JP2022532392A - シフト直列給電を用いた二重偏波アンテナ - Google Patents

シフト直列給電を用いた二重偏波アンテナ Download PDF

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Abstract

【課題】1つのアンテナ構造で他の構造物がなくてもシフト直列給電を用いた二重給電を可能にする二重偏波アンテナを提供する。【解決手段】二重偏波アンテナは、ベース基板と、互いに交差する第1の給電基板および第2の給電基板を含む給電部と、給電部上に支持される放射板とを含む。第1の給電基板は、シフト給電方式によって放射板の第1の方向を基準に第1の領域に第1の基準位相信号を供給し、第1の領域に続く第2の領域に第1の基準位相信号に対して逆位相を有する第1の逆位相信号を供給するように構成した第1の給電ラインを含む。第2の給電基板は、シフト給電方式によって放射板の第2の方向を基準に第3の領域に第2の基準位相信号を供給し、第3の領域に続く第4の領域に、第2の基準位相信号に対して逆位相を有する第2の逆位相信号を供給するように構成した第2の給電ラインを含む。【選択図】図1

Description

本発明は、シフト直列給電を用いた二重偏波アンテナに関する。より詳しくは、本発明は、1つのアンテナ構造で他の構造物なしでもシフト直列給電を用いた二重給電を可能にする二重偏波アンテナに関する。
以下に記述する内容は、単に本実施例と関連する背景情報のみを提供するだけで、従来技術を構成するものではない。
マッシブマイモ(Massive Multiple Input Multiple Output)技術は、多数のアンテナを使用してデータ伝送容量を画期的に増やす技術であり、送信機ではそれぞれの送信アンテナを介して互いに異なるデータを伝送し、受信機では適切な信号処理を介して送信データを区別する空間多重化(Spatial multiplexing)技法である。したがって、マッシブマイモ技術は、送受信アンテナの個数を同時に増加させ、それによりチャネル容量を増加させ、より多くのデータを伝送することを可能にする。たとえば、マッシブマイモ技術を通じてアンテナ数を10個に増やすと、現在の単一のアンテナシステムと比較して同じ周波数帯域を使用して約10倍のチャネル容量を確保できる。
マッシブマイモ技術が多数のアンテナを必要とするにつれ、1つのアンテナモジュールが占めるスペースを減らすこと、つまり個々のアンテナのサイズを減らすことの重要性がさらに強調されている。
従来の個々のアンテナ構造において、単一給電構造体(Single Feed Element)の場合は1つの給電で具現し、アイソレーション(Isolation)と交差偏波(Cross Pol)特性が良くないという欠点がある。これを解決するために、構造体2つを使用して1つの単一給電構造体の反対側に位置する他の構造物に別の単一給電構造体を具現し、ケーブルまたは分配器を使用して二重給電の形態で具現する方法を提示した。しかし、このような二重給電方式による場合、組立性が良くないという欠点があり、はんだ付け点上昇による量産性問題及びPIMD特性が均一でないという問題などがある。
本発明が解決しようとする課題は、1つのアンテナ構造で他の構造物なしにシフト直列給電を用いた二重給電を可能にすることにより、二重給電の利点であるCPR(Cross Polarization Ratio)特性とアイソレーション特性を満足させながらも構造の複雑さを劇的に減少させ、小型化に有利な二重偏波アンテナを提供することである。
本実施例は、ベース基板と、前記ベース基板上に支持され、互いに交差するように配置した第1の給電基板及び第2の給電基板を含む給電部、及び、前記給電部上に支持される放射板を含み、前記第1の給電基板は、シフト給電(Shift Feed)方式によって前記放射板の第1の方向を基準として第1の領域に第1の基準位相信号を供給し、前記第1の領域に続く第2の領域に前記第1の基準位相信号に対して逆位相を有する第1の逆位相信号を供給するように構成する第1の給電ラインを含み、前記第2の給電基板は、前記シフト給電方式によって前記放射板の第2の方向を基準として第3の領域に第2の基準位相信号を供給し、前記第3の領域に続く第4の領域に前記第2の基準位相信号に対して逆位相を有する第2の逆位相信号を供給するように構成する第2の給電ラインを含むことを特徴とする二重偏波アンテナを含む。
