JP2022539962A - 異なるカラーフォーマットからの画像をアルファブレンドするための方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

いくつかの例では、装置は、コンテンツ画像のピクセル等のソースレイヤピクセルと、デスティネーション画像のピクセル等の第1のデスティネーションレイヤピクセルと、を取得する。第1のデスティネーションレイヤピクセルは、関連するアルファ値を有する。装置は、アルファ値の第1のブレンディングカラーフォーマットを示す情報を取得する。第1のブレンディングカラーフォーマットは、第1のデスティネーションレイヤピクセル用の第1のデスティネーションレイヤカラーフォーマット及びディスプレイ用の出力カラーフォーマットと異なっている。装置は、ソースレイヤピクセル及び/又は第1のデスティネーションレイヤピクセルを第1のブレンディングカラーフォーマットに変換する。装置は、ソースレイヤピクセル及び第1のデスティネーションレイヤピクセルを、関連するアルファ値を用いてアルファブレンドすることに基づいて、第1のアルファブレンドされたピクセルを生成する。装置は、ディスプレイ上に表示するために、第1のアルファブレンドピクセルを提供する。【選択図】図3

Description

画像をディスプレイに表示する前に、画像プロセッサは、2つ以上のレイヤ又は画像をアルファブレンドして、アルファブレンド画像を生成する。例えば、画像プロセッサは、デスティネーション画像に関連付けられたアルファ値を使用して、ソース画像をデスティネーション画像(例えば、オーバーレイ画像)とアルファブレンドする。アルファ値は、通常、0~1の値であり、デスティネーション画像及び/又はソース画像が共にブレンドされて単一の画像を形成するときのそれらの透明度レベルを示す。しかしながら、デスティネーション画像及びソース画像は、異なるカラーフォーマットである場合がある。例えば、一方の画像は、ハイダイナミックレンジ(HDR)カラーフォーマットである場合があり、他方の画像は、標準ダイナミックレンジ(SDR)カラーフォーマットである場合がある。異なるカラーフォーマット間の非線形性(non-linearity)の違いにより、元のアルファ値を適用することによって、画像間の透明度レベルが一方の画像の作成者又はプログラマが意図したものと異なるようになる。
場合によっては、様々なカラーフォーマットに対応するために、ソース画像及びデスティネーション画像が一般的な線形ライトHDR形式(common linear light HDR format)に変換され、一般的な線形ライトHDR形式でアルファブレンドが行われる。しかしながら、アルファ値がSDRカラーフォーマット用にフォーマットされており、アルファ値に対して極端に不正確な透明度がHDRカラーフォーマット用にフォーマットされている場合には、誤った透明度の結果を生じさせることがある。アルファ値に補正を適用することによって補償するための他の方法が知られている。しかしながら、このことは、ソースに対する元のアルファブレンドの意図が変更されることにもなり得る。さらに、HDR画像とSDR画像とをブレンドする場合、出力又はディスプレイデバイスのカラーフォーマットにおいて画像の正しい相対輝度(relative brightness)を提供する際に問題が生じることがある。相対輝度を補正するための既知の方法には、ユーザ設定調整スライダ、及び/又は、ビュー環境での周囲光レベル検出に基づくダイナミック調整が含まれる。しかしながら、このことは、問題の一部を解決するだけで、ソースの元のアルファブレンドの意図を維持しながら画像をどのようにブレンドするかについて対処していない。
さらに、各カラーフォーマットは、ガンマ空間(例えば、色分けに使用される線形性/非線形性曲線)及び特定の原色を含み得る。グラフィックス処理ユニット(GPU)等の装置は、レイヤ(例えば、ソース画像及び/又はデスティネーション画像)をデスティネーション画像用のガンマ空間、及び/又は、ディスプレイインターフェース用のガンマ空間に変換することが知られている。次に、これらのガンマ空間への変換後、GPUは、変換されたレイヤ(例えば、ソース画像及び/又はデスティネーション画像がデスティネーション画像用の、及び/又は、ディスプレイインターフェース用のガンマ空間に変換されている)をアルファブレンドして、アルファブレンドされた画像を生成することができる。
多くの場合、作成者又はプログラマは、デスティネーション画像やディスプレイインターフェース用のガンマ空間と異なるカラーフォーマットでアルファブレンディングを実行することを意図し得る。しかしながら、現在、アルファブレンドする前に、ソースレイヤピクセル及び/又は第1のデスティネーションレイヤピクセルをデスティネーション画像のカラーフォーマット、及び/又は、ディスプレイインターフェースのカラーフォーマット以外のカラーフォーマットに変換するために利用できる方法又は装置が存在しない。さらに、作成者又はプログラマは、複数のブレンディング段階(blending stages)(第1のブレンディングカラーフォーマットと第2のブレンディングカラーフォーマット)の間に異なるカラーフォーマットを使用してアルファブレンディングに複数のブレンディング段階を含むこと(例えば、2つのピクセルレイヤが、アルファブレンドされ得、次いでその結果が第3のピクセルレイヤとブレンドされ得る)を意図し得る。繰り返すが、現在、ブレンディング段階の間に異なるカラーフォーマットに対応するために利用できる方法又は装置が存在しない。したがって、上述の欠点の1つ以上に対処するために、1つ以上の改善された方法及び/又は装置が必要とされている。
以下の図面において、同様の符号が同様の要素を表しており、添付図面を参照して以下の説明を考慮すると、実装をより容易に理解することができる。
本開示に記載されているバリエーションによる、異なるカラーフォーマットからの画像をアルファブレンドするための装置を示す概略的なブロック図である。 本開示に記載されているバリエーションによる、異なるカラーフォーマットからの画像をアルファブレンドするための方法を示すフローチャートである。 本開示に記載されているバリエーションによる、異なるカラーフォーマットからのアルファブレンド画像のためのアルファ透明度最適化ロジックの一例を示す概略的なブロック図である。 本開示に示されるバリエーションによる、異なるカラーフォーマットからの画像をアルファブレンドするための別の装置を示す概略的なブロック図である。 本開示に記載されているバリエーションによる、異なるカラーフォーマットからの画像をアルファブレンドするためのグラフィックス処理ユニットを示す概略的なブロック図である。 本開示に記載されているバリエーションによる、異なるカラーフォーマットからの画像をアルファブレンドするための別の装置を示す概略的なブロック図である。 本開示に記載されているバリエーションによる、異なるカラーフォーマットからの画像をアルファブレンドするための別の方法を示すフローチャートである。
いくつかの例では、方法及び装置は、アルファブレンド透明度最適化ロジック(alpha blending transparency optimization logic)を採用して、コンテンツ画像(例えば、ソース画像又はソースレイヤピクセル)とアルファブレンドされるデスティネーション画像(例えば、デスティネーションレイヤピクセル)のプログラマ等の作成者の元のアルファブレンド意向を保存又は維持する。場合によっては、デスティネーション画像は、ユーザインターフェース画像、ロゴ画像、又は、別のタイプのデスティネーション画像である。例えば、ユーザインターフェース画像によって示されるアルファ値は、デスティネーションカラーフォーマット(例えば、第1のデスティネーションレイヤカラーフォーマット)等の単一カラーフォーマットからの画像をアルファブレンドするために使用されることが意図されている。このように、画像(ソース/デスティネーション画像等)を元のカラーフォーマットからブレンディングカラーフォーマット(例えば、画像のアルファブレンドに使用されるカラーフォーマット)に変換することによって、アルファブレンディング透明度最適化ロジックは、元のアルファブレンディングの意図を維持するか、デスティネーション画像とコンテンツ画像が異なるカラーフォーマットであることに起因する歪みを最小化するか、の何れかを行う。このことは、以下でさらに詳しく説明する。
いくつかの例では、装置は、ソース又はコンテンツ画像のピクセル等のソースレイヤピクセルと、デスティネーション画像のピクセル等の第1のデスティネーションレイヤピクセルと、を取得する。第1のデスティネーションレイヤピクセルには、第1のアルファ値が関連付けられている。装置は、第1のアルファ値の第1のブレンディングカラーフォーマットを示す情報を取得する。第1のブレンディングカラーフォーマット(例えば、標準の赤、緑、青(sRGB)カラーフォーマット)は、第1のデスティネーションレイヤのカラーフォーマット(例えば、知覚量子化器(perceptual quantizer)(PQ)カラーフォーマット)とは異なっており、第1のデスティネーションレイヤピクセルは、ディスプレイ用の出力カラーフォーマット(例えば、ハイブリッドログガンマ(HLG)カラーフォーマット)とは異なっている。装置は、ソースレイヤピクセル及び/又は第1のデスティネーションレイヤピクセルを第1のブレンディングカラーフォーマットに変換する。装置は、ソースレイヤピクセル及び/又は第1のデスティネーションレイヤピクセルを第1のブレンディングカラーフォーマットに変換することに応じて、第1のアルファ値を使用して、ソースレイヤピクセルを第1のデスティネーションレイヤピクセルとアルファブレンドすることに基づいて第1のアルファブレンドピクセルを生成する。装置は、ディスプレイ上に表示するために、第1のアルファブレンドピクセルを提供する。
いくつかの例では、アルファブレンディングの前に様々なカラーフォーマット変換技術が採用されている。例えば、いくつかのバリエーションでは、第1のブレンディングカラーフォーマットは、第1のブレンディングガンマ空間及び原色(color primaries)の第1のブレンディングセットを含む。ガンマ空間は、第1のブレンディングカラーフォーマットの線形性/非線形性を表すデータを示す。装置は、第1のブレンディングガンマ空間の伝達関数を表すデータを使用して、ソースレイヤピクセル及び/又は第1のデスティネーションレイヤピクセルを第1のブレンディングガンマ空間に変換する。いくつかの例では、第1のブレンディングガンマ空間は線形ガンマ空間であり、伝達関数はガンマ伝達関数である。第1のブレンディングガンマ空間の伝達関数は、装置のメモリに記憶されている。他のバリエーションでは、装置は、1つ以上のガンマ伝達関数、及び/又は、1つ以上の線形から線形への伝達関数を表すデータを使用して、ソースレイヤピクセル及び/又は第1のデスティネーションレイヤピクセルを原色の第1のブレンディングセットに変換する。1つ以上のガンマ伝達関数及び/又は1つ以上の線形から線形への伝達関数は、装置のメモリに記憶されている。さらに他のバリエーションでは、装置は、ソースレイヤピクセル及び第1のデスティネーションレイヤピクセルのうち少なくとも1つを、第1のブレンディングガンマ空間、及び、原色の第1のブレンディングセットに変換する。
