JP2022536409A - フルーツ圧搾システム - Google Patents

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マセット,アントニオ カラタユー
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スーモ イノヴァショネス メカニカス エセ.ア.ウ.
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Abstract

Figure 2022536409000001
フルーツ圧搾システムであって、供給システム(1)と、カットおよび圧搾手段と、を備える。当該カットおよび圧搾手段は、垂直方向変位手段(10)によって垂直方向に変位可能であり、かつ回転手段(11)によって互いに反対方向に回転可能である一対のカップアセンブリ(3)と;これらの下にある、ブレード(5)および皮抽出手段を有するカットアセンブリ(4)と;複数の前記カップアセンブリ(3)の前記垂直方向変位によって複数の半分の前記フルーツを垂直方向に圧搾するための、それぞれ複数の前記カップアセンブリのうちの1つの下方にある、一対の固定圧搾ボール(6)と、を備える。前記システムは、前記垂直方向変位手段(10)を専ら動作させるための第1のモータ(12)と;その強度を測定するための手段と;前記第1のモータ(12)を独立に制御し、かつ測定された前記強度がプリセットされた値の範囲を超えたときにそれを停止させる制御ユニットと、を有する。

Description

発明の詳細な説明
[発明の分野]
本発明は、農業食品産業(agri-food industry)の技術分野に属する。特に、主にオレンジ用の、しかしその他の柑橘類フルーツ用およびザクロ用でもある、フルーツ圧搾マシン(fruit squeezing machine)の分野に属する。より具体的には、本発明は、フルーツを受け取るための回転するカップと、フルーツを2つの半分(半分ずつ:two halves)にカットするためのブレードと、これらの半分に対する圧搾ボールと、を有するフルーツ圧搾システムに関する。当該フルーツ圧搾システムは、垂直(縦)方向圧搾を行う、すなわち、フルーツの当該2つの半分(半分ずつのフルーツ)を含むカップの圧搾ボール上の垂直移動により、圧搾を実行する。
[発明の背景]
主にオレンジ用の、しかしながら他の柑橘類フルーツ用でもある、さまざまな自動フルーツ圧搾マシンが、従来技術から知られている。これらのマシン(機械)は、主にフルーツの移動に基づいており、その結果としてフルーツがカットされ、次いで、得られた部分が圧搾される。
一般に、大部分の産業用および大容量の圧搾機(squeezer)、またはホテル業界等において使用される圧搾機は、いくつかの小室(alveoli)またはカップがそれらに対応するいくつかのパインコーン(pinecone)または圧搾ボールとともに同時に回転移動することによって、果汁を抽出する。
ES2091702B1は、オレンジおよびその他のフルーツを配置する積載量(充填量)の大きい「回転式(revolving)」システムを組み込んだ柑橘類フルーツ圧搾マシンを示す。このマシンは、フルーツの各1つを圧搾する機構をすでに組み込んでおり、垂直方向の変位により、果汁の抽出を行う。対応する場所に位置するフルーツの2つの半分の各1つが、それぞれのパインコーンまたは圧搾ボール上において圧搾される。
PCT/ES2012/070394は、フルーツを対称的に保持するカップを回転させることによってフルーツを2つの等しい半分にカットするフルーツ圧搾マシンを示す。カップは向かい合い、これら2つの半分を圧搾ボールに向けて圧縮する。一方の側に果汁が集められ、他方の側に圧搾されたフルーツの皮が集められる。
スペイン特許出願P201230986は、従来のマシンと比較してサイズが縮小されたフルーツ圧搾マシンを示し、利用可能スペースの少ない建物内への設置を可能にしている。このマシンは、フルーツを受け取るための単一のカップと、単一の圧搾ボールと、を有する。それにより、マシンの占めるスペースがより少なっているが、別の面では、数個のカップおよびボールの異なるシステムを有する他のマシンよりも、スピードが遅くなっている。
ES2545235B1は、カップおよびボールによる垂直方向圧搾を有するフルーツ圧搾マシンを示す。すべての要素は単一のモータにより駆動され、カットおよび圧搾のためのすべての構成要素の移動(運動)は、フルーツフィーダの連続的な移動と同期している。
これらの圧搾システムは全て、さまざまな制限を有する。それらの制限の中では、例えばサイズ、皮の厚さ、硬さ等の種々の特性を有する、任意のタイプのフルーツにそれらを適合させることが不可能である。実際、これらのシステムは、全ての構成要素の移動に関して単一のモータを有するため、それらのシステムは圧搾の単一の方法を提供しており、柔軟性がない。ちょうど種々の特性におけるこのバリエーションのために、それらは全てのタイプのフルーツに適するわけではない。サイズ、硬さ、皮の厚さ、果肉の量等によっては、過剰な圧力は皮の破壊、または皮の圧搾を引き起し得る。逆に、圧力が不十分である場合、果汁は圧縮されずに残るだろう。この問題を解決するために、一部のマシンは、カップと圧搾ボールとの間の空間を手動で変化させること、フルーツのサイズ、または、皮の硬さもしくは厚さに応じて、それを増大または減少させることを可能にしている。しかし、これは非効率的な解決策である。マシンの機械部品のユーザによる絶え間ない操作、ならびに、故障、破損およびダウンタイム等のリスクを含んでおり、適切な時間で、満足のゆく性能で、連続的かつ柔軟な方法によって、任意のフルーツが処理され得ることが妨げられてしまう。
加えて、すべての構成要素が単一のモータにより駆動され、すべての構成要素の移動が複数の機械要素によって同期しているため、機械的不全(故障)、ジャム(jams)等が発生して、マシン全体に影響を与える。1つの構成要素の移動(運動)における問題が、他のすべての障害となるためである。単一のモータにより駆動されるこれらのシステムに関する別の問題は、それらが常に同じ垂直(縦)方向の圧搾経路を提供する、ということである。したがって、種々のサイズおよび硬さのフルーツに対して、圧搾経路を制限する補足物(supplements)によって圧力が調整されなければならず、これはジャム、機能不全および故障を引き起こし得る。さらに、同じ垂直方向の圧搾経路のために、フルーツの中には圧搾されずに残るものがあり得、逆に、フルーツの中には過度に圧搾されるものがあり得、皮が含まれて、得られる果汁(ジュース)が苦くなってしまう。
したがって、種々のタイプのフルーツに自動的に適合し、皮のサイズおよび厚さに適合することによって最適な方法によりフルーツを圧搾し、その結果、従来技術に係る以前の複数のマシンに存在する欠点を回避するインテリジェント圧搾システムによって、果汁を迅速かつ効率的に提供する、自動フルーツ圧搾マシンを有することが望ましい。
