JP2022529176A - ウェアラブル製品 - Google Patents

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Abstract

【要約】ウェアラブル製品(01)は、表示モジュール(10)と、後部ハウジング(11)と、中間フレーム(12)と、プリント回路基板(13)と、導電性構成要素(50)とを含む。後部ハウジング(11)は、表示モジュール(10)の非発光側に位置する。中間フレーム(12)は、表示モジュール(10)と後部ハウジング(11)との間に位置し、中空フレーム構造である。中間フレーム(12)は、金属フレーム(120)と、金属フレーム(120)内に入れ子状態にされ金属フレーム(120)に接続されているプラスチックフレーム(121)とを含む。プラスチックフレーム(121)は、表示モジュール(10)及び後部ハウジング(11)にシール状態で接続され、閉じた収容キャビティ(100)を形成する。プリント回路基板(13)は、収容キャビティ(100)内に位置する。導電性構成要素(50)の一部は、収容キャビティ(100)内に位置し、プリント回路基板(13)に電気的に接続され、導電性構成要素(50)の他の一部は、金属フレーム(120)に電気的に接続されるためにプラスチックフレーム(121)を貫通し、ウェアラブル製品(01)のハウジングで金属の一体化が実施できない問題を解決する。

Description

本出願は、「WEARABLE PRODUCT」と題し、2019年4月19日に中国国家知的所有権庁に出願された中国特許出願第201910317783.9号の利益を主張し、これは全体が参照により本明細書に組み込まれる。
本出願は、ディスプレイ技術の分野に関し、特にウェアラブル製品に関する。
ディスプレイ技術の継続的な発展に伴って、ウェアラブル製品の外観と性能とへのユーザの要求が、ますます高まっている。製品のユーザ体験を向上させるために、ウェアラブル製品のハウジングは、通常、金属材料を使用してよく、ウェアラブル製品は、比較的良好な金属テクスチャーを有する。しかしながら、ウェアラブル製品のアンテナの信号品質を向上させるために、ウェアラブル製品のハウジング内の金属部分をセグメント化する必要があり、金属部分のセグメントは絶縁材料を使用して接続される。このようにして、製品の外観の金属の一体化を実現することは困難である。
本出願の実施形態は、携帯端末のハウジングで金属の一体化が実施できない問題を解決するために、ウェアラブル製品を提供する。
上記の目的を達成するために、本出願では以下の技術的解決策が使用される。
第1態様によれば、本出願の実施形態は、ウェアラブル製品を提供する。ウェアラブル製品は、表示モジュールと、後部ハウジングと、中間フレームと、プリント回路基板(printed circuit board, PCB)と、導電性構成要素とを含む。後部ハウジングは、表示モジュールの非発光側に位置し;中間フレームは、表示モジュールと後部ハウジングとの間に位置し、中間フレームは、金属フレームと、金属フレーム内に入れ子状態にされ金属フレームに接続されているプラスチックフレームとを含み、金属フレームとプラスチックフレームとは中空フレーム構造であり、プラスチックフレームは、表示モジュール及び後部ハウジングにシール状態で接続され、閉じた収容キャビティを形成し;PCBは、収容キャビティ内に位置し;導電性構成要素の一部は、収容キャビティ内に位置し、PCBに電気的に接続され、導電性構成要素の他の一部は、金属フレームに電気的に接続されるためにプラスチックフレームを貫通する。前述のことから、本出願のこの実施形態で提供されるウェアラブル製品では、中間フレームの内側に配置されたプラスチックフレームの一部であり、表示モジュールに面する部分が、シール状態で表示モジュールに接続されていることが分かる。これに加えて、プラスチックフレームの一部であり後部ハウジングに面する部分が、さらに、シール状態で後部ハウジングに接続される。このようにして、プラスチックフレームと、表示モジュールと、後部ハウジングとは、完成された防水構造を形成する。PCBを収容するために使用される収容キャビティは、防水構造内にある。プラスチックフレームに接続された金属フレームは、防水構造の外側にある。このように、中間フレームでは外側の金属フレームと内側プラスチックフレームとの間の結合力が比較的小さいため、水漏れのリスクがある。金属フレームの内側に配置された防水構造の防水機能に基づいて、外部の水蒸気が防水構造に侵入する確率が効果的に下げられ、それによって、ウェアラブル製品の収容キャビティ内の他の構成要素に影響を及ぼす確率が下げられ、ウェアラブル製品の防水性能を向上させることができる。これに加えて、本出願のこの実施形態で提供されるウェアラブル製品の中間フレームの外側に配置された金属フレームは、アンテナラジエータとして使用される。金属フレームは、ウェアラブル製品の内部での金属部分を有する構成要素から、プラスチックフレームを使用して分離される。プラスチックフレームの壁厚を調整することによって、金属フレームとPCBのような内部金属構成要素との間の距離、即ち、アンテナクリアランスを効果的に増加させることができる。一層大きなアンテナクリアランスは、金属フレームの一層よいアンテナ性能と、アンテナ信号の一層よい送信効果とを示す。また、中間フレームの外側に配置された金属フレームは、中空フレーム構造であり、首尾が連結された中空フレーム構造であってよい。従って、アンテナ信号の有効な送信が満足された場合に、金属フレームをさらに使用して、製品の外観を金属の一体化の要件を満足させてよい。また、中間フレームの一部は金属フレームであり、中間フレームの別の一部はプラスチックフレームである。従って、完全に金属製の中間フレームと比較して、本出願の本実施例で提供される中間フレームは、一層軽量な重量を有し、これによりウェアラブル製品全体の重量を削減し、製品全体のための軽量なデザインを実現する。
任意には、第1貫通孔がプラスチックフレームに配置され;導電性構成要素は、金属バネと、金属コネクタと、第1シールキットとを含み;金属バネは、PCBと接触し;金属コネクタの一端は、金属フレームと接触するために第1貫通孔を通り、金属コネクタの他端は、金属バネと接触し、そして第1貫通孔を通る金属コネクタの一部である表面であり第1貫通孔と協働する表面に、第1環状取り付け溝が配置され;第1シールキットは、第1取り付け溝内に配置され、第1取り付け溝の底面と第1貫通孔の孔壁とに接触する。導電性構成要素では、金属コネクタの一端が金属フレームに電気的に接続され、他端が金属バネに電気的に接続される。金属バネは、PCBに電気的に接続されている。このように、金属フレームは、導電性構成要素を使用してPCBに電気的に接続することができ、従って、金属フレームは、信号を送信するためのアンテナとして使用してよい。さらに、第1シールキットは、金属コネクタと第1貫通孔とをシールするように構成されている。従って、プラスチックフレームと、プラスチックフレームに接続された表示モジュールと後部ハウジングとを含む防水構造の防水性能のために、プラスチックフレームを通過する金属コネクタからの衝撃は、減少させることができる。
任意には、第1貫通孔に接続された第1接続孔が、金属フレームに配置され;第1貫通孔を通って延びる金属コネクタの一部は、第1接続孔内に配置され、第1接続孔と協働する。この場合に、第1貫通孔を通って延びる金属コネクタの一部は、第1接続孔内に配置されてよく、第1接続孔と協働して、金属コネクタと金属フレームとの間の接触面積を増加させてよい。
