JP2023008308A - 電子部品装着部 - Google Patents

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良也 宮崎
Yoshinari Miyazaki
信崇 金子
Nobutaka Kaneko
銀河 田中
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Abstract

Figure 2023008308000001
【課題】端子配列が異なる他の電子部品に変更したい場合、作り直す必要がない電子部品装着部を提供する。
【解決手段】第1リレー及び第1リレーとは端子配列が異なる第2リレーの双方を排他的に装着できるリレー装着部1において、第1装着部11には、第1リレーに設けたタブ端子を収容できる第1端子収容室C11、C12が設けられている。第2装着部12には、第2リレーに設けたタブ端子を収容できる第2端子収容室C21~C23が設けられる。第3装着部13には、第1端子収容室に収容できるタブ端子を除いた残りのタブ端子及び第2リレーに設けたタブ端子のうち第2端子収容室に終了できるタブ端子を除いた残りのタブ端子の双方を排他的に収容できる第3端子収容室C3が設けられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子部品装着部に関する。
自動車には、多種多様な電子機器が搭載されている。これら多種多様な電子機器に電力供給及び信号伝達を行うために、前記自動車には、電源と前記電子機器との間の適宜箇所に、コネクタ、リレー、ヒューズ等の電子部品が集約されて構成された電気接続箱が配置されている(特許文献1)。
上記電子部品は、電子部品本体と、電子部品本体から突出した端子と、を有している。電気接続箱には、上記電子部品が装着される電子部品装着部が設けられている。電子部品装着部には、電子部品の端子に接続される端子が収容されるキャビティ(端子収容室)が形成されている。電子部品が電子部品装着部に装着されると、電子部品の端子と、キャビティに収容された端子と、が接続される。
特開2018-7424号公報
従来の電気接続箱のキャビティは、電子部品の端子位置に対向したキャビティ位置に設けられている。このため、キャビティ位置に対向しない端子位置の電子部品を装着することができない。端子位置が異なる他の電子部品に変更したい場合、電気接続箱自体を作り直さなければならない、という問題があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、端子配列が異なる他の電子部品に変更したい場合であっても作り直す必要がない電子部品装着部を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る電子部品装着部は、下記[1]~[4]を特徴としている。
[1]
第1電子部品及び前記第1電子部品とは端子配列が異なる第2電子部品の双方を排他的に装着できる電子部品装着部であって、
前記第1電子部品に設けた端子の一部である第1端子を収容できる第1端子収容室が設けられた第1装着部と、
前記第2電子部品に設けた端子の一部である第2端子を収容できる第2端子収容室が設けられた第2装着部と、
前記第1電子部品に設けた端子のうち前記第1端子を除いた残りである第3端子及び前記第2電子部品に設けた端子のうち前記第2端子を除いた残りである第4端子の双方が排他的に収容できる第3端子収容室が設けられた第3装着部と、を備えた
電子部品装着部であること。
[2]
[1]に記載の電子部品装着部において、
前記第2装着部及び前記第3装着部が一対設けられ、
一対の前記第2装着部の間に前記第1装着部が設けられ、
一対の前記第2装着部と前記第1装着部の間に一対の前記第3装着部が設けられた、
電子部品装着部であること。
[3]
[1]に記載の電子部品装着部において、
前記第1端子収容室は、第1姿勢で装着された前記第1電子部品の前記第1端子の一部が収容できる第4端子収容室と、前記第1姿勢から180°回転させた第2姿勢で装着された前記第1電子部品の前記第1端子の一部が収容できる第5端子収容室と、前記第1姿勢で装着された前記第1電子部品の前記第1端子の一部を除いた残り及び前記第2姿勢で装着された前記第1電子部品の前記第1端子の一部を除いた残りの双方が収容できる第6端子収容室と、を有し、
