JP2022543964A - 通信のための方法、端末デバイス、ネットワークデバイス、及びコンピュータプログラム - Google Patents

通信のための方法、端末デバイス、ネットワークデバイス、及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

本開示の実施形態は、アップリンク制御情報(UCI)送信のための方法、デバイス、及びコンピュータ可読記憶媒体に関する。例示的実施形態において、通信方法は、端末デバイスにおいて、第1コードブックの第1部分と第2コードブックの第2部分とを決定することと、第1部分及び第2部分に基づきビット列を決定することと、ビット列を含むアップリンク制御情報をネットワークデバイスに送信することと、を備える。第1部分及び第2部分は、空間領域(SD)ベースと周波数領域(FD)ベースの複数のペアについてのゲインの有無を示す。第1コードブック及び第2コードブックは、端末デバイスとネットワークデバイスとの間の異なるトランスミッション層で用いられる。ビット列の各ビットは、SDベースとFDベースの複数のペアのうちの、1つのSDベース・FDベースペアに対応している。【選択図】図9

Description

本開示の実施形態は、全体として通信分野に関し、特に、アップリンク制御情報(UCI:Uplink Control Information)送信のための方法、デバイス、及びコンピュータ可読媒体に関する。
各種通信規格では、自治体、国家、地域、グローバルレベルでさまざまな無線デバイスを通信可能にする共通プロトコルを提供するために、いくつかの通信技術が開発されている。新たな通信規格の例として新無線(NR:New Radio)、例えば5G無線アクセスが挙げられる。NRは第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP:Third Generation Partnership Project)が公表したロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)モバイル規格の拡張セットである。この規格は、スペクトル効率の向上、コスト削減、サービス向上、新しいスペクトルの利用、ダウンリンク(DL)とアップリンク(UL)でのサイクリックプレフィックス(CP:cyclic prefix)付きOFDMAの使用により、また、ビームフォーミング、MIMO(Multiple Input Multiple Output)アンテナ技術及びキャリアアグリゲーションをサポートすることにより、他のオープン規格と統合することで、モバイルブロードバンドインターネットアクセスをより良くサポートするように設計されている。
通信システムにおいて、受信を行う端末デバイスでは通常、端末デバイスとネットワークデバイスとの間の通信チャネルのチャネル状態情報(CSI:Channel State Information)を推定し、ネットワークデバイスにそれをフィードバックすることで、ネットワークデバイスが、CSIに示された現在のチャネル条件に基づき送信を制御できるようにしている。NR技術によれば、UCIにおいて、ワイドバンド・サブバンド及び異なるビーム(MIMOシステムにおける)のチャネル特性をレポートすることが提案されているが、これは、CSIを含むUCI送信の大量オーバーヘッドにつながる。
本開示の例示的な実施形態は、概して、UCI送信のための方法、デバイス及びコンピュータ可読媒体を提供する。
第1の態様において、通信のための方法が提供される。当該方法は、端末デバイスにおいて、第1コードブックの第1部分と第2コードブックの第2部分とを決定すること、第1部分及び第2部分に基づきビット列を決定することと、ビット列を含むアップリンク制御情報をネットワークデバイスに送信することと、を備える。第1部分及び第2部分は、空間領域(SD)ベースと周波数領域(FD)ベースの複数のペアについてのゲインの有無を示す。第1コードブック及び第2コードブックは、端末デバイスとネットワークデバイスとの間の異なるトランスミッション層で用いられる。ビット列の各ビットは、SDベースとFDベースの複数のペアのうちの、1つのSDベース・FDベースペアに対応している。
第2の態様において、通信のための方法が提供される。当該方法は、ネットワークデバイスにおいて、ビット列を含むアップリンク制御情報を端末デバイスから受信することと、ビット列に基づいて、第1コードブックの第1部分と第2コードブックの第2部分とを決定することと、を備える。ビット列の各ビットは、空間領域(SD)ベースと周波数領域(FD)ベースの複数のペアのうちの1つのSDベース・FDベースペアに対応している。第1部分及び第2部分は、SDベースとFDベースの複数のペアについてのゲインの有無を示す。第1コードブック及び第2コードブックは、端末デバイスとネットワークデバイスとの間の異なるトランスミッション層で用いられる。
第3の態様において、通信のための方法が提供される。当該方法は、端末デバイスにおいて、周波数領域(FD)ベースの順序セットから、少なくとも1つのトランスミッション層についてのFDベースの中間セットを決定することと、順序セットにおけるFDベースの数と、中間セットにおけるFDベースの数とに基づいて、FDベースの中間セットを示す指示を決定することと、当該指示を含むアップリンク制御情報をネットワークデバイスに送信することと、を備える。当該少なくとも1つのトランスミッション層は、端末デバイスとネットワークデバイスとの間の通信に用いられるように設定されている。FDベースの順序セットにおける最初のFDベースが中間セットに含まれる。
第4の態様において、通信のための方法が提供される。当該方法は、ネットワークデバイスにおいて、端末デバイスによって周波数領域(FD)ベースの順序セットから決定されたFDベースの中間セットを示す指示を含むアップリンク制御情報を端末デバイスから受信することと、指示、順序セットにおけるFDベースの数、及び中間セットにおけるFDベースの数に基づいて、少なくとも1つのトランスミッション層についてのFDベースの中間セットを決定することと、を備える。FDベースの順序セットにおける最初のFDベースが中間セットに含まれる。当該少なくとも1つのトランスミッション層は、端末デバイスとネットワークデバイスとの間の通信に用いられるように設定されている。
第5の態様において、通信のための方法が提供される。当該方法は、端末デバイスにおいて、端末デバイスとネットワークデバイスとの間の通信に用いられるように設定されているビームについての電力閾値を取得することと、ビームの周波数領域における複数の振幅係数に基づいて、電力閾値に対応する電力表示を決定することと、電力表示に基づいて決定される電力が電力閾値を下回るように、複数の振幅係数についての値を決定することと、を備える。
第6の態様では、端末デバイスが提供される。端末デバイスは、プロセッサと、プロセッサに結合され命令が記憶されるメモリとを備える。当該命令は、プロセッサにより実行される場合、端末デバイスに第1の態様にかかる方法を実行させる。
第7の態様では、ネットワークデバイスが提供される。ネットワークデバイスは、プロセッサと、プロセッサに結合され命令が記憶されるメモリとを備える。当該命令は、プロセッサにより実行される場合、ネットワークデバイスに第2の態様にかかる方法を実行させる。
第8の態様では、端末デバイスが提供される。端末デバイスは、プロセッサと、プロセッサに結合され命令が記憶されるメモリとを備える。当該命令は、プロセッサにより実行される場合、端末デバイスに第3の態様にかかる方法を実行させる。
第9の態様では、ネットワークデバイスが提供される。ネットワークデバイスは、プロセッサと、プロセッサに結合され命令が記憶されるメモリとを備える。当該命令は、プロセッサにより実行される場合、ネットワークデバイスに第4の態様にかかる方法を実行させる。
第10の態様では、端末デバイスが提供される。端末デバイスは、プロセッサと、プロセッサに結合され命令が記憶されるメモリとを備える。当該命令は、プロセッサにより実行される場合、端末デバイスに第5の態様にかかる方法を実行させる。
第11の態様では、少なくとも1つのプロセッサ上で実行される場合、当該少なくとも1つのプロセッサに、第1の態様にかかる方法を実行させる命令が記憶されている、コンピュータ可読媒体が提供される。
第12の態様では、少なくとも1つのプロセッサ上で実行される場合、当該少なくとも1つのプロセッサに、第2の態様にかかる方法を実行させる命令が記憶されている、コンピュータ可読媒体が提供される。
第13の態様では、少なくとも1つのプロセッサ上で実行される場合、当該少なくとも1つのプロセッサに、第3の態様にかかる方法を実行させる命令が記憶されている、コンピュータ可読媒体が提供される。
第14の態様では、少なくとも1つのプロセッサ上で実行される場合、当該少なくとも1つのプロセッサに、第4の態様にかかる方法を実行させる命令が記憶されている、コンピュータ可読媒体が提供される。
第15の態様では、少なくとも1つのプロセッサ上で実行される場合、当該少なくとも1つのプロセッサに、第5の態様にかかる方法を実行させる命令が記憶されている、コンピュータ可読媒体が提供される。
本開示のその他の特徴は、以下の説明により容易に理解できるはずである。
以下、図面において本開示のいくつかの実施形態をさらに詳細に説明し、本開示の上述の及びその他の目的、特徴、利点をさらに明らかにする。
本開示のいくつかの態様の実施形態を実施可能な通信環境の模式図である。
本開示のいくつかの実施形態にかかるUCI送信のプロセスの模式図である。
本開示のいくつかの実施形態にかかる行列調整の模式図を示す。
本開示のいくつかの実施形態にかかる技術的効果の模式図を示す。
本開示のいくつかの実施形態にかかる行列調整の模式図を示す。
本開示のいくつかの実施形態にかかるビットマップ生成の模式図を示す。
本開示のいくつかの実施形態にかかるビットマップ生成の模式図を示す。
本開示のいくつかの実施形態にかかるFDベースの中間セットを示すためのプロセスの模式図を示す。
本開示のいくつかの実施形態にかかるFDベース選択の模式図を示す。
本開示のいくつかの実施形態にかかる開始点の模式図を示す。
