JP2023006936A - 管理装置および運用管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】車輪止めの運用を適切に管理すること。【解決手段】管理装置40は、車両の車輪に対する車輪止めが設置された設置日時と、解除された解除日時と、車輪止めが設置されたときの駐車場所と、車輪止めが正しく設置されているか否かを示す設置状態との少なくともいずれかを含む車輪止め設置情報を取得する設置情報取得部51と、車輪止め設置情報を記憶する車輪止め設置情報記憶部41、を備え、車輪止め設置情報記憶部41は、検出装置である運転者端末20から受信した車輪止め設置情報を、車輪止め、または、車両ごとの運用の履歴として記憶する。【選択図】図4

Description

本発明は、管理装置および運用管理システムに関する。
車両を駐車するときに車輪止めの車両への格納状態に応じて作動規制や警告を行う輪止め安全装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006‐117016号公報
近年、例えば、店舗などの駐車場に駐車して作業を行う場合、車輪止めの設置忘れ、または、設置ミスなどを抑制するために、車輪止めの運用を記憶して管理することが望まれる。車両の運転者が車輪止めの運用を車両運行日誌などに記録して管理する場合、車両の運転者は多忙であるので、記録を残すことを忘れたり、間違えたりするおそれがある。
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、車輪止めの運用を適切に管理することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示に係る管理装置は、車両の車輪に対する車輪止めが設置された設置日時と、解除された解除日時と、前記車輪止めが設置されたときの駐車場所と、前記車輪止めが正しく設置されているか否かを示す設置状態との少なくともいずれかを含む車輪止め設置情報を取得する設置情報取得部と、前記車輪止め設置情報を記憶する車輪止め設置情報記憶部、を備え、前記車輪止め設置情報記憶部は、検出装置から受信した前記車輪止め設置情報を、車輪止め、または、車両ごとの運用の履歴として記憶する。
本開示に係る運用管理システムは、検出装置と管理装置とを備える運用管理システムであって、前記検出装置は、車両の車輪に対する車輪止めが設置された設置日時と、解除された解除日時と、前記車輪止めが正しく設置されているか否かを示す設置状態との少なくともいずれかを含む車輪止め情報を取得する車輪止め情報取得部と、前記車輪止めが設置されたときの、前記車両の現在位置の位置情報を取得する位置情報取得部と、前記車輪止め情報取得部が取得した前記車輪止め情報と、前記位置情報取得部が取得した前記位置情報とを車輪止め設置情報として前記管理装置へ送信する送信部と、を備え、前記管理装置は、前記検出装置から取得した前記車輪止め設置情報を記憶する車輪止め設置情報記憶部、を備える。
本開示によれば、車輪止めの運用を適切に管理することができるという効果を奏する。
図1は、第一実施形態に係る運用管理システムの構成例を示す概略図である。 図2は、第一実施形態に係る検出装置である車輪止めの構成例を示すブロック図である。 図3は、第一実施形態に係る検出装置である運転者端末の構成例を示すブロック図である。 図4は、第一実施形態に係る管理装置の構成例を示すブロック図である。 図5は、車輪止め設置情報の一例を示す概略図である。 図6は、第一実施形態に係る検出装置における処理の流れを示すフローチャートである。 図7は、第二実施形態に係る検出装置である運転者端末の構成例を示すブロック図である。 図8は、第二実施形態に係る検出装置における処理の流れを示すフローチャートである。 図9は、第三実施形態に係る検出装置である運転者端末の構成例を示すブロック図である。 図10は、第三実施形態に係る検出装置における処理の流れを示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、本開示に係る管理装置および運用管理システムの実施形態を詳細に説明する。なお、以下の実施形態により本開示が限定されるものではない。
[第一実施形態]
(運用管理システム)
図1は、第一実施形態に係る運用管理システム1の構成例を示す概略図である。運用管理システム1は、例えば、運送会社、コンビニエンスストアなどの店舗の事業者、または、自家用などの車両を駐車するときに、車両の車輪に対する車輪止め10の運用を管理する。以下の説明では、運送会社または店舗の事業者の車両を一例として説明する。