以上説明したように、本発明の実施例に係ると、1つのアンテナ構造にて他の構造物なしに二重給電が可能になるように具現することで、二重給電の利点であるCPR特性とアイソレーション特性を満足しつつも構造の複雑さを画期的に低減させて小型化に有利な二重偏波アンテナを提供することができる。
本発明の一実施例に係る二重偏波アンテナの概略的斜視図である。 図1のII-II'ラインに沿って切断した二重偏波アンテナの断面図である。 図1のII-II'ラインに沿って切断した二重偏波アンテナの分解断面図である。 本発明の一実施例に係る二重偏波アンテナの上面図である。 本発明の一実施例に係る二重偏波アンテナの第1の給電基板の一側面図である。 本発明の他の実施例に係る二重偏波アンテナの第1の給電基板の一側面図である。 本発明の一実施例に係る二重偏波アンテナの第2の給電基板の一側面図である。 従来の二重給電方式を例示する比較例の概略図である。 本発明の一実施例に係る二重給電方式を示す概略図である。 比較例に係る構造で現れる放射パターンのシミュレーショングラフである。 本発明の一実施例に係る二重給電方式で現れる放射パターンのシミュレーショングラフである。
以下、本発明の一部の実施例を例示的な図面を通して詳しく説明する。各図面の構成要素に参照符号を付加するにあたり、同一の構成要素に対しては、たとえ異なる図面に表示されても、できるだけ同一の符号を有するようにしていることに留意しなければならない。なお、本発明の説明において、関連する公知の構成または機能についての具体的な説明が本発明の要旨を不明瞭にすると判断した場合には、その詳しい説明は省く。
以下、添付の図面を参照して本発明に係る実施例を詳しく説明する。
図1は、本発明の一実施例に係る二重偏波アンテナ1の概略的斜視図である。
図2は、図1のII-II'線に沿って切断した二重偏波アンテナ1の断面図である。
図3は、図1のII-II'線に沿って切断した二重偏波アンテナ1の分解断面図である。
図4は、本発明の一実施例に係る二重偏波アンテナ1の上面図である。
図1ないし図4を参照すると、本発明の一実施例に係る二重偏波アンテナ1は、ベース基板10、給電部20、及び放射板50を含む。
ベース基板10は、プラスチックまたは金属からなる板状部材であってもよい。ベース基板10は接地層を含む。ベース基板10の接地層は、二重偏波アンテナ1に接地を提供する一方、放射板50から放射された無線信号に対する反射表面として作用する。これにより、放射板50からベース基板10に向けて放射された無線信号はメイン放射方向に反射される。これにより、本発明の一実施例に係る二重偏波アンテナ1の前面対背面比及び利得が向上する。
給電部20は、ベース基板10上に支持され、高周波電気信号を放射板50に供給するように構成する。給電部20は、ベース基板10上で互いに交差するように配置した第1の給電基板30及び第2の給電基板40を含む。
本発明の一実施例で、第1の給電基板30及び第2の給電基板40は、ベース基板10上に垂直に直立配置し、第1の給電基板30及び第2の給電基板40は、それぞれの中央領域で互いに垂直に交差する。
しかし、本発明はこれに限定されない。本発明の変形実施例で、給電部20は、3つ以上の給電基板を含むことができ、3つ以上の給電基板が構造的対称性を有する様々な方法で互いに交差してベース基板10上に支持されてもよい。
第1の給電基板30は、第1の絶縁基板310及び第1の絶縁基板310上に形成した第1の給電ライン320を含む印刷回路基板であってもよい。第2の給電基板40は、第2の絶縁基板410及び第2の絶縁基板410上に形成した第2の給電ライン420を含む印刷回路基板であってもよい。
第1の給電ライン320及び第2の給電ライン420は、それぞれ放射板50に高周波電気信号を供給することができる。図示の実施例で、第1の給電ライン320及び第2の給電ライン420はそれぞれ、放射板50から短距離に離間して電気的に容量性カップリングされることが例示されている。しかし、本発明はこれに限定されず、他の実施例で、第1の給電ライン320及び第2の給電ライン420はそれぞれ放射板50に直接電気的に接触してもよい。
第1の給電基板30の第1の給電ライン320及び第2の給電基板40の第2の給電ライン420についての詳細構成及び機能は、図5ないし図7を参照して下で説明する。
第1の給電基板30は、その一側長辺に形成した1つ以上の第1の基板締結突出部314を含む。第2の給電基板40は、その片側長辺に形成した1つ以上の第2の基板締結突出部414を含む。