任意には、第1接続孔は、ねじ孔であり、金属コネクタは、第1ねじ付き締結具であり;第1ねじ付き締結具は、互いに接続されたベアロッド部とねじ軸とを含み、ベアロッド部は、第1貫通孔とシール状態で協働し、ねじ軸は、第1接続孔と螺合的に協働し;ベアロッド部の直径は、ねじ軸の直径よりも大きい。この場合に、第1シールキットは、金属コネクタ内のベアロッド部での第1取り付け溝に取り付けられてよく、ベアロッド部と第1貫通孔との間の協働が、第1シールキットを使用してシール状態で実施される。さらに、ねじ軸は、第1接続孔と螺合的に協働し、第1ねじ付き締結具を金属フレームに接続してよい。さらに、金属コネクタにおいて、ベアロッド部の直径は、ねじ軸の直径よりも大きくでき、その結果、ベアロッド部とねじ軸との間の交差面は、金属フレームの内壁であり収容キャビティに面する内壁と、接触してよい。このようにして、ベアロッド部が、金属フレームの第1接続孔にねじ込まれるのを防止する。
任意には、第1ねじ付き締結具は頭部をさらに含み、頭部は収容キャビティ内に位置し、ベアロッド部に接続され;金属バネは、第1副バネと、第2副バネとを含み;第1副バネは、第2貫通孔が設けられ、ベアロッド部が第2貫通孔を通り、第1副バネを頭部とプラスチックフレームとの間に締結し;第2副バネは、第1副バネと一体構造を形成するように第1副バネに接続され、PCBに接触する。金属コネクタの頭部の直径は、ベアロッド部の直径よりも大きい。従って、ベアロッド部がプラスチックフレームの第1貫通孔を通過するとき、頭部は、プラスチックフレームの内側に位置する収容キャビティ内に位置する。この場合に、金属バネの第1副バネは、頭部を使用してプラスチックフレームの内壁と頭部との間に固定され、金属コネクタを金属バネに電気的に接続してよい。また、第1副バネと一体構造を形成する第2副バネは、PCBと接触し、第1ねじ付き締結具と金属バネとを使用して、金属フレームをPCBに電気的に接続してよい。
任意には、表示モジュールは、表示スクリーンと、表示スクリーンの周辺部の周りに配置されているベゼルとを含み;ウェアラブル製品は、接着層をさらに備え;接着層は、プラスチックフレームの表面でありベゼルに面する表面に配置され、プラスチックフレームとベゼルとを接着するのに使用される。このように、プラスチックフレームとベゼルとは、接着層を使用して接続され、プラスチックフレームがベゼルと密着する。このようにして、プラスチックフレームとベゼルとの間の接合位置から外部の水蒸気が収容キャビティにはいる確率が下げられ、ウェアラブル製品全体の防水能力を向上させる。
任意には、第2取り付け溝が、後部ハウジングの表面でありプラスチックフレームに面する表面に配置され、ウェアラブル製品は、第2シールキットをさらに含み;第2シールキットは、第2取り付け溝に配置され、そしてプラスチックフレームの表面であり第2取り付け溝に面する表面と、第2取り付け溝の底面とに接触し、第2シールキットは、プラスチックフレームと後部ハウジングとをシールするように構成され;ウェアラブル製品は、少なくとも1つの第2ねじ付き締結具をさらに含み、第2ねじ付き締結具は、第2シールキットの側部であり収容キャビティから離れた側部に配置され、第2ねじ付き締結具は、後部ハウジングとプラスチックフレームとを貫通し、螺合的に金属フレームに接続される。このようにして、第2ねじ付き締結具と、後部ハウジング及びプラスチックフレームの間に配置された第2シールキットとを使用して、後部ハウジングは、シール状態でプラスチックフレームに接続できる。
任意には、プラスチックフレームの壁厚は、0.4mmないし1.6mmである。プラスチックフレームの壁厚が0.4mm未満の場合に、ナノ成形技術では、プラスチック材料が比較的少ないため、成形不良の問題が発生しやすい。また、プラスチックフレームの壁厚が1.6mmを超える場合に、ナノ成形技術では、プラスチック材料が多いため、プラスチックフレームの表面の一部に材料が堆積しやすくなる。堆積した材料の領域は、収縮する、即ち、成形収縮現象が生じ、それによって、製品の品質が低下する。従って、プラスチックフレームの壁厚が0.4mmないし1.6mmの範囲であれば、ナノ成形技術では、成形不良が発生する確率が下げられ、成形収縮が発生する確率が下げられる。
任意には、ウェアラブル製品は、ボタン構成要素をさらに備え、第3貫通孔が中間フレームに配置され、これに加えてボタン構成要素は、ボタン管と第3シールキットとを含み;ボタン管の一部は第3貫通孔に配置され、ボタン管の一部は中間フレームの外側に配置され、そしてボタン管の表面であり第3貫通孔と協働する表面に、第3環状取り付け溝が配置され;第3シールキットは、第3取り付け溝に配置され、第3取り付け溝の底面と、プラスチックフレームを貫通する第3貫通孔の一部の孔壁とに接触し、ボタン管と第3貫通孔とをシールするように構成されている。このようにして、ボタン管とプラスチックフレームとは、第3シールキットを使用してシールできる。従って、プラスチックフレームと、プラスチックフレームに接続された表示モジュールと後部ハウジングとを含む防水構造の防水性能のために、プラスチックフレームを通過するボタン管からの衝撃は減少させることができる。
任意には、ボタン構成要素は、ボタンキャップと、ボタンポールとをさらに含み;ボタンキャップは、ボタン管の一部であり中間フレームの外側に位置する一部を、入れ子状態にして設けられ;ボタンポールは、ボタン管の内部孔を通り、ボタン管とボタンキャップとに接続されている。ボタンキャップは、ユーザがボタン構成要素を制御するのを容易にするように構成されている。ボタンポールは、ボタンキャップに接続されている。ボタンポールは、ボタンキャップが押され又は回転されると、ボタンキャップ上のプレス又は回転操作に従うように構成され、ウェアラブル製品内のボタンポールに接続された構成要素が、前述の操作に対応する命令を実行し、時計での制御を実施する。例えば、時間を調整し、情報を読み取る。
任意には、ボタン管の内部孔は、互いに接続された第1内部サブホールと第2内部サブホールとを含み、第1内部サブホールの開度は、第2内部サブホールの開度よりも大きく、第1内部サブホールは、ボタンキャップに近接して配置され;第4環状取り付け溝が、収容キャビティ内へ延びるボタンポールの一部の円筒面に配置されている。さらに、ボタン構成要素は、バネと、鋼板と、クリップリングとをさらに含む。バネは、ボタンポールに取り付けられ、第1内部サブホールに配置される。ユーザがボタンキャップを押すと、ボタンキャップに加わる圧力が、バネを変形させる。圧力が消えると、バネが変形から回復した後に、ボタン構成要素は圧力の前の位置にリセットされる。鋼板は、バネと、第2内部サブホール及び第1内部サブホールの間の交差面との間に配置され、第4貫通孔が鋼板に配置され、ボタンポールを通す。鋼板は、圧力下でのバネの変形時にボタン管の内壁を傷つけることを回避するように、大きな剛性を有する。クリップリングは、第4取り付け溝内に取り付けられ、ここで、クリップリングの表面であり中間フレームの側壁に面する表面が、プラスチックフレームと第4取り付け溝の側面とに接触する。従って、ボタンポールとボタン管との位置は、クリップリングを使用して固定される。
任意には、金属フレームの表面でありプラスチックフレームに面する表面は、第1段付き表面であり、第1段付き表面は、少なくとも1つの第1突起と少なくとも1つの第1溝とを有し;プラスチックフレームの表面であり金属フレームに面する表面は、第2段付き表面であり、第2段付き表面は、少なくとも1つの第2突起と少なくとも1つの第2溝とを有し;第1突起は、第2溝の中にクランプされ、第2突起は、第1溝の中にクランプされる。これにより金属フレームがプラスチックフレームに接続される。
任意には、金属フレームの表面でありプラスチックフレームに面する表面は、複数のナノホールを有し、ナノホールは、プラスチックフレームの一部で充填される。ナノホールの開度はナノレベルである。前述のナノ成形技術では、金属フレームとプラスチックフレームとの間に、一層強い結合力が実現できる。
