JP2023003718A - 膝動作支援装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが歩行する際の上腿リンク又は下腿リンクへの負荷を軽減可能な膝動作支援装置を実現する。【解決手段】本開示の一形態に係る膝動作支援装置(1)は、ユーザ(U)の脚(L)に装着される膝動作支援装置であって、ユーザ(U)の上腿に固定される上腿リンク(11)と、ユーザ(U)の下腿に固定される下腿リンク(12)と、ユーザ(U)の上腿と上腿リンク(11)との間、又はユーザ(U)の下腿と下腿リンク(12)との間に配置される間隔調整部(40)と、を備える。【選択図】図1

Description

本開示は、膝動作支援装置に関し、例えば、ユーザの脚に装着される膝動作支援装置に関する。
例えば、片麻痺患者などのユーザが歩行訓練を実施する場合、ユーザの患脚の膝折れを防ぐために、当該患脚に膝動作支援装置が装着される。このような膝動作支援装置は、特許文献1に開示されているように、ユーザの患脚の上腿に固定される上腿リンクと、上腿リンクと膝関節部を介して連結され、患脚の下腿に固定される下腿リンクと、膝関節部を駆動するモータユニットと、を備えており、モータユニットの駆動力によってユーザの患脚の膝折れを防ぐための抵抗力を発生させる構成とされている。
特開2018-114175号公報
本出願人は、以下の課題を見出した。ユーザの患脚には個体差があり、例えば、膝下がO脚であったり、上腿が太かったり、するが、一般的な膝動作支援装置は、ユーザの患脚の個体差に対応することができる構成とされていない。
そのため、ユーザの患脚の膝関節軸と、膝動作支援装置の上腿リンクと下腿リンクとの回転軸と、を略平行に配置することができず、ユーザが歩行する際に膝動作支援装置の上腿リンク又は下腿リンクに大きな負荷が生じる場合がある。
本開示は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、ユーザが歩行する際の上腿リンク又は下腿リンクへの負荷を軽減可能な膝動作支援装置を実現する。
本開示の一態様に係る膝動作支援装置は、ユーザの脚に装着される膝動作支援装置であって、
前記ユーザの上腿に固定される上腿リンクと、
前記ユーザの下腿に固定される下腿リンクと、
前記ユーザの上腿と前記上腿リンクとの間、又は前記ユーザの下腿と前記下腿リンクとの間に配置される間隔調整部と、
を備える。
上述の膝動作支援装置は、
前記下腿リンクを前記ユーザの下腿に固定する下腿固定部と、
前記下腿固定部の前記ユーザの下腿への固定高さ位置を調整可能な高さ調整部と、
を備えることが好ましい。
上述の膝動作支援装置において、前記間隔調整部は、ボルトを介して前記下腿固定部と前記下腿リンクとの間に配置される第1のスペーサであることが好ましい。
上述の膝動作支援装置は、前記上腿リンクを前記ユーザの上腿に固定する上腿固定部を備え、
前記間隔調整部は、ボルトを介して前記上腿固定部と前記上腿リンクとの間に配置される第2のスペーサであることが好ましい。
上述の膝動作支援装置は、前記ユーザの膝の上下を支持する支持ベルトを備えることが好ましい。
本開示によれば、ユーザが歩行する際の上腿リンク又は下腿リンクへの負荷を軽減可能な膝動作支援装置を実現することができる。
実施の形態1の膝動作支援装置をユーザの脚に装着した状態を示す図である。 実施の形態1の膝動作支援装置の膝動作支援装置本体をY軸-側から見た図である。 実施の形態1の膝動作支援装置の上腿固定部のカップと上腿リンクとの固定構造を示す断面図である。 実施の形態2の膝動作支援装置を示す図である。
以下、本開示を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。但し、本開示が以下の実施の形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。
<実施の形態1>
先ず、本実施の形態の膝動作支援装置の構成を説明する。図1は、本実施の形態の膝動作支援装置をユーザの脚に装着した状態を示す図である。本実施の形態の膝動作支援装置1は、例えば、図1に示すように、片麻痺患者などのユーザUが歩行訓練を実施する際に患脚Lの膝折れを抑制するために、ユーザUの患脚Lに装着される。
