JP2023007259A - 衣類処理装置 - Google Patents

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Figure 2023007259000001
【課題】衣類が一側面から加圧されて意図していないシワや折り目が発生する頻度を減らすことができる衣類処理装置を提供する。
【解決手段】ドア400の一面のうち、前記第1チャンバーに向かう方向に位置するドア内面401、前記ドア内面401に結合するベース板510、前記ドア400の幅方向に並設される第1軸、前記第1軸に並設される第2軸、前記第1軸を介して前記ドア内面401又は前記ベース板510に回転自在に結合して前記ベース板510に対向して設けられ、ズボンを載置して加圧する第1加圧板、及び前記第2軸を介して前記ドア内面401又は前記ベース板510に回転自在に結合して、前記第1加圧板に対向して設けられ、前記ズボンを加圧する第2加圧板550を含む衣類処理装置に関する。
【選択図】図4

Description

本発明は衣類処理装置に関し、より詳しくは衣類のシワを除去する装置に関する。
衣類処理装置は、家庭及びクリーニング屋で衣類を洗濯及び乾燥して衣類についたシワを除去するために開発された装置である。衣類処理装置に分類されるものとしては、衣類を洗濯する洗濯機、衣類を乾燥する乾燥機、洗濯機能と乾燥機能を全て有する洗濯/乾燥機、衣類をリフレッシュ(refresh)する衣類管理機、そして衣類のシワを除去するスチーマー(steamer)などがある。
スチーマーは衣類についたシワを除去するために衣類にスチームを供給する装置である。一般的なアイロンとは異なり、スチーマーは衣類に直接(例えば、衣類に固い物体を接する方式で)熱を加えず、対流により衣類に熱を加えてシワを除去する装置である。
一方、衣類管理機は衣類を快適かつ清浄に維持するための装置である。衣類管理機は衣類についた微細ホコリをはたき、匂いを脱臭し、衣類を乾燥し、衣類に香気を与える。また静電気の発生を防止し、除湿された空気又はスチームを用いて衣類についたシワを除去し、衣類を殺菌消毒する。
韓国登録特許公報第10-2099179号によれば、衣類処理装置はキャビネット内の収容空間に衣類を載置した状態で、キャビネットの下部に位置する供給部で熱風を供給したり衣類を圧迫したりして、脱臭と同時にシワを除去することができる。
また、衣類処理装置では、衣類がキャビネット内に自重により広げられた状態で熱風又はスチームが供給されて乾燥及び脱臭が行われてシワが除去される。またドア内面に備えられたプレッシャー(presser)で衣類の表面を加圧することにより、衣類のシワを効果的に除去したり衣類にクリース(crease)を形成したりして、洗濯や乾燥の完了後、アイロンを省略することができる。
特にスチームを用いて不要なシワ(wrinkle)や折り目(fold)を除去し、衣類に所定のクリース(crease)又はプリーツ(pleat)(衣類デザインの段階から意図したシワ)をつけるプレッシャー又はパンツプレス(pants press)という手段をドア内面に備えている。
しかし、プレッシャーは一側面で回転により衣類を加圧する。よって、衣類の加圧が一側面から始まり、衣類の一側から他側まで順に加圧が行われる。この場合、衣類において、プレッシャーに近い部分には相対的に多い圧力が加えられ、圧迫部のうち、遠い部分には相対的に少ない圧力が加えられて、衣類を均一に圧迫することができないという問題がある。
さらに、衣類がプレッシャーに圧迫される過程において、プレッシャーに押されて衣類の固定した形態が壊れたり位置が変化したりする問題がある。
また、衣類を載置した後、それを固定できないので、加圧時に衣類の位置が変化することを防止できない。また、従来の衣類処理装置は、衣類に多くのシワがついたり、意図した方向ではない方にシワがついたりする問題がある。
また、衣類をドア内面に載置する高さが高いという問題がある。また、ドア内面のほとんどを占めるだけではなく、衣類の全長において一部のみが加圧されるという問題もある。
また、ユーザの便宜性を考慮して、ユーザが左利きであるか右利きであるかによって、加圧部の回転方向を異なるように設定する必要があるという問題がある。
この開示は衣類が一側面から加圧されて意図していないシワや折り目が発生する頻度を減らすことを解決課題とする。
また、この開示は衣類を均一に加圧して衣類の折り目や意図していないシワを除去し、所定の意図したシワの形成を向上させることを解決課題とする。
また、この開示は衣類の全領域を加圧することを解決課題とする。
また、この開示はユーザが左利きであるか右利きであるかによって加圧部の回転方向を異なるように設定する必要がないことを解決課題とする。
また、この開示は加圧しようとする衣類の載置をより容易にすることを解決課題とする。
従来の左右開閉方式のズボン管理機で発生するズボン押され現象を減らすために、ズボン管理機のドア(又は第2加圧板)にスライディングモーションを具現したものである。即ち、ズボン管理機のドアを回転したりスライドしたりして上方に上げることができる。この時、第1加圧板(又はサブプレート)とベース板(又は後面プレート)の間が離隔するが、逆にドアを回転したりスライドしたりすることにより下方に下げて、加圧時に第1加圧板に載置されたズボンを全領域で同時に加圧してズボン押され現象を改善する効果がある。
ズボン管理機のドアはズボンをプレスするためのロック装置を含み、ロック装置の解けはドアに備えられた取っ手(ハンドル)により作動される。ズボン管理機の使用時、ズボンにスチームの含湿を容易にするためにドア及び第1加圧板に開口部を設け、ドアを上下方向に開閉するためのヒンジを含む(備える:構成する:構築する:設定する:包含する)。
サブプレートはズボンを設けるための構成要素であり、第1加圧板はドアの回転を担当するヒンジ構造と反対位置に備えられる他のヒンジ構造物を用いて上下方向に回転する。上下移動はズボン管理機のドアに連動して、ドアを持ち上げると、自動的にサブプレートが上方にスライドされる。その後には左右両側のうち、一方向に回転するようにヒンジ構造が備えられており、サブプレートを回転して開放させた後、ズボンを設けることができる。
またサブプレートはズボンの上端と下端を固定できる固定クリップが両面に設けられている。
ズボンを設ける過程は以下の通りである。ドア側の下端部に設けられたハンドルを引いてロックを解除し、上側に持ち上げて固定すると、ズボンを載置するサブプレートが露出される。ズボンを設けるために、サブプレートを下方に回転した後、サブプレートの後面に設けられた固定クリップ(又は第1クリップ)にズボンの下端を固定する。固定クリップはズボンの長さによって可変的に設置可能であり、ズボン下端を固定した後、サブプレート前面に設けられたズボン上端部の固定クリップ(又は第2クリップ)にズボンを固定する。
ズボンの設置を完了した後にはサブプレートを元の状態に回転させ、ズボン管理機のドアを閉じてズボンに圧力が加えられるようにする。上下方向のみに回転するので、ドアの開放方向において別のリバーシブル構造が不要である。
また、ヒンジ部に備えられる弾性部材は、サブプレートを後面プレートから離れる方向に押し出すように備えられる。ドア管理機のドアが後面プレートと結合する時にサブプレートを加圧するが、この時、サブプレートが後面プレートに向かって直線運動するので、ズボンを同時に均一に加圧することができる。
上記課題を解決するために、一面に投入口を含むキャビネット、キャビネットの内部に位置して投入口を介して衣類を収容する第1チャンバー、第1チャンバーの下部に位置して第1チャンバーとは分離された空間を形成する第2チャンバー、第2チャンバーの内部に備えられ、スチームを生成して第1チャンバーに供給するスチームユニット、キャビネットに回転自在に結合して投入口を開閉するドア、ドアの一面のうち、第1チャンバーに向かう方向に位置するドア内面、ドア内面に結合するベース板、ドアの幅方向に並設される第1軸、第1軸に並設される第2軸、第1軸を介してドア内面又はベース板に回転自在に結合してベース板に対向して設けられ、ズボンを載置して加圧する第1加圧板、及び第2軸を介してドア内面又はベース板に回転自在に結合して第1加圧板に対向して設けられ、ズボンを加圧する第2加圧板を含む衣類処理装置を提供する。
第1軸はベース板の上側と下側のうちの一方に位置し、第2軸はベース板の上側と下側のうちの他方に位置する。
第1加圧板はベース板に対向する一面の下部に位置して、ズボンの裾又は上端(腰部)を固定する第1クリップを含む。
第1加圧板は第2加圧板に対向する他面の下部に位置して、ズボンの裾又は上端(腰部)の反対部を固定する第2クリップを含む。
第2クリップは角状(angled shape)のクリップからなり、このクリップは第1加圧板との間で所定の間隙を形成し、所定の間隙にズボンの一側面の一部を挿入してズボンを固定する。
第2加圧板の長さは第1加圧板の長さよりも短く、第2加圧板が第1加圧板に回転結合する時、第2クリップが第1加圧板の外側に露出される。
第1加圧板は、ベース板に対向する一面である第1面、第2加圧板に対向する他面である第2面、及び第1面と第2面を連結し、ズボンを載置する曲面状の載置端部を含み、載置端部は第1面に連結される曲面の曲率と第2面に連結される曲面の曲率とが異なる。
載置端部は第1面と曲面で連結され、第2加圧板に向かって突出した形状である。
第1面はズボンに備えられる縫い目との干渉を防止するためにドアの長さ方向に陥没した第1溝を含み、第2面もズボンに備えられる縫い目との干渉を防止するためにドアの長さ方向に陥没した第2溝を含む。
