JP2023005844A - 記録装置、電子機器、及びその制御方法、プログラム、記憶媒体 - Google Patents

記録装置、電子機器、及びその制御方法、プログラム、記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 撮影された動画ファイルに関連付けられた付加情報ファイルの識別情報を、容易に把握することができる記録装置を提供することを目的とする。【解決手段】 動画ファイルと、動画ファイルの付加情報を含む付加情報ファイルとを記録媒体に記録するように制御する制御手段を有し、制御手段は、付加情報ファイルのデータ構造を識別するための識別情報を、付加情報ファイルとは異なるファイルに記録するように制御する、ことを特徴とする。【選択図】 図14

Description

本発明は、記録媒体に動画ファイルとその動画ファイルに関連付けられた付加情報ファイルとを記録する技術に関する。
近年、TwitterなどのSNS(Social Networking Service)の台頭により、放送局や通信社などの報道現場では、これまでより迅速に正確な情報を伝えることが求められている。そのため、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラなどの映像処理装置でも、動画ファイルだけでなく、動画ファイルについての様々なメタデータを書き込んだ付加情報ファイルを活用することで、より迅速、簡単に速報性の高い報道を実現している。
例えば、撮影した動画と共に動画のフォーマットや記録長などのメタデータを記録することができる。他にも携帯端末からデジタルビデオカメラに通信し、報道現場で取材タイトルや取材場所といった取材情報を付加情報ファイルに書き込むことができる。付加情報ファイルは、例えば、動画ファイルサーバー内で所望の動画ファイルをより容易に検索するための情報として用いられている。その際に、動画ファイルの各種メタデータを閲覧することで、動画ファイルのフォーマットや記録長を知ることが出来る。
特許文献1では、ユーザが通信機器などから動画に関連付ける付加情報ファイルの内容を入力する際に、誤った対象動画ファイルに関連付けて記録しないようにする技術が記載されている。
特開2013-98658号公報
しかしながら、上記の特許文献1に記載された技術では、撮像装置により撮影された動画ファイルに関連付けられた付加情報ファイルの種別や有無、データ構造の識別情報を外部の編集機器から容易に把握することができない。把握するためには付加情報ファイルを取得して、解析を行う必要がある。そのため、外部の編集機器から動画ファイルに対して、ユーザーが意図した付加情報ファイルの内容編集などを行えない恐れがある。
本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、撮影された動画ファイルに関連付けられた付加情報ファイルの識別情報を、容易に把握することができる記録装置を提供することである。
本発明の記録装置は、
動画ファイルと、動画ファイルの付加情報を含む付加情報ファイルとを記録媒体に記録するように制御する制御手段を有し、制御手段は、付加情報ファイルのデータ構造を識別するための識別情報を、付加情報ファイルとは異なるファイルに記録するように制御する、ことを特徴とする。
本発明によれば、撮影された動画ファイルに関連付けられた付加情報ファイルの識別情報を、容易に把握することが可能となる。
本発明の撮像装置の第1の実施形態であるデジタルビデオカメラの構成を示す図。 第1の実施形態における携帯端末の構成を示すブロック図。 第1の実施形態におけるMP4フォルダの構成図。 第1の実施形態におけるMP4ファイルの構成図。 第1の実施形態における動画ファイル、XMLファイル内のメタデータの構成図。 第1の実施形態におけるデジタルビデオカメラと携帯端末の接続シーケンス図。 第1の実施形態におけるデジタルビデオカメラの記録開始処理を示すフローチャート。 第1の実施形態におけるデジタルビデオカメラの記録停止処理を示すフローチャート。 第1の実施形態におけるデジタルビデオカメラのメニュー画面を示す図。 第1の実施形態におけるデジタルビデオカメラが動画ファイル一覧リストの送信要求、サムネイル画像とメタデータの送信要求、XMLファイルの送信要求を受けた場合の動作を示すフローチャート。 第1の実施形態における携帯端末での動画ファイル一覧表示の動作を示すフローチャート。 第1の実施形態における携帯端末でのXMLファイルの内容表示の動作を示すフローチャート。 第1の実施形態における携帯端末での選択画面、動画ファイルの一覧表示画面、XMLファイル表示画面を示す図。 第1の実施形態におけるXF-AVCフォルダの構成、XF-AVCファイルの構成、管理情報ファイルのメタデータの構成を示す図。 第2の実施形態におけるデジタルビデオカメラの記録開始処理を示すフローチャート。 第2の実施形態におけるデジタルビデオカメラがサムネイル画像とメタデータの送信要求を受けた場合の動作を示すフローチャート。 第2の実施形態における携帯端末での動画ファイル一覧表示の動作を示すフローチャート。 第3の実施形態におけるデジタルビデオカメラの記録開始処理を示すフローチャート。 第3の実施形態における携帯端末での動画ファイル一覧表示の動作を示すフローチャート。 第3の実施形態におけるXMLファイルの内容例を示す図である。 第3の実施形態におけるXMLファイルを解析するためのノード情報テーブル。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の撮像装置の第1の実施形態であるデジタルビデオカメラ100(カムコーダ)の構成を示す図である。また、図2は、本発明の第1の実施形態における編集装置としての携帯端末200の構成を示す図である。
図1において、デジタルビデオカメラ100は、制御部10、画像圧縮/伸長部11、撮像部12、画像処理部13、無線通信部14、表示部15、操作部16、ROM17、RAM18、記録媒体I/F19、着脱可能記録倍20を備える。各構成部は制御部10に接続されており、制御部10と各構成部は、互いにデータのやり取りを行うことができる。
制御部10は、デジタルビデオカメラ100のシステム全般を制御するシステム制御部である。制御部10は、ROM17に記録されたプログラムをRAM18に展開して実行することにより、各構成部を制御し、後述のフローチャートの動作を実行する。制御部10は、記録媒体20への記録制御や表示部15への表示制御等も行う。
ROM17は、不揮発性の記録媒体であり、制御部10が実行するプログラムを記憶している。RAM18は、制御部10のワークメモリとして用いられる揮発性の記録媒体である。また、RAM18は、撮像部12で撮像し画像処理部13により画像処理された画像データや着脱可能記録媒体20から読み出された画像データを、画像圧縮/伸長部11で圧縮処理または伸長処理する場合のRAMとして用いられる。また、表示部15で表示する場合に、表示用データを一時格納するVRAMとしても用いられる。さらには、撮像した画像と共に関連付けて記録する付加情報を一時格納する記憶部としても用いられる。付加情報は、携帯端末200の無線通信部24から受信することができる。本実施形態において、付加情報とはマークアップ言語のXMLファイル(Extensible MarkUp Language file)として説明を行うが、付加情報を示す情報であればXMLファイルでなくてもかまわない。
デジタルビデオカメラ100は、画像データを記録するためのSDカードなどの記録媒体20を装着することができる。そのために、記録媒体I/F(インタフェース)19を有する。記録媒体I/F19は、メモリカード等の着脱可能な記録媒体を挿入可能なスロットを有する。図1においては、記録媒体I/F19に着脱可能記録媒体20が装着されている状態を示している。デジタルビデオカメラ100では、着脱可能記録媒体20に画像データを記録する構成について説明したが、着脱が不可能でデジタルビデオカメラ100に内蔵されたメモリに画像データを記録する構成でもよい。
