JP2022539849A - 治療薬としての4-(イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)-N-(ピリジニル)ピリミジン-2-アミンの誘導体 - Google Patents

治療薬としての4-(イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)-N-(ピリジニル)ピリミジン-2-アミンの誘導体 Download PDF

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Abstract

がんを含む増殖性疾患及び状態の予防及び/または処置において使用するための新規の群のヘテロアリール化合物。該化合物は、FLT3及びその変異形態及び/またはCDKなどの他のプロテインキナーゼの活性を阻害することにより細胞増殖を阻害することができると考えられる。該化合物は、一般構造Iを有する。【化1】JPEG2022539849000031.jpg39116【選択図】なし

Description

本開示は、がんを含む増殖性細胞疾患及び状態の処置において有用な新規の一群のプロテインキナーゼの阻害薬に関する。
優先権書類
本出願は、2019年7月10日出願の「プロテインキナーゼの阻害薬」との標題のオーストラリア特許仮出願第2019902448号による優先権を主張し、その内容全体が参照により本明細書に援用される。
背景
がんを含む増殖性疾患及び状態を処置するための新たな化合物を同定及び開発する必要性が依然として存在する。調査中の有望な抗増殖性化合物のための多数の「標的」のうちに、プロテインキナーゼとして公知の一群の酵素がある。
CD135抗原及び胎児肝臓キナーゼ-2(Flk2)としても公知のFMS様チロシンキナーゼ3(FLT3)は、多くの造血細胞の表面上に発現され、FLT3のシグナル伝達は、これらの細胞の正常な発生において重要な役割を果たすことが知られている。FLT3またはその変異の発現または過剰発現は、ある特定のがん、特に、血液がん(すなわち、血液悪性病変)と関連している。例えば、高レベルのFLT3が、急性骨髄性白血病(AML)を有する一部の患者の芽球細胞において見い出されており(Zheng R et al.,Blood 103(1):267-274,2004)、異常なFLT3発現も、急性リンパ球性白血病(ALL)及び慢性リンパ球性白血病(CLL)において見い出されている(Rosnet O et al.,Leukemia 10:238-248,1996)。FLT3の異常または過剰発現は受容体の構成性二量体化及び活性化につながり得ると推測されている(Brasel K et al.,Leukemia 9:1212-1218,1995)。さらに、いくつかのFLT3「活性化」変異が同定されており、とりわけ、FLT3-ITD変異は、遺伝子内縦列重複を含み(Nakao M et al.,Leukemia 10:1911-1918,1996)、AMLを有する患者における著しい予後不良と関連していることが既知である(Kottaridis PD et al.,Blood 98(6):1752-1759,2001)。
いくつかのFLT3阻害薬化合物が、AML及び他のFLT3活性化がんなどの血液悪性病変の処置のために調査されたことがあるか、または調査中である。ギルテリチニブは、再発性または難治性/変異FLT3、特に、FLT3-ITDまたはFLT3-TKD(チロシンキナーゼドメインに変異)AMLを有するAML患者を処置するために、米国医薬品局(FDA)により特異的に承認された史上初の阻害薬であった。
サイクリン依存性キナーゼ(CDK)は別の種類のプロテインキナーゼである。それらは、様々なサイクリンサブユニットと関連することが公知であり、細胞周期制御、アポトーシス、ニューロン生理学、分化及び転写を含む細胞における様々な重要な調節経路の調節において中枢的な役割を果たす。20超のCDKが存在し、それらは、それらの機能を反映して2つの主要な群;すなわち、細胞周期調節因子CDK及び転写調節因子CDKに分類され得る。細胞周期調節因子CDKの群には、CDK1、CDK2、CDK3、CDK4及びCDK6が含まれ、それらは、それらのサイクリンパートナー(例えば、サイクリンA、B、D1、D2、D3、E及びF)と共に機能して、細胞周期の促進を調節する。転写調節因子CDKの群には、CDK7、CDK8、CDK9及びCDK11が含まれ、それらは、サイクリンC、H、K、L1、L2、T1及びT2と一緒に作用して、転写調節において役割を果たす傾向がある。これら2つのCDK群の機能を考慮すると、CDKが細胞増殖疾患及び状態、特に、がんに関与していることはおそらく驚くべきことではない。細胞増殖は、細胞分裂周期の直接的または間接的な調節解除の結果であり、CDKは、この周期の様々な相の調節において重要な役割を果たす。したがって、CDK及びそれらの関連サイクリンの阻害薬は、がん治療のための有用な標的と判断される。
いくつかのピリミジンベースの化合物、例えば、4-チアゾール-2-ピリジニルアミノ-ピリミジン及び5-置換-4-チアゾール-ピリミジンが、がんを含む増殖性障害及び状態を処置する際に使用するために以前に調査されている(それぞれ国際特許公開WO2005/012298及びWO2013/156780を参照されたい)。これらの化合物は、複数のプロテインキナーゼ、特に、CDK1/サイクリンB、CDK2/サイクリンE、CDK2/サイクリンA、CDK4/サイクリンD1、CDK6/サイクリンD3、CDK7/サイクリンH及びCDK9/サイクリンT1を含むCDKを阻害する。
本出願人は現在、がんを含む増殖性疾患及び状態の予防及び/または処置において使用するための新たな群のヘテロアリール化合物を同定している。理論に束縛されることは望まないが、これらの新規化合物は、FLT3及びその変異形態及び/またはCDKなどの他のプロテインキナーゼの活性を阻害することにより、細胞増殖を阻害し得ると考えられる。
第1の態様によれば、本開示は、式Iの化合物:
Figure 2022539849000002


[式中、
、R、R、R、R及びRはそれぞれ、H、アルキル、アルキル-R、アリール、アリール-R、アラルキル、アラルキル-R、脂環式、ヘテロアリール、複素環式、ハロゲン、NO、CN、CF、OH、O-アルキル、COR、COOR、O-アリール、O-R、NH、NH-アルキル、NH-アリール、N-(アルキル)、N-(アリール)、N-(アルキル)(アリール)、NH-R、NH-アルキル-N(アルキル)、N-(R)(R)、N-(アルキル)(R)、N-(アリール)(R)、COOH、CONH、CONH-アルキル、CONH-アリール、CON-(アルキル)(R)、CON(アリール)(R)、CONH-R、CON-(R)(R)、SH-アルキル、SOH、SO-アルキル、SO-アルキル-R、SO-アリール、SO-アリール-R、SONH、SONH-R、SON-(R)(R)、CO-アルキル、CO-アルキル-R、CO-アリール、CO-アリール-R及びRからなる群から独立に選択され、ここで、前記アルキル、アリール、アラルキル、脂環式、ヘテロアリール及び複素環式基は、ハロゲン、CN、OH、アルキル(例えば、C1~6アルキル)、O-C1~6アルキル(例えば、O-メチル)、アミノ(例えば、NH)、COOH、CONH、CFCH(F)またはC1~6アルキル、CH(F)、COO-C1~6アルキル(例えば、COO-C(CH)もしくはフェニルスルホニルで任意選択で置換されている複素環式基から選択される1個または複数の基で任意選択で置換されていてもよく;かつ
、R及びRは、水可溶化基から独立に選択される]
またはその薬学的に許容される塩、溶媒和物もしくはプロドラッグを提供する。
第2の態様では、本開示は、がんまたは別の増殖性障害もしくは状態を処置するための、第1の態様において定義されたとおりの化合物またはその薬学的に許容される塩、溶媒和物もしくはプロドラッグの使用を提供する。
第3の態様では、本開示は、対象においてがんまたは別の増殖性障害もしくは状態を処置する方法であって、前記対象に、治療有効量の第1の態様において定義されたとおりの化合物またはその薬学的に許容される塩、溶媒和物もしくはプロドラッグを、任意選択で、薬学的に許容される担体、希釈剤及び/または添加剤と組み合わせて投与することを含む前記方法を提供する。
第4の態様では、本開示は、がんまたは別の増殖性細胞疾患もしくは状態を処置するための医薬品の製造における、第1の態様において定義されたとおりの化合物、またはその薬学的に許容される塩、溶媒和物もしくはプロドラッグの使用を提供する。
第5の態様では、本開示は、第1の態様において定義されたとおりの化合物、またはその薬学的に許容される塩、溶媒和物もしくはプロドラッグと、薬学的に許容される担体、希釈剤及び/または添加剤とを含む医薬組成物または医薬品を提供する。
第6の態様では、本開示は、細胞においてプロテインキナーゼ活性を調節するための方法であって、前記細胞に、有効量の第1の態様において定義されたとおりの化合物またはその薬学的に許容される塩、溶媒和物もしくはプロドラッグを導入する、または前記細胞をそれらと接触させることを含む前記方法を提供する。
詳細な説明
本出願人は現在、がんを含む増殖性障害及び状態の予防及び/または処置において使用するために適切な新たな群のピリミジン-2-アミン誘導体、特に、4-(イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)-N-(ピリジニル)ピリミジン-2-アミンの誘導体を同定しており、それらは、望ましい生物学的活性を持つ(例えば、前記化合物は、細胞周期及び転写CDK、ならびにFLT3などの他のプロテインキナーゼの活性を阻害することにより細胞増殖を阻害し、かつがん細胞アポトーシスを引き起こし得る)。
第1の態様によれば、本開示は、下に示されている式Iの化合物:
Figure 2022539849000003

[式中、
、R、R、R、R及びRはそれぞれ、H、アルキル、アルキル-R、アリール、アリール-R、アラルキル、アラルキル-R、脂環式、ヘテロアリール、複素環式、ハロゲン、NO、CN、CF、OH、O-アルキル、COR、COOR、O-アリール、O-R、NH、NH-アルキル、NH-アリール、N-(アルキル)、N-(アリール)、N-(アルキル)(アリール)、NH-R、NH-アルキル-N(アルキル)、N-(R)(R)、N-(アルキル)(R)、N-(アリール)(R)、COOH、CONH、CONH-アルキル、CONH-アリール、CON-(アルキル)(R)、CON(アリール)(R)、CONH-R、CON-(R)(R)、SH-アルキル、SOH、SO-アルキル、SO-アルキル-R、SO-アリール、SO-アリール-R、SONH、SONH-R、SON-(R)(R)、CO-アルキル、CO-アルキル-R、CO-アリール、CO-アリール-R及びRからなる群から独立に選択され、ここで、前記アルキル、アリール、アラルキル、脂環式、ヘテロアリール及び複素環式基は、ハロゲン、CN、OH、アルキル(例えば、C1~6アルキル)、O-C1~6アルキル(例えば、O-メチル)、アミノ(例えば、NH)、COOH、CONH、CFCH(F)またはC1~6アルキル、CH(F)、COO-C1~6アルキル(例えば、COO-C(CH)もしくはフェニルスルホニルで任意選択で置換されている複素環式基から選択される1個または複数の基で任意選択で置換されていてもよく;かつ
、R及びRは、水可溶化基から独立に選択される]
または薬学的に許容される塩、溶媒和物もしくはプロドラッグを提供する。
一部の実施形態では、式Iの化合物は好ましくは、少なくとも1個の水可溶化基R、R及びRを含み得る。すなわち、このような実施形態では、前記化合物は、先行パラグラフにおいて上記で定義されたとおりであるが、ただし、前記化合物が、前記R、R及びR基のうちの少なくとも1個を含むか、またはより好ましくは、前記RまたはR基のうちの少なくとも1個を含むことを条件とする。本出願人は、そのような可溶化基(複数可)の付加にも関わらず、前記化合物は、望ましい生物学的活性を(例えば、FLT3の活性を阻害することにより)持つことを見出している。少なくとも1個の水可溶化基の存在は、in vivo吸収及び経口生物学的利用能を増強し得る。
式Iの化合物は、抗増殖性活性を持つことが見い出されており、したがって、がん、白血病、リンパ腫などの増殖性細胞疾患及び状態ならびに、例えば、再狭窄及び心筋症などの一部の心臓血管疾患または状態、糸球体腎炎及び関節リウマチなどの一部の自己免疫疾患、乾癬などの皮膚状態、ならびに真菌または寄生虫障害などの無制御の細胞増殖と関連する(または、言い換えると、細胞周期の制御を必要とする)他の疾患及び状態の処置において有用であると考えられる。本明細書で使用される場合、本開示の範囲内の抗増殖作用は、in vitro全細胞アッセイにおいて細胞増殖を阻害する能力により実証され得る。実行方法を含むそのようなアッセイの例(複数可)は、本明細書において後記で提供される実施例2においてより詳細に記載する。
式Iの化合物は、細胞周期におけるステップまたは段階のいずれか、例えば、核膜の形成、細胞周期の静止相からの出口(G0)、G1進行、染色体脱凝縮、核膜破壊、START、DNA複製の開始、DNA複製の進行、DNA複製の停止、中心体複製、G2進行、有糸分裂または減数分機能の活性化、染色体凝縮、中心体分離、微小管核形成、紡錘体形成及び機能、微小管モータータンパク質との相互作用、染色分体分離及び隔離、有糸分裂機能の不活性化、収縮管の形成、ならびに細胞質分裂機能を阻害し得る。特に、式Iの化合物は、クロマチン結合、複製複合体の形成、複製ライセンス化、リン酸化または他の二次修飾活性、タンパク質分解性分解、微小管結合、アクチン結合、セプチン結合、微小管形成中心核形成活性及び細胞周期シグナル伝達経路の構成成分への結合などの、ある特定の遺伝子機能に影響を及ぼし得る。
したがって、第2の態様では、本開示は、がんまたは別の増殖性障害もしくは状態を処置するための、第1の態様において定義されたとおりの化合物またはその薬学的に許容される塩、溶媒和物もしくはプロドラッグの使用を提供する。
第3の態様では、本開示は、対象においてがんまたは別の増殖性障害もしくは状態を処置する方法であって、前記対象に、治療有効量の第1の態様において定義されたとおりの化合物またはその薬学的に許容される塩、溶媒和物もしくはプロドラッグを、任意選択で、薬学的に許容される担体、希釈剤及び/または添加剤と組み合わせて投与することを含む前記方法を提供する。
第4の態様では、本開示は、がんまたは別の増殖性細胞疾患もしくは状態を処置するための医薬品の製造における、第1の態様において定義されたとおりの化合物、またはその薬学的に許容される塩、溶媒和物もしくはプロドラッグの使用を提供する。
第5の態様では、本開示は、第1の態様において定義されたとおりの化合物、またはその薬学的に許容される塩、溶媒和物もしくはプロドラッグと、薬学的に許容される担体、希釈剤及び/または添加剤とを含む医薬組成物または医薬品を提供する。
第6の態様では、本開示は、細胞においてプロテインキナーゼ活性を調節するための方法であって、前記細胞に、有効量の第1の態様において定義されたとおりの化合物またはその薬学的に許容される塩、溶媒和物もしくはプロドラッグを導入する、または前記細胞をそれらと接触させることを含む前記方法を提供する。
好ましくは、第6の態様の方法は、FLT3、FLT3-ITD、及びFLT3点変異の1種または複数種から選択される1種または複数のプロテインキナーゼ、及び/またはCDKなどの他のプロテインキナーゼの活性を調節する。
本明細書では、当業者に周知であるいくつかの用語を使用する。それにもかかわらず、明解であるように、これらの用語のうちのいくつかを本明細書において後記で定義する。
本明細書で使用される場合、「処置すること」という用語は、状態の確立された症状を予防する、さらには緩和することを含む。したがって、疾患または状態を「処置する」という行為には、(1)疾患または状態に罹患しているか、または罹患しやすい対象において発生する疾患または状態の臨床症状の出現を予防する、または遅延させること;(2)疾患もしくは状態を阻害すること(すなわち、疾患もしくは状態もしくはその再発(処置の維持の場合)または少なくとも1つのその臨床もしくは準臨床症状の発生を停止する、減少させる、または遅延させること);及び(3)疾患または状態を除去する、または減弱させること(すなわち、疾患もしくは状態またはその臨床もしくは準臨床症状の少なくとも1つの退縮を引き起こすこと)が含まれる。
本明細書で使用される場合、「アルキル」という用語は、1~8個の炭素原子を有する直鎖及び分枝アルキル基(例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、tert-ブチル、ペンチル、ヘキシル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルなど)の両方を含む。
本明細書で使用される場合、「アリール」という用語は、置換(モノ-またはポリ-)または非置換モノ芳香族またはポリ芳香族基を指し、その際、前記ポリ芳香族基は、縮合していてもよいし、または非縮合であってもよい。したがって、この用語は、6~10個の炭素原子(例えば、フェニル、ナフチルなど)を有する基を含む。「アリール」という用語が「芳香族」という用語と同意語であることも理解されるべきである。
本明細書で使用される場合、「アラルキル」という用語は、上記で定義されたとおりのアルキル及びアリールという用語の連結として使用される。
「脂肪族」という用語は、当技術分野におけるその通常の意味を有し、アルカン、アルケン及びアルキンならびにその置換誘導体などの非芳香族基を含む。
本明細書で使用される場合、「脂環式」という用語は、環式脂肪族基を指す。
「ハロゲン」という用語は、フルオロ、クロロ、ブロモ及びヨードを指す。
本明細書で使用される場合、「複素環式」という用語は、環中に1個または複数のヘテロ原子(例えば、N)を含む飽和または不飽和環式基を指す。
本明細書で使用される場合の「誘導体」という用語は、実体の任意の化学的修飾を含む。そのような化学的修飾の例示は、ハロゲン基、アルキル基、アシル基またはアミノ基による水素の置き換えである。
本明細書で使用される場合、「医薬品の製造」という語句は、医薬品としてそのままか、または式Iの化合物のうちの1つまたは複数を含む医薬品の製造の任意の段階での式Iの化合物のうちの1つまたは複数の使用を含む。
式Iの化合物のうちの一部は、単一の立体異性体、ラセミ体、及び/または鏡像異性体及び/またはジアステレオ異性体の混合物として存在し得る。そのような単一の立体異性体、ラセミ体及びその混合物はすべて本開示の範囲内に包含される。ジアステレオ異性体、鏡像異性体、及び幾何異性体などの異性体形態を、当業者に公知の物理的及び/または化学的方法により分離することができる。
「プロドラッグ」という用語は、通常は代謝手段により(例えば、加水分解、還元または酸化により)生物系内で式Iの化合物に変換される化合物を意味する。例えば、ヒドロキシル基を含有する式Iの化合物のエステルプロドラッグは、in vivoでの加水分解により式Iの化合物に変換することができる。ヒドロキシル基を含有する式Iの化合物の適切なエステルは、例えば、酢酸エステル、クエン酸エステル、乳酸エステル、酒石酸エステル、マロン酸エステル、シュウ酸エステル、サリチル酸エステル、プロピオン酸エステル、コハク酸エステル、フマル酸エステル、マレイン酸エステル、メチレン-ビス-P-ヒドロキシナフトエ酸エステル、ゲンチジン酸エステル(gestisates)、イセチオン酸エステル、ジ-p-トルオイル酒石酸エステル、メタンスルホン酸エステル、エタンスルホン酸エステル、ベンゼンスルホン酸エステル、p-トルエンスルホン酸エステル、シクロヘキシルスルファミド酸エステル及びキナ酸エステルであり得る。別の例として、カルボキシ基を含有する式Iの化合物のエステルプロドラッグは、in vivoでの加水分解により式Iの化合物に変換可能であり得る。エステルプロドラッグの例には、Leinweber FJ,Drug Metab Rev 18:379-439(1987)により記載されたものが含まれる。同様に、アミノ基を含有する式Iの化合物のアシルプロドラッグは、in vivoでの加水分解により式Iの化合物に変換可能であり得る。アミンを含むこれらの、及び他の官能基のためのプロドラッグの例は、Prodrugs:challenges and rewards,Valentino J Stella(ed),Springer、2007に提示されている。
本明細書で使用される場合の「薬学的に許容される塩」という用語は、式Iの化合物の所望の生物学的活性を維持している塩を指し、薬学的に許容される酸付加塩及び塩基付加塩を含む。式Iの化合物の適切な薬学的に許容される酸付加塩は、無機酸から、または有機酸から調製することができる。そのような無機酸の例は、塩酸、硫酸及びリン酸である。適切な有機酸は、有機酸の脂肪族、脂環族、芳香族、複素環式カルボン酸及びスルホン酸群から選択することができ、その例は、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、コハク酸、グリコール酸、グルコン酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、フマル酸、マレイン酸、アルキルスルホン酸及びアリールスルホン酸である。薬学的に許容される塩についての追加の情報は、Remington’s Pharmaceutical Sciences, 19th Edition, Mack Publishing Co., Easton, PA 1995において見い出すことができる。
固体である式Iの化合物の場合、前記化合物(またはその薬学的に許容される塩、溶媒和物もしくはプロドラッグ)が種々の結晶または多形形態で存在し得て、それらのすべてが本開示の範囲内に包含されることは当業者に理解されるであろう。
「治療有効量」または「有効量」という用語は、有利か、または所望の臨床結果をもたらすために十分な量である。治療有効量を1回または複数回の投与で投与することができる。典型的には、治療有効量は、疾患もしくは状態を処置するために、または別段に、例えば、がんまたは別の増殖性細胞疾患もしくは状態などの疾患または状態を緩和する、寛解する、安定化する、その進行を逆転する、減速させる、または遅延させるために十分である。例に過ぎないが、治療有効量の式Iの化合物、またはその薬学的に許容される塩、溶媒和物もしくはプロドラッグは、1日あたり約0.1~約250mg/体重kg、より好ましくは1日あたり約0.1~約100mg/体重kg、さらにより好ましくは1日あたり約0.1~約25mg/体重kgを含み得る。しかしながら、上記にもかかわらず、治療有効量が変動し得て、特定の化合物(またはその塩、溶媒和物もしくはプロドラッグ)の活性、特定の化合物(またはその塩、溶媒和物もしくはプロドラッグ)の代謝安定性及び作用期間、年齢、体重、性別、健康状態、投与の経路及び時間、特定の化合物(またはその塩、溶媒和物もしくはプロドラッグ)の排泄速度、ならびに例えば、処置されるべきがんまたは他の増殖性細胞疾患もしくは状態の重症度を含む様々な因子に依存し得ることは当業者に理解されるであろう。
式Iの化合物、ならびにその薬学的に許容される塩、溶媒和物及びプロドラッグは、プロテインキナーゼを阻害し得て、1種または複数のCDKよりもFLT3について高い選択性を示す(すなわち、それを阻害する)ことができる。前述のとおり、FLT3は、細胞、特に造血細胞の正常な発生におけるその役割を介して、がん細胞の増殖及びアポトーシスに対する耐性を促進し得る。したがって、少なくともFLT3を阻害すると考えられる式Iの化合物、ならびにその薬学的に許容される塩、溶媒和物及びプロドラッグは、in vitro及びin vivo適用の両方(例えば、in vitro細胞ベースのアッセイ)において、かつ対象においてがんまたは別の増殖性障害もしくは状態を処置する治療方法の基礎として有用性を有する。
式Iの化合物は、少なくとも1個の水可溶化基(例えば、R、R及び/またはRにより得られる)を持っていてもよい。「水可溶化基」という用語は、イオン化するか、または水分子と水素結合を形成して化合物の水溶性を上昇させ得る(すなわち、水可溶化基を含有しない対応する化合物の水溶性と比べて)任意の極性官能基を指すと、当業者によく理解されるであろう。適切な水可溶化基の例ならびにそれらを導入するための方法及び問題は、例えば、Fundamentals of Medicinal Chemistry by Gareth Thomas(publisher:John Wiley & Sons)に記載されている。
好ましくは、存在する場合、R及びRは、
(i)モノ-、ジ-及びポリ-ヒドロキシル化脂環式基、ジ-またはポリ-ヒドロキシル化脂肪族またはアリール基、1個または複数のヒドロキシル、アミノまたはアルコキシ基で置換されているN-、O-及び/またはS-含有複素環式基、1個または複数のカルボキサミド、スルホキシド、スルホンまたはスルホンアミド基を含む脂肪族及びアリール基、ならびにハロゲン化アルキルカルボニル基;ならびに
(ii)COOH、SOH、OSOH、SONHCH、SONHCHCH、SOCH、SOCHCH、PO及びOPO
からなる群の水可溶化基群から独立に選択される。
好ましくは、存在する場合、Rは、
(i)モノ-、ジ-及びポリ-ヒドロキシル化脂環式基、ジ-もしくはポリ-ヒドロキシル化脂肪族もしくはアリール基;任意選択で1個もしくは複数のヒドロキシル、アミノもしくはアルコキシ基で置換されているN-、O-及び/またはS-含有複素環式基、N(アルキル)、NH-アルキル(任意選択で1個または複数のヒドロキシルまたはアルコキシ基で置換されている)、アルキル-N(アルキル)、カルボニル、アルコキシ、SO-アルキル、脂肪族(アルキルを含む)、任意選択で1個もしくは複数のアミノ、NH-アルキル(任意選択で1個もしくは複数のヒドロキシルもしくはアルコキシ基で置換されている)、カルボキサミド、スルホキシド、スルホンもしくはスルホンアミド基を含むアリール、任意選択で1個もしくは複数のアルキルを含む複素環式、または任意選択で1個もしくは複数のアルキルもしくはカルボニルを含むNH-複素環式基(この際、前記N-、O-及び/またはS-含有複素環式基は任意選択で、アルキル架橋(例えば、-CH-または-CHCH-架橋)、アミン架橋(例えば、-NH-、-NH-CH-及び-NH-CHCH-)、アルコキシ架橋(例えば、-O-CH-及び-O-CHCH-)またはケトン架橋(例えば、-C(=O)-架橋)を、例えば、式I化合物のピリジン環の4/5位の炭素原子に対して含む);ならびにハロゲン化アルキルカルボニル基;
(ii)COOH、SOH、OSOH、PO及びOPO
(iii)NHCO(CH[NHCO(CHm’[NHCO(CHm”A及びNHCO(CHNH(CHt’A(ここで、p及びqはそれぞれ、整数0または1から独立に選択され、かつm、m’、m”、及びt’はそれぞれ、整数1~10から独立に選択され、Aは、
(a)1個または複数のO-、S-またはN-ヘテロ原子を含み、さらに、アルキル架橋(例えば、-CH-または-CHCH-架橋)を含んでもよい脂環式、アリール及び複素環式基、
(b)-O-、NH、-NH-、=N-、第四級アミン塩、及びアミジンのうちの1個または複数を含む脂環式基、ならびに
(c)それぞれ任意選択で、SO-アルキル、任意選択で1個または複数のOH基により置換されているアルキル、CO-アルキル、アラルキル、COO-アルキル、及び任意選択で1個または複数のOH基により置換されているエーテル基から選択される1個または複数の置換基により置換されていてもよいモルホリン、ピペラジンまたは1,4-ジアゼパン基
から選択される);
(iv)(CHNR10COR11、(CHn’NR10SO11及びSO12(ここで、R10は、H及びアルキルから選択され、R11及びR12はそれぞれ、任意選択で1個または複数のヘテロ原子を含み、及び/または任意選択でOH、NH、ハロゲン及びNOから独立に選択される1個または複数の置換基で置換されているアルキル基から独立に選択され、かつn及びn’はそれぞれ、整数0、1、2及び3から独立に選択される);
(v)任意選択で1個もしくは複数のOH基または1個もしくは複数のA基で置換されているエーテル及びポリエーテル基(ここで、Aは、(iii)で上記で定義されたとおりである);
(vi)(CHNH(ここで、rは、整数0、1、2及び3から選択される);
(vii)(CHr’OH(ここで、r’は、整数0、1、2及び3から選択される);
(viii)(CHn”NR13COR14(ここで、R13は、Hまたはアルキルであり、n”は、整数0、1、2及び3から選択され、かつR14は、任意選択でハロゲン、NO、OH、アルコキシ、NH、COOH、CONH及びCFから選択される1個または複数の置換基で置換されているアリール基である);ならびに
(ix)SONR1516(ここで、R15及びR16はそれぞれ、H、アルキル及びアリールから独立に選択されるが、ただし、R15及びR16のうちの少なくとも1個は、H以外であることを条件とするか、またはR15及びR16は一緒に、任意選択でN、O及びSから選択される1個または複数のヘテロ原子を含む環式基を形成しており、前記アルキル、アリールまたは環式基は、ハロゲン、NO、OH、アルコキシ、NH、COOH、CONH及びCFから選択される1個または複数の置換基により任意選択で置換されている)
からなる群の水可溶化基群から独立に選択される。
一部の実施形態では、R及びRはそれぞれ、H、アルキル、アルキル-R、アリール、アリール-R、アラルキル、アラルキル-R、脂環式、ヘテロアリール、複素環式、ハロゲン、NO、CN、CF、OH、O-アルキル、COR、COOR、O-アリール、O-R、NH、NH-アルキル、NH-アリール、N-(アルキル)、N-(アリール)、N-(アルキル)(アリール)、NH-R、NH-アルキル-N(アルキル)、N-(R)(R)、N-(アルキル)(R)、N-(アリール)(R)、COOH、CONH、CONH-アルキル、CONH-アリール、CON-(アルキル)(R)、CON(アリール)(R)、CONH-R、CON-(R)(R)、SH-アルキル、SOH、SO-アルキル、SO-アルキル-R、SO-アリール、SO-アリール-R、SONH、SONH-R、SON-(R)(R)、CF、CO-アルキル、CO-アルキル-R、CO-アリール、CO-アリール-R及びRからなる群から独立に選択され、この際、前記アルキル、アリール、アラルキル、脂環式、ヘテロアリール及び複素環式基は、ハロゲン、CN、OH、C1~6アルキル、O-C1~6アルキル(例えば、O-メチル)、アミノ(例えば、NH)、COOH、CONH、CFCH(F)またはC1~6アルキル、CH(F)、COO-C1~6アルキル(例えば、COO-C(CH)もしくはフェニルスルホニルで任意選択で置換されている複素環式基から選択される1個または複数の基で任意選択で置換されていてもよく;かつR、R、R及びRはそれぞれ、H、アルキル-R、アリール、アリール-R、アラルキル、アラルキル-R、脂環式、複素環式、CF、COR、COOR、O-アリール、O-R、NH-アリール、N-(アリール)、N-(アルキル)(アリール)、NH-R、N-(R)(R)、N-(アルキル)(R)、N-(アリール)(R)、CONH-アルキル、CONH-アリール、CON-(アルキル)(R)、CON(アリール)(R)、CONH-R、CON-(R)(R)、SOH、SO-アルキル-R、SO-アリール、SO-アリール-R、SONH-R、SON-(R)(R)、CO-アルキル-R、CO-アリール、CO-アリール-R及びRからなる群から独立に選択され、その際、前記アルキル、アリール、アラルキル、脂環式及び複素環式基は、ハロゲン、CN、OH、O-メチル、NH、COOH、CONH及びCFから選択される1個または複数の基で任意選択で置換されていてもよい。
一部の実施形態では、Rは、H、アルキル(例えば、C1~6アルキルまたは、好ましくは、メチル、エチル及びC(CHなどのC1~3アルキル)、アリール、CN、CF、NH、ヘテロアリール、任意選択で置換されている複素環式(例えば、1または2個のN、OまたはSヘテロ原子を含む飽和または不飽和5または6員環式基)、O-アルキル(例えば、O-CHなどのO-C1~3アルキル)、NH-アルキル(例えば、NH(C)(すなわち、NH-シクロペンチル)などのNH-C1~6アルキルまたは、好ましくは、NH-CHなどのNH-C1~3アルキル)、NH-アルキル-N(アルキル)(例えば、NH(C1~3アルキル)-N(C1~3アルキル)などのNH-アルキル-(C1~6アルキル))、NH-アリール、N(CHなどのN-(アルキル)、N-(アルキル)(アリール)、SH-アルキル(例えば、SH-C1~6アルキルまたは、好ましくは、SHCH及びSHC(CH)などのSH-C1~3アルキル)、ハロゲン(好ましくは、F、BrまたはCl)またはRである。RがRである場合、好ましくは、Rは、モノ-、ジ-もしくはポリ-ヒドロキシル化脂環式基、または1個もしくは複数のヒドロキシル、アミノもしくはアルコキシ基で置換されているN-、O-及び/またはS-含有複素環式基である。最も好ましくは、Rは、H、メチルなどのC1~3アルキル、アリール、CF、任意選択でC1~6アルキルで置換されている複素環式基、O-C1~6アルキル(例えば、O-メチル)、アミノ(例えば、NH)、CH(F)、任意選択でC1~6アルキルで置換されているフェニルスルホニルまたはピペラジン(例えば、任意選択でC1~6アルキルで置換されているピペラジン、任意選択でC1~6アルキルで置換されているピリジン、任意選択でC1~6アルキルで置換されているピリミジン、O-メチル、NHまたは任意選択で置換されているピペラジン、ピロール、任意選択でC1~6アルキルで置換されているピラゾール、CH(F)または任意選択でCOO-C1~6アルキル(例えば、COO-C(CH)で置換されているピペラジン、チオフェニル、任意選択でC1~6アルキルで置換されているフランであり、ベンゾフラン、ベンゾ-チオフェニル、任意選択でC1~6アルキルまたはフェニルスルホニルで置換されているインドール、及び任意選択でフェニルスルホニルで置換されているピロロピリジンなどの二環式構造を含む)、O-C1~6アルキル(例えば、O-メチル)、アミノ(例えば、NH)、NH-アリールまたはハロゲン(好ましくは、FまたはBr)である。
一部の実施形態では、Rは、H、アルキル(例えば、C1~6アルキルまたは、好ましくは、メチルまたはエチルなどのC1~3アルキル)、CNまたはハロゲン(好ましくは、F)である。
一部の実施形態では、R、R、R及びRのうちの少なくとも1個、ただし好ましくはRまたはRは、C1~6アルキルまたは、好ましくは、メチルなどのC1~3アルキル、ハロゲン、アルキル-R(例えば、C1~3アルキル-R)(ここで、Rは好ましくは、COOH、SOH、OSOH、SONHCH、SONHCHCH、SOCH、SOCHCH、PO及びOPOから選択される)であり、ただし、より好ましくは、SONHCHまたはSONHCHCH、NH-R(ここで、Rは好ましくは、COOH、SOH、OSOH、SONHCH、SONHCHCH、SOCH、SOCHCH、PO及びOPOから選択される)であり、ただし、より好ましくは、SOCHまたはSOCHCHであるか、またはRである(ここで、Rは好ましくは、1個または複数のヒドロキシル、アミノまたはアルコキシ(例えば、-OCH)基で置換されているN-、O-及び/またはS-含有複素環式基である)。好ましくは、ヘテロ原子(複数可)は、Nである。
一部の実施形態では、R、R及びRがHである場合、Rは好ましくは、COOH、C(=O)NHOH、C(=O)NHO-テトラヒドロピランまたはNHで置換されているCONH-アリール以外である。
一部の実施形態では、R、R、R及びRのうちの少なくとも1個がRである場合、Rは好ましくは、
Figure 2022539849000004

