JP2022543743A - 歯内ヤスリ用ハンドピースアダプタ - Google Patents

歯内ヤスリ用ハンドピースアダプタ Download PDF

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Abstract

幾つかの実施形態において、本発明は、歯内清掃用の標準の歯科ハンドピースを用いる方法および/またはシステムに関する。例えば、標準歯科ハンドピース用のフィッティング、トルクリミッタ、および/または歯内ヤスリ用のマウントを有する歯科アダプタが開示されている。例えば、アダプタは、単回使用および/または複数回使用であってよい。幾つかの実施形態において、マウントはトルクリミッタを含む。例えば、歯内ヤスリは、摩擦フィッティングを有するマウントに接続されてよく、これによってヤスリのマウントに対する高トルクでの回転が許容される。場合によっては、マウントはフィッティングに対して偏心して配置される。

Description

本発明は、幾つかの実施形態において、歯内清掃用のシステムに関する。
米国特許第7815433号明細書には、以下の開示が認められる。「ドライブヘッドを有するハンドピース用の改良された歯科器具駆動機構であって、前記器具駆動機構は、ドライブヘッド中、完全挿入位置から最大格納位置までのあらゆる位置で同心的に器具を支持することにより、ドライブヘッド中での器具の長さ調整を可能にする。前記器具駆動機構は、器具と、前記器具を完全挿入から最大格納位置まで同心的に支持する回転可能な器具支持エレメントと、を含むことが好ましく、前記器具は、この器具が最大格納位置まで格納されたことをユーザに示すための最大格納インジケータを含むことが好ましい。これによって、ユーザは、回転器具、好ましくは歯科バーの露出長を、安全操作限界を超えることなく調整できるようになり、従来技術に対して著しく優位となる。本発明はまた、高速回転中における同心性と効率的なトルク伝達を維持しながら、歯科ハンドピース中の器具の深さ調整を可能にする、改良されたドライブスピンドルに関する。」
Mangat他,“Torque and Speed in Endodontics: A Review”,International Journal of Oral Care and Research,April-June 2018年4月-6月,Vol.6(2)、p.97-100には、以下の開示が認められる。「ハンドピースおよびバーは、歯科において最も頻繁に使用される機械デバイスの1つである。低速ハンドピースが、修復、口腔および歯周外科に使用されるのに対し、高速ハンドピースは、修復処置および歯内アクセス、ならびに歯内、歯科矯正、衛生および検査法に使用される。速度は、1分間あたりの回転数だけでなく、器具が切削すべき仕事の単位当たりの表面フィートにも関係する。異なる回転器具使用のために、様々な速度が製造者によって推奨されてきた。旧来の歯内モータから近年のモータに至るまで、150rpm~40,000rpmの広い範囲の速度が用いられる。」
G.M. Yared他,“Influence of rotational speed, torque and operator proficiency on failure of Greater Taper files”,International Endodontic Journal,2002年1月1日,volume 35には、以下の開示が認められる。「クラウン-ダウン法(crown-down technique)において、大型両端収束Ni-Ti回転器具(GT)を使用した。ある管(n=300)のグループ(回転速度評価)では、150rpm、250rpmおよび350rpmの速度を採用した(サブグループ1,2および3)。各サブグループは100の管を含むものとした。第2のグループ(トルク評価)(n=300)では、トルクを20N・cm、30N・cmおよび55N・cmに設定した(サブグループ4,5および6)。第3のグループ(オペレータの熟練度評価)(n=300)ではまた、異なった経験を有する3人のオペレータを比較した(サブグループ7,8および9)。各サブグループでは、10セットのGT回転器具と、人間臼歯から抽出した100の管を使用した。器具の各セットを10管まで使用し、各事例の前には消毒を行った。2.5%のNaOClを灌注液として使用した。ロックされた器具、変形した器具、および分解した器具の数を、各グループについて記録した。故障の各類型について、フィッシャーの直接確率検定を用いた一対比較によって統計的解析を行った。」
背景技術にはさらに、欧州特許出願公開第3323376号明細書、米国特許出願公開第2014/0163555号明細書、欧州特許第2123233号明細書、米国特許出願公開第2011/0171595号明細書、国際特許出願公開第2018060343号および米国特許第6695321号明細書、が含まれる。
本発明の幾つかの実施形態の一側面によれば、標準チャックを有する高トルクの歯科ハンドピースと、前記標準チャック用のフィッティングおよびトルクリミッタおよび歯内ヤスリ用のマウントを含むアダプタと、を含む、歯内療法のためのシステムが提供される。
本発明の幾つかの実施形態によれば、前記トルクリミッタは前記フィッティングと前記マウントの間に配置される。
本発明の幾つかの実施形態によれば、前記トルクリミッタは前記マウントに含まれる。
本発明の幾つかの実施形態によれば、前記マウントは摩擦フィッティングを含む。
本発明の幾つかの実施形態によれば、前記フィッティングは前記アダプタの近位端部にあり、前記マウントは前記アダプタの遠位端部にある。
本発明の幾つかの実施形態によれば、前記ハンドピースは1000RPM超の速度で前記アダプタを回転させるように構成されている。
本発明の幾つかの実施形態によれば、前記ハンドピースは0.5N・cm超のトルクで前記アダプタを回転させるように構成されている。
本発明の幾つかの実施形態の一側面によれば、歯内療法用の歯科ハンドピースに用いられるアダプタであって、前記歯科ハンドピースのチャック用のフィッティングと、トルクリミッタと、歯内ヤスリ用のマウントと、を含むアダプタが提供される。
本発明の幾つかの実施形態によれば、前記トルクリミッタは前記フィッティングと前記マウントの間に配置される。
本発明の幾つかの実施形態によれば、前記トルクリミッタは前記マウントに含まれる。
本発明の幾つかの実施形態によれば、前記マウントは摩擦フィッティングを含む。
本発明の幾つかの実施形態によれば、前記アダプタは遠位フランジをさらに備える。
本発明の幾つかの実施形態によれば、前記トルクリミッタは、前記ヤスリ上のトルクを0.1N・cm未満に制限するように構成される。
本発明の幾つかの実施形態によれば、前記マウントは前記フィッティングに対して偏心している。
本発明の幾つかの実施形態によれば、前記マウントの軸は前記フィッティングの軸に対してオフセットしている。
本発明の幾つかの実施形態によれば、前記マウントの軸は前記フィッティングの軸に平行でない。