画像処理部13は、撮像部12で撮像された画像データに、所定の画素補間処理、リサイズ処理、色変換処理を行う。また、画像処理部13では、撮像された画像データを用いて所定の演算処理が行われ、制御部10は得られた演算結果に基づいて撮像部12による撮像に関する各種制御(露光制御、オートホワイトバランス制御など)を行う。
画像圧縮/伸長部11は、画像処理部13で画像処理された画像データを圧縮する処理や着脱可能記録媒体20から読み出した画像データを伸長する処理を行う。
撮像部12は、撮影レンズ(ズームレンズとフォーカスレンズを含む)と撮像素子とを有し、制御部10の制御に基づいて被写体を撮像し、静止画データや動画像データといった画像データを取得する。
表示部15は、制御部10の制御に基づき、各種設定状態や、撮像部12で撮像されている画像、着脱可能記録媒体20から読み出して再生した画像などを表示する。覗き込み形のファインダー内のディスプレイや、バリアングルの液晶モニタなどとして構成される。
操作部16は、デジタルビデオカメラ100の電源をON/OFFするための電源スイッチ、撮影開始ボタン、カメラモード(撮影モード)や再生モードなどの動作モードを切り替えるモード切替ボタンなどを含み、ユーザからの操作を受け付ける。なお操作部16にタッチパネルが含まれる場合、制御部10はタッチパネルへの以下の操作を検出することができる。
・タッチパネルを指やペンで触れたこと(以下、タッチダウンと称する)。
・タッチパネルを指やペンで触れている状態であること(以下、タッチオンと称する)。
・タッチパネルを指やペンで触れたまま移動していること(以下、ムーブと称する)。
・タッチパネルへ触れていた指やペンを離したこと(以下、タッチアップと称する)。
タッチパネルに何も触れていない状態(以下、タッチオフと称する)。
これらの操作や、タッチパネル上に指やペンが触れている位置座標は制御部10に通知され、制御部10は通知された情報に基づいてタッチパネル上にどのような操作が行なわれたかを判定する。ムーブについてはタッチパネル上で移動する指やペンの移動方向についても、位置座標の変化に基づいて、タッチパネル上の垂直成分、水平成分毎に判定できる。
またタッチパネル上をタッチダウンから一定のムーブを経てタッチアップをした場合は、ストロークを描いたこととする。素早くストロークを描く操作をフリックと呼ぶ。フリックは、タッチパネル上に指を触れたままある程度の距離だけ素早く動かして、そのまま離すといった操作であり、言い換えればタッチパネル上を指ではじくように素早くなぞる操作である。所定距離以上を、所定速度以上でムーブしたことが検出され、そのままタッチアップが検出されるとフリックが行なわれたと判定できる。また、所定距離以上を、所定速度未満でムーブしたことが検出された場合は、ドラッグが行なわれたと判定するものとする。タッチパネルは、抵抗膜方式や静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、画像認識方式、光センサ方式等、様々な方式のタッチパネルのうちいずれの方式のものを用いてもよい。
無線通信部14は、制御部10の制御に基づいて、外部カメラやパーソナルコンピュータといった外部機器とのデータの送受信を無線通信により行う。無線通信部14は、デジタルビデオカメラ100の設定情報や操作情報などを外部に送信し、デジタルビデオカメラ100を操作するコマンドや画像データと共に記録する付加情報などを受信する。送受信可能なデータには、デジタル画像データやアナログ映像信号、付加情報などが含まれる。
図2は、第1の実施形態における外部装置としての携帯端末200の構成を示すブロック図である。
図2において、携帯端末200は、制御部21、表示部22、操作部23、無線通信部24、ROM25、RAM26、ファイル制御部27を備える。各構成部は制御部21に接続されており、制御部21と各構成部は、互いにデータのやり取りを行うことができる。
制御部21は、携帯端末200のシステム全般を制御するシステム制御部である。制御部21は、ROM25に記録されたプログラムをRAM26に展開して実行することにより、各構成部を制御し、後述のフローチャートの動作を実行する。ROM25は、不揮発性の記憶媒体であり、制御部21が実行するプログラムを記憶している。RAM26は、制御部21のワークメモリとして用いられる揮発性の記憶媒体である。
表示部22は、制御部21の制御に基づき、各種設定状態や、無線通信部24により受信したデータ(デジタル画像データ、アナログ映像信号、付加情報を含む)などを表示する。
操作部23は、携帯端末200の電源をON/OFFするための電源スイッチなどを含み、ユーザからの操作を受け付ける操作部である。なお操作部23は操作部16と同様にタッチパネルを含む。
無線通信部24は、制御部21の制御に基づいて、外部カメラやパーソナルコンピュータといった外部機器とのデータの送受信を無線通信により行う。無線通信部24は、デジタルビデオカメラ100の設定情報や操作情報などを受信し、デジタルビデオカメラ100を操作するコマンドや画像データと共に記録する付加情報などをデジタルビデオカメラ100に送信する。送受信可能なデータには、デジタル画像データやアナログ映像信号、付加情報などが含まれる。
ファイル制御部27は、無線通信部24から送られてきた動画ファイルや付加情報などのデータの解析やサムネイル画像の生成などの制御を行うことが可能である。
次に、図3Aは、本実施形態の動画ファイルと付加情報ファイルのフォルダ構成を示す図である。
本実施形態では、圧縮されたビデオフレームとタイムコード等の管理情報や音声データをMP4(MPEG-4 Part14またはISO/IEC14496-14:2003)というコンテナ構造で記録する場合を例に説明する。しかし、AVCHD(Advanced Video Codec High Definition)やMXF(Material eXchange Format)等のファイルフォーマットであってもかまわない。制御部10に記録されるMP4のフォルダ構成を図3Aに示す。
デジタルビデオカメラ100の操作部16をユーザが操作することにより着脱可能記録媒体20が初期化されると、DCIMフォルダ301が生成される。また、操作部16の操作により記録が開始されると、100_0128フォルダ302が生成される。フォルダ名の100はディレクトリ番号を表しており、100から順番に振られ、最大999まで増加していく。フォルダ名の0128は作成月日を表しており、1月28日に作成されたことを示している。
さらに、ストリームファイルであるMVI_0001.MP4(303)や付加情報であるMVI_0001.XML(304)が記録される。複数の動画ファイルが記録されていくとMP4ファイルとXMLファイルのファイル名が変化し増加していく。フレーム単位に設定する必要があるタイムコード等はMVI_0001.MP4(303)に記録される。また、タグ情報等はMVI_0001.XML(304)に記録される。
次に、図3Bは、本実施形態の動画ファイルの構成を示す図である。
図3Bにおいて、310は、ファイル形式の互換を示すftypボックスである。311は、動画ファイルの先頭領域に記載されるヘッダと呼ばれる領域であり、再生に必要な管理情報やサムネイル画像が格納されたmoovボックスである。312は、XMP(Extensibile Metadata Platform)が格納されるボックスであり、任意のメタデータを設定することが可能である。313は、任意の情報を追加できるuuidボックスである。ここには、プレビュー用の画像327が格納されている。314は、符号化された映像データと音声データとタイムコードデータとフレーム単位のメタデータが格納されたmdatボックスである。
続いて、moovボックス311の構成について説明する。