いくつかの例では、複数のアルファブレンド段階が採用されている。例えば、第2のアルファブレンド段階、第3のアルファブレンド段階、又は、別の後続のアルファブレンド段階において、装置は、以前に生成されたアルファブレンドされたピクセル、及び/又は、新しいデスティネーションレイヤ(例えば、第2のデスティネーションレイヤピクセル)を第1のブレンディングカラーフォーマットとは異なるカラーフォーマットである第2のブレンディングカラーフォーマットに変換する。例えば、装置は、第2のアルファ値、及び、第2のブレンディングカラーフォーマット(例えば、PQカラーフォーマット)を示す情報に関連付けられた第2のデスティネーションピクセルを取得する。次いで、装置は、第1のアルファブレンドされたピクセル及び/又は第2のデスティネーションレイヤピクセルを第2のブレンディングカラーフォーマットに変換する。装置は、第1のアルファブレンドされたピクセル、及び/又は、第2のデスティネーションレイヤピクセルを変換することに応じて、第1のアルファブレンドされたピクセルを第2のアルファ値を使用して第2のデスティネーションレイヤピクセルとアルファブレンドすることに基づいて、第2のアルファブレンドされたピクセルを生成する。
場合によっては(例えば、装置がアルファブレンディングの複数の段階を実行する場合)、第1のブレンディングカラーフォーマットは、第1のデスティネーションレイヤカラーフォーマットと同じカラーフォーマットである。いくつかのバリエーションでは、第1のブレンディングカラーフォーマットと同様に、第2のブレンディングカラーフォーマットは、第2のブレンディングガンマ空間、及び、原色の第2のブレンディングセットを含む。装置は、アルファブレンディングの第2段階又はそれ以降の段階に異なるカラーフォーマット変換技術を採用している。例えば、装置は、第2のブレンディングガンマ空間に関連付けられたガンマ伝達関数を表すデータを使用して、第1のアルファブレンドされたピクセル及び/又は第2のデスティネーションレイヤピクセルを第2のブレンディングガンマ空間に変換する。いくつかの例では、第2のブレンディングガンマ空間は、出力カラーフォーマットと同じガンマ空間である。場合によっては、装置は、1つ以上のガンマ伝達関数及び1つ以上の線形伝達関数を表すデータを使用して、第1のアルファブレンドされたピクセル及び第2のデスティネーションレイヤピクセルを原色の第2のブレンディングセットに変換する。
いくつかの例では、第1のアルファブレンドされたピクセルをディスプレイに表示する前に、装置は、ピクセルに対してHDRトーンマッピングを変換及び/又は実行する。例えば、装置は、第1のアルファブレンドされたピクセルを出力カラーフォーマットに変換する。次に、装置は、ディスプレイ上に第1のアルファブレンドされたピクセルを表示するために備える。場合によっては、装置は、複数の第1のアルファブレンドされたピクセルに対してトーンマッピング(例えば、ハイダイナミックレンジ(HDR)トーンマッピング)を実行する。
場合によっては、装置は、カラーフォーマット変換プロセスの代わりに又はその間に、トーンマッピングを実行する。例えば、装置は、ソースレイヤピクセル及び/又は第1のデスティネーションレイヤピクセルをトーンマッピングすることによって、ソースレイヤピクセル及び/又は第1のデスティネーションレイヤを変換する。いくつかのバリエーションでは、装置は、ディスプレイエンジンを含むグラフィックス処理ユニット(GPU)を含む。ディスプレイエンジンは、アルファ透明度最適化ロジックを含み、ロジックは、ソースピクセルと第1のデスティネーションレイヤピクセルとをアルファブレンドする前に、ソースピクセル及び/又は第1のデスティネーションレイヤピクセルを第1のブレンディングカラーフォーマットに変換するように構成されている。場合によっては、装置は、メモリを含み、メモリは、ソースレイヤピクセル、第1のデスティネーションレイヤピクセル、アルファ値のセット、及び/又は、第1のブレンディングカラーフォーマットを記憶する1つ以上のフレームバッファを有する。
図1は、異なるカラーフォーマットからの画像をアルファブレンドするための画像処理デバイス等の装置100の一例を示している。いくつかの実装形態では、装置100は、開示された発明のバリエーションの態様を実施するのに適した任意のタイプのコンピューティングデバイスを含む。コンピューティングデバイスの例は、ワークステーション、ラップトップ、デスクトップ、タブレットコンピュータ、ハンドヘルドデバイス、ディスプレイデバイス、メディアプレーヤ、セットトップボックス、テレビ、ゲームコンソール、プリンタ、サーバ、クラウドコンピューティングプラットフォーム、集積回路等を含むが、これらに限定されず、これらの全ては、装置100の様々な構成要素を参照して図1の範囲内にあると企図されている。
いくつかの変形例では、装置100は、アルファ透明度最適化ロジック108及びディスプレイ112を含む。アルファ透明度最適化ロジック108は、ソースカラーフォーマットにあるソースレイヤピクセル102、第1のデスティネーションレイヤカラーフォーマット(例えば、オーバーレイカラーフォーマット)にある第1のデスティネーションレイヤピクセル104(例えば、オーバーレイ画像)、第1のブレンディングカラーフォーマットにある第1のアルファ値114のセット、第1のブレンディングカラーフォーマットを示す情報106、及び/又は、出力カラーフォーマットを示す情報116を取得する。第1のデスティネーションレイヤピクセル104は、第1のアルファ値114のセットに関連付けられている。言い換えれば、プログラマ及び/又は作成者は、第1のアルファ値のセット114を使用して、第1のデスティネーションレイヤピクセル104がアルファブレンドされるようにプログラムしているか、意図している。場合によっては、メモリ内の同一フレームバッファは、第1のデスティネーションレイヤピクセル104及びアルファ値のセット114を記憶する。ロジック108は、フレームバッファから第1のデスティネーションレイヤピクセル104及びアルファ値のセット114を含む情報を抽出し、次いで、情報を第1のデスティネーションレイヤピクセル104とアルファ値のセット114に分割する。
いくつかの例では、装置100は、動画プレーヤ(例えば、DVDプレーヤ及び/又はブルーレイ(登録商標)プレーヤ)である。装置100は、DVD又はブルーレイ(登録商標)のディスク等のコンテンツソースからソースピクセル102及び/又はソースカラーフォーマットを取得する。装置100は、動画プレーヤのメモリから第1のデスティネーションピクセル104及び/又は第1のデスティネーションカラーフォーマットを取得する。第1のデスティネーションピクセル104は、ソースレイヤピクセル102とアルファブレンドされるグラフィカルユーザインターフェースを表す。第1のデスティネーションピクセル104、第1のデスティネーションカラーフォーマット、第1のアルファ値114、及び、第1のブレンディングカラーフォーマットは、動画プレーヤのメモリに記憶されている。ロジック108は、ソースカラーフォーマットにあるソースレイヤピクセル102、第1のデスティネーションレイヤカラーフォーマット(例えば、オーバーレイカラーフォーマット)にある第1のデスティネーションレイヤピクセル104(例えば、オーバーレイ画像)、第1のブレンディングカラーフォーマットにある第1のアルファ値のセット114、並びに、ゲームコンソールのメモリから及び/又はコンテンツソースからの第1のブレンディングカラーフォーマットを示す情報106を取得する。出力カラーフォーマットは、ディスプレイ112(例えば、ディスプレイデバイス及び/又はディスプレイインターフェース)用のカラーフォーマットである。場合によっては、ロジック108は、ディスプレイ112から出力カラーフォーマット用の情報116を取得する。第1のブレンディングカラーフォーマットは、ソースレイヤピクセル102と第1のデスティネーションレイヤピクセル104とをブレンドするために使用される第1のアルファ値114のセット用のカラーフォーマットである。
いくつかのバリエーションでは、装置100は、オプションでディスプレイ112を含む。存在する場合、アルファ透明度最適化ロジック108及びディスプレイ112が同じ装置内にある。ディスプレイ112は、1つ以上のモニタ、テレビ画面、投影デバイス、並びに/又は、ビデオ若しくはゲームフレーム、動画及び/若しくは画像を表示及び/若しくは示す他のディスプレイ画面を含む。ロジック108は、第1のアルファブレンドされたピクセル110をディスプレイ112に提供し、ディスプレイ112は、第1のアルファブレンドされたピクセル110を表示する。いくつかの例では、装置100は、ディスプレイを含んでいない。したがって、アルファ透明度最適化ロジック108は、インターネット、無線、有線バスを介して、又は、任意の適切な方法によってディスプレイ(複数可)112を収納する1つ以上の追加的な装置に対して、第1のアルファブレンドされたピクセル110等の画像データを提供する(例えば、送信又は伝送する)。アルファ透明度最適化ロジック108を含む例示的な装置100は、本開示のバリエーションの使用又は機能の範囲に関して、任意の限定を示唆することを意図していない。
図1~図3を参照すると、異なるカラーフォーマットからの画像をアルファブレンドするための方法200の一例、及び、アルファ透明度最適化ロジックの一例が示されている。方法200は、装置100及びロジック108を参照して説明される。しかしながら、任意の適切な構造が採用されてもよい。アルファ透明度最適化ロジック108は、第1のレイヤピクセル変換器ユニット302(例えば、ソース画像変換器ユニット)、第2のレイヤピクセル変換器ユニット304(例えば、デスティネーション画像変換器ユニット)、アルファブレンディングユニット306、並びに/又は、出力変換及び/又はトーンマッピングユニット308を含む。これらのサブユニット302,304,306及び/又は308は、親ロジック108の従属する子ユニットとして示されているが、各サブユニットは、ロジック108とは別のユニットとして操作されてもよく、サブユニットの他の適切な組み合わせが様々な用途に適すると考えられている。
場合によっては、出力変換ユニット及び/又はトーンマッピングユニット308は、オプションである。存在する場合、ユニット308は、第1のアルファブレンドされたピクセル110のHDRトーンマッピングを実行する。追加的に及び/又は代替的に、ユニット308は、ピクセル110をディスプレイ112用の出力カラーフォーマットに変換する。ユニット308がロジック108内に存在しない場合、ロジック108は、HDRトーンマッピングを実行せず、及び/又は、ピクセルを出力カラーフォーマットに変換しない(例えば、別のエンティティが、第1のアルファブレンドされたピクセル110を変換及び/又はトーンマッピングする)。
ロジック108は、1つ以上のステートマシン、1つ以上のCPU、GPU、APU、又は、カーネルを実行するプロセッサの一部としての1つ以上のデジタル信号プロセッサ及び/若しくは所望に応じて他の適切な構造を含むがこれらに限定されない任意の適切なロジック構成である。本明細書で使用される場合、「ユニット」という用語は、特定用途向け集積回路(ASIC)、電子回路、1つ以上のソフトウェア又はファームウェアプログラムを実行する(共有の、専用の、グループの)プロセッサ若しくはマイクロプロセッサ及び/又は(共有の、専用の、グループの)メモリ、組み合わせロジック回路、及び/又は、説明する機能を提供する他の適切な構成要素を指してもよいし、その一部であってもよいし、これらを含んでもよい。