運用管理システム1は、車輪止め10の設置および解除を検出可能な検出装置と、車輪止め10の運用履歴を記憶して管理する管理装置40とを備える。検出装置と管理装置40とは、データを通信可能に接続されている。本実施形態では、運用管理システム1は、検出装置としての車輪止め10および運転者端末20と、管理装置40とを備える。車輪止め10と運転者端末20とは、データを通信可能に接続されている。
(車輪止め)
車輪止め10は、車両の駐車時に車両の車輪を路面に対して固定するものである。車輪止め10は、例えば、坂道駐車の際にパーキングブレーキの効きが弱かった場合など、意図せずに車両が移動しないように車輪の回転を規制する。車輪止め10は、例えば、可搬型で車両の収納部などに備え付けられ、駐車時に運転者などによって車輪のいずれか1つ以上に設置される。車輪止め10は、1つの車輪の前後方向、あるいは、前、後ろのどちらかの方向の回転を規制するように設置される。図1に示す例では、車輪止め10は、前輪の前後を挟んで設置されている。車輪止め10は、車輪に対して設置されたこと、解除されたことを検出可能である。車輪止め10は、車輪止め情報を運転者端末20に送信する。
図2は、第一実施形態に係る検出装置である車輪止め10の構成例を示すブロック図である。車輪止め10は、検出部11と、通信部12と、制御部15とを備える。
検出部11は、車輪に対して車輪止め10が設置されたこと、解除されたことを検出する。検出部11は、車輪止め10が車輪に対して適切に設置されているか否かを検出してもよい。検出部11は、駐車中、所定時間間隔で、設置状態を検出してもよい。これにより、駐車中の車輪止め10の設置状態の変化を検出できる。検出部11は、例えば、センサ、または、カメラである。
センサは、例えば、車輪止め10に配置されている。センサは、例えば、車輪止め10に車輪が接触したこと、接触した状態から非接触になったことを検出可能な接触センサである。センサは、車輪止め10のどの部分に車輪が接触しているかを検出してもよい。
カメラは、例えば、車輪止め10または車体に車輪を撮影可能に配置されている。カメラは、例えば、車輪止め10に所定の車輪が接触したこと、接触した状態から非接触になったことなどを認識可能な映像データを撮影するカメラである。カメラは、車輪止め10のどの部分に車輪が接触しているかを認識可能に撮影してもよい。
通信部12は、近距離無線通信を行う通信部である。通信部12は、運転者端末20との間で情報の通信を行う。通信部12は、例えば、Bluetooth(登録商標)などの通信モジュールで構成され、後述する運転者端末20の通信部とは予めペアリング等を行い互いに通信可能な状態で使用する。
このように構成された車輪止め10は、例えば、運転者の操作によって、電源がON、OFFされてもよい。車輪止め10は、例えば、車両に設置された収納部から取り外されると電源がONになり、収納部に収納されると電源がOFFにされてもよい。
(車輪止めの制御部)
制御部15は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などで構成された演算処理装置(制御部)である。制御部15は、記憶されているプログラムをメモリにロードして、プログラムに含まれる命令を実行する。制御部15には図示しない内部メモリが含まれ、内部メモリは制御部15におけるデータの一時記憶などに用いられる。制御部15は、データ取得部16と、通信制御部17とを有する。
データ取得部16は、検出部11からデータを取得する。より詳しくは、データ取得部16は、例えば、検出部11であるセンサからセンサデータを取得する。データ取得部16は、例えば、検出部11であるカメラから撮影した映像データを取得する。
通信制御部17は、通信部12を制御して、車輪止め10と運転者端末20との間の通信を制御する。本実施形態では、通信制御部17は、検出部11から取得したデータを運転者端末2へ送信する。
(運転者端末)
図3は、第一実施形態に係る検出装置である運転者端末20の構成例を示すブロック図である。運転者端末20は、車両の運転者が携帯する、例えば、スマートフォンまたはウェアラブル端末などのような携帯用電子機器である。運転者端末20は、車輪止め10から受信したデータなどからなる車輪止め設置情報を、管理装置40へ送信する。運転者端末20は、GNSS(Global Navigation Satellite System)受信部21と、第一通信部28と、第二通信部(送信部)29と、制御部30とを有する。