ベース板はドア内面において所定の離隔距離だけ離隔してドア内面に結合される。
なお、ベース板は第1加圧板がベース板を加圧する時、第1クリップに対応する形状に陥没するか又は貫通したクリップ収容部を含む。
ベース板とドア内面の間に位置してベース板を支持する弾性支持部をさらに含み、第1加圧板がベース板に結合する時、ズボンが第1加圧板及びベース板の間で加圧される。
なお、第2加圧板の幅は第1加圧板及びベース板の幅よりも大きい。
また、第2チャンバー内に備えられて、第1チャンバーの空気を循環させる送風ユニット、第2チャンバー内に備えられて、循環された空気を除湿して加熱するヒートポンプユニット、第1加圧板を貫通する第1開口部、及び第1開口部に対応する位置で第2加圧板を貫通する第2開口部をさらに含み、第1開口部及び第2開口部を介してズボンを除湿して加熱された空気及びスチームに露出させることができる。
第2加圧板は第2加圧板の両側面において、それぞれドア内面に向かう方向に折り曲げられて形成された保護側面を含み、第2加圧板が第1加圧板及びベース板を加圧する場合、保護側面はベース板の両側面及び第1加圧板の両側面をカバーすることができる。
第2加圧板の両面のうち、ドア内面から離れる方向に位置するカバー面は、第2加圧板の回転のためにユーザが第2加圧板をとるため(取り扱う為)のハンドルをさらに含む。
第1加圧板は第1軸を含み、第1加圧板の下側に設けられて、第1加圧板をドア内面に近づいたり離れたりする方向に移動させるヒンジ部を含む。
ヒンジ部は、ベース板又はドア内面に結合して第1軸を支持するヒンジ支持部、及びヒンジ支持部を第1軸の軸方向に貫通して第1軸が挿入されるヒンジ孔をさらに含み、ドア内面に近づいたり離れたりする方向に沿って測定したヒンジ孔の長さは、ドアの高さ方向に沿って測定したヒンジ孔の長さよりも長く形成される。
ヒンジ部は第1加圧板をドア内面から離れる方向に弾性力を印加する弾性部材をさらに含み、第2加圧板が第1加圧板又はベース板と結合する場合、ヒンジ孔に沿って加圧板がベース板に対向しながらベース板に向かって移動し、第2加圧板が第1加圧板から離れる方向に回転する場合は、弾性部材により加圧板がベース板に対向しながらベース板から離れる方向に移動する。
ヒンジ部は第1軸と第1加圧板を連結する角状(angled shape)のヒンジ連結部をさらに含み、第1加圧板がベース板から離れる方向に回転する時、ヒンジ連結部が所定の角度以上に回転することを防止することができる。
この開示によれば、衣類が一側面から加圧されて意図していないシワや折り目が発生する頻度を減らす効果がある。
また、この開示によれば、衣類を均一に加圧して衣類の折り目や意図していないシワを除去し、所定の意図したシワの形成を向上させることができる。
また、この開示によれば、衣類の全領域を加圧することができる。
また、この開示によれば、左利きであるか右利きであるかによって加圧部(又はズボン管理機)の回転方向を異なるように設定する必要がない。
また、この開示によれば、加圧しようとする衣類をより容易に載置することができる。
図1(a)は従来の衣類処理装置の一例及び衣類のシワを除去するプレッシャーの一例を示し、図1(b)はこの開示の特徴である加圧部を用いて衣類を載置するために第2加圧板を開いて第1加圧板を回転させた姿を示す図である。 図2は第2チャンバー内に取り付けられる送風ユニット、ヒートポンプユニット及びスチームユニットの一例を示す図である。 図3(a)及び図3(b)は従来の衣類処理装置においてズボンが一側面から加圧されて発生する問題を概略的に示す図である。 図4(a)ないし図4(e)はこの開示の一実施例である加圧部の使用方法を順に説明する図である。 図5(a)は第1加圧板の載置端部が非対称的な形態の断面を有することを示し、図5(b)は載置端部を拡大した図である。 図6はヒンジ部の一例を示す図である。 図7(a)及び図7(b)は第2加圧板の開閉による第1加圧板の位置を概略的に示す図である。
以下、添付図面を参考しながらこの開示の好ましい実施例について詳しく説明する。後述する装置の構成や制御方法はこの開示の実施例を説明するためのものであり、この開示の権利範囲を限定するものではない。また明細書の全般において同一の参照番号は同じ構成要素を表す。
この明細書で使用する特定の用語はただ説明の便宜のためのものであり、例示する実施例を限定するものではない。
例えば、「同じ」及び「同一である」などの表現は、全く同じ状態だけではなく、公差或いは同じ機能が得られる程度の差が存在する状態も含む。
例えば、「どの方向に」、「どの方向に沿って」、「並んで」、「垂直に」、「中心として」、「同心」或いは「同じ軸」などの相対的或いは絶対的な配置を示す表現は、全くそのような配置だけではなく、公差或いは同じ機能が得られる程度の角度や距離を有して相対的に変位する状態も含む。
この明細書において明示的に言及せずに使用する「シワ」という用語は、衣類の着用後、或いは洗濯や乾燥後についた意図していないシワ(Wrinkles)や折り目(fold)を意味する。即ち、デザイン段階からデザインや機能のためについた意図したクリース(crease)又はプリーツ(pleat)ではなく、使用によって服地についたり洗濯や乾燥時に意図せずについたりしたシワを意味する。よって、アイロンなどにより除去する必要があるものである。
図1(a)は従来の衣類処理装置2000の一例を示す。衣類処理装置2000は、一面に投入口120を含むキャビネット150、キャビネット150の内部に位置して投入口120を介して衣類を収容する第1チャンバー100、第1チャンバー100の下部に位置して第1チャンバー100とは分離された空間を形成する第2チャンバー200、第2チャンバー200の内部に備えられ、スチームを生成して第1チャンバー100に供給するスチームユニット250(図2を参照)、及びキャビネット150に回転自在に結合して投入口120を開閉するドア400を含む。一般的なユーザの使用方法を考慮すると、好ましくは投入口120はキャビネット150の前面に設けられる。
さらに衣類処理装置2000は、第2チャンバー200の内部に位置して、第1チャンバー100の空気を吸入する送風ユニット220(図2を参照)、及び吸入された空気を除湿して加熱した後、第1チャンバー100に送り出すヒートポンプユニット230を含む。
キャビネット150は金属材質からなり、強度を維持できれば、プラスチック材質からなってもよい。第1チャンバー100はプラスチック射出成型により形成される。第1チャンバー100はフレーム(図示せず)によりキャビネット150に結合されるが、これとは異なり、キャビネット150と第1チャンバー100の間をポリウレタンのような出泡プラスチックを用いて充填してもよい。
上衣と下衣を含む衣類は第1チャンバー100に載置され、第2チャンバー200の内部に位置する送風ユニット220(図2を参照)、ヒートポンプユニット230(図2を参照)及びスチームユニット250(図2を参照)により衣類をリフレッシュに管理することができる。即ち、第2チャンバー200の内部に位置する送風ユニット220(図2を参照)、ヒートポンプユニット230(図2を参照)及びスチームユニット250(図2を参照)によりスチーム及び/又は加熱空気を用いて衣類を殺菌・脱臭し、着用後のシワを除去する機能などを行うことができる。
第1チャンバー100は第1チャンバー100内部の上部に衣類を載置するための衣類支持部190を含む。衣類支持部190は衣類をかけるハンガーを収容し、衣類支持部190を左右に往復運動させる駆動部(図示せず)に連結される。衣類支持部190の運動は衣類を揺らして、結局衣類についた微細ホコリを含む異物質を分離することができる。また衣類支持部190に載置される衣類を揺らす間に第2チャンバー200から供給されるスチーム或いは水分(moisture)に露出させて衣類のシワをある程度除去することができる。
即ち、衣類支持部190では、衣類が第1チャンバー100の内部で自重により広げられた状態で載置されて、第2チャンバー200から供給される除湿されて加熱された空気及び/又はスチームに均一に露出される。
一般的に、水は大気圧下で100℃で沸くが、この時に発生する水蒸気をスチームという。一方、水分とは、常温で1mm以下の小さい水玉が空気中に浮かんでいる形態をいう。例えば、きりのようである。一般的に水を加熱し、沸かして発生したスチームの場合、水分よりも高い温度であるので、水分よりも殺菌力に優れ、高い温度では水分子がもっと活発に動くので、衣類の浸透性にも優れる。よって、衣類のリフレッシュには水分よりもスチームの方がもっと活用されている。
第1チャンバー100は、衣類支持部190の駆動部(図示せず)が上側に位置する第1チャンバーの上面109、底を形成する第1チャンバーの底面101、及び第1チャンバーの上面109と第1チャンバーの底面101を連結する第1チャンバーの左右側面105、107と第1チャンバーの後面103から形成される。例えば、投入口120が形成された一面が前面である場合、第1チャンバーの後面103は反対方向に位置する。
第1チャンバーの底面101には、第2チャンバー200の内部でスチームユニット250により生成されたスチームとヒートポンプユニット230により除湿されて加熱された空気を第1チャンバーに供給するための空気供給ポート1011とスチーム供給ポート1012、及び送風ユニット220により第1チャンバー100の空気を吸入するための空気吸入ポート1013が位置する。