任意には、複数の回路基板フィードポイントが、PCB上に配置され、ウェアラブル製品は、複数の導電性構成要素を備え、導電性構成要素のうちの1つは、回路基板フィードポイントのうちの1つに電気的に接続される。従って、異なるタイプのアンテナ信号を送信するために、異なる導電性構成要素に電気的に接続された金属フレームの部分が、使用できる。
本出願のいくつかの実施形態によるウェアラブル製品の構造の概略図である。 図1a中のウェアラブル製品の構成要素間の位置関係の概略図である。 図1a中の表示モジュールの構造の概略図である。 図1a中の表示モジュールの構造の別の概略図である。 図1a中の表示モジュールの構造の概略図である。 図1a中のウェアラブル製品の構成要素間の別の位置関係の概略図である。 図1b中のO1-O1に沿った切断面図である。 図5a中の金属フレームとプラスチックフレームとの接触面間の相互作用の概略図である。 本出願のいくつかの実施形態による、中間フレームでの金属フレームとプラスチックフレームとの接触面間の相互作用の概略図である。 図1a中のO1-O1に沿った切断面図である。 図1a中のウェアラブル製品の構成要素間の別の位置関係の概略図である。 図1a中のO1-O1に沿った別の切断面図である。 本出願のいくつかの実施形態によるウェアラブル製品の部分構造の概略図である。 本出願のいくつかの実施形態による後部ハウジングの構造の概略的な上面図である。 本出願のいくつかの実施形態によるウェアラブル製品の部分構造の別の概略図である。 本出願のいくつかの実施形態によるウェアラブル製品の背面の上面図である。 図8d中のB1-B1に沿った別の切断面図である。 本出願のいくつかの実施形態によるウェアラブル製品の断面図である。 本出願のいくつかの実施形態によるウェアラブル製品の部分構造の別の概略図である。 本出願のいくつかの実施形態による、ウェアラブル製品でのPCB上の回路基板フィードポイントの分布の概略図である。 本出願のいくつかの実施形態によるウェアラブル製品のアンテナクリアランスの概略図である。 本出願のいくつかの実施形態によるウェアラブル製品のアンテナクリアランスの別の概略図である。 本出願のいくつかの実施形態によるウェアラブル製品の部分構造の別の概略図である。 図13a中の導電性構成要素の構造の概略図である。 図13b中の金属コネクタの構造の概略図である。 図13a中の金属バネの構造の概略図である。 図13a中の金属コネクタの構造の別の概略図である。 本出願のいくつかの実施形態による、導電性構成要素と中間フレームとを配置することの概略図である。 図13a中の導電性構成要素の構造の別の概略図である。 図14d中の金属フレームでの第1接続孔とプラスチックフレームでの第1貫通孔との構造の概略図である。 本出願のいくつかの実施形態によるウェアラブル製品の部分構造の別の概略図である。 図15a中のボタン構成要素の構造の概略図である。 図15a中のボタン構成要素の構造の別の概略図である。 図16a中のボタン管の内部孔の構造の概略図である。 図15a中のボタン構成要素の構造の別の概略図である。 図16c中のいくつかの構成要素を組み立てることの概略図である。
参照符号
01 ウェアラブル製品;10 表示モジュール;11 後部ハウジング;12 中間フレーム;13 PCB;120 金属フレーム;121 プラスチックフレーム;100 収容キャビティ;50 導電性構成要素;51 金属バネ;52 金属コネクタ;520 第1取り付け溝;53 第1シールキット;1211 第1貫通孔;1202 第1接続孔;521 頭部;522 ベアロッド部;523 ねじ軸;510 第1副バネ;1212 第2貫通孔;511 第2副バネ;101 表示スクリーン;103 バックライトモジュール;102 ベゼル;30 接着層;110 第2取り付け溝;32 第2シールキット;42 第2ねじ付き締結具;200 防水構造;1201 凸状ラグ;60 ボタン構成要素;1213 第3貫通孔;601 ボタン管;6011 第1内部サブホール;6012 第2内部サブホール;6010 第3取り付け溝;602 第3シールキット;603 ボタンキャップ;604 ボタンポール;605 バネ;606 鋼板;607 クリップリング;6040 第4取り付け溝;608 第4シールキット;21 第1突起;22 第1溝;23 第2突起;24 第2溝;25 ナノホール。
以下に、本出願の実施形態における添付図面を参照して、本出願の実施形態における技術的解決策を説明する。説明される実施形態が、本出願の全ての実施形態ではなく、単なる一部に過ぎないことは明らかである。
以下の用語「第1」及び「第2」は、単に説明のためのものに過ぎない。これは、相対的重要性の表示若しくは暗示、又は表示された技術的特徴の量の暗示として理解されないものとする。従って、「第1」、「第2」などによって限定される特徴は、1つ又は複数の特徴を明示的又は暗示的に含んでよい。本出願の記載で、別途述べない限り、「複数の」とは2つ又は2つよりも多いことを意味する。
さらに、本出願では、「上」及び「下」などの位置用語は、添付の図面での構成要素の位置に関連して定義される。これらの位置用語は、相対的な説明と明確化とのために使用される相対的な概念であり、添付の図面での構成要素の位置の変化に応じて変化し得ることが理解されるものとする。
本出願では、「接続」という用語は、別途明示的に規定及び制限されない限り、広義に理解されるものとする。例えば、「接続」は、固定接続であってよく、着脱可能な接続であってよく、又は一体的な接続であってよく;直接接続であってよく、又は媒体を使用して実施される間接接続であってよい。
本出願の実施形態は、ウェアラブル製品を提供する。ウェアラブル製品は、時計又はバンドであってよい。説明を容易にするために、以下の実施形態は、ウェアラブル製品が時計である例を使用して説明する。
図1aに示すように、ウェアラブル製品01は、表示モジュール10と、中間フレーム12と、後部ハウジング11とを含む。
表示モジュール10は、画像を表示するように構成された発光側と、発光側と反対側の非発光側とを有する。図1bに示すように、後部ハウジング11は、表示モジュール10の非発光側に配置される。
図2aに示すように、表示モジュール10は、表示スクリーン101とベゼル102とを含む。ベゼル102は、表示スクリーン101の周辺部の周りに配置されている。ベゼル102は、表示スクリーン101の周辺部を保護及び装飾してよい。
なお、表示スクリーン101の形状は、本出願では限定されるものではないことに留意するものとする。例えば、表示スクリーン101の表示面は、図2aに示すような円であってよく、又は図2bに示す矩形であってよい。
表示スクリーン101の形状が変わると、ウェアラブル製品01の別の構成要素、例えば、ベゼル102、中間フレーム12、及び後部ハウジング11の形状も、表示スクリーン101に伴って変わる。説明を容易にするために、以下では、表示スクリーン101の表示面が円である例を使用して述べる。
本出願のいくつかの実施形態では、図3に示すように、表示スクリーン101は、液晶ディスプレイ(liquid crystal display, LCD)であってよい。この場合に、表示モジュール10は、さらに、液晶ディスプレイに光源を供給するように構成されたバックライトユニット(back light unit, BLU)103を含む。
あるいは、本出願のいくつかの他の実施形態では、表示スクリーン101は、有機発光ダイオード(organic light emitting diode, OLED)表示スクリーンであってよい。OLED表示スクリーンは、独立した発光が実現できる。従って、BLU103を表示モジュール10に設置する必要はない。
