JP2022536950A - 香料増強組成物 - Google Patents

Abstract

長く持続する香料組成物が提供される。香料組成物は、少なくとも１つの香料化合物およびグリコシドを含み得る。グリコシドは、ステビオールグリコシド、グルコシル化ステビオールグリコシド、ステビオールグリコシドの誘導体、グルコシル化ステビオールグリコシドの誘導体、またはそれらの組み合わせから選択され得る。上記のような長く持続する香料組成物を含む製品も提供される。製品には、香水、ボディケア製品、化粧品、洗浄および洗濯用製品などが含まれ得る。【選択図】なし

Description

関連出願の相互参照
本出願は、２０１９年６月２０日に出願された「ＦＲＡＧＲＡＮＣＥ－ＥＮＨＡＮＣＩＮＧ ＣＯＭＰＯＳＩＴＩＯＮＳ」という題名を有する米国仮出願第６２／８６３，９０１号の利益およびそれに対する優先権を主張し、その開示が参照によりその全体において本明細書に組み込まれる。

香料は、芳香性および非芳香性の両方の個々の成分の混合物である。各香料成分は、混合物内の他の成分と、環境の化学的および構造的性質との両方と相互作用して、最終系の審美的および物理的特質を決定する。香料製造者と技術スタッフとの才能を合わせて緊密に協力することが、トップノート、ミドルノート、およびベースノートを提供する香料混合物を作り出すために必要である。トップノートは、香料が塗布されたときの最初のさわやかな品質を特徴とし、ベースノートは、着用者に長時間残存し続けて留まる香りである。ミドルノートは、トップノートおよびベースノートの両方を橋渡しするものであり、トップノートからベースノートへの心地良い移行を提供する。

香料混合物に使用される成分のうちの１つは、固定剤と呼ばれ、一般に、香料混合物中の揮発性物質の蒸発速度を遅延させることによって香料混合物の香料効果を延長するために使用される。これは、固定剤成分を他の成分と水素結合させることによって達成され、その結果、香料混合物の蒸気圧が全体的により低くなる。良好な固定剤は、一般に、それ自体が臭気を持たず、極性溶媒および非極性溶媒中で混和性であり、香料混合物中の他の成分よりも高い沸点を有する。固定剤の典型的な例は、フローラルアブソリュートおよびボタニカルアブソリュート、コンクリートおよびオレオレジン、動物の分泌物および抽出物、大環状ムスク、およびニトロムスクである。

香料固定剤（香料担体とも呼ばれる）は、一般に合成的に生成される化学物質であり、天然であるものは、固定される香料の性質または特質を歪める可能性があることが周知である。

香料研究の進歩にもかかわらず、意図した香りを妨げることなく、強力かつ効果的な香料固定剤である化合物は依然として不足している。これらの必要性および他の必要性は、本開示によって満たされる。

本開示の実施形態は、グリコシドを含む組成物、グリコシドを含む製品などを提供する。

本開示のある実施形態は、少なくとも１つの香料化合物およびグリコシドを含む香料組成物を含む。グリコシドは、ステビオールグリコシド、グルコシル化ステビオールグリコシド、ステビオールグリコシドの誘導体、グルコシル化ステビオールグリコシドの誘導体、またはそれらの組み合わせから選択され得る。

本開示のある実施形態はまた、上記の香料組成物を含む製品を含む。製品には、香水、オードトワレ、ローション、石鹸、化粧品、ボディケア製品、食器用洗剤、表面洗浄剤、消臭剤、柔軟剤、漂白剤、または洗濯用洗剤などが含まれ得る。

本開示のある実施形態はまた、香水を含む非食用製品を含み、香水は、水、溶媒、グリコシド、および香料化合物を含む。

他の組成物、装置、方法、特徴、および利点は、以下の図面および詳細な説明を検討することにより、当業者に明らかになるか、または明らかである。すべてのそのような追加の組成物、装置、方法、特徴、および利点が、この説明の中に含まれ、本開示の範囲内であり、添付の特許請求の範囲によって保護されることが意図される。

本開示をより詳細に説明する前に、本開示が説明される特定の実施形態に限定されず、そのため、当然ながら変動してもよいことを理解されたい。本明細書で使用される用語が単に特定の実施形態を説明する目的のためであり、本開示の範囲が添付の特許請求の範囲によってのみ制限されるため、制限することが意図されないことも理解されたい。

値の範囲が提供される場合、文脈が別途明確に指示しない限り、その範囲の上限と下限との間の下限の単位の１０分の１までの各介在値と、その記載された範囲内の任意の他の記載された値または介在値とが、本開示内に包含されることが理解される。これらのより小さい範囲の上限および下限は、独立して、より小さい範囲に含まれてもよく、また、記載された範囲内の任意の具体的に除外された制限に従って、本開示内に包含される。記載された範囲が、制限の一方または両方を含む場合、それらの含まれる制限の一方または両方を除外する範囲もまた、本開示に含まれる。

別途定義されない限り、本明細書で使用されるすべての技術用語および科学用語は、本開示が属する技術分野の当業者が一般的に理解する意味と同じ意味を有する。本明細書に説明のものと類似または同等の任意の方法および材料もまた、本開示の実施または試験において使用することができるが、好ましい方法および材料をここで説明する。

本開示を読むと当業者に明らかになるように、本明細書に説明および例示される個々の実施形態の各々は、別個の成分および特徴を有し、これらは、本開示の範囲または趣旨から逸脱することなく、他のいくつかの実施形態のいずれかの特徴から容易に分離されるか、またはそれらと組み合わせてもよい。任意の列挙された方法は、列挙された事象の順序、または論理的に可能な任意の他の順序で実行され得る。

本開示の実施形態は、別途指示がない限り、当技術分野の技能内である化学などの技術を用いる。

以下の実施例は、本明細書に開示され特許請求される方法の実行の仕方ならびに組成物および方法の使用の仕方に関する完全な開示および説明を当業者に提供するために提示される。数字（例えば、量、温度など）に対する正確性を確保する努力がなされたが、ある程度の誤差および偏差が考慮されるべきである。別途指示がない限り、部は重量部であり、温度は℃であり、圧力は大気圧またはほぼ大気圧である。標準温度および圧力は、２０℃および１気圧と定義される。

本開示の実施形態を詳細に説明する前に、別途指示がない限り、本開示が特定の材料、試薬、反応材料、製造プロセスなどに限定されず、そのため変動してもよいことを理解されたい。本明細書で使用される用語が単に特定の実施形態を説明する目的のためであり、制限することが意図されないことも理解されたい。また、本開示では、工程が論理的に可能である場合に、異なる順序で実行され得ることも可能である。

本明細書および添付の特許請求の範囲で使用される場合、単数形「ａ」、「ａｎ」、および「ｔｈｅ」が、文脈が別途明確に指示しない限り、複数指示物を含むことに留意されたい。

本明細書で使用される場合、以下の用語は、別途指定されない限り、それらに帰属する意味を有する。本開示では、「から本質的になる（ｃｏｎｓｉｓｔｉｎｇ ｅｓｓｅｎｔｉａｌｌｙ ｏｆ）」または「本質的になる（ｃｏｎｓｉｓｔｓ ｅｓｓｅｎｔｉａｌｌｙ）」などは、本開示に包含される方法および組成物に適用される場合、本明細書に開示されるもののような組成物を指すが、追加の構造基、組成物成分、または方法工程（または上述の類似体またはその誘導体）を含有してもよい。しかしながら、そのような追加の構造基、組成物成分、または方法工程などは、本明細書に開示される対応する組成物または方法のものと比較して、組成物または方法の基本的かつ新規の特徴に実質的に影響を及ぼさない。本開示に包含される方法および組成物に適用される場合、「から本質的になる（ｃｏｎｓｉｓｔｉｎｇ ｅｓｓｅｎｔｉａｌｌｙ ｏｆ）」または「本質的になる（ｃｏｎｓｉｓｔｓ ｅｓｓｅｎｔｉａｌｌｙ）」などは、米国特許法に帰属する意味を有し、用語は、開放型であり、列挙されるものの基本的または新規の特徴が、列挙されるものよりも多くの存在によって変化しない場合に限り、列挙されるものよりも多くの存在が可能になるが、従来技術の実施形態を除外する。

定義
本明細書で使用される場合、匂い物質、芳香、または香料としても知られる「香料化合物」は、匂いまたは臭気を有し、かつ鼻の上部の嗅覚系に運ばれるのに十分揮発性である化学化合物である。本明細書で使用される場合、「芳香性」は、匂い物質であるという特徴を指す。芳香性は、植物源（樹皮、果実、花、樹脂など）、動物源（蜂蜜、ムスク、カストリウムなど）、他の天然源（地衣類、海藻など）、または合成源に由来し得る。

レバウジオシドＡ８０％は、乾燥ベースでレバウジオシドＡを主成分として少なくとも８０％、および他のグリコシドを２０％有する。同様に、レバウジオシドＡ９７％は、乾燥ベースでレバウジオシドＡを主成分として少なくとも９７％を有し、残りは他のグリコシドである。

本明細書で使用される場合、「グリコシル化」は、ステビオールグリコシドに結合されたグルコース分子の数を説明する。低度のグリコシル化は、１～５個のグルコース分子を含み得る。高度のグリコシル化は、５～２０個のグルコース分子を含み得る。

