JP2023008516A - プラズマ処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】中心軸線上で延びる同軸線路を用いることなく導波路に導入される電磁波を用いてプラズマ生成空間内で周方向において均一にプラズマを生成する技術を提供する。【解決手段】開示されるプラズマ処理装置では、上部シャワーヘッドが、チャンバ内の基板処理空間の上方に設けられている。下部シャワープレートが、上部シャワーヘッドの下方且つ基板処理空間の上方に設けられている。下部シャワープレートと上部シャワーヘッドは、それらの間にプラズマ生成空間を形成している。電磁波導入部が、プラズマ生成空間を囲んでいる。導波路が、上部シャワーヘッド及び電磁波導入部を囲んでおり、電磁波導入部に接続されている。導波路とプラズマ生成空間は、共振器を構成している。同軸線路は、中心軸線から離れた位置で導波路に接続されている。【選択図】図1

Description

本開示の例示的実施形態は、プラズマ処理装置に関するものである。
電子デバイスの製造においてはプラズマ処理装置が用いられている。一種のプラズマ処理装置は、特許文献1に記載されている。特許文献1に記載されたプラズマ処理装置は、処理容器、ステージ、上部電極、導入部、導波部、高周波電源、誘電体板、及びガス供給部を備える。
ステージは、処理容器内に設けられている。上部電極は、処理容器内の空間の上方に設けられている。導入部は、高周波の導入部である。高周波は、VHF波又はUHF波である。導入部は、処理容器内の空間の横方向端部に設けられており、処理容器の中心軸線の周りで周方向に延在している。導波部は、導入部に高周波を供給するように構成されている。導波部は、導波路を提供する共振器を含む。共振器の導波路は、中心軸線の周りで周方向に延び、中心軸線が延在する方向に延び、導入部に接続されている。導波部は、第1の同軸導波管及び複数の第2の同軸導波管を更に含む。高周波電源は、第1の同軸導波管及び複数の第2の同軸導波管を介して共振器の導波路に接続されている。第1の同軸導波管は、処理容器の中心軸線上で延びており、複数の第2の同軸導波管は、第1の同軸導波管から放射方向に延びている。
誘電体板は、上部電極との間に間隙を形成するように上部電極の下方に設けられている。誘電体板は、ガスシャワープレートを構成している。ガス供給部は、配管を介して上部電極と誘電体板との間に設けられた間隙に接続されている。配管は、処理容器の中心軸線から離れて延びている。
特開2020-92031号公報
本開示は、中心軸線上で延びる同軸線路を用いることなく導波路に導入される電磁波を用いてプラズマ生成空間内で周方向において均一にプラズマを生成する技術を提供する。
一つの例示的実施形態において、プラズマ処理装置が提供される。プラズマ処理装置は、チャンバ、上部シャワーヘッド、下部シャワープレート、電磁波導入部、導波路、及び同軸線路を備える。チャンバは、その中に基板処理空間を提供する。上部シャワーヘッドは、導電性を有し、複数のガス孔を提供しており、基板処理空間の上方に設けられている。下部シャワープレートは、導電性を有し、基板処理空間に接続する複数の貫通孔を提供しており、上部シャワーヘッドの下方且つ基板処理空間の上方に設けられている。下部シャワープレートは、複数のガス孔を通って供給されるガスのプラズマがそこで生成されるプラズマ生成空間を下部シャワープレートと上部シャワーヘッドとの間に形成している。電磁波導入部は、誘電体から形成されており、上部シャワーヘッドと下部シャワープレートの間に設けられており、プラズマ生成空間を囲むよう中心軸線に対して周方向に延びている。導波路は、上部シャワーヘッド及び電磁波導入部を囲むよう中心軸線に対して周方向に延びており、電磁波導入部に接続されている。導波路とプラズマ生成空間は、共振器を構成している。同軸線路は、中心導体及び外側導体を有し、導波路に電磁波を供給するように設けられている。同軸線路は、中心軸線から離れて延びており、中心導体は、中心軸線から離れた位置で導波路を画成する壁面に接続されている。
一つの例示的実施形態によれば、中心軸線上で延びる同軸線路を用いることなく導波路に導入される電磁波を用いてプラズマ生成空間内で周方向において均一にプラズマを生成することが可能となる。
