JP2022535522A - スプレーキャニスタ装置 - Google Patents

Abstract

【解決手段】液体製品を収容するキャニスターと、開口部を有するキャニスターハウジングと、シャーシ要素と、シャーシ要素に摺動可能に結合されたトレイとを含むスプレーキャニスター装置が提供される。キャニスタは、アクチュエータキャップを含み、アクチュエータキャップのノズルが開口部に近接して配置されるように、キャニスタハウジング内に配置される。キャニスタハウジング、及びその中に配置されたキャニスタは、少なくとも1つの突出部材を介してトレイ7と係合させることができる。一旦係合されると、トレイは、格納位置と伸長位置との間でシャーシ要素に沿って摺動可能に移動され、キャニスターハウジングとトレイとの間の相対的な移動を促進することができる。【選択図】図１３

Description

本開示は、スプレーキャニスタ装置に関し、より具体的には、便座アセンブリで使用するためのスプレーキャニスタ装置に関する。

ビデを含むものなどの便座アセンブリは、使用者の会陰部を洗浄し、清掃するために知られている。そのようなアセンブリは、効果的に自分自身をケアすることができず、そうでなければ援助なしに自分自身を洗浄又は清掃することができないかもしれない個人のための医療分野でも関心を持たれている。これらの個人の多くにとって、会陰部における過剰な湿気が継続的な問題となる。例えば、過剰な湿気は、他の問題の中でも、赤み、剥離、刺激、イースト菌感染症を引き起こす可能性がある。公知の便座アセンブリは、使用者の会陰部を洗浄及び乾燥するように構成されているが、このような皮膚問題は依然として発生する可能性がある。これらの懸念に対処するために、失禁、創傷の排泄、又は発汗による過度の湿気から皮膚を保護するために、様々な薬物又はスプレーが個人の会陰部に適用され得る。

このような医薬品は、洗浄および乾燥操作の後に適用して、過剰な湿気の蓄積による皮膚の破壊または感染をさらに防止するように、便座アセンブリに組み込むことができる。医薬品を分配するために、便座アセンブリは、会陰部に医薬品を噴霧するように構成された噴霧スプレーアセンブリを含んでもよい。しかしながら、老齢または関節炎などの他の関連する状態により器用でない個人にとって、医薬品のキャニスタの交換は困難になり得る。キャニスタの交換は便座アセンブリ内で正確に位置合わせする必要があるので、現在利用できる選択肢は器用でない個人にとってある種の課題を提示する。

使用者が設置中に手動で位置合わせを行うことを必要とせずに、スプレーキャニスタ装置が適切に位置合わせされることを確実にするために、改良された位置合わせ構造を用いて確実に設置及び取り外しできる、医薬品を分配するための便座アセンブリ用のスプレーキャニスタ装置を有することが有益であろう。

キャニスタハウジングと、キャニスタと、シャーシ要素に摺動可能に結合され、トレイの摺動可能な動きを引き起こすためにモータに接続されたトレイとを含むスプレーキャニスタ装置の透視図である。 キャニスタハウジングと図１のキャニスタの透視図であり、キャニスタはキャニスタハウジングのスリーブ部分内に配置されている。 キャニスタに含まれる液体製品を噴霧するためのスプレーノズルを有するアクチュエータキャップを含むキャニスタの前面立面図である。 その圧縮可能な出口を示すためにアクチュエータキャップがキャニスターから取り外された図３のキャニスターの透視図である。 環状スリーブ部分、キャップ状部分を有する端部、ハンドル、開口部、及び開口部内に延在する突出した指部分を有するキャニスターハウジングの透視図である。 キャニスターハウジングの環状スリーブ部分に沿って延びる２つの細長いレールと、その間に延びるロック構造とを示す、図５Ａのキャニスターハウジングの反対側の透視図である。 その内部を示すキャニスターハウジングの上面図であり、キャニスターハウジングのキャップ状部分の内面にはＶ字型の突出部があることを示す。 開口部、突出した指部分、及びＶ字形突出部を示すキャニスターハウジングの一部の透視図である。 ノズルと、キャニスターハウジングのキャップ状部分の内部におけるＶ字型突出部に対応する凹型ノッチを示すキャニスターのアクチュエータキャップの透視図である。 トレイとそれに摺動可能に結合されたトレイを示す図１のシャーシ要素の透視図であり、トレイの近位側は、湾曲した側壁部分と、キャニスタハウジングの細長いレールを受け入れるための一対の細長いスロットを含み、トレイはさらにキャニスタを固定するための圧縮部材と一対のリブ部材を含んでいる。 トラック部分、センサ開口部、ギア開口部、複数のクリップ部材、及び停止部材を示す、トレイを取り外した状態のシャーシ要素の透視図である。 シャーシ要素のトラック部分内でトレイを摺動可能に移動させるためにピニオンギアと係合するための歯付きラックを示す、トレイの遠位側を示す透視斜視図である。 モータに回転可能に結合されたピニオンギアと、シャーシ要素のギア開口部を介したトレイの歯付きラックとの間の係合を示すスプレーキャニスタ装置の底部の一部の透視図である。 シャーシ要素にスライド可能に結合されたトレイの透視図であり、加えられた力を検出するための力センサと、キャニスタハウジングとキャニスタがトレイと係合しているかどうかを検出するための圧力センサを示す。 ピニオンギアがトレイの歯付きラックに係合し、シャーシ要素の停止部材がキャニスターハウジングのロック構造に接している、拡張位置にあるスプレーキャニスター装置を示す、図１の断面図である。 ベースユニット、シートカバー、メンテナンスカバー、及びスプレーキャニスタ装置カバーを含む便座アセンブリの一部を示す透視図である。 便座アセンブリのベースユニット内に配置されたモータ、シャーシ要素、およびそれに摺動可能に結合されたトレイを示すために一部が取り外された、図１４Ａの便座アセンブリの透視図である。 メンテナンスカバーが開いた位置にあり、キャニスターハウジングおよびキャニスターが、シャーシ要素に摺動可能に結合されたトレイと係合するためにベースユニットの開口部に挿入されていることを示す、図１４Ａの便座アセンブリの透視図である。 ベースユニット内のシャーシ要素に摺動可能に結合された細長いスロットを含むトレイを示す図１４Ａの便座アセンブリの開口部の上面図である。 便座アセンブリのベースユニット内のトレイと係合したキャニスタハウジングおよびキャニスタを示す、図１４Ｄと同様の図である。 便座アセンブリのベースユニット内のトレイと係合したキャニスタハウジングおよびキャニスタを示す、図１４Ｂに類似した図である。 トレイ、キャニスタハウジング、およびキャニスタが、キャニスタのノズルから液体製品を噴霧するために拡張位置に向かってベースユニットの開口部を通って前進している様子を示す便座アセンブリのベースユニットの一部分の透視図である。 キャニスタのアクチュエータキャップがキャップ状部分の内面に対して圧縮され、そこに含まれる液体製品を噴霧する様子を示す図１４Ｇと同様の透視図である。