321は、任意の情報を追加できるuuidボックスであり、再生時に表示するサムネイル画像325や再生時に使用する管理情報326が格納されている。315~317はtrackボックスであり、映像データ、音声データ、タイムコードデータに関わる管理情報が格納されたボックスである。318~320はstszボックスであり、映像データ、音声データ、タイムコードデータ、フレーム単位のメタデータの符号化単位ごとのデータサイズが格納されている。322~324はtrackボックスに格納されているstcoボックスである。stcoボックスは、映像データ、音声データ、タイムコードデータ、フレーム単位のメタデータのmdat314の格納位置を示す情報が格納されている。各データは、1つ以上の符号化単位で構成されるチャンクと呼ばれる単位でmdatボックス314に格納される。
続いて、mdatボックス314の構成について説明する。
330~338は、mdatボックス314に格納された、映像データ、音声データ、タイムコードデータ、フレーム単位のメタデータである。各データは、stcoボックスに記載されている値よりチャンク単位でアクセス可能である。たとえば、330(CV1)は、stcoボックス322の350から辿ることが可能である。
次に、図3Cは、本実施形態の動画ファイルと付加情報ファイルのメタデータの内容を示す図である。
360は、動画ファイル内のメタデータの内容であり、これらは管理情報326に格納される。管理情報326の中には、デジタルビデオカメラ100の撮影時の情報であるシャッタースピードやレンズの明るさを示すF値、記録フレームレート、再生フレームレート、記録時間が記録されている。また、動画ファイルと一緒に付加情報ファイルであるXMLファイルが記録されているが、さらにはXMLファイルの種別情報を含んだ情報も記録されている。
361は、メタデータの内容360に記載されているXMLファイルの種別情報の内容であり、これらは管理情報326に格納される。361は、XMLファイルが記録されているか否かを示す情報、XMLファイルがデジタルビデオカメラ100固有のタグ情報を持つオリジナルフォーマットであることを示す情報、XMLファイルが報道用途として規格化されている標準フォーマットであるNewsMetadataであることを示す情報が記録されている。
362は、XMLファイルがデジタルビデオカメラ100固有のタグ情報を持つオリジナルフォーマットで記録された場合のメタデータの内容を示す図である。362の中には、タイトル、撮影者、撮影情報、デジタルビデオカメラ100の製品名やファームウェアバージョン情報やシリアル番号、レンズ名等が記録されている。
363は、XMLファイルが報道用途として規格化されている標準フォーマットであるNewsMetadataで記録された場合のメタデータの内容を示す図である。報道用途として規格化されている標準フォーマットの例として、IPTC(International Press Telecommunications Council)が規格化しているNewsML-G2形式がある。メタデータの内容363の中には、タイトル、撮影者、撮影情報、キーワード、カテゴリー、ジャンル、日時情報、言語情報、貢献者、権利情報、動画ファイルに関する情報(ファイル名、記録時間、識別情報、ファイルフォーマット、オーディオ情報)等が記録されている。
図4は、デジタルビデオカメラ100(カムコーダ)と携帯端末200との接続時の動作シーケンスを示す図である。
ステップS401では、ユーザがデジタルビデオカメラ100の操作部16を操作することにより、携帯端末200との無線接続が指示され、制御部10が無線通信部14に指示を送る。
ステップS402では、ユーザが携帯端末200の操作部23を操作することにより、デジタルビデオカメラ100との無線接続が指示され、制御部21が無線通信部24に指示を送る。
ステップS403では、デジタルビデオカメラ100の無線通信部14と、携帯端末200の無線通信部24が、デジタルビデオカメラ100と携帯端末200の間の無線接続を行う。デジタルビデオカメラ100と携帯端末200との間で無線接続が確立されると、制御コマンドや設定情報、デジタル画像データやアナログ映像信号、付加情報を送受信することが可能となる。
図5Aは、ユーザが操作部16を操作することにより、デジタルビデオカメラ100の制御部10に対して記録開始要求を送った場合の動作を示すフローチャートである。
ステップS500では、制御部10は、着脱可能記録媒体20に記録を開始するために必要なメタデータ情報の生成を行い、RAM18に保持する。
ステップS501では、制御部10は、XMLファイルの記録設定がONなっているか否かを判定する。XMLファイルの記録設定のON/OFFは、ユーザによる操作部16の操作で設定することができる。操作部16に含まれるメニューボタンを押すことによって図6(a)に示すようなメニュー600が開かれ、メニュー項目の中からXMLファイルの記録設定を示す項目、例えばON(601)を選択して設定することができる。制御部10は、XMLファイルの記録設定がONになっていると判定した場合は、処理をステップS502に進め、そうでなければ、処理をステップS505に進める。
ステップS502では、制御部10は、XMLファイルの種別設定がNewsMetadataになっているか否かを判定する。XMLファイルの種別設定は、ユーザによる操作部16の操作で設定することができる。操作部16に含まれるメニューボタンを押すことによって図6(b)に示すようなメニュー602が開かれ、メニュー項目の中からXMLファイルの種別設定を表す項目、例えばNewsMetadata(603)を選択して設定することができる。制御部10は、XMLファイルの種別設定がNewsMetadataになっていると判定した場合は、処理をステップS503に進め、そうでなければ、処理をステップS504に進める。
ステップS503では、制御部10は、ステップS500でRAM18に保持されているメタデータ情報を読み出し、着脱可能記録媒体20にメタデータ情報を記録するよう指示する。そして、メタデータ情報363(図3C参照)がXMLファイルにNewsMetadataとして書き込まれる。
ステップS504では、制御部10は、ステップS500でRAM18に保持されているメタデータ情報を読み出し、着脱可能記録媒体20にメタデータ情報を記録するよう指示する。そして、メタデータ情報362(図3C参照)がXMLファイルに標準化されていないオリジナル情報として書き込まれる。
ステップS505では、制御部10は、動画ファイルの管理情報326に書き込まれるXMLファイルの種別情報をメタデータ情報としてRAM18に書き込む。
ステップS506では、制御部10は、ステップS500及びステップS505でRAM18に保持されたメタデータ情報を読み出し、動画ファイルの管理情報326の形式にして、着脱可能記録媒体20に書き込む指示を出す。そして、メタデータ情報360(図3C参照)が、動画ファイルの一部である動画ファイルの管理情報として着脱可能記録媒体20に書き込まれる。
ステップS507では、制御部10は、RAM18に保持されている動画データ、音声データ、タイムコードデータを図3Bの形式にして、着脱可能記録媒体20に書き込むように指示する。そして、動画データ、音声データ、タイムコードデータが動画ファイルとして着脱可能記録媒体20に書き込まれる。
図5Bは、ユーザが操作部16を操作することにより、デジタルビデオカメラ100の制御部10に対して記録停止要求を送った場合の動作を示すフローチャートである。
ステップS510では、制御部10は、着脱可能記録媒体20への記録を停止するために必要なメタデータ情報の生成を行い、RAM18に保持する。
ステップS511では、制御部10は、XMLファイルの記録設定がONなっているか否かを判定する。XMLファイルの記録設定のON/OFFは、すでに説明したように、ユーザによる操作部16の操作で設定することができる。制御部10は、XMLファイルの記録設定がONになっていると判定した場合は、処理をステップS512に進め、そうでなければ、処理をステップS514に進める。
ステップS512では、制御部10は、XMLファイルの種別設定がNewsMetadataになっているか否かを判定する。XMLファイルの種別設定は、すでに説明したように、ユーザによる操作部16の操作で設定することができる。制御部10は、XMLファイルの種別設定がNewsMetadataになっていると判定した場合は、処理をステップS513に進め、そうでなければ、処理をステップS514に進める。