さらに、図1bに示すように、中間フレーム12は、表示モジュール10と後部ハウジング11との間に配置される。本出願のこの実施形態では、図4に示すように、中間フレーム12は、金属フレーム120とプラスチックフレーム121とを含む。プラスチックフレーム121は、金属フレーム120内に入れ子にされ、金属フレーム120に接続される。金属フレーム120とプラスチックフレーム121とはともに、中空フレーム構造である。従って、中間フレーム12全体もまた、中空フレーム構造である。
金属フレーム120は、金属材料で作られる。従って、金属フレーム120は、伝導性能を有する。プラスチックフレーム121は、プラスチック材料で作られ、絶縁性能を有する。
表示スクリーン101の表示面が円である場合に、中空フレーム構造はリングであってよい。リングは、首尾がつながった閉じた構造である。
本出願のいくつかの実施形態では、金属フレーム120をプラスチックフレーム121に接続するために、図5a(図1bの破線O2-O2に沿った切断図)に示されるように、金属フレーム120の表面であり、プラスチックフレーム121に面する表面は、第1段付き表面A1である。プラスチックフレーム121の表面であり、金属フレーム120に面する表面は、第2段付き表面A2である。第1段付き表面A1は、第2段付き表面A2と協働する。
金属フレーム120とプラスチックフレーム121との部分的な断面構造が、図5bに示されている。金属フレーム120にあり、プラスチックフレーム121に面する第1段付き表面A1は、少なくとも1つの第1突起21と少なくとも1つの第1溝22とを有する。
プラスチックフレーム121にあり、金属フレーム120に面する第2段付き表面A2は、少なくとも1つの第2突起23と少なくとも1つの第2溝24とを有する。
第1突起21は、第2溝24の中にクランプされるように構成され、第2突起23は、第1溝22の中にクランプされるように構成され、金属フレーム120がプラスチックフレーム121に接続される。
あるいは、本出願のいくつかの他の実施形態では、金属フレーム120がプラスチックフレーム121に接続されるように、金属フレーム120は、ナノ成形技術(nano molding technology, NMT)を使用してプラスチックフレーム121と組み合わせることができる。
この場合に、図6に示すように、金属フレーム120の表面であり、プラスチックフレーム121に面する表面は、複数のナノホール25を有する。ナノホール25は、プラスチックフレーム121の一部で充填される。ナノホール25の開度は、ナノレベルである。前述のNMTでは、金属フレーム120とプラスチックフレーム121との間に、一層強い結合力が実施できる。
これに基づいて、本出願のいくつかの実施形態では、プラスチックフレーム121の壁厚Hは、0.4mmないし1.6mmの範囲内であってよい。プラスチックフレーム121の壁厚Hが0.4mm未満の場合に、ナノ成形技術では、プラスチック材料が比較的少ないため、不十分な成形という問題が発生しやすい。
また、プラスチックフレーム121の壁厚Hが1.6mmを超えると、ナノ成形技術では、プラスチック材料が多いため、プラスチックフレーム121の表面のいくつかの領域に材料が堆積しやすくなる。堆積した材料の領域は、収縮する、即ち、成形収縮現象が生じ、それによって、製品の品質が低下する。
従って、プラスチックフレーム121の壁厚Hが0.4mmないし1.6mmの範囲内であれば、ナノ成形技術では、成形不良が発生する確率が下げられ、成形収縮が発生する確率が下げられる。
本出願のいくつかの実施形態では、プラスチックフレーム121の壁厚Hは、0.4mm,0.5mm,0.7mm,1.0mm,1.2mm,1.5mm又は1.6mmとしてよい。
なお、プラスチックフレーム121の表面であり金属フレーム120と対向する表面と、プラスチックフレーム121の表面であり金属フレーム120と反対側の表面とは、製造プロセスや構造設定などの要因により、平坦でないことに留意するものとする。この場合に、プラスチックフレーム121の壁厚Hは、プラスチックフレーム121の表面であり金属フレーム120と対向する表面と、プラスチックフレーム121の表面であり金属フレーム120と反対側の表面との間の、直線距離の平均値であってよい。
さらに、図7a(図1aに示すO1-O1に沿った切断図)に示すように、本出願のいくつかの実施形態では、中間フレーム12において、プラスチックフレーム121の一部であり表示モジュール10に面する部分が、シール状態で表示モジュール10に接続される。プラスチックフレーム121の一部であり後部ハウジング11に面する部分が、シール状態で後部ハウジング11に接続され、閉じた収容キャビティ100を形成する。
ウェアラブル製品01は、さらに、図7bに示すPCB13を含む。図7cに示すように、PCB13は、収容キャビティ100内に配置される。
さらに、ウェアラブル製品01がさらにバッテリ(図示せず)を含む場合に、バッテリはまた、収容キャビティ100内に配置されてよい。
これにより、閉じた収容キャビティ100が良好な防水性能を有する場合には、収容キャビティ100内に配置されたPCB13又はバッテリなどの電子構成要素が、水に触れる確率を下げることができ、ウェアラブル製品01の防水性能を向上させることができる。
本出願のいくつかの実施形態では、プラスチックフレーム121の一部であり表示モジュール10に面する部分を、シール状態で表示モジュール10に接続するために、図8a(図7cのE1位置の局部拡大概略図)に示すように、ウェアラブル製品01は、接着層30をさらに備えている。
接着層30は、プラスチックフレーム121の表面であり表示モジュール10のベゼル102に面する表面に、位置する。接着層30は、プラスチックフレーム121とベゼル102との対向する表面を接着するのに使用される。
このように、プラスチックフレーム121とベゼル102とは、接着層30を使用して接続され、プラスチックフレーム121がベゼル102と密着する。このようにして、プラスチックフレーム121とベゼル102との間の結合位置から外側の水蒸気が収容キャビティ100にはいる確率を下げることができ、ウェアラブル製品01全体の防水能力を向上させることができる。
本出願の他のいくつかの実施形態では、プラスチックフレーム121の一部であり後部ハウジング11に面する部分を、シール状態で後部ハウジング11に接続するために、図8bに示すように、第2取り付け溝110が、後部ハウジング11の表面でありプラスチックフレーム121に面する表面に配置される。
これに加えて、ウェアラブル製品01はさらに、図8c(図7cのE2位置の局部拡大概略図)に示すように、第2シールキット32を含む。
第2シールキット32は、第2取り付け溝110に配置され、プラスチックフレーム121の表面であり第2取り付け溝110に面する表面と、第2取り付け溝110の底面とに接触する。第2シールキット32は、プラスチックフレーム121と後部ハウジング11とをシールするように構成されている。
本出願のこの実施形態では、第2シールキット32はシールリングであってよいことに留意するものとする。第2シールキット32がシールリングである場合に、シールリングは、首尾が接続された環状構造であるため、第2シールキット32と協働する第2取り付け溝110は、図8bに示す閉じたリング溝である。
これに基づいて、図8dに示されるように、プラスチックフレーム121が後部ハウジング11に接続できるように、ウェアラブル製品01は、少なくとも1つの第2ねじ付き締結具42をさらに含む。図8dは、ウェアラブル製品01が4つの第2ねじ付き締結具42を含む例を使用して説明される。
図8e(図8dの破線B1-B1に沿った切断図)に示されるように、第2ねじ付き締結具42は、第2シールキット32の側部であり収容キャビティ100から離れた側部に配置され、第2ねじ付き締結具42は、後部ハウジング11とプラスチックフレーム121とを貫通し、螺合的に金属フレーム120に接続される。
