JP2024016263A - 通信方法 - Google Patents

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Abstract

Figure 2024016263000001
【課題】CSIを送信するためのオーバーヘッドを減少させる方法、機器及びコンピュータ可読媒体を提供する。
【解決手段】方法は、CSIを送信するために、端末機器とネットワーク機器との間の通信のための少なくとも1つの送信層についてのチャネル状態情報のペイロードを決定することと、ペイロードが利用可能な上りリンクリソースの容量を超えると決定したことに応答し、チャネル状態情報の、少なくとも1つの送信層における1つの送信層に特有の指示が少なくとも含まれた一部を廃棄することと、チャネル状態情報の残りの部分をネットワーク機器に送信することと、を含む。
【選択図】図10

Description

本開示の実施例は総体的に通信分野に関して、より具体的に、チャネル状態情報(CSI)を送信するための方法、機器及びコンピュータ可読媒体に関している。
都市、国家、地域、グローバルレベルで、さまざまな無線デバイスを通信可能にする公共プロトコルを提供するために、さまざまな通信規格で通信技術が開発されている。新たな通信規格の1つの例としてNew Radio(NR)、例えば5G無線アクセスが挙げられる。NRは第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)が公表したLong Term Evolution(LTE)モバイル規格の拡張セットである。NRは、下りリンク(DL)及び上りリンク(UL)上でサイクリックプレフィックス(CP)を有するOFDMAを用いて、スペクトル効率の引き上げ、コスト削減、サービス改善、新たなスペクトルの利用、及び他のオープン規格とのより適切な統合により、また、ビームフォーミング、Multiple Input Multiple Output(MIMO)アンテナ技術及びキャリアアグリゲーションをサポートすることで、モバイルブロードバンドによるインタネットアクセスをより適切にサポートするように設計されている。
通信システムにおいて、一般的に、端末機器とネットワーク機器との間の通信チャネルのチャネル状態情報(CSI)は、受信端末機器で推定されるとともに、ネットワーク機器にフィードバックされ、これによって、ネットワーク機器は、CSIにより指示された現在のチャネル条件に基づき、送信を制御できる。NR技術によれば、CSIにおいて、帯域幅、サブバンド及び異なるビーム(MIMOシステムにおける)についてのチャネルプロパティを報告し、この結果、CSIを送信するためのオーバーヘッドが大きい。
本開示の例示的な実施例は、CSIを送信するための方法、機器及びコンピュータ可読媒体を提供している。
第1態様は通信のための方法を提供している。該方法は、端末機器とネットワーク機器との間の通信のための少なくとも1つの送信層についてのチャネル状態情報のペイロードを決定することと、ペイロードが利用可能な上りリンクリソースの容量を超えると決定したことに応答し、チャネル状態情報の、少なくとも1つの送信層における1つの送信層に特有の指示が少なくとも含まれた一部を廃棄することと、チャネル状態情報の残りの部分をネットワーク機器に送信することと、を含む。
第2態様は通信のための方法を提供している。該方法は、端末機器とネットワーク機器との間の通信のための少なくとも1つの送信層についての周波数領域(FD)ベースの順序付きサブセットを決定することであって、FDベースの順序付きサブセットは、FDベースの順序付きセットから選択されることと、FDベースの順序付きサブセットに基づき、シフト操作によって、FDベースの中間セットを決定することと、チャネル状態情報の一部として、ネットワーク機器に、中間セットにおけるFDベースの数を示す数指示を少なくとも送信することと、を含む。
第3態様は通信のための方法を提供している。該方法は、端末機器についての、周波数領域において連続的に分布され、または均一に離間される複数のサブバンドを決定することと、端末機器が複数のサブバンドのチャネル状態を推定できるように、複数のサブバンドについてのサブバンド指示を端末機器に送信することと、を含む。
第4態様は通信のための方法を提供している。該方法は、ネットワーク機器から、周波数領域において連続的に分布され、または均一に離間される複数のサブバンドについてのサブバンド指示を受信することと、サブバンド指示に基づき複数のサブバンドを決定することと、複数のサブバンドにチャネル状態の推定を実行することと、を含む。
第5態様は機器を提供している。該機器はプロセッサと、プロセッシングユニットに結合され、プロセッシングユニットにより実行される場合、該機器に第1態様による方法を実行させる指令が記憶されるメモリと、を含む。
第6態様は機器を提供している。該機器はプロセッサと、プロセッシングユニットに結合され、プロセッシングユニットにより実行される場合、該機器に第2態様による方法を実行させる指令が記憶されるメモリと、を含む。
第7態様は機器を提供している。該機器はプロセッサと、プロセッシングユニットに結合され、プロセッシングユニットにより実行される場合、該機器に第3態様による方法を実行させる指令が記憶されるメモリと、を含む。
第8態様は機器を提供している。該機器はプロセッサと、プロセッシングユニットに結合され、プロセッシングユニットにより実行される場合、該機器に第4態様による方法を実行させる指令が記憶されるメモリと、を含む。
第9態様は、少なくとも1つのプロセッサで実行される場合、該少なくとも1つのプロセッサに、第1態様による方法を実行させる指令が記憶されるコンピュータ可読媒体を提供している。
第10態様は、少なくとも1つのプロセッサで実行される場合、該少なくとも1つのプロセッサに、第2態様による方法を実行させる指令が記憶されるコンピュータ可読媒体を提供している。
第11態様は、少なくとも1つのプロセッサで実行される場合、該少なくとも1つのプロセッサに、第3態様による方法を実行させる指令が記憶されるコンピュータ可読媒体を提供している。
第12態様は、少なくとも1つのプロセッサで実行される場合、該少なくとも1つのプロセッサに、第4態様による方法を実行させる指令が記憶されるコンピュータ可読媒体を提供している。
本開示のその他の特徴は、以下の説明により容易に理解できるはずである。
図面において本開示のいくつかの実施例をさらに詳細に説明することで、本開示の上述の及びその他の目的、特徴及び利点を、さらに明らかにする。
本開示のいくつかの態様による実施例を実現できる通信環境の模式図である。
本開示のいくつかの実施例によるサブバンド指示送信プロセスを図示した模式図である。
本開示のいくつかの実施例による複数のサブバンドを図示した模式図である。
本開示のいくつかの実施例による複数のサブバンドを図示した模式図である。
本開示のいくつかの実施例によるCSI送信のプロセスを図示した模式図である。
本開示のいくつかの実施例によるCSIの廃棄を図示した模式図である。
本開示のいくつかの実施例によるCSIの廃棄を図示した模式図である。
本開示のいくつかの実施例によるCSIの変化を図示した模式図である。
本開示のいくつかの実施例によるCSI圧縮のプロセスを図示した模式図である。
本開示のいくつかの実施例によるFDベースについての選択を図示した模式図である。
本開示のいくつかの実施例によるFDベースについての選択を図示した模式図である。
本開示のいくつかの実施例によるFDベースについての選択を図示した模式図である。
本開示のいくつかの実施例による例示的な方法を図示したフローチャートである。
本開示のいくつかの実施例による例示的な方法を図示したフローチャートである。
本開示のいくつかの実施例による例示的な方法を図示したフローチャートである。
本開示のいくつかの実施例による例示的な方法を図示したフローチャートである。
本開示の実施例を実現するのに適した機器の概略ブロック図。
図中、同一又は類似の参照符号は、同一又は類似の要素を表す。
以下、いくつかの例示的実施例を参照して、本開示の原理を説明する。理解すべき点として、これらの実施例は、本開示の範囲についての何らかの限定を示すものではなく、単に説明を目的として記述され、当業者が本開示を理解し実現する際の助けとなるものである。本明細書で説明する開示内容は、以下に説明する方法以外に、他のさまざまな方法で実現可能である。
以下の説明及び請求項において、別に定義がある場合を除き、文中で使用される全ての技術・科学用語は、本開示が属する分野の当業者が通常理解するものと同じ意味を有する。
例えば、文中で使用される用語「ネットワーク機器」又は「基地局」(BS)とは、端末機器が通信可能なセル又はカバレッジを、提供又は管理可能な機器を指す。ネットワーク機器の例には、ノードB(NodeB又はNB)、進化型NodeB(eNodeB又はeNB)、NR無線アクセスにおけるNodeB(gNB)、リモートラジオユニット(RRU)、無線ヘッド(RH)、リモート無線ヘッド(RRH)、低電力ノード(例えばフェムトノード、ピコノード等)が含まれるが、これらに限定されない。議論を目的として、以下の文では、ネットワーク機器の例としてgNBを参照しつついくつかの実施例を説明する。
