、内側スリーブと同心に配置された外側スリーブを有する。外側シール部材は剛性部と弾性部を備える。剛性部は、外側部材の孔に嵌め込まれる円筒部分と、円筒部分の径方向内側に向けて延びる円環部分と、円環部分から大気側に向けて突出する複数の軸線方向突出部分と、各軸線方向突出部分に形成され、指または治具で外側シール部材が引っ張られることを案内する凹部を備える。軸線方向突出部分は、内側シール部材の外側スリーブの径方向外側に、外側スリーブと間隔をおいて配置されている。弾性部は軸線方向突出部分の凹部に充填されていない。【選択図】図1

Description

本発明は、転がり軸受の内部を密封する密封装置に関する。
特許文献1には、鉄道車両での使用に適した転がり軸受の内部を密封する密封装置が開示されている。この密封装置は、転がり軸受の内側部材に固定される環状の内側シール部材と、転がり軸受の外側部材の孔の内面に固定される環状の外側シール部材を備える。
国際公開第2019/074042号
鉄道車両またはトラック、バスなどの大型自動車の転がり軸受は、大きな荷重を受け、多量のダストにさらされ、大幅な温度変化の影響を受ける。特に鉄道車両の周囲には、鉄道の摩耗により発生した多量の鉄粉が存在する。転がり軸受の補修に伴って、密封装置を交換する必要性がある。
特許文献1に開示された密封装置では、外側シール部材の剛性部は、複数の軸線方向突出部分を備える。軸線方向突出部分には、手または治具で外側シール部材が引っ張られ、転がり軸受の外側部材から外側シール部材が引き抜かれるよう案内する凹部が形成されている。
密封装置を転がり軸受からさらに容易に引き抜くための改善が要望されている。
そこで、本発明は、転がり軸受から容易に引き抜くことが可能な密封装置を提供する。
本発明に係るある態様は、転がり軸受の相対的に回転する内側部材と外側部材との間に配置され、前記内側部材と前記外側部材との間の間隙を封止する密封装置を提供する。密封装置は、前記内側部材に固定される環状の内側シール部材と、前記外側部材の孔の内面に固定され、前記内側シール部材の径方向外側に配置される環状の外側シール部材とを備える。前記内側シール部材は、前記内側部材に固定される内側スリーブと、前記内側スリーブの大気側の端部に一体に連結されて前記内側スリーブの外側に放射状に広がるフランジと、前記フランジの外端縁に一体に連結されて前記内側スリーブと同心に配置された外側スリーブとを有する。前記外側シール部材は、剛性材料から形成された剛性部と、前記剛性部に固定された弾性材料から形成された弾性部とを備える。前記剛性部は、前記外側部材の孔に嵌め込まれて前記外側部材に固定される円筒部分と、前記円筒部分の大気側の端部に一体に連結されて前記円筒部分の径方向内側に向けて延びる円環部分と、前記円筒部分の径方向内側に配置され、前記円環部分から大気側に向けて前記外側シール部材の軸線方向に突出する複数の軸線方向突出部分と、各軸線方向突出部分に形成されて、指または治具で前記外側シール部材が引っ張られることを案内する凹部とを備える。前記弾性部は、前記剛性部の前記円環部分に固定された固定部分と、前記固定部分から前記内側シール部材の前記内側スリーブに向けて延びる少なくとも1つのシールリップと、前記固定部分から前記内側シール部材の前記フランジに向けて延びる少なくとも1つのダストリップとを備える。前記軸線方向突出部分は、前記内側シール部材の前記外側スリーブの径方向外側に、前記外側スリーブと間隔をおいて配置されている。前記弾性部は、前記剛性部の前記軸線方向突出部分の前記凹部に充填されていない。
この態様においては、外側シール部材の剛性部の円筒部分が孔の内面に嵌め込まれることによって、外側シール部材は孔に固定される。外側シール部材の剛性部の軸線方向突出部分は、指または治具で外側シール部材が引っ張られることを案内する凹部を有しており、凹部を用いて外側シール部材を軸線方向に沿って引っ張ることにより、外側シール部材を、好ましくは内側シール部材と一緒に、転がり軸受の外側部材の孔から抜き出すことができる。
剛性部の軸線方向突出部は、内側シール部材の外側スリーブの径方向外側に配置されているので、指または治具を凹部に引っ掛けるのが容易である。内側シール部材の弾性部は凹部に充填されていないので、大気側にいる作業員は凹部を見つけやすい。また、内側シール部材の弾性部は凹部に充填されていないので、指または治具を凹部に引っ掛ける際、弾性部が邪魔にならない。したがって、密封装置を転がり軸受から容易に引き抜くことが可能である。