本開示のいくつかの実施形態にかかる例示的な方法のフローチャートを示す。
本開示のいくつかの実施形態にかかる例示的な方法のフローチャートを示す。
本開示のいくつかの実施形態にかかる例示的な方法のフローチャートを示す。
本開示のいくつかの実施形態にかかる例示的な方法のフローチャートを示す。
本開示のいくつかの実施形態にかかる例示的な方法のフローチャートを示す。
本開示の実施形態を実施するのに適したデバイスの概略ブロック図である。
全ての図において、同一又は類似の図面符号は、同一又は類似の要素を示す。
以下、いくつかの例示的な実施形態を参照して、本開示の原理を説明する。理解すべき点として、これらの実施形態は、単に説明のために記述され、当業者が本開示を理解し実施する際の助けとなるものにすぎず、本開示の範囲に対する何らかの限定を暗示するものではない。本明細書で説明する開示内容は、以下に説明する方法以外に、さまざまな方法で実施可能である。
以下の説明及び請求項において、別に定義がある場合を除き、文中で使用される全ての技術・科学用語は、本開示が属する分野の当業者が通常理解するものと同じ意味を有する。
文中で使用される用語「ネットワークデバイス」又は「基地局」(BS:base station)とは、端末デバイスが通信可能なセル又はカバレッジを、提供又はホスト可能なデバイス(機器、装置)を指す。ネットワークデバイスの例には、ノードB(NodeB又はNB)、進化型(Evolved)ノードB(eノードB又はeNB)、新無線(new radio)アクセスにおけるノードB(gNB)、リモートラジオユニット(RRU:Remote Radio Unit)、無線ヘッド(RH:radio head)、リモート無線ヘッド(RRH:remote radio head)、フェムトノード・ピコノードのような低電力ノード等が含まれるが、これらに限定されない。議論を目的として、以下の文では、ネットワークデバイスの例としてgNBを参照しつついくつかの実施形態を説明する。
文中で使用される用語「端末デバイス(terminal device)」は、無線又は有線での通信能力を有する全てのデバイス(機器、装置)を指す。端末デバイスの例として、ユーザ端末(UE:user equipment)、パーソナルコンピュータ、デスクトップコンピュータ、移動電話(モバイルフォン)、携帯電話(セルラーフォン)、スマートフォン、携帯情報端末(PDA:personal digital assistant)、携帯(ポータブル)コンピュータ、デジタルカメラのような画像取込デバイス、ゲーム機器、音楽保存再生装置、又は無線若しくは有線によるインターネットへのアクセス・閲覧をサポートするインターネットデバイス等が含まれるが、これらに限定されない。
文中で使用される場合、文中で他に明記していない限り、単数形式である「1」、「1つ」及び「当該(前記)」は、複数形式を含むことを意味する。用語「含む」及びその変形は、「…を含むが、これらに限定されない」という意味の、開放式の(オープンな)用語であると解釈されるべきである。用語「…に基づいて」は、「少なくとも部分的に基づく」と解釈されるべきである。用語「1つの実施形態」及び「実施形態」は、「少なくとも1つの実施形態」と解釈されるべきである。用語「別の実施形態」は、「少なくとも1つの別の実施形態」と解釈されるべきである。用語「第1」、「第2」等は、異なるか又は同一の対象を指すことができる。以下の説明では、その他の定義も、明確及び暗黙のものとして含むことができる。
いくつかの例示において、値、プログラム又は装置は、「最適」、「最低」、「最高」、「最小」、「最大」等と称される。理解すべき点として、こうした説明は、使用される複数の機能の代替案から、選択可能であると示すことを意図しており、こうした選択は、他の選択と比べて、より優れていたり、より小さかったり、より高かったり、又は他の方式でより好ましかったりする必要はない。
NRリリース15において、1つのビームを使用する送信に対して定義されるコードブック(codebook)は、Type Iコードブックと称される。端末デバイスは1つのビームについてのCSIを報告する。また、サブバンドパラメータも報告される。利用可能なリソースがCSIを送信するのに十分でない場合、端末デバイスはサブバンドに従っていくつかのCSIを破棄(discard)することができる。例えば、偶数のサブバンドに関するパラメータを最初に破棄することができる。
最近ではNRにおいて、端末デバイスが複数のビーム(例えばLビーム)についてのCSIを報告することが求められており、それに対応するコードブックはType IIコードブックと称されている。当該コードブックは周波数領域の圧縮によって強化される。Type Iコードブックとは異なり、強化されたType IIコードブックに基づくサブバンドのパラメータは存在しない。そのため、CSIレポートに用いられるオーバーヘッドの省略や圧縮を含め、強化されたtype IIコードブックのUCI送信を処理する必要がある。
上述の問題及び1つ又は複数の他の潜在的問題を解決するために、本開示の実施形態は、UCI送信のための解決手段を提供する。以下、図1~図13を参照して、本開示の原理及び実施について詳細に説明する。
図1は、本開示を実施可能な例示的な通信ネットワーク100を示す。ネットワーク100は、ネットワークデバイス110と、ネットワークデバイス110からサービスを受ける端末デバイス120とを含む。ネットワークデバイス110のサービスエリアはセル102と称される。理解できるように、ネットワークデバイス及び端末デバイスの数は、説明のためのものにすぎず、何らかの制限を暗示するものではない。ネットワーク100は、本開示の実施に適した任意の数のネットワークデバイス及び端末デバイスを含むことができる。図示されてはいないが、理解すべき点として、セル102内に1つ又は複数の端末デバイスが位置し、ネットワークデバイス110からサービスを受けることができる。
通信ネットワーク100において、ネットワークデバイス110は、データ及び制御情報を端末デバイス120に送信することができ、端末デバイス120も、データ及び制御情報をネットワークデバイス110に送信することができる。ネットワークデバイス110から端末デバイス120へのリンクは、ダウンリンク(DL)又はフォワードリンクと呼ばれ、一方、端末デバイス120からネットワークデバイス110へのリンクは、アップリンク(UL)又はリバースリンクと呼ばれる。
ネットワーク100は通信技術に応じて、符号分割多元接続(CDMA:Code Division Multiple Access)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA:Time Division Multiple Address)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA:Frequency Division Multiple Access)ネットワーク、直交周波数分割多元接続(OFDMA:Orthogonal Frequency-Division Multiple Access)ネットワーク、Single Carrier-Frequency Division Multiple Access(SC-FDMA)ネットワーク又は任意の他のネットワークであり得る。ネットワーク100に関し論じる通信としては、任意の適切な規格に適合するものを用いることができ、それには新無線アクセス(NR)、ロングタームエボリューション(LTE)、LTE エボリューション、LTE-アドバンスト(LTE-A:LTE-Advanced)、広帯域符号分割多元接続(WCDMA(登録商標):Wideband Code Division Multiple Access)、符号分割多元接続(CDMA)、cdma2000、移動通信用グローバルシステム(GSM:Global System for Mobile Communications)等が含まれ得るが、これらに限定されない。また、現在既知の又は将来開発される任意の世代の通信プロトコルに基づき、通信を実行することができる。通信プロトコルの例として、第1世代(1G)、第2世代(2G)、2.5G、2.75G、第3世代(3G)、第4世代(4G)、4.5G、第5世代(5G)の通信プロトコルが含まれるが、これらに限定されない。本明細書で説明する技術は、上述した無線ネットワーク及び無線技術並びに他の無線ネットワーク及び無線技術において用いることができる。明確性の観点から、以下ではLTEについてこれらの技術のいくつかの側面を説明しており、以下の説明の大部分において、LTEの技術用語が使用されている。
通信中において、端末デバイス120は、端末デバイス120とネットワークデバイス110との間の通信チャネルのCSIを推定し報告するように設定されている。CSIは、端末デバイス120が、ネットワークデバイス110から送信されたダウンリンク参照信号(downlink reference signal)を用いて決定することができる。異なる空間的方向性を持つ複数のビームについての所定の周波数範囲で、ネットワークデバイス110と端末デバイス120との間のチャネル推定を行った後、端末デバイス120は、ネットワークデバイス110に報告すべきCSIを決定することができる。CSIレポートは、UCIの一部としてアップリンクリソースを使用して送信され、例えば、アップリンクデータチャネル(例えば、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH:physical uplink shared channel)に含まれる。
本開示の例示的な実施形態をよりよく理解するために、まず、強化されたtype IIコードブックについて説明する。文中で使用されるトランスミッション層は、簡潔にするためにレイヤとも称することができ、例えば、レイヤ1、レイヤ2、レイヤ3及びレイヤ4と称することができる。レイヤrの空間-周波数行列Wは、以下の式(1)で表すことができる。
Figure 2022543964000002
Rレイヤが端末デバイス120によって指示される場合、式(1)は次のように表すことができる。
Figure 2022543964000003