本開示に従って、液体製品を含むキャニスターと、開口部を有するキャニスターハウジングと、シャーシ要素と、シャーシ要素に摺動可能に結合されたトレイとを含むスプレーキャニスター装置が提供される。 キャニスターはアクチュエータキャップを含み、使用中、アクチュエータキャップのノズルが開口部に近接して配置されるようにキャニスターハウジング上に配置されている。キャニスターハウジング、及びその中に配置されたキャニスターは、少なくとも１つの突出部材を介してトレイと係合することができる。一旦係合されると、トレイは、格納位置と拡張位置との間でシャーシ要素に沿って摺動可能に移動して、キャニスタとキャニスタハウジングとの間の相対移動を容易にし、キャニスタのアクチュエータキャップを圧縮して液体製品を噴霧することができる。一つのアプローチにより、格納位置はキャニスターの保管に使用され、拡張位置はキャニスターからの液体製品の塗布又は調剤に使用される。

より詳細には、スプレーキャニスタ装置は、スプレーキャニスタ装置がユーザの会陰部に液体製品を塗布するために使用され得るように、便座アセンブリに配置され得る。シャーシ要素は便座アセンブリに配置されてもよく、トレイは上述したようにシャーシ要素に摺動可能に結合されてもよい。モータは、トレイを便座アセンブリ内の格納位置と便座アセンブリの開口部から外側に延びる拡張位置との間で摺動可能に移動させるためにトレイに動作可能に結合されてもよい。キャニスターハウジングとその中に配置されたキャニスターは、便座アセンブリの中に挿入されてもよい。便座アセンブリは、その開口部からトレイと係合する。このように構成された場合、キャニスターハウジング及びその中に配置されたキャニスターは、液体製品がユーザの会陰部に噴霧され得るように、格納位置と拡張位置との間でトレイと共に移動され得る。

さらに、キャニスターハウジングは、器用さが制限されている個人のために、便座アセンブリ内のキャニスターおよびキャニスターハウジングの位置合わせを容易にするために、少なくとも１つのキー付き接続を含み得る。例えば、キャニスターのアクチュエーターキャップは、ノズルが覆い隠されないように、または開口部とのノズルの位置合わせを促進するために、キャニスターハウジングの内部の第２の合わせ面に対応し、係合するように構成された第１の合わせ面を含み得る。動作中にキャニスターハウジングの任意の部分によってブロックされます。また、上記のように、追加のキー接続を有する一実施形態では、キャニスターハウジングは、トレイと係合するための少なくとも１つの突出部材を含む。トレイは、キャニスターハウジングが所定の方向でのみトレイと係合できるように、キャニスターハウジングの突出部材を受け入れるためのスロットを含み得、その結果、キャニスターハウジングの開口部は、トレイが伸ばされた位置にあります。さらに、便座の開口部およびキャニスターハウジングの形状は、別のキー接続を形成することができ、その結果、キャニスターおよびキャニスターハウジングは、以下でより詳細に説明するように、所望の方向でのみその中に設置することができる。

このように構成された複数のキー付き接続部は、手先の不器用なユーザーが、ノズルとキャニスターハウジングの開口部との間の位置合わせを容易にするためにキャニスターをキャニスターハウジング内に配置し、その後、トレイと噛み合うようにキャニスターハウジングとキャニスターを便座アセンブリに挿入する際に、その助けとなる。

ここで図１を参照すると、キャニスタハウジング１０２と、キャニスタ１０４と、シャーシ要素１０８に摺動可能に結合されたトレイ１０６とを含むスプレーキャニスタ装置１００が示されている。モータ１１０は、トレイ１０６が格納位置（図１参照）と拡張位置（図１３参照）との間で移動され得るように、シャーシ要素１０８に固定され、トレイ１０６に動作的に結合されてもよい。キャニスタ１０４は、液体製品を含み、本体１１１と、そこから液体製品を噴霧するためのノズル１１４を有するアクチュエータキャップ１１２とを含む。キャニスターハウジング１０２は、環状スリーブ部分１１６と、端部部分１１８と、環状スリーブ部分１１６及び端部部分１１８の中に少なくとも部分的に延びる開口部１２０と、を含む。図示のように、キャニスタ１０４はキャニスタハウジング１０２の環状スリーブ部分１１６内に配置され、アクチュエータキャップ１１２は、ノズル１１４が開口部１２０に近接して配置されるように端部部分１１８に少なくとも部分的に受容されている。キャニスタハウジング１０２及びその中に配置されたキャニスタ１０４は、図示されているようにトレイ１０６と係合することができる。動作において、モータ１１０は、キャニスタハウジング１０２及びキャニスタ１０４と係合したトレイ１０６を伸長位置に摺動可能に移動させ、キャニスタハウジング１０２及びキャニスタ１０４を互いに相対的に移動させて、以下にさらに詳細に説明するようにアクチュエータキャップ１１２を圧縮しノズル１１４から液体製品を噴霧させてもよい。