本発明の幾つかの実施形態の一側面によれば、歯内療法に用いられるアダプタであって、歯科ハンドピースチャック用のフィッティングと、前記フィッティングに対して偏心するように配置された歯内ヤスリ用のマウントと、を備えるアダプタが提供される。
本発明の幾つかの実施形態によれば、前記マウントの軸は前記フィッティングの軸に対してオフセットしている。
本発明の幾つかの実施形態によれば、前記マウントの軸は前記フィッティングの軸に平行でない。
本発明の幾つかの実施形態によれば、前記マウントは完全に前記フランジの内部にある。
他に定義しない限り、本文書で使用する全ての技術用語および/または科学用語は、本発明が属する分野の当業者によって共通に理解されるものと同じ意味を有する。本発明の実施形態の実践または試験では、本文書で説明されるものと類似または等価の方法および物質を用いることが可能であるが、以下に例示的な方法および/または物質について説明する。コンフリクトの場合は、定義を含む特許明細書が参照される。加えて、物質、方法、および実施例は、例証に過ぎず、必ずしも限定的であることを意図するものでもない。
本文書では、本発明の幾つかの実施形態を、あくまで例示として、添付の図面を参照しながら説明する。ここで、特に参照する図面の詳細について、示されている特定のものは、本発明の実施形態の例証を考察する目的で示す例示であることを強調しておく。この点に関し、本明細書は、図面と併せて、本発明の実施形態がどのように実現されるかを当業者に明らかにするものである。
図1は、本発明の一実施形態に基づいた歯内清掃の方法を示すフローチャートである。 図2Aは、本発明の一実施形態に基づいたチャックフィッティングのイメージ図である。 図2Bは、本発明の一実施形態に基づいたアダプタのイメージ図である。 図2Cは、本発明の一実施形態に基づいた歯内フィッティングのイメージ図である。 図3は、本発明の一実施形態に基づいたアダプタのブロック図である。 図4は、本発明の一実施形態に基づいた歯内清掃のためのシステムの斜視図である。 図5Aは、本発明の一実施形態に基づいた歯内清掃アダプタの斜視図である。 図5Bは、本発明の一実施形態に基づいた歯内清掃アダプタの斜視図である。 図6Aは、本発明の一実施形態に基づいた歯内ヤスリの斜視図である。 図6Bは、本発明の一実施形態に基づいたアダプタの遠位図である。 図7Aは、本発明の一実施形態に基づいた歯内ヤスリの斜視図である。 図7Bは、本発明の一実施形態に基づいたアダプタの近位図である。 図8は、本発明の一実施形態に基づいたウィッピング(whipping)および歯内ヤスリの方法を示すフローチャートである。 図9は、本発明の一実施形態に基づいた非同心状の歯内ヤスリアダプタおよびヤスリフィッティングを示すブロック図である。 図10は、本発明の一実施形態に基づいた非同心状の歯内ヤスリアダプタおよびヤスリフィッティングの斜視図である。 図11は、本発明の一実施形態に基づいたウィッピング歯内ヤスリアダプタおよびヤスリフィッティングの斜視図である。 図12Aは、本発明の一代替実施形態に基づいたアダプタを示している。 図12Bは、本発明の一代替実施形態に基づいたハンドピース中のアダプタを示している。 図13Aは、本発明の一代替実施形態に基づいた偏心アダプタを示している。 図13Bは、本発明の一代替実施形態に基づいた偏心アダプタおよび歯内ヤスリを示している。 図14Aは、本発明の一代替実施形態に基づいたアダプタの斜視図を示している。 図14Bは、本発明の一代替実施形態に基づいたアダプタの断面図を示している。 図15Aは、本発明の一代替実施形態に基づいたアダプタの斜視図を示している。 図15Bは、本発明の一代替実施形態に基づいたアダプタの断面図を示している。 図16は、本発明の一実施形態に基づいたアダプタの斜視図を示している。
幾つかの実施形態において、本発明は、歯内清掃のためのシステムに関する。
(概略)
本発明の幾つかの実施形態の一側面は、特定されない歯科ハンドピースを用いて歯内清掃を促進するシステムに関する。幾つかの実施形態において、システムは、(例えば標準歯科チャック、コレット、および/またはスピンドルに接続するための)標準フィッティングを有するアダプタを含む。必要に応じて、アダプタはトルクリミッタを含む。例えば、高トルクでの滑りを許容する摩擦接続があってもよい。必要に応じて、アダプタは歯内ヤスリ用のマウントを含む。例えば、マウントはクランプおよび/または摩擦フィッティングおよび/または干渉フィッティングを含んでもよい。必要に応じて、歯内ヤスリ用のマウントはトルクリミッタを含む。例えば、マウントは、トルクが高くなり過ぎたときに歯内ヤスリのアダプタに対する滑りおよび/または回転を許容してもよい。幾つかの実施形態において、システムは、高い回転速度(例えば300rpmから500rpmの間および/または500rpmから1000rpmおよび/または1000rpmから2000rpmの間および/または2000rpmから5000rpmの間および/または5000rpmから10000rpmの間および/または10000rpmから40000rpmの間)で歯内構造物を清掃および/または殺菌するように構成された歯内ヤスリを含む。例えば、ヤスリは、高い弾性を有していてもよく、および/またはブラシの形態を有していてもよい。
本発明の幾つかの実施形態の一側面は、ウィッピング運動による歯内清掃のためのシステムに関する。必要に応じて、システムは、歯内ヤスリ用の偏心マウントを含む。例えば、マウントは、歯科ハンドピースの回転軸に対して中心が外れるように、および/または回転軸に対して傾斜するように、配置されてもよい。幾つかの実施形態では、歯科ハンドピースの中心チャックに偏心アダプタが取り付けられる。必要に応じて、アダプタは、標準フィッティングおよび/またはフィッティングに対して中心から外れて配置されたマウントを含む。必要に応じて、歯内ヤスリ用のマウントは、トルクを制限するように構成される。例えば、マウントは摩擦フィッティングを含んでもよい。
(詳細な実施形態)
本発明の少なくとも1つの実施形態について詳細に説明する前に、本発明の適用は、以下の説明および/または図面および/または実施例に示されている、方法および/または構成要素の構造および配置の詳細に必ずしも限定されるものではないことを理解されたい。本発明は、他の実施形態も可能であり、さまざまな方法で実現または実行できる。