[発明の説明]
本発明は、インテリジェントであるとみなされるフルーツ圧搾システムによって、従来技術に存在する問題を解決する。当該フルーツ圧搾システムは、任意のフルーツの垂直方向の圧搾を任意の圧搾マシンが実行することを可能にし、例えばサイズ、硬さ、皮の厚さ、果肉の量等のフルーツの諸特性にそれ自身を適合(適応)させて、フルーツのそのような特性にしたがって特定の動作パラメータを変化させ得るがゆえに、インテリジェントであるとみなされる。言い換えれば、この場合、インテリジェントな圧搾とは、当該システムが特定の動作パラメータを変化させることにより、任意のフルーツの垂直方向の圧搾を可能にし、例えばフルーツのサイズ、硬さ、皮の厚さまたは果肉の量等のフルーツの諸特性に適合(適応)する圧搾を意味する。
加えて、ユーザは、単純なインターフェースを通じて当該システムの制御ユニットにアクセスして、種々の状況に適合させるために例えばスピードおよび圧搾パワー等の特定の複数のパラメータを変更し得る。これは汎用システムを提供している。
このインテリジェントシステムはさらに、前記マシンの不充填(無積載:no-load)の圧搾移動を回避するだけでなく、妨害(物)(ブロック:blockage)を検出し、前記マシンを自動的にストップさせることによって、機能不全(不具合:malfunction)を減少させることを可能にする。
当該フルーツ圧搾システムは、フルーツ供給システムと、前記供給システムの下方に配置されたカットおよび圧搾手段と、前記カットおよび圧搾手段の下方に配置された、フルーツから得られる果汁を収集するためのトレイと、を有する。前記トレイは、果肉および種子を収集して、それらが前記フルーツから抽出される前記果汁内に落下するのを防止するためのフィルタを有する。
前記カットおよび圧搾手段は、垂直方向変位手段によって垂直方向(縦方向)に変位し、回転変位手段によって回転可能に変位する、一対のフルーツ受け取りカップアセンブリを有する。前記カットおよび圧搾手段はまた、複数の前記カップアセンブリの下方にカットおよび抽出アセンブリを有する。前記カットおよび抽出アセンブリは、前記フルーツを2つの半分(半分ずつ)にカットするための中央ブレードと、前記フルーツが圧搾された後の皮抽出手段と、からなる。加えて、前記カットおよび圧搾手段は、それぞれ複数の前記カップアセンブリのうちの1つの下方に配置された一対の固定圧搾ボールを有する。当該一対の固定圧搾ボールは、複数の前記圧搾ボール上における複数の前記カップアセンブリの垂直方向変位によって、2つの半分(半分ずつ)の前記フルーツの垂直方向圧搾を行う。
この構成により、前記カットアセンブリのうちの1つは、前記供給システムから前記フルーツを受け取る。そして、前記システムの内側に向かって互いに反対方向に複数の前記アセンブリを回転させることによって、前記フルーツは2つの対向するカップの間に留まる。それは前記カットおよび抽出アセンブリの方へ回転してフルーツを導く。前記カットおよび抽出アセンブリにおいて、前記ブレードは前記フルーツを実質的に等しい2つの半分にカットするが、それらの各々は1つのアセンブリの前記カップ内に留まる。次いで、複数の前記アセンブリは、複数の前記半分を有する複数の前記カップが前記システム内において垂直に配置されるまで、回転し続ける。この位置から、複数の前記カップアセンブリ、およびそれらによって引っ張られる前記カットおよび抽出アセンブリが、複数の前記圧搾ボール上において垂直下方移動することにより、果肉が絞り出される。圧搾が終了したとき、前記システムは前記垂直下方移動をストップし、上方移動を行う。そのとき、前記皮抽出手段は、複数の前記圧搾ボールからの皮の抽出を行う。複数の前記アセンブリのカップの数に応じて、圧搾が行われるのと同時に、別の位置にある他の複数のカップがフルーツを受け取る。このことがプロセスに連続性を与えることとなる。前記システムの動作においては、前の移動および位置が両方のアセンブリの複数のカップの全ての対について、連続的に繰り返される。
複数の前記カップおよび複数の前記圧搾ボールの両方は取り外し可能かつ交換可能であり、種々のサイズのフルーツに適合可能な種々のサイズが存在する。
前記フルーツ圧搾システムは、複数の前記カップアセンブリの前記垂直方向変位手段を専ら駆動する第1のモータを有する。すなわち、前記第1のモータは単独でかつ専ら、複数の前記カップアセンブリの前記垂直方向変位手段を駆動し、それらを始動し、所定の強度のときストップさせ、そして、複数の前記カップアセンブリの前記垂直方向変位手段に所定のスピードを与える。加えて、前記フルーツ圧搾システムは、複数の前記カップアセンブリの前記垂直方向変位手段の駆動によって第1のモータにおいて生み出される強度を測定するための手段と、前記第1のモータおよび前記強度を測定する前記手段が接続され、前記第1のモータを独立に制御するように構成された制御ユニットと、を有する。
前記システムの種々の特定の実施形態によれば、前記制御ユニットは、測定された前記強度がプリセットされた値よりも高いときに前記第1のモータをストップするように構成されている。具体的には、このプリセットされた値は、果肉を圧搾するのに必要な前記強度に応じて設定され得る。これは、前記第1のモータの前記強度がこのプリセットされた値よりも高いことを前記システムが検出したとき、それは前記圧搾ボールが皮に達したということを意味しており、その瞬間に前記カップは圧搾のためのその垂直下方移動をストップし、前記皮の圧搾を回避する、ということを意味している。
さらに、この特徴は、妨害(ブロック)の検出および警告を構成し得る。異常に高い前記強度が検出され、設定された最大値を超えているとき、位置にもよるが、それは垂直下方の圧搾移動が何らかの理由により妨げられているためであり、この垂直移動がストップされることになる。
あるいは、別の特定の実施形態によれば、前記制御ユニットは測定された前記強度がプリセットされた値よりも小さいときに前記第1のモータをストップするように構成され得る。この場合、安全の最小強度値が設定される。これは、垂直方向の圧搾がフルーツなしに、つまり充填なしに行われており、そのため垂直移動がストップされる、ということを含む。
好ましくは、前記制御ユニットは、前記第1のモータの電流強度、およびそれが複数の前記カップアセンブリの前記垂直方向変位手段に提供するスピード、すなわち、複数の前記カップアセンブリが複数の前記圧搾ボール上のフルーツの垂直方向の圧搾を行うスピードを変化させ得る。
これは、複数の前記カップが及ぼす圧力および複数の前記カップの経路を、測定された前記強度を通じて制御することを伴う、インテリジェントな圧搾を提供する。その結果、フルーツの果肉のみがそれが皮に到達するまで圧搾され、皮の厚さにかかわらず皮を圧搾することがなくなる。これは、より高品質の果汁を提供し、成果(パフォーマンス)を最適化する。
