JP2022532960A - 集約された適応型購入プロセス及びインターフェース - Google Patents
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Abstract
グラフィカルユーザインターフェース(「GUI」)を表示することと、少なくとも1つのサーバコンピューティング装置から個人化情報を受け取ることと、が含まれるコンピュータ実装方法。GUIにはページが含まれる。個人化情報は、劇場場所、劇場場所で上映されている映画、日付、及び映画及び日付に対応付けられる開始時刻を特定する。本方法には、ページ上で、映画、特定の映画が上映されている日付、及び特定の日付における特定の開始時刻を表示することが含まれる。ページ上に表示されるユーザ入力の中にユーザによって選択が入力される。ユーザがページを出ることなく、選択によって劇場場所、特定の映画、特定の日付、及び/または特定の開始時刻が変更される。ページは自動的に更新されてユーザ選択を表示する。ページ上でユーザが購入入力表示を選択したという表示を受け取って、少なくとも1つの映画チケットの購入が完了する。【選択図】図8
Description
関連出願の相互参照
本出願は、米国仮出願第62/849,707号(2019年5月17日に出願)及び米国仮出願第62/940,126号(2019年11月25日に出願)の利益を主張する。両文献ともその全体において参照により本明細書に組み込まれている。
本出願は、米国仮出願第62/849,707号(2019年5月17日に出願)及び米国仮出願第62/940,126号(2019年11月25日に出願)の利益を主張する。両文献ともその全体において参照により本明細書に組み込まれている。
本発明は全般的に、チケットを購入するために用いるシステムに関するものである。
多くのユーザが好んでイベントチケット(たとえば、映画チケット)をオンラインで購入している。しかしながら、そうすることはストレスがたまり及び/または時間がかかる可能性がある。たとえば、映画チケットをオンラインで購入するときには、ユーザは典型的に少なくとも以下の操作を実行しなければならない。
1. ユーザはアプリケーションを開始しなければならない。
2. ユーザは映画を選択しなければならない。こうすることで、アプリケーションに、複数の劇場場所に対する開始時刻を示す開始時刻選択スクリーンを表示させる。
3. ユーザは特定の劇場(たとえば、ハリウッドシアター)を選択しなければならない。
4. ユーザは特定の劇場場所における特定の開始時刻(たとえば、3:15pm)を選択しなければならない。こうすることで、アプリケーションにチケット選択スクリーンを表示させる。
5. ユーザはチケット種類(たとえば、大人チケット種類)を選択しなければならない。こうすることで、アプリケーションに、入手できるチケット枚数を伴うスクリーンを表示させる。
6. ユーザは枚数(たとえば、2枚のチケット)を選択しなければならない。こうすることで、アプリケーションに新しい座席選択スクリーンを表示させる。
7. ユーザは「座席選択」オプションを選択しなければならない。こうすることで、アプリケーションに座席配置表を表示させる。
この時点で、ユーザは座席配置表を見て所望の座席を探さなければならない。ユーザの所望の座席が空いている場合、ユーザは座席配置表を用いて座席を選択して、購入を終わらせてもよい。他方で、ユーザの所望の座席が空いていない場合、ユーザは異なる開始時刻及び/または劇場場所を選択することを決める場合がある。たとえば、映画が人気がある場合、劇場の一番前の座席だけが空いている場合がある。ユーザが映画スクリーンのすぐ近くに座ることを望まない場合、ユーザは異なる開始時刻及び/または劇場場所を選択することを決める場合がある。しかしながら、これにはユーザが戻るボタンを選択(たとえば、クリック)する必要があり、これによりユーザは座席選択スクリーンに戻る。もう一度、ユーザは戻るボタンを選択(たとえば、クリック)しなければならず、これによりユーザは開始時刻選択スクリーンに戻る。そして、ユーザはステップ3~6を繰り返さなければならない。しかしながら、ユーザの所望の座席を見つけるためには、特定の劇場場所における特定の開始時刻を選択してチケット種類及び枚数を繰り返して入力するたびに、ユーザは以上のプロセスを複数回繰り返す必要があり得る。これは、ユーザの時間を無駄に使っており、チケット販売者のコンピューティングシステムによるさらなる処理、ならびにさらなるネットワークトラフィックを引き起こしている。これは特に、待望の映画が新しくリリースされる場合に問題がある。
本開示による種々の実施形態について、以下の図面を参照して説明する。
図では同様の参照符号を用いて同様の構成部品を指定している。
図1は映画チケットを購入するためのシステム100の図である。システム100では、複数のクライアントコンピューティング装置(たとえば、クライアントコンピューティング装置110)が、少なくとも1つのサーバコンピューティング装置(たとえば、サーバコンピューティング装置120)に、1つ以上のネットワーク130を経由して接続されている。図1では、簡単にするために、複数のクライアントコンピューティング装置にはクライアントコンピューティング装置110のみが含まれると例示しており、以後もこのように記載する。しかし、複数のクライアントコンピューティング装置には、任意の数のクライアントコンピューティング装置(それぞれクライアントコンピューティング装置110と同様である)が含まれていてもよい。非限定的な例として、クライアントコンピューティング装置110を、モバイル通信デバイス500(図5参照)またはコンピューティング装置12(図6参照)として実施してもよい。また図1では、簡単にするために、サーバコンピューティング装置(複数可)にはサーバコンピューティング装置120のみが含まれると例示しており、以後もこのように記載する。しかし、サーバコンピューティング装置(複数可)には、任意の数のサーバコンピューティング装置(それぞれサーバコンピューティング装置120と同様である)が含まれていてもよい。サーバコンピューティング装置120を1つ以上のコンピューティング装置(たとえば、それぞれ、図6に例示したコンピューティング装置12と同様である)として実施してもよい。図1を参照すると、サーバコンピューティング装置120は、データストア170(たとえば、データベース)を実装してもよく、及び/またはこれに接続されてもよい。データストア170は、1つ以上のコンピューティング装置(たとえば、それぞれ、図6に例示したコンピューティング装置12と同様である)によって実施してもよい。
システム100は、支払いプロセッササービス150を含んでいてもよいし、またはこれに接続されていてもよい。支払いプロセッササービス150は、1つ以上のコンピューティング装置(たとえば、それぞれ、図6に例示したコンピューティング装置12と同様である)によって実施してもよい。サーバコンピューティング装置120は、支払いプロセッササービス150と(たとえば、ネットワーク(複数可)130を介して)通信するように構成されている。支払いプロセッササービス150は、(1)資金もしくは何らかの他の財源仕組み(たとえば、予め形成しておく)または(2)資金の拒否を、サーバコンピューティング装置120に伝達するように構成されている。
サーバコンピューティング装置120は、任意の数の映画館場所(たとえば、映画館場所160A及び160B)と通信していてもよい。代替的に、サーバコンピューティング装置120を操作する実体(図示せず)における職員が、映画館場所160A及び160Bと通信していてもよい。劇場場所160A及び160Bは、販売時点(「POS」)システム162A及び162Bをそれぞれ含んでいてもよいし、またはそれらに対応付けられていてもよい。POSシステム162A及び162Bはそれぞれ、映画チケット注文を受け取って完了するように構成されている。非限定的な例として、サーバコンピューティング装置120はPOSシステム162A及び162Bと、ネットワーク(複数可)130を介して通信してもよい。
クライアントコンピューティング装置110はユーザ140によって操作されるように構成されている。クライアントコンピューティング装置110は、クライアントコンピューティング装置110のメモリ114(たとえば、図5に例示したメモリ520または図6に例示したシステムメモリ22として実施される)に記憶され得るアプリケーション112を実施する。非限定的な例として、アプリケーション112を、サーバコンピューティング装置120またはアプリケーションストア(図示せず)からダウンロードしてもよく、クライアントコンピューティング装置110上にインストールしてもよい。
サーバコンピューティング装置120は、サーバコンピューティング装置120のメモリ126(たとえば、図6に例示したシステムメモリ22として実施される)に記憶され得るアプリケーションプログラミングインターフェース(「API」)122を実装する。API122によって、アプリケーション112は、サーバコンピューティング装置120及び/またはサーバコンピューティング装置120のような1つ以上の他のコンピューティング装置によって実施され得るチケット処理アプリケーション128がもたらす機能にアクセスすることができる。API122に起因すると考えられる後述の機能を、少なくとも部分的にチケット処理アプリケーション128によって行ってもよい。
図2A~2Cに、部分的にユーザ140によって、部分的にアプリケーション112によって、及び部分的にAPI122によって行われる第1の方法200のフロー図を例示する(図1、2B、2E、及び7A~7C参照)。図2Aを参照すると、第1のブロック202において、ユーザ140がクライアントコンピューティング装置110上でアプリケーション112を開始する(図1、3A~4I、及び8を参照)。そして、ブロック204において、アプリケーション112が、ユーザ140が劇場場所の選択及び選択した劇場場所で上映されている映画の選択を1つの操作(たとえば、タップ、クリックなど)で行えるランディングページ310(図3A参照)を表示する。図3Aを参照すると、ランディングページ310は、「個人化」された劇場場所160A及び160B(図1参照)のそれぞれの識別312A及び312Bを、劇場場所160A及び160Bでそれぞれ上映されている映画314A及び314Bとともに表示する。図1を参照すると、アプリケーション112は、ユーザ140を特定するためにAPI122が用いるユーザ識別情報(たとえば、ログイン情報)をAPI122にもたらす。
アプリケーション112が開始しているときに、アプリケーション112はAPI122にコンタクトして、関連する第1の情報をリクエストする。ブロック206(図2B参照)において、API122は、関連する第1の情報を(たとえば、データストア170から)取得して、関連する第1の情報をアプリケーション112に送る。アプリケーション112は、関連する第1の情報を用いて、ブロック204(図2A参照)においてランディングページ310(図3A参照)を生成及び表示する。関連する第1の情報は、1つ以上の劇場場所、劇場場所(複数可)のそれぞれで上映されている映画、及び各映画に対する開始時刻情報を含んでもよい。関連する第1の情報を、アプリケーション112の提示の必要性に基づいて、API122が選択する。たとえば、図3Aを参照すると、関連する第1の情報は、識別312A及び312Bによってランディングページ310上で特定される劇場場所160A及び160B(図1参照)、映画314A及び314B、ならびに開始時刻入力(複数可)332(図3B参照)によって特定される映画314A及び314Bの開始時刻を特定してもよい。
前述したように、図1を参照すると、劇場場所160A及び160Bはユーザ140に対して「個人化」されていてもよい。API122は、このような個人化された劇場場所をいくつかの異なる基準を用いて選択してもよい。非限定的な例として、システム100によって、ユーザ140が(たとえば、データストア170において)劇場場所のうちの1つ以上を、それぞれお気に入りとしてタグ付けできてもよい。このような実施形態では、関連する第1の情報は、ユーザ140にタグ付けされた劇場場所(複数可)、お気に入りの劇場場所のそれぞれで上映されている任意の映画、及び各映画に対する開始時刻を含んでもよい。
代替的に、またはユーザ140が劇場場所のいずれにもタグ付けしていない場合には、データストア170は、ユーザ140が以前に選択した劇場場所のリスト(たとえば、ユーザ140が行った以前のチケット注文に対応付けられる取引記録)を記憶してもよい。このような実施形態では、関連する第1の情報は、ユーザ140がごく最近に選択した劇場場所のうちの1つ以上、劇場場所(複数可)で上映されている任意の映画、及び各映画に対する開始時刻を含んでもよい。別の非限定的な例として、アプリケーション112は、クライアントコンピューティング装置110上に記憶された検索履歴(図示せず)及び/またはブラウザ履歴(図示せず)から、劇場場所のうちの1つ以上を特定してもよい。このような実施形態では、ブロック204(図2A参照)において、アプリケーション112はこの情報をAPI122に送ってもよい。そして、ブロック206(図2B参照)において、API122は、特定された劇場場所(複数可)のそれぞれで上映されている映画を(たとえば、データストア170内で)検索してもよく、映画をその開始時刻ととともに、関連する第1の情報に含めてもよい。
代替的に、またはユーザ140が劇場場所のいずれにもタグ付けしておらず、以前にAPI122を用いて何らのチケットも発注したことがない場合には、ブロック204(図2A参照)において、アプリケーション112はAPI122に地理的位置を渡してもよい。地理的位置は、クライアントコンピューティング装置110の現在の地理的位置であってもよいし、またはブロック204(図2A参照)においてユーザ140がアプリケーション112に与えた選択された地理的位置であってもよい。地理的位置には緯度及び経度が含まれていてもよい。そして、ブロック206(図2B参照)において、API122は地理的位置を用いて、地理的位置に最も近い及び/または地理的位置から所定の距離または半径内にある1つ以上の劇場場所を特定してもよい。代替的に、地理的位置には郵便番号が含まれていてもよい。このような実施形態では、API122はその郵便番号内での劇場場所の郵便番号を特定してもよい。API122は、特定された劇場場所(複数可)、特定された劇場場所のそれぞれで上映されている任意の映画、及び各映画に対する開始時刻を、関連する第1の情報に含んでいる。
こうして、API122は、個人化された劇場場所(複数可)を複数の方法で特定してもよく、本開示は、劇場場所を特定する特定の方法に限定されない。
ブロック206(図2B参照)において、API122が、個人化された劇場場所を特定した後で、ブロック204(図2A参照)において、API122は関連する第1の情報をアプリケーション112に与える。そして、ユーザ140は、どの劇場場所から1つ以上の映画チケットを購入するかを決定する。ブロック208(図2A参照)において、ユーザ140は映画及び劇場場所を、ランディングページ310(図3A参照)から単一操作で選択する。図3Aに示すように、映画314Aを、映画314Aがそれぞれ上映されている劇場場所160A(図1参照)の識別312Aの近傍(たとえば、下)に表示してもよい。同様に、映画314Bを、映画314Bがそれぞれ上映されている劇場場所160B(図1参照)の識別312Bの近傍(たとえば、下)に表示してもよい。さらに、映画314A及び314Bをそれぞれ、異なるユーザ入力(たとえば、選択可能なアイコンまたは画像)によって表してもよい。ユーザ入力のうちの1つを選択することによって、ユーザ140は、対応付けられる劇場場所で上映されている特定の映画を選択する。図3Aに例示した例では、ユーザ140はユーザ入力320を選択している。ユーザ入力320は、劇場場所160A(図1参照)で上映されている映画314Aのうちの1つに対応する。選択した劇場場所(たとえば、劇場場所160A)を以後、「劇場主」と言う。
図2Aを参照すると、ブロック210において、アプリケーション112は、ユーザ入力320(図3A参照)の選択を受け取って、ユーザ140が選択した映画及び劇場場所を確認する。たとえば、アプリケーション112は、これらの選択の表示を表示して、ユーザ140にそれらを確認するように要求してもよい。
そして、ブロック212において、アプリケーション112は、図4A~4E、図4H、図8、及び図11に例示した主要ビューページ410の第1の実施形態であるマルチオプション劇場及び開始時刻選択ページ330(図3B及び3C参照)を表示する。図3Bを参照すると、劇場及び開始時刻選択ページ330は、1つ以上の開始時刻入力332、1つ以上のチケット種類入力334、チケット枚数入力336、及び座席配置表338を表示する。開始時刻入力(複数可)332はそれぞれ、特定の日付(たとえば、現在の日付、次の日付など)での異なる開始時刻に対応する。ユーザ140は、座席配置表338を用いて、選択した開始時刻で映画が上映されている劇場主内の1つ以上の座席場所を選択してもよい。例示した実施形態では、劇場及び開始時刻選択ページ330は、ブロック208(図2A参照)で選択した劇場主におけるやはりブロック208で選択した映画に対する開始時刻入力(複数可)332Aを、代替的な劇場場所(たとえば、図1に例示した劇場場所160B)に対する開始時刻入力(複数可)332Bとともに表示する。開始時刻入力(複数可)332Bのうちの1つを選択することによって、ユーザ140は自動的に劇場主を代替的な劇場場所に変更する。同様に、開始時刻入力(複数可)332Aのうちの1つを選択することによって、ユーザ140は自動的に劇場主を変更して、ブロック208(図2A参照)で選択した劇場場所に戻す。図3Bに例示した劇場及び開始時刻選択ページ330の実施形態では2つの劇場場所のみを示しているが、劇場及び開始時刻選択ページ330を代替的に、任意の数の劇場場所を表示するように構成してもよい。
劇場及び開始時刻選択ページ330上で、開始時刻入力(複数可)332A及び332Bは劇場場所160A及び160B(図1参照)と、それぞれグループ化されていて、ユーザ140がそれらを容易に比較できるようになっている。これは、この業界では唯一のものである。業界内の他のすべてのユーザインターフェースでは、開始時刻または座席配置空き状況が、ユーザ140が探しているものと一致しない場合には、ユーザ140は劇場選択スクリーンに戻る必要がある。
劇場及び開始時刻選択ページ330にはカレンダ入力342が含まれていてもよい。カレンダ入力342は、選択されると、表示された(または現在の)開始時刻が、ユーザ140が探しているものと一致しない場合に、ユーザ140が開始時刻の日付を変更できるようにする。
図3Cを参照すると、劇場及び開始時刻選択ページ330には、現在の映画選択を変更するために用い得る映画選択入力344が含まれていてもよい。例示した実施形態では、映画選択入力344は、ユーザ140が映画選択入力344をスワイプして映画選択を変更することによって起動される。映画選択がこのように変更されると、劇場及び開始時刻選択ページ330はアプリケーション112によって自動的にリフレッシュされて、新しい映画選択に対応付けられる開始時刻入力(複数可)332A及び332Bが示される。これは、この業界では唯一のものである。