一つの例示的実施形態に係るプラズマ処理装置を概略的に示す図である。 一つの例示的実施形態に係るプラズマ処理装置の下部シャワープレートの一部を破断して示す図である。 別の例示的実施形態に係るプラズマ処理装置を概略的に示す図である。 更に別の例示的実施形態に係るプラズマ処理装置を概略的に示す図である。
以下、種々の例示的実施形態について説明する。
一つの例示的実施形態において、プラズマ処理装置が提供される。プラズマ処理装置は、チャンバ、上部シャワーヘッド、下部シャワープレート、電磁波導入部、導波路、及び同軸線路を備える。チャンバは、その中に基板処理空間を提供する。上部シャワーヘッドは、導電性を有し、複数のガス孔を提供しており、基板処理空間の上方に設けられている。下部シャワープレートは、導電性を有し、基板処理空間に接続する複数の貫通孔を提供しており、上部シャワーヘッドの下方且つ基板処理空間の上方に設けられている。下部シャワープレートは、複数のガス孔を通って供給されるガスのプラズマがそこで生成されるプラズマ生成空間を下部シャワープレートと上部シャワーヘッドとの間に形成している。電磁波導入部は、誘電体から形成されており、上部シャワーヘッドと下部シャワープレートの間に設けられており、プラズマ生成空間を囲むよう中心軸線に対して周方向に延びている。導波路は、上部シャワーヘッド及び電磁波導入部を囲むよう中心軸線に対して周方向に延びており、電磁波導入部に接続されている。導波路とプラズマ生成空間は、共振器を構成している。同軸線路は、中心導体及び外側導体を有し、導波路に電磁波を供給するように設けられている。同軸線路は、中心軸線から離れて延びており、中心導体は、中心軸線から離れた位置で導波路を画成する壁面に接続されている。
上記実施形態では、電磁波は、中心軸線上で延びる同軸線路を用いずに、導波路に導入される。また、導波路とプラズマ生成空間は共振器を構成している。したがって、導波路を周方向に伝搬する電磁波の波長は無限大になる。その結果、共振器内では周方向において均一な電界が生成される。故に、上記実施形態によれば、プラズマ生成空間内で周方向において均一にプラズマを生成することが可能である。
一つの例示的実施形態において、下部シャワープレートの複数の貫通孔の各々は、基板処理空間の側の下部を含む。複数の貫通孔のうち他の貫通孔に対して下部シャワープレートの中心の近くに設けられた貫通孔の下部の直径は、当該他の貫通孔の下部の直径よりも小さくてもよい。この実施形態では、プラズマ生成空間内でのプラズマの密度が中心軸線から放射方向への距離に応じて減少していても、基板処理空間に供給されるラジカルの密度の均一性が高められる。
一つの例示的実施形態において、下部シャワープレートにおける複数の貫通孔の密度は、下部シャワープレートの中心からの距離の増加に応じて増加していてもよい。この実施形態では、プラズマ生成空間内でのプラズマの密度が中心軸線から放射方向への距離に応じて減少していても、基板処理空間に供給されるラジカルの密度の均一性が高められる。
一つの例示的実施形態において、下部シャワープレートの複数の貫通孔の各々は、プラズマ生成空間の側の上部を含む。複数の貫通孔の各々の上部は、ホローカソード構造を有していてもよい。
一つの例示的実施形態において、上部シャワーヘッドと下部シャワープレートとの間の距離は、10mm以下であってもよい。この実施形態では、上部シャワーヘッドと下部シャワープレートとの間の距離が、プラズマの表皮深さより小さい距離となる。したがって、プラズマ生成空間内の定在波の波長が長くなる。故に、プラズマ生成空間内で生成されるプラズマの径方向における密度の均一性が高くなる。上部シャワーヘッドと下部シャワープレートとの間の距離は、5mm以下であってもよい。
一つの例示的実施形態において、プラズマ処理装置は、高周波電源を更に備えていてもよい。高周波電源は、その周波数が可変である高周波電力を発生するように構成されており、同軸線路に接続されている。この実施形態では、高周波電力の周波数を調整することにより、共振器における電磁波の共振状態を維持することが可能となる。