ステップS513では、制御部10は、記録媒体I/F19を用いて、着脱可能記録媒体20から記録開始時に書き込んだXMLファイルをRAM18に読み出す。そして、ステップS510で生成した動画ファイルの記録時間や更新日時情報をRAM18に読み出されたXMLファイルに対して更新する。さらに、制御部10は、更新されたXMLファイルを、記録媒体I/F19を用いて、再度XMLファイルとして着脱可能記録媒体20に書き込む。
ステップS514では、制御部10は、記録停止要求を受けた時点までのRAM18に保存されている動画データ、音声データ、タイムコードデータを図3Bの形式にする。そして、記録媒体I/F19を用いて、動画データ、音声データ、タイムコードデータを動画ファイルとして着脱可能記録媒体20に書き込んで記録停止処理を終了する。
図7(a)~(c)は、デジタルビデオカメラ100が携帯端末200から制御の要求を受け取ったときの動作を示すフローチャートである。
図7(a)は、デジタルビデオカメラ100が、携帯端末200から、デジタルビデオカメラ100内の動画ファイル数の一覧リストの送信要求を受け取ったときの動作を示すフローチャートである。
ステップS701では、制御部10は、無線通信部14を介して外部からの動画ファイル数の一覧リストの送信要求があったか否かを判定する。制御部10は、動画ファイル数の一覧リストの送信要求があると判定した場合は、処理をステップS702に進め、そうではないと判定した場合は、ステップS701を繰り返す。
ステップS702では、制御部10は、着脱可能記録媒体20に記録されている動画ファイルに関する情報を一覧リストとしてRAM18に書き込む。一覧リストには動画ファイル数等の情報が含まれている。制御部10は、無線通信部14を用いて、RAM18に書き込まれた一覧リストを、外部に送信する。
図7(b)は、デジタルビデオカメラ100が、携帯端末200から、デジタルビデオカメラ100内の指定された動画ファイルに対するサムネイル画像と管理情報の送信要求を受け取ったときの動作を示すフローチャートである。
ステップS703では、制御部10は、無線通信部14を介して、外部から動画ファイルに対するサムネイル画像と管理情報の送信要求があったか否かを判定する。制御部10は、動画ファイルに対するサムネイル画像と管理情報の送信要求があったと判定した場合は、処理をステップS704に進め、そうではないと判定した場合は、ステップS703を繰り返す。
ステップS704では、制御部10は、外部から指定された動画ファイルに対して着脱可能記録媒体20に記録されている動画ファイルのサムネイル画像325と管理情報326の読み出しや解析を行い、RAM18に展開する。制御部10は、サムネイル画像325と管理情報326の読み出しや解析が完了したら、無線通信部14を用いて、サムネイル画像325と管理情報326を外部に送信する。動画ファイルのサムネイル画像325と管理情報326は、動画ファイルの先頭側の領域に記録されているため、動画ファイル全体を読み出すよりも早く読み出すことができる。例えば、動画ファイル全体ではなく、動画ファイルの先頭から特定のサイズのデータを読み出すことにより、サムネイル画像325と管理情報326を読み出すことが可能となる。
図7(c)は、デジタルビデオカメラ100が、携帯端末200から、デジタルビデオカメラ100内の指定された動画ファイルに対するXMLファイルの送信要求を受け取ったときの動作を示すフローチャートである。
ステップS705では、制御部10は、無線通信部14を介して、外部から動画ファイルに対するXMLファイルの送信要求があったか否かを判定する。制御部10は、動画ファイルに対するXMLファイルの送信要求があったと判定した場合は、処理をステップS706に進め、そうではないと判定した場合は、ステップS705を繰り返す。
ステップS706では、制御部10は、外部から指定された動画ファイルに対して着脱可能記録媒体20に記録されている動画ファイルのXMLファイルの読み出しや解析を行い、RAM18に展開する。制御部10は、XMLファイルの読み出しや解析が完了したら、無線通信部14を用いてXMLファイルを外部に送信する。
図8A、図8Bは、携帯端末200からデジタルビデオカメラ100内にある動画ファイルやXMLファイルに関する制御の要求を受け取ったときの動作を示すフローチャートである。
図8Aは、ユーザの操作により、携帯端末200において、デジタルビデオカメラ100内の動画ファイルに対する一覧リストの表示要求があった場合の動作を示すフローチャートである。
ステップS801では、制御部21は、ユーザによる操作部23の操作により、デジタルビデオカメラ100内にある動画ファイル一覧のリスト表示要求があったか否かを判定する。制御部21は、動画ファイル一覧リストの表示要求があったと判定した場合は、処理をステップS802に進め、そうではないと判定した場合は、ステップS801を繰り返す。
ステップS802では、制御部21は、無線通信部24を介してデジタルビデオカメラ100に対して動画ファイル一覧リストの送信要求を行う。このとき、デジタルビデオカメラ100は、図7(a)で説明した動作を行う。さらに、操作部23に含まれるメニューボタンが操作されると、制御部21は、図9(a)に示すような画面900を表示し、メニュー項目の中からデジタルビデオカメラ100の動画ファイル一覧表示を選択可能とする。操作部23により、アイコン901が選択された場合、制御部21は、デジタルビデオカメラ100の動画ファイルの内容を確認できる画面を表示する。
ステップS803では、制御部21は、無線通信部24を介して、デジタルビデオカメラ100から動画ファイル一覧リストを取得できたか否かを判定する。制御部21は、動画ファイル一覧リストを取得できたと判定した場合は、処理をステップS804に進め、そうではないと判定した場合は、ステップS803を繰り返す。
ステップS804では、制御部21は、無線通信部24を介して取得した情報をRAM26に展開し、表示部22に表示可能な領域を考慮して、サムネイル画像とメタデータを取得する動画ファイル数を決定する。
ステップS805では、制御部21は、無線通信部24を介してデジタルビデオカメラ100に対して動画ファイル中のサムネイル画像とメタデータの送信要求を行う。このときデジタルビデオカメラ100は図7(b)で説明した動作を行う。
ステップS806では、制御部21は、無線通信部24を介して、デジタルビデオカメラ100からサムネイル画像とメタデータを取得できたか否かを判定する。制御部21は、サムネイル画像とメタデータを取得できたと判定した場合は、処理をステップS807に進め、そうではないと判定した場合は、ステップS806を繰り返す。
ステップS807では、制御部21は、無線通信部24を介して取得したサムネイル画像情報をRAM26に展開し、表示部22に表示可能な領域を考慮して、動画ファイルのサムネイル画像を表示する。
ステップS808では、制御部21は、無線通信部24を介して取得した動画ファイルのメタデータ情報をRAM26に展開し、解析を行う。
ステップS809では、制御部21は、RAM26に展開した動画ファイルのメタデータ情報の一部を表示部22に表示する。
ステップS810では、制御部21は、RAM26に展開した動画ファイルのメタデータ情報の一部にあるXMLファイルの種別がNewsMetadataであるか否かを判定する。制御部21は、XMLファイルの種別がNewsMetadataであると判定した場合は、処理をステップS811に進め、そうではないと判定した場合は、処理をステップS812に進める。
ステップS811では、制御部21は、表示部22に、XMLファイルの種別がNewsMetadataと分かるアイコン(図9(b)のアイコン905)を表示させる。
ステップS812では、制御部21は、XMLファイルの種別がNewsMetadataではないので、表示部22にアイコンを表示させないように制御する。