図2Aに戻って、アプリケーション112が劇場及び開始時刻選択ページ330(図3B及び3C参照)を生成しているときに、ブロック212において、アプリケーション112はAPI122にコンタクトして(図1、2B、2E、及び7A~7C参照)、関連する第2の情報をリクエストする。ブロック214(図2B参照)において、API122が、関連する第2の情報を(たとえば、図1に例示したデータストア170から)取得して、関連する第2の情報をアプリケーション112に送る。アプリケーション112は、関連する第2の情報を用いて、ブロック212において劇場及び開始時刻選択ページ330(図3B及び3C参照)を生成及び表示する。
関連する第2の情報は、ブロック208で選択したかまたは映画選択入力344(図3C参照)を用いて選択した映画に対する開始時刻を特定してもよい。こうして、図2Bを参照すると、ユーザ140(図1、2A、2C、2D、2F、2G、及び3A~3C参照)が、映画選択及び/または日付をカレンダ入力342(図3B参照)を用いて変更するたびに、API122はブロック214を実行してもよい。任意的に、ユーザ140(図1、2A、2C、2D、2F、2G、及び3A~3C参照)が、開始時刻のうちの1つを(たとえば、図3Bに例示した開始時刻入力(複数可)332のうちの1つを用いて)選択した後で、アプリケーション112(図1、2A、2C、2D、2F、及び2G参照)は、選択した開始時刻に対する予約済み座席配置の座席マップを(たとえば、ブロック214において)API122からリクエストしてもよい。こうして、ユーザ140(図1、2A、2C、2D、2F、2G、及び3A~3C参照)が開始時刻選択を変更するたびに、API122はブロック214を実行してもよい。
代替的に、図1を参照すると、関連する第2の情報には、劇場場所160A及び160Bのうちの1つ以上において選択した映画に対する開始時刻の少なくとも一部に対応付けられる予約済み座席配置の座席マップが含まれていてもよい。これらの予約済み座席配置の座席マップによって、アプリケーション112はユーザ140に空席状況を迅速に表示することができる。これらの予約済み座席配置の座席マップが、劇場主における選択済み開始時刻以外の開始時刻に関する場合、これらの代替的な開始時刻のうちの1つが選択されるまで、これらの座席マップを記憶またはキャッシュしてもよい。非限定的な例として、関連する第2の情報には、劇場主における選択済み映画のそれぞれの開始時刻に対する予約済み座席配置の座席マップが含まれていてもよい。予約済み座席配置の座席マップが(たとえば、関連する第2の情報内で)API122によってアプリケーション112にダウンロードされていない開始時刻をユーザ140が選択するたびに、アプリケーション112は、(たとえば、図2Bに例示したブロック214において)API122から予約済み座席配置の座席マップをリクエストしてもよい。劇場及び開始時刻選択ページ330(図3B及び3C参照)が表示されている間に、予約済み座席配置の座席マップの少なくとも一部を、バックグラウンドプロセスの一部としてダウンロードしてもよい。
さらに別の非限定的な例として、図3Cを参照すると、関連する第2の情報は、複数の映画に対する開始時刻(ブロック208(図2A参照)で選択した映画を含むかまたは映画選択入力344を用いて)及び複数の映画のそれぞれに対応付けられる予約済み座席配置の座席マップを特定してもよい。非限定的な例として、複数の映画には劇場主で上映されている映画が含まれていてもよい。選択した映画以外の映画に関する情報は、これらの映画のうちの1つ及びその映画に対応付けられる開始時刻が選択されるまで記憶またはキャッシュしてもよい。これが行われたときには、図3Bを参照すると、座席配置表338を、新たに選択した映画、選択した開始時刻、及び選択した劇場場所に対応付けられる予約済み座席配置の座席マップを用いて更新してもよい。言い換えれば、図2Aを参照すると、アプリケーション112は少なくとも一部の情報を事前ロードまたは予めフェッチしてもよい。事前ロードまたは予めフェッチした情報の少なくとも一部は、劇場及び開始時刻選択ページ330(図3B及び3C参照)が表示されている間に、バックグラウンドプロセスの一部としてダウンロードしてもよい。
図3Bを参照すると、選択した映画、選択した開始時刻、及び選択した劇場場所に対応付けられる予約済み座席配置の座席マップを用いて、座席配置表338を生成及び表示する。座席配置表338は、劇場主で上映されている選択済み開始時刻における選択した映画に対して予約できる座席を例示する。
次に、ブロック216(図2A参照)において、ユーザ140は、開始時刻入力(複数可)332を用いて特定の開始時刻を、チケット種類入力(複数可)334を用いてチケット種類を、チケット枚数入力336を用いてチケット枚数を、また座席配置表338を用いてそれぞれのチケットに対する座席を選択する。前述したように、ユーザ140は、カレンダ入力342を用いて日付を選択してもよいし、または映画選択入力344(図3C参照)を用いて映画選択を変更してもよい。図3Bに示すように、劇場主が操作するPOSシステム(たとえば、図1に例示したPOSシステム162A)によるチケット注文を開始することなく、選択した開始時刻、劇場場所、映画、及び/または日付をユーザ140が変更したときに、座席配置表338は更新またはロードされる。任意的に、劇場主が操作するPOSシステム(たとえば、図1に例示したPOSシステム162A)によるチケット注文を開始することなく、選択したチケット種類及び/または枚数をユーザ140が変更したときに、座席配置表338を更新またはロードしてもよい。言い換えれば、ユーザ140が1つ以上のユーザ選択を変更したときに、ユーザ140は、更新された座席配置表338を見るために、ユーザ140がすでに入力した情報の再入力を要求されることはない。
図2Aを参照すると、ブロック218において、アプリケーション112は、ブロック216においてユーザ140が入力した選択(たとえば、開始時刻、チケット種類、枚数、及び座席)を受け取って、それらをユーザ140によって確認する。たとえば、アプリケーション112はこれらの選択の表示を表示して、ユーザ140にそれらの確認を要求してもよい。ブロック218において、アプリケーション112はまた、これらの選択をAPI122(図1、2B、2E、及び7A~7C参照)に送信する。アプリケーション112はまた、映画、日付、及び/または劇場主の識別をAPI122に送信してもよい。
図2Bを参照すると、ブロック220において、API122は選択を受け取って、この選択に基づいてチケット注文を行う。API122はまた、劇場主のPOSシステム(たとえば、図1に例示したPOSシステム162A)と通信して、空席状況を確認する。
図2Cを参照すると、ブロック222(図2C参照)において、同じ劇場及び開始時刻選択ページ330(図3B及び3C参照)上で、ユーザ140はチェックアウト入力340(たとえば、図3Bにおいて標示された「チェックアウトCTA」)を選択する。
次にブロック224において、アプリケーション112は、劇場及び開始時刻選択ページ330(図3B及び3C参照)を上方にスクロールして、その下部(購入処理ページ360(図3D参照)と言う)を表示する。こうして、ユーザ140がチェックアウト入力340(図3B参照)を選択(たとえば、クリック)した後で、購入処理ページ360(図3D参照)(チェックアウトビューを与える)がスクロールアップしてユーザ140の視界に入り、凝縮されたチェックアウトプロセスが可能になる。この凝縮されたチェックアウトプロセスは、業界では唯一のものであり、ユーザ140が迅速なプロセスフローを用いてチケット注文を完了することができる。
アプリケーション112がスクロールしているときに、アプリケーション112は、関連する購入オプションをAPI122(図1、2B、2E、及び7A~7C参照)にリクエストする(またはリクエストを送らずに受け取る)。ブロック226(図2B参照)において、API122は、劇場主に対する関連する購入オプション(たとえば、ご愛顧明細)を収集して、ブロック224においてアプリケーション112に送る。
そして、ブロック228において、アプリケーション112は、映画注文概要362(図3D参照)を生成して購入処理ページ360(図3D参照)上への表示を、API122(図1、2B、2E、及び7A~7C参照)から受け取った関連する購入オプションに少なくとも部分的に基づいて行う。アプリケーション112は、関連する購入オプションをAPI122にリクエストしても(またはリクエストを送らずに受け取っても)よい。ブロック226(図2B参照)において、API122は、劇場主に対する関連する購入オプション(たとえば、ご愛顧明細)を収集して、アプリケーション112に送る。アプリケーション112はこれをブロック228において受け取る。
ブロック230において、アプリケーション112は、1つ以上の支払いオプション364(図3D参照)のユーザ140への表示を、API122(図1、2B、2E、及び7A~7C参照)から受け取った関連する購入オプションに少なくとも部分的に基づいて行う。そして、ユーザ140は支払いオプション(複数可)364(図3D参照)のうちの1つを選択する。アプリケーション112は、関連する購入オプションをAPI122(図1、2B、2E、及び7A~7C参照)にリクエストしても(またはリクエストを送らずに受け取っても)よい。ブロック226(図2B参照)において、API122は、劇場主に対する関連する購入オプション(たとえば、ご愛顧明細)を収集して、アプリケーション112に送る。アプリケーション112はこれをブロック230において受け取る。
ブロック232において、同じ購入処理ページ360(図3D参照)上で、ユーザ140は購入入力370(たとえば、図3Dにおける標示された「注文完了CTA」)を選択する。
ブロック234において、アプリケーション112は成功確認(図示せず)または失敗確認(図示せず)を表示する。アプリケーション112が確認(図示せず)を表示する前に、アプリケーション112は、支払い情報(たとえば、図3Dに例示した支払いオプション364の選択した1つに対応付けられる)をAPI122(図1、2B、2E、及び7A~7C参照)に送信する。そして、ブロック236(図2B参照)において、API122は支払いプロセッササービス150(図1参照)と通信し、ここでチケット注文が処理される。前述したように、図1を参照すると、支払いプロセッササービス150は、(1)資金もしくは何らかの他の財源仕組み(たとえば、予め形成しておく)または(2)資金の拒否を、サーバコンピューティング装置120に伝達するように構成されている。支払いプロセッササービス150が資金または何らかの他の財源仕組みをAPI122に伝達したときに、API122はチケット注文の処理に成功する。他方で、支払いプロセッササービス150が資金の拒否をAPI122に伝達すると、API122は成功しない。API122がチケット注文の処理に成功しなかったとき、ブロック236(図2B参照)において、API122はアプリケーション112に不成功を伝達する。アプリケーション112は、ブロック234(図2C参照)において、ユーザ140に失敗確認を表示する。
他方で、API122がチケット注文の処理に成功したとき、API122はチケット注文に対する資金(または何らかの他の財源仕組み)を確保している。API122は、この成功を、劇場主に対応付けられるPOSシステム(たとえば、図1に例示したPOSシステム162A)に伝達する。POSシステムは、チケット注文が成功したことを確認し、チケット注文に対する領収書を、劇場主が保持する記録に記憶する。次に、ブロック236(図2B参照)において、API122はアプリケーション112に成功を伝達する。アプリケーション112はこれをブロック234において受け取る(図2C参照)。言い換えれば、API122はユーザ140に成功確認を表示することを試みる。しかし、API122及び/またはアプリケーション112がユーザ140に成功確認を表示することができなくても、チケット注文はやはり存在していてもよい。アプリケーション112が表示する成功確認はデジタル領収書として機能してもよいし、またはアプリケーション112が取引に対する別個のデジタル領収書を表示してもよい。
API122は、劇場主に対して利用可能な注文引換えオプションをアプリケーション112に送ってもよい。アプリケーション112はユーザ140に注文引換えオプションを表示してもよい。ユーザ140は引換えオプションのうちの1つを選択してもよい。そして、API122は、劇場主に対応付けられるPOSシステムによってチケット注文を確定してもよい。次にユーザ140は、選択した映画、開始時刻、及び座席(複数可)に対する映画チケット(複数可)を、劇場主において引き換えてもよい。たとえば、ユーザ140は、ユーザ識別、チケット(複数可)に対するデジタル領収書などを劇場主に示すことによって、映画チケット(複数可)を引き換えてもよい。ブロック234(図2C参照)の後に、方法200は終了する。
前述したように、従来技術のチケット購入システムを用いた場合には、ユーザの所望の座席を見つけるためには、ユーザが異なる開始時刻及び/または劇場場所を繰り返して選択して、チケット種類及び枚数を繰り返して入力する必要があり得る。図1を参照すると、システム100は、ユーザ140を以前に表示したページに再び通して、同じ情報を繰り返してリクエストすることを回避している。なぜならば、ブロック212(図2A参照)において、アプリケーション112は、ユーザ140がチケット種類入力(複数可)334(図3B参照)及びチケット枚数入力336(図3B参照)をそれぞれ用いてチケット種類及び枚数を入力する前に、座席配置表338(図3B参照)を表示するからである。こうして、ユーザ140はチケット種類及び枚数を入力する前に空席状況を探索することができる。さらに、図3Bを参照すると、劇場及び開始時刻選択ページ330によって、ユーザ140は、開始時刻入力(複数可)332を用いて異なる開始時刻(同じまたは異なる劇場場所における)を選択することができる。その結果、座席配置表338が更新されて、選択した開始時刻に対する空席状況が示される。こうして、劇場及び開始時刻選択ページ330によって、ユーザ140は座席、チケット種類、及びチケット枚数を同時に選択することができ、その結果、同じ情報を繰り返して入力し、及び/または同じページに繰り返して通される必要が回避される。さらに、ユーザ140は、任意の以前に見たページを再び訪問することも任意の情報を再入力することも必要とせずに、選択した映画を映画選択入力344を用いて変更し得る。
劇場及び開始時刻選択ページ330には、フィルタ入力(図示せず)であって、ユーザ140が起動すると、アプリケーション112(図1、2A、2C、2D、2F、及び2G参照)に、好ましい座席配置ゾーン及び/または好ましい時刻で座席が空いている開始時刻のみを表示させるフィルタ入力が含まれていてもよい。こうして、フィルタ入力(図示せず)を起動することによって、ユーザ140は、望ましくない開始時刻及び/または望ましくない座席のみが空いている開始時刻を選択することを回避し得る。言い換えれば、フィルタ入力(図示せず)は、所望のチケットを見つけて購入するのに必要な時間及び/または手間を減らすのに役立ち得る。
図3A、3B、及び3Dに、ランディングページ310、劇場及び開始時刻選択ページ330、及び購入処理ページ360の典型的な実施形態をそれぞれ例示する。代替的な実施形態では、ページ310、330、及び360のそれぞれに表示される情報を、図面に例示したもの以外のページ上の場所に位置させてもよい。さらに、代替的な実施形態では、この情報の少なくとも一部を、図面内でその一部が現れるページ以外のページ310、330、及び360の異なる1つ以上に表示してもよい。
図2D~2Gに、部分的にユーザ140によって、部分的にアプリケーション112によって、及び部分的にAPI122によって行われる第2の方法250のフロー図を例示する。図2Dを参照すると、ブロック252において、ユーザ140はクライアントコンピューティング装置110(図1、3A~4I、及び8参照)上でアプリケーション112を開始する。アプリケーション112はユーザ識別情報(たとえば、ログイン情報)をAPI122に送る。API122はユーザ識別情報を用いてユーザ140を特定する。次にユーザ140は任意的に、主要ビューページ410(図4A~4E、4H、8、及び11参照)に進む。ブロック254において、アプリケーション112は主要ビューページ410(図4A~4E、4H、8、及び11参照)を表示する。図4Aを参照すると、主要ビューページ410によって、ユーザ140(図1、2A、2C、2D、2F、2G、及び3A~3C参照)は、劇場場所の選択及び選択した劇場場所で上映されている映画の選択を1つの操作(たとえば、タップ、クリックなど)で行うことができる。
図1を参照すると、アプリケーション112が開始しているときに、アプリケーション112はAPI122にコンタクトして、関連する第1の情報をリクエストする。ブロック256(図2E参照)において、API122は、関連する第1の情報を(たとえば、データストア170から)取得して、関連する第1の情報をアプリケーション112に送る。アプリケーション112は、関連する第1の情報を用いて、ブロック254(図2D参照)において、主要ビューページ410(図4A~4E、4H、8、及び11参照)を生成及び表示する。
図4Aを参照すると、主要ビューページ410には、横スクローリング映画リスト420、横スクローリング日付リスト430、劇場場所ユーザ入力440、及び開始時刻ユーザ入力450が含まれている。方法250(図2D~2G参照)において、ユーザ140は劇場場所ユーザ入力440を用いて特定の劇場場所(たとえば、劇場主)を選択する。ユーザ140(図1、2A、2C、2D、2F、2G、及び3A~3C参照)は、映画リスト420を用いて、左から右(たとえば、最も人気があるから最も人気がない)に列記された複数の映画414のうちの1つを選択する。こうして、ユーザ140は映画リスト420を用いて特定の映画を選択する。ユーザ140は開始時刻ユーザ入力450を用いて特定の開始時刻を選択する。ユーザ140は日付リスト430を用いて、複数の日付(たとえば、昇順で構成される)から、ユーザ140がチケットの購入を希望する日付を選択する。こうして、ユーザ140は日付リスト430を用いて特定の日付を選択する。映画選択及び日付選択は両方とも、同じ横方向の操作性パターンを有する横スクローリングユーザ入力から形成される。
関連する第1の情報は、劇場場所ユーザ入力440によって表示される劇場場所(たとえば、前述した個人化された劇場場所)、映画リスト420によって表示される映画、日付リスト430によって表示される日付、及び映画リスト420によって表示される映画の開始時刻を特定してもよい。ブロック256(図2E参照)において、API122は、関連する第1の情報をアプリケーション112に送る。アプリケーション112はブロック254(図2D参照)において関連する第1の情報を受け取る。
ブロック258(図2D参照)において、ユーザ140は、映画リスト420から特定の映画を選択することによって、映画及び劇場場所を単一操作で選択する。図4Aを参照すると、映画リスト420から特定の映画を選択することによって、ユーザ140はまた、特定の劇場場所を(劇場主として)選択する。これは、劇場場所ユーザ入力440によって表示される。