ここで、Rは、1,・・・,Rmaxに等しくてもよく、またRmaxはネットワークデバイス110によって設定される。W及びW (r)はそれぞれ、空間領域(SD:spatial domain)ベースのセットと周波数領域(FD:frequency domain)ベースのセットから選択されたベースで構成されている。係数行列W (r)("W"はチルダ記号付きのWを表す。以下その他の文字でも同様である。)の次元は2L×Mで、LとMはそれぞれ、選ばれたSDベースとFDベースの数である。
レイヤ共通のWは、次のように表すことができる。
Figure 2022543964000004
SDベース{vl=0 L-1の選択は、どのレイヤrにも共通である。例えば、N×1個の直交する離散フーリエ変換DFT(Discrete Fourier Transform)ベクトル群から、L個のSDベースを選択することができる。また、DFTベクトルのO個の群が存在することができ、オーバーサンプリング係数を用いて全てのO個の群から1つの群を選択することができる。
レイヤの特定のW (r)は、次のように表すことができる。
Figure 2022543964000005
FDベース{fkm (r)m=0 Mr-1の選択は、レイヤrごとに特定される。例えば、M個のFDベースは、N×1個の直交DFTベクトルから選択することができる。インデックスkは、1≦k≦N、i=0,・・・,M-1に適用される。
係数行列W (r)は次のように表すことができる。
Figure 2022543964000006

ここで、E(r)は、SDとFDベースのペアについてのゲインの有無を示し、P (r)={plm (r)l∈[1,・・・,L],m∈[1,・・・,Mr]は、SDベースvとFDベースfkm (r)のペアについてのゲインの振幅を表し、Φ (r)={φlm (r)l∈[1,・・・,L],m∈[1,・・・,Mr]は、SDベースvとFDベースfkm (r)のペアについてのゲインを表す。p (ref) (r)Φ (r)及びp (ref) (r)Φ (r)は2種類の異なる分極を表す。p (ref)及びp (ref)はそれぞれ、2種類の分極のための最強係数指標(SCI:Strongest Coefficient Indicator)の参照振幅であり、ネットワークデバイスに報告することができる。
レイヤrのコードブックの一部として、E(r)は、次元が2L×Mである行列として表すことができ、CSIレポートの2LMのビットマップにより示すことができる。E(r)の各要素は、SDベースvとFDベースfkm (r)のペアに対応している。例えば、値が「1」の要素は、SDベースvとFDベースfkmのペアについてのゲインの存在を示すことができるため、ネットワークデバイス110に報告されるべき振幅係数及び位相係数(これを総称して非ゼロ係数と称することができる)に対応することができる。例えば、値が「0」の要素は、SDベースvとFDベースfkmのペアについてのゲインが存在しないことを示すことができる。
ネットワークデバイスがCSIレポートを受け取った後に異なるレイヤについてのE(r)を再構築できるように、異なるレイヤについてのE(r)をビットマップでどのように報告するかを定義する必要がある。また、いくつかの非ゼロ係数をUCIから破棄する必要がある場合、端末デバイス120は、ビットマップ内の対応するビットの位置に基づいて非ゼロ係数を破棄することができ、ネットワークデバイス110は、どのSDベース・FDベースペア(どの複数のペア)の非ゼロ係数が破棄されたかを知ることができる。
図2は、本開示のいくつかの実施形態にかかるUCI送信のためのプロセス200を示す模式図である。議論を目的として、図1を参照してプロセス200を説明する。端末デバイス120は、第1コードブックの第1部分と第2コードブックの第2部分とを決定する(205)。第1部分及び第2部分は、SDベースとFDベースの複数のペアについてのゲインの有無を示す。第1コードブック及び第2コードブックは、端末デバイス120とネットワークデバイス110との間の異なるトランスミッション層で用いられる。
例えば、チャネル状態の推定後、端末デバイス120は、各レイヤrについて、式(5)に示すE(r)を決定することができる。例えば、レイヤ1のためのE(1)、レイヤ2のためのE(2)、レイヤ3のためのE(3)等を決定することができる。文中で用いられるE(1)は第1部分とも称することができ、E(2)は第2部分とも称することができ、以下同様である。E(r)の要素は、(r,l,f)で表すことができる。ここで、rは対応するレイヤのインデックスを表し、lは要素に対応するSDベースを表し、fは要素に対応するFDベースを表す。
(r)が行列として構成されている場合、lとfはそれぞれ要素の行インデックスと列インデックスに対応する。E(r)の要素は、「0」又は「1」の値を取ることができ、各値が「1」である要素は、対応するSDベースとFDベースのペアについてのゲインに対応することができる。すなわち、ネットワークデバイス110に報告されることが期待される振幅係数及び位相係数のペアに対応することができる。
その後、端末デバイス120は第1部分及び第2部分に基づきのビット列を決定する(210)。ビット列の各ビットは、SDベースとFDベースの複数のペアのうちの、1つのSDベース・FDベースペアに対応している。例えば、端末デバイス120は、各レイヤrのためのE(r)に基づいて、ビットマップを生成することができる。2レイヤの場合、端末デバイス120は第1部分E(1)及び第2部分E(2)に基づいて、ビット列を生成することができる。
いくつかの例示的な実施形態では、ビット列は、端末デバイス120によって最初に決定された第1部分及び第2部分(場合によってはさらに別の部分)に基づいて直接決定することができる。例えば、端末デバイス120は、第1要素の第1部分と第2要素の第2部分とをインターリーブし、インターリーブされた第1要素及び第2要素に基づいてビット列を生成することができる。
いくつかの例示的な実施形態では、端末デバイス120は、まず、第1部分及び第2部分を調整し、調整された第1部分及び第2部分に基づいてビット列を生成することができる。第1部分が第1行列であり、第2部分が第2行列である場合、端末デバイス120は、行列の調整又は変換を行うことができる。例えば、端末デバイス120はまず、第1行列の列及び第2行列の列を調整し、調整された第1行列と調整された第2行列とに基づいて、ビット列を生成してもよい。
次に、図3A~3C及び図4A~4Bを参照して、ビット列をどのように生成するかの例示を詳細に説明する。ビット列を生成する前に、まず、E(r)を調整することができる。いくつかの実施形態において、列に対してE(r)の調整又は変換を行うことができる。これはFDベースのインデックスに対応させることができる。E(r)の列は複数の方法で調整可能である。
いくつかの例示的な実施形態では、最初の列と元の最後の列との間の列を、E(r)の最後の列にシフトさせることができる。つまり、適度な値を持つFDベースのインデックスは、E(r)の最後の列に配置することができる。例えば、最初の列又は最後の列に対して所定の間隔がある特定の列を、まず、最後の列にシフトさせることができる。すなわち、「0」又は「M-1」以外の特定の値を持つFDベースのインデックスを、E(r)の最後の列に配置することができる。
ここで、模式図300を示す図3Aを参照する。模式図300は、本開示のいくつかの実施形態にかかる行列310の調整を示す。行列310はレイヤrに用いられるE(r)の例示である。図3AはE(r)の調整又は変換の具体例を示すが、何らかの限定を行うものではない。
例えば、列インデックスがceil(M/2)である中間列は、最後の列にシフトさせることができる。そして、中間列に隣接する列をシフトさせることができる。例えば、列インデックスがceil(M/2)+1である列は、後ろから2列目にシフトさせることができる。列インデックスがceil(M/2)-1である列は、後ろから3列目にシフトさせることができ、以下同様である。
図3Aに示す例示では、行列310は5つの列301~305を有する。調整後の行列320では、列303が最後の列を占め、列304が後ろから2番目の列を占め、列302が後ろから3番目の列を占めている。この例示的な実施形態では、最初の列301の位置は変更しなくてよい。
最強係数指標が揃う場合には、中間列の非ゼロ要素に対応する(複数の)振幅係数が、端の列の非ゼロ要素に対応する(複数の)振幅係数よりも小さくなる場合がある。このようにして、非ゼロ係数のペアを破棄する必要がある場合、最小値を有する振幅係数を先に破棄することができる。さらに、以下の説明を参照されたい。
図3Bは模式図350を示す。これは、この例示的な実施形態の技術的効果を示す。最強係数が最初の列と揃う前(図3Bに示すライン345に対応)と、その後(図3Bに示すライン340に対応)で、チャネルについてゲイン(重み)とFDベースのインデックスとの関係を示す。最強係数が最初の列と揃う場合、前の数個のFDベースのインデックスと後の数個のFDベースのインデックスに対応するゲインは大きく、他のFDベースのインデックスに対応するゲインは小さい。適度な値を持つFDベースのインデックスを最後の列にシフトさせることで、対応する小さなゲインを先に破棄することができ、こうすることで、最初の数個と後の数個のFDベースに対応する大きなゲインを調整前に破棄することを避けることができる。
ここで、模式図360を示す図3Cを参照する。模式図360は、本開示の他のいくつかの実施形態にかかる行列310の調整を示す。行列310はレイヤrに用いられるE(r)の例示である。
ビット列を生成する前に、まず、E(r)を調整することができる。いくつかの実施形態において、列インデックスに基づいて、列に対してE(r)の調整を行うことができる。例えば、行列E(r)の列の位置を調整して、調整後の行列で偶数のインデックス2iを持つ列が、奇数のインデックス2i+1を有する列の後に配置されるようにすることができる。ここで、iの値は(M/2)から1までの範囲にある。このようにして、最大の列インデックスを有する列を、最後の列にシフトさせることができる。
図3Cに示す例では、行列310は5つの列301~305を有する。調整後の行列330では、列304が最後の列を占め、列302が後ろから2番目の列を占め、列305が後ろからの3番目の列を占めている。この例示的な実施形態では、最初の列301の位置は変更しなくてよい。
この例示的な実施形態では、非ゼロ係数のペアを破棄する必要がある場合、列304の(複数の)非ゼロ要素に対応する(複数の)振幅係数を最初に破棄し、その後、列302の(複数の)非ゼロ要素に対応する(複数の)振幅係数を破棄することができる。最初の列301の(複数の)非ゼロ要素に対応する振幅係数は、破棄される可能性が最も低い。
(r)の行にも、同様の調整を行うことができる。特定の行列について、E(r)の調整を説明したが、理解すべき点として、E(r)それぞれに対し、同じ調整を行うことができる。図3A及び図3Bを参照して説明した上述の調整は、説明のためのものであり、何ら限定されるものではない。
調整前に(r,l,f)によって表されたE(r)の要素は、調整後に、例えば(r,l,f)によって表すことができる。図3A及び図3Bの例示では、調整は列に対して、つまり周波数領域で行われる。この場合、調整後の要素は、(r,l,f)で表すことができる。
ここで、図4Aと図4Bを参照して、E(r)をどのようにしてビット列に変換するか、例えば、どのようにしてビットマップに変換するかを説明する。図4Aは模式図400を示す。模式図400は、本開示のいくつかの実施形態にかかるビットマップ421の生成を示す。図4Bは模式図450を示す。模式図450は、本開示のいくつかの実施形態にかかるビットマップ422の生成を示す。
(複数の)レイヤのためのE(r)をビット列に変換するために、特に、異なるレイヤのためのE(r)の要素をインターリーブするために、マッピングルールを予め定義することができる。要素(r,l,f)に対し、3つの次元のインデックス、即ちレイヤ、空間領域、周波数領域がある。以下の式(6)~(11)は、使用可能なマッピングルールの例示である。
Figure 2022543964000007