図1(a)に示すように、空気供給ポート1011とスチーム供給ポート1012は第1チャンバーの底面101と第1チャンバーの後面103が会う領域に備えられる。また第1チャンバーの底面101と第1チャンバーの後面103が会う領域はスムーズに傾いた形態である。空気吸入ポート1013は第1チャンバーの底面101において投入口120側に近く位置する。従って、第1チャンバー100内の空気は空気供給ポート1011を介して吐出されて空気吸入ポート1013を介して吸入されて循環する。スチームもスチーム供給ポート1012を介して排出された後、凝縮されて空気吸入ポート1013を介して吸入され、凝縮水を貯蔵するサンプ(図示せず)に集まる。
第1チャンバー100の内部で凝縮した凝縮水をより円滑に空気吸入ポート1013を介して第2チャンバー200に送り出すために、第1チャンバーの底面101は第1チャンバーの後面03から投入口120の方に下向きに傾く。
図1(a)に示すように、衣類処理装置2000においては、スチームユニット250に水を供給するための給水タンク310、及びサンプ(図示せず)に集水された凝縮水を排出して貯蔵するための排水タンク330が第2チャンバー200の前方に備えられる。また給水タンク310及び排水タンク330が設けられるタンク設置空間(図示せず)を形成するためのタンクモジュールフレーム(図示せず)が備えられて、タンク設置空間(図示せず)と第2チャンバー200を分離することができる。即ち、第1チャンバー100の下部にはタンク設置空間351と第2チャンバー200が位置し、タンク設置空間はドア400側に近くに位置し、タンク設置空間の後に第2チャンバー200が位置する。
給水タンク310と排水タンク330はタンクモジュールフレーム(図示せず)においてそれぞれ着脱自在に備えられる。一方、給水タンク310と排水タンク330が一体に結合して同時に着脱自在に備えられてもよい。
ドア400は、このドア400を閉じる場合、ドア400の後面又はドア400から第1チャンバー100に向かう方向に位置するドア内面401を含む。ドア400はヒンジ方式でキャビネット150に回転自在に連結されて投入口120を開閉する。
ユーザがドア400を閉じると、給水タンク310の前面と排水タンク330の前面がドア内面401に対向し、ユーザがドア400を開けると、給水タンク310の前面と排水タンク330の前面が外部に露出される。また給水タンク310及び排水タンク330がそれぞれの前面に給水タンクウィンドウ313及び排水タンクウィンドウ333を含んでおり、給水タンク310及び排水タンク330内に貯蔵された水の水位をすぐ確認することができる。
給水タンク310の前面と排水タンク330の前面にはそれぞれ給水タンク取っ手315と排水タンク取っ手335が備えられる。ユーザがそれぞれ給水タンク取っ手315と排水タンク取っ手335を引っ張ると、給水タンク310と排水タンク330はそれぞれ給水タンクの前面の端部と排水タンクの前面の端部を中心として回転してタンクモジュールフレーム(図示せず)から分離される。またタンクモジュールフレーム(図示せず)に取り付けるときにも、同様に回転によりタンクモジュールフレーム(図示せず)に給水タンク310と排水タンク330が置かれる。
従来の衣類処理装置2000では、ドア内面401又は第1チャンバー100の内部に、ズボン(P)を逆に衣類掛け403に載置した後、衣類掛け403をかける衣類固定部405、及び衣類固定部405と衣類掛け403により固定されたズボンを加圧するプレッシャー50が位置する。
ズボン(P)を逆に、即ち、裾(bottom hem)を上方にしてかける理由は、ズボン(P)の腰部分、即ち、ズボン(P)の上端(pant waist)が、ズボン(P)の裾、即ち、ズボンの脚部(pant leg)よりも重いので、ズボン(P)の自重によりズボン(P)に引張力が与えられてズボン(P)を均一に広げるためのことである。
プレッシャー50は、ドア内面401に結合して衣類を支持する支持板51と、支持板51に向かって回転してズボン(P)を加圧する回転板52を含む。回転板52が支持板51に向かって回転して結合すると、ズボン(P)を加圧することができる。その後、ドア400を閉じて、第1チャンバー100の内部でスチーム及び除湿されて加熱された空気に露出させてシワを除去する。この時、スチームがズボン(P)に容易に浸透するように回転板52を貫通する回転板貫通孔54を設け、ズボン(P)のズボン脚の長さ方向に沿って備えられる縫い目(seam)が押されることを防止するために回転板の両面のうち、ズボン(P)に接する面にさらに陥没部55を設ける。
図2を参照すると、第2チャンバー200の内部には第1チャンバー100の空気を吸入するための送風ユニット220、給水タンク310の水が供給されてスチームを発生した後、第1チャンバー100にスチームを供給するスチームユニット250、送風ユニット220により吸入された空気を除湿して加熱した後、第1チャンバー100に排出するヒートポンプユニット230が含まれる。また送風ユニット220、スチームユニット250及びヒートポンプユニット230を制御するための制御部(図示せず)が備えられる。
従って、除湿されて加熱された空気を第1チャンバー100に供給するためには、第1チャンバー100内部の空気を送風ファン226を用いて吸入力を発生させた後、吸気ダクト221を介して吸入する。またヒートポンプユニット230に移動させて熱交換した後、再び第1チャンバー100に供給する。
図2を参照すると、送風ユニット220は送風ファン226及び吸気ダクト221を含む。投入口120が位置する方向を前方、第1チャンバーの後面が位置する方向を後方とすると、吸気ダクト221は送風ファン226の前方に備えられ、吸気ダクト221の前方にはタンクモジュールフレーム(図示せず)が備えられる。従って、タンクモジュールフレームはタンク設置空間351と第2チャンバー200を分離することができる。
タンクモジュールフレームにセットされる給水タンク310と排水タンク330は、キャビネット150の両側面のうちの一側に近く位置する。例えば、給水タンク310はタンク設置空間(図示せず)においてキャビネット150の右側面がキャビネットの左側面よりも近く位置し、逆に排水タンク330はキャビネット150の左側面がキャビネット150の右側面よりも近く位置する。
スチームユニット250も給水タンク310の位置と同様に、第2チャンバー200の内部においてキャビネット150の右側面がキャビネット150の左側面よりも近く位置する。これは、給水タンク310の後方にスチームユニット250を配置して、給水タンク310からスチームユニット250に水が移動する連結流路を単純化するためのものである。
スチームユニット250はヒーターを用いてスチームユニット250内に位置する水を加熱することができ、発生したスチームはスチーム流路(図示せず)に沿って第1チャンバーの底面101に備えられるスチーム供給ポート1012に連通する。
仮に給水タンク310がキャビネット150の右側面よりもキャビネット150の左側面に近く位置すると、それに対応してスチームユニットの位置もキャビネット150の右側面よりもキャビネット150の左側面に近く位置することができる。
また、吸気ダクト221は第1チャンバーの底面101に備えられる空気吸入ポート1013に連通して第1チャンバー100の空気を吸入する吸気ダクト入口2213を含む。また吸気ダクト入口2213は傾いた流路を形成する。これは第1チャンバー100及びドア400に生じた凝縮水を、第1チャンバーの底面101が連通する吸気ダクト入口2213を経て、傾いた流路に沿って吸気ダクト221内の下部に備えられたサンプ(図示せず)に容易に移動させるためのものである。
送風ファン226の前方には吸気ダクト221が位置し、送風ファン226の後方にはスチームユニット250及びヒートポンプユニット230が配置される。ヒートポンプユニット230はサポータ(supporter)265により支持される。サポータ265は第2チャンバー200の底を形成するベース部210に備えられる。従って、サポータ265はベース部210とヒートポンプユニット230の間に所定の離隔距離を形成し、サポータ265とベース部210の間に所定の設置空間を形成する。設置空間にはスチームユニット250が位置し、設置空間でサポータ265と結合する。図2には制御部270がサポータ265の設置空間においてスチームユニット250の下方に位置する一例が示されているが、これとは異なり、スチームユニット250の後方など、第2チャンバー200内のどこに設けられてもよい。
ヒートポンプユニット230は第1熱交換機(又は蒸発器)(図示せず)及び第2熱交換機(又は凝縮器)(図示せず)を内部に含むハウジング231、ハウジング231で除湿されて加熱される空気を第1チャンバー100に排出するために、第1チャンバー100に備えられる空気供給ポート1011に連通する空気吐出口2312をさらに含む。サポータ265の外側には冷媒を循環させるための圧縮機(図示せず)及び膨張バルブ(図示せず)が位置する。
図2とは異なり、送風ユニットが第1チャンバーの空気を循環させ、蒸発器、凝縮器が送風ユニットにより循環される空気を移動させるダクト内に備えられることもできる。即ち、送風ユニットが吸気ダクト221、送風ファン226、連結ダクト(図2のハウジングに対応する)及び排気ダクト(図2の空気吐出口に対応する)で構成され、ヒートポンプユニットは連結ダクト内に備えられる蒸発器及び凝縮器、そして送風ユニットの外部に備えられる圧縮機及び膨張部を含むことができる。