この場合に、第2ねじ付き締結具42を螺合的に金属フレーム120に接続できるように、図8eに示すように、プラスチックフレーム121の表面であり表示モジュール10に対面する表面の一部を、金属フレーム120は覆う。このようにして、後部ハウジング11とプラスチックフレーム121とを貫通した後、第2ねじ付き締結具42は、プラスチックフレーム121の一部を覆う金属フレーム120に、ねじ込み方式で接続してよい。
この場合に、第2ねじ付き締結具42を通そうとする貫通孔が、後部ハウジング11とプラスチックフレーム121とに配置され、第2ねじ付き締結具42への螺合での接続に使用されるねじ孔が金属フレーム120に配置される。
本出願のいくつかの実施形態では、第2ねじ付き締結具42は、ねじ、ボルトなどであってよいことに留意するものとする。
このようにして、後部ハウジング11とプラスチックフレーム121との間に配置された第2ねじ付き締結具42と第2シールキット32とを使用して、後部ハウジング11は、シール状態でプラスチックフレーム121に接続されてよい。
この場合に、ウェアラブル製品01を修理する必要がある場合に、又はバッテリを交換する必要がある場合には、第2ねじ付き締結具42を取り外してよい。後部ハウジング11は中間フレーム12から取り外しでき、ウェアラブル製品01を修理したり、バッテリを交換したりすることができる。
前述のことから、本出願のこの実施形態で提供されるウェアラブル製品01では、図9に示すように、中間フレーム12の内側に配置されたプラスチックフレーム121の一部であり、表示モジュール10に面する部分が、シール状態で表示モジュール10に接続されていることが分かる。これに加えて、プラスチックフレーム121の一部であり後部ハウジング11に面する部分が、さらに、シール状態で後部ハウジング11に接続される。このようにして、プラスチックフレーム121と、表示モジュール10と、後部ハウジング11とは、完成された防水構造200を形成する。
防水構造200は、プラスチックフレーム121と、表示モジュール10と、後部ハウジング11とを含む。PCB13を収容するために使用される収容キャビティ100は、防水構造200内にある。プラスチックフレーム121に接続された金属フレーム120は、防水構造200の外側にある。
このように、中間フレーム12では外側の金属フレーム120と内側プラスチックフレーム121との間の結合力が比較的小さいため、水漏れのリスクがある。金属フレーム120の内側に配置された防水構造200の防水機能に基づいて、外部の水蒸気が防水構造200に侵入する確率が効果的に下げられ、それによって、ウェアラブル製品01の収容キャビティ100内の他の構成要素、例えばPCB13に影響を及ぼす確率が下げられ、ウェアラブル製品01の防水性能を向上させることができる。
さらに、ウェアラブル製品01は、図10に示す導電性構成要素50をさらに備えている。導電性構成要素50の一部は、収容キャビティ100内に位置し、PCB13に電気的に接続される。導電性構成要素50の他の部分は、プラスチックフレーム121を通過して、金属フレーム120に電気的に接続される。このように、中間フレーム12の外側の金属フレーム120は、ウェアラブル製品01のアンテナとして使用してよい。
この場合に、導電性構成要素50を使用して、PCB13での信号を外側の金属フレーム120に伝送してよく、金属フレーム120を使用してPCB13での信号を送信してよい。
あるいは、金属フレーム120は、外部信号を受信してよく、導電性構成要素50を使用してPCB13に信号を伝送して、PCB13が信号を処理するようにしてよい。
本出願のこの実施形態では、PCB13が導電性構成要素50に電気的に接続される位置を、回路基板フィードポイントと称してよい。金属フレーム120が導電性構成要素50に電気的に接続される位置は、アンテナフィードポイントと称してよい。
例えば、本出願のいくつかの実施形態では、複数の回路基板フィードポイントが、ウェアラブル製品01のPCB13上に配置される。この場合に、ウェアラブル製品01は、複数の導電性構成要素50を備えてよい。導電性構成要素50の1つは、PCB13上の回路基板フィードポイントの1つに電気的に接続される。
例えば、図11に示すように、複数の導電性構成要素は、それぞれ、導電性構成要素50a、導電性構成要素50b、導電性構成要素50c、導電性構成要素50d、及び導電性構成要素50eである。
中間フレーム12の金属フレーム120の一部であり、導電性構成要素50bを使用してPCB13上の回路基板フィードポイントに電気的に接続された部分は、ブルートゥース信号を送信するためのブルートゥースアンテナとして使用してよい。
金属フレーム120の一部であり、導電性構成要素50cを使用してPCB13上の回路基板フィードポイントに電気的に接続された部分は、Wi-Fi信号を送信するためのWi-Fiアンテナとして使用してよい。
金属フレーム120の一部であり、導電性構成要素50dを使用してPCB13上の回路基板フィードポイントに電気的に接続された部分は、GPS信号を送信するための全地球測位システム(global positioning system, GPS)アンテナとして使用してよい。
金属フレーム120の一部であり、導電性構成要素50eを使用してPCB13上の回路基板フィードポイントに電気的に接続された部分は、移動通信における送信用、例えば、第4世代通信技術(4G)信号用に、移動通信アンテナとして使用してよい。
これに基づいて、金属フレーム120は外側に突出して、図11に示す4つの凸状ラグ1201を形成する。凸状ラグ1201は、時計バンド(図示せず)を固定するように構成されているので、ユーザは、ウェアラブル製品01を好都合に身に着ける。
この場合に、導電性構成要素50bと、導電性構成要素50cと、導電性構成要素50dと、導電性構成要素50eとが金属フレーム120に電気的に接続される位置、即ち、アンテナフィードポイントは、それぞれ、図11に示される1つの凸状ラグ1201に近接してよい。従って、これらのアンテナフィードポイントの位置におけるアンテナ信号の送信は、凸状ラグ1201の外方への突出の構造的特徴に基づいて向上させることができる。
さらに、本出願のいくつかの実施形態では、金属フレーム120の一部であり、導電性構成要素50aを使用してPCB13上の回路基板フィードポイントに電気的に接続された部分を、接地のために使用してよい。
以上のことから、本出願のこの実施形態で提供されるウェアラブル製品01の中間フレーム12の外側に配置された金属フレーム120は、アンテナラジエータとして使用されることが分かる。さらに、中間フレーム12の内側に配置されたプラスチックフレーム121は、閉じた収容キャビティ100を形成するために、シール状態で表示モジュール10と後部ハウジング11とに接続される。PCB13とバッテリとは、収容キャビティ100内に配置される。
この場合に、図12aに示すように、金属フレーム120は、PCB13のような、ウェアラブル製品01の内部での金属部分を有する構成要素から、プラスチックフレーム121を使用して分離される。このようにして、図12bに示すような金属フレーム120のみが配置された解決策と比較して、図12aに示す解決策では、プラスチックフレーム121の壁厚H1を調整することによって、金属フレーム120とPCB13のような内部金属構成要素との間の距離、即ち、アンテナクリアランスを効果的に増加させることができる。
このようにして、ウェアラブル製品01のためのサイズ要件が満たされるならば、一層大きなアンテナクリアランスは、金属フレーム120の一層よいアンテナ性能と、アンテナ信号の一層よい送信効果とを示す。