動作中、ステップ202において、ロジック108は、ソースレイヤピクセル102(例えば、ソース画像)、第1のアルファ値のセット114に関連付けられた第1のデスティネーションレイヤピクセル104(例えば、デスティネーション画像)、及び、第1のアルファ値のセット114用の第1のブレンディングカラーフォーマット106を示すインジケータを取得する。第1のブレンディングカラーフォーマットは、第1のデスティネーションレイヤカラーフォーマット(例えば、第1のデスティネーションレイヤピクセル104のカラーフォーマット)及び出力カラーフォーマット(例えば、ディスプレイ112が出力するか、ディスプレイが写すカラーフォーマット)とは異なる。
例えば、ユニット302は、ソースレイヤピクセル102を取得する。ユニット304は、第1のデスティネーションレイヤピクセル104を取得する。いくつかのバリエーションでは、装置100は、ユニット302及び/又は304が後に取得するソースレイヤピクセル102及び第1のデスティネーションレイヤピクセル104を生成する。他の変形例では、装置100は、別のエンティティ(例えば、ウェブサーバ)からソースレイヤピクセル102及び第1のデスティネーションレイヤピクセル104を取得する。さらに、他のバリエーションでは、装置100は、ソースレイヤピクセル102又は第1のデスティネーションレイヤピクセル104のうち一方を生成し、ソースレイヤピクセル102又は第1のデスティネーションレイヤピクセル104のうち他方を取得する。
いくつかの例では、ゲームコンソール等の装置100は、コンテンツソースから及び/又はメモリからの命令を実行するように構成されている。コンテンツソースは、メモリ、サーバ、ビデオディスク、ゲームディスク(例えば、レガシーゲームディスク)、DVD、メモリを含む他のビデオ又は画像フォーマット、及び/又は、1つ以上のプロセッサ等のデバイスであり、デバイスは、ソースレイヤピクセル102又は第1のデスティネーションレイヤピクセル104を生成するために装置100に命令を提供する。さらに、コンテンツソースのメモリは、装置100(例えば、ゲームコンソール及び/又はコンピューティングデバイス)によって実行可能な命令を含む。装置100は、コンテンツソースのメモリから命令を取得及び/又は実行し、命令の実行に基づいて、装置100は、ソースレイヤピクセル102及び/又は第1のデスティネーションレイヤピクセル104を取得及び/又は生成する。追加的に及び/又は代替的に、命令の実行に基づいて、装置100は、ソースレイヤピクセル102及び/又は第1のデスティネーションレイヤピクセル104のカラーフォーマット(例えば、ソースレイヤカラーフォーマット及び第1のデスティネーションレイヤカラーフォーマット)を判別又は識別する。言い換えれば、命令を実行することによって、装置100は、ソースレイヤピクセル102/第1のデスティネーションレイヤピクセル104のカラーフォーマットを示す情報をコンテンツソースから抽出する。
他の例では、装置100は、ストリーミングプロバイダ用のウェブサーバ等のコンテンツソースからソースレイヤピクセル102及び/又は第1のデスティネーションレイヤピクセル104を取得する。このような場合、コンテンツソースは、ウェブサーバ等のエンティティである。ウェブサーバ(例えば、ビデオサービス、ゲームサービス、及び/又は、ストリーミングサービスウェブサーバ)は、ゲーム、映画、テレビ番組、及び/又は、他のビデオ若しくは画像のファイルを示す情報を装置100に提供する。追加的に及び/又は代替的に、装置100は、コンテンツソースからソースレイヤピクセル102及び/又は第1のデスティネーションレイヤピクセル104のカラーフォーマットを示す情報を取得する。
ピクセル102,104を生成及び/又は取得した後、装置100は、ピクセル102を第1のフレームバッファに記憶し、ピクセル104を第2のフレームバッファに記憶する。言い換えれば、グラフィックエンジン又は3Dエンジンは、ピクセル102及び/又は104を生成し、これらのピクセル102,104をフレームバッファに記憶する。いくつかの例では、フレームバッファは、装置100のメモリ内にある。他の例では、フレームバッファは、グラフィックス処理ユニット(GPU)及び/又は中央処理ユニット(CPU)データキャッシュ等のチップ若しくはプロセッサメモリの内部にある。ユニット302は、ソースレイヤピクセル102を記憶するフレームバッファからソースレイヤピクセル102を取得する。さらに、ユニット304は、第1のデスティネーションレイヤピクセル104を記憶する異なるフレームバッファから第1のデスティネーションレイヤピクセル104を取得する。
いくつかの例では、ソースレイヤピクセル102又は第1のデスティネーションレイヤピクセル104は、以前に共にアルファブレンドされた2つの異なる画像からのものである。例えば、装置100は、アルファ値のセットを使用して、第1のセットのピクセルと第2のセットのピクセルとをアルファブレンドすることによって、ソースレイヤピクセル102を生成する。装置100は、ソースレイヤピクセル102をフレームバッファに記憶し、及び/又は、それをロジック108内にフィードバックする。ユニット302は、上述したようにソースレイヤピクセル102を取得する。
ソースレイヤピクセル102を取得することに加えて、ユニット302は、ソースレイヤピクセルのソースカラーフォーマット316、及び、第1のブレンディングカラーフォーマットを示す情報106を取得する。さらに、第1のデスティネーションレイヤピクセル104を取得することに加えて、ユニット304は、第1のデスティネーションレイヤピクセル318用の第1のデスティネーションレイヤカラーフォーマット、及び、第1のブレンディングカラーフォーマットを示す情報も取得する。例えば、ソースレイヤピクセル102及び/又は第1のデスティネーションレイヤピクセル104は、それぞれ画像を構成する。画像の各ピクセルは、対応する光量値を有している。ピクセルの光量値は、光量計を使用して測定可能な物理的値のセットである。輝度レベルの正規化と伝達関数を使用して、ピクセルの光量値が様々なカラーフォーマットにマッピングされ得る。カラーフォーマットは、カラースペース(例えば、標準の赤、緑、青(sRGB)のカラースペース)とも呼ばれる。
各カラーフォーマット(例えば、カラースペース)は、異なる値を使用して光量値を表す。さらに、各カラーフォーマットは、ガンマ空間と特定の原色の組み合わせを含む。ガンマ空間は、カラーフォーマットへのカラーコーディングに使用される線形性及び/又は非線形性曲線を示すデータである。これらのガンマ空間は、多くの場合、伝達関数(例えば、電気-光伝達関数(EOTF)及び/又は光-電気伝達関数(OETF))とも呼ばれ、これは、ガンマ伝達関数又は線形から線形への伝達関数になり得る。ガンマ伝達関数(例えば、ガンマ値を有する伝達関数、及び、他のより複雑な伝達関数)は、線形から非線形の伝達関数、非線形から線形の伝達関数、及び、非線形から非線形の伝達関数を含む。以下でより詳細に説明するように、ロジック108は、ガンマ伝達関数及び線形から線形への伝達関数を含むこれらの伝達関数を表すデータを使用して、異なるカラーフォーマット間で変換する。これらの伝達関数を表すデータには、実際の伝達関数、及び/又は、伝達関数を表すマトリクスが含まれる。場合によっては、カラーフォーマットは線形であり、伝達関数は1.0のガンマを使用する。いくつかの例では、原色は、the International Commission of Illumination(CIE)の色標準等のように、色標準のための色(例えば、赤、緑、青、白等)の特定のマッピング又は数学的定義である。
異なるカラーフォーマットの例には、限定されるものではないが、標準の赤、緑、青(sRGB)のカラーフォーマット、拡張sRGB(EsRGB)カラーフォーマット(例えば、10,000ニットに拡張されたsRGBカラーフォーマット)、BT.709カラーフォーマット、知覚量子化器(PQ)カラーフォーマット(例えば、Society of Motion Picture and Television Engineers(SMPTE)ST2084及び/若しくはInternational Telecommunication Union(ITU)BT2100で規定されているPQカラーフォーマット)、ハイブリッドログガンマ(HLG)カラーフォーマット、修正されたHLGカラーフォーマット、PQ HLGカラーフォーマット、EsRGB HLGカラーフォーマット、標準ダイナミックレンジ(SDR)カラーフォーマット、並びに/又は、ハイダイナミックレンジ(HDR)カラーフォーマットが含まれる。
第1のブレンディングカラーフォーマットは、ソースレイヤピクセル102を第1のデスティネーションレイヤピクセル104とアルファブレンドするために使用される第1のアルファ値114のセットに関する。例えば、ソースレイヤピクセル102は、ソース画像(例えば、コンテンツソースからの画像)である。第1のデスティネーションレイヤピクセル104は、デスティネーション画像(例えば、ソース画像とアルファブレンドされるグラフィカルユーザインターフェース画像等の画像)である。作成者又はプログラマは、第1のデスティネーションレイヤピクセル104が、第1のブレンディングカラーフォーマットでアルファブレンドされ、第1のアルファ値のセット114を使用することを意図している(例えば、プログラムされるか、設計されている)。装置100は、第1のアルファ値のセット114のための第1のブレンディングカラーフォーマットを取得及び/又は決定する。次に、装置100は、第1のブレンディングカラーフォーマットをユニット302及び/又はユニット304に提供する。いくつかの例では、グラフィカルユーザインターフェース画像は、ユーザが選択可能な入力を含む画像であり、最終的に、コンテンツ画像(例えば、ソース画像)とアルファブレンドされる。
場合によっては、装置100は、第1のデスティネーションレイヤピクセル104を生成及び/又は取得することに基づいて、第1のブレンディングカラーフォーマットを取得及び/又は決定する。言い換えれば、第1のデスティネーションレイヤピクセル104を生成するための命令を実行する場合、及び/又は、これらのピクセル104を取得するとき、装置100は、第1のブレンディングカラーフォーマットを取得及び/又は決定する。いくつかのバリエーションでは、装置100は、第1のデスティネーションレイヤピクセル104/グラフィカルユーザインターフェースを記憶するフレームバッファ等のフレームバッファに第1のブレンディングカラーフォーマットを記憶する。ソースレイヤピクセル変換器ユニット302及び第1のデスティネーションレイヤピクセル変換器ユニット304は、フレームバッファから第1のブレンディングカラーフォーマット106を取得する。
ユニット302及びユニット304は、出力カラーフォーマットを示す情報116を取得する。上述したように、出力カラーフォーマットは、ディスプレイ112に関連付けられている(例えば、ディスプレイ112は、出力カラーフォーマットで画像/ピクセルを表示又は出力する)。いくつかの例では、ディスプレイ112は、ロジック108への出力カラーフォーマットを示す情報116(例えば、拡張ディスプレイ識別データ(EDID)情報)を提供する。他の例では、装置100は、インターネット接続を介して(例えば、ウェブサーバから)情報116を取得する。
ステップ204において、ロジック108は、ソースレイヤピクセル102及び/又は第1のデスティネーションレイヤピクセル104を第1のブレンディングカラーフォーマットに変換する。例えば、ソースレイヤピクセル102、第1のブレンディングカラーフォーマット、出力カラーフォーマット、及び、ソースカラーフォーマットを取得した後、ユニット302は、ソースレイヤピクセル102を第1のブレンディングカラーフォーマットに変換するかどうかを決定する。例えば、ユニット302は、ソースカラーフォーマットと第1のブレンディングカラーフォーマットとを比較する。ソースカラーフォーマットが第1のブレンディングカラーフォーマットと異なる場合、ユニット302は、ソースレイヤピクセル102をソースカラーフォーマットから第1のブレンディングカラーフォーマットに変換する。