さらに、位置、スピード、圧搾圧力、圧搾移動(複数の前記ボール上の複数の前記カップの垂直降下)の回数等の、種々のパラメータの適合が達成されている。
したがって、この独立したモータは、種々のサイズ、ならびに種々の皮の硬さおよび厚さを有するフルーツに対して、複数のカップと複数のボールとの間の距離の手動による機械的調整を回避する。このようにして、前記システムはそれ自身を調節して、フルーツから最大の成果(パフォーマンス)を得る。
このシステムの別の利点は、複数の前記カップの経路は前記マシンが果肉の圧搾を完了するまでであるので、すべての前記ボールのサイズの上部の高さが等しくされ得る、ということである。その結果、前記ボールのサイズが小さいほど、複数の前記カップアセンブリの圧搾経路が短くなる。そのため、前記カップおよび前記ボールのサイズが小さくなるにつれて、本発明の前記システムは高速になる。
特定の一実施形態によれば、前記フルーツ圧搾システムは、複数の前記カップアセンブリの前記回転手段を専ら駆動する第2のモータを有する。すなわち、前記第2のモータは単独でかつ専ら、複数の前記カップアセンブリの前記回転手段を駆動し、それらをスタートさせ、所定の強度のときストップさせ、そして、複数の前記カップアセンブリの前記回転手段に所定の回転スピードを提供する。加えて、前記フルーツ圧搾システムは、複数の前記カップアセンブリの前記回転手段の駆動によって前記第2のモータにおいて生み出される前記強度を測定する手段を有する。前記第1のモータの場合と同様に、この場合、前記第2のモータおよび前記強度測定手段は前記制御ユニットに接続され、前記制御ユニットは、前記第2のモータを独立に制御し、かつ測定された前記強度がプリセットされた値を超えたときに前記第2のモータをストップするように構成されている。これは、任意の要素による前記カップ回転の起こり得る妨害(ブロック:blockage)を検出する手段として役立つだろう。回転中に、プリセットされた値を十分に上回る値を有する前記強度のピークが存在した場合、それは複数の前記カップの回転を妨害(ブロック)する何らかの要素が存在するためであり、前記第2のモータは複数の前記カップのこの回転をストップすることになる。
好ましくは、前記制御ユニットは、前記第2のモータの電流強度、およびそれが複数の前記カップアセンブリに提供する回転のスピード、すなわち、複数の前記カップアセンブリが回転してフルーツを受け取り、圧搾の次の複数の段階を通じてそれらを駆動する前記スピードを制御し得る。
本発明の特定の一実施形態によれば、前記圧搾システムは、前記果汁収集トレイの前記フィルタをクリーニングするためのフィルタクリーニングアセンブリを有する。このフィルタクリーニングアセンブリは、前記フィルタ上に取り付けられた2つのエンドシャフトの間に取り付けられた可動スクレーパから構成されている。前記フィルタの全長に沿った前記スクレーパの移動は、前記果汁収集トレイ内に存在する出口へと果肉および種子を引いて動かす(引っ張る)。
好ましくは、上述の実施形態によれば、前記圧搾システムは、前記フィルタクリーニングアセンブリを専ら駆動する第3のモータを有する。前記第3のモータは、前記制御ユニットに接続されており、前記制御ユニットは、前記第3のモータを独立に制御するように構成されている。
種々の特定の実施形態によれば、前記制御ユニットは、測定された前記強度がプリセットされた値よりも高いときに前記第3のモータをストップさせるように構成されている。例えば、このプリセットされた値は、「正常」とみなされるある量の果肉または種子を引っ張る前記フィルタクリーニングアセンブリを移動させるのに必要な前記強度に応じて設定され得る。これは、前記第3のモータの前記強度がこのプリセットされた値よりも高いことを前記システムが検出したとき、それは「正常」として定められたものよりも多くの量の果肉、または種子、または皮の断片さえもが前記フィルタ内に存在することを意味している、ということを意味している。したがって、この第3のモータおよび前記制御ユニットは、前記フィルタの起こり得るジャミング(妨害:jamming)を検出する手段としても働き、その結果、前記システムのユーザはそれを解決し得る。
好ましくは、前記制御ユニットは、前記第3のモータの電流強度、それが前記フィルタクリーニングアセンブリに提供するスピード、および前記フィルタクリーニングアセンブリの動作時間を制御し得る。
これは、前記果汁中の可変的な果肉濾過システムを可能にし、その結果、ユーザは自分の好みにしたがってそれを調節し得る。
したがって、種々の動作モードが設けられ得る。そのうちの1つでは、例えば、前記フィルタクリーニングアセンブリの前記スピードは、フルーツが大きいほど、前記アセンブリの前記スピードが速くなるように、フルーツのサイズに応じて設定されるだろう。フルーツのサイズが大きいほど、前記アセンブリの前記動作時間が長くなるように、フルーツのサイズに応じて動作時間を設定することもまた可能である。従来技術において利用可能な複数のシステムでは、全ての構成要素が同じモータによって駆動されるので、前記フィルタクリーニングアセンブリはフルーツが圧搾されている間のみ動作し、圧搾がストップすると直ちに、前記フィルタクリーニングアセンブリもまたストップする。その代わりに、本発明のシステムによれば、圧搾がストップされて、前記フィルタが清浄であって次回の圧搾のために果肉および種子がないことを確実にするために前記フィルタクリーニングアセンブリがある時間の間、動作し続けるようにされ得る。このことは、より大きな清潔(衛生)を提供する。
本発明の種々の特定の実施形態によれば、前記フルーツ供給システムは、フルーツを個々に収容するためのさまざまなキャビティを有するターンテーブルであるフィーダと、前記フルーツを前記フィーダ内に1つずつ落下させるためのセパレータおよびその作動機構を有する、前記フルーツが収容される前記フィーダ上のバスケットと、を備え得る。あるいは、前記供給システムは、傾斜路と、複数の前記カップ内にフルーツを一度に1つずつ落下させるための投入要素と、からなる。
本発明の好ましい一実施形態によれば、回転円盤状の前記フィーダを含む前記供給システムを有する前記圧搾システムは、前記制御ユニットに接続された前記フィーダを専ら駆動する第4のモータを有する。前記制御ユニットは、前記第4のモータを独立に制御するように構成されている。前記フィーダは、前記第4のモータにより駆動されるため、スムーズなスタートおよびストップがなされ、その結果、フルーツはダメージを受けることがなくなるだろう。そして、従来技術の複数の前記マシンに存在していた問題が解決される。従来技術の複数の前記マシンでは、前記スタートおよび前記ストップは(レバーによる)機械操作であり、フルーツにダメージを与える突然の動作を引き起こすものであった。
あるいは、前記傾斜路および前記投入要素を備える前記供給システムの場合、前記第4のモータは、前記投入要素を専ら駆動する。前記制御ユニットは、前記第4のモータ、およびそれとともに前記投入要素の移動を、独立に制御するように構成されている。
