JP2023011453A - 消音構造及び車両 - Google Patents

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Masayuki Okano
ゆかり 住江
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Abstract

【課題】より簡便な構造の消音構造を提供する。【解決手段】消音構造1は、左右の通気口40の間に位置するフレーム31を備える。フレーム31は、2つのレゾネータ室50、51と、左右の各通気口40から、それに対応するレゾネータ室50、51に連通する2つの連通管60、61と、を有する。2つのレゾネータ室50、51は、通気口40の通気方向に並べて配置されている。連通管60、61は、レゾネータ室50、51の側壁の一部を用いて形成されている。【選択図】図4

Description

本発明は、消音構造及び車両に関する。
特許文献1には、ヘルムホルツ共鳴器(レゾネータ)を用いた、航空機用のガスタービン燃焼器が開示されている(特許文献1参照)。また、引用文献2には、自動車のエンジンなどに用いられる、可変レゾネータを用いた可変周波数消音システムが開示されている(特許文献2参照)。このように騒音を発する装置には、消音装置が必要である。
国際公開2020/071399号 特開2007-205327号公報
しかしながら、上述のような従来の消音システムは、既存の装置や部材に新たにレゾネータを追加するものであり、複雑な構成を有し、高コストになるものであった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、より簡便な構造の消音構造を提供することをその目的とする。
本発明の一態様に係る消音構造は、左右の通気口の間に位置するフレームを備え、前記フレームは、複数のレゾネータ室と、左右の各通気口から、それに対応するレゾネータ室に連通する複数の連通管と、を有する。
上記態様によれば、通気口のフレームを用いることにより、より簡便な構造の消音構造を実現することができる。
上記態様において、複数のレゾネータ室は、前記通気口の通気方向に並べて配置されていてもよい。
上記態様において、前記連通管は、前記レゾネータ室の側壁の一部を用いて形成されていてもよい。
上記態様において、前記連通管は、隣り合うレゾネータ室の間に形成されていてもよい。
上記態様において、前記複数のレゾネータ室及び前記複数の連通管は、単一の周波数の音が消音対象になるように形成されていてもよい。
上記態様において、前記複数のレゾネータ室及び前記複数の連通管は、複数の周波数の音が消音対象になるように形成されていてもよい。
上記態様において、前記複数のレゾネータ室の少なくとも一つには、吸音材が設けられていてもよい。
上記態様において、前記フレームは、前記通気口の通気方向の直角方向に長い細長形状を有し、前記複数のレゾネータ室及び前記複数の連通管は、前記フレームの長手方向に沿って延設されていてもよい。
上記態様において、前記通気口が一方向に複数並べて配置され、前記フレームは、隣り合う左右の通気口の間にそれぞれ設けられていてもよい。
発明の他の態様に係る車両は、上記消音構造を備える。
本発明は、より簡便な構造の消音構造を提供することができる。
車両のカウルルーバの概要を示す構成図である。 カウルルーバの外気導入部の斜視図である。 外気導入部の一部の拡大図である。 フレームの構成を示す説明図である。 フレームを長手方向に沿って見た断面図である。 複数のフレームの間の通気口を通過する音の消音効果を示す模式図である。 消音材を有するフレームの断面図である。 各種フレームの消音効果を説明するための説明図である。 2つのレゾネータ室の容積が異なるフレームの断面図である。 2つの連通管の通路面積が異なるフレームの断面図である。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、図面の上下左右等の位置関係は、特に断らない限り、図面に示す位置関係に基づくものとする。
図1は、本実施の形態に係る消音構造1を有する車両のカウルルーバ10を示す斜視図であり、図2は、カウルルーバ10の外気導入部20を示す斜視図である。図3は、外気導入部20の一部の拡大図である。
図1に示すカウルルーバ10は、車両のウィンドシールドガラスと、エンジンルームの天面を覆うエンジンフード(ボンネット)との間に配置されている。カウルルーバ10は、外気を車内に取り入れるための外気導入部20を有している。
外気導入部20は、図2及び図3に示すように例えば略長方形の枠フレーム30と、枠フレーム30の内側に配置された複数のフレーム31と、補強フレーム32を有している。