使用状態の本発明の実施形態に係る密封装置の断面図である。 使用状態の図1の密封装置の他の断面図である。 非使用状態の図1の密封装置の平面図である。 図1の密封装置の外側シール部材の斜視図である。 転がり軸受から取り外される図1の密封装置の断面図である。 使用状態の本発明の実施形態の変形例に係る密封装置の断面図である。 転がり軸受から取り外される図6の密封装置の断面図である。 使用状態の本発明の実施形態の他の変形例に係る密封装置の断面図である。 使用状態の本発明の実施形態のさらに他の変形例に係る密封装置の断面図である。 使用状態の本発明の実施形態のさらに他の変形例に係る密封装置の断面図である。
以下、添付の図面を参照しながら本発明に係る様々な実施形態を説明する。図面の縮尺は必ずしも正確ではなく、一部の特徴は誇張または省略されることもある。
図1および図2は、本発明の第1実施形態に係る密封装置1が使用される転がり軸受2の一例である鉄道車両の車軸の軸受を示す。但し、本発明の用途は、鉄道車両の軸受には限定されず、トラック、バスなどの大型自動車の車軸の軸受にも本発明は適用可能である。また、図示の転がり軸受2は、RCT(Rotating End Cap Tapered Roller)軸受であるが、本発明の用途は、RCT軸受には限定されず、他の種類の転動体を有する、RCC(Rotating End Cap Cylindrical Roller)軸受、玉軸受、針軸受などの他の転がり軸受にも本発明は適用可能である。
図1は図3のI-I線矢視断面図であり、図2は図3のII-II線矢視断面図である。
図1および図2に示すように、転がり軸受2は、車軸4が内部に挿入される内輪(内側部材)6と、内輪6の外側に配置された外輪(外側部材)8と、内輪6と外輪8の間に1列に配置された複数のローラー10と、ローラー10を定位置に保持する保持器14とを有する。外輪8が固定されている一方で、内輪6は、車軸4の回転に伴って回転する。保持器14は外輪8に固定されている。
密封装置1は、相対的に回転する内輪6と外輪8との間に配置され、内輪6と外輪8との間の間隙を封止する。密封装置1の作用により、転がり軸受2の内部からのグリース、すなわち潤滑剤の流出が防止または低減されるとともに、外部から転がり軸受2の内部への異物(水(泥水または塩水を含む)および/またはダスト(鉄粉を含む))の流入が防止または低減される。図1および図2において、矢印Dは、外部からの異物の流れの方向の例を示す。
図1および図2においては、車軸4に対する左側部分のみが示されているが、密封装置1および転がり軸受2は円環形状を有する。図1および図2の上側は、軸受内部側Bであり、下側は大気側Aである。但し、転がり軸受2を挟んで、密封装置1の反対側にも密封装置1と類似の密封装置が設けられる。
密封装置1は、環状の内側シール部材20と、環状の外側シール部材30とを備える。内側シール部材20は、内輪6に固定される。外側シール部材30は、外輪8の孔8Aの内面に固定され、内側シール部材20の径方向外側に配置される。
内側シール部材20は、剛性材料、例えば金属から形成されている。内側シール部材20は、内側スリーブ22と、フランジ24と、外側スリーブ26とを備える。
内側スリーブ22は内輪6に固定される。固定の方式は、例えば締まり嵌めであってよい。
フランジ24は、内側スリーブ22の大気側の端部に一体に連結されて内側スリーブ22の外側に放射状に広がる。
外側スリーブ26は、フランジ24の外端縁に一体に連結されて、フランジ24の外端縁から軸受内部側Bに向けて内側シール部材20の軸線方向に延びる。外側スリーブ26はフランジ24に同心である。
フランジ24と外側スリーブ26は、大気側Aから軸受内部側Bへの異物の侵入を抑制するとともに、後述する外側シール部材30の弾性部34を異物から保護する。
外側シール部材30は、剛性材料、例えば金属から形成された剛性部32と、弾性材料、例えばエラストマーから形成された弾性部34とを備える二重構造を有する。剛性部32は弾性部34を補強する。
剛性部32は、外輪8の孔8Aの内面に固定される円筒部分36と、円環部分38と、複数の軸線方向突出部分40と、複数の内側延長部分42とを有する。