Figure 2022543964000008

Figure 2022543964000009

Figure 2022543964000010

Figure 2022543964000011

Figure 2022543964000012

ここで、pは、要素(r,l,f)に対応するビットの位置を表す。
図4Aに示す例示では、式(8)で定義されたマッピングルールが行列430及び行列431に適用されている。行列はそれぞれ、E(1)とE(2)である。その結果、行列430及び行列431に基づいて生成されたビットマップ421では、要素401~404に対応するビットが第1位置から第4位置までを占め、要素405~405に対応するビットが第5位置から第8位置までを占め、以下同様である。
図4Bに示す例示では、式(6)で定義されたマッピングルールが行列430及び行列431に適用されている。行列はそれぞれ、E(1)とE(2)である。その結果、行列430と行列431に基づいて生成されたビットマップ422では、要素401に対応するビットが第1位置を占め、要素405に対応するビットが第2位置を占め、要素402に対応するビットが第3位置を占め、要素406に対応するビットが第4位置を占め、要素403に対応するビットが第5位置を占め、要素407に対応するビットが第6位置を占め、要素404に対応するビットが第7位置を占め、要素401に対応するビットが第8位置を占め、以下同様である。
理解すべき点として、図4A及び図4Bに示す行列は、E(r)の例示に過ぎず、何ら限定されるものではない。E(r)からビットマップへのマッピングは、任意の適切な数の列と行を持つ任意の数の行列に適用できる。さらに注意すべき点として、式(6)~(11)は、(r,l,f)で表されているが、マッピングルールは、変換後のE(r)にも同じ方法で適用できる。つまり、式(6)~(11)の(r,l,f)は、(r,l,f)に置き換えることができる。
図2に戻ると、端末デバイス120は、ビット列を含むアップリンク制御情報をネットワークデバイス110に送信する(215)。例えば、端末デバイス120は、CSIの一部としてビットマップ421をネットワークデバイス110に送信することができる。
いくつかの例示的な実施形態では、UCIの送信の前に、端末デバイス120は、利用可能なアップリンクリソースを用いた送信に当該UCIが適しているかどうかを判断することができる。端末デバイス120は、利用可能なアップリンクリソースを用いた送信にUCIが適していないと判断した場合、CSIの一部を破棄(discard)又は廃棄(drop)することができる(例えば、CSIよりも優先度の高い他の情報が存在する可能性があるため)。例えば、端末デバイス120が、UCIが利用可能なリソースが、CSIレポートの伝送には不十分であると判断した場合、又は、実際の符号化率が符号化率閾値よりも大きいと判断した場合、端末デバイス120はCSIの少なくとも一部を破棄することができる。この場合、端末デバイス120は、少なくとも1つのSDベース・FDベースペアの振幅係数及び位相係数を破棄しなければならない可能性がある。
位置に基づく破棄を採用してもよい。例えば、端末デバイス120は、ビット列の最後から振幅係数及び位相係数を破棄してもよい。予め定義された値(例えば、「1」)を有する最後のビットに対応する振幅係数及び位相係数を最初に破棄してもよい。
図4Aに示す例示では、ビットマップ421の最後のビット1が行列431の要素410に対応し、ビットマップ421の後ろから2番目のビット1が行列430の要素409に対応している。この例示では、要素410に対応する振幅係数及び位相係数が最初に破棄される。より多くの係数を破棄する必要がある場合、端末デバイス120はさらに、要素409に対応する振幅係数及び位相係数を破棄することができる。このように、利用可能なアップリンクリソースがUCIの残りの部分を送信するのに適するようになるまで、係数を破棄し続けることができる。
図4Bに示す例示では、ビットマップ422の最後のビット1が行列430の要素409に対応し、ビットマップ422の後ろから2番目のビット1が行列431の要素410に対応している。この例示では、要素409に対応する振幅係数及び位相係数が最初に破棄される。より多くの係数を破棄する必要がある場合、端末デバイス120はさらに、要素410に対応する振幅係数及び位相係数を破棄することができる。このように、利用可能なアップリンクリソースがUCIの残りの部分を送信するのに適するようになるまで、係数を破棄し続けることができる。
ここで図2に戻ると、ネットワークデバイス110はUCIを受信すると、受信したビット列に基づいて、第1コードブックの第1部分と第2コードブックの第2部分とを決定する(220)。例えば、ネットワークデバイス110は、ビットマップ421を受信し、ビットマップ421から行列430及び行列431を決定することができる。行列430及び行列431の決定は、CSIレポートに含まれる他のパラメータに基づいてもよい。
各レイヤrのためのE(r)を決定又は再構築するために、端末デバイス120とネットワークデバイス110の両方が同じ調整及びマッピングルールを認識している可能性がある。したがって、ネットワークデバイス110は、図3及び4を参照して上述したプロセスと逆のプロセスで、E(r)を決定又は再構築することができる。ネットワークデバイス110は、ビット列のビットを異なる行列にデインターリーブすることができる。例えば、ネットワークデバイス110は、式(8)に示すマッピングルールを適用して、ビットマップ421のビットをデインターリーブすることができる。
注意すべき点として、上述の破棄ルールをネットワークデバイス110が知っておくことで、ネットワークデバイス110はCSIレポートの受信後にtype II CSIコードブックからコードワードを決定することができる。
CSI送信のオーバーヘッド、ひいてはUCI送信のオーバーヘッドを削減するために、2段階のFDベース選択を実施してCSIを圧縮することができる。このような2段階のFDベース選択では、まずFDベースの中間セットを決定し、次にFDベースの中間セットに基づいて、各レイヤのためのFDベースの選択を示すことができる。したがって、FDベースの中間セットをどのようにネットワークデバイスに示すかを定義する必要がある。以下、これらの実施形態について、図5~図7を参照して説明する。
図5はプロセス500の模式図を図示する。プロセス500は、本開示のいくつかの実施形態にかかるFDベースの中間セットを示すためのものである。端末デバイス120は、FDベースの順序セット(例えば、上述のDFTベクトル)から、少なくとも1つのトランスミッション層についてのFDベースの中間セットを決定する(505)。少なくとも1つのトランスミッション層は、端末デバイス120とネットワークデバイス110との間の通信に用いられる。SCIが係数行列W (r)の最初の列と揃うように、FDベースの順序セットにおける最初のFDベースが中間セットに含まれる。