図9(b)は、操作部23に含まれるメニューボタンの操作によって、デジタルビデオカメラ100の動画ファイルのサムネイル画像とメタデータ一覧の内容が表示された画面902が開かれている状態を示している。符号904は、メタデータ情報の内容の一部を表しており、動画ファイルのファイル名や日時情報、記録時間、動画ファイルサイズを示している。符号905は、動画ファイルに関連付けられたXMLファイルの種別情報を示しており、ここでは動画ファイル903にはNewsMetadataのXMLファイルが記録されていることを表している。本実施形態では、XMLファイルの種別をサムネイル画像と共に表示するアイコンで示したが、他の表示アイテムで表示させてもよい。
ステップS813では、制御部21は、RAM26に保存された動画ファイル一覧のリストにある動画ファイル数の上限に到達したか否かを判定する。制御部21は、動画ファイル数の上限に到達したと判定した場合は、処理を終了し、そうではないと判定した場合は、処理をステップS805に戻す。
図8Bは、ユーザの操作により、携帯端末200において、デジタルビデオカメラ100内の動画ファイルに関連付けられたNewsMetadataの情報表示を行う要求があった場合の動作を示すフローチャートである。
ステップS814では、制御部21は、操作部23の操作により、デジタルビデオカメラ100内にある動画ファイルに関連付けられたNewsMetadataの表示要求があったか否かを判定する。本実施形態では、アイコン905に対する操作(タッチ操作)があった場合に、NewsMetadataの表示要求があったと判定する。制御部21は、NewsMetadataの表示要求があったと判定した場合は、処理をステップS815に進め、そうではないと判定した場合は、ステップS814を繰り返す。
ステップS815では、制御部21は、無線通信部24を介して、デジタルビデオカメラ100にNewsMetadataのXMLファイルの送信要求を行う。このとき、デジタルビデオカメラ100は図7(c)で説明した動作を行う。
ステップS816では、制御部21は、無線通信部24を介して、デジタルビデオカメラ100からNewsMetadataのXMLファイルを取得できたか否かを判定する。制御部21は、NewsMetadataのXMLファイルを取得できたと判定した場合は、処理をステップS817に進め、そうではないと判定した場合は、ステップS816を繰り返す。
ステップS817では、制御部21は、ファイル制御部27を用いて、RAM26に保存されたXMLファイルの解析を行う。
ステップS818では、制御部21は、ファイル制御部27が解析した内容を表示部22に表示させる。
図9(c)は、操作部23に含まれるメニューボタンの操作によって、デジタルビデオカメラ100のNewsMetadataのXMLファイルの内容が表示された画面906が開かれている状態を示している。アイコン907はNewsMetadataのXMLファイルの内容の一部を表しており、タイトル名、説明内容、カテゴリー情報、著作権情報、規制情報などが示されている。
以上説明したように、上記の第1の実施形態では、デジタルビデオカメラ100で記録した動画ファイルとXMLファイルとそれらのメタデータ情報を記録する。そして、携帯端末200からデジタルビデオカメラ100の動画ファイルを取得し、その動画ファイルに記録されているメタデータ情報からXMLファイルの種別を取得する。これにより、XMLファイルの種別を表示し、さらにはXMLファイルの内容を表示することが可能となる。
つまり、XMLファイルの内容を解析せずに動画ファイルのメタデータ情報を参照すればXMLファイルの種別が取得可能となる。また、その情報を使用して携帯端末200でXMLファイルの種別を表示することにより動画ファイルに関連付けられているXMLファイルの種別を容易に確認することができる。
本実施形態では、NewsMetadataの場合にのみ、アイコン表示を行うように説明したが、オリジナルのXMLファイルの場合もアイコンを表示しても何ら問題はない。オリジナルのXMLファイルのアイコンも表示する場合は、制御部21は、ファイルの種別が識別できるように、ファイル種別に応じて異なるアイコンを表示するとよい。制御部21は、NewsMetadata以外の、オリジナルのアイコンがユーザに操作されてXMLファイルの表示要求があった場合も、NewsMetadataの場合と同様に、オリジナルのXMLファイルを取得してXMLファイルの内容を表示するとよい。
NewsMetadataだけアイコン表示を行うことは、使用頻度が高いものだけを表示する場合に有効である。全てのXMLファイルの種別をアイコン表示する場合は、動画ファイルにXMLファイルが関連付けられているかを把握できる。さらに、ファイルの種別ごとに異なるアイコンを表示することにより、動画ファイルに関連付けられているXMLファイルの種別情報を全て把握できることがメリットとして考えらえる。NewsMetadataだけアイコン表示を行うか、NewsMetadata以外のXMLファイルのアイコンも表示するかを、ユーザにより設定可能にしてもよい。ファイル種別ごとに、ユーザが設定できるようにしてもよい。
(第2の実施形態)
この第2の実施形態では、デジタルビデオカメラ100と、編集装置としての携帯端末200の構成は、図1、図2に示した第1の実施形態と同様である。第1の実施形態では、動画ファイルがMP4の場合について説明したが、第2の実施形態では、動画ファイルがMXFの場合について説明する。
図10(a)は、制御部10に記録されるMXFのフォルダ構成を示す図である。
デジタルビデオカメラ100の操作部16をユーザが操作することにより着脱可能記録媒体20が初期化されると、CONTENSフォルダ1001やCLIPS001フォルダ1002が生成される。また、操作部16の操作により記録が開始されると、INDEX.MIF(1003)が生成される。さらに、ストリームファイルであるA001C001_141120XX_CANON.MXF(1004)や付加情報であるA001C001_141120XX_CANON.XML(1005)が記録される。
複数の動画ファイルが記録されていくと、MXFファイルとXMLファイルのファイル名が変化し増加していく。そして、それらの動画ファイル情報を一つにまとめている管理ファイルがINDEX.MIF(1003)である。INDEX.MIF(1003)が存在することで、動画ファイル数が増えた場合に動画ファイル単位でフォルダ内を解析せずに一つの管理ファイルを解析すればよく、解析時間を軽減することができる。また、フレーム単位に設定する必要があるタイムコード等は、A001C001_141120XX_CANON.MXF(1004)に記録される。また、タグ情報等はA001C001_141120XX_CANON.XML(1005)に記録される。
図10(b)は、MXFのコンテナ構造を示す図である。
ヘッダ1006は、ファイルの開始を示し、ファイルに関するメタデータ情報が記録されている。画像データを記録するにあたり、記録する解像度やフレームレートの情報等をこのヘッダ1006の領域に記録する。Frame1007(以下、フレーム情報)は、各フレームのデータを表し、フレームのメタデータ情報1009、画像データ1010、音声データ1011から構成されている。フッタ1008は、ファイルの終了を示す情報である。フレーム番号は、開始フレームを0として、フレームのメタデータ情報1009の領域に記録される。A001C001_141120XX_CANON.XML(1005)は、第1の実施形態と同様に、マークアップ言語のXML(ExtensibleMarkupLanguage)ファイルである。
図10(c)は、制御部10に記録されるINDEX.MIF(1003)の構成を示す図である。
符号1012は、INDEX.MIF(1003)内のメタデータの内容を示し、これらは管理情報ファイルに格納される。管理情報ファイルの中には、動画ファイル数の情報や動画ファイルのファイル名、記録フレームレート、再生フレームレート、記録時間、XMLファイルの種別情報等が含まれている。
図11は、ユーザが操作部16を操作することにより、デジタルビデオカメラ100の制御部10に対して記録開始要求を送った場合の動作を示すフローチャートである。このフローチャートの動作は、図5Aに示したフローチャートの動作と共通する部分が多いため、共通部分には同一ステップ番号を付して、説明を省略する。