これに対応し、ベース基板10は、第1の給電基板30の第1の基板締結突出部314が挿入される第1の基板側締結溝12及び第2の給電基板40の第2の基板締結突出部414が挿入される第2の基板側締結溝14を含む。
図示の本発明の一実施例で、第1の基板締結突出部314及び第2の基板締結突出部414をそれぞれ2つずつ形成し、これに対応して第1の基板側締結溝12及び第2の基板側締結溝14も2つずつ形成することを例示した。しかし、本発明はこれに限定されない。本発明の他の実施例で、基板締結突出部314、414及び締結溝12、14の個数は選択的に可変である。さらに、第1の給電基板30及び第2の給電基板40は、挿入締結方式ではなく、接着または別途の結合部材によってベース基板10上に締結してもよい。
第1の給電基板30は、その一側長辺に形成した第1の係合スリット316を含む。第1の係合スリット316は、第1の給電基板30の一側長辺の中央から第1の給電基板30の内部に延びる一体型開放部であってもよい。
同様に、第2の給電基板40は、その他側長辺に形成した第2の係合スリット416(図7に示す)を含む。第2の係合スリット416は、第2の給電基板40の他側長辺の中央から第2の給電基板40の内部に延びる一字型開放部であってもよい。
第1の係合スリット316及び第2の係合スリット416を介して第1の給電基板30及び第2の給電基板40が互いに交差するように配置または結合してもよい。
本発明の一実施例で、第1の給電基板30及び第2の給電基板40は、その構造及び電気的特性が実質的に同一であってもよい。例えば、第1の給電基板30及び第2の給電基板40の長さ、幅、及び厚さはほとんど同じであってもよい。ただし、第1の給電基板30及び第2の給電基板40が互いに交差するためのそれぞれの構造的特徴、例えば係合スリット316、416の方向及び構造と、それによる給電ライン320 、420の一部の形状が互いに異なってもよい。
放射板50は、給電部20上で、即ち、第1の給電基板30及び第2の給電基板40上で支持される。本発明の一実施例で、放射板50は、一面に金属層を形成した印刷回路基板であってもよい。放射板50は、ベース基板10と平行であり、第1の給電基板30及び第2の給電基板40に対して垂直に配置してもよい。
本発明の一実施例で、放射板50は長方形を有し、第1の給電基板30及び第2の給電基板40がそれぞれ放射板50の対角線方向を横切って配置するものとして例示した。しかし、本発明はこれに限定されない。放射板50の形状は、多角形状、円状、または環状であってもよい。
放射板50は、1つ以上の第1の放射板側締結溝52及び1つ以上の第2の放射板側締結溝54を含む。これに対応し、第1の給電基板30は、その他側長辺に形成した1つ以上の第1の放射板締結突出部312を含み、第2の給電基板40は、その他側長辺に形成した1つ以上の第2の放射板締結突出部412を含む。
第1の放射板締結突出部312及び第2の放射板締結突出部412はそれぞれ、第1の放射板側締結溝52及び第2の放射板側締結溝54に挿入して嵌合する。これにより、放射板50は、第1の給電基板30及び第2の給電基板40を介してベース基板10上に離間してしっかり支持される。
第1の給電基板30の第1の給電ライン320は、放射板50の第1の方向(P1→P3)を基準として、第1の領域(P1→P2)に第1の基準位相信号を供給し、放射板50の第2の領域(P2→P3)に第1の逆位相信号を供給する。
同様に、第2の給電基板40の第2の給電ライン420は、放射板50の第2の方向(P4→P5)を基準として、第3の領域(P4→P2)に第2の基準位相信号を供給し、第4の領域(P2→P5)に第2の逆位相信号を供給する。
ここで、第1の基準位相信号及び第1の逆位相信号は同じ特性を有するが互いに逆の位相を有する高周波信号であり、第2の基準位相信号及び第2の逆位相信号も同じ特性を有するが、互いに逆の位相を有する高周波信号である。
本発明の一実施例に係る二重偏波アンテナ1にて、放射板50上の第1の地点P1及び第3の地点P3をつなぐ直線と、放射板50上の第4の地点P4及び第5の地点P5をつなぐ直線は互いに直交する。すなわち、第1の地点P1及び第3の地点P3をつなぐ直線の方向に1つの偏波(45偏波)を放射し、第4の地点P4及び第5の地点P5をつなぐ直線の方向に他の1つの偏波(-45偏波)を放射することができる。