前記第5端子収容室には、バスバに接続され、前記第1端子の一部と嵌合する端子金具が収容され、
前記バスバを収容するバスバ収容部と、をさらに備え
電子部品装着部であること。
[4]
[3]に記載の電子部品装着部において、
第1の一対の前記第2装着部と、第2の一対の前記第2装着部と、が設けられ、
第1の一対の前記第3装着部と、第2の一対の前記第3装着部と、が設けられ、
前記第1の一対の前記第2装着部の間と、前記第2の一対の前記第2装着部の間と、に前記第1装着部が設けられ、
前記第1の一対の前記第2装着部と、前記第1装着部と、の間に前記第1の一対の前記第3装着部が設けられ、
前記第2の一対の前記第2装着部と、前記第1装着部と、の間に前記第2の一対の前記第3装着部が設けられた
電子部品装着部であること。
上記[1]の構成の電子部品装着部によれば、第1電子部品及び第2電子部品の双方を排他的に装着することができるため、第1電子部品から第2電子部品又は第2電子部品から第1電子部品に変更したい場合であっても作り直す必要がない。しかも、第1電子部品に設けた第3端子及び第2電子部品に設けた第4端子の双方が排他的に収容できる第3端子収容室が設けられた第3装着部を備えることにより、小型化を図ることができる。
上記[2]の構成の電子部品装着部によれば、装着する部品を第1電子部品から2つの第2電子部品に変更することができる。
上記[3]の構成の電子部品装着部によれば、第1電子部品をバスバに接続しない仕様から第1電子部品をバスバに接続する仕様に変更しても作り直す必要がない。しかも、第1姿勢で装着された第1電子部品の第1端子の一部を除いた残り及び第2姿勢で装着された第1電子部品の第1端子の一部を除いた残りの双方が収容できる第6端子収容室を有することにより、小型化を図ることができる。
上記[4]の構成の電子部品装着部によれば、装着する部品を第1電子部品から4つの第2電子部品に変更することができる。
本発明によれば、端子配列が異なる他の電子部品に変更したい場合であっても作り直す必要がない電子部品装着部を提供することができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、第1実施形態における本発明の電子部品装着部としてのリレー装着部を示す上面図である。 図2は、図1に示すリレー装着部に第1リレーを装着したときの斜視図である。 図3は、図1に示すリレー装着部に第2リレーを装着したときの斜視図である。 図4は、図2に示す第1リレーの下面図である。 図5は、図3に示す第2リレーの下面図である。 図6は、第2実施形態における本発明の電子部品装着部としてのリレー装着部を示す上面図である。 図7は、図6に示すリレー装着部に第1リレーを装着してバスバに接続しない場合の斜視図である。 図8は、図6に示すリレー装着部に第1リレーを装着してバスバに接続した場合の斜視図である。 図9は、図8の分解斜視図である。 図10は、図7に示すリレーに第2リレーを装着したときの斜視図である。
(第1実施形態)
本発明に関する具体的な第1実施形態について、各図を参照しながら以下に説明する。以下、説明の便宜上、図1~図4においては、「前後方向」、「左右方向」、「上下方向」、「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、及び、「下」を定義する。「前後方向」、「左右方向」及び「上下方向」は、互いに直交している。
図1~図3に示すように、本実施形態のリレー装着部(電子部品装着部)1は、端子の配列位置が異なる第1リレー21(第1電子部品)及び第2リレー22(第2電子部品)の双方を排他的に装着することができる。即ち、リレー装着部1は、図2に示すように、第1リレー21を装着した場合、第2リレー22は装着できない。また、リレー装着部1は、図3に示すように、第2リレー22を装着した場合、第1リレー21は装着できない。このリレー装着部1は、車両に搭載された電気接続箱に収容される。