ステップS1101では、制御部10は、管理情報ファイルINDEX.MIF(1003)に書き込まれるXMLファイルの種別情報をRAM18に書き込む。
ステップS1102では、制御部10は、ステップS500やステップS1101でRAM18に保存されたメタデータ情報を読み出し、動画ファイルの管理情報1006の形式や管理情報ファイルINDEX.MIF(1003)の形式に変換する。そして、メタデータ情報360,1012が、記録媒体I/F19を介して、動画ファイルの管理情報1006や管理情報ファイルINDEX.MIFとして着脱可能記録媒体20に書き込まれる。
図12は、デジタルビデオカメラ100が、携帯端末200から、デジタルビデオカメラ100内の指定された動画ファイルに対するサムネイル画像と管理情報ファイルの送信要求を受け取ったときの動作を示すフローチャートである。
ステップS1201では、制御部10は、無線通信部14を介して、外部から動画ファイルに対するサムネイル画像と管理情報ファイルの送信要求があったか否かを判定する。制御部10は、動画ファイルに対するサムネイル画像と管理情報ファイルの送信要求があったと判定した場合は、処理をステップS1202に進め、そうではないと判定した場合は、ステップS1201を繰り返す。
ステップS1202では、制御部10は、外部から指定された動画ファイルに対して着脱可能記録媒体20に記録されている動画ファイルのサムネイル画像と管理情報ファイルの読み出しや解析を行い、RAM18に展開する。制御部10は、サムネイル画像と管理情報ファイルの読み出しや解析が完了したら、無線通信部14を用いて、サムネイル画像と管理情報ファイルを外部に送信する。
図13は、ユーザの操作により、携帯端末200において、デジタルビデオカメラ100内の動画ファイルの一覧表示の要求があった場合の動作を示すフローチャートである。このフローチャートの動作は、図8Aに示したフローチャートの動作と共通する部分が多いため、共通部分には同一ステップ番号を付して、説明を省略する。
ステップS1301では、制御部21は、無線通信部24を介して、デジタルビデオカメラ100にサムネイル画像と管理情報ファイルの送信要求を行う。このときデジタルビデオカメラ100は図12で説明した動作を行う。
ステップS1302では、制御部21は、無線通信部24を介して、デジタルビデオカメラ100からサムネイル画像と管理情報ファイルを取得できたか否かを判定する。制御部21は、サムネイル画像と管理情報ファイルを取得できたと判定した場合は、処理をステップS807に進め、そうではないと判定した場合は、ステップS1302を繰り返す。
ステップS1303では、制御部21は、無線通信部24を介して取得した管理情報ファイルをRAM26に展開し、解析を行う。
ステップS1304では、制御部21は、解析した管理情報ファイルの一部を表示部22に表示する。
ステップS1305では、制御部21は、解析した管理情報ファイルの一部にあるXMLファイルの種別がNewsMetadataであるか否かを判定する。制御部21は、XMLファイルの種別がNewsMetadataであると判定した場合は、処理をステップS811に進め、そうではないと判定した場合は、処理をステップS812に進める。
以上説明したように、上記の第2の実施形態においても、デジタルビデオカメラ100で記録した動画ファイルとXMLファイルとそれらのメタデータ情報を記録する。そして、携帯端末200からデジタルビデオカメラ100の動画ファイルを取得し、その動画ファイルに記録されているメタデータ情報からXMLファイルの種別を取得する。これにより、XMLファイルの種別を表示し、さらにはXMLファイルの内容を表示することが可能となる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態では、デジタルビデオカメラ100と、編集装置としての携帯端末200の構成は、図1、図2に示した第1の実施形態と同様である。また、基本的な処理(図5A、図5B、図7、図8A、図8Bの処理)についても第1の実施形態と同様であるため、第1の実施形態と異なる部分のみ説明する。第3の実施形態では、XMLファイルの種別は同じであっても、XMLファイルのメタデータ情報のデータ構造が異なるファイル存在する場合におけるデジタルビデオカメラ100と、携帯端末200の処理ついて説明する。このような状況は、例えば、デジタルビデオカメラ100のファームウェアがアップグレード/ダウングレードする時、各グレードにおいてXMLファイルを記録すると、XMLファイルのデータ構造異なるファイルが生成される場合等が考えられる。デジタルビデオカメラ100はXMLファイルのデータ構造を識別するための識別情報としてバージョン情報をXMLファイル記録時に動画ファイル内に記録する。そして、携帯端末200は、バージョン情報に応じた処理を行う。そのため、携帯端末200が、XMLファイルの種別は同じであってもメタデータ情報のデータ構造が異なるXMLファイルを適切に取り扱うことができる。
図14は本実施形態におけるデジタルビデオカメラ100の記録開始処理を示すフローチャートである。図14は、ユーザが操作部16を操作することにより、デジタルビデオカメラ100の制御部10に対して記録開始要求を送った場合の動作を示すフローチャートである。このフローチャートの動作は、基本的には図5Aに示したフローチャートと同じであるが一部のみ異なる。そのため、共通部分には同一ステップ番号を付して説明を省略し、異なる部分のみ説明する。S1401では、制御部10は、ROM17に予め記録されているXMLファイルのデータ構造のバージョン情報を読み出し、読み出したバージョン情報を、動画ファイルの管理情報326に書き込まれるメタデータ情報としてRAM18に書き込む。なお、本実施形態においては、ファイルの種別がNewsMetadataの場合にはバージョン情報を同府がファイル内に記録するものとし、NewsMetadataでない場合はバージョン情報を記録しないものとする。そのため、ファイルの種別がNewsMetadataでない場合はS1401の処理は実行しない。NewsMetadataはNewsML-G2規格であり、規格のバージョンが改定される可能性があることと、メタデータ数が多く、運用、活用方法が変わることが考えられるためバージョン情報を記録することとする。
次にS1402では、制御部10は、S500、S505、S1400でRAM18に保持されたメタデータ情報を読み出し、動画ファイルの管理情報326の形式にして、着脱可能記録媒体I/F19に着脱可能記録媒体20に書き込む指示を出す。そして、着脱可能記録媒体I/F19により、記録開始時のメタデータ、XMLファイルのファイル種別、データ構造のバージョン情報を含むメタデータ情報が、動画ファイルの一部である動画ファイルの管理情報326として着脱可能記録媒体20に書き込まれる。動画ファイルがMP4形式の場合は上記で説明した処理を実行する。動画ファイルがMXF形式の場合は、第2の実施形態における管理ファイル(INDEX.MIF)内に、XMLファイルのデータ構造のバージョン情報を格納する領域を定義して記録するようにするとよい。つまり、制御部10は、S500、S505、S1400でRAM18に保存されたメタデータ情報を読み出す。そして、記録開始時のメタデータ、XMLファイルのファイル種別、データ構造のバージョン情報を含むメタデータ情報を、動画ファイルの管理情報1006の形式や管理情報ファイルINDEX.MIF(1003)の形式に変換する。変換した情報を、動画ファイルの管理情報1006や管理情報ファイルINDEX.MIFとして着脱可能記録媒体20に書き込む。
以上説明したように、上記の第3の実施形態では、管理情報326へXMLファイルのファイル種別だけでなく、データ構造のバージョン情報を記録する例を示したが、この形態に限ることは無い。