中間セットにおけるFDベースの数は、本明細書ではN'で表すことができる。FDベースの中間セットが選択されるFDベースの順序セットにおいて、FDベースの数は、Nで表すことができる。このようなFDベースの中間セットは、ウィンドウと考えることができる。レイヤが1つしかない場合は、特定のレイヤによって選択されたFDベースに基づいて中間セットを決定することができる。
いくつかの例示的な実施形態では、端末デバイス120は、FDベースの順序セットから、第1トランスミッション層のためのFDベースの第1順序サブセットと、第2トランスミッション層のためのFDベースの第2順序サブセットとを決定することができる。第1トランスミッション層は、第2トランスミッション層とは異なる。その後、端末デバイス120は、FDベースの第1順序サブセットとFDベースの第2順序サブセットとの和セット(union,和集合)に基づいて、FDベースの中間セットを決定することができる。
図6を参照して、この例示を説明する。図6は模式図600を示す。模式図600は、本開示のいくつかの実施形態にかかるFDベースの選択を示す。これはあくまで説明のためであって、何ら限定されるものではないが、FDベースの選択はビットマップで示される。図6に示す例示では、ビットマップ601~604はそれぞれ、レイヤ1~4のために選択されたFDベースのサブセットを表す。ビットマップ605はFDベースの和セットを表す。FDベースの和セットは、レイヤ1~4の各レイヤのためのFDベースのサブセットの和セットをカバーする。ビットマップ605の場合、開始点はMinitial、サイズはN'であり、この和セットのFDベースは指数mod(Minitial+n,N)によって与えられ、n=0,1,・・・,N'-1である。
中間セットのサイズN'が固定である場合、ウィンドウの開始点Minitialを示す指示をコンパクトにして報告することができる。引き続き図5を参照すると、順序セットにおけるFDベースの数と、中間セットにおけるFDベースの数とに基づいて、端末デバイス120は、FDベースの中間セットを示す指示を決定する(510)。例えば、端末デバイス120は、N及びN'の値に基づいて、Minitialについての指示を決定することができる。
図7を参照して、この例示を説明する。図7は、模式図700を示す。模式図700は、本開示のいくつかの実施形態にかかる開始点を示す。長さ701は数字Nを表し、長さ702はN-N'を表す。FDベースの順序セットにおける最初のFDベースは、中間セットに含まれるべきであり、数N'は固定されているので、当該ウィンドウの開始点Minitialの位置表示710を、領域703内に制限することができる。したがって、開始点は次のように表すことができる。
Figure 2022543964000013

ここで、iの値は0からN'-1の範囲内にある。
iの値は、端末デバイス120が、FDベースの中間セットの指示として決定し、ネットワークデバイス110に報告することができる。引き続き図5を参照すると、端末デバイス120は、Minitialの指示を含むアップリンク制御情報をネットワークデバイス110に送信する(515)。例えば、端末デバイス120は、UCIの部分1における決定されたiをネットワークデバイス110に送信することができる。端末デバイス120はさらに、UCIの部分2で各レイヤのためのFDベースを報告することができる。
この例示的な実施形態では、指示を送信するためのビット幅をceil(log')として決定することができる。中間セットにおけるFDベース数が固定されていない場合のビット幅ceil(log)と比べると、開始点を報告するためのオーバーヘッドは、減少したMinitialとなる。
例えばiの指示を受信すると、ネットワークデバイス110は、当該指示、順序セットにおけるFDベースの数(N)、及び中間セットにおけるFDベースの数(N')に基づいて、少なくとも1つのトランスミッション層についてのFDベースの中間セットを決定する(520)。例えば、ネットワークデバイス110は、式(12)を使用して、ウィンドウの開始点Minitialを決定することができる。
端末デバイス120が例えば式(1)に示すようにコードブックを決定する場合、コードブックサブセット制限(CBSR:codebook subset restriction)を適用して、コードブックに必要なパラメータを決定することができる。例えば、最大電力制約を適用して、係数行列W の振幅係数を決定することができる。特定のレイヤrに対して、係数行列W はさらに次のように表すことができる。
Figure 2022543964000014
式(13)には示されていないが、パラメータMは上述の「M」と等価であってもよい。端末デバイス120は、最大電力制約を適用して、各振幅係数pdiff(l,m)の値を決定することができる。ここでlは0~2Lでありmは0からM-1である。このようにして、特定のSDビームの電力を制約することができる。図8を参照して、この実施形態を説明する。
図8は、本開示のいくつかの実施形態にかかる例示的な方法800のフローチャートを示す。方法800は、図1に示す端末デバイス120において実施することができる。理解すべき点として、方法800は、図示されていない付加的ブロックを含むことができ、且つ/又は、図示されたいくつかのブロックを省略することができ、この点において、本開示の範囲は限定されない。議論しやすいように、図1を参照して方法800を説明する。
ブロック810において、端末デバイス120はビームの電力閾値を取得する。ビームは、端末デバイス120とネットワークデバイス110との間の通信に用いられるように設定されている。最大電力の電力閾値は、例えば上位レイヤによって設定することができる。また、端末デバイス120は、上位レイヤのシグナリングを受信することによって、電力閾値を取得することができる。端末デバイス120は、任意の適切な方法で電力閾値を決定することができる。
いくつかの例示的な実施形態では、電力閾値を、各レイヤrに対して別々に設定することができる。この例示的な実施形態では、電力閾値は、Pmax,r,lと表すことができる。いくつかの例示的な実施形態では、全てのレイヤに対して電力閾値を設定することができる。この例示的な実施形態では、電力閾値は、Pmax,lと表すことができる。
ブロック820において、端末デバイス120は、ビームの周波数領域における複数の振幅係数に基づいて、電力閾値に対応する電力表示(power representation)を決定する。いくつかの例示的な実施形態では、各レイヤに対して別々に電力表示を決定することができる。他のいくつかの実施形態では、各トランスミッション層に対応する振幅係数に基づいて、電力表示を決定してもよい。
ブロック830において、端末デバイス120は、電力表示に基づいて決定される電力が電力閾値を下回るように、複数の振幅係数の値を決定する。各レイヤで最大電力制約を適用した実施形態例では、以下の式(14)及び(15)を満たすことができる。
Figure 2022543964000015

