JP2022527588A - 自己免疫疾患の治療のためのヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン化合物 - Google Patents

自己免疫疾患の治療のためのヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン化合物 Download PDF

Info

Publication number
JP2022527588A
JP2022527588A JP2021559754A JP2021559754A JP2022527588A JP 2022527588 A JP2022527588 A JP 2022527588A JP 2021559754 A JP2021559754 A JP 2021559754A JP 2021559754 A JP2021559754 A JP 2021559754A JP 2022527588 A JP2022527588 A JP 2022527588A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
methyl
hexahydro
pyrazine
carbonitrile
amino
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021559754A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2020207991A5 (ja
Inventor
ジュ,ウェイ
チャン,ジーウェイ
チャン,ジーセン
シェン,ホン
リウ,ヨンフゥ
リウ,ヤーフェイ
リウ,ハイシア
コウ,ブーユ
デイ,ファビアン
ダイ,リュエ
ジュ,リヌオ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
F Hoffmann La Roche AG
Original Assignee
F Hoffmann La Roche AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by F Hoffmann La Roche AG filed Critical F Hoffmann La Roche AG
Publication of JP2022527588A publication Critical patent/JP2022527588A/ja
Publication of JPWO2020207991A5 publication Critical patent/JPWO2020207991A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D519/00Heterocyclic compounds containing more than one system of two or more relevant hetero rings condensed among themselves or condensed with a common carbocyclic ring system not provided for in groups C07D453/00 or C07D455/00
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/33Heterocyclic compounds
    • A61K31/395Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins
    • A61K31/495Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins having six-membered rings with two or more nitrogen atoms as the only ring heteroatoms, e.g. piperazine or tetrazines
    • A61K31/4985Pyrazines or piperazines ortho- or peri-condensed with heterocyclic ring systems
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P37/00Drugs for immunological or allergic disorders
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P37/00Drugs for immunological or allergic disorders
    • A61P37/02Immunomodulators
    • A61P37/06Immunosuppressants, e.g. drugs for graft rejection
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D487/00Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00
    • C07D487/02Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00 in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D487/04Ortho-condensed systems
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07BGENERAL METHODS OF ORGANIC CHEMISTRY; APPARATUS THEREFOR
    • C07B2200/00Indexing scheme relating to specific properties of organic compounds
    • C07B2200/05Isotopically modified compounds, e.g. labelled

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Transplantation (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)

Abstract

本発明は、式(I)TIFF2022527588000297.tif50165(式中、R1-R3、nおよびAは、本明細書に記載されるとおりである)の化合物およびそれらの薬学的に許容される塩、当該化合物を含む組成物および当該化合物を使用する方法に関する。

Description

本発明は、哺乳動物における治療および/または予防に有用な有機化合物、特に、全身性エリテマトーデスまたはループス腎炎の処置に有用なTLR7および/またはTLR8および/またはTLR9のアンタゴニストに関する。
自己免疫性結合組疾患(connective tissue disease:CTD)としては、全身性エリテマトーデス(systemic lupus erythematosus:SLE)、原発性シェーグレン症候群(primary Sjogren’s syndrome:pSjS)、混合性結合組織病(mixed connective tissue disease:MCTD)、皮膚筋炎/多発性筋炎(dermatomyositis/polymyositis:DM/PM)、関節リウマチ(rheumatoid arthritis:RA)、および全身性硬化症(systemic sclerosis:SSc)などのプロトタイプの自己免疫症候群が挙げられる。RAを除いて、患者が利用可能である実際に効果的で安全な治療法はない。SLEは、有病率が100,000例当たり20~150例であるプロトタイプのCTDであり、皮膚および関節における通常観察される症状から、腎不全、肺不全(lung failure)、または心不全まで、異なる器官における広範な炎症および組織損傷を生じる。従来、SLEは、非特異的な抗炎症薬または免疫抑制薬で処置されてきた。しかしながら、免疫抑制薬、例えばコルチコステロイドの長期使用は、部分的にしか効果がなく、望ましくない毒性および副作用を伴う。ベリムマブは、過去50年間にFDAが承認した唯一の狼瘡薬であるが、SLE患者のごく一部にしか効果がなく、それも控えめで遅れがある(Navarra,S.V.et al Lancet 2011,377,721.)。抗CD20 mAb、特定のサイトカインに対するmAbまたはその可溶性受容体などの他の生物学的製剤は、ほとんどの臨床研究で失敗している。したがって、より多くの患者群で持続的な改善を提供し、多くの自己免疫疾患ならびに自己炎症性疾患で慢性的に使用しても安全性がより高い、新規治療法が必要とされている。
Toll様受容体(toll like receptor:TLR)は、さまざまな免疫細胞において広範な免疫応答を開始することができるパターン認識受容体(pattern recognition receptor:PRR)の重要なファミリである。自然宿主防御センサとして、エンドソームTLR7、8、および9は、ウイルス、細菌に由来する核酸を認識し、具体的には、TLR7/8およびTLR9は、それぞれ一本鎖RNA(single-stranded RNA:ssRNA)および一本鎖CpG-DNAを認識する。しかしながら、TRL7、8、9の異常な核酸検出は、幅広い自己免疫性疾患および自己炎症性疾患において重要なノードとして考えられる(Krieg,A.M.et al.Immunol.Rev.2007,220,251.Jimenez-Dalmaroni,M.J.et al Autoimmun Rev.2016,15,1.Chen,J.Q.,et al.Clinical Reviews in Allergy&Immunology 2016,50,1)。抗RNA抗体および抗DNA抗体は、十分に確立されたSLE診断マーカーであり、これらの抗体は、自己RNAおよび自己DNAの両方をエンドソームへ送達することができる。自己RNA複合体が、TLR7およびTLR8によって認識され得るのに対し、自己DNA複合体は、TLR9の活性化を引き起こし得る。実際、血液および/または組織からの自己RNAおよび自己DNAのクリアランスの欠陥は、SLE(全身性エリテマトーデス)患者において明白である。TLR7およびTLR9は、SLE組織において上方調節され、それぞれループス腎炎の慢性化および活性と相関していると報告されてきた。SLE患者のB細胞において、TLR7発現は、抗RNP抗体産生と相関しているのに対し、TLR9発現は、IL-6レベルおよび抗二本鎖DNA抗体レベルと相関している。一貫して、ループスマウスモデルにおいて、TLR7は、抗RNA抗体に必要とされ、TLR9は、抗ヌクレオソーム抗体に必要とされる。その一方で、マウスにおけるTLR7またはヒトTLR8の過剰発現は、自己免疫および自己炎症を促進する。その上、TLR8の活性化は、mDC/マクロファージの炎症性サイトカイン分泌、好中球ネトーシス、Th17細胞の誘導、およびTreg細胞の抑制に特異的に寄与する。B細胞の自己抗体産生を促進する上で記載されたTLR9の役割に加えて、pDCにおける自己DNAによるTLR9の活性化はまた、I型IFNおよび他の炎症性サイトカインの誘導をもたらす。pDCおよびB細胞の両方におけるTLR9のこれらの役割を考慮すると、自己免疫疾患の病理発生に対する重要な寄与因子としても、自己免疫疾患に罹患している多くの患者においてTLR9を容易に活性化し得る自己DNA複合体の広範な存在としても、TLR7およびTLR8の経路の阻害の頂点における自己DNA介在性TLR9経路をさらに遮断することはさらに有益かもしれない。まとめると、TLR7、8、および9の経路は、有効なステロイド非含有および非細胞毒性の経口薬が存在しない自己免疫疾患および自己炎症性疾患の処置用の新たな治療標的を表しており、これらの経路全てを最上流から阻害することは、満足のいく治療効果をもたらすかもしれない。したがって、本発明者らは、自己免疫疾患および自己炎症性疾患の処置のための、TLR7、TLR8およびTLR9を標的とし、抑制する経口化合物を発明した。
本発明は、式(I)または(Ia)または(Ib)
Figure 2022527588000002

の新規な化合物に関し、
式中、
は、
Figure 2022527588000003

Figure 2022527588000004

Figure 2022527588000005

Figure 2022527588000006

Figure 2022527588000007

Figure 2022527588000008

Figure 2022527588000009

Figure 2022527588000010

Figure 2022527588000011

Figure 2022527588000012

であり;ここで、Rは、C1-6アルキル、C1-6アルコキシ、ハロC1-6アルキル、ハロゲン、ニトロまたはシアノであり;R4aは、C1-6アルキルまたはC3-7シクロアルキルであり、R、R5aおよびR5bは独立して、Hおよび重水素から選択され、Rは、Hまたはハロゲンであり;
は、HまたはC1-6アルキルであり;
は、Hであり;
環Aは、5~7員の単環式アリールもしくはヘテロアリールであるか;または7~12員の二環式ヘテロシクリルである;
またはその薬学的に許容される塩に関する。
本発明の別の目的は、式(I)または式(Ia)の新規化合物、その製造、本発明による化合物に基づく医薬およびその製造、ならびに、TLR7アンタゴニストおよび/またはTLR8アンタゴニストおよび/またはTLR9アンタゴニストとして、および全身性エリテマトーデスまたはループス腎炎の処置または予防のための式(I)の化合物の使用に関する。式(I)または式(Ia)の化合物は、優れたTLR7および/またはTLR8および/またはTLR9のアンタゴニズム活性を示す。加えて、式(I)または式(Ia)の化合物はまた、良好な細胞毒性、可溶性、hPBMC、ヒトミクロソーム安定性、およびSDPKプロファイル、ならびに低いCYP阻害も示す。
定義
「C1-6アルキル」という用語は、1~6個、特に1~4個の炭素原子を含有する飽和直鎖または分枝鎖アルキル基、例えば、メチル、エチル、n-プロピル、イソプロピル、n-ブチル、イソブチル、tert-ブチルなどを示す。特定の「C1-6アルキル」基は、メチル、エチル、およびn-プロピルである。
「ハロゲン」および「ハロ」という用語は、本明細書で互換的に使用され、フルオロ、クロロ、ブロモ、またはヨードを示す。
「ハロC1-6アルキル」という用語は、C1-6アルキル基の水素原子の少なくとも1つが、同じまたは異なるハロゲン原子、特に、フルオロ原子で置き換えられているC1-6アルキル基を示す。ハロC1-6アルキルの例としては、モノフルオロメチル、ジフルオロメチル、もしくはトリフルオロメチル、モノフルオロエチル、ジフルオロエチル、もしくはトリフルオロエチル、またはモノフルオロプロピル、ジフルオロプロピル、もしくはトリフルオロプロピル、例えば3,3,3-トリフルオロプロピル、2-フルオロエチル、トリフルオロエチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、ジフルオロエチル、またはトリフルオロメチルが挙げられる。
「ハロピロリジニル」という用語は、ハロゲンで1回、2回または3回置換されたピロリジニルを示す。ハロピロリジニルの例としては、ジフルオロピロリジニルおよびフルオロピロリジニルが挙げられるが、これらに限定されない。
「C3-7シクロアルキル」という用語は、3~7個の炭素原子、特に3~6個の炭素原子を含む飽和炭素環、例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチルなどを示す。特定の「C3-7シクロアルキル」基は、シクロプロピル、シクロペンチルおよびシクロヘキシルである。
「アリール」という用語は、5~12個の環原子の芳香族炭化水素単環式または二環式環系を示す。アリールの例としては、フェニルおよびナフチルが挙げられるが、これらに限定されない。アリールは、限定されないが、C1-6アルキル;3,4,4a,5,7,7a-ヘキサヒドロ-2H-ピロロ[3,4-b][1,4]オキサジニル;1,4-ジアゼパニル;C1-6アルキルで置換された2,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタニル;5-オキサ-2,8-ジアザスピロ[3.5]ノナニル;アミノ-1,4-オキサゼパニル;アミノおよびC1-6アルキルから独立して選択される1つまたは2つの置換基で置換されたアゼチジニル;非置換またはC1-6アルキルで置換されたピペラジニル;およびアミノ、C1-6アルコキシおよびハロゲンから独立して選択される1つまたは2つの置換基で置換されたピロリジニルを含む置換基によってさらに置換されていてもよい。
「ヘテロアリール」という用語は、N、OおよびSから選択される1、2、3または4個のヘテロ原子を含み、残りの環原子が炭素である、5~12個の環原子の芳香族複素環単環式または二環式環系を示す。ヘテロアリールの例としては、ピロリル、フラニル、チエニル、イミダゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、トリアゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、テトラゾリル、ピリジニル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリダジニル、ピリミジニル、トリアジニル、イソキサゾリル、ベンゾフラニル、イソチアゾリル、ベンゾチエニル、インドリル、イソインドリル、イソベンゾフラニル、ベンズイミダゾリル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾイソオキサゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾイソチアゾリル、ベンゾオキサジアゾリル、ベンゾチアジアゾリル、ベンゾトリアゾリル、プリニル、キノリニル、イソキノリニル、キナゾリニル、またはキノキサリニルが挙げられる。ヘテロアリールは、限定されないが、C1-6アルキル;3,4,4a,5,7,7a-ヘキサヒドロ-2H-ピロロ[3,4-b][1,4]オキサジニル;1,4-ジアゼパニル;C1-6アルキルで置換された2,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタニル;5-オキサ-2,8-ジアザスピロ[3.5]ノナニル;アミノ-1,4-オキサゼパニル;アミノおよびC1-6アルキルから独立して選択される1つまたは2つの置換基で置換されたアゼチジニル;非置換またはC1-6アルキルで置換されたピペラジニル;およびアミノ、C1-6アルコキシおよびハロゲンから独立して選択される1つまたは2つの置換基で置換されたピロリジニルを含む置換基によってさらに置換されていてもよい。
「ヘテロシクリル」または「複素環式」という用語は、N、OおよびSから選択される1~5個の環ヘテロ原子を含み、残りの環原子が炭素である、3~12個の環原子の一価飽和または部分不飽和単環式または二環式環系を示す。特定の実施形態において、ヘテロシクリルは、N、OおよびSから選択される1、2または3個の環ヘテロ原子を含み、残りの環原子が炭素である、4-7個の環原子の一価飽和単環系である。単環式飽和ヘテロシクリルの例は、アジリジニル、オキシラニル、アゼチジニル、オキセタニル、ピロリジニル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロチエニル、ピラゾリジニル、イミダゾリジニル、オキサゾリジニル、イソオキサゾリル、チアゾリジニル、ピペリジニル、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロチオピラニル、ピペラジニル、モルホリニル、チオモルホリニル、1,1-ジオキソ-チオモルホリン-4-イル、アゼパニル、ジアゼパニル、ホモピペラジニル、またはオキサゼパニルである。二環式飽和複素環の例は、アザビシクロ[3.2.1]オクチル、キヌクリジニル、オキサアザビシクロ[3.2.1]オクタニル、アザビシクロ[3.3.1]ノナニル、オキサアザビシクロ[3.3.1]ノナニル、アザビシクロ[3.1.0]ヘキサニル、オキソジアザスピロ[3.4]オクタニル、アセチルオキソジアザスピロ[3.4]オクタニル、チアアザビシクロ[3.3.1]ノナニル、オキソアザスピロ[2.4]ヘプタニル、オキソアザスピロ[3.4]オクタニル、オキソアザビシクロ[3.1.0]ヘキサニルおよびジオキソテトラヒドロピロロ[1,2-a]ピラジニルである。二環式ヘテロシクリルの例としては、限定されないが、2,5-ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタニル;3,4,4a,5,7,7a-ヘキサヒドロ-2H-ピロロ[3,4-b][1,4]オキサジニル;3,6-ジアザビシクロ[3.1.1]ヘプタニル;3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタニル;5-オキサ-2,8-ジアザスピロ[3.5]ノナニル;9-オキサ-3,7-ジアザビシクロ[3.3.1]ノナニル;2,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタンカルボニル;1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリニル;5,6,7,8-テトラヒドロ-1,6-ナフチリジニル;5,6,7,8-テトラヒドロ-2,6-ナフチリジニル;5,6,7,8-テトラヒドロ-2,7-ナフチリジニル;イソインドリニルが挙げられる。
「シス異性体」および「トランス異性体」という用語は、分子または部分の相対的な立体化学を示す。例えば、「トランス-異性体」としての中間体B
Figure 2022527588000013

は、
Figure 2022527588000014

の混合物を指し;同様に、「シス-異性体」としての中間体A
Figure 2022527588000015

は、
Figure 2022527588000016

の混合物を指す。相対的な立体化学を示す方法はまた、最終化合物にも適用される。
「薬学的に許容される塩」という用語は、生物学的にまたは他の点で望ましくないものではない塩を示す。薬学的に許容される塩は、酸性付加塩および塩基性付加塩の両方を含む。
「薬学的に許容され得る酸性付加塩」という用語は、塩酸、臭化水素酸、硫酸、硝酸、炭酸、リン酸等の無機酸および、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、グリコール酸、グルコン酸、乳酸、ピルビン酸、シュウ酸、リンゴ酸、マレイン酸、マロン酸、コハク酸、フマル酸、酒石酸、クエン酸、アスパラギン酸、アスコルビン酸、グルタミン酸、アントラニル酸、安息香酸、桂皮酸、マンデル酸、エンボン酸、フェニル酢酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、p-トルエンスルホン酸、およびサリチル酸等の有機酸の脂肪族、脂環式、芳香族、芳香脂肪族(araliphatic)、複素環式、カルボン酸、およびスルホン酸類から選択される有機酸と形成されるような薬学的に許容される塩を示す。
「薬学的に許容される塩基性付加塩」という用語は、有機塩基または無機塩基と形成される薬学的に許容される塩を示す。許容され得る無機塩基の例としては、ナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩、鉄塩、亜鉛塩、銅塩、マンガン塩、およびアルミニウム塩が挙げられる。薬学的に許容され得る有機非毒性塩基から得られる塩としては、天然の置換アミン、環状アミン、および塩基性イオン交換樹脂、例えば、イソプロピルアミン、トリメチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、エタノールアミン、2-ジエチルアミノエタノール、トリメタミン、ジシクロヘキシルアミン、リシン、アルギニン、ヒスチジン、カフェイン、プロカイン、ヒドラバミン、コリン、ベタイン、エチレンジアミン、グルコサミン、メチルグルカミン、テオブロミン、プリン、ピペリジン(piperizine)、ピペリジン、N-エチルピペリジン、およびポリアミン樹脂を含む、第一級アミン、第二級アミン、および第三級アミン、置換アミンの塩が挙げられる。
「薬学的に活性な代謝物」という用語は、特定の化合物またはその塩の体内での代謝を通じて産生される薬理学的に活性な生成物を示す。体内に入った後、ほとんどの薬物はその物理的特性および生物学的効果を変化させ得る化学反応の基質となる。これらの代謝変換は、通常、本発明の化合物の極性に影響を与え、薬物が体内に分布し、体内から排出される方法を変化させる。しかしながら、場合によっては、治療効果のために薬物の代謝が必要とされる。
「治療的有効量」という用語は、対象に投与されると、(i)特定の疾患、状態、もしくは障害を処置もしくは予防する、(ii)特定の疾患、状態、もしくは障害の1つ以上の症状を減衰、改善、もしくは排除する、または(iii)本明細書に記載の特定の疾患、状態、もしくは障害の1つ以上の症状の発症を予防もしくは遅延させる、本発明の化合物または分子の量を示す。治療的有効量は、化合物、処置される病状、処置される疾患の重症度、対象の年齢および相対的な健康状態、投与の経路および形態、主治医または獣医師の判断、ならびにその他の要因に応じて異なる。
「薬学的組成物」という用語は、哺乳動物、例えばそれを必要とするヒトに投与される薬学的に許容され得る賦形剤と共に、治療的有効量の活性医薬成分を含む混合物または溶液を示す。
TLR7および/またはTLR8および/またはTLR9のアンタゴニスト
本発明は、(i)式(I)
Figure 2022527588000017