XMLファイルに記録するメタデータの規格の改訂や、XMLファイルの運用・活用方法の変更等によりバージョン情報が変化することが考えられる。本実施形態では、動画ファイルまたは管理情報ファイルにバージョン情報が記載されるため、XMLファイルを読み込まなくても、XMLファイルのデータ構造のバージョンを判断することができる。データ構造のバージョン情報として、様々な定義が適用可能である。NewsML-G2規格のXMLファイルを記録する場合に、規格で定義されたバージョンとは異なるバージョン情報を用いてもよい。つまり、デジタルビデオカメラ100においてXMLファイルに記録するメタデータの種類、つまり、XMLファイルにおけるデータ構造が識別可能であれば、独自に定義したバージョン情報を用いてもよい。
さらに、デジタルビデオカメラ100が使用される地域に応じてXMLファイルの運用・活用方法が異なる場合に、XMLファイルのデータ構造を、使用される地域に合わせたデータ構造とすることも想定される。そのため、使用される地域に応じてバージョン情報を異ならせてもよい。あるいは、データ構造のバージョン情報だけでなく、使用される地域を示す仕向け先情報を、動画ファイルの管理情報や管理情報ファイルに記録するようにしてもよい。または、バージョン情報の代わりに、仕向け先情報を記録するようにせいてもよい。仕向け先情報としては、アルファベット表記による国名コード等を記載してもよいし、地域の情報を記載するようにしてもよい。
図15は、ユーザの操作により、携帯端末200において、デジタルビデオカメラ100内の動画ファイルの一覧表示の要求があった場合の動作を示すフローチャートである。このフローチャートの動作は、基本的には図8Aに示したフローチャートと同じであるが一部のみ異なる。そのため、共通部分には同一ステップ番号を付して説明を省略し、異なる部分のみ説明する。
S810で、動画ファイルのメタデータのXMLファイル種別がNewsMetadataであると判定された場合は、S1501に進む。S1501において、制御部21は、RAM26に展開した動画ファイルのメタデータ情報の一部にあるXMLファイルのデータ構造のバージョン情報を判定する。制御部21は、バージョン情報が、携帯端末200で実行中のソフトウエアプログラム(アプリケーション)において対応可能なバージョンである場合は、S811に進み、そうでない場合は、S1502に進む。
S1502では、制御部21は、実行中のソフトウエアプログラム(アプリケーション)では対応不可なメタデータが含まれるXMLファイルであるため、アプリケーションのアップデートをユーザに促す表示を表示部22に表示させる。制御部21は、アプリケーションが最新の状態であるかをさらに判定し、最新の状態でない場合にのみアップデートをユーザに促す表示を表示するようにしてもよい。また、制御部21は、アプリケーションのアップデートにより、XMLファイルのバージョンに対応することが可能となる場合にのみ、アップデートを促す表示を行うようにしても良い。なお、前に一度表示している場合は表示しないようにしてもよい。
バージョン情報が、携帯端末200で実行中のソフトウエアプログラム(アプリケーション)において対応可能なバージョンでない場合は、XMLファイルのメタデータを表示できない、または、一部のメタデータが表示できない可能性がある。そのため、S1503において、制御部21は、対応する動画ファイルの表示欄に、例えば、図9(d)のアイコン908のように、通常のアイコン905とは異なる、非対応のバージョンのNewsMetadataであることを示すアイコンを表示する。なお、XMLファイル種別がNewsMetadataでないと判定された場合であっても第1の実施形態に記載したように、動画ファイルに関連するXMLファイルを有している場合は、アイコンを表示するようにしてもよい。その際には、ファイル種別がNewsMetadataではない場合は、制御部21は、S1501のバージョン情報の判定を行わずに、アイコンを表示するようにするとよい。
図16は、NewsMetadataのXMLファイルのデータ構造の例を示す図であり、図16(a)はバージョン1.0、図16(b)はバージョン2.0のデータ構造を指名している。
NewsMetadataは、XML書式に基づいて記述されており、ノードが階層構造で示され、また一部のノードには要素と属性というXML書式に基づいて規定される具体的なデータが記述されている。
各バージョン間には差異があり、バージョン1.0では図16(a)の1601に示す、<organisationDetails>ノード以下に示す情報を含むが、バージョン2.0では其れは含まない。
また、バージョン2.0では、図16(b)の1602及び1603に夫々示す<versionCreated>ノード及び<firstCreated>ノード及び<ContentMeta>ノード以下を含むが、バージョン1.0では其れらを含まないという差異がある。
そのため、携帯端末200において、制御部21が、XMLファイルを取得し、S817においてXMLファイルの解析、S818でXMLファイルの内容を表示する際には、バージョン情報に応じた解析、表示を行う。
XMLファイルを制御部21がデータ構造のバージョンに応じて解析、表示を行う際、図17(a)(b)に示すような、各バージョンにおいて対応するノード情報を示すテーブルを参照する。
図17(a)はバージョン1.0に対応するデータ構造、即ち構造を構成する各ノードに関する情報を示すテーブルである。図17(b)はバージョン2.0に対応するデータ構造、即ち構造を構成する各ノードに関する情報を示すテーブルである。なお、図17(a)、(b)に示す各ノードに関する情報を示すテーブルに相当する情報はROM25に予め保持されており、制御部21はこれを参照する。
図17のテーブルには、ノードの名称、該ノードの親ノードの名称、該ノードの階層、該ノードが読み出すべき情報を有しているか否かを示す情報が含まれている。制御部は、XMLファイルのバージョンに対応するテーブルをROM25から読み出し、読みだしたテーブルに記載されている情報に基づいて、XMLファイルの対象ノードから情報を読み出して、読みだした情報を表示部22に表示する。
なお、XMLファイルから、記述されているノード情報等を参照する方法として、DOM(Document Object Model)またはSAX(Simple API for XML)等といった、一般的に知られているモデルを適用することが可能である。
なお、上述の説明では、データ構造を識別するための識別情報としてバージョン情報を用いたが、この方法に限定されることはない。前に説明したように、仕向け地や地域を示す情報でもよく、データ構造を識別可能な情報であれば何れの情報であっても良い。
以上のように、第3の実施形態によれば、XMLファイルのデータ構造を識別するための識別情報を動画ファイルに記録する。そのため、XMLファイルを取得しなくてもXMLファイルのバージョンを把握することができ、XMLファイルに応じた適切な対応を行うことが可能となる。
また、上述の説明では、動画ファイルがMP4の場合について説明した。しかし、動画ファイルがMXFの場合においても、適応可能である。その場合、第2の実施形態と第3の実施形態を組み合わせて実行するとよい。つまり、デジタルビデオカメラ100では、ファイル種別だけでなく、バージョン情報(識別情報)も管理情報ファイルに記録する。そして、携帯端末200では、サムネイル画像を表示する際には、サムネイル画像と管理情報ファイルを要求し、管理情報ファイルに含まれるファイル種別、バージョン情報に応じて、アイコン905等の表示を行うようにするとよい。
(その他の実施形態)
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。上述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。例えば、デジタルビデオカメラ100において、記録時に設定されている動画ファイルの形式に応じて、第1の実施形態の記録処理と、第2の実施形態の記録処理を切り替えるようにしてもよい。また、携帯端末200において、表示する動画ファイルの形式に応じて、第2の実施形態の記録処理を切り替えるようにしてもよい。