図2Dを参照すると、判定ブロック260において、アプリケーション112は、ユーザ140から特定の映画及び劇場主の選択を受け取り、任意的に、ユーザ140が選択した映画及び劇場場所を確認してもよい。たとえば、アプリケーション112は、これらの選択の表示を表示して、ユーザ140にそれらの確認を要求してもよい。判定ブロック260において、アプリケーション112は、劇場主で上映されている特定の映画に対する座席配置が予約済み(予約済み座席配置シナリオ)であり得るかまたは一般(一般座席配置シナリオ)であるかを判定してもよい。劇場主で上映されている特定の映画に対する座席配置が予約済みであり得るとアプリケーション112が判定したときには、判定ブロック260における判定は「YES」である。そうでない場合には、判定ブロック260における判定は「NO」である。
判定ブロック260における判定が「YES」である場合、ブロック262において、アプリケーション112は、図4Bに示すように主要ビューページ410を変更してもよい。図4Bを参照すると、主要ビューページ410が予約済み座席配置シナリオに対して構成されている場合、主要ビューページ410は座席マッププレビュー460及び座席選択ユーザ入力480を表示する。ブロック254(図2D参照)においてアプリケーション112が受け取る関連する第1の情報には、座席マッププレビュー460を表示するのに必要な情報が含まれていてもよい。
図4Bを参照すると、ユーザ140(図1、2A、2C、2D、2F、2G、及び3A~3C参照)が映画414(図4A及び11参照)のうちの1つを選択した後の、予約済み座席配置シナリオに対して構成された主要ビューページ410を例示している。主要ビューページ410はセクション469を表示してもよい。セクション469は、選択した映画(たとえば、「トイストーリー4」)を特定する表示470(たとえば、映画ポスター)を表示する。セクション469には、映画詳細、たとえばあらすじ(省略された)、実行時間(または上映時間)、及び評価が含まれていてもよい。セクション469には再生アイコンが含まれていてもよい。任意的に、セクション469は選択可能ユーザ入力471を表示してもよい。ユーザ入力471は、選択されると、選択した映画(たとえば、「トイストーリー4」)に関する情報のフルスクリーンビューページ(図示せず)を表示する。代替的に、セクション469は選択可能であってもよく、選択可能ユーザ入力471は省略してもよい。このような実施形態では、ユーザ140がセクション469を選択(たとえば、タップ)すると、ユーザ140には、選択した映画(たとえば、トイストーリー4)に対する付加情報を伴う拡大映画詳細ビュー(図示せず)が示される。付加情報には、フルあらすじ、キャスト情報、クルー情報などが含まれる。拡大映画詳細ビュー(図示せず)には再生アイコン(図示せず)が含まれていてもよい。ユーザ140は、セクション469または拡大映画詳細ビュー(図示せず)のいずれか上で再生アイコン(図示せず)を選択(たとえば、タップ)して、選択した映画に対する映画予告編を見てもよい。
拡大映画詳細ビュー(図示せず)にはセクション469が含まれていてもよい。セクション469の下方では、拡大映画詳細ビュー(図示せず)に、さらに映画を見て選択するためにユーザ140がスワイプし得る映画ポスターの横の行を伴う下部セクション(図示せず)が含まれる。本質的に、この特徴は、図4Aに例示した映画リスト420と図4Bに例示した表示470とを集めたこととして特徴付けられ得る。この下部セクション(図示せず)には、「すべての映画」行動喚起または入力(図示せず)が含まれている。ユーザが「すべての映画」入力(図示せず)を選択すると、ユーザ140には、映画414の縦リスト(図示せず)のフルスクリーン表示である新しいビュー(図示せず)が示される。ユーザ140は、縦リスト(図示せず)内の映画414をソートしてもよく(たとえば、アルファベット順に、リリース日などによって)及び/またはフィルタリングしてもよい(たとえば、ジャンル、評価などによって)。ユーザ140が新しいビュー(図示せず)から映画を選択すると、ユーザ140は、図4Bに示すような主要ビューページ410に戻されて、選択した映画に関する情報で自動的に更新される。
図4Bを参照すると、主要ビューページ410上で映画414(図4A及び11参照)のうちの1つが選択されるたびに、アプリケーション112(図1、2A、2C、2D、2F、及び2G参照)は、日付リスト430、劇場場所ユーザ入力440、及び開始時刻ユーザ入力450におけるデフォルト値を自動的に選択してもよい。非限定的な例として、日付リスト430におけるデフォルト値として本日472を選択してもよく、劇場場所ユーザ入力440におけるデフォルト値として、以前に選択した劇場474(たとえば、「シネマーク18&XD」)を選択してもよく、また開始時刻ユーザ入力450におけるデフォルト値として次の近々の開始時刻476を選択してもよい。ユーザ140(図1、2A、2C、2D、2F、2G、及び3A~3C参照)が匿名ユーザである場合、劇場場所ユーザ入力440で選択されるデフォルト値は、ユーザ140が劇場場所ユーザ入力440を用いて劇場の場所を選択する必要があるとユーザ140に通知する場所メッセージ(たとえば、「劇場を選択する」)であってもよく、また開始時刻ユーザ入力450で選択されるデフォルト値は、ユーザ140が開始時刻ユーザ入力450を用いて開始時刻を選択する必要があるとユーザ140に通知する開始時刻メッセージ(たとえば、「開始時刻を選択する」)であってもよい。図4Bに示すように、日付リスト430において選択した日付を強調してもよく、劇場場所ユーザ入力440は選択された劇場場所を表示してもよく、また開始時刻ユーザ入力450は選択された開始時刻を表示してもよい。
ユーザ140(図1、2A、2C、2D、2F、2G、及び3A~3C参照)は、劇場場所ユーザ入力440を選択することによって選択済み劇場場所を変更することができる。選択する結果、図4Eに示すように、クライアントコンピューティング装置110は、主要ビューページ410上に拡大型劇場選択リスト442を表示する。ユーザ140は、劇場選択リスト442から特定の劇場場所を選択してもよい。これは、選択された後に、選択済み劇場場所になる。同様に、ユーザ140は、開始時刻ユーザ入力450を選択することによって選択済み開始時刻を変更することができる。選択する結果、図4C及び4Dに示すように、クライアントコンピューティング装置110は、主要ビューページ410上に拡大型開始時刻選択リスト452を表示する。
図4Cを参照すると、拡大型開始時刻選択リスト452によって、ユーザ140は、チェックボックスまたは同様の入力を介して複数の開始時刻を選択することができてもよい。ユーザ140が2つ以上の開始時刻を選択したときに、主要ビューページ410は、起動または選択されたときにこれらの開始時刻を比較する行動喚起(たとえば、ボタン)を表示してもよい。ユーザ140が行動喚起を起動または選択したときに、拡大型開始時刻選択リスト452をフィルタリングして、選択済み開始時刻であって、ユーザ140がこれらの開始時刻の間で迅速に切り換えて座席マッププレビューを見るか、または座席マッププレビューを通してスワイプして座席配置オプションを比較することができる選択済み開始時刻のみを含むようにしてもよい。
図4Dを参照すると、座席マッププレビュー460を折りたたんで開始時刻選択リスト452用に場所を空けてもよい。このような実施形態では、ユーザ140(図1、2A、2C、2D、2F、2G、及び3A~3C参照)が、座席を予約し得る開始時刻選択リスト452において特定の開始時刻454をタップした場合に、座席マッププレビュー460(たとえば、カードとして表示される)を表示してもよい(たとえば、下部から上にスライドして表示される)。代替的に、座席マッププレビュー460を所定の位置に固定して、折りたたまないようにしてもよい。ユーザ140は、選択されると特定の開始時刻454を選択済み開始時刻にする選択可能ユーザ入力456を選択してもよい。
主要ビューページ410を、ユーザジェスチャに基づいて機能するように構成してもよい。たとえば、クライアントコンピューティング装置110のタッチスクリーン(たとえば、図5に例示するディスプレイデバイス530、図6に例示するディスプレイデバイス47など)上でユーザ140が右にスワイプしたときに、主要ビューページ410が、選択済み開始時刻の後の次の開始時刻に対する情報を表示してもよい。同様に、クライアントコンピューティング装置110のタッチスクリーン上でユーザ140が左にスワイプしたときに、主要ビューページ410が、選択済み開始時刻の前に計画された開始時刻に対する情報を表示してもよい。
主要ビューページ410によって、ユーザ140は、ユーザ入力に対して種々の値を選択することができる結果、ユーザ140は異なる劇場場所、映画、日付、及び開始時刻を互いに容易に比較することができる。これはこの業界では唯一のものである。図1を参照すると、業界内の他のすべてのユーザインターフェースでは、開始時刻または座席配置空き状況が、ユーザ140が探しているものと一致しない場合には、ユーザ140は劇場選択スクリーンに戻る必要がある。これは、ユーザの時間を無駄に使っており、サーバコンピューティング装置120によるさらなる処理及びネットワーク130上のさらなるトラフィックを引き起こしている。そのため、システム100ではこれらの問題を回避している。
図2Dに戻って、アプリケーション112が主要ビューページ410(図4A~4E、4H、8、及び11参照)を変更しているとき、ブロック262において、アプリケーション112はAPI122(図1、2B、2E、及び7A~7C参照)にコンタクトして、関連する第2の情報をリクエストする。ブロック264(図2E参照)において、API122は、関連する第2の情報を(たとえば、図1に例示したデータストア170から)取得して、関連する第2の情報をアプリケーション112に送る。アプリケーション112は、関連する第2の情報を用いて、主要ビューページ410(図4A~4E、4H、8、及び11参照)を変更する。
関連する第2の情報は、ブロック258において選択した映画に対する開始時刻を特定してもよい。こうして、図2Eを参照すると、ユーザ140(図1、2A、2C、2D、2F、2G、及び3A~3C参照)が、劇場場所ユーザ入力440を用いて劇場主を変更し及び/または日付リスト430を用いて日付を変更するたびに、API122はブロック264を実行してもよい。
ブロック254においてアプリケーション112(図2D参照)が受け取る関連する第2の情報には、座席マッププレビュー460を表示するのに必要な情報が含まれていてもよい。たとえば、ユーザ140(図1、2A、2C、2D、2F、2G、及び3A~3C参照)が、開始時刻のうちの1つを(たとえば、開始時刻ユーザ入力450を用いて)選択した後で、アプリケーション112は、(たとえば、ブロック264において)API122から選択済み開始時刻に対する予約済み座席配置の座席マップをリクエストしてもよい。こうして、ユーザ140(図1、2A、2C、2D、2F、2G、及び3A~3C参照)が開始時刻選択を変更するたびに、API122はブロック264を実行してもよい。
代替的に、関連する第2の情報には、劇場場所ユーザ入力440が表示する劇場場所のうちの1つ以上において選択した映画に対する開始時刻の少なくとも一部に対応付けられる予約済み座席配置の座席マップが含まれていてもよい。これらの予約済み座席配置の座席マップによって、アプリケーション112はユーザ140に空席状況を迅速に表示することができる。劇場主における選択済み開始時刻以外の開始時刻に関する予約済み座席配置の座席マップは、これらの代替的な開始時刻のうちの1つが選択されるまで記憶またはキャッシュしてもよい。非限定的な例として、関連する第2の情報には、劇場主において選択した映画のそれぞれの開始時刻に対する予約済み座席配置の座席マップが含まれていてもよい。予約済み座席配置の座席マップが(たとえば、関連する第2の情報内で)API122によってアプリケーション112にダウンロードされていない開始時刻をユーザ140が選択するたびに、アプリケーション112は、(たとえば、図2Eに例示したブロック264において)API122から予約済み座席配置の座席マップをリクエストしてもよい。変更した主要ビューページ410(図4A~4E、4H、8、及び11参照)が表示されている間に、予約済み座席配置の座席マップの少なくとも一部を、バックグラウンドプロセスの一部としてダウンロードしてもよい。
さらに別の非限定的な例として、関連する第2の情報は、複数の映画(ブロック258(図2D参照)で選択した映画を含むかまたは映画リスト420を用いて)に対する開始時刻、及び複数の映画のそれぞれに対応付けられる予約済み座席配置の座席マップを特定してもよい。非限定的な例として、複数の映画には劇場主で上映されている映画が含まれていてもよい。選択した映画以外の映画に関する情報は、これらの映画のうちの1つ及びその映画に対応付けられる開始時刻が選択されるまで記憶またはキャッシュしてもよい。これが行われたときには、座席マッププレビュー460を、新たに選択した映画、選択した開始時刻、選択した日付、及び選択した劇場場所に対応付けられる予約済み座席配置の座席マップを用いて更新してもよい。言い換えれば、アプリケーション112は少なくとも何らかの情報を事前ロードまたは予めフェッチしてもよい。変更された主要ビューページ410(図4A~4E、4H、8、及び11参照)が表示されている間に、事前ロードまたは予めフェッチされた情報の少なくとも一部をバックグラウンドプロセスの一部としてダウンロードしてもよい。
図4Bを参照すると、選択した映画、選択した開始時刻、選択した日付、及び選択した劇場場所に対応付けられる予約済み座席配置の座席マップを用いて、座席マッププレビュー460を生成及び表示する。座席マッププレビュー460は、劇場主で上映されている選択済み開始時刻における選択した映画に対して予約できる座席を例示する。
劇場主が操作するPOSシステム(たとえば、図1に例示したPOSシステム162A)によってチケット注文を開始することなく、選択した開始時刻をユーザ140が変更したときに(たとえば、開始時刻ユーザ入力450、ジェスチャなどを用いて)、座席マッププレビュー460を更新またはロードしてもよい。言い換えれば、ユーザ140が1つ以上のユーザ選択を変更したときに、ユーザ140は、更新された座席マッププレビュー460を見るために、ユーザ140がすでに入力した情報の再入力を要求されることはない。
ブロック266(図2D参照)において、ユーザ140は、図4Bに例示した変更された主要ビューページ410上に表示される座席選択ユーザ入力480を選択する。次にブロック268(図2D参照)において、アプリケーション112は座席選択ページ482(図4F参照)を表示する。座席選択ページ482は、主要ビューページ410の一部に表示してもよい。図4Fを参照すると、座席選択ページ482は、劇場主、選択した開始時刻、及び選択した日付における選択した映画を示す観客席を示す。言い換えれば、座席選択ページ482は、観客席に実際に存在する座席の視覚表現484を示す。座席選択ページ482はスクリーンの視覚表現485を示してもよい。座席選択ページ482は、ユーザ140が座席を選択することができる時間を例示するタイマ486を表示する。座席選択ページ482には、入力488(図4Fにおいて標示された「続く」)が含まれる。
ブロック270(図2D参照)において、ユーザ140は座席選択ページ482を用いて座席を選択する。ユーザ140は、劇場のPOS(たとえば、図1に例示したPOS162A)が許容する限りの多くの座席(座席視覚表現484によって示す)を選択することができる。たとえば、図4Fでは、ユーザ140は、座席視覚表現484A~484Cで表される3つの座席を選択している。ユーザ140が選択してもよい座席数に対する制限はAPI122が与える(たとえば、関連する第2の情報内で)。ユーザ140が座席の選択を完了した後で、ユーザ140は入力488を選択する(たとえば、クリックする、タップする等)。
次に図2Dを参照すると、ブロック272において、アプリケーション112はチケット選択ページ492A(図4G参照)を表示する。チケット選択ページ492Aは、主要ビューページ410の一部に表示してもよい。図4Gを参照すると、チケット選択ページ492Aには、購入用の1つ以上のチケットを選択するためにユーザ140が用いてもよいユーザ入力494が含まれる。例示した例では、ユーザ入力494には、ユーザ140が購入を望む大人チケットの枚数を示す第1のユーザ入力494A、子供チケットの枚数を示す第2のユーザ入力494B、及びシニアチケットの枚数を示す第3のユーザ入力494Cが含まれる。したがって、この例では、3つの異なるチケット種類、大人、子供、及びシニアがある。言い換えれば、ユーザ入力494によってユーザ140は、適切なチケット種類(たとえば、大人、子供、またはシニア)及びそれらに対応する枚数を選択することができる。チケット選択ページ492Aは、ユーザ140に対してブロック270で選択した座席をAPI122が保持する時間を表示するタイマ493を表示する。チケット選択ページ492Aには、ユーザ入力496(図4Gにおいて標示された「チェックアウトに進む」)が含まれる。ブロック270(図2D参照)で選択した座席に対してチケット選択ページ492A上で特定したチケットの購入をユーザ140が望むときに、ユーザ140はユーザ入力496を選択してもよい。
ブロック274(図2D参照)において、ユーザ140は、ユーザ入力494を用いてユーザ140が購入を望む各チケット種類の枚数を指定し、ユーザ入力496を選択する。
図2Dを参照すると、ブロック278において、アプリケーション112は、ブロック260、268、及び272においてアプリケーション112に以前に与えた情報(たとえば、劇場主、映画、日付、開始時刻、及び座席)に加えて、ブロック274においてユーザ140が入力した選択(たとえば、チケット種類及び枚数)を受け取り、ユーザ140によってこの情報を確認する。たとえば、アプリケーション112はこれらの選択の表示を表示し、ユーザ140にそれらの確認を要求してもよい。ブロック278において、アプリケーション112はまた、これらの選択をAPI122(図1、2B、2E、及び7A~7C参照)に送信する。アプリケーション112はまた、映画、日付、及び/または劇場主の識別をAPI122に送信してもよい。
ブロック280(図2E参照)において、API122は選択を受け取って、選択に基づいてチケット注文を行う。API122はまた、劇場主のPOSシステム(たとえば、図1に例示したPOSシステム162A)と通信して、空席状況を確認する。
そして、図2Fを参照すると、ブロック282において、アプリケーション112は、購入処理ページ360(図3D参照)上での映画注文概要362(図3D参照)の生成及び表示を、API122(図1、2B、2E、及び7A~7C参照)から受け取った関連する購入オプションに少なくとも部分的に基づいて行う。アプリケーション112が購入処理ページ360(図3D参照)を生成しているときに、アプリケーション112は関連する購入オプションをAPI122にリクエストする(またはリクエストを送らずに受け取る)。ブロック284(図2E参照)において、API122は劇場主に対する関連する購入オプション(たとえば、ご愛顧明細)を収集して、ブロック282においてアプリケーション112に送る。