から選択される。
任意選択で、先行パラグラフに示されているR置換基はさらに、アルキル架橋(例えば、-CH-または-CHCH-架橋)、アミノ架橋(例えば、-NH-)、アルコキシ架橋(例えば、-O-CH-)またはケトン架橋(例えば、-C(=O)-架橋)を、ピリジン環の4/5位の炭素原子に対して含んでもよい。
がRである場合、R、R及びRは好ましくは、Hである。同様に、RがRである場合、R、R及びRは好ましくは、Hである。また、RがRである場合、R、R及びRは好ましくは、Hである。またRがRである場合、R、R及びRは好ましくは、Hである。
一部の実施形態では、R及びRは、Hである。
一部の特に好ましい実施形態では、R、R及びRはそれぞれ、Hであり、Rは、Rであり、ここで、Rは:
Figure 2022539849000005

である。
一部の他の好ましい実施形態では、前記化合物は、式IIの化合物:
Figure 2022539849000006

[式中、
nは、0または1であり、R、R、R、R、R及びRは、式Iに関して上記で定義されたとおりであり;かつ
17は、H、アルキル(例えば、C1~6アルキルまたは、好ましくは、メチルまたはエチルなどのC1~3アルキル)、アルコキシ(例えば、-OCHまたは-OCHCH)、カルボニル(例えば、CO-CHなどのケトン基またはCOO-C(CHなどのカルボキシラート)、メチルスルホニル、NH-アルキル(例えば、N(CH)及びカルボキサミド(例えば、CONH)から選択される]
である。
一部の好ましい実施形態では、前記化合物は、
1-(4-(6-((4-(イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン;
1-(4-(6-((4-(6-(チオフェン-2-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン;
1-(4-(6-((5-フルオロ-4-(6-メチルイミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン;
N-(5-((4-エチルピペラジン-1-イル)メチル)ピリジン-2-イル)-5-フルオロ-4-(6-フェニルイミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-アミン;
N-(5-(4-(ジメチルアミノ)ピペリジン-1-イル)ピリジン-2-イル)-5-フルオロ-4-(6-フェニルイミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-アミン;
1-(4-(6-((4-(6-クロロイミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン;
1-(4-(6-((4-(6-(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン;
1-(4-(6-((4-(6-メチルイミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン;
1-(4-(6-((4-(6-フェニルイミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン;
1-(4-(6-((4-(6-(ピリジン-3-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン;
1-(4-(6-((4-(6-(ベンゾフラン-2-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン;
1-(4-(6-((4-(6-(ベンゾ[b]チオフェン-2-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン;
1-(4-(6-((4-(6-(1H-ピロール-3-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン;
1-(4-(6-((4-(6-(1H-ピラゾール-4-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン;
1-(4-(6-((4-(6-(フラン-3-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン;
1-(4-(6-((4-(6-(チオフェン-3-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン;
1-(4-(6-((4-(6-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン;
1-(4-(6-((4-(6-(フェニルアミノ)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン;
1-(4-(6-((4-(6-(ベンゾフラン-3-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン;
1-(4-(6-((4-(6-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン;
1-(4-(6-((4-(6-(1-メチル-1H-インドール-3-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン;
1-(4-(6-((4-(6-(1H-インドール-3-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン;
1-(4-(6-((4-(6-(1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-3-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン;
1-(4-(6-((4-(6-ヨードイミダゾ[1,2-α]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン;
N-(5-(4-メチルピペラジン-1-イル)ピリジン-2-イル)-4-(6-フェニルイミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-アミン;
4-(6-ブロモイミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)-N-(5-(4-(メチルスルホニル)ピペラジン-1-イル)ピリジン-2-イル)ピリミジン-2-アミン;
N-(5-(4-(メチルスルホニル)ピペラジン-1-イル)ピリジン-2-イル)-4-(6-フェニルイミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-アミン;
1-(4-(6-((4-(6-(1H-ピラゾール-3-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン;
1-(4-(6-((4-(6-(1-メチル-1H-ピラゾール-3-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン;
1-(4-(6-((4-(6-(1-(ジフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン;
tert-ブチル4-(4-(3-(2-((5-(4-アセチルピペラジン-1-イル)ピリジン-2-イル)アミノ)ピリミジン-4-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-6-イル)-1H-ピラゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキシラート;
1-(4-(6-((4-(6-(5-メチルフラン-2-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン;及び
4-(6-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)-N-(5-(4-メチルピペラジン-1-イル)ピリジン-2-イル)ピリミジン-2-アミン
からなる群から選択される。
一部の好ましい実施形態では、本開示の化合物は、標準的な細胞傷害性アッセイにより測定した場合に、ヒト細胞系において抗増殖活性を示す。好ましくは、前記化合物は、本明細書において後記で実施例2に記載の細胞生存率アッセイにより測定した場合に、5μM未満、さらにより好ましくは1μM未満のIC50値を示す。さらにより好ましくは、前記化合物は、0.5μM未満のIC50値を示す。
一部の好ましい実施形態では、本開示の化合物は、当業者に周知の任意の標準的なアッセイにより測定した場合に、1種または複数のプロテインキナーゼを阻害する。好ましくは、前記化合物は、本明細書において後記で実施例2に記載のキナーゼアッセイにより測定した場合に、1μM未満または0.5μM未満、さらにより好ましくは0.1μM未満のIC50値を示す。
第1の態様による化合物の特定の例を下の表1に示す。
Figure 2022539849000007
Figure 2022539849000008
Figure 2022539849000009
Figure 2022539849000010
Figure 2022539849000011
Figure 2022539849000012
Figure 2022539849000013
Figure 2022539849000014
Figure 2022539849000015
Figure 2022539849000016
Figure 2022539849000017

Figure 2022539849000018
Figure 2022539849000019
Figure 2022539849000020
化合物(ならびにその薬学的に許容される塩、溶媒和物及びプロドラッグ)を、がんまたは別の増殖性疾患もしくは状態を処置するための1種または複数の追加の薬剤(複数可)と組み合わせて投与することができる。例えば、1つよりも多いがんシグナル伝達経路を同時に阻害して、がん細胞の抗がん治療(例えば、他の抗がん薬、化学治療、放射線治療またはその組合せでの処置)に対する感受性をより高くするために、前記化合物を他の抗がん薬と組み合わせて使用することができる。したがって、式Iの化合物を次のカテゴリーの抗がん薬のうちの1種または複数と組み合わせて使用することができる:
臨床腫瘍学で使用されるとおりの他の抗増殖性/抗新生物薬物及びその組合せ、例えば、アルキル化薬(例えば、シスプラチン、オキサリプラチン、カルボプラチン、シクロフォスファミド、ナイトロジェンマスタード、メルファラン、クロラムブシル、ブスルファン、テモゾラミド(temozolamide)及びニトロソウレア);代謝拮抗薬(例えば、ゲムシタビン及び抗葉酸薬、例えば、5-フルオロウラシル及びテガフールのようなフルオロピリミジン、ラルチトレキセド、メトトレキサート、シトシンアラビノシド、フルダラビン及びヒドロキシ尿素);抗腫瘍抗生物質(例えば、アンスラサイクリン、例えば、アドリアマイシン、ブレオマイシン、ドキソルビシン、ダウノマイシン、エピルビシン、イダルビシン、マイトマイシン-C、ダクチノマイシン及びミトラマイシン);細胞分裂抑制薬(例えば、ビンカアルカロイド、例えば、ビンクリスチン、ビンブラスチン、ビンデシン及びビノレルビンならびにタキソール及びタキソテールを含むタキソイド、ならびにポロキナーゼ阻害薬);ならびにトポイソメラーゼ阻害薬(例えば、エピポドフィロトキシン、例えば、エトポシド及びテニポシド、アムサクリン、トポテカン及びカンプトテシン);
細胞増殖抑制薬、例えば、抗エストロゲン(例えば、タモキシフェン、フルベストラント、トレミフェン、ラロキシフェン、ドロロキシフェン及びヨードキシフェン)、抗アンドロゲン(例えば、ビカルタミド、フルタミド、ニルタミド及びシプロテロン酢酸塩)、LHRHアンタゴニストまたはLHRHアゴニスト(例えば、ゴセレリン、ロイプロレリン及びブセレリン)、プロゲストゲン(例えば、メゲストロール酢酸塩)、アロマターゼ阻害薬(例えば、アナストロゾール、レトロゾール、ボラゾール(vorazole)及びエキセメスタンとして)及び5α-レダクターゼの阻害薬、例えば、フィナステリドなど;
抗侵襲薬(例えば、c-Srcキナーゼファミリー阻害薬、例えば、4-(6-クロロ-2,3-メチレンジオキシアニリノ)-7-[2-(4-メチルピペラジン-1-イル)エトキシ]-5-テトラヒドロピラン-4-イルオキシキナゾリン(AZD0530;国際特許公開WO01/94341)、N-(2-クロロ-6-メチルフェニル)-2-{6-[4-(2-ヒドロキシエチル)ピペラジン-1-イル]-2-メチルピリミジン-4-イルアミノ}チアゾール-5-カルボキサミド(ダサチニブ)及びボスチニブ(SKI-606))、及びマリマスタットを含むメタロプロテイナーゼ阻害薬、ウロキナーゼプラスミノーゲン活性化因子受容体機能の阻害薬またはヘパラナーゼに対する抗体;
成長因子機能の阻害薬(例えば、成長因子抗体及び成長因子受容体抗体、例えば、抗erbB2抗体トラスツズマブ(Herceptin(商標))、抗EGFR抗体パニツムマブ、抗erbB1抗体セツキシマブ(アービタックス、C225)及びStern et al. Critical reviews in oncology/haematology,2005,Vol.54,pp11-29)により開示された任意の成長因子または成長因子受容体抗体。そのような阻害薬には、チロシンキナーゼ阻害薬、例えば、上皮成長因子ファミリーの阻害薬(例えば、EGFRファミリーチロシンキナーゼ阻害薬、例えば、N-(3-クロロ-4-フルオロフェニル)-7-メトキシ-6-(3-モルホリノプロポキシ)キナゾリン-4-アミン(ゲフィチニブ、ZD1839)、N-(3-エチニルフェニル)-6,7-ビス(2-メトキシエトキシ)キナゾリン-4-アミン(エルロチニブ、OSI-774)及び6-アクリルアミド-N-(3-クロロ-4-フルオロフェニル)-7-(3-モルホリノプロポキシ)-キナゾリン-4-アミン(CI1033)、erbB2チロシンキナーゼ阻害薬、例えば、ラパチニブ);肝細胞成長因子ファミリーの阻害薬;インスリン成長因子ファミリーの阻害薬;血小板由来成長因子ファミリーの阻害薬、例えば、イマチニブ及び/またはニロチニブ(AMN107);セリン/トレオニンキナーゼの阻害薬(例えば、Ras/Rafシグナル伝達阻害薬、例えば、ソラフェニブ(BAY43-9006)、チピファルニブ(R115777)及びロナファルニブ(SCH66336)を含むファルネシルトランスフェラーゼ阻害薬)、MEK及び/またはAKTキナーゼを介しての細胞シグナル伝達の阻害薬、c-kit阻害薬、ablキナーゼ阻害薬、PI3キナーゼ阻害薬、Plt3キナーゼ阻害薬、CSF-1Rキナーゼ阻害薬、IGF受容体(インスリン様成長因子)キナーゼ阻害薬;オーロラキナーゼ阻害薬(例えば、AZD1152、PH739358、VX-680、MLN8054、R763、MP235、MP529、VX-528及びAX39459)及びサイクリン依存性キナーゼ阻害薬、例えば、CDK2及び/またはCDK9阻害薬も含まれる;
抗脈管形成薬、例えば、血管内皮成長因子の作用を阻害するもの(例えば、抗血管内皮細胞成長因子抗体ベバシズマブ(Avastin(商標))及びVEGF受容体チロシンキナーゼ阻害薬、例えば、バンデタニブ(ZD6474)、バタラニブ(PTK787)、スニチニブ(SU11248)、アキシチニブ(AG-013736)、パゾパニブ(GW786034)及び4-(4-フルオロ-2-メチルインドール-5-イルオキシ)-6-メトキシ-7-(3-ピロリジン-1-イルプロポキシ)キナゾリン(AZD2171;国際特許公開WO00/47212内の実施例240)、国際特許公開WO97/22596、WO97/30035、WO97/32856及びWO98/13354に開示のものなどの化合物、ならびに他の機構により作用する化合物(例えば、リノミド、インテグリンαvβ3機能の阻害薬及びアンジオスタチン);
血管損傷薬、例えば、コンブレスタチンA4ならびに国際特許公開WO99/02166、WO00/40529、WO00/41669、WO01/92224、WO02/04434及びWO02/08213に開示の化合物;
エンドセリン受容体アンタゴニスト、例えば、ジボテンタン(ZD4054)またはアトラセンタン;
アンチセンス治療、例えば、上に列挙した標的を対象とするものなど、例えば、ISIS2503、抗rasアンチセンス;
例えば、異常な遺伝子、例えば、異常なp53もしくは異常なBRCA1を置き換えるアプローチを含む遺伝子治療アプローチ、またはBRCA2、GDEPT(遺伝子指向酵素プロドラッグ治療)アプローチ、例えば、シトシンデアミナーゼ、チミジンキナーゼまたは細菌ニトロレダクターゼ酵素を使用するもの、及び化学療法または放射線療法に対する患者忍容性を増大させるアプローチ、例えば、多剤耐性遺伝子治療;ならびに
例えば、患者腫瘍細胞の免疫原性を増大させるex vivo及びin vivoアプローチ、例えば、サイトカイン、例えば、インターロイキン2、インターロイキン4または顆粒球-マクロファージコロニー刺激因子でのトランスフェクション、T細胞アネルギーを減少させるアプローチ、トランスフェクトされた免疫細胞、例えば、サイトカイントランスフェクトされた樹状細胞を使用するアプローチ、サイトカイントランスフェクトされた腫瘍細胞系を使用するアプローチならびに抗イディオタイプ抗体を使用するアプローチを含む免疫治療アプローチ。
他の抗がん薬と組み合わせて使用する場合、本開示の化合物及び他の抗がん薬を同じ医薬組成物で、または別々の医薬組成物で投与することができる。別々の医薬組成物で投与する場合、前記化合物及び他の抗がん薬を同時に、または任意の順序で連続的に(例えば、数秒または数分または数時間(例えば、2~48時間)以内に)投与することができる。
本開示の化合物を典型的には、ヒト対象におけるがんまたは別の増殖性細胞疾患もしくは状態の処置に適用する。しかしながら、対象は、例えば、家畜動物(例えば、ウシ、ウマ、ブタ、ヒツジ及びヤギ)、コンパニオン動物(例えば、イヌ及びネコ)及び外来動物(例えば、非ヒト霊長類、トラ、ゾウなど)から選択されてもよい。
本開示に従って処置することができるがんならびに他の増殖性細胞疾患及び状態には、胆管癌、脳癌及び中枢神経系(CNS)の他の癌(神経膠芽腫及び髄芽細胞腫を含む)、神経芽細胞腫、乳癌、子宮頸癌、卵巣癌(上皮細胞、ストローマ細胞、生殖細胞、及び間葉性細胞から生じるものを含む)、絨毛上皮腫、結腸直腸癌、子宮内膜癌、肝臓癌、肺癌、食道癌、胃癌、血液新生物(急性リンパ球性白血病(ALL)を含む)、慢性リンパ球性白血病(CLL)及び慢性骨髄性白血病(CML)、ならびに急性骨髄性白血病(AML)、多発性骨髄腫、AIDS関連白血病及び成人T細胞白血病リンパ腫、リンパ腫(非ホジキンリンパ腫、ホジキン病及びリンパ球性リンパ腫)を含む)、上皮内新生物(ボーエン病及びページェット病を含む)、口腔癌(扁平上皮細胞癌を含む)、膵臓癌、前立腺癌、肉腫(平滑筋肉腫、横紋筋肉腫、脂肪肉腫、線維肉腫、及び骨肉腫を含む)、皮膚癌(黒色腫、カポジ肉腫、基底細胞癌、及び扁平上皮細胞癌を含む)、睾丸癌(胚細胞性腫瘍、例えば、精上皮腫、非精上皮腫奇形腫、及び絨毛上皮腫を含む)、間質腫瘍、生殖細胞腫瘍、甲状腺癌(甲状腺腺癌及び髄様癌を含む)、ならびに腎臓癌(腺癌及びウィルムス腫瘍を含む)が含まれる。
一部の実施形態では、本開示の化合物を、例えば、重篤な血液悪性病変(Stirewalt DL及びJP Radich、Nat Rev Cancer 3:650-665(2003)、例えば、AML及び他のFLT3活性化がんを含む、FLT3またはFLT3-ITD(急性骨髄性白血病(AML)を有する一部の患者における著しい予後不良と関連する遺伝子内縦列重複を含む変異形態)の発現または過剰発現により特徴づけられるがんを処置するために使用する。FLT3過剰発現は、例えば、当業者に周知の技術のいずれか(例えば、qPCRなどの定量的増幅技術)を使用して、適切な試料においてFLT3をコードするmRNAの量を評価することにより決定することができる。
本開示の化合物を薬学的に許容される担体、希釈剤及び/または添加剤と共に医薬組成物に製剤化することができる。適切な担体及び希釈剤の例は、当業者に周知であり、例えば、Remington’s Pharmaceutical Sciences,Mack Publishing Co.,Easton,PA 1995に記載されている。本明細書に記載の医薬組成物の種々多様な形態のための適切な添加剤の例は、Handbook of Pharmaceutical Excipients,2nd Edition,(1994),A Wade and PJ Weller編において見い出すことができる。適切な担体の例には、ラクトース、デンプン、グルコース、メチルセルロース、ステアリン酸マグネシウム、マンニトール、ソルビトールなどが含まれる。適切な希釈剤の例には、エタノール、グリセロール及び水が含まれる。担体、希釈剤及び/または添加剤の選択は、意図されている投与経路及び標準的な薬務に関して行うことができる。
本開示の化合物を含む医薬組成物は、任意の適切な結合剤、滑沢剤、懸濁化剤、コーティング剤及び可溶化剤をさらに含んでもよい。適切な結合剤の例には、デンプン、ゼラチン、天然糖、例えば、グルコース、無水ラクトース、流動性ラクトース、ベータ-ラクトース、トウモロコシ甘味剤、天然及び合成ゴム、例えば、アラビアゴム、トラガカントまたはアルギン酸ナトリウム、カルボキシメチルセルロース及びポリエチレングリコールが含まれる。適切な滑沢剤の例には、オレイン酸ナトリウム、ステアリン酸ナトリウム、ステアリン酸マグネシウム、安息香酸ナトリウム、酢酸ナトリウム、塩化ナトリウムなどが含まれる。防腐剤、安定化剤、色素、さらには香料を医薬組成物に供給することができる。防腐剤の例には、安息香酸ナトリウム、ソルビン酸及びp-ヒドロキシ安息香酸のエステルが含まれる。抗酸化剤及び懸濁化剤も使用することができる。
本開示の化合物を含む医薬組成物を、投与の経口、直腸、経膣、非経口、筋肉内、腹腔内、動脈内、髄腔内、気管支内、皮下、皮内、静脈内、経鼻、頬側または舌下経路に適合させることができる。経口投与では、圧縮錠剤、丸剤、錠剤、ゲル剤、滴剤、及びカプセル剤を特に使用することができる。他の投与形態では、医薬組成物は、静脈内、動脈内、髄腔内、皮下、皮内、腹腔内または筋肉内に注射することができ、かつ滅菌または滅菌可能な溶液から調製される溶液または乳剤を含んでよい。本開示の化合物を含む医薬組成物は、坐剤、膣坐剤、懸濁剤、乳剤、ローション剤、軟膏剤、クリーム剤、ゲル剤、噴霧剤、液剤または散布剤の形態であってもよい。医薬組成物を単位剤形で(すなわち、単位用量、または複数またはサブ単位の単位用量を含有する別個のポーションの形態で)製剤化することができる。
本開示の化合物を、例えば、その適切な酸付加または塩基塩を含む薬学的に許容される塩として得ることができる。適切な医薬塩の概説は、Berge et al.,J Pharm Sci 66:1-19(1977)において見い出すことができる。塩を、例えば、鉱酸などの無機強酸(例えば、硫酸、リン酸またはハロゲン化水素酸)を用いて、非置換であるか、または置換されている(例えば、ハロゲンにより)1~4個の炭素原子のアルカンカルボン酸などの有機強カルボン酸、例えば、酢酸を用いて、飽和または不飽和ジカルボン酸(例えば、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、マレイン酸、フマル酸、フタル酸またはテトラフタル酸)を用いて、ヒドロキシカルボン酸(例えば、アスコルビン酸、グリコール酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸またはクエン酸)を用いて、アミノ酸(例えば、アスパラギン酸またはグルタミン酸)を用いて、安息香酸を用いて、または有機スルホン酸(例えば、非置換であるか、または例えば、ハロゲンにより置換されている(C~C)-アルキル-またはアリール-スルホン酸)、例えば、メタン-またはp-トルエンスルホン酸)を用いて形成する。
本開示の化合物は、それらの様々な結晶形態、多形形態及び無水/含水形態で得ることができる。これに関して、化学化合物を、精製方法をわずかに変化させることにより、及びまたはそのような化合物の合成調製において使用される溶媒から単離することにより、そのような形態のいずれかで単離することができることは当業者に周知である。
本開示はさらに、式Iによる化合物、またはその薬学的に許容される塩、溶媒和物もしくはプロドラッグを合成する方法を提供する。
後記の合成方法の説明に関して、かつ出発物質を調製するために使用される参照合成方法において、溶媒、反応雰囲気、反応温度、実験の持続期間及び後処理手順の選択を含む、提案された反応条件はすべて、容易に選択することができることは当業者に理解されるであろう。さらに、分子の様々な部分に存在する官能基が、利用される試薬及び反応条件と適合性でなければならないことは当業者に理解されるであろう。
必要な出発物質は、有機化学の標準的な手順により得ることができる。そのような出発物質の調製を、次の代表的なプロセス変法と合わせて、本明細書において後記の実施例内に記載する。別法では、必要な出発物質を、当業者の通常の技能の範囲内である、図示されている手順と類似の手順により得ることもできる。さらに、化合物の合成中に、下記のプロセスにおいて、またはある特定の出発物質の合成中に、ある特定の置換基を、それらの不所望な反応を阻止するために保護することが望ましいことがあることは分かるであろう。当業者は、そのような保護が必要とされる場合、及びそのような保護基を導入し、後で除去することができる方法を容易に理解するであろう。保護基の例は例えば、Protective Groups in Organic Synthesis by Theodora Green(出版社:John Wiley & Sons)に記載されている。保護基は、該当する保護基の除去に適切であると当業者に周知の任意の従来の方法により除去することができ、そのような方法を、分子の他の所にある基の最小限の障害で保護基の除去が生じるように選択する。したがって、反応物が、例えば、アミノ、カルボキシルまたはヒドロキシルなどの基を含む場合には、本明細書に記述の反応の一部では、基を保護することが望ましいことがある。
本開示の化合物は、例えば、参照により本明細書に援用される国際特許公開WO2013/156780に記載の一般合成法により調製することができる。
本開示のさらなる一態様では、本開示の化合物(またはその薬学的に許容される塩、溶媒和物もしくはプロドラッグ)を合成する方法であって、
a)式Iの化合物では、式Aの化合物:
Figure 2022539849000021