一つの例示的実施形態において、プラズマ処理装置は、第1の電界アンテナ、第1の検波器、第2の電界アンテナ、第2の検波器、及び制御器を更に備えていてもよい。第1の電界アンテナは、導波路の第1の領域における電磁波を受信するように設けられている。第1の検波器は、第1の電界アンテナによって受信された電磁波の第1の電界強度を表す第1の信号を出力するように構成されている。第2の電界アンテナは、導波路の第2の領域における電磁波を受信するように設けられている。第2の検波器は、第2の電界アンテナによって受信された電磁波の第2の電界強度を表す第2の信号を出力するように構成されている。制御器は、第1の電界強度と第2の電界強度との差を減少させるよう、第1の信号と第2の信号に応じて高周波電力の周波数を調整するように構成されている。同軸線路は、第1の領域から導波路に電磁波を導入するように接続されている。中心軸線に対して第2の領域が位置する方向は、該中心軸線に対して第1の領域が位置する方向と反対方向である。この実施形態では、導波路内の周方向に沿った電界強度の均一性を確保するよう、第1の信号と第2の信号に応じて高周波電力の周波数を調整することが可能となる。
一つの例示的実施形態において、プラズマ処理装置は、導波路の長さを調整して共振器において電磁波の共振を生じさせるように構成された可動部を更に備えていてもよい。
一つの例示的実施形態において、上部シャワーヘッドは、上部シャワープレート及び上壁を含んでいてもよい。上部シャワープレートは、上記の複数のガス孔を提供している。上壁は、上部シャワープレートの上に設けられている。上壁と上部シャワープレートは、複数のガス孔に連通するガス拡散空間をそれらの間に形成している。上壁は、中心軸線上でガス拡散空間に接続されたガス導入ポートを提供していてもよい。
一つの例示的実施形態において、プラズマ処理装置は、中心軸線上で延びる配管を介してガス導入ポートに接続されたクリーニングガスのガス源を更に備えていてもよい。
一つの例示的実施形態において、プラズマ処理装置は、上記配管を介してガス導入ポートに接続された成膜ガスのガス源を更に備えていてもよい。
一つの例示的実施形態において、下部シャワープレートは、グランド電位を有し得る。
一つの例示的実施形態において、同軸線路の中心導体が接続される壁面は、上部シャワーヘッドの側面又は上面であってもよい。
以下、図面を参照して種々の例示的実施形態について詳細に説明する。なお、各図面において同一又は相当の部分に対しては同一の符号を附すこととする。
図1は、一つの例示的実施形態に係るプラズマ処理装置を概略的に示す図である。図1に示すプラズマ処理装置1は、チャンバ10、基板支持部12、上部シャワーヘッド14、下部シャワープレート16、電磁波導入部18、導波路20、及び同軸線路22を備えている。
チャンバ10は、その中に基板処理空間10sを提供している。チャンバ10は、アルミニウムのような金属から形成されており、接地されている。チャンバ10は、その上端において開口された略円筒形状を有し得る。チャンバ10及び基板処理空間10sの各々の中心軸線は、軸線AXである。チャンバ10は、その表面に耐腐食性を有する膜を有していてもよい。耐腐食性を有する膜は、酸化イットリウム膜、酸化フッ化イットリウム膜、フッ化イットリウム膜、酸化イットリウム、又はフッ化イットリウム等を含むセラミック膜であり得る。
チャンバ10の底部は、排気口10eを提供している。排気口10eには、排気装置が接続される。排気装置は、ドライポンプ及び/又はターボ分子ポンプのような真空ポンプと自動圧力制御弁を含み得る。
基板支持部12は、基板処理空間10sの中に設けられている。基板支持部12は、その上面の上に載置された基板Wを略水平に支持するように構成されている。基板支持部12は、略円盤形状を有している。基板支持部12の中心軸線は、軸線AXである。
上部シャワーヘッド14は、導電性を有する。上部シャワーヘッド14は、アルミニウムのような金属から形成されている。上部シャワーヘッド14は、基板処理空間10sの上方に設けられている。上部シャワーヘッド14は、複数のガス孔14hを提供している。複数のガス孔14hの直径は、約0.3mmであってもよい。
一実施形態において、上部シャワーヘッド14は、上部シャワープレート24及び上壁26を含んでいてもよい。上部シャワープレート24は、導電性を有する。上部シャワープレート24は、アルミニウムのような金属から形成されている。上部シャワープレート24は、略円盤形状を有している。上部シャワープレート24の中心軸線は、軸線AXである。上部シャワープレート24は、複数のガス孔14hを提供している。複数のガス孔14hは、上部シャワープレート24をその板厚方向に貫通している。
