JPH07246155A - 果汁搾り装置 - Google Patents

果汁搾り装置

Info

Publication number
JPH07246155A
JPH07246155A JP3961094A JP3961094A JPH07246155A JP H07246155 A JPH07246155 A JP H07246155A JP 3961094 A JP3961094 A JP 3961094A JP 3961094 A JP3961094 A JP 3961094A JP H07246155 A JPH07246155 A JP H07246155A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
juice
fruit
plunger
squeezing
pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP3961094A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuji Kikuchi
克次 菊池
Kiyoshi Sugioka
潔 杉岡
Tadahisa Shigegaki
忠久 茂垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Kohki Co Ltd
Original Assignee
Nitto Kohki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Kohki Co Ltd filed Critical Nitto Kohki Co Ltd
Priority to JP3961094A priority Critical patent/JPH07246155A/ja
Publication of JPH07246155A publication Critical patent/JPH07246155A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】果汁絞り時に果物の芯や種等を潰すことなく、
果肉のみから果汁を搾りとることができるとともに搾り
出す果汁の量も調整できる果汁搾り装置を提案する。 【構成】 カムレバー32を起こし蓋を明け、果物を圧
縮容器13内に入れた後、蓋を締めカムレバー32を倒
して蓋をロックする。操作板上のボタン操作し、モータ
4を起動させると、ウォームギヤ8と噛み合っているス
ライドバー11が上昇し、これとともにプランジャ15
も上昇する。プランジャ15の上昇により圧縮容器13
内の被搾物が徐々に弾性膜27に押しつけられてゆき果
汁搾りが開始される。プランジャ15の更なる上昇によ
り空間29の圧力が所定の圧力になると、圧力センサ2
8がこの圧力を検知し制御装置41からの指令でモータ
4を停止する。搾られた果汁は圧縮プレート19および
プランジャ15に形成した孔19a、17から落下し、
圧縮容器13の底部に形成した導液口13aから果汁供
給パイプ40を介してコップ内に供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リンゴ、みかん、ぶど
う等の種々の果物から果汁を搾りだすための果汁搾り装
置に関するものであり、さらに詳細には、果汁搾り時
に、果物の芯や種等を潰すことなく、果肉のみから果汁
を搾りとることができる果汁搾り装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、みかん、夏みかん、リンゴ、
ぶとう等の果物から果汁を絞り出す果汁絞り装置として
は、遠心分離型ジューサや、表面に凹凸のあるコーンを
回転させつつ果物を手で押さえながら果汁を絞りだすト
ランスジューサなど種々の形態のものが知られている。
【0003】こうした果汁絞り装置について図面を参照
して説明すると、図13はプレスにより果物を略丸ごと
一動作で絞ることができる装置の概略構成図である。こ
の装置は、自動昇降駆動機構が内蔵されたギヤボックス
101をコラム102に載設し、上記ギヤボックス10
1の自動昇降駆動機構を噛み合うラック103の下端に
傘形のプレス104を吊着するとともに、コラムの中段
に受け台105を上下位置調製自在に固定し、該受け台
の底面中央に絞り汁の吐出口を有する漏斗状の受け10
6を取外し自在に嵌合したことを特徴とするものであ
る。この装置では、果物を漏斗状の受け106に設けた
フィルター上に置き正逆転モータを正転させると、自動
昇降駆動機構内のピニオンが時計方向に回転し、そのピ
ニオンと噛み合ったラック103を下降させる。ラック
が下降すると、ラックの下端に吊着されたプレス104
が受け106に内嵌載設されたフィルター上の果物を圧
し、果汁を絞りだす。絞り出された果汁はフィルターの
小孔から受け106の傾斜底面内を流下し、下方の吐出
口からグラスに落液する。
【0004】一方、ラックが下降し、上端のストッパー