図1は、本発明の一実施形態に基づいた歯内清掃の方法を示すフローチャートである。幾つかの実施形態では、歯内清掃のために標準の歯科ハンドピースが用いられる。例えば、ハンドピースは、歯科バーに高いトルク(例えば5N・cm超および/または3N・cmから5N・cmの間および/または1N・cmから3N・cmの間および/または0.1N・cmから1N・cmの間)を加えるように構成されてもよい。幾つかの実施形態において、ハンドピースは、通常、歯内ヤスリに使用されるよりも高速(例えば、ハンドピースは300rpmから700rpmの間および/または700rpmから1500rpmの間および/または1500rpmから4000rpmの間および/または4000rpmから40000rpmの間での回転用に構成されてもよい)で、バーを回転させるように構成されてもよい。必要に応じて、アダプタはトルクを制限するように構成される(107)。必要に応じて、歯内ヤスリを回転させるためにハンドピースが用いられる(106)。幾つかの実施形態では、ヤスリに加えられるトルクが制限される(107)。例えば、ヤスリとハンドピースの間のマウントは、ヤスリ上のトルクを制限する(107)摩擦フィッティングを含んでもよい。例えば、フィッティングは、トルクを20g・cmから30g・cmの間および/または1g・cmから20g・cmの間および/または20g・cmから40g・cmの間および/または40g・cmから100g・cmの間および/または100g・cmから200g・cmの間に制限してもよい(107)。幾つかの実施形態において、ハンドピースに(102)、および/またはハンドピースと歯内ヤスリとの間に、アダプタが取り付けられてもよい。必要に応じて、ヤスリはアダプタにマウントされる。
幾つかの実施形態において、歯内ヤスリは、アダプタに対するヤスリの回転を許容してトルクを制限する(107)フィッティングを用いて、アダプタにマウントされる(108)。例えば、トルクリミッタは、トルクが高くなり過ぎたときに、ハンドピースの駆動回転に対してヤスリを回転させなくてもよい。例えば、マウントは、摩擦接続を含んでもよい。加えて、または代わりに、アダプタとハンドピースとの間の接続は、高トルク接続を含んでもよい(例えば高トルクアタッチメントとしてチャックおよび/またはコレットを用いてもよい)。加えて、または代わりに、歯内ヤスリおよび/またはアダプタは、トルク制限アタッチメントを有するハンドピースに取り付けられてもよい(102)。加えて、または代わりに、歯内アダプタは、固有のトルクリミッタを含んでもよい(例えば、アダプタのシャフト部分が、ハンドピースへのアタッチメントとヤスリ用マウントとの間の回転を許容してもよい)。
幾つかの実施形態では、アダプタをハンドピースのチャックに残して、ヤスリを交換してもよい。例えば、アダプタをハンドピースに残し、および/またはヤスリを挿入し、および/またはヤスリからアダプタのヤスリマウントを取り外してもよい。加えて、または代わりに、アダプタおよびヤスリを一体的に、ハンドピースから分離および/または接続してもよい。
図2A~図2Cはそれぞれ、本発明の一実施形態に基づいた、チャックフィッティング201、アダプタ200、およびトルク制限フィッティング204を有する歯内ヤスリ212、を示すイメージ図である。例えば、アダプタ200は歯内ヤスリ212用のトルク制限マウント208を含んでもよい。必要に応じて、マウント208は摩擦フィッティングを含んでもよい。例えば、スリーブ207の摩擦フィッティング弾性が、組立公差の範囲に亘る摩擦および/またはトルクを制御してもよい。必要に応じて、スリーブ207が、弾性向上構造、例えば長手方向のスリット209を含んでもよい。幾つかの実施形態において、アダプタ200は、コレットフィッティング202bを含む。例えば、コレットフィッティング202bは、歯科ヤスリ213のコレットフィッティング202aに類似していてもよい。必要に応じて、コレットフィッティング202bは、アダプタ200の近位部および/または近位端部に配される。フィッティング202a,202bは、必要に応じて高トルク駆動用に構成され、例えばフィッティング202a,202bは、平坦部203および/またはD字型プロファイルおよび/または他の既知のフィッティング形状(例えば六角形等)を含んでもよい。
幾つかの実施形態において、マウント208は、フィッティング204の脱着を阻止するリテーナ部211を含んでもよい。例えば、リテーナ部211は、弾性の低いスリーブ207部分を含んでもよい。例えば、スリーブ207遠位部のリングは、弾性向上構造を含んでもよく、および/または大きな壁厚を有してもよく、および/または小さな内径を有していてもよい。例えば、スリーブ207からフィッティング204を引き抜こうとすると、スリーブ207のより弾性的な近位部の内側で広がっているフィッティング204の近位部が、スリーブ207の部分211へと引き抜かれるのに抵抗する。
図3は、本発明の一実施形態に基づいたアダプタを示すブロック図である。幾つかの実施形態において、アダプタは、歯科ハンドピースチャック用のフィッティング302を含む。例えば、フィッティング302は、アダプタの近位端部に配されてもよい。必要に応じて、アダプタは歯内ヤスリ用のマウント308を含む。例えば、マウント308はアダプタの遠位端部に配置されてもよい。必要に応じて、アダプタはトルクリミッタ307を含む。幾つかの実施形態において、トルクリミッタ307はアダプタから独立した部分であってよく、例えばマウント308とフィッティング302との間を接続する。加えて、または代わりに、トルクリミッタ307は、マウント308に、および/またはマウント308と歯内ヤスリとの間の接続に、含まれていてもよい。
幾つかの実施形態において、アダプタは、迅速接続コレット(例えばD-コレット)用のフィッティング302を含んでもよい。必要に応じて、フィッティング302は、例えば2.35mm,3.0mm,3.175mmの標準のサイズを有していてもよい。加えて、または代わりに、フィッティング302は、標準チャックに接続するための円形のスピンドルを含んでもよい。加えて、または代わりに、他の種類および/またはサイズのフィッティングでもよい。
幾つかの実施形態において、アダプタは複数回使用として作られてもよい。例えば、アダプタは、洗浄および/または消毒できる物質(例えば、ステンレススチール等の金属および/またはニチノールおよび/または他の弾性物質および/または超弾性物質)製であってもよい。加えて、または代わりに、アダプタは単回使用として構成されてもよい。例えば、プラスチック製であってよい。
図4は、本発明の一実施形態に基づいた歯内清掃用のシステムの斜視図である。幾つかの実施形態において、システムはアダプタ400を含む。例えば、アダプタ400は、歯科ハンドピース414の標準チャック416へのアタッチメントとして構成されたフィッティング402を含む。必要に応じて、アダプタ400はマウント408を含む。例えば、マウント408は、歯内ヤスリ412へのアタッチメントとして構成されてもよい。例えば、ヤスリは、マウント408にフィットするフィッティング404を含んでもよい。例えば、マウント408および/またはフィッティング404は、ハンドピースとヤスリ412との間のトルクを制限するように構成されてもよい。例えば、摩擦フィッティングは、0.05N・cm超および/または0.01N・cm超および/または0.1N・cm超および/または0.5N・cm超および/または1N・cm超のトルクでの滑りを許容してもよい。必要に応じて、システムは歯科ハンドピース414を含む。必要に応じて、ハンドピースは標準ハンドピース414であってもよい。