本実施形態では、図3Dを参照すると、支払いオプション(複数可)364には、新しい支払い方法、1つ以上の選択可能な以前に保存した支払い方法、及びユーザ140が現時点でログインしていない場合のログインオプションを入力するための1つ以上のユーザ入力(図示せず)が含まれていてもよい。任意的に、支払いオプション(複数可)364には、アプリケーション112に支払いオプションページ(図示せず)を生成及び表示させる選択可能なユーザ入力(図示せず)が含まれていてもよい。この支払いオプションページは、ユーザ140が新しい支払い方法を加えることができるか、またはユーザ140がまだログインしていない場合にユーザ140がログインして保存済み支払い方法を取り出すことができるように構成されている。任意的に、購入処理ページ360は、ユーザ140が以前に保存した支払い方法(複数可)のうちの1つ以上の編集を選択し得る編集支払い方法ユーザ入力(図示せず)を有していてもよい。ユーザ140が編集支払い方法ユーザ入力(図示せず)を選択したら、アプリケーション112は支払いオプションページ(図示せず)を生成及び表示してもよい。
図2Fを参照すると、ユーザ140が所望の支払い方法を加えるかまたは取り出したら、ブロック290において、アプリケーション112は購入処理ページ360(図3D参照)上に映画注文概要362(図3D参照)を表示する。映画注文概要362には、支払い行動喚起または支払いユーザ入力(たとえば、購入入力370)が含まれる。任意的に、ブロック286の前に、購入処理ページ360(図3D参照)には支払いユーザ入力(たとえば、購入入力370)が非アクティブ状態で含まれていてもよく、ユーザ140が所望の支払い方法を選択した後で、ブロック286において、アプリケーション112が支払いユーザ入力(図示せず)をアクティブ状態で表示する。ブロック286において、ユーザ140は購入入力370(図3D参照)を選択する。
ブロック292において、アプリケーション112が成功確認(図示せず)または失敗確認(図示せず)を表示する。アプリケーション112が確認(図示せず)を表示する前に、アプリケーション112は支払い情報(たとえば、図3Dに例示した支払いオプション364の選択した1つに対応付けられる)をAPI122(図1、2B、2E、及び7A~7C参照)に送信する。そして、ブロック293(図2E参照)において、API122は支払いプロセッササービス150(図1参照)と通信する。支払いプロセッササービス150はチケット注文を処理する。前述したように、図1を参照すると、支払いプロセッササービス150は、(1)資金もしくは何らかの他の財源仕組み(たとえば、予め形成しておく)または(2)資金の拒否を、サーバコンピューティング装置120に伝達するように構成されている。支払いプロセッササービス150が資金または何らかの他の財源仕組みをAPI122に伝達したときに、API122はチケット注文の処理に成功する。他方で、支払いプロセッササービス150が資金の拒否をAPI122に伝達すると、API122は成功しない。API122がチケット注文の処理に成功しなかったとき、ブロック293(図2E参照)において、API122はアプリケーション112に不成功を伝達する。アプリケーション112は、ブロック292(図2F参照)において、ユーザ140に失敗確認を表示する。
他方で、API122がチケット注文の処理に成功したとき、API122はチケット注文に対する資金(または何らかの他の財源仕組み)を確保している。API122は、この成功を、劇場主に対応付けられるPOSシステム(たとえば、図1に例示したPOSシステム162A)に伝達する。POSシステムは、チケット注文が成功したことを確認し、チケット注文に対する領収書を、劇場主が保持する記録に記憶する。次に、ブロック293(図2E参照)において、API122はアプリケーション112に成功を伝達する。アプリケーション112はこれをブロック292において受け取る(図2F参照)。言い換えれば、API122はユーザ140に成功確認を表示することを試みる。しかし、API122及び/またはアプリケーション112がユーザ140に成功確認を表示することができなくても、チケット注文はやはり存在していてもよい。アプリケーション112が表示する成功確認はデジタル領収書として機能してもよいし、またはアプリケーション112が取引に対する別個のデジタル領収書を表示してもよい。
API122は、劇場主に対して利用できる注文引換えオプションをアプリケーション112に送ってもよい。アプリケーション112はユーザ140に注文引換えオプションを表示してもよい。ユーザ140は引換えオプションのうちの1つを選択してもよい。そして、API122は、劇場主に対応付けられるPOSシステムによってチケット注文を確定してもよい。次にユーザ140は、選択した映画、開始時刻、及び座席(複数可)に対する映画チケット(複数可)を、劇場主において引き換えてもよい。たとえば、ユーザ140は、ユーザ識別、チケット(複数可)に対するデジタル領収書などを劇場主に示すことによって、映画チケット(複数可)を引き換えてもよい。ブロック292(図2F参照)の後に、方法200は終了する。
一般座席配置シナリオでは座席を予約することはできないので、座席マッププレビュー460(図4A、4B、及び4D参照)を予約済み座席配置シナリオに対してのみ用いてもよい。こうして、図2Dを参照すると、判定ブロック260における判定が「NO」のときには、座席マッププレビュー460を折りたたむかまたは省略してもよい。判定ブロック260における判定が「NO」のとき、図2Gのブロック294において、アプリケーション112は、図4Hに示すように、主要ビューページ410を変更してもよい。図4Hを参照すると、主要ビューページ410には、セクション469(表示470を伴う)、横スクローリング日付リスト430、劇場場所ユーザ入力440、開始時刻ユーザ入力450、及び選択可能な次のユーザ入力498(たとえば、ボタン)が含まれている。
図2Gに戻って、アプリケーション112が主要ビューページ410(図4A~4E、4H、8、及び11参照)を変更しているとき、ブロック294において、アプリケーション112はAPI122(図1、2B、2E、及び7A~7C参照)にコンタクトして、関連する第2の情報をリクエストする。ブロック264(図2E参照)において、API122は、関連する第2の情報を(たとえば、図1に例示したデータストア170から)取得して、関連する第2の情報をアプリケーション112に送る。アプリケーション112は、関連する第2の情報を用いて、図4Hに示す主要ビューページ410を変更する。
ブロック295において、ユーザ140は次のユーザ入力498(図4H参照)を選択する。
次にブロック296において、アプリケーション112はチケット選択ページ492B(図4I参照)を表示する。チケット選択ページ492Bは主要ビューページ410の一部に表示してもよい。チケット選択ページ492Bはチケット選択ページ492Aと実質的に同一であるが、チケット選択ページ492Bではタイマ493は省略されている。こうして、チケット選択ページ492Bには、ユーザ入力494(たとえば、第1、第2、及び第3のユーザ入力494A~494C)及びユーザ入力496(図4Bにおいて標示された「チェックアウトに進む」)が含まれている。ユーザ140がチケット選択ページ492Bで特定したチケットの購入を望むときに、ユーザ140はユーザ入力496を選択してもよい。
ブロック297において、ユーザ140は、ユーザ入力494を用いてユーザ140が購入を望む各チケット種類の枚数を指定し、ユーザ入力496を選択する。
ブロック298(図2D参照)において、アプリケーション112は、ブロック260及び296(図2D及び2G参照)においてアプリケーション112に以前に与えた情報(たとえば、劇場主、映画、日付、及び開始時刻)に加えて、ブロック297(図2G参照)においてユーザ140が入力した選択(たとえば、チケット種類及び枚数)を受け取り、ユーザ140によってこの情報を確認する。たとえば、アプリケーション112はこれらの選択の表示を表示し、ユーザ140にそれらの確認を要求してもよい。ブロック298(図2G参照)において、アプリケーション112はまた、これらの選択をAPI122(図1、2B、2E、及び7A~7C参照)に送信する。アプリケーション112はまた、映画、日付、及び/または劇場主の識別をAPI122に送信してもよい。
ブロック280(図2E参照)において、API122は選択を受け取って、選択に基づいてチケット注文を行う。API122はまた、劇場主のPOSシステム(たとえば、図1に例示したPOSシステム162A)と通信して、空席状況を確認する。
そして、アプリケーション112はブロック298(図2G参照)の後にブロック282(図2F参照)に進み、ユーザ140はブロック297(図2G参照)の後にブロック286(図2F参照)に進む。
予約済み座席配置シナリオの場合、座席マッププレビュー460は、アプリケーション112(図1、2A、2C、2D、2F、及び2G参照)及び/またはチケット処理アプリケーション128(図1参照)が生成した座席マップを表示する。図4Bに戻って、映画、日付、劇場場所、及び開始時刻が、ユーザ140(図1、2A、2C、2D、2F、2G、及び3A~3C参照)によって、またはアプリケーション112(図1、2A、2C、2D、2F、及び2G参照)によって自動的に選択された後に、座席マッププレビュー460が(たとえば、主要ビューページ410の下部に)表示される。座席マッププレビュー460を左右にスワイプして、映画及び劇場場所の選択した組み合わせに対する異なる開始時刻に対して生成された座席マップをプレビューすることができる。たとえば、右にスワイプしたら、座席マッププレビュー460が次の開始時刻に対する座席マップを表示してもよく、左にスワイプしたら、座席マッププレビュー460が以前の開始時刻に対する座席マップを表示してもよい。ユーザ140が座席選択ユーザ入力480または座席マッププレビュー460をタップして、フルスクリーン座席マップ(たとえば、図4Fに例示した座席選択ページ482上に表示される視覚表現484)を見て、その座席マップから座席を選択することができる。このようにして、ユーザ140は特定の座席を確保してもよい。
図7A~7Cはシステム100(図1参照)が行う方法700のフロー図である。方法700は座席マップ情報の事前ロードまたは予めフェッチを実施する。チケット処理アプリケーション128は、特定の劇場場所において上映されている特定の映画に対する複数の開始時刻724(図7B参照)に対する座席マップ情報を予めフェッチして、予めフェッチした座席マップ情報をアプリケーション112に送信する。こうして、ユーザ140が特定の開始時刻に対する座席マップを見ることへの関心を示す前に、アプリケーション112は予めフェッチした座席マップ情報を有する。言い換えれば、ユーザ140がチケットの購入または確保を望むときに、アプリケーション112はすでに、座席マッププレビュー460及び/またはスクリーン座席マップ(たとえば、図4Fに例示した座席選択ページ482上に表示される視覚表現484)を生成するのに必要な情報を有している。
図7Aに、クライアントコンピューティング装置701及び702をそれぞれ操作するユーザ「ユーザ1」及び「ユーザ2」を例示する。クライアントコンピューティング装置701及び702はそれぞれ、クライアントコンピューティング装置110(図1、3A~4I、及び8参照)と同様であり、アプリケーション112を実施する。第1のブロック720の前に、ユーザ「ユーザ1」及び「ユーザ2」はそれぞれ、特定の劇場場所で上映されている特定の映画を選択している(たとえば、図4A~4E、4H、8、及び11に例示した主要ビューページ410を用いて)。第1のブロック720において、チケット処理アプリケーション128(図1参照)及び/またはAPI122は、ユーザ「ユーザ1」及び「ユーザ2」及び/またはクライアントコンピューティング装置701及び702を、チケット処理アプリケーション128(図1参照)及び/またはAPI122が操作する公開サービスにサブスクライブする。説明を簡単にするために、クライアントコンピューティング装置701及び702は公開サービスにサブスクライブされているとして説明する。特定の劇場場所で上映されている特定の映画に対して座席が空きでなくなるたびに、公開サービスはユーザ「ユーザ1」及び「ユーザ2」に、クライアントコンピューティング装置701及び702を介して通知する。言い換えれば、公開サービスは、複数の開始時刻724(図7B参照)に対してアプリケーション112が記憶した予めフェッチ済み座席マップ情報を更新する。
ユーザ「ユーザ1」が、アプリケーション112を用いて特定の映画及び特定の劇場場所の組み合わせを選択した後で、アプリケーション112は、複数の開始時刻724に対する座席マッププレビュー460及び/またはスクリーン座席マップ(たとえば、図4Fに例示した座席選択ページ482上に表示される視覚表現484)を生成するのに必要な座席マップ情報を予めフェッチする。アプリケーション112は、チケット処理アプリケーション128(図1参照)及び/またはAPI122から座席マップ情報を予めフェッチする。
予めフェッチした座席マップ情報には、近々の時間枠(たとえば、6時間)に対する空席状況が含まれる。近々の時間枠は、ユーザ140が検索している所望の日付が現在の日付であるときの第1の継続時間を有していてもよい。近々の時間枠は、所望の日付が将来であるときの第1の継続時間よりもより長い第2の継続時間(たとえば、全日)を有していてもよい。アプリケーション112はまた、以下の劇場場所の1つ以上において選択した映画に対する座席マップ情報(たとえば、空き状況)を予めフェッチしてもよい。
1. ユーザ140がごく最近に(たとえば、過去6ヶ月以内に)購入した非選択の劇場場所(この非選択の劇場場所が、現時点で選択している劇場と同じエリア内(たとえば、半径5マイル以内)にあるならば)、
2. お気に入りの劇場場所(もし分かっているなら)(お気に入りの劇場場所が選択した劇場と同じエリア内にあるならば)、
3. 選択した劇場と同じエリア内にある最も人気のある劇場場所(選択した劇場を除く)。
2. お気に入りの劇場場所(もし分かっているなら)(お気に入りの劇場場所が選択した劇場と同じエリア内にあるならば)、
3. 選択した劇場と同じエリア内にある最も人気のある劇場場所(選択した劇場を除く)。
図7Bを参照すると、ブロック722において、チケット処理アプリケーション128(図1参照)及び/またはAPI122は、開始時刻724に対する予めフェッチした座席マップ情報をキャッシュ740から取得して、予めフェッチした座席マップ情報をアプリケーション112に送信する。ユーザ「ユーザ1」が開始時刻724のうちの1つを選択した後で、フルスクリーン座席マップ(たとえば、図4Fに例示した座席選択ページ482上に表示される視覚表現484)を選択済み開始時刻に対して生成して、座席を選択するために用いてもよい。ユーザ「ユーザ1」及び「ユーザ2」のいずれかがフルスクリーン座席マップ(たとえば、図4Fに例示した座席選択ページ482上に表示される視覚表現484)を用いて座席を選択した後で、その選択をアプリケーション112によってAPI122に伝達する。API122は選択をチケット処理アプリケーション128に伝達する。チケット処理アプリケーション128は、このセクション(または座席マップ空き状況)をキャッシュ740に、所定の時間だけ記憶する。
そして、図7Cを参照すると、判定ブロック742において、チケット処理アプリケーション128(図1参照)及び/またはAPI122は、非空席に対するリクエストが、選択した劇場場所(たとえば、図1に例示した劇場場所160A)に対応付けられる関連するPOSシステム(たとえば、図1に例示したPOSシステム162A)とともにすでに進行中であるか否かを判定する。このリクエストは、ユーザ「ユーザ1」が選択した座席の購入または確保を試みてもよい。リクエストがすでに進行中である場合には、ブロック744において、チケット処理アプリケーション128及び/またはAPI122は、キャッシュ740から座席マップ情報を読み出して、座席マップ情報をアプリケーション112に送る。他方で、リクエストが進行中でない場合には、ブロック750において、チケット処理アプリケーション128及び/またはAPI122は、非空席に対する新しいリクエストを行う。ブロック752において、チケット処理アプリケーション128及び/またはAPI122はリクエストを関連するPOSシステムに送る。
ブロック748において、チケット処理アプリケーション128及び/またはAPI122はまた、選択した開始時刻に対して1つ以上の座席をユーザ「ユーザ1」が選択したことを公開サービスに通知する。ブロック746において、公開サービスは、座席マップ空き状況(座席マップ情報または別個のメッセージにおける)を、特定の劇場場所で上映されている特定の映画に対する座席を探している任意の他のユーザ(たとえば、ユーザ2)と、所定の時間だけ共有する。所定の時間は映画の人気に基づいて可変であり得る。
ブロック754において、関連するPOSシステムは、チケット処理アプリケーション128のキャッシュ740に所定の時間(またはリクエストが満了する前の期間)だけ記憶される非空席状況情報を用いてリクエストに応答する。所定の時間はチケット処理アプリケーション128の管理者によって設定可能であり、及び/またはチケット処理アプリケーション128が所定の時間をボリュームに基づいて自動的に変更してもよい。たとえば、ボリュームが大きいときは、満了する前の期間は、ボリュームが通常または小さいときよりも短い。方法700によって、システム100(図1参照)は、各ユーザリクエストに対して関連するPOSシステムにネットワーク呼び出しを行う必要なく、ほとんどのユーザに対して座席マッププレビューをほとんど瞬時に示すことができる。ユーザが実際に座席を選択することに進んだ場合、ブロック752において、関連するPOSシステムに対してリアルタイムネットワーク呼び出しを行って現在の空き状況を確認する。ブロック754において、関連するPOSシステムは、更新された座席マップ空き状況(現時点でキャッシュ740にある空き状況に取って代わり、以後のユーザプレビューに対して利用できる)を用いて応答する。
図1を参照すると、ユーザ140が座席マッププレビューを閲覧しているときに、システム100は、時間枠(たとえば、6時間)を超えた当日に対する任意の残りの開始時刻に対する座席マップ空き状況、ユーザが現時点で探索している同じ時刻(たとえば、夜または深夜)に対する次の日に対する開始時刻などを予めフェッチし続けてもよい。
映画を保存していないリピートユーザの場合、ユーザ140がアプリケーション112を開始するかまたはアプリケーション112と同じ機能が得られるように構成されたウェブサイトを訪れたときに、システム100は、トップ3映画のうちユーザが以前にチケットを購入したことがない数(たとえば、3つ)に対する座席配置空き状況を、現在時刻から所定の時間(たとえば、+2~24時間)内にある以前に選択した劇場場所(ユーザがチケットを購入した場所)における近々の開始時刻に対して予めフェッチしてもよい。トップ映画は、人気アルゴリズムによって内部的に規定される。ユーザ140が最近、購入していない場合、開始時刻に対する座席配置を、ユーザのエリアにおいて最も人気が高い劇場場所のうちある数(たとえば、2つ)に対して、現在時刻から所定の時間だけ(たとえば、+2~24時間)予めフェッチしてもよい。