[式中、
及びRは、式Iに関して上記で定義されたとおりである]を、適切な2-アミノピリジン誘導体と反応させる;
または、必要な場合には、式Bの化合物
Figure 2022539849000022

[式中、Halは、F、Cl、BrまたはIであり;かつR及びRは、式Iに関して上記で定義されたとおりである]を、適切なピリジニルグアニジン誘導体と反応させること;及び必要な場合には
b)存在する任意の保護基を除去する、及び/またはその薬学的に許容される塩、溶媒和物またはプロドラッグを形成すること
を含む前記方法を提供する。
式Aまたは式Bの化合物と2-アミノピリジン/ピリジニルグアニジン誘導体との間のカップリング反応は、適切な溶媒または溶媒混合物の存在下で行うことができる。当業者は、この反応で使用するための適切な溶媒または溶媒混合物を容易に選択することができるであろう。適切な溶媒の例には、アルコール、アセトニトリル、ハロゲン化溶媒などが含まれる。
加えて、当業者は、式Aまたは式Bの化合物のカップリング反応において使用するために適切な反応条件を選択することができるであろう。しかしながら、典型的には、反応を無水条件下、及びアルゴンまたは窒素などの不活性雰囲気の存在下で実施することとなる。反応をまた、例えば、80~180℃の範囲内などの高温で、例えば、20分~48時間の適切な時間にわたって実施することができる。適切には、反応をマイクロ波加熱下、例えば、80~180℃で、20分~1.5時間にわたって実施する。
生じた化合物を、当業者に周知の技術を使用して単離及び精製することができる。
本開示の化合物(またはその薬学的に許容される塩、溶媒和物もしくはプロドラッグ)を合成する方法はさらに、
c)式Iの化合物を塩交換に掛けること(詳細には、該化合物が種々の塩形態の混合物として形成される状況において)
を含んでもよい。
塩交換は、該化合物を適切な固体支持体または樹脂上に固定すること、及び該化合物を適切な酸で溶離して式Iの化合物の塩を得ることを含んでよい
本開示の化合物を合成するための特に適切な方法の例を、下にスキーム1として示す。
スキーム1
Figure 2022539849000023