本明細書で使用される場合、「アルコール」には、テルペンアルコール（例えば、リナロール、シトロネロール、ゲラニオール、ネロール、テルピネオール、α－テルピネオール、ジヒドロミルセノール、ファルネソール、ネロリドール、セドロール、メントール、およびボルネオール）、芳香族アルコール（例えば、フェニルエチルアルコール、ベンジルアルコール、ジメチルベンジルカルビノール、フェニルエチルジメチルカルビノール、およびフェニルヘキサノール）、ならびに脂肪族アルコール（例えば、シス－３－ヘキセノール、１－（２，２，６－トリメチルシクロヘキシル）－３－ヘキサノール、Ａｍｂｅｒ Ｃｏｒｅ（Ｋａｏ Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎの商標名、１－（２－ｔｅｒｔ－ブチルシクロヘキシルオキシ）－２－ブタノール）、Ｓａｎｄａｌｍｙｓｏｒｅ Ｃｏｒｅ（Ｋａｏ Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎの商標名、２－メチル－４－（２，２，３－トリメチル－３－シクロペンテン－１－イル）－２－ブテン－１－オール）、Ｍａｇｎｏｌ（Ｋａｏ Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎの商標名、主成分として３（４）－（５－エチルビシクロ［２．２．１］ヘプチル－２）－シクロヘキサノールを含有する混合物）、ウンデカベルトール（Ｇｉｖａｕｄａｎ Ｒｏｕｒｅ Ｋ．Ｋ．の商標名、４－メチル－３－デセン－５－オール）、およびイソボルニルシクロヘキサノール）が含まれ得るが、これらに限定されない。

本明細書で使用される場合、「天然の高効能甘味料」（または「ＮＨＰ甘味料」または「ＮＨＰＳ」）という語句は、生、抽出、精製、または任意の他の形態で、単独で、またはそれらの組み合わせであり得、特徴的に、スクロース、フルクトース、またはグルコースよりも高い甘味効能を有するが、より少ないカロリーを有する、天然に見出される任意の甘味料を意味する。ＮＨＰＳの非限定的な例としては、レバウジオシドＡ、レバウジオシドＢ、レバウジオシドＣ、レバウジオシドＤ、レバウジオシドＥ、レバウジオシドＦ、ズルコシドＡ、ズルコシドＢ、ルブソシド、ステビア、ステビオシド、他のステビオールグリコシド抽出物成分、モグロシドＩＩ、モグロシドＩＩＩ、モグロシドＩＶ、モグロシドＶ、モグロシドＶＩ、イソモグロシドＶ、１１－オキソモグロシド、シアメノシド、羅漢果甘味料、他の羅漢果抽出物成分、モナチンおよびその塩（モナチンＳＳ、ＲＲ、ＲＳ、ＳＲ）、クルクリン、グリシルリジン酸およびその塩、タウマチン、モネリン、マビンリン、ブラゼイン、ヘルナンズルシン、フィロズルチン、グリシフィリン、フロリジン、トリロバチン、バイユノシド、オスラジン、ポリポドシドＡ、プテロカリオシドＡ、プテロカリオシドＢ、ムクロジオシド、フロミソシドＩ、ペリアンドリンＩ、アブルソシドＡ、シクロカリオシドＩ、ならびにその修飾および誘導体が挙げられる。ＮＨＰＳは、修飾ＮＨＰＳも含む。修飾ＮＨＰＳは、天然または合成的に改変されたＮＨＰＳを含み得る。例えば、修飾ＮＨＰＳは、発酵された、酵素と接触させられた、またはＮＨＰＳ上で誘導体化もしくは置換されたＮＨＰＳを含む。簡潔にするために、実施形態の説明において、修飾ＮＨＰＳは、非修飾ＮＨＰＳの代替として明示的に説明されていないが、本明細書に開示される任意の実施形態において、修飾ＮＨＰＳをＮＨＰＳの代わりにすることができることを理解されたい。

本明細書で使用される場合、「香水」は、局所的に塗布される香料として一般に使用される製品を説明し、これは、スプレーとして塗布されてもよく、または皮膚に直接塗布されてもよい。香水には、当業者に理解されるように、コロン、オードトワレ、オードパルファム、アフターシェーブ、または同様の製品も含まれ得る。ある態様では、香水には、香料を含有する食用製品が含まれない。別の態様では、香水は、非食用である。さらに別の実施形態では、香水は、食用であることが意図されない。

「食用」は、本明細書で使用される場合、食べるのに適合している、および／または一般に摂取することが意図されている製品（例えば、食品または飲料）を指す。同様に、「非食用」は、経口消費を意図しない製品（例えば、ボディ製品、家庭用洗浄製品、上質な香料製品）を指す。そのような非食用製品は、摂取される場合、無毒であり得るが、典型的には、食品または飲料であるとは理解されない。

一般的な考察
本開示の目的に従い、本明細書で具体化され、広範に説明されるように、本開示の実施形態は、いくつかの態様では、香料組成物および香料組成物を含む製品に関する。

一般に、本開示の実施形態は、少なくとも１つの香料化合物およびグリコシドを含む香料組成物を提供する。本開示の実施形態によると、グリコシドは、ステビオールグリコシド、グルコシル化ステビオールグリコシド、ステビオールグリコシドの誘導体、グルコシル化ステビオールグリコシドの誘導体、またはそれらの組み合わせを含む、１つ以上のステビオール系グリコシドを含み得る。

有利には、グリコシドの添加は、香料の持続時間の増強を提供する。ステビオール系グリコシドは広範囲にわたって試験されており、ヒトに対して安全であることが知られている。

ステビオールグリコシド、グルコシル化ステビオールグリコシド、およびその誘導体を香料化製品中の固定剤として使用すると、香料の持続力が飛躍的に増加する。持続力の増加によって、香料の特質は歪められない。換言すると、グリコシドを含む香料組成物の知覚香料は、グリコシド成分を欠く同様の香料組成物の知覚香料と実質的に同じである。これらの特性は、ステビオール系グリコシドの独特かつ予期せぬ特徴である。

本開示の様々な実施形態によると、香料組成物は、香料組成物の総重量に基づいて、約０．００１～約５重量％、または約０．０１～約３重量％、または約０．１０～約１重量％のグリコシドを含む。有利には、ステビオール系グリコシドを香料組成物に含めることにより、香料が知覚可能である時間を、ステビオール系グリコシドを含まない組成物よりも約８時間～４８時間延長し得る。いくつかの実施形態では、グリコシドを含む香料組成物は、同じ知覚香料を提供するために組成物中で必要とされる香料化合物の量の低減（例えば、約１０％～最大３０％減少）を可能にし得る。そのような利益によって、香水、化粧品、および家庭用製品などの香料を含む製品の製造コストを削減することができる。有利には、ステビオール系グリコシドを含めることは、香料を検出するために必要な香料化合物の量を同時に低減させ、香料を検出することができる持続時間を増加させ得る。

様々な実施形態では、グリコシドは、ジテルペン（例えば、ルブソシド、レバウジオシドＡ、レバウジオシドＢ、レバウジオシドＣ、レバウジオシドＤ、レバウジオシドＥ、レバウジオシドＦ、レバウジオシドＭ、レバウジオシドＮ、レバウジオシドＯ、ズルコシドＡ、または酵素処理されたステビア抽出物）を含み得る。ステビオール系グリコシドを含めることによって、組成物の知覚香料が妨害されない。トリテルペン（例えば、モンクフルーツ）およびグリチルリチン（例えば、甘草抽出物）を含むがこれらに限定されない、他の天然の高効能甘味料および／またはその誘導体が使用され得ることが想定される。

グルコシル化ステビオールグリコシドは、低度のグリコシル化を有し得、ステビオールグリコシドに結合されたグルコース分子の数は、１～５である。代替として、グルコシル化ステビオールグリコシドは、高度のグリコシル化を有し得、ステビオールグリコシドに結合されたグルコース分子の数は、６～２０である。

本開示のステビオールグリコシド、グルコシル化ステビオールグリコシド、およびその誘導体は、植物ステビアレバウディアナベルトニーから抽出され得る。抽出のプロセスは十分に確立される。１つのプロセスによると、植物の葉を数時間水に浸し、グリコシドを豊富に含む水溶液を得る。次に、水溶液を一連の濾過工程で処理して、不要な成分を除去し得る。最後に、水溶液を噴霧乾燥させ、白色－帯黄色の粉末を得る。グルコシル化ステビオールグリコシドについては、この白色－帯黄色の粉末をさらに水に溶解し、炭水化物源（例えば、デンプンまたはデキストリン）とともにｐＨおよび温度を調整した後、酵素で処理する。誘導体は、一般に、化学物質をステビア抽出物と反応させることによって生成される。ステビオールグリコシド、グルコシル化ステビオールグリコシド、またはその誘導体を、香料化製品中の固定剤として使用する既知の例はない。

有効量のステビオール系グリコシドを香料混合物に添加することにより、混合物の香料を検出可能に改変することなく、香料固定化がもたらされた。ステビオールグリコシド、グルコシル化ステビオールグリコシド、またはその誘導体のいずれもが、検出可能な香料を有さないため、局所的または非食品用途における香料増強または香料固定成分としての使用は、これまで認識されていなかった。

理論に束縛されることは意図されないが、ステビオール系グリコシドが混合物中の低溶解性の香料化合物をナノカプセル化することにより、香料化合物がよりゆっくりと蒸発することを可能にし、それによって香料の可用性を引き延ばしていると仮定される。