文中で使用される用語「端末機器」は、無線又は有線での通信能力を有する全ての機器を指す。端末機器の例として、ユーザ端末(UE)、パーソナルコンピュータ、デスクトップコンピュータ、移動電話、携帯電話、スマートフォン、携帯情報端末(PDA)、携帯コンピュータ、画像取込機器(例えばデジタルカメラ)、ゲーム機器、音楽保存再生装置、又は無線若しくは有線によるインターネットへのアクセス・閲覧等を可能にするインターネット電気機器等が含まれるが、これらに限定されない。
文中で使用される場合、文中で他に明記していない限り、単数形式である「1」、「1つ」及び「該」は、複数形式も含むことを意味する。用語「含む」及びその変形は、「…を含むが、これらに限定されない」という意味の、開放式の用語であると解釈される。用語「…に基づいて」は、「少なくとも部分的に基づく」と解釈される。用語「1つの実施例」及び「実施例」は、「少なくとも1つの実施例」と解釈されるべきである。用語「別の実施例」は、「少なくとも1つの他の実施例」と解釈されるべきである。用語「第1」、「第2」等は、異なるか又は同一の対象を指すことができる。以下の文中では、明示又は暗黙のその他の定義も含むことができる。
いくつかの例示において、値、プロセス又は装置は、「最適」、「最低」、「最高」、「最小」、「最大」等と称される。理解すべき点として、こうした説明は、使用される複数の機能の候補の中から選択可能であると示すことを意図しており、こうした選択は、他の選択と比べて、より優れていたり、より小さかったり、より高かったり、又は他の方式ではより好ましかったりする必要はない。
NRのRelease 15において、1つのビームを利用した送信に用いられるように定義されたコードブックは、I型コードブックと称される。端末機器は1つのビームについてのCSIを報告し、サブバンドパラメータは報告される。利用可能なリソースは、CSIを送信するのに十分ではない場合、端末機器はサブバンドに従って、CSIにおける若干を廃棄できる。例えば、まず、偶数のサブバンドに関するパラメータを廃棄してもよい。
最近、NRにおいて、端末機器は、1つ以上のビーム(例えば、L個のビーム)についてCSIを報告する必要があり、対応するコードブックは、II型コードブックと称され、II型コードブックは周波数領域の圧縮によって強化される。I型コードブックと違って、II型コードブックはサブバンドパラメータを具備していない。そのため、CSI送信のオーバーヘッドについての省略及び圧縮が含まれた、II型コードブックについてのCSI送信を処理する必要がある。
上述CSI送信の省略、圧縮という問題、及びその他の潜在的な問題のうちの1つまたは複数を解决するために、本開示の実施例はCSI送信のための解決案を提供している。以下は、図1~図13を結合して、本開示の原理及び実現を詳しく説明している。
図1は、本開示の実施例を実施可能な例示的な通信ネットワーク100を示す。ネットワーク100は、ネットワーク機器110と、ネットワーク機器110からサービスを受ける端末機器120とを含む。ネットワーク機器110のサービスエリアはセル102と称される。理解すべき点として、ネットワーク機器及び端末機器の数は、何らかの限定を意図するものではなく、説明のためのものにすぎない。ネットワーク100は、本開示の実施例の実現に適した任意の適切な数のネットワーク機器及び端末機器を含むことができる。図示されてはいないが、理解すべき点として、セル102内に1つ又は複数の端末機器が位置し、ネットワーク機器110からサービスを受けることができる。
通信ネットワーク100において、ネットワーク機器110は、データ及び制御情報を端末機器120に送信でき、端末機器120も、データ及び制御情報をネットワーク機器110に送ることができる。ネットワーク機器110から端末機器120へのリンクは下りリンク(DL)又はフォワードリンクと称され、端末機器120からネットワーク機器110へのリンクは上りリンク(UL)又はリバースリンクと称される。
ネットワーク100は通信技術に応じて、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交周波数分割多元接続(OFDMA)ネットワーク、Single Carrier-Frequency Division Multiple Access(SC-FDMA)ネットワーク又は他の任意のネットワークであり得る。ネットワーク100において議論される通信には、任意の適切な規格に適合するものを用いることができる。任意の適切な規格にはNew Radioアクセス(NR)、Long Term Evolution(LTE)、LTE Evolution、LTE-Advanced(LTE-A)、広帯域符号分割多元接続(W-CDMA)、符号分割多元接続(CDMA)、cdma2000、及びGlobal System for Mobile Communications(GSM)等が含まれるが、これらに限定されない。また、現在既知の又は将来開発される任意の世代の通信プロトコルに基づき、通信を実行することができる。通信プロトコルの例として、第1世代(1G)、第2世代(2G)、2.5G、2.75G、第3世代(3G)、第4世代(4G)、4.5G、第5世代(5G)通信プロトコルが含まれるが、これらに限定されない。本明細書で説明する技術は、上述した無線ネットワーク及び無線技術並びに他の無線ネットワーク及び無線技術において用いることができる。明確性の観点から、以下ではLTE技術のいくつかの面について説明を行っており、以下の多くの説明において、LTEの技術用語が使用されている。
通信において、端末機器120は、端末機器120とネットワーク機器110との間の通信チャネルのCSIを推定し及び報告するように配置される。CSIは、端末機器120がネットワーク機器110から送信された下りリンク基準信号を利用して決定される。
図2は、本開示のいくつかの実施例によるサブバンド指示送信のプロセス200を図示した模式図である。ネットワーク機器110 は、205が、端末機器120によるチャネル状態の推定の実行のための複数のサブバンドであると決定する。ネットワーク機器110により決定された複数のサブバンドは、周波数領域において規則的に分布される必要がある。例えば、複数のサブバンドは周波数領域において連続的に分布され、または均一に離間されている。
図3A及び3Bを参照し、図3Aは、本開示のいくつかの実施例による複数のサブバンド301~304を図示した模式図300を示し、図3Bは、本開示のいくつかの実施例による複数のサブバンド311~313を図示した模式図350を示す。図3Aの例示では、ネットワーク機器110により選択された4つのサブバンド301~304は周波数領域において連続的に分布されている。図3Bの例示では、ネットワーク機器110により選択された3つのサブバンド311~313は周波数領域において、ずれ320で、均一に離間されている。
端末機器120が複数のサブバンドのチャネル状態情報を推定できるように、ネットワーク機器110は、210の、複数のサブバンドについてのサブバンド指示を端末機器120に送信する。サブバンド指示は複数のサブバンドの配置に基づき決定されてもよい。
多種の方式で、複数のサブバンドを示してもよい。サブバンド指示は開始サブバンドの指示、及び複数のサブバンドにおけるサブバンドの数の指示を含んでもよい。図3Aの例示について、サブバンド指示はサブバンド301のインデックス、及び複数のサブバンド301~304の数または長さの指示を含んでもよい。候補または付加的に、サブバンド指示は開始サブバンドの指示及び終了サブバンドの指示を含んでもよい。例えば、サブバンド指示はサブバンド301のインデックス、及びサブバンド304のインデックスを含んでもよい。サブバンド301のインデックス及びサブバンド304のインデックスは、複数のインデックスから選択された2つのインデックスである組み合わせインデックス番号によって指示されてもよい。
サブバンド指示は開始サブバンドの指示、複数のサブバンドにおけるサブバンドの数または複数のサブバンドの長さの指示、及び複数のサブバンドにおける隣り合うサブバンドの間のずれの指示を含んでもよい。図3Bの例示について、サブバンド指示はサブバンド311のインデックス、複数のサブバンド311~313におけるサブバンドの数(該例示では、3である)、及びずれ320の指示を含んでもよい。候補または付加的に、サブバンド指示は開始サブバンドの指示、終了サブバンドの指示、及び複数のサブバンドにおける隣り合うサブバンドの間のずれの指示を含んでもよい。例えば、サブバンド指示はサブバンド311のインデックス、サブバンド313のインデックス、及びずれ420の指示を含んでもよい。
サブバンド指示は、複数のサブバンドの、帯域幅での位置の指示を含んでもよい。例えば、サブバンド指示は、隣接位置のみでの、「1」付き、または固定のずれで等距離に離間されるビット列を含んでもよい。
ネットワーク機器110から、複数のサブバンドについてのサブバンド指示を受信した場合、端末機器120はサブバンド指示に基づき215である複数のサブバンドを決定する。そして、端末機器120は複数のサブバンドに220のチャネル状態の推定を実行する。図3Aの例示について、端末機器120はサブバンド301~304についてチャネル状態の推定を実行でき、図3Bの例示について、端末機器120はサブバンド311~313についてチャネル状態の推定を実行できる。