この際、一般反応条件は(a)クロロアセトン、EtOH、還流、o/n;(b)DMF-DMA、還流、o/n;(c)i.N,N’-ビス-Boc-S-メチルイソチオ尿素、HgCl、EtN、DCM、0℃から室温、o/n;ii.TFA/DCM/HO(18:9:1)、50℃、o/n;(d)NaOH、2-メトキシエタノール、マイクロ波、160~200℃、1時間;(e)ピリジン-2-アミン、CsCO、Pd(dba)またはPd(OAc)、キサントホスまたはBINAP、1,4-ジオキサン、マイクロ波、160~200℃、1時間。
本開示を本明細書において後記では、次の非限定的実施例及び添付の図面を参照して記載する。
実施例1合成
一般
Hスペクトルを298Kで、Bruker AVANCE III HD500分光計で記録し、Bruker Topspin 3.2ソフトウェアを用いて解析した。H NMRシグナルを化学シフト値δ(ppm)、多重性(s=一重線、d=二重線、t=三重線、q=四重線、dd=二重二重線s、dt=三重線の二重線、td=二重線の三重線、ddd=二重線の二重二重線、m=多重線及びbr=幅広)、相対積分、結合定数J(Hz)及び帰属と共に報告する。高分解能質量スペクトルをAB SCIEX TripleOF 5600質量分析計(Concord、ON、Canada)で記録し、すべての試料のイオン化を、ESIを使用して実施した。
一般合成手順A。DMF-DMA(1.6当量)にアミノピリジン(1.0当量)を添加した。反応混合物を終夜加熱還流し、室温に冷却し、減圧下で濃縮した。残渣をEtOH(使用されるアミノピリジン1モルあたり1リットル)に溶解し、1-クロロアセトン(1.5当量)を添加した。反応混合物を終夜加熱還流し、室温に冷却し、減圧下で濃縮し、残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(別段に述べられていない限り、シリカゲル、石油ベンジンからEtOAcへと勾配)により精製して、所望のエタノンを得た。
一般合成手順B。DMF-DMA(5.0~10.0当量)にエタノン(1.0当量)を添加した。反応混合物を終夜加熱還流し、室温に冷却し、濾過して、EtOでの洗浄後に所望のエナミノンを得た。
一般合成手順C。PEG400(2,4-ジクロロピリミジン中1.67M)中の2,4-ジクロロピリミジン(1.00当量)の懸濁液に、1-(ビニルオキシ)ブタン(3.00当量)、TEA(1.00当量)及びPd(OAc)(0.07当量)を添加した。反応混合物をNで10回脱気し、2日間にわたって80℃で加熱し、室温に冷却し、EtOで希釈し、Celite(登録商標)のパッドを通して濾過した。固体をEtOで洗浄し、有機洗浄液を収集し、濾液と合わせ、ブラインで洗浄した。水性洗浄液をEtO(3×)で抽出し、有機抽出物を有機洗浄液及び濾液の混合物と合わせ、ブラインで洗浄し、減圧下で濃縮した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、石油ベンジンから石油ベンジン:DCM=2:8へと勾配)により精製して、所望の4-(2-ブトキシビニル)ピリミジンを得た。
一般合成手順D。1,4-ジオキサン及びHOの混合物(3:1、4-(2-ブトキシビニル)ピリミジン中の150mM)中の4-(2-ブトキシビニル)ピリミジン(1.00当量)の溶液に、NBS(1.00当量)を添加した。反応混合物を室温で1時間にわたって撹拌し、アミノピリジン(1.00当量)を添加した。反応混合物を4時間にわたってN下で85℃で加熱し、室温に冷却し、減圧下で濃縮した。残渣をEtOHに懸濁し、4℃で終夜放置し、冷時濾過した。固体を氷冷EtOHで洗浄し、乾燥させ、HOでさらに洗浄して、所望のイミダゾ[1,2-a]ピリジンの一部を得た。有機及び水性洗浄液を合わせ、DCM(3×)で抽出し、有機抽出物を合わせ、減圧下で濃縮した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、石油ベンジンから石油ベンジン:EtOAc=1:4へと勾配またはDCMからDCM:CHOH=100:3へと勾配)により精製して、第2のポーションの所望のイミダゾ[1,2-a]ピリジンを得た。
一般合成手順E。DMSO(5-ブロモ-2-ニトロピリジン中2.5M)中の5-ブロモ-2-ニトロピリジン(1.0当量)の溶液に、アザ環(1.0~3.0当量)及びTEA(3.0当量)を添加した。反応混合物を終夜(別段に述べられていない限り)120℃で加熱し、室温に冷却し、後記で指定のとおりの後処理に掛けて、所望の第三級アミンを得た。
一般合成手順F。CHOH(ニトロ化合物中50mM)中のニトロ化合物(1.00当量)の懸濁液に、10%Pd/C(0.01当量)を添加した。反応混合物にHを室温で30分間にわたって吹き込み、H下で終夜撹拌し、Celite(登録商標)のパッドを通して濾過した。固体をCHOHで洗浄した。濾液及び洗浄液を合わせ、減圧下で濃縮して、所望の第一級アミンを得たが;フラッシュカラムクロマトグラフィーによるさらなる精製は典型的には、別段に述べられていない限り必要とされなかった。
一般合成手順G。氷浴上のDCM(アミン中100mM)中のアミン(1.0当量)、N,N’-ビス-Boc-S-メチルイソチオ尿素(1.1~1.5当量)及びTEA(3.5当量)の溶液に、HgCl(1.1~2.0当量)を添加した。反応混合物を氷浴上で30分間、及び室温で終夜撹拌し、Celite(登録商標)のパッドを通して濾過した。固体をDCMで洗浄し、洗浄液を濾液と合わせ、減圧下で濃縮した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(別段に述べられていない限り、シリカゲル、DCMからDCM:CHOH=94:6へと勾配)により精製して、所望のBoc保護グアニジンを得た。
一般合成手順H。Boc保護グアニジン(1.0当量)をTFA(10当量)/DCM/HO(18:9:1)の混合物に溶解した。反応混合物を終夜50℃で加熱し、減圧下で濃縮して、所望のトリフルオロ酢酸グアニジンを得た。
一般合成手順I。2-メトキシエタノール(エナミノン中0.25M)中のエナミノン(1.0当量)の懸濁液に、グアニジン(1.0~1.5当量)を添加した。グアニジン塩を使用する場合、NaOH(1.0~2.4当量)を添加した。反応混合物をマイクロ波照射下で1時間にわたって160~200℃で加熱し、室温に冷却し、減圧下で濃縮した。残渣をFlashMaster Personalクロマトグラフィーまたはフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、DCMからDCM:CHOH:HO中32%NH=455:45:1へと勾配)により精製し、氷冷CHOH(別段に述べられていない限り)で洗浄して、所望のピリミジンを得た。
一般合成手順J。CHCN(ハライド中167mM)中のハライド(1.00当量)の懸濁液に、ボロン酸またはボロン酸エステル(0.90~2.00当量)、Pd(dppf)Cl・CHClまたはPh(PPh(0.05当量)及び0.5M NaCO(1.40当量)を添加した。反応混合物をマイクロ波照射下で1時間にわたって120~140℃で加熱した(別段に述べられていない限り)。反応混合物を室温に冷却し、濃縮し、DCM中10%CHOHと蒸留HOとの間で分配した。有機層を分離し、水層をDCM中10%CHOH(2×)で抽出した。有機層及び抽出物を合わせ、濃縮し、残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(別段に述べられていない限り、シリカゲル、DCMからDCM:CHOH=91:9へと勾配)により精製して、所望の付加物を得た。
一般合成手順K。1,4-ジオキサン(ハライド中100mM)中のハライド(1.00当量)、アミン(1.05~1.50当量)、CsCO(2.00当量)、Pd(dba)またはPd(OAc)(0.05当量)及びキサントホス(0.05当量)の懸濁液をマイクロ波照射下で30~60分間にわたって160~200℃で加熱した。反応混合物を室温に冷却し、濃縮し、DCM中10%CHOHと蒸留HOとの間で分配した。有機層を分離し、水層をDCM中10%CHOH(2×)で抽出した。有機層及び抽出物を合わせ、濃縮し、残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(別段に述べられていない限り、シリカゲル、DCMからDCM:CHOH=93:7へと勾配)により精製して、所望の付加物を得た。
一般合成手順L。THF及びCHOHの混合物(1:1、N-フェニルスルホニル化(アザ)インドール中25mM)中のN-フェニルスルホニル化(アザ)インドール(1.0当量)の懸濁液にLiOH(5.0当量)を添加した。反応混合物を2時間にわたって50℃で加熱し、室温に冷却し、HOで希釈した。混合物をDCM(3×)で抽出した。抽出物を合わせ、減圧下で濃縮し、残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、DCMからDCM:CHOH:HO中32%NH=455:45:1へと勾配)により精製して、所望のN-非置換(アザ)インドールを得た。
1-(イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)エタン-1-オン。2-アミノピリジン(9.41g、100mmol)、DMF-DMA(21.2mL、160mmol)及び1-クロロアセトン(12.0mL、151mmol)を一般合成手順Aに掛けた。茶色の固体(7.16g、45%)。H NMR (DMSO-d) δ 2.56 (s, 3H), 7.26 (td, 1H, J 7.0 & 1.0), 7.63 (ddd, 1H, J 9.0 & 7.0 & 1.5), 7.82 (d, 1H, J 9.0), 8.59 (s, 1H), 9.51 (dt, 1H, J 7.0 & 1.0).
1-(6-ブロモイミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)エタン-1-オン。2-アミノ-5-ブロモピリジン(17.3g、100mmol)、DMF-DMA(21.2mL、160mmol)及び1-クロロアセトン(12.0mL、151mmol)を一般合成手順Aに掛けた。およそ80%の純度を有するオレンジ色の固体(8.80g、29%)、これをさらに精製せずに、次のステップで使用した。H NMR (CDCl) δ 2.61 (s, 3H), 7.57 (dd, 1H, J 9.5 & 2.0), 7.66 (d, 1H, J 9.5), 8.31 (s, 1H), 9.83 (d, 1H, J 1.5).
1-(6-フルオロイミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)エタン-1-オン。2-アミノ-5-フルオロピリジン(11.3g、101mmol)、DMF-DMA(21.2mL、160mmol)及び1-クロロアセトン(12.0mL、151mmol)を一般合成手順Aに掛けた。およそ75%の純度を有する茶色の固体(5.94g、25%)、これをさらに精製せずに、次のステップで使用した。H NMR (CDCl) δ 2.61 (s, 3H), 7.42 (ddd, 1H, J 10.0 & 7.5 & 2.5), 7.74 (d, 1H, J 10.0 & 5.0), 8.35 (s, 1H), 9.65 (dd, 1H, J 9.5 & 2.5).
1-(6-(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)エタン-1-オン。2-アミノ-5-(トリフルオロメチル)ピリジン(16.3g、100mmol)、DMF-DMA(21.2mL、160mmol)及び1-クロロアセトン(12.0mL、151mmol)を一般合成手順Aに掛けた。およそ50%の純度を有する茶色の固体(8.00g、17%)、これをさらに精製せずに、次のステップで使用した。H NMR (CDCl) δ 2.65 (s, 3H), 7.65 (dd, 1H, J 9.5 & 1.5), 7.87 (d, 1H, J 9.5), 8.42 (s, 1H), 10.02-10.05 (m, 1H).
1-(6-メチルイミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)エタン-1-オン。2-アミノ-5-メチルピリジン(10.9g、101mmol)、DMF-DMA(21.2mL、160mmol)及び1-クロロアセトン(12.0mL、151mmol)を一般合成手順Aに掛けた。薄茶色の固体(5.36g、30%)。H NMR (DMSO-d) δ 2.39 (s, 3H), 2.55 (s, 3H), 7.50 (dd, 1H, J 9.0 & 2.0), 7.75 (d, 1H, J 9.0), 8.56 (s, 1H), 9.35-9.37 (m, 1H).
1-(6-クロロイミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)エタン-1-オン。2-アミノ-5-クロロピリジン(12.9g、100mmol)、DMF-DMA(21.2mL、160mmol)及び1-クロロアセトン(12.0mL、151mmol)を一般合成手順Aに掛けた。およそ82%の純度を有する茶色の固体(7.38g、31%)、これをさらに精製せずに、次のステップで使用した。H NMR (CDCl) δ 2.61 (s, 3H), 7.46 (dd, 1H, J 9.5 & 2.0), 7.70 (dd, 1H, J 9.5 & 0.5), 8.32 (s, 1H), 9.73 (dd, 1H, J 2.0 & 0.5).
1-(8-フルオロイミダゾ[1,2-α]ピリジン-3-イル)エタン-1-オン。2-アミノ-3-フルオロピリジン(11.3g、101mmol)、DMF-DMA(21.2mL、160mmol)及び1-クロロアセトン(12.0mL、151mmol)を一般合成手順Aに掛けた。およそ65%の純度を有する茶色の固体(9.18g、33%)、これをさらに精製せずに、次のステップで使用した。H NMR (CDCl) δ 2.63 (s, 3H), 7.01 (dt, 1H, J 7.5 & 4.5), 7.21 (ddd, 1H, J 9.0 & 8.0 & 1.0), 8.34 (s, 1H), 9.45 (dd, 1H, J 7.0 & 0.5).
1-(8-ブロモイミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)エタン-1-オン。2-アミノ-3-ブロモピリジン(17.3g、100mmol)、DMF-DMA(21.2mL、160mmol)及び1-クロロアセトン(12.0mL、151mmol)を一般合成手順Aに掛けた。およそ40%の純度を有する茶色の固体(10.1g、17%)、これをさらに精製せずに、次のステップで使用した。H NMR (CDCl) δ 2.62 (s, 3H), 6.96 (t, 1H, J 7.0), 7.75 (dd, 1H, J 7.5 & 1.0), 8.37 (s, 1H), 9.63 (dd, 1H, J 7.0 & 1.0).
1-(7-(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)エタン-1-オン。2-アミノ-4-(トリフルオロメチル)ピリジン(8.11g、50.0mmol)、DMF-DMA(10.7mL、80.5mmol)及び1-クロロアセトン(6.00mL、75.3mmol)を一般合成手順Aに掛けた。およそ64%の純度を有する黄色の固体(3.98g、22%)、これをさらに精製せずに、次のステップで使用した。H NMR (CDCl) δ 2.65 (s, 3H), 7.25 (dd, 1H, J 7.0 & 1.5), 8.06 (s, 1H), 8.44 (s, 1H), 9.76 (d, 1H, J 7.0).
1-(2-メチルイミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)エタン-1-オン。1,2-ジメトキシエタン(45mL)中の2-アミノピリジン(9.42g、100mmol)の溶液に、炭酸水素ナトリウム(8.40g、100mmol)及び3-クロロ-2,4-ペンタンジオン(16.9mL、150mmol)を添加した。反応混合物を3日間にわたって加熱還流し、室温に冷却し、減圧下で濃縮し、残渣を蒸留HO(300mL)とDCM(150mL)との間で分配した。有機層を分離し、水層を2M NaOHを用いてpH12に調節し、DCM(3×150mL)で抽出した。有機層及びDCM抽出物を合わせ、減圧下で濃縮し、残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、石油ベンジンからEtOAcへと勾配)により精製して、1-(2-メチルイミダゾ[1,2-α]ピリジン-3-イル)エタン-1-オンを薄茶色の固体(15.2g、87%)として得た。H NMR (CDCl) δ 2.62 (s, 3H), 2.80 (s, 3H), 7.01 (td, 1H, J 6.5 & 1.0), 7.45 (ddd, 1H, J 8.5 & 7.0 & 1.0), 7.64 (d, 1H, J 9.0), 9.74 (d, 1H, J 7.0).
1-(6-ヨードイミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)エタン-1-オン。2-アミノ-5-ヨードピリジン(22.0g、100mmol)、DMF-DMA(21.2mL、160mmol)及び1-クロロアセトン(12.0mL、151mmol)を一般合成手順Aに掛けた。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、DCMからDCM中2%CHOHへと勾配)により精製した。およそ80%の純度を有する茶色の固体(13.1g、37%)、これをさらに精製せずに、次のステップで使用した。H NMR (CDCl) δ 2.61 (s, 3H), 7.55 (d, 1H, J 9.5), 7.68 (dd, 1H, J 9.5 & 2.0), 8.26 (s, 1H), 9.93 (dd, 1H, J 1.0 & 0.5).
(E)-3-(ジメチルアミノ)-1-(イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)プロパ-2-エン-1-オン。1-(イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)エタン-1-オン(4.45g、27.8mmol)及びDMF-DMA(18.5mL、139mmol)を、一般合成手順Bを使用して反応させた。ベージュ色の固体(5.42g、91%)。H NMR (CDCl) δ 2.99 (br s, 3H), 3.10 (br s, 3H), 5.67 (d, 1H, J 12.5), 7.16 (td, 1H, J 7.0 & 1.0), 7.36 (ddd, 1H, J 9.0 & 7.0 & 1.5), 7.68 (dt, 1H, J 9.0 & 1.0), 7.77 (d, 1H, J 12.5), 8.21 (s, 1H), 9.80 (dt, 1H, J 7.0 & 1.0).
(E)-1-(6-ブロモイミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)-3-(ジメチルアミノ)プロパ-2-エン-1-オン。1-(6-ブロモイミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)エタン-1-オン(5.25g、純度約80%、17.6mmol)及びDMF-DMA(16.7mL、126mmol)を、一般合成手順Bを使用して反応させた。薄茶色の固体(4.98g、96%)。H NMR (CDCl) δ 2.95 (br s, 3H), 3.16 (br s, 3H), 5.64 (d, 1H, J 12.5), 7.42 (dd, 1H, J 9.5 & 1.5), 7.57 (d, 1H, J 9.5), 7.78 (d, 1H, J 12.5), 8.17 (s, 1H), 10.01 (d, 1H, J 1.5).
(E)-3-(ジメチルアミノ)-1-(6-フルオロイミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)プロパ-2-エン-1-オン。1-(6-フルオロイミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)エタン-1-オン(5.94g、純度約75%、25.0mmol)及びDMF-DMA(22.1mL、166mmol)を、一般合成手順Bを使用して反応させた。黒色の固体(4.88g、84%)。H NMR (CDCl) δ 2.94 (br s, 3H), 3.14 (br s, 3H), 5.63 (d, 1H, J 12.5), 7.26 (ddd, 1H, J 10.0 & 7.5 & 2.5), 7.63 (dd, 1H, J 10.0 & 5.0), 7.76 (d, 1H, J 12.5), 8.20 (s, 1H), 9.80 (dd, 1H, J 5.0 & 2.5).
(E)-3-(ジメチルアミノ)-1-(6-(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)プロパ-2-エン-1-オン。1-(6-(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)エタン-1-オン(8.00g、純度約50%、17.5mmol)及びDMF-DMA(23.4mL、176mmol)を、一般合成手順Bを使用して反応させた。茶色の固体(4.90g、98%)。H NMR (CDCl) δ 2.97 (br s, 3H), 3.18 (br s, 3H), 5.66 (d, 1H, J 12.0), 7.59 (dd, 1H, J 9.0 & 1.5), 7.70 (d, 1H, J 9.0), 7.81 (d, 1H, J 12.5), 8.26 (s, 1H), 10.23-10.26 (m, 1H).
(E)-3-(ジメチルアミノ)-1-(6-メチルイミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)プロパ-2-エン-1-オン。1-(6-メチルイミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)エタン-1-オン(4.69g、26.9mmol)及びDMF-DMA(17.9mL、135mmol)を、一般合成手順Bを使用して反応させた。茶色の固体(5.73g、93%)。H NMR (CDCl) δ 2.38 (d, 3H, J 0.5), 3.50 (app br s, 6H), 5.66 (d, 1H, J 12.5), 7.21 (dd, 1H, J 9.0 & 1.5), 7.58 (d, 1H, J 9.0), 7.75 (d, 1H, J 12.0), 8.16 (s, 1H), 9.63-9.65 (m, 1H).
(E)-1-(6-クロロイミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)-3-(ジメチルアミノ)プロパ-2-エン-1-オン。1-(6-クロロイミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)エタン-1-オン(7.38g、純度約82%、31.1mmol)及びDMF-DMA(25.2mL、190mmol)を、一般合成手順Bを使用して反応させた。茶色の固体(6.28g、81%)。H NMR (CDCl) δ 2.96 (br s, 3H), 3.16 (br s, 3H), 5.64 (d, 1H, J 12.5), 7.32 (dd, 1H, J 9.5 & 2.0), 7.62 (dd, 1H, J 9.5 & 1.0), 7.78 (d, 1H, J 12.5), 8.19 (s, 1H), 9.91 (dd, 1H, J 2.0 & 1.0).
(E)-3-(ジメチルアミノ)-1-(8-フルオロイミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)プロパ-2-エン-1-オン。1-(8-フルオロイミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)エタン-1-オン(9.18g、純度約65%、33.5mmol)及びDMF-DMA(22.3mL、168mmol)を、一般合成手順Bを使用して反応させた。茶色の固体(7.01g、90%)。H NMR (CDCl) δ 2.94 (br s, 3H), 3.15 (br s, 3H), 5.65 (d, 1H, J 13.0), 6.87 (dd, 1H, J 7.5 & 5.0), 7.05 (ddd, 1H, J 10.0 & 7.5 & 1.0), 7.77 (d, 1H, J 12.5), 8.18 (s, 1H), 9.59 (dd, 1H, J 7.0 & 1.0).
(E)-1-(8-ブロモイミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)-3-(ジメチルアミノ)プロパ-2-エン-1-オン。1-(8-ブロモイミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)エタン-1-オン(10.1g、純度約40%、16.9mmol)及びDMF-DMA(11.2mL、84.3mmol)を、一般合成手順Bを使用して反応させた。茶色の固体(3.82g、77%)。H NMR (CDCl) δ 2.96 (br s, 3H), 3.15 (br s, 3H), 5.64 (d, 1H, J 12.5), 6.84 (t, 1H, J 7.0), 7.60 (d, 1H, J 7.5), 7.77 (d, 1H, J 12.5), 8.21 (s, 1H), 9.79 (d, 1H, J 7.0).
(E)-3-(ジメチルアミノ)-1-(7-(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)プロパ-2-エン-1-オン。1-(7-(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)エタン-1-オン(3.98g、純度約64%、11.2mmol)及びDMF-DMA(7.50mL、56.4mmol)を、一般合成手順Bを使用して反応させた。金色の固体(3.14g、99%)。H NMR (CDCl) δ 2.97 (br s, 3H), 3.18 (br s, 3H), 5.67 (d, 1H, J 12.5), 7.13 (dd, 1H, J 7.5 & 1.5), 7.81 (d, 1H, J 12.0), 7.98 (app s, 1H), 8.29 (s, 1H), 9.92 (d, 1H, J 7.5).
(E)-3-(ジメチルアミノ)-1-(2-メチルイミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)プロパ-2-エン-1-オン。1-(2-メチルイミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)エタン-1-オン(8.71g、50.0mmol)及びDMF-DMA(33.2mL、250mmol)を、一般合成手順Bを使用して反応させた。茶色の固体(9.95g、87%)。H NMR (CDCl) δ 2.76 (s, 3H), 2.97 (br s, 3H), 3.11 (br s, 3H), 5.56 (d, 1H, J 12.5), 6.88 (t, 1H, J 6.5), 7.29 (dd, 1H, J 8.5 & 2.0), 7.55 (d, 1H, J 9.0), 7.78 (d, 1H, J 12.0), 9.65 (d, 1H, J 6.5).
(E)-3-(ジメチルアミノ)-1-(6-ヨードイミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)プロパ-2-エン-1-オン。1-(6-ヨードイミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)エタン-1-オン(10.8g、80%純度、30.2mmol)及びDMF-DMA(20.1mL、151mmol)を、一般合成手順Bを使用して反応させた。暗茶色の固体(9.41g、91%)。H NMR (CDCl) δ 2.95 (br s, 3H), 3.15 (br s, 3H), 5.63 (d, 1H, J 12.0), 7.45 (dd, 1H, J 9.5 & 0.5), 7.52 (dd, 1H, J 9.5 & 1.5), 7.77 (d, 1H, J 12.0), 8.11 (s, 1H), 10.10 (dd, 1H, J 1.5 & 0.5).
(E)-4-(2-ブトキシビニル)-2-クロロ-5-フルオロピリミジン。2,4-ジクロロ-5-フルオロピリミジン(16.7g、100mmol)及び1-(ビニルオキシ)ブタン(38.8mL、300mmol)を、一般合成手順Cを使用してカップリングした。淡黄色の油状物(14.8g、64%)。H NMR (CDCl) δ 0.96 (t, 3H, J 7.5), 1.41-1.49 (m, 2H), 1.69-1.77 (m, 2H), 4.00 (t, 2H, J 6.5), 5.90 (dd, 1H, J 12.5 & 0.5), 8.00 (d, 1H, J 12.5), 8.21 (d, 1H, J 2.0).
(E)-4-(2-ブトキシビニル)-2-クロロ-5-メチルピリミジン。2,4-ジクロロ-5-メチルピリミジン(16.3g、100mmol)及び1-(ビニルオキシ)ブタン(38.8mL、300mmol)を、一般合成手順Cを使用してカップリングした。茶色の粘着性固体(6.81g、30%)。H NMR (CDCl) δ 0.95 (t, 3H, J 7.5), 1.39-1.48 (m, 2H), 1.67-1.75 (m, 2H), 2.16 (s, 3H), 3.99 (t, 2H, J 6.5), 5.79 (dd, 1H, J 12.0 & 1.5), 7.96 (d, 1H, J 12.0), 8.14 (s, 1H).
3-(2-クロロ-5-フルオロピリミジン-4-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン。(E)-4-(2-ブトキシビニル)-2-クロロ-5-フルオロピリミジン(8.07g、35.0mmol)、NBS(6.23g、35.0mmol)及び2-アミノピリジン(3.29g、35.0mmol)を一般合成手順Dに掛けた。ベージュ色の固体(3.49g、40%)。H NMR (DMSO-d) δ 7.36 (t, 1H, J 7.0), 7.66 (ddd, 1H, J 8.5 & 7.0 & 1.0), 7.88 (d, 1H, J 8.5), 8.53 (d, 1H, J 4.0), 8.84 (d, 1H, J 3.5), 9.76 (d, 1H, J 7.0).
3-(2-クロロ-5-フルオロピリミジン-4-イル)-6-フルオロイミダゾ[1,2-a]ピリジン。(E)-4-(2-ブトキシビニル)-2-クロロ-5-フルオロピリミジン(2.21g、9.58mmol)、NBS(1.71g、9.61mmol)及び2-アミノ-5-フルオロピリジン(1.08g、9.63mmol)を一般合成手順Dに掛けた。灰色の固体(2.00g、78%)。H NMR (DMSO-d) δ 7.76 (ddd, 1H, J 10.0 & 7.5 & 2.5), 7.96 (dd, 1H, J 10.0 & 5.5), 8.54 (d, 1H, J 4.0), 8.88 (d, 1H, J 3.5), 9.75 (dd, 1H, J 5.5 & 2.5).
3-(2-クロロ-5-フルオロピリミジン-4-イル)-6-ブロモイミダゾ[1,2-a]ピリジン。(E)-4-(2-ブトキシビニル)-2-クロロ-5-フルオロピリミジン(5.55g、24.1mmol)、NBS(4.29g、24.1mmol)及び2-アミノ-5-ブロモピリジン(4.17g、24.1mmol)を一般合成手順Dに掛けた。ベージュ色の固体(2.05g、26%)。H NMR (CDCl) δ 7.63 (d, 1H, J 9.5), 7.78 (d, 1H, J 9.5), 8.51 (d, 1H, J 3.0), 8.58 (d, 1H, J 3.5), 10.18 (s, 1H).
3-(2-クロロ-5-フルオロピリミジン-4-イル)-6-フェニルイミダゾ[1,2-a]ピリジン。一般合成手順Jを使用して、3-(2-クロロ-5-フルオロピリミジン-4-イル)-6-ブロモイミダゾ[1,2-a]ピリジン(988mg、3.02mmol)とフェニルボロン酸(331mg、2.71mmol)との反応により調製。白色の固体(480mg、54%)。H NMR (DMSO-d) δ 7.55-7.62 (m, 3H), 7.76 (d, 2H, J 7.5), 7.99 (app s, 1H), 8.00 (d, 1H, J 2.0), 8.57 (d, 1H, J 4.0), 8.89 (d, 1H, J 3.5), 10.11 (s, 1H).
3-(2-クロロ-5-フルオロピリミジン-4-イル)-6-メチルイミダゾ[1,2-a]ピリジン。(E)-4-(2-ブトキシビニル)-2-クロロ-5-フルオロピリミジン(2.21g、9.58mmol)、NBS(1.71g、9.61mmol)及び2-アミノ-5-メチルピリジン(1.04g、9.61mmol)を一般合成手順Dに掛けた。灰色の固体(1.81g、72%)。H NMR (DMSO-d) δ 2.46 (s, 3H), 7.74 (dd, 1H, J 9.0 & 1.5), 7.89 (d, 1H, J 9.0), 8.68 (d, 1H, J 3.5), 8.93 (d, 1H, J 3.0), 9.59 (s, 1H).
3-(2-クロロ-5-フルオロピリミジン-4-イル)-6-(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン。(E)-4-(2-ブトキシビニル)-2-クロロ-5-フルオロピリミジン(2.21g、9.58mmol)、NBS(1.71g、9.61mmol)及び2-アミノ-5-(トリフルオロメチル)ピリジン(1.55g、9.56mmol)を一般合成手順Dに掛けた。ベージュ色の固体(1.79g、59%)。H NMR (DMSO-d) δ 7.90 (dd, 1H, J 9.5 & 1.5), 8.08 (d, 1H, J 9.5), 8.64 (d, 1H, J 3.5), 8.94 (d, 1H, J 3.5), 10.21 (s, 1H).
3-(2-クロロ-5-メチルピリミジン-4-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン。(E)-4-(2-ブトキシビニル)-2-クロロ-5-メチルピリミジン(4.53g、20.0mmol)、NBS(3.56g、20.0mmol)及び2-アミノピリジン(1.88g、20.0mmol)を一般合成手順Dに掛けた。ベージュ色の固体(2.54g、50%)。H NMR (DMSO-d) δ 2.52 (s, 3H), 7.24 (t, 1H, J 7.0), 7.57 (t, 1H, J 8.0), 7.82 (d, 1H, J 9.0), 8.44 (s, 1H), 8.67 (s, 1H), 9.59 (d, 1H, J 7.0).
tert-ブチル4-(6-ニトロピリジン-3-イル)ピペラジン-1-カルボキシラート。5-ブロモ-2-ニトロピリジン(4.06g、20.0mmol)及びtert-ブチルピペラジン-1-カルボキシラート(4.47g、24.0mmol)を一般合成手順Eに掛けた。反応混合物を3日間にわたって、70℃で加熱し、HO(20mL)及びEtOAc(20mL)の混合物で希釈し、室温に冷却し、4℃で終夜放置した。こうして形成した沈澱物を濾過し、HO(20mL)で洗浄して、tert-ブチル 4-(6-ニトロピリジン-3-イル)ピペラジン-1-カルボキシラートを黄色の固体(5.70g、92%)として得た。H NMR (CDCl) δ 1.46 (s, 9H), 3.44 (t, 4H, J 5.0), 3.62 (t, 4H, J 5.0), 7.19 (dd, 1H, J 9.5 & 3.0), 8.10 (d, 1H, J 3.0), 8.14 (d, 1H, J 9.0).
1-メチル-4-(6-ニトロピリジン-3-イル)ピペラジン。5-ブロモ-2-ニトロピリジン(10.2g、50.2mmol)及び1-メチルピペラジン(6.66mL、60.0mmol)を一般合成手順Eに掛けた。反応混合物を減圧下で濃縮し、残渣をEtOAc(60mL)で摩砕し、濾過した(濾液A)。固体をEtOAc(100mL)で洗浄し、乾燥させ、HO(100mL)に溶解した。溶液を飽和NaCO水溶液でpH11~12に調節し、こうして形成した沈澱物を濾過して(濾液B)、1-メチル-4-(6-ニトロピリジン-3-イル)ピペラジンの一部を暗茶色の固体(4.44g)として得た。濾液A及びBを合わせ、DCM(3×100mL)で抽出した。有機抽出物を合わせ、NaSO上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣をEtOAcで結晶化させて、第2のポーションの1-メチル-4-(6-ニトロピリジン-3-イル)ピペラジンを暗茶色の結晶(3.66g)として得た。全収率:8.10g、72%。H NMR (CDCl) δ 2.35 (s, 3H), 2.56 (t, 4H, J 5.0), 3.45 (t, 4H, J 5.0), 7.18 (dd, 1H, J 9.0 & 3.0), 8.11 (d, 1H, J 3.0), 8.14 (d, 1H, J 9.5).
1-エチル-4-(6-ニトロピリジン-3-イル)ピペラジン。5-ブロモ-2-ニトロピリジン(7.76g、38.2mmol)及び1-エチルピペラジン(4.58g、40.1mmol)を一般合成手順Eに掛けた。反応混合物を終夜、90℃で加熱し、室温に冷却し、減圧下で濃縮し、残渣をEtOAc(60mL)で摩砕し、濾過した。固体をEtOAc(100mL)で洗浄し、乾燥させ、フラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、DCMからDCM:CHOH=9:1へと勾配)により精製して、1-エチル-4-(6-ニトロピリジン-3-イル)ピペラジンをオレンジ色の固体(6.79g、75%)として得た。H NMR (CDCl) δ 1.14 (t, 3H, J 7.0), 2.49 (q, 2H, J 7.0), 2.62 (t, 4H, J 5.0), 3.48 (t, 4H, J 5.0), 7.19 (dd, 1H, J 9.0 & 3.0), 8.13 (d, 1H, J 3.0), 8.16 (d, 1H, J 9.0).
1-(4-(6-ニトロピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン。5-ブロモ-2-ニトロピリジン(5.00g、24.6mmol)及び1-(ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン(5.00g、39.0mmol)を一般合成手順Eに掛けた。反応混合物をEtOAc(50mL)で希釈し、そうして形成した沈澱物を濾過し、EtOAc(10mL)及びHO(30mL)で洗浄して、一部の1-(4-(6-ニトロピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オンを黄色の固体(2.77g)として得た。濾液及び洗浄液を合わせ、DCM(3×100mL)で抽出した。有機抽出物を合わせ、NaSO上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣をFlashMaster Personalクロマトグラフィー(シリカゲル、DCMからDCM:CHOH=94:6へと勾配)により精製して、第2のポーションの1-(4-(6-ニトロピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オンを黄色の固体(2.89g)として得た。全収率:5.66g、92%。H NMR (CDCl) δ 2.16 (s, 3H), 3.47 (t, 2H, J 5.5), 3.52 (t, 2H, J 5.5), 3.71 (t, 2H, J 5.5), 3.83 (t, 2H, J 5.5), 7.22 (dd, 1H, J 9.0 & 3.0), 8.13 (d, 1H, J 3.0), 8.17 (d, 1H, J 9.0).
1-(メチルスルホニル)-4-(6-ニトロピリジン-3-イル)ピペラジン。5-ブロモ-2-ニトロピリジン(2.03g、10.0mmol)及び1-(メタンスルホニル)ピペラジン(1.97g、12.0mmol)を一般合成手順Eに掛けた。反応混合物を4℃で終夜放置し、濾過し、固体をHO(50mL)で洗浄し、乾燥させ、フラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、DCMからDCM:CHOH=95:5へと勾配)により精製して、1-(メチルスルホニル)-4-(6-ニトロピリジン-3-イル)ピペラジンを黄色の固体(2.29g、80%)として得た。H NMR (CDCl) δ 2.93 (s, 3H), 3.26 (t, 4H, J 5.0), 3.64 (t, 4H, J 5.0), 7.54 (dd, 1H, J 9.5 & 2.5), 8.20 (d, 1H, J 9.5), 9.30 (d, 1H, J 2.5).
4-(6-ニトロピリジン-3-イル)モルホリン。5-ブロモ-2-ニトロピリジン(2.00g、9.85mmol)及びモルホリン(1.30mL、14.9mmol)を一般合成手順Eに掛けた。反応混合物を減圧下で濃縮し、残渣をEtOAc(75mL)で摩砕し、濾過して、4-(6-ニトロピリジン-3-イル)モルホリンを黄色の固体(2.06g、100%)として得た。H NMR (CDCl) δ 3.41 (t, 4H, J 5.0), 3.89 (t, 4H, J 5.0), 7.22 (dd, 1H, J 9.0 & 3.0), 8.13 (d, 1H, J 3.0), 8.18 (d, 1H, J 9.0).
2-ニトロ-5-(ピペリジン-1-イル)ピリジン。5-ブロモ-2-ニトロピリジン(5.07g、25.0mmol)及びピペリジン(7.40mL、74.9mmol)を一般合成手順Eに掛けた。反応混合物を2日間にわたって120℃で加熱し、室温に冷却し、減圧下で濃縮し、残渣をEtOAc(300mL)で摩砕し、濾過し、EtOAc(200mL)で洗浄した。濾液及び洗浄液を合わせ、減圧下で濃縮し、残渣をHO(400mL)で摩砕し、濾過した。固体をHO(100mL)で洗浄し、乾燥させ、フラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、DCMからDCM:CHOH=98:2へと勾配)により精製して、2-ニトロ-5-(ピペリジン-1-イル)ピリジンを黄色の固体(4.06g、78%)として得た。H NMR (CDCl) δ 1.69 (app s, 6H), 3.45 (t, 4H, J 5.0), 7.13 (dd, 1H, J 9.0 & 2.5), 8.07 (d, 1H, J 2.5), 8.10 (d, 1H, J 9.0).
N,N-ジメチル-1-(6-ニトロピリジン-3-イル)ピペリジン-4-アミン。5-ブロモ-2-ニトロピリジン(2.03g、10.0mmol)及びN,N-ジメチルピペリジン-4-アミン(1.58g、12.3mmol)を一般合成手順Eに掛けた。反応混合物を減圧下で濃縮し、残渣をEtOAc(100mL)で摩砕し、濾過した。固体をEtOAc(100mL)で洗浄し、乾燥させ、フラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、DCMからDCM:CHOH=9:1へと勾配)により精製して、N,N-ジメチル-1-(6-ニトロピリジン-3-イル)ピペリジン-4-アミンを黄色の固体(2.07g、83%)として得た。H NMR (CDCl) δ 1.64 (d, 2H, J 12.0), 2.00 (d, 2H, J 13.0), 2.33 (s, 6H), 2.40-2.48 (m, 1H), 3.05 (t, 2H, J 12.0), 3.97 (d, 2H, J 13.0), 7.19 (d, 1H, J 9.0), 8.12-8.17 (m, 2H).