の化合物であって、
式中、
は、
Figure 2022527588000018

Figure 2022527588000019

Figure 2022527588000020

Figure 2022527588000021

Figure 2022527588000022

Figure 2022527588000023

Figure 2022527588000024

Figure 2022527588000025

Figure 2022527588000026

Figure 2022527588000027

であり;ここで、Rは、C1-6アルキル、C1-6アルコキシ、ハロC1-6アルキル、ハロゲン、ニトロまたはシアノであり;R4aは、C1-6アルキルまたはC3-7シクロアルキルであり;R、R5aおよびR5bは独立して、Hおよび重水素から選択され;Rは、Hまたはハロゲンであり;
は、HまたはC1-6アルキルであり;
は、Hであり;
環Aは、非置換もしくは置換の5~7員の単環式アリールもしくはヘテロアリールであるか;または非置換もしくは置換の7~12員二環式ヘテロシクリルであり;
nは0、1または2である、化合物、
またはその薬学的に許容される塩に関する。
本発明のさらなる実施形態は、(ii)式(I)の化合物であって、式中、
環Aは、1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリニル;
5,6,7,8-テトラヒドロ-1,6-ナフチリジニル;
5,6,7,8-テトラヒドロ-2,6-ナフチリジニル;
5,6,7,8-テトラヒドロ-2,7-ナフチリジニル;
イソインドリニル;
アミノ(C1-6アルコキシ)ピロリジニル、5-オキサ-2,8-ジアザスピロ[3.5]ノナニル、モルホリニルもしくはピペラジニルで置換されたフェニル;
(ハロピロリジニル)アミノ;1,4-ジアゼパニル;2,5-ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタニル;3,4,4a,5,7,7a-ヘキサヒドロ-2H-ピロロ[3,4-b][1,4]オキサジニル;3,6-ジアザビシクロ[3.1.1]ヘプタニル;3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタニル;5-オキサ-2,8-ジアザスピロ[3.5]ノナニル;9-オキサ-3,7-ジアザビシクロ[3.3.1]ノナニル;アミノ(C1-6アルコキシ)ピロリジニル;アミノ(C1-6アルキル)アゼチジニル;アミノ(C1-6アルキル)ピロリジニル;アミノ-1,4-オキサゼパニル;アミノ-2-アザスピロ[3.3]ヘプタニル;アミノアゼチジニル;アミノハロピロリジニル;C1-6アルキル;C1-6アルキル-2,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタンカルボニル;C1-6アルキル-2,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタニル;C1-6アルキルピペラジニルおよびピペラジニルから独立して選択される置換基によって1回もしくは2回置換されたピリジニル;または
アミノ(C1-6アルコキシ)ピロリジニル、アミノ(C1-6アルキル)アゼチジニル、アミノアゼチジニル、C1-6アルキルおよびピペラジニルから独立して選択される置換基によって1回もしくは2回置換されたピリミジニルである。
本発明のさらなる実施形態は、(iii)式(Ib)、
Figure 2022527588000028

の化合物であり、
式中、
は、
Figure 2022527588000029

Figure 2022527588000030

Figure 2022527588000031

Figure 2022527588000032

Figure 2022527588000033

Figure 2022527588000034

Figure 2022527588000035

Figure 2022527588000036

Figure 2022527588000037

Figure 2022527588000038

であり;ここで、Rは、C1-6アルキル、C1-6アルコキシ、ハロC1-6アルキル、ハロゲン、ニトロまたはシアノであり;R4aは、C1-6アルキルまたはC3-7シクロアルキルであり;R、R5aおよびR5bは独立して、Hおよび重水素から選択され;Rは、Hまたはハロゲンであり;
は、HまたはC1-6アルキルであり;
はHであり;
環Aは、1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリニル;
5,6,7,8-テトラヒドロ-1,6-ナフチリジニル;
5,6,7,8-テトラヒドロ-2,6-ナフチリジニル;
5,6,7,8-テトラヒドロ-2,7-ナフチリジニル;
イソインドリニル;
アミノ(C1-6アルコキシ)ピロリジニル、5-オキサ-2,8-ジアザスピロ[3.5]ノナニル、モルホリニルもしくはピペラジニルで置換されたフェニル;
(ハロピロリジニル)アミノ;1,4-ジアゼパニル;2,5-ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタニル;3,4,4a,5,7,7a-ヘキサヒドロ-2H-ピロロ[3,4-b][1,4]オキサジニル;3,6-ジアザビシクロ[3.1.1]ヘプタニル;3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタニル;5-オキサ-2,8-ジアザスピロ[3.5]ノナニル;9-オキサ-3,7-ジアザビシクロ[3.3.1]ノナニル;アミノ(C1-6アルコキシ)ピロリジニル;アミノ(C1-6アルキル)アゼチジニル;アミノ(C1-6アルキル)ピロリジニル;アミノ-1,4-オキサゼパニル;アミノ-2-アザスピロ[3.3]ヘプタニル;アミノアゼチジニル;アミノハロピロリジニル;C1-6アルキル;C1-6アルキル-2,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタンカルボニル;C1-6アルキル-2,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタニル;C1-6アルキルピペラジニルおよびピペラジニルから独立して選択される置換基によって1回もしくは2回置換されたピリジニル;または
アミノ(C1-6アルコキシ)ピロリジニル、アミノ(C1-6アルキル)アゼチジニル、アミノアゼチジニル、C1-6アルキルおよびピペラジニルから独立して選択される置換基によって1回もしくは2回置換されたピリミジニルであり;
nは0、1または2である、化合物、
またはその薬学的に許容される塩に関する。
本発明のさらなる実施形態は、(iv)式中Rが、
Figure 2022527588000039

であり;ここで、Rが、シアノであり、R4aが、C1-6アルキルであり;Rが、Hまたは重水素であり;RがHである、(i)~(iii)のいずれか1つに記載の、式(I)または式(Ia)または式(Ib)の化合物、またはその薬学的に許容される塩である。
本発明のさらなる実施形態は、(v)式中、Rが、C1-6アルキルである、(i)~(iv)のいずれか1つに記載の、式(I)または(Ia)または(Ib)の化合物、またはその薬学的に許容される塩である。
本発明のさらなる実施形態は、(vi)(i)~(v)のいずれか1つに記載の、式(I)または(Ia)または(Ib)の化合物、またはその薬学的に許容される塩であり、式中、
は、
Figure 2022527588000040

であり、ここで、Rはシアノであり;R4aはC1-6アルキルであり;Rは、Hまたは重水素であり、RはHであり;
はメチルであり、
はHであり;
環Aは、1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-7-イル;1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-5-イル;1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-6-イル;1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-7-イル;1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-8-イル;5,6,7,8-テトラヒドロ-1,6-ナフチリジン-2-イル;5,6,7,8-テトラヒドロ-1,6-ナフチリジン-3-イル;5,6,7,8-テトラヒドロ-2,6-ナフチリジン-1-イル;5,6,7,8-テトラヒドロ-2,7-ナフチリジン-4-イル;イソインドリン-4-イル;3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イルフェニル;5-オキサ-2,8-ジアザスピロ[3.5]ノナン-2-イルフェニル;モルホリン-2-イルフェニル;ピペラジン-1-イルフェニル;(4-フルオロピロリジン-3-イル)アミノ(メチル)ピリジニル;1,4-ジアゼパン-1-イルピリジニル;2,5-ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル(メチル)ピリジニル;2,5-ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イルピリジニル;2-メチルピペラジン-1-イル(メチル)ピリジニル;3,4,4a,5,7,7a-ヘキサヒドロ-2H-ピロロ[3,4-b][1,4]オキサジン-6-イル(メチル)ピリジニル;(3,4,4a,5,7,7a-ヘキサヒドロ-2H-ピロロ[3,4-b][1,4]オキサジン-6-イル)ピリジニル;3,6-ジアザビシクロ[3.1.1]ヘプタン-3-イル(メチル)ピリジニル;3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-イル(メチル)ピリジニル;3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-イルピリジニル;3-アミノ-3-メチル-アゼチジン-1-イル(メチル)ピリジニル;3-アミノ-3-メチル-アゼチジン-1-イルピリジニル;3-アミノ-3-メチル-ピロリジン-1-イル(メチル)ピリジニル;3-アミノ-3-メチル-ピロリジン-1-イルピリジニル;3-アミノ-4-フルオロ-ピロリジン-1-イルピリジニル;3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル(メチル)ピリジニル;3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イルピリジニル;3-アミノアゼチジン-1-イルピリジニル;3-メチルピペラジン-1-イル(メチル)ピリジニル;3-メチルピペラジン-1-イルピリジニル;5-オキサ-2,8-ジアザスピロ[3.5]ノナン-2-イルピリジニル;6-アミノ-1,4-オキサゼパン-4-イル(メチル)ピリジニル;6-アミノ-1,4-オキサゼパン-4-イルピリジニル;6-アミノ-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-2-イル(メチル)ピリジニル;6-メチル-2,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタン-2-イル(メチル)ピリジニル;6-メチル-2,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタン-2-イルピリジニル;6-メチル-2,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタン-2-カルボニル(メチル)ピリジニル;9-オキサ-3,7-ジアザビシクロ[3.3.1]ノナン-3-イル(メチル)ピリジニル;ピペラジン-1-イル(メチル)ピリジニル;ピペラジン-1-イルピリジニル;3-アミノ-3-メチル-アゼチジン-1-イル(メチル)ピリミジニル;3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル(メチル)ピリミジニル;3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イルピリミジニル;3-アミノアゼチジン-1-イルピリミジニル;ピペラジン-1-イル(メチル)ピリミジニルまたはピペラジン-1-イルピリミジニルであり;
nは0、1または2である、化合物、
またはその薬学的に許容される塩である。
本発明のさらなる実施形態は、(vii)(i)~(vi)のいずれか1つに記載の、式(I)または(Ia)または(Ib)の化合物、またはその薬学的に許容される塩であって、式中、
は、
Figure 2022527588000041

であり;ここで、Rはシアノであり;Rは、Hまたは重水素である。
本発明のさらなる実施形態は、(viii)(i)~(vii)のいずれか1つに記載される、式(I)または(Ia)または(Ib)の化合物、またはその薬学的に許容される塩であり、式中、
環Aは、1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリニル;
モルホリニルで置換されたフェニル;
3,4,4a,5,7,7a-ヘキサヒドロ-2H-ピロロ[3,4-b][1,4]オキサジニル;アミノ(C1-6アルコキシ)ピロリジニル;アミノ(C1-6アルキル)アゼチジニル;アミノハロピロリジニル;C1-6アルキル;C1-6アルキル-2,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタニルおよびピペラジニルから独立して選択される置換基で1回または2回置換されたピリジニル;
アミノ(C1-6アルコキシ)ピロリジニル;アミノ(C1-6アルキル)アゼチジニルおよびC1-6アルキルから独立して選択される置換基で2回置換されたピリミジニルである。
本発明のさらなる実施形態は、(ix)(i)~(viii)のいずれか1つに記載の、式(I)または(Ia)の化合物またはその薬学的に許容される塩であり、式中、環Aは、1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリニル;モルホリニルフェニル;ピペラジニルピリジニル;(アミノ(C1-6アルコキシ)ピロリジニル)ピリジニル;(アミノハロピロリジニル)ピリジニル;ピペラジニル(C1-6アルキル)ピリジニル;(アミノ(C1-6アルコキシ)ピロリジニル)ピリジニル;(アミノハロピロリジニル)ピリジニル;(C1-6アルキル-2,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタニル)ピリジニル;(アミノ(C1-6アルキル)アゼチジニル)ピリジニル;C1-6アルキル(アミノ(C1-6アルキル)アゼチジニル)ピリジニル;3,4,4a,5,7,7a-ヘキサヒドロ-2H-ピロロ[3,4-b][1,4]オキサジニル(C1-6アルキル)ピリジニル;(3,4,4a,5,7,7a-ヘキサヒドロ-2H-ピロロ[3,4-b][1,4]オキサジニル)ピリジニル;C1-6アルキル(アミノ(C1-6アルキル)アゼチジニル)ピリミジニルまたはC1-6アルキル(アミノ(C1-6アルコキシ)ピロリジニル)ピリミジニルである。
本発明のさらなる実施形態は、(ix’’)(i)~(viii)のいずれか1つに記載の、式(I)または(Ia)の化合物またはその薬学的に許容される塩であり、式中、環Aは、1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリニル;モルホリニルフェニル;ピペラジニルピリジニル;(アミノ(C1-6アルコキシ)ピロリジニル)ピリジニル;(アミノハロピロリジニル)ピリジニル;ピペラジニル(C1-6アルキル)ピリジニル;(アミノ(C1-6アルコキシ)ピロリジニル)ピリジニル;(アミノハロピロリジニル)ピリジニル;(C1-6アルキル-2,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタニル)ピリジニル;(アミノ(C1-6アルキル)アゼチジニル)ピリジニル;C1-6アルキル(アミノ(C1-6アルキル)アゼチジニル)ピリジニル;C1-6アルキル(3,4,4a,5,7,7a-ヘキサヒドロ-2H-ピロロ[3,4-b][1,4]オキサジニル)ピリジニル;C1-6アルキル(アミノ(C1-6アルキル)アゼチジニル)ピリミジニルまたはC1-6アルキル(アミノ(C1-6アルコキシ)ピロリジニル)ピリミジニルである。
本発明のさらなる実施形態は、(x)(i)~(ix)のいずれか1つに記載の式(I)もしくは(Ia)もしくは(Ib)の化合物またはその薬学的に許容される塩であり、式中、Aが1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-7-イル;モルホリン-2-イルフェニル;(3,4,4a,5,7,7a-ヘキサヒドロ-2H-ピロロ[3,4-b][1,4]オキサジン-6-イル)-2-メチル-3-ピリジニル;(3,4,4a,5,7,7a-ヘキサヒドロ-2H-ピロロ[3,4-b][1,4]オキサジン-6-イル)-3-ピリジニル;(3-アミノ-4-フルオロ-ピロリジン-1-イル)-3-ピリジニル;(3-アミノ-4-フルオロ-ピロリジン-1-イル)-3-ピリジニル;(3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル)-3-ピリジニル;(3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル)-3-ピリジニル;2-メチル-6-ピペラジン-1-イル-3-ピリジニル;6-(3-アミノ-3-メチル-アゼチジン-1-イル)-2-メチル-3-ピリジニル;6-(3-アミノ-3-メチル-アゼチジン-1-イル)-3-ピリジニル;6-(6-メチル-2,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタン-2-イル)-3-ピリジニル;6-ピペラジン-1-イル-3-ピリジニル;(3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル)-6-メチル-ピリミジン-4-イルまたは(3-アミノ-3-メチル-アゼチジン-1-イル)-6-メチル-ピリミジン-4-イルである。
本発明のさらなる実施形態は、(x’’)(i)~(ix)および(ix’’)のいずれか1つに記載の、式(I)または(Ia)もしくは(Ib)の化合物またはその薬学的に許容される塩であり、式中、環Aは、1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-7-イル;モルホリン-2-イルフェニル;(3,4,4a,5,7,7a-ヘキサヒドロ-2H-ピロロ[3,4-b][1,4]オキサジン-6-イル)-2-メチル-3-ピリジニル;(3-アミノ-4-フルオロ-ピロリジン-1-イル)-3-ピリジニル;(3-アミノ-4-フルオロ-ピロリジン-1-イル)-3-ピリジニル;(3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル)-3-ピリジニル;(3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル)-3-ピリジニル;2-メチル-6-ピペラジン-1-イル-3-ピリジニル;6-(3-アミノ-3-メチル-アゼチジン-1-イル)-2-メチル-3-ピリジニル;6-(3-アミノ-3-メチル-アゼチジン-1-イル)-3-ピリジニル;6-(6-メチル-2,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタン-2-イル)-3-ピリジニル;6-ピペラジン-1-イル-3-ピリジニル;(3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル)-6-メチル-ピリミジン-4-イルまたは(3-アミノ-3-メチル-アゼチジン-1-イル)-6-メチル-ピリミジン-4-イルである。
本発明のさらなる実施形態は、(xi)(i)~(x)のいずれか1つに記載される、式(I)または(Ia)または(Ib)の化合物またはその薬学的に許容される塩であって、式中、
は、
Figure 2022527588000042

であり;ここで、Rは、シアノであり;Rは、Hまたは重水素であり;
は、C1-6アルキルであり、
は、Hであり;
環Aは、1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリニル;
モルホリニルで置換されたフェニル;
3,4,4a,5,7,7a-ヘキサヒドロ-2H-ピロロ[3,4-b][1,4]オキサジニル;アミノ(C1-6アルコキシ)ピロリジニル;アミノ(C1-6アルキル)アゼチジニル;アミノハロピロリジニル;C1-6アルキル;C1-6アルキル-2,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタニルおよびピペラジニルから独立して選択される置換基で1回または2回置換されたピリジニル;
アミノ(C1-6アルコキシ)ピロリジニル;アミノ(C1-6アルキル)アゼチジニルおよびC1-6アルキルから独立して選択される置換基で2回置換されたピリミジニルであり;
nは0、1または2である、化合物、
またはその薬学的に許容される塩である。
本発明のさらなる実施形態は、(xii)(i)~(xi)のいずれか1つに記載の、式(I)または式(Ia)の化合物であって、式中、
は、
Figure 2022527588000043

であり;ここで、Rは、シアノであり;Rは、Hまたは重水素であり;
は、C1-6アルキルであり;
は、Hであり;
環Aは、1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリニル;モルホリニルフェニル;ピペラジニルピリジニル;(アミノ(C1-6アルコキシ)ピロリジニル)ピリジニル;(アミノハロピロリジニル)ピリジニル;ピペラジニル(C1-6アルキル)ピリジニル;(アミノ(C1-6アルコキシ)ピロリジニル)ピリジニル;(アミノハロピロリジニル)ピリジニル;(C1-6アルキル-2,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタニル)ピリジニル;(アミノ(C1-6アルキル)アゼチジニル)ピリジニル;C1-6アルキル(アミノ(C1-6アルキル)アゼチジニル)ピリジニル;3,4,4a,5,7,7a-ヘキサヒドロ-2H-ピロロ[3,4-b][1,4]オキサジニル(C1-6アルキル)ピリジニル;(3,4,4a,5,7,7a-ヘキサヒドロ-2H-ピロロ[3,4-b][1,4]オキサジニル)ピリジニル;C1-6アルキル(アミノ(C1-6アルキル)アゼチジニル)ピリミジニルまたはC1-6アルキル(アミノ(C1-6アルコキシ)ピロリジニル)ピリミジニルであり;
nは0、1または2である、化合物、
またはその薬学的に許容される塩である。
本発明のさらなる実施形態は、(xii’’)(i)~(xi)、(ix’’)および(x’’)のいずれか1つに記載の、式(I)または(Ia)または(Ib)の化合物であって、式中、
は、
Figure 2022527588000044

であり;ここで、Rは、シアノであり;Rは、Hまたは重水素であり;
は、C1-6アルキルであり;
は、Hであり;
環Aは、1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリニル;モルホリニルフェニル;ピペラジニルピリジニル;(アミノ(C1-6アルコキシ)ピロリジニル)ピリジニル;(アミノハロピロリジニル)ピリジニル;ピペラジニル(C1-6アルキル)ピリジニル;(アミノ(C1-6アルコキシ)ピロリジニル)ピリジニル;(アミノハロピロリジニル)ピリジニル;(C1-6アルキル-2,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタニル)ピリジニル;(アミノ(C1-6アルキル)アゼチジニル)ピリジニル;C1-6アルキル(アミノ(C1-6アルキル)アゼチジニル)ピリジニル;C1-6アルキル(3,4,4a,5,7,7a-ヘキサヒドロ-2H-ピロロ[3,4-b][1,4]オキサジニル)ピリジニル;C1-6アルキル(アミノ(C1-6アルキル)アゼチジニル)ピリミジニルまたはC1-6アルキル(アミノ(C1-6アルコキシ)ピロリジニル)ピリミジニルであり;
nは0、1または2である、化合物、
またはその薬学的に許容される塩である。
本発明のさらなる実施形態は、(xiii)(i)~(xii)のいずれか1つに記載の、式(I)または(Ia)または(Ib)の化合物であって、式中、
は、
Figure 2022527588000045

であり;ここで、Rは、シアノであり;Rは、Hまたは重水素であり;
は、メチルであり;
は、Hであり;
環Aは、1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-7-イル;4-(モルホリン-2-イル)フェニル;(3,4,4a,5,7,7a-ヘキサヒドロ-2H-ピロロ[3,4-b][1,4]オキサジン-6-イル)-2-メチル-3-ピリジニル;(3,4,4a,5,7,7a-ヘキサヒドロ-2H-ピロロ[3,4-b][1,4]オキサジン-6-イル)-3-ピリジニル;(3-アミノ-4-フルオロ-ピロリジン-1-イル)-3-ピリジニル;(3-アミノ-4-フルオロ-ピロリジン-1-イル)-3-ピリジニル;(3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル)-3-ピリジニル;(3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル)-3-ピリジニル;2-メチル-6-ピペラジン-1-イル-3-ピリジニル;6-(3-アミノ-3-メチル-アゼチジン-1-イル)-2-メチル-3-ピリジニル;6-(3-アミノ-3-メチル-アゼチジン-1-イル)-3-ピリジニル;6-(6-メチル-2,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタン-2-イル)-3-ピリジニル;6-ピペラジン-1-イル-3-ピリジニル;(3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル)-6-メチル-ピリミジン-4-イルまたは(3-アミノ-3-メチル-アゼチジン-1-イル)-6-メチル-ピリミジン-4-イルであり;
nは、0、1または2である、化合物、
またはその薬学的に許容される塩である。
本発明のさらなる実施形態は、(xiii’’)(i)~(xii)、(ix’’)、(x’’)および(xii’’)のいずれか1つに記載の、式(I)または(Ia)または(Ib)の化合物であって、式中、
は、
Figure 2022527588000046