図1(b)を参照すると、ドア400は、ドア400において第1チャンバー100に向かう方向に位置するドア内面401、ドア内面401に備えられてキャビネット150の縁部と密着(tight contact)してドア400とキャビネット150の間にシーリングを形成するためのドアガスケット486、及びドア400の閉鎖時、第1チャンバー100で生成する凝縮水を第1チャンバーの底面101に導くためにドア内面401に備えられるドアライナー482,484を含む。一部の実施例において、ドア400は、第1チャンバー100とタンク設置空間351を同時に開閉可能な構造を有している。他の実施例においては、複数のドアがキャビネット150に設けられて、個々のドアが第1チャンバー100とタンク設置空間351を開閉する。ドアライナー482,484は、ドア400を閉じる場合、第1チャンバー100に対向するように設けられ、上部ドアライナー482と下部ライナーパート484を含む。ドアライナー482,484は、このドアライナー482,484の表面で発生した凝縮水を第1チャンバーの底面101に設けられた空気吸入ポート1013を介して吸気ダクトの下側に備えられたサンプ(図示せず)に排出することができる。
ドアガスケット486は、ドア内面401を取り囲むようにドア内面401に取り付けられる。ドア400とキャビネット150の間のシーリングはドアガスケット486により行われる。またドアガスケット486は個々に第1チャンバー100とタンク設置空間351をシーリングすることもできる。
また、図1(b)はこの開示の一実施例である衣類処理装置1000を示し、従来の衣類処理装置2000においてズボンのシワを除去するために備えられたプレッシャー50とは異なる加圧部500の一例を示す。
即ち、衣類処理装置1000は、一面に投入口120を含むキャビネット150、キャビネット150の内部に位置して投入口120を介して衣類を収容する第1チャンバー100、第1チャンバー100の下部に位置して第1チャンバー100とは分離された空間を形成する第2チャンバー200、第2チャンバー200の内部に備えられ、スチームを生成して第1チャンバーに供給するスチームユニット250(図2を参照)、キャビネット150に回転自在に結合して投入口120を開閉するドア400、ドアの一面のうち、第1チャンバー100に向かう方向に位置するドア内面401、ドア内面401に結合するベース板510、ドア400の幅方向に並設される第1軸5611、第1軸5611に並設される第2軸5621、第1軸5611を介してドア内面401又はベース板510に回転自在に結合してベース板510に対向して設けられ、ズボン(P)を載置して加圧する第1加圧板530、及び第2軸5621を介してドア内面401又はベース板510に回転自在に結合して第1加圧板530に対向して設けられる第2加圧板550を含む。
第2加圧板550はベース板510及び/又は第1加圧板530に結合してベース板510及び/又は第1加圧板530を加圧するが、これとは異なり、単にベース板510及び/又は第1加圧板530に結合して第1加圧板530に載置するズボンを保護するか、又はベース板510及び/又は第1加圧板530を保護するためのカバーの役割のみを行ってもよい。
特に、加圧部500は、ドア内面401に結合するベース板510、ドア400の幅方向に並設される第1軸5611、第1軸5611に並設される第2軸5621、第1軸5611を介してドア内面401又はベース板510に回転自在に結合してベース板510に対向して設けられ、ズボン(P)を載置して加圧する第1加圧板530、及び第2軸5621を介してドア内面401又はベース板510に回転自在に結合して第1加圧板530に対向して設けられ、ズボンを加圧する第2加圧板550を含む。
加圧部500は大きく、ドア400の上下方向に回転できる第2加圧板550、ドア400の上下方向に回転できる第1加圧板530、及びドア内面に結合するベース板510を含む。第1加圧板530及び第2加圧板550はそれぞれ備えられるドアの幅方向に沿って備えられる第1軸5611及び第1軸に並設される第2軸5621を中心として回転する。
第1軸5611と第2軸5621はドアの幅方向に沿って並設される。第1軸5611と第2軸5621は同じ位置に備えられてもよいが、ユーザの便宜性を考慮すると、第1加圧板530と第2加圧板550は互いに異なる位置で回転方向を異なるようにして開閉することができる。従って、図1(b)では、第1軸5611はベース板510の下部に、第2軸5621はベース板510の上部にそれぞれ備えられる。よって、第2加圧板550が第2軸5621を中心として上方に回転して開放されると、第1加圧板530は第1軸5611を中心として下方に回転する。これにより、第1加圧板530と第2加圧板550が回転時、干渉を防止することができる。
第2加圧板550がドア400の幅方向に沿って回転-第2軸の軸方向を中心として回転-すると、ズボンを載置して固定する第1加圧板530が露出される。この時、第1加圧板530は第1軸5611により第1加圧板530とドア400の一側面との距離が一定に維持されながら回転することができる。即ち、第1軸を中心としてドア400の開閉方向である左右方向に垂直な上下方向に回転することができる。
図1(b)には第1加圧板530が第1加圧板530の下側に備えられる第1軸5611を基準として回転し、第2加圧板550が第2加圧板550の上側に備えられる第2軸5621を基準として回転する一例が示されているが、これとは異なり、第1軸5611は第1加圧板530の上側に備えられ、第2軸5621は第2加圧板550の下側に備えられてもよい。即ち、第1軸5611と第2軸5621によりそれぞれ第1加圧板530及び第2加圧板550をそれぞれの軸方向を中心として回転すればよく、その位置がどの側面に位置するかは重要ではない。
上記のように第1加圧板530及び第2加圧板550が上下方向に回転する場合、ユーザが左利きであるか又は右利きであるかによって回転方向を異なるように設定する必要がない。ユーザの選択によって回転方向を異なるように設定できれば、リバーシブル(reversible)という。この開示の一実施例である衣類処理装置では、ドア400をユーザの選択によって左側に回転させるか或いは右側に回転させるかを選択することができる。しかし、加圧部500の場合、いずれも上下方向に回転して開閉されるので、それを考慮する必要がない。
この明細書において、ドア400の上下方向に回転するとは、ドア400の幅方向に並設された軸を中心として回転することを意味し、ドア400の左右方向に回転するとは、ドア400の高さ方向に並設された軸を中心として回転することを意味する。ドア400の高さ方向とドア400の幅方向は互いに垂直である。従って第1軸5611と第2軸5621は互いに平行である。
また、この明細書において、厚さ方向に貫通するとは、板型部材(plate-shaped member)のように横及び縦の長さ、高い(或いは厚さ)の長さが非常に大きい部材の場合、横と縦により形成される上面と下面を上面から下面の方向或いは下面から上面の方向に貫通することを意味する。
図3は従来の衣類処理装置2000のプレッシャー50を概略的に示す。特に、図3(a)は回転板52がズボン(P)が載置される支持板51に向かって回転する姿を示し、図3(b)は回転板52が回転して支持板51に結合し、回転板52と支持板51の間に位置するズボン(P)を加圧する姿が概略的に示されている。
回転板52は、回転板52の両側面のうちの一側に備えられる回転結合部(図示せず)、例えばヒンジにより回転してズボン(P)を加圧する。この時、ズボン(P)は回転結合部が位置する一側面から加圧される。即ち、回転結合部に近いR2領域から加圧される。回転板52が完全に回転して支持板51に対向する場合、即ち、回転板52の他側面が支持板51と結合する時、R1領域まで加圧されることになる。
従って、回転板52が回転する間にズボン(P)に均一な圧力が作用されない。この場合、ズボン(P)のうち、回転結合部に近い部分(R1領域)には相対的に多い圧力が加えられ、回転結合部から離れた部分(R2領域)には相対的に少ない圧力が加えられて、ズボン(P)を均一に圧迫できない問題がある。
さらに、ズボン(P)が回転板52により加圧される過程において、回転板52により押されて衣類を固定した形態が壊れたり位置が変化したりする問題があり得る。よって、従来の衣類処理装置2000では、図3(b)に点線の円形で示したように、衣類にシワが多く発生するか或いは意図した方向とは全く異なるシワが発生するなどの問題があり得る。図3(b)ではこのような場合を強調するために誇張して示している。
なお、ズボン(P)の載置は、単純にズボンを衣類載置部56(図1(a)を参照)にかけるだけであり、固定することはできないので、加圧時、衣類の位置が変化することを防止できない。
また、ズボン(P)を畳まずに全体ズボン長さの通りドア内面に載置する場合、衣類載置部56(図1(a)を参照)の高さが高くて不便である。また、ドア内面401のほとんどを占めることとなり、ドア内面401の活用性が低下する問題がある。
この開示は、上述した問題を解決するために、図1(b)に示す加圧部500を含む衣類処理装置1000の一例に関する。加圧部500は第1加圧板530によりズボンを畳むことができるので、ドア内面401において加圧部500又はズボン(P)が占める空間が半分程度に減少する。
なお、第1加圧板530に備えられるクリップなどによりズボン(P)を固定することができる。第1加圧板530がドア400の回転方向に垂直にドアの幅方向に沿って、即ち、第1軸を基準として回転する場合、第1加圧板530がすぐベース板510に結合してズボン(P)を加圧することではなく、第1加圧板530とベース板510が所定の距離(L1)(図7を参照)を維持する。これは第1加圧板530の第1回転部561(図6を参照)に備えられる弾性部材5618(図6を参照)により第1加圧板530がベース板510から離れる方向に弾性力を加えているためである。
