本明細書において“AまたはB(A or B)”は“ただA”、“ただB”または“AとBの両方とも”を意味することができる。また、本明細書において“AまたはB(A or B)”は“A及び/またはB(A and/or B)”と解釈されることができる。例えば、本明細書において“A、BまたはC(A、B or C)”は“ただA”、“ただB”、“ただC”、または“A、B及びCの任意の全ての組み合わせ(any combination of A、B and C)”を意味することができる。
本明細書で使われるスラッシュ(/)や読点(comma)は“及び/または(and/or)”を意味することができる。例えば、“A/B”は“A及び/またはB”を意味することができる。それによって、“A/B”は“ただA”、“ただB”、または“AとBの両方とも”を意味することができる。例えば、“A、B、C”は“A、BまたはC”を意味することができる。
本明細書において“少なくとも一つのA及びB(at least one of A and B)”は、“ただA”、“ただB”または“AとBの両方とも”を意味することができる。また、本明細書において“少なくとも一つのAまたはB(at least one of A or B)”や“少なくとも一つのA及び/またはB(at least one of A and/or B)”という表現は“少なくとも一つのA及びB(at least one of A and B)”と同じく解釈されることができる。
また、本明細書において“少なくとも一つのA、B及びC(at least one of A、B and C)”は、“ただA”、“ただB”、“ただC”、または“A、B及びCの任意の全ての組み合わせ(any combination of A、B and C)”を意味することができる。また、“少なくとも一つのA、BまたはC(at least one of A、B or C)”や“少なくとも一つのA、B及び/またはC(at least one of A、B and/or C)”は“少なくとも一つのA、B及びC(at least one of A、B and C)”を意味することができる。
また、本明細書で使われる括弧は“例えば(for example)”を意味することができる。具体的に、“制御情報(PDCCH)”で表示された場合、“制御情報”の一例として“PDCCH”が提案されたものである。また、本明細書の“制御情報”は“PDCCH”に制限(limit)されずに、“PDDCH”が“制御情報”の一例として提案されたものである。また、“制御情報(即ち、PDCCH)”で表示された場合も、“制御情報”の一例として“PDCCH”が提案されたものである。
本明細書において、一つの図面内で個別的に説明される技術的特徴は、個別的に具現されることもでき、同時に具現されることもできる。
以下の技術は、CDMA(code division multiple access)、FDMA(frequency division multiple access)、TDMA(time division multiple access)、OFDMA(orthogonal frequency division multiple access)、SC-FDMA(single carrier frequency division multiple access)などのような多様な無線通信システムに使われることができる。CDMAは、UTRA(universal terrestrial radio access)やCDMA2000のような無線技術で具現されることができる。TDMAは、GSM(global system for mobile communications)/GPRS(general packet radio service)/EDGE(enhanced data rates for GSM evolution)のような無線技術で具現されることができる。OFDMAは、IEEE(institute of electrical and electronics engineers)802.11(Wi-Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802-20、E-UTRA(evolved UTRA)などのような無線技術で具現されることができる。IEEE802.16mは、IEEE802.16eの進化であって、IEEE802.16eに基づくシステムとの下位互換性(backward compatibility)を提供する。UTRAは、UMTS(universal mobile telecommunications system)の一部である。3GPP(3rd generation partnership project)LTE(long term evolution)は、E-UTRA(evolved-UMTS terrestrial radio access)を使用するE-UMTS(evolved UMTS)の一部として、ダウンリンクでOFDMAを採用し、アップリンクでSC-FDMAを採用する。LTE-A(advanced)は、3GPP LTEの進化である。
5G NRは、LTE-Aの後続技術であって、高性能、低遅延、高可用性などの特性を有する新しいClean-slate形態の移動通信システムである。5G NRは、1GHz未満の低周波帯域から1GHz~10GHzの中間周波帯域、24GHz以上の高周波(ミリ波)帯域など、使用可能な全てのスペクトラムリソースを活用することができる。
説明を明確にするために、5G NRを中心に記述するが、本開示の一実施例に係る技術的思想がこれに制限されるものではない。
図2は、本開示の一実施例に係る、NRシステムの構造を示す。図2の実施例は、本開示の多様な実施例と結合されることができる。
図2を参照すると、NG-RAN(Next Generation-Radio Access Network)は、端末10にユーザ平面及び制御平面のプロトコル終端(termination)を提供する基地局20を含むことができる。例えば、基地局20は、gNB(next generation-NodeB)及び/またはeNB(evolved-NodeB)を含むことができる。例えば、端末10は、固定されてもよいし、移動性を有してもよく、MS(Mobile Station)、UT(User Terminal)、SS(Subscriber Station)、MT(Mobile Terminal)、無線機器(Wireless Device)等、他の用語とも呼ばれる。例えば、基地局は、端末10と通信する固定局(fixed station)であり、BTS(Base Transceiver System)、アクセスポイント(Access Point)等、他の用語とも呼ばれる。
図2の実施例は、gNBのみを含む場合を例示する。基地局20は、相互間にXnインターフェースで連結されることができる。基地局20は、5世代コアネットワーク(5G Core Network:5GC)とNGインターフェースを介して連結されることができる。より具体的に、基地局20は、NG-Cインターフェースを介してAMF(access and mobility management function)30と連結されることができ、NG-Uインターフェースを介してUPF(user plane function)30と連結されることができる。
図3は、本開示の一実施例に係る、NG-RANと5GCとの間の機能的分割を示す。図3の実施例は、本開示の多様な実施例と結合されることができる。
図3を参照すると、gNBは、インターセル間の無線リソース管理(Inter Cell RRM)、無線ベアラ管理(RB control)、連結移動性制御(Connection Mobility Control)、無線許容制御(Radio Admission Control)、測定設定及び提供(Measurement configuration&Provision)、動的リソース割当(dynamic resource allocation)などの機能を提供することができる。AMFは、NAS(Non Access Stratum)セキュリティ、アイドル状態移動性処理などの機能を提供することができる。UPFは、移動性アンカリング(Mobility Anchoring)、PDU(Protocol Data Unit)処理などの機能を提供することができる。SMF(Session Management Function)は、端末IP(Internet Protocol)アドレス割当、PDUセッション制御などの機能を提供することができる。
端末とネットワークとの間の無線インターフェースプロトコル(Radio Interface Protocol)の階層は、通信システムで広く知られた開放型システム間相互接続(Open System Interconnection、OSI)基準モデルの下位3個階層に基づいてL1(第1の階層)、L2(第2の階層)、L3(第3の階層)に区分されることができる。このうち、第1の階層に属する物理階層は、物理チャネル(Physical Channel)を利用した情報転送サービス(Information Transfer Service)を提供し、第3の階層に位置するRRC(Radio Resource Control)階層は、端末とネットワークとの間に無線リソースを制御する役割を遂行する。そのために、RRC階層は、端末と基地局との間のRRCメッセージを交換する。
図4は、本開示の一実施例に係る、無線プロトコル構造(radio protocol architecture)を示す。図4の実施例は、本開示の多様な実施例と結合されることができる。具体的に、図4の(a)は、ユーザ平面(user plane)に対する無線プロトコル構造を示し、図4の(b)は、制御平面(control plane)に対する無線プロトコル構造を示す。ユーザ平面は、ユーザデータ送信のためのプロトコルスタック(protocol stack)であり、制御平面は、制御信号送信のためのプロトコルスタックである。
図4を参照すると、物理階層(physical layer)は、物理チャネルを利用して上位階層に情報転送サービスを提供する。物理階層は、上位階層であるMAC(Medium Access Control)階層とはトランスポートチャネル(transport channel)を介して連結されている。トランスポートチャネルを介してMAC階層と物理階層との間にデータが移動する。トランスポートチャネルは、無線インターフェースを介してデータがどのようにどんな特徴に送信されるかによって分類される。
互いに異なる物理階層間、即ち、送信機と受信機の物理階層間は、物理チャネルを介してデータが移動する。前記物理チャネルは、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式に変調されることができ、時間と周波数を無線リソースとして活用する。
MAC階層は、論理チャネル(logical channel)を介して上位階層であるRLC(radio link control)階層にサービスを提供する。MAC階層は、複数の論理チャネルから複数のトランスポートチャネルへのマッピング機能を提供する。また、MAC階層は、複数の論理チャネルから単数のトランスポートチャネルへのマッピングによる論理チャネル多重化機能を提供する。MAC副階層は、論理チャネル上のデータ転送サービスを提供する。
RLC階層は、RLC SDU(Service Data Unit)の連結(concatenation)、分割(segmentation)、及び再結合(reassembly)を実行する。無線ベアラ(Radio Bearer、RB)が要求する多様なQoS(Quality of Service)を保障するために、RLC階層は、透明モード(Transparent Mode、TM)、非確認モード(Unacknowledged Mode、UM)、及び確認モード(Acknowledged Mode、AM)の三つの動作モードを提供する。AM RLCは、ARQ(automatic repeat request)を介してエラー訂正を提供する。
RRC(Radio Resource Control)階層は、制御平面でのみ定義される。RRC階層は、無線ベアラの設定(configuration)、再設定(re-configuration)、及び解除(release)と関連して論理チャネル、トランスポートチャネル、及び物理チャネルの制御を担当する。RBは、端末とネットワークとの間のデータ伝達のために第1の階層(physical階層またはPHY階層)及び第2の階層(MAC階層、RLC階層、PDCP(Packet Data Convergence Protocol)階層)により提供される論理的経路を意味する。
ユーザ平面でのPDCP階層の機能は、ユーザデータの伝達、ヘッダ圧縮(header compression)、及び暗号化(ciphering)を含む。制御平面でのPDCP階層の機能は、制御平面データの伝達及び暗号化/完全性保護(integrity protection)を含む。
SDAP(Service Data Adaptation Protocol)階層は、ユーザ平面でのみ定義される。SDAP階層は、QoSフロー(flow)とデータ無線ベアラとの間のマッピング、ダウンリンク及びアップリンクパケット内のQoSフロー識別子(ID)マーキングなどを実行する。
RBが設定されるとは、特定サービスを提供するために無線プロトコル階層及びチャネルの特性を規定し、各々の具体的なパラメータ及び動作方法を設定する過程を意味する。また、RBは、SRB(Signaling Radio Bearer)とDRB(Data Radio Bearer)の二つに分けられる。SRBは、制御平面でRRCメッセージを送信する通路として使われ、DRBは、ユーザ平面でユーザデータを送信する通路として使われる。
端末のRRC階層と基地局のRRC階層との間にRRC接続(RRC connection)が確立されると、端末は、RRC_CONNECTED状態にあるようになり、そうでない場合、RRC_IDLE状態にあるようになる。NRの場合、RRC_INACTIVE状態が追加で定義され、RRC_INACTIVE状態の端末は、コアネットワークとの連結を維持し、それに対して、基地局との連結を解約(release)することができる。
ネットワークから端末にデータを送信するダウンリンクトランスポートチャネルには、システム情報を送信するBCH(Broadcast Channel)と、その以外にユーザトラフィックや制御メッセージを送信するダウンリンクSCH(SharedChannel)とがある。ダウンリンクマルチキャストまたはブロードキャストサービスのトラフィックまたは制御メッセージの場合、ダウンリンクSCHを介して送信されることもでき、または別途のダウンリンクMCH(Multicast Channel)を介して送信されることもできる。一方、端末からネットワークにデータを送信するアップリンクトランスポートチャネルには、初期制御メッセージを送信するRACH(Random Access Channel)と、その以外にユーザトラフィックや制御メッセージを送信するアップリンクSCH(Shared Channel)とがある。
トランスポートチャネルの上位において、トランスポートチャネルにマッピングされる論理チャネル(Logical Channel)では、BCCH(Broadcast Control Channel)、PCCH(Paging Control Channel)、CCCH(Common Control Channel)、MCCH(Multicast Control Channel)、MTCH(Multicast Traffic Channel)などがある。
物理チャネル(Physical Channel)は、時間領域で複数個のOFDMシンボルと周波数領域で複数個の副搬送波(sub-carrier)とで構成される。一つのサブフレーム(sub-frame)は、時間領域で複数のOFDMシンボル(symbol)で構成される。リソースブロックは、リソース割当単位であって、複数のOFDMシンボルと複数の副搬送波(sub-carrier)とで構成される。また、各サブフレームは、PDCCH(Physical Downlink Control Channel)、即ち、L1/L2制御チャネルのために該当サブフレームの特定OFDMシンボル(例えば、1番目のOFDMシンボル)の特定副搬送波を利用することができる。TTI(Transmission Time Interval)は、サブフレーム送信の単位時間である。