ここで、以下の膝動作支援装置1の構成の説明では、説明を明確にするために、直交座標系(XYZ座標系)を用いて、図1などの状態での膝動作支援装置1の構成を説明する。このとき、X軸+側が膝動作支援装置1の前側であり、X軸-側が膝動作支援装置1の後側である。Y軸+側が膝動作支援装置1の左側であり、Y軸-側が膝動作支援装置1の右側である。Z軸+側が膝動作支援装置1の上側であり、Z軸-側が膝動作支援装置1の下側である。
そして、本実施の形態では、ユーザUの患脚Lが左脚であり、膝動作支援装置1は、膝下がO脚である左脚に装着するために構成されている。但し、膝動作支援装置1は、患脚Lである左脚に装着するための構成とされているが、右脚に装着される場合は、Z軸を対称軸とする線対称の構成とされる。
膝動作支援装置1は、図1に示すように、膝動作支援装置本体10と、上腿固定部20と、下腿固定部30と、間隔調整部40と、高さ調整部50(図2を参照)と、支持ベルト60と、を備えている。
図2は、本実施の形態の膝動作支援装置の膝動作支援装置本体をY軸-側から見た図である。図3は、本実施の形態の膝動作支援装置の上腿固定部のカップと上腿リンクとの固定構造を示す断面図である。
膝動作支援装置本体10は、図2に示すように、上腿リンク11と、下腿リンク12と、抵抗力発生部13と、を備えている。ここで、上腿リンク11と、下腿リンク12と、抵抗力発生部13と、は、ユーザUが直接に接触しないようにカバーなどで覆われているとよい。
上腿リンク11及び下腿リンク12は、例えば、図2に示すように、Z軸方向に長手を有する。上腿リンク11のY軸-側の面には、Z軸方向に間隔を開けてボルト穴11aが形成されている。例えば、上腿リンク11には、2個のボルト穴11aを有するボルト穴組11bが形成されている。
下腿リンク12のY軸-側の面にも、Z軸方向に間隔を開けてボルト穴12aが形成されている。ここで、詳細な機能は後述するが、下腿リンク12には、2個のボルト穴12aを一組とする複数組のボルト穴組12bが形成されているとよい。
これらの上腿リンク11のZ軸-側の端部と下腿リンク12のZ軸+側の端部とは、Y軸方向に延在する関節軸14を介して相対的に回転可能に連結されている。
抵抗力発生部13は、例えば、ユーザUの患脚Lが遊脚状態から支持脚状態に移行した際に当該患脚Lの膝折れを抑制するために抵抗力を発生し、上腿リンク11と下腿リンク12との相対的な回転を制限する。
但し、膝動作支援装置本体10は、一般的な膝動作支援装置本体を用いることができ、例えば、モータを用いて抵抗力を発生させたり、ダンパーを用いて抵抗力を発生させたり、する構成を採用することができる。
上腿固定部20は、図1に示すように、上腿リンク11をユーザUの患脚Lの上腿に固定する。上腿固定部20は、例えば、カップ21と、カフ22と、を備えている。カップ21は、略半割円筒形状であり、X軸+側が開放されている。つまり、カップ21は、カップ21をZ軸方向から見て、略U字形状である。
カップ21のY軸+側の部分には、図3に示すように、カップ21をY軸方向に貫通する貫通孔21aがZ軸方向に間隔を開けて形成されており、当該貫通孔21aに通されたボルト2を上腿リンク11のボルト穴11aにねじ込むことで、カップ21が上腿リンク11に固定されている。
このとき、カップ21の貫通孔21aには、カラー3を介してボルト2が通されているとよい。また、カップ21の貫通孔21aの周辺には、ボルト2のボルト頭を収容するためのザグリ部が形成されているとよい。
カフ22は、例えば、ベルトであり、カップ21の内周面に固定されている。そして、カフ22の一方の端部周辺には、面ファスナーのフック又はループの一方が設けられ、カフ22の他方の端部周辺には、面ファスナーのフック又はループの他方が設けられている。
下腿固定部30は、図1に示すように、下腿リンク12をユーザUの患脚Lの下腿に固定する。下腿固定部30は、例えば、カップ31と、カフ32と、を備えている。カップ31は、略半割円筒形状であり、X軸+側が開放されている。つまり、カップ31も、カップ31をZ軸方向から見て、略U字形状である。
カップ31のY軸+側の部分には、カップ31をY軸方向に貫通する貫通孔がZ軸方向に間隔を開けて形成されており、当該貫通孔に通されたボルトを下腿リンク12のボルト穴12aにねじ込むことで、カップ31が下腿リンク12に固定されている。