Figure 2022543964000016
式(14)の場合、lは0~L-1であり、式(15)の場合、lはL~2L-1である。端末デバイス120は、各レイヤについて式(14)及び式(15)が満たされるように、振幅係数pdiff(l,m)の値を決定することができる。振幅係数pdiff(l,m)の値は、予め定義された複数の値の中から選択することができる。
最大電力制約が全てのレイヤにわたって適用される例示的な実施形態では、以下の式(16)及び(17)を満たすことができる。
Figure 2022543964000017

Figure 2022543964000018
式(16)の場合、lは0~L-1であり、式(17)の場合、lはL~2L-1である。端末デバイス120は、式(16)及び式(17)の両方が満たされるように、振幅係数pdiff(l,m)の値を決定することができる。振幅係数pdiff(l,m)の値は、予め定義された複数の値の中から選択することができる。
図9は、本開示のいくつかの実施形態にかかる例示的な方法900のフローチャートを示す。方法900は、図1に示す端末デバイス120において実施することができる。理解すべき点として、方法1000は、図示されていない付加的ブロックを含むことができ、且つ/又は、図示されたいくつかのブロックを省略することができ、この点において、本開示の範囲は限定されない。議論しやすいように、図1を参照して方法1000を説明する。
ブロック910において、端末デバイス120は、第1コードブックの第1部分と第2コードブックの第2部分とを決定する。第1部分及び第2部分は、空間領域(SD)ベースと周波数領域(FD)ベースの複数のペアについてのゲインの有無を示す。また、第1コードブック及び第2コードブックは、端末デバイス120とネットワークデバイス110との間の異なるトランスミッション層で用いられる。
ブロック920において、端末デバイス120は、第1部分及び第2部分に基づきビット列を決定する。ビット列の各ビットは、SDベースとFDベースの複数のペアのうちの、1つのSDベース・FDベースペアに対応している。
いくつかの実施形態において、ビット列を決定することは、第1部分の第1要素と第2部分の第2要素とをインターリーブすることと、インターリーブされた第1要素及び第2要素に基づいてビット列を生成することとを備える。
いくつかの実施形態において、第1部分は第1行列であり、第2部分は第2行列であり、ビット列を決定することは、第1行列の列及び第2行列の列を調整することと、調整された第1行列と調整された第2行列とに基づいてビット列を生成することとを備える。
いくつかの実施形態において、第1行列の列を調整することは、第1行列の最初の列と最後の列との間にある第1行列の中間列と、中間列に隣接する別の1列とを決定することと、中間列を第1行列の最後の列にシフトさせることと、シフトした中間列に隣接するように別の1列を配置することとを備える。
いくつかの実施形態において、第1行列の列を調整することは、第1行列から、偶数列インデックスを有する偶数列と奇数列インデックスを有する奇数列とを決定することと、偶数列を奇数列の後に配置することとを備える。
ブロック930において、端末デバイス120は、ビット列を含むアップリンク制御情報をネットワークデバイス110に送信する。
いくつかの実施形態において、方法900はさらに、利用可能なアップリンクリソースを使用する送信にアップリンク制御情報が適しているかどうかを判断することと、利用可能なアップリンクリソースを使用する送信にアップリンク制御情報が適していないと判断したことに応じて、ビット列において、予め定義された値で最後のビットを決定することと、最後のビットに対応するSDベースとFDベースのペアについてのゲインを決定することと、アップリンク制御情報から、SDベースとFDベースのペアについてのゲインの指示を破棄することとを備える。
図10は、本開示のいくつかの実施形態にかかる例示的な方法1000のフローチャートを示す。方法1000は、図1に示すネットワークデバイス110において実施することができる。理解すべき点として、方法1000は、図示されていない付加的ブロックを含むことができ、且つ/又は、図示されたいくつかのブロックを省略することができ、この点において、本開示の範囲は限定されない。議論しやすいように、図1を参照して方法1000を説明する。
ブロック1010において、ネットワークデバイス110は、ビット列を含むアップリンク制御情報を端末デバイス120から受信する。ビット列の各ビットは、空間領域(SD)ベースと周波数領域(FD)ベースの複数のペアのうちの1つの空間領域ベース・周波数領域ベースペアに対応している。
ブロック1020において、ネットワークデバイス110はビット列に基づいて、第1コードブックの第1部分と第2コードブックの第2部分とを決定する。第1部分及び第2部分は、SDベースとFDベースの複数のペアについてのゲインの有無を示す。第1コードブック及び第2コードブックは、端末デバイス120とネットワークデバイス110との間の異なるトランスミッション層で用いられる。
いくつかの実施形態において、第1部分と第2部分とを決定することは、ビット列のビットを、第1部分に対応する第1ビットと第2部分に対応する第2ビットとにデインターリーブすることと、第1ビット及び第2ビットに基づいて第1部分と第2部分とを決定することとを備える。
いくつかの実施形態において、第1部分は第1行列であり、第2部分は第2行列であり、ビット列を決定することは、ビット列に基づいて第1中間行列及び第2中間行列を生成することと、第1中間行列の列と第2中間行列の列とを調整することと、調整された第1中間行列を第1部分として決定し、調整された第2中間行列を第2部分として決定することとを備える。
図11は、本開示のいくつかの実施形態にかかる例示的な方法1100のフローチャートを示す。方法1100は、図1に示す端末デバイス120において実施することができる。理解すべき点として、方法1100は、図示されていない付加的ブロックを含むことができ、且つ/又は、図示されたいくつかのブロックを省略することができ、この点において、本開示の範囲は限定されない。議論しやすいように、図1を参照して方法1100を説明する。
ブロック1110において、端末デバイス120は周波数領域(FD)ベースの順序セットから、少なくとも1つのトランスミッション層についてのFDベースの中間セットを決定する。少なくとも1つのトランスミッション層は、端末デバイス120とネットワークデバイス110との間の通信に用いられるように設定されている。FDベースの順序セットにおける最初のFDベースが中間セットに含まれる。
ブロック1120において、端末デバイス120は、順序セットにおけるFDベースの数と、中間セットにおけるFDベースの数とに基づいて、FDベースの中間セットを示す指示を決定する。
いくつかの実施形態において、FDベースの中間セットを決定することは、FDベースの順序セットから、第1トランスミッション層についてのFDベースの第1順序サブセットと、第1トランスミッション層とは異なる第2トランスミッション層についてのFDベースの第2順序サブセットとを決定することと、FDベースの第1順序サブセットとFDベースの第2順序サブセットとの和セットに基づいて、FDベースの中間セットを決定することとを備える。
ブロック1130において、端末デバイス120は、指示を含むアップリンク制御情報をネットワークデバイス110に送信する。いくつかの実施形態では、指示送信のためのリソースのサイズは、中間セットにおけるFDベースの数に基づいて決定される。
図12は、本開示のいくつかの実施形態にかかる例示的な方法1200のフローチャートを示す。方法1200は、図1に示すネットワークデバイス110において実施することができる。理解すべき点として、方法1200は、図示されていない付加的ブロックを含むことができ、且つ/又は、図示されたいくつかのブロックを省略することができ、この点において、本開示の範囲は限定されない。議論しやすいように、図1を参照して方法1200を説明する。
ブロック1210において、ネットワークデバイス110は、指示を含むアップリンク制御情報を端末デバイス120から受信する。当該指示は、端末デバイス120によって周波数領域(FD)ベースの順序セットから決定されたFDベースの中間セットを示す。FDベースの順序セットにおける最初のFDベースが中間セットに含まれる。
ブロック1220において、ネットワークデバイス110は、当該指示、順序セットにおけるFDベースの数、及び中間セットにおけるFDベースの数に基づいて、少なくとも1つのトランスミッション層についてのFDベースの中間セットを決定する。少なくとも1つのトランスミッション層は、端末デバイス120とネットワークデバイス110との間の通信に用いられるように設定されている。