図5は、本開示の一実施例に係る、NRの無線フレームの構造を示す。図5の実施例は、本開示の多様な実施例と結合されることができる。
図5を参照すると、NRにおいて、アップリンク及びダウンリンク送信で無線フレームを使用することができる。無線フレームは、10msの長さを有し、2個の5msハーフ-フレーム(Half-Frame、HF)に定義されることができる。ハーフ-フレームは、5個の1msサブフレーム(Subframe、SF)を含むことができる。サブフレームは、一つ以上のスロットに分割されることができ、サブフレーム内のスロット個数は、副搬送波間隔(Subcarrier Spacing、SCS)によって決定されることができる。各スロットは、CP(cyclic prefix)によって12個または14個のOFDM(A)シンボルを含むことができる。
ノーマルCP(normal CP)が使われる場合、各スロットは、14個のシンボルを含むことができる。拡張CPが使われる場合、各スロットは、12個のシンボルを含むことができる。ここで、シンボルは、OFDMシンボル(または、CP-OFDMシンボル)、SC-FDMA(Single Carrier-FDMA)シンボル(または、DFT-s-OFDM(Discrete Fourier Transform-spread-OFDM)シンボル)を含むことができる。
以下の表1は、ノーマルCPが使われる場合、SCS設定(u)によってスロット別シンボルの個数(Nslotsymb)、フレーム別スロットの個数(Nframe、uslot)とサブフレーム別スロットの個数(Nsubframe、uslot)を例示する。
表2は、拡張CPが使用される場合、SCSによって、スロット別シンボルの個数、フレーム別スロットの個数とサブフレーム別スロットの個数を例示する。
NRシステムでは、一つの端末に併合される複数のセル間にOFDM(A)ヌメロロジー(numerology)(例えば、SCS、CP長さなど)が異なるように設定されることができる。それによって、同じ数のシンボルで構成された時間リソース(例えば、サブフレーム、スロットまたはTTI)(便宜上、TU(Time Unit)と通称)の(絶対時間)区間が併合されたセル間に異なるように設定されることができる。
NRにおいて、多様な5Gサービスをサポートするための多数のヌメロロジー(numerology)またはSCSがサポートされることができる。例えば、SCSが15kHzである場合、伝統的なセルラーバンドでの広い領域(wide area)がサポートされることができ、SCSが30kHz/60kHzである場合、密集した-都市(dense-urban)、より低い遅延(lower latency)、及びより広いキャリア帯域幅(wider carrier bandwidth)がサポートされることができる。SCSが60kHzまたはそれより高い場合、位相雑音(phase noise)を克服するために24.25GHzより大きい帯域幅がサポートされることができる。
NR周波数バンド(frequency band)は、二つのタイプの周波数範囲(frequency range)に定義されることができる。前記二つのタイプの周波数範囲は、FR1及びFR2である。周波数範囲の数値は、変更されることができ、例えば、前記二つのタイプの周波数範囲は、以下の表3の通りである。NRシステムで使われる周波数範囲のうち、FR1は“sub 6GHz range”を意味することができ、FR2は“above 6GHz range”を意味することができ、ミリ波(millimeter wave、mmW)と呼ばれることができる。
前述したように、NRシステムの周波数範囲の数値は、変更されることができる。例えば、FR1は、以下の表4のように410MHz乃至7125MHzの帯域を含むことができる。即ち、FR1は、6GHz(または、5850、5900、5925MHz等)以上の周波数帯域を含むことができる。例えば、FR1内で含まれる6GHz(または、5850、5900、5925MHz等)以上の周波数帯域は、非免許帯域(unlicensed band)を含むことができる。非免許帯域は、多様な用途で使われることができ、例えば、車両のための通信(例えば、自律走行)のために使われることができる。
図6は、本開示の一実施例に係る、NRフレームのスロット構造を示す。図6の実施例は、本開示の多様な実施例と結合されることができる。
図6を参照すると、スロットは、時間領域で複数のシンボルを含む。例えば、ノーマルCPの場合、一つのスロットが14個のシンボルを含み、拡張CPの場合、一つのスロットが12個のシンボルを含むことができる。または、ノーマルCPの場合、一つのスロットが7個のシンボルを含み、拡張CPの場合、一つのスロットが6個のシンボルを含むことができる。
搬送波は、周波数領域で複数の副搬送波を含む。RB(Resource Block)は、周波数領域で複数(例えば、12)の連続した副搬送波に定義されるうことができる。BWP(Bandwidth Part)は、周波数領域で複数の連続した(P)RB((Physical)Resource Block)に定義されることができ、一つのヌメロロジー(numerology)(例えば、SCS、CP長さなど)に対応されることができる。搬送波は、最大N個(例えば、5個)のBWPを含むことができる。データ通信は、活性化されたBWPを介して実行されることができる。各々の要素は、リソースグリッドでリソース要素(Resource Element、RE)と呼ばれ、一つの複素シンボルがマッピングされることができる。
一方、端末と端末との間の無線インターフェースまたは端末とネットワークとの間の無線インターフェースは、L1階層、L2階層、及びL3階層で構成されることができる。本開示の多様な実施例において、L1階層は、物理(physical)階層を意味することができる。また、例えば、L2階層は、MAC階層、RLC階層、PDCP階層、及びSDAP階層のうち少なくとも一つを意味することができる。また、例えば、L3階層は、RRC階層を意味することができる。
以下、BWP(Bandwidth Part)及びキャリアに対して説明する。
BWP(Bandwidth Part)は、与えられたヌメロロジーでPRB(physical resource block)の連続的な集合である。PRBは、与えられたキャリア上で与えられたヌメロロジーに対するCRB(common resource block)の連続的な部分集合から選択されることができる。
BA(Bandwidth Adaptation)を使用すると、端末の受信帯域幅及び送信帯域幅は、セルの帯域幅ほど大きい必要がないし、端末の受信帯域幅及び送信帯域幅は、調整されることができる。例えば、ネットワーク/基地局は、帯域幅調整を端末に知らせることができる。例えば、端末は、帯域幅調整のための情報/設定をネットワーク/基地局から受信することができる。この場合、端末は、前記受信された情報/設定に基づいて帯域幅調整を実行することができる。例えば、前記帯域幅調整は、帯域幅の縮小/拡大、帯域幅の位置変更または帯域幅のサブキャリアスペーシングの変更を含むことができる。
例えば、帯域幅は、パワーをセイブするために活動が少ない期間の間に縮小されることができる。例えば、帯域幅の位置は、周波数ドメインで移動できる。例えば、帯域幅の位置は、スケジューリング柔軟性(scheduling flexibility)を増加させるために周波数ドメインで移動できる。例えば、帯域幅のサブキャリアスペーシング(subcarrier spacing)は、変更されることができる。例えば、帯域幅のサブキャリアスペーシングは、異なるサービスを許容するために変更されることができる。セルの総セル帯域幅のサブセットは、BWP(Bandwidth Part)と称することができる。BAは、基地局/ネットワークが端末にBWPを設定し、基地局/ネットワークが設定されたBWPのうち現在活性状態であるBWPを端末に知らせることによって実行されることができる。
例えば、BWPは、活性(active)BWP、イニシャル(initial)BWP及び/またはデフォルト(default)BWPのうち少なくともいずれか一つである。例えば、端末は、PCell(primary cell)上の活性(active)DL BWP以外のDL BWPでダウンリンク無線リンク品質(downlink radio link quality)をモニタリングしない。例えば、端末は、活性DL BWPの外部でPDCCH、PDSCHまたはCSI-RS(ただし、RRM除外)を受信しない。例えば、端末は、非活性DL BWPに対するCSI(Channel State Information)報告をトリガしない。例えば、端末は、活性UL BWP外部でPUCCHまたはPUSCHを送信しない。例えば、ダウンリンクの場合、イニシャルBWPは、(PBCHにより設定された)RMSI CORESETに対する連続的なRBセットとして与えられることができる。例えば、アップリンクの場合、イニシャルBWPは、ランダムアクセス手順のためにSIBにより与えられることができる。例えば、デフォルトBWPは、上位階層により設定されることができる。例えば、デフォルトBWPの初期値は、イニシャルDL BWPである。エネルギーセイビングのために、端末が一定期間の間にDCIを検出することができない場合、端末は、前記端末の活性BWPをデフォルトBWPにスイッチングできる。
一方、BWPは、SLに対して定義されることができる。同じSL BWPは、送信及び受信に使われることができる。例えば、送信端末は、特定BWP上でSLチャネルまたはSL信号を送信することができ、受信端末は、前記特定BWP上でSLチャネルまたはSL信号を受信することができる。免許キャリア(licensed carrier)で、SL BWPは、Uu BWPと別途に定義されることができ、SL BWPは、Uu BWPと別途の設定シグナリング(separate configuration signalling)を有することができる。例えば、端末は、SL BWPのための設定を基地局/ネットワークから受信することができる。SL BWPは、キャリア内でout-of-coverage NR V2X端末及びRRC_IDLE端末に対して(あらかじめ)設定されることができる。RRC_CONNECTEDモードの端末に対して、少なくとも一つのSL BWPがキャリア内で活性化されることができる。
図7は、本開示の一実施例に係る、BWPの一例を示す。図7の実施例は、本開示の多様な実施例と結合されることができる。図7の実施例において、BWPは、3個と仮定する。
図7を参照すると、CRB(common resource block)は、キャリアバンドの一側端から他側端まで番号が付けられたキャリアリソースブロックである。そして、PRBは、各BWP内で番号が付けられたリソースブロックである。ポイントAは、リソースブロックグリッド(resource block grid)に対する共通参照ポイント(common reference point)を指示することができる。
BWPは、ポイントA、ポイントAからのオフセット(NstartBWP)及び帯域幅(NsizeBWP)により設定されることができる。例えば、ポイントAは、全てのヌメロロジー(例えば、該当キャリアでネットワークによりサポートされる全てのヌメロロジー)のサブキャリア0が整列されるキャリアのPRBの外部参照ポイントである。例えば、オフセットは、与えられたヌメロロジーで最も低いサブキャリアとポイントAとの間のPRB間隔である。例えば、帯域幅は、与えられたヌメロロジーでPRBの個数である。
以下、V2XまたはSL通信に対して説明する。
図8は、本開示の一実施例に係る、SL通信のための無線プロトコル構造(radio protocol architecture)を示す。図8の実施例は、本開示の多様な実施例と結合されることができる。具体的に、図8の(a)は、ユーザ平面プロトコルスタックを示し、図8の(b)は、制御平面プロトコルスタックを示す。
以下、SL同期信号(Sidelink Synchronization Signal、SLSS)及び同期化情報について説明する。
SLSSは、SL特定的なシーケンス(sequence)であって、PSSS(Primary Sidelink Synchronization Signal)と、SSSS(Secondary Sidelink Synchronization Signal)とを含むことができる。前記PSSSは、S-PSS(Sidelink Primary Synchronization Signal)と称し、前記SSSSは、S-SSS(Sidelink Secondary Synchronization Signal)と称することができる。例えば、長さ-127M-シーケンス(length-127 M-sequences)がS-PSSに対して使われることができ、長さ-127ゴールド-シーケンス(length-127 Gold sequences)がS-SSSに対して使われることができる。例えば、端末は、S-PSSを利用して最初信号を検出(signal detection)することができ、同期を取得することができる。例えば、端末は、S-PSS及びS-SSSを利用して細部同期を取得することができ、同期信号IDを検出することができる。
PSBCH(Physical Sidelink Broadcast Channel)は、SL信号の送受信前に端末が真っ先に知るべき基本となる(システム)情報が送信される(放送)チャネルである。例えば、基本となる情報は、SLSSに対する情報、デュプレックスモード(Duplex Mode、DM)、TDD UL/DL(Time Division Duplex Uplink/Downlink)の構成、リソースプールに対する情報、SLSSに対するアプリケーションの種類、サブフレームオフセット、放送情報などである。例えば、PSBCH性能の評価のために、NR V2Xで、PSBCHのペイロード大きさは、24ビットのCRCを含んで56ビットである。
S-PSS、S-SSS、及びPSBCHは、周期的送信をサポートするブロックフォーマット(例えば、SLSS(Synchronization Signal)/PSBCHブロック、以下、S-SSB(Sidelink-Synchronization Signal Block ))に含まれることができる。前記S-SSBは、キャリア内のPSCCH(Physical Sidelink Control Channel)/PSSCH(Physical Sidelink Shared Channel)と同じヌメロロジー(即ち、SCS及びCP長さ)を有することができ、送信帯域幅は、(あらかじめ)設定されたSL BWP(Sidelink Bandwidth Part)内にある。例えば、S-SSBの帯域幅は、11RB(Resource Block)である。例えば、PSBCHは、11RBにわたっている。そして、S-SSBの周波数位置は、(あらかじめ)設定されることができる。したがって、端末は、キャリアでS-SSBを見つけるために周波数で仮設検出(hypothesis detection)を実行する必要がない。
図9は、本開示の一実施例に係る、V2XまたはSL通信を実行する端末を示す。図9の実施例は、本開示の多様な実施例と結合されることができる。
図9を参照すると、V2XまたはSL通信における端末という用語は、主にユーザの端末を意味することができる。しかしながら、基地局のようなネットワーク装備が端末間の通信方式によって信号を送受信する場合、基地局も一種の端末と見なされることもできる。例えば、端末1は、第1の装置100であり、端末2は、第2の装置200である。