このとき、カップ31の貫通孔には、カラーを介してボルトが通されているとよい。また、カップ31の貫通孔の周辺には、ボルトのボルト頭を収容するためのザグリ部が形成されているとよい。
カフ32は、例えば、ベルトであり、カップ31の内周面に固定されている。そして、カフ32の一方の端部周辺には、面ファスナーのフック又はループの一方が設けられ、カフ32の他方の端部周辺には、面ファスナーのフック又はループの他方が設けられている。
間隔調整部40は、上腿リンク11と下腿リンク12との回転軸(即ち、関節軸14の中心を通る中心軸)AX1と、ユーザUの患脚Lの関節軸AX2と、を略平行に配置(即ち、上腿リンク11と下腿リンク12との回転軸AX1と、ユーザUの患脚Lの関節軸AX2と、の延在方向が一致し、且つ、当該延在方向と直交する方向から見て、上腿リンク11と下腿リンク12との回転軸AX1と、ユーザUの患脚Lの関節軸AX2と、を略平行に配置)するために、例えば、図1に示すように、ユーザUの患脚Lの上腿と上腿リンク11との間に配置される。
詳細には、間隔調整部40は、スペーサであるとよい。つまり、間隔調整部40は、図3に示すように、Y軸方向に所定の厚さを有する板体であり、Y軸方向に貫通する貫通孔40aを備えている。
間隔調整部40は、上腿固定部20のカップ21と上腿リンク11との間に配置された状態で、間隔調整部40の貫通孔40aにボルト2が通されることによって、上腿固定部20のカップ21と上腿リンク11とで挟み込まれている。
高さ調整部50は、図2に示すように、下腿リンク12に形成された複数組のボルト穴組12bで構成されている。これにより、詳細な機能は後述するが、所望のボルト穴組12bを成すボルト穴12aに下腿固定部30のカップ31を固定することによって、下腿固定部30の下腿リンク12へのZ軸方向の固定高さ位置を調整することができる。
支持ベルト60は、図1に示すように、ユーザUの患脚Lの膝のZ軸+側及びZ軸-側を支持する。支持ベルト60は、第1のベルト61と、第2のベルト62と、を備えている。第1のベルト61は、例えば、弾性部材で構成されているとよい。
第1のベルト61の一方の端部は、上腿固定部20のカップ21の外周部におけるY軸-側の部分に固定されている。そして、第1のベルト61の他方の端部周辺には、面ファスナーのフック又はループの一方が設けられている。
第1のベルト61は、例えば、図1に示すように、上腿リンク11のY軸-側の面における関節軸14近傍に固定された第1のリング4に通された状態で折り返されて、第1のベルト61の他方の端部周辺に設けられた面ファスナーのフック又はループの一方が当該第1のベルト61の一方の端部周辺に設けられた面ファスナーのフック又はループの他方に接合されることで、上腿固定部20のカップ21のX軸+側の部分でY軸-側に向かうに従ってZ軸+側に向かうように斜めに配置される。
第2のベルト62も、例えば、弾性部材で構成されているとよい。第2のベルト62の一方の端部は、下腿固定部30のカップ31の外周部におけるY軸-側の部分に固定されている。そして、第2のベルト62の他方の端部周辺には、面ファスナーのフック又はループの一方が設けられている。
第2のベルト62は、例えば、図1に示すように、上腿リンク11のY軸-側の面における関節軸14近傍に固定された第2のリング5に通された状態で折り返されて、第2のベルト62の他方の端部周辺に設けられた面ファスナーのフック又はループの一方が当該第2のベルト62の一方の端部周辺に設けられた面ファスナーのフック又はループの他方に接合されることで、下腿固定部30のカップ31のX軸+側の部分でY軸-側に向かうに従ってZ軸-側に向かうように斜めに配置される。
次に、本実施の形態の膝動作支援装置1をユーザUの患脚Lに装着する流れを説明する。先ず、ユーザUの患脚Lの形状に応じて、例えば、ユーザUの歩行訓練を補助する補助者が間隔調整部40の枚数を調整したり、高さ調整部50によって下腿固定部30のカップ31の下腿リンク12への固定高さ位置を調整したり、する。
詳細には、膝動作支援装置1を患脚Lに装着した際に、上腿リンク11と下腿リンク12との回転軸AX1と、患脚Lの関節軸AX2と、が略平行に配置されるように、患脚Lの膝下のO脚具合や上腿と下腿との太さの違いなどに基づいて、補助者が、上腿リンク11と上腿固定部20のカップ21との間に所望の枚数の間隔調整部40を配置し、上腿固定部20のカップ21の貫通孔21a及び間隔調整部40の貫通孔40aにボルト2を通して上腿リンク11のボルト穴11aにねじ込む。これにより、間隔調整部40を介して上腿固定部20を上腿リンク11に固定することができる。