ユーザ140が映画を保存して、アプリケーション112を開始するかまたはウェブサイトを訪れたときに、システム100は、ユーザのトップ映画のうちユーザが以前にチケットを購入したことがない数(たとえば、3つ)に対する座席配置空き状況を、ユーザの好ましい劇場場所(複数可)においてそれらの好ましい時刻(もし分かっているなら)内にある開始時刻または現在時刻から所定の時間(たとえば、+2~24時間)内にある開始時刻に対して予めフェッチする。
ユーザ140に好ましい劇場場所(複数可)がないかまたは好ましい劇場場所(複数可)がユーザの現在場所にない場合、システム100は、ユーザのエリア内の最も人気が高い劇場場所のうちある数(たとえば、2つ)に対して座席配置空き状況を予めフェッチする。
匿名ユーザがアプリケーション112を開始するかまたはウェブサイトを訪れたとき、システム100は、トップ映画のうちある数(たとえば、3つ)に対する座席配置空き状況を、ユーザの現在場所において最も人気が高い劇場場所(複数可)のうちある数(たとえば、2つ)に対して現在時刻から所定の時間(たとえば、+2~24時間)に対して予めフェッチする。
図1を参照すると、チケット処理アプリケーション128は、仮想のコンシェルジェサービス124を含んでいてもよいし、またはこれにアクセスできてもよい。仮想のコンシェルジェサービス124は、複数のユーザによって規定された複数のユーザプロファイル172を(たとえば、データストア170に)記憶する。例示した例では、仮想のコンシェルジェサービス124は、ユーザプロファイル172A及び172B(両方ともユーザ140に対応付けられている)を記憶している。仮想のコンシェルジェサービス124は、1つ以上の映画(ユーザ140によってタグ付けされ、ユーザ140によってユーザプロファイル172A及び172Bの一方に対応付けられている)の識別を記憶してもよい。
また仮想のコンシェルジェサービス124は、ユーザ好み(または劇場場所、日付、開始時刻、座席、チケット種類、チケット枚数、ご愛顧情報、ならびに映画の好みたとえば評価及びジャンルに関する選択)を保存し、これらの好みを用いてユーザプロファイルのうちの1つ(たとえば、ユーザプロファイル172A)を構築する。ユーザ140が映画を選択すると、仮想のコンシェルジェサービス124は、選択した映画に対する開始時刻情報をユーザプロファイルと付き合わせて、ユーザの好みを満たす開始時刻に目印を付ける。これによって、ユーザ140は、チケット注文を(たとえば、購入ボタン行動喚起を用いて)迅速に完了することができる。説明を簡単にするために、ユーザ140はユーザプロファイル172Aのみに対応付けられているとして説明する。しかし、ユーザ140は任意の数のユーザプロファイルに対応付けてもよい。
API122がアプリケーション112に、座席マッププレビュー460(たとえば、図4A~4E、4H、8、及び11に例示した主要ビューページ410上に)またはフルスクリーン座席マップ(たとえば、図4Fに例示した座席選択ページ482上に表示される視覚表現484)を表示するように命令を出す前に、API122は、特定の劇場場所(たとえば、劇場場所160A及び160Bの一方)で上映されている映画414(図4A及び11参照)の1つ以上に対する空席状況データ(たとえば、1つ以上の座席マップ)を、ユーザ140についてチケット処理アプリケーション128が知っていることに基づいて、利用できるならばキャッシュ740(図7B参照)から、または特定の劇場場所に対応付けられるPOSシステム(たとえば、POSシステム162A及び162Bの一方)から、自動的及びインテリジェントに予めフェッチしてもよい。1つ以上の映画は、ユーザ140に対応付けられるユーザプロファイル172Aにおいてタグ付けされた任意の映画であってもよい。特定の劇場場所を、ユーザプロファイル172Aに記憶されたユーザ好み(複数可)に基づいて決定してもよい。代替的に、特定の劇場場所は、ユーザ140がチケットを購入した最後の劇場場所であってもよい。API122は、予めフェッチした空席状況データをアプリケーション112に送る。アプリケーション112は、予めフェッチした空席状況データを用いて、座席マッププレビュー460内にまたはフルスクリーン座席マップ(たとえば、図4Fに例示した座席選択ページ482上に表示される視覚表現484)上に、1つ以上の座席マップを生成及び表示してもよい。代替的に、座席マップをチケット処理アプリケーション128によって生成し、アプリケーション112に送信して、座席マッププレビュー460内にまたはフルスクリーン座席マップ(たとえば、図4Fに例示した座席選択ページ482上に表示される視覚表現484)上に表示してもよい。
同様に、API122は、映画414(図4A及び11参照)のうちの1つ以上に対する開始時刻情報を、特定の劇場場所(たとえば、劇場場所160A及び160Bの一方)に対して、POSシステム(たとえば、POSシステム162A及び162Bの一方)から自動的に予めフェッチしてもよい。1つ以上の映画は最も人気のある映画(複数可)であってもよく、特定の劇場場所は、ユーザプロファイル172Aに記憶されたユーザ好み(複数可)に基づいて決定してもよい。代替的に、特定の劇場場所は、ユーザ140がチケットを購入した最後の劇場場所であってもよい。チケット処理アプリケーション128は、予めフェッチした開始時刻情報を用いて、ユーザプロファイル172Aに記憶されたユーザ好み(複数可)のうちの1つ以上を満たす1つ以上の開始時刻を特定し、特定した1つ以上の開始時刻に対して主要ビューページ410(図4A~4E、4H、8、及び11参照)上に視覚インジケータ490(図4A参照)を表示するようにアプリケーション112に命令を出す。アプリケーション112は、この命令に応じて視覚インジケータ490を表示する。アプリケーション112及び/またはチケット処理アプリケーション128は、予めフェッチした開始時刻情報を用いて座席マップを生成してもよい。アプリケーション112は、座席マップを用いて座席マッププレビュー460を表示し、ユーザ140が開始時刻を左右にスワイプすると座席マッププレビュー460がほぼ瞬時にロードされる。こうして、異なる座席マップがアプリケーション112によって表示されるたびに、API122は、選択した劇場場所のPOSシステム(たとえば、POSシステム162A及び162Bの一方)から新しい座席マップをリクエストしない。またアプリケーション112は、フルスクリーン座席マップ(たとえば、図4Fに例示した座席選択ページ482上に表示される視覚表現484)上に座席マップを表示してもよい。
任意的に、図4Bを参照すると、主要ビューページ410を、ユーザ140に対応付けられるユーザプロファイル172A及び172Bのうち現在の1つを示すように構成してもよい。主要ビューページ410によって、ユーザ140は現在のユーザプロファイルを変更できてもよく、これが行われたときには、現在のユーザプロファイルに記憶されたユーザ好み(複数可)に一致する開始時刻を、一致しているとラベル付けし、及び/または目立つように(たとえば、最初に)表示する。任意的に、座席マッププレビュー460を、空いている座席が現在のユーザプロファイルに記憶されたユーザ好み(複数可)に一致するか否かを示すようにラベル付けしてもよい。
任意的に、ユーザ140がシステム100にログインして、ユーザプロファイル172A及び172Bの一方を選択したときに、選択したユーザプロファイルに記憶されたユーザ好み(複数可)に一致する開始時刻を、一致していると標示し、及び/または目立つように(たとえば、最初に)表示する。任意的に、座席マッププレビュー460を、空いている座席が、選択したユーザプロファイルに記憶されたユーザ好み(複数可)に一致するか否かを示すように標示してもよい。
前述したように、API122を、映画414(図4A及び11参照)のうちの1つ以上に対する開始時刻情報を、ユーザプロファイル172Aに記憶されたユーザ好み(複数可)に基づいて、POSシステム(たとえば、POSシステム162A及び162Bの一方)から自動的に予めフェッチするように構成してもよい。さらに、API122を、ユーザプロファイル172Aに記憶されたユーザ好み(複数可)に部分的に一致する開始時刻情報を自動的に予めフェッチするように構成してもよい。たとえば、アプリケーション112を、一致及び部分一致をカードとして表示し、1つのカードが部分一致(たとえば、正しい映画、座席、及び時刻であるが、お気に入りの劇場場所ではない劇場場所)を表すように構成してもよい。
別の非限定的な例として、図11を参照すると、アプリケーション112を、映画のリストを(たとえば、主要ビューページ410上に表示される横スクローリング映画リスト420内に)表示し、またリスト内の各映画の隣に交通信号機型視覚インジケータを表示するように構成してもよい。たとえば、アプリケーション112は、アプリケーション112が表示する各劇場場所、映画、日付、及び開始時刻組み合わせに対して赤色、黄色、または緑色インジケータを表示することができる。ユーザプロファイル172Aに記憶されたユーザ好み(複数可)を満たすかまたはこれに一致する組み合わせに対して、アプリケーション112は第1の視覚インジケータ1110(たとえば、緑色)を表示してもよい。たとえば、ユーザ好み(複数可)によって映画及びお気に入りの劇場場所が指定され、その映画がお気に入りの劇場場所で観ることができる場合、その映画をリスト内の第1の視覚インジケータ1110(たとえば、緑色)に対応付けてもよい(たとえば、一緒に表示してもよい)。他方で、ユーザ好み(複数可)のいくつかを必要であると特定してもよく、必要なユーザ好み(複数可)を満たすかまたはこれに一致するが、他のユーザ好み(複数可)のうちの少なくとも1つに対してはそうではない組み合わせに対しては、アプリケーション112は第2の視覚インジケータ1112(たとえば、黄色)を表示してもよい。たとえば、ユーザ好み(複数可)は、映画及びお気に入りの劇場場所は必要であると指定し、好ましい時刻は必要ではないと指定してもよい。この例では、お気に入りの劇場場所において指定した映画に対して利用できる開始時刻が好ましい時刻の時間内である場合、その映画をリスト内の第2の視覚インジケータ1112(たとえば、黄色)に対応付けてもよい(たとえば、一緒に表示してもよい)。最後に、アプリケーション112は、ユーザ好み(複数可)のいずれに対しても満たしも一致もしないかまたは必要なユーザ好み(複数可)のうちの少なくとも1つを満たさない組み合わせに対して、第3の視覚インジケータ1114(たとえば、赤色)を任意的に表示してもよい。たとえば、ユーザ好み(複数可)によって所望のフォーマット(たとえば、IMAX)が指定され、その所望のフォーマット(たとえば、IMAX)が利用できない場合、映画をリスト内の第3の視覚インジケータ1114(たとえば、赤色)に対応付けてもよい(たとえば、一緒に表示してもよい)。
さらに別の非限定的な例として、図10Aを参照すると、アプリケーション112を、映画のリスト1010とユーザ好みのリスト1012とを含むページ1000を表示するように構成してもよい。図10Aに例示するように、ページ1000上でリスト1010及び1012をマトリックスで示してもよい。図10Aでは、リスト1010内の映画はマトリックス1014の行を規定し、リスト1012内のユーザ好みはマトリックス1014の列を規定する。マトリックス1014内の要素は視覚インジケータ1020の組である。視覚インジケータ1020のうちの異なる1つをマトリックス1014内の各セルに表示している。ページ1000には、リスト1010内の映画のそれぞれに対して選択可能なユーザ入力1030が含まれている。図10Aでは、リスト1010内の映画のそれぞれに対して、選択可能なユーザ入力1030が、マトリックス1014の映画と同じ行内に表示されている。
視覚インジケータ1020は、各ユーザ好みが完全に満たされているか、部分的に満たされているか、または満たされていないかを示してもよい。たとえば、視覚インジケータ1020はそれぞれ着色されていてもよい(たとえば、赤色、黄色、または緑色)。図10Aに例示した例では、「映画A」と同じ行にある視覚インジケータ1020はすべて、黒ベタに着色されている。黒ベタは、この例では、リスト1012内のユーザ好みがすべて満たされていることを示している。「映画B」と同じ行にある最初の2つの視覚インジケータ1020は黒ベタに着色されており、リスト1012内のユーザ好み「好み1」及び「好み2」が満たされていることを意味している。「映画B」と同じ行にある最後の視覚インジケータはグレーに着色されており、リスト1012内のユーザ好み「好み3」が部分的にのみ満たされていることを意味している。「映画C」と同じ行にある最初の2つの視覚インジケータ1020はグレーに着色されており、リスト1012内のユーザ好み「好み1」及び「好み2」が部分的にのみ満たされていることを意味している。「映画C」と同じ行にある最後の視覚インジケータは白色に着色されており、リスト1012内のユーザ好み「好み3」は満たされていないことを意味している。
ユーザ140は、映画に対して選択可能なユーザ入力1030を選択すること(たとえば、タップする、クリックする等)によってリスト1010内の映画のうちの1つを選択してもよい。図10Bに、ユーザ140が映画「映画C」に対して選択可能なユーザ入力1030を選択した後のページ1000を例示する。ユーザ140がリスト1010内の映画のうちの1つを選択した後で、アプリケーション112は、リスト1012内のユーザ好みに少なくとも部分的に基づいて生成された注文概要1040を表示する。また注文概要1040を、少なくとも部分的に、ユーザプロファイル172Aに記憶された他のユーザ好み(複数可)に基づいて生成してもよい。たとえば、図10Bでは、ユーザ好み(複数可)には、リスト1012内のユーザ好みと、任意的に、ユーザプロファイル172Aに記憶された他のものとが含まれ、ユーザ好み(複数可)は、劇場主(たとえば、リーガルボカ)、開始時刻(たとえば、7:45PM)、日付(たとえば、金曜日8/5)、ユーザ140が購入に関心があるチケット種類(たとえば、大人)及び各チケット種類の枚数を指定している。予約済み座席配置シナリオでは、ユーザプロファイル172Aに記憶されたユーザ好み(複数可)はまた、ユーザ140がチケットの購入を希望する観客席内の領域を指定してもよい。ユーザ140は、注文概要1040で指定されたチケットを、選択可能なユーザ入力1050(たとえば、図10Bで「購入する」と標示された)を選択することによって選択してもよい。そして、アプリケーション112は購入を完了してもよい。
ユーザ140が匿名ユーザである場合、API122は、映画414(図4A及び11参照)のうちの1つ以上に対する開始時刻情報を、利用できるならばキャッシュ740(図7B参照)から、または1つ以上の劇場場所(たとえば、劇場場所160A及び160Bの一方)に対するPOSシステム(たとえば、POSシステム162A及び162Bの一方)から、自動的に予めフェッチしてもよい。この情報を記憶し、これを用いて、視覚インジケータ490(図4A参照)、及び/または座席マップを、座席マッププレビュー460(図4A、4B、及び4D参照)内に及び/またはフルスクリーン座席マップ(たとえば、図4Fに例示した座席選択ページ482上に表示される視覚表現484)上に表示してもよい。
予めフェッチした空席状況データ及び/または予めフェッチした開始時刻情報を、前述した関連する第1の情報及び/または関連する第2の情報に含めてもよい。
任意的に、図4Bを参照すると、座席マッププレビュー460の代わりにまたはこれに代えて、主要ビューページ410には、劇場場所の内部の観客席の標準化された表現を表示する座席マッププレビュー800(図8参照)が含まれていてもよい。図8を参照すると、標準化された表現を用いて、特定の観客席の実際の形状及びサイズとは無関係に、観客席内のエリアまたは領域810(たとえば、左前方、真ん中前方、右前方、左中央、真ん中中央、右中央、左後方、真ん中後方、右後方など)を表す。たとえば、図8は9つの領域810を例示している。領域810はそれぞれ、購入することができるその領域内での空席の数820を表示していてもよい。座席マッププレビュー800によって、ユーザ140(図1、2A、2C、2D、2F、2G、及び3A~3C参照)は、特定の劇場場所で特定の開始時刻に上映されている特定の映画に対してユーザ140の好ましい座席(複数可)が空席であるか否かを迅速に判定することができる。
図8に示すように、主要ビューページ410にはセクション469が含まれている。セクション469は、選択した映画(たとえば、「小さな婦人」)を特定する表示470(たとえば、映画ポスター)を表示している。主要ビューページ410にはまた、日付リスト430、横スクローリング日付リスト430、劇場場所ユーザ入力440、及び開始時刻ユーザ入力450が含まれている。
主要ビューページ410にはまた、予約済み座席配置シナリオに対して前述のように機能する座席選択ユーザ入力480が含まれている。言い換えれば、ユーザ140が座席選択ユーザ入力480を選択する(たとえば、タップする)かまたは座席マッププレビュー800を選択する(タップする)と、アプリケーション112はフルスクリーン座席マップ(たとえば、図4Fに例示した座席選択ページ482上に表示される視覚表現484)を表示する。ユーザ140は、フルスクリーン座席マップ(たとえば、図4Fに例示した座席選択ページ)を用いて座席を選択し、チケット選択ページ492A(図4G参照)を用いてチケット種類及び枚数を選択する。ユーザ140が座席、チケット種類、及び枚数を選択した後、ユーザ140は座席選択ユーザ入力480を選択する。これによって、アプリケーション112は、注文情報(たとえば、選択した映画、選択した日付、選択した開始時刻、選択した劇場場所、選択した座席、選択したチケット種類、及び選択した枚数)をAPI122に送信する。API122は次に、アプリケーション112に、前述した購入処理ページ360(図3D参照)を表示するように命令を出す。購入処理ページ360には、映画注文概要362(図3D参照)及び支払いオプション(複数可)364が含まれている。ユーザ140は購入処理ページ360を用いて購入を完了する。
図8を参照すると、座席マッププレビュー800を、サーバコンピューティング装置120(図1参照)が行う方法900(図9参照)を用いて生成してもよい。サーバコンピューティング装置120は、方法900(図9参照)を用いて、観客席内の座席を、特定の観客席の実際の形状及びサイズとは無関係に、領域810(たとえば、左前方、真ん中前方、右前方、左中央、真ん中中央、右中央、左後方、真ん中後方、右後方など)に割り当てる。方法900(図9参照)を行う前に、観客席を選択する。こうして、図9を参照すると、複数の観客席に対して方法900を行ってもよい。