弾性力を超えるために、第2加圧板550を閉じてベース板510に結合させると、第1加圧板530はベース板510に向かって移動する。よって、第1加圧板530とベース板510がある一部分から接することではなく、均一に密着する。従って、ズボン(P)の全領域を同時に均一に加圧することができる。これについては図6及び図7を参照しながら詳しく後述する。
図4はズボン(P)のシワをなくすためにドア400に備えられた加圧部500を使用する方法を順に示す図である。加圧部500はドア内面401又は第1チャンバーの側面105に備えられるが、図4では加圧部500がドア内面401に備えられた一例を示している。
図4(c)を参照すると、加圧部500はドア内面401に結合するベース板510、ドア400の幅方向に並設される第1軸5611、第1軸5611に並設される第2軸5621、第1軸5611を介してドア内面401又はベース板510に回転自在に結合してベース板510に対向して設けられ、ズボンを載置して加圧する第1加圧板530、及び第2軸5621を介してドア内面401又はベース板510に回転自在に結合して第1加圧板530に対向して設けられる第2加圧板550を含む。よって、加圧部500の回転方向はドア400の回転方向に垂直である。
加圧部500のみを考慮すると、加圧部500は、ドア内面401において上下方向に回転する第2加圧板550、ドア内面401において上下方向に回転する第1加圧板530、及びドア内面に結合するベース板510を含む。第1加圧板530及び第2加圧板550はそれぞれ備えられるドアの幅方向に沿って設けられる第1軸5611、及び第1軸5611に並設される第2軸5621を中心として回転する。
図4(a)及び図4(b)を参照すると、ドア400を開放すると、加圧部500のうち、第2加圧板550が外部に露出される。よって、第2加圧板550はベース板510と第1加圧板530を保護するカバーとして機能することができる。また第2加圧板550は図4(c)のようにズボン(P)を載置する場合、ズボンの腰部を含む一部を加圧する機能も行うことができる。第2加圧板550はズボンに対向する加圧面555と、加圧面の反対方向に位置するカバー面558を含む。第2加圧板550は第2加圧板550の厚さ方向、即ち、加圧面555からカバー面558に向かう方向にそって貫通して形成される第2開口部552をさらに含む。第2開口部552は、後述する第1加圧板530を貫通する第1開口部532と共に、加圧部500に載置されたズボン(P)へのスチーム浸透をより容易にして衣類の含湿率を向上させることができる。
また、カバー面558は第2加圧板550を上下方向に回転させるためにユーザが第2加圧板550を取られるハンドル551を有する。好ましくは、ハンドル551はカバー面558の下部に位置する。ハンドル551は単純な取っ手であってもよいが、後述するロック掛け542(図4(c)を参照)とロック孔547とのロックを解除する機能も有することができる。即ち、ハンドル551を引っ張ると、ロック孔547内に位置するキャッチ部(図示せず)とロック掛け542との結合状態を解除することができる。
また、第2加圧板550は、第1加圧板530及びベース板510を保護するカバーの機能を行うために、ベース板510及び第1加圧板530の側面も保護することができる。この場合、第2加圧板550は、第2加圧板550の両側面においてそれぞれドア内面401に向かう方向に折り曲げられて形成された保護側面559をさらに含む。このために第2加圧板550の幅は第1加圧板530及びベース板510の幅よりも大きい。
ドア内面401は第2加圧板550がドアの幅方向に沿って並設される第2軸5621を介してドアの上下方向に回転(A1)することができる。もちろん、図4(e)に示した矢印のように逆方向に回転することもできる。
第2加圧板550がドアの幅方向に沿って回転して上方に反った場合、即ち、カバー面558がドア内面401に対向する場合、ドア内面401において第2加圧板550が突出することを最小化するために、第2加圧板550の厚さに対応する長さだけドア内面401がドアの内部に向かって陥没して第2加圧板550を収容する陥没空間402を形成する。
図4(a)はユーザがドア400を開放して加圧部500が露出されたことを示し、図4(b)はユーザがズボン(P)を載置するために第2加圧板550をドアの幅方向に沿って備えられた第2軸5621を介して回転して陥没空間402に収容されたことを示す。加圧面555はズボン(P)の継ぎ目が押されることを防止するための陥没した形態の防止溝557を含む。防止溝557は加圧面555の長さ方向に形成され、第2加圧板550が閉じた場合に、ズボンの前板(front panel)と後板(back panle)の裁縫時に生成された継ぎ目(或いは縫い目)が押されることを防止するためのものである。継ぎ目は一般的にズボンの服地よりも突出しているので、それを押すると、継ぎ目の周辺に不要なシワや折り目ができるためである。
図4(b)及び図4(c)を参照すると、第1加圧板530はベース板510と第2加圧板550の間に位置する。第1加圧板530は第2加圧板に対向する第1面535、ベース板510に対向する第2面538及びドア400の高さ方向に沿って備えられて第1加圧板530を上下方向に回転させる第1軸5611を含む。第1軸5611はドア内面401或いはベース板510に第1加圧板530を回転自在に結合する。第1軸5611により第1加圧板530は左右方向に回転(A2)することができる。図4では第1軸5611のベース板510の下側に備えられた一例を示している。よって、第2軸5621により第2加圧板550が上方に回転する場合、第1軸5611により第2加圧板550は下方に回転する。第2加圧板550は陥没空間402に収容されるために完全に反られて回転する。反面、第1加圧板530はユーザがズボン(P)を容易に載置するために、第1加圧板530が下方に回転しても90°以上は回転しない。即ち、第1加圧板530がベース板510と結合した状態での第1加圧板530とベース板510の間の角度を0°とすると、第1加圧板530が下方に回転して開放状態になった場合、第1加圧板530とベース板510の角度は90°である。従って、第1加圧板530にズボン(P)を載置した後、第1クリップ531を用いてズボンの裾を固定することが容易である。
一方、第1加圧板530は第1加圧板530に載置されたズボン(P)を固定するために第1クリップ531及び第2クリップ533を含む。第1クリップ531は第2面538の下部に位置し、第2クリップ533は第1面535の下部に位置する。第1クリップ531はズボンの一部のうち、ズボンの裾(hem)が含まれた部分を固定する。図4(d)を参照すると、第2クリップ533はズボンの裾(hem)の反対部分の両側面、即ち、腰部及び腰部に連結されるズボンの脚部の両側面を固定することができる。
第1加圧板530は上端にズボン(P)が載置される端部である載置端部539をさらに含む。載置端部539は曲面になっており、ズボン(P)が載置されても不要なシワや折り目が発生することを防止することができる。
なお、載置端部539は、第1面535に連結される第1曲面5391(図5(b)を参照)及び第1曲面と第2面538を連結する第2曲面5392(図5(b)を参照)を含む。第1曲面5391(図5(b)を参照)と第2曲面5392(図5(b)を参照)は互いに異なる曲率を有し、非対称的な形状である。即ち、第1曲面5391(図5(b)を参照)は第1面535よりもドア内面401から離れる方向に突出した形態である。従って、第1曲面5391(図5(b)を参照)は第2曲面5392(図5(b)を参照)よりも曲率半径が大きい。
第1加圧板530は第1加圧板530の厚さ方向に貫通する第1開口部532をさらに含む。第1開口部532は第2加圧板550に備えられる第2開口部552の位置に対応して第1加圧板530に位置する。これは、第2加圧板550を閉じる場合、即ち、第2軸を中心として第2加圧板550が回転して第2加圧板550の加圧面555が第1加圧板530及びズボン(P)に対向する位置にある場合、第2開口部552を介してズボン(P)へのスチーム浸透を容易にするためのものである。
また、第1加圧板530の両面、即ち、第1面535と第2面538は、加圧時にズボン(P)の継ぎ目が押されることを防止するために、第1加圧板530の長さ方向に沿って陥没した形態の第1溝536及び第2溝537をそれぞれ含む。
一方、第1加圧板530は載置されたズボン(P)を固定するための第1クリップ531及び第2クリップ533を備える。第1クリップ531は第2面538に備えられ、U字状である。第1クリップ531に外力が作用しない限り、クリップに挿入された衣類を第1加圧板530に向かって押圧する方向のみに力が作用するバイアス部材(biased member)である。例えば、第1クリップ531は弾性部材からなり、弾性力を用いたバイアス部材である。
第1クリップ531は、この第1クリップ531を第1加圧板530に固定結合させるクリップ固定部5311、クリップ固定部の両端で折り曲げられて延びるクリップ支持部5312を含む。クリップ支持部5312にズボン(P)が挿入されると、第1加圧板530に向かって弾性力が作用してズボン(P)を固定することができる。