図13は、本開示の実施形態を実施するのに適したデバイス1300の概略ブロック図である。デバイス1300は、図1に示すネットワークデバイス110又は端末デバイス120のさらなる例示の実施であるとみなすことができる。したがって、デバイス1300は、ネットワークデバイス110若しくは端末デバイス120の少なくとも一部において実現することができ、又はネットワークデバイス110若しくは端末デバイス120の少なくとも一部として実現することができる。
図に示すように、デバイス1300は、プロセッサ1310、プロセッサ1310に結合されるメモリ1320、プロセッサ1310に結合される適切な送信機(TX)及び受信機(RX)1340、並びにTX/RX1340に結合される通信インタフェースを含む。メモリ1310は、プログラム1330の少なくとも一部を記憶する。TX/RX1340は双方向通信に用いられる。TX/RX1340は、通信を促進する少なくとも1つのアンテナを有し、実際には本願で述べたアクセスノードは、複数のアンテナを有することができる。通信インタフェースは、他のネットワークエレメントと通信を行う際に必要な任意のインタフェース、例えば、eNB間の双方向通信用のX2インタフェース、モビリティ管理エンティティ(MME:Mobility Management Entity)/サービングゲートウェイ(S-GW)とeNBとの間の通信用のS1インタフェース、eNBと中継ノード(RN)との間の通信用のUnインタフェース、又はeNBと端末デバイスとの間の通信用のUuインタフェースを表すことができる。
プログラム1330がプログラム命令を含むと仮定すると、当該プログラム命令が、関連するプロセッサ1310により実行された場合、これにより、デバイス1300は、本明細書で図8~図12を参照して説明したように、本開示の実施形態に基づき動作を行うことができるようになる。本明細書の実施形態は、デバイス1300のプロセッサ1310が実行可能なコンピュータソフトウェア、ハードウェア、又はソフトウェア及びハードウェアの組合せにより実現することができる。プロセッサ1310は、本開示の各実施形態を実施するように構成することができる。また、プロセッサ1310及びメモリ1310の組合せは、本開示の各実施形態を実施するのに適した処理手段1350を構成することができる。
メモリ1310は、ローカルの技術ネットワークに適した任意のタイプであってよく、任意の適切なデータ記憶技術により実現することができる。例として、コンピュータが読み取り可能な非一時的記憶媒体、半導体による記憶デバイス、磁気記憶デバイス及びシステム、光学記憶デバイス及びシステム、固定メモリ及び移動可能メモリ等が挙げられるが、これらに限定されない。デバイス1300には1つのメモリ1310しか示されていないが、デバイス1300には複数の物理上異なるメモリモジュールを設置することができる。プロセッサ1310は、ローカルの技術ネットワークに適した任意のタイプであってよく、例として、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:digital signal processor)、及びマルチコアプロセッサ構成に基づくプロセッサのうち、1つ又は複数を含むことができるが、これらに限定されない。デバイス1300は複数のプロセッサ、例えば、マスタープロセッサと同期するクロックに時間的に従属する特定用途向け集積回路チップを有することができる。
通常、本開示の各実施形態は、ハードウェア若しくは専用回路、ソフトウェア、論理又はそれらの任意の組合せにより実施することができる。いくつかの態様はハードウェアによって実施し、他の態様はコントローラ、マイクロプロセッサ又は他のコンピュータデバイスが実行するファームウェア又はソフトウェアによって実施することができる。本開示の実施形態の各態様は、ブロック図、フローチャートとして図示されて説明され、又は他のいくつかの図形表示方法によって図示されて説明されているが、理解すべき点として、本明細書に記載のブロック、装置、システム、技術又は方法は、例えば、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、専用回路若しくは論理、汎用ハードウェア若しくはコントローラ若しくは他のコンピュータデバイス、又はそれらの組合せによって実施することができるが、これらに限定されない。
本開示はさらに、コンピュータが読み取り可能な非一時的記憶媒体に、有形記憶される少なくとも1つのコンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータプログラム製品は、例えばプログラムモジュールに含まれるそれらのコンピュータが実行可能な命令を含む。当該コンピュータが実行可能な命令は、対象の物理プロセッサ又は仮想プロセッサ上のデバイスにおいて実行されて、図2、図5、図8~図12のいずれかを参考に上述したプロセス又は方法を実行することができる。通常、プログラムモジュールは、特定のタスクを実行するか、又は特定の抽象データタイプを実現するルーチン、プログラム、ライブラリ、オブジェクト、クラス、コンポーネント、データ構造等を含む。各実施形態において、プログラムモジュールの機能は、必要に応じて、プログラムモジュール間で組み合わせるか、又は分割することができる。プログラムモジュールのためのマシンが実行可能な命令は、ローカル又は分散型デバイスにおいて実行することができる。分散型デバイスにおいて、プログラムモジュールはローカル及びリモートの記憶媒体に置くことができる。
本開示の方法を実行するためのプログラムコードは、一種類又は複数種類のプログラミング言語の任意の組合せにより記述することができる。これらのプログラムコードは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ又はその他のプログラム可能なデータ処理デバイスのプロセッサ又はコントローラに提供可能であり、これらプログラムコードがプロセッサ又はコントローラによって実行されると、フローチャート及び/又はブロック図に指定された機能/動作が実行される。プログラムコードは全てマシン上で実行するか、部分的にマシン上で実行するか、独立したソフトウェアパッケージとして実行するか、マシン上で部分的に実行するとともにリモートのマシン上で部分的に実行するか、又は全てリモートのマシン若しくはサーバ上で実行することができる。
上述のプログラムコードは、マシン可読媒体上で体現することができ、マシン可読媒体は、命令実行システム、装置若しくはデバイスに使用のために供されるプログラム、又は、それらと結合して使用されるプログラムを、含むか又は記憶することができる任意の有形媒体であり得る。マシン可読媒体は、マシンが読み取り可能な信号媒体又はマシンが読み取り可能な記憶媒体であり得る。マシン可読媒体は、電子、磁気、光学、電磁気、赤外線又は半導体のシステム、装置又はデバイス、又は前述の媒体の任意の適切な組合せを含むことができるが、これらに限定されない。マシン可読記憶媒体のさらに具体的な例には、1つ若しくは複数のケーブルの電気的接続、ポータブル・コンピュータ・ディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、消去・書き込み可能なリードオンリーメモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、携帯型コンパクトディスクリードオンリーメモリ(CD-ROM)、光学的記憶装置、磁気記憶装置、又は前述の媒体の任意の適切な組合せが含まれる。
なお、動作について、特定の順序で説明を行ったが、所望の結果を得るために、こうした動作を、示された特定の順序で実行するか若しくは順に実行するか、又は、図示された全ての動作を実行することが求められる、と理解されるべきではない。いくつかの状況では、複数のタスク及び並行処理が有利である可能性がある。同様に、上述の議論には、いくつかの具体的な実施の詳細が含まれるが、これらは本開示の範囲に対する制限ではなく、特定の実施形態に特定される可能性がある特徴についての説明であると解釈されるべきである。別々の実施形態の文脈において説明したいくつかの特徴は、ある1つの実現形態において組み合わせて実現されてもよい。逆に、1つの実施形態の文脈において説明された各種特徴は、複数の実施形態において単独で、又は任意の適切なサブ的な組合せにより、実現されてもよい。
本開示について、構造的特徴及び/又は方法・動作において特定の言葉で説明したが、添付の特許請求の範囲によって定義される本開示は、必ずしも上述の特定の特徴又は動作に限定されないと理解されるべきである。上述した特定の特徴や動作はむしろ、請求項を実現する例示的な形態として開示されている。

Claims (25)