図4は本開示のいくつかの実施例によるCSI送信のプロセス400を示す模式図である。異なる空間方向を有する複数のビームについて、所定の周波数範囲にわたってネットワーク機器110と端末機器120との間のチャネル推定を実行した後、端末機器120は、ネットワーク機器110に報告されるCSIを決定できる。いくつかの実施例において、図2を参照して説明するように、ネットワーク機器110が示したサブバンドについて、チャネル推定を実行してもよい。ところが、図4を参照して説明された実施例はこれに限定されていない。上りリンクリソースを上りリンク制御情報(UCI)の一部として、CSI報告を送信し、例えば、物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)の上りリンクデータチャネルに含まれる。UCIは、CSI報告より高い優先度を具備する他の情報をさらに含んでもよい。この場合、端末機器120は、利用可能な上りリンクリソースの大きさが、CSIをキャリーするのに十分であるかどうかを決定する必要があるかもしれない。例えば、利用可能な上りリンクリソースにおいて、キャリー可能な桁数は、CSI報告の桁数より小さくて、または利用可能な上りリンクリソースで、完全なCSI報告をキャリーするための実際符号化レートは、符号化レートの閾値より大きい可能性がある。そのため、利用可能なリソースで完全なCSI報告を送信できない。
端末機器120は、405が少なくとも1つの送信層についてのCSIのペイロードであると決定する。少なくとも1つの送信層についてのCSIは、ネットワーク機器110と端末機器120との間の通信について報告するように指示される。MIMOシーンにおいて、ネットワーク機器110は、端末機器120が通信のためのCSIの最大送信層数を報告するように配置され、端末機器120はCSI報告において、ランク情報として、実際の送信層数をネットワーク機器110に示す。端末機器120から報告された実際の送信層数は、ネットワーク機器110により配置された最大送信層数の以下であってもよい。簡潔のために、送信層はレイヤと称されてもよく、例えば、レイヤ1、レイヤ2、レイヤ3及びレイヤ4である。
ペイロードが利用可能な上りリンクリソースの容量を超えると決定したことに応答し、端末機器120は410のチャネル状態情報の一部を廃棄する。廃棄された一部は、少なくとも1つの送信層における1つの送信層に特有の指示を少なくとも含む。例えば、端末機器120は、UCIの利用可能なリソースが、CSI報告をキャリーするのに十分ではなく、または実際の符号化レートが符号化レートの閾値より大きいと決定した場合、CSIの少なくとも一部を廃棄できる。
端末機器120は、415のチャネル状態情報の残りの部分をネットワーク機器110送信する。残りの部分のペイロードは、利用可能な上りリンクリソースの容量の以下である。ここで、いくつかの実施例において、残りの部分の実際ペイロードはゼロであってもよく、これから分かるように、ネットワーク機器110にCSIを報告しない。例えば、完全なCSIは廃棄される。端末機器120からCSIを受信した場合、ネットワーク機器110は、例えば、受信されたCSIに基づき、CSIコードブック(例えば、II型CSIコードブック)から、コードワードを決定することで、端末機器120との送信を制御できる。
以下は、CSIの少なくとも一部を如何に廃棄するかについて、詳しく説明している。本開示の例示的な実施例をよりよく理解するために、まず、強化型II型コードブックを説明する。レイヤrの空間周波数行列Wについて、以下の等式(1)で示され
Figure 2024016263000002
(1)
端末機器120によってR個の層を示すと、等式(1)は以下のように表現され、即ち、
Figure 2024016263000003
(2)
そのうち、Rは1、……、Rmaxに等しく、Rmaxはネットワーク機器110によって配置される。WとW (r)とはそれぞれ1組の空間領域(SD)ベース及び1組の周波数領域(FD)ベースから選択されたベースを含む。係数行列
Figure 2024016263000004
の次元数は2L×Mであり、そのうち、LとMとはそれぞれ選択されたSDベースとFDベースとの数である。
層が共有するWは以下のように表現され、即ち、
Figure 2024016263000005
(3)
SDベース
Figure 2024016263000006
についての選択は、任意のレイヤrについても共有する。例えば、L個のSDベースは1組のN×1個の直交離散フーリエ変換(DFT)ベクトルから選択されてもよい。また、O組のDFTベクトルが存在してもよく、オーバーサンプリングファクタを利用して、全てのO組から、1つの組を選択する。
層の決定のW (r)について、以下のように表現され、即ち、
Figure 2024016263000007
(4)
FDベース
Figure 2024016263000008
についての選択は、各レイヤrに決定される。例えば、M個のFDベースは、N×1個の直交DFTベクトルから選択されてもよく、インデックスkは1≦k≦Nに適され、そのうち、i=0,・・・,M-1である。
係数行列
Figure 2024016263000009
について、以下のように表現され、即ち、
Figure 2024016263000010
(5)
そのうち、E(r)はレイヤrの2LMのビットマップを示すとともに、1対のSD・FDベースが利得を有するかどうかを示し、
Figure 2024016263000011
は1対のSDベースνとFDベース
Figure 2024016263000012
との利得の振幅を示し、
Figure 2024016263000013
は、1対のSDベースνとFDベース
Figure 2024016263000014
との利得の位相を示す。
Figure 2024016263000015

Figure 2024016263000016
とは、2つの異なる分極を示す。
Figure 2024016263000017

Figure 2024016263000018
とはそれぞれ2つの分極の最強係数指示子(SCI)の基準振幅であり、ネットワーク機器110に報告されることができる。
表1は、端末機器120により決定されるとともに、ネットワーク機器110に報告される例示的なパラメータまたは指示を示す。ここで、議論のために、表1のパラメータまたは指示、及びUCIは3つの部分に区画され、何の限定もない。CSI報告には、より多くまたはより少ないパラメータまたは指示が含まれてもよく、他の任意の適切な方式でUCIを区画してもよい。例えば、UCIは、部分1及び部分2という2つの部分に区画されてもよい。

表1 CSI報告に含まれる例示的なパラメータ
Figure 2024016263000019
表1の例示において、UCIは部分1、部分2A及び部分2Bという3つの部分に区画されている。UCIの部分1は全体または汎用パラメータを含み、例えば、「RI」は、報告対象である送信層数を示す。パラメータ「NNZC」は、層についての非ゼロ係数の数を示し、例えば、ビットマップE(r)における「1」の数である。UCIの部分1において、全ての報告層についての非ゼロ係数の数は、残りのUCIのペイロードのサイズを決定する。いくつかの実施例において、UCIの部分1はパラメータである「中間セットのサイズ指示N’」をさらに含んでもよく、以下は図7~図9を参照して詳しく説明している。
表1の例示において、UCIの部分2Aは、層共有パラメータまたは指示を含み、例えば、「SDベースサブセット選択指示子」、「SDベースサブセット選択指示子」は、全ての報告層に応用されているSDベース
Figure 2024016263000020
の選択を示す。いくつかの実施例において、UCIの部分2Aはパラメータである「中間FDベースセットの指示」をさらに含んでもよく、以下は図7~図9を参照して詳しく説明している。
以上に説明するように、UCIの部分2Bは
Figure 2024016263000021
及び
Figure 2024016263000022
に関する層決定パラメータまたは指示を含んでいる。
いくつかの実施例において、端末機器120はチャネル状態情報から、少なくとも1つの送信層における少なくとも1つの送信層についての1組の層特有指示を決定するとともに、該組の層特有指示を廃棄できる。多種の方式で、廃棄対象である該組の層特有指示を決定してもよい。
1つの実施例において、端末機器120は、少なくとも1つの送信層における全ての送信層についての層特有指示を廃棄でき、例えば、表1のUCIの部分2Bに含まれた全てのパラメータである。このような実施例において、全ての層特有指示を廃棄した後、利用可能なリソースが相変わらずCSIの残りの部分を送信するのに十分ではないと、端末機器120は層共有指示をさらに廃棄してもよい。例えば、表1のUCIの部分2Aに含まれたパラメータを廃棄してもよい。利用可能なリソースはまだ十分ではないと、UCIの部分1に含まれたパラメータを廃棄してもよい。従って、このような実施例において、CSIの異なる部分は、UCIでの位置に基づき優先される。
CSIの廃棄はさらに詳細化されてもよい。例えば、異なる送信層、異なる送信層組、及び決定指示のうちの少なくとも1つに基づき、CSIの異なる部分を優先させてもよい。1つの実施例において、異なる送信層に基づき、CSIの異なる部分を優先させてもよい。図5Aを参照して、図5Aは、本開示のいくつかの実施例によるCSIの廃棄を図示した模式図500を示す。図5Aの例示において、指示組501~504はそれぞれ、レイヤ1、2、3及び4についての層特有指示を含んでいる。