本発明の好ましい一実施形態によれば、前記システムは、前記制御ユニットに接続されたインターフェースを提供する。それは、ユーザによる複数の前記モータの各々の動作時間、スピードおよびパワーを選択および調整するように構成されており、その結果、種々のフルーツおよび種々のニーズに圧搾を適合させる。したがって、これは任意の種類の状況に対する汎用システムを提供している。ディスプレイを用いて、ユーザはフルーツのタイプおよびサイズを選択し、前記システムは、最適な圧搾パラメータを自動的に調整する。
上述したところによれば、前記システムは複数の電気モータを有し、それらの各々は異なる構成要素を制御し、それらの全ては前記制御ユニットによって電子的に同期されている。すなわち、その全ての移動(運動)の独立かつ電子的かつインテリジェントな制御を有するシステムが達成されている。これは、単一のモータが全ての構成要素を駆動し、それらの全ての移動(運動)が複数の機械要素によって同期されるという、従来技術における既存のシステムとは対照的である。
したがって、前記システムは、動作における問題、妨害(ブロック)または異常を自動的に検出し得、モータの強度が過度になった場合には、複数の前記モータを直ちにストップさせ得る。ある点、例えば、圧搾位置に対応しない点における範囲外(異常な:out-of-range)の強度ゆえに検出が起こるだろう。これにより、カップまたはボールの不適当な配置構成、取り付けられたカップおよびボールの配置構成に従わないフルーツのサイズ、圧搾エリア内における例えばフルーツの断片または破片等の異物の検出が可能になる。
スピードの設定によって、種々の圧搾モードを提供することが可能である。したがって、例えば、各フルーツの最大の成果を得ることを意図した、より遅いエコ圧搾モードを設けること、および、各フルーツについての成果よりもスピードが優先されるより速いターボモード(例えば、多くの客が溜まっている(客の山がある)場合に適切である)を設けることが可能である。
これは、高いパフォーマンス(成果)を提供することに加えて、自動化され、汎用性があり、かつユーザフレンドリなシステムをもたらす。
[図面の簡単な説明]
以下では、本発明の理解を容易にするために、限定ではなく例示として、本発明の一実施形態が複数の図を参照して説明される。
図1aは、本発明の対象である圧搾システムの特定の一実施形態の後部の斜視図であり、異なる構成要素を駆動する独立である異なるモータを示す。図1bは図1aの圧搾システムの正面斜視図であり、明確にするために、いくつかの要素が除去されている。
図2aは、受け取りカップアセンブリの垂直方向変位手段の一実施形態の正面斜視図である。図2bは、図2aの垂直方向変位手段の後部斜視図である。
図3aは、受け取りカップに接続された垂直方向変位手段の一実施形態の斜視図であり、ガイドに沿って受け取りカップが垂直に移動される。図3bは上記の図3aと同様であり、ここでは、機構を明確にするためにガイドが除去されている。
図4は、前記カップに接続された受け取りカップアセンブリの回転手段の一実施形態の斜視図である。
図5aは、フィルタおよびフィルタクリーニングアセンブリの特定の一実施形態の分解図である。図5bは、取り付けられた図5aのフィルタ要素およびフィルタクリーニングアセンブリを示す。
図6aは、フィルタクリーニングアセンブリに取り付けられる当該フィルタクリーニングアセンブリの駆動モータの斜視図である。図6bは、図6aのフィルタクリーニングアセンブリの斜視図である。
図7は、傾斜路および投入要素からなるフルーツ供給システムの代替実施形態を有する、圧搾システムの一実施形態を示す。
図8は、バスケットおよびターンテーブルフィーダからなるフルーツ供給システムを有する、圧搾システムの特定の一実施形態を示す。
図9aは、バスケットフィーダ、ターンテーブルおよびその駆動機構を含む、本発明の供給システムの特定の一実施形態の上面斜視図を示す。図9bは、図9aのパワーシステムの底面斜視図を示す。
図10a~図10eは、本発明の対象であるシステムの種々の実施形態におけるカットおよび圧搾移動を概略的に示す:
図10aは、カットおよび抽出アセンブリ上のカップの単一の回転においてフルーツのカットが起こるのに十分な空間を有するシステムにおいて、各アセンブリ内に1つのカップを有する一実施形態を示す。
図10bは、カットおよび抽出アセンブリ上へとカップを回転させ下降させることによってフルーツのカットが生じる、各アセンブリ内に1つのカップを有する一実施形態を示す。
図10cは、図9aのフルーツカットシステムを示すが、各アセンブリ内に2つのカップがある。
図10dは、図9bのフルーツカットシステムを示すが、各アセンブリ内に2つのカップがある。
図10eは、図9aおよび図9cのフルーツカットシステムを示すが、各アセンブリ内に3つのカップがある。
図11aは従来技術のシステムにおけるボール上のカップの垂直方向経路を示し、2つの異なるサイズのボールおよびカップについての2つの場合を示す。図11bは本発明の対象となるシステムにおけるボール上のカップの垂直方向経路を示し、図10aと同様に、2つの異なるサイズのボールおよびカップについての2つの場合を示す。
これらの図において、次の要素一式が参照される:
1.フルーツ供給システム
2.フルーツ
3.複数のカップ
4.カットおよび抽出アセンブリ
5.ブレード
6.複数の固定圧搾ボール
7.果汁収集トレイ
8.フィルタ
9.フィルタクリーニングアセンブリ
10.カップアセンブリの垂直方向変位手段
11.カップアセンブリの回転手段
12.第1のモータ
13.第2のモータ
14.フィルタクリーニングアセンブリスクレーパ
15.フィルタクリーニングアセンブリ駆動シャフト
16.フィルタクリーニングアセンブリ従動シャフト
18.第3のモータ
19.ターンテーブルフィーダ
20.供給システム傾斜路
21.第4のモータ
22.供給システムの投入要素
23.皮抽出手段
24.供給システムバスケット
[発明の詳細な説明]
本発明の対象は、フルーツ圧搾システムである。当該フルーツ圧搾システムは、前記システムを使用する任意の圧搾マシンが任意のフルーツの垂直方向の圧搾を行うことを可能とし、サイズ、硬さ、皮の厚さ、果肉の量等のフルーツの特性にそれ自身を適合させて、フルーツの前記特性にしたがって特定の動作パラメータを変更し得るため、インテリジェントであると考えられる。
さまざまな図から分かるように、フルーツ圧搾システムは、ターンテーブルフィーダ19または傾斜路20を有し得るフルーツ2供給システム1と、当該供給システム1の下方に配置されたカットおよび圧搾手段と、当該カットおよび圧搾手段の下方に配置された、当該フルーツ2から得られる果汁(ジュース)を収集するためのトレイ7と、を有する。当該トレイ7は、果肉および種子を収集して、それらが当該フルーツ2から抽出される当該果汁内に落下するのを防止するためのフィルタ8を有する。