図２は、キャニスタ１０４がキャニスタハウジング１０２内に配置された状態を示す透視図である。図示のように、キャニスタハウジング１０２は、キャニスタ１０４に概ね対応し、その中に少なくとも部分的に受け入れるような形状である。キャニスタハウジング１０２は、環状スリーブ部分１１６と、キャニスタハウジング１０２の内部１２２を画定する端部部分１１８とを含む。端部部分１１８は、環状スリーブ部分１１６から延び、第１の大きな直径から第２の小さな直径へと半径方向内側にテーパし、キャニスタ１０４のアクチュエータキャップ１１２を受け入れるように構成されたキャップ状部分１２４で終端している。図示された実施形態では、開口部１２０は、スリーブ部分１１６と端部部分１１８の両方を部分的に横切って延び、キャニスタハウジング１０２の内部１２２へのアクセスを可能にする。他の実施形態では、開口部１２０は、アクチュエータキャップ１１２のノズル１１４が開口部１２０と位置合わせされ、開口部１２０を通して液体製品を噴霧することができれば、任意の既知の方法で形成することができる。

１つの例示的な実施形態では、キャニスタ１０４は、スプレーキャニスタ装置１００の通常の動作を妨げる可能性のあるその偶発的な取り外しを抑制するために、キャニスタハウジング１０２内にしっかりと係合される。キャニスタ１０４をキャニスタハウジング１０２内に固定するために、キャニスタのリム面１２８と係合してキャニスタ１０４のキャニスタハウジング１０２からの取り外しを抑制し、又は意図しない分離を防止するために、突出した指部分１２６を設けてもよい。図示されるように、指部分１２６は、概して円弧状の形状のタブであり、開口部１２０のキャニスタハウジングの内部１２２に向かって半径方向内側に延びる。キャニスタ１０４をキャニスタハウジング１０２内に固定するために、キャニスタ１０４は、環状スリーブ部分１１６内に軸方向に前進させることができる。キャニスタ１０４のリム１２８が指部分１２６のエッジ１３０を越えて前進すると、指部分１２６は、指部分１２６のエッジ１３０がリム１２８に略接するようにキャニスタ１０４のリム１２８との干渉嵌めにリバウンドする。そのように構成されているので、フィンガー部分１２６のエッジ１３０とキャニスタ１０４のリム１２８との間のアバットメントが、キャニスタ１０４のキャニスタハウジング１０２からの取り外しを抑制し、又は意図しない分離を防止することができる。さらに、キャニスタハウジング１０２は、以下でより詳細に説明するように、トレイ１０６との係合及び離脱を容易にするためにハンドル部分１２３を含んでもよい。

図３及び図４に関して、キャニスタ１０４の実施形態は、スプレーキャニスタ装置１００の他の構成要素から分離されて示されている。アクチュエータキャップ１１２、は、キャニスタ１０４の上端１３２に結合されているのが示されている。キャニスタ１０４のリム１２８は、その上端１３２の近傍で半径方向外側に進む。キャニスタ１０４に収容された液体製品を噴霧するために、アクチュエータキャップ１１２の上面１３４を垂直方向下方に圧縮してキャニスタの出口１３６（図４に示す）を圧縮し、液体製品をアクチュエータキャップ１１２を通してノズル１１４から放出してもよい。本明細書で説明したように、キャニスタ１０４内の液体製品は、ユーザの会陰部への塗布のための複数の異なる液体製品で構成されてもよい。例えば、液体製品は、皮膚保護剤、軟膏、クリーム、酸化亜鉛、カラミン、バリア溶液、洗浄液、保湿剤、皮膚密封剤、水、医薬品、洗浄液などのうちの１つ以上を含んでいてもよいが、これらに限定されることはない。いくつかのアプローチにおいて、液体製品は、バリア溶液が、例えばビデを介した洗浄後に、ユーザの皮膚のこの部分を保護し、過度の湿気を抑制するために、ユーザの会陰部に適用され得るようなバリア溶液である。さらに、キャニスタ１０４は、キャニスタ１０４がキャニスタハウジング１０２内に配置されたときに、アクチュエータキャップ１１２を圧縮して液体製品をスプレーするために力が加えられる可能性のある底面１３７を含む。

図５Ａ及び図５Ｂは、キャニスターハウジング１０２の一実施形態の反対側を示す。上述したように、キャニスタハウジング１０２は、環状スリーブ部分１１６と、キャニスタ１０４が受容され得る内部１２２を画定する端部部分１１８とを含む。図示された実施形態では、キャニスタハウジング１０２は、一体型本体又はモノリシック構造からなる。他の実施形態では、キャニスタハウジング１０２は、キャニスタハウジング１０２を作成するために組み立てることができる別個の要素から構成されてもよい。

図５Ｂは、図５Ａに示されたキャニスターハウジング１０２の反対側の透視図である。図示されているように、キャニスターハウジング１０２は、第１の細長いレール１４０及び第２の細長いレール１４０’の形態で一対の突出部材１３８を含む。細長いレール１４０、１４０’は、環状スリーブ部分１１６に沿って延びている。各細長いレール１４０、１４０’の底部エッジ１４２、１４２’はそれぞれ、図１４Ａから図１４Ｆに関して説明したように、便座アセンブリに挿入するために丸くされてもよい。突出部材１３８は、その間に鍵付きの接続を提供するために、トレイ１０６の対応するスロット（図８に示す）と係合されてもよい。他の実施形態では、突出部材１３８は、トレイ１０６と係合するように構成された複数のタブまたは他の構造など、他の構成で形成されてもよい。動作において、突出部材１３８は、トレイ１０６と係合したときにキャニスタハウジング１０２が所望の向きを維持することを保証することにより、便座アセンブリに挿入されたときにキャニスタハウジング１０２の位置合わせを容易にする。

図５Ｂに示されるように、細長いレール１４０、１４０’の間に延在するロック構造１４３が含まれる。ロック構造１４３は、トレイ１０６が前進し続け、キャニスタ１０４がトレイ１０６の構成要素によって圧縮される間、キャニスタハウジング１０２が前方に前進することを抑制することによって、キャニスタハウジング１０２とキャニスタ１０４の相対移動を容易にするために含まれてもよく、以下では図１３に関してより詳細に論じることになる。