107がリミットスイッチ108に当接すると、正逆転
モータが反転し、ピニオンが反時計方向に回転し、その
ピニオンと噛み合ったラックが上昇する。ラックが上昇
し、プレス上端がギヤボックス下面に取付けたリミット
スイッチ109に当接すると、正逆転スイッチが停止す
る。こうして、1サイクルの果汁絞り動作が終了する。
また、図14は別の形態の果汁絞り装置であり、この装
置は、果実受け容器110内に、多数の小穴111を貫
通開穿した小穴板を設け、その小穴板の下方又は外方に
ジュース取り出し口112を設けるとともに、容器内に
おける小穴板の上方または内方に、果実を小穴板へ押し
付けて潰す押圧部材113を設け、その押圧部材を手動
または電動によって駆動自在として構成されており、上
記従来例と同様に押圧部材113を押し下げながら果汁
を絞ることができるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記果
汁搾り装置はいづれも、果汁絞り時にプレスあるいは押
圧板により、果肉とともに果物の芯や種までをも同時に
押しつぶしてしまうため、絞られた果汁の中には芯や種
の液までが混入し、ジュースの味が悪くなる等の問題が
あった。そこで、本発明は、果汁絞り時に果物の芯や種
等を潰すことなく、果肉のみから果汁を搾りとることが
できるとともに搾り出す果汁の量も調整できる新規な果
汁搾り装置を提案し、上記問題点を解決せんとするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため本発明が採用し
た技術解決手段は、密閉可能な蓋を有するとともに底部
に果汁を排出できる導液口を有する圧縮容器内に多数の
小孔を形成したプランジャを摺動自在に設け、また前記
蓋の内面には圧縮容器内で発生した圧力によって変形可
能な弾性膜を設け、前記プランジャを前記弾性膜に向け
て駆動手段により移動させることにより、プランジャと
弾性膜との間に配置した果物から果汁のみを搾り出すこ
とができるようにしたことを特徴とする果汁搾り装置に
ある。
【0007】
【作用】カムレバー32を起こし蓋を明け、所定の大き
さに切り刻んだ果物を圧縮容器13内に入れた後、蓋を
締めカムレバー32を倒して蓋をロックする。操作板上
の電源ボタンを押したのち、コップ載せ台50にコップ
を載せ、操作板上のボタンを操作して必要液量、搾り加
減ボタン(強搾り、中搾り、弱搾り等)を指定する。こ
の状態で、被搾物の指定ボタンを押すと、モータ4が動
き始めウォームギヤ8と噛み合っているスライドバー1
1が上昇し、これとともにプランジャ15も上昇する。
プランジャ15の上昇により圧縮容器13内の被搾物が
徐々に弾性膜27に押しつけられてゆき果汁搾りが開始
される。プランジャ15の更なる上昇により弾性膜とキ
ャップボディとによって形成された空間29内の圧力も
上昇するが、この空間29の圧力が所定の圧力になる
と、圧力センサ28がこの圧力を検知し制御装置41か
らの指令でモータ4を停止する。搾られた果汁は圧縮プ
レート19およびプランジャ15に形成した孔19a、
17から落下し、圧縮容器13の底部に形成した導液口
13aから果汁供給パイプ40を介してコップ内に供給
される。
【0008】なお、果汁搾り過程においてコップ内の果
汁が所定の量に達すると、前記液量検出センサ45から
の信号より優先してモータ4が停止し、果汁の搾り出し
を停止する。また、コップ載せ台にコップが載っていな
ことをコップ検知センサ44が検知するとモータ4は起
動せず果汁の絞り出しは行われない。停止したモータは
一定時間停止状態を維持した後、逆転を始め、プランジ
ャ15は起動時の位置まで戻る。その後再搾りボタンを
押すと、同じ動作を繰り返し、2番搾液を抽出すること
ができる。果汁搾り作業が終了すると、カムレバーを起
こし、蓋を開け、搾りカスを除去し、次の果汁搾り作業
の準備を行う。
【0009】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面を参照し
て説明する。先ず、本果汁搾り装置の全体構成および概
略作動を、図1〜図3を参照して説明をしておくと、図
1は本実施例の果汁搾り装置の完成状態の正面図、図2
は同側面図、図3は同平面図であり、果汁搾り装置は全
体として図示のごとき体裁の良い外観となるように構成
されている。
【0010】図1に示す如く果汁搾り装置の正面には、
果汁搾り装置の操作板と、搾った果汁を受けるためのコ
ップ載せ台が配置されている。コップ載せ台は図2に示
すようにコップ等が本体から余り突出せぬよう、本体側
に凹んで形成されており、このコップ載せ台の上方には
液量検出センサを有する果汁供給パイプが配置され、ま
た、前記凹所の適宜位置にはコップの存在を検知するコ
ップ検知センサが設けられている。また、果汁絞り装置
の両側面および背面は、図1〜図3に示すようにカバー
にて体裁良く覆われている。さらに果汁搾り装置の上方
には、図2、図3に示すように果汁絞り装置内の圧縮容