カットおよび圧搾手段は、一対のフルーツ受け取りカップアセンブリ3を有する。当該一対のフルーツ受け取りカップアセンブリ3は、垂直方向変位手段10によって垂直方向に変位し、かつ回転手段11によって本システムの内側に向かって互いに反対方向に回転可能に変位する。加えて、カットアセンブリ3は、本システムの外側に向かって互いに反対方向に回転可能に移動され得るが、それは明らかにフルーツ2の圧搾を実行するためではなく、例えば本システムを初期化したときの、移動の位置決めまたはカップ3の位置決めのためである。当該カットおよび圧搾手段はさらに、カップアセンブリ3の下方にあるカットおよび抽出アセンブリ4を提供する。当該カットおよび抽出アセンブリ4は、フルーツ2を2つの半分にカットするための中央ブレード5と、フルーツ2が圧搾された後の皮抽出手段23と、を備える。このブレード5は特に、カップが回転したときにフルーツの皮のカットが進行するように設計された進行性のブレード(progressive blade)からなり得、その結果、それはカップの回転移動の各前進において同じ長さの皮をカットし得る。このようにして、フルーツの皮はカット中に裂かれず、したがって果汁内に皮からの精油が存在することが回避され、裂かれた皮の残りは、本システムの圧搾エリア内にある。特に、皮抽出手段23は、図1bに見られるように、カットおよび抽出アセンブリ4内に配置されたリブからなり得る。加えて、当該カットおよび圧搾手段は、それぞれカップアセンブリ3のうちの1つの下方に配置された一対の固定圧搾ボール6を有する。当該一対の固定圧搾ボール6は、前記圧搾ボール6上におけるカップアセンブリ3の垂直方向の変位によって、フルーツ2の2つの半分を垂直方向に圧搾する。図1aおよび図1bは、本発明のこれらの実質的な要素を示している。図1bはダブルカップの実施形態、すなわち、各アセンブリが2つのカップ3を有する実施形態を示す。しかしながら、異なる実施形態によれば、各アセンブリは1つ、2つ、3つ、または5つのカップを有し得、これは、本システムがフルーツ2を処理するキャパシティ、および圧搾スピードの増大を意味する受け取りスピードを増大させることとなる。
この構成により、複数のカットアセンブリ3のうちの1つがフィーダ1からフルーツ2を受け取る。そして、本システムの内側に向かって互いに反対方向に当該アセンブリを回転させることによって、フルーツ2は2つの対向するカップ3の間に留まる。それはカットおよび抽出アセンブリ4の方へ回転または垂直移動によってフルーツ2を導く。当該カットおよび抽出アセンブリ4において、ブレード5はフルーツ2を実質的に等しい2つの半分にカットするが、それらの各々は各アセンブリのカップ3内にある。次いで、複数のアセンブリは、複数の当該半分を有する複数の当該カップ3が本システム内において垂直に配置されるまで、回転し続ける。この位置から、当該複数のカップアセンブリ3の圧搾ボール6上における垂直下方移動、およびそれらによって引っ張られるカットアセンブリ4の圧搾ボール6上における垂直下方移動により、フルーツ2からの果肉の圧搾が起こる。圧搾が終了したとき、システムは当該垂直下方移動をストップし、上方移動を行う。そのとき、カットおよび抽出アセンブリ4は、圧搾ボールからの皮の抽出を行う。複数のアセンブリのカップ3の数に応じて、圧搾が行われるのと同時に、反対側の位置にある他の複数のカップ3がフルーツ2を受け取る。このことがプロセスに連続性を与えることとなる。システムの動作においては、前の移動および位置が連続的に繰り返される。
フルーツ圧搾システムはカップアセンブリ3の垂直方向変位手段10を専ら駆動する第1のモータ12を有する。すなわち、前記第1のモータ12は単独でかつ専ら、カップアセンブリ3の前記垂直方向変位手段10を駆動し、それらを始動し、そして所定の強度のときストップさせ、そして、カップアセンブリの垂直方向変位手段10に所定のスピードを与える。加えて、フルーツ圧搾システムは、カップアセンブリ3の垂直方向変位手段10の駆動によって第1のモータ12において生み出される強度を測定するための手段と、第1のモータ12および強度を測定する手段が接続され、第1のモータ12を独立に制御し、かつ測定された強度がプリセットされた値の範囲外にあるときに第1のモータ12をストップするように構成された制御ユニットと、を備える。図2aおよび図2bは、特に作動アームからなる垂直方向変位手段10に結合された第1の駆動モータ12を示す。図1aおよび図1bは、圧搾システム内に一体化された垂直方向変位手段10に結合されたこの第1のモータ12を示す。図3aおよび図3bは、カップ3に取り付けられた垂直方向変位手段10の部分詳細図を示す。
本システムの種々の特定の実施形態によれば、制御ユニットは、測定された強度がプリセットされた値よりも高いときに第1のモータ12をストップするように構成されている。
あるいは、別の特定の実施形態によれば、制御ユニットは測定された強度がプリセットされた値よりも小さいときに第1のモータ12をストップさせるように構成され得る。
好ましくは、制御ユニットは、第1のモータ12の電流強度(電流の強さ:current intensity)、およびそれがカップアセンブリ3の垂直方向変位手段10に提供するスピード、すなわち、カップアセンブリ3が圧搾ボール6上においてフルーツ2の垂直方向圧搾を実行するスピードを変化させ得る。
第1のモータ12は2つの方向を有するが、これは明らかに、カップアセンブリ3の垂直方向変位手段10の変位の2つの方向を提供する。したがって、圧搾、すなわちカットアセンブリ3の下方への移動がその最終的な位置に到達するか、またはそれがプリセットされた強度に到達した(それが皮に到達したか、または妨害(blockage)が生じたというサインである)がために、圧搾、すなわちカットアセンブリ3の下方への移動がストップしたとき、第1のモータ12は方向を変え、カップ3はそれらの以前の位置に垂直に戻ることとなる。
カップアセンブリ3の垂直方向変位手段10を専ら駆動する第1のモータ12によって提供されるさらなる利点は、図11aおよび図11bに見ることができる。上述したように、カップ3の経路が、マシンが果肉の圧搾を完了するまでであるので、全てのサイズのボール6の上部の高さ(the upper level)が等しくされ得る。その結果、ボール6のサイズが小さいほど、カップアセンブリ3の圧搾経路が短くなる。したがって、本発明のシステムは、ボール6のサイズが小さくなるにつれて、カップアセンブリ3の圧搾経路が速くなる。図11aは、従来技術のシステムにおけるボール上のカップの垂直方向経路を示し、2つの異なるサイズのボールおよびカップについての2つの場合を示す。この図は、異なるサイズのボール6に対して垂直方向経路Aが一定である、ということを示している。反対に、図11bは、本発明の対象となるシステムにおけるボール6上のカップ3の垂直方向経路を示し、2つの異なるサイズのボール6およびカップ3について2つの場合を示す。前記図11bでは、より小さなサイズのボール6の場合の経路Bが、より大きなサイズのボール6の場合の経路Aよりもはるかに小さい、ということが理解される。したがって、本発明の対象となるシステムは、ボール6のサイズを小さくするほど、速くなる。