図６Ａ及び６Ｂは、その端部部分１１８及びキャップ状部分１２４を示し、図７は、キャップ状部分１２４に受容されるアクチュエータキャップ１１２の上面１３４を示す。キャニスタ１０４をキャニスタハウジング１０２内に挿入すると、ノズル１１４は、典型的には、液体製品がそこから噴霧され得ることを確実にするために開口部１２０に近接して位置決めされる。ノズル１１４と開口部１２０との間の位置合わせを容易にするために、アクチュエータキャップ１１２の上面１３４は、キャニスタハウジング１０２のキャップ状部分１２４の内面１４８上の第２の嵌合部分１４６と対応し、係合するように構成された第１の嵌合部分１４４を含むことができる。第１の嵌合部分１４４と第２の嵌合部分１４６との間の係合は、アクチュエータキャップ１１２とキャップ状部分１２４の内面１４８との間に追加のキー付き接続を提供する。図７の図示の形態では、アクチュエータキャップ１１２の上面１３４上の第１の嵌合部分１４４は、凹んだ三角形のノッチ１５０の形態である。図６Ａ及び図６Ｂに示すように、キャップ状部分１２４の内面１４８は、凹型ノッチ１５０に対応するＶ字型突出部１５２を含む。そのように構成されているので、Ｖ字型突出部１５２は、キャニスタ１０４がキャニスタハウジング１０２に挿入されたときに表面１４８上の凹型ノッチ１５０と係合して、ノズル１１４と開口１２０の位置合わせを促進するように構成されている。

加えて又は代替的に、キャップ状部分１２４の内面１４８及びアクチュエータキャップ１１２の上面１３４は、ノズル１１４が開口１２０と整合していない向きでキャニスタ１０４をキャニスタハウジング１０２内に挿入するとアクチュエータキャップ１１２が回転して望ましい整合になるように輪郭が付けられてもよい。例えば、アクチュエータキャップ１１２の上面１３４は放物線状の凹部１５４を含んでもよく、キャップ状部分１２４の内面１４８は対応する放物線状の凸部１５６を含んでもよい。キャニスタハウジング１０２の端部部分１１８及びキャップ状部分１２４にアクチュエータキャップ１１２を受け取ると、凹部及び凸部１５４、１５６は、凹部及び凸部１５４、１５６が嵌合的に整列するようにアクチュエータキャップ１１２を回転させ、力がキャニスタハウジング１０２又はキャニスタ１０４の一方又は両方に加えられたときにノズル１１４を開口１２０に近接して配置させ得る。このように構成されているので、キャニスタ１０４がキャニスタハウジング１０２に最初に挿入されたときにノズル１４４が向いている方向にかかわらず、そこに完全に挿入されると、放物線状凹凸部１５４、１５６の間の接触と第１の嵌合部分１４４と第２の嵌合部分１４６の間のキー付き接続の両方が、ノズル１１４と開口１２０の間の望ましい位置関係を促進する。

図８は、キャニスタハウジング１０２及びキャニスタ１０２を取り外した状態で、トレイ１０６がシャーシ要素１０８に摺動可能に結合された状態を示している。図示されているように、トレイ１０６は、キャニスタハウジング１０２の環状スリーブ部分１１６に対応し、受け取るように一般的に形作られた湾曲した側壁部分１５８、１５８’を含んでいる。トレイ１０６は、その近位側１６２に沿って平行に延び、第１の開口１６６及び第２の開口１６８を有する細長いチャネル１６４をその間に画定する２つの、細長いスロット１６０、１６０’を更に含む。細長いスロット１６０、１６０’は、キャニスターハウジング１０２の一対の細長いレール１４０、１４０’の形態の突出部材１３８を鍵付き接続の形態で受け取って、望ましい位置合わせを促進するように構成されている。そのように構成され、細長いレール１４０、１４０’は、キャニスタハウジング１０２が所望の向きでトレイ１０６と係合するだけであるように、ステープラーに配置されたステープル脚に似たスロット１６０、１６０’に静止する。トレイ１０６は、以下により詳細に論じるように、キャニスタ１０４の底面１３７に接して力を加え、そのアクチュエータキャップ１１２を圧縮してそこから液体製品を噴霧するための圧縮部材１７０を更に含む。

図示されているように、トレイ１０６は、キャニスタ１０４及びキャニスタハウジング１０２をトレイ１０６に固定するための少なくとも２つのリブ部材１７２、１７２’を追加的に含んでもよい。１つの例示的な実施形態では、リブ部材１７２、１７２’は概ね弧状の構成を有し、キャニスタ１０４の一部の周りに部分的に巻き付けてキャニスタ１０４及びキャニスタハウジング１０２をトレイ１０６に固定するよう構成される。リブ部材１７２、１７２’は、キャニスタ１０４の外表面の全部又は一部の周りにスナップフィットされ得るように、可撓性又は半可撓性プラスチックであってもよい。キャニスタ１０４がキャニスタハウジング１０２内に配置されると、細長いレール１４０、１４０’は、トレイ１０６のスロット１６０、１６０’の中に進められ、キャニスタ１０４は、リブ１７２、１７２’の間にスナップフィットされてキャニスタ１０４及びキャニスタハウジング１０２をトレイ１０６に解放可能に固定しても良い。

図９に示すようにシャーシ要素１０８は、トレイ１０６の湾曲側壁部分１５８、１５８’に対応する湾曲トラック部分１７４、１７４’を含み、その間に配置されたキャビティ１７６を有する。シャーシ要素１０８は、トレイ１０６をそれと摺動可能に係合させて固定するために、湾曲トラック部分１７４、１７４’の対向する縁部１８０、１８０’からそれぞれ延びる複数のクリップ１７８も含むことができる。シャーシ要素１０８の空洞１７６内に配置された開口１８２は、シャーシ要素１０８のトラック部分１７４、１７４’に沿ってトレイ１０６を摺動可能に動かすために、モータ１１０（図１１）のギア１８４がトレイ１０６と直接係合できるようにするために含まれている。キャビティ１７６内の別の開口１８６は、キャニスタハウジング１０２及びキャニスタ１０４がトレイ１０６と係合しているかどうかを検出するために、圧力センサ（図示せず）がシャーシ要素１０８及びトレイ１０６を通って延びることを可能にするために、トレイ１０６内の対応する開口１８８と整列している。さらに、シャーシ要素１０８のねじ切り開口１９０は、例えば、ねじ切りファスナーを介してモータ１１０をシャーシ要素１０８に（図１１に示すように）結合するために使用される。