ステビオールグリコシドの興味深い効果は、不溶性または難溶性の生体活性材料の吸収の増加を含む、医薬品などの他の分野で示されている。所望の薬理学的効果を供給するために非常に高い濃度で使用することになる低水溶性の生物活性化合物は、問題であり、対象の間で薬の負の副作用をもたらす。界面活性剤を使用して、部分的に、標的細胞に対する生物活性化合物の溶解性／生物学的利用能を増加させ、医療処置中に偶発的に曝露された非標的細胞の過剰刺激を低減することができる。高温での超音波処理ならびにステビオールグリコシド「界面活性剤」および生物活性化合物の水溶液の高温および高圧での均質化は、それらがｐＨ、温度の変化に耐性であり、乾燥および再構築後に無傷のままである程度に、システムをさらに安定化することが示される２つの技術である。

本開示の様々な実施形態によると、香料化合物は、香料組成物、または香料組成物が提供される物体もしくは製品に臭気を提供する任意の原料または原料の組み合わせであり得る。香料化合物は、天然、合成、またはそれらの組み合わせであり得る。香料化合物には、エーテル油および抽出物（例えば、カストリウム、コスタス根油、オークモスアブソリュート、ゼラニウム油、ジャスミンアブソリュート、パチョリ油、ローズ油、サンダルウッド油、イランイラン油）、アルコール（例えば、シトロネロール、Ｅｂａｎｏｌ（商標）、オイゲノール、ゲラニオール、Ｓｕｐｅｒ Ｍｕｇｕｅｔ（商標）、リナロール、フェニルエチルアルコール、サンダロール（商標）、テルピネオールまたはＴｉｍｂｅｒｏｌ（商標））、アルデヒドおよびケトン（例えば、Ａｚｕｒｏｎｅ（商標）、α－アミルシンナムアルデヒド、Ｇｅｏｒｇｙｗｏｏｄ（商標）、ヒドロキシシトロネラール、Ｉｓｏ Ｅ Ｓｕｐｅｒ（商標）、Ｉｓｏｒａｌｄｅｉｎｅ（商標）、Ｈｅｄｉｏｎｅ（商標）、マルトール、メチルセドリルケトン、メチルイオノンまたはバニリン）、エーテルおよびアセタール（例えば、アンブロックス（商標）、ゲラニルメチルエーテル、ローズオキシドまたはＳｐｉｒａｍｂｒｅｎｅ（商標）；）、エステルおよびラクトン（例えば、ベンジルアセテート、セドリルアセテート、γ－デカラクトン、Ｈｅｌｖｅｔｏｌｉｄｅ（商標）、Ｓｅｒｅｎｏｌｉｄｅ（商標）、γ－ウンデカラクトン、またはベチベニルアセテート）、マクロサイクル（例えば、アンブレットリド、エチレンブラシレートまたはＥｘａｌｔｏｌｉｄｅ（商標））、ならびにヘテロサイクル（例えば、イソブチルキノリン）が含まれ得る。