本発明の特定の一実施形態によれば、フルーツ圧搾システムはカップアセンブリ3の回転手段11を専ら駆動する第2のモータ13を有する。すなわち、前記第2のモータ13は単独でかつ専ら、カップアセンブリの前記回転手段11を駆動し、それらを始動し、所定の強度のときストップさせ、そして、カップアセンブリ3の回転手段11に所定の回転スピードを与える。加えて、フルーツ圧搾システムは、カップアセンブリ3の回転手段11の駆動によって第2のモータ13において生み出される強度を測定するための手段を提供する。第2のモータ13および強度測定手段は制御ユニットに接続されており、当該制御ユニットは、第2のモータ13を独立に制御し、第2のモータ13を駆動し、そして、図10a、図10b、図10c、図10d、図10eに係るプリセットされた位置において回転が妨げられたとき、第2のモータ13をストップするよう構成されている。図1aは、圧搾システム内に組み込まれたこの第2のモータ13を示し、図4は、カップアセンブリ3および回転手段11に取り付けられた第2のモータ13の詳細図を示す。この図から分かるように、回転手段は、第2のモータ13によって駆動される歯車の歯車システムからなる。
好ましくは、制御ユニットは、第2のモータ13の電流強度、および、カップアセンブリ3がフルーツ2を受け取り、次の圧搾の段階を通じて駆動するために、第2のモータ13がカップアセンブリ3に提供する回転のスピードを変化させ得る。
特に、圧搾システムは、果汁収集トレイ7のフィルタ8をクリーニングするためのフィルタクリーニングアセンブリ9を有する。特定の一実施形態によれば、フィルタクリーニングアセンブリ9は、フィルタ8上に取り付けられ、かつ、2つのエンドシャフト、すなわち駆動シャフト15および従動シャフト16の間に取り付けられた、可動スクレーパ14を有する。フィルタ8の全長に沿ったスクレーパ14の移動は、果肉および種子を果汁収集トレイ7の出口へと引っ張る。一例は、フィルタクリーナ9の特定の一実施形態を示す、図5aおよび図5bに見ることができる。
好ましくは、そして上記によれば、圧搾システムは、フィルタクリーニングアセンブリ9を専ら駆動する第3のモータ18を有する。当該第3のモータ18は前記制御ユニットに接続されている。当該制御ユニットは、前記第3のモータ18を独立に制御するように構成されている。図6は、図6に示されるようにこの場合歯車によって形成された、フィルタクリーニングアセンブリ9の駆動システムに接続された第3のモータ18の一例を示す。けれども、実施形態によっては、伝動装置は、歯車、ベルト、またはフィルタクリーニングアセンブリ9の駆動シャフト15に直接接続されたモータでさえあり得る。
本システムの種々の特定の実施形態によれば、制御ユニットは、測定された強度がプリセットされた値よりも高いときに第3のモータ18をストップさせるように構成されている。
好ましくは、制御ユニットは、第3のモータ18の電流強度、それがフィルタクリーニングアセンブリ9に提供するスピード、および、フィルタクリーニングアセンブリ9が動作する時間を変化させ得る。
本発明の種々の特定の実施形態によれば、フルーツ供給システム12は、図7に示されるように、傾斜路20および投入要素22を、または、図8に示されるように、バスケット24およびターンテーブルフィーダ19を備え得る。
本発明の好ましい一実施形態によれば、圧搾システムの供給システムは、ターンテーブルフィーダ19と、前記フィーダ19を専ら駆動する第4のモータ21と、を有する。この第4のモータ21は、制御ユニットに接続されており、当該制御ユニットは、前記第4のモータ21を独立に制御するように構成されている。図1aは、供給システム1のターンテーブルフィーダ19を駆動する、本システムにおける第4のモータ21およびその配置を示す。
あるいは、傾斜路20および投入要素22を備える供給システム1の場合、第4のモータ21は前記投入要素22を専ら駆動し、制御ユニットは、前記第4のモータ21、およびそれとともに投入要素22の移動を、独立に制御するように構成されている。
本発明の好ましい一実施形態によれば、本システムはユーザにとってユーザフレンドリかつ直観的なインターフェースを提供し、当該インターフェースは制御ユニットに接続されている。それは、ユーザによりモータ12、13、18、21の各々の動作時間、スピードおよびパワーを選択および調整するように構成されており、その結果、種々のフルーツおよび種々のニーズに圧搾を適合させることができ、あらゆる種類の状況に適合可能な汎用システムを提供している。
図10a、図10b、図10c、図10dおよび図10eは、種々の特定の実施形態による圧搾手順中のカップの経路を概略的に示す。
図10aは、カットおよび抽出アセンブリ4上のカップ3の単一の回転においてフルーツ2のカットが起こるのに十分な空間を有する圧搾システムにおいて、各アセンブリ内に1つのカップ3を有する一実施形態を示す。図10aでは、0から1への移行の移動において、カップ3は互いに反対方向に、システムの内側に向かって回転し、回転移動によってフルーツ2をカットし、圧搾ボール6の正面に2つの半分(半分になった2つ)を置く。位置1から位置2への移行の移動では、カップ3は垂直(縦)に下降する。カップ3は、フルーツ2を圧搾ボール6に押し付けて果汁を抽出する。上述によれば、この経路は、フルーツ2の皮の厚さによって決定される。圧搾のために加えられる圧力は同一であり、フルーツ2の皮の厚さと独立(無関係)である。フルーツ2の皮が厚いほど、カップ3の経路が短くなり(果肉がそれ以上圧搾されずに皮が圧搾されるときの測定される強度の増大ゆえ、第1のモータ12がより早くストップし)、最大圧力により早く到達する。その結果、垂直移動の方向が反転されて上方に向けられる。この時点で、この最大圧力に達したとき、カップ3はフルーツ2への押圧をストップし、果肉は絞り出されているが、皮は圧搾されていない。続いて、位置2から位置3への移行の移動において、カップ3は垂直上方に移動する。次いで、位置3から位置4への移行において、カップ3は同じ方向に、このとき本システムの外側に向かって回転し続け、その結果、(従来のよく知られた方法により)圧搾エリアからトレイ内に皮を排出する。この移動の終わりに、次のフルーツ2が落下し、別のサイクルが0からスタートする。