例えば、端末1は、一連のリソースの集合を意味するリソースプール(resource pool)内で特定のリソースに該当するリソース単位(resource unit)を選択することができる。そして、端末1は、前記リソース単位を使用してSL信号を送信することができる。例えば、受信端末である端末2は、端末1が信号を送信することができるリソースプールの設定を受けことができ、前記リソースプール内で端末1の信号を検出することができる。
ここで、端末1が基地局の連結範囲内にある場合、基地局は、リソースプールを端末1に知らせることができる。それに対して、端末1が基地局の連結範囲外にある場合、他の端末がリソースプールを知らせ、または端末1は、事前に設定されたリソースプールを使用することができる。
一般に、リソースプールは、複数のリソース単位で構成されることができ、各端末は、一つまたは複数のリソース単位を選定し、自分のSL信号の送信に使用することができる。
以下、SLでリソース割当(resource allocation)に対して説明する。
図10は、本開示の一実施例によって、端末が送信モードによってV2XまたはSL通信を実行する手順を示す。図10の実施例は、本開示の多様な実施例と結合されることができる。本開示の多様な実施例において、送信モードは、モードまたはリソース割当モードと称することができる。以下、説明の便宜のために、LTEにおいて、送信モードは、LTE送信モードと称することができ、NRにおいて、送信モードは、NRリソース割当モードと称することができる。
例えば、図10の(a)は、LTE送信モード1またはLTE送信モード3と関連した端末動作を示す。または、例えば、図10の(a)は、NRリソース割当モード1と関連した端末動作を示す。例えば、LTE送信モード1は、一般的なSL通信に適用されることができ、LTE送信モード3は、V2X通信に適用されることができる。
例えば、図10の(b)は、LTE送信モード2またはLTE送信モード4と関連した端末動作を示す。または、例えば、図10の(b)は、NRリソース割当モード2と関連した端末動作を示す。
図10の(a)を参照すると、LTE送信モード1、LTE送信モード3またはNRリソース割当モード1で、基地局は、SL送信のために端末により使われるSLリソースをスケジューリングすることができる。例えば、基地局は、端末1にPDCCH(より具体的にDCI(Downlink Control Information))を介してリソーススケジューリングを実行することができ、端末1は、前記リソーススケジューリングによって端末2とV2XまたはSL通信を実行することができる。例えば、端末1は、PSCCH(Physical Sidelink Control Channel)を介してSCI(Sidelink Control Information)を端末2に送信した後、前記SCIに基づくデータをPSSCH(Physical Sidelink Shared Channel)を介して端末2に送信できる。
図10の(b)を参照すると、LTE送信モード2、LTE送信モード4またはNRリソース割当モード2で、端末は、基地局/ネットワークにより設定されたSLリソースまたはあらかじめ設定されたSLリソース内でSL送信リソースを決定することができる。例えば、前記設定されたSLリソースまたはあらかじめ設定されたSLリソースは、リソースプールである。例えば、端末は、自律的にSL送信のためのリソースを選択またはスケジューリングすることができる。例えば、端末は、設定されたリソースプール内でリソースを自体的に選択し、SL通信を実行することができる。例えば、端末は、センシング(sensing)及びリソース(再)選択手順を実行し、選択ウィンドウ内で自体的にリソースを選択することができる。例えば、前記センシングは、サブチャネル単位で実行されることができる。そして、リソースプール内でリソースを自体的に選択した端末1は、PSCCHを介してSCIを端末2に送信した後、前記SCIに基づくデータをPSSCHを介して端末2に送信できる。
図11は、本開示の一実施例に係る、三つのキャストタイプを示す。図11の実施例は、本開示の多様な実施例と結合されることができる。具体的に、図11の(a)は、ブロードキャストタイプのSL通信を示し、図11の(b)は、ユニキャストタイプのSL通信を示し、図11の(c)は、グループキャストタイプのSL通信を示す。ユニキャストタイプのSL通信の場合、端末は、他の端末と一対一通信を実行することができる。グループキャストタイプのSL通信の場合、端末は、自分が属するグループ内の一つ以上の端末とSL通信を実行することができる。本開示の多様な実施例において、SLグループキャスト通信は、SLマルチキャスト(multicast)通信、SL一対多(one-to-many)通信などに代替されることができる。
以下、SCI(Sidelink Control Information)に対して説明する。
基地局がPDCCHを介して端末に送信する制御情報をDCI(Downlink Control Information)と称し、それに対して、端末がPSCCHを介して他の端末に送信する制御情報をSCIと称することができる。例えば、端末は、PSCCHをデコーディングする前に、PSCCHの開始シンボル及び/またはPSCCHのシンボル個数を知っている場合がある。例えば、SCIは、SLスケジューリング情報を含むことができる。例えば、端末は、PSSCHをスケジューリングするために少なくとも一つのSCIを他の端末に送信できる。例えば、一つ以上のSCIフォーマット(format)が定義されることができる。
例えば、送信端末は、PSCCH上でSCIを受信端末に送信できる。受信端末は、PSSCHを送信端末から受信するために一つのSCIをデコーディングすることができる。
例えば、送信端末は、PSCCH及び/またはPSSCH上で二つの連続的なSCI(例えば、2-stage SCI)を受信端末に送信できる。受信端末は、PSSCHを送信端末から受信するために二つの連続的なSCI(例えば、2-stage SCI)をデコーディングすることができる。例えば、(相対的に)高いSCIペイロード(payload)大きさを考慮してSCI構成フィールドを二つのグループに区分した場合に、第1のSCI構成フィールドグループを含むSCIを第1のSCIまたは1st SCIと称することができ、第2のSCI構成フィールドグループを含むSCIを第2のSCIまたは2nd SCIと称することができる。例えば、送信端末は、PSCCHを介して第1のSCIを受信端末に送信できる。例えば、送信端末は、PSCCH及び/またはPSSCH上で第2のSCIを受信端末に送信できる。例えば、第2のSCIは、(独立された)PSCCHを介して受信端末に送信され、またはPSSCHを介してデータと共にピギーバックされて送信されることができる。例えば、二つの連続的なSCIは、互いに異なる送信(例えば、ユニキャスト(unicast)、ブロードキャスト(broadcast)またはグループキャスト(groupcast))に対して適用されることもできる。
例えば、送信端末は、SCIを介して、下記の情報のうち一部または全部を受信端末に送信できる。ここで、例えば、送信端末は、下記の情報のうち一部または全部を第1のSCI及び/または第2のSCIを介して受信端末に送信できる。
-PSSCH及び/またはPSCCH関連リソース割当情報、例えば、時間/周波数リソース位置/個数、リソース予約情報(例えば、周期)、及び/または
-SL CSI報告要請指示子またはSL(L1)RSRP(及び/またはSL(L1)RSRQ及び/またはSL(L1)RSSI)報告要請指示子、及び/または
-(PSSCH上の)SL CSI送信指示子(またはSL(L1)RSRP(及び/またはSL(L1)RSRQ及び/またはSL(L1)RSSI)情報送信指示子)、及び/または
-MCS(Modulation Coding Scheme)情報、及び/または
-送信電力情報、及び/または
-L1デスティネーション(destination)ID情報及び/またはL1ソース(source)ID情報、及び/または
-SL HARQプロセス(process)ID情報、及び/または
-NDI(New Data Indicator)情報、及び/または
-RV(Redundancy Version)情報、及び/または
-(送信トラフィック/パケット関連)QoS情報、例えば、優先順位情報、及び/または
-SL CSI-RS送信指示子または(送信される)SL CSI-RSアンテナポートの個数情報
-送信端末の位置情報または(SL HARQフィードバックが要請される)ターゲット受信端末の位置(または、距離領域)情報、及び/または
-PSSCHを介して送信されるデータのデコーディング及び/またはチャネル推定と関連した参照信号(例えば、DMRS等)情報、例えば、DMRSの(時間-周波数)マッピングリソースのパターンと関連した情報、ランク(rank)情報、アンテナポートインデックス情報;
例えば、第1のSCIは、チャネルセンシングと関連した情報を含むことができる。例えば、受信端末は、PSSCH DMRSを利用して第2のSCIをデコーディングすることができる。PDCCHに使われるポーラーコード(polar code)が第2のSCIに適用されることができる。例えば、リソースプールで、第1のSCIのペイロードサイズは、ユニキャスト、グループキャスト、及びブロードキャストに対して同じである。第1のSCIをデコーディングした以後に、受信端末は、第2のSCIのブラインドデコーディングを実行する必要がない。例えば、第1のSCIは、第2のSCIのスケジューリング情報を含むことができる。
一方、本開示の多様な実施例において、送信端末は、PSCCHを介してSCI、第1のSCI及び/または第2のSCIのうち少なくともいずれか一つを受信端末に送信できるため、PSCCHは、SCI、第1のSCI及び/または第2のSCIのうち少なくともいずれか一つに代替/置換されることができる。及び/または、例えば、SCIは、PSCCH、第1のSCI及び/または第2のSCIのうち少なくともいずれか一つに代替/置換されることができる。及び/または、例えば、送信端末は、PSSCHを介して第2のSCIを受信端末に送信できるため、PSSCHは、第2のSCIに代替/置換されることができる。
以下、HARQ(Hybrid Automatic Repeat Request)手順に対して説明する。
通信の信頼性を確保するためのエラー補償技法は、FEC(Forward Error Correction)方式(scheme)と、ARQ(Automatic Repeat Request)方式と、を含むことができる。FEC方式では、情報ビットに余分のエラー訂正コードを追加させることによって、受信端でのエラーを訂正することができる。FEC方式は、時間遅延が少なく、送受信端の間に別途にやり取りする情報が必要ではないという長所があるが、良好なチャネル環境でシステム効率が落ちるという短所がある。ARQ方式は、送信の信頼性を高めることができるが、時間遅延が発生されるようになり、劣悪なチャネル環境でシステム効率が落ちるという短所がある。
HARQ(Hybrid Automatic Repeat Request)方式は、FECとARQとを結合したものであって、物理階層が受信したデータが復号できないエラーを含むかどうかを確認し、エラーが発生すると、再送信を要求することによって、性能を高めることができる。
SLユニキャスト及びグループキャストの場合、物理階層でのHARQフィードバック及びHARQコンバイニング(combining)がサポートされることができる。例えば、受信端末がリソース割当モード1または2で動作する場合、受信端末は、PSSCHを送信端末から受信することができ、PSFCH(Physical Sidelink Feedback Channel)を介してSFCI(Sidelink Feedback Control Information)フォーマットを使用してPSSCHに対するHARQフィードバックを送信端末に送信できる。
例えば、SL HARQフィードバックは、ユニキャストに対してイネイブルされることができる。この場合、non-CBG(non-Code Block Group)動作で、受信端末が前記受信端末をターゲットとするPSCCHをデコーディングし、及び受信端末が前記PSCCHと関連した送信ブロックを成功裏にデコーディングした場合、受信端末は、HARQ-ACKを生成することができる。そして、受信端末は、HARQ-ACKを送信端末に送信できる。それに対して、受信端末が前記受信端末をターゲットとするPSCCHをデコーディングした以後に、受信端末が前記PSCCHと関連した送信ブロックを成功裏にデコーディングできない場合、受信端末は、HARQ-NACKを生成することができる。そして、受信端末は、HARQ-NACKを送信端末に送信できる。
例えば、SL HARQフィードバックは、グループキャストに対してイネイブルされることができる。例えば、non-CBG動作で、二つのHARQフィードバックオプションがグループキャストに対してサポートされることができる。
(1)グループキャストオプション1:受信端末が前記受信端末をターゲットとするPSCCHをデコーディングした以後に、受信端末が前記PSCCHと関連した送信ブロックのデコーディングに失敗した場合、受信端末は、HARQ-NACKをPSFCHを介して送信端末に送信できる。それに対して、受信端末が前記受信端末をターゲットとするPSCCHをデコーディングし、及び受信端末が前記PSCCHと関連した送信ブロックを成功裏にデコーディングした場合、受信端末は、HARQ-ACKを送信端末に送信しない。
(2)グループキャストオプション2:受信端末が前記受信端末をターゲットとするPSCCHをデコーディングした以後に、受信端末が前記PSCCHと関連した送信ブロックのデコーディングに失敗した場合、受信端末は、HARQ-NACKをPSFCHを介して送信端末に送信できる。そして、受信端末が前記受信端末をターゲットとするPSCCHをデコーディングし、及び受信端末が前記PSCCHと関連した送信ブロックを成功裏にデコーディングした場合、受信端末は、HARQ-ACKをPSFCHを介して送信端末に送信できる。
例えば、グループキャストオプション1がSL HARQフィードバックに使用される場合、グループキャストの通信を実行する全ての端末は、PSFCHリソースを共有することができる。例えば、同じグループに属する端末は、同じPSFCHリソースを利用してHARQフィードバックを送信することができる。
例えば、グループキャストオプション2がSL HARQフィードバックに使用される場合、グループキャストの通信を実行する各々の端末は、HARQフィードバックの送信のために互いに異なるPSFCHリソースを使用することができる。例えば、同じグループに属する端末は、互いに異なるPSFCHリソースを利用してHARQフィードバックを送信することができる。
例えば、SL HARQフィードバックがグループキャストに対してイネイブルされる時、受信端末は、TX-RX(Transmission-Reception)距離及び/またはRSRPに基づいてHARQフィードバックを送信端末に送信するかどうかを決定することができる。
例えば、グループキャストオプション1で、TX-RX距離ベースのHARQフィードバックの場合、TX-RX距離が通信範囲の要求事項より小さいまたは同じ場合、受信端末は、PSSCHに対するHARQフィードバックを送信端末に送信できる。それに対して、TX-RX距離が通信範囲の要求事項より大きい場合、受信端末は、PSSCHに対するHARQフィードバックを送信端末に送信しないことがある。例えば、送信端末は、前記PSSCHと関連したSCIを介して、前記送信端末の位置を受信端末に知らせることができる。例えば、前記PSSCHと関連したSCIは、第2のSCIである。例えば、受信端末は、TX-RX距離を前記受信端末の位置と前記送信端末の位置とに基づいて推定または取得することができる。例えば、受信端末は、PSSCHと関連したSCIをデコーディングし、前記PSSCHに使用される通信範囲の要求事項を知ることができる。