図12bに示す解決策では、ウェアラブル製品01のサイズが固定されている場合に、金属フレーム120を表示モジュール10及び後部ハウジング11に接続する必要があるため、金属フレーム120の壁厚H2をあまり薄くすることはできない。従って、図12bに示す解決策では、良好なアンテナクリアランスを得ることは困難である。
プラスチックフレーム121の壁厚H1の値が、0.4mmないし1.6mmの範囲内であってよいことは、前述のことから理解されてよい。これに基づいて、本出願のいくつかの実施形態では、図12aに示すように、プラスチックフレーム121の壁厚H1は、約1.0mmであってよい。このようにして、一層良好なアンテナクリアランスが取得でき、外側の金属フレーム120がある程度支持できる。
また、中間フレーム12の外側に配置された金属フレーム120は、中空フレーム構造であり、首尾が連結された中空フレーム構造は、閉じた構造となる。以上のことから、金属フレーム120がアンテナとして機能するときに良好なアンテナクリアランスが実現され、アンテナの良好な信号品質をウェアラブル製品01が有することを確実にすることが分かる。従って、アンテナ信号の有効な送信が満足された場合に、金属フレーム120をさらに使用して、製品の外観を金属の一体化の要件を満足させてよい。また、中間フレーム12の一部は金属フレーム120であり、中間フレームの別の一部はプラスチックフレーム121である。従って、完全に金属製の中間フレーム12と比較して、本出願の本実施例で提供される中間フレーム12は、一層軽量な重量を有し、これによりウェアラブル製品01全体の重量を削減し、製品全体のための軽量なデザインを実現する。
以上のことから、図9に示すように、本出願のこの実施形態で提供されるウェアラブル製品01では、中間フレーム12内のプラスチックフレーム121が表示モジュール10と後部ハウジング11とに接続されて防水構造200を形成することが分かる。これに加えて、ウェアラブル製品01は、いくつかの構成要素をさらに含む。これらの構成要素は、収容キャビティ100内の構成要素に接続されるために、中間フレーム12内の少なくともプラスチックフレーム121を貫通する。この場合に、防水構造200の防水性能に影響を与えることを避けるため、以下では、異なった例を使用して、中間フレーム12の少なくともプラスチックフレーム121を貫通する構成要素の構造や、構成要素の防水設定方式について、詳細に説明する。
例1
この例では、プラスチックフレーム121を貫通する構造は、図10に示される導電性構成要素50である。以上のことから、導電性構成要素50の一部が、収容キャビティ100内に位置し、収容キャビティ100内のPCB13に電気的に接続され、導電性構成要素50の他の一部が、金属フレーム120に電気的に接続されることが分かる。
図13a(ウェアラブル製品01の部分構造の断面図)に示すように、導電性構成要素50をプラスチックフレーム121中に通過可能にするように、プラスチックフレーム121に第1貫通孔1211が配置される。
図13aに示すように、導電性構成要素50は、金属バネ51と、金属コネクタ52と、第1シールキット53とを含む。
本出願のいくつかの実施形態では、金属コネクタ52の一端は、金属フレーム120と接触するために第1貫通孔1211を通過する。金属コネクタ52の他端は、金属バネ51と接触している。金属コネクタ52の他端は、溶接プロセスを使用して金属バネ51に接続されてよい。
さらに、金属バネ51の端部であり金属コネクタ52から離れている端部は、溶接方式で、PCB13上の回路基板フィードポイントと接触させてよい。
金属コネクタ52はピンであってよい。ピンと、プラスチックフレーム121での第1貫通孔1211との間に、締まりばめを実施してよい。
あるいは、本出願のいくつかの他の実施形態では、金属コネクタ52と金属フレーム120との間の接触面積を増加させ、アンテナ信号の品質を向上させるために、図13bに示すように、第1貫通孔1211に接続された第1接続孔1202が、金属フレーム120に配置される。
金属フレーム120の外面の平面度と完全性とを確保するために、第1接続孔1202はブラインド孔である。
この場合に、第1貫通孔1211を貫通して延びる金属コネクタ52の部分は、第1接続孔1202内に配置されてよく、第1接続孔1202と協働して、金属コネクタ52と金属フレーム120との間の接触領域を増加させてよい。
例えば、金属コネクタ52がピンである場合に、ピンと第1接続孔1202との間に締まりばめを実施してよい。
さらに、金属コネクタ52とプラスチックフレーム121との間のシール性能を確保するために、図13bに示すように、第1貫通孔1211を通過する金属コネクタ52の一部となる表面であり、プラスチックフレーム121での第1貫通孔1211と協働する表面に、第1環状取り付け溝520が配置される。
金属コネクタ52がピンである場合に、金属コネクタ52は、図13cに示す第1環状取り付け溝520を有するピンである。
これに基づいて、図13bに示されるように、第1シールキット53は、第1取り付け溝520内に配置され、第1取り付け溝520の底面と第1貫通孔1211の孔壁とに接触する。
第1シールキット53は、金属コネクタ52と第1貫通孔1211とをシールするように構成されている。従って、プラスチックフレーム121と、プラスチックフレーム121に接続された表示モジュール10と後部ハウジング11とを含む防水構造200の防水性能のために、プラスチックフレーム121を通過する金属コネクタ52からの衝撃は、減少させることができる。
本出願のこの実施形態では、第1シールキット53はシールリングであってよいことに留意するものとする。
本出願のいくつかの他の実施形態では、図13aに示す導電性構造50内の金属バネ51は、図14aに示すように、一体化した構造で接続された第1副バネ510と第2副バネ511とを含む。第2貫通孔1212は、第1副バネ510に配置される。
これに加え、導電性構造50内の金属コネクタ52は、第1ねじ付き締結具である。第1ねじ付き締結具は、ねじであってよい。図14bに示すように、第1ねじ付き締結具として機能する金属コネクタ52は、相互に接続される頭部521と、ベアロッド部522と、ねじ軸523とを含む。
第1環状取り付け溝520は、ベアロッド部522に配置される。金属コネクタ52がねじである場合に、金属コネクタ52は、第1環状取り付け溝520を有するねじである。
この場合に、図14cに示されるように、導電性構成要素50とプラスチックフレーム121とを組み立てるプロセス中に、第1シールキット53は、金属コネクタ52内のベアロッド部522(図14bに示される)での第1取り付け溝520に取り付けられてよい。次に、金属コネクタ52は、金属バネ51内の第1副バネ510(図14aに示す)での第2貫通孔1212を通り、プラスチックフレーム121での第1貫通孔1211内へ延びる。
図14dに示されるように、導電性構成要素50とプラスチックフレーム121とが組み立てられた後、金属コネクタ52の頭部521の直径は、ベアロッド部522の直径よりも大きい。従って、ベアロッド部522がプラスチックフレーム121での第1貫通孔1211(図14e)を通ると、頭部521は、プラスチックフレーム121の内側に位置する収容キャビティ100内に位置する。
この場合に、金属バネ51の第1副バネ510は、金属コネクタ52を金属バネ51に電気的に接続するために、頭部521を使用してプラスチックフレーム121の内壁と頭部521との間に締結されてよい。
図14dに示すように、第1副バネ510から離れた端部であり、第1副バネ510と一体構造を形成する第2副バネ511の端部は、収容キャビティ100内へ延び、PCB13に溶接される。