1-(6-ニトロピリジン-3-イル)-1,4-ジアゼパン。5-ブロモ-2-ニトロピリジン(10.2g、50.2mmol)及びホモピペラジン(5.03g、50.2mmol)を一般合成手順Eに掛けた。反応混合物を減圧下で濃縮し、残渣を飽和NaCO水溶液(100mL)に溶解した。生じた溶液を、2M NaOHでpH14に調節し、DCM(6×100mL)で抽出した。有機抽出物を合わせ、減圧下で濃縮して、1-(6-ニトロピリジン-3-イル)-1,4-ジアゼパンをオレンジ色の固体(5.67g、51%)として得た。H NMR (CDCl) δ 1.90-1.96 (m, 2H), 2.85 (t, 2H, J 6.0), 3.07 (t, 2H, J 5.5), 3.64 (t, 2H, J 5.5), 3.71 (t, 2H, J 6.0), 7.01 (dd, 1H, J 9.5 & 3.0), 7.98 (d, 1H, J 3.0), 8.14 (d, 1H, J 9.0) (1つのプロトンシグナル(NH)が観察されなかった).
1-(4-(6-ニトロピリジン-3-イル)-1,4-ジアゼパン-1-イル)エタン-1-オン。氷浴上のCHCl(50mL)中の1-(6-ニトロピリジン-3-イル)-1,4-ジアゼパン(3.33g、15.0mmol)及びTEA(2.09mL、15.0mmol)の溶液に、塩化アセチル(2.13mL、30.0mmol)を滴下添加した。反応混合物を室温で72時間にわたって撹拌し、減圧下で濃縮した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、DCMからDCM:CHOH=95:5へと勾配)により精製して、1-(4-(6-ニトロピリジン-3-イル)-1,4-ジアゼパン-1-イル)エタン-1-オンを黄色の固体(3.47g、88%)として得た。H NMR(CDCl)(化合物は2つの回転異性体として、およそ4.5:5.5の比で存在する。主回転異性体をと指定し、副回転異性体と指定する)δ 1.94-1.98 (m, 2H), 1.98 (s, 1.35H), 2.02 (s, 1.65H), 3.42 (t, 1.1H, J 6.5), 3.43 (t, 0.9H, J 6.5), 3.61-3.66#,*,* (m, 2.9H), 3.69 (t, 1.1H, J 6.0), 3.75 (t, 1.1H, J 5.5), 3.76 (t, 0.9H, J 5.5), 7.02 (dd, 0.55H, J 9.0 & 3.0), 7.03 (dd, 0.45H, J 8.5 & 3.0), 7.92 (d, 0.55H, J 3.0), 7.93 (d, 0.45H, J 3.0), 8.06 (d, 0.55H, J 9.5), 8.08 (d, 0.45H, J 9.0).
tert-ブチル4-(6-アミノピリジン-3-イル)ピペラジン-1-カルボキシラート。tert-ブチル4-(6-ニトロピリジン-3-イル)ピペラジン-1-カルボキシラート(4.78g、15.5mmol)を一般合成手順Fに従って還元させた。茶色の固体(3.99g、92%)。H NMR (CDCl) δ 1.46 (s, 9H), 2.93 (app s, 4H), 3.55 (t, 4H, J 5.0), 4.24 (br s, 2H), 6.47 (d, 1H, J 9.0), 7.15 (dd, 1H, J 9.0 & 2.5), 7.75 (d, 1H, J 2.5).
5-(4-メチルピペラジン-1-イル)ピリジン-2-アミン。1-メチル-4-(6-ニトロピリジン-3-イル)ピペラジン(4.44g、20.0mmol)を一般合成手順Fに従って還元させた。灰色の固体(3.84g、100%)。H NMR (CDCl) δ 2.33 (s, 3H), 2.56 (t, 4H, J 5.0), 3.05 (t, 4H, J 5.0), 4.17 (br s, 2H), 6.47 (d, 1H, J 9.0), 7.16 (dd, 1H, J 8.5 & 3.0), 7.77 (d, 1H, J 2.5).
5-(4-エチルピペラジン-1-イル)ピリジン-2-アミン。1-エチル-4-(6-ニトロピリジン-3-イル)ピペラジン(6.79g、28.7mmol)を一般合成手順Fに従って還元させ、残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、DCMからDCM:CHOH:HO中32%NH=450:50:1へと勾配)により精製した。紫色の固体(4.87g、82%)。H NMR (CDCl) δ 1.11 (t, 3H, J 7.5), 2.47 (q, 2H, J 7.5), 2.60 (t, 4H, J 4.5), 3.06 (t, 4H, J 4.5), 4.17 (br s, 2H), 6.47 (d, 1H, J 8.5), 7.17 (dd, 1H, J 8.5 & 2.0), 7.77 (d, 1H, J 2.0).
1-(4-(6-アミノピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン。1-(4-(6-ニトロピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン(700mg、2.80mmol)を一般合成手順Fに従って還元させた。紫色の固体(616mg、100%)。H NMR (CDCl) δ 2.13 (s, 3H), 2.97 (t, 2H, J 5.0), 3.01 (t, 2H, J 5.0), 3.60 (t, 2H, J 5.0), 3.76 (t, 2H, J 5.0), 4.22 (br s, 2H), 6.49 (d, 1H, J 8.5), 7.17 (dd, 1H, J 8.5 & 3.0), 7.78 (d, 1H, J 3.0).
5-(4-(メチルスルホニル)ピペラジン-1-イル)ピリジン-2-アミン。1-(メチルスルホニル)-4-(6-ニトロピリジン-3-イル)ピペラジン(1.31g、4.58mmol)を一般合成手順Fに従って還元させた。黄色の固体(1.17g、100%)。H NMR (CDCl) δ 2.83 (s, 3H), 3.11 (t, 4H, J 5.0), 3.38 (t, 4H, J 5.0), 4.24 (s, 2H), 6.49 (d, 1H, J 8.5), 7.17 (dd, 1H, J 8.5 & 2.5), 7.79 (d, 1H, J 2.5).
5-モルホリノピリジン-2-アミン。4-(6-ニトロピリジン-3-イル)モルホリン(4.60g、22.0mmol)を一般合成手順Fに従って還元させた。白色の固体(3.94g、100%)。H NMR (CDCl) δ 2.99 (t, 4H, J 4.5), 3.83 (t, 4H, J 4.5), 4.23 (br s, 2H), 6.47 (d, 1H, J 9.0), 7.13 (dd, 1H, J 9.0 & 3.0), 7.75 (d, 1H, J 2.5).
5-(ピペリジン-1-イル)ピリジン-2-アミン。2-ニトロ-5-(ピペリジン-1-イル)ピリジン(3.70g、17.8mmol)を一般合成手順Fに従って還元させた。白色の固体(3.10g、98%)。H NMR (CDCl) δ 1.52-1.54 (m, 2H), 1.69-1.73 (m, 4H), 2.97 (t, 4H, J 5.5), 4.15 (s, 2H), 6.47 (d, 1H, J 9.0), 7.18 (dd, 1H, J 9.0 & 3.0), 7.77 (d, 1H, J 3.0).
5-(4-(ジメチルアミノ)ピペリジン-1-イル)ピリジン-2-アミン。N,N-ジメチル-1-(6-ニトロピリジン-3-イル)ピペリジン-4-アミン(2.00g、7.99mmol)を一般合成手順Fに従って還元させた。白色の固体(1.66g、94%)、これをさらに精製せず、かつ特性決定せずに、次のステップで使用した。
1-(4-(6-アミノピリジン-3-イル)-1,4-ジアゼパン-1-イル)エタン-1-オン。1-(4-(6-ニトロピリジン-3-イル)-1,4-ジアゼパン-1-イル)エタン-1-オン(3.47g、13.1mmol)を一般合成手順Fに従って還元させた。茶色がかった固体(3.08g、100%)。H NMR(CDCl)(化合物は2つの回転異性体として、およそ4.5:5.5の比で存在する。主回転異性体をと指定し、かつ副回転異性体をとして指定する)δ 1.90-1.96 (m, 2H), 1.98 (s, 1.35H), 2.06 (s, 1.65H), 3.35 (t, 1.1H, J 6.0), 3.40 (t, 0.9H, J 6.0), 3.41-3.45#,* (m, 2H), 3.46 (t, 1.1H, J 6.0), 3.50-3.53 (m, 0.9H), 3.55-3.59 (m, 0.9H), 3.68-3.71 (m, 1.1H), 6.45#,* (d, 0.45H, J 9.0;d, 0.55H J 9.0), 6.94 (app t, 0.55H, J 8.5), 6.95 (app t, 0.45H, J 8.5), 7.59 (d, 0.45H, J 2.0), 7.60 (d, 0.55H, J 2.5)(2つのプロトンシグナル(NH)が観察されなかった)。
2-(2,3-ビス(tert-ブトキシカルボニル)グアニジノ)ピリジン。HgCl(10.4g、38.3mmol)の存在下で、ピリジン-2-アミン(2.78g、29.5mmol)及びN,N’-ビス-Boc-S-メチルイソチオ尿素(11.2g、38.6mmol)を、一般合成手順Gを使用して反応させ、残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、石油ベンジンから石油ベンジン:EtOAc=9:1へと勾配)により精製し、DCM及びヘキサンでさらに結晶化した。白色の固体(4.18g、42%)。H NMR (CDCl) δ 1.52 (s, 18H), 7.01 (dd, 1H, J 7.0 & 5.0), 7.70 (t, 1H, J 7.0), 8.29 (d, 1H, J 4.0), 8.37 (app br s, 1H), 10.89 (br s, 1H), 11.53 (br s, 1H).
2-(2,3-ビス(tert-ブトキシカルボニル)グアニジノ)ピラジン。HgCl(1.63g、6.00mmol)の存在下で、ピラジン-2-アミン(476mg、5.00mmol)及びN,N’-ビス-Boc-S-メチルイソチオ尿素(1.75g、6.03mmol)を、一般合成手順Gを使用して反応させ、残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、石油ベンジンから石油ベンジン:EtOAc=6:4へと勾配)により精製した。ベージュ色の固体(1.25g、74%)。H NMR (CDCl) δ 1.50 (s, 9H), 1.52 (s, 9H), 8.26 (s, 1H), 8.32 (s, 1H), 9.74 (s, 1H), 10.85 (br s, 1H), 11.49 (br s, 1H).
2-(2,3-ビス(tert-ブトキシカルボニル)グアニジノ)-5-フルオロピリジン。HgCl(5.97g、22.0mmol)の存在下で、5-フルオロピリジン-2-アミン(2.24g、20.0mmol)及びN,N’-ビス-Boc-S-メチルイソチオ尿素(6.38g、22.0mmol)を、一般合成手順Gを使用して反応させ、残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、石油ベンジンから石油ベンジン:DCM=1:9へと勾配)により精製した。白色の固体(4.83g、68%)。H NMR (CDCl) δ 1.52 (s, 9H), 1.54 (s, 9H), 7.44 (td, 1H, J 8.0 & 2.0), 8.15 (d, 1H, J 2.0), 8.42 (d, 1H, J 5.5), 10.90 (br s, 1H), 11.51 (s, 1H).
2-(2,3-ビス(tert-ブトキシカルボニル)グアニジノ)-5-クロロピリジン。HgCl(5.97g、22.0mmol)の存在下で、5-クロロピリジン-2-アミン(2.57g、20.0mmol)及びN,N’-ビス-Boc-S-メチルイソチオ尿素(6.39g、22.0mmol)を、一般合成手順Gを使用して反応させ、残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、石油ベンジンから石油ベンジン:DCM=1:9へと勾配)により精製した。白色の固体(3.25g、44%)。H NMR (CDCl) δ 1.53 (s, 9H), 1.54 (s, 9H), 7.67 (d, 1H, J 9.0), 8.24 (s, 1H), 8.39 (d, 1H, J 8.5), 10.92 (br s, 1H), 11.51 (s, 1H).
2-(2,3-ビス(tert-ブトキシカルボニル)グアニジノ)-5-ブロモピリジン。HgCl(17.7g、65.2mmol)の存在下で、5-ブロモピリジン-2-アミン(8.65g、50.0mmol)及びN,N’-ビス-Boc-S-メチルイソチオ尿素(18.9g、65.1mmol)を、一般合成手順Gを使用して反応させ、残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、石油ベンジンから石油ベンジン:DCM=1:9へと勾配)により精製した。白色の固体(8.32g、40%)。H NMR (CDCl) δ 1.53 (s, 9H), 1.54 (s, 9H), 7.80 (dd, 1H, J 9.0 & 2.0), 8.34 (d, 1H, J 2.0), 8.35 (d, 1H, J 9.0), 10.91 (br s, 1H), 11.50 (s, 1H).
2-(2,3-ビス(tert-ブトキシカルボニル)グアニジノ)-5-ヨードピリジン。HgCl(5.97g、22.0mmol)の存在下で、5-ヨードピリジン-2-アミン(4.40g、20.0mmol)及びN,N’-ビス-Boc-S-メチルイソチオ尿素(6.39g、22.0mmol)を、一般合成手順Gを使用して反応させ、残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、石油ベンジンから石油ベンジン:DCM=1:9へと勾配)により精製した。白色の固体(3.37g、36%)。H NMR (CDCl) δ 1.52 (s, 9H), 1.53 (s, 9H), 7.96 (d, 1H, J 9.0), 8.25 (d, 1H, J 8.0), 8.48 (s, 1H), 10.88 (br s, 1H), 11.50 (s, 1H).
2-(2,3-ビス(tert-ブトキシカルボニル)グアニジノ)-5-メチルピリジン。HgCl(5.97g、22.0mmol)の存在下で、5-メチルピリジン-2-アミン(2.16g、20.0mmol)及びN,N’-ビス-Boc-S-メチルイソチオ尿素(6.39g、22.0mmol)を、一般合成手順Gを使用して反応させ、残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、石油ベンジンからDCMへ、さらにDCM:CHOH=97:3へと勾配)により精製した。白色の固体(3.03g、43%)。H NMR (CDCl) δ 1.52 (s, 9H), 1.53 (s, 9H), 2.28 (s, 3H), 7.51 (d, 1H, J 8.5), 8.11 (s, 1H), 8.24 (br s, 1H), 10.81 (br s, 1H), 11.53 (s, 1H).
tert-ブチル4-(6-(2,3-ビス(tert-ブトキシカルボニル)グアニジノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-カルボキシラート。HgCl(4.79g、17.6mmol)の存在下で、tert-ブチル4-(6-アミノピリジン-3-イル)ピペラジン-1-カルボキシラート(3.78g、13.6mmol)及びN,N’-ビス-Boc-S-メチルイソチオ尿素(5.13g、17.7mmol)を、一般合成手順Gを使用して反応させた。白色の固体(4.25g、60%)。H NMR (CDCl) δ 1.48 (s, 9H), 1.52 (s, 18H), 3.09 (t, 4H, J 4.5), 3.58 (t, 4H, J 5.0), 7.28 (dd, 1H, J 9.0 & 3.0), 7.96 (d, 1H, J 3.0), 8.22 (app br s, 1H), 10.75 (br s, 1H), 11.51 (br s, 1H).
1-メチル-4-(6-(2,3-ビス(tert-ブトキシカルボニル)グアニジノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン。HgCl(11.6g、42.7mmol)の存在下で、5-(4-メチルピペラジン-1-イル)ピリジン-2-アミン(5.49g、28.6mmol)及びN,N’-ビス-Boc-S-メチルイソチオ尿素(12.4g、42.7mmol)を、一般合成手順Gを使用して反応させた。ベージュ色の固体(8.06g、65%)。H NMR (CDCl) δ 1.51 (s, 18H), 2.34 (s, 3H), 2.57 (t, 4H, J 5.0), 3.17 (t, 4H, J 5.0), 7.26 (dd, 1H, J 8.5 & 3.0), 7.96 (d, 1H, J 2.5), 8.20 (br d, 1H, J 8.0), 10.70 (br s, 1H), 11.51 (br s, 1H).
1-エチル-4-(6-(2,3-ビス(tert-ブトキシカルボニル)グアニジノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン。HgCl(5.13g、18.9mmol)の存在下で、5-(4-エチルピペラジン-1-イル)ピリジン-2-アミン(3.00g、14.5mmol)及びN,N’-ビス-Boc-S-メチルイソチオ尿素(5.49g、18.9mmol)を、一般合成手順Gを使用して反応させた。緑色がかった泡状物(6.27g、96%)。H NMR (CDCl) δ 1.14 (t, 3H, J 7.0), 1.52 (s, 9H), 1.53 (s, 9H), 2.51 (q, 2H, J 7.0), 2.64 (t, 4H, J 4.5), 3.21 (t, 4H, J 4.5), 7.28 (dd, 1H, J 9.0 & 2.5), 7.98 (s, 1H), 8.18 (d, 1H, J 6.5), 10.72 (s, 1H), 11.52 (s, 1H).
1-アセチル-4-(6-(2,3-ビス(tert-ブトキシカルボニル)グアニジノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン。HgCl(5.45g、20.1mmol)の存在下で、1-(4-(6-アミノピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン(2.21g、10.0mmol)及びN,N’-ビス-Boc-S-メチルイソチオ尿素(3.50g、12.0mmol)を、一般合成手順Gを使用して反応させた。白色の固体(3.82g、82%)。H NMR (CDCl) δ 1.55 (s, 9H), 1.56 (s, 9H), 2.15 (s, 3H), 3.19 (t, 2H, J 5.0), 3.25 (t, 2H, J 5.0), 3.64 (t, 2H, J 5.0), 3.78 (t, 2H, J 5.0), 7.08 (d, 1H, J 8.5), 7.32 (dd, 1H, J 9.0 & 3.0), 8.03 (d, 1H, J 3.0), 11.27 (br s, 1H), 11.74 (br s, 1H).
1-(メチルスルホニル)-4-(6-(2,3-ビス(tert-ブトキシカルボニル)グアニジノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン。HgCl(1.53g、5.64mmol)の存在下で、5-(4-(メチルスルホニル)ピペラジン-1-イル)ピリジン-2-アミン(1.11g、4.33mmol)及びN,N’-ビス-Boc-S-メチルイソチオ尿素(1.64g、5.65mmol)を、一般合成手順Gを使用して反応させ、残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、石油ベンジンから石油ベンジン:EtOAc=3:7へと勾配)により精製した。黄色の固体(1.83g、85%)。H NMR (CDCl) δ 1.50 (s, 9H), 1.51 (s, 9H), 2.81 (s, 3H), 3.24 (t, 4H, J 4.0), 3.37 (t, 4H, J 4.0), 7.27 (dd, 1H, J 9.0 & 2.5), 7.96 (s, 1H), 8.24 (br d, 1H, J 6.5), 10.7 (br s, 1H), 11.50 (br s, 1H).
4-(6-(2,3-ビス(tert-ブトキシカルボニル)グアニジノ)ピリジン-3-イル)モルホリン。HgCl(7.58g、27.9mmol)の存在下で、5-モルホリノピリジン-2-アミン(3.85g、21.5mmol)及びN,N’-ビス-Boc-S-メチルイソチオ尿素(8.11g、27.9mmol)を、一般合成手順Gを使用して反応させ、残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、石油ベンジンから石油ベンジン:EtOAc=7:3へと勾配)により精製した。黄色がかった固体(5.53g、61%)。H NMR (CDCl) δ 1.45 (s, 9H), 1.47 (s, 9H), 3.06 (t, 4H, J 4.5), 3.79 (t, 4H, J 4.5), 7.20 (dd, 1H, J 9.0 & 3.0), 7.90 (d, 1H, J 2.5), 8.18 (br d, 1H, J 8.0), 10.66 (br s, 1H), 11.48 (br s, 1H).
1-(6-(2,3-ビス(tert-ブトキシカルボニル)グアニジノ)ピリジン-3-イル)ピペリジン。HgCl(9.50g、35.0mmol)の存在下で、5-(ピペリジン-1-イル)ピリジン-2-アミン(3.10g、17.5mmol)及びN,N’-ビス-Boc-S-メチルイソチオ尿素(7.60g、26.2mmol)を、一般合成手順Gを使用して反応させ、残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、石油ベンジンから石油ベンジン:EtOAc=8:2へと勾配)により精製した。黄色の固体(4.00g、54%)。H NMR (CDCl) δ 1.50 (s, 9H), 1.52 (s, 9H), 1.56-1.58 (m, 2H), 1.70 (t, 4H, J 5.5), 3.11 (t, 4H, J 5.5), 7.26 (dd, 1H, J 9.0 & 3.0), 7.96 (d, 1H, J 3.0), 8.17 (d, 1H, J 8.0), 10.68 (br s, 1H), 11.51 (br s, 1H).
1-アセチル-4-(6-(2,3-ビス(tert-ブトキシカルボニル)グアニジノ)ピリジン-3-イル)-1,4-ジアゼパン。HgCl(7.14g、26.3mmol)の存在下で、1-(4-(6-アミノピリジン-3-イル)-1,4-ジアゼパン-1-イル)エタン-1-オン(3.08g、13.1mmol)及びN,N’-ビス-Boc-S-メチルイソチオ尿素(5.72g、19.7mmol)を、一般合成手順Gを使用して反応させた。黄色の泡状物(4.51g、72%)。H NMR(CDCl)(化合物は2つの回転異性体として、およそ4.5:5.5の比で存在する。主回転異性体をと指定し、副回転異性体をとして指定する)δ 1.50 (s), 1.51 (s), 1.52 (s) (total 18H), 1.96-2.02 (m, 2H), 2.03 (s, 1.35H), 2.10 (s, 1.65H), 3.34 (t, 1.1H, J 6.0), 3.42 (t, 0.9H, J 6.0), 3.51-3.63#,#,*,*,* (m, 4.9H), 3.74 (t, 1.1H, J 5.0), 7.06 (d, 0.55H, J 9.5), 7.07 (dd, 0.45H, J 9.5 & 1.0), 7.80 (s, 1H), 8.16 (d, 0.55H, J 9.0), 8.19 (d, 0.45H, J 9.5), 10.64 (br s, 0.55H), 10.66 (br s, 0.45H), 11.51 (br s, 1H).
1-(ピリジン-2-イル)グアニジン2,2,2-トリフルオロアセタート。2-(2,3-ビス(tert-ブトキシカルボニル)グアニジノ)ピリジン(3.60g、10.7mmol)を、一般合成手順Hを使用して脱保護した。白色の固体(2.65g、99%)。H NMR (CDOD) δ 7.04 (dt, 1H, J 7.5 & 0.5), 7.18 (ddd, 1H, J 7.5 & 5.0 & 1.0), 7.85 (ddd, 1H, J 9.5 & 7.5 & 2.0), 8.34 (ddd, 1H, J 5.0 & 2.0 & 1.0).
1-(ピラジン-2-イル)グアニジン2,2,2-トリフルオロアセタート。2-(2,3-ビス(tert-ブトキシカルボニル)グアニジノ)ピラジン(1.18g、3.50mmol)を、一般合成手順Hを使用して脱保護して、およそ1:4.2の比の1-(ピラジン-2-イル)グアニジン2,2,2-トリフルオロアセタート及びそのtert-ブチル化副産物の混合物を黄色がかった固体(1.19g、26%)として得、これをそのまま、さらに精製せずに次のステップで使用した。H NMR (CDOD) δ 8.35 (s, 1H), 8.38 (d, 1H, J 1.5), 8.43 (s, 1H).
1-(5-フルオロピリジン-2-イル)グアニジン2,2,2-トリフルオロアセタート。2-(2,3-ビス(tert-ブトキシカルボニル)グアニジノ)-5-フルオロピリジン(4.34g、12.2mmol)を、一般合成手順Hを使用して脱保護した。黄色の固体(3.28g、100%)。H NMR (CDOD) δ 7.11 (dd, 1H, J 9.0 & 3.5), 7.72 (td, 1H, J 9.0 & 3.0), 8.25 (d, 1H, J 3.0).
1-(5-クロロピリジン-2-イル)グアニジン2,2,2-トリフルオロアセタート。2-(2,3-ビス(tert-ブトキシカルボニル)グアニジノ)-5-クロロピリジン(3.15g、8.49mmol)を、一般合成手順Hを使用して脱保護した。白色の固体(2.42g、100%)。H NMR (CDOD) δ 7.07 (d, 1H, J 9.0), 7.89 (d, 1H, J 8.5), 8.34 (s, 1H).
1-(5-ブロモピリジン-2-イル)グアニジン2,2,2-トリフルオロアセタート。2-(2,3-ビス(tert-ブトキシカルボニル)グアニジノ)-5-ブロモピリジン(3.70g、8.91mmol)を、一般合成手順Hを使用して脱保護した。白色の固体(2.93g、99%)。H NMR (CDOD) δ 7.02 (d, 1H, J 8.5), 8.01 (d, 1H, J 9.0), 8.43 (s, 1H).
1-(5-ヨードピリジン-2-イル)グアニジン2,2,2-トリフルオロアセタート。2-(2,3-ビス(tert-ブトキシカルボニル)グアニジノ)-5-ヨードピリジン(3.24g、7.01mmol)を、一般合成手順Hを使用して脱保護した。白色の固体(2.64g、100%)。H NMR (CDOD) δ 6.91 (d, 1H, J 8.5), 8.14 (d, 1H, J 8.5), 8.56 (s, 1H).
1-(5-メチルピリジン-2-イル)グアニジン2,2,2-トリフルオロアセタート。2-(2,3-ビス(tert-ブトキシカルボニル)グアニジノ)-5-メチルピリジン(2.81g、8.02mmol)を、一般合成手順Hを使用して脱保護した。灰色の固体(2.12g、100%)。H NMR (CDOD) δ 2.32 (s, 3H), 6.94 (d, 1H, J 8.0), 7.69 (d, 1H, J 8.5), 8.17 (s, 1H).
1-(5-(ピペラジン-1-イル)ピリジン-2-イル)グアニジンジ(2,2,2-トリフルオロアセタート)。tert-ブチル4-(6-(2,3-ビス(tert-ブトキシカルボニル)グアニジノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-カルボキシラート(781mg、1.50mmol)を、一般合成手順Hを使用して脱保護した。黄色の固体(672mg、100%)。H NMR (CDOD) δ 3.38-3.45 (m, 8H), 7.02 (d, 1H, J 9.0), 7.60 (dd, 1H, J 9.0 & 3.0), 8.06 (d, 1H, J 3.0).
1-(5-(4-メチルピペラジン-1-イル)ピリジン-2-イル)グアニジン。1-メチル-4-(6-(2,3-ビス(tert-ブトキシカルボニル)グアニジノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン(1.55g、3.57mmol)を、一般合成手順Hを使用して脱保護した。残渣をCHOH(50mL)に溶解し、CHOH(50mL)中の過剰のAmbersep(登録商標)900樹脂(水酸化物形態、30分間にわたってHO及び30分間にわたってCHOHで事前膨潤)の懸濁液を添加した。生じた懸濁液を室温で終夜撹拌し、濾過し、固体をCHOH(50mL)で洗浄した。有機洗浄液を濾液と合わせ、減圧下で濃縮して、1-(5-(4-メチルピペラジン-1-イル)ピリジン-2-イル)グアニジンを黄色の固体(836mg、100%)として得た。H NMR (CDOD) δ 2.34 (s, 3H), 2.61 (t, 4H, J 5.0), 3.11 (t, 4H, J 5.0), 6.74 (d, 1H, J 9.0), 7.32 (dd, 1H, J 9.0 & 3.0), 7.85 (d, 1H, J 3.0).
1-(5-(4-エチルピペラジン-1-イル)ピリジン-2-イル)グアニジン2,2,2-トリフルオロアセタート。1-エチル-4-(6-(2,3-ビス(tert-ブトキシカルボニル)グアニジノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン(6.27g、14.0mmol)を、一般合成手順Hを使用して脱保護した。黄色の泡状物(6.66g、100%)。H NMR (CDOD) δ 1.31 (t, 3H, J 7.5), 3.14 (t, 2H, J 12.5), 3.21 (q, 2H, J 7.5), 3.23 (t, 2H, J 12.5), 3.69 (d, 2H, J 11.5), 3.85 (d, 2H, J 12.5), 7.02 (d, 1H, J 9.0), 7.60 (d, 1H, J 9.0 & 2.5), 8.06 (d, 1H, J 2.0).
1-(5-(4-アセチルピペラジン-1-イル)ピリジン-2-イル)グアニジン2,2,2-トリフルオロアセタート。1-アセチル-4-(6-(2,3-ビス(tert-ブトキシカルボニル)グアニジノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン(693mg、1.50mmol)を、一般合成手順Hを使用して脱保護した。黄色の固体(564mg、100%)。H NMR (CDOD) δ 2.15 (s, 3H), 3.18 (t, 2H, J 5.0), 3.24 (t, 2H, J 5.0), 3.71 (t, 2H, J 5.0), 3.75 (t, 2H, J 5.0), 6.96 (d, 1H, J 9.0), 7.57 (dd, 1H, J 9.0 & 3.0), 8.03 (d, 1H, J 2.5).
1-(5-(4-(メチルスルホニル)ピペラジン-1-イル)ピリジン-2-イル)グアニジン2,2,2-トリフルオロアセタート。1-(メチルスルホニル)-4-(6-(2,3-ビス(tert-ブトキシカルボニル)グアニジノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン(618mg、1.24mmol)を、一般合成手順Hを使用して脱保護した。黄色の固体(511mg、100%)。H NMR (CDOD) δ 2.90 (s, 3H), 3.30 (t, 4H, J 4.5), 3.39 (t, 4H, J 4.5), 6.97 (d, 1H, J 9.0), 7.58 (dd, 1H, J 9.0 & 2.0), 8.04 (d, 1H, J 2.0).
1-(5-モルホリノピリジン-2-イル)グアニジン。4-(6-(2,3-ビス(tert-ブトキシカルボニル)グアニジノ)ピリジン-3-イル)モルホリン(1.43g、3.39mmol)を、一般合成手順Hを使用して脱保護した。残渣をCHOH(50mL)に溶解し、CHOH(25mL)中の過剰のAmbersep(登録商標)900樹脂(水酸化物形態、30分間にわたってHO及び30分間にわたってCHOHで事前膨潤)の懸濁液を添加した。生じた懸濁液を室温で終夜撹拌し、濾過し、固体をCHOH(100mL)で洗浄した。有機洗浄液を濾液と合わせ、減圧下で濃縮して、1-(5-モルホリノピリジン-2-イル)グアニジンを黄色がかった固体(751mg、100%)として得た。H NMR (CDOD) δ 3.16 (t, 4H, J 5.0), 3.84 (t, 4H, J 5.0), 6.96 (d, 1H, J 9.0), 7.52 (dd, 1H, J 9.0 & 3.0), 7.99 (d, 1H, J 2.5).
1-(5-(ピペリジン-1-イル)ピリジン-2-イル)グアニジン2,2,2-トリフルオロアセタート。1-(6-(2,3-ビス(tert-ブトキシカルボニル)グアニジノ)ピリジン-3-イル)ピペリジン(4.00g、9.54mmol)を、一般合成手順Hを使用して脱保護した。白色の固体(3.18g、100%)。H NMR (CDOD) δ 1.69-1.78 (m, 2H), 1.90-2.20 (m, 4H), 3.52 (t, 4H, J 5.5), 7.18 (d, 1H, J 9.5), 8.00 (dd, 1H, J 9.5 & 2.5), 8.46 (d, 1H, J 2.5).
1-(5-(4-アセチル-1,4-ジアゼパン-1-イル)ピリジン-2-イル)グアニジン2,2,2-トリフルオロアセタート。1-アセチル-4-(6-(2,3-ビス(tert-ブトキシカルボニル)グアニジノ)ピリジン-3-イル)-1,4-ジアゼパン(572mg、1.20mmol)を、一般合成手順Hを使用して脱保護した。黄色の膠状物(468mg、100%)。H NMR (DMSO-d) δ 1.71-1.79 (m, 1H), 1.79-1.89 (m, 1H), 1.83 (s, 1.5H), 1.95 (s, 1.5H), 3.30 (t, 1H, J 6.0), 3.36 (t, 1H, J 6.0), 3.40-3.63 (m, 5H), 3.67 (t, 1H, J 5.5), 6.90 (d, 0.5H, J 9.0), 6.92 (d, 0.5H, J 9.0), 7.34 (dd, 0.5H, J 9.0 & 3.0), 7.37 (dd, 0.5H, J 9.0 & 3.0), 7.79 (d, 0.5H, J 3.0), 7.81 (d, 0.5H, J 3.0), 8.15 (br s, 4H), 10.72 (s, 0.5H), 10.74 (s, 0.5H).
実施例
4-(イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)-N-(5-(ピペラジン-1-イル)ピリジン-2-イル)ピリミジン-2-アミン(1)。一般合成手順Iを使用して、1-(5-(ピペラジン-1-イル)ピリジン-2-イル)グアニジンジ(2,2,2-トリフルオロアセタート)(495mg、1.10mmol)を(E)-3-(ジメチルアミノ)-1-(イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)プロパ-2-エン-1-オン(216mg、1.00mmol)と反応させることにより調製。黄色の固体(120mg、32%)。H NMR (DMSO-d) δ 2.89 (t, 4H, J 5.0), 3.07 (t, 4H, J 5.0), 7.11 (td, 1H, J 7.0 & 1.0), 7.41 (d, 1H, J 5.5), 7.43 (dd, 1H, J 9.0 & 3.0), 7.50 (ddd, 1H, J 9.0 & 7.0 & 1.0), 7.75 (d, 1H, J 8.5), 8.00 (d, 1H, J 9.0), 8.03 (d, 1H, J 3.0), 8.43 (d, 1H, J 5.5), 8.62 (s, 1H), 9.99 (s, 1H), 10.38 (d, 1H, J 7.0). HRMS m/z 373.1886 [M+H]
4-(イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)-N-(5-(4-メチルピペラジン-1-イル)ピリジン-2-イル)ピリミジン-2-アミン(2)。一般合成手順Iを使用して、1-(5-(4-メチルピペラジン-1-イル)ピリジン-2-イル)グアニジン(282mg、1.20mmol)を(E)-3-(ジメチルアミノ)-1-(イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)プロパ-2-エン-1-オン(216mg、1.00mmol)と反応させることにより調製した。黄色の固体(170mg、44%)。H NMR (DMSO-d) δ 2.22 (s, 3H), 2.47 (t, 4H, J 5.0), 3.13 (t, 4H, J 5.0), 7.11 (td, 1H, J 6.5 & 1.0), 7.41 (d, 1H, J 5.0), 7.44 (dd, 1H, J 9.5 & 3.0), 7.50 (ddd, 1H, J 9.0 & 7.0 & 1.5), 7.75 (d, 1H, J 9.0), 8.00 (d, 1H, J 9.0), 8.04 (d, 1H, J 3.0), 8.43 (d, 1H, J 5.0), 8.61 (s, 1H), 10.00 (s, 1H), 10.38 (d, 1H, J 7.0). HRMS m/z 387.2047 [M+H]
1-(4-(6-((4-(イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン(3)。一般合成手順Iを使用して、1-(5-(4-アセチルピペラジン-1-イル)ピリジン-2-イル)グアニジン2,2,2-トリフルオロアセタート(564mg、1.50mmol)を(E)-3-(ジメチルアミノ)-1-(イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)プロパ-2-エン-1-オン(216mg、1.00mmol)と反応させることにより調製した。黄色の固体(240mg、58%)。H NMR (DMSO-d) δ 2.05 (s, 3H), 3.08 (t, 2H, J 5.0), 3.15 (t, 2H, J 5.0), 3.60 (t, 2H, J 5.5), 3.61 (t, 2H, J 5.5), 7.12 (td, 1H, J 7.0 & 1.0), 7.42 (d, 1H, J 5.5), 7.48 (dd, 1H, J 9.0 & 3.0), 7.50 (ddd, 1H, J 9.0 & 7.0 & 1.0), 7.75 (d, 1H, J 9.0), 8.03 (d, 1H, J 9.0), 8.08 (d, 1H, J 3.0), 8.44 (d, 1H, J 5.5), 8.62 (s, 1H), 10.04 (s, 1H), 10.39 (d, 1H, J 7.0). HRMS m/z 415.1989 [M+H]
4-(イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)-N-(5-モルホリノピリジン-2-イル)ピリミジン-2-アミン(4)。一般合成手順Iを使用して、1-(5-モルホリノピリジン-2-イル)グアニジン(221mg、957μmol)を(E)-3-(ジメチルアミノ)-1-(イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)プロパ-2-エン-1-オン(172mg、799μmol)と反応させることにより調製した。わら色の固体(140mg、47%)。H NMR (DMSO-d) δ 3.10 (t, 4H, J 5.0), 3.75 (t, 4H, J 5.0), 7.12 (td, 1H, J 7.0 & 1.0), 7.39 (d, 1H, J 5.5), 7.44 (dd, 1H, J 9.5 & 3.0), 7.51 (ddd, 1H, J 9.0 & 6.5 & 1.0), 7.74 (d, 1H, J 9.0), 7.97 (d, 1H, J 9.0), 8.04 (d, 1H, J 3.0), 8.42 (d, 1H, J 5.5), 8.58 (s, 1H), 9.91 (s, 1H), 10.32 (d, 1H, J 7.0). HRMS m/z 374.1728 [M+H]
4-(イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)-N-(5-(ピペリジン-1-イル)ピリジン-2-イル)ピリミジン-2-アミン(5)。一般合成手順Iを使用して、1-(5-(ピペリジン-1-イル)ピリジン-2-イル)グアニジン2,2,2-トリフルオロアセタート(320mg、960μmol)を(E)-3-(ジメチルアミノ)-1-(イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)プロパ-2-エン-1-オン(172mg、799μmol)と反応させることにより調製した。黄色の固体(50mg、17%)。H NMR (DMSO-d) δ 1.48-1.54 (m, 2H), 1.59-1.65 (m, 4H), 3.09 (t, 4H, J 5.5), 7.11 (td, 1H, J 7.0 & 1.0), 7.37 (d, 1H, J 5.5), 7.42 (dd, 1H, J 9.0 & 3.0), 7.51 (ddd, 1H, J 8.0 & 6.5 & 1.0), 7.72 (d, 1H, J 9.0), 7.88 (d, 1H, J 9.0), 8.01 (d, 1H, J 3.0), 8.40 (d, 1H, J 5.5), 8.54 (s, 1H), 9.78 (s, 1H), 10.26 (d, 1H, J 7.0). HRMS m/z 372.1934 [M+H]
1-(4-(6-((4-(イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)-1,4-ジアゼパン-1-イル)エタン-1-オン(6)。一般合成手順Iを使用して、1-(5-(4-アセチル-1,4-ジアゼパン-1-イル)ピリジン-2-イル)グアニジン2,2,2-トリフルオロアセタート(468mg、1.20mmol)を(E)-3-(ジメチルアミノ)-1-(イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)プロパ-2-エン-1-オン(216mg、1.00mmol)と反応させることにより調製した。黄色の固体(195mg、45%)。H NMR (DMSO-d) δ 1.78-1.83 (m, 1H), 1.84 (s, 1.5H), 1.85-1.90 (m, 1H), 1.97 (s, 1.5H), 3.34 (t, 1H, J 6.0), 3.38 (t, 1H, J 6.0), 3.46-3.74 (m, 6H), 7.10 (td, 1H, J 7.0 & 1.0), 7.22-7.28 (m, 1H), 7.35 (d, 1H, J 5.5), 7.49 (ddd, 1H, J 8.0 & 7.0 & 1.0), 7.73 (d, 1H, J 9.0), 7.85 (d, 0.5H, J 10.0), 7.87 (d, 0.5H, J 10.5), 7.89 (d, 0.5H, J 4.5), 7.90 (d, 0.5H, J 3.5), 8.39 (d, 1H, J 5.5), 8.56 (s, 0.5H), 8.57 (s, 0.5H), 9.73 (s, 0.5H), 9.74 (s, 0.5H), 10.29 (d, 1H, J 6.5). HRMS m/z 429.2148 [M+H]
4-(イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)-N-(ピリジン-2-イル)ピリミジン-2-アミン(7)。一般合成手順Iを使用して、1-(ピリジン-2-イル)グアニジン2,2,2-トリフルオロアセタート(240mg、959μmol)を(E)-3-(ジメチルアミノ)-1-(イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)プロパ-2-エン-1-オン(172mg、799μmol)と反応させることにより調製した。ベージュ色の固体(115mg、50%)。H NMR (DMSO-d) δ 7.02 (ddd, 1H, J 7.5 & 5.0 &1.0), 7.14 (dt, 1H, J 7.0 & 1.5), 7.45 (d, 1H, J 5.5), 7.52 (ddd, 1H, J 9.0 & 7.0 & 1.5), 7.73 (td, 1H, J 9.0 & 1.0), 7.76 (ddd, 1H, J 9.0 & 7.5 & 2.0), 8.08 (d, 1H, J 8.5), 8.32 (ddd, 1H, J 5.0 & 2.0 & 0.5), 8.46 (d, 1H, J 5.5), 8.56 (s, 1H), 10.06 (s, 1H), 10.32 (td, 1H, J 7.0 & 1.0). HRMS m/z 289.1201 [M+H]