第1のブロック905において、サーバコンピューティング装置120は、最大数の総座席(「第1の座席カウント」と言う)を有する座席の行(x軸または横軸)を特定する。そして、ブロック910において、サーバコンピューティング装置120は第1の座席カウントを第1のスカラ値(たとえば、3)で割って、第1の計算値を得る。次にブロック915において、サーバコンピューティング装置120は、第1の計算値の整数部分を、左セクションにおける座席数及び右セクションにおける座席数として用いる。たとえば、観客席において最も広い行に55座席がある場合、ブロック905において、サーバコンピューティング装置120は、55座席を伴う行を特定し、ブロック910において、第1の座席カウント(55)を第1のスカラ(たとえば、3)で割って第1の計算値(たとえば、18.3333)を得る。この例を続けて、ブロック915において、サーバコンピューティング装置120は、第1の計算値(たとえば、18.3333)の整数部分(18)を、左セクションにおける座席数及び右セクションにおける座席数として特定する。したがって、最初の座席(数1によって特定される)から始めて順方向にカウントして、左セクションには座席1~座席18が含まれる。同様に、最後の座席(数55によって特定される)から始めて逆方向にカウントして、右セクションには座席55~座席38が含まれる。
ブロック920において、サーバコンピューティング装置120は、左及び右セクションにおける座席数を第1の座席カウントから差し引くことによって、真ん中のセクションにおける座席数を特定する。したがって、上述した例を続けて、真ん中のセクションは、左及び右セクションにおける座席数(各18)を第1の座席カウント(55)から差し引くこと(または55-18-18=19)によって特定される。こうして、左セクションの後の最初の座席(数19によって特定される)から始めて順方向にカウントして、真ん中のセクションには座席19~37が含まれる。
ブロック925において、サーバコンピューティング装置120は、観客席を、第1のスカラ(たとえば、3)によって決定される列数に分割する。説明を簡単にするために、第1のスカラは3であるとして説明する。したがって、方法900は観客席を3つの列に分割するとして説明する。観客席には左の境界線または周囲線及び右の周囲線がある。座席は左及び右の周囲線の間に配置されている。左の列は左の周囲線と第1の内部列線との間に位置し、真ん中の列は第1の内部列線と第2の内部列線との間に位置し、右の列は第2の内部列線及び右の周囲線との間に位置する。上述した例を続けて、左の列(たとえば、列1)は、最も広い行において左の周囲線から座席18まで延びている。したがって、第1の内部列線は座席18と座席19との間に位置する。真ん中の列(たとえば、列2)は、第1の内部列線から19座席だけ延び、第2の内部列線(座席37を含む)で終わっている。したがって、第2の内部列線は座席37と座席38との間に位置する。右の列(たとえば、列3)は、第2の内部列線(座席37と座席38との間)から延びて右の周囲線(座席55の外側)まで延びている。
ブロック930において、サーバコンピューティング装置120は、最大数の総座席(「第2の座席カウント」と言う)を有する座席の列(y軸または垂直軸)を特定する。そして、ブロック935において、サーバコンピューティング装置120は第2の座席カウントを第2のスカラ値(たとえば、3)で割って、第2の計算値を得る。次にブロック940において、サーバコンピューティング装置120は第2の計算値を丸めて、次に近い整数にし、この次に近い整数を前方セクションにおける座席数及び後方セクションにおける座席数として用いる。たとえば、観客席において最も長い列に31座席がある場合、ブロック930において、サーバコンピューティング装置120は、31座席を伴う列を特定し、ブロック935において、第2の座席カウント(31)を第2のスカラ(たとえば、3)で割って第2の計算値(たとえば、10.3333)を得る。この例を続けて、ブロック940において、サーバコンピューティング装置120は、次に近い整数(たとえば、11)を前方セクションにおける座席数及び後方セクションにおける座席数として特定する。こうして、最初の座席(数1によって特定される)から始めて順方向にカウントして、前方セクションには最も長い列において座席1~座席11が含まれる。同様に、最後の座席(数31によって特定される)から始めて逆方向にカウントして、後方セクションには座席31~座席21が含まれる。
ブロック945において、サーバコンピューティング装置120は、前方及び後方セクションにおける座席数を第2の座席カウントから差し引くことによって、中央セクションにおける座席数を特定する。したがって、上述した例を続けて、中央セクションは、前方及び後方セクションにおける座席数(各11)を第2の座席カウント(31)から差し引くこと(または31-11-11=9)によって特定される。こうして、前方セクションの後の最初の座席(数12によって特定される)から始めて順方向にカウントして、中央セクションには座席12~20が含まれる。
ブロック950において、サーバコンピューティング装置120は、観客席を、第2のスカラ(たとえば、3)によって決定される行数に分割する。説明を簡単にするために、第2のスカラは3であるとして説明する。したがって、方法900は観客席を3つの行に分割するとして説明する。観客席には、映画スクリーンに最も近い前方の境界線または周囲線及び映画スクリーンから最も遠い後方の周囲線がある。座席は前方及び後方の周囲線の間に配置されている。前方の行セクションは前方周囲線と第1の内部行線との間に位置し、中央の行セクションは第1の内部行線と第2の内部行線との間に位置し、後方の行セクションは第2の内部行線と後方の周囲線との間に位置する。上述した例を続けて、前方の行セクションは、最も長い列において前方周囲線から座席11まで延びている。したがって、第1の内部行線は座席11と座席12との間に位置する。中央の行セクションは、第1の内部行線から9座席だけ延び、第2の内部行線(座席20を含む)で終わっている。したがって、第2の内部行線は座席20と座席21の間に位置する。後方の行セクションは、第2の内部行線(座席20と座席21との間)から延びて後方の周囲線(座席31の外側に位置する)まで延びている。
ブロック955において、サーバコンピューティング装置120は、ブロック925及び950で描いた線を用いて、観客席における各座席を領域810(図8参照)のうちの1つに割り当てる。たとえば、サーバコンピューティング装置120は、以下に説明するように座席を割り当ててもよい。
・前方周囲線、第1の内部行線、左の周囲線、及び第1の内部列線に接する座席を、左前方領域に割り当ててもよい。
・第1の内部行線、第2の内部行線、左の周囲線、及び第1の内部列線に接する座席を、左中央領域に割り当ててもよい。
・第2の内部行線、後方の周囲線、左の周囲線、及び第1の内部列線に接する座席を、左後方領域に割り当ててもよい。
・前方周囲線、第1の内部行線、第1の内部列線、及び第2の内部列線に接する座席を、真ん中前方領域に割り当ててもよい。
・第1の内部行線、第2の内部行線、第1の内部列線、及び第2の内部列線に接する座席を、真ん中中央領域に割り当ててもよい。
・第2の内部行線、後方の周囲線、第1の内部列線、及び第2の内部列線に接する座席を、真ん中後方領域に割り当ててもよい。
・前方周囲線、第1の内部行線、第2の内部列線、及び右の周囲線に接する座席を、右前方領域に割り当ててもよい。
・第1の内部行線、第2の内部行線、第2の内部列線、及び右の周囲線に接する座席を、右中央領域に割り当ててもよい。
・第2の内部行線、後方の周囲線、第2の内部列線、及び右の周囲線に接する座席を、右後方領域に割り当ててもよい。
そして、方法900は終了する。
真ん中中央領域は、その高さよりも幅の方が広い「スイートスポット」として特徴付けてもよい。データが示唆するところによれば、菱形形状の垂直軸に沿った高さよりも横軸に沿った幅の方が広い菱形形状の座席選択を、ユーザは好む。菱形形状の外側の座席は通常、それほど好ましくはない。
モバイル通信デバイス
図5は、図1のクライアントコンピューティング装置110を実施するために用い得るモバイル通信デバイス500を例示する機能ブロック図である。非限定的な例として、図5を参照すると、モバイル通信デバイス500はセルラー電話、タブレットコンピュータなどとして実施してもよい。モバイル通信デバイス500には、中央演算処理装置(「CPU」)510が含まれている。当業者であれば分かるように、CPU510は、従来のマイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(「ASIC」)、デジタルシグナルプロセッサ(「DSP」)、プログラム可能であるゲートアレイ(「PGA」)などとして実施してもよい。モバイル通信デバイス500は、CPU510の具体的な形式によって限定されない。
図5は、図1のクライアントコンピューティング装置110を実施するために用い得るモバイル通信デバイス500を例示する機能ブロック図である。非限定的な例として、図5を参照すると、モバイル通信デバイス500はセルラー電話、タブレットコンピュータなどとして実施してもよい。モバイル通信デバイス500には、中央演算処理装置(「CPU」)510が含まれている。当業者であれば分かるように、CPU510は、従来のマイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(「ASIC」)、デジタルシグナルプロセッサ(「DSP」)、プログラム可能であるゲートアレイ(「PGA」)などとして実施してもよい。モバイル通信デバイス500は、CPU510の具体的な形式によって限定されない。
モバイル通信デバイス500にはメモリ520も含まれる。メモリ520は、CPU510の動作を制御するための命令及びデータを記憶してもよい。メモリ520には、ランダムアクセスメモリ、読み出し専用メモリ、プログラマブルメモリ、フラッシュメモリなどが含まれていてもよい。モバイル通信デバイス500は、メモリ520を実施するために用いるハードウェアの何らの具体的な形式によって限定されない。またメモリ520を、CPU510と全体的または部分的に一体に形成してもよい。
またモバイル通信デバイス500には、従来のコンポーネント、たとえばディスプレイデバイス530及び1つ以上のユーザ入力装置540(たとえば、ボタン、キーパッド、キーボードなど)も含まれている。これらは、既知の方法で動作する従来のコンポーネントであり、より詳細に説明する必要はない。ディスプレイデバイス530は、ユーザ入力(たとえば、図2A~2Cなどに例示した方法200に対して前述した選択)を受け取るように構成されたタッチディスプレイまたはタッチスクリーンとして実施してもよい。非限定的な例として、ディスプレイデバイス530は、図3A~3Dなどに示したスクリーン及び/またはページ(たとえば、ランディングページ310、劇場及び開始時刻選択ページ330、及び購入処理ページ360)を表示するように動作可能である。
またモバイル通信デバイス500には、ネットワーク(複数可)130(図1参照)との(たとえば、セルラーネットワークの基地局(図示せず)との)通常のネットワーク無線通信用にモバイル通信デバイス500が用い得る等のネットワーク送信機550が含まれる。また図5には、ネットワーク(複数可)130(図1参照)(たとえば、セルラーネットワークの基地局(図示せず))と通信するためにネットワーク送信機550とともに動作するネットワーク受信機560も例示する。典型的な実施形態では、ネットワーク送信機550及びネットワーク受信機560はネットワーク送受信装置570として実施される。ネットワーク送受信装置570はアンテナ580に接続されている。ネットワーク(複数可)130(図1参照)と通信するためのネットワーク送受信装置570及びアンテナ580の動作は、当該技術分野で良く知られており、本明細書においてより詳細に説明する必要はない。
図5に戻って、無線通信装置において見られる他の従来のコンポーネント、たとえばUSBインターフェース、ブルートゥースインターフェース、カメラ/ビデオデバイス、赤外線デバイス、グローバルポジショニングシステム(「GPS」)デバイスなども、モバイル通信デバイス500に含まれ得る。明瞭にするために、これらの従来の要素は図5の機能ブロック図に例示していない。GPSデバイスを用いて、モバイル通信デバイス500の現在の地理的位置(たとえば、緯度及び経度)を決定してもよい。
図5に例示した種々のコンポーネントは、バスシステム590によって互いに結合されている。バスシステム590には、アドレスバス、データバス、電力バス、制御バスなどが含まれていてもよい。便宜上、図5における種々のバスはバスシステム590として例示している。
いくつかの実施形態では、メモリ520にはコンピュータ実行可能命令が記憶されている。コンピュータ実行可能命令は、1つ以上のプロセッサ(たとえば、CPU510)によって実行されると、1つ以上のプロセッサに、アプリケーション112を実施させ、及び/または前述した方法(たとえば、図2A~2Cに例示した方法200、図2D~2Gに例示した方法250、図7A~7Cに例示した方法700、及び図9に例示した方法900)のうちの1つ以上の全部または一部を実行させる。このような命令は、1つ以上の非一時的なコンピュータ可読媒体に記憶してもよい。
メモリ520にはコンピュータ実行可能命令が記憶されている。コンピュータ実行可能命令は、CPU510によって実行されると、CPU510に、ディスプレイデバイス530によって表示される前述したスクリーン及び/またはページ(たとえば、図3A、3B、及び3Dにそれぞれ例示したランディングページ310、劇場及び開始時刻選択ページ330、購入処理ページ360、図4A~4E、4H、8、及び11に例示した主要ビューページ410、図4Fに例示した座席選択ページ482、図4Gに例示したチケット選択ページ492A、図4Iに例示したチケット選択ページ492B、及び図10A及び10Bに例示したページ1000)を生成させる。このような命令は、1つ以上の非一時的なコンピュータ可読媒体に記憶してもよい。ディスプレイデバイス530によって表示される前述したスクリーン及び/またはページ(たとえば、図3A、3B、及び3Dにそれぞれ例示したランディングページ310、劇場及び開始時刻選択ページ330、購入処理ページ360、図4A~4E、4H、8、及び11に例示した主要ビューページ410、図4Fに例示した座席選択ページ482、図4Gに例示したチケット選択ページ492A、図4Iに例示したチケット選択ページ492B、及び図10A及び10Bに例示したページ1000)をそれぞれ、グラフィカルユーザインターフェースとして特徴付けてもよい。
コンピューティング装置
図6は、システム100の1つ以上のコンピューティング装置の実施態様を実施するときに関連させ得るハードウェア及び動作環境の図である。図6の説明は、実施態様を実施し得る好適なコンピュータハードウェア及び好適なコンピューティング環境の簡単な概要を示すことを意図している。必須ではないが、実施態様を、パーソナルコンピュータなどのコンピュータによって実行されるプログラムモジュールなどのコンピュータ実行可能命令の一般的な文脈で説明する。一般的に、プログラムモジュールには、特定のタスクを実行するかまたは特定の抽象データ型を実施するルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造などが含まれる。
図6は、システム100の1つ以上のコンピューティング装置の実施態様を実施するときに関連させ得るハードウェア及び動作環境の図である。図6の説明は、実施態様を実施し得る好適なコンピュータハードウェア及び好適なコンピューティング環境の簡単な概要を示すことを意図している。必須ではないが、実施態様を、パーソナルコンピュータなどのコンピュータによって実行されるプログラムモジュールなどのコンピュータ実行可能命令の一般的な文脈で説明する。一般的に、プログラムモジュールには、特定のタスクを実行するかまたは特定の抽象データ型を実施するルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造などが含まれる。
また、当業者であれば分かるように、他のコンピュータシステム構成(たとえば、ハンドヘルドデバイス、マルチプロセッサシステム、マイクロプロセッサベースまたはプログラマブル民生用エレクトロニクス、ネットワークPC、ミニコンピュータ、メインフレームコンピュータなど)によって実施態様を実施してもよい。また実施態様を分散コンピューティング環境(たとえば、クラウドコンピューティングプラットフォーム)で実施してもよい。分散コンピューティング環境では、通信ネットワークを通してリンクされたリモート処理装置によってタスクが行われる。分散コンピューティング環境では、プログラムモジュールを、ローカル及びリモートメモリ記憶デバイスの両方に配置してもよい。
図6の典型的なハードウェア及び動作環境には、コンピューティング装置12の形態の汎用コンピューティング装置が含まれている。図1のコンピューティング装置(たとえば、クライアントコンピューティング装置110、サーバコンピューティング装置120、及び支払いプロセッササービス150を実施するコンピューティング装置)はそれぞれ、コンピューティング装置12と実質的に同一であってもよい。非限定的な例として、コンピューティング装置12を、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、ウェブ対応テレビジョン、携帯情報端末、ゲームコンソール、スマートフォン、モバイルコンピューティングデバイス、セルラー電話、デスクトップパーソナルコンピュータなどとして実施してもよい。
コンピューティング装置12には、システムメモリ22、処理ユニット21、及びシステムバス23(種々のシステムコンポーネント(たとえば、システムメモリ22)を処理ユニット21に動作可能に結合する)が含まれる。たった1つの処理ユニット21が存在していてもよいし、または複数の処理ユニット21が存在して、コンピューティング装置12のプロセッサは、単一の中央処理ユニット(「CPU」)を含むか、または複数の処理ユニット(一般に並列処理環境と呼ばれる)を含んでもよい。マルチプロセッシングユニットを用いるときには、処理ユニットは異種であってもよい。非限定的な例として、このような異種処理環境には、従来のCPU、従来のグラフィックス処理ユニット(「GPU」)、浮動少数点ユニット(「FPU」)、それらの組み合わせなどが含まれていてもよい。
コンピューティング装置12は、従来のコンピュータ、分散コンピュータ、または任意の他のタイプのコンピュータであってもよい。
システムバス23は、いくつかのタイプのバス構造(たとえば、メモリバスまたはメモリコントローラ、周辺バス、及び種々のバスアーキテクチャのいずれかを用いたローカルバス)のいずれかであってもよい。システムメモリ22は、単純にメモリと言ってもよく、読み出し専用メモリ(ROM)24及びランダムアクセスメモリ(RAM)25が含まれる。コンピューティング装置12内の要素間で(たとえば、始動中に)情報を伝達するのに役立つ基本ルーチンを含む基本入出力システム(BIOS)26が、ROM24に記憶されている。コンピューティング装置12にはさらに、ハードディスク(図示せず)から読み出してこれに書き込むためのハードディスクドライブ27、取り外し可能磁気ディスク29から読み出すかまたはこれに書き込むための磁気ディスクドライブ28、及び取り外し可能光ディスク31(たとえば、CDROM、DVD、または他の光媒体)から読み出すかまたはこれに書き込むための光ディスクドライブ30が含まれる。