円筒部分36は、外輪8の孔8Aの内周面に締まり嵌めによって嵌め込まれ、外輪8に固定されている。円筒部分36の軸受内部側Bの端部には、周方向に間隔をおいて配置された複数のフック部36aが形成されている。フック部36aは、円筒部分36の他の部分よりも径方向外側に広がっている。孔8Aには凹部すなわち周溝8Bが形成されており、円筒部分36のフック部36aは、周溝8Bに嵌め込まれる。
図3および図4に示すように、フック部36aは等角間隔をおいて配置されるが、角間隔は等しくなくてもよい。この実施形態では、3つのフック部36aが設けられているが、フック部36aの個数は、2以上の限定されない数であってよい。
円環部分38は、円筒部分36の大気側Aの端部に一体に連結されて円筒部分36の径方向内側に向けて延びる。円環部分38は、外側シール部材30の軸線方向に垂直な平面内に延びている。
複数の軸線方向突出部分40は、円筒部分36の径方向内側に配置され、円環部分38から大気側Aに向けて外側シール部材30の軸線方向に突出する。図3および図4に示すように、円環部分38のうち周方向に角間隔をおいて離れた複数の箇所に切り欠き41が設けられ、切り欠き41に対応する箇所が折り曲げられることによって、軸線方向突出部分40が形成されている。また、円環部分38のうち複数の軸線方向突出部分40が形成されていない複数の箇所(切り欠き41が形成されていない箇所)は、円環部分38から径方向内側に向けて連続的に延びた複数の内側延長部分42を形成している。
好ましくは、軸線方向突出部分40は等角間隔をおいて配置され、内側延長部分42も等角間隔をおいて配置されるが、これらの角間隔が等しくなくてもよい。この実施形態では、3つの軸線方向突出部分40および3つの内側延長部分42が設けられているが、軸線方向突出部分40の個数および内側延長部分42の個数は、2以上の限定されない数であってよい。
密封装置1を上または下から見たとき、複数のフック部36aは、密封装置1の軸線を中心にして、複数の軸線方向突出部分40とそれぞれ同じ角度位置に配置されている。但し、フック部36aの角度位置は、軸線方向突出部分40の角度位置と一致していなくてもよい。
軸線方向突出部分40は、内側シール部材20の外側スリーブ26の径方向外側に、外側スリーブ26と間隔をおいて配置されている。
図1に示すように、各軸線方向突出部分40には、凹部44が形成されている。この実施形態では、凹部44は軸線方向突出部分40を貫通する貫通孔である。後述するように、凹部44は、指または治具で外側シール部材30が引っ張られ、転がり軸受2の外輪8から外側シール部材30が引き抜かれるよう案内する。軸線方向突出部分40の凹部44およびその付近には、弾性部34が設けられていない。したがって、弾性部34は、軸線方向突出部分40の凹部44に充填されていない。
内側シール部材20の外側スリーブ26の円環部分38側の端部26aは、凹部44の円環部分38側の端部44aよりも大気側Aに位置する。
弾性部34は、環状の固定部分50と、シールリップ52,53と、ダストリップ54と、ラビリンス突起56を有する。
弾性部34の固定部分50は、剛性部32の円環部分38と複数の軸線方向突出部分40に固定された円環状の部分である。周方向に連続する円環状の固定部分50には、周方向に間欠的に配置された複数の内側延長部分42の全体が埋設されており、円環部分38と内側延長部分42は固定部分50を補強する。大気側Aから軸受内部側Bに異物が侵入しないように、固定部分50は、剛性部32の間欠的に形成された内側延長部分42の間の切り欠き41に充填されている。このため固定部分50の外端縁50aは、軸線方向突出部分40よりも径方向外側にある。
シールリップ52,53は、固定部分50から内側シール部材20の内側スリーブ22かつ軸受内部側Bに向けて斜めに延びる円錐台形の環である。この実施形態では、2つのシールリップ52,53が設けられているが、シールリップの数は1でもよいし3以上でもよい。
シールリップ52,53は、軸受内部側Bから大気側Aへのグリースの漏れを防止または低減する。このため、シールリップ52,53の先端は、内側シール部材20の内側スリーブ22の外周面に全周にわたって摺動可能に接触してもよい。しかし、この実施形態では、シールリップ52,53は、内側シール部材20に接触しない。したがって、シールリップ52,53の摩擦に起因する発熱が防止され、シールリップ52,53の劣化を低減することができる。シールリップ52,53と内側スリーブ22との間隔を適切に小さく設定することにより、グリースの漏れを防止または低減することができる。