第2クリップ533は、第2加圧板550に対向する第1面535の下部に位置して、第1クリップ531により固定されたズボンの反対部分が動かないようにする。好ましくは、第1クリップ531はズボンの脚部の裾(hem)を固定し、第2クリップ533はその反対部分である腰部の両側面を固定する。第2クリップ533は角状のブラケット(angled bracket)のように角状(angled shape)のクリップからなる。第2クリップ533は弾性部材からなってクランプ(clamp)のようにズボンを固定することもできるが、好ましくは、第1面535の下部で両側方向にそれぞれ連結される一対の角状のクリップからなることもできる。従って、角状の第2クリップ533は第2クリップ533と第1面535の間に所定の間隙5331を形成する。所定の間隙5331は常に一定の間隙を維持し、所定の間隙5331にズボンの両側面がそれぞれ挿入されてズボン(P)を固定することができる。
所定の間隙5331を用いてズボンを固定する第2クリップ533は第1クリップ531のように弾性力のような物理的な力が作用しない。これは、第1加圧板530に載置されるズボン(P)の長さが異なることを勘案したものである。即ち、成人用ズボンと子供用ズボンの長さは異なる。この時、成人用ズボンの長さに合わせて第1クリップ531と第2クリップ533の位置が固定されると、子供用ズボンは固定することができない。よって、第1クリップ531が固定されると、第2クリップ533の位置を可変にする必要がある。しかし、第2クリップ533の位置を可変にすることは、更なる構成要素を必要とするので、第1加圧板530の厚さが大きくなり、装置が複雑になるという短所がある。これを簡単に解決するために、第2クリップ533は、載置されるズボン(P)の端部を固定させることではなく、第1加圧板530の両側面からズボン(P)の両側面を挿入して固定する。
ベース板510は第2加圧板550と結合するためのロック掛け542をさらに含む。ロック掛け542が角状(angled shape)である一例を示しているが、ベース板510と第2加圧板550の間の結合/分離が可能であれば、どのような形態であってもよい。ロック掛け542は第2加圧板550に備えられるロック孔547に挿入されてベース板510と第2加圧板550の間のロックを維持する。ロック孔547は加圧面555に位置し、ロック孔547の内部にはロック掛け542と結合するキャッチ部(図示せず)が位置する。
ベース板510の幅は第1加圧板530の幅よりも大きい。よって、ベース板510において第1加圧板に対向する結合面511のうち、第1加圧板に接しない部分がベース板510の両側付近に存在する。両側付近にロック掛け542が一つずつ位置するので、ベース板510と第1加圧板530の結合時、ロック掛け542による干渉がない。
従って、第2加圧板550がベース板510に結合する場合、ロック孔547の内部に位置するキャッチ部(図示せず)とロック掛け542がロックのために締結される。また、ロック掛け542とキャッチ部の解除のためにハンドル551を引っ張ると、ロック掛け542がロック孔547から抜け出る。これは様々な方法の1つであり、これとは異なり、第2加圧板550とベース板510に結合してもよい。
第2加圧板550とベース板510が結合すると、第2加圧板550とベース板510の間に位置する第1加圧板530も第2加圧板550により加圧される。従って、第1加圧板530及びベース板510の間も加圧される。
ベース板510と第1加圧板530の間の結合及び分離が可能であり、結合後、ベース板510と第1加圧板530の間の結合をそのまま維持できれば、どの方式で結合されてもよい。即ち、第1加圧板530とベース板510の間に別途にロック装置を備えてもよい。なお、図6及び図7では第1加圧板530がベース板510を確実に押圧するためのスプリングのような弾性部材5618をさらに備えてもよい。
図4(d)は第1加圧板530にズボン(P)を載置した後、再び第1加圧板530を第1軸5611を基準として回転してベース板510に対向する配列形態(configuration)を示す。第1加圧板530はベース板510との結合のための結合部材をさらに含む。図4(e)は第2加圧板550を第2軸5621を基準として回転して第1加圧板530及びベース板510に結合することを示している。従って、ズボン(P)は第1加圧板530に載置された後、第2加圧板550、第1加圧板530及びベース板510により加圧される。
なお、図4(a)を参照すると、第2クリップ533は第2加圧板550が第1加圧板530に対向するように回転して閉じた場合にも、外部に露出されることができる。第2クリップ533が第1加圧板530から突出した形態であるので、それを勘案すると、第2加圧板550の高さ方向の長さが第1加圧板530の高さ方向の長さよりも短いことができる。
図4(d)には示されていないが、後述するように、第1加圧板530に載置されるズボンの厚さに関係なく、ズボンに同じ圧力を加えるために、第1加圧板530を回転させる第1軸5611が回転だけではなく、ドア内面から離れたり近づいたりする方向に移動できるようにヒンジ孔5613(図6を参照)を備えることができる。即ち、ヒンジ孔5613(図6を参照)の形態が第1軸と同一の円形ではなく、矩形の両端に半円が結合した形態であるためである。従って、第1軸5611はヒンジ孔5613で回転も可能であり、ヒンジ孔5613に沿ってドア内面に近づいたり離れたりする方向への移動も可能である。かかるヒンジ孔5613の裕隔構造によりズボンの厚さに関係なくズボンを加圧することができる。
図4(c)を参照すると、ベース板510は、第1加圧板に載置されたズボンを加圧する結合面511と、結合面511の反対方向に位置してベース板510をドア内面401に結合する装着面512を含む。ベース板510の代わりに、ドア内面401がベース板510の役割をすることもできる。好ましくは、ベース板510がドア内面401から所定の距離だけ離隔し、ベース板510を支持部材(図示せず)を用いてドア内面に結合することができる。支持部材は弾性部材である。これはベース板510と第1加圧板530の間において一定の加圧力を維持してズボン(P)を密着するためのものである。
ベース板510は載置されたズボン(P)なしに第1加圧板530と密着する時、第1加圧板530から突出した第1クリップ531によりベース板510が損傷することを防止するために、第1クリップの形態に対応する形状に陥没して第1クリップ531を収容するクリップ収容部513をさらに含む。クリップ収容部513は陥没した形態であってもよく、完全に貫通した形態であってもよい。
第1クリップ531が第1加圧板530の下部に位置することを考慮すると、クリップ収容部513もベース板510の下側に位置することができる。第1クリップのクリップ固定部5311は第1加圧板の下側に位置するので、クリップ収容部513のうち、第1クリップのクリップ固定部に対応する部分のベース板は他の部分のベース板510よりも短い。即ち、ベース板のうち、クリップ固定部5311に対応する部分の第1長さ(P1)はベース板の他の部分の第2長さ(P2)よりも短い。
図示していないが、第1加圧板530及びベース板510の間で加圧されるズボン(P)の継ぎ目を押圧しないために、ベース板510にも第1加圧板530の第2溝537に対応する位置に押圧防止溝(図示せず)を含むことができる。
図5(a)は載置端部539が非対称的な形態の断面を有することを示しており、図5(b)はそれを拡大したものである。
図5(a)を参照すると、第2面538に位置する第1クリップ531によりズボン(P)の裾が固定され、載置端部539のスムーズに連結される曲面によってズボンの中間部が載置される。その後、ズボン(P)の残りの部分が第1面535に載置される。ズボン(P)の残りの部分は第1加圧板530の長さよりも長いので、ズボン(P)の腰部の一部が第1加圧板530の下側より下方に位置することもある。従って、第2クリップ533はズボン(P)の端部を固定せず、両側面を所定の間隙5331に挿入して固定することができる。
載置端部539は曲面であり、ズボン(P)が載置されても不要なシワや折り目が生じることを防止することができる。
また、ベース板510に備えられるロック掛け542の一部は収容孔5421を介してベース板510の内部に備えられる。耐久性のために、ロック掛け542をベース板510とは異なる材質、例えば、金属で構成する場合、ロック掛け542をベース板510に結合させる必要があるが、この時、美観のためにベース板510の後面である装着面又はベース板510の内部に締結部材を用いて結合できるためである。
図5(b)を参照すると、載置端部539は、第1面535に連結される第1曲面5391と、第1曲面5391と第2面538を連結する第2曲面5392を含む。第1曲面5391と第2曲面5392は互いに異なる曲率を有して非対称的な形状である。即ち、第1曲面5391は第1面535よりもドア内面401から離れる方向に突出した形態である。よって、第1加圧板の中心を一点鎖線で表示した場合、一点鎖線を基準として第1曲面5391の曲率半径(S1)は第2曲面5392の曲率半径(S2)よりも大きい。言い換えると、第1曲面5391の曲率が第2曲面5392の曲率よりも小さい。第2曲面5392の曲率半径は第1加圧板530の厚さの半分と類似するが、第1曲面5391の曲率半径は第1加圧板530の厚さの半分よりも大きい。
一方、ズボン(P)の全体長さ(外側の縫い目の長さ)は、第1面535の長さ、載置端部539の長さ、及び第2面538の長さの総計よりも長い。この場合、ズボンの腰部は第2クリップ533よりも下方に位置する。ベース板510と第2面によりズボン(P)の裾(hem)からズボンの脚部の中間高さまでが加圧され、載置端部539を経てズボンの腰部(ズボンの脚部を除いた部分)を含む残りの部分が第1面535に載置される。この時、実際にシワを除去する部分はズボンの腰部ではなく、ズボンの脚部である。また、ズボンの腰部はズボンの脚部とは異なり、継ぎ目の位置が異なる。従って、実質的に加圧してシワの除去が必要なところはズボンの腰部を除いたズボンの脚部である。