幾つかの実施形態において、マウント408は、スリーブを含んでもよく、および/またはヤスリ412のフィッティング404を保持するサイズのキャビティを有してもよい。例えば、アダプタの外径は約2.35mmであってよく、および/または内径は約2.0mmであってよい。例えば、マウントの壁厚は約0.17mmであってよい。例えば、壁厚はスリーブの外径の5%から9%の間の範囲であってよい。
幾つかの実施形態において、ハンドピース414は高速回転および/または高トルクに限定されてよい。加えて、または代わりに、ハンドピース414は、調整可能な回転速度および/または調整可能な最大トルクを有してもよい。
図5A、図5Bはそれぞれ、本発明の一実施形態に基づいた歯内清掃アダプタ200,500の斜視図である。幾つかの実施形態において、アダプタ200は複数回使用として設計されてよい。例えば、アダプタは金属製であってよい。加えて、または代わりに、アダプタ500は単回使用として作られてもよい。例えば、アダプタはプラスチック製であってよい。必要に応じて、アダプタ200,500はキャビティ518を有するスリーブ507,207を含む。必要に応じて、キャビティ518は、歯内ヤスリのフィッティングを維持するサイズおよび形状とされる。例えば、キャビティ518は約2.0mmの直径を有する略円筒状であってよい。必要に応じて、壁の弾性および/またはキャビティのサイズおよび摩擦係数は、円筒の軸の周りに予め決められた最大トルクを有するヤスリのフィッティングを保持するように、構成および/または調整される。例えば、最大トルクは、0.005N・cm未満および/または0.01N・cm未満および/または0.05N・cm未満および/または0.1N・cm未満および/または1N・cm未満であってよい。必要に応じて、アダプタは、標準歯科ドリルフィッティング202b,502を含む。必要に応じて、アダプタは、歯内ヤスリ用のトルク制限マウント208,508および/またはリテーナ211,511および/または弾性調整構造209,509を含む。必要に応じて、マウント208,508およびフィッティング502,202bは、共通の回転軸を有するようにマウントされる。例えば、アダプタ200,500が取り付けられ、および/またはハンドピースによって回されると、アダプタはマウント208,508の軸の周りを回転する。
図6A、図6Bはそれぞれ、本発明の実施形態に基づいた、歯内ヤスリの斜視図と、アダプタの遠位図である。幾つかの実施形態において、アダプタ200は、歯内ヤスリ612のフィッティング604を保持するサイズおよび形状のマウント208を含む。必要に応じて、ヤスリ612は、ブラシ613および/またはインペラを含んでもよい。例えば、例えばブラシ613は、細いチャネル内にフィットするように構成されてよく、および/またはブラシ613は、歯根のサブチャネル内にフィットするように、および/または流体(例えば、NaOClといった歯内洗浄液)を活性化および/または攪拌するように、弾性的であってよい。必要に応じて、ヤスリ612は、低トルクおよび/または高回転速度で歯内清掃するように構成される。例えば、ヤスリ612は、イスラエル国Kibbutz Afikim1514800のMedicnrg社から入手可能なジェントルファイル(Gentlefile、登録商標)を含んでよい。
図7A、図7Bはそれぞれ、本発明の一実施形態に基づいた、歯内ヤスリの斜視図と、アダプタの近位図である。必要に応じて、アダプタには近位開口718が設けられる。近位開口718は、必要に応じて封入空気の排出口となることで、フィッティング204のスリーブ207への挿入を容易にする。
図8は、本発明の一実施形態に基づいたウィッピングおよび歯内ヤスリの方法のフローチャート図である。幾つかの実施形態において、歯内ヤスリは、ハンドピース上に偏心してマウントされる(808)。必要に応じて、ヤスリは、中心から外れるようにアダプタにマウントされてもよい。例えば、マウントの中心がアダプタの回転軸から離れていてもよい。加えて、または代わりに、ヤスリの長手方向軸がアダプタの回転軸と平行でなくてもよい。加えて、または代わりに、ヤスリは、ハンドピースに偏心してマウントされてもよい。必要に応じて、ハンドピースがアダプタおよび/またはヤスリを回転させると(832)、ヤスリの遠位部がウィップ回転してもよい(834)。例えば、ヤスリが根管の内部にある幾つかの場合では、ウィッピング(834)効果によってデバイスが洗浄され得、および/または管の壁がよりムラなく洗浄され得る。例えば、幾つかの場合には、ウィッピング(834)効果によって管中の薬品の混合および活性化が進み得る。ヤスリ上のトルクは、必要に応じて制限される。
図9は、本発明の一実施形態に基づいた偏心歯内ヤスリアダプタのブロック図である。幾つかの実施形態において、アダプタは、ヤスリを回転および/またはウィップさせるように構成される。必要に応じて、アダプタは、歯科ハンドピース用のフィッティング802(例えば図2Bのフィッティング202b)および/または歯内ヤスリ用のマウント808を含んでよい。必要に応じて、フィッティング802および/またはマウント808は偏心して配置される。例えば、ヤスリがマウント808に接続されているとき、この長手方向軸(例えば接続フィッティング(例えば図2Aおよび図2Bに示されているフィッティング204)の長手方向軸)はフィッティング802の回転軸からオフセットした状態に維持されてよい。加えて、または代わりに、ヤスリの長手方向軸は、ハンドピースフィッティング802の回転軸に平行でない方向に向けられていてもよい。アダプタは、必要に応じて、多数回使用として構成される(例えば、金属といった消毒可能な物質製であってよい)。加えて、または代わりに、アダプタは単回使用であってよい(例えば、安価なプラスチック成型品製であってよい)。必要に応じて、アダプタはトルクリミッタを含む。
図10は、本発明の一実施形態に基づいた歯内ヤスリアダプタ1000およびヤスリフィッティングの斜視図である。幾つかの実施形態において、アダプタ1000は、歯科ハンドピース用のフィッティング1002を含む。例えば、フィッティング1002は、例えば高速チャック自動調心コレット用の標準フィッティング1002を含んでよい。必要に応じて、フィッティング1002は、迅速で確実な接続のためのフランジおよび/またはD字型断面部を含む。例えば、フィッティング1002は、2.35mmのコレットにフィットしてよい。例えば、フィッティング1002は、軸1042の周りを回転するように構成されてもよい。必要に応じて、アダプタは、歯内ヤスリ1012用の偏心マウント1008を含む。例えば、マウント1008はスリーブ1007を含んでよい。例えば、スリーブ1007の外寸および/または形状は、ハンドピースフィッティング1002に適したものであってよい。例えば、スリーブ1007の外表面は、フィッティング1002の軸1042に平行で、および/または同心の円筒形であってよい(例えばフィッティング1002とマウント1008の外表面は同心であってよい)。