ダストリップ54は、固定部分50から内側シール部材20のフランジ24に向けて(すなわち大気側Aに向けて)延びる板状の環である。ダストリップ54は、ダストリップ54は、固定部分50から大気側Aかつ径方向内側に向けて延びる基端部分54aと、基端部分54aから大気側Aかつ径方向外側に向けて延びる先端部分54bとを有する。この実施形態では、1つのダストリップ54が設けられているが、ダストリップの数は2以上でもよい。
ダストリップ54は、大気側Aから軸受内部側Bへの異物の侵入を防止または低減する。このため、ダストリップ54の先端部分54bが内側シール部材20のフランジ24の軸受内部側B側の側面に全周にわたって摺動可能に接触してもよい。しかし、この実施形態では、ダストリップ54が内側シール部材20に接触しない。したがって、ダストリップ54の摩擦に起因する発熱が防止され、ダストリップ54の劣化を低減することができる。
ラビリンス突起56は、固定部分50から内側シール部材20のフランジ24に向けて(すなわち大気側Aに向けて)延びる板状の円環である。ラビリンス突起56は、ダストリップ54の径方向外側、かつ内側シール部材20の外側スリーブ26の径方向内側に配置されている。ラビリンス突起56は、外側スリーブ26の端部26aよりもフランジ24の近くまで延びるが、内側シール部材20に接触しない。
この実施形態では、ラビリンス突起56は、円筒形であるが、円錐台形であってもよい。あるいはラビリンス突起56は、より複雑な断面形状を有していてもよい。
外側スリーブ26とダストリップ54の間にラビリンス突起56が配置されているので、外側スリーブ26とダストリップ54の間に、複雑なラビリンス状の空間57が設けられる。したがって、大気側Aから異物がダストリップ54に到達しにくく、軸受内部側Bに異物が侵入しにくい。ラビリンス突起56は内側シール部材20に接触しないので、摩擦に起因する発熱がなく、ラビリンス突起56の劣化が低減される。
以上のように、この実施形態では、外側シール部材30は、密封装置1の使用時に内側シール部材20に接触する部分を有しない。したがって、摩擦に起因する発熱、および車軸4のトルクの増加を引き起こさない。
転がり軸受2の補修に伴って、密封装置1を交換する必要性がある。図5を参照して、密封装置1の取り外し作業を説明する。
まず、1つ以上の治具74を準備する。治具74は、長尺なハンドル部74aと、ハンドル部74aに対して屈曲した先端部74bとを有するL字形である。作業者はハンドル部74aを握る。
そして、治具74の先端部74bを、密封装置1の外側シール部材30の剛性部32の軸線方向突出部分40に形成された凹部44に挿入することにより、治具74で軸線方向突出部分40を捕捉する。
この状態で、治具74により、外側シール部材30の軸線方向突出部分40に対して径方向内側に向かう力Fを与えて、外側シール部材30を径方向に圧縮することによって、外輪8の孔8Aの内周面から外側シール部材30の剛性部32の円筒部分36を部分的に離す。特に、孔8Aの周溝8Bからフック部36aを取り外す。
一度に複数の治具74を用いて、孔8Aの周溝8Bから複数のフック部36aを取り外してもよい。あるいは1つの治具74を用いて、孔8Aの周溝8Bから1つのフック部36aを取り外すことを繰り返して、周溝8Bから複数のフック部36aを取り外してもよい。
次に、凹部44に先端部74bが挿入された治具74を力Sで引くことにより、外側シール部材30を軸線方向に移動させて、外側シール部材30を転がり軸受2の外輪8の孔8Aから抜き出すことができる。一旦、外輪8の孔8Aの周溝8Bから複数のフック部36aを取り外せば、外側シール部材30の弾性変形を利用して、外側シール部材30を転がり軸受2の外輪8の孔8Aから抜き出すのは容易である。
外側シール部材30を抜き出すことに伴い、内輪6に固定された内側シール部材20も外側シール部材30と一緒に抜き出すことができる。凹部44は、軸線方向突出部分40を貫通する貫通孔であり、内側シール部材20の外側スリーブ26の円環部分38側の端部26aは、貫通孔の円環部分38側の端部44aよりも大気側に位置する。したがって、治具74の先端部74bを凹部44に挿入すると、先端部74bは内側シール部材20の外側スリーブ26に引っ掛かり、治具74で内側シール部材20も大気側Aに引っ張ることができる。このようにして、密封装置1を容易に取り外すことが可能である。但し、外側シール部材30と内側シール部材20を同時に取り外すことは必須ではなく、内側シール部材20を内輪6から引き抜いた後に、外側シール部材30を外輪8から引き抜いてもよい。