香水原材料とも呼ばれる他の香料化合物には、エチル２，４デカジエノエート、アリルヘプタノエート、アミルアセテート、エチルブチレート、グレープフルーツゼスト（Ｃ＆Ａ）、プレニルアセテート、ピノアセトアルデヒド、２，６－ノナジエナール、３，６－ノナジエナール、シス－６－ノネナール、エクシタール、エバノール、ポリサントール、オレンジ果汁カルボニル、レモン果汁カルボニル、オレンジシネンサール、パラジフ、タンジェリナール、ベンズアルデヒド、マンダリンアルデヒド、ウンデカラクトン、ノルリンバノール、デシルアルデヒド、トランス－２－ヘキセナール、トランス－２－デセナール、ダマセノン、２－イソブチルチアゾール、４－メチル－４－メルカプトペンタン－２－オン、コルプスカシス０．１％ＴＥＣ、パチョリ、２－メトキシ－４－ビニルフェノール、ピリジンアセチル１０％、スルフロール、ジアセチル、フラネオール、メープルラクトン、アリルアミルグリコレート、アンブロキサン、アルファダマスコンダマシン、セタロックス、シクラルＣ、セドランバー、シクロガルバネート、ガルベクス、サイマル、ネロール、フロルヒドラル、Ｐ．ｔ．ブシナール、イソシクロシトラール、フラクトン、メチルイソブテニルテトラヒドロピラン、フルテン、デルホン、エチルメチルフェニルグリシデート、ビオリフ、フロールアセテート、デルタダマスコンダマシン、アンブロックス、カロン、イソオイゲノール、ハイブマル（Ｈｉｖｅｍａｌ）、メチルベータナフチルケトン、オゾニル、ベンジルサルチレート、スピロガルボン、桂皮アルコール、ジャバノール、ジヒドロイソジャスモネート、アドキサル、カリスマール、ピラジン、エチルアントラニレート、アルデヒドスプラ、バクダノール、アネトール、イリサンテーム、ヤラヤラ、ケオン（Ｋｅｏｎｅ）、シス３ヘキセニルサルチレート、メチルノニルケトン、クマリン、ガンマドデカラクトン、アプリナート、ユーカリプトール、イントレレベンアルデヒド、ヘリオトロピン、インドール、マンザネート、イオノン、アルファ、トランス４デセナール、イオノンベータ、オキサン、ネオブタノン、クロナール、メチルオクチンカルボナート、フローラルオゾン、メチルヘプチンカルボナート、メチルノニルアセトアルデヒド、カシュメラン、フェノキシエチルイソブチレート、フェニルアセトアルデヒド、エチルメチルフェニルグリシデート、ウンデシルアルデヒド、オーランチオール、ネクタリル、ブッコキシム、ローリー（Ｌａｕｒｉｅ）アルデヒド、ニルバノール、トリフェマール（Ｔｒｉｆｅｍａｌ）、ピラゾブチル、ベロートン（Ｖｅｌｏｕｔｏｎｅ）、アニスアルデヒド、パラメンテン（ｐａｒａｍｅｎｔｈｅｎｅ）、イソバレルアルデヒド０．１％ＤＰＧ、リミナル（ｌｉｍｉｎａｌ）、ラビエノキシム、ルボフイックス、イソプロピルキノリン、４－（２，６，６－トリメチル－１－シクロヘキセニル）－３－ブテノン－２；（３ａＲ－（３ａアルファ，５ａベータ，９ａアルファ，９ｂベータ））－ドデカヒドロ－３ａ，６，６，９ａ－テトラメチルナフサ（２，１－ｂ）フラン；２，６－ジメチル－５－ヘプテナール；３，７－ジメチル－１，６－オクタジエン－３－オール；３－メチル－２－ブテン－１－イルアセテート；３，７－ジメチル－２，６－オクタジエンニトリル；２，４－ジメチルシクロヘキセン－３－カルバルデヒド；フェニルアセトアルデヒド、インドール、エチルメチルジオキソランアセテート；４－（２，６，６－トリメチル－１，３－シクロヘキサジエンイル）－３－ブテン－４－オン；シス３ヘキセニルアセテート；ラウリンＡｌｄ、トリシクロデセニルアセテート、パラクレジルメチルエーテル、７－アセチル、１，２，３，４，５，６，７，８－オクタヒドロ－１，１，６，７－テトラメチルナフサレン；３－ブテン－２－オン；３－メチル－４－（２，６，６－トリメチル－２－シクロヘキセン－１－イル）；酢酸（シクロヘキシルオキシ）、２－プロペニルエステル；３－ブテン－２－オン、４－（２，６，６－トリメチル－２－シクロヘキセン－１－イル）、（Ｅ）；デシルアルデヒド、メチル－３，４－ジオキシ（シクロアセトニル）ベンゼン；２，６－ジメチル－２，６－オクタジエン－８－オール；オルトターシャリーブチルシクロヘキサニルアセテート；ヘキサン酸，２－プロペニルエステル；４－メトキシベンズアルデヒド；３－（３－イソプロピルフェニル）ブタナール；イソ２－メトキシ－４－（２－プロペニル）フェノール、テトラヒドロ３，７－ジメチル－１，６－オクタジエン－３－オール；１－メチル－４－イソプロペニル－１－シクロヘキセン；メチルフェニルカルボニルアセテート；ガラクソリド；ヘキサヒドロ－４，７メタノ－１Ｈ－インデン－５（または６）－イルプロピオネート；ベンズアルデヒド、３，７－ジメチル－２，６－オクタジエナール；３，３－ジメチル－５－（２，２，３－トリメチル－３－シクロエンテン－１－イル）－４－ペンテン－２－オール；２－メトキシ－４－（２－プロペニル）フェノール；３，７－ジメチル－６－オクテン－１－オール；アリルヘプタノエート；１，３－オキサチアン、２－メチル－４－プロピル－、シス－；パラジフ；（ａｌｌ－Ｅ）－アルファ－シネンサール、２，６，１０－トリメチル－２（Ｅ），６（Ｅ），９（Ｅ），１１－ドデカテトラエナール；マンダリンアルデヒド、ｐ－Ｉ－メンテン－８チオール；４－メチル－３－デセン－５－オール；エチルカプロエート、エチル－２－４－デカジエノエート、４－ペンテン－１－オン、１－（５，５－ジメチル－１－シクロヘキセン－１－イル）－；１Ｈ－インデンｅ－ａ－プロパナール、２，３－ジヒドロ－１，１－ジメチル－（９ＣＩ）；メチルノニルアセトアルデヒド；オレンジ果汁カルボニル；４ドデセナール；３－シクロヘキセン－１－カルボキシアルデヒド、２，４－ジメチル；２，６，－ノネノール；２，６－ノナジエナール；２，６－ノナジエナール；３－Ｐ－クメニル－プロピオンアルデヒド４－（１－メチルエチル）－ベンゼンプロパナール；１－（２，６，６－トリメチル－１，３－シクロヘキサンジエニル）－２－ブテン－１－オン；６－（Ｚ，３－ペンテンイル）－テトラヒドロ－（２Ｈ）－ピラノン－２；３－メチル－（シス－２－ペンテン－１－イル）－２－シクロペンテン－１－オン２，６ノネノール；２，６－ノナジエナール；（３ａＲ－（３ａアルファ，５ａベータ，９ａアルファ，９ｂベータ））－ドデカヒドロ－３ａ，６，６，９ａ－テトラメチルナフサ（２，１－ｂ）フラン；ベータガンマヘキセノール；シス３ヘキセニルアセテート；３－Ｐ－クメニル－プロピオンアルデヒド４－（１－メチルエチル）－ベンゼンプロパナール；１－（２，６，６－トリメチル－１，３－シクロヘキサンジエニル）－２－ブテン－１－オン；３－（３－イソプロピルフェニル）ブタナール；４－ペンテン－１－オン、１－（５，５－ジメチル－１－シクロヘキセン－１－イル）－；１Ｈ－インデン－ａ－プロパナール、２，３－ジヒドロ－１，１－ジメチル－（９ＣＩ）；４－（２，６，６－トリメチル－１－シクロヘキセニル）－３－ブテノン－２；６－（Ｚ，３－ペンテンイル）－テトラヒドロ－（２Ｈ）－ピラノン－２；２，６－ジメチル－５－ヘプテナール；６，６－ジメチルビシクロ｛３．１．１）ヘプト－２－エン－２－プロポナール；３－シクロヘキセン－１－カルボキシアルデヒド、２，４－ジメチル；４－メチル－３－デセン－５－オール；オルトターシャリーブチルシクロヘキサニルアセテート；３－メチル－（シス－２－ペンテン－１－イル）－２－シクロペンテン－１－オン；４－ペンテン－２－オール、３，３－ジメチル－５－（２，２，３－トリメチル－３－シクロペンテン－１－イル）－．ベンズアルデヒド；ウンデカラクトン；４－（２，６，６－トリメチル－１－シクロヘキセニル）－３－ブテノン－２；アリルヘプタノエート；１，３－オキサチアン、２－メチル－４－プロピル－、シス－；パラジフ、（ａｌｌ－Ｅ）－アルファ－シネンサール、２，６，１０－トリメチル－２（Ｅ），６（Ｅ），９（Ｅ），１１－ドデカテトラエナール；マンダリンアルデヒド；４－ドデセナール；ｐ－１－メンテン－８チオール；オレンジ果汁カルボニル；デシルアルデヒド；４－メチル－３－デセン－５－オール；４－ペンテン－１－オン、１－（５，５－ジメチル－１－シクロヘキセン－１－イル）－．ヘキサン酸，２－プロペニルエステル；４－メトキシベンズアルデヒド；アリルヘプタノエート；ベンズアルデヒド；１，３－オキサチアン、２－メチル－４－プロピル－、シス－；デシルアルデヒド；エチル２′４－デカジエノエート；エチルカプロエート；４－ペンテン－１－オン、ジメチル－１－シクロヘキセン－１－イル）－；ｐ－１－メンテン－８チオール；（ａｌｌ－Ｅ）－アルファ－シネンサール２，６，１０－トリメチル－２（Ｅ），６（Ｅ），９（Ｅ），１１－ドデカテトラエナール；ＩＨ－インデン－ａ－プロパナール、２，３－ジヒドロ－１，１－ジメチル－（９Ｃ１）；４－（２，６，６－トリメチル－１－シクロヘキセニル）－３－ブテノン－２；３ドデセナール；メチルノニルアセトアルデヒド；オレンジ果汁カルボニル；パラジフ；４ドデセナール；３－シクロヘキセン－１－カルボキシアルデヒド、２，４－ジメチル；４－メチル－３－デセン－５－オール；動物香料、例えば、ムスク油、ジャコウネコ、カストリウム、アンバーグリス；植物香料、例えば、ナツメグ抽出物、カルダモン抽出物、ジンジャー抽出物、シナモン抽出物、パチョリ油、ゼラニウム油、オレンジ油、マンダリン油、オレンジ花抽出物、シダーウッド、ベチバー（ｖｅｔｙｖｅｒ）、ラバンジン、イラン抽出物、チューベローズ抽出物、サンダルウッド油、ベルガモット油、ローズマリー油、スペアミント油、ペパーミント油、レモン油、ラベンダー油、シトロネラ油、カモミール油、クローブ油、セージ油、ネロリ油、ラブダナム油、ユーカリ油、バーベナ油、ミモザ抽出物、スイセン抽出物、ニンジン種抽出物、ジャスミン抽出物、オリバナム抽出物、バラ抽出物、アセトフェノン、アドキサル、アルデヒドＣ－１２、アルデヒドＣ－１４、アルデヒドＣ－１８、アリルカプリレート、アリルヘプタノエート、アンブロキサン、ジメチルインダン誘導体、アネトール、アニスアルデヒド、ベンズアルデヒド、ベンジルアセテート、ベンジルアルコールおよびエステル誘導体、ベンジルプロピオネート、ベンジルサルチレート、ベータガンマヘキサノール、ボルネオール、ブチルアセテート、ショウノウ、カルビトール、カルボン、セタロックス、桂皮アルデヒド、シンナミルアセテート、シンナミルアルコール、シス－３－ヘキサノールおよびエステル誘導体、シス－３－ヘキセニルメチルカルボナート、シスジャスモン、シトラール、シトロネロールおよびエステル誘導体、クミンアルデヒド、シクラメンアルデヒド、シクロガルバネート、ダマスコン、デカノール、デシルアルデヒド、エストラゴール、デルタムセノン、ジヒドロミルセノール、ジメチルベンジルカルビノール、６，８－ジメチル－２－ノナノール、ジメチルベンジルカルビニルブチレート、エチルイソブチレート、エチルプロピオネート、エチルカプリレート、エチルシンナメート、エチルヘキサノエート、エチルバレレート、エキサルトリド、フェンコン、ガラクソリド、ゲラニオールおよびエステル誘導体、ヘジオン、ヘリオナール、２－ヘプトノン、ヘキセノール、ヘキシルサルチレート、ヒドロキシシトロルネラール、イオノン、イソオイゲノール、イソアミルイソ－バレレート、イソＥスーパー、リナロールアセテート、リリアール、リラール、マジャントール、マイヨール、メントール、ｐ－メチルアセトフェノン、メチルセドリロン、メチルジヒドロジャスモネート、メチルオイゲノール、ムゲタノール、パラヒドロキシフェニルブタノン、フェノキシノール、フェニル－アセトアルデヒドジメチルアセテート、フェノキシエチルイソブチレート、フェニルエチルアルコール、ピネン、サンダロール、サンジノール、サンタロール、チモール、テルペン、トナリド、３，３，５－トリメチル
シクロヘキサノール、ウンデシレンアルデヒド、フェニルエチルアルコール、リナロール、ゲラニオール、シトロネロール、桂皮アルコール、イソボルニルアセテート、ベンジルアセテート、パラ－ターシャリー－ブチルシクロヘキシルアセテート、リナリルアセテート、ジヒドロ－ノル－ジシクロペンタジエニルアセテート、ジヒドロ－ノル－ジシクロペンタジエニルプロピオネート、アミルサルチレート、ベンジルサルチレート、パラ－イソ－プロピルアルファ－オクチルヒドロ桂皮アルデヒド、ヘキシル桂皮アルデヒド、ヒドロキシシトロネラール、ヘリオトロピン、アニスアルデヒド、シトラール、デキストロリモネン、クマリン、イオノンガンマメチル、メチルベータナフチルケトン、ガンマウンデカラクトン、オイゲノール、ムスクキシロール、１，３，４，６，７，８－ヘキサヒドロ－４，６，６，７，８，８－ヘキサメチルシクロペンタ－ガンマ－２－ベンゾピラン、４－アセチル－６－ターシャリーブチル－１，１－ジメチルインダン、６－アセチル－１，１，３，４，４，６－ヘキサメチルテトラヒドロナフサレン、ベータナフチルエチルエーテル、メチルオイゲノール、メチルセドレニルケトン、パチョリ、ラバンジン、ゲラニルニトリル、アルファイオノン、アルファベータイオノン、ベンジルイソオイゲノール、アミル桂皮アルデヒド、ベータガンマヘキセノール、オレンジＣＰ、オルトターシャリー－ブチルシクロヘキシルアセテート、２－メチル－３－（パラ－イソ－プロピルフェニル）プロピオンアルデヒド、トリクロロメチルフェニルカルビニルアセテート、ノナンジオール－１，３－アセテート、メチルジヒドロジャスモネート、フェノキシエチルイソブチレート、シトロネラ、シトロネラール、シトラタール、テトラヒドロムグオール、エチレンブラシレート、ムスクケトン、ムスクチベチン、フェニルエチルアセテート、オークモス２５％、ヘキシルサルチレート、ユーカリプトール、ステモン、カシュメラン、ゲラニオール、シトロネリルニトリル、リナロール、エチルリナロール、ベンジルアセテート、ウンデカベルトール、メチルフェニルカルビニルアセテート、６－ノネン－１－オール、（６Ｚ）－、ベンジルプロピオネート、イソ－Ｅスーパー、２，６－ノナジエン－１－オール、（２Ｅ，６Ｚ）－（ＤＰＧ中の１０％ノナジエナール）、シス－３－ヘキセン－１－オール（ベータガンマヘキセノール）、イソボルニルアセテート、アンブロックスＤＬ、オゾンプロパナール（フローラルオゾン）、３－メチル－５－（２，２，３－トリメチル－３－シクロペンテン－１－イル）ペント－４－エン－２－オール（エバノール）、フェネチルイソブチレート、フロルヒドラル、フェニルエチルアルコール、ボージュナール、ガンマ－ウンデカラクトン（ラセミ）、ジヒドロミルセノール、エチル２－メチル－１，３－ジオキソラン－２－アセテート（フラクトン）、ビガラードオキシド、アリルシクロヘキシルプロピオネート、テトラヒドロリナロール（テトラヒドロリナロール）、トリモフィックス（Ｔｒｉｍｏｆｉｘ）Ｏ、シトロネロール、ネオフォリオン、ヒヴァーナル混合物、リナリルアセテート、シトロネリルオキシアセトアルデヒド、デルタ－ムセノン、ロマノリド、ベータ－ピネン、カラナール、バーテネックス、ｏ－ｔｅｒｔ－ブチルシクロヘキシルアセテート（バードックス）、ネクタリル、ガンマ－デカラクトン、イソオイゲノール、ヘリオトロピン、オキサロン（カロン１９５１）、桂皮アルデヒド、ジヒドロ－ベータ－イオノン、エチルアセテート、シクルマックス、オイゲノール、ｄ－リモネン、ビバルディ、シクロガルバネート、トランス－アネトール、アネトール、シス－３－ヘキセニルブチレート、フロールアセテート、ビオリフ、オーランチオール、ダマセノン、トランス－ピノアセトアルデヒド、ドデカナール、ユーカリプトール、ローズオキシド、ウンデカナール（ウンデシルアルデヒド）、アリルカプロエート、ロマスコン、アリルヘプタノエート、ａ－イロン、ヘキシルアセテート、リファローム、バートリフ、アニスアルデヒド、ガンマメチルイオノン、ノナナール、フルテン、アリルアミルグリコレート、メチル２－オクチノエート、ベータ－イオノン、エチルエナンテート、マルトール、アルファ－ダマスコン、メチル－２－ノニノエート、ガンマ－ノナラクトン、ジメトール、メチルパンプルムース、メチルイオノン（キサンドラリア）、２－ノネン－１－アール、オキサン、（Ｅ）－２，（Ｚ）－６－ノナジエナール、トランス－２－ヘキセナール、エチルブチレート、プレニルアセテート、エチル－２－メチルブチレート、メロナール、イソアミルアセテート、２，６－ノナジエン－１－オール、（２Ｅ，６Ｚ）－（ノナジエナール）、ＤＰＧ中の１０％ラビエノンオキシム（ラビエノキシム）、エチルカプロエート、フェニルアセトアルデヒド、イソブチルキノリン、マンザネート、２－メチルウンデカナール、メチルアントラニレート、シス－３、シス－６－ノナジエナール、エチルバニリン、ベンズアルデヒド、ネオブテノン、トリプラールまたはリグストラール、１０－ウンデセナール、シトロネラール、Ｎ－デカナール、バニリン、Ｌ－カルボン、イソシクロシトラール、オクタナール、メチルベンゾアート、フェニルエチルアセテート、シトラール、インドール、ならびにそれらの混合物が含まれ得るが、これらに限定されない。ステモン、カシュメラン、ゲラニオール、シトロネリルニトリル、リナロール、エチルリナロール、ベンジルアセテート、ウンデカベルトール、メチルフェニルカルビニルアセテート、６－ノネン－１－オール、（６Ｚ）－、ベンジルプロピオネート、イソ－Ｅスーパー、２，６－ノナジエン－１－オール、（２Ｅ，６Ｚ）－（ＤＰＧ中の１０％ノナジエナール）、シス－３－ヘキセン－１－オール（ベータガンマヘキセノール）、イソボルニルアセテート、アンブロックスＤＬ、オゾンプロパナール（フローラルオゾン）、３－メチル－５－（２，２，３－トリメチル－３－シクロペンテン－１－イル）ペント－４－エン－２－オール（エバノール）、フェネチルイソブチレート、フロルヒドラル、フェニルエチルアルコール、ボージュナール、ガンマ－ウンデカラクトン（ラセミ）、ジヒドロミルセノール、エチル２－メチル－１，３－ジオキソラン－２－アセテート（フラクトン）、ビガラードオキシド、アリルシクロヘキシルプロピオネート、テトラヒドロリナロール（テトラヒドロリナロール）、トリモフィックス（Ｔｒｉｍｏｆｉｘ）Ｏ、シトロネロール、ネオフォリオン、ヒヴァーナル混合物、リナリルアセテート、シトロネリルオキシアセトアルデヒド、デルタ－ムセノン、ロマノリド、ベータ－ピネン、カラナール、バーテネックス、ｏ－ｔｅｒｔ－ブチルシクロヘキシルアセテート（バードックス）、ネクタリル、ガンマ－デカラクトン、イソオイゲノール、ヘリオトロピン、オキサロン（カロン１９５１）、桂皮アルデヒド、ジヒドロ－ベータ－イオノン、エチルアセテート、シクルマックス、オイゲノール、ｄ－リモネン、ビバルディ、シクロガルバネート、トランス－アネトール、アネトール、シス－３－ヘキセニルブチレート、フロールアセテート、ビオリフ、オーランチオール、ダマセノン、トランス－ピノアセトアルデヒド、ドデカナール、ユーカリプトール、ローズオキシド、ウンデカナール（ウンデシルアルデヒド）、アリルカプロエート、ロマスコン、アリルヘプタノエート、ａ－イロン、ヘキシルアセテート、リファローム、バートリフ、アニスアルデヒド、ガンマメチルイオノン、ノナナール、フルテン、アリルアミルグリコレート、メチル２－オクチノエート、ベータ－イオノン、エチルエナンテート、マルトール、アルファ－ダマスコン、メチル－２－ノニノエート、ガンマ－ノナラクトン、ジメトール、メチルパンプルムース、メチルイオノン（キサンドラリア）、２－ノネン－１－アール、オキサン、（Ｅ）－２，（Ｚ）－６－ノナジエナール、トランス－２－ヘキセナール、エチルブチレート、プレニルアセテート、エチル－２－メチルブチレート、メロナール、イソアミルアセテート、２，６－ノナジエン－１－オール、（２Ｅ，６Ｚ）－（ノナジエナール）、ＤＰＧ中の１０％ラビエノンオキシム（ラビエノキシム）、エチルカプロエート、フェニルアセトアルデヒド、イソブチルキノリン、マンザネート、２－メチルウンデカナール、メチルアントラニレート、シス－３、シス－６－ノナジエナール、エチルバニリン、ベンズアルデヒド、ネオブテノン、トリプラールまたはリグストラール、１０－ウンデセナール、シトロネラール、Ｎ－デカナール、バニリン、Ｌ－カルボン、イソシクロシトラール、オクタナール、メチルベンゾアート、フェニルエチルアセテート、シトラール、インドール、およびそれらの混合物。