であり;ここで、Rは、シアノであり;Rは、Hまたは重水素であり;
はメチルであり;
は、Hであり;
環Aは、1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-7-イル;モルホリン-2-イルフェニル;(3,4,4a,5,7,7a-ヘキサヒドロ-2H-ピロロ[3,4-b][1,4]オキサジン-6-イル)-2-メチル-3-ピリジニル;(3-アミノ-4-フルオロ-ピロリジン-1-イル)-3-ピリジニル;(3-アミノ-4-フルオロ-ピロリジン-1-イル)-3-ピリジニル;(3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル)-3-ピリジニル;(3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル)-3-ピリジニル;2-メチル-6-ピペラジン-1-イル-3-ピリジニル;6-(3-アミノ-3-メチル-アゼチジン-1-イル)-2-メチル-3-ピリジニル;6-(3-アミノ-3-メチル-アゼチジン-1-イル)-3-ピリジニル;6-(6-メチル-2,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタン-2-イル)-3-ピリジニル;6-ピペラジン-1-イル-3-ピリジニル;(3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル)-6-メチル-ピリミジン-4-イルまたは(3-アミノ-3-メチル-アゼチジン-1-イル)-6-メチル-ピリミジン-4-イルであり;
nは、0、1または2である、化合物、
またはその薬学的に許容される塩である。
本発明は、(i’)式(I)
Figure 2022527588000047

の化合物であって、
式中、
は、
Figure 2022527588000048

Figure 2022527588000049

Figure 2022527588000050

Figure 2022527588000051

Figure 2022527588000052

Figure 2022527588000053

Figure 2022527588000054

Figure 2022527588000055

Figure 2022527588000056

Figure 2022527588000057

であり;ここで、Rは、C1-6アルキル、C1-6アルコキシ、ハロC1-6アルキル、ハロゲン、ニトロまたはシアノであり;R4aは、C1-6アルキルまたはC3-7シクロアルキルであり;R、R5aおよびR5bは、独立して、Hおよび重水素から選択され;Rは、Hまたはハロゲンであり;
は、HまたはC1-6アルキルであり;
は、Hであり;
環Aは、5~7員の単環式アリールもしくはヘテロアリールであるか;または7~12員の二環式ヘテロシクリルであり;
nは、0、1または2である、化合物、
またはその薬学的に許容される塩である。
本発明のさらなる実施形態は、(ii’)式(I)の化合物であり、式中、
環Aは、1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリニル;
5,6,7,8-テトラヒドロ-1,6-ナフチリジニル;
5,6,7,8-テトラヒドロ-2,6-ナフチリジニル;
5,6,7,8-テトラヒドロ-2,7-ナフチリジニル;
イソインドリニル;
または
Figure 2022527588000058

であり、式中、
は、NまたはCRであり;
はNまたはCRであり;
はNまたはCRであり;
はNまたはCRであり;
はNまたはCRであり、
式中、R、R、R、R、RはH、C1-6アルキル;3,4,4a,5,7,7a-ヘキサヒドロ-2H-ピロロ[3,4-b][1,4]オキサジニル;1,4-ジアゼパニル;C1-6アルキルで置換された2,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタニル;5-オキサ-2,8-ジアザスピロ[3.5]ノナニル;アミノ-1,4-オキサゼパニル;アミノおよびC1-6アルキルから独立して選択される1つまたは2つの置換基で置換されたアゼチジニル;非置換またはC1-6アルキルで置換されたピペラジニル;またはアミノ、C1-6アルコキシおよびハロゲンから独立して選択される1つまたは2つの置換基で置換されたピロリジニルから独立して選択される。
本発明のさらなる実施形態は、(iii’)式(Ia)、
Figure 2022527588000059

の化合物であって、
式中、
は、
Figure 2022527588000060

Figure 2022527588000061

Figure 2022527588000062

Figure 2022527588000063

Figure 2022527588000064

Figure 2022527588000065

Figure 2022527588000066

Figure 2022527588000067

Figure 2022527588000068

Figure 2022527588000069

であり;ここで、Rは、C1-6アルキル、C1-6アルコキシ、ハロC1-6アルキル、ハロゲン、ニトロまたはシアノであり;R4aは、C1-6アルキルまたはC3-7シクロアルキルであり;R、R5aおよびR5bは、独立して、Hおよび重水素から選択され;Rは、Hまたはハロゲンであり;
は、HまたはC1-6アルキルであり;
は、Hであり;
環Aは、1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリニル;
5,6,7,8-テトラヒドロ-1,6-ナフチリジニル;
5,6,7,8-テトラヒドロ-2,6-ナフチリジニル;
5,6,7,8-テトラヒドロ-2,7-ナフチリジニル;
イソインドリニル;
または
Figure 2022527588000070

であり;式中、
はNまたはCRであり;
はNまたはCRであり;
はNまたはCRであり;
はNまたはCRであり;
はNまたはCRであり、
式中、R、R、R、R、RはH、C1-6アルキル;3,4,4a,5,7,7a-ヘキサヒドロ-2H-ピロロ[3,4-b][1,4]オキサジニル;1,4-ジアゼパニル;C1-6アルキルで置換された2,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタニル;5-オキサ-2,8-ジアザスピロ[3.5]ノナニル;アミノ-1,4-オキサゼパニル;アミノおよびC1-6アルキルから独立して選択される1つまたは2つの置換基で置換されたアゼチジニル;非置換またはC1-6アルキルで置換されたピペラジニル;またはアミノ、C1-6アルコキシおよびハロゲンから独立して選択される1つまたは2つの置換基で置換されたピロリジニル;から独立して選択され;
nは、0、1または2である、化合物、
またはその薬学的に許容される塩である。
本発明のさらなる実施形態は、(iv’)(i’)~(iii’)のいずれか1つに記載の、式(I)または式(Ia)または(Ib)の化合物、またはその薬学的に許容される塩であり、式中、
は、
Figure 2022527588000071

であり;ここで、Rは、シアノであり、Rは、Hまたは重水素であり;Rは、Hまたはハロゲンである。
本発明のさらなる実施形態は、(v’)(i’)~(iv’)のいずれか1つに記載の、式(I)または(Ia)または(Ib)の化合物であり、式中、
は、
Figure 2022527588000072

であり;ここで、Rはシアノであり;Rは、Hまたは重水素であり;Rは、Hまたはフルオロであり;
は、Hまたはメチルであり;
はHであり;
環Aは、1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-5-イル、1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-6-イル;1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-7-イル;1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-8-イル;1,4-ジアゼパン-1-イルピリジニル;3,4,4a,5,7,7a-ヘキサヒドロ-2H-ピロロ[3,4-b][1,4]オキサジン-6-イルピリジニル;3-アミノ-3-メチル-アゼチジン-1-イル(メチル)ピリジニル;3-アミノ-3-メチル-アゼチジン-1-イル(メチル)ピリミジニル;3-アミノ-3-メチル-アゼチジン-1-イルピリジニル;3-アミノ-4-フルオロ-ピロリジン-1-イルピリジニル;3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル(メチル)ピリミジニル;3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イルフェニル;3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イルピリジニル;3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イルピリミジニル;3-アミノアゼチジン-1-イルピリジニル;3-アミノアゼチジン-1-イルピリミジニル;3-メチルピペラジン-1-イルピリジニル;5,6,7,8-テトラヒドロ-1,6-ナフチリジン-3-イル;5,6,7,8-テトラヒドロ-2,6-ナフチリジン-1-イル;5,6,7,8-テトラヒドロ-2,7-ナフチリジン-4-イル;5-オキサ-2,8-ジアザスピロ[3.5]ノナン-2-イルフェニル;5-オキサ-2,8-ジアザスピロ[3.5]ノナン-2-イルピリジニル;6-アミノ-1,4-オキサゼパン-4-イル(メチル)ピリジニル;6-アミノ-1,4-オキサゼパン-4-イルピリジニル;6-メチル-2,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタン-2-イルピリジニル;イソインドリン-4-イル;ピペラジン-1-イル(メチル)ピリジニル;ピペラジン-1-イル(メチル)ピリミジニル;ピペラジン-1-イルフェニル;ピペラジン-1-イルピリジニル;またはピペラジン-1-イルピリミジニルであり;
nは、0、1または2である、化合物、
またはその薬学的に許容される塩である。
本発明のさらなる実施形態は、(vi’)(i’)~(v’)のいずれか1つに記載される、式(I)または(Ia)または(Ib)の化合物、またはその薬学的に許容される塩であって、式中、
は、
Figure 2022527588000073

であり;ここで、Rはシアノであり;Rは、Hまたは重水素である。
本発明のさらなる実施形態は、(vii’)(i’)~(vi’)のいずれか1つに記載される、式(I)または(Ia)または(Ib)の化合物またはその薬学的に許容される塩であり、式中、Rは、C1-6アルキルである。
本発明のさらなる実施形態は、(viii’)(i’)~(vii’)のいずれか1つに記載の、式(I)または式(Ia)または(Ib)の化合物、またはその薬学的に許容される塩であり、式中、Rはメチルである。
本発明のさらなる実施形態は、(ix’)(i’)~(viii’)のいずれか1つに記載の、式(I)または(Ia)または(Ib)の化合物、またはその薬学的に許容される塩であり、式中、
環Aは、1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリニルまたは
Figure 2022527588000074

であり;ここで、
はCHであり;
はCRであり、ここで、Rは、HまたはC1-6アルキルであり;
は、NまたはCRであり、ここで、Rは、ピペラジニル;アミノ(C1-6アルコキシ)ピロリジニル;アミノハロピロリジニル;C1-6アルキル-2,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタニル;またはアミノ(C1-6アルキル)アゼチジニルであり;
は、NまたはCRであり、ここで、Rは、アミノ(C1-6アルコキシ)ピロリジニルまたはアミノ(C1-6アルキル)アゼチジニルであり;
は、NまたはCRであり、ここで、Rは、HまたはC1-6アルキルである。
本発明のさらなる実施形態は、(x’)(i’)~(ix’)のいずれか1つに記載の、式(I)または(Ia)または(Ib)の化合物、またはその薬学的に許容される塩であり、式中、
環Aは、1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-7-イルまたは
Figure 2022527588000075

であり;ここで、
はCHであり;
はCRであり、ここで、Rは、Hまたはメチルであり;
は、NまたはCRであり、ここで、Rは、ピペラジン-1-イル;3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル;3-アミノ-4-フルオロ-ピロリジン-1-イル;6-メチル-2,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタン-2-イル;または3-アミノ-3-メチル-アゼチジン-1-イルであり;
はNまたはCRであり、ここで、Rは3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イルまたは3-アミノ-3-メチル-アゼチジン-1-イルであり;
はNまたはCRであり、ここで、Rは、Hまたはメチルである。
本発明のさらなる実施形態は、(xi’)(i’)~(x’)のいずれか1つに記載の、式(I)または(Ia)または(Ib)の化合物、またはその薬学的に許容される塩であり、式中、環Aは、1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-7-イル;3-アミノ-3-メチル-アゼチジン-1-イル(メチル)ピリミジニル;3-アミノ-3-メチル-アゼチジン-1-イルピリジニル;3-アミノ-4-フルオロ-ピロリジン-1-イルピリジニル;3-アミノ-4-フルオロ-ピロリジン-1-イルピリジニル;3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル(メチル)ピリミジニル;3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イルピリジニル;3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イルピリジニル;6-メチル-2,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタン-2-イルピリジニル;ピペラジン-1-イル(メチル)ピリジニル;またはピペラジン-1-イルピリジニルである。
本発明のさらなる実施形態は、(xii’)(i’)~(xi’)のいずれか1つに記載の、式(I)または(Ia)または(Ib)の化合物であって、式中、
は、
Figure 2022527588000076

であり;ここで、Rは、シアノであり;Rは、Hまたは重水素であり;
は、C1-6アルキルであり;
は、Hであり;
環Aは、1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリニルまたは
Figure 2022527588000077

であり;ここで、
はCHであり;
はCRであり、ここで、Rは、HまたはC1-6アルキルであり;
は、NまたはCRであり、ここで、Rは、ピペラジニル、アミノ(C1-6アルコキシ)ピロリジニル;アミノハロピロリジニル;C1-6アルキル-2,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタニル;またはアミノ(C1-6アルキル)アゼチジニルであり;
は、NまたはCRであり、ここで、Rは、アミノ(C1-6アルコキシ)ピロリジニルまたはアミノ(C1-6アルキル)アゼチジニルであり;
は、NまたはCRであり、ここで、Rは、HまたはC1-6アルキルであり;
nは、0、1または2である、化合物、
またはその薬学的に許容される塩である。
本発明のさらなる実施形態は、(xiii’)(i’)~(xii’)のいずれか1つに記載の、式(I)または(Ia)または(Ib)の化合物であって、式中、
は、
Figure 2022527588000078

であり;ここで、Rは、シアノであり;Rは、Hまたは重水素であり;
は、メチルであり;
は、Hであり;
環Aは、1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-7-イル;3-アミノ-3-メチル-アゼチジン-1-イル(メチル)ピリミジニル;3-アミノ-3-メチル-アゼチジン-1-イルピリジニル;3-アミノ-4-フルオロ-ピロリジン-1-イルピリジニル;3-アミノ-4-フルオロ-ピロリジン-1-イルピリジニル;3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル(メチル)ピリミジニル;3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イルピリジニル;3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イルピリジニル;6-メチル-2,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタン-2-イルピリジニル;ピペラジン-1-イル(メチル)ピリジニル;またはピペラジン-1-イルピリジニルであり;
nは、0、1または2である、化合物、
またはその薬学的に許容される塩である。
本発明の他の実施形態は、以下から選択される、式(I)または(Ia)または(Ib)の化合物である:
5-[シス-4-メチル-8-(1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-7-イルメチル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
5-[シス-4-メチル-8-(1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-5-イル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
5-[シス-4-メチル-8-[(2-ピペラジン-1-イル-4-ピリジル)メチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
5-[シス-8-イソインドリン-4-イル-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-(1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-7-イルメチル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-(5,6,7,8-テトラヒドロ-1,6-ナフチリジン-3-イルメチル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-[2-(4-ピペラジン-1-イルフェニル)エチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-[(6-ピペラジン-1-イル-3-ピリジル)メチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aS)-8-イソインドリン-4-イル-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-(1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-6-イルメチル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-[2-(6-ピペラジン-1-イル-3-ピリジル)エチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aS)-8-[2-[6-[(3R,4R)-3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル]-3-ピリジル]エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aS)-8-[2-[5-[(3R,4R)-3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル]-2-ピリジル]エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aS)-8-[[6-(1,4-ジアゼパン-1-イル)-3-ピリジル]メチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aR)-4-メチル-8-(5,6,7,8-テトラヒドロ-2,6-ナフチリジン-1-イル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aS)-8-[2-[6-[(3R,4S)-3-アミノ-4-フルオロ-ピロリジン-1-イル]-3-ピリジル]エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aS)-8-[2-[6-[(3R,4R)-3-アミノ-4-フルオロ-ピロリジン-1-イル]-3-ピリジル]エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aS)-8-[2-[5-[(3R,4S)-3-アミノ-4-フルオロ-ピロリジン-1-イル]-2-ピリジル]エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-[2-[5-[(3S)-3-メチルピペラジン-1-イル]-2-ピリジル]エチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-[2-[6-[(3S)-3-メチルピペラジン-1-イル]-2-ピリジル]エチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-[2-[6-(6-メチル-2,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタン-2-イル)-3-ピリジル]エチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aS)-8-[2-[6-[(3R,4S)-3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル]-3-ピリジル]エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aS)-8-[2-[6-[(3S,4S)-3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル]-3-ピリジル]エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aS)-8-[2-[4-[(3R,4R)-3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル]フェニル]エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-[(6-ピペラジン-1-イル-2-ピリジル)メチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-[2-[4-(5-オキサ-2,8-ジアザスピロ[3.5]ノナン-2-イル)フェニル]エチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aR)-4-メチル-8-(4-ピペラジン-1-イルピリミジン-2-イル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aR)-4-メチル-8-(6-メチル-2-ピペラジン-1-イル-ピリミジン-4-イル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-(2-ピペラジン-1-イル-4-ピリジル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aR)-4-メチル-8-(2-ピペラジン-1-イルピリミジン-4-イル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aR)-4-メチル-8-(4-ピペラジン-1-イル-2-ピリジル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
5-(8-イソインドリン-4-イル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル)キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aR)-8-[2-[(3R,4R)-3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル]ピリミジン-4-イル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aR)-8-[4-[(3R,4R)-3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル]ピリミジン-2-イル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
5-[2-(4-メチル-6-ピペラジン-1-イル-3-ピリジル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-8-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aR)-8-[4-[3-アミノアゼチジン-1-イル]ピリミジン-2-イル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aS)-8-[2-[(3S,4R)-3-アミノ-4-フルオロ-ピロリジン-1-イル]-4-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aS)-8-[2-(3-アミノアゼチジン-1-イル)-4-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-(5,6,7,8-テトラヒドロ-2,7-ナフチリジン-4-イル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aR)-4-メチル-8-(5-メチル-4-ピペラジン-1-イル-ピリミジン-2-イル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aR)-4-メチル-8-(5,6,7,8-テトラヒドロ-2,7-ナフチリジン-4-イル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aR)-8-[2-[(3R,4R)-3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル]-6-メチル-ピリミジン-4-イル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
5-[2-[6-[(6R)-6-アミノ-1,4-オキサゼパン-4-イル]-4-メチル-3-ピリジル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-8-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
5-[トランス-4-メチル-8-(1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-5-イル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aS)-8-[2-[(6S)-6-アミノ-1,4-オキサゼパン-4-イル]-4-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aS)-8-[2-[(6R)-6-アミノ-1,4-オキサゼパン-4-イル]-4-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aR)-8-[2-[(3-アミノ-3-メチル-アゼチジン-1-イル)-6-メチル-ピリミジン-4-イル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aS)-8-[2-(3-アミノ-3-メチル-アゼチジン-1-イル)-4-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-[(5-ピペラジン-1-イル-3-ピリジル)メチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-[2-[6-[(3R)-3-メチルピペラジン-1-イル]-2-ピリジル]エチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-[2-[6-(5-オキサ-2,8-ジアザスピロ[3.5]ノナン-2-イル)3-ピリジル]エチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-[(2-メチル-6-ピペラジン-1-イル-3-ピリジル)メチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-(1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-7-イルメチル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aS)-8-[2-[6-[(3R,4R)-3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル]-3-ピリジル]エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aS)-8-[2-[6-[(3R,4S)-3-アミノ-4-フルオロ-ピロリジン-1-イル]-3-ピリジル]エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-[2-[6-(6-メチル-2,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタン-2-イル)-3-ピリジル]エチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aS)-8-[2-[6-(3-アミノ-3-メチル-アゼチジン-1-イル)-3-ピリジル]エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
4-[(4R,9aS)-8-[2-[4-[(3R,4R)-3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル]フェニル]エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-3-フルオロ-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-7-カルボニトリル;
4-[(4R,9aS)-8-[2-[6-[(3R,4R)-3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル]-3-ピリジル]エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-3-フルオロ-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-7-カルボニトリル;
4-[(4R,9aS)-8-[2-[4-[(3R,4R)-3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル]フェニル]エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-7-カルボニトリル;
4-[(4R,9aS)-4-メチル-8-(1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-7-イルメチル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-3-フルオロ-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-7-カルボニトリル;
5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-(1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-5-イルメチル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-(1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-8-イルメチル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aS)-8-(イソインドリン-4-イルメチル)-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aS)-8-[2-(3-アミノ-3-メチル-アゼチジン-1-イル)-6-メチル-4-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
4-[(4R,9aS)-8-[2-[6-(3-アミノ-3-メチル-アゼチジン-1-イル)-3-ピリジル]エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-3-フルオロ-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-7-カルボニトリル;
4-[(4R,9aS)-8-[2-[6-[(3R,4S)-3-アミノ-4-フルオロ-ピロリジン-1-イル]-3-ピリジル]エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-3-フルオロ-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-7-カルボニトリル;
5-[(4R,9aS)-8-[[6-(3-アミノ-3-メチル-アゼチジン-1-イル)-2-メチル-3-ピリジル]メチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aS)-8-[2-[6-[(4aR,7aR)-3,4,4a,5,7,7a-ヘキサヒドロ-2H-ピロロ[3,4-b][1,4]オキサジン-6-イル]-3-ピリジル]エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-[(6-ピペラジン-1-イル-3-ピリジル)メチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aS)-8-[[6-(3-アミノ-3-メチル-アゼチジン-1-イル)-2-メチル-3-ピリジル]メチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-[[2-メチル-6-(6-メチル-2,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタン-2-イル)-3-ピリジル]メチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aS)-8-[[6-[(3R)-3-アミノ-3-メチル-ピロリジン-1-イル]-2-メチル-3-ピリジル]メチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aS)-8-[[6-[(3S,4R)-4-フルオロピリジン-3-イル]アミノ]-2-メチル-3-ピリジル]メチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-[[2-メチル-6-(9-オキサ-3,7-ジアザビシクロ[3.3.1]ノナン-3-イル)-3-ピリジル]メチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aS)-8-[2-[6-[(3R)-3-アミノ-3-メチル-ピロリジン-1-イル]-3-ピリジル]エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-[(2-メチル-6-[(2S)-2-メチルピペラジン-1-イル]-3-ピリジル]メチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-[(2-メチル-6-[(3R)-3-メチルピペラジン-1-イル]-3-ピリジル]メチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-[(4-メチル-6-ピペラジン-1-イル-3-ピリジル)メチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-[(3-メチル-6-ピペラジン-1-イル-2-ピリジル)メチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aS)-8-[2-[2-[(3R,4S)-3-アミノ-4-フルオロ-ピロリジン-1-イル]-4-ピリジル]エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aS)-8-[[6-(3,6-ジアザビシクロ[3.1.1]ヘプタン-3-イル)-2-メチル-3-ピリジル]メチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aS)-8-[[6-(3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-イル)-2-メチル-3-ピリジル]メチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aS)-8-[[6-[(1S,4S)-2,5-ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル]-2-メチル-3-ピリジル]メチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
4-[(4R,9aR)-4-メチル-8-(3-メチル-5-ピペラジン-1-イル-2-ピリジル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-1-メチル-1,8-ナフチリジン-2-オン;
5-[(4R,9aS)-8-[[6-[(1S,4S)-2,5-ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル]-4-メチル-3-ピリジル]メチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aR)-8-[5-[(1S,4S)-2,5-ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-メチル-2-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aR)-8-[5-[(3R,4S)-3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル]-3-メチル-2-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aR)-8-[5-[(3R)-3-アミノ-3-メチル-ピロリジン-1-イル]-3-メチル-2-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aS)-8-[[6-[(4aR,7aR)-3,4,4a,5,7,7a-ヘキサヒドロ-2H-ピロロ[3,4-b][1,4]オキサジン-6-イル]-2-メチル-3-ピリジル]メチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aR)-8-[5-[(3R,4R)-3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル]-3-メチル-2-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aR)-8-[[5-[(4aR,7aR)-3,4,4a,5,7,7a-ヘキサヒドロ-2H-ピロロ[3,4-b][1,4]オキサジン-6-イル]-3-メチル-2-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aR)-8-[5-(6-アミノ-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-2-イル)-3-メチル-2-ピリジル]4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aR)-4-メチル-8-[3-メチル-5-(6-メチル-2,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタン-2-カルボニル)-2-ピリジル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4S,9aR)-4-メチル-8-[3-メチル-5-(6-メチル-2,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタン-2-カルボニル)-2-ピリジル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aS)-8-[2-[(3R)-3-アミノ-3-メチル-ピロリジン-1-イル]-4-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4S,9aS)-4-メチル-8-[4-[2R]-モルホリン-2-イル]フェニル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4S,9aS)-4-メチル-8-[4-[2S]-モルホリン-2-イル]フェニル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4S,9aR)-8-[5-(3,6-ジアザビシクロ[3.1.1]ヘプタン-3-イル)-3-メチル-2-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aR)-8-[5-[2-[(3S,4S)-3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル]エチル]-2-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4S,9aR)-8-[5-[(6R)-6-アミノ-1,4-オキゼパン-4-イル)-3-メチル-2-ピリジル]4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4S,9aR)-8-[5-[(1S,4S)-2,5-ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル]-3-メチル-2-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4S,9aR)-8-[6-(3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-イル)-3-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
4-[(4S,9aR)-4-メチル-8-[3-メチル-5-(6-メチル-2,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタン-2-イル)-2-ピリジル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-1-メチル-1,8-ナフチリジン-2-オン;
5-[(4S,9aR)-8-[5-[(4aR,7aR)-3,4,4a,5,7,7a-ヘキサヒドロ-2H-ピロロ[3,4-b][1,4]オキサジン-6-イル]-3-メチル-2-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4S,9aR)-8-[6-[(3R,4R)-3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル]-3-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4S,9aR)-8-[6-[2-[(3R,4S)-3-アミノ-4-フルオロ-ピロリジン-1-イル]-3-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4S,9aR)-8-[[5-(3-アミノ-3-メチル-アゼチジン-1-イル)-3-メチル-2-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4S,9aR)-4-メチル-8-(5,6,7,8-テトラヒドロ-1,6-ナフチリジン-2-イル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4S,9aR)-8-[5-[2-[(3S,4S)-3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル]エチル]-2-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4S,9aR)-8-[5-[(3R,4R)-3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル]メチル]-6-メチル-2-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
5-[(4R,9aS)-8-[2-[6-[(4aR,7aR)-3,4,4a,5,7,7a-ヘキサヒドロ-2H-ピロロ[3,4-b][1,4]オキサジン-6-イル]-3-ピリジル]エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;および
5-[(4S,9aS)-4-メチル-8-[4-[2R]-モルホリン-2-イル]フェニル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-キノリン-8-カルボニトリル;
またはその薬学的に許容される塩。
合成
本発明の化合物は、任意の従来の手段によって調製することができる。これらの化合物ならびにそれらの出発物質を合成するための好適なプロセスは、以下のスキームおよび実施例に示されている。全ての置換基、特にR-Rは、特に明記しない限り、上記で定義したとおりである。さらに、特に明記しない限り、全ての反応、反応条件、略語、および記号は、有機化学における当業者に周知の意味を有する。
式(I)、(VII)または(XI)の化合物を調製するための一般的な合成経路を以下に示す。
スキーム1
Figure 2022527588000079
nは0、1または2であり;Xはハロゲンであり;Yはハロゲンまたはメタンスルホネートであり;RおよびRはアリールまたはヘテロアリールであり;RおよびR10は、これらが結合している窒素原子と一緒になって、ヘテロシクリルを形成する。
本発明の化合物の合成は、ハロゲン化物IIから開始した。ハロゲン化物IIと式IIIの化合物との間の、Ruphos Pd-G2などの触媒およびCsCOなどの塩基を用いたBuchwald-Hartwigアミノ化反応により、式IVの化合物が得られる(参照Acc.Chem.Res.1998,31,805-818;Chem.Rev.2016,116,12564-12649;Topics in Current Chemistry,2002,219,131-209;およびそこに引用されている参考文献)。あるいは、式IVの化合物はまた、DIPEA、NaHCOおよびK COなどの塩基の存在下において、ハロゲン化物IIと式IIIの化合物との間の求核置換を介して得ることもできる。酸性条件下(例えば、EtOAc中のHClおよびDCM中のTFA)での式IVの化合物のBoc脱保護によって化合物Vが得られ、これを、塩基、例えば、DIPEA NaHCO およびK CO の存在下での式VIの化合物による求核置換、または式VIの化合物とのBuchwald-Hartwigアミノ化反応のいずれかを介して式VIIの化合物に変換し、続いて適切な脱保護を行うことができる。一方、式Vの化合物は、求核置換を介して式VIIIの化合物と反応して、式IXの化合物を得ることができる。式IXの化合物とアミンXとの間のBuchwald-Hartwigアミノ化反応または求核置換、その後の適切な脱保護により、式XIの化合物を得ることができる。
式(Ia)の化合物は、キラル出発物質を使用してスキーム1にしたがって合成することができる。
本発明の化合物は、ジアステレオマーまたはエナンチオマーの混合物として得ることができ、これらは、当該技術分野で周知の方法、例えば、(キラル)HPLCまたはSFCによって分離することができる。
本発明はまた、式(I)または式(Ia)の化合物の調製のためのプロセスであって、
a)式(IX)、
Figure 2022527588000080