まず、リレー装着部1について説明する前に、第1リレー21、第2リレー22について、図4及び図5を参照して説明する。第1リレー21は、図4に示すように、リレー本体211と、リレー本体211から突出した複数のタブ端子T11~T14と、を有している。リレー本体211は、立方体状に形成されている。本実施形態においては、このリレー本体211の一面である端子突出面S1から4つのタブ端子T11~T14が突出している。また、端子突出面S1は、略正方形状に設けられている。なお、図4においては、略正方形状の端子突出面S1の一辺に沿った方向をX方向、端子突出面S1上においてX方向に直交する方向をY方向とする。
図4に示すように、第1リレー21のタブ端子T11、T12は、同じ大きさ同じ形状に設けられ、端子突出面S1上においてY方向に平行に配置されると共に、X方向に並べて配置されている。タブ端子T13、T14は、同じ大きさ同じ形状に設けられ、タブ端子T11、T12より幅も厚さも大きく設けられている。タブ端子T13は、端子突出面S1上においてX方向に平行に配置されると共に、タブ端子T11とタブ端子T12の間の部分よりもY方向一方側(図面上側)に配置される。タブ端子T14は、端子突出面S1上においてY方向に平行に配置されると共に、タブ端子T11とタブ端子T12の間の部分よりもY方向他方側(図面下側)に配置される。
次に、上述した第2リレー22の構成について説明する。第2リレー22は、図5に示すように、リレー本体221と、リレー本体221から突出した複数のタブ端子T21~T24と、を有している。リレー本体221は、立方体状に形成されている。本実施形態においては、このリレー本体221の一面である端子突出面S2から4つのタブ端子T21~T24が突出している。また、端子突出面S2は、Y方向に長尺な長方形状に設けられている。なお、図5においては、端子突出面S2の短手方向をX方向、端子突出面S1の長手方向をY方向とする。
図5に示すように、第2リレー22のタブ端子T21~T24は、同じ大きさ同じ形状に設けられている。また、タブ端子T21~T24は、第1リレー21のタブ端子T11、T12とも同じ大きさ同じ形状に設けられている。タブ端子T21、T22は、端子突出面S2上においてY方向に平行に配置されると共に、X方向に並べて配置されている。端子T23、T24は、端子突出面S2上においてX方向に平行に配置されると共に、Y方向に並べて配置されている。また、端子T23、T24は、タブ端子T21、T22よりもY方向一方側(図面下側)に配置される。
次に、リレー装着部1について説明する。本実施形態において、リレー装着部1は、合成樹脂などから構成される。図1に示すように、リレー装着部1は、第1装着部11と、第2装着部12と、第3装着部13と、が樹脂により一体成形されている。
第1装着部11は、前後方向に長尺な直方体状に設けられ、下面が開口された中空状に形成されている。また、第1装着部11は、第1リレー21に設けたタブ端子T11~T14の一部であるタブ端子T13、T14(第1端子)を収容できる第1端子収容室C11、C12が設けられている。第1端子収容室C11は、第1装着部11の前側に設けられ、第1端子収容室C12は、第1装着部11の後側に設けられる。また、第1装着部11の上面には、第1端子収容室C11と連通する左右方向に長尺な開口111が設けられている。この開口111からタブ端子T13を第1端子収容室C11内に挿入することができる。
また、第1装着部11の上面には、第1端子収容室C12と連通する前後方向に長尺な開口112が設けられている。この開口112からタブ端子T14を第1端子収容室C12内に収容することができる。
第2装着部12は、下面が開口された中空状に形成され、第2リレー22に設けたタブ端子T21~T24の一部であるタブ端子T21、T22、T23(第2端子)を収容できる第2端子収容室C21~C23が設けられている。本実施形態では、第2装着部12は一対設けられている。この一対の第2装着部12,12は、左右方向に並べて配置されている。また、一対の第2装着部12,12の間に第1装着部11が設けられている。第2装着部12は、前後方向に長尺な立方体状の第1部分121と、第1部分121の前後方向中央から第1装着部11に向かって突出する立方体状の第2部分122と、を有している。第1部分121に、第2端子収容室C21、C22が前後方向に並べて設けられ、第2部分122に、第2端子収容室C23が設けられている。