同様に、第1のデスティネーションレイヤピクセル104、第1のブレンディングカラーフォーマット、出力カラーフォーマット、及び、第1のデスティネーションレイヤカラーフォーマットを取得した後、ユニット304は、第1のデスティネーションレイヤピクセル102を第1のブレンディングカラーフォーマットに変換するかどうかを決定する。例えば、ユニット304は、第1のデスティネーションレイヤカラーフォーマットと第1のブレンディングカラーフォーマットとを比較する。第1のデスティネーションレイヤカラーフォーマットが第1のブレンディングカラーフォーマットと異なる場合、ユニット304は、第1のデスティネーションレイヤピクセル102を第1のデスティネーションレイヤカラーフォーマットから第1のブレンディングカラーフォーマットに変換する。
言い換えれば、ソースレイヤピクセル102と第1のデスティネーションレイヤピクセル104をアルファブレンドする前に、ロジック108は、ピクセル102,104が第1のブレンディングカラーフォーマットであるかどうかを判別し、そうでない場合、ピクセル102,104を、それらの対応するカラーフォーマットから第1のブレンディングカラーフォーマットに変換する。例えば、デスティネーション画像(例えば、第1のデスティネーションレイヤピクセル104)の作成者又はプログラマは、それがアルファブレンドされる場合に、第1のデスティネーションレイヤピクセル104に対して特定の透明度レベルを意図している。従来、ソースレイヤピクセル102及び/又は第1のデスティネーションレイヤピクセル104が異なるカラーフォーマットである場合、第1のアルファ値114を使用してこれらのピクセルレイヤ102,104をアルファブレンドすると、作成者の意図が歪められる。したがって、アルファブレンディング中に透明度レベルの元の意図を保持及び/又は維持するために、アルファ透明度最適化ロジック108は、ソースレイヤピクセル102及び/又は第1のデスティネーションレイヤピクセル104をアルファブレンドする前に、ピクセル102,104をそれらの対応するカラーフォーマットから第1のブレンディングカラーフォーマットに変換する。
いくつかの例では、ソースレイヤピクセル102及び/又は第1のデスティネーションレイヤピクセル104は、第1のブレンディングカラーフォーマットと同じカラーフォーマットである。例えば、第1のデスティネーションレイヤカラーフォーマットが第1のブレンディングカラーフォーマットと同じである場合、ユニット304は、ピクセル104を第1のブレンディングカラーフォーマットに変換しない。
上述したように、各カラーフォーマットは、ガンマ空間と特定の原色を有する。場合によっては、ユニット302は、第1のブレンディングカラーフォーマットのガンマ空間(例えば、第1のブレンディングガンマ空間)を、ソースカラーフォーマットのガンマ空間(例えば、ソースガンマ空間)と比較する。異なる場合、ユニット302は、1つ以上の伝達関数(例えば、ソースカラーフォーマット及び/又は第1のブレンディングカラーフォーマットのEOTF及び/又はOETF)を使用して、ソースレイヤピクセル102をソースガンマ空間から第1のブレンディングガンマ空間に変換する。ユニット304は、同様に、第1のデスティネーションレイヤピクセル104を第1のデスティネーションガンマ空間から第1のブレンディングガンマ空間に比較及び/又は変換する。いくつかのバリエーションでは、第1のブレンディングガンマ空間は、線形伝達関数を有する線形ガンマ空間である。他の変形例では、ガンマ空間は、非線形伝達関数を有する非線形ガンマ空間である。
他の例では、第1のブレンディングカラーフォーマットと、ソースカラーフォーマット/第1のデスティネーションカラーフォーマットとの間の原色は異なっている。例えば、ユニット302は、第1のブレンディングカラーフォーマットの原色をソースカラーフォーマットの原色と比較する。異なる場合、ユニット302は、1つ以上のマトリクス及び/又は1つ以上の伝達関数(例えば、EOTF及び/又はOETF)を使用して、ソースレイヤピクセル102をソース原色から原色の第1のブレンディングセットに変換する。例えば、ユニット302は、EOTFを使用して、ソースレイヤピクセル102を線形化する。次に、ユニット302は、1つ以上のマトリクスを使用して、ソースレイヤピクセル102をソース原色から原色の第1のブレンディングセットに変換する。同様に、ユニット304は、第1のデスティネーションレイヤピクセル104を第1のデスティネーション原色から原色の第1のブレンディングセットに比較及び/又は変換する。
さらに他の例では、ガンマ空間と原色の両方が、入力カラーフォーマットと第1のブレンディングカラーフォーマットとの間で異なっている。ユニット302及び/又は304は、ソースレイヤピクセル102及び/又は第1のデスティネーションレイヤピクセル104を、ソース及び/又は第1のデスティネーションのガンマ空間/原色から第1のブレンディングカラーフォーマットのガンマ空間及び原色に変換する。
いくつかのバリエーションでは、(第1のデスティネーションレイヤピクセル104用の)第1のデスティネーションレイヤカラーフォーマットは、SDRカラーフォーマットである。第1のブレンディングカラーフォーマットは、線形HDRカラーフォーマットである。したがって、ユニット304は、第1のデスティネーションレイヤピクセル104を第1のデスティネーションレイヤカラーフォーマットから線形HDRカラーフォーマットに変換する。ソースレイヤピクセル102は、必要に応じて線形HDRカラーフォーマットに変換される(例えば、ソースレイヤピクセル102が既に線形HDカラーフォーマットにない場合、ユニット302は、ソースレイヤピクセル102を変換する)。ユニット306は、ソースピクセル102を変換された第1のデスティネーションレイヤピクセル104とソースレイヤピクセル102とアルファブレンドして、線形HDカラーフォーマットにある第1のアルファブレンドされたピクセル110を生成する。次に、ユニット308は、第1のアルファブレンドされたピクセル110を、非線形HDRカラーフォーマット(例えば、PQ HDRカラーフォーマット)等の出力カラーフォーマットに変換する。次に、ロジック108は、非線形HDRカラーフォーマットにある第1のアルファブレンドされたピクセル110をディスプレイ112に提供する。次いで、ディスプレイ112は、第1のアルファブレンドされたピクセル110を表示する。
いくつかの例では、装置100のメモリ及び/又はキャッシュメモリ等のメモリは、伝達関数及び/又はマトリクスを記憶する。ユニット302及び/又は304は、伝達関数及び/又はマトリクスを表すデータをメモリから取得し、次に、このデータを使用してカラーフォーマット間で変換する。
追加的に及び/又は代替的に、いくつかのバリエーションでは、変換プロセス中に、ユニット302,304は、ソースレイヤピクセル102及び/又は第1のデスティネーションレイヤピクセル104の値を正規化する。例えば、ピクセル102,104をアルファブレンドする前に、ユニット302,304は、ピクセル102及び/又は104の輝度範囲が第1のブレンディングカラーフォーマットの輝度範囲で標準化されるように、ピクセル102及び/又は104を正規化する。例えば、ユニット302は、ソースカラーフォーマット及び第1のブレンディングカラーフォーマットに基づいて正規化比率を決定する。換言すれば、ユニット302は、ソースカラーフォーマットの特定の輝度値(例えば、100ニット)の輝度を決定する。ユニット302は、次いで、第1のブレンディングカラーフォーマット用の特定の輝度値(例えば、100ニット)の輝度を決定する。ユニット302は、ソースカラーフォーマット及び第1のブレンディングカラーフォーマットの特定の輝度値に関連付けられた輝度に基づいて正規化比率を決定する。同様に、ユニット304は、第1のブレンディングカラーフォーマット及び第1のデスティネーションカラーフォーマットに基づいて正規化比率を決定する。ユニット302及び/又は304は、それらの対応するカラーフォーマット(例えば、ソースカラーフォーマット及び/又は第1のデスティネーションカラーフォーマット)を第1のブレンディングカラーフォーマットに変換するために、変換プロセス中に正規化比率を適用する。
ステップ206において、ソースレイヤピクセル102又は第1のデスティネーションレイヤピクセル104を第1のブレンディングカラーフォーマットに変換することに応じて、ロジック108は、第1のアルファ値のセット114を使用して、ソースレイヤピクセル102を第1のデスティネーションレイヤピクセル104とアルファブレンドすることに基づいて、第1のアルファブレンドされたピクセル110を生成する。例えば、アルファブレンディングユニット306は、変換器ユニット302及び/又は304から情報310,312を取得する。情報310は、ソースレイヤピクセル102又は変換されたソースレイヤピクセル102を含む。同様に、情報312は、第1のデスティネーションレイヤピクセル104又は変換された第1のデスティネーションレイヤピクセル104を含む。アルファブレンディングユニット306は、第1のブレンディングカラーフォーマット106にある第1のアルファ値114をさらに取得する。場合によっては、第1のアルファ値114は、(例えば、画像全体のための)グローバルアルファ値である。他の例では、第1のアルファ値114は、ピクセル毎のアルファ値である。例えば、アルファブレンディングユニット306は、第1のデスティネーションレイヤピクセル104を記憶するフレームバッファ等のフレームバッファから第1のアルファ値114を取得する。場合によっては、装置100は、第1のデスティネーションレイヤピクセル104を生成及び/若しくは取得すること、並びに/又は、第1のブレンディングカラーフォーマットを決定することに基づいて、第1のアルファ値114を取得及び/又は決定する。第1のデスティネーションレイヤピクセル104を生成及び/又は取得することに基づいて、装置100は、第1のアルファ値114を決定及び/又は取得し、第1のデスティネーションレイヤピクセル104のためのフレームバッファ等のフレームバッファに第1のアルファ値114を記憶する。
アルファブレンディングユニット306は、第1のアルファブレンドされたピクセル110を生成するための第1のアルファ値114を使用して、ソースレイヤピクセル102(例えば、変換された/変換されていないソースレイヤピクセル)と第1のデスティネーションレイヤピクセル104(例えば、変換された/変換されていない第1のデスティネーションレイヤピクセル)とのアルファブレンドを実行する。言い換えれば、変換器ユニット302及び/又は304により、ソースレイヤピクセル102、第1のデスティネーションレイヤピクセル104、及び、第1のアルファ値114は、第1のブレンディングカラーフォーマットにある。第1のブレンディングカラーフォーマットでアルファブレンドを実行することにより、ロジック108(例えば、アルファブレンディングユニット306)は、第1のアルファ値114を設定する場合に、デスティネーションピクセル(例えば、ユーザ又はグラフィカルユーザインターフェースの画像)の作成者又はプログラマの元の意図を保持及び/又は維持する。