器内に果物を投入するための開閉自在の蓋が本体にヒン
ジ連結されている。前記蓋には、果汁絞り時に圧縮容器
内にて発生する圧力により蓋が開くことのないように蓋
を閉じ位置でロックするためのカムレバーが取り付けら
れている。
【0011】この果汁搾り装置では、先ず、適宜大きさ
に切った果物(あるいは丸ごとでもよいが)を前記蓋を
開けて果汁搾り装置内に備えてある圧縮容器(後述す
る)に入れ、蓋を閉めロックした後、操作板上の操作ボ
タンを操作して搾り機構を作動させ果汁を搾ることがで
きるようになっている。搾った果汁は、コップ載せ台に
置いたコップ内に果汁供給パイプより供給される。この
時、本果汁搾り装置では前記コップ検知センサでコップ
の存在を確認し、前記液量検出センサにより、コップ内
の液量を検知しながら、所定量の果汁をコップに受ける
ことができるようになっている。本果汁搾り装置は概略
上記のように構成され果汁を絞ることができるが、以
下、さらに各部分の詳細構成について説明を進める。
【0012】図4は図3のA−A断面図であり、図5は
図3中のB−B断面図である。図において、1は本体の
主要構造部材であるサイドメンバーである。サイドメン
バー1は果汁搾り時に発生する約5Kg/cm2 の圧力
によって生じる約400Kgの荷重に耐える十分な強度
部材で構成されている。サイドメンバー1の上端には後
述する圧縮容器を保持するための開口部が形成されてい
るとともに蓋を閉じ位置でロックするためのロックブラ
ケット(後述する)を有するトッププレート21が溶
接、カシメまたはねじ等の適宜手段で固定されている。
サイドメンバーの中間部には後述する圧縮容器を補助的
に支持し、かつ、スライドバーを摺動自在に保持すると
ともに果汁供給パイプを支持するミドルプレート2が取
り付けられており、さらに、サイドメンバー1の下端に
は後述するモータを取り付けるためのアンダープレート
3が溶接、カシメまたはねじ等の適宜手段で固定されて
いる。前記サイドメンバー1は図6にしめす如く板部材
を折り曲げて正面側が開放された断面略コ字形をした形
状として形成されており、このコ字状開口部には操作板
やコップ載せ台等が配置される。
【0013】ここで図7を参照して前記ミドルプレート
2とサイドメンバー1との固定方法について説明してお
くと、サイドメンバー1の中間部に取り付けるミドルプ
レート2の周辺には複数の突起2aが形成されており、
一方サイドメンバー1の中間部には前記ミドルプレート
2に形成した複数の突起2aを嵌合するための孔1aが
形成されている。このため、前記サイドメンバー1に形
成した孔1a内にミドルプレート2の突起2aを嵌合し
ながらミドルプレート2の周囲にサイドメンバー1を巻
き付けることによりミドルプレート2をサイドメンバー
1に取り付けることができる。なお、ミドルプレートを
サイドメンバーに取付けるには、本実施例の他に接着、
溶接など他の取付け構造を採用することができる。ま
た、サイドメンバー1も板状部材を折り曲げて形成した
ものに限らずアングル部材のみ、あるいはアングル部材
と板とを組み合わせて構成することもできる。前記サイ
ドメンバー1とミドルプレート2により区画された上方
室には後述する果汁を搾るための圧縮容器等が、また、
下方室には、制御装置、モータ等が配置される。
【0014】図4、図5においてアンダープレート3の
下面には、モータベース5を介してプランジャ駆動手段
としてのモータ4が図示の如く取り付けられている。前
記モータ4に取付けられた軸7はスラストベアリング6
によりアンダープレート3に軸支され、図中上方に延長
して形成されており、軸端にはウォームギヤ8が取り付
けらている。また軸7にはスラストピン9が設けられ、
このスラストピン9と前記スラストベアリング6との間
にはスラストワッシャ10が配置されている。これは、
後述する態様で果汁搾り作動をおこなっている最中に軸
7に作用するスラスト方向の力がモータに直接作用しな
いようスラストピン9、スラストワッシャ10を介して
スラストベアリング6で受け止めることことができるよ
うにするためである。上記モータ4と軸7とは直結した
実施例となっているが、スーパーギヤとピニオンギヤに
よる多段減速や遊星歯車装置による減速等を介してモー
タ4と軸7とを連結して上死点時から下死点に移る際の
モータ起動トルクを得るようにしてもよい。
【0015】前記ウォームギヤ8には、スライドバー1
1の内周に形成したネジ11aが嵌合している。スライ
ドバー11は果汁搾りに必要な所定のストロークを得る
ための長さを有している。前記スライドバー11は前記
ミドルプレート2の中央部においてスライドバーガイド
12により摺動自在に支持されており、さらに、ミドル
プレート2の上方室に配置された圧縮容器13の底部の
中央部に設けられたスライドバーシール14を貫通して
摺動自在に支持されている。そしてスライドバー11は
ウォームギヤ8が回転した時にこの回転力によりスライ
ドバー11が回転しないように図8に示すような略4角