GNSS受信部21は、GNNS衛星からのGNSS信号を受信する。GNSS受信部21は、受信したGNSS信号を位置情報取得部32に出力する。GNSS受信部21は、例えば、GNSS信号を受信可能なGNSS受信回路などで構成されている。
第一通信部28は、近距離無線通信を行う通信部である。第一通信部28は、例えば、車輪止め10との間で情報の通信を行う。第一通信部28は、例えば、Bluetoothなどの通信モジュールで構成され、車輪止め10の通信部12と予め互いに通信可能な状態にしておいて使用する。
第二通信部29は、広域の無線通信を行う通信部である。第二通信部29は、例えば、ネットワークを介して、管理装置40との間で情報の通信を行う。ネットワークは、例えば、インターネット網であるが、これに限定されない。第二通信部29は、例えば、携帯電話網用の広域無線通信モジュールで構成されている。第二通信部29は、Wi-Fi(登録商標)などの通信モジュールで構成され、任意のアクセスポイントや他のスマートフォンなどと接続して広域の無線通信を実現してもよい。第二通信部29は、車輪止め情報取得部31が取得した車輪止め情報と、位置情報取得部32が取得した車両の位置情報とを管理装置40へ送信する。本実施形態では、第二通信部29は、車輪止め情報と車両の位置情報とを含む車輪止め設置情報を管理装置40へ送信する。
(運転者端末の制御部)
制御部30は、例えば、CPUなどで構成された演算処理装置(制御部)である。制御部30は、記憶されているプログラムをメモリにロードして、プログラムに含まれる命令を実行する。制御部30には図示しない内部メモリが含まれ、内部メモリは制御部30におけるデータの一時記憶などに用いられる。制御部30は、車輪止め情報取得部31と、位置情報取得部32と、設置情報生成部33と、第一通信制御部38と、第二通信制御部39とを有する。
車輪止め情報取得部31は、車輪止め情報を取得する。より詳しくは、車輪止め情報取得部31は、車輪止め10から取得したデータから、車両の車輪に対して車輪止め10が設置された設置日時と、解除された解除日時と、車輪止め10が正しく設置されているか否かを示す設置状態との少なくともいずれかを含む車輪止め情報を取得する。なお、日時の取得方法は特に限定しないが、GNSS信号に含まれる日時情報や、ネットワークを介して取得するなどの公知の方法が考えられる。また、車輪止め10が時刻用のクロック発振器を有していてもよい。
設置日時は、車輪止め10が設置された日時である。より詳しくは、設置日時は、車輪止め10が設置されたことを検出した日時である。解除日時は、車輪止め10が解除された日付である。より詳しくは、設置日時は、車輪止め10が解除されたことを検出した日時である。設置日時と解除日時とにより、車輪止め10が設置されていた期間がわかる。
車輪止め情報取得部31は、車輪止め10からデータを取得し、車輪に対して車輪止め10が設置されたことが検出された日時を設置日時として取得する。車輪止め情報取得部31は、データにおいて、車輪止め10が解除されたことが検出された日時を解除日時として取得する。車輪止め情報取得部31は、車輪止め10が車輪に対して適切に設置されているか否かを設置状態として取得してもよい。
車輪止め情報取得部31は、車輪止め10から取得したデータから、車輪止め10が所定の車輪に対して設置されているか否かを設置状態として検出してもよい。車輪止め情報取得部31は、データから、例えば、図1に示すように、車輪止め10が、右の前輪に設置されているか否かを設置状態として検出してもよい。車輪止め情報取得部31は、データから、車輪止め10が車輪に対して所定位置に設置されているか否かを設置状態として検出してもよい。車輪止め情報取得部31は、データから、例えば、図1に示すように、車輪止め10が、前輪の前後を挟んで、かつ、前輪と接触して設置されているか否かを設置状態として検出してもよい。車輪止め情報取得部31は、データから、例えば、車輪止め10が、前輪に対してずれていないかを検出してもよい。
適切な設置状態とは、車輪止め10が車輪の回転を規制可能に設置された状態をいう。本実施形態では、車輪止め10が前輪の前後を挟んで、かつ、前輪と接触して設置されている状態が、適切な設置状態である。本実施形態では、車輪止め10が車輪に対してずれていない状態は、適切な設置状態である。本実施形態では、車輪止め10が前輪の前後を挟んでいない、または、前輪と接触していない状態は、不適切な設置状態である。本実施形態では、車輪止め10が車輪に対してずれている状態は、不適切な設置状態である。