この取り外し作業は、治具74を用いるが、治具74の代わりに、作業者の指を用いてもよい。また、治具74を用いる場合であっても、治具74は、外側シール部材30に軸線方向の力Sを与えて外側シール部材30を外輪8の孔8Aから抜き出すことだけに使用してもよい。すなわち、力Sを外側シール部材30に与える前に、作業者の指または他の治具を用いて、外側シール部材30に径方向内側に向かう力Fを与えて外側シール部材30を径方向に圧縮してもよい。
この実施形態においては、剛性部32の軸線方向突出部分40は、内側シール部材20の外側スリーブ26の径方向外側に配置されているので、指または治具を凹部44に引っ掛けるのが容易である。内側シール部材20の弾性部34は凹部44およびその付近には設けられず、弾性部34は凹部44に充填されていないので、大気側にいる作業員は凹部44を見つけやすい。また、内側シール部材20の弾性部34は凹部44に充填されていないので、指または治具を凹部44に引っ掛ける際、弾性部34が邪魔にならない。したがって、密封装置1を転がり軸受2から容易に引き抜くことが可能である。
この実施形態によれば、円筒部分36の複数のフック部36aは周方向に間隔をおいて配置されているので、周方向に連続した円環状のフック部を有する場合に比べて、外輪8の孔8Aの内周面に形成された周溝8Bからフック部36aを小さい力で取り外すことができる。したがって、外側シール部材30を転がり軸受2の外輪8の孔8Aから小さい力で抜き出すことができる。
図3および図4に示すように、複数のフック部36aは、密封装置1の軸線を中心にして、複数の軸線方向突出部分40とそれぞれ同じ角度位置に配置されている。このため、軸線方向突出部分40の凹部44に指または治具を引っ掛けて、外側シール部材30の一部を径方向内側に圧縮すると、同じ角度位置にあるフック部36aが径方向内側に圧縮される。したがって、外輪8の孔8Aの内周面に形成された周溝8Bからフック部36aを容易に取り外すことができる。
図6は、使用状態の本発明の実施形態の変形例に係る密封装置1を示す。この変形例では、各軸線方向突出部分40には、凹部44の代わりに、貫通孔ではない凹部84が形成されている。凹部84は、軸線方向突出部分40の径方向外側の面で開口する。他の特徴は、上記の実施形態と同じである。
図7を参照して、図6の密封装置1の取り外し作業を説明する。
まず、図5の治具74に比べて、短い先端部74bを有する1つ以上の治具74を準備する。作業者は治具74のハンドル部74aを握る。
そして、治具74の先端部74bを、密封装置1の外側シール部材30の剛性部32の軸線方向突出部分40に形成された凹部44に挿入することにより、治具74で軸線方向突出部分40を捕捉する。
この状態で、治具74により、外側シール部材30の軸線方向突出部分40に対して径方向内側に向かう力Fを与えて、外側シール部材30を径方向に圧縮することによって、外輪8の孔8Aの内周面から外側シール部材30の剛性部32の円筒部分36を部分的に離す。特に、孔8Aの周溝8Bからフック部36aを取り外す。
一度に複数の治具74を用いて、孔8Aの周溝8Bから複数のフック部36aを取り外してもよい。あるいは1つの治具74を用いて、孔8Aの周溝8Bから1つのフック部36aを取り外すことを繰り返して、周溝8Bから複数のフック部36aを取り外してもよい。
次に、凹部44に先端部74bが挿入された治具74を力Sで引くことにより、外側シール部材30を軸線方向に移動させて、外側シール部材30を転がり軸受2の外輪8の孔8Aから抜き出すことができる。一旦、外輪8の孔8Aの周溝8Bから複数のフック部36aを取り外せば、外側シール部材30の弾性変形を利用して、外側シール部材30を転がり軸受2の外輪8の孔8Aから抜き出すのは容易である。