1-(4-(6-((4-(6-フルオロイミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン(8)。一般合成手順Iを使用して、1-(5-(4-アセチルピペラジン-1-イル)ピリジン-2-イル)グアニジン2,2,2-トリフルオロアセタート(452mg、1.20mmol)を(E)-3-(ジメチルアミノ)-1-(6-フルオロイミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)プロパ-2-エン-1-オン(234mg、1.00mmol)と反応させることにより調製した。ベージュ色の固体(220mg、51%)。H NMR (DMSO-d) δ 2.05 (s, 3H), 3.08 (t, 2H, J 5.0), 3.15 (t, 2H, J 5.0), 3.60 (t, 2H, J 4.0), 3.61 (t, 2H, J 4.0), 7.43 (d, 1H, J 5.5), 7.48 (dd, 1H, J 9.0 & 3.0), 7.58 (ddd, 1H, J 10.0 & 8.0 & 2.5), 7.82 (dd, 1H, J 10.0 & 5.5), 7.91 (br d, 1H, J 6.5), 8.09 (d, 1H, J 3.0), 8.46 (d, 1H, J 5.0), 8.67 (s, 1H), 10.25 (br s, 1H), 10.59 (dd, 1H, J 5.5 & 2.0). HRMS m/z 433.1895 [M+H]
1-(4-(6-((4-(6-クロロイミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン(9)。一般合成手順Iを使用して、1-(5-(4-アセチルピペラジン-1-イル)ピリジン-2-イル)グアニジン2,2,2-トリフルオロアセタート(452mg、1.20mmol)を(E)-3-(ジメチルアミノ)-1-(6-クロロイミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)プロパ-2-エン-1-オン(250mg、1.00mmol)と反応させることにより調製した。黄色の固体(291mg、65%)。H NMR (DMSO-d) δ 2.05 (s, 3H), 3.08 (t, 2H, J 5.0), 3.15 (t, 2H, J 5.0), 3.59 (t, 2H, J 4.0), 3.60 (t, 2H, J 4.0), 7.43 (d, 1H, J 5.5), 7.48 (dd, 1H, J 9.0 & 3.0), 7.53 (dd, 1H, J 9.5 & 2.0), 7.79 (dd, 1H, J 9.5 & 0.5), 7.88 (br d, 1H, J 8.0), 8.12 (d, 1H, J 3.0), 8.46 (d, 1H, J 5.5), 8.66 (s, 1H), 10.20 (br s, 1H), 10.34 (d, 1H, J 2.0). HRMS m/z 449.1604 [M(35Cl)+H], 451.1571 [M(37Cl)+H]
1-(4-(6-((4-(6-ブロモイミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン(10)。一般合成手順Iを使用して、1-(5-(4-アセチルピペラジン-1-イル)ピリジン-2-イル)グアニジン2,2,2-トリフルオロアセタート(452mg、1.20mmol)を(E)-3-(ジメチルアミノ)-1-(6-ブロモイミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)プロパ-2-エン-1-オン(295mg、1.00mmol)と反応させることにより調製した。黄色の固体(351mg、71%)。H NMR (DMSO-d) δ 2.04 (s, 3H), 3.07 (t, 2H, J 5.0), 3.13 (t, 2H, J 5.0), 3.55-3.60 (m, 4H), 7.39 (d, 1H, J 5.5), 7.47 (dd, 1H, J 9.0 & 3.0), 7.60 (dd, 1H, J 9.5 & 2.0), 7.70 (d, 1H, J 9.5), 7.76 (br d, 1H, J 8.0), 8.11 (d, 1H, J 3.0), 8.42 (d, 1H, J 5.5), 8.55 (s, 1H), 9.92 (s, 1H), 10.21 (s, 1H). HRMS m/z 493.1091 [M(79Br)+H], 495.1075 [M(81Br)+H]
1-(4-(6-((4-(6-(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン(11)。一般合成手順Iを使用して、1-(5-(4-アセチルピペラジン-1-イル)ピリジン-2-イル)グアニジン2,2,2-トリフルオロアセタート(452mg、1.20mmol)を(E)-3-(ジメチルアミノ)-1-(6-(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)プロパ-2-エン-1-オン(284mg、1.00mmol)と反応させることにより調製した。黄色の固体(306mg、63%)。H NMR (DMSO-d) δ 2.05 (s, 3H), 3.08 (t, 2H, J 5.0), 3.14 (t, 2H, J 5.0), 3.55-3.65 (m, 4H), 7.42 (dd, 1H, J 9.0 & 3.0), 7.47 (d, 1H, J 5.5), 7.70 (dd, 1H, J 9.5 & 2.0), 7.89 (d, 1H, J 9.0), 7.96 (br d, 1H, J 9.5), 8.07 (d, 1H, J 3.0), 8.51 (d, 1H, J 5.0), 8.75 (s, 1H), 10.06 (s, 1H), 10.34 (s, 1H). HRMS m/z 483.1865 [M+H]
1-(4-(6-((4-(6-(フラン-2-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン(12)。一般合成手順Jを使用して、10(247mg、501μmol)をフラン-2-イルボロン酸(67.3mg、601μmol)と反応させることにより調製した。黄色の固体(195mg、81%)。H NMR (DMSO-d) δ 2.05 (s, 3H), 3.03 (t, 2H, J 5.0), 3.09 (t, 2H, J 5.0), 3.57 (t, 2H, J 4.0), 3.58 (t, 2H, J 4.0), 6.65 (dd, 1H, J 3.0 & 1.5), 7.05 (d, 1H, J 3.0), 7.32 (dd, 1H, J 9.0 & 3.0), 7.42 (d, 1H, J 5.5), 7.71 (d, 1H, J 1.5), 7.82 (s, 1H), 7.94 (d, 1H, J 9.0), 8.03 (d, 1H, J 3.0), 8.47 (d, 1H, J 5.5), 8.58 (s, 1H), 9.87 (s, 1H), 10.15 (s, 1H). HRMS m/z 481.2099 [M+H]
1-(4-(6-((4-(6-メチルイミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン(13)。一般合成手順Iを使用して、1-(5-(4-アセチルピペラジン-1-イル)ピリジン-2-イル)グアニジン2,2,2-トリフルオロアセタート(452mg、1.20mmol)を(E)-3-(ジメチルアミノ)-1-(6-メチルイミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)プロパ-2-エン-1-オン(230mg、1.00mmol)と反応させることにより調製した。黄色の固体(149mg、35%)。H NMR (DMSO-d) δ 2.05 (s, 3H), 2.42 (s, 3H), 3.08 (t, 2H, J 5.0), 3.15 (t, 2H, J 5.0), 3.59 (t, 2H, J 5.5), 3.60 (t, 2H, J 5.5), 7.35 (dd, 1H, J 9.0 & 1.0), 7.40 (d, 1H, J 5.5), 7.48 (dd, 1H, J 9.5 & 3.0), 7.66 (d, 1H, J 9.0), 8.07 (d, 1H, J 9.0), 8.08 (d, 1H, J 3.0), 8.41 (d, 1H, J 5.5), 8.56 (s, 1H), 9.99 (s, 1H), 10.07 (s, 1H). HRMS m/z 429.2147 [M+H]
1-(4-(6-((4-(6-フェニルイミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン(14)。一般合成手順Jを使用して、10(247mg、501μmol)をフェニルボロン酸(73.2mg、600μmol)と反応させることにより調製した。黄色の固体(198mg、80%)。H NMR (DMSO-d) δ 2.05 (s, 3H), 2.90 (t, 2H, J 5.0), 2.97 (t, 2H, J 4.5), 3.55 (t, 2H, J 5.0), 3.56 (t, 2H, J 5.0), 7.14 (d, 1H, J 7.0), 7.42 (d, 1H, J 5.5), 7.43 (t, 1H, J 6.5), 7.48 (t, 2H, J 6.0), 7.68 (d, 2H, J 6.0), 7.76 (dd, 1H, J 9.0 & 1.5), 7.80-7.88 (m, 3H), 8.47 (d, 1H, J 5.0), 8.59 (s, 1H), 9.96 (s, 1H), 10.19 (s, 1H). HRMS m/z 491.2308 [M+H].10.19(s、1H). HRMS m/z 491.2308 [M+H]
1-(4-(6-((4-(6-(ピリジン-3-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン(15)。一般合成手順Jを使用して、10(247mg、501μmol)をピリジン-3-イルボロン酸(73.8mg、600μmol)と反応させることにより調製した。黄色の固体(198mg、80%)。H NMR (DMSO-d) δ 2.05 (s, 3H), 2.95 (t, 2H, J 5.0), 3.02 (t, 2H, J 4.5), 3.56 (t, 2H, J 5.0), 3.58 (t, 2H, J 5.0), 7.23 (d, 1H, J 8.0), 7.44 (d, 1H, J 5.5), 7.52 (dd, 1H, J 8.0 & 5.5), 7.81 (dd, 1H, J 9.0 & 2.0), 7.88 (d, 1H, J 9.0), 7.89 (d, 1H, J 5.5), 7.93 (d, 1H, J 8.5), 8.10 (d, 1H, J 8.0), 8.47 (d, 1H, J 5.5), 8.63 (s, 1H), 8.64 (dd, 1H, J 5.0 & 1.0), 8.96 (dd, 1H, J 2.0), 10.10 (s, 1H), 10.30 (d, 1H, J 7.0). HRMS m/z 492.2257 [M+H]
1-(4-(6-((4-(6-(ピリミジン-5-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン(16)。一般合成手順Jを使用して、10(247mg、501μmol)を5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)ピリミジン(124mg、602μmol)と反応させることにより調製した。黄色の固体(200mg、81%)。H NMR (DMSO-d) δ 2.05 (s, 3H), 2.99 (t, 2H, J 5.0), 3.06 (t, 2H, J 5.0), 3.58 (t, 2H, J 4.5), 3.59 (t, 2H, J 4.5), 7.31 (d, 1H, J 7.5), 7.45 (d, 1H, J 5.0), 7.87 (dd, 1H, J 9.5 & 1.5), 7.92 (d, 1H, J 9.5), 7.94 (s, 1H), 8.02 (d, 1H, J 7.5), 8.48 (d, 1H, J 5.5), 8.67 (s, 1H), 9.20 (s, 2H), 9.26 (s, 1H), 10.20 (br s, 1H), 10.40 (s, 1H). HRMS m/z 493.2208 [M+H]
1-(4-(6-((4-(6-(チオフェン-2-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン(17)。一般合成手順Jを使用して、10(197mg、399μmol)をチオフェン-2-イルボロン酸(61.3mg、479μmol)と反応させることにより調製した。淡黄色の固体(146mg、74%)。H NMR (DMSO-d) δ 2.05 (s, 3H), 2.97 (t, 2H, J 5.0), 3.04 (t, 2H, J 5.0), 3.56 (t, 2H, J 5.0), 3.57 (t, 2H, J 5.0), 7.17 (dd, 1H, J 5.0 & 3.5), 7.25 (dd, 1H, J 9.0 & 3.0), 7.42 (d, 1H, J 5.0), 7.51 (d, 1H, J 3.0), 7.61 (dd, 1H, J 5.0 & 1.0), 7.72 (dd, 1H, J 9.0 & 1.5), 7.81 (dd, 1H, J 9.0 & 0.5), 7.88 (d, 1H, J 9.0), 7.95 (d, 1H, J 2.5), 8.48 (d, 1H, J 5.0), 8.58 (s, 1H), 9.88 (s, 1H), 10.18 (d, 1H, J 0.5). HRMS m/z 497.1874 [M+H]
1-(4-(6-((4-(6-(2-アミノピリミジン-5-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン(18)。一般合成手順Jを使用して、10(197mg、399μmol)を(2-アミノピリミジン-5-イル)ボロン酸(66.6mg、479μmol)と反応させることにより調製した。わら色の固体(76mg、37%)。H NMR (DMSO-d) δ 2.05 (s, 3H), 2.99 (t, 2H, J 5.0), 3.05 (t, 2H, J 5.0), 3.58 (t, 2H, J 5.0), 3.59 (t, 2H, J 5.0), 6.88 (s, 2H), 7.29 (dd, 1H, J 7.5 & 2.0), 7.42 (d, 1H, J 5.5), 7.72 (dd, 1H, J 9.0 & 1.5), 7.82 (dd, 1H, J 9.5 & 0.5), 7.92 (d, 1H, J 2.5), 7.96 (d, 1H, J 9.0), 8.46 (d, 1H, J 5.5), 8.59 (s, 1H), 8.60 (s, 2H), 10.12 (br s, 1H), 10.19 (s, 1H). HRMS m/z 508.2317 [M+H]
1-(4-(6-((4-(6-(2-メトキシピリミジン-5-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン(19)。一般合成手順Jを使用して、10(197mg、399μmol)を(2-メトキシピリミジン-5-イル)ボロン酸(73.8mg、479μmol)と反応させることにより調製した。黄色の固体(190mg、91%)。H NMR (DMSO-d) δ 2.05 (s, 3H), 2.97 (t, 2H, J 4.5), 3.05 (t, 2H, J 4.5), 3.57 (t, 2H, J 5.0), 3.58 (t, 2H, J 5.0), 4.00 (s, 3H), 7.31 (d, 1H, J 8.0), 7.44 (d, 1H, J 5.0), 7.81 (dd, 1H, J 9.0 & 1.5), 7.88 (d, 1H, J 9.0), 7.94 (d, 1H, J 2.5), 8.01 (br d, 1H, J 8.5), 8.47 (d, 1H, J 5.5), 8.65 (s, 1H), 8.97 (s, 2H), 10.17 (br s, 1H), 10.32 (s, 1H). HRMS m/z 523.2311 [M+H]
1-(4-(6-((4-(6-(2-(4-メチルピペラジン-1-イル)ピリミジン-5-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン(20)。一般合成手順Jを使用して、10(197mg、399μmol)を2-(4-メチルピペラジン-1-イル)-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)ピリミジン(146mg、480μmol)と反応させることにより調製した。ベージュ色の固体(198mg、84%)。H NMR (DMSO-d) δ 2.04 (s, 3H), 2.21 (s, 3H), 2.36 (t, 4H, J 5.0), 2.97 (t, 2H, J 4.5), 3.04 (t, 2H, J 4.5), 3.56 (t, 2H, J 5.5), 3.57 (t, 2H, J 5.5), 3.79 (t, 4H, J 5.0), 7.32 (d, 1H, J 7.5), 7.39 (d, 1H, J 5.5), 7.72 (dd, 1H, J 9.0 & 1.5), 7.81 (d, 1H, J 9.5), 7.94 (d, 1H, J 1.5), 7.99 (d, 1H, J 7.5), 8.44 (d, 1H, J 5.5), 8.58 (s, 1H), 8.71 (s, 2H), 10.14 (br s, 1H), 10.20 (s, 1H). HRMS m/z 591.3052 [M+H]
1-(4-(6-((4-(6-(ベンゾフラン-2-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン(21)。一般合成手順Jを使用して、10(197mg、399μmol)を2-(ベンゾフラン-2-イル)-4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン(117mg、479μmol)と反応させることにより調製した。黄色の固体(166mg、78%)。H NMR (DMSO-d) δ 1.99 (s, 3H), 2.72 (t, 2H, J 5.0), 2.76 (t, 2H, J 5.0), 3.34-3.38 (m, 4H), 7.17 (dd, 1H, J 9.0 & 2.5), 7.27 (td, 1H, J 8.0 & 1.5), 7.32 (td, 1H, J 8.0 & 1.5), 7.38 (d, 1H, J 8.5), 7.44 (d, 1H, J 5.5), 7.49 (s, 1H), 7.68 (d, 1H, J 7.5), 7.89 (dd, 1H, J 9.0 & 1.0), 7.20 (d, 1H, J 9.0), 7.97 (dd, 1H, J 6.5 & 1.5), 7.98 (s, 1H), 8.51 (d, 1H, J 5.5), 8.61 (s, 1H), 9.94 (s, 1H), 10.37 (s, 1H). HRMS m/z 531.2259 [M+H]
1-(4-(6-((4-(6-(ベンゾ[b]チオフェン-2-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン(222)。一般合成手順Jを使用して、10(197mg、399μmol)をベンゾ[b]チオフェン-2-イルボロン酸(85.4mg、480μmol)と反応させることにより調製した。黄色の固体(160mg、73%)。H NMR (DMSO-d) δ 1.99 (s, 3H), 2.66 (t, 2H, J 5.0), 2.70 (t, 2H, J 5.0), 3.34-3.38 (m, 4H), 7.14 (dd, 1H, J 9.0 & 3.0), 7.35-7.44 (m, 2H), 7.44 (d, 1H, J 5.0), 7.79 (s, 1H), 7.80 (d, 1H, J 8.5), 7.83 (dd, 1H, J 9.0 & 1.5), 7.84 (d, 1H, J 8.0), 7.88 (dd, 1H, J 10.0 & 0.5), 7.89 (d, 1H, J 3.0), 7.96 (d, 1H, J 8.0), 8.50 (d, 1H, J 5.0), 8.61 (s, 1H), 9.89 (s, 1H), 10.30 (s, 1H). HRMS m/z 547.2026 [M+H]
1-(4-(6-((4-(6-(1H-ピロール-3-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン(23)。一般合成手順Jを使用して、10(197mg、399μmol)を3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1-(トリイソプロピルシリル)-1H-ピロール(168mg、481μmol)と130℃で1時間にわたって、続いて、160℃で1時間にわたって反応させることにより調製した。黄色の固体(150mg、79%)。H NMR (DMSO-d) δ 2.04 (s, 3H), 2.99 (t, 2H, J 5.0), 3.05 (t, 2H, J 5.0), 3.57 (t, 2H, J 4.5), 3.58 (t, 2H, J 4.5), 6.41 (br s, 1H), 6.82 (dd, 1H, J 4.5 & 2.5), 7.28 (dd, 1H, J 9.0 & 3.0), 7.31 (br s, 1H), 7.38 (d, 1H, J 5.5), 7.69 (d, 1H, J 9.0), 7.30 (dd, 1H, J 9.0 & 1.5), 7.93 (d, 1H, J 9.0), 8.00 (d, 1H, J 3.0), 8.43 (d, 1H, J 5.5), 8.48 (s, 1H), 9.85 (s, 1H), 9.94 (s, 1H), 11.03 (br s, 1H). HRMS m/z 480.2264 [M+H]
1-(4-(6-((4-(6-(1H-ピラゾール-4-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン(24)。一般合成手順Jを使用して、10(197mg、399μmol)をtert-ブチル4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1H-ピラゾール-1-カルボキシラート(141mg、479μmol)と反応させることにより調製した。ベージュ色の固体(100mg、52%)。H NMR (DMSO-d) δ 2.05 (s, 3H), 3.02 (t, 2H, J 5.0), 3.08 (t, 2H, J 5.0), 3.58 (t, 2H, J 6.0), 3.61 (t, 2H, J 6.5), 7.33 (dd, 1H, J 9.0 & 3.0), 7.41 (d, 1H, J 5.5), 7.77 (s, 1H), 7.78 (s, 1H), 8.00 (d, 1H, J 9.5), 8.01 (d, 1H, J 2.5), 8.19 (br s, 2H), 8.44 (d, 1H, J 5.5), 8.56 (s, 1H), 10.06 (s, 1H), 10.10 (s, 1H), 13.08 (br s, 1H). HRMS m/z 481.2212 [M+H]
1-(4-(6-((4-(6-(フラン-3-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン(25)。一般合成手順Jを使用して、10(148mg、300μmol)を2-(フラン-3-イル)-4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン(69.9mg、360μmol)と反応させることにより調製した。茶色がかった固体(75mg、52%)。H NMR (DMSO-d) δ 2.05 (s, 3H), 3.02 (t, 2H, J 5.0), 3.09 (t, 2H, J 5.0), 3.58 (t, 2H, J 5.0), 3.59 (t, 2H, J 5.0), 6.99 (s, 1H), 7.35 (dd, 1H, J 9.0 & 3.0), 7.42 (d, 1H, J 5.5), 7.75 (dd, 1H, J 9.0 & 1.5), 7.79 (d, 1H, J 8.5), 7.80 (t, 1H, J 1.5), 7.96 (d, 1H, J 9.0), 8.02 (d, 1H, J 3.0), 8.29 (s, 1H), 8.45 (d, 1H, J 5.0), 8.57 (s, 1H), 10.00 (s, 1H), 10.06 (s, 1H). HRMS m/z 481.2099 [M+H]
1-(4-(6-((4-(6-(チオフェン-3-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン(26)。一般合成手順Jを使用して、10(148mg、300μmol)を4,4,5,5-テトラメチル-2-(チオフェン-3-イル)-1,3,2-ジオキサボロラン(75.7mg、360μmol)と反応させることにより調製した。黄色の固体(115mg、77%)。H NMR (DMSO-d) δ 2.05 (s, 3H), 3.00 (t, 2H, J 4.5), 3.06 (t, 2H, J 4.0), 3.50-3.65 (m, 4H), 7.28 (dd, 1H, J 8.5 & 2.0), 7.41 (d, 1H, J 5.0), 7.52 (d, 1H, J 4.0), 7.67 (dd, 1H, J 5.0 & 3.0), 7.80 (d, 1H, J 9.5), 7.85 (d, 1H, J 10.0), 7.92 (d, 1H, J 9.0), 7.95- 8.02 (m, 2H), 8.46 (d, 1H, J 5.0), 8.57 (s, 1H), 9.97 (s, 1H), 10.17 (s, 1H). HRMS m/z 497.1864 [M+H]
1-(4-(6-((4-(6-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン(27)。一般合成手順Jを使用して、10(148mg、300μmol)を1-メチル-4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1H-ピラゾール(74.9mg、360μmol)と反応させることにより調製した。黄色の固体(85mg、57%)。H NMR (DMSO-d) δ 2.05 (s, 3H), 3.01 (t, 2H, J 5.0), 3.08 (t, 2H, J 5.0), 3.58 (t, 2H, J 6.0), 3.61 (t, 2H, J 4.0), 3.88 (s, 3H), 7.33 (dd, 1H, J 9.0 & 2.5), 7.41 (d, 1H, J 5.5), 7.71 (dd, 1H, J 9.5 & 1.5), 7.77 (d, 1H, J 9.5), 7.91 (br s, 1H), 7.96 (d, 1H, J 9.0), 8.01 (d, 1H, J 3.0), 8.17 (br s, 1H), 8.44 (d, 1H, J 5.5), 8.55 (s, 1H), 10.00 (s, 1H), 10.06 (s, 1H). HRMS m/z 495.2361 [M+H]
1-(4-(6-((4-(6-(フェニルアミノ)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン(28)。一般合成手順Kを使用して、10(395mg、801μmol)をアニリン(87.6μL、961μmol)と反応させることにより調製した。淡黄色の固体(128mg、32%)。H NMR (DMSO-d) δ 2.04 (s, 3H), 2.91 (t, 2H, J 5.0), 2.97 (t, 2H, J 5.0), 3.48-3.55 (m, 4H), 6.82 (t, 1H, J 7.0), 7.00 (d, 2H, J 8.0), 7.24 (t, 2H, J 8.0), 7.29 (dd, 1H, J 9.0 & 3.0), 7.39 (d, 1H, J 5.5), 7.42 (dd, 1H, J 9.5 & 2.0), 7.70 (d, 1H, J 9.5), 7.90 (d, 1H, J 9.0), 8.01 (d, 1H, J 3.0), 8.03 (s, 1H), 8.44 (d, 1H, J 5.5), 8.51 (s, 1H), 9.41 (s, 1H), 10.06 (d, 1H, J 2.0). HRMS m/z 506.2418 [M+H]
1-(4-(6-((5-フルオロ-4-(イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン(29)。一般合成手順Kを使用して、3-(2-クロロ-5-フルオロピリミジン-4-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン(249mg、1.00mmol)を1-(4-(6-アミノピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン(232mg、1.05mmol)と反応させることにより調製した。淡黄色の固体(155mg、36%)。H NMR (DMSO-d) δ 2.05 (s, 3H), 3.09 (t, 2H, J 5.0), 3.15 (t, 2H, J 5.0), 3.60 (t, 2H, J 5.0), 3.61 (t, 2H, J 5.0), 7.18 (td, 1H, J 7.0 & 1.0), 7.48 (dd, 1H, J 9.0 & 3.0), 7.59 (dd, 1H, J 7.0 & 1.0), 7.82 (d, 1H, J 9.0), 7.90 (d, 1H, J 9.0), 8.08 (d, 1H, J 3.0), 8.43 (d, 1H, J 4.0), 8.56 (d, 1H, J 3.5), 10.15 (s, 1H), 10.46 (d, 1H, J 7.0). HRMS m/z 433.1895 [M+H]
1-(4-(6-((5-フルオロ-4-(6-フルオロイミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン(30)。一般合成手順Kを使用して、3-(2-クロロ-5-フルオロピリミジン-4-イル)-6-フルオロイミダゾ[1,2-α]ピリジン(267mg、1.00mmol)を1-(4-(6-アミノピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン(232mg、1.05mmol)と反応させることにより調製した。黄色の固体(84mg、19%)。H NMR (DMSO-d) δ 2.05 (s, 3H), 3.08 (t, 2H, J 5.0), 3.15 (t, 2H, J 4.5), 3.61 (s, 4H), 7.48 (dd, 1H, J 9.0 & 2.5), 7.67 (td, 1H, J 9.5 & 2.0), 7.75 (d, 1H, J 8.5), 7.88 (dd, 1H, J 9.5 & 5.5), 8.10 (d, 1H, J 2.5), 8.46 (d, 1H, J 4.0), 8.59 (d, 1H, J 3.5), 10.34 (s, 1H), 10.70 (d, 1H, J 3.5). HRMS m/z 451.1804 [M+H]
1-(4-(6-((5-フルオロ-4-(6-メチルイミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン(31)。一般合成手順Kを使用して、3-(2-クロロ-5-フルオロピリミジン-4-イル)-6-メチルイミダゾ[1,2-a]ピリジン(263mg、1.00mmol)を1-(4-(6-アミノピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン(232mg、1.05mmol)と反応させることにより調製した。黄色の固体(140mg、31%)。H NMR (DMSO-d) δ 2.05 (s, 3H), 2.43 (s, 3H), 3.08 (t, 2H, J 5.0), 3.15 (t, 2H, J 4.5), 3.59 (t, 2H, J 4.5), 3.60 (t, 2H, J 4.5), 7.44 (d, 1H, J 9.0), 7.48 (dd, 1H, J 9.0 & 2.0), 7.72 (d, 1H, J 9.0), 7.96 (d, 1H, J 9.0), 8.07 (d, 1H, J 2.0), 8.38 (d, 1H, J 4.0), 8.55 (d, 1H, J 3.5), 10.00 (s, 1H), 10.17 (s, 1H). HRMS m/z 447.2054 [M+H]
1-(4-(6-((5-フルオロ-4-(6-(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン(32)。一般合成手順Kを使用して、3-(2-クロロ-5-フルオロピリミジン-4-イル)-6-(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン(317mg、1.00mmol)を1-(4-(6-アミノピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン(232mg、1.05mmol)と反応させることにより調製した。黄色の固体(256mg、51%)。H NMR (DMSO-d) δ 2.05 (s, 3H), 3.06 (t, 2H, J 5.0), 3.12 (t, 2H, J 5.0), 3.52-3.64 (m, 4H), 7.40 (dd, 1H, J 9.0 & 3.0), 7.76 (d, 1H, J 9.0), 7.77 (dd, 1H, J 9.5 & 2.0), 8.00 (d, 1H, J 9.0), 8.04 (d, 1H, J 3.0), 8.51 (d, 1H, J 4.0), 8.64 (d, 1H, J 3.5), 10.11 (s, 1H), 10.30 (s, 1H). HRMS m/z 501.1769 [M+H]
1-(4-(6-((4-(6-(ベンゾフラン-3-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン(33)。一般合成手順Jを使用して、10(198mg、401μmol)を2-(ベンゾフラン-3-イル)-4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン(117mg、479μmol)と反応させることにより調製した。オレンジ色の固体(185mg、87%)。H NMR (DMSO-d) δ 2.05 (s, 3H), 2.77 (t, 2H, J 5.0), 2.84 (t, 2H, J 5.0), 3.45-3.54 (m, 4H), 7.03 (dd, 1H, J 9.0 & 2.5), 7.29 (t, 1H, J 7.5), 7.40 (t, 1H, J 8.0), 7.44 (d, 1H, J 5.0), 7.69 (d, 1H, J 8.5), 7.75 (d, 1H, J 3.0), 7.79 (d, 1H, J 8.5), 7.80 (dd, 1H, J 9.0 & 1.5), 7.81 (d, 1H, J 9.5), 7.89 (d, 1H, J 9.0), 8.43 (s, 1H), 8.48 (d, 1H, J 5.5), 8.62 (s, 1H), 9.75 (s, 1H), 10.34 (s, 1H). HRMS m/z 531.2249 [M+H]
1-(4-(6-((4-(6-(1-(フェニルスルホニル)-1H-インドール-3-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン(34)。一般合成手順Kを使用して、10(494mg、1.00mmol)を1-(フェニルスルホニル)-3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1H-インドール(460mg、1.20mmol)と反応させることにより調製した。淡褐色の固体(441mg、66%)。H NMR (DMSO-d) δ 2.04 (s, 3H), 2.72 (t, 2H, J 5.0), 2.76 (t, 2H, J 5.0), 3.42-3.52 (m, 4H), 6.93 (dd, 1H, J 8.5 & 1.5), 7.29 (t, 1H, J 8.0), 7.42 (d, 1H, J 5.5), 7.43 (t, 1H, J 8.0), 7.56 (t, 2H, J 8.0), 7.67 (t, 1H, J 7.5), 7.69 (d, 1H, J 3.0), 7.76 (d, 1H, J 8.0), 7.78 (dd, 1H, J 9.0 & 1.5), 7.80 (d, 1H, J 9.0), 7.85 (d, 1H, J 9.0), 8.07 (d, 1H, J 8.5), 8.11 (d, 2H, J 7.5), 8.28 (s, 1H), 8.48 (d, 1H, J 5.0), 8.58 (s, 1H), 9.78 (s, 1H), 10.34 (s, 1H). HRMS m/z 670.2343 [M+H]
1-(4-(6-((4-(6-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン(35)。一般合成手順Kを使用して、10(198mg、401μmol)をベンゾ[b]チオフェン-3-イルボロン酸(85.4mg、480μmol)と反応させることにより調製した。淡黄色の固体(185mg、84%)。H NMR (DMSO-d) δ 2.05 (s, 3H), 2.70 (t, 2H, J 5.0), 2.77 (t, 2H, J 5.0), 3.43-3.53 (m, 4H), 6.84 (d, 1H, J 8.5), 7.43 (t, 1H, J 7.5), 7.44 (d, 1H, J 6.0), 7.46 (d, 1H, J 7.0), 7.60 (d, 1H, J 2.5), 7.68 (d, 1H, J 9.0), 7.69 (dd, 1H, J 9.5 & 1.5), 7.88 (d, 2H, J 9.0), 7.97 (s, 1H), 8.12 (d, 1H, J 8.0), 8.47 (d, 1H, J 5.5), 8.63 (s, 1H), 9.75 (s, 1H), 10.30 (s, 1H). HRMS m/z 547.2024 [M+H]
1-(4-(6-((4-(6-(1H-インドール-4-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン(36)。一般合成手順Kを使用して、10(198mg、401μmol)を4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1H-インドール(117mg、481μmol)と反応させることにより調製した。オフホワイト色の固体(120mg、57%)。H NMR (DMSO-d) δ 2.06 (s, 3H), 2.68 (t, 2H, J 5.0), 2.71 (t, 2H, J 5.0), 3.49 (t, 2H, J 5.5), 3.51 (t, 2H, J 4.5), 6.58 (app s, 1H), 6.63 (d, 1H, J 7.0), 7.19 (dd, 1H, J 7.0 & 1.0), 7.22 (t, 1H, J 7.5), 7.41-7.44 (m, 1H), 7.42 (d, 1H, J 5.5), 7.51 (d, 1H, J 7.5), 7.55 (d, 1H, J 2.5), 7.62 (d, 1H, J 9.0), 7.76 (dd, 1H, J 9.5 & 2.0), 7.85 (d, 1H, J 9.5), 8.46 (d, 1H, J 5.0), 8.58 (s, 1H), 9.54 (s, 1H), 10.27 (s, 1H), 11.38 (s, 1H). HRMS m/z 530.2426 [M+H]
1-(4-(6-((4-(6-(1H-インドール-2-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン(37)。一般合成手順Kを使用して、10(198mg、401μmol)を2-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1H-インドール(117mg、481μmol)と反応させることにより調製した。黄色の固体(140mg、66%)。H NMR (DMSO-d) δ 2.02 (s, 3H), 2.80 (app s, 2H), 2.84 (app s, 2H), 3.43-3.53 (m, 4H), 6.94 (br s, 1H), 7.04 (t, 1H, J 7.5), 7.16 (t, 1H, J 7.5), 7.19 (app br s, 1H), 7.43 (d, 1H, J 8.0), 7.44 (d, 1H, J 5.5), 7.58 (d, 1H, J 8.0), 7.85 (d, 1H, J 9.5), 7.90-7.98 (m, 1H), 7.96 (dd, 1H, J 9.5 & 1.5), 8.00 (d, 1H, J 9.0), 8.49 (d, 1H, J 5.0), 8.59 (s, 1H), 9.91 (s, 1H), 10.32 (s, 1H), 11.73 (s, 1H). HRMS m/z 530.2431 [M+H]
1-(4-(6-((4-(6-(1-(フェニルスルホニル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-3-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン(38)。一般合成手順Kを使用して、10(494mg、1.00mmol)を1-(フェニルスルホニル)-3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン(461mg、1.20mmol)と反応させることにより調製した。淡黄色の固体(524mg、78%)。H NMR (DMSO-d) δ 2.04 (s, 3H), 2.66 (t, 2H, J 5.0), 2.67 (t, 2H, J 5.0), 3.43 (t, 2H, J 5.5), 3.45 (t, 2H, J 5.0), 6.88 (d, 1H, J 8.5), 7.24 (dd, 1H, J 8.0 & 5.0), 7.40 (d, 1H, J 5.5), 7.60 (t, 2H, J 8.0), 7.61 (d, 1H, J 8.0), 7.69 (d, 1H, J 7.5), 7.71 (dd, 1H, J 10.0 & 2.5), 7.84 (s, 2H), 8.10 (d, 1H, J 8.0), 8.18 (d, 2H, J 7.5), 8.35 (s, 1H), 8.40 (d, 1H, J 5.0), 8.46 (d, 1H, J 5.5), 8.55 (s, 1H), 9.78 (s, 1H), 10.35 (s, 1H). HRMS m/z 671.2319 [M+H]
1-(4-(6-((4-(6-(1-メチル-1H-インドール-2-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン(39)。一般合成手順Kを使用して、10(198mg、401μmol)を1-メチル-2-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1H-インドール(124mg、482μmol)と反応させることにより調製した。黄色の固体(125mg、57%)。H NMR (DMSO-d) δ 2.03 (s, 3H), 2.55 (app s, 4H), 3.76 (s, 3H), 6.76 (s, 1H), 7.05 (d, 1H, J 8.5), 7.10 (t, 1H, J 7.5), 7.23 (t, 1H, J 7.5), 7.45 (d, 1H, J 5.5), 7.52 (d, 2H, J 8.0), 7.62 (d, 1H, J 8.0), 7.69 (d, 2H, J 9.0), 7.87 (d, 1H, J 9.0), 8.47 (d, 1H, J 5.5), 8.65 (s, 1H), 9.94 (s, 1H), 10.45 (s, 1H)(4つのプロトンシグナル(2×CH)がDMSO残留ピークとの重複により観察されなかった)。HRMS m/z 544.2593 [M+H]