の化合物とアミン(X),
Figure 2022527588000081

との間のBuchwald-Hartwigアミノ化反応または求核置換の工程;
b)式(V)、
Figure 2022527588000082

の化合物と式(VI)、
Figure 2022527588000083

の化合物との間のBuchwald-Hartwigアミノ化反応または求核置換の工程;
のいずれか1つを含み、
式中、nは0、1または2であり;Xはハロゲンであり;Yはハロゲンまたはメタンスルホネートであり、RおよびRはアリールまたはヘテロアリールであり、RおよびR10は、これらが結合している窒素原子と一緒になって、ヘテロシクリルを形成する。
式(I)または式(Ia)の化合物はまた、上記プロセスに従って製造された場合、本発明の対象となる。
適応症および処置方法
本発明は、TLR7および/またはTLR8および/またはTLR9アンタゴニストとして使用することができ、TLR7および/またはTLR8および/またはTLR9を介した経路活性化、ならびに全ての種類のサイトカインおよび全ての形態の自己抗体の産生を通じて媒介される自然免疫応答および適応免疫応答を含むがこれらに限定されない、それぞれの下流の生物学的イベントを阻害する化合物を提供する。したがって、本発明の化合物は、形質細胞様樹状細胞、B細胞、T細胞、マクロファージ、単球、好中球、ケラチノサイト、上皮細胞を含むがこれらに限定されない、そのような受容体(複数可)を発現する全ての種類の細胞において、TLR7および/またはTLR8および/またはTLR9をブロックするのに有用である。したがって、上記化合物は、全身性エリテマトーデスおよびループス腎炎の治療薬または予防薬として使用することができる。
本発明は、処置または予防を必要とする患者における全身性エリテマトーデスおよびループス腎炎の処置または予防のための方法を提供する。
他の実施形態は、そのような処置を必要とする哺乳動物における全身性エリテマトーデスおよびループス腎炎を処置または予防する方法を含み、ここで、該方法は、治療的有効量の式(I)の化合物、その立体異性体、互変異性体、プロドラッグ、または薬学的に許容される塩を該哺乳動物に投与することを含む。
化合物NのX線構造 化合物PのX線構造 マウス血清中のIP-10のレベルを、実施例106または対照免疫抑制剤MMFの1週間の処置後に測定した。 実施例106または対照免疫抑制剤MMFの2週間の処置後に、マウス血清中の抗dsDNA抗体のレベルを測定した。 実施例106または対照免疫抑制剤MMFの5週間の処置後に尿サンプルを採取した。尿アルブミン(UALB)、尿クレアチニン(UCR)のレベルを、尿アルブミン対クレアチニンの比(UACR)を算出するために測定した。 実施例106または対照免疫抑制剤MMFの6週間の処置後に脾臓を回収し、秤量した。
本発明は、以下の実施例を参照することによって、より完全に理解されるであろう。ただし、これらの実施例は、本発明の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。
略語
本発明は、以下の実施例を参照することによって、より完全に理解されるであろう。ただし、これらの実施例は、本発明の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。
本明細書で使用される略語は、以下のとおりである:
ACN:アセトニトリル
BocO:二炭酸ジ-tertブチル
BINAP:2,2’-ビス(ジフェニルホスフィノ)-1,1’-ジナフタレン
DCM:ジクロロメタン
DCE:ジクロロエタン
DIPEAまたはDIEA:N,N-ジイソプロピルエチルアミン
DIBAL-H:水素化ジイソブチルアルミニウム
DIAD:ジイソプロピルアゾジカルボキシレート
DMA:N,N-ジメチルアセチルアミン
DMAP:4-ジメチルアミノピリジン
DMF:N,N-ジメチルホルムアミド
DPPP:1,3-ビス(ジフェニルホスフィノ)プロパン
EAまたはEtOAc:酢酸エチル
FA:ギ酸
HATU:1-[ビス(ジメチルアミノ)メチレン]-1H-1,2,3-トリアゾロ[4,5-b]ピリジニウム3-オキシドヘキサフルオロホスフェート
IC50:半数阻害濃度
IPA:イソプロパノール
LCMS:液体クロマトグラフィ質量分析
MS:質量分析法
NBS:N-ブロモスクシンイミド
PE:石油エーテル
分取HPLC:分取高速液体クロマトグラフィ
分取TLC:分取薄層クロマトグラフィ
PPh:トリフェニルホスフィン
Pd(dba):トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)
Rf:保持係数
rt:室温
RT:保持時間
RuPhos Pd G2:第2世代のクロロ(2-ジシクロヘキシルホスフィノ-2’,6’-ジイソプロポキシ-1,1’-ビフェニル)[2-(2’-アミノ-1,1’-ビフェニル)]パラジウム(II)
セレクトフルオル、1-クロロメチル-4-フルオロ-1,4-ジアゾニアビシクロ[2.2.2]オクタンビス(テトラフルオロボラート)
SFC:超臨界流体クロマトグラフィ
tBuXPhos Pd G3:メタンスルホナート(2-ジ-t-ブチルホスフィノ-2’,4’,6’-トリ-i-プロピル-1,1’-ビフェニル)(2’-アミノ-1,1’-ビフェニル-2-イル)パラジウム(II)
TEA:トリメチルアミン
TFA:トリフルオロ酢酸
THF:テトラヒドロフラン
TLC 薄層クロマトグラフィ-
キサントホス:4,5-ビス(ジフェニルホスフィノ)-9,9-ジメチルキサンテン
XPhos:2-ジシクロヘキシルホスフィノ-2’,4’,6-トリイソプロピルビフェニル
XPhos Pd G2:クロロ(2-ジシクロヘキシルホスフィノ-2’,4’,6’-トリイソプロピル-1,1’-ビフェニル)[2-(2’-アミノ-1,1’-ビフェニル)]パラジウム(II)
v/v 体積比
LYSA 凍結乾燥溶解度アッセイ
一般的な実験条件
中間体および最終化合物を、次の機器のいずれか1つを用いて、フラッシュクロマトグラフィにより精製した:i)Biotage SP1システムおよびQuad12/25カートリッジモジュール、ii)ISCO combi-flashクロマトグラフィ機器。シリカゲルの商標および細孔径:i)KP-SIL60Å、粒径:40-60μm;ii)CAS登録番号:シリカゲル:63231-67-4、粒子サイズ:47-60ミクロンシリカゲル;iii)Qingdao Haiyang Chemical Co.,LtdのZCX、細孔:200-300または300-400。
中間体および最終化合物を、XBridge商標Prep-C18(5μm、OBD(商標)30×100mm)カラム、SunFire商標Prep-C18(5μm、OBD商標30×100mm)カラム、Phenomenex Synergi-C18(10μm、25×150mm)またはPhenomenex Gemini-C18(10μm、25×150mm)を用いる逆相カラム上での分取HPLCによって精製した。Waters AutoP精製システム(サンプルマネージャー2767、ポンプ2525、検出器:Micromass ZQおよびUV2487、溶媒システム:アセトニトリルおよび水中0.1%水酸化アンモニウム;アセトニトリルおよび水中0.1%FA、またはアセトニトリルおよび水中0.1%TFA)、またはGilson-281精製システム(ポンプ322、検出器:UV 156、溶媒系システム:アセトニトリルおよび水中0.05%水酸化アンモニウム;アセトニトリルおよび水中0.225%FA;アセトニトリルおよび水中0.05%HCl;アセトニトリルおよび水中0.075%TFA;またはアセトニトリルおよび水)を使用して、逆相カラムでの分取HPLCにより精製した。
SFCキラル分離について、中間体を、キラルカラム(Daicel chiralpak IC、5μm、30×250mm)、AS(10μm、30×250mm)またはAD(10μm、30×250mm)によって、Mettler Toledo Multigram IIIシステムSFC、Waters 80Q分取SFCまたはThar80分取SFC、溶媒システム:COおよびIPA(IPA中の0.5%TEA)またはCOおよびMeOH(MeOH中の0.1%NH・HO)、背圧100バール、254または220nmの検出紫外線を用いて分離した。
化合物のLC/MSスペクトルを、LC/MS(Waters商標Alliance 2795-Micromass ZQ、Shimadzu Alliance 2020-Micromass ZQ、またはAgilent Alliance 6110-Micromass ZQ)を用いて得た。LC/MS条件は以下の通りであった(実行時間3分または1.5分)。
酸性条件I:A:HO中の0.1%TFA、B:アセトニトリル中の0.1%TFA
酸性条件II:A:H O中の0.0375% TFA;B:アセトニトリル中の0.01875% TFA;
塩基性条件I:A:HO中の0.1%NH・HO、B:アセトニトリル、
塩基性条件II:A:HO中の0.025% NH・HO;B:アセトニトリル;
中性条件:A:HO、B:アセトニトリル
マススペクトル(mass spectra:MS):一般的には親質量を示すイオンのみが報告されており、特に明記しない限り、引用される質量イオンは正の質量イオン(MH)である。
NMRスペクトルは、Bruker Avance 400MHzを使用して取得した。
マイクロ波支援反応は、Biotage Initiator Sixtyマイクロ波合成装置で行った。空気に敏感な試薬を含む全ての反応は、アルゴンまたは窒素雰囲気下で行った。試薬は、特に明記しない限り、さらに精製することなく、商業的な供給元から受け取ったまま使用した。
調製例
以下の実施例は、本発明の意味を説明することを意図しているが、決して本発明の意味の範囲内での限定を表すものではない。
中間体A
5-[シス-4-メチル-1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000084
表題化合物は、以下のスキームに従って調製された。
Figure 2022527588000085
ステップ1:メチル6-メチルピラジン-2-カルボキシレート(化合物A-2)の調製
6-メチルピラジン-2-カルボン酸(化合物A-1、150g、1086mmol)のメタノール(1600mL)溶液に、塩化チオニル(388g、3258mmol)を0℃で滴下し、次いで、反応物を25℃で16時間撹拌した。反応混合物を濃縮し、残渣を氷水(1L)に溶解した。水相をpH=8に塩基性化し、DCM(500mL)で2回抽出した。合わせた有機層をNaSOで乾燥させ、濃縮して、化合物A-2(161g)を黄色固体として得た。LCMS(M+H):153。
ステップ2:メチル6-メチルピペラジン-2-カルボキシレート(化合物A-3)の調製
メチル6-メチルピラジン-2-カルボキシレート(化合物A-2、40g、262mmol)のメタノール(900mL)溶液に、酢酸(32g、526mmol)および酸化白金(IV)(4g、18mmol)を添加した。反応混合物を水素雰囲気下(50 psi)にて50℃で48時間撹拌した。同じ規模の反応の合計4バッチを合わせ、フィルタにかけた。濾液を真空下で濃縮して、化合物A-3(165g)を褐色油状物として得た。LCMS(M+H):159。
ステップ3:メチル-4-ベンジル-6-メチル-ピペラジン-2-カルボキシレート(化合物A-4)の調製
メチル6-メチルピペラジン-2-カルボキシレート(化合物A-3、240g、863mmol)およびベンズアルデヒド(92g、863mmol)のメタノール(2500mL)中溶液に、シアノ水素化ホウ素ナトリウム(163g、2590mmol)をバッチで0℃で30分間ゆっくり添加した。反応混合物を20℃で12時間撹拌した後、水(500mL)を添加した。混合物をEA(1500mL)で抽出し、合わせた有機層を乾燥させ、濃縮した。その残渣をシリカゲルカラムにより精製して、化合物A-4(225g、粗製)を黄色油状物として得た。LCMS(M+H):249。
ステップ4:メチル4-ベンジル-1-[2-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)アセチル]-6-メチル-ピペラジン-2-カルボキシレート(化合物A-5)の調製
Boc-グリシン(193g、1099mmol)、HATU(418g、1099mmol)およびDIPEA(451mL、2537mmol)のDMF(500mL)中溶液を20℃で30分間撹拌した。次いで、DMF(100mL)中のメチル4-ベンジル-6-メチル-ピペラジン-2-カルボキシレート(化合物A-4、210g、846mmol)を添加し、反応混合物を窒素雰囲気下にて20℃で15時間撹拌した。反応混合物を水で希釈し、EtOAcで抽出した。有機層を乾燥させ、濃縮した。この残渣を、カラムクロマトグラフィによって精製して、化合物A-5(260g,)を黄色油状物として得た。LCMS(M+H):406。
ステップ5:メチル1-(2-アミノアセチル)-4-ベンジル-6-メチル-ピペラジン-2-カルボキシレート(化合物A-6)の調製
メチル4-ベンジル-1-[2-(tert-ブトキシカルボニルアミノアセチル]-6-メチル-ピペラジン-2-カルボキシレート(化合物A-5、230g、567mmol)のメタノール(2300mL)中の溶液に、メタノール中のHCl(1150mL、4M)を0℃でゆっくり添加した。次いで、混合物を20℃で16時間撹拌した。反応混合物を真空中で濃縮して、化合物A-6(150g、粗製)を淡黄色固体として得た。LCMS(M+H):306。
ステップ6:2-ベンジル-4-メチル-1,3,4,7,8,9a-ヘキサヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-6,9-ジオン(化合物A-7)の調製
メタノール(400mL)中のメチル1-(2-アミノアセチル)-4-ベンジル-6-メチル-ピペラジン-2-カルボキシレート塩酸塩(化合物A-6、150g)およびトリエチルアミン(306mL、2194mmol)の混合物を70℃で2時間撹拌した。反応混合物を濃縮し、残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィによって精製して、化合物A-7(55g)を黄色固体として得た。LCMS(M+H):274。
ステップ7:2-ベンジル-4-メチル-1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン(化合物A-8)の調製
2-ベンジル-4-メチル-1,3,4,7,8,9a-ヘキサヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-6,9-ジオン(化合物A-7、27g、100mmol)のTHF(700mL)中の溶液に、水素化リチウムアルミニウム粉末(38g、1006mmol)を0℃で30分間ゆっくり添加した。反応混合物を0℃で6時間撹拌し、次いで、THF(1000mL)で希釈し、HO(60mL)、15%NaOH水溶液(38mL)およびHO(67mL)で氷水浴下で連続的にクエンチした。反応混合物をフィルタにかけ、濾液をNaSOで乾燥させ、濃縮して、化合物A-8(23g)を黄色油状物として得た。LCMS(M+H):246。
ステップ8:tert-ブチルシス-2-ベンジル-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-8-カルボキシレート(化合物A-9-シス)の調製
(2-ベンジル-4-メチル-1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン(化合物A-8、45.0g、117.4mmol)、DIPEA(51.1mL、293.5mmol)およびBocO(30.7g、140.8mmol)のDCM(450mL)中の混合物を20℃で16時間撹拌した。反応混合物を濃縮し、残渣をシリカゲルおよび分取HPLCによって精製し、化合物A-9ーシス(26.0g)を無色油状物として、および化合物A-9-トランス(17.0g)を黄色油状物として得た。LCMS(M+H):346。
化合物A-9-シス,H NMR(400MHz、クロロホルム-d)δppm:7.36-7.30(m、4H)、7.28-7.26(m、1H)、4.10-3.94(m、1H)、3.86-3.70(m、1H)、3.57-3.40(m、2H)、3.16-2.85(m、2H)、2.82-2.67(m、2H)、2.58(brs、1H)、2.42-2.17(m、2H)、2.04-1.74(m、3H)、1.46(s,9H)、1.05(br d、J=5.6Hz、3H)。
化合物A-9-トランス,H NMR(400MHz、クロロホルム-d)δppm:7.35-7.29(m、4H)、7.28-7.23(m、1H)、4.09-3.70(m、2H)、3.55-3.36(m、2H)、3.05(ブロード秒、2H)、2.71(br d、J=10.3Hz、2H)、2.62(br d、J=9.5Hz、4H)、2.44(brs、1H)、2.02-1.76(m、1H)、1.45(s,9H)、1.16(br d、J=6.4Hz、3H)。
Figure 2022527588000086
化合物A-9-シスについて、C3’-HおよびC5’-HのNOESY相関が観察された。化合物A-9-トランスについては、C3’-HおよびC5’-HのNOESY相関は観察されなかった。
ステップ9:tert-ブチルシス-6-メチル-1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-カルボキシレート(化合物A-10)の調製
THF(500mL)中のtert-ブチルシス-2-ベンジル-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-8-カルボキシレート(化合物A-9-シス,26.0g、75.3mmol)の溶液に、湿潤Pd/C(5.0g)を添加し、混合物を50℃で3時間、水素雰囲気下で撹拌した。混合物をフィルタにかけ、濾液を濃縮して、化合物A-10(16.5g)を黄色油状物として得た。LCMS(M+H):256.
ステップ10:tert-ブチルシス-2-(8-シアノ-5-キノリル)-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-8-カルボキシレート(化合物A-11)の調製
5-ブロモキノリン-8-カルボニトリル(1.3g、5.6mmol)、tert-ブチルシス-2-ベンジル-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-8-カルボキシレート(化合物A-9-シス、1.6g、6.2mmol)、CsCO(5.5g、16.9mmol)およびRuPhos Pd G2(875.0mg、1.1mmol)のジオキサン(20mL)中の混合物を90℃で16時間撹拌した。次いで、反応混合物をフィルタにかけ、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムにより精製して、化合物A-11(1.5g)を黄色泡状物として得た、LCMS(M+H):408。
ステップ11:5-[シス-4-メチル-1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル(中間体A)の調製
EA(100mL)中1 M HCl中のtert-ブチルシス-2-(8-シアノ-5-キノリル)-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-8-カルボキシレート(化合物a-11、1.6g、3.9mmol)の混合物を室温で16時間撹拌し、次いで、反応物を濃縮した。残渣をNaOH(2N、100mL)に溶解し、EA(100mL)で2回抽出した。有機層を乾燥させ、濃縮して、中間体A(900mg)を淡褐色泡状物として得た、LCMS(M+H):308。
中間体B
5-[トランス-4-メチル-1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000087
中間体Bの調製は、ステップ10において化合物A-9-シスの代わりに化合物A-9-トランスを使用することによって、中間体Aと同様であった。中間体B(900mg)を淡褐色泡状物として得、LCMS(M+H):308。
中間体C
5-[(4R,9aS)-4-メチル-1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000088
表題化合物は、以下のスキームに従って調製された。
Figure 2022527588000089
CO中のSFC(勾配:EtOH(0.1% NHO)中30%。カラム:Daicel ChiralPak AD、250×50 mm、10μm)化合物A-11(8.0g)の分離により、化合物 C-1(第2のピーク、3.5g)および化合物C-2(第1のピーク、3.0g)を黄色固体として得た。tert-ブチル(4R,9aR)-2-(8-シアノ-5-キノリル)-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-8-カルボキシレート(化合物 C-1,3.5g、8.6mmol)のEA(100mL)中の1 M HCl中の混合物を室温で16時間撹拌し、次いで、反応物を濃縮した。残渣をNaOH(2 N、100mL)に溶解し、EA(100mL×2)で抽出した。有機層を乾燥させ、濃縮して、中間体C(2.5g)を淡褐色泡状物として得た、LCMS::308。
中間体D
5-[(4R,9aR)-4-メチル-1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000090
表題化合物は、以下のスキームに従って調製された。
Figure 2022527588000091
CO中のSFC(勾配:EtOH中30%(0.1% NH.HO)。カラム:Phenomenex cellulose-2、250×30mm、10μm)化合物B-2(2.4g)の分離により、化合物D-1(第2のピーク、0.9g)および化合物D-2(第1のピーク、0.9g)を黄色固体として得た。tert-ブチル(4R,9aS)-2-(8-シアノ-5-キノリル)-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-8-カルボキシレート(化合物D-1、0.9g、2.1mmol)のEA(20mL)中1 M HCl中の混合物を室温で16時間撹拌し、次いで、反応物を濃縮した。残渣をNaOH(2N、20mL)に溶解し、次いで、EA(20mL)で2回抽出した。有機層を乾燥させ、濃縮して、中間体D(550.0mg)を淡褐色泡状物として得た、LCMS(M+H):308。
中間体E
4-[(4R,9aS)-4-メチル-1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-7-カルボニトリル
Figure 2022527588000092
表題化合物は、以下のスキームに従って調製された。
Figure 2022527588000093
ステップ1:tert-ブチルシス-2-(7-シアノピラゾロ[1,5-a]ピリジン-4-イル)-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-8-カルボキシレート(化合物E-2)の調製
4-クロロピラゾロ[1,5-a]ピリジン-7-カルボニトリル(化合物E-1、1.0g、5.6mmol)、tert-ブチルシス-6-メチル-1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-カルボキシレート(化合物a-10,、1.6g、6.2mmol)、CsCO(5.5g、16.9mmol)およびRuphos Pd G2(875.0mg、1.1mmol)のジオキサン(20mL)中の混合物を90℃で16時間撹拌した。この反応物をフラッシュカラムによって濃縮および精製して、化合物E-2(2.0g)を淡黄色固体として得た。LCMS(M+H):397。
ステップ2:4-[(4R,9aS)-4-メチル-1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-7-カルボニトリル(中間体E)の調製