上壁26は、上部シャワープレート24の上に設けられている。上壁26は、導電性を有する。上壁26は、アルミニウムのような金属から形成されている。上壁26は、略円盤形状を有している。上壁26の中心軸線は、軸線AXである。上壁26の下面の周縁部は、上部シャワープレート24に接している。したがって、上壁26は、上部シャワープレート24に電気的に接続されている。上壁26の下面は、その周縁部よりも内側において、上部シャワープレート24から離れている。上壁26の下面の高さ方向の位置は、軸線AXからの径方向における距離の増加につれて低くなるように形成されていてもよい。
上壁26と上部シャワープレート24は、それらの間にガス拡散空間14sを形成している。複数のガス孔14hは、ガス拡散空間14sから下方に延びている。上壁26は、ガス導入ポート14pを提供している。ガス導入ポート14pは、上壁26の上面から軸線AX上で下方に延びており、ガス拡散空間14sに接続している。
一実施形態において、プラズマ処理装置1は、ガス供給部28を更に備えていてもよい。ガス供給部28は、ガス源281及びガス源282を含んでいてもよい。ガス源281は、基板Wの処理において用いられる処理ガスのソースである。処理ガスは、成膜ガスであってもよい。ガス源282は、クリーニングガスのソースである。クリーニングガスは、チャンバ10内の壁面のクリーニングにおいて用いられる。ガス源281及びガス源282は、配管30を介してガス導入ポート14pに接続されている。配管30は、軸線AX上で延びている。
下部シャワープレート16は、上部シャワーヘッド14の下方且つ基板処理空間10sの上方に設けられている。下部シャワープレート16は、チャンバ10の上端開口を閉じている。下部シャワープレート16の周縁部は、チャンバ10の頂部上に配置されていてもよい。
下部シャワープレート16は、導電性を有する。下部シャワープレート16は、アルミニウムのような金属から形成されている。下部シャワープレート16は、接地されており、グランド電位を有する。下部シャワープレート16は、略円盤形状を有している。下部シャワープレート16の中心軸線は、軸線AXである。
下部シャワープレート16は、複数の貫通孔16hを提供している。複数の貫通孔16hは、下部シャワープレート16をその板厚方向に貫通している。複数の貫通孔16hは、基板処理空間10sに接続している。下部シャワープレート16と上部シャワーヘッド14の上部シャワープレート24は、それらの間にプラズマ生成空間32を形成している。プラズマ生成空間32は、複数のガス孔14hを通って供給されるガスのプラズマがそこで生成される空間である。
一実施形態において、上部シャワーヘッド14の上部シャワープレート24と下部シャワープレート16との間の距離、即ちプラズマ生成空間32の鉛直方向の長さは、10mm以下であってもよい。上部シャワーヘッド14の上部シャワープレート24と下部シャワープレート16との間の距離は、5mm以下であってもよい。
電磁波導入部18は、石英、窒化アルミニウム、又は酸化アルミニウムのような誘電体から形成されている。電磁波導入部18は、上部シャワーヘッド14の上部シャワープレート24と下部シャワープレート16との間に設けられている。電磁波導入部18は、プラズマ生成空間32を囲んでいる。電磁波導入部18の中心軸線は、軸線AXである。電磁波導入部18は、軸線AXに対して周方向に延びている。電磁波導入部18は、略環形状を有している。電磁波導入部18は、導波路20から伝搬する電磁波をプラズマ生成空間32に導入する。電磁波は、VHF波又はUHF波のような高周波であり、後述する高周波電源によって発生される。
導波路20は、上部シャワーヘッド14及び電磁波導入部18を囲むよう、軸線AXに対して周方向に延びている。導波路20は、略円筒形状を有している。導波路20は、電磁波導入部18に接続されている。導波路20とプラズマ生成空間32は共振器34を構成している。導波路20の長さ(プラズマ処理装置1では導波路20の鉛直方向の長さ)は、共振器34において電磁波が共振するように設定されている。即ち、導波路20の長さは、電磁波導入部18から導波路20を見た場合のインダクタンスと電磁波導入部18からプラズマ生成空間32を見た場合のキャパシタンスが電磁波の共振を生じさせるように設定されている。