形をした断面形状として形成されている。なお、スライ
ドバー11の断面形状は前記形状に限らず、回転できな
い形状(非円形形状)であれば、多角形、楕円形など種
々の形状を採用することができる。
【0016】スライドバー11は前述したように断面が
非円形をしているため、ウォームギヤ8が回転すること
により非回転状態で圧縮容器13内を上下方向に移動す
ることができる。また、前記スライドバシール14は圧
縮容器13内に溜まった果汁がスライドバーの摺動部か
ら下方に漏れるのを防止する機能を有している。前記ス
ライドバー11の上端には溝部11bが形成されてお
り、この溝部11bにプランジャ15(詳細は後述す
る)の下面に形成した爪15aが着脱自在に嵌合してい
る。これは、必要に応じて、プランジャ15をスライド
バー11から取り外し洗浄できるようにするためであ
る。また、スライドバー11には図5に示す如くスライ
ドバー11の上死点および下死点を検知するリミットス
イッチ42、43が当接して設けられている。これらリ
ミットスイッチ42、43は、プランジャを洗浄する際
に圧縮容器内から取り出し易くするために機能するもの
である。具体的には操作板中の洗浄ボタンを押すと、プ
ランジャ15は自動的に上死点まで移動し、図5に示す
状態となってプランジャ15を圧縮容器内から簡単に取
り出しことができる。また洗浄後にプランジャ15を圧
縮容器に組み付けた後、再び洗浄ボタンを押すとプラン
ジャ15は自動的に下死点まで移動し、果汁搾り態勢を
とることができる。
【0017】プランジャ15は圧縮容器13内に収容さ
れた果物を圧縮して果汁を搾り出す機能を有しており、
圧縮容器13内に位置決めされた状態で上下移動可能に
配置されている。また、プランジャ15の外周には、圧
縮容器内壁に対してプランジャを摺動自在に支持するす
るとともに圧縮容器とプランジャとの間に絞りカスが詰
まるのを防止するためのスライドシール16が設けられ
ている。また、プランジャ15には搾った果汁を下方に
落下させるための多数の孔17が形成されているととも
に、その上面には多数の突起18が形成されている。前
記突起18上面には圧縮プレート19が図示せぬ位置決
め機構により位置決めされた状態で載置されており、こ
の圧縮プレート19には、前記プランジャ15に形成し
た孔17に対応する位置に孔19aが形成されている。
そして、前記圧縮プレート19とプランジャ15との間
には前記突起18によって多数の小室20が形成されて
おり、この小室20によって果汁の搾りカス受けを形成
している。
【0018】圧縮容器13の底部には、前記孔17に対
応する位置にクリーニングピン22が立設されていると
ともに、果汁搾り液を果汁供給パイプに導く導液口13
aが形成されている。前記クリーニングピン22は前記
プランジャ15が下方に移動した時にクリーニングピン
22が図4に示す如くプランジャ15の孔17および圧
縮プレート19に形成した孔19aを貫通し、これによ
って搾りカスによる孔の詰まりを取り除くことができる
ようになっている。前記クリーニングピン22は本実施
例では、圧縮容器の底に直接立設して設けてあるが、例
えば剣山状にクリーニングピン22を設けた部材を圧縮
容器の底または周辺に適宜手段により取外し可能に固定
して設けてもよい。このクリーニングピン22を圧縮容
器と分割して固定することにより、圧縮容器の洗浄が容
易になる。
【0019】前記導液口13aはミドルプレート2に取
り付けられた果汁供給パイプ40にシール部材40aを
介して液密に嵌合している。果汁供給パイプ40は図4
に示すようにカバー23によっても支持されており、さ
らに果汁供給パイプ40の先端には、コップ内の液量を
検知する液量検出センサ45が取り付けられている。こ
の液量検出センサ45はコップ内の液量(例えば図1に
示す1〜9の液量)を検知するセンサとして構成されて
いる。
【0020】なお、圧縮容器は図示せぬ位置決め機構に
より、圧縮容器13をミドルプレート2上に設置しただ
けで、圧縮容器の底部に形成した導液口13aがミドル
プレート2に取り付けられた果汁供給パイプ40に嵌合
するようになっている。圧縮容器内で絞られた果汁は前
記導液口13aより果汁供給パイプ40に流下する。前
記圧縮容器13は果汁を搾り取るための容器であり、同
容器13の底部には先述したようにスライドバー11が
摺動自在に取り付けられているが、必要に応じて圧縮容
器13を洗浄することができるよう、圧縮容器13を上
方へ持ち上げることによりスライドバー11から工具無
しで取り外すことができるようになっている。そして前
記圧縮容器13はトッププレート21と前記ミドルプレ
ート2とによってサイドメンバー1の上方室に位置決め
支持されている。なお、圧縮容器は本実施例では円筒形
をしているが、四角形、あるいは他の多角形として形成
してもよい。
【0021】前記サイドメンバー、トッププレート、ミ
ドルプレート、アンダープレートおよびモータ等は先に
のべた如くカバー23によって体裁良く(図1〜図3参