第1の地点P1及び第3の地点P3との間の距離Lと、第4の地点P4及び第5の地点P5との間の距離Lは、使用周波数帯域の中心周波数波長λgに依存するが、目的とする特性及び材料によって異なる。例えば、第1の地点P1及び第3の地点P3との間の距離Lと、第4の地点P4及び第5の地点P5との間の距離Lが交差する偏波間分離度、反電力ビーム幅及び放射板50材料の誘電率によって変わり得る。
本発明の一実施例で、第1の地点P1及び第3の地点P3、ならびに第4の地点P4及び第5の地点P5は、正方形の放射板50から最も離れた2つの地点に、例えば、対角線方向に面する2つのエッジに隣接することができる。すなわち、本発明の一実施例に係る二重偏波アンテナ1の第1の地点P1、第3の地点P3、第4の地点P4及び第5の地点P5は、それぞれ正方形の放射板50の4つのエッジにそれぞれ隣接する。したがって、本発明の一実施例に係る二重偏波アンテナ1は、使用周波数に相応しながら最も小型の構造を有することができる。
一方、本発明の一実施例で、放射板50は、放射板50内(例えば、放射板50の中央)に円状の孔500を備える。このような円状の孔500は、放射板50内に放射された電流の方向を迂回させることで共振周波数を下げる機能を果たす。例えば、本発明の一実施例で、円状の孔500は、放射板50に放射した電流の方向を迂回するガイドとして機能し、それによって共振周波数を減少させることができる(例えば、例えば、4GHzから3.5GHzに減少)。
本発明の一実施例で、円状の孔500の直径は、放射板50の面積に基づいて異なるように決定することができる。例えば、円状の孔500の直径は、放射板50のパッチ面積の4分の1の寸法であれば、小さい素子面積で低周波帯域を動作させることができるが、必ずしもこれに限定されない。
図5は、本発明の実施例に係る二重偏波アンテナ1の第1の給電基板30の一側面図である。
図5を参照すると、本発明の一実施例に係る第1の給電基板30は、第1の絶縁基板310及び第1の絶縁基板310上に形成した第1の給電ライン320を含む。
本発明の一実施例で、第1の給電ライン320は単一給電(Single Feed)で給電され、直列給電(Series Feed)をなすようにするシフト給電方式により、放射板50上の所定の時間差を有するが順次給電が同じ方向に(所定の時間差を有する順次給電が同じ方向に)行われるように具現する。すなわち、第1の給電ライン320は、シフト給電方式によって放射板50の第1の方向を基準に第1の領域に基準位相信号を供給し、第1の領域に続く第2の領域に第1の基準位相信号に対して逆位相を有する第1の逆位相信号を供給するように構成する。
第1の給電ライン320は、第1の直接給電線路321、第1の基準位相カップリング電極322、第1の伝達ライン324、第1のカップリング給電線路328及び第1の逆位相カップリング電極330を含む。
第1の直接給電線路321は、第1の給電基板30の中央を基準に一側短辺に隣接して配置してもよい。第1の直接給電線路321は、第1の給電基板30の一側長辺から第1の給電基板30の内部に、例えば第1の給電基板30の他方長辺に向かって延びる回路ラインである。第1の直接給電線路321の一端は、第1の給電基板30の一側長辺上でベース基板10の信号ラインに電気的につながる。本発明の一実施例で、第1の直接給電線路321ははんだ付け60を介してベース基板10の信号ラインにつながる。すなわち、本発明の一実施例に係る二重偏波アンテナ1の第1の給電基板30は、表面実装装置(surface mounting device)を用いてベース基板10に挿入結合してはんだ付けしてもよい。これは生産コストの減少及び作業効率化を誘発する。
第1の直接給電線路321の他端は、第1の基準位相カップリング電極322の一端につながる。
第1の基準位相カップリング電極322は、第1の給電基板30の一側短辺から他側短辺に向かって延びる。第1の基準位相カップリング電極322は、第1の直接給電線路321が隣接する第1の給電基板30の一側長辺ではなくその他側長辺に近接して配置してもよい。第1の基準位相カップリング電極322の一端は、第1の給電基板30の一側短辺に隣接して配置し、第1の基準位相カップリング電極322は第1の給電基板30の一側短辺に隣接する位置から第1の給電基板30の他側長辺に並ぶ(=放射板の第1の方向)ように延びる。
第1の伝達ライン324は、第1の基準位相カップリング電極322の他端から第1のカップリング給電線路328の一端に至る逆位相経路の長さを有する。