ハードディスクドライブ27、磁気ディスクドライブ28、及び光ディスクドライブ30は、システムバス23に、それぞれ、ハードディスクドライブインターフェース32、磁気ディスクドライブインターフェース33、及び光ディスクドライブインターフェース34によって接続されている。ドライブ及びそれらの付随するコンピュータ可読媒体によって、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール、及びコンピューティング装置12用の他のデータの不揮発性記憶装置が得られる。当業者であれば分かるように、コンピュータからアクセス可能なデータを記憶することができる任意のタイプのコンピュータ可読媒体(たとえば、磁気カセット、フラッシュメモリカード、ソリッドステートメモリデバイス(「SSD」)、USBドライブ、デジタルビデオディスク、ベルヌーイカートリッジ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)など)を、典型的な動作環境において用いてもよい。当業者には明らかなように、処理ユニット21からアクセス可能なハードディスクドライブ27及び他の形態のコンピュータ可読媒体(たとえば、取り外し可能磁気ディスク29、取り外し可能光ディスク31、フラッシュメモリカード、SSD、USBドライブなど)を、システムメモリ22のコンポーネントとして考えてもよい。
多くのプログラムモジュールを、ハードディスクドライブ27、磁気ディスク29、光ディスク31、ROM24、またはRAM25に記憶してもよく、オペレーティングシステム35、1つ以上のアプリケーションプログラム36、他のプログラムモジュール37、及びプログラムデータ38が含まれる。ユーザがコマンド及び情報をコンピューティング装置12に、入力装置(たとえば、キーボード40及びポインティング装置42)を通して入力してもよい。他の入力装置(図示せず)として、マイクロフォン、ジョイスティック、ゲームパッド、衛星放送受信アンテナ、スキャナ、タッチ感応デバイス(たとえば、スタイラスまたはタッチパッド)、ビデオカメラ、深度カメラなどを挙げてもよい。これら及び他の入力装置は多くの場合に、システムバス23に結合されたシリアルポートインターフェース46を通して処理ユニット21に接続されているが、他のインターフェース、たとえば、パラレルポート、ゲームポート、ユニバーサルシリアルバス(USB)、または無線インターフェース(たとえば、ブルートゥースインターフェース)によって接続してもよい。ディスプレイデバイス47、たとえばモニタ、タッチディスプレイ、タッチスクリーン、または他のタイプの表示デバイスも、インターフェース(たとえば、ビデオアダブタ48)を介してシステムバス23に接続されている。ディスプレイデバイス47に加えて、コンピュータには典型的に、他の周辺出力装置(図示せず)、たとえば、スピーカ、プリンタ、及び触覚及び/または他のタイプの物理的フィードバックをもたらす触覚デバイス(たとえば、力フィードバックゲームコントローラ)が含まれる。
前述した入力装置は、ユーザ入力及び選択を受け取るように動作可能である。入力及び表示デバイスを合わせて、ユーザインターフェースを与えるものとして説明してもよい。
コンピューティング装置12は、1つ以上のリモートコンピュータ(たとえば、リモートコンピュータ49)に対する論理結合を用いたネットワーク環境で動作してもよい。これらの論理結合は、(ローカルコンピュータとしての)コンピューティング装置12に結合されているかまたはその一部である通信デバイスによって実現される。実施態様は特定のタイプの通信装置に限定されない。リモートコンピュータ49は、別のコンピュータ、サーバ、ルータ、ネットワークPC、クライアント、メモリ記憶デバイス、ピアデバイス、または他の共通のネットワークノードであってもよく、また典型的に、コンピューティング装置12に対して前述した要素の多くまたはすべてが含まれている。リモートコンピュータ49をメモリ記憶デバイス50に接続してもよい。図6に示した論理結合には、ローカルエリアネットワーク(LAN)51及びワイドエリアネットワーク(WAN)52が含まれる。このようなネットワーキング環境は、オフィス、企業規模のコンピュータネットワーク、イントラネット、及びインターネットにおいて一般的である。ネットワーク(複数可)130(図1参照)を、LAN51またはWAN52(たとえば、インターネット)のうちの1つ以上を用いて実施してもよい。
当業者であれば分かるように、LANをWANに、電話網、ケーブルネットワーク、セルラーネットワーク、または電力線を介したキャリア信号を用いたモデムを介して接続してもよい。このようなモデムをコンピューティング装置12に、ネットワークインターフェース(たとえば、シリアルまたは他のタイプのポート)によって接続してもよい。さらに、多くのラップトップコンピュータをネットワークにセルラーデータモデムを介して接続してもよい。
LANネットワーキング環境で用いるとき、コンピューティング装置12をローカルエリアネットワーク51に、ネットワークインターフェースまたはアダプタ53(通信装置の1つのタイプである)を通して接続する。WANネットワーキング環境で用いるとき、コンピューティング装置12には典型的に、モデム54、あるタイプの通信装置、またはワイドエリアネットワーク52(たとえば、インターネット)を介して通信を確立するための任意の他のタイプの通信装置が含まれる。モデム54(内部であってもまたは外部であってもよい)を、システムバス23にシリアルポートインターフェース46を介して接続する。ネットワーク環境では、パーソナルコンピューティングデバイス12に対して示したプログラムモジュール(またはその一部)を、リモートコンピュータ49及び/またはリモートメモリ記憶デバイス50に記憶してもよい。当然のことながら、図示したネットワーク接続は典型的であり、コンピュータ間の通信リンクを確立するための他の手段及び通信装置を用いてもよい。
本明細書では、開示した考え方の高レベルの見方を容易にするために、コンピューティング装置12及び関連するコンポーネントを、特定の例として、また抽象化によって示している。開示した考え方の全体的な性質を維持しながら、実際の技術的デザイン及び実施態様を特定の実施態様に基づいて変更してもよい。
いくつかの実施形態では、システムメモリ22にはコンピュータ実行可能命令が記憶されている。コンピュータ実行可能命令は、1つ以上のプロセッサ(たとえば、処理ユニット21)によって実行されると、1つ以上のプロセッサに、1つ以上のアプリケーション(たとえば、アプリケーション112、API122、チケット処理アプリケーション128、及び図1に例示した仮想のコンシェルジェサービス124)を実施させ、及び/または前述した方法(図2A~2Cに例示した方法200、図2D~2Gに例示した方法250、図7A~7Cに例示した方法700、及び図9に例示した方法900を含む)のうちの1つ以上の全部または一部を実行させる。このような命令は、1つ以上の非一時的なコンピュータ可読媒体に記憶してもよい。
いくつかの実施形態では、システムメモリ22にはコンピュータ実行可能命令が記憶されている。コンピュータ実行可能命令は、1つ以上のプロセッサ(たとえば、処理ユニット21)によって実行されると、1つ以上のプロセッサに、ディスプレイデバイス47によって表示される前述したスクリーン及び/またはページ(たとえば、図3A、3B、及び3Dにそれぞれ例示したランディングページ310、劇場及び開始時刻選択ページ330、購入処理ページ360、図4A~4E、4H、8、及び11に例示した主要ビューページ410、図4Fに例示した座席選択ページ482、図4Gに例示したチケット選択ページ492A、図4Iに例示したチケット選択ページ492B、及び図10A及び10Bに例示したページ1000)を生成する。このような命令は、1つ以上の非一時的なコンピュータ可読媒体に記憶してもよい。ディスプレイデバイス47によって表示される前述したスクリーン及び/またはページ(たとえば、図3A、3B、及び3Dにそれぞれ例示したランディングページ310、劇場及び開始時刻選択ページ330、購入処理ページ360、図4A~4E、4H、8、及び11に例示した主要ビューページ410、図4Fに例示した座席選択ページ482、図4Gに例示したチケット選択ページ492A、図4Iに例示したチケット選択ページ492B、及び図10A及び10Bに例示したページ1000)をそれぞれ、グラフィカルユーザインターフェースとして特徴付けてもよい。
条項本開示の実施形態を以下の条項を考慮して記載することができる。
1. システムであって、クライアントコンピューティング装置と少なくとも1つのサーバコンピューティング装置とを含み、前記クライアントコンピューティング装置はディスプレイデバイスを含み、ユーザによって動作可能なユーザアプリケーションを実施し、前記クライアントコンピューティング装置は、前記ディスプレイデバイスを用いて前記ユーザにグラフィカルユーザインターフェースを表示するように動作可能であり、前記グラフィカルユーザインターフェースには、複数のユーザ入力と購入入力とを含むページが含まれ、前記少なくとも1つのサーバコンピューティング装置は、前記ユーザアプリケーションと通信するように構成されたチケット処理アプリケーションを実施し、前記チケット処理アプリケーションは前記ユーザアプリケーションに個人化情報を与えるように構成され、前記個人化情報は、少なくとも1つの劇場場所、前記少なくとも1つの劇場場所のそれぞれで上映されている映画、日付、ならびに前記映画及び前記日付に対応付けられる開始時刻を特定し、前記ページは、前記少なくとも1つの劇場場所のうちの特定の1つに対して、前記特定の劇場場所で上映されている映画、前記映画のうちの特定の1つが上映されている日付、及び前記日付のうちの特定の1つにおける特定の開始時刻を表示するように構成され、前記複数のユーザ入力は、前記ページを出ることなく、前記特定の劇場場所、前記特定の映画、前記特定の日付、及び前記特定の開始時刻のいずれかを変更する少なくとも1つのユーザ選択を受け取るように構成され、前記少なくとも1つのユーザ選択を受け取ると、前記ページが自動的に更新されて、前記少なくとも1つのユーザ選択が表示され、前記購入入力は、前記特定の日付の前記特定の開始時刻に前記特定の劇場場所で上映される前記特定の映画に対する少なくとも1つのチケットを購入するように、前記ユーザによって選択可能である前記システム。
2. 前記ユーザアプリケーションが前記個人化情報を受け取った直後に、前記ページは、ユーザ入力を伴うことなく、前記特定の劇場場所、前記特定の劇場場所で上映されている前記映画、前記特定の映画が上映されている前記日付、及び前記特定の日付の前記特定の開始時刻を即座に表示する、条項1に記載のシステム。
3. 前記個人化情報は、前記開始時刻のそれぞれに対して空いている座席を特定し、前記ページは、どの座席に対するチケットが、前記特定の日付の前記特定の開始時刻における前記特定の映画に対する前記特定の劇場場所で購入することができるかを示す座席マッププレビューを表示し、前記ユーザが前記複数のユーザ入力のうちの少なくとも1つを用いて、前記特定の劇場場所、前記特定の映画、前記特定の日付、及び前記特定の開始時刻のいずれかを変更するたびに、前記座席マッププレビューは自動的に更新される、条項1または2に記載のシステム。
4. 前記座席マッププレビューには、空席を、前記特定の日付の前記特定の開始時刻に前記特定の映画が上映されている前記特定の劇場場所における観客席の領域によって表示するために用いられる標準化された表現が含まれ、前記標準化された表現は、前記領域のそれぞれにおいてチケットを購入することができる空席の数を表示する、条項3に記載のシステム。
5. 前記ページには選択可能な座席選択入力が含まれ、前記座席選択入力は、前記ユーザが選択すると、チケットを購入する前記観客席における特定の座席を前記ユーザが選択することができる座席配置表を表示する、条項4に記載のシステム。
6. 前記少なくとも1つのサーバコンピューティング装置は、前記選択可能な座席選択入力を前記ユーザが選択する前に、前記クライアントコンピューティング装置に予めフェッチされた情報を送り、前記予めフェッチされた情報には、前記特定の劇場場所で前記特定の映画が上映されている複数の開始時刻のそれぞれに対して前記座席配置表を表示するために必要な座席表情報が含まれる、条項5に記載のシステム。
7. 前記少なくとも1つのサーバコンピューティング装置は、前記選択可能な座席選択入力を前記ユーザが選択する前に、前記クライアントコンピューティング装置を、前記少なくとも1つのサーバコンピューティング装置が実施する公開サービスにサブスクライブし、前記特定の劇場場所で上映されている前記特定の映画に対して、座席に対するチケットが購入できなくなると、前記公開サービスは前記予めフェッチされた情報を自動的に更新する、条項6に記載のシステム。
8. 前記少なくとも1つの劇場場所のそれぞれは、前記ユーザによって前記ユーザアプリケーションを用いてタグ付けされた、条項1~7のいずれかに記載のシステム。
9. 前記少なくとも1つの劇場場所には、前記ユーザがこれまでに少なくとも1つの映画チケットを購入した1つ以上の劇場場所が含まれる条、項1~8のいずれかに記載のシステム。
10. 前記ユーザアプリケーションは、前記チケット処理アプリケーションに地理的位置を与えるように構成され、前記チケット処理アプリケーションは、前記地理的位置に少なくとも部分的に基づいて前記少なくとも1つの劇場場所を特定する、条項1~9のいずれかに記載のシステム。
11. 前記クライアントコンピューティング装置はモバイル通信デバイスである、条項1~10のいずれかに記載のシステム。
12. 前記複数のユーザ入力には、前記特定の劇場場所で上映されている前記映画を表示する横スクローリング映画リストが含まれ、前記横スクローリング映画リストによって表示される前記映画のそれぞれは、前記横スクローリング映画リスト内で選択可能であり、前記複数のユーザ入力には、前記特定の映画が上映されている前記日付を表示する横スクローリング日付リストが含まれ、前記横スクローリング日付リストによって表示される前記日付のそれぞれは、前記横スクローリング日付リスト内で選択可能である、条項1~11のいずれかに記載のシステム。
13. コンピュータ実装方法であって、(a)クライアントコンピューティング装置によって、ユーザにグラフィカルユーザインターフェースを表示することであって、前記グラフィカルユーザインターフェースには、複数のユーザ入力と購入入力とを含むページが含まれる、前記表示することと、(b)前記クライアントコンピューティング装置によって、少なくとも1つのサーバコンピューティング装置からの個人化情報をリクエストすることであって、前記個人化情報は、少なくとも1つの劇場場所、前記少なくとも1つの劇場場所のそれぞれで上映されている映画、日付、ならびに前記映画及び前記日付に対応付けられる開始時刻を特定する、前記リクエストすることと、(c)前記クライアントコンピューティング装置によって、前記少なくとも1つのサーバコンピューティング装置から前記個人化情報を受け取ることと、(d)前記少なくとも1つの劇場場所のうちの特定の1つに対して、前記クライアントコンピューティング装置によって、前記特定の劇場場所で上映されている映画、前記映画のうちの特定の1つが上映されている日付、及び前記日付のうちの特定の1つにおける特定の開始時刻を前記ページ上に表示することと、(e)前記クライアントコンピューティング装置によって、前記複数のユーザ入力のうちの少なくとも1つの中に前記ユーザが入力した少なくとも1つのユーザ選択を受け取ることであって、前記少なくとも1つのユーザ選択は、前記ページを出ることなく、前記特定の劇場場所、前記特定の映画、前記特定の日付、及び前記特定の開始時刻のいずれかを変更する、前記受け取ることと、(f)前記クライアントコンピューティング装置によって、前記ページを自動的に更新して、前記少なくとも1つのユーザ選択を表示することと、(g)前記クライアントコンピューティング装置によって、前記ユーザが前記購入入力を選択したという表示を受け取ることと、(h)前記クライアントコンピューティング装置によって、前記特定の日付の前記特定の開始時刻に前記特定の劇場場所で上映される前記特定の映画に対する少なくとも1つのチケットの購入を完了することと、を含む、前記コンピュータ実装方法。
14. 前記クライアントコンピューティング装置が前記個人化情報を受け取った直後に、前記クライアントコンピューティング装置は、ユーザ入力を伴うことなく、前記特定の劇場場所、前記特定の劇場場所で上映されている前記映画、前記特定の映画が上映されている前記日付、及び前記特定の日付における前記特定の開始時刻を前記ページ上に即座に表示する条項13に記載のコンピュータ実装方法。
15. 前記個人化情報は、前記開始時刻のそれぞれに対して空いている座席を特定し、前記コンピュータ実装方法はさらに、(i)前記クライアントコンピューティング装置によって、前記ページ上に座席マッププレビューを表示することであって、前記座席マッププレビューは、どの座席に対するチケットが、前記特定の日付の前記特定の開始時刻における前記特定の映画に対する前記特定の劇場場所で購入することができるかを例示する、前記表示することと、(ii)前記ユーザが前記複数のユーザ入力のうちの少なくとも1つを用いて、前記特定の劇場場所、前記特定の映画、前記特定の日付、及び前記特定の開始時刻のいずれかを変更するたびに、前記クライアントコンピューティング装置によって、前記座席マッププレビューを自動的に更新することと、を含む、条項13または14に記載のコンピュータ実装方法。
16. 前記座席マッププレビューには、空席を、前記特定の日付の前記特定の開始時刻に前記特定の映画が上映されている前記特定の劇場場所における観客席の領域によって表示するために用いられる標準化された表現が含まれ、前記標準化された表現は、前記領域のそれぞれにおいてチケットを購入することができる空席の数を表示する、条項15に記載のコンピュータ実装方法。
17. 前記ページには選択可能な座席選択入力が含まれ、前記コンピュータ実装方法はさらに、(i)前記クライアントコンピューティング装置によって、前記ユーザが前記選択可能な座席選択入力を選択したという表示を受け取ることと、(ii)前記クライアントコンピューティング装置によって、前記ユーザが前記選択可能な座席選択入力を選択したという前記表示を受け取った後に、チケットを購入する前記観客席における特定の座席を前記ユーザが選択することができる座席配置表を表示することと、を含む、条項16に記載のコンピュータ実装方法。
18. 前記少なくとも1つのサーバコンピューティング装置は、前記選択可能な座席選択入力を前記ユーザが選択する前に、前記クライアントコンピューティング装置に予めフェッチした情報を送り、前記コンピュータ実装方法はさらに、(i)前記クライアントコンピューティング装置によって、前記予めフェッチした情報を受け取ることであって、前記予めフェッチした情報には、前記特定の劇場場所で前記特定の映画が上映されている複数の開始時刻のそれぞれに対して前記座席配置表を表示するために必要な座席表情報が含まれる、前記受け取ることと、(ii)前記クライアントコンピューティング装置によって、前記座席表情報を用いて、前記特定の劇場場所、前記特定の映画、前記特定の日付、及び前記特定の開始時刻に対する前記座席配置表を表示することと、を含む、条項17に記載のコンピュータ実装方法。