例えば、スリーブ1007の外径は、フィッティング1002に適したものであって良い(例えば2.35mmのコレットフィッティングに対して2.35mm)。必要に応じて、マウント1008は、フィッティング1002に対してヤスリ1012を偏心して保持するように構成される。例えば、マウント1008は、ヤスリ1012のフィッティング1004を保持するように構成されたキャビティ1018を有してよい。必要に応じて、キャビティ1018は、フィッティング1002の回転の軸1042に対してオフセットされる。例えば、キャビティ1018の長手方向軸1041は、軸1042に対して、0.001mmから0.01mmの間および/または0.01mmから0.1mmの間および/または0.1mmから0.5mmの間および/または0.5mmから1mmの間および/または1mmから2mmの間だけ、オフセットされてよい。加えて、または代わりに、キャビティ1018は、軸1042に対して平行でない角度に向けられていてもよい。例えば、キャビティ1018の長手方向軸は、軸1042の0.1度から2.0度の間および/または2度から5度の間および/または5度から10度の間および/または10度から20度の間の角度に配されてよい。幾つかの実施形態において、キャビティ1018は、スリーブ1007の中心からオフセットされていてよく、スリーブ1007の外縁と交差していてもよい(例えば、スリーブ1007はオープンプロファイルおよび/または三日月型プロファイル1044を有していてもよい)。必要に応じて、アダプタは、(例えばフィッティング1002に接続された歯科ハンドピースを用いて)回転するとき、歯科ヤスリをヤスリ1012の軸1041に対して偏心した軌道で回転させる。例えば、ヤスリ1012は、軸1042の周りを回転する。
幾つかの実施形態において、アダプタ1000は単回使用および/または使い捨てである。例えば、アダプタ1000はプラスチック製であってよい。加えて、または代わりに、アダプタ1000は複数回使用として構成されてもよい。例えば、アダプタは、消毒可能な物質(例えば金属)製であってよい。
幾つかの実施形態において、アダプタ1000は外表面に開口を有する。例えば、ヤスリ1012が偏心して回転すると、キャビティ1018の偏心配置およびヤスリ1012の弾性によってウィッピング挙動が創出される。必要に応じて、フィッティング1004はゴム製とされる。幾つかの実施形態において、高RPMにおいてヤスリ1012またはブラシの弾性機能として作り出される偏心動作に加え、偏心マウント1008が空間内における付加的な回転運動1020を生じさせる。
アダプタ1000のフィッティングは、必要に応じてヤスリの標準サイズに合わせて製作され、存在するあらゆるハンドピースメカニズムに係合できるものとされる。必要に応じて、アダプタ1000はトルクリミッタを含む。例えば、ヤスリ1012のフィッティング1004とマウント1008のキャビティ1018との間の接続は、高トルクでの滑りを許容してヤスリ1012上のトルクを制限するような摩擦フィッティングであってよい。
図11は、本発明の一実施形態に基づいた、ウィッピング歯内ヤスリアダプタとヤスリフィッティングの斜視図である。幾つかの実施形態において、歯内ヤスリ1112のフィッティング1104は、偏心アダプタ1100によって歯科ハンドピース1114に取り付けられる。必要に応じて、アダプタ1100の偏心性および/またはヤスリ1112の柔軟性が、ヤスリ1112遠位端部のウィッピング運動1120を生じさせる。幾つかの実施形態では、ウィッピング運動1120により、ヤスリ1112が歯1180のチャネル1181のサイズ壁に一層良好に接触する。
図12Aおよび図12Bは、本発明の一代替実施形態に基づいたアダプタを示している。幾つかの実施形態において、アダプタは歯内ヤスリ1212用のマウント1208を含む。必要に応じて、マウント1208はヤスリ1212上のトルクを制限する。例えば、マウント1208は、(例えば図12Bに示されているようにキャビティ1218の内部において)マウント1208とヤスリとの間のトルクが上昇して臨界値を上回ったときにずれを許容するような摩擦接続によって、(例えば本文書において種々の実施形態について上記したように)ヤスリ1212のフィッティング1204を保持してもよい。
幾つかの実施形態において、アダプタ1200の近位部(例えばフィッティング1202、溝1201、および/またはマウント1208)は、(例えば図12Bに示されているように)歯科ハンドピース1214の標準チャックの内部に収容され、および/または取り付けられる。例えば、アダプタ1200は、コレットに取り付けられるフィッティング1202を含んでもよい。例えば、フィッティング1202は、ハンドピース1214からアダプタ1200への高トルクの伝達を容易にする平らな表面1203を含んでもよい。例えば、フィッティング1202は、(例えば、干渉コネクタによる)迅速な接続のための、および/またはアダプタをコレットにロックするための、溝1201を含んでもよい。
幾つかの実施形態において、アダプタ1200はフランジ1211を含み得る。必要に応じて、フランジ1211は、ハンドピース1214用のフィッティング1202に対して近位に配置される。必要に応じて、アダプタ1200は、フィッティング1202がハンドピース1214に挿入されたときに、(例えば図12Bに示されるように)フランジ1211がハンドピース1214の外部に残るような形状およびサイズとされる。例えば、フランジ1211は、噴霧液体からハンドピース1214(例えばそのチャック)を遮蔽してもよい。加えて、または代わりに、フランジ1211は、アダプタ1200の取り扱いを容易にし、および/または歯内ヤスリ1212の取付けを容易にし得る。例えば、フランジ1211においてキャビティ1218への開口が内側に傾斜していることで、キャビティ1218に例えばヤスリ1212のフィッティング1204を容易に滑り込ませることができる。幾つかの実施形態において、フランジ1211は、ハンドピース1214のビットマウント(例えばそのチャックおよびコレット)の外側に残り、および/またはフィッティング1204部分よりも左右に突出して、ハンドピース1214のビットマウントに嵌り込む。フランジの追加物質により、斜面1217の切り出しが容易となる。例えば、フランジ1211に近接したフィッティング1204の薄い壁(ハンドピース1214のビットマウントに嵌め込むため薄くなり得る)に斜面を切り込むことは、非常に困難であり得る。例えば、フランジ1211は、1mmから3mmの間および/または0.2mmから1mmの間および/または3mmから6mmの間だけ、マウント1208の外側縁から左右に突出1213していてよい。幾つかの実施形態において、フランジ1211は、(近位-遠位方向において)1mmから2mmの間および/または0.1mmから1mmの間および/または2mmから5mmの間、の厚み1215を有してよい。