CO中のSFC(勾配:IPA中35%(0.1% NHO)。カラム:Daicel ChiralPak AD,250×20mm,5μm)の化合物E-2(2.0g)の分離により、化合物E-3(第2のピーク、0.9g)および化合物E-4(第1のピーク、0.9g)を淡黄色固体として得た。tert-ブチル(4R,9aR)-2-(7-シアノピラゾロ[1,5-a]ピリジン-4-イル)-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-8-カルボキシレート(化合物E-3、0.9g、2.3mmol)のEA(30mL)中1 M HCl中の溶液を室温で16時間攪拌し、次いで、反応物を濃縮して、中間体E(0.7g)を淡黄色固体として得た。LCMS(M+H):297.
中間体F
4-[(4R,9aS)-4-メチル-1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-3-フルオロ-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-7-カルボニトリル
Figure 2022527588000094
表題化合物は、以下のスキームに従って調製された。
Figure 2022527588000095
ステップ1:アミノ2,4,6-トリメチルベンゼンスルホネート(化合物F-5)の調製
1,4-ジオキサン(500mL)中の(1E)-N-(2,4,6-トリメチルフェニル)スルホニルオキシエタンイミド酸エチル(化合物F-4、200g、700mmol)の溶液に、過塩素酸(110mL)を0.5時間滴加し、0℃で1時間撹拌した。1000mLの氷水を添加し、混合物をフィルタにかけた。フィルタケークをEtOAc1.5Lに溶解し、NaSO上で乾燥させ、30分間撹拌した。有機層を濃縮して(温度を25℃未満に保つ)、粗生成物を得た。粗生成物を再結晶化して(石油/EtOAc=10/1)、化合物F-5(110g)を白色固体として得た。LCMS(M+H):216.
ステップ2:2-ブロモ-5-フルオロ-ピリジン-1-イウム-1-アミン2,4,6-トリメチルベンゼンスルホネート(化合物F-6)の調製
DCM(1800mL)中のアミノ2,4,6-トリメチルベンゼンスルホネート(化合物F-5、110g、511mmol)および2-ブロモ-5-フルオロピリジン(60g、341mmol)の溶液を10℃で18時間撹拌した。混合物を濃縮し、残渣をEtOAc中で再結晶化させ、化合物F-6(90g)を白色固体として得た。LCMS(M+H):191.
ステップ3:エチル7-ブロモ-4-フルオロ-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-3-カルボキシレート(化合物F-7)の調製
2-ブロモ-5-フルオロ-ピリジン-1-イウム-1-アミン、2,4,6-トリメチルベンゼンスルホネート(化合物F-6、90g、230mmol)、KCO(64g、460mmol)およびエチルプロピオレート(28mL、276mmol)のDMF(1300mL)中の溶液を10℃で18時間撹拌した。反応物を水で希釈し、EtOAcで抽出した。有機層をNaSO上で乾燥させて濃縮し、残渣をクロマトグラフィにより精製して、化合物F-7(11g,)を黄色固体として得た。LCMS(M+H):287.
ステップ4:7-ブロモ-4-フルオロ-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-3-カルボン酸(化合物F-8)の調製
EtOH(90.0mL)および水(70.0mL)中のエチル7-ブロモ-4-フルオロ-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-3-カルボキシレート(化合物F-7、5.2g、18.1mmol)、NaOH(2.1g、54.3mmol)の混合物を60℃で2時間撹拌した。反応混合物を濃縮し、次いで水で希釈した。反応懸濁液のpHを1 M HClで4に調整すると、灰色固体が沈殿し、これを濾過によって回収すると、化合物 F-8(4.0g)が灰色固体として得られた。LCMS(M+H):259.
ステップ5:7-ブロモ-3,4-ジフルオロ-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン(化合物F-9)の調製
1,2ージクロロエタン(60.0mL)および水(50.0mL)中の7-ブロモ-4-フルオロ-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-3-カルボン酸(化合物F-8、4.0g、15.4mmol)およびKF(3.6g、61.8mmol)の溶液にセレクトフルオル(10.9g、30.9mmol)を添加した。反応物を70℃で18時間撹拌し、次いで、水でクエンチし、DCMで2回抽出した。合わせた有機層をNaSO上で乾燥させ、濃縮して、粗化合物F-9(2.8g)を灰色固体として得た。LCMS(M+H):233.
ステップ6:3,4-ジフルオロピラゾロ[1,5-a]ピリジン-7-カルボニトリル(化合物F-10)の調製
DMF(70.0mL)中の7-ブロモ-3,4-ジフルオロ-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン(化合物 F-9、2.8g、12.0mmol)およびシアン化亜鉛(5.6g、48.0mmol)の溶液に、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(1.4g、1.2mmol)をN雰囲気下、120℃で18時間添加した。混合物を水でクエンチし、EtOAcで2回抽出した。合わせた有機層を乾燥させ、濃縮し、残渣をカラムクロマトグラフィにより精製して、化合物F-10(810.0mg)を白色固体として得た。LCMS(M+H):180。
H NMR(400MHz,クロロホルム-d)δppm:8.00(d,J=3.6Hz,1H)、7.31(dd,J=4.7,8.0Hz,1H)、6.83(t,J=8.4Hz,1H)。
ステップ7:tert-ブチル(4R,9aR)-2-(7-シアノピラゾロ[1,5-a]ピリジン-4-イル)-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-8-カルボキシレート(化合物F-11)の調製
3,4-ジフルオロピラゾロ[1,5-a]ピリジン-7-カルボニトリル(化合物F-10、250mg、1.4mmol)、tert-ブチル(6R,9aR)-6-メチルオクタヒドロ-2H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-カルボキシレート(化合物F-3、392mg、1.5mmol)およびDIPEA(731μL、4.2mmol)のDMSO(10.0mL)中の混合物を、120℃で16時間撹拌した。次に、溶液をEAで希釈し、水およびブラインで洗浄した。有機層を、乾燥させ、濃縮して、黄色油状物として粗生成物化合物F-11(0.5g)を得た。LCMS(M+H):415.
ステップ8:4-[(4R,9aS)-4-メチル-1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-3-フルオロ-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-7-カルボニトリル(中間体F)の調製
tert-ブチル(4R,9aR)-2-(7-シアノピラゾロ[1,5-a]ピリジン-4-イル)-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-8-カルボキシレート(化合物F-11、0.5g、1.2mmol)のEA(20.0mL)中1 M HCl中の混合物を室温で16時間攪拌し、次いで、反応物を濃縮して、中間体F(400mg)を黄色固体として得た。
化合物F-3は、以下のスキームに従って調製した:
Figure 2022527588000096
CO中のSFC(勾配:EtOH中10%(0.1% NHO)。カラム:Daicel ChiralPak AD、250×20 mm、5μm)の化合物A-9-シス(5.0 g)の分離により、化合物F-1(第2のピーク、2.2 g)および化合物F-2(第1のピーク、2.2 g)を淡黄色油状物として得た。tert--ブチル(4R,9aR)-2-ベンジル-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-8-カルボキシレート(化合物 F-1、2.2g、6.4mmol)およびPd(OH)/C(0.9g)のTHF(50.0mL)中の混合物を、H 下、50℃で6時間撹拌した。混合物をフィルタにかけ、濾液を濃縮して、化合物F-3(1.5)を黒色油状物として得た。LCMS(M+H):256.化合物 F-3の立体化学は、その誘導体(化合物 P)によって確認された。
中間体G
5-[(4R,9aS)-4-メチル-1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000097
表題化合物は、以下のスキームに従って調製された。
Figure 2022527588000098
ステップ1:N-(2-ブロモ-5-フルオロ-フェニル)-3,3-ジメトキシ-プロパンアミド(化合物G-2)の調製
THF(150mL)中の2-ブロモ-5-フルオロアニリン(50g、263mmol)およびメチル3,3-ジメトキシプロピオネート(45mL、316mmol)の溶液に、THF(394mL、394mmol)中のNaHMDSを0℃で滴加した。混合物をその温度で10分間撹拌し、次いでそれを15℃に加温し、18時間撹拌した。反応物をNHClの飽和水溶液でクエンチし、約300mLに濃縮した。溶液を水で希釈し、EtOAcで抽出した。有機層をNaSOで乾燥させ、フィルタにかけ、濃縮して、化合物 G-2(100g)を褐色油状物として得た。LCMS(M+H):306.
ステップ2:8-ブロモ-5-フルオロ-1H-キノリン-2-オン(化合物G-3)の調製
DCM(500mL)中のN-(2-ブロモ-5-フルオロ-フェニル)-3,3-ジメトキシ-プロパンアミド(化合物G-2、100g、238mmol)の溶液を、0℃で濃硫酸(300mL)に添加した。混合物を15℃で2時間撹拌した後、2000mLの氷水にゆっくり注ぎ、黄色沈殿が現れた。混合物をフィルタにかけ、湿潤ケークを、500mLの水、200mLのイソプロピルアルコールおよび300mLのPEで洗浄した。この固形物を乾燥させて、化合物G-3(50g)を黄色固体として得た。LCMS(M+H):242.
ステップ3:5-フルオロ-2-オキソ-1H-キノリン-8-カルボニトリル(化合物G-4)の調製
DMF中の8-ブロモ-5-フルオロ-1H-キノリン-2-オン(化合物G-3、50g、206mmol)、シアン化亜鉛(4820mg、412mmol)、Pd(PPh(2428mg、21mmol)の溶液を、120℃で5時間撹拌した。反応混合物を水でクエンチし、DCMで抽出した。有機層を乾燥させ、濃縮して粗生成物を得、これをフラッシュカラムにより精製して、化合物G-4(29g)を黄色固体として得た。LCMS(M+H):189.
ステップ4:(8-シアノ-5-フルオロ-2-キノリル)トリフルオロメタンスルホネート(化合物G-5)の調製
DCM中の5-フルオロ-2-オキソ-1H-キノリン-8-カルボニトリル(化合物 G-4、17g、90mmol)および2,6-ジメチルピリジン(39g、361mmol)の溶液にトリフルオロメタンスルホン酸無水物(51g、181mmol)を0℃で滴加した。混合物を0℃で1時間撹拌し、次いで反応物を水で希釈し、DCMで抽出した。有機層を乾燥させ、濃縮した。残渣をフラッシュカラムによって精製して、化合物G-5(23.0g)を黄色固体として得た。LCMS(M+H):321.
ステップ5:2-ジュウテリオ-5-フルオロ-キノリン-8-カルボニトリル(化合物G-6)の調製
THF(230mL)および重水(100mL)中の(8-シアノ-5-フルオロ-2-キノリル)トリフルオロメタンスルホネート(化合物G-5、23g、72mmol)の溶液に炭酸カリウム(20g、144mmol)およびPd/C(6g)を添加した。混合物を、重水素雰囲気下(バルーン)で40℃にて5時間撹拌した。この混合物をフィルタにかけ、濾液を濃縮し、フラッシュカラムによって精製して、化合物G-6(11g)を淡黄色固体として得た。LCMS(M+H):174.
ステップ6-7:5-[(4R,9aS)-4-メチル-1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル(中間体G)の調製
表題化合物を、中間体Fの調製と同様に、3,4-ジフルオロピラゾロ[1,5-a]ピリジン-7-カルボニトリル(化合物F-10)の代わりに、2-ジュウテリオ-5-フルオロ-キノリン-8-カルボニトリル(化合物G-6)を使用することによって調製した。中間体G(400mg)を黄色固体として得た。LCMS(M+H):309.
中間体K
5-[(4S,9aS:)-4-メチル-1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000099
表題化合物は、以下のスキームに従って調製された。
Figure 2022527588000100
ステップ1:tert-ブチル(6S,9aR)-6-メチル-1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-カルボキシレート(化合物K-3)の調製
CO中SFC(勾配:MeOH中8%(0.1% NH 3・HO)。カラム:Daicel ChiralPak AD、250×50 mm、10μm)の化合物A-9-トランス(7.0 g)分離により、化合物K-1(第1のピーク、3.4 g)および化合物 K-2(第2のピーク、2.7 g)を淡黄色油状物として得た。
THF中の tert-ブチル(4S,9aR)-2-ベンジル-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-8-カルボキシレート(化合物 K-1、3.4g、9.8mmol)およびPd(OH)/C(0.8g)の混合物を、H 下、50℃で2時間撹拌した。混合物をフィルタにかけ、濾液を濃縮して、化合物K-3(2.5g)を黒色油状物として得た、LCMS(M+H):256。K-3の立体化学は、その誘導体(化合物N)によって確認された。
ステップ2:5-[(4S,9aS)-4-メチル-1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル(中間体K)の調製
表題化合物を、中間体Gの調製と同様に、tert-ブチル(6R,9aR)-6-メチル-1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-カルボキシレート(化合物F-3)の代わりにtert-ブチル(6S,9aR)-6-メチル-1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-カルボキシレート(化合物K-3)を使用して、調製した。中間体K(700mg)を黄色固体として得た。LCMS(M+H):309.
中間体L
4-[(4R,9aS)-4-メチル-1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-1-メチル-1,8-ナフチリジン-2-オン
Figure 2022527588000101
表題化合物は、以下のスキームに従って調製された。
Figure 2022527588000102
ステップ1:2-(メチルアミノ)ピリジン-3-カルボン酸(化合物L-2)の調製
2-クロロニコチン酸(化合物L-1、1.0kg、6347mmol)をエタノール中の33%モノメチルアミン(386349mmol)溶液に溶解した。反応混合物を80℃で80時間、オートクレーブ中で撹拌した。反応混合物を真空中で濃縮して、化合物L-2(1.4kg、粗製)を得た。LCMS(M+H):153.
ステップ2:(1-メチル-2-オキソ-1,8-ナフチリジン-4-イル)アセテート(化合物L-3)の調製
無水酢酸(10.0L、105789mmol)および酢酸(5.0L)中の2-(メチルアミノ)ピリジン-3-カルボン酸(化合物L-2、1.4kg、粗)の溶液を2時間加熱還流した。反応混合物を真空中で濃縮して、化合物L-3(1.8kg、粗製)を得た。LCMS(M+H):219.
ステップ3:4-ヒドロキシ-1-メチル-1,8-ナフチリジン-2-オン(化合物L-4)の調製
(1-メチル-2-オキソ-1,8-ナフチリジン-4-イル)アセテート(化合物 L-3、1.8kg、粗)のメタノール(12.0L)中溶液に、炭酸カリウム(1.9kg、13748mmol)の水(3.6L)中溶液を添加した。混合物を25℃で2時間撹拌した。次いで混合物を減圧下で濃縮し、MeOHを除去した。残渣をHCl溶液(6N)でpH=4-5に酸性化し、EA(1500mL)で3回抽出した。合わせた有機層を飽和ブライン(1500mL)で洗浄しNaSO上で乾燥させ、真空中で濃縮して、化合物L-4(450g、収率40.2%)を得た。LCMS(M+H):177、 H NMR(400MHz、DMSO-d)δppm 11.68(s,1 H)、8.63(dd,J=4.60,1.8Hz,1H)、8.22(dd,J=7.8,1.80Hz,1H)、7.27(dd,J=7.8,4.6Hz,1H)、5.93(s,1H)、3.59(s,3H)。
ステップ4:4-クロロ-1-メチル-1,8-ナフチリジン-2-オン(化合物L-5)の調製
4-ヒドロキシ-1-メチル-1,8-ナフチリジン-2-オン(化合物L-4、150.0g、850mmol)のオキシ塩化リン(300mL)溶液を100℃で2時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮して、オキシ塩化リンを除去した。残渣を室温で飽和NaHCO水溶液を添加してpH=7-8に中和し、混合物をDCM(1000mL)で2回抽出した。合わせた有機層を飽和ブライン(500mL)で洗浄し、NaSO上で乾燥させ、真空中で濃縮して粗生成物を得、これをシリカゲルクロマトグラフィ(PE/EtOAc=1:0~7:1)によって精製して、化合物L-5(39g、収率24%)を得た。LCMS(M+H):195、 H NMR(400MHz、DMSO-d)δ ppm 8.75(dd,J=4.6,1.6Hz,1H),8.32(dd,J=7.9,1.7Hz,1H),7.44(dd,J=8.0,4.6Hz,1H),7.03(s,1H),3.66(s,3H)。
ステップ5-6:4-[(4R,9aS)-4-メチル-1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-1-メチル-1,8-ナフチリジン-2-オン(中間体L)の調製
表題化合物を、中間体Fの調製と同様に、3,4-ジフルオロピラゾロ[1,5-a]-7-カルボニトリル(化合物F-10)の代わりに、4-クロロ-1-メチル-1,8-ナフチリジン-2-オン(化合物L-5)を使用することによって調製した。中間体L(1.8g)を黄色固体として得た。LCMS(M+H):314.
中間体M
4-[(4S,9aS)-4-メチル-1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-1-メチル-1,8-ナフチリジン-2-オン
Figure 2022527588000103
表題化合物を、中間体Fの調製と同様に、3,4-ジフルオロピラゾロ[1,5-a]ピリジン-7-カルボニトリル(化合物F-10)の代わりに4-クロロ-1-メチル-1,8-ナフチリジン-2-オンを使用し、tert-ブチル(6R,9aR)-6-メチル-1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-カルボキシレート(化合物F-3)の代わりにtert-ブチル(6S,9aR)-6-メチル-1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-カルボキシレート(化合物K-3)を使用して、調製した。中間体M(1.7g)を黄色固体として得た。LCMS(M+H):314.
化合物N
(4S,9aR)-4-メチル-2-(1-メチル-2-オキソ-1,8-ナフチリジン-4-イル)-N-(3,4,5ートリフルオロフェニル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-8-カルボキサミド
Figure 2022527588000104
4-[(4S,9aS)-4-メチル-1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-1-メチル-1,8-ナフチリジン-2-オン(中間体M、200mg、638μmol)、フェニルN-(3,4,5トリフルオロフェニル)カルバメート(171mg、638μmol)およびDIPEA(412mg、3.2mmol)のDMF(5mL)中の混合物を60℃で一晩撹拌し、次いで、反応物をEAで希釈し、水およびブラインで洗浄し、有機層を乾燥させ、濃縮し、残渣をシリカゲルによって精製して、化合物Nを黄色固体、250mgとして得た。LCMS(M+H):487.
化合物P
(4R,9aR)-2-(8-シアノ-2-ジュウテリオ-5-キノリル)-4-メチル-N-(3,4,5トリフルオロフェニル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-8-カルボキサミド
Figure 2022527588000105
5-[(4R,9aS)-4-メチル-1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル(中間体G、100mg、324μmol)、フェニル(3,4,5トリフルオロフェニル)カルバメート(86.6mg、324μmol)およびDIPEA(170μl、973μmol)のDMF(5mL)中の混合物を50℃で2時間撹拌した。次いで、反応物をEAで希釈し、水およびブラインで洗浄し、有機層を乾燥させ、濃縮し、残渣をシリカゲルによって精製して、化合物Pを淡黄色固体として得た(100mg)。LCMS(M+H):482.
実施例1
5-[シス-4-メチル-8-(1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-7-イルメチル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000106
表題化合物は、以下のスキームに従って調製された。
Figure 2022527588000107
ステップ1:tert-ブチル7-(ブロモメチル)-3,4-ジヒドロ-1H-イソキノリン-2-カルボキシレート(化合物1b)の調製
tert-ブチル7-(ヒドロキシメチル)-3,4-ジヒドロ-1H-イソキノリン-2-カルボキシレート(化合物1a、1.35g、5.13mmol)のDCM(30mL)中の溶液に、四臭化炭素(2.55g、7.69mmol)を0℃で添加した。次いで、トリフェニルホスフィン(2.02g、7.69mmol)のDCM(5mL)中の溶液を0℃で滴加し、得られた混合物を25℃で30分間撹拌した。濾液を濃縮し、残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィによって精製し、化合物1b(1.20g)を淡黄色固体として得た。LCMS(M-56+H):270、LCMS(M-56+2+H):272。
ステップ2:tert-ブチル7-[[シス-2-(8-シアノ-5-キノリル)-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-8-イル]メチル]-3,4-ジヒドロ-1H-イソキノリン-2-カルボキシレート(化合物1c)の調製