例えば、リソース割当モード1の場合に、PSFCHとPSSCHとの間の時間(オフセット)は、設定され、またはあらかじめ設定されることができる。ユニキャスト及びグループキャストの場合、SL上で再送信が必要な場合、これはPUCCHを使用するカバレッジ内の端末により基地局に指示されることができる。送信端末は、HARQ ACK/NACKの形態ではなく、SR(Scheduling Request)/BSR(Buffer Status Report)のような形態で前記送信端末のサービング基地局に指示(indication)を送信することもある。また、基地局が前記指示を受信しなくても、基地局は、SLの再送信リソースを端末にスケジューリングできる。例えば、リソース割当モード2の場合に、PSFCHとPSSCHとの間の時間(オフセット)は、設定され、またはあらかじめ設定されることができる。
例えば、キャリアで端末の送信観点で、PSCCH/PSSCHとPSFCHとの間のTDMが、スロットでSLのためのPSFCHフォーマットに対して許容されることができる。例えば、一つのシンボルを有するシーケンスベースのPSFCHフォーマットがサポートされることができる。ここで、前記一つのシンボルは、AGC区間ではないことがある。例えば、前記シーケンスベースのPSFCHフォーマットは、ユニキャスト及びグループキャストに適用されることができる。
例えば、リソースプールと関連したスロット内で、PSFCHリソースは、Nスロット区間に周期的に設定され、または事前に設定されることができる。例えば、Nは、1以上の一つ以上の値に設定されることができる。例えば、Nは、1、2または4である。例えば、特定のリソースプールでの送信に対するHARQフィードバックは、前記特定のリソースプール上のPSFCHを介してのみ送信されることができる。
例えば、送信端末がスロット#X乃至スロット#Nにわたって、PSSCHを受信端末に送信する場合、受信端末は、前記PSSCHに対するHARQフィードバックをスロット#(N+A)で送信端末に送信できる。例えば、スロット#(N+A)は、PSFCHリソースを含むことができる。ここで、例えば、Aは、Kより大きいまたは同じ最も小さい整数である。例えば、Kは、論理的スロットの個数である。この場合、Kは、リソースプール内のスロットの個数である。または、例えば、Kは、物理的スロットの個数である。この場合、Kは、リソースプールの内部及び外部のスロットの個数である。
例えば、送信端末が受信端末に送信した一つのPSSCHに対する応答として、受信端末がPSFCHリソース上でHARQフィードバックを送信する場合、受信端末は、設定されたリソースプール内で、暗示的メカニズムに基づいて前記PSFCHリソースの周波数領域(frequency domain)及び/またはコード領域(code domain)を決定することができる。例えば、受信端末は、PSCCH/PSSCH/PSFCHと関連したスロットインデックス、PSCCH/PSSCHと関連したサブチャネル、及び/またはグループキャストオプション2ベースのHARQフィードバックのためのグループで各々の受信端末を区別するための識別子のうち少なくともいずれか一つに基づいて、PSFCHリソースの周波数領域及び/またはコード領域を決定することができる。及び/または、例えば、受信端末は、SL RSRP、SINR、L1ソースID、及び/または位置情報のうち少なくともいずれか一つに基づいて、PSFCHリソースの周波数領域及び/またはコード領域を決定することができる。
例えば、端末のPSFCHを介したHARQフィードバックの送信とPSFCHを介したHARQフィードバックの受信とが重なる場合、前記端末は、優先順位規則に基づいて、PSFCHを介したHARQフィードバックの送信またはPSFCHを介したHARQフィードバックの受信のうちいずれか一つを選択することができる。例えば、優先順位規則は、少なくとも関連のPSCCH/PSSCHの優先順位の指示(priority indication)に基づくことができる。
例えば、端末の複数の端末に対するPSFCHを介したHARQフィードバックの送信が重なる場合、前記端末は、優先順位規則に基づいて特定のHARQフィードバックの送信を選択することができる。例えば、優先順位規則は、少なくとも関連のPSCCH/PSSCHの優先順位の指示(priority indication)に基づくことができる。
本明細書において、送信端末は、データまたは制御情報を送信する端末である。例えば、送信端末は、データまたは制御情報を(ターゲット)受信端末に送信する端末である。例えば、送信端末は、PSCCH及び/またはPSSCHを送信する端末である。または、送信端末は、サイドリンクのためのCSI-RS及び/またはサイドリンクCSI報告要請指示子を送信する端末である。例えば、送信端末は、CSI-RS及び/またはCSI報告要請指示子を(ターゲット)受信端末に送信する端末である。または、送信端末は、サイドリンク(L1)RSRP測定に使われる(事前に定義された)参照信号及び/またはサイドリンク(L1)RSRP報告要請指示子を送信する端末である。例えば、送信端末は、サイドリンク(L1)RSRP測定に使われる(事前に定義された)参照信号及び/またはサイドリンク(L1)RSRP報告要請指示子を(ターゲット)受信端末に送信する端末である。例えば、サイドリンク(L1)RSRP測定に使われる(事前に定義された)参照信号は、PSSCH DM-RSである。または、送信端末は、((ターゲット)受信端末の)サイドリンクRLM(Radio Link Monitoring)及び/またはサイドリンクRLF(Radio Link Failure)動作に使われるチャネルを送信する端末である。例えば、サイドリンクRLM及び/またはサイドリンクRLF動作に使われるチャネルは、PSCCHまたはPSSCHである。または、送信端末は、サイドリンクRLM及び/またはサイドリンクRLF動作に使われるチャネル上で参照信号(例えば、DM-RSまたはCSI-RS)を送信する端末である。
本明細書において、受信端末は、送信端末から受信されたデータのデコーディングの成功可否によって(送信端末に)サイドリンクHARQフィードバックを送信する端末である。または、受信端末は、送信端末により送信された(PSSCHスケジューリングと関連した)PSCCHの検出/デコーディングの成功可否によって(送信端末に)サイドリンクHARQフィードバックを送信する端末である。または、受信端末は、送信端末から受信されたCSI-RS及び/またはCSI報告要請指示子に基づいて(送信端末に)サイドリンクCSIを送信する端末である。または、受信端末は、送信端末から受信された(事前に定義された)参照信号及び/またはサイドリンク(L1)RSRP報告要請指示子に基づいて(送信端末に)サイドリンク(L1)RSRP測定値を送信する端末である。または、受信端末は、自分のデータまたは制御情報を(送信端末に)送信する端末である。または、受信端末は、送信端末から受信された(事前に設定された)チャネル(例えば、PSCCHまたはPSSCH)に基づいてRLM及び/またはRLF動作を実行する端末である。または、受信端末は、送信端末から受信された(事前に設定された)チャネル上の参照信号に基づいてRLM及び/またはRLF動作を実行する端末である。
本明細書において、PSCCHワーディングは、SCIに拡張解釈されることができる。例えば、送信端末がPSCCHを受信端末に送信することは、送信端末がPSCCHを介してSCIを受信端末に送信することを含むことができる。本明細書において、PSCCHワーディングは、1st SCI(または、2nd SCI)に拡張解釈されることができる。例えば、送信端末がPSCCHを受信端末に送信することは、送信端末がPSCCHを介して1st SCI(または、2nd SCI)を受信端末に送信することを含むことができる。本明細書において、SCIワーディングは、PSCCH(及び/または1st SCI(または、2nd SCI))に拡張解釈されることができる。例えば、送信端末がSCIを受信端末に送信することは、送信端末がPSCCH(及び/または1st SCI(または、2nd SCI))を受信端末に送信することを含むことができる。本明細書において、PSSCHワーディングは、2nd SCIに拡張解釈されることができる。例えば、送信端末がPSSCHを受信端末に送信することは、送信端末が2nd SCIを受信端末に送信することを含むことができる。
ここで、例えば、1st SCIと2nd SCIは、(相対的に)高いSCIペイロード大きさを考慮して、SCI構成フィールドを二つのグループに分ける時、一つのグループのSCI及び他のグループのSCIを各々指すことができる。また、1st SCIと2nd SCIは、異なるチャネルを介して送信されることができる。例えば、送信端末は、PSCCHを介して1st SCIを送信することができ、2nd SCIをPSSCH上にピギーバックしてデータと共に送信できる。または、例えば、送信端末は、PSCCHを介して1st SCIを送信することができ、(独立された)PSCCHを介して2nd SCIを送信することができる。
本明細書において、“設定または定義”ワーディングは、基地局またはネットワークから(事前に定義されたシグナリング(例えば、SIB、MACシグナリング、RRCシグナリング)を介して)(あらかじめ)設定されると解釈されることができる。例えば、“Aが設定されることができる”は、“基地局またはネットワークが端末に対してAを(あらかじめ)設定/定義し、または知らせる”を含むことができる。または、“設定または定義”ワーディングは、システムにより事前に設定または定義されると解釈されることができる。例えば、“Aが設定されることができる”は、“Aがシステムにより事前に設定/定義される”を含むことができる。また、本明細書において、RLFは、OUT-OF-SYNCHまたはIN-SYNCHのうち少なくともいずれか一つに基づいて決定されることができる。本明細書において、RB(Resource Block)は、サブキャリア(subcarrier)に拡張解釈されることができる。
本明細書において、受信端末は、サイドリンクHARQフィードバック、サイドリンクCSIまたはサイドリンク(L1)RSRPのうち少なくともいずれか一つを(送信端末に)送信できる。本明細書において、受信端末がサイドリンクHARQフィードバック、サイドリンクCSIまたはサイドリンク(L1)RSRPのうち少なくともいずれか一つを(送信端末に)送信する時に使用する(物理的)チャネルをPSFCH(Physical Sidelink Feedback Channel)またはサイドリンクフィードバックチャネルと称することができる。
一方、例えば、グループキャストのような場合、受信端末は、送信端末の位置情報に基づいて、自分と送信端末との間の距離を計算することができる。例えば、前記グループキャストは、接続のない(connectionless)グループキャストである。このために、送信端末は、事前に設定されたチャネルを介して前記送信端末の位置情報を受信端末に送信できる。例えば、事前に設定されたチャネルは、PSCCHである。例えば、事前に設定されたチャネルは、PSSCHである。以後、受信端末と送信端末との間の距離が最小要求通信範囲(minimum required communication range)(以下、MIN_RANGEという)より小さいまたは同じ時、受信端末は、SL HARQフィードバックを送信することができる。例えば、前記SL HARQフィードバックは、送信端末により送信されるPSSCH及び/またはPSCCHに対するHARQフィードバックである。例えば、前記MIN_RANGEは、サービス/パケットと関連した要求事項である。例えば、前記MIN_RANGEは、送信端末により送信されるサービス/パケットと関連した通信範囲の要求事項(communication range requirement)である。
図12は、本開示の一実施例によって、受信端末が通信範囲の要求事項に基づいてSL HARQフィードバック動作を実行する方法を示す。図12の実施例は、本開示の多様な実施例と結合されることができる。
図12を参照すると、ステップS1210において、送信端末は、PSCCH及び/またはPSSCHを送信することができる。例えば、送信端末は、PSCCH及び/またはPSSCHを介してサービス/パケットを受信端末#1及び受信端末#2に送信できる。付加的に、送信端末は、PSCCH及び/またはPSSCHを介して自分の位置情報を受信端末#1及び受信端末#2に送信できる。例えば、送信端末の位置情報は、PSSCHを介して送信される2nd上に含まれることができる。図12の実施例において、受信端末#1は、送信端末のサービス/パケットと関連した通信範囲の要求事項内に位置し、受信端末#2は、送信端末のサービス/パケットと関連した通信範囲の要求事項外に位置すると仮定する。
この場合、受信端末#1は、自分の位置情報及び送信端末の位置情報に基づいて、受信端末#1と送信端末との間の距離を取得することができる。そして、前記距離が前記サービス/パケットと関連した通信範囲の要求事項より小さいまたは同じ場合、ステップS1220において、受信端末#1は、SL HARQフィードバック動作を実行することができる。
同様に、受信端末#2は、自分の位置情報及び送信端末の位置情報に基づいて、受信端末#2と送信端末との間の距離を取得することができる。そして、前記距離が前記サービス/パケットと関連した通信範囲の要求事項より大きい場合、ステップS1230において、受信端末#2は、SL HARQフィードバック動作を実行しない。即ち、受信端末#2は、前記サービス/パケットに対するSL HARQフィードバックを送信端末に送信しない。
前記のような理由によって、受信端末は、送信端末の位置を効率的に取得する必要がある。以下、本開示の多様な実施例によって、送信端末が自分の位置情報を効率的に送信する方法及びこれをサポートする装置に対して説明する。
本開示の一実施例によると、送信端末は、自分の位置情報を送信することができる。この場合、受信端末の観点で、自分(即ち、送信端末)の位置に対する曖昧性/不正確性が(事前に設定された臨界誤差値より)大きくなると判断されると、送信端末は、事前に設定された相対的に多くのペイロード大きさ(または、ビット個数)を利用して自分の位置情報を送信することができる。例えば、位置情報を送信する送信端末が、受信端末が前記送信端末の位置を正確に判断できないと決定すると、送信端末は、事前に設定された相対的に多くのペイロード大きさ(または、ビット個数)を利用して自分の位置情報を送信することができる。ここで、例えば、前記動作を具現するために、送信端末が自分の位置情報を送信するときに使用するSCIフィールドは、二つのタイプまたは二つの大きさに(事前に)設定されることができる。
例えば、送信端末が送信端末の位置情報を相対的に小さいペイロード大きさ(または、ビット個数)のフィールド(以下、SHORT_FIELDという)を介して受信端末に送信する場合にも、送信端末は、受信端末が送信端末の位置を(事前に設定された臨界水準以上に)正確に判断できると決定できる。この場合、送信端末は、位置情報の送信のためにSHORT_FIELDを選択することができる。そして、送信端末は、SHORT_FIELDを介して自分の位置情報を送信することができる。
それに対して、例えば、送信端末が送信端末の位置情報をSHORT_FIELDを介して受信端末に送信する場合に、送信端末は、受信端末が送信端末の位置を(事前に設定された臨界水準以上に)正確に判断できないと決定できる。この場合、送信端末は、位置情報の送信のために相対的に多くのペイロード大きさ(または、ビット個数)のフィールド(以下、LONG_FIELDという)を選択することができる。例えば、送信端末は、前記送信端末が属するゾーン(zone)で位置情報の送信のために、LONG_FIELDを選択することができる。そして、送信端末は、LONG_FIELDを介して自分の位置情報を送信することができる。
ここで、例えば、送信端末がSHORT_FIELDを介して自分の位置情報を受信端末に送信すると、送信端末が属するゾーンと見なされるゾーンの個数が(事前に設定された閾値より)多くなる場合、送信端末は、受信端末がSHORT_FIELDに基づいて送信端末の位置を(事前に設定された臨界水準以上に)正確に判断できないと決定できる。または、例えば、送信端末がSHORT_FIELDを介して自分の位置情報を受信端末に送信すると、送信端末の位置情報が相対的に小さいペイロード大きさ(または、ビット個数)によって量子化(quantization)され、これによって、送信端末の位置情報に対する不正確性が(事前に設定された臨界許容水準より)大きくなる場合、送信端末は、受信端末がSHORT_FIELDに基づいて送信端末の位置を(事前に設定された臨界水準以上に)正確に判断できないと決定できる。