ユニット308は、第1のアルファブレンドピクセル110を示す情報を取得し、第1のアルファブレンドされたピクセル110のHDRトーンマッピングを実行する。次に、ユニット308は、第1のアルファブレンドされたピクセル110をディスプレイ112に提供する。追加的に及び/又は代替的に、ユニット308は、第1のアルファブレンドされたピクセル110をディスプレイ112用の出力カラーフォーマットに変換する。例えば、ユニット308は、1つ以上の伝達関数及び/又はマトリクスを使用して、第1のブレンディングカラーフォーマットから出力カラーフォーマットに変換する。次いで、ユニット308は、第1のアルファブレンドされたピクセル110をディスプレイ112に提供する。
いくつかの例では、ユニット308がロジック108内に存在しない。例えば、場合によっては、第1のアルファブレンドされたピクセル110は、(例えば、ディスプレイ112がSDRディスプレイである場合、又は、ピクセル110が既にHDRカラーフォーマットにある場合)HDRトーンマッピングされる必要がない。他の例では、第1のアルファブレンドされたピクセル110は、別のエンティティ(例えば、ディスプレイエンジン)によってトーンマッピングされ、及び/又は、出力カラーフォーマットに変換される。
他の例では、ユニット302及び/又は304は、ソースレイヤピクセル102及び/又は第1のデスティネーションレイヤピクセル104のトーンマッピング(例えば、HDRトーンマッピング)を実行する。例えば、ピクセル102及び/又は104をアルファブレンドする前に、ユニット302及び/又は304は、ソースレイヤピクセル102及び/又は第1のデスティネーションレイヤピクセル104のHDRトーンマッピングを実行する。場合によっては、ソースカラーフォーマット及び/又は第1のデスティネーションカラーフォーマット間の第1のブレンディングカラーフォーマットへの変換プロセス中に、ユニット302及び/又は304は、ソースレイヤピクセル102及び/又は第1のデスティネーションレイヤピクセル104のHDRトーンマッピングを実行する。他の例では、ユニット302及び/又は304は、ソースカラーフォーマット及び/又は第1のデスティネーションカラーフォーマット間の第1のブレンディングカラーフォーマットへの変換を実行せず(例えば、ソースカラーフォーマット及び/又は第1のデスティネーションカラーフォーマットは、第1のブレンディングカラーフォーマットにある)、ユニット302及び/又は304は、ソースレイヤピクセル102、及び/又は、第1のデスティネーションレイヤピクセル104のHDRトーンマッピングのみを実行する。
ステップ208では、ロジック108は、ディスプレイ112に表示するために、第1のアルファブレンドされたピクセル110を提供する。例えば、ソースピクセル102を第1のデスティネーションレイヤピクセル104とアルファブレンドして、第1のアルファブレンドされたピクセル110を出力カラーフォーマットに変換した後、及び/又は、ピクセルをHDRトーンマッピングした後、装置100は、ディスプレイ112に表示するために第1のアルファブレンドされたピクセル110を提供する。ディスプレイ112は、ディスプレイ用に第1のアルファブレンドされたピクセル110を出力する。
いくつかのバリエーションでは、アルファブレンディングの複数の段階が、ディスプレイ112上に最終画像を表示する前に生じる。言い換えれば、第1のアルファブレンドプロセス(例えば、上記の方法200で説明した第1のアルファブレンドされたピクセル110の生成)の後、ロジック108は、1つ以上の追加的なアルファブレンドプロセスを実行する(例えば、方法200を1つ以上の追加の回数で繰り返す)。図4は、2つのアルファ透明度最適化ロジックブロック412,414を含む装置400を示している。ロジックブロック412,414の各々は、ユニット302、ユニット304、及び、アルファブレンディングユニット306を含む。ユニット302,304,306は、図3において説明されている。さらに、第1のロジック412は、図3で説明したロジック108と同様に機能するように構成されており、ソースレイヤピクセル102及び/又は第1のデスティネーションレイヤピクセル104を第1のブレンディングカラーフォーマットに変換する。次に、第1のロジック412は、第1のデスティネーションレイヤピクセル104用の第1のアルファ値のセット114を使用して、ソースレイヤピクセル102及び/又は第1のデスティネーションレイヤピクセル104をアルファブレンドする。第1のロジック412は、第1のアルファブレンドされたピクセル110を第2のロジック414に提供する。
第2のロジック414は、別のアルファブレンドステップを実行する。例えば、第2のロジック414は、第2のデスティネーションレイヤピクセル402(例えば、別のデスティネーション画像)、別のアルファ値のセット406(例えば、第2のアルファ値)、及び、別のブレンディングカラーフォーマット(例えば、第2のブレンディングカラーフォーマット)を示すインジケータ408を取得する。第2のアルファ値及び第2のブレンディングカラーフォーマットは、第2のデスティネーションレイヤピクセル402に関連付けられている。言い換えれば、作成者又はプログラマは、第2のデスティネーションレイヤピクセル402が、第2のアルファ値を使用して第2のブレンディングカラーフォーマットでアルファブレンドされることを意図している。第2のブレンディングカラーフォーマットは、第1のブレンディングカラーフォーマットと異なっている。言い換えれば、第2のブレンディングカラーフォーマット用のガンマ空間及び/又は原色は、第1のブレンディングカラーフォーマット用のガンマ空間及び/又は原色と異なっている。
第2のロジック414は、第1のアルファブレンドされたピクセル110、及び/又は、第2のデスティネーションレイヤピクセル402を、第2のブレンディングカラーフォーマットに変換する。例えば、第2のロジック414は、ピクセル110及び/又は402が第2のブレンディングカラーフォーマットにあるかどうか(例えば、カラーフォーマット用のガンマ空間及び/又は原色が異なるかどうか)を判別する。それらが異なる場合、第2のロジック414は、1つ以上の伝達関数及び/又は1つ以上のマトリクスを表すデータを使用して、これらのピクセルを第2のブレンディングカラーフォーマットに変換する。ピクセル110及び/又は402を変換することに応じて、第2のロジック414は、第2のアルファ値406を使用して、ピクセル110及び/又は402をアルファブレンドして、第2のアルファブレンドされたピクセルを生成する。
いくつかの例では、第2のロジック414は、ユニット308を含む。上述したように、ユニット308は、第2のアルファブレンドされたピクセル410を出力カラーフォーマットに変換し、及び/又は、第2のアルファブレンドされたピクセル410をHDRトーンマッピングする。次に、第2のロジック414は、これらのピクセル410を表示するためにディスプレイ112に提供する。他の例では、装置400は、追加的なアルファ透明度最適化ロジック(例えば、第3のロジック、第4のロジック等)を含む。追加的なロジックの各々は、アルファブレンディングプロセスの別の段階を実行するために使用される。
装置400は別個のロジック412,414を示すが、いくつかのバリエーションでは、ロジック108等の単一のロジックが、複数の異なるアルファブレンド段階を実行する。例えば、図3を参照すると、第1のアルファブレンドされたピクセル110を生成した後、ロジック108は、別のアルファブレンド段階を実行する。例えば、ロジック108は、ピクセル110をユニット302に戻す。ユニット304は、ピクセルの別のレイヤ(例えば、図4に示す第2のデスティネーションレイヤピクセル402)を取得する。次に、プロセスは、所望のアルファブレンディング画像が生成されるまで、上記と同様のことを繰り返す。次に、ロジック108は、得られたピクセルをユニット308及び/又はディスプレイ112に提供する。
複数のアルファブレンド段階での上述した例を参照すると、第1のブレンディングカラーフォーマット(ソースレイヤピクセル102を第1のデスティネーションレイヤピクセル104とブレンドするために使用されるカラーフォーマット)は、第2のブレンディングカラーフォーマット(アルファブレンドされたソースレイヤピクセル102及び第1のデスティネーションレイヤピクセル104を第2のデスティネーションレイヤピクセル402とブレンドするために使用されるカラーフォーマット)と異なるが、いくつかのバリエーションでは、第1のブレンディングカラーフォーマット又は第2のブレンディングカラーフォーマットは、ディスプレイ112用の出力カラーフォーマットと同じカラーフォーマットである。追加的及び/又は代替的に、第1のブレンディングカラーフォーマット又は第2のブレンディングカラーフォーマットは、1つ以上の入力カラーフォーマットと同じカラーフォーマット(例えば、ソースレイヤピクセル102のソースカラーフォーマット、第1のデスティネーションレイヤピクセル104の第1のデスティネーションレイヤカラーフォーマット、及び/又は、第2のデスティネーションレイヤピクセル402の第2のデスティネーションレイヤカラーフォーマット)である。
図1、図3及び図4に示すアルファ透明度最適化ロジック108を含む例示的な装置100及び/又は400は、本開示のバリエーションの使用又は機能の範囲にいかなる限定を示唆することを意図するものではない。例示的な装置100,400又はロジック108の何れも、図示された任意の単一の構成要素又は構成要素の組み合わせに関する依存性又は要件を有すると解釈されるべきではない。さらに、図1、図3及び図4に示されている様々な構成要素は、バリエーションにおいて、図示されている他の構成要素(及び/又は図示されていない構成要素)の様々なものと統合されており、これらは全て、本開示の範囲内であると見なされる。
図5は、異なるカラーフォーマットからの画像をアルファブレンドするためのGPU500の例を示す概略的なブロック図である。図5を含む本開示のバリエーションは、添付の図面を参照して、例示としてのみ以下に説明されている。さらに、以下の説明は、本質的に単なる例示であり、本開示、その用途又は使用を限定することを意図するものではない。したがって、本開示は、ユニットの特定の例及び構成を含むが、他の変更が当業者に明らかになることから、本システムの範囲はそのように限定されるべきではない。
グラフィックス処理ユニット500は、ハードウェアコンポーネント(ビデオエンコーダ506、ディスプレイエンジン、パイプライン、コントローラ508、メモリ510(例えば、データキャッシュ)、及び/又は、3Dエンジン518)を直接的及び/又は間接的に結合するバス504を含む。任意の数の追加の構成要素、異なる構成要素、及び/又は、構成要素の組み合わせも、グラフィックス処理ユニット500に含まれている。バス504は、1つ以上のバス(例えば、アドレスバス、データバス、又は、これらの組み合わせ等)を表す。