本発明の一実施例で、第1の伝達ライン324は、シフト給電(Shift Feed)方式によって一定の経路長さだけシフトした構造を有することができる。したがって、第1のカップリング給電線路328の一端に伝達される高周波電気信号は、第1の基準位相カップリング電極322の一端に伝達される高周波電気信号に比べて第1の伝達ライン324の逆位相経路の長さの差分だけ遅延して到達する。より詳しくは、第1の伝達ライン324は、第1のカップリング給電ライン328上に基準位相信号対比180°の位相差を有する電流が印加するようにシフトした構造及び経路長さを有する。
これにより、第1の基準位相カップリング電極322の一端に伝達される高周波電気信号と第1の逆位相カップリング電極330の一端に伝達される高周波電気信号は互いに逆位相、すなわち同じ大きさの逆極性を有する。
第1の伝達ライン324は、第1の係合スリット316を迂回するように形成した第1の迂回ライン326を含む。本発明の一実施例で、第1の伝達ライン324の逆位相経路の長さは、第1の迂回ライン326の長さを加えて設定する。
第1のカップリング給電線路328は、第1の給電基板30の内部に、例えば、第1の給電基板30の一側長辺に向かって延びる回路ラインであってもよい。第1のカップリング給電線路328は、一端が第1の伝達ライン324の他端につながり、他端が第1の逆位相カップリング電極330の一端につながる。
本実施例にて、第1のカップリング給電線路328は、第1の伝達ライン324を介して印加した逆位相信号を第1の逆位相カップリング電極330上に供給する給電線路として機能し、第1の直接給電線路321と共に、放射板50に互いに逆位相を有する2つの電気信号を供給する2つのLプローブ給電構造を形成する。
第1の逆位相カップリング電極330は、第1の給電基板30の他側短辺から一側短辺に向かって延びる。第1の逆位相カップリング電極330は、第1の伝達ライン324が隣接する第1の給電基板30の一側長辺ではなくその他側長辺に近接して配置してもよい。第1の逆位相カップリング電極330の一端は、第1の給電基板30の他側短辺に隣接して配置し、第1の逆位相カップリング電極330は第1の給電基板30の他側短辺に隣接した位置から第1の給電基板30の他側長辺に並ぶように延びる。
第1の逆位相カップリング電極330の他端は、第1のカップリング給電線路328の他端につながってもよい。
第1の基準位相カップリング電極322の一端に基準位相電気信号が印加すると、印加した基準位相電気信号は第1の基準位相カップリング電極322の一端から他端に向かって、すなわち、第1の給電基板30の一側短辺からその他側短辺に向けて給電され、この給電方向に給電電流Iが供給される。
一方、第1の逆位相カップリング電極330の他端に逆位相電気信号が印加すると、印加した逆位相電気信号は第1の逆位相カップリング電極330の一端から他端に向かって、すなわち基準位相電気信号に順次第1の給電基板30の他側短辺に向けて給電され、この給電方向に給電電流Iが供給される。
再び図1及び図4を参照すると、第1の基準位相カップリング電極322及び第1の逆位相カップリング電極330は、放射板50の第1の地点P1及び第3の地点P3をつなぐ1つの対角線方向、例えば45偏波方向に配置することができる。
第1の基準位相カップリング電極322の一端は、放射板50の第1の地点P1に隣接して配置し、放射板50の第1の地点P1に隣接する位置から放射プレート50の第2の地点P2に向かう方向に延びる。また、第1の逆位相カップリング電極330の一端は、放射板50の第2の地点P2に隣接して配置し、放射板50の第2の地点P2に隣接する位置から放射板50の第3の地点P3に向かう方向に放射板50に平行して延びる。
したがって、第1の給電基板30の第1の給電ライン320は、放射板50の第1の地点P1に基準位相信号を供給し、放射板50の第2の地点P2に逆位相信号を供給する。また、基準位相信号は、放射板50の第1の地点P1から第2の地点P2に向けて給電し、逆位相信号は、順次放射板50の第2の地点P2から第3の地点P3に向けて給電する。
したがって、本発明の一実施例によると、1つの偏波を放射するために放射板50の少なくとも2つの地点を通る給電、いわゆる二重給電を行うことができる。さらに、第1の給電基板30の第1の給電ライン320は、1つのアンテナ構造にて放射板50に互いに逆位相を有する2つの電気信号を供給する2つのLプローブ給電構造を形成する。