ここで、前記動作を具現するための他の一例として、送信端末は、1st SCI上の(事前に設定された)フィールド(以下、F_DFIELDという)を介して(常に)固定された(相対的に小さい)ペイロード大きさ(または、ビット個数)に基づいて、送信端末の位置情報(例えば、Most Significant Bit、MSB)を送信することができる。そして、送信端末は、2nd SCI上の(事前に設定された)フィールド(以下、S_DFIELDという)を介して(送信端末の位置情報と関連した)正確度を高めることができる(追加的な)情報(例えば、Least Significant Bit、LSB)を送信することができる。ここで、例えば、送信端末が1st SCI上でF_DFIELDを送信することだけで自分の位置正確性が(事前に設定された臨界水準以上に)保障されることができないと判断する場合にのみ、送信端末は、S_DFIELDを2nd SCI上に含めることができる。例えば、送信端末が1st SCI上でF_DFIELDを送信することだけで自分の位置正確性が(事前に設定された臨界水準以上に)保障されることができないと判断する場合にのみ、送信端末は、S_DFIELDを含む2nd SCIを送信することができる。また、送信端末は、1st SCI上のフィールドを介して、S_DFIELDが2nd SCI上に存在するか、または、S_DFIELDが2nd SCI上で送信されるかどうかを指示することができる。例えば、前記1st SCI上のフィールドは、事前に設定されたフィールドである。例えば、前記1st SCI上のフィールドは、事前に設定された新しいフィールドである。例えば、送信端末は、1st SCI上の1ビットフィールドを介して、S_DFIELDが2nd SCI上に存在するか、または、S_DFIELDが2nd SCI上で送信されるかどうかを指示することができる。
本開示の一実施例によると、SCIペイロード大きさの過度な増加を防ぐために、送信端末は、位置情報と関連した(事前に設定された)一部ビット(例えば、MSB)(以下、DIS_MSBという)をPSSCHを介して送信できる。例えば、送信端末は、PSSCHを介してDIS_MSBを事前に設定された周期及び/または事前に設定された頻度で送信できる。そして、送信端末は、残りのビット(例えば、LSB)(以下、DIS_LSBという)をPSCCH(または、SCI)を介して送信できる。ここで、このような場合、例えば、受信端末が(事前に設定された時間の間に)DIS_MSBを受信することができない、かつDIS_LSBのみを受信した場合、受信端末は、以前の最も近い時点で(成功裏に)受信されたDIS_MSBを仮定/利用して送信端末の位置を計算/導出することができる。例えば、受信端末が(事前に設定された時間の間に)DIS_MSBを受信することができない、かつDIS_LSBのみを受信した場合、受信端末は、受信端末観点で最も近いゾーンまたは領域と関連したDIS_MSBを仮定/利用して送信端末の位置を計算/導出することができる。例えば、受信端末が(事前に設定された時間の間に)DIS_MSBを受信することができない、かつDIS_LSBのみを受信した場合、受信端末は、以前の最も近い時点で(成功裏に)受信されたDIS_MSB/DIS_LSBに基づいて導出された送信端末が属するゾーンまたは領域と関連したDIS_MSBを仮定/利用して送信端末の位置を計算/導出することができる。例えば、受信端末が(事前に設定された時間の間に)DIS_MSBを受信することができない、かつDIS_LSBのみを受信した場合、受信端末は、以前に導出された送信端末の位置のうち、受信端末と最も近い位置が属するゾーンまたは領域と関連したDIS_MSBを仮定/利用して送信端末の位置を計算/導出することができる。
本開示の一実施例によると、前記のような場合が存在できる。以下の場合に、受信端末は、下記に提案された方法/規則によって送信端末の位置を導出/仮定することができる。
(1)CASE#A:例えば、送信端末は、(事前に設定された大きさベースの)ゾーンまたは領域と関連したインデックス/パラメータで自分の位置を表現することができる。
(2)CASE#B:例えば、送信端末が送信する位置情報は、限定されたペイロード大きさ(または、ビット個数)などにより量子化(quantization)されることができる。例えば、送信端末が推定した自分の位置情報にエラーが含まれていることがある。例えば、GNSS(同期)品質が事前に設定された臨界水準より低い状況で、送信端末が推定した自分の位置情報にエラーが含まれていることがある。
例えば、CASE#Aの場合、受信端末は、送信端末が属するゾーンまたは領域上の地点(point)に基づいて、送信端末と自分(即ち、受信端末)との間の距離を導出/仮定することができる。例えば、前記地点(point)は、名目上地点(nominal point)である。例えば、前記地点(point)は、事前に設定された地点である。ここで、例えば、前記地点(point)は、ゾーンまたは領域上の中心点(center point)に定義されることができる。例えば、前記地点(point)は、ゾーンまたは領域上の事前に設定された(基準)地点に定義されることができる。例えば、前記地点(point)は、ゾーンまたは領域上の複数の地点のうち、受信端末から最も遠い地点に定義されることができる。例えば、前記地点(point)は、ゾーンまたは領域上の複数の地点のうち、受信端末から最も近い地点に定義されることができる。例えば、前記地点(point)は、ゾーンまたは領域のうち、受信端末から最も近いゾーンまたは領域上の地点に定義されることができる。
以下、図13乃至図16に基づいて、受信端末が前記受信端末と送信端末との間の距離を取得する方法を具体的に説明する。
図13は、本開示の一実施例によって、受信端末が送信端末との距離に基づいてHARQ動作を実行する手順を示す。図13の実施例は、本開示の多様な実施例と結合されることができる。
図13を参照すると、ステップS1310において、送信端末は、PSCCHを送信することができる。ステップS1320において、送信端末は、前記PSCCHと関連したPSSCHを送信することができる。例えば、送信端末は、前記PSCCHを介して1st SCIを送信することができ、前記PSSCHを介して2nd SCIを送信することができる。また、送信端末は、前記PSSCHを介してサービス/パケットを送信することができる。例えば、前記2nd SCIは、ゾーンと関連した情報及び通信範囲の要求事項(即ち、MIN_RANGE)を含むことができる。例えば、ゾーンと関連した情報は、ゾーンIDである。例えば、2nd SCIを受信した受信端末は、前記サービス/パケットと関連した通信範囲の要求事項及び送信端末が属するゾーンと関連した情報を取得することができる。
ステップS1330において、受信端末は、自分の位置(即ち、受信端末の位置)及び前記送信端末が属するゾーンと関連した情報に基づいて、自分と送信端末との間の距離を取得することができる。例えば、受信端末は、前記受信端末の位置と送信端末が属するゾーンの中心点との間の距離を取得することができる。例えば、受信端末は、i)前記受信端末の位置と、ii)前記ゾーンと関連した情報に対応する複数のゾーンの中心点のうち、前記受信端末の位置から最も近い中心点との間の距離を取得することができる。即ち、送信端末の実際位置と関係無く、受信端末は、前記受信端末の位置及び送信端末が属するゾーンの中心点を使用し、自分と送信端末との間の距離を取得することができる。図14乃至図16に基づいて、受信端末が前記受信端末と送信端末との間の距離を取得する方法に対してより具体的に説明する。
図14は、本開示の一実施例によって、受信端末が前記受信端末と送信端末との間の距離を取得する方法を示す。図14の実施例は、本開示の多様な実施例と結合されることができる。
図14を参照すると、送信端末は、2nd SCIを介してゾーンID=14であることを受信端末に知らせると仮定する。この場合、受信端末は、自分の位置とゾーンID=14に該当するゾーンの中心点との間の距離を取得することができる。即ち、送信端末の実際位置と関係無く、受信端末は、自分の位置とゾーンID=14に該当するゾーンの中心点との間の距離を受信端末と送信端末との間の距離であると仮定または決定できる。
図15及び図16は、本開示の一実施例によって、同じゾーンIDを有する複数のゾーンが受信端末の周辺に存在する場合、受信端末が前記受信端末と送信端末との間の距離を取得する方法を示す。図15及び図16の実施例は、本開示の多様な実施例と結合されることができる。
図15及び図16を参照すると、送信端末は、2nd SCIを介してゾーンID=0であることを受信端末に知らせると仮定する。この場合、受信端末は、i)自分の位置と、ii)ゾーンID=0に該当する複数のゾーンの中心点のうち、最も近い中心点との間の距離を取得することができる。即ち、送信端末の実際位置と関係無く、受信端末は、i)自分の位置と、ii)ゾーンID=0に該当する複数のゾーンの中心点のうち、最も近い中心点との間の距離を受信端末と送信端末との間の距離であると仮定または決定できる。
または、受信端末は、i)自分の位置と、ii)ゾーンID=0に該当する複数のゾーンのうち、最も近いゾーンの中心点との間の距離を取得することができる。即ち、送信端末の実際位置と関係無く、受信端末は、i)自分の位置と、ii)ゾーンID=0に該当する複数のゾーンのうち、最も近いゾーンの中心点との間の距離を受信端末と送信端末との間の距離であると仮定または決定できる。
また、図13を参照すると、ステップS1340において、受信端末は、ステップS1330で取得された距離及び前記サービス/パケットと関連した通信範囲の要求事項を比較することができる。例えば、受信端末は、前記距離及び前記通信範囲の要求事項に基づいてHARQフィードバック動作を実行するかどうかを決定することができる。
例えば、前記距離が前記通信範囲の要求事項より小さいまたは同じ場合、受信端末は、HARQフィードバック動作を実行することができる。ここで、例えば、グループキャストオプション1ベースのHARQフィードバック動作が設定された受信端末の場合、ステップS1350において、前記PSSCHに対するデコーディングに失敗した受信端末は、PSFCHを介してNACK情報を送信端末に送信できる。例えば、グループキャストオプション1ベースのHARQフィードバック動作が設定された受信端末の場合、前記PSSCHに対するデコーディングに成功した受信端末は、PSFCHを介してACK情報を送信端末に送信しない。例えば、前記PSFCHは、前記PSCCH及び/または前記PSSCHと関連したフィードバックチャネルである。
例えば、前記距離が前記通信範囲の要求事項より大きい場合、受信端末は、HARQフィードバック動作を実行しない。この場合、受信端末は、PSSCHに対するデコーディング可否と関係無く、HARQフィードバックを送信端末に送信しない。
例えば、CASE#Bの場合、受信端末は、送信端末が属するゾーンまたは領域上の地点(point)に基づいて、送信端末と自分(即ち、受信端末)との間の距離を導出/仮定することができる。例えば、前記地点(point)は、名目上地点(nominal point)である。例えば、前記地点(point)は、事前に設定された地点である。ここで、例えば、前記地点(point)は、ゾーンまたは領域上の中心点(center point)に定義されることができる。例えば、前記地点(point)は、ゾーンまたは領域上の事前に設定された(基準)地点に定義されることができる。例えば、前記地点(point)は、ゾーンまたは領域上の複数の地点のうち、受信端末から最も遠い地点に定義されることができる。例えば、前記地点(point)は、ゾーンまたは領域上の複数の地点のうち、受信端末から最も近い地点に定義されることができる。
例えば、CASE#Bの場合、(送信端末から位置情報を受信した)受信端末は、事前に設定された誤差値に基づいて、可能な送信端末の位置を(再び)導出することができる。例えば、CASE#Bの場合、(送信端末から位置情報を受信した)受信端末は、事前に設定された誤差範囲に基づいて、可能な送信端末の位置を(再び)導出することができる。例えば、CASE#Bの場合、(送信端末から位置情報を受信した)受信端末は、事前に設定された量子化レベル(quantization level)に基づいて、可能な送信端末の位置を(再び)導出することができる。例えば、CASE#Bの場合、(送信端末から位置情報を受信した)受信端末は、事前に設定された量子化エラー(quantization error)に基づいて、可能な送信端末の位置を(再び)導出することができる。以後、受信端末は、可能な送信端末の位置のうち一つでも自分との距離差がMIN_RANGEより小さいまたは同じ場合、SL HARQフィードバックを送信することができる。
例えば、CASE#Aの場合、(送信端末から位置情報を受信した)受信端末は、事前に設定された誤差値に基づいて、可能な送信端末の位置を(再び)導出することができる。例えば、CASE#Aの場合、(送信端末から位置情報を受信した)受信端末は、事前に設定された誤差範囲に基づいて、可能な送信端末の位置を(再び)導出することができる。例えば、CASE#Aの場合、(送信端末から位置情報を受信した)受信端末は、事前に設定された量子化レベル(quantization level)に基づいて、可能な送信端末の位置を(再び)導出することができる。例えば、CASE#Aの場合、(送信端末から位置情報を受信した)受信端末は、事前に設定された量子化エラー(quantization error)に基づいて、可能な送信端末の位置を(再び)導出することができる。以後、受信端末は、可能な送信端末の位置のうち一つでも自分との距離差がMIN_RANGEより小さいまたは同じ場合、SL HARQフィードバックを送信することができる。
本開示の一実施例によると、端末の上位階層(例えば、応用階層及び/またはV2X階層)は、サービス/パケットと関連した要求事項であるMIN_RANGE情報を下位階層(例えば、AS階層、PHY階層、MAC階層、RRC階層)に提供できる。この場合、前記提案された量子化レベル/エラー及び/または位置情報(推定)エラーなどを考慮して、端末の上位階層は、MIN_RANGE情報に(事前に設定された)マージン/オフセット値を加えて下位階層に伝達できる。ここで、例えば、前記マージン/オフセット値は、(端末が知っている自分のまたは他の端末の)位置情報の正確度によって、端末に対して異なるように設定されることができる。例えば、前記マージン/オフセット値は、サービスのタイプによって、端末に対して異なるように設定されることができる。例えば、前記マージン/オフセット値は、サービスの優先順位によって、端末に対して異なるように設定されることができる。例えば、前記マージン/オフセット値は、サービス要求事項(例えば、信頼度及び/または遅延)によって、端末に対して異なるように設定されることができる。例えば、事前に設定された臨界水準より不正確性が大きい場合には、端末は、相対的に大きいマージン/オフセット値をMIN_RANGE情報に加えることができる。例えば、事前に設定された臨界水準より不正確性が大きくない場合には、端末は、相対的に小さいマージン/オフセット値(例えば、0を含む)をMIN_RANGE情報に加えることができる。
本開示の一実施例によると、送信端末は、自分の位置情報を受信端末に効率的に送信できる。さらに、送信端末は、自分の位置をより正確に受信端末に知らせることができる。