図13Aおよび図13Bは、本発明の一代替実施形態に基づいた偏心アダプタを示している。幾つかの実施形態において、歯内ヤスリ1212のフィッティング1204は、アダプタ1300のマウント1308に偏心して取り付けられてもよい。例えば、アダプタ1204が挿入されるマウント1308のキャビティ1318の一方の側の壁は、キャビティ1318の他方の側の壁よりも薄くてよく、および/または特定の箇所において、キャビティ1318の壁が完全になくなっていてもよい(キャビティ1318の縁がマウント1308の外縁に達していてもよい)。例えば、キャビティ1318は、開放チャネルであってよい。必要に応じて、フランジ1311は、キャビティ1318の遠位開口を部分的に包囲していてもよい。加えて、または代わりに、フランジ1311は、キャビティ1318がたとえ偏心していたとしても、および/またはキャビティ1318がたとえ開放チャネルであったとしても、キャビティ1318の遠位開口を完全に包囲していてもよい(例えば、フランジ1311はフランジ1211のように環形状を有していてもよい)必要に応じて、(例えばキャビティ1318に通じる)フランジ1311の遠位縁は、傾斜していてよい。
図14Aは、本発明の一代替実施形態に基づいたアダプタの斜視図である。図14Bは、本発明の代替実施形態に基づいたアダプタの断面図である。幾つかの実施形態において、アダプタ1400は、フランジ1411を含み得る。必要に応じて、フランジ1411は、ハンドピース(例えばハンドピース1214)用のフィッティング1402に対して遠位に配置される。幾つかの実施形態において、歯内ヤスリ1212用のマウント1408は、完全に、および/または殆どがフランジ1411内に配置される。必要に応じて、フィッティング1402は、中実であっても、および/またはマウント1408のキャビティ1418よりも小さい空所を有していてもよい(例えば、マウント1408内の空所の幅は、キャビティ1418の直径の90%未満および/または50%未満および/または20%未満であってよく、および/またはマウント1408内の空所の長さは、キャビティ1418の長さの90%未満および/または50%未満および/または20%未満であってよい)。必要に応じて、アダプタ1400は、フィッティング1402がハンドピース1214に挿入されたときに、(例えば図14Bに示されるように)フランジ1411がハンドピース1214の外部に残るような、および/またはフランジ1411の殆どがハンドピースの外部に残る(例えばキャビティ1418の少なくとも90%および/または少なくとも50%がフィッティング1402の外部にある)ような、形状およびサイズとされる。幾つかの実施形態において、マウント1408をフィッティング1402の外部に配置することで、(例えばマウント1408がごく薄い壁を有している必要がなくなるために)アダプタ1400の作製が容易となる。幾つかの実施形態において、フランジ1411内にマウント1408を配することで、マウント(例えばマウント1308)がハンドピースのビットマウントに嵌め込まれる必要がある場合よりも高いレベルの偏心性が許容される。例えば、キャビティ1418の一部は、ハンドピースフィッティング1402の外縁に対して左右方向外側に配置されてもよい。
幾つかの実施形態において、フランジ1411は、噴霧液体からハンドピース1214(例えばそのチャック)を遮蔽してもよい。加えて、または代わりに、フランジ1411は、アダプタ1400の取り扱いを容易にし、および/または歯内ヤスリ1212の取付けを容易にし得る。例えば、フランジ1411においてキャビティ1418への開口が内側に傾斜していることで、キャビティ1418に例えばヤスリ1212のフィッティング1204を容易に滑り込ませることができる。幾つかの実施形態において、フランジ1411は、ハンドピース1214のビットマウント(例えばそのチャックおよびコレット)の外側に残り、および/またはフィッティング1204部分よりも左右に突出して、ハンドピース1214のビットマウントに嵌り込む。例えば、フランジ1411は、1mmから3mmの間および/または0.2mmから1mmの間および/または3mmから6mmの間だけ、フィッティング1402の外側縁から左右に突出1413していてよい。幾つかの実施形態において、フランジ1411は、(近位-遠位方向において)10mmから15mmの間および/または15mmから20mmの間および/または20mmから50mmの間および/または5mmから10mmの間の、厚み1415を有してよい。
幾つかの実施形態において、マウント1408はヤスリ1212上のトルクを制限する。例えば、マウント1408は、マウント1408とヤスリとの間のトルクが上昇して臨界値を上回ったときにずれを許容するような摩擦接続によって、(例えば本文書において種々の実施形態について上記したように)ヤスリ1212のフィッティング1204を保持してもよい。
幾つかの実施形態において、アダプタ1400の近位部(例えばフィッティング1402、溝1401)は、歯科ハンドピース1214の標準チャックに嵌め込まれ、および/または取り付けられる。例えば、アダプタ1400は、コレットに取り付けられるフィッティング1402を含んでもよい。例えば、フィッティング1402は、ハンドピース1214からアダプタ1400への高トルクの伝達を容易にする平らな表面1403を含んでもよい。例えば、フィッティング1402は、(例えば干渉コネクタによる)迅速な接続のための、および/またはアダプタをコレットに係止するための、溝1401を含んでもよい。
図15Aは、本発明の一代替実施形態に基づいたアダプタの斜視図である。図15Bは、本発明の代替実施形態に基づいたアダプタの断面図である。幾つかの実施形態において、アダプタ1500は、フランジ1511を含み得る。必要に応じて、フランジ1511は、ハンドピース(例えばハンドピース1214)用のフィッティング1502に対して遠位に配置される。加えて、または代わりに、フィッティング1502は、ハンドピース1214にフィットして十分に機能する(例えば図16について下記するような)簡易な摩擦フィッティングを有してもよい。幾つかの実施形態において、歯内ヤスリ1212用のマウント1508は、完全に、および/または殆どがフランジ1511内に配置される。必要に応じて、フィッティング1502は、中実であっても、および/またはマウント1508のキャビティ1518よりも小さい空所を有していてもよい(例えば、マウント1508内の空所の幅は、キャビティ1518の直径の90%未満および/または50%未満および/または20%未満であってよく、および/またはマウント1508内の空所の長さは、キャビティ1518の長さの90%未満および/または50%未満および/または20%未満であってよい)。必要に応じて、アダプタ1500は、フィッティング1502がハンドピース1214に挿入されたときに、(例えば図15Bに示されるように)フランジ1511がハンドピース1214の外部に残るような、および/またはフランジ1411の殆どがハンドピースの外部に残る(例えばキャビティ1518の少なくとも90%および/または少なくとも50%がフィッティング1402の外部にある)ような、形状およびサイズとされる。幾つかの実施形態において、マウント1508をフィッティング1502の外部に配置することで、(例えばマウント1508がごく薄い壁を有している必要がなくなるために)アダプタ1500の作製が容易となる。幾つかの実施形態において、マウント1508および/またはキャビティ1518は、フィッティング1502に対して同心に配置されてもよい。