従って、載置されたズボン(P)において所望の部分のみを加圧するために、第1曲面5391の曲率半径を大きくして第2面538とベース板510の間に位置するズボンの一部が全て加圧されてシワが除去され、載置端部539を経たズボンの残りの部分の自重により引張力が生じるので、ズボンは全体的にまっすぐでぴんと張った状態で加圧されてズボンに意図したクリース(crease)をより明確かつ目立つようにすることができる。かかるシワをいわゆる"タック(clearly visible pants‘ leg crease)"という。
第1曲面5391の曲率半径を考慮すると、第1曲面5391を経た後には第2加圧板550が第1加圧板530に結合しない限り、ズボン(P)は第1加圧板530から離隔する。もちろん、第2加圧板550の形態によって第1面535と第2加圧板550の間に位置する部分も加圧することができる。
図6はヒンジ部561の一例を示す。ベース板510と第1加圧板530の間にはズボンが載置される。ベース板510には第2加圧板550に結合して第2加圧板550をロックするためのロック掛け542が貫通する収容孔5421をさらに含む。ベース板510はドア内面401に接しておらず、所定の距離だけ離隔している。これは、ベース板510と第1加圧板530の間に一定の加圧力を維持してズボン(P)を密着するためのものである。また、ベース板510とドア内面401の間に図6のようにヒンジ部561の一部を挿入できる空間を設けるためのものである。
第1加圧板530の第1面535にはズボンの腰部を両側で固定する第2クリップ533が備えられる。また、ヒンジ部561は第1加圧板530の両側面のうち、第2クリップ533が位置する部分の側面に連結される。ヒンジ部561はベース板510の下部に連結される。
ヒンジ部561は第1加圧板530とベース板510を回転可能に連結する。ベース板510は位置が固定されているので、第1加圧板530が回転する。このために、ヒンジ部561は第1加圧板530をドアの幅方向に回転させる第1軸5611を含む。これにより第1加圧板530はドアの上下方向に回転することができる。
ヒンジ部561は第1軸5611をドア内面401から離れたり近づいたりする方向に移動させることができる。ドア内面401から離れたり近づいたりする方向をドアの厚さ方向とすると、第1軸5611はドアの厚さ方向に沿って移動可能である。即ち、第1軸5611は回転と同時にドアの厚さ方向に沿って移動可能である。
ヒンジ部561は、ベース板510又はドア内面401に結合して第1軸5611を支持するヒンジ支持部5614、及びヒンジ支持部5614を第1軸5611の軸方向に貫通して第1軸5611が挿入されるヒンジ孔5613をさらに含み、ドア内面401から離れたり近づいたりする方向に沿うヒンジ孔5613の長さは、ドア400の高さ方向に沿って測定したヒンジ孔5613の長さよりも長く形成される。
即ち、第1軸5611が挿入される孔が矩形の両側に半円が結合した形状の図形(或いはフローチャートにおいて開始/終了に該当する図形)に形成されるので、ヒンジ孔5613のうち、ドアの厚さ方向への長さは第1軸5611の直径よりも大きい。よって、ヒンジ孔5613に挿入された第1軸5611はドア400の厚さ方向に沿ってヒンジ孔5613内で移動可能である。
図6においては、ヒンジ部561がベース板510の下側でベース板510及び第1加圧板530に回転結合した一例を示している。第1軸5611はドア400の幅方向に沿って第1加圧板530の一側から他側まで1つの軸からなる。即ち、1つのヒンジ部561に1つの第1軸が備えられる。しかし、図1(b)又は図4(c)のように、ベース板510の下側に複数のヒンジ部561が備えられてもよい。以下では、複数のヒンジ部561のうちの1つのヒンジ部を一例として説明する。
ヒンジ支持部5614は第1軸5611とベース板510を回転可能に連結する。ヒンジ支持部5614は該ヒンジ支持部5614を第1軸5611の軸方向、即ち、ドアの幅方向に貫通して第1軸5611が挿入されるヒンジ孔5613をさらに含む。ドア内面401に近づいたり離れたりする方向に沿うヒンジ孔5613の長さは、ドア400の高さ方向に沿って測定したヒンジ孔5613の長さよりも長く形成される。
ヒンジ孔の形態は矩形の2つの短い辺に半円が連結された形態である。よって、矩形の長い辺に沿って第1軸5611が移動可能である。即ち、ドア内面401から離れたり近づいたりする方向に第1軸5611が移動することができる。これにより、ベース板510と第1加圧板530の間に離隔した空間(V)を形成できる。離隔した空間(V)においてベース板510と第1加圧板530の間の距離は第1軸5611が移動する度に変更されることができる。K1と示したヒンジ孔5613の長さのうち、第1軸5611の直径を除いた距離だけ第1軸5611が移動するが、これは第1加圧板530がK2距離で表示した距離をすぐ移動することを意味する。
K1の長さによってK2の長さも異なるので、第1加圧板530の間に置かれるズボン(P)の厚さによってS1の長さを設定できる。図6では第1加圧板530とベース板510が密着できる程度に示されているが、これは設計によって変更可能である。
第1軸5611には弾性部材5618が連結される。弾性部材5618は第1軸とヒンジ支持部を連結し、第1軸5611が常にドア内面401から離れる方向に弾性力を受けるように備えられる。これとは異なり、第1加圧板530とベース板510の間の密着のためにドア内面401に向かう方向に弾性力を受けるように備えることもできるが、これはユーザが第1加圧板530を回転する度に弾性力の反対方向に力を入れる不便があるので、ここでは逆に弾性力を作用する場合を例示する。この場合、第2加圧板550が下方に回転してロック掛け542及びキャッチ部(図示せず)によりベース板510と結合する時、第1加圧板はその間で加圧される力を受けるように設定される。この時、弾性部材5618は圧縮され、第2加圧板550が上方に回転して開放される場合、第1加圧板530とベース板510の間を離隔するために第1加圧板530を押し出す。
従って、第2加圧板550が閉じた場合、弾性部材5618の弾性力によって第1加圧板530はドア内面401から離れる方向に力を受けるが、第2加圧板550が第1加圧板530を加圧する。これにより、第1加圧板530及びベース板510の間に置かれるズボン(P)の一部を加圧できる。また、第1加圧板530の特定の部分ではない面全体がズボン(P)に同時に密着するので、ズボン(P)を均一に密着することができる。ユーザは第1加圧板530の下方に回転(Rot1)させた後、第1クリップ531によりズボン(P)を固定する。また第1加圧板530を再び逆方向に回転させながら第1加圧板530を引っ張る場合、ベース板510と第1加圧板530の間に離隔空間(V)が形成される。ベース板510と第1加圧板530が対向した後、ユーザが第1加圧板530を放すと、第1加圧板530がベース板510に向かって接近して、第1加圧板530とベース板510の間に位置するズボンを同時に均一に加圧することができる。
ヒンジ連結部5617は第1軸5611と第1加圧板530を連結する。ヒンジ連結部5617は角状(angled-shape)であり、その角度は直角に近い。具体的には、ヒンジ連結部5617は、第1軸5611と固定結合されて共に回転する第1翼5617a、及び第1翼5617aに垂直に又は傾いて連結される第2翼5617bを含む。
従って、第1軸5611が下方に回転(Rot1)する時、ヒンジ連結部5617と共に回転する。具体的には、第1軸5611の回転時、第1翼5617aも回転し、第2翼5617bも回転する。よって、第1加圧板530が下方に回転(Rot1)する時、第1翼5617aと第2翼5617bが合う部分を含めて、第1翼5617aがドア内面401に接する。従って、第1加圧板530はそれ以上回転できず止まる。ベース板510と第1加圧板530の間の角度はほぼ90°である。
ヒンジ連結部5617は第1翼5617aと第2翼5617bが合う領域に突出した第3翼5617cをさらに含む。これはヒンジ連結部5617が回転してドア内面401に接するとき、先に第3翼5617cが接するので、翼全体が接する場合よりも効率的であり、ベース板510と第1加圧板530の間の角度がより正確な角度に形成される。
結果として、角状のヒンジ連結部5617は第1加圧板530が所定の角度を超えて回転することを防止する。好ましくは、所定の角度は90°である。
図7(a)及び図7(b)は第2加圧板の開閉による第1加圧板の位置を示す。第2加圧板550が開放された後、第1加圧板530は下方に回転してズボン(P)を載置して固定する。その後、第1加圧板530を逆方向に回転して、図7(a)のように第1加圧板530がベース板510に対向する配列になる。この時、上述したように、第1加圧板530の第1軸5611がヒンジ孔5613の形態によってドア内面401に近づいたり離れたりする方向に移動することができる。図7(a)は第2加圧板550が開放された場合、第1加圧板530が弾性部材5618の弾性力により最大に離れた場合を示す。L1は第2加圧板550が第2軸5621を介して上方に回転する場合、第1加圧板530とベース板510の間の離隔した距離を示す。