照)覆われており、カバー23の正面には前述したよう
に、操作板60およびコップ載せ台50が形成されてい
る。サイドメンバー等をカバーにて覆う時、前記トップ
プレート21の上面とカバー23との間には隙間s(図
4参照)が形成されるようにカバーが取り付けられる。
これは、果汁搾り作動中に容器内に発生する高い圧力
(5Kg/cm2 )によって生ずる約400Kg荷重に
よりサイドメンバー1が伸びた際にカバーを変形させ破
損するのを防止するためである。また、カバー23に形
成したコップ載台の後方にはコップの存在を検知するコ
ップ検知センサ44(例えば赤外線センサ、超音波セン
サ等)が設けられている。
【0022】前記圧縮容器13の上方には、開閉自在の
蓋25が本体にヒンジ連結51されている。前記蓋25
の内部には、前記圧縮容器13を密閉するためのキャッ
プボディ26およびシリコンゴム等からなる弾性膜27
が設けられており、弾性膜27は、圧縮容器13との間
でのシール機能24を奏する構成となっている。また、
キャップボディ26の下面と弾性膜27との間には空間
29が形成され、この空間内に流体と空気が所定の割合
で封入されており、またキャップボディ26と弾性膜2
7とは前記封入した流体が外に漏れでないように周辺で
接着材27a等により固着されている。ところで、前記
空間29内に封入する流体は、基本的にはどのような流
体(液体や気体)でもよいが、弾性膜が破損した時の危
険性を少なくするために、無毒の水29bを主とし、さ
らに果汁搾り時にプランジャの僅かな上昇によって圧縮
容器内の圧力が急激に上昇することを防止するために、
一定量の気体(空気)29aを封入させておくことが望
ましい。本実施例は水に一定量の空気を封入させた図を
示す。
【0023】前記空間29には同空間29内の圧力を検
知する圧力センサ28が設けられており、この圧力セン
サ28からの信号により、モータ4を制御し圧縮容器内
で発生する圧力を調整できるようになっている。弾性膜
27には多数の突起30が形成されており、果汁を搾っ
ている最中の必要以上の弾性膜27の変形を防止してい
るとともに、果物に作用する押圧力が均一になるように
ピン状に形成することが望ましい。圧縮容器13内に入
れられた果物はプランジャ15の上昇とともに弾性膜2
7に押しつけられ、果汁を搾り始めるが、この時弾性膜
27は果物の芯や種等により、変形し、これらを潰すこ
となく、果肉のみから果汁を搾りだすことができる。な
お、弾性膜の膜厚を果物をつぶさない厚さにすることに
より、弾性膜のみでも上記と同じ作用をさせることもで
きる。
【0024】キャップボディ26には果汁を絞っている
最中に蓋をロックするためのロック機構が設けられてい
る。以下このロック機構について図9〜図11を参照し
て説明する。本果汁搾り装置では、果汁搾り作動の最中
にはキャップボディに約400Kgの荷重が作用する
が、この時の力を分散しつつ、蓋を確実にロックしてお
くために、キャップボディ26の上面にはカムレバー3
2、ロッカー33、ストッパピン34、スプリングスト
ッパー35、リターンスプリング36、ロックピン3
7、ロックブラケット38からなるロック機構が設けて
ある。
【0025】図9、図10においてサイドメンバー1の
上端に固定されているトッププレート21の上面にはロ
ックブラケット38が立設して取り付けられており、こ
のロックブラケット38には、ロックピン37を嵌合す
るための孔38aが形成されている。ロックピン37は
キャップボディ26に摺動自在に取り付けられており、
リターンスプリング36によってロッカー33に当接す
べく中心方向に向かって付勢されている。ロッカー33
はその外周面がテーパ状の傾斜面として形成されてお
り、前記ロックピン37の端面も前記傾斜面に沿った面
として形成されている。ロッカー33は図11に示す如
くカムレバー32のカムにより図示位置に押しつけられ
ている状態、および、カムレバー32を起こした時には
図示位置より上方に移動した状態の2位置をとることが
できる。このため、カムレバー32のカム32aにより
下方に押しつけられている時は、ロックピン37は前記
リターンスプリング36の付勢力に抗して外側に押し出
され、ロックブラケット38の孔38aの嵌合し、蓋を
閉じた状態にロックする。
【0026】カムレバーを上方に引き上げると、ロッカ
ー33に対する押圧力が無くなるため、前記ロックピン
37に作用するリターンスプリング36の付勢力でロッ
カーは上方に移動し、これとともに、ロックピン37が
リターンスプリング36の付勢力で中心方向に移動して
ロックブラケット38の孔38aから外れ、蓋を開くこ
とができる。なお、蓋の開閉部には安全装置としてのリ
ミットスイッチ39(図5参照)が設けられており、蓋
を開けるとこのスイッチが作動して自動的にモータの回
転を止めることができるようになっている。
【0027】再び図4、図5においてミドルプレート2
の下方には、本果汁搾り装置を制御するための制御装置