第1部分121の上面には、第2端子収容室C21、C22とそれぞれ連通する左右方向に長尺な開口123、124が前後方向に並べて設けられている。この開口123、124からタブ端子T22、T21を第2端子収容室C21、C22内に挿入することができる。第2部分122の上面には、第2端子収容室C23と連通する前後方向に長尺な開口125が設けられている。この開口125からタブ端子T23を第2端子収容室C23内に挿入することができる。
第3装着部13は、立方体状に設けられ、下面が開口された中空状に形成されている。第3装着部13は、第1リレー21に設けたタブ端子T11~T14のうち上記タブ端子T13、T14を除いた残りであるタブ端子T11、T12(第3端子)、及び、第2リレー22に設けたタブ端子T21~T24のうち上記タブ端子T21~T23を除いた残りであるタブ端子T24(第4端子)が排他的に収容できる第3端子収容室C3が設けられている。
本実施形態では第3装着部13は一対設けられている。一対の第3装着部13,13は、左右に並べて配置されている。一対の第3装着部13,13の左側(一方)は、一対の第2装着部12,12の左側(一方)と第1装着部11との間に設けられている。一対の第3装着部13,13の右側(他方)は、一対の第2装着部12,12の右側(他方)と第1装着部11との間に設けられている。第3装着部13の上面には、第3端子収容室C3に連通する前後方向に長尺な開口131が設けられている。この開口131からタブ端子T12、T13又はT22を第3端子収容室C3内に挿入することができる。
なお、第1~第3端子収容室C11、C12、C21~C23、C3内には、それぞれタブ端子T11~T14、T21~T24と嵌合する雌型の端子金具(図示せず)が収容されている。よって、第1~第3端子収容室C11、C12、C21~C23、C3にタブ端子T11~T14、T21~T24を収容すると、タブ端子T11~T14、T21~T24と雌型の端子金具とが嵌合する。
次に、上述した構成のリレー装着部1の使用例について説明する。まず、リレー装着部1に1つの第1リレー21を装着する場合について説明する。この場合、第1リレー21のX方向を左右方向と平行にし、タブ端子T13を前側、タブ端子T14を後側とした姿勢で、第1リレー21をリレー装着部1に装着する。このとき、タブ端子T13が第1端子収容室C11に収容され、タブ端子T14が第1端子収容室C12に収容され、タブ端子T11、T12が左右の第3端子収容室C3に収容される。図2に示すように、第1リレー21を装着した場合は、第2装着部12は使用されない。
次に、リレー装着部1に2つの第2リレー22を装着する場合について説明する。2つの第2リレー22のうち一方は、第1装着部11の右側にある第2、第3装着部12、13に装着される。この場合、第2リレー22のX方向を前後方向と平行にし、タブ端子T21、T22を右側、タブ端子T23、T24を左側とした姿勢で、第2リレー22をリレー装着部1に装着する。また、2つの第2リレー22のうち他方は、第1装着部11の左側にある第2、第3装着部12、13に装着される。この場合、第2リレー22のX方向を前後方向と平行にし、タブ端子T21、T22を左側、タブ端子T23、T24を右側とした姿勢で、第2リレー22をリレー装着部1に装着する。
このとき、タブ端子T21、T23が第2端子収容室C21、C22に収容され、タブ端子T23が第2端子収容室C23に収容され、タブ端子T24が第3端子収容室C3に収容される。図3に示すように、第2リレー22を装着した場合は、第1装着部11は使用されない。
上述した実施形態によれば、リレー装着部1は、第1リレー21及び第2リレー22の双方を排他的に装着することができるため、第1リレー21から第2リレー22又は第2リレー22から第1リレー21に変更したい場合であっても作り直す必要がない。しかも、第1リレー21に設けたタブ端子T11、T12及び第2リレー22に設けたタブ端子T24の双方が排他的に収容できる第3端子収容室C3が設けられた第3装着部13を備えることにより、小型化を図ることができる。