さらに、金属コネクタ52内のベアロッド部522は、図14aの第1副バネ510での第2貫通孔1212を通り、プラスチックフレーム121での第1貫通孔1211(図14e)と協働する。この場合に、ベアロッド部522での第1取り付け溝520内に配置された第1シールキット53は、第1取り付け溝520の底面と第1貫通孔1211の孔壁とに接触する。第1シールキット53は、金属コネクタ52と第1貫通孔1211とをシールするように構成され、ウェアラブル製品01の防水性能を向上させる。
これに基づいて、金属フレーム120での第1接続孔1202は、ねじ孔であってよい。金属コネクタ52のねじ軸523は、プラスチックフレーム121での第1貫通孔1211を通過し、金属フレーム120での第1接続孔1202(図14e)と螺合的に協働し、金属コネクタ52が金属フレーム120に電気的に接続される。
これに加えて、金属コネクタ52において、ベアロッド部522の直径は、ねじ軸523の直径よりも大きくてよく、その結果、ベアロッド部522とねじ軸523との間の交差面は、金属フレーム120の内壁であり収容キャビティ100に面する内壁と接触してよい。このようにして、ベアロッド部522は、金属フレーム120での第1接続孔1202(図14e)にねじ込まれることが防止される。
結論として、導電性構成要素50が図14dに示される構造を使用する場合に、導電性構成要素50において、金属コネクタ52の一端は、金属フレーム120での第1接続孔1202にねじ接続の方式でねじ込まれる。金属コネクタ52の他端は、金属コネクタ52の頭部521とプラスチックフレーム121との間に締結された第1副バネ510に接続される。さらに、第1副バネ510と、PCB13に溶接された第2副バネ511とは、一体化された構造である。このように、金属フレーム120は、導電性構成要素50を使用して、PCB13に電気的に接続されてよい。
例2
この例では、ウェアラブル製品01は、さらに、図15aに示されるボタン構成要素60(図1a中の破線A1-A1に沿う切断図)を含む。
ユーザがプレス操作や回転操作などの異なる操作を行い、ウェアラブル製品01がこれらの操作に対応した命令を実行する場合に、ボタン構成要素60を使用して、時刻合わせや情報読み出しなど、時計の制御を実施することができる。
ボタン構成要素60は、中間フレーム12を通過する。この場合に、図15bに示すように、金属フレーム120とプラスチックフレーム121とを貫通する第3貫通孔1213が、中間フレーム12に配置される。
ボタン構成要素60は、図16aに示すようにボタン管601と、ボタンキャップ603と、ボタンポール604とを含む。
ボタン管601の一部は、第3貫通孔1213(図15b)に位置し、ボタン管601の一部は、中間フレーム12の外側に位置する。
ボタンキャップ603は、ボタン管601の一部であり中間フレーム12の外側に配置された部分に対して、入れ子になっている。ボタンポール604は、ボタン管601の内部孔を通過し、ボタン管601とボタンキャップ603とに接続される。
本出願のこの実施形態では、ボタンポール604とボタンキャップ603とは、成形技術を使用して形成され得る一体構造であってよい。
図16bに示されるように、ボタン管601の内部孔は、互いに接続された第1内部サブホール6011と第2内部サブホール6012とを含む。第1内部サブホール6011の開度は、第2内部サブホール6012の開度よりも大きい。第1内部サブホール6011は、ボタンキャップ603に近接して配置されている(図16a)。
この場合に、ボタン構成要素60はさらに、図16cに示すバネ605と鋼板606とを含む。
バネ605は、ボタンポール604に取り付けられ、図16bに示される第1内部サブホール6011内に配置される。ユーザがボタンキャップ603を押すと、ボタンキャップ603に加わる圧力がバネ605を変形させる。圧力が消失すると、バネ605が変形から回復した後、ボタン構成要素60は、圧力よりも前の位置に復帰される。
バネ605(図16c)と、図16bに示される第2内部サブホール6012及び第1内部サブホール6011の間の交差面との間に、鋼板606が配置されている。ボタンポール604が通過するための第4貫通孔(図示せず)が、鋼板606に配置されている。
鋼板606は、圧力下でのバネ605の変形の間に、ボタン管601の内壁を引っ掻くことを避けるために、大きな剛性を有する。
図16bに示される第3環状取り付け溝6010は、ボタン管601の表面であり第3貫通孔1213と協働する表面に配置されている。
この場合に、ボタン構成要素60は、さらに第3シールキット602を含む。図16dに示されるように、ボタン構成要素60を組み立てるプロセス中に、ボタンポール604は、ボタン管601の内部孔を通過してよい。さらに、第3シールキット602は、ボタン管601の外面での第3取り付け溝6010に配置される。
次に、図16cに示されるように、図16dの組み立てられた構成要素は、中間フレーム12での第3貫通孔1213(図16b)に取り付けられる。これにより第3シールキット602が、第3取り付け溝6010(図16b)の底面と、プラスチックフレーム121を貫通する第3貫通孔1213(図15b)の一部の孔壁とに、接触する。
このようにして、ボタン管601とプラスチックフレーム121とは、第3シールキット602を使用してシールしてよい。従って、プラスチックフレーム121と、プラスチックフレーム121に接続された表示モジュール10及び後部ハウジング11とを含む防水構造200の防水性能のために、プラスチックフレーム121を通過するボタン管601からの衝撃は減少させることができる。
本出願のこの実施形態では、第3シールキット602はシールリングであってよいことに留意するものとする。
これに加えて、ボタンポール604をボタン管601に接続するために、図16aに示すように、プラスチックフレーム121の側部であり金属フレーム120と反対側となる側部で、収容キャビティ100内へ延びるボタンポール604の一部の外面に、第4環状取り付け溝6040が配置される。
この場合に、ボタン構成要素60は、図16cに示すクリップリング607をさらに含む。ボタンポール604が収容キャビティ100内へ延びる場合に、クリップリング607は、第4取り付け溝6040内に取り付けられてよい。クリップリング607の表面であり、中間フレーム12の側壁に面する表面は、プラスチックフレーム121と第4取り付け溝6040の側面とに接触する。従って、ボタンポール604とボタン管601との位置は、クリップリング607を使用して固定される。
さらに、ボタンポール604とボタン管601の内部孔とをシールするために、ボタン構成要素60は、図16cに示される少なくとも1つの第4シールキット608をさらに含む。第4シールキット608は、ボタンポール604上に配置されてよく、ボタン管601の第1内部サブホール6011と第2内部サブホール6012との間の交点位置に形成された段付き表面と接触する(図16b)。
本出願のこの実施形態では、第4シールキット608はシールリングであってよいことに留意するものとする。
上述の説明は、本出願の具体的な実施に過ぎないが、本出願の保護範囲を限定することを意図するものではない。本出願に開示された技術的範囲内の変更又は差替えは、本出願の保護範囲内にあるものとする。従って、本出願の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従うものとする。
本出願のいくつかの他の実施形態では、図13aに示す導電性構成要素50内の金属バネ51は、図14aに示すように、一体化した構造で接続された第1副バネ510と第2副バネ511とを含む。第2貫通孔1212は、第1副バネ510に配置される。
これに加え、導電性構成要素50内の金属コネクタ52は、第1ねじ付き締結具である。第1ねじ付き締結具は、ねじであってよい。図14bに示すように、第1ねじ付き締結具として機能する金属コネクタ52は、相互に接続される頭部521と、ベアロッド部522と、ねじ軸523とを含む。