追加の好適な香水原材料には、イソオイゲノール、ヘリオトロピン、オキサロン（カロン１９５１）、桂皮アルデヒド、ジヒドロ－ベータ－イオノン、エチルアセテート、シクルマックス、オイゲノール、ｄ－リモネン、ビバルディ、シクロガルバネート、トランス－アネトール、アネトール、シス－３－ヘキセニルブチレート、フロールアセテート、ビオリフ、オーランチオール、ダマセノン、トランス－ピノアセトアルデヒド、ドデカナール、ユーカリプトール、ローズオキシド、ウンデカナール（ウンデシルアルデヒド）、アリルカプロエート、ロマスコン、アリルヘプタノエート、ａ－イロン、ヘキシルアセテート、リファローム、バートリフ、アニスアルデヒド、ガンマメチルイオノン、ノナナール、フルテン、アリルアミルグリコレート、メチル２－オクチノエート、ベータ－イオノン、エチルエナンテート、マルトール、アルファ－ダマスコン、メチル－２－ノニノエート、ガンマ－ノナラクトン、ジメトール、メチルパンプルムース、メチルイオノン（キサンドラリア）、ビオリフ、オーランチオール、ダマセノン、トランス－ピノアセトアルデヒド、ドデカナール、ユーカリプトール、ローズオキシド、ウンデカナール（ウンデシルアルデヒド）、アリルカプロエート、ロマスコン、アリルヘプタノエート、ａ－イロン、ヘキシルアセテート、リファローム、バートリフ、アニスアルデヒド、ガンマメチルイオノン、ノナナール、フルテン、アリルアミルグリコレート、メチル２－オクチノエート、ベータ－イオノン、エチルエナンテート、マルトール、アルファ－ダマスコン、メチル－２－ノニノエート、ガンマ－ノナラクトン、ジメトール、メチルパンプルムース、メチルイオノン（キサンドラリア）、２－ノネン－１－アール、オキサン、（Ｅ）－２，（Ｚ）－６－ノナジエナール、トランス－２－ヘキセナール、エチルブチレート、プレニルアセテート、エチル－２－メチルブチレート、メロナール、イソアミルアセテート、２，６－ノナジエン－１－オール、（２Ｅ，６Ｚ）－（ノナジエナール）、ＤＰＧ中の１０％ラビエノンオキシム（ラビエノキシム）、エチルカプロエート、フェニルアセトアルデヒド、イソブチルキノリン、マンザネート、２－メチルウンデカナール、メチルアントラニレート、シス－３、シス－６－ノナジエナール、エチルバニリン、ベンズアルデヒド、ネオブテノン、トリプラールまたはリグストラール、１０－ウンデセナール、シトロネラール、Ｎ－デカナール、バニリン、Ｌ－カルボン、イソシクロシトラール、オクタナール、メチルベンゾアート、フェニルエチルアセテート、シトラール、インドール、およびそれらの混合物が含まれる。