例えば、これらの指示組の優先度は、指示組501>指示組502>指示組503>指示組504であるように限定される。これによって、指示組504における指示は、最初に廃棄され、次は指示組503であり、このように類推すればよい。等式(2)を参照して分かるように、
Figure 2024016263000023
及び
Figure 2024016263000024
に関するパラメータは最初に廃棄され、次は
Figure 2024016263000025
及び
Figure 2024016263000026
に関するパラメータである。
別の実施例において、異なる送信層組に基づき、CSIの異なる部分を優先させてもよい。図5Bを参照して、図5Bは、本開示のいくつかの実施例によるCSIの廃棄を図示した模式図550を示す。図5Bの例示において、レイヤ1、2、3及び4は、層組Aと層組Bという2つの層組に区画される。指示組511は、層組A(即ち、該例示におけるレイヤ1、2)についての層特有指示を含み、指示組512は、層組B(即ち、該例示におけるレイヤ3、4)についての層特有指示を含む。
例えば、これらの指示組の優先度は、指示組511>指示組512であるように限定されてもよい。これによって、指示組512における指示は最初に廃棄され、次は指示組511である。等式(2)を参照して分かるように、
Figure 2024016263000027

Figure 2024016263000028

Figure 2024016263000029
及び
Figure 2024016263000030
に関するパラメータは、最初に廃棄され、次は、
Figure 2024016263000031

Figure 2024016263000032

Figure 2024016263000033
及び
Figure 2024016263000034
に関するパラメータである。
別の実施例において、異なる指示の優先度をさらに詳細化してもよい。表1を参照して、例えば、パラメータである「LC係数:位相」及び「LC係数:振幅」は最低優先度を具備して、パラメータである「最強係数指示子」は、パラメータである「LC係数:位相」及び「LC係数:振幅」より高い優先度を具備してもよい。パラメータである「RI+NNZC」は最高優先度を具備してもよい。
ここで、優先度に基づきCSIの一部を廃棄するという以上の実施例の各態様を組み合わせてもよい。例えば、レイヤ4についてのパラメータである「LC係数:位相」及び「LC係数:振幅」は最初に廃棄されてもよい。
いくつかの実施例において、UCIの部分1より、UCIの部分2(表1の例示において、部分2A及び部分2Bを含む)で少なく報告された実際のNNZC値(非ゼロ係数の数)を利用して、CSI送信のためのオーバーヘッドを減少させる。議論のために、本開示において、Kは、UCIの部分1において、レイヤrについて報告されたNNZCの値を示し、K’’ は、UCIの部分2において報告対象となる非ゼロLC係数の実際数を示し、即ち、1対のSD・FDベースの利得についての振幅指示・位相指示ペアの数である。
図6を参照して、図6は、本開示のいくつかの実施例によるCSIの変化を図示した模式図600を示す。このような実施例において、指示601を変更してもよく、即ち、各層についてのビットマップE(r)であり、指示602及び603におけるいくつかのエントリを捨てまたは廃棄してもよい。即ち、ビットマップE(r)のいくつかのエントリを、「1」から「0」に変更することで、対応する振幅指示・位相指示ペアは廃棄されるとともに、ネットワーク機器110に報告されず、上りリンクリソースの容量が十分である場合、ネットワーク機器110に報告される。
1つの実施例において、端末機器120は、送信層における各送信層についての少なくとも1つのペアLC係数を廃棄してもよい。例えば、端末機器120は、少なくとも1つの送信層における第1送信層についての、ネットワーク機器110に報告され、利得についての振幅指示・位相指示ペアの数を示す非ゼロ係数の第1数を決定する。例えば、レイヤ1についての非ゼロ係数の第1数は、K’’ として示される。そして、端末機器120は第1送信層について第1複数振幅指示・位相指示ペアから、第1数の振幅指示・位相指示ペアを選択する。例えば、レイヤ1について、端末機器120はK個のLC係数ペアから、K’’ 個のLC係数(位相・振幅)ペアを選択する。
次は、端末機器120は第1数の振幅指示・位相指示ペアに基づき第1送信層についての、第1数の振幅指示・位相指示ペアの位置を示す非ゼロ係数指示を更新する。例えば、端末機器120は、選択されたLC係数ペアに基づき、レイヤ1についてのビットマップ(指示601)を更新する。そして、端末機器120は、第1複数振幅指示・位相指示ペアにおける、第1数の振幅指示・位相指示ペアを除いた少なくとも1つの振幅指示・位相指示ペアを廃棄する。例えば、端末機器120は、レイヤ1についてのK-K’’ 個の他のLC係数ペアを廃棄してもよい。
端末機器120は送信層における各送信層(例えば、レイヤ1、2、3及び4のうちの各々)について上述プロセスを繰り返す。K’’ の値は固定であってもよく、例えば、Kの比率として、K/2がある。候補的に、K’’ の値は高層により指示されてもよい。異なる層について、該比率は同様または異なってもよい。このような実施例において、指示601のサイズ(即ち、各層についてのビットマップ)は不変であるが、各層についてのビットマップにおいて、実際に報告された非ゼロ係数の数を示す「1」の総和は、UCIの部分1におけるNNZCの値より小さい。指示602及び603のサイズを減少させたので、UCIの部分2のペイロードを低減させる。
例えな、UCIの部分1において、レイヤ1について、NNZCの値は6であり、そのうち、L=2、M=4である。廃棄する前に、UCIの部分2において、レイヤ1についてのビットマップは[10010100 10000101]であってもよい。廃棄した後、UCIの部分2において、レイヤ1についてのビットマップは、[10000100 10000100]であってもよく、そのうち、6つではなく、4つの非ゼロ係数のみを報告する。1から0に変更されたビット値は、廃棄された非ゼロ係数に対応している。
このような実施例において、K’’ 個のLC係数ペアは、K個のLC係数ペアの振幅値に基づき決定される。端末機器120は第1複数振幅指示・位相指示ペア(例えば、K個のLC係数ペア)のうちの各ペアについて振幅値を決定し、決定された振幅値に基づき、第1数の振幅指示・位相指示ペア(例えば、K’’ 個のLC係数ペア)を選択する。
例えば、K’’ 個のLC係数ペアは以下の等式に基づき選択され、
Figure 2024016263000035
(6)
そのうち、Hはレイヤrについてのチャネル推定結果であり、Pはスケールファクタである。該等式は、小さい振幅を有する非ゼロ係数に関する指示を選択し廃棄することで、レイヤrにおけるCSIが歪んだMMSEを最小化することに用いられる。
Figure 2024016263000036
は振幅に基づき、各層についてソートされ、第1最大K’’ 個の振幅・位相ペアが報告され、残りの振幅及びその位相が廃棄される。
別の実施例において、端末機器120は、1組の送信層についての少なくとも1つのLC係数ペアを廃棄し、即ち、
Figure 2024016263000037
Figure 2024016263000038
になり、そのうち、該組のS送信層は高層によって配置される。例えば、端末機器120は、該組のS送信層についての非ゼロ係数の第2数(K’’ )を決定でき、そのうち、S={1,・・・,R}である。非ゼロ係数の第2数(K’’ )は、ネットワーク機器110に報告され、利得についての振幅指示・位相指示ペアの数を示す。そして、端末機器120は該組のS送信層について第2複数振幅指示・位相指示ペア(例えば、K個のLC係数ペア)から、第2数の振幅指示・位相指示ペア(例えば、K’’ 個のLC係数ペア)を選択する。いくつかの実施例において、該組のS送信層は全ての送信層を含んでもよい。この場合、K=Kである。
次は、端末機器120は第2数の振幅指示・位相指示ペアに基づき、少なくとも1つの送信層における各送信層についての非ゼロ係数指示を更新し、非ゼロ係数は、相応的な送信層指示について選択された振幅指示・位相指示ペアの位置を示す。例えば、K’’ 個のLC係数ペアを示すために、レイヤrについてのビットマップ(指示601)を相応的に配置してもよい。
そして、端末機器120は、第2複数振幅指示・位相指示ペアにおける、第2数の振幅指示・位相指示ペアを除いた少なくとも1つの振幅指示・位相指示ペアを廃棄する。例えば、端末機器120は、(K-K’’ )個の他のLC係数ペアを廃棄してもよい。
このような実施例において、K’’ 個のLC係数ペアは、該組のS層についてのK個のLC係数ペアの振幅値に基づき決定される。端末機器120は、第2複数振幅指示・位相指示ペア(例えば、K個のLC係数ペア)における各ペアについて振幅値を決定し、決定された振幅値に基づき、第2数の振幅指示・位相指示ペア(例えば、K’’ 個のLC係数ペア)を選択する。
例えば、Sは全ての層(そのうち、K’’ =K’’)を示す場合、以下の等式に基づき、K’’個のLC係数ペアを選択でき、即ち、