1-(4-(6-((4-(6-(1-メチル-1H-インドール-3-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン(40)。一般合成手順Kを使用して、10(198mg、401μmol)を1-メチル-3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1H-インドール(124mg、482μmol)と反応させることにより調製した。ベージュ色の固体(166mg、76%)。H NMR (DMSO-d) δ 2.04 (s, 3H), 2.68 (t, 2H, J 5.0), 2.76 (t, 2H, J 5.0), 3.44-3.52 (m, 4H), 3.85 (s, 3H), 6.88 (dd, 1H, J 9.0 & 2.5), 7.10 (t, 1H, J 7.5), 7.24 (t, 1H, J 7.5), 7.41 (d, 1H, J 5.5), 7.53 (d, 1H, J 8.0), 7.70-7.73 (m, 1H), 7.72 (s, 1H), 7.75-7.80 (m, 3H), 7.82 (d, 1H, J 9.0), 8.47 (d, 1H, J 5.5), 8.54 (s, 1H), 9.58 (s, 1H), 10.22 (s, 1H). HRMS m/z 544.2587 [M+H]
1-(4-(6-((4-(6-(1H-インドール-3-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン(41)。一般合成手順Lに従って38(335mg、500μmol)を脱保護することにより調製した。黄色の固体(200mg、75%)。H NMR (DMSO-d) δ 2.04 (s, 3H), 2.72 (t, 2H, J 5.0), 2.76 (t, 2H, J 5.0), 3.45 (t, 2H, J 5.0), 3.48 (t, 2H, J 5.0), 6.84 (dd, 1H, J 9.0 & 2.5), 7.08 (t, 1H, J 7.5), 7.18 (t, 1H, J 7.5), 7.41 (d, 1H, J 5.0), 7.49 (d, 1H, J 8.0), 7.70 (d, 1H, J 3.0), 7.78 (d, 1H, J 9.0), 7.78-7.84 (m, 4H), 8.47 (d, 1H, J 5.0), 8.54 (s, 1H), 8.55 (s, 1H), 10.23 (s, 1H), 11.50 (s, 1H). HRMS m/z 530.2410 [M+H]
1-(4-(6-((4-(6-(1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-3-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン(42)。一般合成手順Lに従って42(336mg、501μmol)を脱保護することにより調製した。黄色の固体(186mg、70%)。H NMR (DMSO-d) δ 2.05 (s, 3H), 2.71 (t, 2H, J 5.0), 2.76 (t, 2H, J 5.0), 3.47 (t, 2H, J 5.0), 3.50 (t, 2H, J 5.0), 6.87 (dd, 1H, J 9.0 & 3.0), 7.03 (dd, 1H, J 7.5 & 5.5), 7.42 (d, 1H, J 5.5), 7.67 (d, 1H, J 3.0), 7.75 (d, 1H, J 9.0), 7.81-7.84 (m, 2H), 7.97 (s, 1H), 8.10 (dd, 1H, J 7.5 & 1.5), 8.26 (dd, 1H, J 5.5 & 1.5), 8.47 (d, 1H, J 5.0), 8.55 (s, 1H), 9.70 (s, 1H), 10.27 (s, 1H), 12.01 (br s, 1H). HRMS m/z 531.2367 [M+H]
1-(4-(6-((4-(6-ヨードイミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン(43)。一般合成手順Iを使用して、(E)-3-(ジメチルアミノ)-1-(6-ヨードイミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)プロパ-2-エン-1-オン(342mg、1.00mmol)を1-(5-(4-アセチルピペラジン-1-イル)ピリジン-2-イル)グアニジン2,2,2-トリフルオロアセタート(452mg、1.20mmol)と反応させることにより調製した。黄色の固体(305mg、56%)。H NMR (DMSO-d) δ 2.05 (s, 3H), 3.10 (t, 2H, J 5.0), 3.16 (t, 2H, J 5.0), 3.59 (t, 2H, J 5.5), 3.60 (t, 2H, J 5.5), 7.42 (d, 1H, J 5.0), 7.50 (dd, 1H, J 9.0 & 3.0), 7.59 (d, 1H, J 9.5), 7.69 (dd, 1H, J 9.0 & 1.5), 7.89 (d, 1H, J 9.0), 8.13 (d, 1H, J 3.0), 8.45 (d, 1H, J 5.0), 8.55 (s, 1H), 10.05 (s, 1H), 10.24 (s, 1H). HRMS m/z 541.0951 [M+H]
1-(4-(6-((4-(イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)-5-メチルピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン(44)。一般合成手順Kを使用して、3-(2-クロロ-5-メチルピリミジン-4-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン(245mg、1.00mmol)を1-(4-(6-アミノピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン(232mg、1.05mmol)と反応させることにより調製した。淡黄色の固体(120mg、28%)。H NMR (DMSO-d) δ 2.05 (s, 3H), 2.43 (s, 3H), 3.07 (t, 2H, J 4.5), 3.14 (t, 2H, J 4.5), 3.59 (t, 2H, J 4.5), 3.60 (t, 2H, J 4.5), 7.09 (t, 1H, J 7.0), 7.45 (dd, 1H, J 9.0 & 2.0), 7.50 (t, 1H, J 8.0), 7.76 (d, 1H, J 9.0), 7.92 (d, 1H, J 9.0), 8.07 (d, 1H, J 2.0), 8.34 (s, 1H), 8.42 (s, 1H), 9.80 (s, 1H), 10.22 (d, 1H, J 7.0). HRMS m/z 429.2149 [M+H]
4-(6-ブロモイミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)-N-(5-(4-メチルピペラジン-1-イル)ピリジン-2-イル)ピリミジン-2-アミン(45)。一般合成手順Iを使用して、(E)-1-(6-ブロモイミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)-3-(ジメチルアミノ)プロパ-2-エン-1-オン(295mg、1.00mmol)を1-(5-(4-メチルピペラジン-1-イル)ピリジン-2-イル)グアニジン(555mg、1.20mmol)と反応させることにより調製した。黄色の固体(294mg、63%)。H NMR (DMSO-d) δ 2.22 (s, 3H), 2.48 (t, 4H, J 4.0), 3.14 (t, 4H, J 4.0), 7.42 (d, 1H, J 5.5), 7.44 (dd, 1H, J 9.0 & 2.5), 7.60 (d, 1H, J 9.5), 7.73 (d, 1H, J 9.5), 7.84 (d, 1H, J 8.5), 8.10 (app s, 1H), 8.45 (d, 1H, J 5.0), 8.63 (s, 1H), 10.10 (s, 1H), 10.29 (s, 1H). HRMS m/z 465.1145 [M(79Br)+H], 467.1125 [M(81Br)+H]
N-(5-(4-メチルピペラジン-1-イル)ピリジン-2-イル)-4-(6-フェニルイミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-アミン(46)。一般合成手順Jを使用して、45(186mg、400μmol)をフェニルボロン酸(58.5mg、480μmol)と反応させることにより調製した。黄色の固体(126mg、68%)。H NMR (DMSO-d) δ 2.22 (s, 3H), 2.43 (t, 4H, J 4.5), 2.96 (t, 4H, J 5.0), 7.11 (d, 1H, J 8.0), 7.41 (d, 1H, J 5.5), 7.44 (d, 1H, J 7.0), 7.48 (t, 2H, J 7.5), 7.68 (d, 2H, J 7.5), 7.76 (d, 1H, J 9.0), 7.78-7.84 (m, 2H), 7.84 (d, 1H, J 9.5), 8.46 (d, 1H, J 5.5), 8.58 (s, 1H), 9.88 (s, 1H), 10.18 (s, 1H). HRMS m/z 463.2354 [M+H]
N-(5-ブロモピリジン-2-イル)-4-(イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-アミン(47)。一般合成手順Iを使用して、(E)-3-(ジメチルアミノ)-1-(イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)プロパ-2-エン-1-オン(216mg、1.00mmol)を1-(5-ブロモピリジン-2-イル)グアニジン2,2,2-トリフルオロアセタート(395mg、1.20mmol)と反応させることにより調製した。白色の固体(225mg、61%)。H NMR (DMSO-d) δ 7.15 (t, 1H, J 7.0), 7.51 (t, 1H, J 8.5), 7.53 (d, 1H, J 5.5), 7.76 (d, 1H, J 9.0), 7.98 (d, 1H, J 9.0), 8.24 (d, 1H, J 9.0), 8.44 (s, 1H), 8.50 (d, 1H, J 5.5), 8.65 (s, 1H), 10.40 (d, 1H, J 7.0), 10.51 (s, 1H). HRMS m/z 367.0308 [M(79Br)+H], 369.0288 [M(81Br)+H]
4-(イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)-N-(5-(4-(メチルスルホニル)ピペラジン-1-イル)ピリジン-2-イル)ピリミジン-2-アミン(48)。一般合成手順Iを使用して、(E)-3-(ジメチルアミノ)-1-(イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)プロパ-2-エン-1-オン(173mg、804μmol)を1-(5-(4-(メチルスルホニル)ピペラジン-1-イル)ピリジン-2-イル)グアニジン2,2,2-トリフルオロアセタート(398mg、965μmol)と反応させることにより調製した。黄色の固体(246mg、68%)。H NMR (DMSO-d) δ 2.94 (s, 3H), 3.26 (t, 4H, J 5.0), 3.27 (t, 4H, J 5.0), 7.12 (t, 2H, J 7.0), 7.43 (d, 1H, J 5.5), 7.47-7.53 (m, 1H), 7.76 (d, 1H, J 9.0), 8.05 (d, 1H, J 9.0), 8.10 (s, 1H), 8.44 (d, 1H, J 5.5), 8.63 (s, 1H), 10.06 (s, 1H), 10.40 (d, 1H, J 7.0). HRMS m/z 451.1660 [M+H]
1-エチル-4-(6-((4-(イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アンモニオ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イウムホルマート(49)。一般合成手順Iを使用して(E)-3-(ジメチルアミノ)-1-(イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)プロパ-2-エン-1-オン(173mg、804μmol)を1-(5-(4-エチルピペラジン-1-イル)ピリジン-2-イル)グアニジン2,2,2-トリフルオロアセタート(459mg、964μmol)と反応させ、フラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、DCMからDCM:CHOH:HO中32%NH=455:45:1へと勾配)、続いて、分取RP-HPLC(20分かけて、ギ酸0.1%を含むHO中0%~25%CHOHの勾配)により精製することにより調製した。黄色の固体(60mg、17%)。H NMR (CDOD) δ 1.32 (t, 3H, J 7.5), 3.01 (q, 2H, J 7.5), 3.18 (t, 4H, J 5.0), 3.39 (t, 4H, J 5.0), 7.11 (t, 1H, J 7.0), 7.35 (d, 1H, J 5.5), 7.52 (ddd, 1H, J 8.5 & 7.0 & 1.0), 7.54 (dd, 1H, J 9.0 & 3.0), 7.70 (d, 1H, J 9.0), 7.97 (d, 1H, J 9.0), 8.06 (d, 1H, J 3.0), 8.41 (d, 1H, J 5.5), 8.42 (s, 1H), 8.44 (s, 1H), 10.12 (d, 1H, J 7.0). HRMS m/z 401.2198 [M-HCOO
4-(6-ブロモイミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)-N-(5-(4-(メチルスルホニル)ピペラジン-1-イル)ピリジン-2-イル)ピリミジン-2-アミン(50)。一般合成手順Iを使用して、(E)-1-(6-ブロモイミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)-3-(ジメチルアミノ)プロパ-2-エン-1-オン(177mg、602μmol)を1-(5-(4-(メチルスルホニル)ピペラジン-1-イル)ピリジン-2-イル)グアニジン2,2,2-トリフルオロアセタート(298mg、723μmol)と反応させることにより調製した。黄色の固体(225mg、71%)。H NMR (DMSO-d) δ 2.93 (s, 3H), 3.25 (t, 4H, J 5.0), 3.27 (t, 4H, J 5.0), 7.43 (d, 1H, J 5.5), 7.50 (dd, 1H, J 9.0 & 2.5), 7.61 (d, 1H, J 9.5), 7.73 (d, 1H, J 9.5), 7.89 (br d, 1H, J 9.0), 8.14 (d, 1H, J 2.5), 8.46 (d, 1H, J 5.0), 8.63 (s, 1H), 10.17 (s, 1H), 10.30 (s, 1H). HRMS m/z 529.0764 [M(79Br)+H], 531.0743 [M(81Br)+H]
N-(5-フルオロピリジン-2-イル)-4-(イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-アミン(51)。一般合成手順Iを使用して、(E)-3-(ジメチルアミノ)-1-(イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)プロパ-2-エン-1-オン(129mg、599μmol)を1-(5-フルオロピリジン-2-イル)グアニジン2,2,2-トリフルオロアセタート(193mg、720μmol)と反応させることにより調製した。ベージュ色の固体(82mg、44%)。H NMR (DMSO-d) δ 7.15 (t, 1H, J 7.0), 7.50 (d, 1H, J 5.5), 7.52 (t, 1H, J 7.5), 7.73 (dd, 1H, J 9.0 & 3.0), 7.76 (d, 1H, J 9.0), 8.24 (dd, 1H, J 9.0 & 4.0), 8.34 (d, 1H, J 3.0), 8.48 (d, 1H, J 5.5), 8.64 (s, 1H), 10.38 (s, 1H), 10.39 (d, 1H, J 7.5). HRMS m/z 307.1104 [M+H]
N-(5-クロロピリジン-2-イル)-4-(イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-アミン(52)。一般合成手順Iを使用して、(E)-3-(ジメチルアミノ)-1-(イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)プロパ-2-エン-1-オン(130mg、604μmol)を1-(5-クロロピリジン-2-イル)グアニジン2,2,2-トリフルオロアセタート(205mg、720μmol)と反応させることにより調製した。白色の固体(68mg、35%)。H NMR (DMSO-d) δ 7.15 (t, 1H, J 7.0), 7.52 (t, 1H, J 9.0), 7.53 (d, 1H, J 5.5), 7.76 (d, 1H, J 9.0), 7.88 (d, 1H, J 9.0), 8.28 (d, 1H, J 9.0), 8.37 (s, 1H), 8.50 (d, 1H, J 5.5), 8.65 (s, 1H), 10.41 (d, 1H, J 7.0), 10.52 (s, 1H). HRMS m/z 323.0806 [M(35Cl)+H], 325.0778 [M(37Cl)+H]
4-(イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)-N-(5-ヨードピリジン-2-イル)ピリミジン-2-アミン(53)。一般合成手順Iを使用して、(E)-3-(ジメチルアミノ)-1-(イミダゾ[1,2-α]ピリジン-3-イル)プロパ-2-エン-1-オン(130mg、604μmol)を1-(5-ヨードピリジン-2-イル)グアニジン2,2,2-トリフルオロアセタート(271mg、721μmol)と反応させることにより調製した。白色の固体(41mg、16%)。H NMR (DMSO-d) δ 7.14 (t, 1H, J 7.0), 7.52 (t, 1H, J 9.5), 7.53 (d, 1H, J 6.0), 7.76 (d, 1H, J 9.0), 8.08 (d, 1H, J 8.5), 8.16 (d, 1H, J 9.0), 8.50 (d, 1H, J 5.0), 8.54 (s, 1H), 8.66 (s, 1H), 10.42 (d, 1H, J 7.0), 10.49 (s, 1H). HRMS m/z 415.0165 [M+H]
N-(5-(4-(メチルスルホニル)ピペラジン-1-イル)ピリジン-2-イル)-4-(6-フェニルイミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-アミン(54)。一般合成手順Jを使用して、54(159mg、300μmol)をフェニルボロン酸(43.9mg、360μmol)と反応させることにより調製した。黄色の固体(140mg、89%)。H NMR (DMSO-d) δ 2.94 (s, 3H), 3.07 (t, 4H, J 4.5), 3.22 (t, 4H, J 4.5), 7.16 (d, 1H, J 8.0), 7.42 (d, 1H, J 5.5), 7.46 (t, 1H, J 7.0), 7.49 (t, 2H, J 7.0), 7.68 (d, 2H, J 7.0), 7.77 (d, 1H, J 9.5), 7.82-7.88 (m, 3H), 8.47 (d, 1H, J 5.0), 8.59 (s, 1H), 9.96 (s, 1H), 10.19 (s, 1H). HRMS m/z 527.1970 [M+H]
4-(イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)-N-(5-メチルピリジン-2-イル)ピリミジン-2-アミン(55)。一般合成手順Iを使用して、(E)-3-(ジメチルアミノ)-1-(イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)プロパ-2-エン-1-オン(130mg、604μmol)を1-(5-メチルピリジン-2-イル)グアニジン2,2,2-トリフルオロアセタート(191mg、723μmol)と反応させることにより調製した。ベージュ色の固体(70mg、38%)。H NMR (DMSO-d) δ 2.26 (s, 3H), 7.13 (t, 1H, J 7.0), 7.46 (d, 1H, J 5.0), 7.51 (t, 1H, J 8.5), 7.60 (d, 1H, J 8.5), 7.75 (d, 1H, J 9.0), 8.08 (d, 1H, J 8.5), 8.18 (s, 1H), 8.46 (d, 1H, J 5.0), 8.62 (s, 1H), 10.14 (s, 1H), 10.42 (d, 1H, J 6.5). HRMS m/z 303.1361 [M+H]
1-(4-(6-((4-(イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)プロパン-1-オン(56)。CHCl(10mL)中の1(92mg、0.25mmol)の懸濁液にTEA(36μL、0.26mmol)を添加した。反応混合物を氷浴上で冷却し、塩化プロピオニル(0.22mL、2.5mmol)を滴下添加した。反応混合物を加温し、終夜、50℃で加熱し、室温に冷却し、減圧下で濃縮した。残渣をHO中32%NH(5mL)と混合し、減圧下で濃縮し、フラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、DCMからDCM:CHOH=94:6へと勾配)により精製して、61を淡黄色の固体(60mg、57%)として得た。H NMR (DMSO-d) δ 1.01 (t, 3H, J 7.5), 2.37 (q, 2H, J 7.5), 3.09 (t, 2H, J 5.0), 3.14 (t, 2H, J 5.0), 3.58-3.66 (m, 4H), 7.12 (t, 1H, J 7.0), 7.42 (d, 1H, J 5.5), 7.48 (dd, 1H, J 8.5 & 2.0), 7.51 (t, 1H, J 8.0), 7.75 (d, 1H, J 9.0), 8.03 (d, 1H, J 9.0), 8.08 (s, 1H), 8.44 (d, 1H, J 5.5), 8.62 (s, 1H), 10.02 (s, 1H), 10.39 (d, 1H, J 7.0). HRMS m/z 429.2145 [M+H]
1-(4-(6-((4-(6-(1H-ピラゾール-3-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン(57)。一般合成手順Jを使用して、10(198mg、401μmol)を3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1H-ピラゾール(93.1mg、480μmol)と反応させることにより調製した。淡茶色の固体(60mg、31%)。H NMR (DMSO-d) δ 2.05 (s, 3H), 3.02 (t, 2H, J 5.0), 3.08 (t, 2H, J 5.0), 3.58 (t, 2H, J 5.0), 3.59 (t, 2H, J 5.0), 6.77 (s, 1H), 7.33 (br s, 1H), 7.43 (d, 1H, J 5.0), 7.81 (app d, 2H, J 9.0), 7.96 (br s, 1H), 8.02 (app s, 2H), 8.47 (d, 1H, J 5.0), 8.58 (s, 1H), 9.88 (br s, 1H), 10.23 (br s, 1H), 13.06 (br s, 1H). HRMS m/z 481.2199 [M+H]
1-(4-(6-((4-(6-(1-メチル-1H-ピラゾール-3-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン(58)。一般合成手順Jを使用して、10(198mg、401μmol)を1-メチル-3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1H-ピラゾール(100mg、481μmol)と反応させることにより調製した。黄色の固体(44mg、22%)。H NMR (DMSO-d) δ 2.06 (s, 3H), 2.99 (t, 2H, J 5.0), 3.06 (t, 2H, J 5.0), 3.59 (app s, 4H), 3.86 (s, 3H), 6.57 (s, 1H), 7.26 (dd, 1H, J 8.0 & 1.0), 7.45 (d, 1H, J 5.5), 7.56 (s, 1H), 7.58 (d, 1H, J 9.5), 7.78 (s, 1H), 7.84 (d, 1H, J 9.0), 7.85 (d, 1H, J 9.0), 8.47 (d, 1H, J 5.5), 8.67 (s, 1H), 10.10 (s, 1H), 10.37 (s, 1H). HRMS m/z 495.2368 [M+H]
1-(4-(6-((4-(6-(1-(ジフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン(59)。一般合成手順Jを使用して、10(198mg、401μmol)を1-(ジフルオロメチル)-4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1H-ピラゾール(117mg、479μmol)と反応させることにより調製した。黄色の固体(156mg、73%)。H NMR (DMSO-d) δ 2.04 (s, 3H), 3.01 (t, 2H, J 5.0), 3.08 (t, 2H, J 5.0), 3.57 (t, 2H, J 5.0), 3.58 (t, 2H, J 5.0), 7.34 (d, 1H, J 9.0), 7.42 (d, 1H, J 5.5), 7.85 (app s, 2H), 7.87 (t, 1H, J 59.0), 7.88-8.02 (m, 2H), 8.32 (s, 1H), 8.45 (d, 1H, J 5.5), 8.58 (s, 1H), 8.85 (s, 1H), 10.08 (s, 1H), 10.19 (s, 1H). HRMS m/z 531.2175 [M+H]
tert-ブチル4-(4-(3-(2-((5-(4-アセチルピペラジン-1-イル)ピリジン-2-イル)アミノ)ピリミジン-4-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-6-イル)-1H-ピラゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキシラート(60)。一般合成手順Jを使用して、10(198mg、401μmol)をtert-ブチル4-(4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1H-ピラゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキシラート(181mg、480μmol)と反応させることにより調製した。黄色の固体(116mg、44%)。H NMR (DMSO-d) δ 1.42 (s, 9H), 1.74-1.86 (m, 2H), 2.01-2.06 (m, 2H), 2.05 (s, 3H), 2.94 (app br s, 2H), 3.01 (t, 2H, J 5.0), 3.09 (t, 2H, J 5.0), 3.55-3.60 (m, 4H), 4.06 (d, 2H, J 11.0), 4.32-4.42 (m, 1H), 7.32 (dd, 1H, J 8.5 & 2.0), 7.40 (d, 1H, J 5.5), 7.73 (d, 1H, J 9.5), 7.77 (d, 1H, J 9.5), 7.88 (br s, 1H), 7.96 (d, 1H, J 9.0), 8.01 (d, 1H, J 2.0), 8.34 (s, 1H), 8.44 (d, 1H, J 5.5), 8.54 (s, 1H), 9.98 (s, 1H), 10.06 (s, 1H). HRMS m/z 664.3456 [M+H]
1-(4-(6-((4-(6-(5-メチルフラン-2-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン(61)。一般合成手順Jを使用して、10(198mg、401μmol)を4,4,5,5-テトラメチル-2-(5-メチルフラン-2-イル)-1,3,2-ジオキサボロラン(100mg、481μmol)と反応させることにより調製した。黄色の固体(140mg、71%)。H NMR (DMSO-d) δ 2.04 (s, 3H), 2.24 (s, 3H), 3.00 (t, 2H, J 5.0), 3.06 (t, 2H, J 4.0), 3.57 (t, 2H, J 5.0), 3.58 (t, 2H, J 5.0), 6.24 (d, 1H, J 2.5), 6.90 (d, 1H, J 2.5), 7.26 (dd, 1H, J 9.0 & 2.5), 7.41 (d, 1H, J 5.0), 7.75 (d, 1H, J 9.5), 7.80 (d, 1H, J 9.5), 7.94 (d, 1H, J 9.0), 8.01 (d, 1H, J 2.5), 8.48 (d, 1H, J 5.0), 8.55 (s, 1H), 9.86 (s, 1H), 10.10 (s, 1H). HRMS m/z 495.2244 [M+H]
4-(6-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)-N-(5-(4-メチルピペラジン-1-イル)ピリジン-2-イル)ピリミジン-2-アミン(62)。一般合成手順Jを使用して、49(233mg、501μmol)を1-メチル-4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1H-ピラゾール(125mg、601μmol)と反応させることにより調製した。黄色の固体(78mg、33%)。H NMR (DMSO-d) δ 2.24 (s, 3H), 2.48 (t, 4H, J 5.0), 3.06 (t, 4H, J 5.0), 3.89 (s, 3H), 7.29 (d, 1H, J 9.0), 7.40 (d, 1H, J 5.0), 7.70 (d, 1H, J 9.5), 7.77 (d, 1H, J 9.0), 7.94 (d, 1H, J 9.0), 7.96 (s, 1H), 7.98 (s, 1H), 8.15 (s, 1H), 8.43 (d, 1H, J 5.0), 8.55 (s, 1H), 9.96 (s, 1H), 10.06 (s, 1H). HRMS m/z 467.2416 [M+H]
tert-ブチル4-(3-(2-((5-(4-アセチルピペラジン-1-イル)ピリジン-2-イル)アミノ)ピリミジン-4-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-6-イル)-3,6-ジヒドロピリジン-1(2H)-カルボキシラート(63)。一般合成手順Jを使用して、10(198mg、401μmol)をtert-ブチル4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-3,6-ジヒドロピリジン-1(2H)-カルボキシラート(149mg、482μmol)と反応させることにより調製した。ベージュ色の固体(198mg、83%)。H NMR (DMSO-d) δ 1.42 (s, 9H), 2.04 (s, 3H), 2.45 (app s, 2H), 3.06 (t, 2H, J 5.0), 3.13 (t, 2H, J 5.0), 3.52 (t, 2H, J 5.0), 3.58 (t, 2H, J 5.0), 3.59 (t, 2H, J 5.0), 3.99 (app s, 2H), 6.19 (s, 1H), 7.39 (d, 1H, J 5.5), 7.43 (dd, 1H, J 9.0 & 3.0), 7.65 (d, 1H, J 9.5), 7.72 (d, 1H, J 9.5), 7.93 (d, 1H, J 9.0), 8.04 (d, 1H, J 2.5), 8.45 (d, 1H, J 5.0), 8.54 (s, 1H), 9.83 (s, 1H), 9.86 (s, 1H). HRMS m/z 596.3094 [M+H]
tert-ブチル6-((4-(イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)-3’,6’-ジヒドロ-[3,4’-ビピリジン]-1’(2’H)-カルボキシラート(64)。一般合成手順Jを使用して、51(147mg、400μmol)をtert-ブチル4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-3,6-ジヒドロピリジン-1(2H)-カルボキシラート(149mg、482μmol)と反応させることにより調製した。淡オレンジ色の固体(100mg、53%)。H NMR (DMSO-d) δ 1.43 (s, 9H), 3.56 (t, 2H, J 5.0), 4.02 (app s, 2H), 6.20 (s, 1H), 7.14 (t, 1H, J 7.0), 7.51 (d, 1H, J 5.5), 7.52 (td, 1H, J 7.0 & 1.0), 7.77 (d, 1H, J 9.0), 7.87 (dd, 1H, J 8.5 & 2.0), 8.20 (d, 1H, J 9.0), 8.43 (d, 1H, J 2.0), 8.50 (d, 1H, J 5.5), 8.66 (s, 1H), 10.38 (s, 1H), 10.45 (d, 1H, J 7.0)(2つのプロトンシグナル(CH)がDMSO残留ピークとの重複により観察されなかった)。HRMS m/z 470.2298 [M+H]
N-(5-(4-メチルピペラジン-1-イル)ピリジン-2-イル)-4-(6-(ピリジン-3-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-アミン(65)。一般合成手順Jを使用して、49(233mg、501μmol)をピリジン-3-イルボロン酸(73.8mg、600μmol)と反応させることにより調製した。黄色の固体(111mg、48%)。H NMR (DMSO-d) δ 2.23 (s, 3H), 2.45 (t, 4H, J 5.0), 3.00 (t, 4H, J 4.5), 7.20 (d, 1H, J 7.5), 7.42 (d, 1H, J 5.0), 7.52 (dd, 1H, J 7.5 & 5.0), 7.81 (d, 1H, J 9.5), 7.85 (s, 1H), 7.88 (d, 1H, J 9.0), 7.91 (d, 1H, J 9.0), 8.10 (d, 1H, J 7.5), 8.46 (d, 1H, J 5.5), 8.63 (s, 1H), 8.64 (d, 1H, J 7.0), 8.98 (s, 1H), 10.08 (s, 1H), 10.30 (s, 1H). HRMS m/z 464.2306 [M+H]
N-(5-(4-メチルピペラジン-1-イル)ピリジン-2-イル)-4-(6-(ピリミジン-5-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-アミン(66)。一般合成手順Jを使用して、49(233mg、501μmol)を5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)ピリミジン(124mg、602μmol)と反応させることにより調製した。黄色の固体(175mg、75%)。H NMR (DMSO-d) δ 2.23 (s, 3H), 2.46 (app s, 4H), 3.05 (app s, 4H), 7.29 (d, 1H, J 6.5), 7.45 (d, 1H, J 4.0), 7.88 (d, 1H, J 9.5), 7.90 (s, 1H), 7.93 (d, 1H, J 9.0), 8.01 (d, 1H, J 6.0), 8.48 (d, 1H, J 3.5), 8.68 (s, 1H), 9.21 (s, 2H), 9.27 (s, 1H), 10.18 (br s, 1H), 10.42 (s, 1H). HRMS m/z 465.2263 [M+H]
4-(6-(1H-ピラゾール-4-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)-N-(5-(4-メチルピペラジン-1-イル)ピリジン-2-イル)ピリミジン-2-アミン(67)。一般合成手順Jを使用して、49(233mg、501μmol)をtert-ブチル4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1H-ピラゾール-1-カルボキシラート(177mg、601μmol)と反応させることにより調製した。黄色の固体(80mg、35%)。H NMR (DMSO-d) δ 2.23 (s, 3H), 2.46 (t, 4H, J 5.0), 3.08 (t, 4H, J 5.0), 7.31 (dd, 1H, J 9.0 & 1.5), 7.40 (d, 1H, J 5.5), 7.77 (s, 2H), 7.99 (s, 1H), 8.00 (d, 1H, J 9.0), 8.06 (br s, 1H), 8.37 (br s, 1H), 8.44 (d, 1H, J 5.5), 8.56 (s, 1H), 10.04 (s, 1H), 10.11 (s, 1H), 13.07 (br s, 1H). HRMS m/z 453.2259 [M+H]
N-(5-((4-エチルピペラジン-1-イル)メチル)ピリジン-2-イル)-5-フルオロ-4-(6-フェニルイミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-アミン(68)。一般合成手順Kを使用して、3-(2-クロロ-5-フルオロピリミジン-4-イル)-6-フェニルイミダゾ[1,2-a]ピリジン(250mg、770μmol)を5-((4-エチルピペラジン-1-イル)メチル)ピリジン-2-アミン(181mg、821μmol)と反応させることにより調製した。ベージュ色の固体(163mg、42%)。H NMR (DMSO-d) δ 0.98 (app s, 3H), 2.00-2.50 (m, 10H), 3.27 (s, 2H), 7.39 (d, 1H, J 8.5), 7.42-7.51 (m, 1H), 7.47 (d, 2H, J 7.0), 7.68 (d, 2H, J 6.5), 7.85 (d, 1H, J 8.5), 7.86 (s, 2H), 7.20 (d, 1H, J 9.5), 8.45 (d, 1H, J 3.0), 8.67 (s, 1H), 10.27 (s, 1H), 10.36 (s, 1H). HRMS m/z 509.2572 [M+H]
N-(5-(4-(ジメチルアミノ)ピペリジン-1-イル)ピリジン-2-イル)-5-フルオロ-4-(6-フェニルイミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-アミン(69)。一般合成手順Kを使用して、3-(2-クロロ-5-フルオロピリミジン-4-イル)-6-フェニルイミダゾ[1,2-a]ピリジン(380mg、1.17mmol)を5-(4-(ジメチルアミノ)ピペリジン-1-イル)ピリジン-2-アミン(381mg、1.73mol)と反応させることにより調製した。黄色の固体(17mg、3%)。H NMR (DMSO-d) δ 1.44 (app q, 2H, J 12.0), 1.80 (d, 2H, J 11.5), 2.10-2.20 (m, 1H), 2.20 (s, 6H), 3.43 (d, 2H, J 11.0), 7.09 (d, 1H, J 9.0), 7.41-7.51 (m, 1H), 7.47 (d, 2H, J 7.5), 7.66 (d, 1H, J 8.5), 7.68 (d, 2H, J 7.0), 7.73 (s, 1H), 7.84 (d, 1H, J 9.0), 7.90 (d, 1H, J 9.5), 8.41 (d, 1H, J 3.5), 8.61 (d, 1H, J 2.0), 9.99 (s, 1H), 10.20 (s, 1H)(2つのシグナル(CH)がHOまたはDMSO残留ピークとの重複により観察されなかった)。HRMS m/z 509.2572 [M+H]
実施例2 生物学的活性
キナーゼアッセイ
FLT3(WT)、FLT3(ITD)及びFLT3(D835Y)及びCDKの阻害を、ADP Glo Kinaseアッセイ(Promega Corporation、Madison、WI、USA)を使用して決定した。例えば、FLT3キナーゼ反応を、緩衝液(40nM Tris塩基pH7.5、20mM MgCl、0.4mM DTT、0.1mg/mL BSA)、Poly(4:1)Glu,Tyrペプチド基質、各キナーゼのためのK ATP(FLT3-WT:200μM、FLT3-ITD:100μM及びFLT3-D835Y:35μM)及び各FLT3キナーゼ(FLT3-WT:20nM、FLT3-ITD:20nM及びFLT3-D835Y:5nM)を用いて、それぞれ5μLの全アッセイ体積で実行する。1:3の系列希釈液を試験化合物について、10の濃度(10μM~0.5nM)で調製した。キナーゼ反応を最適化された時間(FLT3-WT:120分、FLT3-ITD:80分、FLT3-D835Y:100分)にわたって室温で実行し、次いで、反応を、ADP Glo試薬5μLを添加することにより停止した。室温、暗所で40分間にわたってインキュベートした後に、キナーゼ検出試薬8μLを各ウェルに添加し、30~40分間にわたってインキュベートした。ルミネセンスを、EnVision Multilabelプレートリーダー(PerkinElmer、Buckinghamshire、UK)を用いて、1ウェルあたり1秒の積分時間で測定した。陽性及び陰性対照をそれぞれ、0.5%DMSO中で、各FLT3キナーゼの存在及び非存在下で実行した。同様に、CDK4/D1及びCDK6/D3でのキナーゼ反応を、反応緩衝液(40nM Tris塩基pH7.5、20mM MgCl、0.4mM DTT)、0.1mg/ml BSA及びRB-CTF基質(網膜芽細胞腫タンパク質1 C末端画分)を用いて実行した。CDK9/サイクリンT1では、キナーゼ反応を、標準的なアッセイ緩衝液及びKinase Dilution Buffer及びRBER-IRStide基質を用いて実行した。50%阻害(IC50)値を、4パラメーターロジスティック非線形回帰モデルをGraphpad prism(Version 6.0)で用いて計算した。見掛け阻害定数(K)値を、それぞれのキナーゼでのK(ATP)及びIC50値から計算した。結果を表2に示す。
増殖アッセイ
以前に報告されたとおりに(Wang S et al.,J Med Chem 47:1662-1675,2004及びDiab S.et al.CheMedChem 9:962-972、2014)、実施例1からの化合物を、それぞれ固形腫瘍細胞系及び白血病細胞系での標準的なMTT(3-(4,5-ジメチルチアゾール-2-イル)-2,5-ジフェニルテトラゾリウムブロミド)及びレザズリンアッセイに掛けた。細胞増殖の50%を阻害するために必要とされる化合物濃度(GI50)を、非線形回帰分析を用いて計算した。結果を表2に示す。