データが、検出部11としてのセンサが検出したセンサデータである場合について説明する。車輪止め情報取得部31は、センサデータにおいて、車輪止め10に車輪が接触した日時を、設置日時として取得する。車輪止め情報取得部31は、センサデータにおいて、接触した状態から非接触になった日時を、解除日時として取得する。
車輪止め情報取得部31は、所定の車輪に対応する情報をセンサデータから取得し、車輪止め10が所定の車輪に対して設置されているか否かを設置状態として取得してもよい。車輪止め10が車輪を特定する方法は特に限定しないが、例えば、各タイヤ内に設置された空気圧センサの通信データを取得するなどの方法が考えられる。車輪止め情報取得部31は、例えば、車輪止め10との通信において方向検知技術などを行い、また、運転者端末20の位置情報の変化などから車両との相対的な位置関係を把握し、車輪止め10が車輪に対して所定位置に設置されているか否かを設置状態として取得してもよい。
データが、検出部11としてのカメラが撮影した映像データである場合について説明する。車輪止め情報取得部31は、映像データに画像処理を行って、車輪に対して車輪止め10が設置されたことを認識して、設置日時を取得する。車輪止め情報取得部31は、映像データに画像処理を行って、車輪止め10が解除されたことを認識して、解除日時を取得する。
車輪止め情報取得部31は、所定の車輪を撮影した映像データに画像処理を行って、車輪止め10が所定の車輪に対して設置されているか否かを認識して、設置状態として取得してもよい。車輪止め情報取得部31は、映像データに画像処理を行って、車輪止め10が車輪に対して所定位置に設置されているか否かを認識して、設置状態として取得してもよい。
車輪止め情報取得部31は、駐車中、所定時間間隔で、車両の車輪止め情報を取得してもよい。車輪止め情報取得部31は、車輪ごとに車輪止め情報を取得してもよい。
位置情報取得部32は、車両に対して車輪止め10が設置されたときの、車両の現在位置の位置情報を取得する。本実施形態では、位置情報取得部32は、運転者端末20の現在位置の位置情報を車両の現在位置の位置情報として取得する。位置情報取得部32は、例えば、GNSS受信部21が受信したGNSS信号に基づいて、運転者端末20の現在位置の位置情報を算出する。
設置情報生成部33は、運転者端末20から管理装置40へ送信する車輪止め設置情報を生成する。設置情報生成部33は、車輪止め情報取得部31が取得した車輪止め情報と、位置情報取得部32が取得した車両の位置情報とを含む車輪止め設置情報を生成する。
車輪止め設置情報は、車両の車輪に対する車輪止め10が設置された設置日時と、解除された解除日時と、車輪止め10が設置されたときの駐車場所である位置と、車輪止め10が正しく設置されているか否かを示す設置状態との少なくともいずれかを含む。本実施形態では、車輪止め設置情報は、設置日時と解除日時と駐車場所である位置と設置状態とを含む。
第一通信制御部38は、第一通信部28を制御して、運転者端末20と車輪止め10との間の通信を制御する。本実施形態では、第一通信制御部38は、車輪止め10からデータを受信する。
第二通信制御部39は、第二通信部29を制御して、運転者端末20と管理装置40との間のネットワークを介した通信を制御する。本実施形態では、第二通信制御部39は、生成した車輪止め設置情報を管理装置40へ送信する。
(管理装置)
図4は、第一実施形態に係る管理装置40の構成例を示すブロック図である。管理装置40は、車輪止め設置情報を管理する装置である。管理装置40は、例えば、運送会社または各店舗の事業者などによって管理されるサーバ装置である。管理装置40は、車輪止め設置情報記憶部41と、通信部49と、制御部50とを備える。
車輪止め設置情報記憶部41は、車輪止め設置情報を記憶する。より詳しくは、車輪止め設置情報記憶部41は、検出装置である運転者端末20から受信した車輪止め設置情報を、車輪止め、または、車両ごとの運用の履歴として記憶する。本実施形態では、車輪止め設置情報記憶部41は、制御部50の設置情報取得部51が取得した車輪止め設置情報を記憶する。車輪止め設置情報記憶部41は、車輪止め設置情報の履歴を記憶する。車輪止め設置情報記憶部41は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリなどの半導体メモリ素子、または、メモリカードなどの記憶部である。または、図示しない通信装置を介して無線接続される外部記憶部であってもよい。