  1. 端末デバイスにおいて、第1コードブックの第1部分と第2コードブックの第2部分とを決定することと、
    前記第1部分及び前記第2部分に基づきビット列を決定することと、
    前記ビット列を含むアップリンク制御情報をネットワークデバイスに送信することと、
    を備え、
    前記第1部分及び前記第2部分は、空間領域(SD)ベースと周波数領域(FD)ベースとの複数のペアについてのゲインの有無を示し、
    前記第1コードブック及び前記第2コードブックは、前記端末デバイスと前記ネットワークデバイスとの間の異なるトランスミッション層で用いられ、
    前記ビット列の各ビットは、前記SDベースとFDベースとの複数のペアのうちの、1つのSDベース・FDベースペアに対応している、
    通信のための方法。
  2. 利用可能なアップリンクリソースを使用する送信に前記アップリンク制御情報が適しているかどうかを判断することと、
    前記利用可能なアップリンクリソースを使用する送信に前記アップリンク制御情報が適していないと判断したことに応じて、前記ビット列において、予め定義された値で最後のビットを決定することと、
    前記最後のビットに対応するSDベースとFDベースとのペアについてのゲインを決定することと、
    前記アップリンク制御情報から、前記SDベースとFDベースとのペアについての前記ゲインの指示を破棄することと、
    をさらに備える、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記ビット列を決定することは、
    前記第1部分の第1要素と前記第2部分の第2要素とをインターリーブすることと、
    インターリーブされた前記第1要素及び前記第2要素に基づいてビット列を生成することと、
    を備える、
    請求項1に記載の方法。
  4. 前記第1部分は第1行列であり、前記第2部分は第2行列であり、前記ビット列を決定することは、
    前記第1行列の列と前記第2行列の列とを調整することと、
    調整された前記第1行列と調整された前記第2行列とに基づいて、前記ビット列を生成することと、
    を備える、
    請求項1に記載の方法。
  5. 前記第1行列の前記列を調整することは、
    前記第1行列の最初の列と最後の列との間にある前記第1行列の中間列と、前記中間列に隣接する別の1列とを決定することと、
    前記中間列を前記第1行列の前記最後の列にシフトさせることと、
    前記別の1列を、シフトした前記中間列に隣接するように配置することと、
    を備える、
    請求項4に記載の方法。
  6. 前記第1行列の前記列を調整することは、
    前記第1行列から、偶数列インデックスを有する偶数列と奇数列インデックスを有する奇数列とを決定することと、
    前記偶数列を前記奇数列の後に配置することと、
    を備える、
    請求項4に記載の方法。
  7. ネットワークデバイスにおいて、ビット列を含むアップリンク制御情報を端末デバイスから受信することと、
    前記ビット列に基づいて、第1コードブックの第1部分と第2コードブックの第2部分とを決定することと、
    を備え、
    前記ビット列の各ビットは、空間領域(SD)ベースと周波数領域(FD)ベースとの複数のペアのうちの1つのSDベース・FDベースペアに対応し、
    前記第1部分及び前記第2部分は、前記SDベースとFDベースとの複数のペアについてのゲインの有無を示し、
    前記第1コードブック及び前記第2コードブックは、前記端末デバイスと前記ネットワークデバイスとの間の異なるトランスミッション層で用いられる、
    通信のための方法。
  8. 前記第1部分と前記第2部分とを決定することは、
    前記ビット列のビットを、前記第1部分に対応する第1ビットと前記第2部分に対応する第2ビットとにデインターリーブすることと、
    前記第1ビット及び前記第2ビットに基づいて前記第1部分と前記第2部分とを決定することと、
    を備える、
    請求項7に記載の方法。
  9. 前記第1部分は第1行列であり、前記第2部分は第2行列であり、前記ビット列を決定することは、
    前記ビット列に基づいて第1中間行列及び第2中間行列を生成することと、
    前記第1中間行列の列と前記第2中間行列の列とを調整することと、
    調整された前記第1中間行列を前記第1部分として決定し、調整された前記第2中間行列を前記第2部分として決定することと、
    を備える、
    請求項7に記載の方法。
  10. 端末デバイスにおいて、周波数領域(FD)ベースの順序セットから、少なくとも1つのトランスミッション層についてのFDベースの中間セットを決定することと、
    前記順序セットにおけるFDベースの数と、前記中間セットにおけるFDベースの数とに基づいて、FDベースの前記中間セットを示す指示を決定することと、
    前記指示を含むアップリンク制御情報をネットワークデバイスに送信することと、
    を備え、
    前記少なくとも1つのトランスミッション層は、前記端末デバイスと前記ネットワークデバイスとの間の通信に用いられるように設定され、
    FDベースの前記順序セットにおける最初のFDベースが前記中間セットに含まれる、
    通信のための方法。
  11. 前記指示を送信するためのリソースのサイズは、前記中間セットにおけるFDベースの前記数に基づいて決定される、
    請求項10に記載の方法。
  12. FDベースの前記中間セットを決定することは、
    FDベースの前記順序セットから、第1トランスミッション層についてのFDベースの第1順序サブセットと、前記第1トランスミッション層とは異なる第2トランスミッション層についてのFDベースの第2順序サブセットとを決定することと、
    FDベースの前記第1順序サブセットとFDベースの前記第2順序サブセットとの和セットに基づいて、FDベースの前記中間セットを決定することと、
    を備える、
    請求項10に記載の方法。
  13. ネットワークデバイスにおいて、端末デバイスによって周波数領域(FD)ベースの順序セットから決定されたFDベースの中間セットを示す指示を含むアップリンク制御情報を前記端末デバイスから受信することと、
    前記指示、前記順序セットにおけるFDベースの数、及び前記中間セットにおけるFDベースの数に基づいて、少なくとも1つのトランスミッション層についてのFDベースの前記中間セットを決定することと、
    を備え、
    FDベースの前記順序セットにおける最初のFDベースが前記中間セットに含まれ、
    前記少なくとも1つのトランスミッション層は、前記端末デバイスと前記ネットワークデバイスとの間の通信に用いられるように設定されている、
    通信のための方法。
  14. 端末デバイスにおいて、端末デバイスとネットワークデバイスとの間の通信に用いられるように設定されているビームについての電力閾値を取得することと、
    前記ビームの周波数領域における複数の振幅係数に基づいて、前記電力閾値に対応する電力表示を決定することと、
    前記電力表示に基づいて決定される電力が前記電力閾値を下回るように、前記複数の振幅係数についての値を決定することと、
    を備える、
    通信のための方法。
  15. 前記電力閾値は、前記端末デバイスと前記ネットワークデバイスとの間の全てのトランスミッション層に設定され、前記電力表示を決定することは、
    前記トランスミッション層における各トランスミッション層に対応する振幅係数に基づいて、前記電力表示を決定することを備える、
    請求項14に記載の方法。
  16. プロセッサと、
    前記プロセッサに結合され命令が記憶されるメモリと
    を備え、
    前記命令が前記プロセッサにより実行される場合、前記命令により、請求項1~6のいずれか1項に記載の方法を実行する、
    端末デバイス。
  17. プロセッサと、
    前記プロセッサに結合され命令が記憶されるメモリと
    を備え、
    前記命令が前記プロセッサにより実行される場合、前記命令により、請求項7~9のいずれか1項に記載の方法を実行する、
    ネットワークデバイス。
  18. プロセッサと、
    前記プロセッサに結合され命令が記憶されるメモリと
    を備え、
    前記命令が前記プロセッサにより実行される場合、前記命令により、請求項10~12のいずれか1項に記載の方法を実行する、
    端末デバイス。
  19. プロセッサと、
    前記プロセッサに結合され命令が記憶されるメモリと
    を備え、
    前記命令が前記プロセッサにより実行される場合、前記命令により、請求項13に記載の方法を実行する、
    ネットワークデバイス。
  20. プロセッサと、
    前記プロセッサに結合され命令が記憶されるメモリと
    を備え、
    前記命令が前記プロセッサにより実行される場合、前記命令により、請求項14~15のいずれか1項に記載の方法を実行する、
    端末デバイス。
  21. 少なくとも1つのプロセッサ上で実行される場合、前記少なくとも1つのプロセッサに、請求項1~6のいずれか1項に記載の方法を実行させる命令が記憶される、コンピュータ可読媒体。
  22. 少なくとも1つのプロセッサ上で実行される場合、前記少なくとも1つのプロセッサに、請求項7~9のいずれか1項に記載の方法を実行させる命令が記憶される、コンピュータ可読媒体。
  23. 少なくとも1つのプロセッサ上で実行される場合、前記少なくとも1つのプロセッサに、請求項10~12のいずれか1項に記載の方法を実行させる命令が記憶される、コンピュータ可読媒体。
  24. 少なくとも1つのプロセッサ上で実行される場合、前記少なくとも1つのプロセッサに、請求項13に記載の方法を実行させる命令が記憶される、コンピュータ可読媒体。
  25. 少なくとも1つのプロセッサ上で実行される場合、前記少なくとも1つのプロセッサに、請求項14~15のいずれか1項に記載の方法を実行させる命令が記憶される、コンピュータ可読媒体。
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