図10bは、カットおよび抽出アセンブリ上へとカップを回転させ下降させることによってフルーツのカットが生じる、各アセンブリ内に1つのカップを有する一実施形態を示す。位置0から位置1への移動において、カップ3は互いに反対方向に、システムの内側に向かって回転し、フルーツ2をカット位置に置く。次いで、位置1から位置2への移動において、カップ3は垂直に下降し、その結果、ブレード5は、フルーツに数cmの切れ目を作る。次いで、2から3への移動において、カップ3は、システムの内側に向かって同じ方向に回転し続け、フルーツ2は回転によって完全にカットされ、2つの半分は圧搾ボール6の正面に置かれる。位置3から位置4への移動では、カップ3は垂直に下降する。カップ3は、フルーツ2を圧搾ボール6に押し付けて果汁を抽出する。上述によれば、この経路は、フルーツ2の皮の厚さによって決定される。圧搾のために加えられる圧力は同一であり、フルーツの皮の厚さとは独立である。フルーツ2の皮が厚いほど、カップ3の経路が短くなり(果肉がそれ以上圧搾されずに皮が圧搾されるときの測定される強度の増大ゆえ、第1のモータ12がより早くストップし)、最大圧力により早く到達する。その結果、垂直移動の方向が反転されて上方に向けられる。この時点で、この最大圧力に達したとき、カップ3はフルーツ2への押圧をストップし、果肉は絞り出されているが、皮は圧搾されていない。続いて、位置4から位置5への移動において、カップ3は垂直上方に移動する。次いで、位置5から位置6への移行において、カップ3は同じ方向に、このとき本システムの外側に向かって回転し続け、その結果、(従来のよく知られた方法により)圧搾エリアからトレイ内に皮を排出する。この移動の終わりに、次のフルーツ2が落下し、別のサイクルが位置0からスタートする。
図10cは、図10aのフルーツカットシステムを示すが、各アセンブリ内に2つのカップがある。図10dは、図10bのフルーツカットシステムを示すが、各アセンブリ内に2つのカップがある。図10eは、図10aおよび図10cのフルーツカットシステムを示すが、各アセンブリ内に3つのカップがある。図10cおよび図10eに関しては、位置0から位置1への移動において、カップ3は互いに反対方向に、システムの内側に向かって回転し、回転によってフルーツ2をカットし、圧搾ボール6の正面に2つの半分を置くが、同時に、ボール6の正面にあるカップ3に皮がある場合、この移動によってそれらは排出される。位置1から位置2への移動では、カップ3は垂直に下降する。カップ3は、フルーツ2を圧搾ボール6に押し付けて果汁を抽出する。上述によれば、この経路は、フルーツ2の皮の厚さによって決定される。圧搾のために加えられる圧力は同一であり、フルーツの皮の厚さと独立(無関係)である。フルーツ2の皮が厚いほど、カップ3の経路が短くなり(果肉がそれ以上圧搾されずに皮が圧搾されるときの測定される強度の増大ゆえ、第1のモータ12がより早くストップし)、最大圧力により早く到達する。その結果、垂直移動の方向が反転されて上方に向けられる。この時点で、この最大圧力に達したとき、カップ3はフルーツ2への押圧をストップし、果肉は絞り出されているが、皮は圧搾されていない。続いて、位置2から位置3への移動において、カップ3は垂直上方に移動し、この移動中に、次のフルーツが落下し、別のサイクルが0からスタートする。これらの移動(運動)は、2カップアセンブリ3(図10c)および3カップアセンブリ3(図10e)の両方について区別なく実行される。図10dについては、位置0から位置1への移動において、カップ3は互いに反対方向に、システムの内側に向かって回転し、フルーツ2をカット位置に置くが、同時に、ボール6の正面にあるカップ3に皮がある場合、それらは排出される。次いで、位置1から位置2への移動において、カップ3は垂直に下降し、その結果、ブレード5は、フルーツ2に数cmの切れ目を作る。次いで、位置2から位置3への移動において、カップ3は、システムの内側に向かって同じ方向に回転し続け、フルーツ2はカップ3の回転によって完全にカットされ、2つの半分は圧搾ボール6の正面に置かれる。位置3から位置4への移動では、カップ3は垂直に下降する。カップ3は、フルーツ2を圧搾ボール6に押し付けて果汁を抽出する。上述によれば、この経路は、フルーツ2の皮の厚さによって決定される。圧搾のために加えられる圧力は同一であり、フルーツの皮の厚さとは独立である。フルーツ2の皮が厚いほど、カップ3の経路が短くなり(果肉がそれ以上圧搾されずに皮が圧搾されるときの測定される強度の増大ゆえ、第1のモータ12がより早くストップし)、最大圧力により早く到達する。その結果、垂直移動の方向が反転されて上方に向けられる。この時点で、この最大圧力に達したとき、カップ3はフルーツ2への押圧をストップし、果肉は絞り出されているが、皮は圧搾されていない。続いて、位置4から位置5への移動において、カップ3は垂直上方に移動し、この移動中に、次のフルーツ2が落下し、別のサイクルが0からスタートする。
これらの経路は、本システムの特定の一実施形態のためのものである。したがって、本システムの働き(動作:operation)から逸脱することなく、複数の構成要素の実施形態における小さなバリエーションが、これらの経路における小さなバリエーションをもたらし得る。
同様に、これら全ての実施例は、独立した複数のモータを有することによって可能になる、種々の圧搾シークエンス(手順)を有し得る。
本発明の対象である圧搾システムの特定の一実施形態の後部の斜視図であり、異なる構成要素を駆動する独立である異なるモータを示す。 図1aの圧搾システムの正面斜視図であり、明確にするために、いくつかの要素が除去されている。 受け取りカップアセンブリの垂直方向変位手段の一実施形態の正面斜視図である。 図2aの垂直方向変位手段の後部斜視図である。 受け取りカップに接続された垂直方向変位手段の一実施形態の斜視図であり、ガイドに沿って受け取りカップが垂直に移動される。 上記の図3aと同様であり、ここでは、機構を明確にするためにガイドが除去されている。 前記カップに接続された受け取りカップアセンブリの回転手段の一実施形態の斜視図である。 フィルタおよびフィルタクリーニングアセンブリの特定の一実施形態の分解図である。 取り付けられた図5aのフィルタ要素およびフィルタクリーニングアセンブリを示す。 フィルタクリーニングアセンブリに取り付けられる当該フィルタクリーニングアセンブリの駆動モータの斜視図である。 図6aのフィルタクリーニングアセンブリの斜視図である。 傾斜路および投入要素からなるフルーツ供給システムの代替実施形態を有する、圧搾システムの一実施形態を示す。 バスケットおよびターンテーブルフィーダからなるフルーツ供給システムを有する、圧搾システムの特定の一実施形態を示す。 バスケットフィーダ、ターンテーブルおよびその駆動機構を含む、本発明の供給システムの特定の一実施形態の上面斜視図を示す。 図9aのパワーシステムの底面斜視図を示す。 カットおよび抽出アセンブリ上のカップの単一の回転においてフルーツのカットが起こるのに十分な空間を有するシステムにおいて、各アセンブリ内に1つのカップを有する一実施形態を示す。 図10bは、カットおよび抽出アセンブリ上へとカップを回転させ下降させることによってフルーツのカットが生じる、各アセンブリ内に1つのカップを有する一実施形態を示す。 図9aのフルーツカットシステムを示すが、各アセンブリ内に2つのカップがある。 図9bのフルーツカットシステムを示すが、各アセンブリ内に2つのカップがある。 図9aおよび図9cのフルーツカットシステムを示すが、各アセンブリ内に3つのカップがある。 従来技術のシステムにおけるボール上のカップの垂直方向経路を示し、2つの異なるサイズのボールおよびカップについての2つの場合を示す。 本発明の対象となるシステムにおけるボール上のカップの垂直方向経路を示し、図10aと同様に、2つの異なるサイズのボールおよびカップについての2つの場合を示す。