図5は、車輪止め設置情報の一例を示す概略図である。車輪止め設置情報は、設置日時と解除日時と駐車場所を示す位置と設置状態とを含む。図5に示す車輪止め設置情報は、1つの車輪止め、または、1台の車両の車輪止め設置情報である。車輪止め、または、車両ごとに、車輪止め設置情報が記憶される。
通信部49は、広域の通信を行う通信部である。通信部49は、例えば、ネットワークを介して、運転者端末20との間で情報の通信を行う。ネットワークは、例えば、インターネット網であるが、これに限定されない。通信部49は、例えば、携帯電話網用やWi-Fi、ローカルネットワークなどの通信モジュールで構成されている。
(管理装置の制御部)
制御部50は、例えば、CPUなどで構成された演算処理装置(制御部)である。制御部50は、記憶されているプログラムをメモリにロードして、プログラムに含まれる命令を実行する。制御部50には図示しない内部メモリが含まれ、内部メモリは制御部50におけるデータの一時記憶などに用いられる。制御部50は、設置情報取得部51と、記憶制御部52と、通信制御部59とを有する。
設置情報取得部51は、運転者端末20から車輪止め設置情報を取得する。
記憶制御部52は、設置情報取得部51が取得した車輪止め設置情報を車輪止め設置情報記憶部41に記憶する。
通信制御部59は、通信部49を制御して、管理装置40と運転者端末20との間のネットワークを介した通信を制御する。本実施形態では、通信制御部59は、運転者端末20から車輪止め設置情報を受信する。
(運用管理システムにおける処理)
次に、運用管理システム1における処理について説明する。一例として、店舗に商品を配送する車両について説明する。
まず、車両の運転者は、配送先である店舗の駐車場に車両を駐車する。運転者は、車両を降車する。運転者は、車両に備え付けられた車輪止め10を取り外して、車輪止め10の電源をONにする。車輪止め10は、車両に備え付けられている場所からの取り外しに連動して自動的に電源がONとなるスイッチなどを有していてもよい。運転者は、車輪止め10を車輪に設置する。運転者は、荷下ろしなどの作業を開始する。
車輪止め10は、検出部11によって、車輪止め10が車輪に設置されたことを検出する。また、車輪止め10は、検出部11によって、車輪止め10の設置状態を検出する。車輪止め10は、データ取得部16によって、検出部11の検出結果であるデータが取得される。そして、車輪止め10は、通信制御部17によって、検出部11が取得したデータを運転者端末20へ近距離無線通信によって送信する。
次に、図6を用いて、運転者端末20の制御部30における処理の流れについて説明する。図6は、第一実施形態に係る検出装置である運転者端末20における処理の流れを示すフローチャートである。
制御部30は、車輪止め情報を取得する(ステップS101)。より詳しくは、制御部30は、車輪止め情報取得部31によって、車輪止め10から取得したデータから、車両の車輪に対する車輪止め10が設置された設置日時と、解除された解除日時と、車輪止め10が正しく設置されているか否かを示す設置状態との少なくともいずれかを含む車輪止め設置情報が取得される。制御部30は、ステップS102へ進む。
制御部30は、位置情報を取得する(ステップS102)。より詳しくは、制御部30は、位置情報取得部32によって、車両に対して車輪止め10が設置されたときの、車両の現在位置の位置情報が取得される。制御部30は、ステップS103へ進む。
制御部30は、設置情報を生成する(ステップS103)。より詳しくは、制御部30は、設置情報生成部33によって、車輪止め情報取得部31が取得した車輪止め情報と、位置情報取得部32が取得した車両の位置情報とを含む車輪止め設置情報が生成される。制御部30は、ステップS104へ進む。
制御部30は、設置情報を送信する(ステップS104)。より詳しくは、制御部30は、第二通信制御部39によって、車輪止め設置情報を管理装置40へ送信する。
次に、管理装置40における処理について説明する。管理装置40は、設置情報取得部51によって、運転者端末20から車輪止め設置情報を取得させる。そして、管理装置40は、記憶制御部52によって、車輪止め設置情報を車輪止め設置情報記憶部41に記憶させる。
(効果)
上述したように、本実施形態では、駐車時に車輪止め10を設置した際に、車輪止め10の設置日時と解除日時と駐車場所と設置状態との少なくともいずれかを含む車輪止め設置情報を記憶する。このようにして、本実施形態は、車輪止め10の運用を適切に管理することができる。