シャーシ要素１０８は、突出したアーム１９４の形態の停止部材１９２をさらに含む。停止部材１９２は、トレイ１０６がシャーシ要素１０８のトラック部分１７４、１７４’に沿って摺動可能に前進するとき、２つの細長いスロット１６０、１６０’によって画定されるチャネル１６４が、スプレーキャニスタ装置１００の動作を参照して以下により詳細に説明される停止部材１９２上に前進するように位置決めされる。

図１０は、図１１により詳細に示されるように、モータ１１０に接続されたピニオンギア１８４によって係合され得る歯付きラック１９８を示すトレイ１０６の遠位側１９６の後方透視図である。さらに、圧力センサーを収容するためにシャーシ要素１０８の開口部１８６と整列したトレイ１０６の開口部１８８は、トレイ１０６が圧力センサーと干渉することなくトラック部分１７４、１７４’に沿って進むことを可能にするように、トレイ１０６の上面２００に延びるようにサイズ決めされている。開口部１８８は、トレイ１０６がトラック部分１７４、１７４’上の所定の点を超えてスライドすることを抑制するために、開口部１８８の縁を横切るように延びるクロスバー１８９をさらに含んでもよい。動作において、トレイ１０６が拡張位置まで進められると、トレイのチャネル１６４は、クロスバー１８９が停止部材１９２に突き当たるまで停止部材１９２を越えて進められ、これによりトレイ１０６が過度に伸長することを抑制する。

スプレーキャニスタ装置１００の下から見た図を示す図１１に関して、モータ１１０は、ピニオンギア１８４に回転可能に結合され、シャーシ要素１０８の開口１８２内に位置付けられたピニオンギア１８４を、ピニオンギア１８４がトレイ１０６の歯付きラック１９８に接触してトレイ１０６を格納位置と拡張位置との間に摺動可能に移動させるように十分なクリアランスで回転させるように構成される。モータ１１０は、バッテリ又は壁コンセントへの接続などの電源によって給電されてもよく、ユーザ入力に応答してピニオンギア１８４にトレイ１０６を格納位置と拡張位置との間で摺動可能に移動させてもよい 例えば、スプレーキャニスタ装置１００は、例えば、スイッチ又は有線又は無線接続のいずれかを用いた遠隔制御を介して制御されることができる。

図１２に示すように、スプレーキャニスタ装置１００は、スプレーキャニスタ装置１００の様々な動作特性を検出するための１つ以上のセンサを追加的に含んでもよい。例えば、図示の実施形態では、力センサ２０２がトレイ１０６の圧縮部材１７０に近接して配置され、圧縮部材１７０が液体製品をスプレーするためにキャニスタ１０４の底面１３７に加える力を検出することができる。トレイ１０６が拡張され、圧縮部材１７０がキャニスタ１０４の底面１３７を圧縮するとき、力センサ２０２は、スプレーされる液体製品の量が制御され得るように、底面１３７に所定の量の力のみが加えられることを保証してもよい。例えば、スプレーキャニスタ装置１００の全ての動作が、実質的に同様の量の液体製品をスプレーすることが望まれ得る。圧縮部材１７０によってキャニスタ１０４の底面１３７にある力が加えられると、モータ１１０が逆回転し、圧縮部材１７０によって加えられる力が止まり、トレイ１０６が格納位置に戻るように、力センサ２０２に対して閾値力が設定されてもよい。

さらに、トレイ１０６内のキャニスタハウジング１０２及びキャニスタ１０４の存在を検出するために、上述したような圧力センサ２０４が含まれてもよい。説明したように、圧力センサ２０４は、シャーシ要素１０８の開口１８６及びトレイ１０６の開口１８８に近接して配置されてもよく、キャニスタ１０４がリブ部材１７２、１７２’によって固定され、キャニスタ１０４及びキャニスタハウジング１０２がトレイ１０６に係合されると押し下げられることができる押し下げ可能なアーム２０６を含む。いくつかの実施形態では、圧力センサ２０４の押し下げ可能なアーム２０６がキャニスタ１０４及びキャニスタハウジング１０２の存在を検出しないとき、格納位置と拡張位置との間のトレイ１０６の移動は、例えば、スプレーキャニスタ装置１００の制御回路を介して抑制されてもよい。

次に、図１３を参照すると、伸長位置にあるスプレーキャニスタ装置１００の断面図が示されている。初期動作中、トレイ１０６、キャニスタハウジング１０２、及びキャニスタ１０４は全て、一緒に、スプレーキャニスタ装置１００の拡張位置に向かって前進される。トレイ１０６、キャニスタハウジング１０２、及びキャニスタ１０４が外側に進められると、トレイ１０６の細長いスロット１６０、１６０’の間に形成されたチャネル１６４（及び図１０により明確に示されている）は、シャーシ要素１０８の停止部材１９２の上を移動する。所望の延長長さに対応する所定の時点で、チャネル１６４の第２の開口部１６８は、ストップ部材１９２の上に進められ、ストップ部材１９２は、キャニスタハウジング１０２のロック構造１４３に係合して外れ、トレイ１０６と共にキャニスタハウジング１０２及びキャニスタ１０４が前進することを防止する。そのように構成されているので、キャニスターハウジング１０２及びキャニスター１０４は、シャーシ要素１０８のストップ部材１９２によって静止され、トレイ１０６は拡張位置に向かって前進し続ける。このとき、トレイ１０６の圧縮部材１７０がキャニスタ１０４の底面１３７に接触して力を及ぼし、アクチュエータキャップ１１２をキャニスタハウジング１０２のキャップ状部分１２４の内面１４８に対して圧縮して、液体製品を開口１２０から噴霧する。そのように構成されているので、トレイ１０６が伸長位置にあるまで、キャニスタ１０４に収容された液体製品は噴霧されない。液体製品が噴霧された後、上述した工程と逆の工程が行われてもよい。モータ１１０は、ピニオンギア１８４の方向を逆にして、トレイ１０６を後退位置にスライド移動させ、これにより、停止部材１９２をキャニスタハウジング１０２のロック構造１４３から解除し、スプレーキャニスタ装置１００を初期の後退位置に戻してもよい。