Claims (14)

  1. 表示モジュールと、
    前記表示モジュールの非発光側に位置する後部ハウジングと、
    前記表示モジュールと前記後部ハウジングとの間に位置する中間フレームであり、金属フレームと、前記金属フレーム内に入れ子状態にされ前記金属フレームに接続されているプラスチックフレームとを含み、前記金属フレームと前記プラスチックフレームとは中空フレーム構造であり、前記プラスチックフレームは、前記表示モジュール及び前記後部ハウジングにシール状態で接続され、閉じた収容キャビティを形成する、中間フレームと、
    前記収容キャビティ内に位置するプリント回路基板PCBと、
    導電性構成要素であり、導電性構成要素の一部は、前記収容キャビティ内に位置し、前記PCBに電気的に接続され、導電性構成要素の他の一部は、前記金属フレームに電気的に接続されるために前記プラスチックフレームを貫通する、導電性構成要素とを備えている、ウェアラブル製品。
  2. 第1貫通孔が前記プラスチックフレームに配置され、
    前記導電性構成要素は、
    前記PCBと接触する金属バネと、
    金属コネクタであり、金属コネクタの一端は、前記金属フレームと接触するために前記第1貫通孔を通り、金属コネクタの他端は、前記金属バネと接触し、そして前記第1貫通孔を通る金属コネクタの一部である表面であり前記第1貫通孔と協働する表面に、第1環状取り付け溝が配置される、金属コネクタと、
    第1取り付け溝内に配置され、前記第1取り付け溝の底面と前記第1貫通孔の孔壁とに接触する第1シールキットであり、前記金属コネクタと前記第1貫通孔とをシールするように構成されている第1シールキットとを含む、請求項1記載のウェアラブル製品。
  3. 前記第1貫通孔に接続された第1接続孔が、前記金属フレームに配置され、
    前記第1貫通孔を通って延びる前記金属コネクタの一部は、前記第1接続孔内に配置され、前記第1接続孔と協働する、請求項2記載のウェアラブル製品。
  4. 前記第1接続孔は、ねじ孔であり、前記金属コネクタは、第1ねじ付き締結具であり、
    前記第1ねじ付き締結具は、互いに接続されたベアロッド部とねじ軸とを含み、前記ベアロッド部は、前記第1貫通孔とシール状態で協働し、前記ねじ軸は、前記第1接続孔と螺合的に協働し、
    前記ベアロッド部の直径は、前記ねじ軸の直径よりも大きい、請求項3記載のウェアラブル製品。
  5. 前記第1ねじ付き締結具は頭部をさらに含み、前記頭部は前記収容キャビティ内に位置し、前記ベアロッド部に接続され、
    前記金属バネは、
    第2貫通孔が設けられている第1副バネであり、前記ベアロッド部が前記第2貫通孔を通り、第1副バネを前記頭部と前記プラスチックフレームとの間に締結する、第1副バネと、
    前記第1副バネと一体構造を形成するように前記第1副バネに接続されている第2副バネであり、前記PCBに接触する第2副バネとを含む、請求項4記載のウェアラブル製品。
  6. 前記表示モジュールは、表示スクリーンと、前記表示スクリーンの周辺部の周りに配置されているベゼルとを含み、
    ウェアラブル製品は、接着層をさらに備え、
    前記接着層は、前記プラスチックフレームの表面であり前記ベゼルに面する表面に配置され、前記プラスチックフレームと前記ベゼルとを接着するのに使用される、請求項1記載のウェアラブル製品。
  7. 第2取り付け溝が、前記後部ハウジングの表面であり前記プラスチックフレームに面する表面に配置され、ウェアラブル製品は、第2シールキットをさらに含み、
    前記第2シールキットは、前記第2取り付け溝に配置され、そして前記プラスチックフレームの表面であり前記第2取り付け溝に面する表面と、前記第2取り付け溝の底面とに接触し、前記第2シールキットは、前記プラスチックフレームと前記後部ハウジングとをシールするように構成され、
    ウェアラブル製品は、少なくとも1つの第2ねじ付き締結具をさらに含み、前記第2ねじ付き締結具は、前記第2シールキットの側部であり前記収容キャビティから離れた側部に配置され、前記第2ねじ付き締結具は、前記後部ハウジングと前記プラスチックフレームとを貫通し、螺合的に前記金属フレームに接続される、請求項1記載のウェアラブル製品。
  8. 前記プラスチックフレームの壁厚は、0.4mmないし1.6mmである、請求項1記載のウェアラブル製品。
  9. ウェアラブル製品は、ボタン構成要素をさらに備え、第3貫通孔が前記中間フレームに配置され、
    前記ボタン構成要素は、
    ボタン管であり、ボタン管の一部は前記第3貫通孔に配置され、ボタン管の一部は前記中間フレームの外側に配置され、そしてボタン管の表面であり前記第3貫通孔と協働する表面に、第3環状取り付け溝が配置されている、ボタン管と、
    第3取り付け溝に配置され、前記第3取り付け溝の底面と、前記プラスチックフレームを貫通する前記第3貫通孔の一部の孔壁とに接触する第3シールキットであり、前記ボタン管と前記第3貫通孔とをシールするように構成されている、第3シールキットとを含む、請求項1記載のウェアラブル製品。
  10. 前記ボタン構成要素は、
    前記ボタン管の一部であり前記中間フレームの外側に位置する一部を、入れ子状態にして設けられているボタンキャップと、
    前記ボタン管の内部孔を通り、前記ボタン管と前記ボタンキャップとに接続されているボタンポールとをさらに含む、請求項9記載のウェアラブル製品。
  11. 前記ボタン管の前記内部孔は、互いに接続された第1内部サブホールと第2内部サブホールとを含み、前記第1内部サブホールの開度は、前記第2内部サブホールの開度よりも大きく、前記第1内部サブホールは、前記ボタンキャップに近接して配置され、
    第4環状取り付け溝が、前記収容キャビティ内へ延びる前記ボタンポールの一部の円筒面に配置され、
    前記ボタン構成要素は、
    前記ボタンポールに取り付けられ、前記第1内部サブホール内に配置されているバネと、
    前記バネと、前記第2内部サブホール及び前記第1内部サブホールの間の交差面との間に配置されている鋼板であり、第4貫通孔が鋼板に配置され、前記ボタンポールを通す、鋼板と、
    第4取り付け溝内に取り付けられているクリップリングであり、ここで、クリップリングの表面であり前記中間フレームの側壁に面する表面が、前記プラスチックフレームと前記第4取り付け溝の側面とに接触する、クリップリングとをさらに含む、請求項10記載のウェアラブル製品。
  12. 前記金属フレームの表面であり前記プラスチックフレームに面する表面は、第1段付き表面であり、前記第1段付き表面は、少なくとも1つの第1突起と少なくとも1つの第1溝とを有し、
    前記プラスチックフレームの表面であり前記金属フレームに面する表面は、第2段付き表面であり、前記第2段付き表面は、少なくとも1つの第2突起と少なくとも1つの第2溝とを有し、
    前記第1突起は、前記第2溝の中にクランプされ、前記第2突起は、前記第1溝の中にクランプされる、請求項1ないし11のいずれか1項に記載のウェアラブル製品。
  13. 前記金属フレームの表面であり前記プラスチックフレームに面する表面は、複数のナノホールを有し、前記ナノホールは、前記プラスチックフレームの一部で充填される、請求項1ないし11のいずれか1項に記載のウェアラブル製品。
  14. 複数の回路基板フィードポイントが、前記PCB上に配置され、ウェアラブル製品は、複数の導電性構成要素を備え、前記導電性構成要素のうちの1つは、前記回路基板フィードポイントのうちの1つに電気的に接続される、請求項1ないし11のいずれか1項に記載のウェアラブル製品。

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