一方、本発明の一実施例によると、1つのアンテナ構造で他の構造物なしにシフト直列給電を用いた二重給電が可能になるように具現することにより、二重給電の利点であるCPR特性とアイソレーション特性を満たしつつも構造の複雑さを画期的に減少させる効果がある。例えば、既存のダイポールアンテナはλ/4で実現し、高さが3.5GHzのアンテナの場合は少なくとも13mmの素子高さを有するが、本発明の一実施例に係る二重偏波アンテナ1は、その高さが従来のアンテナよりも約40%程度改善され、ダイポールアンテナと反射損失(Return Loss)、アイソレーション、交差偏波などで同じ特性を有する。さらに、本発明の一実施例に係る二重偏波アンテナ1によると、別途のグランド(Ground)を含まずに実施することができる。
図6は、本発明の別の実施例に係る二重偏波アンテナ1の第1の給電基板30の一側面図である。
図6を参照すると、本発明の他の実施例に係る第1の給電基板30は、本発明の一実施例に係る(上述した)第1の給電基板30と、構成要素は実質的に同一であり、給電ラインの配置構造において互いに異なる。
すなわち、本発明の他の実施例に係る第1の給電基板30は、第1の給電ライン320の一部が第1の給電基板30の一面(例えば、前面)に形成し、残りが第1の給電ライン320給電基板30の他面(例えば、裏面)に形成することができる。このとき、第1の給電基板30は、第1の給電基板30の一面に形成した一部の給電ラインを介して給電された電流が他面に形成した残りの給電ライン上にカップリングするように実現してもよい。
本発明の他の実施例にて、第1の給電基板30は、第1の給電ライン32内の基準位相信号に相応する部分及び逆位相信号に相応する部分がそれぞれ異なる面上に形成するが、必ずしもこれに限定するものではない。
一方、本発明の他の実施例に係る第1の給電基板30によると、本発明の一実施例に係る第1の給電基板30と対比して周波数帯域は近いながらも電気的特性を把握しやすいという利点がある。
図7は、本発明の一実施例に係る二重偏波アンテナ1の第2の給電基板40の一側面図である。
図7を参照すると、本発明の一実施例に係る第2の給電基板40は、第2の絶縁基板410及び第2の絶縁基板410上に形成した第2の給電ライン420を含む。
第2の給電ライン420は、第2の直接給電線路421、第2の基準位相カップリング電極422、第2の伝達ライン424、第2のカップリング給電線路428、及び第2の逆位相カップリング電極430を含む。
前述したように、本発明の一実施例で、第1の給電基板30及び第2の給電基板40は類似の構造及び機能を有する。したがって、第2の給電基板40の第2の給電ライン420の第2の直接給電線路421、第2の基準位相カップリング電極422、第2の伝達ライン424、第2のカップリング給電線路428及び第2の逆位相カップリング電極430の形状及び機能は、上述した第1の給電基板30の第1の給電ライン320の第1の直接給電線路321、第1の基準位相カップリング電極322、第1の伝達ライン324、第1のカップリング給電線路328、及び第1の逆位相カップリング電極330にそれぞれ対応する。
以下で、重複説明を避けるために、第2の給電基板40の構成のうち、第1の給電基板30と異なる構成を中心に説明する。
第2の給電基板40の第2の伝達ライン424は、第2の迂回ライン426を含む。第2の迂回ライン426は、第1の迂回ライン326とは異なり、第2の係合スリット416を迂回するように構成していない。ただし、第2の迂回ライン426は、第2の伝達ライン424と第1の伝達ライン324が同じ逆位相経路の長さを有するように第2の伝達ライン424に追加されるものである。
したがって、本発明の一実施例によると、第1の給電ライン320及び第2の給電ライン420は可能な同様の形状を有することができ、それによって全体の二重偏波アンテナ1構造の対称性が維持される。
再び図1及び図4を参照すると、第2の基準位相カップリング電極422及び第2の逆位相カップリング電極430は、放射板50の第4の地点P4及び第5の地点P5をつなぐ1つの対角線方向、例えば-45偏波方向に配置することができる。
第2の基準位相カップリング電極422の一端は放射板50の第4の地点P4に隣接して配置し、第2の基準位相カップリング電極422は放射板50の第4の地点P4に隣接する位置から放射板50の第2の地点P2に向かう方向に延びる。また、第2の逆位相カップリング電極430の一端は、放射板50の第2の地点P2に隣接して配置し、第2の逆位相カップリング電極430の一端は放射板50の第2の地点P2に隣接する位置から放射板50の第5の地点P5に向かう方向に放射板50に平行して延びる。