上述した実施形態によれば、第2装着部及び第3装着部が一対設けられていることにより、装着する部品を1つの第1リレー21から2つの第2リレー22に変更することができる。
なお、上述した第1実施形態では、第2リレー22は、2つ装着されていたが、これに限ったものではない。第2リレー22は、1つだけ装着してもよい。この場合、左右の何れか一方の第2、第3装着部12、13は使用されない。
また、上述した第1実施形態では、第2装着部12、第3装着部13は一対設けられていたが、これに限ったものではない。第2装着部12、第3装着部13が一つだけ設けられるようにしてもよい。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について図6~図10を参照して説明する。なお、図6~図10について、上述した第1実施形態で既に説明した図1~図3に示すリレー装着部1と同等の部分については同一符号を付してその詳細な説明を省略する。本実施形態のリレー装着部1Bは、端子の配列位置が異なる第1リレー21及び第2リレー22の双方を排他的に装着することができる。また、第1リレー21を装着する場合、第1リレー21をバスバ16に接続するか、バスバ16に接続しないかも選択できる。上述した第1リレー21及び第2リレー22は、第1実施形態で既に説明したため、ここでは詳細な説明を省略する。
リレー装着部1Bは、第1装着部11Bと、第2装着部12と、第3装着部13と、バスバ収容部14と、が樹脂により一体に形成されている。
第1装着部11Bは、図6に示すように、前後方向に長尺な直方体状に設けられ、下面が開口された中空状に形成されている。また、第1装着部11Bは、第1リレー21に設けたタブ端子T11~T14の一部であるタブ端子T13、T14を収容できる第4端子収容室C4、第5端子収容室C5、第6端子収容室C6が設けられている。第2実施形態では、第4~第6端子収容室C4~C6が第1端子収容室を構成する。
第4端子収容室C4は、第1姿勢で装着された第1リレー21のタブ端子T13(第1端子の一部)が収容できる。第1姿勢とは、第1リレー21のX方向を左右方向と平行にし、タブ端子T13を前側、タブ端子T14を後側とした姿勢である。第5端子収容室C5は、第2姿勢で装着された第1リレー21のタブ端子T13が収容できる。第2姿勢とは、第1姿勢から180°回転させた姿勢であり、第1リレー21のX方向を左右方向と平行にし、タブ端子T13を後側、タブ端子T14を前側とした姿勢である。
第6端子収容室C6は、第1姿勢で装着された第1リレー21のタブ端子T14(第1端子の一部を除いた残り)及び第2姿勢で装着された第1リレー21のタブ端子T14の双方が収容できる。なお、第5端子収容室C5には、図9に示すように、バスバ16に接続され、タブ端子T13と嵌合する雌型の端子金具17が収容されている。バスバ16には、ヒューズHの端子と嵌合する端子部Tが設けられている。
本実施形態では、図6に示すように、第4端子収容室C4が第1装着部11Bの前側に、第5端子収容室C5が第1装着部11Bの後側に設けられている。第6端子収容室C6は、第4端子収容室C4及び第5端子収容室C5の間に設けられている。また、第1装着部11Bの上面には、第4、第5端子収容室C4、C5と連通する左右方向に長尺な開口111B、112Bが設けられている。この開口111B、112Bからタブ端子T13を第4、第5端子収容室C4、C5内に挿入することができる。
また、第1装着部11Bの上面には、第6端子収容室C6と連通する前後方向に長尺な開口113Bが設けられている。この開口113Bからタブ端子T14を第6端子収容室C6に挿入することができる。