フレーム31は、枠フレーム30の短辺方向Xに向けて延設する細長形状を有している。フレーム31は、枠フレーム30の長辺方向Yに沿って複数並べて配置されている。フレーム31は、枠フレーム30の長辺方向Yに沿って互いに間隔を置いて等間隔に設けられている。隣り合うフレーム31同士の間、すなわち各フレーム31の左右の両側には、スリット状の通気口40が形成されている。外気導入部20には、複数の通気口40が枠フレーム30の長辺方向Yに沿って並べて配置されている。
補強フレーム32は、例えば隣り合うフレーム31同士、及び長辺方向Yの端のフレーム31と枠フレーム30とを接続している。補強フレーム32の数は、特に限定されないが、フレーム31に沿って複数設けられていてもよい。また、補強フレーム32はなくてもよい。
外気導入部20は、本実施の形態における消音構造1を有している。消音構造1は、フレーム31に設けられている。図4は、フレーム31の構成を示す説明図であり、図5は、フレーム31の長手方向(枠フレーム30の短辺方向)Xに垂直な(フレーム31を長手方向Xに沿って見た)断面図である。
フレーム31は、内部が中空となっており、2つのレゾネータ室50、51と、左右の各通気口40からいずれかのレゾネータ室50、51に連通する2つの連通管60、61を有している。図4及び図5において、上側にあるレゾネータ室を上部レゾネータ室50とし、下側にあるレゾネータ室を下部レゾネータ室51とする。なお、本明細書において、「上」、「下」は、フレーム31の図4及び図5の姿勢に基づく。本実施の形態において、上側は、通気口40の上流側となり、下側が通気口40の下流側となっている。
上部レゾネータ室50は、図4に示すようにフレーム31の長手方向Xに沿ってフレーム31の両端部に亘り形成されている。図4及び図5に示すように上部レゾネータ室50は、長手方向Xに垂直な断面において略半円状の断面形状を有している。上部レゾネータ室50は、例えば第1の側壁部70と、第2の側壁部71と、第3の側壁部72を有している。
第1の側壁部70は、上部レゾネータ室50の天面に位置する。第1の側壁部70は、フレーム31の長手方向Xに長く、フレーム31を長手方向Xから見た断面において、上に凸の略半円の円弧状に形成されている。
第2の側壁部71は、上部レゾネータ室50の底面に位置する。第2の側壁部71は、フレーム31の長手方向Xに長く、板面が上下方向Zに向いた平板形状を有している。第2の側壁部71の第1の端部71aは、第1の側壁部70の左右方向(枠フレーム30の長辺方向)Yの第1の端部70aに接続されている。
第3の側壁部72は、上部レゾネータ室50の底面に位置する。第3の側壁部72は、フレーム31の長手方向Xに長く、板面が上下方向Zに向いた平板形状を有している。第3の側壁部72の第1の端部72aは、第1の側壁部70の左右方向Yの第2の端部70bに接続されている。第2の側壁部71と第3の側壁部72は、互いに接続されておらず、その間に開口A1が形成されている。
下部レゾネータ室51は、フレーム31の長手方向Xに沿ってフレーム31の両端部に亘り形成されている。下部レゾネータ室51は、長手方向Xに垂直な断面において略方形の断面形状を有している。下部レゾネータ室51は、例えば第1の側壁部90と、第2の側壁部91と、第3の側壁部92と、第4の側壁部93と、第5の側壁部94を有している。
第1の側壁部90及び第2の側壁部91は、下部レゾネータ室51の天面に位置する。第1の側壁部90及び第2の側壁部91は、フレーム31の長手方向Xに長く、板面が上下方向Zに向いた平板形状を有している。第1の側壁部90は、上部レゾネータ室50の第2の側壁部71に対向する位置に設けられている。第2の側壁部91は、上部レゾネータ室50の第3の側壁部72に対向する位置に設けられている。第1の側壁部90と第2の側壁部91は、互いに接続されておらず、その間に開口A2が形成されている。
第3の側壁部92は、下部レゾネータ室51の底面に位置する。第3の側壁部92は、長手方向Xに長く、板面が上下方向Zに向いた平板形状を有している。
第4の側壁部93は、下部レゾネータ室51の左右の側面に位置する。第4の側壁部93は、長手方向Xに長く、板面が左右方向Yに向いた平板形状を有している。第4の側壁部93の上下の両端部は、第3の側壁部92の第1の端部92aと第1の側壁部90の第1の端部90aに接続されている。
第5の側壁部94は、第4の側壁部93に対向し、下部レゾネータ室51の左右の側面に位置する。第5の側壁部94は、長手方向Xに長く、板面が左右方向Yに向いた平板形状を有している。第5の側壁部94の上下の両端部は、第3の側壁部92の第2の端部92bと第2の側壁部91の第1の端部91aに接続されている。
さらに、上部レゾネータ室50の第3の側壁部72の第2の端部72bと、下部レゾネータ室51の第1の側壁部90の第2の端部90bとは、隔壁100によって接続されている。隔壁100は、長手方向Xに長い板形状を有し、第3の側壁部72から第1の側壁部90に向けて下がるように傾斜している。隔壁100によって、上部レゾネータ室50の第2の側壁部71と下部レゾネータ室51の第1の側壁部90とで囲まれる空間B1と、上部レゾネータ室50の第3の側壁部72と下部レゾネータ室51の第2の側壁部91とで囲まれる空間B2とを遮断している。