したがって、第2の給電基板40の第2の給電ライン420は、放射板50の第4の地点P4に基準位相信号を供給し、放射板50の第2の地点P2に逆位相信号を供給する。また、基準位相信号は、放射板50の第4の地点P4から第2の地点P2に向けて給電し、逆位相信号は、順次放射板50の第2の地点P2から第5の地点P5に向けて給電する。
したがって、本発明の一実施例に係ると、他の1つの偏波を放射するために放射板50の少なくとも2つの地点を通る給電、いわゆる二重給電が行われる。さらに、第2の給電基板40の第2の給電ライン420は、1つのアンテナ構造にて放射板50に互いに逆位相を有する2つの電気信号を供給する2つのLプローブ給電構造を形成する。
同様に、第2の給電基板40は、本発明の他の実施例に係る第1の給電基板30と同様に、第2の給電ライン420の一部が第2の給電基板40の一面(例えば、前面)に形成され、第2の給電ライン420の残りが第2の給電基板40の他面(例えば、裏面)に形成される。
このため、本発明の一実施例に係る第1の給電ライン320及び第2の給電ライン420は、それぞれの給電ラインがいずれも給電基板の一面に形成されるように具現するか、又はいずれかの給電ラインの一部が給電基板の一面に形成され、残りが給電基板の他面に形成されるように具現する。これは、本発明の二重偏波アンテナ1を介して満足させようとする周波数特性に応じて適正な組み合わせで具現することができる。
図8は、従来の二重給電方式を例示する比較例の概略図である。
図9は、本発明の一実施例に係る二重給電方式を示す概略図である。
図10は、比較例に係る構造で現れる放射パターンのシミュレーショングラフである。
図11は、本発明の一実施例に係る二重給電方式で現れる放射パターンのシミュレーショングラフである。
従来の個別のアンテナ構造において、単一給電構造体(Single Feed Element)の場合は1つの給電で具現し、アイソレーションと交差偏波特性が良くないという欠点を有する。これを解決するために、図8に示すように構造体を2つ用いて1つの単一給電構造体の反対側に位置する他の構造物に別の単一給電構造体を具現し、ケーブルまたは分配器を用いて二重給電の形態で具現する方法が提示された。しかし、このような二重給電方式によると、組立性が良くないという欠点があり、はんだ付け点上昇による量産性問題及びPIMD特性が均一でないという問題など構造的に複雑な点があった。
これを解決するために、図9に示す本発明の一実施例に係る二重給電方式は、1つのアンテナ構造にて他の構造物なしにシフト直列給電を用いた二重給電が可能になるように実現する。例えば、本発明の一実施例に係る二重給電方式による場合、単一給電で給電されて直列給電が行われるようにするシフト給電方式に応じて、放射板50上で所定の時間差を有する順次的給電が同じ方向で行われる。これは、二重給電の利点であるCPR(Cross Polarization Ratio)特性とアイソレーション特性を満たしつつも構造の複雑さを画期的に減少させることで二重偏波アンテナの小型化を可能にする効果がある。
一方、図10及び図11を比較すると、本発明の一実施例に係る二重給電方式によると、従来の二重給電方式に比べて放射パターン、帯域幅、アイソレーション交差偏波特性が良くなったことが確認できる。
以上の説明は、本実施例の技術思想を例示的に説明したに過ぎず、本実施例が属する技術分野で通常の知識を有する者であれば、本実施例の本質的な特性から逸脱しない範囲で様々な修正及び変形が可能であろう。したがって、本実施例は、本実施例の技術思想を限定するものではなく説明するためのものであり、このような実施例によって本実施例の技術思想の範囲が限定されるものではない。本実施例の保護範囲は、特許請求の範囲によって解釈されるべきであり、それと同等の範囲内にあるすべての技術思想は、本実施例の権利範囲に含まれるものと解釈されるべきである。
[関連出願の参照(CROSS-REFERENCE TO RELATED APPLICATION)]
本特許出願は、本明細書にその全体が参考として含まれる、2019年5月16日付で韓国に出願した特許出願番号第10-2019-0057260号及び、2019年7月16日付で韓国に出願した特許出願番号第10-2019-0085446号に対して優先権を主張する。

Claims (11)

  1. ベース基板と、
    ベース基板上に支持され、互いに交差するように配置した第1の給電基板及び第2の給電基板を含む給電部と、
    前記給電部上に支持される放射板とを含み、