本開示の一実施例によると、受信端末は、TX-RX距離ベースの(グループキャスト)SL HARQフィードバック動作を実行することができる。例えば、TX-RX距離ベースの(グループキャスト)SL HARQフィードバック動作で、受信端末が前記受信端末をターゲットとするPSCCHをデコーディングした以後に、受信端末が前記PSCCHと関連したPSSCHのデコーディングに失敗した場合、受信端末は、HARQ-NACKをPSFCHを介して送信端末に送信できる。それに対して、受信端末が前記受信端末をターゲットとするPSCCHをデコーディングし、及び受信端末が前記PSCCHと関連したPSSCHを成功裏にデコーディングした場合、受信端末は、HARQ-ACKを送信端末に送信しない。説明の便宜のために、前述した受信端末のフィードバック動作は、NACK ONLYフィードバック動作と称することができる。
例えば、TX-RX距離ベースの(グループキャスト)SL HARQフィードバック動作で、受信端末は、前記受信端末の位置及び送信端末の位置に基づいて、受信端末と送信端末との間の距離と関連した情報を取得または決定することができる。そして、受信端末は、前記距離と関連した情報に基づいて、NACK ONLYフィードバック動作を実行することができる。例えば、受信端末と送信端末との間の距離が、送信端末により送信されるパケットまたはサービスと関連した最小要求通信範囲以下または未満である場合、受信端末は、送信端末に対してNACK ONLYフィードバック動作を実行することができる。例えば、受信端末と送信端末との間の距離が、送信端末により送信されるパケットまたはサービスと関連した最小要求通信範囲以上または超過である場合、受信端末は、送信端末に対してHARQフィードバックを送信しない。例えば、送信端末は、PSCCH及び/またはPSSCHを介して、前記パケットまたはサービスを受信端末に送信できる。
例えば、TX-RX距離ベースの(グループキャスト)SL HARQフィードバック動作で、受信端末が自分の位置情報を取得することが不可能な場合がある。そして、この場合、受信端末は、事前に設定された閾値(P_THD)より高い優先順位のパケットまたはサービスを送信端末から受信することができる。または、受信端末は、P_THDより高いまたは同じ優先順位のパケットまたはサービスを送信端末から受信することができる。この場合、例えば、受信端末は、NACK ONLYフィードバック動作に基づいて、前記パケットまたはサービスに対するHARQフィードバックを送信端末に送信できる。例えば、受信端末が前記パケットまたはサービスのデコーディングに失敗した場合、受信端末は、NACK情報を送信端末に送信できる。例えば、受信端末が前記パケットまたはサービスのデコーディングに成功した場合、受信端末は、ACK情報を送信端末に送信しない。例えば、受信端末は、送信端末に対するHARQフィードバックを省略することができる。
例えば、TX-RX距離ベースの(グループキャスト)SL HARQフィードバック動作で、受信端末が自分の位置情報を取得することが不可能な場合がある。そして、この場合、受信端末は、P_THDより低い優先順位のパケットまたはサービスを送信端末から受信することができる。または、受信端末は、P_THDより低いまたは同じ優先順位のパケットまたはサービスを送信端末から受信することができる。この場合、例えば、受信端末は、前記パケットまたはサービスに対するHARQフィードバックを送信端末に送信しない。例えば、受信端末は、送信端末に対するHARQフィードバックを省略することができる。
例えば、TX-RX距離ベースの(グループキャスト)SL HARQフィードバック動作で、受信端末が取得した自分の位置情報の正確度が事前に設定された臨界正確度値より低い場合がある。そして、この場合、受信端末は、P_THDより高い優先順位のパケットまたはサービスを送信端末から受信することができる。または、受信端末は、P_THDより高いまたは同じ優先順位のパケットまたはサービスを送信端末から受信することができる。この場合、例えば、受信端末は、NACK ONLYフィードバック動作に基づいて、前記パケットまたはサービスに対するHARQフィードバックを送信端末に送信できる。例えば、受信端末が前記パケットまたはサービスのデコーディングに失敗した場合、受信端末は、NACK情報を送信端末に送信できる。例えば、受信端末が前記パケットまたはサービスのデコーディングに成功した場合、受信端末は、ACK情報を送信端末に送信しない。例えば、受信端末は、送信端末に対するHARQフィードバックを省略することができる。
例えば、TX-RX距離ベースの(グループキャスト)SL HARQフィードバック動作で、受信端末が取得した自分の位置情報の正確度が事前に設定された臨界正確度値より低い場合がある。そして、この場合、受信端末は、P_THDより低い優先順位のパケットまたはサービスを送信端末から受信することができる。または、受信端末は、P_THDより低いまたは同じ優先順位のパケットまたはサービスを送信端末から受信することができる。この場合、例えば、受信端末は、前記パケットまたはサービスに対するHARQフィードバックを送信端末に送信しない。例えば、受信端末は、送信端末に対するHARQフィードバックを省略することができる。
例えば、前記P_THD値は、リソースプールの混雑度及び/または最小通信範囲の要求事項などによって、端末に対して異なるように設定されることもできる。
本開示の一実施例によると、TX-RX距離ベースのSL HARQフィードバック動作(例えば、NACK ONLY)の場合、下記の規則によって、送信端末は、TX-RX距離に対する考慮ないSL HARQフィードバック動作を受信端末に指示できる。例えば、TX-RX距離ベースのSL HARQフィードバック動作(例えば、NACK ONLY)の場合、下記の規則によって、送信端末は、TX-RX距離ベースのSL HARQフィードバック動作の非活性化(DISABLING)を受信端末に指示できる。
例えば、送信端末が受信端末に送信する(2nd)SCI上に定義された最小通信範囲フィールド及び/または送信端末関連ゾーンIDフィールドが事前に設定された特定状態及び/または値を指示する場合、受信端末は、TX-RX距離(例えば、送信端末が送信する2nd SCI上に送信端末が属するゾーンID情報が送信される状況)に対する考慮ないSL HARQフィードバック動作(例えば、NACK ONLY)がトリガされると決定できる。例えば、送信端末が受信端末に送信する(2nd)SCI上に定義された最小通信範囲フィールド及び/または送信端末関連ゾーンIDフィールドが事前に設定された特定状態及び/または値を指示する場合、受信端末は、TX-RX距離ベースのSL HARQフィードバック動作が非活性化されると決定できる。具体的に、例えば、(2nd)SCI上に含まれている最小通信範囲フィールドが事前に設定された無限大(または、0)の値を指示する場合、前記(2nd)SCIを受信した(ターゲット)受信端末は、TX-RX距離に対する考慮無く、PSSCHデコーディングの失敗時、NACK情報を送信端末に送信(例えば、NACK ONLYフィードバック形態)できる。及び/または、例えば、受信端末は、PSSCHデコーディングに失敗しても、送信端末にSL HARQフィードバック(例えば、NACK)を送信しない。
例えば、送信端末が自分の位置情報が利用可能であると決定した場合、そして/または、送信端末が事前に設定された閾値以上または超過の正確度で自分の位置情報を把握した場合、送信端末は、(2nd)SCI上に定義された最小通信範囲フィールド及び/または送信端末関連ゾーンIDフィールドを(前記説明した)特定状態または値(例えば、無限大または0)でない他の値に指定または決定できる。そして、送信端末は、前記(2nd)SCIを受信端末に送信できる。したがって、送信端末は、受信端末がTX-RX距離ベースのSL HARQフィードバック動作(例えば、NACK ONLY)のみを使用または適用するようにすることができる。
例えば、送信端末が自分の位置情報が利用可能でないと決定した場合、そして/または、送信端末が事前に設定された閾値以下または未満の正確度で自分の位置情報を把握した場合、送信端末は、(2nd)SCI上に定義された最小通信範囲フィールド及び/または送信端末関連ゾーンIDフィールドを(前記説明した)特定状態または値(例えば、無限大または0)に指定または決定できる。そして、送信端末は、前記(2nd)SCIを受信端末に送信できる。したがって、送信端末は、受信端末がTX-RX距離に対する考慮ないSL HARQフィードバック動作(例えば、NACK ONLY)のみを使用または適用するようにすることができる。
図17は、本開示の一実施例によって、送信端末が位置情報を受信端末に送信する方法を示す。図17の実施例は、本開示の多様な実施例と結合されることができる。
図17を参照すると、ステップS1710において、送信端末は、サイドリンク制御情報を受信端末に送信できる。前記サイドリンク制御情報は、送信端末の位置情報を含むことができる。前記提案方法は、以下に説明される装置に適用されることができる。
図18は、本開示の一実施例によって、受信端末が位置情報を送信端末から受信する方法を示す。図18の実施例は、本開示の多様な実施例と結合されることができる。
図18を参照すると、ステップS1810において、受信端末は、送信端末の位置情報を含むサイドリンク制御情報を送信端末から受信することができる。ステップS1820において、受信端末は、送信端末の位置情報に基づいて送信端末の位置を決定することができる。前記提案方法は、以下に説明される装置に適用されることができる。
図19は、本開示の一実施例によって、第1の装置が無線通信を実行する方法を示す。図19の実施例は本開示の多様な実施例と結合されることができる。
図19を参照すると、ステップS1910において、第1の装置は、PSSCH(Physical Sidelink Shared Channel)を介してゾーン(zone)と関連した情報を第2の装置から受信することができる。ステップS1920において、第1の装置は、前記ゾーンの中心位置及び前記第1の装置の位置に基づいて、距離と関連した情報を取得することができる。ステップS1930において、第1の装置は、前記距離と関連した情報に基づいて、前記PSSCHに対するHARQフィードバックを前記第2の装置に送信するかどうかを決定することができる。
例えば、前記ゾーンと関連した情報は、前記第2の装置が属するゾーンのIDを含むことができる。例えば、前記ゾーンの中心位置は、前記ゾーンのIDと関連した複数のゾーンの中心位置のうち、前記第1の装置の位置から最も近い中心位置である。例えば、前記複数のゾーンのIDは、同じである。
例えば、前記距離は、前記ゾーンの中心位置と前記第1の装置の位置との間の距離である。
付加的に、例えば、第1の装置は、前記PSSCHを介して通信範囲の要求事項と関連した情報を受信することができる。ここで、例えば、前記通信範囲の要求事項と関連した情報は、前記PSSCH上のSCI(Sidelink Control Information)を介して受信されることができ、前記ゾーンと関連した情報は、前記PSSCH上の前記SCIを介して受信されることができる。
例えば、前記距離が前記PSSCHを介して受信されるデータと関連した通信範囲の要求事項(communication range requirement)より小さいまたは同じであることに基づいて、前記第1の装置は、前記PSSCHに対する前記HARQフィードバックを前記第2の装置に送信するように決定できる。例えば、前記第1の装置が前記PSSCHに対する受信に失敗した場合にのみ、前記PSSCHに対する前記HARQフィードバックは、前記第2の装置に送信されることができ、前記HARQフィードバックは、HARQ NACKである。
例えば、前記距離が前記PSSCHを介して受信されるデータと関連した通信範囲の要求事項より大きいことに基づいて、前記第1の装置は、前記PSSCHに対する前記HARQフィードバックを送信しないように決定できる。
付加的に、例えば、前記第1の装置の位置情報の正確度が第1の閾値より低いと決定できる。例えば、前記PSSCHを介して受信されるデータの優先順位が第2の閾値より高いことに基づいて、前記第1の装置は、前記PSSCHに対する前記HARQフィードバックを前記第2の装置に送信するように決定できる。
例えば、前記第2の装置が、前記第1の装置が前記第2の装置の位置を事前に設定された臨界水準以上の正確度で識別可能であると決定することに基づいて、前記ゾーンと関連した情報は、小さいペイロード大きさのフィールドを介して受信されることができる。
例えば、前記第2の装置が属するゾーンに決定されることができるゾーンの個数が事前に設定された閾値を超過することに基づいて、前記ゾーンと関連した情報は、大きいペイロード大きさのフィールドを介して受信されることができる。
前述した実施例は、以下に説明される装置に適用されることができる。まず、第1の装置100のプロセッサ102は、PSSCH(Physical Sidelink Shared Channel)を介してゾーン(zone)と関連した情報を第2の装置から受信するように送受信機106を制御することができる。そして、第1の装置100のプロセッサ102は、前記ゾーンの中心位置及び前記第1の装置の位置に基づいて、距離と関連した情報を取得することができる。そして、第1の装置100のプロセッサ102は、前記距離と関連した情報に基づいて、前記PSSCHに対するHARQフィードバックを前記第2の装置に送信するかどうかを決定することができる。
本開示の一実施例によると、無線通信を実行する第1の装置が提供されることができる。例えば、第1の装置は、命令語を格納する一つ以上のメモリ;一つ以上の送受信機及び、前記一つ以上のメモリと前記一つ以上の送受信機を連結する一つ以上のプロセッサを含むことができる。例えば、前記一つ以上のプロセッサは、前記命令語を実行し、PSSCH(Physical Sidelink Shared Channel)を介してゾーン(zone)と関連した情報を第2の装置から受信し、前記ゾーンの中心位置及び前記第1の装置の位置に基づいて、距離と関連した情報を取得し、前記距離と関連した情報に基づいて、前記PSSCHに対するHARQフィードバックを前記第2の装置に送信するかどうかを決定することができる。
本開示の一実施例によると、第1の端末を制御するように設定された装置(apparatus)が提供されることができる。例えば、装置は、一つ以上のプロセッサと、前記一つ以上のプロセッサにより実行可能に連結され、及び命令語を格納する一つ以上のメモリを含むことができる。例えば、前記一つ以上のプロセッサは、前記命令語を実行し、PSSCH(Physical Sidelink Shared Channel)を介してゾーン(zone)と関連した情報を第2の端末から受信し、前記ゾーンの中心位置及び前記第1の端末の位置に基づいて、距離と関連した情報を取得し、前記距離と関連した情報に基づいて、前記PSSCHに対するHARQフィードバックを前記第2の端末に送信するかどうかを決定することができる。
本開示の一実施例によると、命令語を記録している非一時的コンピュータ読み取り可能格納媒体が提供されることができる。例えば、前記命令語は、一つ以上のプロセッサにより実行される時、前記一つ以上のプロセッサにとって:第1の装置により、PSSCH(Physical Sidelink Shared Channel)を介してゾーン(zone)と関連した情報を第2の装置から受信するようにし、前記第1の装置により、前記ゾーンの中心位置及び前記第1の装置の位置に基づいて、距離と関連した情報を取得するようにし、前記第1の装置により、前記距離と関連した情報に基づいて、前記PSSCHに対するHARQフィードバックを前記第2の装置に送信するかどうかを決定するようにすることができる。
図20は、本開示の一実施例によって、第2の装置が無線通信を実行する方法を示す。図20の実施例は、本開示の多様な実施例と結合されることができる。
図20を参照すると、ステップS2010において、第2の装置は、PSSCH(Physical Sidelink Shared Channel)を介してゾーン(zone)と関連した情報及び通信範囲の要求事項と関連した情報を第1の装置に送信できる。ステップS2020において、第2の装置は、前記PSSCHに対するHARQフィードバックを前記第1の装置から受信することができる。ここで、例えば、前記第1の装置と前記第2の装置との間の距離は、前記ゾーンの中心位置及び前記第1の装置の位置に基づいて取得されることができ、前記距離は、前記通信範囲の要求事項より小さいまたは同じである。例えば、前記ゾーンと関連した情報は、前記第2の装置が属するゾーンのIDを含むことができる。例えば、前記ゾーンの中心位置は、前記ゾーンのIDと関連した複数のゾーンの中心位置のうち、前記第1の装置の位置から最も近い中心位置である。