導波路20は、内壁20i、外壁20o、及び上壁20tによって画成されていてもよい。内壁20i、外壁20o、及び上壁20tは、導体から形成されている。内壁20i、外壁20o、及び上壁20tは、アルミニウムのような金属から形成されている。内壁20i及び外壁20oの各々は、略円筒形状を有している。内壁20i及び外壁20oの各々の中心軸線は、軸線AXである。内壁20iは、外壁20oの内側に設けられている。内壁20iの下端は、上部シャワーヘッド14の上壁26の周縁部の上面に接している。外壁20oの下端は、下部シャワープレート16の周縁部の上面に接している。上壁20tは、環形状を有しており、内壁20iの上端と外壁20oの上端との間の開口を閉じている。
同軸線路22は、中心導体22i及び外側導体22oを有している。同軸線路22は、軸線AXから離れて延びている。同軸線路22は、導波路20に電磁波を供給するように設けられている。同軸線路22は、高周波電源36と導波路20との間で接続されている。高周波電源36は、高周波電力を発生する電源である。一実施形態において、高周波電源36は、その周波数が可変である高周波電力を発生するように構成されていてもよい。高周波電源36によって発生された高周波電力は、整合器38を介して電磁波として同軸線路22を介して導波路20に供給される。整合器38は、高周波電源36の負荷のインピーダンスを高周波電源36の出力インピーダンスに整合させるための整合回路を含んでいる。
外側導体22oは、略円筒形状を有している。中心導体22iは、外側導体22oの内側に設けられている。中心導体22iは、外側導体22oと同軸に設けられている。同軸線路22は、導波路20の外側、即ち外壁20oの外側から導波路20に向けて延びている。外側導体22oの端部は、外壁20oに接続されている。中心導体22iの端部は、軸線AXから離れた位置で導波路20を画成する壁面に接続されている。プラズマ処理装置1では、軸線AXから離れた位置で上部シャワーヘッド14に接続されている。具体的には、中心導体22iの端部は、上部シャワーヘッド14の上壁26の側面に接続されている。
プラズマ処理装置1では、電磁波は、軸線AX上で延びる同軸線路を用いずに、導波路20に導入される。また、導波路20とプラズマ生成空間32は共振器34を構成している。したがって、導波路20を周方向に伝搬する電磁波の波長は無限大になる。その結果、共振器34内では周方向において均一な電界が生成される。故に、プラズマ処理装置1は、プラズマ生成空間32内で周方向において均一にプラズマを生成することが可能である。
また、プラズマ処理装置1では、プラズマ生成空間32が上部シャワーヘッド14と下部シャワープレート16との間に形成されているので、プラズマ生成空間32の体積は小さい。したがって、プラズマ生成空間32内で電磁波は吸収され難くなり、共振器34のQ値が高くなる。故に、軸線AXから離れた単一の箇所から導波路20に電磁波を導入しても、共振器34において周方向に均一な電磁界の分布が得られ、周方向において均一な密度を有するプラズマが得られる。
上述したように、上部シャワーヘッド14の上部シャワープレート24と下部シャワープレート16との間の距離、即ちプラズマ生成空間32の鉛直方向の長さは、10mm以下であってもよい。この場合には、上部シャワーヘッド14と下部シャワープレート16との間の距離が、プラズマの表皮深さより小さい距離となる。上部シャワープレート24と下部シャワープレート16との間の距離がプラズマの表皮深さより小さい場合には、電磁波は、プラズマ生成空間32においてTEMモードで伝搬する。一方、上部シャワーヘッド14と下部シャワープレート16との間の距離が、プラズマの表皮深さよりも十分に大きい場合には、電磁波は、プラズマ生成空間32において表面波モードで伝搬する。TEMモードの電磁波の波長は、表面波モードの電磁波の波長よりも長い。したがって、プラズマ処理装置1では、プラズマ生成空間32における定在波の波長が長くなる。故に、プラズマ生成空間32内で生成されるプラズマの径方向における密度の均一性が高くなる。なお、上述したように、上部シャワーヘッド14の上部シャワープレート24と下部シャワープレート16との間の距離は、5mm以下であってもよい。
また、プラズマ処理装置1では、ガス供給部28からのガスを、軸線AX上で延びる配管30を介してチャンバ10内に供給することができる。したがって、基板Wに対して均一なプロセスを行うことが可能となる。また、チャンバ10内の壁面の均一なクリーニングを行うことが可能となる。