41(図4参照)が配置されており、この制御装置41
には、図12に示すようにキャップボディ26内に形成
した空間29の圧力を検知する圧力センサ28、蓋の開
閉状態を検知するリミットスイッチ39、プランジャ1
5の上死点位置を検知するリミットスイッチ42、プラ
ンジャ15の下死点位置を検知するリミットスイッチ4
3、液量検出センサ45、コップ検知センサ44および
操作板に設けた各種操作ボタンが接続されている。本実
施例では操作板には図1に示すように果物の種類を指定
するボタン、液量を指定するボタン、絞り加減を指定す
るボタン、再絞りを指定するボタン、洗浄ボタン、電源
スイッチボタンが配置されている。操作板には前記ボタ
ンに限らず果汁を絞るに必要な他の操作ボタンを配置す
ることもできる。
【0028】制御装置41では前記各センサおよび操作
ボタンからの信号により専用制御回路を介して、あるい
は、演算手段により所定の演算を実行しモータ制御手段
を介して以下のような所定の動作を実行して果汁を搾り
出す。なお、制御装置41は市販されているマイコン等
を使用して果汁搾りに対して様々な制御態様を実現でき
るが、ここでは制御装置は本旨ではないのでその構成に
ついての詳細な説明は省略する。
【0029】以下に本果汁搾り装置の作動を説明する。
カムレバー32を起こし蓋を明け、所定の大きさに切り
刻んだ果物を圧縮容器13内に入れた後、蓋を締めカム
レバー32を倒して蓋をロックする。操作板上の電源ボ
タンを押したのち、コップ載せ台50にコップを載せ、
図1に示す操作板上のボタンを操作して必要液量、搾り
加減ボタン(強搾り、中搾り、弱搾り等)を指定する。
この場合必要液量は、コップ載せ台50の背面にある目
盛りをみながら必要量を指定する。また搾り加減ボタン
は強搾り、中搾り、弱搾りのボタンのうち希望するボタ
ンを押す。また、被搾物が、例えばリンゴあるいはリン
ゴに近い硬さの果物であれば、リンゴ、みかん、ぶどう
各ボタンの中からリンゴボタンを押す。このリンゴボタ
ンを押す動作によりモータ4が動き始める。なお、この
時コップ載台にコップ載せ台にコップが載っていなこと
をコップ検知センサ44が検知するとモータ4は起動せ
ず果汁の絞り出しは行われない。また、果物の硬さや搾
り加減を前述のように指定すると、圧力センサ28から
の信号と予め制御装置内にあるデータを比較して対応す
る搾り加減や硬さに応じてモータ4が制御されるように
なっている。モータ4が動き始めると、ウォームギヤ8
と噛み合っているスライドバー11が上昇し、これとと
もにプランジャ15も上昇する。
【0030】プランジャ15の上昇により圧縮容器13
内の被搾物が徐々に弾性膜27に押しつけられてゆき果
汁搾りが開始される。プランジャ15の更なる上昇によ
り弾性膜とキャップボディとによって形成された空間2
9内の圧力も上昇するが、この空間29の圧力が所定の
圧力(例えば、被搾物がりんごであり、また、搾り加減
が中搾りであると、それに対応して予め求めてある圧
力)になると、圧力センサ28がこの圧力を検知し制御
装置41からの指令でモータ4を停止する。搾られた果
汁は圧縮プレート19およびプランジャ15に形成した
孔19a、17から落下し、圧縮容器13の底部に形成
した導液口13aから果汁供給パイプ40を介してコッ
プ内に供給される。なお、果汁搾り過程においてコップ
内の果汁が所定の量に達すると、前記圧力センサ28か
らの信号より優先してモータ4が停止し、果汁の搾り出
しを停止する。
【0031】停止したモータは一定時間停止状態を維持
した後、逆転を始め、プランジャ15は起動時の位置ま
で戻る。その後再搾りボタンを押すと、同じ動作を繰り
返し、2番搾液を抽出することができる。また、果汁搾
り作動中に蓋を誤って開けてしまった場合には、蓋の開
閉状態を検知するリミットスイッチ39が作動して直ち
にモータを停止し安全を確保する。果汁搾り作業が終了
すると、カムレバーを起こし、蓋を開け、搾りカスを除
去する。即ち、蓋を開い後、洗浄ボタンをおすと、プラ
ンジャ15が上死点まで上昇し、この状態をリミットス
イッチ42が検知するとモータ4が停止する。この状態
になると圧縮プレート19、プランジャ15、圧縮容器
13を簡単に果汁搾り装置から取り外し洗浄することが
できる。洗浄が終了した後、再び圧縮プレート19、プ
ランジャ15、圧縮容器13をもとの状態に組み付け、
組み付けが完了した後で、再び洗浄ボタンを押すと、プ
ランジャ15が下死点まで戻り、この状態をリミットス
イッチ43が検知するとモータ4が停止する。こうして
次の果汁搾り作業の準備が終了する。
【0032】そして、上記のように構成された果汁搾り
装置は、サイドメンバーとカバーとの間に隙間を設けた
ため、果汁搾り時のサイドメンバーの伸びによるカバー
の破損を防止できる。圧縮容器内にクリーニングピンを
配置したことによりプランジャに形成した孔の目詰まり
を防止できる。圧縮容器、プランジャ、圧縮プレート等
を工具なしに簡単に取り外すことができるため洗浄が容