さらなる好適な香水原材料には、ビオリフ、オーランチオール、ダマセノン、トランス－ピノアセトアルデヒド、ドデカナール、ユーカリプトール、ローズオキシド、ウンデカナール（ウンデシルアルデヒド）、アリルカプロエート、ロマスコン、アリルヘプタノエート、ａ－イロン、ヘキシルアセテート、リファローム、バートリフ、アニスアルデヒド、ガンマメチルイオノン、ノナナール、フルテン、アリルアミルグリコレート、メチル２－オクチノエート、ベータ－イオノン、エチルエナンテート、マルトール、アルファ－ダマスコン、メチル－２－ノニノエート、ガンマ－ノナラクトン、ジメトール、メチルパンプルムース、メチルイオノン（キサンドラリア）、２－ノネン－１－アール、オキサン、（Ｅ）－２，（Ｚ）－６－ノナジエナール、トランス－２－ヘキセナール、エチルブチレート、プレニルアセテート、エチル－２－メチルブチレート、メロナール、イソアミルアセテート、２，６－ノナジエン－１－オール、（２Ｅ，６Ｚ）－（ノナジエナール）、ＤＰＧ中の１０％ラビエノンオキシム（ラビエノキシム）、エチルカプロエート、フェニルアセトアルデヒド、イソブチルキノリン、マンザネート、２－メチルウンデカナール、メチルアントラニレート、シス－３、シス－６－ノナジエナール、エチルバニリン、ベンズアルデヒド、ネオブテノン、トリプラールまたはリグストラール、１０－ウンデセナール、シトロネラール、Ｎ－デカナール、バニリン、Ｌ－カルボン、イソシクロシトラール、オクタナール、メチルベンゾアート、フェニルエチルアセテート、シトラール、インドール、およびそれらの混合物が含まれる。

加えて、好適な香水原材料には、２－ノネン－１－アール、オキサン、（Ｅ）－２，（Ｚ）－６－ノナジエナール、トランス－２－ヘキセナール、エチルブチレート、プレニルアセテート、エチル－２－メチルブチレート、メロナール、イソアミルアセテート、２，６－ノナジエン－１－オール、（２Ｅ，６Ｚ）－（ノナジエナール）、ＤＰＧ中の１０％ラビエノンオキシム（ラビエノキシム）、エチルカプロエート、フェニルアセトアルデヒド、イソブチルキノリン、マンザネート、２－メチルウンデカナール、メチルアントラニレート、シス－３、シス－６－ノナジエナール、エチルバニリン、ベンズアルデヒド、ネオブテノン、トリプラールまたはリグストラール、１０－ウンデセナール、シトロネラール、Ｎ－デカナール、バニリン、Ｌ－カルボン、イソシクロシトラール、オクタナール、メチルベンゾアート、フェニルエチルアセテート、シトラール、インドール、およびそれらの混合物が含まれる。

様々な実施形態によると、本開示の香料組成物は、任意選択的に、香水組成物、例えば担体材料、および当技術分野で一般的に使用される他の補助剤、例えば溶媒、防腐剤、抗真菌剤、乳化剤、安定剤などにおいて、香料とともに従来使用される１つ以上の追加の原料または賦形剤を含んでもよい。様々な実施形態では、香料組成物は、１つ以上の溶媒、例えば、アルコール、ヒドロアルコール、水、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール（ＤＰＧ）、イソプロピルミリステート（ＩＰＭ）、およびトリエチルシトレート（ＴＥＣ）、またはそれらの組み合わせを含んでもよい。

いくつかの実施形態によると、本開示の香料組成物を調製する方法は、１つ以上の香料化合物をグリコシドと組み合わせることを含む。有利には、ステビオールグリコシドは、周囲条件で香料化合物に添加され得る。実施例では、本開示の組成物を室温および大気圧で添加した。

いくつかの実施形態によると、グリコシドは、１つ以上の香料化合物を含む製品または物品に添加され得る。

いくつかの実施形態によると、本明細書に開示される香料組成物は、広範囲の非食品および／または非飲料物品および用途で使用され得る。例えば、香料組成物は、例えば、香水、家庭用製品、洗濯用製品、ボディケア製品、および化粧品などの上質かつ機能的な香水の任意の分野において、匂い物質を含む香料製品および用途で使用され得る。具体的な例示的および非限定的な例としては、上質な香料（例えば、香水およびオードトワレ）；家庭用製品（例えば、食器用洗剤、表面洗浄剤、空気清浄剤、自動車用ケア製品、硬質表面洗浄剤、および／または処理剤（床洗浄剤および便器洗浄剤を含む）、ならびに消費者または業務用の他の洗浄剤製品、微粒子または粉末形態の洗浄剤；液体、ゲル、またはペーストの形態の多機能洗剤；液体の上質な布地洗剤；手洗い食器洗剤；家庭および業務用の様々なタブレット、粒状、液体、およびすすぎ補助剤タイプを含む食洗器用洗剤；抗菌手洗いタイプを含む液体洗浄剤および消毒剤、洗浄バー、車またはカーペット用洗剤、便器洗浄剤を含むバスルーム洗浄剤；ならびに金属洗浄剤、液体、固体、および／または乾燥剤タブレットの形態であり得る、柔軟剤および／または清浄剤を含む布地コンディショニング製品；ならびに漂白剤添加剤および「シミスティック」または前処理タイプなどの洗浄アジュバント、乾燥機に組み込むシート、ドライおよびウェットワイプおよびパッド、不織布基材およびスポンジなどの基材充填製品；ならびにスプレーおよびミスト；トイレ用ティッシュ、化粧紙、ハンカチ、および／またはペーパータオルに関連する製品および／またはプロセス；タンポン、女性用生理用ナプキン；洗濯用製品（例えば、柔軟剤、漂白剤、洗剤、シミ／臭気処理）；ヒトまたはペット用のボディケア製品、（例えば、アフターシェーブローション、石鹸、シャンプー、ヘアコンディショナー、シャワージェル、シャワーおよびバスソルト、ヘア製品、ボディローション、日焼け止め、衛生製品）；ならびに化粧品（例えば、脱臭剤、止汗剤、消毒クリーム、メイクアップ製品）が挙げられる。

様々な実施形態によると、物品は、所望の香料を提供するための有効量の香料組成物を含む。

本開示のある実施形態は、水、溶媒、グリコシド、および香料化合物を含む香水を提供する。香料化合物は、油であってもよく、油は、約１～２０重量％の濃度である。油は、香油または精油であり得る。いくつかの実施形態では、溶媒は、アルコールであり得る。いくつかの実施形態では、アルコールは、エタノールであり得る。グリコシドは、香水の約０．０１～５．０重量％、香水の約０．１～１．０重量％、または香水の約０．１～０．５重量％であり得る。

本開示のある実施形態は、水、１つ以上の溶媒、１つ以上のグリコシド、および１つ以上の香料化合物からなる香水を提供する。香料化合物は、油であり得、油は、約１～２０重量％の濃度である。油は、香油または精油であり得る。いくつかの実施形態では、溶媒は、アルコールであり得る。いくつかの実施形態では、アルコールは、エタノールであり得る。グリコシドは、香水の約０．０１～５．０重量％、香水の約０．１～１．０重量％、または香水の約０．１～０．５重量％であり得る。

本開示のある実施形態は、水、１つ以上の溶媒、１つ以上のグリコシド、および１つ以上の香料化合物から本質的になる香水を提供する。香料化合物は、油であり得、油は、約１～２０重量％の濃度である。油は、香油または精油であり得る。いくつかの実施形態では、溶媒は、アルコールであり得る。いくつかの実施形態では、アルコールは、エタノールであり得る。グリコシドは、香水の約０．０１～５．０重量％、香水の約０．１～１．０重量％、または香水の約０．１～０．５重量％であり得る。この点に関して使用される「から本質的になる（ｃｏｎｓｉｓｔｉｎｇ ｅｓｓｅｎｔｉａｌｌｙ ｏｆ）」という語句は、微量で見出され得るものなどの香水の基本的かつ新規の特徴に実質的に影響を及ぼさない他の成分、または香水の固定剤の特徴を改変させないが、その他の点で香水に見出され得る他の成分を含む、香水を指す。香水に適用される「から本質的になる（ｃｏｎｓｉｓｔｉｎｇ ｅｓｓｅｎｔｉａｌｌｙ ｏｆ）」という語句は、開放型の用語であり、列挙されるものの基本的または新規の特徴が、列挙されるもの以外の１つ以上の成分の存在によって変化しない限り、列挙されるもの以外の香水に見出され得る１つ以上の成分の存在を可能にするが、従来技術の実施形態を除外する。

本開示の実施形態は、少なくとも１つの香料化合物、グリコシド、およびアニオン性界面活性剤を含む非食用製品を提供する。

本開示の実施形態は、次亜塩素酸ナトリウム、少なくとも１つの香料化合物、およびグリコシドを含む非食用製品を提供する。

本開示の実施形態は、少なくとも１つの香料化合物、グリコシド、酵素タンパク質、および界面活性剤を含む非食用製品を提供する。

本開示の実施形態は、少なくとも１つの香料化合物、グリコシド、酵素タンパク質、および洗剤界面活性剤を含む非食用洗剤を提供する。いくつかの実施形態では、非食用洗剤は、白色剤を含み得る。