    前記第1の給電基板は、シフト給電(Shift Feed)方式によって前記放射板の第1の方向を基準に第1の領域に第1の基準位相信号を供給し、前記第1の領域に続く第2の領域に前記第1の基準位相信号に対して逆位相を有する第1の逆位相信号を供給するように構成した第1の給電ラインを含み、
    前記第2の給電基板は、前記シフト給電方式によって前記放射板の第2の方向を基準に第3の領域に第2の基準位相信号を供給し、前記第3の領域に続く第4の領域に、前記第2の基準位相信号に対して逆位相を有する第2の逆位相信号を供給するように構成した第2の給電ラインを含むことを特徴とする、二重偏波アンテナ。
  2. 前記第1の給電ライン及び前記第2の給電ラインはそれぞれ、
    前記シフト給電方式により、前記放射板上に所定の時間差を有する順次給電が同じ方向に行われるように具現することを特徴とする請求項1に記載の二重偏波アンテナ。
  3. 第1の給電ラインは、第1の給電基板の一側短辺から第1の方向に第1の領域に平行して延びる第1の基準位相カップリング電極、及び前記第2の領域に平行して延びる第1の逆位相カップリング電極を含み、
    第2の給電ラインは、第2の給電基板の一側短辺から第2の方向に第3の領域に平行して延びる第2の基準位相カップリング電極、及び第4の領域に平行して延びる第2の逆位相カップリング電極を含むことを特徴とする請求項1に記載の二重偏波アンテナ。
  4. 前記第1の給電ラインは、一端が前記第1の給電ラインの一側長辺上で前記ベース基板の信号ラインに電気的につながり、他端が、さらに前記第1の基準位相カップリング電極の一端につながる第1の直接給電線路と、第1の逆位相カップリング電極の一端から第1の給電基板の一側長辺に向かって延びる第1のカップリング給電線路と、第1の基準位相カップリング電極の他端から前記第1のカップリング給電線路の一端につながる第1の配信ラインと、を含み、
    前記第2の給電ラインは、一端が前記第2の給電ラインの一側長辺上で前記ベース基板の信号ラインに電気的につながり、他端が、さらに前記第2の基準位相カップリング電極の一端につながる第2の直接給電線路と、前記第2の逆位相カップリング電極の一端から前記第2の給電基板の前記一側長辺に向かって延びる第2のカップリング給電線路と、第2の基準位相カップリング電極の他端から第2のカップリング給電線路の一端につながる第2の伝達ラインと、を含むことを特徴とする請求項3に記載の二重偏波アンテナ。
  5. 前記第1の伝達ライン及び第2の伝達ラインは、
    それぞれに対応するカップリング給電線路上に基準位相信号対比180°の位相差を有する電流が印加するようにシフトした構造及び経路の長さを有することを特徴とする請求項4に記載の二重偏波アンテナ。
  6. 前記第1のカップリング給電線路及び前記第2のカップリング給電線路は、
    それぞれに対応する伝達ラインを介して印加した逆位相信号をそれぞれに対応する逆位相カップリング電極上に供給する給電線路として機能してLプローブ給電構造を形成することを特徴とする請求項5に記載の二重偏波アンテナ。
  7. 前記第1の給電ライン及び前記第2の給電ラインのうちの少なくとも1つの給電ラインは、
    一部が給電基板の一面に形成され、残りが給電基板の他面に形成されることを特徴とする請求項1に記載の二重偏波アンテナ。
  8. 前記第1の給電ライン及び前記第2の給電ラインのうちの少なくとも1つの給電ラインは、
    基準位相信号に相応する部分が前記一面に形成され、逆位相信号に相応する部分が前記他面に形成されることを特徴とする請求項7に記載の二重偏波アンテナ。
  9. 前記第1の給電ライン及び前記第2の給電ラインのうちの少なくとも1つの給電ラインは、
    前記一面に形成した一部の給電ラインを介して給電した電流が、前記他面に形成した残りの給電ライン上にカップリングされるように具現することを特徴とする請求項7に記載の二重偏波アンテナ。
  10. 前記放射板は正方形であり、
    前記放射板内に放射した電流の方向を迂回させるための円状の孔を形成したことを特徴とする請求項1に記載の二重偏波アンテナ。
  11. 前記放射板の対角線の長さは、使用周波数の中心周波数の半波長の長さと同一であり、
    前記孔の直径は、前記放射板の面積に基づいて決定されることを特徴とする請求項10に記載の二重偏波アンテナ。
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