上述したように、スプレーキャニスタ装置１００は、ベースユニット３０２及びシートカバー３０４を含む便座アセンブリ３００に配置され得る。スプレーキャニスタ装置１００に加えて、便座アセンブリ３００のベースユニット３０２は、ビデタイプのシートで一般的なスプレーノズル、会陰部を乾燥させる乾燥機など、様々な既知の機能を含んでもよい。便座アセンブリ３００におけるスプレーキャニスタ装置１００の設置および動作について、図１４Ａから図１４Ｈを参照して説明する。図１４Ａを参照すると、スプレーキャニスタ装置１００の動作を制御するために、便座アセンブリは、スプレーキャニスタ装置１００に含まれる液体製品をユーザの会陰部に選択的に噴霧するための、とりわけ、リモートコントロール、ボタン、またはスイッチなどのユーザインタフェース３０６に動作可能に結合されてもよい。例えば、図示の実施形態では（図１４Ａから図１４Ｈに見られる）、ユーザインタフェース３０６は、ベースユニット３０２の前面に設けられた単一のボタン３０８の形態である。ボタン３０８の作動は、モータ１１０に、キャニスタハウジング１０２及びキャニスタ１０４と係合したトレイ１０６を拡張位置まで前進させて、液体製品を会陰部表面に噴霧させることができる。ボタン３０８の複数の作動は、噴霧される液体製品の量を変化させるように構成されてもよい（すなわち、１回の押下で第１の量の液体製品を噴霧し、２回の押下で第１の量より多い第２の量の液体製品を噴霧する、など）。他の実施形態では、有線又は無線遠隔制御のいずれかが、スプレーキャニスタ装置１００を操作するために使用されてもよい。

図示のように、ベースユニット３０２は、スプレーキャニスタ装置カバー３１０とメンテナンスカバー３１２とを含み、いずれも閉位置にある。スプレーキャニスタ装置カバー３１０は、トレイ１０６、キャニスタハウジング１０２、及びキャニスタ１０４がそこを通って前進し得る開口部３１３を覆っている。いくつかの実施形態では、スプレーキャニスタ装置カバー３１０は、ベースユニット３０２内のバネから加えられる張力を介して閉位置に保持される場合がある。例えば、ばねは、一端をスプレー・キャニスタ装置カバー３１０に、他端をベースユニット３０２の一部に取り付けて、スプレー・キャニスタ装置カバー３１０によって覆われた開口部３１３を通ってトレイ１０６、キャニスタハウジング１０２、及びキャニスタ１０４を進めると、スプレー・キャニスタ装置カバー３１０が変位してスプレー・キャニスタ装置１００がスプレー動作を行うのを可能にするようにしてもよい。トレイ１０６、キャニスタハウジング１０２、及びキャニスタ１０４がベースユニット３０２に引き込まれると、スプレーキャニスタ装置カバー３１０は、ばねによって加えられた張力を介して開口部を覆うように反発することができる。メンテナンスカバー３１２は、下の構成要素へのアクセスを提供するために枢動して開くことができるように、ヒンジを介してベースユニット３０２に接続されてもよい。

図示の実施形態では、ベースユニット３０２は、ベースユニット３０２内に配置され得るドライヤーを覆う乾燥カバー３１４をさらに含む。ベースユニット３１０は、ドライヤー又は含まれる場合にはスプレーノズルなどのベースユニット３１０に含まれる様々な他の構成要素に加えて、スプレーキャニスタ装置１００のモータ１１０に電力を供給するために、ワイヤ３１６を介して標準壁コンセントなどの電力源に結合されることができる。スプレーキャニスタ装置１００のシャーシ要素１０８、トレイ１０６、及びモータ１１０の両方は、ベースユニット３１０の内部に配置される。図１４Ｂに示すように、キャニスターハウジング１０２及びキャニスター１０４は、まだトレイ１０６に係合していない。

キャニスターハウジング１０２及びキャニスター１０４を取り付けるために、ユーザは、図１４Ｃに示されるように、メンテナンスカバー３１２を枢動して開くことができる。メンテナンスカバー３１２によって覆われた開口部３１８は、便座アセンブリ３００におけるキャニスタハウジング１０２及びキャニスタ１０４の挿入及び取り外しのためにベースユニット３０２の内部へのアクセスを可能にする。つのアプローチにより、開口部３１８は、そこに配置されたトレイ１０６との係合のために、ベースユニット３０２におけるキャニスタハウジング１０２及びキャニスタ１０４の挿入を容易にする形状である。例えば、開口部３１８は、キャニスタハウジング１０２及びキャニスタ１０４が所望の向きでベースユニット３０２内に挿入されることを可能にするためだけに、図６Ａに示す突出部材１３８を含むキャニスタハウジング１０２の形状に対応する形状であってもよく、細長いレール１４０、１４０’の形態で突出部材１３８の挿入を容易にするためにノッチ部３２０を含むことができる。このように構成された場合、開口部３１８は、キャニスタハウジング１０２の環状スリーブ部１１６を受ける形状であり、ノッチ部３２０は、突出部材１３８を受ける形状であり、キャニスタ１０４及びキャニスタハウジング１０２を所望の方向に挿入しやすくするために別のキー付き接続を提供する。