そして、膝動作支援装置1を患脚Lに装着した際に、下腿固定部30が患脚Lの腓骨頭B1に接触しないように、患脚Lの腓骨頭B1の位置に基づいて、補助者が、複数組のボルト穴組12bのうち、所望のボルト穴組12bを選択し、下腿固定部30のカップ31の貫通孔にボルトを通して下腿リンク12における選択したボルト穴組12bを成すボルト穴12aにねじ込む。これにより、下腿固定部30を下腿リンク12の所望の固定高さ位置に固定することができる。
次に、上腿固定部20のカップ21にユーザUの患脚Lの上腿を通すと共に、下腿固定部30のカップ31に患脚Lの下腿を通す。そして、上腿固定部20のカフ22を患脚Lの上腿に巻き付けて面ファスナーを接合すると共に、下腿固定部30のカフ32を患脚Lの下腿に巻き付けて面ファスナーを接合する。これにより、上腿固定部20を患脚Lの上腿に固定することができると共に、下腿固定部30を患脚Lの下腿に固定することができる。
このとき、図1に示すように、上腿リンク11と下腿リンク12との回転軸AX1と、ユーザUの患脚Lの関節軸AX2と、は略同一直線上に配置されるとよい。これにより、ユーザUが歩行訓練を実施した際の違和感を軽減することができ、患脚Lの負担を低減することができる。
次に、第1のベルト61を第1のリング4に通して折り返し、面ファフナーを接合する。これにより、第1のベルト61が患脚Lの膝上を斜めに横断するように配置され、第1のベルト61によって患脚Lの膝上をX軸-側に押し込むことができる。
また、第2のベルト62を第2のリング5に通して折り返し、面ファスナーを接合する。これにより、第2のベルト62が患脚Lの膝下を斜めに横断するように配置され、第2のベルト62によって患脚Lの膝下をX軸-側に押し込むことができる。
上述のように膝動作支援装置1を患脚Lに装着すると、膝動作支援装置1は、上腿固定部20によって患脚Lの上腿と、下腿固定部30によって患脚Lの下腿と、支持ベルト60によって患脚Lの膝と、を3点支持することができる。これにより、膝動作支援装置1を患脚Lに確実に装着することができる。
このとき、上述のように、上腿リンク11と上腿固定部20との間に間隔調整部40が配置されているので、膝動作支援装置1を患脚Lに装着した状態で、上腿リンク11と下腿リンク12との回転軸AX1と、患脚Lの関節軸AX2と、を略平行に配置することができる。
これにより、ユーザUが歩行訓練を実施した際に、上腿リンク11や下腿リンク12に作用するねじれを低減することができ、上腿リンク11や下腿リンク12の負荷を低減することができる。そのため、一般的な膝動作支援装置に比べて、上腿リンク11や下腿リンク12などを剛強に構成する必要がなく、膝動作支援装置1の軽量化及び小型化を実現することができる。
しかも、高さ調整部50によって下腿固定部30の下腿リンク12への固定高さ位置が調整されているので、膝動作支援装置1を患脚Lに装着した状態で、下腿固定部30の患脚Lの腓骨頭B1への接触を抑制することができる。これにより、ユーザUが歩行訓練を実施した際に、患脚Lの褥瘡を抑制すると共に、患脚Lへの負荷を低減することができる。
このように本実施の形態の膝動作支援装置1は、間隔調整部40を備えているので、膝動作支援装置1を患脚Lに装着した状態で、上腿リンク11と下腿リンク12との回転軸AX1と、患脚Lの関節軸AX2と、を略平行に配置することができる。
これにより、ユーザUが歩行訓練を実施した際に、上腿リンク11や下腿リンク12に作用するねじれを低減することができ、上腿リンク11や下腿リンク12の負荷を低減することができる。そのため、一般的な膝動作支援装置に比べて、上腿リンク11や下腿リンク12などを剛強に構成する必要がなく、膝動作支援装置1の軽量化及び小型化を実現することができる。
しかも、高さ調整部50によって下腿固定部30の下腿リンク12への固定高さ位置を調整することができ、膝動作支援装置1を患脚Lに装着した状態で、下腿固定部30の患脚Lの腓骨頭B1への接触を抑制することができる。これにより、ユーザUが歩行訓練を実施した際に、患脚Lの褥瘡を抑制すると共に、患脚Lへの負荷を低減することができる。