5-[シス-4-メチル-1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル(中間体A、30mg、98μmol)、tert-ブチル7-(ブロモメチル)-3、4-ジヒドロ-1H-イソキノリン-2-カルボキシレート(化合物1b、38mg、117μmol)および重炭酸ナトリウム(25mg、293μmol)のDMF(2mL)中の混合物を、100℃で16時間撹拌した。次いで、反応物をフィルタにかけ、濾液をHPLCによって精製し、化合物1cを淡黄色固体(30mg)として得られた、LCMS(M+H):553。
ステップ3:5-[シス-4-メチル-8-(1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-7-イルメチル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル(実施例1)の調製
tert-ブチル7-[[シス-2-(8-シアノ-5-キノリル)-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-8-イル]メチル]-3,4-ジヒドロ-1H-イソキノリン-2-カルボキシレート(化合物1c、30mg、54μmol)のEA(5mL)中1 M HCl中の混合物を室温で16時間攪拌し、次いで、反応物を濃縮して、実施例1を淡黄色固体として得た(26mg)。LCMS(M+H):453,H NMR(400MHz、メタノール-d4)δppm:8.99(dd,J=1.5,4.6Hz,1H),8.81(dd,J=1.4,8.6Hz,1H),8.21(d,J=8.1Hz,1H),7.74(dd,J=4.5,8.6Hz,1H),7.55-7.41(m,2H),7.38(d,J=8.1Hz,1H),7.30(d,J=7.9Hz,1H),4.55-4.38(m,2H),4.37-4.25(m,3H),4.17-4.03(m,1H),3.87-3.53(m,8H),3.44-3.32(m,4H),3.07(t,J=6.2Hz,2H),1.54-1.36(m,3H)。
実施例2
5-[シス-4-メチル-8-(1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-5-イル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000108
表題化合物は、以下のスキームに従って調製された。
Figure 2022527588000109
ステップ1:tert-ブチル5-[シス-2-(8-シアノ-5-キノリル)-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-8-イル]-3,4-ジヒドロ-1H-イソキノリン-2-カルボキシレート(化合物2b)の調製
5-[シス-4-メチル-1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル(中間体A、30mg、98μmol)、tert-ブチル5-ブロモ-3,4-ジヒドロ-1H-イソキノリン-2-カルボキシレート(化合物2a、46mg、146μmol)、RuPhos Pd G2(8mg、10μmol)およびCsCO(95mg、293μmol)のジオキサン(5mL)中の混合物に、Nを装入し、次いで、混合物を100℃に一晩加熱した。冷却した後、固体をフィルタにかけ、EA(10mL)で洗浄した。濾液を濃縮し、残渣を分取HPLCによって精製し、化合物2bを淡黄色固体(25mg)として得た、LCMS(M+H):539。
ステップ2:5-[シス-4-メチル-8-(1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-5-イル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル(実施例2)の調製
EA(5mL)中1 M HCl中のtert-ブチル5-[シス-2-(8-シアノ-5-キノリル)-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-8-イル]-3,4-ジヒドロ-1H-イソキノリン-2-カルボキシレート(化合物2b、25mg、46μmol)の混合物を室温で16時間攪拌し、次いで、反応物を濃縮して、実施例2を淡赤色固体として得た(19mg)。LCMS(M+H):439, H NMR(400MHz、メタノール-d4)δppm:9.11(dd,J=1.1,4.4Hz,1H),8.96(d,J=7.5Hz,1H),8.32(d,J=8.1Hz,1H),7.86(dd,J=4.6,8.5Hz,1H),7.50(d,J=8.1Hz,1H),7.40-7.31(m,1H),7.26(d,J=7.8Hz,1H),7.10(d,J=7.7Hz,1H),4.40(s,2H),4.19(brt,J=10.2Hz,1H),4.09-3.97(m,2H),3.87-3.72(m,2H),3.63-3.37(m,8H),3.30-3.13(m,3H),1.58(d,J=6.5Hz,3H)。
実施例3
5-[シス-4-メチル-8-[(2-ピペラジン-1-イル-4-ピリジル)メチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000110
表題化合物は、以下のスキームに従って調製された。
Figure 2022527588000111
ステップ1:5-[シス-8-[(2-ブロモ-4ーピリジル)メチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル(化合物3b)の調製
MeCN(5mL)中の2-ブロモ-4-(ブロモメチル)ピリジン(化合物3a、49mg、195μmol)、5-(4-メチルオクタヒドロ-2H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル)キノリン-8-カルボニトリル(中間体A、30mg、98μmol)およびKCO(41mg、293μmol)の混合物を室温で16時間撹拌した。次いで、反応混合物を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムにより精製して、化合物3bを淡黄色泡状物(30mg)として得た。LCMS(M+H):477,LCMS(M+2+H):479。
ステップ2:tert-ブチル4-[4-[[cis-2-(8-シアノ-5-キノリル)-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-8-イル]メチル]-2-ピリジル]ピペラジン-1-カルボキシレート(化合物3c)の調製
5-[シス-8-[(2-ブロモ-4-ピリジル)メチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル(化合物3b、30mg、63μmol)、tert-ブチルピペラジン-1-カルボキシレート(59mg、314μmol)、CsCO(61mg、189μmol)およびRuPhos Pd G2(9mg、13μmol)のジオキサン(5mL)中の混合物を100℃で16時間撹拌した。次いで、反応混合物を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムによって精製して、化合物3cを淡黄色泡状物(20mg)として得た。LCMS(M+H):583.
ステップ3:5-[シス-4-メチル-8-[(2-ピペラジン-1-イル-4-ピリジル)メチル]--3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル(化合物3c)の調製
EA(5mL)中の1 M HCl中のtert-ブチル4-[4-[[シス-2-(8-シアノ-5-キノリル)-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-8-イル]メチル]-2-ピリジル]ピペラジン-1-カルボキシレート(化合物3c、20mg、34μmol)の混合物を室温で16時間撹拌した。この反応混合物を濃縮した後、残渣をNaOH(1M、5mL)中に溶解し、DCM(10mL)で抽出した。有機層を乾燥させて濃縮し、残渣を凍結乾燥させて、実施例3を淡黄色粉末として得た(10mg)。LCMS(M+H):483,H NMR(400MHz,メタノール-d4)δ ppm:8.96(dd,J=1.7,4.3Hz,1H),8.60(dd,J=1.7,8.6Hz,1H),8.12(d,J=8.1Hz,1H),8.04(d,J=5.1Hz,1H),7.62(dd,J=4.3,8.6Hz,1H),7.21(d,J=8.1Hz,1H),6.82(s,1H),6.73(d,J=5.3Hz,1H),3.54-3.44(m,6H),3.40(br d,J=11.0Hz,1H),3.33-3.22(m,2H),3.00-2.89(m,5H),2.84-2.70(m,5H),2.37-2.22(m,2H),2.09-1.92(m,1H),1.15(d,J=5.7Hz,3H)。
実施例4
5-[シス-8-イソインドリン-4-イル-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000112
表題化合物は、以下のスキームに従って調製された。
Figure 2022527588000113
実施例4は、実施例2の調製と同様に、化合物2aの代わりに化合物4aを使用して調製した。実施例4を淡褐色固体として得た(26mg)。LCMS(M+H):425,H NMR(400MHz,メタノール-d4)δ ppm:9.03(dd,J=1.7,4.2Hz,1H),8.74(dd,J=1.7,8.6Hz,1H),8.23(d,J=7.9Hz,1H),7.72(dd,J=4.3,8.6Hz,1H),7.51-7.34(m,2H),7.19(dd,J=7.6,16.0Hz,2H),4.70(s,2H),4.64(s,2H),4.21-3.89(m,3H),3.85-3.71(m,2H),3.62-3.37(m,4H),3.25-3.10(m,2H),1.54(d,J=6.6Hz,3H)。
実施例5
5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-(1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-7-イルメチル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000114
実施例5を、実施例1の調製と同様に、中間体Aの代わりに中間体Cを使用することによって調製した。実施例5を橙色固体として得た(113mg)。LCMS(M+H):453,H NMR(400MHz,メタノール-d4)δ ppm:9.09(dd,J=1.5,4.5Hz,1H),8.88(dd,J=1.6,8.6Hz,1H),8.30(d,J=8.1Hz,1H),7.83(dd,J=4.5,8.6Hz,1H),7.65-7.53(m,2H),7.48(d,J=8.1Hz,1H),7.42(d,J=7.9Hz,1H),4.63-4.48(m,2H),4.48-4.36(m,3H),4.22(br d,J=13.1Hz,1H),3.98-3.60(m,8H),3.58-3.39(m,4H),3.19(t,J=6.3Hz,2H),1.56(d,J=6.4Hz,3H)。
実施例6
5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-(5,6,7,8-テトラヒドロ-1,6-ナフチリジン-3-イルメチル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000115
表題化合物は、以下のスキームに従って調製された。
Figure 2022527588000116
ステップ1:O6-tert--ブチルO3-メチル7,8-ジヒドロ-5H-1,6-ナフチリジン-3,6-ジカルボキシレート(化合物6b)の調製
tert-ブチル3-ブロモ-7,8-ジヒドロ-5H-1,6-ナフチリジン-6-カルボキシレート(化合物6a、3.2g、10.2mmol)のメタノール(50.0mL)中の溶液に、1,3-ビス(ジフェニルホスフィノ)プロパン(1.7g、4.1mmol)、トリエチルアミン(7.1mL、51.1mmol)および酢酸パラジウム(II)(0.9mg、4.0mmol)を添加した。混合物を窒素で3回パージした。次いで、反応混合物を一酸化炭素(2280mmHg)下、100℃で16時間撹拌した。反応混合物をフィルタにかけ、濾液を減圧下で濃縮した。残渣をクロマトグラフィカラムにより精製し、化合物6b(2.6g)を淡黄色固体として得た。LCMS(M+H):293.
ステップ2:tert-ブチル3-(ヒドロキシメチル)-7,8-ジヒドロ-5H-1,6-ナフチリジン-6-カルボキシレート(化合物6c)の調製
O6-tert-ブチルO3-メチル7,8-ジヒドロ-5H-1,6-ナフチリジン-3,6-ジカルボキシレート(化合物6b、2.5g、8.5mmol)のDCM(30.0mL)中の溶液に、0℃でDIBAL-H(17.0mL、17.0mmol)を添加した。次いで、反応混合物を0℃で2時間撹拌した。反応混合物を飽和酒石酸カリウムナトリウム水溶液でクエンチし、DCMで抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、乾燥させて濃縮した。残渣をクロマトグラフィカラムにより精製して、化合物6c(1.1g)を黄色固体として得た。LCMS(M+H):265,H NMR(400MHz、クロロホルム-d)δppm:8.38(s,1H),7.46(s,1H),5.30(s,1H),4.71(s,2H),4.60(s,2H),3.75(t,J=5.9Hz,2H),2.99(br t,J=5.7Hz,2H),1.50(s,9H)。
ステップ3:tert-ブチル3-(メチルスルホニルオキシメチル)-7,8-ジヒドロ-5H-1,6-ナフチリジン-6-カルボキシレート(化合物6d)の調製
DCM(10mL)中のtert-ブチル3-(ヒドロキシメチル)-7,8-ジヒドロ-5H-1,6-ナフチリジン-6-カルボキシレート(化合物6c、200mg、757μmol)、DIPEA(396μl、2270μmol)およびメタンスルホン酸無水物(264mg、1510μmol)の混合物を室温で16時間撹拌した。次いで、反応物をDCMで希釈し、水、KCO(水中1 N)およびブラインで洗浄し、有機層を乾燥させ、濃縮して、化合物6dを淡黄色油状物として得た(200mg)。LCMS(M+H):343.
ステップ4:tert-ブチル3-[[(4R,9aS)-2-(8-シアノ-5-キノリル)-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-8-イル]メチル]-7,8-ジヒドロ-5H-1,6-ナフチリジン-6-カルボキシレート(化合物6e)の調製
tert-ブチル3-(メチルスルホニルオキシメチル)-7,8-ジヒドロ-5H-1,6-ナフチリジン-6-カルボキシレート(化合物6d、111mg、325μmol)、5-[(4R,9aS)-4-メチル-1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル(中間体C、50mg、163μmol)およびKCO(67mg、488μmol)のMeCN(5mL)中の混合物を室温で16時間撹拌した。次いで、反応物を濃縮し、残渣を分取HPLCによって精製し、化合物6eを淡黄色固体として得た(15mg)。LCMS(M+H):554.
ステップ5:5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-(5,6,7,8-テトラヒドロ-1,6-ナフチリジン-3-イルメチル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル(実施例6)の調製
tert-ブチル3-[[(4R,9aS)-2-(8-シアノ-5-キノリル)-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-8-イル]メチル]-7,8-ジヒドロ-5 H-1,6-ナフチリジン-6-カルボキシレート(化合物6e、15mg、27μmol)のEA(2mL)中1 M HCl中の混合物を室温で16時間撹拌した。次いで、反応物を濃縮して、実施例6を橙色固体として得た(15mg)。LCMS(M+H):454.H NMR(400MHz,メタノール-d4)δppm:9.08(d,J=3.8Hz,1H),8.94-8.83(m,2H),8.55(s,1H),8.28(d,J=7.9Hz,1H),7.82(dd,J=4.4,8.4Hz,1H),7.45(d,J=8.1Hz,1H),4.68(s,2H),4.21-3.95(m,4H),3.94-3.86(m,1H),3.80-3.65(m,4H),3.54-3.46(m,2H),3.45-3.35(m,5H),3.13-3.00(m,1H),2.86-2.75(m,1H),1.54(d,J=6.5Hz,3H)。
実施例7
5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-[2-(4-ピペラジン-1-イルフェニル)エチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
Figure 2022527588000117
表題化合物は、以下のスキームに従って調製された。
Figure 2022527588000118
ステップ1:5-[(4R,9aS)-8-[2-(4-ブロモフェニル)エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル(化合物7b);
1-ブロモ-4-(2-ブロモエチル)ベンゼン(化合物7a、51.5mg、195μmol)、5-[(4R,9aS)-4-メチル-1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル(中間体C、40mg、130μmol)およびKCO(54mg、390μmol)のMeCN(3mL)中の混合物を80℃で16時間撹拌した。次いで、反応混合物をフィルタにかけ、濃縮して、化合物7bを淡黄色固体(60mg)として得た、LCMS(M+H):491。
ステップ2:5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-[2-(4-ピペラジン-1-イルフェニル)エチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル(実施例7)の調製;
実施例7を、実施例3の調製と同様に、化合物3bの代わりに5-[(4R,9aS)-8-[2-(4-ブロモフェニル)エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル(化合物7b)を使用することによって調製した。実施例7を橙色固体として得た(58mg)。LCMS(M+H):496,H NMR(400MHz,メタノール-d4)δppm:9.12(dd,J=1.5,4.6Hz,1H),8.96(dd,J=1.6,8.6Hz,1H),8.34(d,J=8.1Hz,1H),7.88(dd,J=4.5,8.6Hz,1H),7.52(d,J=8.1Hz,1H),7.31(d,J=8.6Hz,2H),7.08(d,J=8.7Hz,2H),4.48-4.36(m,1H),4.26(br d,J=13.2Hz,1H),4.14-3.94(m,3H),3.88-3.75(m,3H),3.72-3.62(m,2H),3.59-3.48(m,4H),3.48-3.38(m,8H),3.22-3.09(m,2H),1.58(d,J=6.4Hz,3H)。
実施例8
5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-[(6-ピペラジン-1-イル-3-ピリジル)メチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000119
実施例8を、実施例3の調製と同様に、中間体Aの代わりに中間体Cおよび化合物3aの代わりに2-ブロモ-5-(ブロモメチル)ピリジンを使用することによって調製した。実施例8を橙色固体として得た(17mg)。LCMS(M+H):483,H NMR(400MHz,メタノール-d4)δ ppm:9.09(dd,J=1.4,4.5Hz,1H),8.87(dd,J=1.5,8.6Hz,1H),8.37-8.24(m,3H),7.82(dd,J=4.5,8.6Hz,1H),7.49(dd,J=8.7,14.3Hz,2H),4.43-4.11(m,4H),4.09-4.03(m,4H),3.99-3.86(m,1H),3.80-3.66(m,4H),3.58-3.47(m,6H),3.45-3.38(m,3H),1.55(d,J=6.48Hz,3H)。
実施例9
5-[(4R,9aS)-8-イソインドリン-4-イル-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000120
実施例9を、実施例2 の調製と同様に、中間体A の代わりに中間体Cおよび化合物2aの代わりに化合物4aを使用することによって調製した。実施例9を橙色固体として得た(65mg)。LCMS(M+H):425,H NMR(400MHz,メタノール-d4)δ ppm:9.08(dd,J=1.6,4.4Hz,1H),8.84(dd,J=1.6,8.6Hz,1H),8.28(d,J=8.1Hz,1H),7.78(dd,J=4.4,8.6Hz,1H),7.54-7.40(m,2H),7.21(dd,J=7.8,14.4Hz,2H),4.73(s,2H),4.66(s,2H),4.16(br t,J=10.9Hz,1H),4.10-3.96(m,2H),3.86-3.74(m,2H),3.62-3.53(m,2H),3.51-3.37(m,4H),3.28-3.19(m,1H),1.58(d,J=6.48Hz,3H)。
実施例10
5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-(1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-6-イルメチル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000121
実施例10を、実施例1の調製と同様に、中間体Aの代わりに中間体Cを用い、化合物1bの代わりにtert-ブチル6-(ブロモメチル)-3,4-ジヒドロ-1Hイソキノリン-2-カルボキシレートを用いて調製した。実施例10を淡黄色固体として得た(46mg)。LCMS(M+H):453,H NMR(400MHz,メタノール-d4)δ ppm:9.07(dd,J=1.6,4.4Hz,1H),8.81(dd,J=1.6,8.7Hz,1H),8.27(d,J=7.9Hz,1H),7.78(dd,J=4.4,8.6Hz,1H),7.60-7.55(m,2H),7.44(d,J=7.9Hz,1H),7.38(d,J=7.8Hz,1H),4.59-4.46(m,2H),4.43(s,2H),4.36-4.26(m,1H),4.17(br d,J=13.3Hz,1H),3.94-3.67(m,6H),3.65-3.48(m,4H),3.44-3.35(m,2H),3.26-3.17(m,2H),1.53(d,J=6.4Hz,3H)。
実施例11
5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-[2-(6-ピペラジン-1-イル-3-ピリジル)エチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000122
表題化合物は、以下のスキームに従って調製された。
Figure 2022527588000123
ステップ1:2-(6-クロロ-3-ピリジル)エタノール(化合物11b)の調製
ボランテトラヒドロフラン錯体(47mL、47mmol)中の2-(6-クロロピリジン-3-イル)酢酸(化合物11a、4g、23mmol)の混合物を室温で1時間撹拌した。反応物をMeOHでクエンチした後、混合物を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムによって精製し、化合物11bを無色油状物として得た(4g)、LCMS(M+H):158。