幾つかの実施形態において、フランジ1511は、噴霧液体から1214(例えばそのチャック)を遮蔽してもよい。加えて、または代わりに、フランジ1511は、アダプタ1500の取り扱いを容易にし、および/または歯内ヤスリ1212の取付けを容易にし得る。例えば、フランジ1511においてキャビティ1518への開口が内側に傾斜していることで、キャビティ1418に例えばヤスリ1212のフィッティング1204を容易に滑り込ませることができる。幾つかの実施形態において、フランジ1511は、ハンドピース1214のビットマウント(例えばそのチャックおよびコレット)の外側に残り、および/またはフィッティング1502部分よりも左右に突出して、ハンドピース1214のビットマウントに嵌り込む。例えば、フランジ1511は、1mmから3mmの間および/または0.2mmから1mmの間および/または3mmから6mmの間だけ、フィッティング1502の外側縁から左右に突出1513していてよい。幾つかの実施形態において、フランジ1511は、(近位-遠位方向において)10mmから15mmの間および/または15mmから20mmの間および/または20mmから50mmの間および/または5mmから10mmの間の、厚み1515を有してよい。
幾つかの実施形態において、マウント1508はヤスリ1212上のトルクを制限する。例えば、マウント1508は、マウント1508とヤスリとの間のトルクが上昇して臨界値を上回ったときにずれを許容するような摩擦接続によって、(例えば本文書において種々の実施形態について上記したように)ヤスリ1212のフィッティング1204を保持してもよい。
幾つかの実施形態において、アダプタ1500の近位部(例えばフィッティング1502、溝1501)は、歯科ハンドピース1214の標準チャックに嵌め込まれ、および/または取り付けられる。例えば、アダプタ1500は、コレットに取り付けられるフィッティング1502を含んでもよい。例えば、フィッティング1502は、ハンドピース1214からアダプタ1500への高トルクの伝達を容易にする平らな表面1503を含んでもよい。例えば、フィッティング1502は、(例えば干渉コネクタによる)迅速な接続のための、および/またはアダプタをコレットに係止するための、溝1501を含んでもよい。
図16は、本発明の一実施形態に基づいたアダプタの斜視図を示している。幾つかの実施形態において、アダプタは、簡易な摩擦フィッティング1602を含んでよい。摩擦フィッティング1602は、必要に応じて標準の歯内ヤスリマウントにフィットするように構成される。例えば、フィッティング1602の部分1602’は、歯内ヤスリのフィッティング204と同じであってよい。例えば、アダプタ1600は、歯内ヤスリの同心回転ハンドピースに歯内ヤスリを偏心して取り付けるために用いてもよい。例えば、部分1602’は、約2.0mmおよび/または1.9mmから2.1mmの間の外径を有してもよい。例えば、フィッティング1602の薄肉部は、約1.5mmおよび/または1mmから2mmの間および/または0.5mmから1mmの間の外径を有していてもよい。
幾つかの実施形態において、アダプタ1600は、歯内ヤスリ用のマウント1608を含み得る。必要に応じて、マウントは、弾性向上構造、例えばスリット1609を含んでよい。幾つかの実施形態において、キャビティ1618は、使用者が推奨限度を上回るスピードでシステムを回転させた場合であってもヤスリの脱着が防止できる程度にしっかりと、歯内ヤスリのフィッティング204を保持し得る。必要に応じて、マウント1608は、(例えば本文書において種々の実施形態について上記したように)トルクが閾値を超えたときにヤスリの滑りを許容できる程度に、弾性的であり得る。例えば、キャビティ1618は、タイトでもよい(例えば直径がヤスリのフィッティングよりわずかに小さい)。例えば、キャビティの直径は、ヤスリのフィッティングよりも5%から10%の間だけ小さく、および/または1%から5%の間だけ小さく、および/または10%から30%の間だけ小さくてもよい。例えば、ヤスリのフィッティングが直径2mmである場合、キャビティ1618の直径は、1.8mmから1.9mmの間および/または1.9mmから1.99mmの間および/または1.5mmから1.8mmの間の範囲であってよい。
幾つかの実施形態では、フィッティングアダプタ1603が用いられる。例えば、アダプタ1603は、(例えば、シリコーン製、ゴム製、および/または弾性プラスチック製の)弾性スリーブを含む。スリーブは、必要に応じて、小さなフィッティング1602にぴったりとフィットし、および/または大きなチャックにフィットするように拡径する。例えば、アダプタは、フィッティング1602にフィットしてよく、そして歯内ヤスリのチャックの2.35mmの(d型標準)チャックにぴったりと嵌め込まれるように拡径してよく(例えばアダプタ1603を有するフィッティング1602の外径は1.9mmから2.1mmの間であってよい)、および/またはバーハンドピースの標準チャック(例えばハンドピース1214の2.35mmチャック)に嵌め込まれるように拡径してよい(例えばアダプタ1603を有するフィッティング1602の外径は2.3mmから2.5mmの間であってよい)。例えば、必要に応じて、スリーブは、摩擦によってハンドピース1214のチャックにぴったりとフィットし、および/または保持される。加えて、または代わりに、アダプタ1600のフィッティング1602は、摩擦によってバーハンドピースの標準チャックにフィットする程度に、大きくてもよい(例えばフィッティング1602の外径は2.3mmから2.5mmの間の範囲であってよい)。例えば、摩擦フィッティングは、ハンドピース1214に接続するのに十分で、および/または特殊なフィッティングよりも安価であってよく、このようなフィッティング1502が図15Aに示されている。
本出願から生じる特許存続期間の間には、多くの関連技術、例えば歯科ハンドピース、フィッティングおよび歯内ツールの発展が期待されるが、本明細書で用いたハンドピース、マウント、フィッティングおよびヤスリ等の用語の範囲には、そのような新しい全ての技術が検証なしに包含されることが意図される。
本文書において「約」の語は±10%をいう。
「備える(comprises、comprising)」、「含む(includes、including)」、「有する(having)」およびこれらの活用形は、「含むが限定されない」ことを意味する。
「からなる(consisting of)」の語は、「含むが限定されない」ことを意味する。