Figure 2024016263000039
(7)
該等式は、小さい振幅を具備する非ゼロ係数に関する指示を選択し廃棄することで、全ての層におけるCSIが歪んだMMSEを最小化することに用いられる。
Figure 2024016263000040
は、振幅に基づき、全ての層にわたってソートされ、第1最大K’’個の振幅及びその位相は報告され、残りの振幅及びその位相は廃棄される。
’’ の値は固定であってもよい。例えば、K’’ の値はKの比率に決定されてもよく、例えば、K/2である。候補的に、K’’ の値または比率は高層によって指示されてもよい。このような実施例において、指示のサイズ(即ち、各層についてのビットマップ)は不変であるが、各層についてのビットマップにおける「1」の総和は、UCIの部分1におけるNNZCより小さい。指示602及び603のサイズを減少させたので、UCIの部分2のペイロードを低減させる。
別の実施例において、端末機器120は、1つの分極に関する指示を廃棄することで、UCIの部分2のサイズを減少させる。少なくとも1つの送信層における1つ、または各送信層について、端末機器120は少なくとも1つの送信層における送信層について、2つの分極から、低い振幅を具備する分極を決定できる。分極の振幅は、例えば、表1のパラメータ「SCI」または
Figure 2024016263000041
及び
Figure 2024016263000042
の基準値に基づき決定されてもよい。そして、端末機器120は、第2送信層についての第3複数振幅指示・位相指示ペアから、選択された分極に対応する第3数の振幅指示・位相指示ペアを選択する。例えば、端末機器120は、2つの分極における、強い分極に関する全てのLC係数ペアを選択してもよい。
次は、端末機器120は第3数の振幅指示・位相指示ペアに基づき、送信層についての非ゼロ係数指示を更新する。非ゼロ係数指示は、第3数の振幅指示・位相指示ペアの位置を示す。例えは、端末機器120は、指示601を更新でき、即ち、少なくとも1つの送信層における1つ、または各送信層についてのビットマップである。そして、端末機器120は、第3複数振幅指示・位相指示ペアにおける、第3数の振幅指示・位相指示ペアを除いた少なくとも1つの振幅指示・位相指示ペアを廃棄する。例えば、端末機器120は、2つの分極における、弱い分極に関する全てのLC係数ペアを廃棄してもよい。この場合、第3数の値は、弱い分極に関する非ゼロ係数の数に基づき決定される。
端末機器120は少なくとも1つの送信層における各々、またはいくつかの送信層について、上述分極による廃棄プロセスを実行する。このような実施例において、UCIの部分1は影響されず、指示601~603のサイズは減少される。各層のビットマップのサイズは2LMからLMに変更され、これによって、UCIの部分2Aのサイズを減少させる。指示602及び603における、弱い分極に関するいくつかのエントリは廃棄されるため、UCIの部分2Bのサイズは小さくなる。例示として、UCIの部分1において、レイヤ1についてのNNZCの報告値は6であり、そのうち、L=2、M=4である。廃棄した後、UCIの部分2において、レイヤ1についてのビットマップは[10000100]であり、SCI指示により指示された強い分極のみを示す。そのため、このような実施例において、UCIの部分2A及び部分2Bという両者のペイロードを低減させることができる。
別の実施例において、端末機器120は、UCIの部分2についてのCSI配置パラメータ「L」が「L/2」に変更され、またはCSI配置パラメータ「M」が「M/2」に変更されると仮定することで、指示を廃棄する。そして、端末機器120は、初期のCSI配置パラメータではなく、減少したCSI配置パラメータに基づきUCIの部分2を報告する。
ここで、ネットワーク機器110は、任意の実施例に説明の廃棄ルールを了解してもよく、これによって、CSI報告を受信した場合、ネットワーク機器110はII型CSIコードブックから、コードワードを決定できる。
CSI送信のためのオーバーヘッドを低減させるために、2つことのFDベースの選択を実現することで、CSIを圧縮する。該2つことのFDベースの選択において、まず、FDベースの中間セットを決定し、そして、FDベースの中間セットに基づき、各層についてのFDベースの選択を示す。以下は、図7~9を参照して、このような実施例を説明している。
図7は本開示のいくつかの実施例によるCSI圧縮のプロセス700を図示した模式図である。端末機器120は、705が少なくとも1つの送信層についてのFDベースの順序付きサブセットであると決定する。少なくとも1つの送信層は、端末機器120によりネットワーク機器110に報告されることで、通信に用いられる。FDベースの順序付きサブセットは、FDベースの順序付きセットから選択され、例えば、以上に記載のDFTベクトルである。
端末機器120はFDベースの順序付きサブセットに基づき、シフト操作を介して、710のFDベースの中間セットを決定する。FDベースの中間セットは、例えば、表1の「中間FDベースセット」を指してもよい。本明細書において、中間セットにおけるFDベースの数は、N'で示される。チャネル状態情報の一部として、端末機器120はネットワーク機器110に少なくとも715の数指示を送信し、該数指示は中間セットにおけるFDベースの数を示す。例えば、端末機器120は、ネットワーク機器110に少なくとも数指示を送信し、例えば、UCIの部分1において、表1の「中間セットのサイズ指示N'」により指示されるものである。N'の最大可能値は固定であり、または高層によってNに設定されてもよい。Nのデフォルト値はNであってもよい。オーバーヘッドを節約するために、UCIの部分1における、「中間セットのサイズ指示N'」を示すためのビット幅は、
Figure 2024016263000043
に決定され、そのうち、Mは、ネットワーク機器110によって配置され、レイヤrについてのFDベースサブセットを選択するための数である。例えば、
Figure 2024016263000044
になるように配置されてもよい。
これから、シフト操作を詳しく説明している。以上のように、強化型II型CSI報告は、レイヤrについて
Figure 2024016263000045
という形態を具備している。レイヤrについて選択されたFDベースサブセット(例えば、以上に言及されたFDベースの順序付きサブセット)のベクトル
Figure 2024016263000046
Figure 2024016263000047
(インデックスソートが
Figure 2024016263000048
である)に、パラメータ
Figure 2024016263000049
を具備する回転行列Rを乗算する。
Figure 2024016263000050
(8)
そのうち、インデックスセット
Figure 2024016263000051
は昇順に従って、
Figure 2024016263000052
にソートされ、そのうち、
Figure 2024016263000053
である。これから分かるように、選択されたFDベースサブセットについての順序付きインデックスセット
Figure 2024016263000054
は、
Figure 2024016263000055
のシフトを介して、Nによって
Figure 2024016263000056
にモードシフトされる。
そして、新たなFDベースサブセットの、初期の
Figure 2024016263000057
によるNモードシフトは以下のように表現され、即ち、
Figure 2024016263000058
(9)
そのうち、行列Pはサイズである
Figure 2024016263000059
の適切な、唯一の変換行列である。
対応する
Figure 2024016263000060
も変換行列Pによって以下のようにシフトされる。
Figure 2024016263000061
(10)
報告された、シフト操作を有するUCIを受信した後、ネットワーク機器110は、シフト及び報告された
Figure 2024016263000062
及び
Figure 2024016263000063
を利用して、CSI報告を再構築し、以下の通り、即ち、
Figure 2024016263000064
(11)
これから分かるように、初期PMIと違って、CSI報告のPMIは1つの位相ファクタのみシフトしていなく、ネットワーク機器110はNモードシフトを了解する必要がない。
1つ以上の送信層は、通信に用いられるように配置される場合、端末機器120は、各層について同じシフト操作を実行する。候補的に、端末機器120は層について、シフト操作を独立して実行してもよい。
いくつかの実施例において、端末機器120は、第1送信層についてのFDベースの第1順序付きサブセット、及び第2送信層についてのFDベースの第2順序付きサブセットを決定し、第1送信層は第2送信層とは異なる。そして、端末機器120はFDベースの第1順序付きサブセットと、FDベースの第2順序付きサブセットとの和集合に基づき、FDベースの和集合セットを決定し、FDベースの和集合セットにおけるFDベースにシフト操作を実行することで、FDベースの中間セットを取得する。