よって、ズボンを載置した後、第1加圧板530を回転してベース板510に対向してもユーザにより外力が作用しない限り、弾性部材5618の弾性力によってL1の距離は維持される。第2加圧板550を下方に回転してベース板510と結合した場合こそ、図7(b)の矢印方向に始めて第1加圧板530が第2加圧板550によりベース板510に向かってベース板510の全体が同時に移動するので、ズボンに均一な圧力を加えることができる。
第2加圧板550が閉じた場合は、第2加圧板550により第1加圧板530がベース板510に向かって移動して、第1加圧板530及びベース板510の間に位置するズボンを加圧する。この時、図7(b)と同様に、弾性部材5618は圧縮されて弾性力を逆方向に加えることができる。しかし、第2加圧板550はロック掛け542及びキャッチ部(図示せず)によりロック状態を維持して、弾性部材5618の弾性力を超えることができる。この時、第1加圧板530とベース板510の間の距離はL2であり、これはズボンの厚さによって可変である。
この開示は様々な形態に変形して実施することができ、上述した実施例によりその権利範囲が限定されるものではない。従って、変形した実施例がこの開示の請求範囲の構成要素を含んでいれば、この開示の権利範囲に属すると認められる。
1000:衣類処理装置 100:第1チャンバー
101:第1チャンバー底面 1011:空気供給ポート
1012:スチーム供給ポート 1013:空気吸入ポート
120:投入口 190:衣類支持部
150:キャビネット 200:第2チャンバー
210:ベース部 220:送風ユニット
221:吸気ダクト 230:ヒートポンプユニット
250:スチームユニット 310:給水タンク
313:給水タンクウィンドウ 315:給水タンク取っ手
330:排水タンク 333:排水タンクウィンドウ
335:排水タンク取っ手 400:ドア
401:ドア内面 403:衣類掛け
409:ドアヒンジ 500:加圧部
510:ベース板 511:結合面
512:装着面 513:クリップ収容部
514,515:貫通部 5191:ギア貫通孔
530:第1加圧板 531:第1クリップ
5311:クリップ固定部 5312:クリップ支持部
532:第1開口部 533:第2クリップ
535:第1面 536:第1溝
537:第2溝 538:第2面
539:載置端部 550:第2加圧板
551:ハンドル 552:第2開口部
555:加圧面 557:防止溝
558:カバー面 559:保護側面
561:ヒンジ部 5611:第1軸
5613:ヒンジ孔 5618:弾性部材
5614:ヒンジ支持部 5617:ヒンジ連結部
5612:第2軸

Claims (20)

  1. 衣類処理装置であって、
    一面に投入口を備えたキャビネット;
    前記キャビネットの内部に位置して前記投入口を介して衣類を収容する第1チャンバー;
    前記第1チャンバーの下部に位置して前記第1チャンバーとは分離された空間を形成する第2チャンバー;
    前記第2チャンバーの内部に備えられ、スチームを生成して前記第1チャンバーに供給するスチームユニット;
    前記キャビネットに回転自在に結合して前記投入口を開閉するドア;
    前記ドアの一面のうち、前記第1チャンバーに向かう方向に位置するドア内面;
    前記ドア内面に結合するベース板;
    前記ドアの幅方向に並設される第1軸;
    前記第1軸に並設される第2軸;
    前記第1軸を介して前記ドア内面又は前記ベース板に回転自在に結合して、前記ベース板に対向して設けられ、ズボンを載置して加圧する第1加圧板;及び
    前記第2軸を介して前記ドア内面又は前記ベース板に回転自在に結合して、前記第1加圧板に対向して設けられ、前記ズボンを加圧する第2加圧板;を備えることを特徴とする、衣類処理装置。
  2. 前記第1軸は前記ベース板の上側と下側のうちの一方に位置し、
    前記第2軸は前記ベース板の上側と下側のうちの他方に位置することを特徴とする、請求項1に記載の衣類処理装置。
  3. 前記第1加圧板は、前記ベース板に対向する一面の下部に位置して、前記ズボンの裾又は上端(腰部)を固定する第1クリップを備えることを特徴とする、請求項2に記載の衣類処理装置。
  4. 前記第1加圧板は、前記第2加圧板に対向する他面の下部に位置して、前記ズボンの裾又は上端(腰部)の反対部を固定する第2クリップを備えることを特徴とする、請求項3に記載の衣類処理装置。
  5. 前記第2クリップは、角状(angled shape)のクリップからなり、
    前記クリップは前記第1加圧板との間で所定の間隙を形成し、前記所定の間隙に前記ズボンの一側面の一部を挿入して前記ズボンを固定することを特徴とする、請求項4に記載の衣類処理装置。
  6. 前記第2加圧板の長さは前記第1加圧板の長さよりも短く、
    前記第2加圧板が前記第1加圧板に回転結合する時、
    前記第2クリップは、前記第1加圧板の外側に露出されることを特徴とする、請求項4に記載の衣類処理装置。
  7. 前記第1加圧板は、
    前記ベース板に対向する一面である第1面;
    前記第2加圧板に対向する他面である第2面;及び
    前記第1面と前記第2面を連結し、前記ズボンを載置する曲面状の載置端部;を備え、
    前記載置端部は、前記第1面に連結される曲面の曲率と前記第2面に連結される曲面の曲率とが異なることを特徴とする、請求項4に記載の衣類処理装置。
  8. 前記載置端部は、
    前記第1面と曲面で連結され、
    前記第2加圧板に向かって突出した形状であることを特徴とする、請求項7に記載の衣類処理装置。
  9. 前記第1面は前記ズボンに備えられる縫い目との干渉を防止するために前記ドアの長さ方向に陥没した第1溝;を備え、
    前記第2面も前記ズボンに備えられる縫い目との干渉を防止するために前記ドアの長さ方向に陥没した第2溝;を備えることを特徴とする、請求項8に記載の衣類処理装置。
  10. 前記ベース板は、前記ドア内面において所定の離隔距離だけ離隔して前記ドア内面に結合されることを特徴とする、請求項1に記載の衣類処理装置。
  11. 前記ベース板は、前記第1加圧板が前記ベース板を加圧する時、前記第1クリップに対応する形状に陥没するか又は貫通したクリップ収容部を備えることを特徴とする、請求項3に記載の衣類処理装置。
  12. 前記ベース板と前記ドア内面の間に位置して前記ベース板を支持する弾性支持部を更に備え、
    前記第1加圧板が前記ベース板に結合する時、前記ズボンが前記第1加圧板及び前記ベース板の間で加圧されることを特徴とする、請求項10に記載の衣類処理装置。
  13. 前記第2加圧板の幅は、前記第1加圧板及び前記ベース板の幅よりも大きいことを特徴とする、請求項1に記載の衣類処理装置。
  14. 前記第2チャンバー内に備えられ、前記第1チャンバーの空気を循環させる送風ユニット;
    前記第2チャンバー内に備えられ、前記循環された空気を除湿して加熱するヒートポンプユニット;
    前記第1加圧板を貫通する第1開口部;及び
    前記 第1開口部に対応する位置で前記第2加圧板を貫通する第2開口部;を更に備え、
    前記第1開口部及び前記第2開口部を介して前記ズボンを除湿して加熱された空気及びスチームに露出させることを特徴とする、請求項13に記載の衣類処理装置。
  15. 前記第2加圧板は、前記第2加圧板の両側面において、それぞれ前記ドア内面に向かう方向に折り曲げられて形成された保護側面を備え、
    前記第2加圧板が前記第1加圧板及び前記ベース板を加圧する場合、
    前記保護側面は前記ベース板の両側面及び前記第1加圧板の両側面をカバーすることを特徴とする、請求項14に記載の衣類処理装置。
  16. 前記第2加圧板の両面のうち、前記ドア内面から離れる方向に位置するカバー面は、前記第2加圧板の回転のためにユーザが第2加圧板をとるためのハンドルを更に備えることを特徴とする、請求項15に記載の衣類処理装置。
  17. 前記第1加圧板は、前記第1軸を備え、前記第1加圧板の下側に設けられ、前記第1加圧板を前記ドア内面に近づいたり離れたりする方向に移動させるヒンジ部を備えることを特徴とする、請求項1に記載の衣類処理装置。
  18. 前記ヒンジ部は、
    前記ベース板又は前記ドア内面に結合して前記第1軸を支持するヒンジ支持部;及び
    前記ヒンジ支持部を前記第1軸の軸方向に貫通して前記第1軸が挿入されるヒンジ孔;を更に備え、
    前記ドア内面に近づいたり離れたりする方向に沿って測定した前記ヒンジ孔の長さは前記ドアの高さ方向に沿って測定した前記ヒンジ孔の長さよりも長く形成されることを特徴とする、請求項17に記載の衣類処理装置。
  19. 前記ヒンジ部は、前記第1加圧板を前記ドア内面から離れる方向に弾性力を印加する弾性部材を更に備え、
    前記第2加圧板が前記第1加圧板又は前記ベース板と結合する場合、前記ヒンジ孔に沿って前記第1加圧板が前記ベース板に対向しながら前記ベース板に向かって移動し、
    前記第2加圧板が前記第1加圧板から離れる方向に回転する場合、前記弾性部材により前記加圧板が前記ベース板に対向しながら前記ベース板から離れる方向に移動することを特徴とする、請求項18に記載の衣類処理装置。
  20. 前記ヒンジ部は、前記第1軸と前記第1加圧板を連結する角状(angled shape)のヒンジ連結部を更に備え、
    前記第1加圧板が前記ベース板から離れる方向に回転する時、
    前記ヒンジ連結部は、所定の角度以上に回転することを防止することを特徴とする、請求項18に記載の衣類処理装置。
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