本開示の実施形態は、炭酸ナトリウム、クエン酸、少なくとも１つの香料化合物、およびグリコシドを含む非食用製品を提供する。

本開示の実施形態は、アンモニア、少なくとも１つの香料化合物、およびグリコシドを含む非食用製品を提供する。

ここで、本開示の実施形態を説明したため、一般に、実施例が、いくつかの追加の実施形態を説明する。本開示の実施形態は、実施例および対応するテキストおよび図面に関連して説明されるが、本開示の実施形態をこれらの説明に限定する意図はない。反対に、本開示の実施形態の趣旨および範囲内に含まれるすべての代替物、修正物、および同等物を網羅することが意図される。

別途指定されない限り、実施例に記載されるすべてのパーセントは、重量／重量である。以下に提供する実施例において、パネル研究を行い、香料固定剤としてのステビオールグリコシドの有効性を評価し、グリコシドの添加が香料に対する参加者の好みに悪影響を及ぼしたか否かを判定した。香料の強度および持続時間は、定量的に容易には測定されないが、ヒトの評価に基づいて特徴付けることができる。香料を定性的に評価するために、以下のようにパネル研究を行った。各パネルには１０人の参加者がいた。皮膚以外の塗布では、吸い取り紙（香水試験紙、またはムイレット）をその長さの３分の１まで香料組成物に浸漬し、外気に放置した。パネル参加者には、香料を４８時間にわたって評価してもらい、２時間、４時間、６時間、１２時間、２４時間、および４８時間で観察結果を記録した。皮膚の塗布では、参加者の手首に６インチの距離からスプレーを一回塗布し、２０秒間乾燥させた。パネル参加者に香料を評価してもらい、２時間毎に８時間観察結果を記録した。参加者は、一方の香りが他方の香りよりも好みであることを示すことによって好みを示し、香りの強度を、より強い、同等、またはより弱いでランク付けした。
実施例１－香水

この実施例では、香料化合物およびステビオール系グリコシドを含む例示的香料組成物を調製し、同じ香料化合物を含むがグリコシドを含まない対照組成物と比較した。比較組成物１－Ａおよび例示的香料組成物１－Ｂの製法を表１に提供する。

パネル研究では、１～４８時間の範囲で、パネリストの９０％が、ステビオールグリコシドを含まない配合物（１－Ａ）と比較して、０．５％のレバウジオシドＡ８０％を含む例示的配合物（１－Ｂ）で、皮膚上でより長い持続性（例えば、約３６時間）を観察した。４８時間持続した香水吸い取り紙の試験では、パネリストの９０％が同じ観察結果を出した。

実施例２－アフターバススプラッシュ
この実施例では、香料化合物およびステビオール系グリコシドを含む例示的香料組成物を有するアフターバススプラッシュ製品を調製し、同じ香料化合物を含むがグリコシドを含まない対照組成物を有するアフターバススプラッシュ製品と比較した。比較バススプラッシュ組成物２－Ａおよび例示的バススプラッシュ組成物２－Ｂの製法を表２に提供する。

パネル研究では、パネリストの９０％が、ステビオールグリコシドを含まない比較配合物（２－Ａ）と比較して、０．１％のレバウジオシドＡ９７％を含む例示的配合物（２－Ｂ）で、皮膚上でより長い持続性を観察した。パネリストは、例示的配合物（２－Ｂ）において、香料が４８時間より長く持続したことを観察した。香水吸い取り紙の試験では、パネリストの１００％が同じ観察結果を出した。

実施例３－オードトワレ
この実施例では、香料化合物およびステビオール系グリコシドを含む例示的香料組成物を調製し、同じ香料化合物を含むがグリコシドを含まない対照組成物と比較した。比較組成物３－Ａおよび例示的香料組成物３－Ｂの製法を表３に提供する。

パネル研究では、パネリストの９０％が、比較組成物３－Ａの香料よりも、皮膚上で、レバウジオシドＡ５０％を含む例示的配合物（３－Ｂ）の香料を好んだ。香料吸い取り紙では、パネリストの１００％が、例示的配合物３－Ｂの香料を好んだ。

実施例４－コロン
この実施例では、香料化合物およびステビオール系グリコシドを含む例示的香料組成物を調製し、同じ香料化合物を含むがグリコシドを含まない対照組成物と比較した。比較組成物４－Ａおよび例示的香料組成物４－Ｂの製法を表４に提供する。

パネル研究では、パネリストの９０％が、グリコシドを除外した比較コロンと比較して、皮膚上で、ステビオールグリコシド（ＧＳＧ８０％）を含むコロン（４－Ｂ）の香料を好んだ。香水吸い取り紙では、パネリストの９０％が、例示的コロン製品４－Ｂの香料を好んだ。

実施例５－アフターシェーブローション
この実施例では、香料化合物およびステビオール系グリコシドを含む例示的香料組成物を有するシェーブローションを調製し、同じ香料化合物を含むがグリコシドを含まない対照組成物を有するシェーブローションと比較した。比較シェーブローション組成物５－Ａおよび例示的シェーブローション香料組成物５－Ｂの製法を表５に提供する。

１～２４時間の範囲にわたるパネル研究では、パネリストの９０％が、このステビオールグリコシドを含まない製品（５－Ａ）と比較して、ステビオールグリコシド（ＧＳＧ９０％）を含む製品（５－Ｂ）について、皮膚上でより長い持続性を判定した。香水吸い取り紙では、パネリストの８０％が、（５－Ｂ）製品の持続的な品質を好んだ。

実施例６－ハンドクリーム
この実施例では、香料化合物およびステビオール系グリコシドを含む例示的香料組成物を有するハンドクリームを調製し、同じ香料化合物を含むがグリコシドを含まない対照組成物を有するハンドクリームと比較した。比較ハンドクリーム組成物６－Ａおよび例示的ハンドクリーム組成物６－Ｂの製法を表６に提供する。

１～４時間にわたって、ステビオールグリコシド（ＧＳＧ９０％）を含むハンドクリーム（６－Ｂ）は、パネリストの８０％によって、ステビオールグリコシドを含まない比較ハンドクリーム（６－Ａ）の香料よりも大きい強度およびより長い持続力を有する香料を示すと判断された。

実施例７－棒状石鹸
この実施例では、香料化合物およびステビオール系グリコシドを含む例示的香料組成物を有する棒状石鹸を調製し、同じ香料化合物を含むがグリコシドを含まない対照組成物を有する棒状石鹸と比較した。対照棒状石鹸組成物７－Ａおよび例示的棒状石鹸組成物７－Ｂの製法を表７に提供する。

洗浄使用試験では、パネリストの９０％が、ステビオールグリコシド（ＧＳＧ９０％）を含有する棒状石鹸（７－Ｂ）における香料の強度が、ステビオールグリコシド（ＧＳＧ９０％）を含まない棒状石鹸における香料よりも大きいと判断した洗浄使用試験では、パネリストの半数が、ステビオールグリコシドを含有する棒状石鹸を用いて通常の手洗い手順を使用して手を洗うように指示され、パネリストの残りの半数が、ステビオールグリコシドを含まない棒状石鹸を使用した。

実施例８－香水中の香油濃度の低減
この実施例では、香料化合物およびステビオール系グリコシドを含む例示的香料組成物を調製し、同じ香料化合物を含むがグリコシドを含まない対照組成物と比較した。比較組成物８－Ａおよび例示的香料組成物８－Ｂの製法を表８に提供する。

皮膚および香料吸い取り紙のパネル試験では、パネリストの４０％が、例示的処方８－Ｂが、比較処方８－Ａよりも強い香料を有すると判断した。残りの６０％は、８－Ａおよび８－Ｂが、同等の香料を有すると判断した。これは、香料組成物中でグリコシドを使用することにより、香料組成物の知覚香料を減少させることなく香料化合物の量を低減させることが可能であることを示す。臭気の知覚に悪影響を及ぼすことなく、そのような濃度を低減させた香油を使用することによって、材料コストが大幅に節約される。

実施例９－コロンでの香油濃度の低減
この実施例では、香料化合物およびステビオール系グリコシドを含む例示的香料組成物を調製し、同じ香料化合物を含むがグリコシドを含まない対照組成物と比較した。比較組成物９－Ａおよび例示的香料組成物９－Ｂの製法を表９に提供する。

パネル試験では、パネリストの４０％が、ステビオールグリコシド（ＲｅｂＡ８０％）を含む処方９－Ｂが、ステビオールグリコシド（ＲｅｂＡ８０％）を含まない処方９－Ａよりも強い香料を有すると判断し、３０％は、２つの香料の間に差異を見出さず、３０％は、９－Ａが強い香料を有すると判断した。したがって、パネリストの７０％が、比較組成物と同等またはそれ以上に、低減された香油濃度を有する例示的香料組成物を受け入れた。これは、グリコシドを使用することにより、知覚香料を減少させることなく香料化合物の量を低減させることが可能であり得るが、それに伴う大きなコスト節約が可能であることを示す。皮膚および吸い取り紙上で試験を実行した。

本開示は、特許請求の範囲と混同されるべきではない以下の番号付けされた態様を読むとより良く理解されるであろう。以下の番号付けされた態様のいずれかは、いくつかの事例では、本開示の他の箇所で説明される態様と組み合わせることができ、そのような組み合わせは、本開示の一部を形成することを意図する。

態様１．少なくとも１つの香料化合物と、ステビオールグリコシド、グルコシル化ステビオールグリコシド、ステビオールグリコシドの誘導体、グルコシル化ステビオールグリコシドの誘導体、またはそれらの組み合わせから選択されるグリコシドと、を含む、香料組成物。

態様２．溶媒をさらに含み／からなり、溶媒が、アルコール、ヒドロアルコール、水、プロピレングリコール、またはそれらの組み合わせから選択される、請求項１に記載の香料組成物。