連通管60は、上部レゾネータ室50に連通している。連通管60は、フレーム31の長手方向Xに沿ってフレーム31の両端部に亘り形成されている。連通管60は、フレーム31の左右方向Yの一方(図4、5の左側)の通気口40に開口している。連通管60は、フレーム31の上下方向Zの中央付近に設けられている。連通管60は、上部レゾネータ室50の第2の側壁部71、下部レゾネータ室51の第1の側壁部90及び隔壁100により形成され、通気口40の開口A3から、上部レゾネータ室50と下部レゾネータ室51の間の空間B1を通って開口A1に通じている。
連通管61は、下部レゾネータ室51に連通している。連通管61は、フレーム31の長手方向Xに沿ってフレーム31の両端部に亘り形成されている。連通管61は、フレーム31の左右方向Yの一方(図4、5の右側)の通気口40に開口している。連通管61は、フレーム31の上下方向Zの中央付近に設けられている。連通管61は、上部レゾネータ室50の第3の側壁部72、下部レゾネータ室51の第2の側壁部91及び隔壁100により形成され、通気口40の開口A4から、上部レゾネータ室50と下部レゾネータ室51の間の空間B2を通って開口A2に通じている。
消音構造1は、共振作用を用いて、通気口40を通過する所定の周波数fの音を減衰させる。フレーム31で減衰される音の周波数fは、数1の式で示される。
Figure 2023011453000002
式中のcは音速、Sは連通管の通路面積、Lは連通管の長さ、Vはレゾネータ室の容積である。
上部レゾネータ室50は、上部レゾネータ室50の容積V1、連通管60の長さL1、連通管60の通路面積S1を数式1に代入した周波数f1の音を減衰させる。なお、連通管60の長さL1は、連通管60の空間B1の容積V3を連通管60の通路面積S1で割ることで求めることもできる。
下部レゾネータ室51は、下部レゾネータ室51の容積V2、連通管61の長さL2、連通管61の通路面積S2を数式1に代入した周波数f2の音を減衰させる。なお、連通管61の長さL2は、連通管61の空間B2の容積V4を連通管61の通路面積S2で割ることで求めることもできる。
フレーム31の各種寸法(レゾネータ室50、51と連通管60、61の寸法)は、周波数f1と周波数f2が例えば10000Hz以上、好ましくは1000Hz以上になるように設定されていている。例えばフレーム31の各種寸法は、周波数f1と周波数f2が同じ値になるように設定されている。
外気導入部20において、図6に示すように複数の通気口40を通過する音波Pは、各フレーム31において連通管60、61に入り込み、上部レゾネータ室50、下部レゾネータ室51の共振作用により減衰される。
本実施の形態によれば、消音構造1が、左右の通気口40の間に位置するフレーム31を備え、フレーム31は、2つのレゾネータ室50、51と、左右の各通気口40から、それに対応するレゾネータ室50、51に連通する2つの連通管60、61とを有する。かかる場合、通気口40のフレーム31を利用して複数のレゾネータ室50、51を設けるので、より簡便な構造の消音構造1を実現することができる。
2つのレゾネータ室50、51は、通気口40の通気方向(上下方向Z)に並べて配置されている。かかる場合、フレーム31の左右方向Yの幅が大きくならないので、外気導入部20が大型化することなく、通気口40の開口面積を確保しながら、複数のレゾネータ室50、51を好適に設けることができる。
連通管60、61は、レゾネータ室50、51の側壁の一部を用いて形成されている。このため、連通管60、61を形成するための側壁を別途設ける必要がなく、消音構造1をさらに簡便にし、消音構造1を小型化することができる。
連通管60、61は、隣り合うレゾネータ室50、51の間に形成されている。これにより、フレーム31がコンパクト化され、それにより消音構造1が小型化する。
レゾネータ室50、51及び連通管60、61は、単一の周波数の音が消音対象となるように形成されている。これにより、特定の音源から発生する特定の周波数fの音を効果的に消音することができる。
フレーム31は、通気口40の通気方向の直角方向(長手方向X)に長い細長形状を有し、2つレゾネータ室50、51及び複数の連通管60、61は、フレーム31の長手方向Xに沿って延設されている。これにより、通気口40を通過する音を広範囲で消音することができる。
通気口40が一方向(枠フレーム30の長辺方向Y)に複数並べて配置され、フレーム31は、隣り合う左右の通気口40の間にそれぞれ設けられているので、外気導入部20を通過する音を広範囲で効果的に消音することができる。