前述した実施例は、以下に説明される装置に適用されることができる。まず、第2の装置200のプロセッサ202は、PSSCH(Physical Sidelink Shared Channel)を介してゾーン(zone)と関連した情報及び通信範囲の要求事項と関連した情報を第1の装置に送信するように送受信機206を制御することができる。そして、第2の装置200のプロセッサ202は、前記PSSCHに対するHARQフィードバックを前記第1の装置から受信するように送受信機206を制御することができる。
本開示の一実施例によると、無線通信を実行する第2の装置が提供されることができる。例えば、第2の装置は、命令語を格納する一つ以上のメモリ;一つ以上の送受信機及び、前記一つ以上のメモリと前記一つ以上の送受信機を連結する一つ以上のプロセッサを含むことができる。例えば、前記一つ以上のプロセッサは、前記命令語を実行し、PSSCH(Physical Sidelink Shared Channel)を介してゾーン(zone)と関連した情報及び通信範囲の要求事項と関連した情報を第1の装置に送信し、前記PSSCHに対するHARQフィードバックを前記第1の装置から受信することができる。ここで、例えば、前記第1の装置と前記第2の装置との間の距離は、前記ゾーンの中心位置及び前記第1の装置の位置に基づいて取得されることができ、前記距離は、前記通信範囲の要求事項より小さいまたは同じである。
本開示の多様な実施例は、相互結合されることができる。
以下、本開示の多様な実施例が適用されることができる装置に対して説明する。
これに制限されるものではなく、本文書に開示された多様な説明、機能、手順、提案、方法及び/または動作流れ図は、機器間に無線通信/連結(例えば、5G)を必要とする多様な分野に適用されることができる。
以下、図面を参照してより具体的に例示する。以下の図面/説明で同じ図面符号は、異なるように記述しない限り、同じ、または対応されるハードウェアブロック、ソフトウェアブロックまたは機能ブロックを例示することができる。
図21は、本開示の一実施例に係る、通信システム1を示す。
図21を参照すると、本開示の多様な実施例が適用される通信システム1は、無線機器、基地局、及びネットワークを含む。ここで、無線機器は、無線接続技術(例えば、5G NR(New RAT)、LTE(Long Term Evolution))を利用して通信を実行する機器を意味し、通信/無線/5G機器と呼ばれる。これに制限されるものではなく、無線機器は、ロボット100a、車両100b-1、100b-2、XR(eXtended Reality)機器100c、携帯機器(Hand-held device)100d、家電100e、IoT(Internet of Thing)機器100f、AI機器/サーバ400を含むことができる。例えば、車両は、無線通信機能が備えられた車両、自律走行車両、車両間の通信を実行することができる車両などを含むことができる。ここで、車両は、UAV(Unmanned Aerial Vehicle)(例えば、ドローン)を含むことができる。XR機器は、AR(Augmented Reality)/VR(Virtual Reality)/MR(Mixed Reality)機器を含み、HMD(Head-Mounted Device)、車両に備えられたHUD(Head-Up Display)、テレビ、スマートフォン、コンピュータ、ウェアラブルデバイス、家電機器、デジタルサイネージ(signage)、車両、ロボットなどの形態で具現されることができる。携帯機器は、スマートフォン、スマートパッド、ウェアラブル機器(例えば、スマートウォッチ、スマートグラス)、コンピュータ(例えば、ノートブック等)などを含むことができる。家電は、TV、冷蔵庫、洗濯機などを含むことができる。IoT機器は、センサ、スマートメーターなどを含むことができる。例えば、基地局、ネットワークは、無線機器で具現されることができ、特定無線機器200aは、他の無線機器に基地局/ネットワークノードとして動作することもできる。
無線機器100a~100fは、基地局200を介してネットワーク300と連結されることができる。無線機器100a~100fにはAI(Artificial Intelligence)技術が適用されることができ、無線機器100a~100fは、ネットワーク300を介してAIサーバ400と連結されることができる。ネットワーク300は、3Gネットワーク、4G(例えば、LTE)ネットワークまたは5G(例えば、NR)ネットワークなどを利用して構成されることができる。無線機器100a~100fは、基地局200/ネットワーク300を介して互いに通信することもできるが、基地局/ネットワークを介することなく、直接通信(例えば、サイドリンク通信(sidelink communication))することもできる。例えば、車両100b-1、100b-2は、直接通信(例えば、V2V(Vehicle to Vehicle)/V2X(Vehicle to everything)communication)をすることができる。また、IoT機器(例えば、センサ)は、他のIoT機器(例えば、センサ)または他の無線機器100a~100fと直接通信をすることができる。
無線機器100a~100f/基地局200、基地局200/基地局200間には無線通信/連結150a、150b、150cが行われることができる。ここで、無線通信/連結は、アップリンク/ダウンリンク通信150a、サイドリンク通信150b(または、D2D通信)、及び基地局間の通信150c(例えば、relay、IAB(Integrated Access Backhaul)のような多様な無線接続技術(例えば、5G NR)を介して行われることができる。無線通信/連結150a、150b、150cを介して無線機器と基地局/無線機器、基地局と基地局は、互いに無線信号を送信/受信することができる。例えば、無線通信/連結150a、150b、150cは、多様な物理チャネルを介して信号を送信/受信することができる。そのために、本開示の多様な提案に基づいて、無線信号の送信/受信のための多様な構成情報設定過程、多様な信号処理過程(例えば、チャネルエンコーディング/デコーディング、変調/復調、リソースマッピング/デマッピング等)、リソース割当過程などのうち少なくとも一部が実行されることができる。
図22は、本開示の一実施例に係る、無線機器を示す。
図22を参照すると、第1の無線機器100と第2の無線機器200は、多様な無線接続技術(例えば、LTE、NR)を介して無線信号を送受信することができる。ここで、{第1の無線機器100、第2の無線機器200}は、図21の{無線機器100x、基地局200}及び/または{無線機器100x、無線機器100x}に対応することができる。
第1の無線機器100は、一つ以上のプロセッサ102及び一つ以上のメモリ104を含み、追加的に一つ以上の送受信機106及び/または一つ以上のアンテナ108をさらに含むことができる。プロセッサ102は、メモリ104及び/または送受信機106を制御し、本文書に開示された説明、機能、手順、提案、方法及び/または動作流れ図を具現するように構成されることができる。例えば、プロセッサ102は、メモリ104内の情報を処理して第1の情報/信号を生成した後、送受信機106を介して第1の情報/信号を含む無線信号を送信することができる。また、プロセッサ102は、送受信機106を介して第2の情報/信号を含む無線信号を受信した後、第2の情報/信号の信号処理から得た情報をメモリ104に格納することができる。メモリ104は、プロセッサ102と連結されることができ、プロセッサ102の動作と関連した多様な情報を格納することができる。例えば、メモリ104は、プロセッサ102により制御されるプロセスのうち一部または全部を実行し、または本文書に開示された説明、機能、手順、提案、方法及び/または動作流れ図を実行するための命令を含むソフトウェアコードを格納することができる。ここで、プロセッサ102とメモリ104は、無線通信技術(例えば、LTE、NR)を具現するように設計された通信モデム/回路/チップの一部である。送受信機106は、プロセッサ102と連結されることができ、一つ以上のアンテナ108を介して無線信号を送信及び/または受信することができる。送受信機106は、送信機及び/または受信機を含むことができる。送受信機106は、RF(Radio Frequency)ユニットと混用されることができる。本開示において、無線機器は、通信モデム/回路/チップを意味することもできる。
第2の無線機器200は、一つ以上のプロセッサ202、一つ以上のメモリ204を含み、追加的に一つ以上の送受信機206及び/または一つ以上のアンテナ208をさらに含むことができる。プロセッサ202は、メモリ204及び/または送受信機206を制御し、本文書に開示された説明、機能、手順、提案、方法及び/または動作流れ図を具現するように構成されることができる。例えば、プロセッサ202は、メモリ204内の情報を処理して第3の情報/信号を生成した後、送受信機206を介して第3の情報/信号を含む無線信号を送信することができる。また、プロセッサ202は、送受信機206を介して第4の情報/信号を含む無線信号を受信した後、第4の情報/信号の信号処理から得た情報をメモリ204に格納することができる。メモリ204は、プロセッサ202と連結されることができ、プロセッサ202の動作と関連した多様な情報を格納することができる。例えば、メモリ204は、プロセッサ202により制御されるプロセスのうち一部または全部を実行し、または本文書に開示された説明、機能、手順、提案、方法及び/または動作流れ図を実行するための命令を含むソフトウェアコードを格納することができる。ここで、プロセッサ202とメモリ204は、無線通信技術(例えば、LTE、NR)を具現するように設計された通信モデム/回路/チップの一部である。送受信機206は、プロセッサ202と連結されることができ、一つ以上のアンテナ208を介して無線信号を送信及び/または受信することができる。送受信機206は、送信機及び/または受信機を含むことができる送受信機206は、RFユニットと混用されることができる。本開示において、無線機器は、通信モデム/回路/チップを意味することもできる。
以下、無線機器100、200のハードウェア要素に対してより具体的に説明する。これに制限されるものではなく、一つ以上のプロトコル階層が一つ以上のプロセッサ102、202により具現されることができる。例えば、一つ以上のプロセッサ102、202は、一つ以上の階層(例えば、PHY、MAC、RLC、PDCP、RRC、SDAPのような機能的階層)を具現することができる。一つ以上のプロセッサ102、202は、本文書に開示された説明、機能、手順、提案、方法及び/または動作流れ図によって、一つ以上のPDU(Protocol Data Unit)及び/または一つ以上のSDU(Service Data Unit)を生成することができる。一つ以上のプロセッサ102、202は、本文書に開示された説明、機能、手順、提案、方法及び/または動作流れ図によって、メッセージ、制御情報、データまたは情報を生成することができる。一つ以上のプロセッサ102、202は、本文書に開示された機能、手順、提案及び/または方法によって、PDU、SDU、メッセージ、制御情報、データまたは情報を含む信号(例えば、ベースバンド信号)を生成し、一つ以上の送受信機106、206に提供できる。一つ以上のプロセッサ102、202は、一つ以上の送受信機106、206から信号(例えば、ベースバンド信号)を受信することができ、本文書に開示された説明、機能、手順、提案、方法及び/または動作流れ図によって、PDU、SDU、メッセージ、制御情報、データまたは情報を取得することができる。
一つ以上のプロセッサ102、202は、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサまたはマイクロコンピュータと呼ばれる。一つ以上のプロセッサ102、202は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、またはこれらの組み合わせにより具現されることができる。一例として、一つ以上のASIC(Application Specific Integrated Circuit)、一つ以上のDSP(Digital Signal Processor)、一つ以上のDSPD(Digital Signal Processing Device)、一つ以上のPLD(Programmable Logic Device)または一つ以上のFPGA(Field Programmable Gate Arrays)が一つ以上のプロセッサ102、202に含まれることができる。本文書に開示された説明、機能、手順、提案、方法及び/または動作流れ図は、ファームウェアまたはソフトウェアを使用して具現されることができ、ファームウェアまたはソフトウェアは、モジュール、手順、機能などを含むように具現されることができる。本文書に開示された説明、機能、手順、提案、方法及び/または動作流れ図は、実行するように設定されたファームウェアまたはソフトウェアが一つ以上のプロセッサ102、202に含まれ、または一つ以上のメモリ104、204に格納されて一つ以上のプロセッサ102、202により駆動されることができる。本文書に開示された説明、機能、手順、提案、方法及び/または動作流れ図は、コード、命令語及び/または命令語の集合形態でファームウェアまたはソフトウェアを使用して具現されることができる。
一つ以上のメモリ104、204は、一つ以上のプロセッサ102、202と連結されることができ、多様な形態のデータ、信号、メッセージ、情報、プログラム、コード、指示及び/または命令を格納することができる。一つ以上のメモリ104、204は、ROM、RAM、EPROM、フラッシュメモリ、ハードドライブ、レジスタ、キャッシュメモリ、コンピュータ読み取り格納媒体及び/またはこれらの組み合わせで構成されることができる。一つ以上のメモリ104、204は、一つ以上のプロセッサ102、202の内部及び/または外部に位置できる。また、一つ以上のメモリ104、204は、有線または無線連結のような多様な技術を介して、一つ以上のプロセッサ102、202と連結されることができる。
一つ以上の送受信機106、206は、一つ以上の他の装置に本文での方法及び/または動作流れ図等で言及されるユーザデータ、制御情報、無線信号/チャネルなどを送信することができる。一つ以上の送受信機106、206は、一つ以上の他の装置から本文書に開示された説明、機能、手順、提案、方法及び/または動作流れ図等で言及されるユーザデータ、制御情報、無線信号/チャネルなどを受信することができる。例えば、一つ以上の送受信機106、206は、一つ以上のプロセッサ102、202と連結されることができ、無線信号を送受信することができる。例えば、一つ以上のプロセッサ102、202は、一つ以上の送受信機106、206が一つ以上の他の装置にユーザデータ、制御情報または無線信号を送信するように制御できる。また、一つ以上のプロセッサ102、202は、一つ以上の送受信機106、206が一つ以上の他の装置からユーザデータ、制御情報または無線信号を受信するように制御できる。また、一つ以上の送受信機106、206は、一つ以上のアンテナ108、208と連結されることができ、一つ以上のアンテナ108、208を介して本文書に開示された説明、機能、手順、提案、方法及び/または動作流れ図等で言及されるユーザデータ、制御情報、無線信号/チャネルなどを送受信するように設定されることができる。本文書で、一つ以上のアンテナは、複数の物理アンテナであり、または複数の論理アンテナ(例えば、アンテナポート)である。一つ以上の送受信機106、206は、受信されたユーザデータ、制御情報、無線信号/チャネルなどを一つ以上のプロセッサ102、202を利用して処理するために、受信された無線信号/チャネルなどをRFバンド信号からベースバンド信号に変換(Convert)できる。一つ以上の送受信機106、206は、一つ以上のプロセッサ102、202を利用して処理されたユーザデータ、制御情報、無線信号/チャネルなどをベースバンド信号からRFバンド信号に変換できる。そのために、一つ以上の送受信機106、206は、(アナログ)オシレータ及び/またはフィルタを含むことができる。