Claims (16)

  1. フルーツ圧搾システムであって、
    -フルーツ(2)供給システム(1)と、
    -前記供給システム(1)の下方に配置されたカットおよび圧搾手段と、
    を備え、前記カットおよび圧搾手段が、
    -垂直方向変位手段(10)によって垂直方向に変位され、かつ回転手段(11)によって互いに反対方向に回転する、一対のフルーツ(2)受け取りカップアセンブリ(3)と、
    -前記フルーツ(2)を2つの半分にカットするように構成された中央ブレード(5)と、前記フルーツ(2)が圧搾された後の皮抽出手段(23)と、を備える、複数の前記カップアセンブリ(3)の下方にあるカットおよび抽出アセンブリ(4)と、
    -それぞれ複数の前記カップアセンブリ(3)のうちの1つの下方に配置され、複数の前記カップアセンブリ(3)の垂直方向変位によって複数の半分の前記フルーツ(2)を垂直に圧搾するように構成された、一対の固定圧搾ボール(6)と、
    を備える、前記フルーツ圧搾システムにおいて、
    -複数の前記カップアセンブリ(3)の前記垂直方向変位手段(10)を専ら駆動する第1のモータ(12)と、
    -複数の前記カップアセンブリ(3)の前記垂直方向変位手段(10)の前記駆動によって、前記第1のモータ(12)において生み出される強度を測定するための手段と、
    -前記第1のモータ(12)を独立に制御し、かつ測定された前記強度がプリセットされた値の範囲外にあるときに前記第1のモータ(12)をストップするように構成された制御ユニットと、
    を備えることを特徴とする、フルーツ圧搾システム。
  2. 前記制御ユニットが、測定された前記強度がプリセットされた値よりも高いときに前記第1のモータ(12)をストップするように構成されている、請求項1に記載のフルーツ圧搾システム。
  3. 前記制御ユニットが、前記第1のモータ(12)の電流強度、および複数の前記カップアセンブリ(3)の前記垂直方向変位手段(10)のスピードを変化させるように構成されている、請求項1または2に記載のフルーツ圧搾システム。
  4. -複数の前記カップアセンブリ(3)の前記回転手段(11)を専ら駆動する第2のモータ(13)と、
    -複数の前記カップアセンブリ(3)の前記回転手段(11)の前記駆動により前記第2のモータ(13)において生み出される前記強度を測定するための手段と、
    を備え、
    前記制御ユニットが、前記第2のモータ(13)を独立に制御し、かつ測定された前記強度がプリセットされた値よりも高いときに前記第2のモータ(13)をストップするように構成されている、請求項1~3のいずれか1項に記載のフルーツ圧搾システム。
  5. 前記制御ユニットが、前記第2のモータ(13)の電流強度、および複数の前記カップアセンブリ(3)の前記回転手段(11)のスピードを変化させるように構成されている、請求項4に記載のフルーツ圧搾システム。
  6. 前記カットおよび圧搾手段の下方に配置された、前記フルーツから得られる果汁を収集するためのトレイ(7)を備え、
    前記トレイ(7)が、果肉および種子を収集するフィルタ(8)を備える、請求項1~5のいずれか1項に記載のフルーツ圧搾システム。
  7. 前記果汁収集トレイ(7)の前記フィルタ(8)をクリーニングするためのフィルタクリーニングアセンブリ(9)を備える、請求項6に記載のフルーツ圧搾システム。
  8. 前記フィルタクリーニングアセンブリ(9)が、前記フィルタ(8)上に取り付けられた2つのエンドシャフト(15、16)の間に取り付けられた可動スクレーパ(14)を備え、
    前記可動スクレーパが、前記フィルタ(8)の全長に沿って移動するときに、果肉および種子を前記果汁収集トレイ(7)の出口へと引っ張る、請求項7に記載のフルーツ圧搾システム。
  9. 前記フィルタクリーニングアセンブリ(9)を専ら駆動する第3のモータ(18)を備え、
    前記制御ユニットが、前記第3のモータ(18)を独立に制御するように構成されている、請求項7または8に記載のフルーツ圧搾システム。
  10. 前記制御ユニットが、測定された前記強度がプリセットされた値よりも高いときに前記第3のモータ(18)をストップするように構成されている、請求項9に記載のフルーツ圧搾システム。
  11. 前記制御ユニットが、前記第3のモータ(18)の電流強度および動作時間、ならびに、前記フィルタクリーニングアセンブリ(9)のスピードを制御するように構成されている、請求項9または10に記載のフルーツ圧搾システム。
  12. 前記フルーツ(2)供給システム(1)が、
    -フルーツ(2)をターンテーブルフィーダ(19)に提供するように構成された、セパレータおよび作動機構を有するバスケット(24)と、
    -前記フルーツ(2)を前記バスケット(24)から受け取り、それらを複数の前記カップ(3)に運ぶように構成された前記ターンテーブルフィーダ(19)と、
    を備える、請求項1~11のいずれか1項に記載のフルーツ圧搾システム。
  13. 前記供給システム(1)の前記ターンテーブルフィーダ(19)を専ら駆動する第4のモータ(21)を備え、
    前記制御ユニットが、前記第4のモータ(21)を独立に制御するように構成されている、請求項12に記載のフルーツ圧搾システム。
  14. 前記フルーツ(2)供給システム(1)が、
    -傾斜路(20)と、
    -前記傾斜路から複数の前記カップ(3)への前記フルーツ(2)の通過を可能にし、また通路を閉ざすように構成された投入要素(22)と、
    を備える、請求項1~10のいずれか1項に記載のフルーツ圧搾システム。
  15. 前記供給システム(1)の前記投入要素(22)を専ら駆動する第4のモータ(21)を備え、
    前記制御ユニットが、前記第4のモータ(21)を独立に制御するように構成されている、請求項14に記載のフルーツ圧搾システム。
  16. 複数の前記モータ(12、13、18、21)の各々の動作時間、スピードおよびパワーを選択および調整するように構成された前記制御ユニットに接続されたインターフェースを備える、請求項1~15のいずれか1項に記載のフルーツ圧搾システム。
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