消音構造1が車両のカウルルーバ10に適用されている。一般的に車両においてEVモーターやエンジンなどのパワートレーンから放射された騒音は、カウルルーバ10の隙間である外気導入部20を経由し、車両外部に放出される。その結果、ウィンドシールドガラスなどへ入射する車外音圧が高まり、これが車室内の快適性を阻害する要因になり得る。本実施の形態によれば、車両のカウルルーバ10に消音構造1を設けることで、カウルルーバ10に新たな消音装置を設けることなく、騒音を低減し、車室内の快適性を向上することができる。
また、音声認識機能を有する機器を有する車両では、特に車室内の静寂性が必要となる。モータを動力とする車両では、低周波の音の静寂性は高いが、その分、高周波を中心とする風切り音やロードノイズの静寂性が必要となる。さらに、自動運転機能を有する車両では、乗員同士の明瞭な会話ができる高周波の音の静寂性が求められる。かかる車両に本発明の消音構造1を設けるメリットは大きい。
本実施の形態において、図7に示すようにフレーム31のレゾネータ室50、51には吸音材110が設けられていてもよい。かかる場合、図8に示すように上記実施の形態で記載した吸音材がないフレーム31-1に対し、吸音材110のあるフレーム31-2は、周波数f1、f2における消音効果が向上することが推定される。なお、吸音材110は、フレーム31の一つのレゾネータ室に設けられていてもよい。
本実施の形態において、フレーム31の2つのレゾネータ室50、51及び2つの連通管60、61は、複数の周波数の音が消音対象となるように形成されていてもよい。かかる場合、例えばフレーム31の各種寸法は、周波数f1と周波数f2が互いに異なるように設定される。これは、上部レゾネータ室50と下部レゾネータ室51の容積、連通管60と連通管61の通路面積や長さを変更することで実現することができる。図9は、上部レゾネータ室50と下部レゾネータ室51の容積を変更したフレーム31の一例を示す。この例では、下部レゾネータ室51の容積V2が上部レゾネータ室50の容積V1よりも大きい。図10は、連通管60と連通管61の通路面積を変更したフレーム31の一例を示す。この例では、連通管60の通路面積S1が連通管61の通路面積S2よりも大きい。図8に示すように、この例のフレーム31-3は、異なる2つの周波数f1、f2の音を消音することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば以上の実施の形態で記載したフレーム31のレゾネータ室50、51、連通管60、61の形状や構造は、上記実施の形態のものに限られない。また、以上の実施の形態においてフレーム31のレゾネータ室及び連通管の数は2つであったが、3つ以上であってもよい。レゾネータ室と連通管の数は同じであってもよいし、異なっていてもよい。また、消音構造1は、車両において、カウルルーバ10以外の他の部分に設けてもよい。例えば消音構造1は、車両のバッテリーの冷却用ファンの通気口を有する通気部や、車両の内外の圧力調整を行う通気口を有する通気部などに設けてもよい。
本発明に係る消音構造は、自動車などの車両に限られず、車両以外のものに適用されてもよい。
本発明は、より簡便な構造の消音構造を提供する際に有用である。
1 消音構造
10 カウルルーバ
20 外気導入部
31 フレーム
40 通気口
50 上部レゾネータ室
51 下部レゾネータ室
60、61 連通管

Claims (10)

  1. 消音構造であって、
    左右の通気口の間に位置するフレームを備え、
    前記フレームは、
    複数のレゾネータ室と、
    左右の各通気口から、それに対応するレゾネータ室に連通する複数の連通管と、を有する、消音構造。
  2. 前記複数のレゾネータ室は、前記通気口の通気方向に並べて配置されている、請求項1に記載の消音構造。
  3. 前記連通管は、前記レゾネータ室の側壁の一部を用いて形成されている、請求項1又は2に記載の消音構造。
  4. 前記連通管は、隣り合うレゾネータ室の間に形成されている、請求項1~3のいずれか一項に記載の消音構造。
  5. 前記複数のレゾネータ室及び前記複数の連通管は、単一の周波数の音が消音対象になるように形成されている、請求項1~4のいずれか一項に記載の消音構造。
  6. 前記複数のレゾネータ室及び前記複数の連通管は、複数の周波数の音が消音対象になるように形成されている、請求項1~4のいずれか一項に記載の消音構造。
  7. 前記複数のレゾネータ室の少なくとも一つには、吸音材が設けられている、請求項1~6のいずれか一項に記載の消音構造。
  8. 前記フレームは、前記通気口の通気方向の直角方向に長い細長形状を有し、
    前記複数のレゾネータ室及び前記複数の連通管は、前記フレームの長手方向に沿って延設されている、請求項1~7のいずれか一項に記載の消音構造。
  9. 前記通気口が一方向に複数並べて配置され、
    前記フレームは、隣り合う左右の通気口の間にそれぞれ設けられている、請求項1~8のいずれか一項に記載の消音構造。
  10. 請求項1~9のいずれか一項に記載の消音構造を備えた、車両。
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