本実施形態は、運用管理システム1によって、車輪止め設置情報を自動で記憶できる。本実施形態は、運転者の作業の手間を増やすことなく、車輪止め設置情報を適切に記憶できる。
[第二実施形態]
図7、図8を参照しながら、本実施形態に係る運用管理システム1について説明する。図7は、第二実施形態に係る検出装置である運転者端末20Aの構成例を示すブロック図である。図8は、第二実施形態に係る検出装置である運転者端末20Aにおける処理の流れを示すフローチャートである。運用管理システム1は、基本的な構成は第一実施形態の運用管理システム1と同様である。以下の説明においては、運用管理システム1と同様の構成要素には、同一の符号または対応する符号を付し、その詳細な説明は省略する。運用管理システム1は、運転者端末20Aが第一実施形態と異なる。運転者端末20Aは、制御部30Aに検出判定部35Aを備える。
検出判定部35Aは、車輪止め設置情報検出の所定条件を満たすか否かを判定する。より詳しくは、検出判定部35Aは、車両が所定場所に駐車されたか否かに応じて、車輪止め設置情報を検出するか否かを判定する。より詳しくは、検出判定部35Aは、例えば、位置情報取得部32が取得した現在位置が所定場所である場合に、車両が所定場所に駐車されたとして車輪止め設置情報検出の条件を満たしたと判定する。
所定場所は、例えば、店舗の駐車場など、駐車時に車輪止め10の設置が必要とされている場所や、車輪止めの設置が好ましい場所、運転者が長時間車両から離れて作業などを行うことが予め想定される場所などである。所定場所は、記憶部に記憶されている。
検出判定部35Aは、図示しない運転者の動作を検知するセンサの検知結果から、運転者が車両から降車したことを検知したか否かに応じて、車輪止め設置情報を検出するか否かを判定してもよい。より詳しくは、検出判定部35Aは、運転者端末20Aの図示しない加速度センサのデータの変化に基づいて、運転者が車両から降車したことを検知した場合に、車輪止め設置情報検出の条件を満たしたと判定する。
運転者の動作を検知するセンサは、これに限らず、ドライバモニタなどのカメラや、着座センサ、車両のドア開閉センサなどを任意に組み合わせた公知の検知方法を用いて構成してもよい。検出判定部35Aは、車両が所定場所に駐車されたか否かと、運転者が車両から降車したことを検知したか否かの、両条件に基づいて車輪止め設置情報を検出するか否かを判定してもよい。
車輪止め情報取得部31Aは、検出判定部35Aが、車両が所定場所に駐車された場合に車輪止め設置情報を検出すると判定し、車輪止め設置情報を取得する。車輪止め情報取得部31Aは、検出判定部35Aが、運転者が車両から降車したことを検知した場合に車輪止め設置情報を検出すると判定し、車輪止め設置情報を取得する。
次に、図8を用いて、運転者端末20Aの制御部30Aにおける処理の流れについて説明する。ステップS112ないしステップS115の処理は、図6に示すフローチャートのステップS101ないしステップS104と同様の処理を行う。
制御部30Aは、検出の所定条件を満たすか否かを判定する(ステップS111)。より詳しくは、制御部30Aは、検出判定部35Aによって、車両が所定場所に駐車されたか否かによって、車輪止め設置情報を検出するか否かを判定する。制御部30Aは、検出判定部35Aによって、車両が所定場所に駐車されたと判定する場合、検出の所定条件を満たすと判定して(ステップS111でYes)、ステップS112へ進む。制御部30Aは、検出判定部35Aによって、車両が所定場所に駐車されたと判定しない場合、検出の所定条件を満たさないと判定して(ステップS111でNo)、ステップS111の処理を再度実行する。
上述したように、本実施形態では、検出の所定条件を満たす場合、車輪止め情報を取得する。本実施形態によれば、車両が所定場所に駐車された場合、または、運転者が車両から降車した場合に限って、車輪止め情報を取得する。本実施形態によれば、装置間の通信などにおける必要外の処理を制限し、運転者端末20Aや車輪止め10の消費電力を抑制することができる。本実施形態によれば、運転者端末20Aや車輪止め10は小型のバッテリを搭載すればよく、小型化することができる。
[第三実施形態]