外側シール部材30を抜き出すことに伴い、内輪6に固定された内側シール部材20も外側シール部材30と一緒に抜き出すことができる。すなわち、外側シール部材30を抜き出す途中で、外側シール部材30の内側延長部分42の周囲の弾性部34が内側シール部材20の外側スリーブ26の円環部分38側の端部に接触する。つまり、外側シール部材30の内側延長部分42の周囲の弾性部34が内側シール部材20の外側スリーブ26に引っ掛かる。したがって、治具74で内側シール部材20も大気側Aに引っ張ることができる。このようにして、密封装置1を容易に取り外すことが可能である。但し、外側シール部材30と内側シール部材20を同時に取り外すことは必須ではなく、内側シール部材20を内輪6から引き抜いた後に、外側シール部材30を外輪8から引き抜いてもよい。
この取り外し作業は、治具74を用いるが、治具74の代わりに、作業者の指を用いてもよい。また、治具74を用いる場合であっても、治具74は、外側シール部材30に軸線方向の力Sを与えて外側シール部材30を外輪8の孔8Aから抜き出すことだけに使用してもよい。すなわち、力Sを外側シール部材30に与える前に、作業者の指または他の治具を用いて、外側シール部材30に径方向内側に向かう力Fを与えて外側シール部材30を径方向に圧縮してもよい。
図8は、使用状態の本発明の実施形態の他の変形例に係る密封装置1を示す。この変形例では、各軸線方向突出部分40には、凹部44または84の代わりに、貫通孔ではない凹部86が形成されている。凹部86は、軸線方向突出部分40の先端87が径方向外側に折り曲げられることによって設けられ、軸線方向突出部分40の径方向外側で開口する。他の特徴は、上記の実施形態と同じである。
当業者であれば、図7を参照して説明した手法と同様の手法で密封装置1を転がり軸受2から取り外すことができるのを理解できるであろう。
図9は、使用状態の本発明の実施形態のさらに他の変形例に係る密封装置1を示す。この変形例では、外側シール部材30の剛性部32の内側延長部分42が環状の円板88で覆われており、円板88がさらに弾性部34の固定部分50で覆われている。円板88は、外側シール部材30の剛性部32の円環部分38および/または内側延長部分42に半田付けまたは溶接で固定されていてもよい。
円板88は、内側延長部分42の間にある図3および図4に示す切り欠き41を覆う。したがって、大気側Aから飛んでくる異物によって、切り欠き41に充填された弾性部34の固定部分50が損傷しても、円板88が大気側Aから軸受内部側Bへの異物の侵入を防止する。他の特徴は、上記の実施形態と同じである。
図10は、使用状態の本発明の実施形態のさらに他の変形例に係る密封装置1を示す。この変形例では、複数の軸線方向突出部分40は、剛性部32を折り曲げて形成されるのではなく、剛性部32の円環部分38に半田付けまたは溶接で固定された板である。
図10の変形例では、外側シール部材30の剛性部32の円環部分38には、切り欠き41が形成されておらず、弾性部34の固定部分50は円環部分38の内側端縁を覆う。したがって、円環部分38を覆う弾性部34の固定部分50が損傷しても、円環部分38が大気側Aから軸受内部側Bへの異物の侵入を防止する。固定部分50の外端縁50aは、軸線方向突出部分40よりも径方向外側にあってもよいが、図示のように軸線方向突出部分40よりも径方向内側にあってもよい。他の特徴は、上記の実施形態と同じである。
以上、本発明の好ましい実施形態を参照しながら本発明を図示して説明したが、当業者にとって特許請求の範囲に記載された発明の範囲から逸脱することなく、形式および詳細の変更が可能であることが理解されるであろう。このような変更、改変および修正は本発明の範囲に包含されるはずである。
例えば、上記の実施形態では、内側部材である内輪6が回転部材であり、外側部材である外輪8が静止部材である。しかし、本発明は、上記実施形態に限定されず、互いに相対回転する複数の部材の密封に適用されうる。例えば、内側部材が静止し、外側部材が回転してもよいし、これらの部材のすべてが回転してもよい。
上記の変形例は、矛盾しない限り、組み合わせてもよい。
本発明の態様は、下記の番号付けされた条項にも記載される。
条項1. 転がり軸受の相対的に回転する内側部材と外側部材との間に配置され、前記内側部材と前記外側部材との間の間隙を封止する密封装置であって、
前記内側部材に固定される環状の内側シール部材と、
前記外側部材の孔の内面に固定され、前記内側シール部材の径方向外側に配置される環状の外側シール部材とを備え、
前記内側シール部材は、
前記内側部材に固定される内側スリーブと、
前記内側スリーブの大気側の端部に一体に連結されて前記内側スリーブの外側に放射状に広がるフランジと、