態様３．グリコシドが、香料組成物の総重量に基づいて、約０．００１～０．５重量％を構成する／からなる、先行態様のいずれかに記載の香料組成物。

態様４．グリコシドが、レバウジオシドＡ、レバウジオシドＢ、レバウジオシドＣ、レバウジオシドＤ、レバウジオシドＥ、レバウジオシドＦ、レバウジオシドＭ、レバウジオシドＮ、レバウジオシドＯから選択されるステビオールグリコシドである、先行態様のいずれかに記載の香料組成物。

態様５．ステビオールグリコシドが、酵素処理されたステビア抽出物である、先行態様のいずれかに記載の香料組成物。

態様６．グルコシル化ステビオールグリコシドが、低度のグリコシル化を有し、ステビオールグリコシドに結合されたグルコース分子の数が、１～５である、先行態様のいずれかに記載の香料組成物。

態様７．グルコシル化ステビオールグリコシドが、高度のグリコシル化を有し、ステビオールグリコシドに結合されたグルコース分子の数が、６～１０である、先行態様のいずれかに記載の香料組成物。

態様８．香料組成物を含む製品であって、香料組成物が、少なくとも１つの香料化合物と、ステビオールグリコシド、グルコシル化ステビオールグリコシド、ステビオールグリコシドの誘導体、グルコシル化ステビオールグリコシドの誘導体、またはそれらの組み合わせから選択されるグリコシドと、を含む／からなる、製品。

態様９．製品が、香水、オードトワレ、ローション、石鹸、化粧品、またはボディケア製品から選択される、先行態様のいずれかに記載の製品。

態様１０．製品が、食器用洗剤、表面洗浄剤、空気清浄剤、柔軟剤、漂白剤、または洗濯用洗剤から選択される、先行態様のいずれかに記載の製品。

態様１１．溶媒をさらに含み／からなり、溶媒が、アルコール、ヒドロアルコール、水、プロピレングリコール、またはそれらの組み合わせから選択される、先行態様のいずれかに記載の製品。

態様１２．グリコシドが、香料組成物の総重量に基づいて、約０．００１～０．５重量％を構成する／からなる、先行態様のいずれかに記載の製品。

態様１３．グリコシドが、レバウジオシドＡ、レバウジオシドＢ、レバウジオシドＣ、レバウジオシドＤ、レバウジオシドＥ、レバウジオシドＦ、レバウジオシドＭ、レバウジオシドＮ、レバウジオシドＯから選択されるステビオールグリコシドである、先行態様のいずれかに記載の製品。

態様１４．ステビオールグリコシドが、酵素処理されたステビア抽出物である、先行態様のいずれかに記載の製品。

態様１５．グルコシル化ステビオールグリコシドが、低度のグリコシル化を有し、ステビオールグリコシドに結合されたグルコース分子の数が、１～５である、先行態様のいずれかに記載の製品。

態様１６．グルコシル化ステビオールグリコシドが、高度のグリコシル化を有し、ステビオールグリコシドに結合されたグルコース分子の数が、６～１０である、先行態様のいずれかに記載の製品。

態様１７．香水を含む非食用製品であって、水、溶媒、グリコシド、および香料化合物を含む／からなる、非食用製品。

態様１８．グリコシドが、ステビオールグリコシド、グルコシル化ステビオールグリコシド、ステビオールグリコシドの誘導体、グルコシル化ステビオールグリコシドの誘導体、またはそれらの組み合わせから選択される、請求項１７に記載の非食用製品。

態様１９．溶媒が、アルコール、ヒドロアルコール、水、プロピレングリコール、またはそれらの組み合わせから選択される、先行態様のいずれかに記載の非食用製品。

態様２０．グリコシドが、香料組成物の総重量に基づいて、約０．００１～０．５重量％を構成する／からなる、先行態様のいずれかに記載の非食用製品。

比率、濃度、量、および他の数値データが、本明細書において範囲形式で表され得ることに留意されたい。そのような範囲形式が利便性および簡潔性のために使用され、したがって、範囲の限界として明示的に列挙される数値を含むだけでなく、各数値および部分範囲が明示的に列挙されるかのように、その範囲内に包含されるすべての個々の数値または部分範囲を含むように柔軟に解釈されるべきであることを理解されたい。例示するために、「約０．１％～約５％」の濃度範囲は、約０．１重量％～約５重量％の明示的に列挙された濃度だけでなく、個々の濃度（例えば、１％、２％、３％、および４％）および示された範囲内の部分範囲（例えば、０．５％、１．１％、２．２％、３．３％、および４．４％）も含むと解釈されるべきである。ある実施形態では、「約０」は、０、０．００１、０．０１、または０．１を指し得る。ある実施形態では、「約」という用語は、数値の有効数字に従って従来の丸めを含み得る。加えて、「約‘ｘ’～‘ｙ’」という語句は、「約‘ｘ’～約‘ｙ’」を含む。

本開示の上述の実施形態が、実装の単なる可能な例であり、本開示の原理を明確に理解するためにのみ記載されることを強調されるべきである。多くの変形および修正は、本開示の趣旨および原理から実質的に逸脱することなく、本開示の上述の実施形態に対して行われてもよい。すべてのこのような修正および変形は、本開示の範囲内で本明細書に含まれることが意図される。

Claims (20)

1. 少なくとも１つの香料化合物と、
   ステビオールグリコシド、グルコシル化ステビオールグリコシド、ステビオールグリコシドの誘導体、グルコシル化ステビオールグリコシドの誘導体、またはそれらの組み合わせから選択されるグリコシドと、を含む、香料組成物。
2. 溶媒をさらに含み、
   前記溶媒が、アルコール、ヒドロアルコール、水、プロピレングリコール、またはそれらの組み合わせから選択される、請求項１に記載の香料組成物。
3. 前記グリコシドが、前記香料組成物の総重量に基づいて、約０．００１～０．５重量％を構成する、請求項１または２に記載の香料組成物。
4. 前記グリコシドが、レバウジオシドＡ、レバウジオシドＢ、レバウジオシドＣ、レバウジオシドＤ、レバウジオシドＥ、レバウジオシドＦ、レバウジオシドＭ、レバウジオシドＮ、レバウジオシドＯから選択されるステビオールグリコシドである、請求項１～３のいずれか一項に記載の香料組成物。
5. 前記ステビオールグリコシドが、酵素処理されたステビア抽出物である、請求項１～４のいずれか一項に記載の香料組成物。
6. 前記グルコシル化ステビオールグリコシドが、低度のグリコシル化を有し、前記ステビオールグリコシドに結合されたグルコース分子の数が、１～５である、請求項１～３のいずれか一項に記載の香料組成物。
7. 前記グルコシル化ステビオールグリコシドが、高度のグリコシル化を有し、前記ステビオールグリコシドに結合されたグルコース分子の数が、６～１０である、請求項１～３のいずれか一項に記載の香料組成物。
8. 香料組成物を含む製品であって、前記香料組成物が、少なくとも１つの香料化合物と、
   ステビオールグリコシド、グルコシル化ステビオールグリコシド、ステビオールグリコシドの誘導体、グルコシル化ステビオールグリコシドの誘導体、またはそれらの組み合わせから選択されるグリコシドと、を含む、製品。
9. 前記製品が、香水、オードトワレ、ローション、石鹸、化粧品、またはボディケア製品から選択される、請求項８に記載の製品。
10. 前記製品が、食器用洗剤、表面洗浄剤、空気清浄剤、柔軟剤、漂白剤、または洗濯用洗剤から選択される、請求項８に記載の製品。
11. 溶媒をさらに含み、
    前記溶媒が、アルコール、ヒドロアルコール、水、プロピレングリコール、またはそれらの組み合わせから選択される、請求項８～１０のいずれか一項に記載の製品。
12. 前記グリコシドが、前記香料組成物の総重量に基づいて、約０．００１～０．５重量％を構成する、請求項８～１１のいずれか一項に記載の製品。
13. 前記グリコシドが、レバウジオシドＡ、レバウジオシドＢ、レバウジオシドＣ、レバウジオシドＤ、レバウジオシドＥ、レバウジオシドＦ、レバウジオシドＭ、レバウジオシドＮ、レバウジオシドＯから選択されるステビオールグリコシドである、請求項８～１２のいずれか一項に記載の製品。
14. 前記ステビオールグリコシドが、酵素処理されたステビア抽出物である、請求項８～１２のいずれか一項に記載の製品。
15. 前記グルコシル化ステビオールグリコシドが、低度のグリコシル化を有し、前記ステビオールグリコシドに結合されたグルコース分子の数が、１～５である、請求項８～１２のいずれか一項に記載の製品。
16. 前記グルコシル化ステビオールグリコシドが、高度のグリコシル化を有し、前記ステビオールグリコシドに結合されたグルコース分子の数が、６～１０である、請求項８～１２のいずれか一項に記載の製品。
17. 香水を含む非食用製品であって、前記香水が、水、溶媒、グリコシド、および香料化合物を含む、非食用製品。
18. 前記グリコシドが、ステビオールグリコシド、グルコシル化ステビオールグリコシド、ステビオールグリコシドの誘導体、グルコシル化ステビオールグリコシドの誘導体、またはそれらの組み合わせから選択される、請求項１７に記載の非食用製品。
19. 前記溶媒が、アルコール、ヒドロアルコール、水、プロピレングリコール、またはそれらの組み合わせから選択される、請求項１７または１８に記載の非食用製品。
20. 前記グリコシドが、前記香料組成物の総重量に基づいて、約０．００１～０．５重量％を構成する、請求項１７～１９のいずれか一項に記載の非食用製品。