「本質的に~からなる(consisting essentially of)」の語は、組成物、方法または構造が、付加的な添加物、ステップおよび/または部分を含むが、ただし、その添加物、ステップおよび/または部分は、権利請求する組成物、方法または構造の基本的で新規な特性を実質的に変更するものではないことを意味する。
本文書において、単数形の「1つの(a、an)」および「その(the)」は、文脈によって他に明示しない限り、複数の指示対象を含む。例えば、「(1つの)化合物(a compound)」または「少なくとも1つの化合物(at least one compound)」は複数の化合物を含んでよく、これらの混合物も含まれる。
本出願を通じて、本発明の様々な実施形態はフォーマットの範囲で提示され得る。フォーマットの範囲での記載は、便宜上および簡潔性のためのものであって、本発明の範囲を固定的に制限するものとして参照されるべきではないことを理解されたい。従って、範囲内の個々の数値と同じく、範囲の記載は、特に開示された全ての可能な部分領域を有すると見なされるべきである。例えば、1から6といった範囲の記載は、この範囲内にある個々の数値、例えば1、2、3、4、5、および6、ならびに、1から3まで、1から4まで、1から5まで、2から4まで、2から6まで、3から6まで等といった特に開示された部分領域を有すると見なされるべきである。このことは、範囲の広さに関わらず適用される。
本文書において数値範囲が示されるときは常に、示された範囲内の引用されたあらゆる数値(分数または整数)が含まれることを意味する。最初に示された数値および2番目に示された数値の「範囲の(ranging)/間の範囲の(ranges between)」というフレーズと、最初に示された数値「から」2番目に示された数値までの「範囲の/間の範囲の」というフレーズは、本文書では区別なく用いられており、最初に示された数値および2番目に示された数値、ならびにこれらの間の全ての分数および整数が含まれることを意味する。
本文書で用いる「方法(method)」の語は、与えられたタスクを達成するためのやり方、手段、技法および工程をいい、これらのやり方、手段、技法および工程には、知られているか、化学、薬学、生物学、生化学および医術の実践者によって既知のやり方、手段、技法および工程から改良されつつあるものが含まれるが、これらに限定されるものではない。
本文書で用いる「処置する(treating)」の語は、なくすこと、実質的に阻止すること、症状の進行を遅らせるか逆行させること、症状の臨床的または審美的な兆候を実質的に緩和すること、或いは症状の臨床的または審美的な兆候の発現を実質的に防止すること、を含む。
明確性のために、本発明のある特徴が別々の実施形態において記載されているが、これらは1つの実施形態において組み合わせて提供されてもよい。逆に、簡潔性のために、本発明の様々な特徴が1つの実施形態において記載されているが、これらは別々に、または適切な部分組合せとして、または記載された本発明の別のあらゆる実施形態に適するものとして、提供されてもよい。様々な実施形態において記載されたある特徴は、それらの要素を欠いたときにその実施形態が正常に機能しないものでない限り、それらの実施形態の本質的な特徴と見なされるものではない。
本発明を、その特定の実施形態と併せて説明したが、多くの代替、修正および変形が明らかであることは、当業者には明白である。したがって、添付の特許請求の範囲の思想と広範な範囲内に属する全てのこのような代替、修正および変形を容認することが意図されている。
この明細書で言及した全ての出版物、特許および特許出願は、個々の出版物、特許および特許出願が参照によって本文書に組み込まれると個別に特に示されたと同程度に、参照によって全て本明細書中に組み込まれる。加えて、この出願におけるあらゆる文献の引用または特定は、このような文献が本発明の従来技術として有用であることを容認したものと解釈されるべきではない。用いられている表題部について、これらは必ずしも限定と解釈されるべきではない。

Claims (20)

  1. 歯内療法用のシステムであって、
    標準チャックを有する高トルクの歯科ハンドピースと、
    前記標準チャック用のフィッティング、トルクリミッタ、および歯内ヤスリ用のマウントを含むアダプタと、を備えるシステム。
  2. 前記トルクリミッタが前記フィッティングと前記マウントの間に配置されている、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記トルクリミッタが前記マウントに含まれている、請求項1に記載のシステム。
  4. 前記マウントが摩擦フィッティングを含んでいる、請求項3に記載のシステム。
  5. 前記フィッティングが前記アダプタの近位端部にあり、前記マウントが前記アダプタの遠位端部にある、請求項1に記載のシステム。
  6. 前記ハンドピースが1000RPM超の速度で前記アダプタを回転させるように構成されている、請求項1に記載のシステム。
  7. 前記ハンドピースが0.5N・cm超のトルクで前記アダプタを回転させるように構成されている、請求項1に記載のシステム。
  8. 歯内療法用の歯科ハンドピースに用いられるアダプタであって、
    前記歯科ハンドピースのチャック用のフィッティングと、
    トルクリミッタと、
    歯内ヤスリ用のマウントと、を備えるアダプタ。
  9. 前記トルクリミッタが前記フィッティングと前記マウントの間に配置されている、請求項8に記載のアダプタ。
  10. 前記トルクリミッタが前記マウントに含まれている、請求項8に記載のアダプタ。
  11. 前記マウントが摩擦フィッティングを含んでいる、請求項10に記載のアダプタ。
  12. 遠位フランジをさらに備える、請求項8に記載のアダプタ。
  13. 前記トルクリミッタが、前記ヤスリ上のトルクを0.1N・cm未満に制限するように構成されている、請求項8に記載のアダプタ。
  14. 前記マウントが前記フィッティングに対して偏心している、請求項8に記載のアダプタ。
  15. 前記マウントの軸が前記フィッティングの軸に対してオフセットしている、請求項14に記載のアダプタ。
  16. 前記マウントの軸が前記フィッティングの軸に平行でない、請求項14に記載のアダプタ。
  17. 歯内療法に用いられるアダプタであって、
    歯科ハンドピースチャック用のフィッティングと、
    前記フィッティングに対して偏心して配置された歯内ヤスリ用のマウントと、を備えるアダプタ。
  18. 前記マウントの軸が前記フィッティングの軸に対してオフセットしている、請求項17に記載のアダプタ。
  19. 前記マウントの軸が前記フィッティングの軸に平行でない、請求項17に記載のアダプタ。
  20. 前記マウントが完全に前記フランジの内部にある、請求項12に記載のアダプタ。
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