キャニスタ内の液体製品が少なくなるか、または枯渇すると、キャニスタハウジング１０２及びキャニスタ１０４は、トレイ１０６から外れ、開口３１８を通して取り外され、別のキャニスタハウジング１０２及びキャニスタ１０４が設置されてもよい。図２に関して上述したように、キャニスタハウジング１０２は、キャニスタハウジング１０２及びキャニスタ１０４の挿入及び取り外しを容易にするためのハンドル部分１２３を含んでもよい。ハンドル部分１２３は、ユーザが、例えば、指をそこに挿入して、キャニスタハウジング１０２及びキャニスタ１０４を、取り外しのために開口部３１８を通してトレイ１０６との係合から引き抜くためのグリップを提供するものである。一般に、キャニスタハウジング１０２とキャニスタ１０４の両方は、便座アセンブリ３００のベースユニット３０２から取り外されると廃棄され得るような使い捨てのものである。図１４Ｄは、キャニスタハウジング１０２及びキャニスタ１０４が便座アセンブリ３００に設置され、トレイ１０６と係合する前の開口部３１８を上方から示している。ノッチ部分３２０が示されており、開口部３１８は、キャニスタハウジング１０２およびキャニスタ１０４が斜めに挿入されることを可能にするために卵形の形状に構成されていることが図示されている。図１４Ｅは、図１４Ｄと同じ図を示しているが、キャニスターハウジング１０２及びキャニスター１０４は、今や開口部３１８を通して設置されている。

図１４Ｆを参照すると、便座アセンブリ３００のベースユニット３０２の一部は、スプレーキャニスタ装置１００を含むベースユニット３０２の内部を示すためにゴースト状態になっている。ベースユニット３０２内に含まれる他の全ての構成要素も、格納位置にあるベースユニット３０２内のスプレーキャニスタ装置１００を示すためにゴースト状態である。この位置から、ユーザは、例えば、ボタン３０８又は他の遠隔制御装置を介して、スプレーキャニスタ装置１００の動作を制御することができる。

図１４Ｇにおいて、スプレーキャニスタ装置１００は、トレイ１０６、キャニスタハウジング１０２、及びキャニスタ１０４が、使用者の会陰部に液体製品を塗布する準備ができて、ベースユニット３０２の開口３１３を通って前進した完全伸長位置の直前で示されている。この時点で、シャーシ要素１０８の停止部材１９２は、キャニスタハウジング１０２のロック構造１４３に接触して、キャニスタハウジング１０２及びキャニスタ１０４がベースユニット３０２の外にそれ以上進むことを抑制している。トレイ１０６がさらに前進し続けると、図１４Ｈに示すように、トレイ１０６の圧縮部材１７０がキャニスタ１０４の底面１３７に力を加えて、アクチュエータキャップ１１２をキャップ状部分１２４の内面１４８に対して圧縮し、液体製品を放出してノズル１１４を通して液体製品を噴霧する。

所定量の液体製品が使用者の会陰部に噴霧されると、トレイ１０６、キャニスタハウジング１０２、及びキャニスタ１０４は、モータ１１０を介してベースユニット３０２内に引き戻されてもよく、スプレーキャニスタ装置が引き込み位置に戻ると１回の噴霧動作が完了するように、ばねを介して開口３１３を覆うためにスプレーキャニスタ装置カバー３１０が反発していてもよい。

「ａ」、「ａｎ」などの単数形の使用は、本明細書で別段の指示がない限り、または文脈によって明確に矛盾しない限り、単数形と複数形の両方をカバーすることを意図している。 「含む」、「持つ」、「含む」、および「含む」という用語は、制限のない用語として解釈されるべきである。 「好ましい」実施形態としての特定の実施形態の説明、および好ましいものとしての実施形態、特徴、または範囲の他の列挙、またはそのようなものが好ましいという示唆は、限定的であるとは見なされない。本開示は、現在あまり好ましくないと見なされ、本明細書にそのように記載され得る実施形態を包含すると見なされる。本明細書に記載されているすべての方法は、本明細書に別段の指示がない限り、または文脈によって明らかに矛盾しない限り、任意の適切な順序で実行することができる。本明細書で提供されるありとあらゆる例、または例示的な言語（例えば、「など」）の使用は、開示を明らかにすることを意図しており、開示の範囲を制限するものではない。開示されたデバイスまたは好ましい実施形態の性質または利点に関する本明細書のいかなる記述も、限定することを意図するものではない。本発明は、適用法によって許可されるように、本明細書に記載されている主題のすべての修正および同等物を含む。さらに、そのすべての可能な変形における上記の要素の任意の組み合わせは、本明細書に別段の記載がない限り、または文脈によって明確に矛盾しない限り、本開示に含まれる。特定の特徴がクレームされた発明の構成要素を構成するという本明細書のいかなる陳述または提案も、添付のクレームに反映されない限り、限定することを意図するものではない。製品の特許番号のマーキングも、サービスに関連する特許番号の識別も、本書に記載されているすべての実施形態がそのような製品またはサービスに組み込まれていることを表すものと見なされるべきではない。

Claims (20)