第2装着部12は、第2リレー22に設けたタブ端子T21~T23を収容できる第2端子収容室C21~C23が設けられている。第2装着部12については、第1実施形態の第2装着部12と同様であるため、ここでは詳細な説明を省略する。第1実施形態と第2実施形態とで異なる点は、第1実施形態では、第2装着部12は一対(つまり2つ)設けられていたのに対して、第2実施形態では、第2装着部12は二対(つまり4つ)設けられている点である。本実施形態では、第2装着部12として、前側に左右方向に沿って並べて配置された前側の一対の第2装着部12,12(第1の一対の第2装着部)と、後側に左右方向に沿って並べて配置された後側の一対の第2装着部12,12(第2の一対の第2装着部)と、が設けられている。前側の一対の第2装着部12,12の間と、後側の一対の第2装着部12,12の間と、に第1装着部11Bが設けられている。
第3装着部13は、第1リレー21に設けたタブ端子T11、T12、及び、第2リレー22に設けたタブ端子T24の双方を排他的に収容できる第3端子収容室C3が設けられている。第3装着部13については、第1実施形態の第3装着部13と同様であるため、ここでは詳細な説明を省略する。第1実施形態と第2実施形態とで異なる点は、第1実施形態では、第3装着部13は一対(つまり2つ)設けられていたのに対して、第2実施形態では、第3装着部13は二対(つまり4つ)設けられている点である。本実施形態では、第3装着部13としては、前側に左右方向に並べて配置された前側の一対の第3装着部13,13(第1の一対の第3装着部)と、後側に左右方向に並べて配置された後側の一対の第3装着部13,13(第2の一対の第3装着部)と、が設けられている。
前側の一対の第3装着部13,13の左側(一方)は、前側の一対の第2装着部12,12の左側(一方)と、第1装着部11Bと、の間に設けられている。前側の一対の第3装着部13,13の右側(他方)は、前側の一対の第2装着部12,12の右側(他方)と、第1装着部11Bと、の間に設けられている。後側の一対の第3装着部13,13の左側(一方)は、後側の一対の第2装着部12,12の左側(一方)と、第1装着部11Bと、の間に設けられている。後側の一対の第3装着部13,13の右側(他方)は、後側の一対の第2装着部12,12の右側(他方)と、第1装着部11Bと、の間に設けられている。
次に、上述した構成のリレー装着部1Bの使用例について説明する。まず、リレー装着部1Bに1つの第1リレー21を装着し、バスバ16に接続しない場合について説明する。この場合、第1リレー21のX方向を左右方向と平行にし、タブ端子T13を前側、タブ端子T14を後側とした第1姿勢で、第1リレー21をリレー装着部1に装着する。このとき、タブ端子T13が第4端子収容室C4に収容され、タブ端子T14が第6端子収容室C6に収容され、タブ端子T11、T12が前側の第3端子収容室C3に収容される。図7に示すように、第1リレー21を第1姿勢で装着した場合は、第2装着部12、第5端子収容室C5、下側の一対の第3装着部13は使用されない。
次に、リレー装着部1Bに1つの第1リレー21を装着し、バスバ16に接続する場合について説明する。この場合、第1リレー21のX方向を左右方向と平行にし、タブ端子T13を後側、タブ端子T14を前側とした第2姿勢で、第1リレー21をリレー装着部11に装着する。このとき、タブ端子T13が第5端子収容室C5に収容され、タブ端子T14が第6端子収容室C6に収容され、タブ端子T11、T12が後側の第3端子収容室C3に収容される。第5端子収容室C5に収容されたタブ端子T13は、バスバ16に接続された雌型の端子金具17と嵌合して、バスバ16に電気的に接続される。図8に示すように、第1リレー21を第2姿勢で装着した場合は、第2装着部12、第4端子収容室C4、上側の一対の第3装着部13は使用されない。
次に、リレー装着部11Bに4つの第2リレー22を装着する場合について説明する。4つの第2リレー22のうち2つは、第1装着部11の右側にある第2、第3装着部12、13にそれぞれ装着される。この場合、第2リレー22のX方向を前後方向と平行にし、タブ端子T21、T22を右側、タブ端子T23、T24を左側とした姿勢で、第2リレー22をリレー装着部11Bに装着する。また、4つの第2リレー22のうち残り2つは、第1装着部11Bの左側にある第2、第3装着部12、13に装着される。この場合、第2リレー22のX方向を前後方向と平行にし、タブ端子T21、T22を左側、タブ端子T23、T24を右側とした姿勢で、第2リレー22をリレー装着部1に装着する。