ステップ2:2-(6-クロロ-3-ピリジル)エチルメタンスルホネート(化合物11c)の調製
DCM(50.0mL)中の2-(6-クロロ-3-ピリジル)エタノール(化合物11b、4.0g、25.4mmol)およびDIPEA(13.3ml、76.1mmol)の混合物に、メタンスルホン酸無水物(6.6g、38.1mmol)を室温でゆっくり添加した。反応混合物を室温で15分間撹拌した後、NaHCOで希釈し、EtOAcで抽出した。有機層を乾燥させて濃縮し、化合物11cを淡褐色油状物として得た(5.0g)、LCMS(M+H):236。
ステップ3:5-[(4R,9aS)-8-[2-(6-クロロ-3-ピリジル)エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル(化合物11d)
2-(6-クロロ-3-ピリジル)エチルメタンスルホネート(化合物11c、173mg、732μmol)、5-[(4R,9aS)-4-メチル-1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル(中間体C、150mg、488μmol)および炭酸カリウム(202mg、1460μmol、)のMeCN(10mL)中の混合物を80℃で16時間撹拌した。次いで、反応物を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムによって精製して、化合物11dを淡黄色固体として得た(150mg)、LCMS(M+H):447。
ステップ4:5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-[2-[6-(4-メチルピペラジン-1-イル)-3-ピリジル]エチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル(化合物11e)の調製
5-[(4R,9aS)-8-[2-(6-クロロ-3-ピリジル)エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル(化合物11d、60mg、134μmol)、tert-ブチルピペラジン-1-カルボキシレート(38mg、201μmol)、炭酸セシウム(131mg、403μmol)およびRuPhos Pd G2(19mg、27μmol)のジオキサン(5mL)中の混合物を110℃で16時間撹拌した。次いで、反応物を濃縮し、残渣を分取HPLCによって精製し、化合物11eを淡黄色粉末として得た(35mg)、LCMS(M+H):597。
ステップ5:5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-[2-(6-ピペラジン-1-イル-3-ピリジル)エチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル(実施例11)の調製
5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-[2-[6-(4-メチルピペラジン-1-イル)-3-ピリジル]エチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル(化合物11e、35mg、59μmol)のEA(5mL)中の1 M HCl中の混合物を室温で16時間撹拌した。次いで、反応物を濃縮し、残渣を凍結乾燥させて、実施例11を橙色固体として得た(32mg)。LCMS(M+H):497。H NMR(400MHz,メタノール-d4)δppm:9.08(dd,J=1.6,4.3Hz,1H),8.83(dd,J=1.6,8.6Hz,1H),8.28(d,J=7.9Hz,1H),8.24-8.11(m,2H),7.80(dd,J=4.4,8.7Hz,1H),7.52(d,J=9.4Hz,1H),7.46(d,J=7.9Hz,1H),4.38-4.24(m,1H),4.23-4.12(m,1H),4.07-3.95(m,6H),3.92-3.81(m,1H),3.78-3.63(m,3H),3.63-3.47(m,8H),3.47-3.38(m,2H),3.27-3.19(m,2H),1.54(d,J=6.5Hz,3H)。
実施例12
5-[(4R,9aS)-8-[2-[6-[(3R,4R)-3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル]-3-ピリジル]エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
Figure 2022527588000124
実施例12を、実施例11の調製と同様に、tert-ブチルピペラジン-1-カルボキシレートの代わりにtert-ブチルN-[(3R,4R)-4-メトキシピロリジン-3-イル]カルバメートを使用して調製した。実施例12を橙色固体として得た(34 mg)。LCMS(M+H):527,H NMR(400MHz,メタノール-d4)δ ppm:9.08(dd,J=1.6,4.4Hz,1H),8.82(dd,J=1.6,8.6Hz,1H),8.28(d,J=8.1Hz,1H),8.16(dd,J=2.1,9.4Hz,1H),8.07(d,J=1.6Hz,1H),7.79(dd,J=4.3,8.6Hz,1H),7.46(d,J=8.1Hz,1H),7.24(d,J=9.3Hz,1H),4.36-4.23(m,2H),4.21-4.09(m,4H),4.05-3.94(m,2H),3.91-3.82(m,2H),3.81-3.64(m,4H),3.63-3.45(m,7H),3.43-3.36(m,2H),3.26-3.18(m,2H),1.54(d,J=6.4Hz,3H)。
実施例13
5-[(4R,9aS)-8-[2-[5-[(3R,4R)-3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル]-2-ピリジル]エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000125
表題化合物は、以下のスキームに従って調製された。
Figure 2022527588000126
実施例13は、実施例11の調製と同様に、化合物11bの代わりに化合物13aを使用し、tert-ブチルピペラジン-1-カルボキシレートの代わりにtertブチルN-[(3R,4R)-4-メトキシピロリジン-3-イル]カルバメートを使用して調製した。実施例13を橙色固体として得た(22mg)。LCMS(M+H):527,H NMR(400MHz,メタノール-d4)δ ppm:9.07(dd,J=1.5,4.3Hz,1H),8.85(dd,J=1.5,8.6Hz,1H),8.27(d,J=7.9Hz,1H),8.12(d,J=2.7Hz,1H),7.91-7.86(m,1H),7.80(td,J=4.1,8.5Hz,2H),7.45(d,J=8.1Hz,1H),4.31-4.23(m,1H),4.17(br s,1H),4.04(br dd,J=3.7,6.8Hz,2H),3.96(dd,J=5.5,11.1Hz,1H),3.92-3.82(m,2H),3.79-3.65(m,4H),3.64-3.59(m,1H),3.57-3.46(m,5H),3.45-3.35(m,7H),3.11-2.98(m,1H),1.59-1.46(m,3H)。
実施例15
5-[(4R,9aS)-8-[[6-(1,4-ジアゼパン-1-イル)-3-ピリジル]メチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000127
実施例15を、実施例3の調製と同様に、中間体Aの代わりに中間体C、化合物3aの代わりに2-ブロモ-5-(ブロモメチル)ピリジン、およびtert-ブチルピペラジン-1-カルボキシレートの代わりにtert-ブチル1,4-ジアゼパン-1-カルボキシレートを使用して調製した。実施例15を淡黄色固体として得た(23mg)。LCMS(M+H):497,H NMR(400MHz,メタノール-d4)δ ppm:9.08(dd,J=1.5,4.5Hz,1H),8.86(dd,J=1.6,8.6Hz,1H),8.36-8.24(m,3H),7.82(dd,J=4.5,8.6Hz,1H),7.51(d,J=9.4Hz,1H),7.49-7.44(m,1H),4.50-4.39(m,1H),4.35-4.28(m,1H),4.25-4.14(m,4H),3.97-3.87(m,3H),3.87-3.69(m,4H),3.61-3.38(m,9H),2.40-2.34(m,2H),1.55(d,J=6.4Hz,3H)。
実施例16
5-[(4R,9aR)-4-メチル-8-(5,6,7,8-テトラヒドロ-2,6-ナフチリジン-1-イル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000128
実施例16を、実施例2の調製と同様に、中間体Aの代わりに中間体Dを使用し、化合物2aの代わりにtert-ブチル5-クロロ-3,4-ジヒドロ-2,6-ナフチリジン-2(1H)-カルボキシレートを使用して調製した。実施例16を橙色固体として得た(20mg)。LCMS(M+H):440,H NMR(400MHz,メタノール-d4)δ ppm:9.10(dd,J=1.6,4.4Hz,1H),8.99(dd,J=1.3,8.6Hz,1H),8.31(d,J=8.1Hz,1H),8.26(d,J=5.9Hz,1H),7.86(dd,J=4.5,8.6Hz,1H),7.51(d,J=8.1Hz,1H),7.28(d,J=5.9Hz,1H),4.57(s,3H),4.09-3.74(m,7H),3.67-3.47(m,5H),3.28-3.17(m,3H),1.85(br d,J=4.9Hz,3H)。
実施例17
5-[(4R,9aS)-8-[2-[6-[(3R,4S)-3-アミノ-4-フルオロ-ピロリジン-1-イル]-3-ピリジル]エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000129
実施例17を、実施例11の調製と同様に、tert-ブチルピペラジン-1-カルボキシレートの代わりにtert-ブチルN-[(3R,4S)-4-フルオロピロリジン-3-イル]カルバメートを使用して調製した。実施例17を橙色固体として得た(8mg)。LCMS(M+H):515,H NMR(400MHz,メタノール-d4)δ ppm:9.28-9.06(m,2H),8.42(d,J=8.2Hz,1H),8.20(dd,J=2.0,9.4Hz,1H),8.14(d,J=1.6Hz,1H),8.02(dd,J=4.9,8.6Hz,1H),7.60(d,J=8.2Hz,1H),7.26(d,J=9.3Hz,1H),5.73(t,J=2.8Hz,0.5H),5.60(t,J=2.9Hz,0.5H),4.64-4.49(m,1H),4.44-4.26(m,3H),4.24-4.03(m,5H),3.97-3.48(m,10H),3.32-3.25(m,2H),1.61(d,J=6.5Hz,3H)。
実施例18
5-[(4R,9aS)-8-[2-[6-[(3R,4R)-3-アミノ-4-フルオロ-ピロリジン-1-イル]-3-ピリジル]エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
Figure 2022527588000130
実施例18を、実施例11の調製と同様に、tert-ブチルピペラジン-1-カルボキシレートの代わりにtert-ブチル N-[(3R,4R)-4-フルオロピロリジン-3-イル]カルバメートを使用して調製した。実施例18を橙色固体として得た(5mg)。LCMS(M+H):515,H NMR(400MHz,メタノール-d4)δppm:8.95(dd,J=1.5,4.3Hz,1H),8.67(dd,J=1.6,8.6Hz,1H),8.14(d,J=7.9Hz,1H),8.06(dd,J=2.1,9.3Hz,1H),7.98(d,J=1.6Hz,1H),7.65(dd,J=4.4,8.6Hz,1H),7.32(d,J=8.1Hz,1H),7.15(d,J=9.3Hz,1H),5.55(br,0.5H),5.42(br,0.5H),4.32-4.08(m,3H),4.07-3.91(m,3H),3.89-3.74(m,3H),3.71-3.54(m,3H),3.50-3.25(m,7H),3.14-3.04(m,2H),1.38(d,J=6.4Hz,3H)。
実施例19
5-[(4R,9aS)-8-[2-[5-[(3R,4S)-3-アミノ-4-フルオロ-ピロリジン-1-イル]-2-ピリジル]エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000131
実施例19を、実施例11の調製と同様に、化合物11dの代わりに化合物13cを使用し、tert-ブチルピペラジン-1-カルボキシレートの代わりにtert-ブチルN-[(3R,4S)-4-フルオロピロリジン-3-イル]カルバメートを使用して調製した。実施例19を橙色固体として得た(48mg)。LCMS(M+H):515,H NMR(400MHz,メタノール-d4)δppm:9.11(dd,J=1.5,4.5Hz,1H),8.94(dd,J=1.5,8.7Hz,1H),8.32(d,J=7.9Hz,1H),8.15(d,J=2.8Hz,1H),7.95-7.78(m,3H),7.50(d,J=8.1Hz,1H),5.65(br,0.5H),5.52(br,0.5H),4.40-4.12(m,3H),4.11-4.02(m,1H),4.02-3.84(m,5H),3.84-3.73(m,2H),3.68-3.38(m,10H),1.56(d,J=6.4Hz,3H)。
実施例20
5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-[2-[5-[(3S)-3-メチルピペラジン-1-イル]-2-ピリジル]エチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000132
実施例20を、実施例11の調製と同様に、化合物11dの代わりに化合物13cを使用し、tert-ブチルピペラジン-1-カルボキシレートの代わりにtert-ブチル(2S)-2-メチルピペラジン-1-カルボキシレートを使用して調製した。実施例20を橙色固体として得た(37mg)。LCMS(M+H):511,H NMR(400MHz,メタノール-d4)δppm:9.10(d,J=3.9Hz,1H),8.92(br d,J=8.4Hz,1H),8.50(s,1H),8.31(d,J=8.1Hz,1H),8.25-8.19(m,1H),7.95(d,J=9.0Hz,1H),7.84(dd,J=4.6,8.4Hz,1H),7.49(d,J=8.1Hz,1H),4.37-4.24(m,1H),4.18-4.06(m,3H),3.95-3.70(m,5H),3.64-3.35(m,12H),3.29-3.20(m,1H),3.16-3.06(m,1H),1.55(d,J=6.2Hz,3H),1.46(d,J=6.5Hz,3H)。
実施例21
5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-[2-[6-[(3S)-3-メチルピペラジン-1-イル]-2-ピリジル]エチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000133
表題化合物は、以下のスキームに従って調製された。
Figure 2022527588000134
実施例21を、実施例11の調製と同様に、化合物11bの代わりに化合物21aを使用し、tert-ブチルピペラジン-1-カルボキシレートの代わりにtert-ブチル(2S)-2-メチルピペラジン-1-カルボキシレートを使用して調製した。実施例21を橙色固体として得た(14mg)。LCMS(M+H):511,H NMR(400MHz,メタノール-d4)δppm:9.11(dd,J=1.5,4.5Hz,1H),8.95(dd,J=1.5,8.7Hz,1H),8.33(d,J=8.1Hz,1H),8.00(dd,J=7.4,8.9Hz,1H),7.86(dd,J=4.5,8.6Hz,1H),7.51(d,J=8.1Hz,1H),7.29(d,J=8.9Hz,1H),7.10(d,J=7.3Hz,1H),4.70-4.51(m,2H),4.49-4.36(m,1H),4.29-3.94(m,4H),3.87-3.71(m,5H),3.69-3.38(m,11H),1.57(d,J=6.5Hz,3H),1.47(d,J=6.5Hz,3H)。
実施例22
5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-[2-[6-(6-メチル-2,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタン-2-イル)-3-ピリジル]エチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
Figure 2022527588000135
5-[(4R,9aS)-8-[2-(6-クロロ-3-ピリジル)エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル(化合物11d、50mg、112μmol)、2-メチル-2,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタン(12mg、112μmol)、炭酸セシウム(109mg、336μmol)およびRuPhos Pd G2(16mg、22μmol)のジオキサン(5mL)中の混合物を110℃で16時間撹拌した。次いで、反応物を濃縮し、残渣を分取HPLCによって精製し、化合物22を淡黄色固体として得た(13mg)。LCMS(M+H):523,H NMR(400MHz,メタノール-d4)δppm:9.03(dd,J=1.6,4.3Hz,1H),8.66(dd,J=1.6,8.6Hz,1H),8.20(d,J=8.1Hz,1H),7.96(d,J=1.8Hz,1H),7.78(dd,J=2.0,9.0Hz,1H),7.68(dd,J=4.2,8.6Hz,1H),7.31(d,J=7.9Hz,1H),6.69(d,J=8.9Hz,1H),4.64-4.52(m,2H),4.44-4.26(m,6H),3.71-3.46(m,6H),3.26-3.17(m,2H),3.10-2.88(m,9H),2.84-2.63(m,2H),1.28(br d,J=6.1Hz,3H)。
実施例24
5-[(4R,9aS)-8-[2-[6-[(3R,4S)-3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル]-3-ピリジル]エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000136
実施例24を、実施例11 の調製と同様に、tert-ブチルピペラジン-1-カルボキシレートの代わりにtert-ブチルN-[(3R,4S)-4-メトキシピロリジン-3-イル]カルバメートを使用して調製した。実施例24を橙色固体として得た(17mg)。LCMS(M+H):527,H NMR(400MHz,メタノール-d4)δ ppm:9.07(dd,J=1.5,4.3Hz,1H),8.80(dd,J=1.5,8.5Hz,1H),8.27(d,J=7.9Hz,1H),8.15(dd,J=2.1,9.3Hz,1H),8.06(d,J=1.6Hz,1H),7.78(dd,J=4.3,8.6Hz,1H),7.44(d,J=8.1Hz,1H),7.23(d,J=9.4Hz,1H),4.41-4.35(m,1H),4.28-4.07(m,4H),4.02-3.90(m,3H),3.89-3.67(m,6H),3.65-3.38(m,9H),3.25-3.14(m,2H),1.52(d,J=6.4Hz,3H)。
実施例25
5-[(4R,9aS)-8-[2-[6-[(3S,4S)-3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル]-3-ピリジル]エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000137
実施例25を、実施例11の調製と同様に、tert-ブチルピペラジン-1-カルボキシレートの代わりにtert-ブチルN-[(3S,4S)-4-メトキシピロリジン-3-イル]カルバメートを使用して調製した。実施例25を橙色固体として得た(23mg)。LCMS(M+H):527,H NMR(400MHz,メタノール-d4)δ ppm:9.09(dd,J=1.6,4.4Hz,1H),8.84(dd,J=1.6,8.7Hz,1H),8.29(d,J=8.1Hz,1H),8.16(dd,J=2.1,9.4Hz,1H),8.08(d,J=1.6Hz,1H),7.81(dd,J=4.5,8.6Hz,1H),7.47(d,J=7.9Hz,1H),7.24(d,J=9.3Hz,1H),4.40-4.28(m,2H),4.23-4.07(m,4H),4.02(br d,J=13.8Hz,2H),3.96-3.81(m,2H),3.80-3.68(m,4H),3.65-3.50(m,7H),3.48-3.37(m,2H),3.27-3.18(m,2H),1.55(d,J=6.4Hz,3H)。
実施例26
5-[(4R,9aS)-8-[2-[4-[(3R,4R)-3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル]フェニル]エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000138
実施例26を、実施例3の調製と同様に、化合物3bの代わりに5-[(4R,9aS)-8-[2-(4-ブロモフェニル)エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル(化合物7b)を使用し、tert-ブチルピペラジン-1-カルボキシレートの代わりにtert-ブチル N-[(3R,4R)-4-メトキシピロリジン-3-イル]カルバメートを使用して調製した。実施例26を褐色固体として得た(27mg)。LCMS(M+H):526,H NMR(400MHz,メタノール-d4)δppm:9.01(dd,J=1.4,4.6Hz,1H),8.87(dd,J=1.3,8.6Hz,1H),8.23(d,J=8.1Hz,1H),7.78(dd,J=4.6,8.6Hz,1H),7.41(d,J=8.2Hz,1H),7.12(d,J=8.6Hz,2H),6.57(d,J=8.7Hz,2H),4.31(br d,J=1.3Hz,1H),4.14(br d,J=13.0Hz,1H),4.03-3.85(m,4H),3.81-3.63(m,5H),3.60-3.48(m,3H),3.45-3.29(m,8H),3.15(dd,J=3.5,10.7Hz,1H),3.06-2.93(m,2H),1.47(d,J=6.4Hz,3H)。
実施例27
5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-[(6-ピペラジン-1-イル-2-ピリジル)メチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000139
実施例27を、実施例3の調製と同様に、中間体Aの代わりに中間体Cを使用し、化合物3aの代わりに2-ブロモ-6-(ブロモメチル)ピリジンを使用して調製した。実施例27を淡褐色固体として得た(20mg)。LCMS(M+H):483,H NMR(400MHz,メタノール-d4)δppm:9.12(dd,J=1.5,4.6Hz,1H),8.97(dd,J=1.5,8.6Hz,1H),8.32(d,J=7.9Hz,1H),7.91-7.77(m,2H),7.50(d,J=8.1Hz,1H),7.11(d,J=8.8Hz,1H),7.02(d,J=7.2Hz,1H),4.63-4.51(m,1H),4.47(s,2H),4.23-4.12(m,1H),4.08-3.97(m,5H),3.94-3.70(m,6H),3.56-3.37(m,7H),1.57(d,J=6.5Hz,3H)。