図8を参照して、このような例示を説明している。図8は、本開示のいくつかの実施例によるFDベースの選択を図示した模式図800を示す。何の限定もなく、ただ説明を目的とし、ビットマップという方式で、FDベースの選択を示す。図8の例示において、ビットマップ801~804はそれぞれ、レイヤ1~4について選択されたFDベースのサブセットを示す。ビットマップ805はFDベースの和集合セットを示し、該和集合セットは、レイヤ1~4における各層についてのベースのサブセットの和集合をカバーする。ビットマップ805について、開始点がMinitialにあり、且つサイズがN'である場合、該和集合セットにおけるFDベースは、インデックスmod(Minitial+n,N)によって与えられ、そのうち、n=0,1,・・・N’-1である。ビットマップ805に示すように、FDベースの指示を簡略化するために、該和集合セットはさらにシフトされてもよい。
例えば、端末機器120は、FDベースの和集合セットをMinitialだけシフトすることで、FDベースの中間セットを取得する。図8に示すように、ビットマップ805は7だけシフトされることで、FDベースの中間セットを示すビットマップ806を取得する。このようなFDベースの中間セットは、ウィンドウとみなされても良い。シフト操作によって、端末機器120は、対応する指示を相応的に更新でき、例えば、
Figure 2024016263000065
及び
Figure 2024016263000066
に関する指示は、
Figure 2024016263000067
及び
Figure 2024016263000068
に関する指示に更新される。
'は固定でも、高層により配置されたものでもない場合、端末機器120は、例えば、UCIの部分1において、中間セットのサイズN'を、ネットワーク機器110に報告し、端末機器120は(例えば、UCIの部分2における)N'ビットのビットマップまたは
Figure 2024016263000069
ビットの指示子をさらに報告することで、各層のためのFDベースを示す。このような実施例において、層についてのFDベースの各サブセットへの同じシフト操作によって、FDベースの順序付きセットにおける最初のベース、または中間セットのウィンドウの開始インデックスMinitialが固定であると確保できる。従って、UCIの部分2において、中間セットについての指示を省略できる。例えば、表1のパラメータである「中間FDベースセットの指示」を省略できる。
以上のように、層について、シフト操作を独立して実行できる。いくつかの実施例において、端末機器120は、第1送信層についてのFDベースの第1順序付きサブセット、及び第2送信層についてのFDベースの第2順序付きサブセットを決定でき、第1送信層は第2送信層とは異なる。そして、端末機器120は、FDベースの第1順序付きサブセット、及びFDベースの第2順序付きサブセットにおけるFDベースにシフト操作を独立して実行することで、FDベースの第1順序付きサブセットの第1シフトバージョン、及びFDベースの第2順序付きサブセットの第2シフトバージョンを取得する。次は、端末機器120は第1シフトバージョンと第2シフトバージョンとの和集合に基づき、FDベースの中間セットを決定する。
図9A及び図9Bを参照して例示を説明している。図9Aは、本開示のいくつかの実施例によるFDベースの選択を図示した模式図900を示す。図9Aは、ウィンドウによる中間セットの例示を示す。ビットマップ901は、レイヤ1について選択された、シフトがないFDベースのサブセットを示し、ビットマップ902は、レイヤ2について選択された、シフトがないFDベースのサブセットを示す。ビットマップ903は、レイヤ1についてのFDベースサブセットと、レイヤ2についてのFDベースサブセットによる、シフトがないFDベースの和集合セットを示す。
ビットマップ904は、レイヤ1についてのFDベースのサブセットのシフトバージョン(7だけシフトする)を示し、ビットマップ905は、レイヤ2についてのFDベースのサブセットのシフトバージョン(1だけシフトする)を示す。ビットマップ906は、異なる層(該例示において、レイヤ1及び2である)についてのFDベースのサブセットへの独立シフト操作に基づき、端末機器120によって決定された中間セットを示す。ビットマップ906で見えるように、ビットマップ903におけるウィンドウの長さより、取得した、報告対象であるウィンドウの長さは著しく小さくなる。別の例示において、各層についてのビットマップは、まず、辞書最大値にシフトされる(例えば、2つの層があり、且つN3=4であると、「0100」及び「0011」は、「1000」及び「1100」にシフトされる)。N3'を報告する場合、ウィンドウによる中間セットにおけるN3-N3'の値は、全ての層の最低有効ビットにおける、連続的にゼロである最小数に対応し、即ち、N3-N3'=2であり、N3'=2にする。
図9Bは、本開示のいくつかの実施例によるFDベースの選択を図示した模式図910を示す。図9Bは、組合インデックスによる中間セットの例示を示す。ビットマップ911は、レイヤ1について選択された、シフトがないFDベースのサブセットを示し、ビットマップ912は、レイヤ2について選択された、シフトがないFDベースのサブセットを示す。ビットマップ913は、レイヤ1についてのFDベースサブセット、及びレイヤ2についてのFDベースサブセットによる、シフトがないFDベースの和集合セットを示す。
ビットマップ914は、レイヤ1についてのFDベースのサブセットのシフトバージョン(7だけシフトする)を示し、ビットマップ915は、レイヤ2についてのFDベースのサブセットのシフトバージョン(2だけシフトする)を示す。ビットマップ916は、異なる層(該例示において、レイヤ1及び2である)についてのFDベースのサブセットへの独立シフト操作に基づき、端末機器120により決定された中間セットを示す。ビットマップ916で見えるように、ビットマップ913の中間セットより、取得した、報告対象である中間セットのサイズは著しく小さくなる。モードシフトは、中間セットのサイズの減少について、重要な作用を有する。
このような実施例において、各層についてのFDベースのサブセットへの独立シフト操作は、ビットマップにおける同じ位置でのゼロの最大数(N3-N3')を見つけることを目的とし、FDベースのセットにおける最初のFDベース(例えば、DFT行列における第1ベクトル)は有効であり、または、言い換えると、少なくとも1つの送信層により選択される。
このような実施例において、端末機器120は、例えば、UCIの部分1において、サイズであるN'(N'≦N)を報告する。端末機器120はさらに、中間セットの指示(セット指示とも称される)を報告できる。上述モードシフト操作によって、最初のFDベースを選択するように、常に暗黙できるため、この状況でのセット指示のサイズは
Figure 2024016263000070
であり、これから分かるように、中間セットの残りのN’-1個のベースは、残りのN-1個のベースから選択される。これによって、CSI送信のオーバーヘッドをさらに低減させる。
端末機器120はさらに、(例えば、UCIの部分2における)N'ビットのビットマップまたは
Figure 2024016263000071
ビットの指示子を報告することで、各層のためのFDベースを示す。
図10は、本開示のいくつかの実施例による例示的な方法1000のフローチャートを示す。方法1000は、例えば、図1に示される端末機器120で実現される。ここで、方法1000は、図示されていない付加的なボックスを含んで、及び/または図示されているいくつかのボックスを省略してもよく、本開示の範囲は、該態様に限定されていない。議論のために、図1を参照して、方法1000を説明している。
ボックス1010において、端末機器120は少なくとも1つの送信層についてのチャネル状態情報のペイロードを決定する。少なくとも1つの送信層は、端末機器120とネットワーク機器110との間の通信に用いられるように配置される。
ボックス1020において、端末機器120は、ペイロードが利用可能な上りリンクリソースの容量を超えるかどうかを決定する。端末機器120は、ペイロードが利用可能な上りリンクリソースの容量を超えると決定した場合、該プロセスはボックス1030に進む。
ボックス1030において、端末機器120はチャネル状態情報の一部を廃棄する。廃棄された一部は、少なくとも1つの送信層における1つの送信層に特有の指示を少なくとも含む。
いくつかの実施例において、チャネル状態情報の一部を廃棄することは、チャネル状態情報から、少なくとも1つの送信層における少なくとも1つの送信層についての、1組の層特有指示を決定することと、該組の層特有指示を廃棄することと、を含む。
いくつかの実施例において、該組は、少なくとも1つの送信層における全ての送信層についての層特有指示を含み、該方法は、チャネル状態情報から、少なくとも1つの送信層における全ての送信層についての、1組の層共有指示を決定することと、該組の層共有指示を廃棄することと、をさらに含む。
いくつかの実施例において、チャネル状態情報の一部を廃棄することは、少なくとも1つの送信層における第1送信層についての非ゼロ係数の第1数を決定することであって、前記非ゼロ係数の第1数は、ネットワーク機器に報告される、利得についての振幅指示・位相指示ペアの数を示すことと、第1送信層についての第1複数振幅指示・位相指示ペアから、第1数の振幅指示・位相指示ペアを選択することと、第1数の振幅指示・位相指示ペアに基づき、第1送信層についての、第1数の振幅指示・位相指示ペアの位置を示す非ゼロ係数指示を更新することと、第1複数振幅指示・位相指示ペアにおける、第1数の振幅指示・位相指示ペアを除いた少なくとも1つの振幅指示・位相指示ペアを廃棄することと、を含む。