易となる。プランジャと圧縮プレートとの間に小室を形
成したため、搾りカスが排出されにくい構造となってい
る。スライドバーが非円形断面として形成してあるた
め、ウォームギヤの回転によりスライドバーが回転する
ことがなく、プランジャと圧縮プレートとに形成した孔
17、19aとクリーニングピン22との位置ずれ防止
に有効に作用する。果汁搾り作業中にキャップボディに
かかる荷重をロック機構により均等に分散させることが
できる。モータにスラスト力が作用しない構造としたた
め、安全性および耐久性が向上する。コップ検知セン
サ、液量検出センサを設けたため、果汁がコップから溢
れたり、コップの無い状態で果汁が搾りだされることが
無くなる。等の作用効果を奏する。
【0033】本発明は以上のように構成されているが、
果汁搾りの手順は以上の手順に限定されることなく、果
汁搾り装置を設計する段階で種々の手順を選択すること
ができる。また、果物の種類も種々のものを組み込むこ
とができ、さらに制御装置によって行う制御も別の条件
を入れるなどして種々の制御を実行することができる。
また、本果汁搾り装置を構成する各部材は金属製、合成
樹脂製など種々の材質のものを使用できることはいうま
でもない。加えて、モータによるプランジャの上下移動
はラックピニオン形式など種々の形態のものを採用でき
る。さらに本発明はその精神又は主要な特徴から逸脱す
ることなく他の色々な形で実施することができるととも
に前述の実施例はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限
定的に解釈してはならない。
【0034】
【発明の効果】以上詳細に述べた如く本発明によれば、
弾性膜を使用して果汁を搾るようにしたため、果物の種
や芯等を潰すことなく果肉から果汁のみを効率的に搾り
出すことができる。弾性膜とキャップボディとの間に形
成した空間内に液体を封入した場合には、何からの原因
で弾性膜が破損しても安全である。さらに、液体に気体
を混入させることにより、空間内の急激な圧力上昇を防
止でき制御が容易になる。等の優れた効果を奏すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る果汁搾り装置の正面図で
ある。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1の平面図である。
【図4】図3のA−A断面図である。
【図5】図3のB−B断面図である。
【図6】サイドメンバーの概略構成図である。
【図7】サイドメンバーとミドルプレートとの組み付け
説明図である。
【図8】スライドバーの断面図である。
【図9】圧縮容器とキャップボディとの組み付け状態の
断面図であり、図10のC−C断面図である。
【図10】図9の平面図である。
【図11】圧縮容器とキャップボディとの組み付け状態
の断面図であり、図10のD−D断面図である。
【図12】制御装置のブロック図である。
【図13】従来の果汁搾り装置の説明図である。
【図14】別の従来例としての果汁搾り装置の説明図で
ある。
【符号の説明】
1 サイドメンバー 2 ミドルプレート 3 アンダープレート 4 モータ 7 軸 8 ウォームギヤ 11 スライドバー 13 圧縮容器 15 プランジャ 26 キャップボディ 27 弾性膜 29 空間 32 カムレバー 40 果汁供給パイプ 41 制御装置 50 コップ載せ台 60 操作板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉可能な蓋を有するとともに底部に果
    汁を排出できる導液口を有する圧縮容器内に多数の小孔
    を形成したプランジャを摺動自在に設け、また前記蓋の
    内面には圧縮容器内で発生した圧力によって変形可能な
    弾性膜を設け、前記プランジャを前記弾性膜に向けて駆
    動手段により移動させることにより、プランジャと弾性
    膜との間に配置した果物から果汁のみを搾り出すことが
    できるようにしたことを特徴とする果汁搾り装置。
  2. 【請求項2】 前記弾性膜はその裏面に圧力室を備えて
    なり、弾性膜の変形によって生じる圧力室内の圧力に基
    づいて前記駆動手段が制御されることを特徴とする請求
    項1に記載の果汁搾り装置。
  3. 【請求項3】 前記密閉可能な蓋は圧縮容器内で発生し
    た圧力によって蓋に作用する荷重を分散させるロック機
    構を備えていることを特徴とする請求項1または請求項
    2のいづれかに記載の果汁搾り装置。