いくつかの実装形態では、ディスプレイエンジン、パイプライン、及び/又は、コントローラ(例えば、ディスプレイエンジン)508は、アルファ透明度最適化ロジック108及び/又はユニット308を含む。ディスプレイエンジン508は、ソース画像及び/又はデスティネーション画像等のフレーム又は画像を、ディスプレイ112等のディスプレイ用の表示可能なフレームに変換するエンジン、パイプライン、及び/又は、コントローラである。例えば、ディスプレイエンジン508は、ビデオエンコーダ506及び/又は3Dエンジン518からソースレイヤピクセル102及び第1のデスティネーションレイヤピクセル104を取得する。さらに、ディスプレイエンジン508は、第1のアルファ値114及び/又は第1のブレンディングカラーフォーマットを取得する。ディスプレイエンジン508は、アルファ透明度最適化ロジック108を使用して、上述したように、ピクセル102,104を正規化、変換、及び/又は、アルファブレンドする。さらに、ディスプレイエンジン508は、オプションでユニット308を含む。ユニット308は、第1のアルファブレンドされたピクセル110に対してHDRトーンマッピング操作を実行し、及び/又は、ピクセル110を出力カラーフォーマットに変換する。ディスプレイエンジン508は、第1のアルファブレンドされたピクセル110をディスプレイ112に提供する。
いくつかのバリエーションでは、ビデオエンコーダ506は、ビデオファイル及び/又はビデオストリーム等の画像ファイルの画像及び/又はフレームをエンコード及び/又はデコードする。例えば、上述したように、いくつかの例では、コンテンツソースは、ウェブサーバである。ビデオストリームは、インターネット経由で送信できるようにエンコードされている(例えば、ファイルサイズが大きいため)。ビデオエンコーダ506は、インターネットを介してサーバ及び/又はCPUから、ソース画像及び/又はデスティネーション画像等のフレームを示す情報502を取得する。ビデオエンコーダ506は、フレームをデコードして、ソースレイヤピクセル102及び第1のデスティネーションレイヤピクセル104を生成する。フレームをデコードした後、ビデオエンコーダ506は、デコードしたフレームをフレームバッファ512に記憶する。追加的に及び/又は代替的に、ビデオエンコーダ506は、デコードしたフレームをディスプレイエンジン、パイプライン、及び/又は、コントローラ508に提供する。
いくつかの例では、コンテンツソースは、メモリを備えたデバイスである。メモリは、エンコードされた映画、テレビ番組、ビデオ、及び/又は、他のエンコードされたフレームを記憶する。ビデオエンコーダ506は、エンコードされたフレームをデコードして、ソースレイヤピクセル102及び第1のデスティネーションレイヤピクセル104を生成する。いくつかのバリエーションでは、3Dエンジン518が、ソースレイヤピクセル102及び第1のデスティネーションレイヤピクセル104を生成するために使用される。例えば、装置100は、CPUを含み、CPUは、コンテンツソースに記憶された命令を実行する。命令に基づいて、CPUは、ピクセル102,104を生成するために、情報502を3Dエンジン518に提供する。次に、3Dエンジン518は、ピクセル102及び104をフレームバッファ512に記憶する。追加的に及び/又は代替的に、3Dエンジン518は、ピクセル102,104をディスプレイエンジン、パイプライン、及び/又は、コントローラ508に提供する。
いくつかの例では、データキャッシュ510は、1つ以上のフレームバッファ512を含む。例えば、データキャッシュ510(例えば、GPUデータキャッシュ又はプロセッサメモリ)は、ソースレイヤピクセル用のフレームバッファ514を含む。追加的に及び/又は代替的に、データキャッシュ510は、第1のデスティネーションレイヤピクセル516用のフレームバッファを含む。上述したように、いくつかの例では、第1のブレンディングカラーフォーマット106及び/又は第1のアルファ値114は、第1のデスティネーションレイヤピクセル用のフレームバッファ516に記憶される。
図6は、異なるカラーフォーマットからの画像をアルファブレンドするための装置600の別の例を示す概略的なブロック図である。上述したように、方法200は、図1及び図4に記載された装置100及び/又は400によって実施されている。画像処理デバイス等の装置600は、方法200を実施するための別の例示的な装置を示している。
装置600は、デバイス(プロセッサ620(例えば、CPU)、コプロセッサ500(例えば、GPU)、メモリ640、1つ以上のイーサネット(登録商標)ポート650、I/Oコンポーネント(複数可)660、及び、ワイヤレスアダプタチップ(複数可)670)を直接的及び/又は間接的に結合するバス610を含む。任意の数の追加の構成要素、異なる構成要素、及び/又は、構成要素の組み合わせも、装置600に含まれる。いくつかの実装形態では、I/Oコンポーネント660は、例えば、タッチスクリーン、ディスプレイ112、スピーカ、印刷デバイス等のようにユーザに情報を提示するように構成された提示用の構成要素及び/又は入力構成要素若しくはデバイス662(例えば、マイクロフォン、ジョイスティック、サテライトディッシュ(satellite dish)、スキャナ、プリンタ、ワイヤレスデバイス、キーボード、ペン、音声入力デバイス、タッチ入力デバイス、タッチスクリーンデバイス、インタラクティブディスプレイ、マウス等)を含む。
バス610は、1つ以上のバス(例えば、アドレスバス、データバス、又は、これらの組み合わせ等)を表す。同様に、いくつかの実装形態では、装置600は、いくつかのプロセッサ620及びコプロセッサ500、いくつかのメモリコンポーネント640、いくつかのイーサネット(登録商標)ポート650、いくつかのI/Oコンポーネント660、及び/又は、いくつかのワイヤレスアダプタチップ670を含む。さらに、これらのコンポーネントの任意の数、又は、これらの組み合わせは、いくつかのコンピューティングデバイスにわたって分散及び/又は複製される。
いくつかの例では、プロセッサ620(例えば、CPU)は、グラフィックスドライバ622(メモリに記憶されている)を実行して、プロセッサにアルファ透明度最適化ロジック108を指示、操作、及び/又は、制御させる。いくつかのバリエーションでは、コプロセッサ500(例えば、GPU)は、シェーダーコードを実行するように、又は、所望の場合に離散ロジックとして実装されるアルファ透明度最適化ロジック108を含む。
場合によっては、メモリ640は、1つ以上のフレームバッファを含む。1つ以上のフレームバッファは、ソースレイヤピクセル102及び/又は第1のデスティネーションレイヤピクセル104を記憶する。いくつかの例では、メモリ640は、実行されると、プロセッサ620及びコプロセッサ500に、本明細書で説明する装置の構成要素のバリエーションの態様を実装させ、及び/又は、本明細書で説明する方法及び手順のバリエーションの態様を実行させるコンピュータ実行可能命令642を含む。メモリ640は、RAM、ROM、又は、任意の適切なメモリである。
図6に示す例示的な装置600は、本開示の様々な使用の範囲又は機能に関する何れの限定の示唆を意図するものではない。例示的な装置600は、図示される単一の構成要素又は構成要素の組み合わせに関する依存性又は要件を有すると解釈されるべきではない。
図7は、異なるカラーフォーマットからの画像をアルファブレンドするための方法700の例を示している。特に、図7は、正規化、異なるカラーフォーマット間での変換、並びに、図1に示す装置100及び/又は図3に示すロジック108を使用して得られたピクセルをアルファブレンドする例を示している。
動作中、ステップ702において、ロジック108(例えば、変換器ユニット302及び/又は304)は、ソースレイヤピクセル102、第1のデスティネーションレイヤピクセル104、ソースカラーフォーマット、第1のデスティネーションレイヤカラーフォーマット、及び/又は、第1のブレンディングカラーフォーマット106を取得する。図7で説明する例では、ソースカラーフォーマットはPQカラーフォーマットであり、第1のデスティネーションレイヤカラーフォーマットはsRGBカラーフォーマットであり、第1のブレンディングカラーフォーマット106はsRGBカラーフォーマットである。しかしながら、説明したカラーフォーマットは単なる一例であり、ロジック108は、異なる線形及び/又は非線形カラーフォーマット間を含む任意の数の異なるカラーフォーマット間で変換するために使用することができる。
ステップ704において、第1のブレンディングカラーフォーマットを第1のデスティネーションレイヤカラーフォーマットと比較すること(例えば、sRGBカラーフォーマットをsRGBカラーフォーマットと比較すること)に基づいて、ユニット304は、これらのカラーフォーマットが同一であると判別する。したがって、ユニット304は、第1のデスティネーションレイヤピクセルを異なるカラーフォーマットに変換しない。ステップ706において、第1のブレンディングカラーフォーマットをソースカラーフォーマットと比較すること(例えば、sRGBカラーフォーマットをPQカラーフォーマットと比較すること)に基づいて、ユニット302は、ソースカラーフォーマット106と第1のブレンディングカラーフォーマット316が同一でないと判別する。したがって、以下のステップ708~714は、ソースレイヤピクセル102をソースカラーフォーマット(例えば、PQカラーフォーマット)から第1のブレンディングカラーフォーマット(例えば、sRGBカラーフォーマット)に正規化すること、及び/又は、変換することを説明している。
ステップ708において、変換器ユニット302は、ソースレイヤピクセル102をソースカラーフォーマット(例えば、非線形PQカラーフォーマット)から線形光カラーフォーマットに変換する。変換器ユニット302は、PQ伝達関数(例えば、「st2084」伝達関数)等の伝達関数を使用して、非線形カラーフォーマット(例えば、ソースカラーフォーマット316)を線形ライトカラーフォーマットに変換する。ステップ710において、ユニット302は、3D LUT等のマトリックス又はルックアップテーブル(LUT)を使用して、ソースレイヤピクセル102の原色を変換する。
ステップ712において、変換器ユニット302は、第1のブレンディングカラーフォーマット(例えば、sRGBカラーフォーマット)に一致するように、ソースレイヤピクセル102を線形光カラーフォーマットで正規化する。例えば、PQカラーフォーマットの輝度範囲(例えば、0~10,000ニット)は、sRGBカラーフォーマットの輝度範囲(例えば、0~250ニット)と異なっている。したがって、変換器ユニット302は、PQカラーフォーマット及びsRGBカラーフォーマットのための輝度範囲に基づいて、ソースレイヤピクセル102を正規化する。換言すれば、変換器ユニット302は、両方の範囲のピークホワイト値を使用して、正規化比率(例えば、10,000/250)を決定する。次に、ユニット302は、ソースレイヤピクセル102を正規化比率で乗算する(例えば、ソースレイヤピクセル102を、PQカラーフォーマットのピークホワイト値である10,000ニットで乗算し、sRGBカラーフォーマットのためのピークホワイト値である250ニットで除算する)。
ステップ714において、ユニット302は、線形ライトカラーフォーマットにある正規化されたソースレイヤピクセル102を第1のブレンディングカラーフォーマット(例えば、非線形sRGBカラーフォーマット)に変換する。例えば、変換器ユニット302は、sRGBカラーフォーマット用の伝達関数を使用して、ピクセル102をsRGBカラーフォーマットに変換する。次に、変換器ユニット302は、変換された非線形sRGBカラーフォーマットにあるソースレイヤピクセル102をアルファブレンディングユニット306に提供する。
ステップ716において、アルファブレンディングユニット306は、第1のアルファ値114を使用して、変換され正規化されたソースレイヤピクセル102及び第1のデスティネーションレイヤピクセル104をアルファブレンドして、第1のアルファブレンドピクセル110を生成する。次に、プロセス700が終了し、上述したように、最終的に、ロジック108は、ディスプレイ112上に表示するための第1のアルファブレンドされたピクセル110を提供する。