いくつかの実施例において、第1数の振幅指示・位相指示ペアを選択することは、第1複数振幅指示・位相指示ペアにおける各振幅指示・位相指示ペアについて、振幅値を決定することと、決定された振幅値に基づき、第1数の振幅指示・位相指示ペアを選択することと、を含む。
いくつかの実施例において、チャネル状態情報の一部を廃棄することは、少なくとも1つの送信層における全ての送信層についての非ゼロ係数の第2数を決定することであって、前記非ゼロ係数の第2数は、ネットワーク機器に報告される、利得についての振幅指示・位相指示ペアの数を示すことと、少なくとも1つの送信層における全ての送信層についての第2複数振幅指示・位相指示ペアから、第2数の振幅指示・位相指示ペアを選択することと、第2数の振幅指示・位相指示ペアに基づき、少なくとも1つの送信層における各送信層についての、相応的な送信層について選択された振幅指示・位相指示ペアの位置を示す非ゼロ係数指示を更新することと、第2複数振幅指示・位相指示ペアにおける、第2数の振幅指示・位相指示ペアを除いた少なくとも1つの振幅指示・位相指示ペアを廃棄することと、を含む。
いくつかの実施例において、第2数の振幅指示・位相指示ペアを選択することは、第2複数振幅指示・位相指示ペアにおける各振幅指示・位相指示ペアについて、振幅値を決定することと、決定された振幅値に基づき、第2数の振幅指示・位相指示ペアを選択することと、を含む。
いくつかの実施例において、チャネル状態情報の一部を廃棄することは、少なくとも1つの送信層における第2送信層について、2つの分極から、低い振幅を有する分極を決定することと、第2送信層についての第3複数振幅指示・位相指示ペアから、選択された分極に対応する第3数の振幅指示・位相指示ペアを選択することと、第3数の振幅指示・位相指示ペアに基づき、第2送信層についての、第3数の振幅指示・位相指示ペアの位置を示す非ゼロ係数指示を更新することと、第3複数振幅指示・位相指示ペアにおける、第3数の振幅指示・位相指示ペアを除いた少なくとも1つの振幅指示・位相指示ペアを廃棄することと、を含む。
ボックス1040において、端末機器120はチャネル状態情報の残りの部分をネットワーク機器110に送信する。
図11は本開示のいくつかの実施例による例示的な方法1100のフローチャートを示す。方法1100は、例えば、図1に示される端末機器120で実現される。ここで、方法1000は、図示されていない付加的なボックスを含んで、及び/または図示されているいくつかのボックスを省略してもよく、本開示の範囲は該態様に限定されていない。議論のために、図1を参照して方法1100を説明している。
ボックス1110において、端末機器120は、少なくとも1つの送信層についての周波数領域(FD)ベースの順序付きサブセットを決定する。少なくとも1つの送信層は端末機器120とネットワーク機器110との間の通信に用いられるように、配置され、FDベースの順序付きサブセットは、FDベースの順序付きセットから選択される。
ボックス1120において、端末機器120はFDベースの順序付きサブセットに基づき、シフト操作によって、FDベースの中間セットを決定する。
いくつかの実施例において、少なくとも1つの送信層についてのFDベースの順序付きサブセットを決定することは、第1送信層についてのFDベースの第1順序付きサブセット、及び第2送信層についてのFDベースの第2順序付きサブセットを決定することであって、第1送信層は第2送信層とは異なることを含み、FDベースの中間セットを決定することは、FDベースの第1順序付きサブセットとFDベースの第2順序付きサブセットとの和集合に基づき、FDベースの和集合セットを決定することと、FDベースの和集合セットにおけるFDベースにシフト操作を実行することで、FDベースの中間セットを取得することと、を含む。
いくつかの実施例において、少なくとも1つの送信層についてのFDベースの順序付きサブセットを決定することは、第1送信層についてのFDベースの第1順序付きサブセット、及び第2送信層についてのFDベースの第2順序付きサブセットを決定することであって、第1送信層は第2送信層とは異なることを含み、FDベースの中間セットを決定することは、FDベースの第1順序付きサブセット、及びFDベースの第2順序付きサブセットにおけるFDベースにシフト操作を独立して実行することで、FDベースの第1順序付きサブセットの第1シフトバージョン、及びFDベースの第2順序付きサブセットの第2シフトバージョンを取得することと、第1シフトバージョンと第2シフトバージョンとの和集合に基づき、FDベースの中間セットを決定することと、を含む。
いくつかの実施例において、該方法は、 FDベースの中間セットにおけるFDベースを示すためのセット指示を決定することと、チャネル状態情報の一部として、セット指示をネットワーク機器に送信することと、をさらに含む。
ボックス1130において、チャネル状態情報の一部として、端末機器120は、ネットワーク機器110に少なくとも数指示を送信する。数指示は中間セットにおけるFDベースの数を示す。
いくつかの実施例において、該方法は、FDベースの順序付きサブセットとFDベースの中間セットとの間のマッピングに基づき、少なくとも1つの送信層についての、中間セットにおけるFDベースの選択を示す選択指示を決定することと、チャネル状態情報の一部として、選択指示をネットワーク機器に送信することと、をさらに含む。
図12は本開示のいくつかの実施例による例示的な方法1200のフローチャートを示す。方法1200は、例えば、図1に示されるネットワーク機器110で実現される。ここで、方法1200は、図示されていない付加的なボックスを含んで、及び/または図示されているいくつかのボックスを省略してもよく、本開示の範囲は該態様に限定されていない。議論のために、図1を参照して方法1200を説明している。
ボックス1210において、ネットワーク機器110は端末機器120についての複数のサブバンドを決定する。複数のサブバンドは周波数領域において連続的に分布され、または均一に離間される。
ボックス1220において、端末機器が複数のサブバンドのチャネル状態を推定できるように、ネットワーク機器110は、複数のサブバンドについてのサブバンド指示を端末機器120に送信する。
いくつかの実施例において、複数のサブバンドについてのサブバンド指示を送信することは、開始サブバンドの指示及び複数のサブバンドにおけるサブバンドの数の指示と、開始サブバンドの指示及び終了サブバンドの指示と、開始サブバンドの指示、複数のサブバンドにおけるサブバンドの数の指示、及び複数のサブバンドにおける隣り合うサブバンドの間のずれの指示と、開始サブバンドの指示、終了サブバンドの指示、及び複数のサブバンドにおける隣り合うサブバンドの間のずれの指示と、複数のサブバンドの、帯域幅での位置の指示とのうちの、少なくとも1つを送信することを含む。
図13は本開示のいくつかの実施例による例示的な方法1300のフローチャートを示す。方法1300は、例えば、図1に示される端末機器120で実現される。ここで、方法1300は、図示されていない付加的なボックスを含んで、及び/または図示されているいくつかのボックスを省略してもよく、本発明の範囲の開示はこれに限定されていない。議論のために、図1を参照して方法1300を説明している。
ボックス1310において、端末機器120はネットワーク機器110から、複数のサブバンドについてのサブバンド指示を受信する。複数のサブバンドは周波数領域において連続的に分布され、または均一に離間される。
ボックス1320において、端末機器120はサブバンド指示に基づき、複数のサブバンドを決定する。ボックス1330において、端末機器120は複数のサブバンドにチャネル状態の推定を実行する。
いくつかの実施例において、複数のサブバンドについてのサブバンド指示を受信することは、開始サブバンドの指示及び複数のサブバンドにおけるサブバンドの数の指示と、開始サブバンドの指示及び終了サブバンドの指示と、開始サブバンドの指示、複数のサブバンドにおけるサブバンドの数の指示、及び複数のサブバンドにおける隣り合うサブバンドの間のずれの指示と、開始サブバンドの指示、終了サブバンドの指示、及び複数のサブバンドにおける隣り合うサブバンドの間のずれの指示と、複数のサブバンドの、帯域幅での位置の指示とのうちの、少なくとも1つを受信することを含む。
図14は、本開示の実施例を実現するのに適した機器1400の概略ブロック図である。機器1400は、図1に示すネットワーク機器110又は端末機器120の別の例示の実現であるとみなすことができる。相応的に、機器1400は、ネットワーク機器110若しくは端末機器120で実現することができ、又はネットワーク機器110若しくは端末機器120の少なくとも一部として実現することができる。