図23は、本開示の一実施例に係る、送信信号のための信号処理回路を示す。
図23を参照すると、信号処理回路1000は、スクランブラ1010、変調器1020、レイヤマッパ1030、プリコーダ1040、リソースマッパ1050、信号生成器1060を含むことができる。これに制限されるものではなく、図23の動作/機能は、図22のプロセッサ102、202及び/または送受信機106、206で実行されることができる。図23のハードウェア要素は、図22のプロセッサ102、202及び/または送受信機106、206で具現されることができる。例えば、ブロック1010~1060は、図22のプロセッサ102、202で具現されることができる。また、ブロック1010~1050は、図22のプロセッサ102、202で具現され、ブロック1060は、図22の送受信機106、206で具現されることができる。
コードワードは、図23の信号処理回路1000を経て、無線信号に変換されることができる。ここで、コードワードは、情報ブロックの符号化されたビットシーケンスである。情報ブロックは、送信ブロック(例えば、UL-SCHの送信ブロック、DL-SCHの送信ブロック)を含むことができる。無線信号は、多様な物理チャネル(例えば、PUSCH、PDSCH)を介して送信されることができる。
具体的に、コードワードは、スクランブラ1010によりスクランブルされたビットシーケンスに変換されることができる。スクランブルに使われるスクランブルシーケンスは、初期化値に基づいて生成され、初期化値は、無線機器のID情報などが含まれることができる。スクランブルされたビットシーケンスは、変調器1020により変調シンボルシーケンスに変調されることができる。変調方式は、pi/2-BPSK(pi/2-Binary Phase Shift Keying)、m-PSK(m-Phase Shift Keying)、m-QAM(m-Quadrature Amplitude Modulation)などを含むことができる。複素変調シンボルシーケンスは、レイヤマッパ1030により一つ以上の送信レイヤにマッピングされることができる。各送信レイヤの変調シンボルは、プリコーダ1040により該当アンテナポート(ら)にマッピングされることができる(プリコーディング)。プリコーダ1040の出力zは、レイヤマッパ1030の出力yをN*Mのプリコーディング行列Wと掛けて得られる。ここで、Nはアンテナポートの個数であり、Mは送信レイヤの個数である。ここで、プリコーダ1040は、複素変調シンボルに対するトランスフォーム(transform)プリコーディング(例えば、DFT変換)を実行した以後にプリコーディングを実行することができる。また、プリコーダ1040は、トランスフォームプリコーディングを実行せずにプリコーディングを実行することができる。
リソースマッパ1050は、各アンテナポートの変調シンボルを時間-周波数リソースにマッピングできる。時間-周波数リソースは、時間ドメインで複数のシンボル(例えば、CP-OFDMAシンボル、DFT-s-OFDMAシンボル)を含み、周波数ドメインで複数の副搬送波を含むことができる。信号生成器1060は、マッピングされた変調シンボルから無線信号を生成し、生成された無線信号は、各アンテナを介して他の機器へ送信されることができる。そのために、信号生成器1060は、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform)モジュール及びCP(Cyclic Prefix)挿入器、DAC(Digital-to-Analog Converter)、周波数アップリンク変換器(frequency uplink converter)などを含むことができる。
無線機器において、受信信号のための信号処理過程は、図23の信号処理過程1010~1060の逆で構成されることができる。例えば、無線機器(例えば、図22の100、200)は、アンテナポート/送受信機を介して外部から無線信号を受信することができる。受信された無線信号は、信号復元器を介してベースバンド信号に変換されることができる。そのために、信号復元器は、周波数ダウンリンク変換器(frequency downlink converter)、ADC(analog-to-digital converter)、CP除去器、FFT(Fast Fourier Transform)モジュールを含むことができる。以後、ベースバンド信号は、リソースデマッパ過程、ポストコーディング(postcoding)過程、復調過程、及びデスクランブル過程を経て、コードワードに復元されることができる。コードワードは、復号(decoding)を経て、元の情報ブロックに復元されることができる。したがって、受信信号のための信号処理回路(図示せず)は、信号復元器、リソースデマッパ、ポストコーダ、復調器、デスクランブラ、及び復号器を含むことができる。
図24は、本開示の一実施例に係る、無線機器を示す。無線機器は、使用-例/サービスによって多様な形態で具現されることができる(図21参照)。
図24を参照すると、無線機器100、200は、図22の無線機器100、200に対応し、多様な要素(element)、成分(component)、ユニット/部(unit)、及び/またはモジュール(module)で構成されることができる。例えば、無線機器100、200は、通信部110、制御部120、メモリ部130、及び追加要素140を含むことができる。通信部は、通信回路112及び送受信機(ら)114を含むことができる。例えば、通信回路112は、図22の一つ以上のプロセッサ102、202及び/または一つ以上のメモリ104、204を含むことができる。例えば、送受信機(ら)114は、図22の一つ以上の送受信機106、206及び/または一つ以上のアンテナ108、208を含むことができる。制御部120は、通信部110、メモリ部130、及び追加要素140と電気的に連結され、無線機器の諸般動作を制御する。例えば、制御部120は、メモリ部130に格納されたプログラム/コード/命令/情報に基づいて、無線機器の電気的/機械的動作を制御することができる。また、制御部120は、メモリ部130に格納された情報を通信部110を介して、外部(例えば、他の通信機器)に無線/有線インターフェースを介して送信し、または通信部110を介して、外部(例えば、他の通信機器)から無線/有線インターフェースを介して受信された情報をメモリ部130に格納することができる。
追加要素140は、無線機器の種類によって多様に構成されることができる。例えば、追加要素140は、パワーユニット/バッテリ、入出力部(I/O unit)、駆動部、及びコンピューティング部のうち少なくとも一つを含むことができる。これに制限されるものではなく、無線機器は、ロボット(図21の100a)、車両(図21の100b-1、100b-2)、XR機器(図21の100c)、携帯機器(図21の100d)、家電(図21の100e)、IoT機器(図21の100f)、デジタル放送用端末、ホログラム装置、公共安全装置、MTC装置、医療装置、フィンテック装置(または、金融装置)、セキュリティ装置、気候/環境装置、AIサーバ/機器(図21の400)、基地局(図21の200)、ネットワークノードなどの形態で具現されることができる。無線機器は、使用-例/サービスによって、移動可能であり、または固定された場所で使われることができる。
図24において、無線機器100、200内の多様な要素、成分、ユニット/部、及び/またはモジュールは、全体が有線インターフェースを介して相互連結され、または少なくとも一部が通信部110を介して無線で連結されることができる。例えば、無線機器100、200内で制御部120と通信部110は有線で連結され、制御部120と第1のユニット(例えば、130、140)は、通信部110を介して無線で連結されることができる。また、無線機器100、200内の各要素、成分、ユニット/部、及び/またはモジュールは、一つ以上の要素をさらに含むことができる。例えば、制御部120は、一つ以上のプロセッサの集合で構成されることができる。例えば、制御部120は、通信制御プロセッサ、アプリケーションプロセッサ(Application processor)、ECU(Electronic Control Unit)、グラフィック処理プロセッサ、メモリ制御プロセッサなどの集合で構成されることができる。他の例として、メモリ部130は、RAM(Random Access Memory)、DRAM(Dynamic RAM)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ(flash memory)、揮発性メモリ(volatile memory)、非-揮発性メモリ(non-volatile memory)及び/またはこれらの組み合わせで構成されることができる。
以下、図24の具現例に対して、他の図面を参照してより詳細に説明する。
図25は、本開示の一実施例に係る、携帯機器を示す。携帯機器は、スマートフォン、スマートパッド、ウェアラブル機器(例えば、スマートウォッチ、スマートグラス)、携帯用コンピュータ(例えば、ノートブック等)を含むことができる。携帯機器は、MS(Mobile Station)、UT(user terminal)、MSS(Mobile Subscriber Station)、SS(Subscriber Station)、AMS(Advanced Mobile Station)またはWT(Wireless terminal)と呼ばれる。
図25を参照すると、携帯機器100は、アンテナ部108、通信部110、制御部120、メモリ部130、電源供給部140a、インターフェース部140b、及び入出力部140cを含むことができる。アンテナ部108は、通信部110の一部で構成されることができる。ブロック110~130/140a~140cは、各々、図24のブロック110~130/140に対応する。
通信部110は、他の無線機器、基地局と信号(例えば、データ、制御信号等)を送受信することができる。制御部120は、携帯機器100の構成要素を制御し、多様な動作を実行することができる。制御部120は、AP(Application Processor)を含むことができる。メモリ部130は、携帯機器100の駆動に必要なデータ/パラメータ/プログラム/コード/命令を格納することができる。また、メモリ部130は、入/出力されるデータ/情報などを格納することができる。電源供給部140aは、携帯機器100に電源を供給し、有/無線充電回路、バッテリなどを含むことができる。インターフェース部140bは、携帯機器100と他の外部機器の連結をサポートすることができる。インターフェース部140bは、外部機器との連結のための多様なポート(例えば、オーディオの入/出力ポート、ビデオの入/出力ポート)を含むことができる。入出力部140cは、映像情報/信号、オーディオ情報/信号、データ、及び/またはユーザから入力される情報の入力を受け、または出力することができる。入出力部140cは、カメラ、マイクロフォン、ユーザ入力部、ディスプレイ部140d、スピーカー及び/またはハプティックモジュールなどを含むことができる。
一例として、データ通信の場合、入出力部140cは、ユーザから入力された情報/信号(例えば、タッチ、文字、音声、イメージ、ビデオ)を取得し、取得された情報/信号は、メモリ部130に格納されることができる。通信部110は、メモリに格納された情報/信号を無線信号に変換し、変換された無線信号を他の無線機器に直接送信し、または基地局に送信できる。また、通信部110は、他の無線機器または基地局から無線信号を受信した後、受信された無線信号を元の情報/信号に復元できる。復元された情報/信号は、メモリ部130に格納された後、入出力部140cを介して多様な形態(例えば、文字、音声、イメージ、ビデオ、ハプティック)で出力されることができる。
図26は、本開示の一実施例に係る、車両または自律走行車両を示す。車両または自律走行車両は、移動型ロボット、車両、汽車、有/無人飛行体(Aerial Vehicle、AV)、船舶などで具現されることができる。
図26を参照すると、車両または自律走行車両100は、アンテナ部108、通信部110、制御部120、駆動部140a、電源供給部140b、センサ部140c、及び自律走行部140dを含むことができる。アンテナ部108は、通信部110の一部で構成されることができる。ブロック110/130/140a~140dは、各々、図24のブロック110/130/140に対応する。
通信部110は、他の車両、基地局(例えば、基地局、路辺基地局(Road Side unit)等)、サーバなどの外部機器と信号(例えば、データ、制御信号等)を送受信することができる。制御部120は、車両または自律走行車両100の要素を制御し、多様な動作を実行することができる。制御部120は、ECU(Electronic Control Unit)を含むことができる。駆動部140aは、車両または自律走行車両100を地上で走行するようにすることができる。駆動部140aは、エンジン、モータ、パワートレイン、輪、ブレーキ、ステアリング装置などを含むことができる。電源供給部140bは、車両または自律走行車両100に電源を供給し、有/無線充電回路、バッテリなどを含むことができる。センサ部140cは、車両状態、周辺環境情報、ユーザ情報などを得ることができる。センサ部140cは、IMU(inertial measurement unit)センサ、衝突センサ、ホイールセンサ(wheel sensor)、速度センサ、傾斜センサ、重量検知センサ、ヘッディングセンサ(heading sensor)、ポジションモジュール(position module)、車両の前進/後進センサ、バッテリセンサ、燃料センサ、タイヤセンサ、ステアリングセンサ、温度センサ、湿度センサ、超音波センサ、照度センサ、ペダルポジションセンサなどを含むことができる。自律走行部140dは、走行中である車線を維持する技術、アダプティブクルーズコントロールのように速度を自動で調節する技術、決められた経路に沿って自動で走行する技術、目的地が設定されると、自動で経路を設定して走行する技術などを具現することができる。
一例として、通信部110は、外部サーバから地図データ、交通情報データなどを受信することができる。自律走行部140dは、取得されたデータに基づいて自律走行経路とドライビングプランを生成することができる。制御部120は、ドライビングプランによって車両または自律走行車両100が自律走行経路に沿って移動するように駆動部140aを制御することができる(例えば、速度/方向調節)。自律走行途中、通信部110は、外部サーバから最新の交通情報データを非/周期的に取得し、周辺車両から周辺交通情報データを取得することができる。また、自律走行途中、センサ部140cは、車両状態、周辺環境情報を取得することができる。自律走行部140dは、新しく取得されたデータ/情報に基づいて自律走行経路とドライビングプランを更新することができる。通信部110は、車両位置、自律走行経路、ドライビングプランなどに対する情報を外部サーバに伝達できる。外部サーバは、車両または自律走行車両から収集された情報に基づいて、AI技術などを利用して交通情報データをあらかじめ予測でき、予測された交通情報データを車両または自律走行車両に提供できる。
本明細書に記載された請求項は、多様な方式に組み合わせ可能である。例えば、本明細書の方法請求項の技術的特徴が組み合わせられて装置で具現されることができ、本明細書の装置請求項の技術的特徴が組み合わせられて方法で具現されることができる。また、本明細書の方法請求項の技術的特徴と装置請求項の技術的特徴が組み合わせられて装置で具現されることができ、本明細書の方法請求項の技術的特徴と装置請求項の技術的特徴が組み合わせられて方法で具現されることができる。