このとき、タブ端子T21、T22が第2端子収容室C21、C22に収容され、タブ端子T23が第2端子収容室C23に収容され、タブ端子T24が第3端子収容室C3に収容される。図10に示すように、第2リレー22を4つ装着した場合は、第1装着部11Bは使用されない。
上述した実施形態によれば、第1リレー21をバスバ16に接続しない仕様から第1リレー21をバスバに接続する仕様に変更しても作り直す必要がない。しかも、第1姿勢で装着された第1リレー21のタブ端子T14及び第2姿勢で装着された第1リレー21のタブ端子T14の双方が収容できる第6端子収容室C6を有することにより、小型化を図ることができる。
上述した実施形態によれば、第2装着部として、前側の一対の第2装着部12,12と、後側の一対の第2装着部12,12と、が設けられ、第3装着部として、前側の一対の第3装着部13,13と、後側の一対の第3装着部13,13と、が設けられている。これにより、装着する部品を第1リレー21から4つの第2リレー22に変更することができる。
なお、上述した第2実施形態では、第2リレー22は、4つ装着されていたが、これに限ったものではない。第2リレー22は、1つだけ装着してもよい。
また、上述した第2実施形態では、第2装着部12、第3装着部13は4つ設けられていたが、これに限ったものではない。第2装着部12、第3装着部13は、1つ、2つ又は3つだけ設けられていてもよい。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
ここで、上述した本発明に係る電子部品装着部の実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]~[4]に簡潔に纏めて列記する。
[1]
第1電子部品(21)及び前記第1電子部品(21)とは端子配列が異なる第2電子部品(22)の双方を排他的に装着できる電子部品装着部(1、1B)であって、
前記第1電子部品(21)に設けた端子(T11~T14)の一部である第1端子(T13、T14)を収容できる第1端子収容室(C11,C12、C4~C6)が設けられた第1装着部(11、11B)と、
前記第2電子部品(22)に設けた端子(T21~T24)の一部である第2端子(T21~T23)を収容できる第2端子収容室(C21~C23)が設けられた第2装着部(12)と、
前記第1電子部品(21)に設けた端子(T11~T14)のうち前記第1端子(T13、T14)を除いた残りである第3端子(T11、T12)及び前記第2電子部品(22)に設けた端子(T21~T24)のうち前記第2端子(T21~T23)を除いた残りである第4端子(T24)の双方が排他的に収容できる第3端子収容室(C3)が設けられた第3装着部(13)と、を備えた
電子部品装着部(1、1B)。
[2]
[1]に記載の電子部品装着部(1)において、
前記第2装着部(12)及び前記第3装着部(13)が一対設けられ、
一対の前記第2装着部(12)の間に前記第1装着部(11)が設けられ、
一対の前記第2装着部(12)と前記第1装着部(11)の間に一対の前記第3装着部(13)が設けられた、
電子部品装着部(1)。
[3]
[1]に記載の電子部品装着部(1B)において、
前記第1端子収容室は、第1姿勢で装着された前記第1電子部品(21)の前記第1端子(T13、T14)の一部(T13)が収容できる第4端子収容室(C4)と、前記第1姿勢から180°回転させた第2姿勢で装着された前記第1電子部品(21)の前記第1端子(T13、T14)の一部(T13)が収容できる第5端子収容室(C5)と、前記第1姿勢で装着された前記第1電子部品(21)の前記第1端子(T13、T14)の一部(T13)を除いた残り(T14)及び前記第2姿勢で装着された前記第1電子部品(21)の前記第1端子(T13、T14)の一部(T13)を除いた残り(T14)の双方が収容できる第6端子収容室(C6)と、を有し、
前記第5端子収容室(C5)には、バスバ(16)に接続され、前記第1端子(T13、T14)の一部と嵌合する端子金具(17)が収容され、