また、下部シャワープレート16は接地されているので、基板処理空間10sは、電磁波からシールドされる。したがって、基板処理空間10s側での定在波の影響を無視できるので、下部シャワープレート16と基板支持部12との間の距離を短くすることが可能である。また、下部シャワープレート16によれば、基板処理空間10sへのプラズマの拡散が抑制される。したがって、基板Wへのイオンの入射量及び基板Wに入射するイオンのエネルギーを抑制することができ、ラジカルによる良好な基板Wに対するプロセスを行うことが可能となる。
また、上述したように、高周波電源36は、その周波数が可変である高周波電力を発生するように構成されていてもよい。この場合には、高周波電力の周波数を調整することにより、共振器34における電磁波の共振状態を維持することが可能となる。
以下、図2を参照する。図2は、一つの例示的実施形態に係るプラズマ処理装置の下部シャワープレートの一部を破断して示す図である。図2に示すように、下部シャワープレート16の複数の貫通孔16hの各々は、基板処理空間10sの側の下部16bとプラズマ生成空間32の側の上部16uを含んでいてもよい。複数の貫通孔16hの各々において、下部16bは、基板処理空間10sに向けて開口する部分である。複数の貫通孔16hの各々において、上部16uは、下部16bから上方に延びており、プラズマ生成空間32に向けて開口している。
複数の貫通孔16hのうち他の貫通孔に対して下部シャワープレート16の中心の近くに設けられた貫通孔の下部16bの直径は、当該他の貫通孔の下部16bの直径よりも小さくてもよい。例えば、複数の貫通孔16hそれぞれの複数の貫通孔16hの下部16bは、軸線AXからの距離の増加につれて大きくなる直径を有していてもよい。この場合には、プラズマ生成空間32内でのプラズマの密度が軸線AXから放射方向への距離に応じて減少していても、基板処理空間10sに供給されるラジカルの密度の均一性が高められる。
一実施形態において、複数の貫通孔16hの各々の上部16uは、ホローカソード構造を有していてもよい。複数の貫通孔16hの各々の上部16uにおいて、ホローカソードプラズマを発生させるために、上部16uの直径とガスの圧力の積は、約1.5mm・Torrであってもよい。例えば、ガスの圧力が0.3Torrである場合には、複数の貫通孔16hの各々の上部16uの直径は、5mmであってもよい。このように、複数の貫通孔16hの各々の上部16uがホローカソード構造を有している場合には、プロセスに必要な活性種が、高密度のプラズマにより効率的に生成される。
以下、図3を参照して、別の例示的実施形態に係るプラズマ処理装置について説明する。図3は、別の例示的実施形態に係るプラズマ処理装置を概略的に示す図である。以下、図3に示すプラズマ処理装置1Bとプラズマ処理装置1との相違点の観点から、プラズマ処理装置1Bについて説明する。
プラズマ処理装置1Bにおいて、導波路20は、電磁波導入部18及び上部シャワーヘッド14を囲むように軸線AXの周りで周方向に延在している。導波路20は、上部シャワーヘッド14に沿って折り曲げられており、その上部は、軸線AXに向けて延びている。プラズマ処理装置1Bにおいて、内壁20iの下端は、上壁26の上面に接している。
また、プラズマ処理装置1Bは、第1の電界アンテナ41、第1の検波器51、第2の電界アンテナ42、第2の検波器52、及び制御器56を更に備えていてもよい。
第1の電界アンテナ41は、導波路20の第1の領域201における電磁波を受信するように設けられている。同軸線路22は、第1の領域201から導波路20に電磁波を導入するように接続されている。第1の電界アンテナ41は、上壁20tに形成された開口の中に設けられている。この開口は、ポリテトラフルオロエチレンのような樹脂で封止されていてもよい。第1の電界アンテナ41は、同軸線路を介して第1の検波器51に接続されている。第1の検波器51は、第1の信号を出力するように構成されている。第1の信号は、第1の電界アンテナ41によって受信された電磁波の第1の電界強度を表す。