図面に示すように、機器1400は、プロセッサ1410、プロセッサ1410に結合されるメモリ1420、プロセッサ1410に結合される適切な送信機(TX)及び受信機(RX)1440、並びにTX/RX1440に結合される通信インタフェースを含む。メモリ1420は、プログラム1430の少なくとも一部を記憶する。TX/RX1440は双方向通信に用いられる。TX/RX1440は、通信を促進する少なくとも1つのアンテナを有するが、実際には、本願で述べたアクセスノードは、複数のアンテナを有することができる。通信インタフェースは、他のネットワーク部材と通信を行う際に必要な任意のインタフェース、例えば、eNB間の双方向通信用のX2インタフェース、Mobility Management Entity(MME)/サービングゲートウェイ(S-GW)とeNBとの間の通信用のS1インタフェース、eNBと中継ノード(RN)との間の通信用のUnインタフェース、又はeNBと端末機器との間の通信用のUuインタフェースを表すことができる。
プログラム1430がプログラム指令を含むと仮定すると、該プログラム指令が関連付けられているプロセッサ1410により実行される場合、これにより、本明細書で図10~図13を参照して論じたように、機器1400が本開示の実施例に基づき操作を行うことができるようになる。本明細書の実施例は、機器1400のプロセッサ1410が実行可能なコンピュータソフトウェア、ハードウェア、又はソフトウェア及びハードウェアの組合せにより実施することができる。プロセッサ1410は、本開示の各実施例を実現するように設定することができる。また、プロセッサ1410及びメモリ1420の組合せは、本開示の各実施例を実現するのに適した処理部材1450を構成することができる。
メモリ1420は、ローカルの技術ネットワークに適した任意のタイプであってよく、任意の適切なデータ記憶技術により実現することができる。例として、コンピュータが読み取り可能な非一時的記憶媒体、半導体による記憶機器、磁気記憶機器及びシステム、光学記憶機器及びシステム、固定メモリ及び取り外し可能メモリ等が挙げられるが、これらに限定されない。機器1400には1つのメモリ1420しか示されていないが、機器1400には複数の物理的に明らかに異なるメモリモジュールを設置することができる。プロセッサ1410は、ローカルの技術ネットワークに適した任意のタイプであってよく、例として、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、マイクロプロセッサ、デジタル信号処理器(DSP)、及びマルチコアプロセッサ構成に基づくプロセッサのうち、1つ又は複数を含むことができるが、これらに限定されない。機器1400は複数のプロセッサ、例えば、マスタープロセッサと同期するクロックに時間的に従属する決定用途向け集積回路チップを有することができる。
通常、本開示の各実施例は、ハードウェア若しくは専用回路、ソフトウェア、論理又はそれらの任意の組合せにより実施することができる。いくつかの態様はハードウェアによって実現し、他の態様はコントローラ、マイクロプロセッサ又は他のコンピュータデバイスが実行可能なファームウェア又はソフトウェアによって実現することができる。本開示の実施例の各態様は、ブロック図、フローチャートとして図示されて説明され、又は他のいくつかの図によって示されているが、理解すべき点として、本明細書に記載のブロック、装置、システム、技術又は方法は、例えば、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、専用回路若しくは論理、汎用ハードウェア若しくはコントローラ若しくは他のコンピュータデバイス、又はそれらの組合せによって実現することができるが、これらに限定されない。
本開示はさらに、コンピュータが読み取り可能な非一時的記憶媒体に有形記憶される少なくとも1つのコンピュータプログラム製品を提供する。該コンピュータプログラム製品は、コンピュータが実行可能な指令、例えば、プログラムモジュールに含まれるコンピュータが実行可能な指令を含むことができる。コンピュータが実行可能な指令は、対象の現実のプロセッサ又は仮想プロセッサ上の機器において実行されることで、図3、図5、図6、図8、及び図12~13のいずれかを参照して上述したプロセス又は方法を実行する。通常、プログラムモジュールは、決定のタスクを実行するか、又は決定の抽象データタイプを実現するルーチン、プログラム、ライブラリ、オブジェクト、クラス、コンポーネント、データ構造等を含む。各実施例における要望に応じて、プログラムモジュールの機能は、プログラムモジュール間で組み合わせるか、又は分割することができる。プログラムモジュールに用いられるマシンが実行可能な指令は、ローカル又は分散型デバイスにおいて実行することができる。分散型デバイスにおいて、プログラムモジュールはローカル及びリモートの記憶媒体に置くことができる。
本開示の方法を実行するためのプログラムコードは、1種類又は複数種類のプログラミング言語の任意の組み合せにより記述することができる。これらのプログラムコードは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ又はその他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサ又はコントローラに提供可能であり、プログラムコードがプロセッサ又はコントローラによって実行された場合、フローチャート及び/又はブロック図に指定された機能/操作が実現される。プログラムコードは全てマシン上で実行することができ、部分的にマシン上で実行することもできる。独立したソフトウェアパッケージとしてマシン上で部分的に実行するとともに、リモートのマシン上で部分的に実行するか、又は全てリモートのマシン若しくはサーバ上で実行することができる。
上述のプログラムコードは、マシン可読媒体上で実施することができ、該マシン可読媒体は、指令実行システム、装置若しくは機器に使用のために供されるプログラム、又は、それらと結合して使用されるプログラムを含むか又は記憶することができる任意の有形媒体であり得る。マシン可読媒体は、マシンが読み取り可能な信号媒体又はマシンが読み取り可能な記憶媒体であり得る。マシン可読媒体は、電子、磁気、光学、電磁気、赤外線若しくは半導体のシステム、装置若しくは機器、又は前述の媒体の任意の適切な組み合せを含むことができるが、これらに限定されない。マシン可読記憶媒体のさらに具体的な例には、1つ若しくは複数のケーブルの電気的接続、ポータブル・コンピュータ・ディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、消去・書き込み可能なリードオンリーメモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、携帯型光ディスクリードオンリーメモリ(CD-ROM)、光学的記憶装置、磁気記憶装置、又は前述の媒体の任意の適切な組み合せが含まれる。
なお、操作について決定の順序で説明を行ったが、所望の結果を得るために、こうした操作を、示された決定の順序で実行するか若しくは連続した順序で実行し、又は、説明された全ての操作を実行することが求められる、と理解されるべきではない。いくつかの状況では、マルチタスク及び並行処理が有利である可能性がある。同様に、上述の議論には、いくつかの具体的な実施の詳細が含まれるが、これらの詳細は本開示の内容範囲についての限定であると解釈されるべきではなく、決定の実施例に決定される特徴についての説明であると解釈されるべきである。個々の実施例の文脈において説明したいくつかの特徴は、ある1つの実現例において組み合わせて実現されてもよい。逆に、1つの実現例の文脈において説明された各種特徴は、それぞれ、複数の実現例において、又は任意の適切なサブ的な組み合せにより、実現されてもよい。
本開示について、構造的特徴及び/又は方法・動作に決定される言葉で説明したが、添付の特許請求の範囲によって限定される本開示は、必ずしも上述の決定の特徴又は動作に限定されないと理解されるべきである。上述した決定の特徴や動作はむしろ、請求項を実現する例示的形態として開示されている。

Claims (1)

  1. 端末機器とネットワーク機器との間の通信のための少なくとも1つの送信層についてのチャネル状態情報のペイロードを決定することと、
    前記ペイロードが利用可能な上りリンクリソースの容量を超えると決定したことに応答し、前記チャネル状態情報の、前記少なくとも1つの送信層における1つの送信層に特有の指示が少なくとも含まれた一部を廃棄することと、
    前記チャネル状態情報の残りの部分を前記ネットワーク機器に送信することと、
    を含み、
    前記チャネル状態情報の前記一部を廃棄することは、
    前記少なくとも1つの送信層における1組の送信層についての非ゼロ係数の第2数を決定することであって、前記非ゼロ係数の第2数は、前記ネットワーク機器に報告される、利得についての振幅指示・位相指示ペアの数を示すことと、
    前記少なくとも1つの送信層における全ての送信層についての第2複数振幅指示・位相指示ペアから、前記第2数の振幅指示・位相指示ペアを選択することと、
    前記第2数の振幅指示・位相指示ペアに基づき、前記少なくとも1つの送信層における各送信層についての、相応的な送信層について選択された振幅指示・位相指示ペアの位置を示す非ゼロ係数指示を更新することと、
    前記第2複数振幅指示・位相指示ペアにおける、前記第2数の振幅指示・位相指示ペアを除いた少なくとも1つの振幅指示・位相指示ペアを廃棄することとを含む、
    通信方法。
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