JP3961094A 1994-03-10 1994-03-10 果汁搾り装置 Withdrawn JPH07246155A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3961094A JPH07246155A (ja) 1994-03-10 1994-03-10 果汁搾り装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3961094A JPH07246155A (ja) 1994-03-10 1994-03-10 果汁搾り装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07246155A true JPH07246155A (ja) 1995-09-26

Family

ID=12557883

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3961094A Withdrawn JPH07246155A (ja) 1994-03-10 1994-03-10 果汁搾り装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07246155A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010041967A1 (en) * 2008-10-08 2010-04-15 Nardone, Jennifer, R. Portable vacuumable juicer
WO2018082399A1 (zh) * 2016-11-01 2018-05-11 上海巨昂实业有限公司 一种榨汁机存储设备
CN108215279A (zh) * 2018-03-09 2018-06-29 黄靖栩 一种水果提取汁液用的过滤装置
CN113243783A (zh) * 2020-04-08 2021-08-13 九阳股份有限公司 一种安全性好的食品加工机
CN113924031A (zh) * 2019-03-18 2022-01-11 苏姆莫创新机械独资有限公司 水果压榨系统

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010041967A1 (en) * 2008-10-08 2010-04-15 Nardone, Jennifer, R. Portable vacuumable juicer
WO2018082399A1 (zh) * 2016-11-01 2018-05-11 上海巨昂实业有限公司 一种榨汁机存储设备
CN108215279A (zh) * 2018-03-09 2018-06-29 黄靖栩 一种水果提取汁液用的过滤装置
CN113924031A (zh) * 2019-03-18 2022-01-11 苏姆莫创新机械独资有限公司 水果压榨系统
JP2022536409A (ja) * 2019-03-18 2022-08-16 スーモ イノヴァショネス メカニカス エセ.ア.ウ. フルーツ圧搾システム
CN113243783A (zh) * 2020-04-08 2021-08-13 九阳股份有限公司 一种安全性好的食品加工机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN109875383B (zh) 一种全自动炒菜机
CN105996717B (zh) 一种多功能切片榨汁机
KR20100005489U (ko) 압착 잔류물의 제어 배출 수단이 장착된 주스 제조용 가전 기구
JP2020175158A (ja) 混和ジュースカップ
JPH07246155A (ja) 果汁搾り装置
US20090092721A1 (en) Juice extractor
CN201097959Y (zh) 一种榨汁机
CN112535184A (zh) 一种果蔬真空油炸脱水装置及其使用方法
CN216147832U (zh) 一种新型智能咖啡机
CN113520158B (zh) 易清洗研磨加压萃取一体式咖啡杯
CN216247430U (zh) 一种快速检测农药残留的装置
US7337716B2 (en) Fruit press
WO2009044104A1 (en) Domestic appliance
US20090092722A1 (en) Juice extractor
US3807297A (en) Automatic citrus fruit squeezing device
JPH01224036A (ja) 自動飲料撹拌方法とその装置
GB2453348A (en) Domestic Appliance
CN114847743A (zh) 一种易清洗的多功能榨汁机
GB2453353A (en) Domestic Appliance
CN205359155U (zh) 真空搅拌果汁机
CN212232974U (zh) 立式半自动冰淇淋机
GB2453350A (en) Domestic Appliance
CN217852360U (zh) 一种防卡料的果汁机
CN110538703B (zh) 破壁机
CN215958185U (zh) 一种金矿硐藏酸菜腌制装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010605