前記バスバ(16)を収容するバスバ収容部(15)と、をさらに備え
電子部品装着部(1B)。
[4]
[3]に記載の電子部品装着部(1B)において、
第1の一対の前記第2装着部(12,12)と、第2の一対の前記第2装着部(12,12)と、が設けられ、
第1の一対の前記第3装着部(13,13)と、第2の一対の前記第3装着部(13,13)と、が設けられ、
前記第1の一対の前記第2装着部(12,12)の間と、前記第2の一対の前記第2装着部(12,12)の間と、に前記第1装着部(11B)が設けられ、
前記第1の一対の前記第2装着部(12,12)と、前記第1装着部(11B)と、の間に前記第1の一対の前記第3装着部(13,13)が設けられ、
前記第2の一対の前記第2装着部(12,12)と、前記第1装着部(11B)と、の間に前記第2の一対の前記第3装着部(13,13)が設けられた
電子部品装着部(1B)。
1、1B リレー装着部(電子部品装着部)
11 第1装着部
12 第2装着部
13 第3装着部
15 バスバ収容部
16 バスバ
17 端子金具
21 第1リレー(第1電子部品)
22 第2リレー(第2電子部品)
C11、C12 第1端子収容室
C21~C23 第2端子収容室
C3 第3端子収容室
C4 第4端子収容室(第1端子収容室)
C5 第5端子収容室(第1端子収容室)
C6 第6端子収容室(第1端子収容室)
T11、T12 タブ端子(第3端子)
T13 タブ端子(第1端子、第1端子の一部)
T14 タブ端子(第1端子、第1端子の一部を除いた残り)
T21~T23 タブ端子(第2端子)
T24 タブ端子(第4端子)

Claims (4)

  1. 第1電子部品及び前記第1電子部品とは端子配列が異なる第2電子部品の双方を排他的に装着できる電子部品装着部であって、
    前記第1電子部品に設けた端子の一部である第1端子を収容できる第1端子収容室が設けられた第1装着部と、
    前記第2電子部品に設けた端子の一部である第2端子を収容できる第2端子収容室が設けられた第2装着部と、
    前記第1電子部品に設けた端子のうち前記第1端子を除いた残りである第3端子及び前記第2電子部品に設けた端子のうち前記第2端子を除いた残りである第4端子の双方が排他的に収容できる第3端子収容室が設けられた第3装着部と、を備えた
    電子部品装着部。
  2. 請求項1に記載の電子部品装着部において、
    前記第2装着部及び前記第3装着部が一対設けられ、
    一対の前記第2装着部の間に前記第1装着部が設けられ、
    一対の前記第2装着部と前記第1装着部の間に一対の前記第3装着部が設けられた、
    電子部品装着部。
  3. 請求項1に記載の電子部品装着部において、
    前記第1端子収容室は、第1姿勢で装着された前記第1電子部品の前記第1端子の一部が収容できる第4端子収容室と、前記第1姿勢から180°回転させた第2姿勢で装着された前記第1電子部品の前記第1端子の一部が収容できる第5端子収容室と、前記第1姿勢で装着された前記第1電子部品の前記第1端子の一部を除いた残り及び前記第2姿勢で装着された前記第1電子部品の前記第1端子の一部を除いた残りの双方が収容できる第6端子収容室と、を有し、
    前記第5端子収容室には、バスバに接続され、前記第1端子の一部と嵌合する端子金具が収容され、
    前記バスバを収容するバスバ収容部と、をさらに備え
    電子部品装着部。
  4. 請求項3に記載の電子部品装着部において、
    第1の一対の前記第2装着部と、第2の一対の前記第2装着部と、が設けられ、
    第1の一対の前記第3装着部と、第2の一対の前記第3装着部と、が設けられ、
    前記第1の一対の前記第2装着部の間と、前記第2の一対の前記第2装着部の間と、に前記第1装着部が設けられ、
    前記第1の一対の前記第2装着部と、前記第1装着部と、の間に前記第1の一対の前記第3装着部が設けられ、
    前記第2の一対の前記第2装着部と、前記第1装着部と、の間に前記第2の一対の前記第3装着部が設けられた
    電子部品装着部。
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