1. 便座アセンブリで使用するためのスプレーキャニスター装置。スプレーキャニスター装置は、以下を含む：
   キャニスターハウジングは、環状スリーブ部分、端部部分、環状スリーブ部分に沿って延びる少なくとも１つの突出部材、および端部部分に沿って少なくとも部分的に延びる開口部を備える；
   アクチュエータキャップを含むキャニスター、その中に液体製品を貯蔵するキャニスター、スプレーノズルを含むアクチュエータキャップ；
   シャーシ要素と；
   キャニスターハウジングとトレイとの間の嵌合係合を提供するために、キャニスターハウジングの少なくとも１つの突出部材の１つを受け入れるための少なくとも１つの細長いスロットを含むトレイと；
   キャニスターがキャニスターハウジングの環状スリーブ部分に配置され、アクチュエータキャップがキャニスターハウジングの端部に少なくとも部分的に受け入れられ、スプレーノズルがキャニスターハウジングの開口部の近くに配置されると；
   ここで、キャニスターハウジングとキャニスターは、互いに対して移動可能であり、アクチュエータキャップのスプレーノズルからキャニスターハウジングの開口部を通して液体製品を放出させる。
2. 請求項１に記載のスプレーキャニスター装置は、トレイに動作可能に接続されたモーターと、シャーシ要素のトラック部分に沿って収縮位置と伸長位置との間でトレイをスライド可能に動かすように構成されたモーターとをさらに備える。
3. キャニスターハウジングは、キャニスターハウジングとトレイとの間の係合およびキャニスターハウジングとトレイとの間の解放との間の少なくとも１つの係合を容易にするためのハンドル部分をさらに備える、請求項１に記載のスプレーキャニスター装置。
4. アクチュエータキャップの第１の表面が第１の嵌合部分を含み、前記キャニスターハウジングの端部の内面が第２の嵌合部分を含み、内面の第２の嵌合部分が構成されている、請求項１に記載のスプレーキャニスター装置。 アクチュエータキャップの最初の嵌合部分に対応し、係合して、スプレーノズルと開口部との位置合わせを容易にする。
5. 前記アクチュエータキャップの前記第１の表面は、前記端部の内面の凸状部分に対応する凹状部分をさらに含む、請求項４に記載のスプレーキャニスター装置。
6. 前記トレイは、前記キャニスターハウジングおよび前記キャニスターを前記トレイに固定するために、前記キャニスターを少なくとも部分的に取り囲み、係合するための１つまたは複数のリブ要素をさらに含む、請求項１に記載のスプレーキャニスター装置。
7. 液体製品が、皮膚保護剤、軟膏、ミネラルオイル、シリコーン液、ジメチコン、シクロメチコーン、ペトロラタム、タラ肝油、ラノリン、酸化亜鉛、タルク、カラミン、カオリン、局所の１つまたは複数を含む、請求項１に記載のスプレーキャニスター装置。 でんぷん、アラントイン、バリア材、皮膚保湿剤、スキンローション、保湿クリーム、皮膚シーラント、水、医薬品、洗浄液、防湿剤、およびそれらの組み合わせ。
8. 前記少なくとも１つの突出部材は２つの細長いレールを含み、前記ロック構造は、前記シャーシ要素の前記停止部材と隣接するために２つの細長いレールの間に延びる、請求項１に記載のスプレーキャニスター装置。
9. 前記ロッキング構造と前記停止部材との間の隣接が、前記キャニスターハウジングの動きを抑制して、前記キャニスターハウジングと前記キャニスターとの間の相対的な動きを促進し、そのアクチュエータキャップを圧縮する、請求項８に記載のスプレーキャニスター装置。
10. 前記１つまたは複数のセンサ、前記キャニスターに加えられた力の量を検出するための１つまたは複数の力センサ、および前記キャニスターハウジングが トレイにかみ合った。
11. トレイが歯付きラックを含み、モーターが歯付きラックと係合するように構成された歯付きギアに回転可能に結合され、モーターが歯付きギアを回転させて取り付け部材を間でスライド可能に動かすように構成された、請求項２に記載のスプレーキャニスター装置。 収縮位置と伸長位置。
12. 前記キャニスターハウジングは、前記キャニスターハウジングと前記トレイとの間の係合を容易にするために、環状スリーブ部分から延びるハンドル部分を含む、請求項１に記載のスプレーキャニスター装置。
13. 液体製品を含むキャニスター用のスプレーキャニスターハウジング。スプレーキャニスターハウジングは、以下を含む：
    環状スリーブ部分、端部、環状スリーブ部分に沿って延びる少なくとも１つの突出部材、および端部部分に沿って少なくとも部分的に延びる開口部；
    ここで、リム表面を含むキャニスターは、少なくとも部分的に環状スリーブ部分に受け入れられると；
    ここで、環状スリーブ部分は、開口部内に少なくとも部分的に延びる指部分を含み、指部分は、キャニスターを環状スリーブ部分に挿入したときにリム表面の少なくとも一部と係合し、隣接して、その除去を妨げるように構成される。
14. 端部部分の内面が、キャニスターの第２の嵌合部分に対応し、係合してキャニスターハウジング内のキャニスターの位置合わせを容易にするように構成された第１の嵌合部分を含む、請求項１３に記載のスプレーキャニスターハウジング。
15. 環状スリーブ部分から延びるハンドル部分をさらに備える、請求項１３に記載のスプレーキャニスターハウジング。
16. 便座アセンブリに設置するためのスプレーキャニスター装置。スプレーキャニスター装置は、以下を含む：
    環状スリーブ部分および端部を備えたキャニスターハウジング。端部は開口部を含む：
    アクチュエータキャップを含むキャニスターと：
    便座アセンブリ内に配置されたシャーシおよびスライド可能なトレイ、キャニスターおよびキャニスターハウジングを移動するように構成されたシャーシおよびスライド可能なトレイ：
    ここで、スプレーキャニスター装置は以下を含む：
    環状スリーブ部分に沿って延びるキャニスターハウジングの少なくとも１つの突出部材と、ノッチ部分を有するトイレシートアセンブリの開口と、スプレーキャニスターハウジングの環状スリーブ部分を受け入れるように成形された開口と、 開口部への挿入時にスプレーキャニスターハウジングを整列させるためにスプレーキャニスターハウジングの突出部材を受け入れるように形作られたノッチ部分と：
    キャニスターのアクチュエーターキャップとキャニスターハウジングの端部の間の2番目のキー接続。
17. 前記環状スリーブ部分は、前記キャニスターを少なくとも部分的にその中に受け入れるように構成され、前記キャニスターは、液体製品を含むように構成される、請求項１６に記載のスプレーキャニスター装置。
18. キャニスターハウジングの端部が、アクチュエータキャップの第２の合わせ面に対応し、係合するように構成された第１の合わせ面を含み、第１および第２の合わせ面が第２のキー接続を含む、請求項１７に記載のスプレーキャニスター装置。
19. 前記第１の合わせ面と前記第２の合わせ面との間の係合は、アクチュエータキャップのノズルと前記キャニスターハウジングの開口部との間の位置合わせを容易にするように構成される、請求項１８に記載のスプレーキャニスター装置。
20. キャニスターハウジングの少なくとも１つの突出部材とスライド可能トレイとの間の第３のキー接続をさらに含み、少なくとも１つの突出部材は、スライド可能トレイと係合して、 キャニスターハウジング。

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