図9、図10を参照しながら、本実施形態に係る運用管理システム1について説明する。図9は、第三実施形態に係る検出装置である運転者端末20Bの構成例を示すブロック図である。図10は、第三実施形態に係る検出装置である運転者端末20Bにおける処理の流れを示すフローチャートである。運用管理システム1は、運転者端末20Bが第一実施形態と異なる。運転者端末20Bは、制御部30Bに通知判定部36Bと通知情報生成部37Bとを備える。
通知判定部36Bは、車輪止め設置情報を第三者へ通知するか否かを判定する。より詳しくは、通知判定部36Bは、位置情報取得部32が取得した位置情報に基づいて、現在位置が所定場所である場合、第三者へ通知すると判定する。通知判定部36Bは、位置情報と、運転者端末20Bの図示しない加速度センサのセンサデータに基づいて、現在位置が所定場所であり、運転者が搬入先の店舗に入店したと判定される場合、第三者へ通知すると判定する。通知判定部36Bは、位置情報と、運転者端末20Bの図示しない加速度センサのセンサデータに基づいて、現在位置が所定場所であり、運転者が搬入作業をしたと判定される場合、第三者へ通知すると判定する。
第三者は、例えば、運送会社、配送を依頼した店舗の事業者などである。
通知情報生成部37Bは、第三者へ通知する通知情報を生成する。本実施形態では、通知情報生成部37Bは、車輪止め情報を含む通知情報を生成する。
例えば、店舗へ商品を定期的に配送する車両である場合、通知情報は、車輪止め情報と、配送情報とを含んでよい。配送情報は、例えば、配送した日時、商品の情報などを含む。
第二通信部29Bは、第三者の電子機器へ通知情報を送信する。本実施形態では、第二通信部29Bは、第三者の管理下にある電子機器へ車輪止め情報を含む通知情報を送信する。
第二通信制御部39Bは、第二通信部29Bを制御して、管理装置40と第三者の電子機器との間のネットワークを介した通信を制御する。第二通信制御部39Bは、通知情報を第三者へ通知する通知制御部として働く。本実施形態では、第二通信制御部39Bは、車輪止め情報を含む通知情報を第三者へ通知する。第三者へ通知する通知制御部は第二通信制御部39Bを用いたものに限らず、図示しない他の通信装置により構成してもよい。
次に、図10を用いて、運転者端末20Bの制御部30Bにおける処理の流れについて説明する。
制御部30Bは、通知の所定条件を満たすか否かを判定する(ステップS121)。より詳しくは、制御部30Bは、通知判定部36Bによって、通知の所定条件を満たすと判定された場合(ステップS121でYes)、ステップS122へ進む。制御部30Bは、通知判定部36Bによって、通知の所定条件を満たすと判定しない場合(ステップS121でNo)、ステップS121の処理を再度実行する。
制御部30Bは、通知情報を生成する(ステップS122)。より詳しくは、制御部30Bは、通知情報生成部37Bによって、第三者へ通知する車輪止め情報を含む通知情報を生成する。制御部30Bは、ステップS123へ進む。
制御部30Bは、通知情報を第三者へ送信する(ステップS123)。より詳しくは、制御部30Bは、第二通信制御部39Bによって、車輪止め情報を含む通知情報を第三者へ通知する。
(効果)
上述したように、本実施形態では、通知の所定条件を満たす場合、通知情報を第三者へ送信する。本実施形態によれば、第三者へ、車輪止め10の運用の管理を適切に報告でき、配送を請け負った業者の安全管理が適切に実行されているかを知ることができる。
本開示に係る運用管理システムは、上述した実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてもよい。
図示した運用管理システムの各構成要素は、機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていなくてもよい。すなわち、各装置の具体的形態は、図示のものに限られず、各装置の処理負担や使用状況などに応じて、その全部または一部を任意の単位で機能的または物理的に分散または統合してもよい。
運用管理システムの構成は、例えば、ソフトウェアとして、メモリにロードされたプログラムなどによって実現される。上記実施形態では、ハードウェアまたはソフトウェアの連携によって実現される機能ブロックとして説明した。すなわち、これらの機能ブロックについては、ハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、または、それらの組み合わせによって種々の形で実現できる。