また、本実施の形態の膝動作支援装置1は、上述のようにユーザUの患脚Lの形状に応じて、上腿リンク11と上腿固定部20との間隔を調整したり、下腿固定部30の下腿リンク12への固定高さ位置を調整したり、することができるので、汎用性に優れている。
さらに、間隔調整部40をスペーサで構成し、ボルトを介して間隔調整部40を上腿リンク11と上腿固定部20との間に配置する場合、簡単に間隔調整部40の枚数を変更することができる。
<実施の形態2>
図4は、本実施の形態の膝動作支援装置を示す図である。本実施の形態の膝動作支援装置201も、実施の形態1の膝動作支援装置1と略等しい構成とされているが、下腿リンク12と下腿固定部30との間に間隔調整部40が配置されている。これにより、本実施の形態の膝動作支援装置201は、例えば、上腿が太い患脚に装着するために構成することができる。
本開示は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
例えば、上記実施の形態の膝動作支援装置は、上腿リンク11と上腿固定部20との間、又は下腿リンク12と下腿固定部30との間のいずれかに間隔調整部40を配置しているが、両方の間に配置されていてもよい。
例えば、上記実施の形態の間隔調整部40は、スペーサで構成しているが、上腿リンク11と患脚の上腿との間、又は下腿リンク12と患脚の下腿の間の間隔を調整可能な部材で構成されていればよく、例えば、ウレタンフォームなどで構成してもよい。
例えば、上記実施の形態の上腿固定部20は、カップ21とカフ22とを備えているが、上腿リンク11を患脚の上腿に固定することができる構成であればよい。同様に、下腿固定部30も、カップ31とカフ32とを備えているが、下腿リンク12を患脚の下腿に固定することができる構成であればよい。
例えば、上記実施の形態の膝動作支援装置は、支持ベルト60を備えているが、省略してもよい。
例えば、上記実施の形態の高さ調整部50は、複数組のボルト穴組12bで構成したが、スライドレールなどで構成してもよく、要するに、下腿固定部30の下腿リンク12へのZ軸方向の固定高さ位置を調整可能な構成であればよい。
1 膝動作支援装置
2 ボルト
3 カラー
4 第1のリング
5 第2のリング
10 膝動作支援装置本体
11 上腿リンク、11a ボルト穴、11b ボルト穴組
12 下腿リンク、12a ボルト穴、12b ボルト穴組
13 抵抗力発生部
14 関節軸
20 上腿固定部、21 カップ、21a 貫通孔、22 カフ
30 下腿固定部、31 カップ、32 カフ
40 間隔調整部、40a 貫通孔
50 高さ調整部
60 支持ベルト、61 第1のベルト、62 第2のベルト
201 膝動作支援装置
AX1 関節軸の中心を通る中心軸
AX2 ユーザの患脚の関節軸
B1 腓骨頭
L 患脚
U ユーザ

Claims (5)

  1. ユーザの脚に装着される膝動作支援装置であって、
    前記ユーザの上腿に固定される上腿リンクと、
    前記ユーザの下腿に固定される下腿リンクと、
    前記ユーザの上腿と前記上腿リンクとの間、又は前記ユーザの下腿と前記下腿リンクとの間に配置される間隔調整部と、
    を備える、膝動作支援装置。
  2. 前記下腿リンクを前記ユーザの下腿に固定する下腿固定部と、
    前記下腿固定部の前記ユーザの下腿への固定高さ位置を調整可能な高さ調整部と、
    を備える、請求項1に記載の膝動作支援装置。
  3. 前記間隔調整部は、ボルトを介して前記下腿固定部と前記下腿リンクとの間に配置される第1のスペーサである、請求項2に記載の膝動作支援装置。
  4. 前記上腿リンクを前記ユーザの上腿に固定する上腿固定部を備え、
    前記間隔調整部は、ボルトを介して前記上腿固定部と前記上腿リンクとの間に配置される第2のスペーサである、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の膝動作支援装置。
  5. 前記ユーザの膝の上下を支持する支持ベルトを備える、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の膝動作支援装置。
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