第2の電界アンテナ42は、導波路20の第2の領域202における電磁波を受信するように設けられている。軸線AXに対して第2の領域202が位置する方向は、軸線AXに対して第1の領域201が位置する方向と反対方向である。第2の電界アンテナ42は、上壁20tに形成された開口の中に設けられている。この開口は、ポリテトラフルオロエチレンのような樹脂で封止されていてもよい。第2の電界アンテナ42は、同軸線路を介して第2の検波器52に接続されている。第2の検波器52は、第2の信号を出力するように構成されている。第2の信号は、第2の電界アンテナ42によって受信された電磁波の第2の電界強度を表す。
制御器56は、第1の電界強度と第2の電界強度との差を減少させるよう、第1の信号と第2の信号に応じて高周波電源36によって発生される高周波電力の周波数を調整するように構成されている。一実施形態においては、制御器56は、差分増幅器54によって生成される信号に応じて高周波電源36によって発生される高周波電力の周波数を調整するように構成されていてもよい。差分増幅器54は、第1の信号と第2の信号との差分信号を増幅することにより生成した信号を、制御器56に出力する。
プラズマ処理装置1Bによれば、導波路20内の周方向に沿った電界強度の均一性を確保するよう、第1の信号と第2の信号に応じて高周波電力の周波数を調整することが可能となる。
以下、図4を参照して、更に別の例示的実施形態に係るプラズマ処理装置について説明する。図4は、更に別の例示的実施形態に係るプラズマ処理装置を概略的に示す図である。以下、図4に示すプラズマ処理装置1Cとプラズマ処理装置1との相違点の観点から、プラズマ処理装置1Cについて説明する。
プラズマ処理装置1Cは、可動部60を更に備えている。可動部60は、導体から形成されている。可動部60は、環形状を有しており、導波路20の中で周方向に延びている。可動部60は、導波路20の長さを調整して共振器34において電磁波の共振を生じさせるように構成されている。可動部60は、一つ以上のシャフト62を介して駆動装置64に接続されていてもよい。駆動装置64は、シャフト62を介して可動部60を上下に移動させる動力を発生するように構成されている。
以上、種々の例示的実施形態について説明してきたが、上述した例示的実施形態に限定されることなく、様々な追加、省略、置換、及び変更がなされてもよい。また、異なる実施形態における要素を組み合わせて他の実施形態を形成することが可能である。
例えば、プラズマ処理装置1及び1Cの各々において、同軸線路22の中心導体22iの端部は、内壁20iに接続していてもよい。また、プラズマ処理装置1Bにおいて、同軸線路22の中心導体22iの端部は、導波路20を画成する上壁26の上面に接続していてもよい。
また、下部シャワープレート16における複数の貫通孔16hの密度が、下部シャワープレート16の中心からの距離の増加に応じて増加していてもよい。この場合には、複数の貫通孔16hの直径は、互いに同一であってもよい。この場合には、プラズマ生成空間32内でのプラズマの密度が軸線AXから放射方向への距離に応じて減少していても、基板処理空間10sに供給されるラジカルの密度の均一性が高められる。
また、プラズマ処理装置1及びプラズマ処理装置1Cの各々は、上述した第1の電界アンテナ41、第1の検波器51、第2の電界アンテナ42、第2の検波器52、差分増幅器54、及び制御器56を備えていてもよい。
以上の説明から、本開示の種々の実施形態は、説明の目的で本明細書で説明されており、本開示の範囲及び主旨から逸脱することなく種々の変更をなし得ることが、理解されるであろう。したがって、本明細書に開示した種々の実施形態は限定することを意図しておらず、真の範囲と主旨は、添付の特許請求の範囲によって示される。
1…プラズマ処理装置、10…チャンバ、10s…基板処理空間、14…上部シャワーヘッド、16…下部シャワープレート、18…電磁波導入部、20…導波路、22…同軸線路、32…プラズマ生成空間、34…共振器。

Claims (14)

  1. その中に基板処理空間を提供するチャンバと、
    導電性を有し、複数のガス孔を提供しており、前記基板処理空間の上方に設けられた上部シャワーヘッドと、
    導電性を有し、前記基板処理空間に接続する複数の貫通孔を提供しており、前記上部シャワーヘッドの下方且つ前記基板処理空間の上方に設けられた下部シャワープレートであり、前記複数のガス孔を通って供給されるガスのプラズマがそこで生成されるプラズマ生成空間を該下部シャワープレートと前記上部シャワーヘッドとの間に形成する、該下部シャワープレートと、