前記フランジの外端縁に一体に連結されて前記内側スリーブと同心に配置された外側スリーブとを有しており、
前記外側シール部材は、
剛性材料から形成された剛性部と、
前記剛性部に固定された弾性材料から形成された弾性部とを備え、
前記剛性部は、
前記外側部材の孔に嵌め込まれて前記外側部材に固定される円筒部分と、
前記円筒部分の大気側の端部に一体に連結されて前記円筒部分の径方向内側に向けて延びる円環部分と、
前記円筒部分の径方向内側に配置され、前記円環部分から大気側に向けて前記外側シール部材の軸線方向に突出する複数の軸線方向突出部分と、
各軸線方向突出部分に形成されて、指または治具で前記外側シール部材が引っ張られることを案内する凹部とを備え、
前記弾性部は、
前記剛性部の前記円環部分に固定された固定部分と、
前記固定部分から前記内側シール部材の前記内側スリーブに向けて延びる少なくとも1つのシールリップと、
前記固定部分から前記内側シール部材の前記フランジに向けて延びる少なくとも1つのダストリップとを備え、
前記軸線方向突出部分は、前記内側シール部材の前記外側スリーブの径方向外側に、前記外側スリーブと間隔をおいて配置され、
前記弾性部は、前記剛性部の前記軸線方向突出部分の前記凹部に充填されていない
ことを特徴とする密封装置。
条項2. 前記凹部は、前記軸線方向突出部分を貫通する貫通孔であり、
前記内側シール部材の前記外側スリーブの前記円環部分側の端部は、前記貫通孔の前記円環部分側の端部よりも大気側に位置する
ことを特徴とする条項1に記載の密封装置。
この条項によれば、指または治具を凹部である外側シール部材の貫通孔に挿入すると、指または治具で内側シール部材の外側スリーブを大気側に引っ張ることができる。したがって、内側シール部材を外側シール部材と一緒に、転がり軸受の外側部材から容易に抜き出すことができる。
条項3. 前記シールリップは、前記内側シール部材に接触しない
ことを特徴とする条項1または2に記載の密封装置。
この条項によれば、シールリップが内側シール部材に接触しないので、シールリップの摩擦に起因する発熱が防止され、シールリップの劣化を低減することができる。
条項4. 前記ダストリップは、前記内側シール部材に接触しない
ことを特徴とする条項1から3のいずれか1項に記載の密封装置。
この条項によれば、ダストリップが内側シール部材に接触しないので、ダストリップの摩擦に起因する発熱が防止され、ダストリップの劣化を低減することができる。
条項5. 前記外側シール部材の前記弾性部は、円環状のラビリンス突起を有し、前記ラビリンス突起は、前記ダストリップの径方向外側、かつ前記内側シール部材の前記外側スリーブの径方向内側に配置され、前記固定部分から前記内側シール部材の前記フランジに向けて延び、前記内側シール部材に接触しない
ことを特徴とする条項1から4のいずれか1項に記載の密封装置。
この条項によれば、外側スリーブとダストリップの間にラビリンス突起が配置されているので、外側スリーブとダストリップの間に、複雑なラビリンス状の空間が設けられる。したがって、大気側から異物がダストリップに到達しにくく、軸受に異物が侵入しにくい。
条項6. 前記外側シール部材の前記円筒部分は、前記外側部材の孔の内周面に形成された周溝に嵌め込まれる複数のフック部を有し、前記フック部は周方向に間隔をおいて配置されている
ことを特徴とする条項1から5のいずれか1項に記載の密封装置。
この条項によれば、複数のフック部は周方向に間隔をおいて配置されているので、周方向に連続した円環状のフック部を有する場合に比べて、外側部材の孔の内周面に形成された周溝からフック部を小さい力で取り外すことができる。したがって、外側シール部材を転がり軸受の外側部材の孔から小さい力で抜き出すことができる。
条項7. 前記密封装置を上または下から見たとき、前記フック部は、前記密封装置の軸線を中心にして、前記軸線方向突出部分とそれぞれ同じ角度位置に配置されている
ことを特徴とする条項6に記載の密封装置。
この条項によれば、軸線方向突出部分の凹部に指または治具を引っ掛けて、外側シール部材の一部を径方向内側に圧縮すると、同じ角度位置にあるフック部が径方向内側に圧縮される。したがって、外側部材の孔の内周面に形成された周溝からフック部を容易に取り外すことができる。
A 大気側
B 軸受内部側
1 密封装置
2 転がり軸受
6 内輪(内側部材)