他の技術的な利点の中でも、いくつかの例は、ユーザインターフェースの作成者又はプログラマによって意図された元の透明度レベルが維持されることを可能にする。さらに、場合によっては、元の透明度レベルを維持されることを可能にすることによって、ディスプレイに表示される画像が改善される。例えば、アルファブレンドする前にソースレイヤピクセル102及び/又は第1のデスティネーションレイヤピクセル104を変換することにより、アルファ透明度最適化ロジック108は、アルファブレンドの間に画像の透明度レベルを保持及び/又は維持する。
本開示及び実施例の上述した詳細な説明は、例示及び説明のみを目的として提示されており、限定するものではない。したがって、本開示は、開示され、本明細書で主張される基本的な基本原理の趣旨及び範囲内にある任意及び全ての修正物、変形物又は均等物をカバーすることが意図されている。

Claims (33)

  1. 異なるカラーフォーマットからの画像をアルファブレンドするための方法であって、
    ロジックが、複数のソースレイヤピクセルと、複数の第1のアルファ値に関連付けられた複数の第1のデスティネーションレイヤピクセルと、第1のブレンディングカラーフォーマットを示す情報と、を取得することであって、前記第1のブレンディングカラーフォーマットは、前記複数の第1のデスティネーションレイヤピクセルに関連付けられた第1のデスティネーションレイヤカラーフォーマット、及び、ディスプレイに関連付けられた出力カラーフォーマットと異なっている、ことと、
    ロジックが、前記複数のソースレイヤピクセル及び前記複数の第1のデスティネーションレイヤピクセルのうち少なくとも1つを前記第1のブレンディングカラーフォーマットに変換することと、
    ロジックが、前記複数のソースレイヤピクセル及び前記複数の第1のデスティネーションレイヤピクセルのうち少なくとも1つを変換することに応じて、前記複数の第1のアルファ値を使用して、前記複数のソースレイヤピクセルと前記複数の第1のデスティネーションレイヤピクセルとをアルファブレンドすることに基づいて、複数の第1のアルファブレンドされたピクセルを生成することと、を含む、
    方法。
  2. 前記第1のブレンディングカラーフォーマットは、第1のブレンディングガンマ空間と、原色の第1のブレンディングセットと、を含み、
    前記複数のソースレイヤピクセル及び前記複数の第1のデスティネーションレイヤピクセルのうち少なくとも1つを前記第1のブレンディングカラーフォーマットに変換することは、前記複数のソースレイヤピクセル及び前記複数の第1のデスティネーションレイヤピクセルのうち少なくとも1つを、前記第1のブレンディングガンマ空間に関連付けられた伝達関数を表すデータを使用して前記第1のブレンディングガンマ空間に変換することを含む、
    請求項1の方法。
  3. 前記第1のブレンディングガンマ空間は線形ガンマ空間であり、前記伝達関数はガンマ伝達関数である、
    請求項2の方法。
  4. 前記第1のブレンディングカラーフォーマットは、第1のブレンディングガンマ空間と、原色の第1のブレンディングセットと、を含み、
    前記複数のソースレイヤピクセル及び前記複数の第1のデスティネーションレイヤピクセルのうち少なくとも1つを変換することは、前記複数のソースレイヤピクセル及び前記複数の第1のデスティネーションレイヤピクセルのうち少なくとも1つを、1つ以上のガンマ伝達関数と1つ以上の線形から線形への伝達関数とを表すデータを使用して、前記原色の第1のブレンディングセットに変換することを含む、
    請求項1の方法。
  5. 前記第1のブレンディングカラーフォーマットは、第1のブレンディングガンマ空間と、原色の第1のブレンディングセットと、を含み、
    前記複数のソースレイヤピクセル及び前記複数の第1のデスティネーションレイヤピクセルのうち少なくとも1つを第1のブレンディングカラーフォーマットに変換することは、前記複数のソースレイヤピクセル及び前記複数の第1のデスティネーションレイヤピクセルのうち少なくとも1つを、前記第1のブレンディングガンマ空間及び前記原色の第1のブレンディングセットに変換することを含む、
    請求項1の方法。
  6. 装置が、複数の第2のアルファ値及び第2のブレンディングカラーフォーマットを示す情報に関連付けられた複数の第2のデスティネーションレイヤピクセルを取得することであって、前記第1のブレンディングカラーフォーマットは、前記第2のブレンディングカラーフォーマットと異なっている、ことと、
    前記複数の第1のアルファブレンドされたピクセル及び前記複数の第2のデスティネーションレイヤピクセルのうち少なくとも1つを前記第2のブレンディングカラーフォーマットに変換することと、
    前記複数の第1のアルファブレンドされたピクセル及び前記複数の第2のデスティネーションレイヤピクセルのうち少なくとも1つを変換することに応じて、前記複数の第2のアルファ値を使用して前記複数の第1のアルファブレンドされたピクセルと前記複数の第2のデスティネーションレイヤピクセルとをアルファブレンドすることに基づいて、複数の第2のアルファブレンドされたピクセルを生成することと、をさらに含む、
    請求項1の方法。
  7. 前記第2のブレンディングカラーフォーマットは、第2のブレンディングガンマ空間と、原色の第2のブレンディングセットと、を含み、
    前記複数の第2のアルファブレンドされたピクセル及び前記複数の第2のデスティネーションレイヤピクセルのうち少なくとも1つを第2のブレンディングカラーフォーマットに変換することは、前記複数の第1のアルファブレンドされたピクセル及び前記複数の第2のデスティネーションレイヤピクセルのうち少なくとも1つを、前記第2のブレンディングガンマ空間に関連付けられたガンマ伝達関数を表すデータを使用して前記第2のブレンディングガンマ空間に変換することを含む、
    請求項6の方法。
  8. 前記第1のブレンディングカラーフォーマットは、第1のブレンディングガンマ空間と、原色の第1のブレンディングセットと、を含み、
    前記第2のブレンディングカラーフォーマットは、第2のブレンディングガンマ空間と、原色の第2のブレンディングセットと、を含み、
    前記第1のブレンディングガンマ空間は、前記第2のブレンディングガンマ空間と異なっている、
    請求項6の方法。
  9. 前記第1のブレンディングカラーフォーマットは、第1のブレンディングガンマ空間と、原色の第1のブレンディングセットと、を含み、
    前記第2のブレンディングカラーフォーマットは、第2のブレンディングガンマ空間と、原色の第2のブレンディングセットと、を含み、
    前記第2のブレンディングガンマ空間は、前記出力カラーフォーマットと同じガンマ空間である、
    請求項6の方法。
  10. 前記第2のブレンディングカラーフォーマットは、第2の意図したガンマ空間と、原色の第2のブレンディングセットと、を含み、
    前記複数の第1のアルファブレンドされたピクセル及び前記複数の第2のデスティネーションレイヤピクセルのうち少なくとも1つを変換することは、前記複数の第1のアルファブレンドされたピクセル及び前記複数の第2のデスティネーションレイヤピクセルのうち少なくとも1つを、1つ以上のガンマ伝達関数と1つ以上の線形から線形への伝達関数とを表すデータを使用して前記原色の第2のブレンディングセットに変換することを含む、
    請求項6の方法。
  11. 前記複数の第1のアルファブレンドされたピクセルを前記出力カラーフォーマットに変換することと、
    前記複数の第1のアルファブレンドされたピクセルを前記ディスプレイ上に表示するために提供することと、をさらに含む、
    請求項1の方法。
  12. 前記複数の第1のアルファブレンドされたピクセルに対してトーンマッピングを実行することと、
    前記複数の第1のアルファブレンドされたピクセルを前記ディスプレイ上に表示するために提供することと、をさらに含む、
    請求項1の方法。
  13. 前記複数のソースレイヤピクセル及び前記複数の第1のデスティネーションレイヤピクセルのうち少なくとも1つを変換することは、前記複数のソースレイヤピクセル及び前記複数の第1のデスティネーションレイヤピクセルのうち少なくとも1つをHDRトーンマッピングすることを含む、
    請求項1の方法。
  14. 異なるカラーフォーマットからの画像をアルファブレンドするための装置であって、
    アルファ透明度最適化ロジックを備え、
    前記アルファ透明度最適化ロジックは、
    複数のソースレイヤピクセルと、複数の第1のアルファ値に関連付けられた複数の第1のデスティネーションレイヤピクセルと、第1のブレンディングカラーフォーマットを示す情報と、を取得することであって、前記第1のブレンディングカラーフォーマットは、前記複数の第1のデスティネーションレイヤピクセルに関連付けられた第1のデスティネーションレイヤカラーフォーマット、及び、ディスプレイに関連付けられた出力カラーフォーマットと異なっている、ことと、
    前記複数のソースレイヤピクセル及び前記複数の第1のデスティネーションレイヤピクセルのうち少なくとも1つを前記第1のブレンディングカラーフォーマットに変換することと、
    前記複数のソースレイヤピクセル及び前記複数の第1のデスティネーションレイヤピクセルのうち少なくとも1つを変換することに応じて、前記複数の第1のアルファ値を使用して、前記複数のソースレイヤピクセルと前記複数の第1のデスティネーションレイヤピクセルとをアルファブレンドすることに基づいて、複数の第1のアルファブレンドされたピクセルを生成することと、
    を行うように構成されている、
    装置。
  15. 前記第1のブレンディングカラーフォーマットは、第1のブレンディングガンマ空間と、原色の第1のブレンディングセットと、を含み、
    前記アルファ透明度最適化ロジックは、前記第1のブレンディングガンマ空間に関連付けられた伝達関数を表すデータを使用して、前記複数のソースレイヤピクセル及び前記複数の第1のデスティネーションレイヤピクセルのうち少なくとも1つを前記第1のブレンディングガンマ空間に変換することによって、前記複数のソースレイヤピクセル及び前記複数の第1のデスティネーションレイヤピクセルのうち少なくとも1つを前記第1のブレンディングカラーフォーマットに変換するように構成されている、
    請求項14の装置。
  16. メモリをさらに備え、前記メモリは、前記第1のブレンディングガンマ空間に関連付けられた伝達関数を表すデータを記憶し、前記第1のブレンディングガンマ空間は線形ガンマ空間であり、前記伝達関数はガンマ伝達関数である、
    請求項15の装置。
  17. 前記第1のブレンディングカラーフォーマットは、第1のブレンディングガンマ空間と、原色の第1のブレンディングセットと、を含み、
    前記アルファ透明度最適化ロジックは、1つ以上のガンマ伝達関数と1つ以上の線形から線形への伝達関数とを表すデータを使用して、前記複数のソースレイヤピクセル及び前記複数の第1のデスティネーションレイヤピクセルのうち少なくとも1つを前記原色の第1のブレンディングセットに変換することによって、前記複数のソースレイヤピクセル及び前記複数の第1のデスティネーションレイヤピクセルのうち少なくとも1つを前記第1のブレンディングカラーフォーマットに変換するように構成されている、