19. 前記少なくとも1つのサーバコンピューティング装置は、前記選択可能な座席選択入力を前記ユーザが選択する前に、前記クライアントコンピューティング装置を、前記少なくとも1つのサーバコンピューティング装置が実施する公開サービスにサブスクライブするように構成され、前記コンピュータ実装方法はさらに、(i)前記特定の劇場場所で上映されている前記特定の映画に対して、座席に対するチケットが購入できなくなると、前記クライアントコンピューティング装置によって、前記公開サービスからの前記予めフェッチした情報に対する自動更新を受け取ることと、(ii)前記特定の劇場場所、前記特定の映画、前記特定の日付、及び前記特定の開始時刻に対して前記予めフェッチした情報が更新されたときに、前記クライアントコンピューティング装置によって、前記座席配置表を更新することと、を含む、条項18に記載のコンピュータ実装方法。
20. 前記複数のユーザ入力には、前記特定の劇場場所で上映されている前記映画を表示する横スクローリング映画リストが含まれ、前記横スクローリング映画リストによって表示される前記映画のそれぞれは、前記横スクローリング映画リスト内で選択可能であり、前記複数のユーザ入力には、前記特定の映画が上映されている前記日付を表示する横スクローリング日付リストが含まれ、前記横スクローリング日付リストによって表示される前記日付のそれぞれは、前記横スクローリング日付リスト内で選択可能である、条項13~19のいずれかに記載のコンピュータ実装方法。
前述で説明した実施形態では、異なるコンポーネントが他の異なるコンポーネントに含まれるかまたは接続されることを示している。当然のことながら、このように示したアーキテクチャは単なる例示であって、実際には同じ機能を実現する他の多くのアーキテクチャを実施することができることを理解する必要がある。概念的な意味では、同じ機能を実現するコンポーネントの任意の配置が、所望の機能が実現されるように効果的に「関連付けられている」。したがって、特定の機能を実現するように結合された本明細書の任意の2つのコンポーネントは、アーキテクチャまたは中間コンポーネントとは関係なく、所望の機能が実現されるように互いに「関連付けられている」と見なすことができる。同様に、そのように関連付けられた任意の2つのコンポーネントは、所望の機能を実現するように互いに「動作可能に接続されている」かまたは「動作可能に結合されている」と見なすこともできる。
本発明の特定の実施形態について図示及び記載してきたが、当業者には明らかであるように、本明細書の教示に基づいて、本発明及びそのより広い態様から逸脱することなく変形及び変更を行ってもよく、したがって、添付の特許請求の範囲は、本発明の真の趣旨及び範囲にあるような変形及び変更をすべて、その範囲に包含しているものとする。さらに当然のことながら、本発明は添付の特許請求の範囲によってのみ規定された。当業者であれば分かるように、全般的に、本明細書で用いる用語、特に添付の特許請求の範囲で用いる用語(たとえば、添付の請求請求の範囲の本体)は全般的に、「オープンな」用語として意図されている(たとえば、用語「含んでいる(including)」は「含んでいるがこれらに限定されない」と解釈すべきであり、用語「有する(having)」は「少なくとも有する」と解釈すべきであり、用語「含む(including)」は「含むがこれらに限定されない」と解釈すべきである等)。さらに当業者であれば分かるように、導入された請求項記載(introduced claim recitation)の特定の数が意図されている場合には、請求項においてこのような意図は明示的に列挙されており、このような列挙がない場合にはこのような意図は存在しない。たとえば、理解を助けるものとして、下記に添付の特許請求の範囲には、請求項記載を導入するために導入句「少なくとも1つ」及び「1つ以上」を用いることが含まれる場合がある。しかし、このような語句を用いることは、不定冠詞「a」または「an」によって請求項記載が導入されることによって、このような請求項の列挙の導入を含む何らかの特定の請求項がこのような記載を1つだけ含む発明に限定されるという意味が含まれると解釈すべきではなく、これは、たとえ同じ請求項に導入句「1つ以上」または「少なくとも1つ」及び不定冠詞たとえば「a」または「an」が含まれていても同様である(たとえば、「a」及び/または「an」は典型的に、「少なくとも1つ」または「1つ以上」を意味すると解釈すべきである)。同じことが、請求項記載を導入するために用いる定冠詞を用いることについても言える。加えて、導入された請求項記載の特定の数が明示的に列挙されている場合であっても、当業者であれば分かるように、このような記載は典型的に少なくとも記載の数を意味していると解釈すべきである(たとえば、他の修飾語がなく「2つの記載」が単に記載されている場合、典型的に、少なくとも2つの記載、または2つ以上の記載を意味する)。
接続語、たとえば形式「A、B、及び、Cのうちの少なくとも1つ」または「A、B及びCのうちの少なくとも1つ」(すなわち、同じ語句だがオックスフォードコンマがある場合またはない場合)の語句は、特に記載のない限りまたは文脈と明らかに矛盾しない限り、本来は、その物品、用語などを示すために全般的に用いられる文脈とともに理解され、AもしくはBもしくはC、A及びB及びCの組の任意の空でない下位集合、または文脈と矛盾しないかもしくはそうでなければ除外されていない任意の組(少なくとも1つのA、少なくとも1つのB、または少なくとも1つのCを含む)であり得る。たとえば、3つの部材を有する組の例示的な実施例では、接続語句「A、B、及びCのうちの少なくとも1つ」及び「A、B及びCのうちの少なくとも1つ」は、以下の組のいずれかを指す:{A}、{B}、{C}、{A、B}、{A、C}、{B、C}、{A、B、C}、及び明示的にも文脈によっても矛盾しない場合には、下位集合として{A}、{B}、及び/または{C}を有する任意の組(たとえば、複数の「A」を伴う組)。したがって、このような接続語は全般的に、ある実施形態ではAのうちの少なくとも1つ、Bのうちの少なくとも1つ、及びCのうちの少なくとも1つがそれぞれ存在する必要があるという意味が含まれることを意図していない。同様に、語句たとえば「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」及び「A、BまたはCのうちの少なくとも1つ」が指すものは、「A、B、及びCのうちの少なくとも1つ」及び「A、B及びCのうちの少なくとも1つ」が以下の組のうちのいずれかを指す場合と同じである:{A}、{B}、{C}、{A、B}、{A、C}、{B、C}、{A、B、C}。ただし、異なる意味が明示的に述べられているかまたは文脈から明らかな場合は除く。
したがって、本発明は、添付の特許請求の範囲による場合を除いて限定されない。
Claims (20)
- ディスプレイデバイスを含み、ユーザによって動作可能なユーザアプリケーションを実施するクライアントコンピューティング装置であって、前記クライアントコンピューティング装置は、前記ディスプレイデバイスを用いて前記ユーザにグラフィカルユーザインターフェースを表示するように動作可能であり、前記グラフィカルユーザインターフェースには、複数のユーザ入力と購入入力とを含むページが含まれる、前記クライアントコンピューティング装置と、
前記ユーザアプリケーションと通信するように構成されたチケット処理アプリケーションを実施する少なくとも1つのサーバコンピューティング装置であって、前記チケット処理アプリケーションは前記ユーザアプリケーションに個人化情報を与えるように構成され、前記個人化情報は、少なくとも1つの劇場場所、前記少なくとも1つの劇場場所のそれぞれで上映されている映画、日付、ならびに前記映画及び前記日付に対応付けられる開始時刻を特定し、前記ページは、前記少なくとも1つの劇場場所のうちの特定の1つに対して、前記特定の劇場場所で上映されている映画、前記映画のうちの特定の1つが上映されている日付、及び前記日付のうちの特定の1つにおける特定の開始時刻を表示するように構成され、前記複数のユーザ入力は、前記ページを出ることなく、前記特定の劇場場所、前記特定の映画、前記特定の日付、及び前記特定の開始時刻のいずれかを変更する少なくとも1つのユーザ選択を受け取るように構成され、前記少なくとも1つのユーザ選択を受け取ると、前記ページが自動的に更新されて、前記少なくとも1つのユーザ選択が表示され、前記購入入力は、前記特定の日付の前記特定の開始時刻に前記特定の劇場場所で上映される前記特定の映画に対する少なくとも1つのチケットを購入するように、前記ユーザによって選択可能である、前記サーバコンピューティング装置と、
を含む、システム。 - 前記ユーザアプリケーションが前記個人化情報を受け取った直後に、前記ページは、ユーザ入力を伴うことなく、前記特定の劇場場所、前記特定の劇場場所で上映されている前記映画、前記特定の映画が上映されている前記日付、及び前記特定の日付の前記特定の開始時刻を即座に表示する、請求項1に記載のシステム。
- 前記個人化情報は、前記開始時刻のそれぞれに対して空いている座席を特定し、
前記ページは、どの座席に対するチケットが、前記特定の日付の前記特定の開始時刻における前記特定の映画に対する前記特定の劇場場所で購入することができるかを示す座席マッププレビューを表示し、
前記ユーザが前記複数のユーザ入力のうちの少なくとも1つを用いて、前記特定の劇場場所、前記特定の映画、前記特定の日付、及び前記特定の開始時刻のいずれかを変更するたびに、前記座席マッププレビューは自動的に更新される、請求項1に記載のシステム。 - 前記座席マッププレビューには、空席を、前記特定の日付の前記特定の開始時刻に前記特定の映画が上映されている前記特定の劇場場所における観客席の領域によって表示するために用いられる標準化された表現が含まれ、
前記標準化された表現は、前記領域のそれぞれにおいてチケットを購入することができる空席の数を表示する、請求項3に記載のシステム。 - 前記ページには選択可能な座席選択入力が含まれ、
前記座席選択入力は、前記ユーザが選択すると、チケットを購入する前記観客席における特定の座席を前記ユーザが選択することができる座席配置表を表示する、請求項4に記載のシステム。 - 前記少なくとも1つのサーバコンピューティング装置は、前記選択可能な座席選択入力を前記ユーザが選択する前に、前記クライアントコンピューティング装置に予めフェッチした情報を送り、
前記予めフェッチした情報には、前記特定の劇場場所で前記特定の映画が上映されている複数の開始時刻のそれぞれに対して前記座席配置表を表示するために必要な座席表情報が含まれる、請求項5に記載のシステム。 - 前記少なくとも1つのサーバコンピューティング装置は、前記選択可能な座席選択入力を前記ユーザが選択する前に、前記クライアントコンピューティング装置を、前記少なくとも1つのサーバコンピューティング装置が実施する公開サービスにサブスクライブし、
前記特定の劇場場所で上映されている前記特定の映画に対して、座席に対するチケットが購入できなくなると、前記公開サービスは前記予めフェッチした情報を自動的に更新する、請求項6に記載のシステム。 - 前記少なくとも1つの劇場場所のそれぞれは、前記ユーザによって前記ユーザアプリケーションを用いてタグ付けされた、請求項1に記載のシステム。
- 前記少なくとも1つの劇場場所には、前記ユーザがこれまでに少なくとも1つの映画チケットを購入した1つ以上の劇場場所が含まれる、請求項1に記載のシステム。
- 前記ユーザアプリケーションは、前記チケット処理アプリケーションに地理的位置を与えるように構成され、
前記チケット処理アプリケーションは、前記地理的位置に少なくとも部分的に基づいて、前記少なくとも1つの劇場場所を特定する、請求項1に記載のシステム。 - 前記クライアントコンピューティング装置はモバイル通信デバイスである、請求項1に記載のシステム。
- 前記複数のユーザ入力には、前記特定の劇場場所で上映されている前記映画を表示する横スクローリング映画リストが含まれ、
前記横スクローリング映画リストによって表示される前記映画のそれぞれは、前記横スクローリング映画リスト内で選択可能であり、
前記複数のユーザ入力には、前記特定の映画が上映されている前記日付を表示する横スクローリング日付リストが含まれ、
前記横スクローリング日付リストによって表示される前記日付のそれぞれは、前記横スクローリング日付リスト内で選択可能である、請求項1に記載のシステム。 - クライアントコンピューティング装置によって、ユーザにグラフィカルユーザインターフェースを表示することであって、前記グラフィカルユーザインターフェースには、複数のユーザ入力と購入入力とを含むページが含まれる、前記表示することと、
前記クライアントコンピューティング装置によって、少なくとも1つのサーバコンピューティング装置からの個人化情報をリクエストすることであって、前記個人化情報は、少なくとも1つの劇場場所、前記少なくとも1つの劇場場所のそれぞれで上映されている映画、日付、ならびに前記映画及び前記日付に対応付けられる開始時刻を特定する、前記リクエストすることと、
前記クライアントコンピューティング装置によって、前記少なくとも1つのサーバコンピューティング装置から前記個人化情報を受け取ることと、
前記少なくとも1つの劇場場所のうちの特定の1つに対して、前記クライアントコンピューティング装置によって、前記特定の劇場場所で上映されている映画、前記映画のうちの特定の1つが上映されている日付、及び前記日付のうちの特定の1つにおける特定の開始時刻を前記ページ上に表示することと、
前記クライアントコンピューティング装置によって、前記複数のユーザ入力のうちの少なくとも1つの中に前記ユーザが入力した少なくとも1つのユーザ選択を受け取ることであって、前記少なくとも1つのユーザ選択は、前記ページを出ることなく、前記特定の劇場場所、前記特定の映画、前記特定の日付、及び前記特定の開始時刻のいずれかを変更する、前記受け取ることと、
前記クライアントコンピューティング装置によって、前記ページを自動的に更新して、前記少なくとも1つのユーザ選択を表示することと、
前記クライアントコンピューティング装置によって、前記ユーザが前記購入入力を選択したという表示を受け取ることと、
前記クライアントコンピューティング装置によって、前記特定の日付の前記特定の開始時刻に前記特定の劇場場所で上映される前記特定の映画に対する少なくとも1つのチケットの購入を完了することと、
を含む、コンピュータ実装方法。 - 前記クライアントコンピューティング装置が前記個人化情報を受け取った直後に、前記クライアントコンピューティング装置は、ユーザ入力を伴うことなく、前記特定の劇場場所、前記特定の劇場場所で上映されている前記映画、前記特定の映画が上映されている前記日付、及び前記特定の日付における前記特定の開始時刻を前記ページ上に即座に表示する、請求項13に記載のコンピュータ実装方法。
- 前記個人化情報は、前記開始時刻のそれぞれに対して空いている座席を特定し、前記コンピュータ実装方法はさらに、
前記クライアントコンピューティング装置によって、前記ページ上に座席マッププレビューを表示することであって、前記座席マッププレビューは、どの座席に対するチケットが、前記特定の日付の前記特定の開始時刻における前記特定の映画に対する前記特定の劇場場所で購入することができるかを例示する、前記表示することと、
前記ユーザが前記複数のユーザ入力のうちの少なくとも1つを用いて、前記特定の劇場場所、前記特定の映画、前記特定の日付、及び前記特定の開始時刻のいずれかを変更するたびに、前記クライアントコンピューティング装置によって、前記座席マッププレビューを自動的に更新することと、
を含む、請求項13に記載のコンピュータ実装方法。 - 前記座席マッププレビューには、空席を、前記特定の日付の前記特定の開始時刻に前記特定の映画が上映されている前記特定の劇場場所における観客席の領域によって表示するために用いられる標準化された表現が含まれ、
前記標準化された表現は、前記領域のそれぞれにおいてチケットを購入することができる空席の数を表示する、請求項15に記載のコンピュータ実装方法。 - 前記ページには選択可能な座席選択入力が含まれ、前記コンピュータ実装方法はさらに、
前記クライアントコンピューティング装置によって、前記ユーザが前記選択可能な座席選択入力を選択したという表示を受け取ることと、
前記クライアントコンピューティング装置によって、前記ユーザが前記選択可能な座席選択入力を選択したという前記表示を受け取った後に、チケットを購入する前記観客席における特定の座席を前記ユーザが選択することができる座席配置表を表示することと、
を含む、請求項16に記載のコンピュータ実装方法。 - 前記少なくとも1つのサーバコンピューティング装置は、前記選択可能な座席選択入力を前記ユーザが選択する前に、前記クライアントコンピューティング装置に予めフェッチした情報を送り、前記コンピュータ実装方法はさらに、
前記クライアントコンピューティング装置によって、前記予めフェッチした情報を受け取ることであって、前記予めフェッチした情報には、前記特定の劇場場所で前記特定の映画が上映されている複数の開始時刻のそれぞれに対して前記座席配置表を表示するために必要な座席表情報が含まれる、前記受け取ることと、
前記クライアントコンピューティング装置によって、前記座席表情報を用いて、前記特定の劇場場所、前記特定の映画、前記特定の日付、及び前記特定の開始時刻に対する前記座席配置表を表示することと、
を含む、請求項17に記載のコンピュータ実装方法。 - 前記少なくとも1つのサーバコンピューティング装置は、前記選択可能な座席選択入力を前記ユーザが選択する前に、前記クライアントコンピューティング装置を、前記少なくとも1つのサーバコンピューティング装置が実施する公開サービスにサブスクライブするように構成され、前記コンピュータ実装方法はさらに、
前記特定の劇場場所で上映されている前記特定の映画に対して、座席に対するチケットが購入できなくなると、前記クライアントコンピューティング装置によって、前記公開サービスからの前記予めフェッチした情報に対する自動更新を受け取ることと、
前記特定の劇場場所、前記特定の映画、前記特定の日付、及び前記特定の開始時刻に対して前記予めフェッチした情報が更新されたときに、前記クライアントコンピューティング装置によって、前記座席配置表を更新することと、
を含む、請求項18に記載のコンピュータ実装方法。 - 前記複数のユーザ入力には、前記特定の劇場場所で上映されている前記映画を表示する横スクローリング映画リストが含まれ、
前記横スクローリング映画リストによって表示される前記映画のそれぞれは、前記横スクローリング映画リスト内で選択可能であり、
前記複数のユーザ入力には、前記特定の映画が上映されている前記日付を表示する横スクローリング日付リストが含まれ、
前記横スクローリング日付リストによって表示される前記日付のそれぞれは、前記横スクローリング日付リスト内で選択可能である、請求項13に記載のコンピュータ実装方法。
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