上記した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものを含む。さらに、上記した構成は適宜組み合わせが可能である。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲において構成の種々の省略、置換または変更が可能である。例えば、上記実施形態では運転者端末20、運転者として説明したが運転者に代えて、例えば、助手などの搭乗者に置き換えても実現することができる。また、上記実施形態では配送時における車輪止め10の運用管理について説明したが、例えば、自家用車を傾斜した駐車場に停める場合などにおいても適用することができる。
(変形例)
運転者端末20の制御部30は、車輪止め10の設置状態が適切ではない場合に、図示しない警告部から音、光、振動などによって警告を出力する警告制御部を備えていてもよい。警告制御部は、車輪止め情報取得部31が検出した設置状態が、適切な設置状態ではない場合、警告部を制御して警告を出力する。警告制御部は、車輪止め情報取得部31が車輪止め10の設置を検出できない場合、警告部を制御して警告を出力する。警告制御部は、駐車中の車輪止め10の設置状態の変化があった場合、警告部を制御して警告を出力してもよい。このようにすることにより、車輪止め10が適切に設置されるように促すことができる。
運用管理システム1は、配送管理システム、運行管理システム、保険会社の安全運転管理システムなどの他のシステムとデータを紐づけ可能にしてもよい。これにより、配送管理、運行管理、安全運転管理などとともに、車輪止め10の運用を適切に管理することができる。
1 運用管理システム
10 車輪止め(検出装置)
11 検出部
12 通信部
15 制御部
16 データ取得部
17 通信制御部
20 運転者端末(検出装置)
21 GNSS受信部
28 第一通信部
29 第二通信部
30 制御部
31 車輪止め情報取得部
32 位置情報取得部
33 設置情報生成部
38 第一通信制御部
39 第二通信制御部
40 管理装置
41 車輪止め設置情報記憶部
49 通信部
50 制御部
51 設置情報取得部
52 記憶制御部
59 通信制御部

Claims (5)

  1. 車両の車輪に対する車輪止めが設置された設置日時と、解除された解除日時と、前記車輪止めが設置されたときの駐車場所と、前記車輪止めが正しく設置されているか否かを示す設置状態との少なくともいずれかを含む車輪止め設置情報を取得する設置情報取得部と、
    前記車輪止め設置情報を記憶する車輪止め設置情報記憶部、
    を備え、
    前記車輪止め設置情報記憶部は、検出装置から受信した前記車輪止め設置情報を、車輪止め、または、車両ごとの運用の履歴として記憶する、
    管理装置。
  2. 検出装置と管理装置とを備える運用管理システムであって、
    前記検出装置は、
    車両の車輪に対する車輪止めが設置された設置日時と、解除された解除日時と、前記車輪止めが正しく設置されているか否かを示す設置状態との少なくともいずれかを含む車輪止め情報を取得する車輪止め情報取得部と、
    前記車輪止めが設置されたときの、前記車両の現在位置の位置情報を取得する位置情報取得部と、
    前記車輪止め情報取得部が取得した前記車輪止め情報と、前記位置情報取得部が取得した前記位置情報とを車輪止め設置情報として前記管理装置へ送信する送信部と、
    を備え、
    前記管理装置は、
    前記検出装置から取得した前記車輪止め設置情報を記憶する車輪止め設置情報記憶部、
    を備える、
    運用管理システム。
  3. 前記検出装置は、
    前記車両が所定場所に駐車されたか否かに応じて、前記車輪止め情報を検出するか否かを判定する検出判定部、
    を備え、
    前記車輪止め情報取得部は、前記検出判定部の判定結果に基づいて、前記車輪止め情報を取得する、
    請求項2に記載の運用管理システム。
  4. 前記検出装置は、
    前記車両の運転者が前記車両から降車したことを検知したか否かに応じて、前記車輪止め情報を検出するか否かを判定する検出判定部、
    を備え、
    前記車輪止め情報取得部は、前記検出判定部の判定結果に基づいて、前記車輪止め情報を取得する、
    請求項2に記載の運用管理システム。
  5. 前記検出装置は、
    前記車輪止め情報を第三者へ通知するか否かを判定する通知判定部と、
    前記車輪止め情報を前記第三者へ通知する通知制御部と、
    を備える、請求項2から4のいずれか一項に記載の運用管理システム。
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