8 外輪(外側部材)
8A 孔
8B 周溝
20 内側シール部材
30 外側シール部材
22 内側スリーブ
24 フランジ
26 外側スリーブ
26a 端部
32 剛性部
34 弾性部
36 円筒部分
36a フック部
38 円環部分
40 軸線方向突出部分
41 切り欠き
42 内側延長部分
44,84,86 凹部
44a 端部
52,53 シールリップ
54 ダストリップ
56 ラビリンス突起
57 空間
74 治具

Claims (7)

  1. 転がり軸受の相対的に回転する内側部材と外側部材との間に配置され、前記内側部材と前記外側部材との間の間隙を封止する密封装置であって、
    前記内側部材に固定される環状の内側シール部材と、
    前記外側部材の孔の内面に固定され、前記内側シール部材の径方向外側に配置される環状の外側シール部材とを備え、
    前記内側シール部材は、
    前記内側部材に固定される内側スリーブと、
    前記内側スリーブの大気側の端部に一体に連結されて前記内側スリーブの外側に放射状に広がるフランジと、
    前記フランジの外端縁に一体に連結されて前記内側スリーブと同心に配置された外側スリーブとを有しており、
    前記外側シール部材は、
    剛性材料から形成された剛性部と、
    前記剛性部に固定された弾性材料から形成された弾性部とを備え、
    前記剛性部は、
    前記外側部材の孔に嵌め込まれて前記外側部材に固定される円筒部分と、
    前記円筒部分の大気側の端部に一体に連結されて前記円筒部分の径方向内側に向けて延びる円環部分と、
    前記円筒部分の径方向内側に配置され、前記円環部分から大気側に向けて前記外側シール部材の軸線方向に突出する複数の軸線方向突出部分と、
    各軸線方向突出部分に形成されて、指または治具で前記外側シール部材が引っ張られることを案内する凹部とを備え、
    前記弾性部は、
    前記剛性部の前記円環部分に固定された固定部分と、
    前記固定部分から前記内側シール部材の前記内側スリーブに向けて延びる少なくとも1つのシールリップと、
    前記固定部分から前記内側シール部材の前記フランジに向けて延びる少なくとも1つのダストリップとを備え、
    前記軸線方向突出部分は、前記内側シール部材の前記外側スリーブの径方向外側に、前記外側スリーブと間隔をおいて配置され、
    前記弾性部は、前記剛性部の前記軸線方向突出部分の前記凹部に充填されていない
    ことを特徴とする密封装置。
  2. 前記凹部は、前記軸線方向突出部分を貫通する貫通孔であり、
    前記内側シール部材の前記外側スリーブの前記円環部分側の端部は、前記貫通孔の前記円環部分側の端部よりも大気側に位置する
    ことを特徴とする請求項1に記載の密封装置。
  3. 前記シールリップは、前記内側シール部材に接触しない
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の密封装置。
  4. 前記ダストリップは、前記内側シール部材に接触しない
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の密封装置。
  5. 前記外側シール部材の前記弾性部は、円環状のラビリンス突起を有し、前記ラビリンス突起は、前記ダストリップの径方向外側、かつ前記内側シール部材の前記外側スリーブの径方向内側に配置され、前記固定部分から前記内側シール部材の前記フランジに向けて延び、前記内側シール部材に接触しない
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の密封装置。
  6. 前記外側シール部材の前記円筒部分は、前記外側部材の孔の内周面に形成された周溝に嵌め込まれる複数のフック部を有し、前記フック部は周方向に間隔をおいて配置されている
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の密封装置。
  7. 前記密封装置を上または下から見たとき、前記フック部は、前記密封装置の軸線を中心にして、前記軸線方向突出部分とそれぞれ同じ角度位置に配置されている
    ことを特徴とする請求項6に記載の密封装置。
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