    請求項14の装置。
  18. 前記第1のブレンディングカラーフォーマットは、第1のブレンディングガンマ空間と、原色の第1のブレンディングセットと、を含み、
    前記アルファ透明度最適化ロジックは、前記複数のソースレイヤピクセル及び前記複数の第1のデスティネーションレイヤピクセルのうち少なくとも1つを前記原色の第1のブレンディングガンマ空間及び前記原色の第1のブレンディングセットに変換することによって、前記複数のソースレイヤピクセル及び前記複数の第1のデスティネーションレイヤピクセルのうち少なくとも1つを前記第1のブレンディングカラーフォーマットに変換するように構成されている、
    請求項14の装置。
  19. 前記アルファ透明度最適化ロジックは、
    複数の第2のアルファ値及び第2のブレンディングカラーフォーマットを示す情報に関連付けられた複数の第2のデスティネーションレイヤピクセルを取得することであって、前記第1のブレンディングカラーフォーマットは、前記第2のブレンディングカラーフォーマットと異なっている、ことと、
    前記複数の第1のアルファブレンドされたピクセル及び前記複数の第2のデスティネーションレイヤピクセルのうち少なくとも1つを前記第2のブレンディングカラーフォーマットに変換することと、
    前記複数の第1のアルファブレンドされたピクセル及び前記複数の第2のデスティネーションレイヤピクセルのうち少なくとも1つを変換することに応じて、前記複数の第2のアルファ値を使用して前記複数の第1のアルファブレンドされたピクセルと前記複数の第2のデスティネーションレイヤピクセルとをアルファブレンドすることに基づいて、複数の第2のアルファブレンドされたピクセルを生成することと、
    を行うように構成されている、
    請求項14の装置。
  20. 前記第2のブレンディングカラーフォーマットは、第2のブレンディングガンマ空間と、原色の第2のブレンディングセットと、を含み、
    前記アルファ透明度最適化ロジックは、前記第2のブレンディングガンマ空間に関連付けられたガンマ伝達関数を表すデータを使用して、前記複数の第1のアルファブレンドされたピクセル及び前記複数の第2のデスティネーションレイヤピクセルのうち少なくとも1つを前記第2のブレンディングガンマ空間に変換することによって、前記複数の第2のアルファブレンドされたピクセル及び前記複数の第2のデスティネーションレイヤピクセルのうち少なくとも1つを前記第2のブレンディングカラーフォーマットに変換するように構成されている、
    請求項19の装置。
  21. 前記第1のブレンディングカラーフォーマットは、第1のブレンディングガンマ空間と、原色の第1のブレンディングセットと、を含み、
    前記第2のブレンディングカラーフォーマットは、第2のブレンディングガンマ空間と、原色の第2のブレンディングセットと、を含み、
    前記第1のブレンディングガンマ空間は、前記第2のブレンディングガンマ空間と異なっている、
    請求項19の装置。
  22. 前記第1のブレンディングカラーフォーマットは、第1のブレンディングガンマ空間と、原色の第1のブレンディングセットと、を含み、
    前記第2のブレンディングカラーフォーマットは、第2のブレンディングガンマ空間と、原色の第2のブレンディングセットと、を含み、
    前記第2のブレンディングガンマ空間は、前記出力カラーフォーマットと同じガンマ空間である、
    請求項19の装置。
  23. 前記第2のブレンディングカラーフォーマットは、第2のブレンディングガンマ空間と、原色の第2のブレンディングセットと、を含み、
    前記アルファ透明度最適化ロジックは、1つ以上のガンマ伝達関数と1つ以上の線形から線形への伝達関数とを表すデータを使用して、前記複数の第1のアルファブレンドされたピクセル及び前記複数の第2のデスティネーションレイヤピクセルのうち少なくとも1つを前記原色の第2のブレンディングセットに変換することによって、前記複数の第2のアルファブレンドされたピクセル及び前記複数の第2のデスティネーションレイヤピクセルのうち少なくとも1つを前記第2のブレンディングカラーフォーマットに変換するように構成されている、
    請求項19の装置。
  24. 前記ディスプレイをさらに備え、
    前記アルファ透明度最適化ロジックは、
    前記複数の第1のアルファブレンドされたピクセルを前記出力カラーフォーマットに変換することと、
    前記複数の第1のアルファブレンドされたピクセルを前記ディスプレイ上に表示するために提供することと、
    を行うように構成されている、
    請求項14の装置。
  25. 前記ディスプレイをさらに備え、
    前記アルファ透明度最適化ロジックは、
    前記複数の第1のアルファブレンドされたピクセルに対してトーンマッピングを実行することと、
    前記複数の第1のアルファブレンドされたピクセルを前記ディスプレイ上に表示するために提供することと、
    を行うように構成されている、
    請求項14の装置。
  26. 前記装置は、
    ディスプレイエンジンを含むグラフィックス処理ユニット(GPU)であって、前記ディスプレイエンジンは前記アルファ透明度最適化ロジックを含む、グラフィックス処理ユニット(GPU)と、
    第1のフレームバッファと、第2のフレームバッファと、を含むメモリであって、前記第1のフレームバッファは、前記複数のソースレイヤピクセルを記憶し、前記第2のフレームバッファは、前記複数の第1のデスティネーションレイヤピクセルと、前記複数の第1のアルファ値と、前記第1のブレンディングカラーフォーマットを表す情報と、を記憶する、メモリと、を備える、
    請求項14の装置。
  27. ディスプレイエンジンを含むグラフィックス処理ユニット(GPU)と、
    前記GPUに結合されたディスプレイと、を備え、
    前記ディスプレイエンジンは、アルファ透明度最適化ロジックを含み、
    前記アルファ透明度最適化ロジックは、
    複数のソースレイヤピクセルと、複数の第1のアルファ値に関連付けられた複数の第1のデスティネーションレイヤピクセルと、複数の第2のアルファ値に関連付けられた複数の第2のデスティネーションレイヤピクセルと、第1のブレンディングカラーフォーマット及び第2のブレンディングカラーフォーマットを示す情報と、を取得することであって、前記第1のブレンディングカラーフォーマットは、前記第2のブレンディングカラーフォーマットと異なっている、ことと、
    前記複数のソースレイヤピクセル及び前記複数の第1のデスティネーションレイヤピクセルのうち少なくとも1つを前記第1のブレンディングカラーフォーマットに変換することと、
    前記複数のソースレイヤピクセル及び前記複数の第1のデスティネーションレイヤピクセルのうち少なくとも1つを変換することに応じて、前記複数の第1のアルファ値を使用して、前記複数のソースレイヤピクセルと前記複数の第1のデスティネーションレイヤピクセルとをアルファブレンドすることに基づいて、複数の第1のアルファブレンドされたピクセルを生成することと、
    前記複数の第1のアルファブレンドされたピクセル及び前記複数の第2のデスティネーションレイヤピクセルのうち少なくとも1つを前記第2のブレンディングカラーフォーマットに変換することと、
    前記複数の第1のアルファブレンドされたピクセル及び前記複数の第2のデスティネーションレイヤピクセルのうち少なくとも1つを変換することに応じて、前記複数の第2のアルファ値を使用して、前記複数の第1のアルファブレンドされたピクセルと前記複数の第2のデスティネーションレイヤピクセルとをアルファブレンドすることに基づいて、複数の第2のアルファブレンドされたピクセルを生成することと、
    前記複数の第2のアルファブレンドされたピクセルを提供することと、
    を行うように構成されており、
    前記ディスプレイは、
    前記GPUから前記複数の第2のアルファブレンドされたピクセルを取得することと、
    前記複数の第2のアルファブレンドされたピクセルを表示することと、
    を行うように構成されている、
    装置。
  28. 前記第2のブレンディングカラーフォーマットは、第2のブレンディングガンマ空間と、原色の第2のブレンディングセットと、を含み、
    前記アルファ透明度最適化ロジックは、前記第2のブレンディングガンマ空間に関連付けられた伝達関数を表すデータを使用して、前記複数の第1のアルファブレンドされたピクセル及び前記複数の第2のデスティネーションレイヤピクセルのうち少なくとも1つを前記第2のブレンディングガンマ空間に変換することによって、前記複数の第2のアルファブレンドされたピクセル及び前記複数の第2のデスティネーションレイヤピクセルのうち少なくとも1つを前記第2のブレンディングカラーフォーマットに変換するように構成されている、
    請求項27の装置。
  29. 前記第1のブレンディングカラーフォーマットは、第1のブレンディングガンマ空間と、原色の第1のブレンディングセットと、を含み、
    前記第2のブレンディングカラーフォーマットは、第2のブレンディングガンマ空間と、原色の第2のブレンディングセットと、を含み、
    前記第1のブレンディングガンマ空間は、前記第2のブレンディングガンマ空間と異なっている、
    請求項27の装置。
  30. 前記第1のブレンディングカラーフォーマットは、第1のブレンディングガンマ空間と、原色の第1のブレンディングセットと、を含み、
    前記第2のブレンディングカラーフォーマットは、第2のブレンディングガンマ空間と、原色の第2のブレンディングセットと、を含み、
    前記第2のブレンディングガンマ空間は、前記ディスプレイに関連付けられた出力カラーフォーマットと同じガンマ空間である、
    請求項27の装置。
  31. 前記第2のブレンディングカラーフォーマットは、第2のブレンディングガンマ空間と、原色の第2のブレンディングセットと、を含み、
    前記アルファ透明度最適化ロジックは、1つ以上のガンマ伝達関数と1つ以上の線形から線形への伝達関数とを表すデータを使用して、前記複数の第1のアルファブレンドされたピクセル及び前記複数の第2のデスティネーションレイヤピクセルのうち少なくとも1つを前記原色の第2のブレンディングセットに変換することによって、前記複数の第1のアルファブレンドされたピクセル及び前記複数の第2のデスティネーションレイヤピクセルのうち少なくとも1つを前記第2のブレンディングカラーフォーマットに変換するように構成されている、
    請求項27の装置。
  32. 前記複数の第1のデスティネーションレイヤピクセルは、第1のデスティネーションレイヤカラーフォーマットであり、前記第1のブレンディングカラーフォーマットは、前記第1のデスティネーションレイヤカラーフォーマットと同じカラーフォーマットである、
    請求項27の装置。
  33. 前記アルファ透明度最適化ロジックは、前記複数の第2のアルファブレンドされたピクセルを、前記ディスプレイに関連付けられた出力カラーフォーマットに変換するように構成されており、
    前記アルファ透明度最適化ロジックは、前記出力カラーフォーマットである前記複数の変換された第2のアルファブレンドされたピクセルを前記ディスプレイに提供することによって、前記複数の第2のアルファブレンドされたピクセルを提供するように構成されている、
    請求項27の装置。
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