Figure 2022539849000024
Figure 2022539849000025
Figure 2022539849000026
Figure 2022539849000027
本明細書及び次の特許請求の範囲を通じて、文脈が別段に必要としない限り、「含む(comprise)」及び「含む(include)」という単語ならびに「含むこと(comprising)」及び「含むこと(including)」などの変化形は、規定の整数または整数群を内包するが、任意の他の整数または整数群を排除するものではないことを意味すると理解されるであろう。
本明細書における何らかの従来技術についての言及は、そのような従来技術が共通の一般的知識の一部を形成しているという示唆の何らかの形態での承認と解釈されるものではなく、またそのように解釈されるべきでもない。
本開示は、その使用を記載の特定の用途に限定するものではないことは当業者には分かるであろう。本開示は、本明細書において記載または図示されている特定の要素及び/または特徴に関して、その好ましい実施形態に制限されることもない。本開示は、開示の1つまたは複数の実施形態に限定されず、次の特許請求の範囲に記載及び定義されているとおりの本開示の範囲から逸脱することなく、多くの再編成、変更及び置換が可能であることも分かるであろう。

Claims (18)

  1. 式Iの化合物:
    Figure 2022539849000028

    [式中、
    、R、R、R、R及びRはそれぞれ、H、アルキル、アルキル-R、アリール、アリール-R、アラルキル、アラルキル-R、脂環式、ヘテロアリール、複素環式、ハロゲン、NO、CN、CF、OH、O-アルキル、COR、COOR、O-アリール、O-R、NH、NH-アルキル、NH-アリール、N-(アルキル)、N-(アリール)、N-(アルキル)(アリール)、NH-R、NH-アルキル-N(アルキル)、N-(R)(R)、N-(アルキル)(R)、N-(アリール)(R)、COOH、CONH、CONH-アルキル、CONH-アリール、CON-(アルキル)(R)、CON(アリール)(R)、CONH-R、CON-(R)(R)、SH-アルキル、SOH、SO-アルキル、SO-アルキル-R、SO-アリール、SO-アリール-R、SONH、SONH-R、SON-(R)(R)、CO-アルキル、CO-アルキル-R、CO-アリール、CO-アリール-R及びRからなる群から独立に選択され、前記アルキル、アリール、アラルキル、脂環式及び複素環式基は、ハロゲン、CN、OH、アルキル(例えば、C1~6アルキル)、O-C1~6アルキル(例えば、O-メチル)、アミノ(例えば、NH)、COOH、CONH、CFCH(F)またはC1~6アルキル、CH(F)、COO-C1~6アルキル(例えば、COO-C(CH)もしくはフェニルスルホニルで任意選択で置換されている複素環式基から選択される1個または複数の基で任意選択で置換されていてもよく;かつ
    、R及びRは、水可溶化基から独立に選択される]
    またはその薬学的に許容される塩、溶媒和物もしくはプロドラッグ。
  2. が、H、アルキル、アリール、CN、CF、NH、複素環式、O-アルキル、NH-アルキル、NH-アルキル-N(アルキル)、NH-アリール、N-(アルキル)、N-(アルキル)(アリール)、SH-アルキル、ハロゲンまたはRである、請求項1に記載の化合物。
  3. が、H、C1~3アルキル、アリール、CF、またはハロゲンである、請求項2に記載の化合物。
  4. が、C1~6アルキル、O-C1~6アルキル、アミノ、CH(F)、フェニルスルホニルまたは任意選択でC1~6アルキルで置換されているピペラジンで任意選択で置換されているヘテロアリールまたは複素環式基である、請求項2に記載の化合物。
  5. が、任意選択でC1~6アルキルで置換されているピペラジン、任意選択でC1~6アルキルで置換されているピリジン、任意選択でC1~6アルキル、O-メチル、NHまたはピペラジンで置換されているピリミジン、任意選択でC1~6アルキルまたはCH(F)で置換されているピロールまたはピラゾール、任意選択でCOO-C1~6アルキルで置換されているピペラジン、チオフェニル、任意選択でC1~6アルキルで置換されているフラン、ベンゾフラン、ベンゾ-チオフェニル、任意選択でC1~6アルキルまたはフェニルスルホニルで置換されているインドール、及び任意選択でフェニルスルホニルで置換されているピロロピリジンから選択される、請求項4に記載の化合物。
  6. が、H、アルキル、CNまたはハロゲンである、請求項1~5のいずれか1項に記載の化合物。
  7. 、R、R及びRのうちの少なくとも1個が、C1~6アルキル、ハロゲン、アルキル-R(ここで、Rは、SONHCHもしくはSONHCHCHである)、またはNH-R(ここで、Rは、SOCHまたはSOCHCHである)である、請求項1~6のいずれか1項に記載の化合物。
  8. またはRが、Rである、請求項1~7のいずれか1項に記載の化合物。
  9. が、任意選択で1個もしくは複数のヒドロキシル、アミノもしくはアルコキシ基で置換されているN-、O-及び/またはS-含有複素環式基、N(アルキル)、任意選択で1個もしくは複数のヒドロキシルもしくはアルコキシ基で置換されているNH-アルキル、アルキル-N(アルキル)、カルボニル、アルコキシ、SO-アルキル、脂肪族、任意選択で1個もしくは複数のアミノで置換されているアリール、NH-アルキル(任意選択で1個もしくは複数のヒドロキシルまたはアルコキシ基で置換されている)、カルボキサミド、スルホキシド、スルホンもしくはスルホンアミド基、任意選択で1個もしくは複数のアルキルで置換されている複素環式、または任意選択で1個もしくは複数のアルキルもしくはカルボニルで置換されているNH-複素環式基であり、かつ前記N-、O-及び/またはS-含有複素環式基が任意選択で、アルキル架橋、アミン架橋、アルコキシ架橋またはケトン架橋を前記ピリジン基に対して含んでもよい、請求項8に記載の化合物。
  10. が、
    Figure 2022539849000029

    から選択され、任意選択で、アルキル、アミノ、アルコキシまたはケトン架橋を前記ピリジン基に対してさらに含む、請求項1~9のいずれか1項に記載の化合物。
  11. 式IIの化合物:
    Figure 2022539849000030

    [式中、nは、0または1であり、かつR、R、R、R、R及びRは、請求項1において式Iに関して定義されたとおりであり;かつ
    17は、H、アルキル、アルコキシ、カルボニル及びカルボキサミドから選択される]。
  12. 以下:
    1-(4-(6-((4-(イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン;
    1-(4-(6-((4-(6-(チオフェン-2-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン;
    1-(4-(6-((5-フルオロ-4-(6-メチルイミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン;
    N-(5-((4-エチルピペラジン-1-イル)メチル)ピリジン-2-イル)-5-フルオロ-4-(6-フェニルイミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-アミン;
    N-(5-(4-(ジメチルアミノ)ピペリジン-1-イル)ピリジン-2-イル)-5-フルオロ-4-(6-フェニルイミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-アミン;
    1-(4-(6-((4-(6-クロロイミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン;
    1-(4-(6-((4-(6-(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン;
    1-(4-(6-((4-(6-メチルイミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン;
    1-(4-(6-((4-(6-フェニルイミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン;
    1-(4-(6-((4-(6-(ピリジン-3-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン;
    1-(4-(6-((4-(6-(ベンゾフラン-2-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン;
    1-(4-(6-((4-(6-(ベンゾ[b]チオフェン-2-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン;
    1-(4-(6-((4-(6-(1H-ピロール-3-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン;
    1-(4-(6-((4-(6-(1H-ピラゾール-4-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン;
    1-(4-(6-((4-(6-(フラン-3-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン;
    1-(4-(6-((4-(6-(チオフェン-3-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン;
    1-(4-(6-((4-(6-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン;
    1-(4-(6-((4-(6-(フェニルアミノ)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン;
    1-(4-(6-((4-(6-(ベンゾフラン-3-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン;
    1-(4-(6-((4-(6-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン;
    1-(4-(6-((4-(6-(1-メチル-1H-インドール-3-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン;
    1-(4-(6-((4-(6-(1H-インドール-3-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン;
    1-(4-(6-((4-(6-(1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-3-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン;
    1-(4-(6-((4-(6-ヨードイミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン;
    N-(5-(4-メチルピペラジン-1-イル)ピリジン-2-イル)-4-(6-フェニルイミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-アミン;
    4-(6-ブロモイミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)-N-(5-(4-(メチルスルホニル)ピペラジン-1-イル)ピリジン-2-イル)ピリミジン-2-アミン;
    N-(5-(4-(メチルスルホニル)ピペラジン-1-イル)ピリジン-2-イル)-4-(6-フェニルイミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-アミン;
    1-(4-(6-((4-(6-(1H-ピラゾール-3-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン;
    1-(4-(6-((4-(6-(1-メチル-1H-ピラゾール-3-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン;
    1-(4-(6-((4-(6-(1-(ジフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン;
    tert-ブチル4-(4-(3-(2-((5-(4-アセチルピペラジン-1-イル)ピリジン-2-イル)アミノ)ピリミジン-4-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-6-イル)-1H-ピラゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキシラート;
    1-(4-(6-((4-(6-(5-メチルフラン-2-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)ピリミジン-2-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)エタン-1-オン;及び
    4-(6-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イル)-N-(5-(4-メチルピペラジン-1-イル)ピリジン-2-イル)ピリミジン-2-アミン
    からなる群から選択される化合物。
  13. がんまたは別の増殖性細胞疾患もしくは状態を処置するための、請求項1~12のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩、溶媒和物もしくはプロドラッグの使用。
  14. 対象においてがんまたは別の増殖性細胞疾患もしくは状態を処置する方法であって、前記対象に、治療有効量の請求項1~12のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩、溶媒和物もしくはプロドラッグを、任意選択で薬学的に許容される担体、希釈剤及び/または添加剤と組み合わせて投与することを含む、前記方法。
  15. 処置されるべき前記増殖性細胞疾患または状態が、FLT3及び/またはCDKの過剰発現及び変異により特徴づけられるものから選択される、請求項14に記載の方法。
  16. がんまたは別の増殖性細胞疾患もしくは状態を処置するための医薬品の製造における、請求項1~12のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩、溶媒和物もしくはプロドラッグの使用。
  17. 請求項1~12のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩、溶媒和物もしくはプロドラッグと、薬学的に許容される担体、希釈剤及び/または添加剤とを含む、医薬組成物または医薬品。
  18. 細胞においてプロテインキナーゼ活性を調節するための方法であって、前記細胞に、有効量の請求項1~12のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩、溶媒和物もしくはプロドラッグを導入するか、前記細胞をそれらと接触させることを含む、前記方法。
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