    誘電体から形成されており、前記上部シャワーヘッドと前記下部シャワープレートの間に設けられており、前記プラズマ生成空間を囲むよう中心軸線に対して周方向に延びる電磁波導入部と、
    前記上部シャワーヘッド及び前記電磁波導入部を囲むよう前記中心軸線に対して前記周方向に延びており、前記電磁波導入部に接続された導波路であり、該導波路と前記プラズマ生成空間は共振器を構成する、該導波路と、
    中心導体及び外側導体を有し、前記導波路に電磁波を供給するように設けられた同軸線路であり、該同軸線路は前記中心軸線から離れて延びており、該中心導体は前記中心軸線から離れた位置で前記導波路を画成する壁面に接続されている、該同軸線路と、
    を備えるプラズマ処理装置。
  2. 前記複数の貫通孔の各々は、前記基板処理空間の側の下部を含み、
    前記複数の貫通孔のうち他の貫通孔に対して前記下部シャワープレートの中心の近くに設けられた貫通孔の前記下部の直径は、該他の貫通孔の前記下部の直径よりも小さい、
    請求項1に記載のプラズマ処理装置。
  3. 前記複数の貫通孔の密度は、前記下部シャワープレートの中心からの距離の増加に応じて増加している、請求項1に記載のプラズマ処理装置。
  4. 前記複数の貫通孔の各々は、前記プラズマ生成空間の側の上部を含み、
    前記複数の貫通孔の各々の前記上部は、ホローカソード構造を有する、
    請求項1~3の何れか一項に記載のプラズマ処理装置。
  5. 前記上部シャワーヘッドと前記下部シャワープレートとの間の距離は、10mm以下である、請求項1~4の何れか一項に記載のプラズマ処理装置。
  6. 前記上部シャワーヘッドと前記下部シャワープレートとの間の距離は、5mm以下である、請求項1~4の何れか一項に記載のプラズマ処理装置。
  7. その周波数が可変である高周波電力を発生するように構成されており、前記同軸線路に接続された高周波電源を更に備える、請求項1~6の何れか一項に記載のプラズマ処理装置。
  8. 前記導波路の第1の領域における電磁波を受信するように設けられた第1の電界アンテナと、
    前記第1の電界アンテナによって受信された電磁波の第1の電界強度を表す第1の信号を出力するように構成された第1の検波器と、
    前記導波路の第2の領域における電磁波を受信するように設けられた第2の電界アンテナと、
    前記第2の電界アンテナによって受信された電磁波の第2の電界強度を表す第2の信号を出力するように構成された第2の検波器と、
    前記第1の電界強度と前記第2の電界強度との差を減少させるよう、前記第1の信号と前記第2の信号に応じて前記高周波電力の前記周波数を調整するように構成された制御器と、
    を更に備え、
    前記同軸線路は、前記第1の領域から前記導波路に前記電磁波を導入するように接続されており、
    前記中心軸線に対して前記第2の領域が位置する方向は、該中心軸線に対して前記第1の領域が位置する方向と反対方向である、
    請求項7に記載のプラズマ処理装置。
  9. 前記導波路の長さを調整して前記共振器において前記電磁波の共振を生じさせるように構成された可動部を更に備える、請求項1~8の何れか一項に記載のプラズマ処理装置。
  10. 前記上部シャワーヘッドは、
    前記複数のガス孔を提供する上部シャワープレートと、
    前記上部シャワープレートの上に設けられた上壁と、
    を含み、
    前記上壁と前記上部シャワープレートは、前記複数のガス孔に連通するガス拡散空間をそれらの間に形成しており、
    前記上壁は、前記中心軸線上で前記ガス拡散空間に接続されたガス導入ポートを提供している、
    請求項1~9の何れか一項に記載のプラズマ処理装置。
  11. 前記中心軸線上で延びる配管を介して前記ガス導入ポートに接続されたクリーニングガスのガス源を更に備える、請求項10に記載のプラズマ処理装置。
  12. 前記配管を介して前記ガス導入ポートに接続された成膜ガスのガス源を更に備える、請求項11に記載のプラズマ処理装置。
  13. 前記下部シャワープレートは、グランド電位を有する、請求項1~12の何れか一項に記載のプラズマ処理装置。
  14. 前記中心導体が接続される前記壁面は、前記上部シャワーヘッドの側面又は上面である、請求項1~13の何れか一項に記載のプラズマ処理装置。
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