また、上述の実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、記録媒体から直接、或いは有線/無線通信を用いてプログラムを実行可能なコンピュータを有するシステム又は装置に供給し、そのプログラムを実行する場合も本発明に含む。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータに供給、インストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も本発明に含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、ハードディスク、磁気テープ等の磁気記録媒体、光/光磁気記憶媒体、不揮発性の半導体メモリでもよい。
また、プログラムの供給方法としては、コンピュータネットワーク上のサーバに本発明を形成するコンピュータプログラムを記憶し、接続のあったクライアントコンピュータはがコンピュータプログラムをダウンロードしてプログラムするような方法も考えられる。
なお、上述した各実施形態においては、本発明をデジタルビデオカメラに適用した場合を例にして説明したが、これはこの例に限定されない。すなわち、本発明は、撮像素子が付随したあらゆるデバイスに適用してもよい。すなわち携帯電話端末や携帯型の画像ビューワ、カメラを備えるテレビ、デジタルフォトフレーム、音楽プレーヤー、ゲーム機、電子ブックリーダーなど、画像を撮像可能な装置であれば、本発明は適用可能である。また、画像を撮影可能な装置でなくても、撮影した画像を外部装置から取得して、取得した画像を記録する装置においても適応可能である。また、上述した各実施形態において携帯端末で動画を再生する構成に関する発明については、画像を撮像する機能を持たない電子機器に対しても適用可能である。

Claims (20)

  1. 動画ファイルと、前記動画ファイルの付加情報を含む付加情報ファイルとを記録媒体に記録するように制御する制御手段を有し、
    前記制御手段は、前記付加情報ファイルのデータ構造を識別するための識別情報を、前記付加情報ファイルとは異なるファイルに記録するように制御する、ことを特徴とする記録装置。
  2. 前記制御手段は、前記付加情報ファイルのデータ構造を識別するための前記識別情報を前記動画ファイルに記録するように制御する、ことを特徴とする記録装置。
  3. 前記制御手段は、前記動画ファイルの管理情報として、前記識別情報を記録するように制御することを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
  4. 前記制御手段は、前記動画ファイルのヘッダに、前記識別情報及びサムネイル画像を記録することを特徴とする請求項2または3に記載の記録装置。
  5. 前記制御手段は、前記動画ファイルとは異なる、前記記録媒体に記録される複数の動画ファイルを管理するための管理ファイルに、前記識別情報を記録するように制御する、ことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  6. 付加情報ファイルの種別を選択する選択手段を有し、
    前記制御手段は、
    前記選択手段により選択された種別に対応する付加情報ファイルを記録するように制御し、
    特定の種別の付加情報ファイルを記録する場合には、前記付加情報ファイルのデータ構造の識別情報を前記付加情報ファイルとは異なるファイルに記録するように制御し、
    前記特定の種別と異なる種別の付加情報ファイルを記録する場合には、前記付加情報ファイルのデータ構造の識別情報を前記異なるファイルに記録しないように制御する、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の記録装置。
  7. 前記付加情報ファイルは、XML(Extensible MarkUp Language)形式であることを特徴とする請求項1乃至6の記録装置。
  8. 前記付加情報ファイルは、IPTC(International Press Telecommunications Council)が規格化しているNewsML-G2形式であることを特徴とする請求項1乃至7の記録装置。
  9. 前記識別情報は、NewsML-G2の規格のバージョンに関する情報である、ことを特徴とする請求項8に記載の記録装置。
  10. 前記識別情報は、NewsML-G2の規格のバージョンとは異なるバージョン情報であって、前記付加情報ファイルの運用または活用方法に対応するバージョン情報であることを特徴とする請求項8に記載の記録装置。
  11. 前記識別情報は、使用される地域を示す仕向け先情報であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の記録装置。
  12. 請求項1乃至11のいずれか1項に記載の記録装置と通信する通信手段を備えた電子機器であって、
    前記付加情報ファイルとは異なるファイルに記録された、当該動画ファイルの付加情報が記録された付加情報ファイルのデータ構造を識別するための識別情報を、前記通信手段によって前記記録装置から取得することにより、前記付加情報ファイルを前記記録装置から取得せずに、前記付加情報ファイルの前記識別情報を取得する第2の制御手段、
    を有することを特徴とする電子機器。
  13. 前記第2の制御手段は、
    前記動画ファイルに含まれるサムネイル画像と、前記異なるファイルに記録された前記識別情報とを前記通信手段により取得し、取得したサムネイル画像を表示部に表示するように制御し、
    前記識別情報に基づいて、前記動画ファイルに対応する前記付加情報ファイルが存在することを示す表示アイテムを前記サムネイル画像と共に表示するように制御する、
    ことを特徴とする請求項12に記載の電子機器。
  14. 前記第2の制御手段は、前記取得した識別情報が、当該電子機器で対応可能な識別情報である場合と、対応可能でない識別情報である場合とで、異なる表示アイテムを表示するように制御することを特徴とする請求項13に記載の電子機器。
  15. 前記第2の制御手段は、前記取得した識別情報が、当該電子機器で対応可能な識別情報でない場合は、ソフトウェアのアップデートを促す表示を前記表示部に表示するように制御する、ことを特徴とする請求項12乃至14のいずれか1項に記載の電子機器。
  16. 前記第2の制御手段は、前記異なるファイルに記録された前記付加情報ファイルの種別を示す種別情報を、前記通信手段により前記記録装置から取得し、前記取得した種別情報が特定のファイル種別である場合には、前記識別情報に基づく制御を行い、前記取得した種別情報が特定のファイル種別でない場合には、前記識別情報に基づく制御を行わない、
    ことを特徴とする請求項12乃至15のいずれか1項に記載の電子機器。
  17. 動画ファイルと、前記動画ファイルの付加情報を含む付加情報ファイルとを記録媒体に記録する記録工程を有し、
    前記記録工程では、前記付加情報ファイルのデータ構造を識別するための識別情報を、前記付加情報ファイルとは異なるファイルに記録する、ことを特徴とする記録装置の制御方法。
  18. 動画ファイルと、前記動画ファイルの付加情報を含む付加情報ファイルとを記録する記録装置と通信する通信手段を有する電子機器の制御方法であって、
    前記付加情報ファイルとは異なるファイルに記録された、前記付加情報ファイルのデータ構造を識別するための識別情報を、前記通信手段によって前記記録装置から取得することにより、前記付加情報ファイルを前記記録装置から取得せずに、前記付加情報ファイルの前記識別情報を取得する取得工程と、
    を有することを特徴とする電子機器の制御方法。
  19. コンピュータを、請求項1乃至11のいずれか1項に記載の記録装置の各手段として機能させるためのプログラム。
  20. コンピュータを、請求項12乃至16のいずれか1項に記載の電子機器の各手段として機能させるためのプログラム。
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