実施例28
5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-[2-[4-(5-オキサ-2,8-ジアザスピロ[3.5]ノナン-2-イル)フェニル]エチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000140
実施例28を、実施例3の調製と同様に、化合物3bの代わりに5-[(4R,9aS)-8-[2-(4-ブロモフェニル)エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル(化合物7b)を使用し、tert-ブチルピペラジン-1-カルボキシレートの代わりにtert-ブチル5-オキサ-2,8-ジアザスピロ[3.5]ノナン-8-カルボキシレートを使用して調製した。実施例28を褐色固体として得た(27mg)。LCMS(M+H):538,H NMR(400MHz,メタノール-d4)δppm:8.90(dd,J=1.7,4.2Hz,1H),8.52(dd,J=1.7,8.6Hz,1H),8.06(d,J=8.1Hz,1H),7.56(dd,J=4.2,8.6Hz,1H),7.17(d,J=8.1Hz,1H),7.06(d,J=8.6Hz,2H),6.43(d,J=8.4Hz,2H),3.90(d,J=8.6Hz,2H),3.86-3.79(m,2H),3.62(d,J=7.9Hz,3H),3.54-3.31(m,6H),3.28-3.22(m,2H),3.18-3.13(m,2H),3.11-3.03(m,1H),2.99-2.69(m,7H),2.49-2.36(m,1H),1.10(d,J=5.9Hz,3H)。
実施例30
5-[(4R,9aR)-4-メチル-8-(4-ピペラジン-1-イルピリミジン-2-イル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000141
表題化合物は、以下のスキームに従って調製された。
Figure 2022527588000142
ステップ1:tert-ブチル4-(2-クロロピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-カルボキシレート(化合物30b)の調製
2,4-ジクロロピリミジン(化合物30a、100mg、671μmol)、KCO(185mg、1340μmol)およびtert-ブチルピペラジン-1-カルボキシレート(138mg、738μmol)のDMF(3mL)中の混合物を、50℃で2時間撹拌した。反応混合物をEtOAc(40mL)で希釈し、水で洗浄した。有機層をNaSO上で乾燥させ、濃縮した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィにより精製して、化合物30b(100mg)を白色固体として得た。LCMS(M+H):299,LCMS(M+H+2):301。
ステップ2:5-[(4R,9aR)-4-メチル-8-(4-ピペラジン-1-イルピリミジン-2-イル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリルの調製
tert-ブチル4-(2-クロロピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-カルボキシレート(化合物30b、43mg、143μmol)、KCO(36mg、260μmol)および5-[(4R,9aS)-4-メチル-1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル(中間体C、40mg、130μmol)のMeCN(1mL)中の混合物を120℃で一晩撹拌した。次いで、反応混合物を濃縮し、残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィによって精製し、カップリング生成物を得て、これをジオキサン(3mL)に溶解し、ジオキサン中HCl溶液(4M、2mL)で処理した。反応混合物を室温で2時間撹拌した後、濃縮して、実施例30を黄色固体として得た(60mg)。LCMS(M+H):470。H NMR(400MHz,メタノール-d)δppm:8.99(dd,J=1.3,4.5Hz,1H),8.85(dd,J=1.4,8.6Hz,1H),8.21(d,J=7.9Hz,1H),7.85(d,J=7.5Hz,1H),7.76(dd,J=4.6,8.6Hz,1H),7.41(d,J=8.1Hz,1H),6.62(d,J=7.6Hz,1H),4.75-4.62(m,2H),4.26-4.13(m,2H),4.13-4.04(m,1H),4.00(br d,J=12.5Hz,1H),3.95(br s,1H),3.90-3.82(m,1H),3.82-3.62(m,3H),3.59-3.45(m,2H),3.45-3.25(m,7H),1.48(d,J=6.4Hz,3H)。
実施例31
5-[(4R,9aR)-4-メチル-8-(6-メチル-2-ピペラジン-1-イル-ピリミジン-4-イル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000143
表題化合物は、以下のスキームに従って調製された。
Figure 2022527588000144
ステップ1:5-[(4R,9aR)-8-(2-クロロ-6-メチル-ピリミジン-4-イル)-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル(化合物31b)
2,4-ジクロロ-6-メチルピリミジン(化合物31a、29mg、179μmol)、5-[(4R,9aS)-4-メチル-1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル(中間体C、50mg、163μmol)およびEtN(16.5mg、163μmol)のエタノール(4mL)中の溶液を室温で12時間撹拌した。次いで、混合物を濃縮し、フラッシュカラムクロマトグラフィによって精製して、化合物31bを黄色油状物として得た(60mg)。LCMS(M+H):434,LCMS(M+H+2):436。
ステップ2:5-[(4R,9aR)-4-メチル-8-(6-メチル-2-ピペラジン-1-イル-ピリミジン-4-イル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル(実施例31)の調製
5-[(4R,9aR)-8-(2-クロロ-6-メチル-ピリミジン-4-イル)-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル(化合物31b、60mg、138μmol)のジオキサン(5mL)中の混合物に、tert-ブチルピペラジン-1-カルボキシレート(31mg、166μmol)およびKCO(38mg、277μmol)を添加した。懸濁液をNにより5分間発泡させた後、Ruphos Pd G2(11mg、14μmol)を添加した。反応混合物を100℃で一晩撹拌した後、濃縮した。残渣を分取HPLCによって精製してカップリング生成物を得、これをジオキサン(5mL)に溶解し、ジオキサン中HCl溶液(4M、2mL)で処理した。反応混合物を室温で2時間撹拌した後、濃縮し、実施例31を黄色固体として得た(17mg)。LCMS(M+H):484。H NMR(400MHz,メタノール-d4)δppm:9.09(br d,J=3.8Hz,1H),8.90(br d,J=8.1Hz,1H),8.30(d,J=7.7Hz,1H),7.83(br dd,J=4.2,8.1Hz,1H),7.50(br d,J=7.7Hz,1H),6.68(s,1H),5.38-5.22(m,1H),4.69-4.54(m,1H),4.23-4.06(m,6H),4.03-3.83(m,3H),3.81-3.74(m,1H),3.55-3.37(m,7H),3.61-3.36(m,1H),2.49(s,3H),1.59(br d,J=5.9Hz,3H)。
実施例32
5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-(2-ピペラジン-1-イル-4-ピリジル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000145
表題化合物は、以下のスキームに従って調製された。
Figure 2022527588000146
ステップ1:tert-ブチル4-(4-ブロモ-2-ピリジル)ピペラジン-1-カルボキシレート(化合物32b)の調製
tert-ブチルピペラジン-1-カルボキシレート(111mg、597μmol)、4-ブロモ-2-フルオロピリジン(化合物32a、70mg、398μmol)およびKCO(165mg、1.19mmol)のDMSO(3mL)中の溶液を100℃で一晩撹拌した。混合物をEtOAc(40mL)で希釈し、水で洗浄した。有機層をNaSO上で乾燥させ、濃縮した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィにより精製して、化合物32bを白色固体として得た(110mg)。LCMS(M+H):342,LCMS(M+H+2):344。
ステップ2:5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-(2-ピペラジン-1-イル-4-ピリジル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル(実施例32)の調製
tert-ブチル4-(4-ブロモ-2-ピリジル)ピペラジン-1-カルボキシレート(化合物32b、67mg、195μmol)のジオキサン(5mL)中の溶液に、5-[(4R,9aS)-4-メチル-1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル(中間体C、40mg、130μmol)およびCsCO(127mg、390μmol)を添加した。懸濁液をNにより5分間発泡させた後、Ruphos Pd G2(10mg、13μmol)を添加した。反応混合物を100℃で一晩加熱した後、濃縮した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィによって精製してカップリング生成物を得て、これをジオキサン(5mL)に溶解し、ジオキサン中HCl溶液(4M、2mL)で処理した。黄色懸濁液を室温で2時間撹拌した後、濃縮し、実施例32を黄色固体として得た(46mg)。LCMS(M+H):469。H NMR(400MHz,メタノール-d4)δppm:8.98(dd,J=1.5,4.4Hz,1H),8.80(dd,J=1.5,8.6Hz,1H),8.19(d,J=7.9Hz,1H),7.76-7.69(m,2H),7.39(d,J=8.1Hz,1H),6.81(dd,J=1.9,7.4Hz,1H),6.48(d,J=1.8Hz,1H),4.63-4.46(m,2H),4.05-3.94(m,2H),3.85(br s,1H),3.82-3.77(m,4H),3.71-3.60(m,2H),3.58-3.55(m,1H),3.46-3.26(m,8H),1.47(d,J=6.5Hz,3H)。
実施例33
5-[(4R,9aR)-4-メチル-8-(2-ピペラジン-1-イルピリミジン-4-イル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000147
表題化合物は、以下のスキームに従って調製された。
Figure 2022527588000148
ステップ1:5-[(4R,9aR)-8-(2-クロロピリミジン-4-イル)-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル(化合物33a)の調製
2,4-ジクロロピリミジン(化合物30a、27mg、179μmol)、KCO(45mg、325μmol)および5-[(4R,9aS)-4-メチル-1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル(中間体C、50mg、163μmol)のDMF(3mL)中の混合物を50℃で2時間撹拌し、次いで、反応物をEtOAc(40mL)で希釈し、水で洗浄した。有機層をNaSO上で乾燥させ、濃縮して、化合物33aを黄色油状物として得た(粗製、70mg)。LCMS(M+H):420,LCMS(M+H+2):422。
ステップ2:5-[(4R,9aR)-4-メチル-8-(4-ピペラジン-1-イルピリミジン-2-イル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル(化合物33)の調製
5-[(4R,9aR)-8-(2-クロロピリミジン-4-イル)-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル(化合物33a、68mg、162μmol)、KCO(45mg、324μmol)およびtert-ブチルピペラジン-1-カルボキシレート(36mg、194μmol)のMeCN(1mL)中の懸濁液を120℃で一晩攪拌した後、濃縮した。残渣を分取HPLCによって精製し、カップリング生成物を得、これをジオキサン(2mL)に溶解し、ジオキサン中HCl溶液(4M、2mL)で処理した。黄色懸濁液を室温で2時間撹拌した。反応混合物を濃縮して、実施例33を黄色固体として得た(32mg)。LCMS(M+H):470。H NMR(400MHz,メタノール-d)δppm:8.98(d,J=3.9Hz,1H),8.79(br d,J=8.3Hz,1H),8.19(d,J=7.9Hz,1H),7.85(d,J=7.5Hz,1H),7.72(dd,J=4.5,8.5Hz,1H),7.39(d,J=7.9Hz,1H),6.68(br d,J=7.5Hz,1H),5.31-5.11(m,1H),4.59-4.43(m,1H),4.00(br s,6H),3.84(br d,J=2.8Hz,2H),3.70-3.61(m,2H),3.60-3.52(m,2H),3.33(br s,6H),1.47(br d,J=6.2Hz,3H)。
実施例34
5-[(4R,9aR)-4-メチル-8-(4-ピペラジン-1-イル-2-ピリジル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000149
表題化合物は、以下のスキームに従って調製された。
Figure 2022527588000150
ステップ1:5-[(4R,9aR)-8-(4-ブロモ-2-ピリジル)-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル(化合物34a)の調製
5-[(4R,9aS)-4-メチル-1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル(中間体C、40mg、130μmol)のDMSO(3mL)中の溶液に、4-ブロモ-2-フルオロピリジン(化合物32a、28mg、156μmol)およびKCO(54mg、390μmol)を添加した。反応混合物を120℃で一晩撹拌し、次いで、反応物をEtOAc(40mL)で希釈し、水で洗浄し、有機層をNaSO上で乾燥させ、濃縮した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィにより精製して、化合物34aを黄色油状物として得た(52mg)。LCMS(M+H):463,LCMS(M+H+2):465。
ステップ2:5-[(4R,9aR)-4-メチル-8-(4-ピペラジン-1-イル-2-ピリジル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル(実施例34)の調製
5-[(4R,9aR)-8-(4-ブロモ-2-ピリジル)-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル(化合物34a、50mg、108μmol)のジオキサン(5mL)中の溶液に、tert-ブチルピペラジン-1-カルボキシレート(30mg、162μmol)およびCsCO(105mg、324μmol)を添加した。懸濁液をNにより5分間発泡させた後、Ruphos Pd G2(8mg、10μmol)を添加した。反応混合物を100℃で一晩加熱した後、これをフィルタにかけ、濾液を濃縮した。残渣を分取HPLCによって精製してカップリング生成物を得、これを次いでジオキサン(5mL)に溶解し、ジオキサン中HCl溶液(4M、2mL)で処理し、黄色懸濁液を室温で2時間撹拌した。反応混合物を濃縮して、実施例34を黄色固体として得た(13mg)。LCMS(M+H):469。H NMR(400MHz,メタノール-d4)δppm:9.06(dd,J=1.7,4.3Hz,1H),8.78(dd,J=1.6,8.6Hz,1H),8.26(d,J=7.9Hz,1H),7.86(d,J=7.5Hz,1H),7.75(dd,J=4.3,8.6Hz,1H),7.46(d,J=8.1Hz,1H),6.88(dd,J=2.5,7.5Hz,1H),6.57(d,J=2.3Hz,1H),4.50-4.36(m,2H),4.13(br d,J=12.0Hz,2H),4.03-3.97(m,4H),3.97-3.91(m,1H),3.88-3.74(m,3H),3.55(br d,J=13.1Hz,1H),3.45-3.38(m,7H),1.59(d,J=6.5Hz,3H)。
実施例35
5-(8-イソインドリン-4-イル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル)キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000151
表題化合物は、以下のスキームに従って調製された。
Figure 2022527588000152
ステップ1:tert-ブチル8-(8-シアノ-5-キノリル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-カルボキシレート(化合物35b)の調製
5-フルオロキノリン-8-カルボニトリル(258mg、1.5mmol)、tert-ブチル1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-カルボキシレート(化合物35a、241mg、1mmol)およびDIPEA(241mg、1mmol)のDMSO(5mL)中の溶液を120℃で一晩撹拌し、次いで、EtOAc(40mL)で希釈し、水で洗浄し、NaSO上で乾燥させた。有機層を濃縮し、残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィにより精製して、化合物35bを黄色油状物として得た(390mg)。LCMS(M+H):394。
ステップ2:5-(1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル)キノリン-8-カルボニトリル(化合物35c)の調製
tert-ブチル8-(8-シアノ-5-キノリル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1 H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-カルボキシレート(化合物35b、390mg、1mmol)のジオキサン(4mL)中の溶液に、ジオキサン中HCl(4M、2mL)をゆっくり添加した。黄色懸濁液を室温にて2時間撹拌し、濃縮した。残渣をMeOH(4mL)に溶解し、MeOH中のNaOMeを数滴添加して系をわずかに塩基性に調整し、次いで、NaHCO固体を添加し、懸濁液を室温で30分間撹拌した。懸濁液をフィルタにかけ、濃縮して、化合物35cを黄色油状物として得た(280mg)。LCMS(M+H):294。
ステップ3:5-(8-イソインドリン-4-イル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1 H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル)キノリン-8-カルボニトリル(化合物35)の調製
5-(1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル)キノリン-8-カルボニトリル(化合物35c、50mg、170μmol)のジオキサン(5mL)中の溶液に、tert-ブチル4-ブロモイソインドリン-2-カルボキシレート(76mg、256μmol)およびtBuONa(49mg、511μmol)を添加した。懸濁液をNにより5分間発泡させた後、Pd(dba)3(16mg、17μmol)およびBINAP(21mg、34μmol)を添加した。反応混合物を100℃で一晩撹拌した後、濃縮した。残渣を分取HPLCによって精製し、カップリング生成物を得、これをジオキサン(5mL)に溶解し、次いで、ジオキサン中HCl溶液(4M、2mL)で処理し、黄色懸濁液を室温で2時間撹拌した。反応混合物を濃縮して、実施例35を黄色固体として得た(25mg)。LCMS(M+H):411。H NMR(400MHz,メタノール-d4)δppm:8.94(dd,J=1.7,4.3Hz,1H),8.65(dd,J=1.7,8.6Hz,1H),8.13(d,J=8.1Hz,1H),7.62(dd,J=4.3,8.6Hz,1H),7.38-7.30(m,2H),7.09(dd,J=7.8,13.8Hz,2H),4.60(s,2H),4.54(s,2H),4.04-3.93(m,1H),3.70-3.62(m,5H),3.54-3.49(m,1H),3.48-3.43(m,1H),3.41(br d,J=3.7Hz,1H),3.39-3.32(m,1H),3.31-3.25(m,1H),3.23(br d,J=1.7Hz,1H),3.07(dd,J=11.0,13.3Hz,1H)。
実施例36
5-[(4R,9aR)-8-[2-[(3R,4R)-3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル]ピリミジン-4-イル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000153
表題化合物は、実施例33の調製と同様に、tert-ブチルピペラジン-1-カルボキシレートの代わりにtert-ブチルN-[(3R,4R)-4-メトキシピロリジン-3-イル]カルバメートを使用して、調製した。実施例36(18mg)を黄色固体として得た。LCMS(M+H):500。H NMR(400MHz,メタノール-d4)δppm:9.06(dd,J=1.6,4.3Hz,1H),8.74(d,J=8.4Hz,1H),8.25(d,J=7.9Hz,1H),7.94(d,J=7.6Hz,1H),7.73(dd,J=4.2,8.5Hz,1H),7.45(d,J=7.9Hz,1H),6.75(d,J=7.6Hz,1H),4.94(br s,2H),4.32-4.19(m,1H),4.14-3.96(m,5H),3.92-3.64(m,6H),3.63-3.58(m,1H),3.55-3.35(m,6H),1.56(d,J=6.4Hz,3H)。
実施例37
5-[(4R,9aR)-8-[4-[(3R,4R)-3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル]ピリミジン-2-イル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000154
表題化合物は、実施例30の調製と同様に、tert-ブチルピペラジン-1-カルボキシレートの代わりにtert-ブチルN-[(3R,4R)-4-メトキシピロリジン-3-イル]カルバメートを使用して、調製した。実施例37(24mg)を黄色固体として得た。LCMS(M+H):500。H NMR(400MHz,メタノール-d4)δppm:9.08(d,J=4.4Hz,1H),8.90-8.82(m,1H),8.29(dd,J=2.2,7.9Hz,1H),7.92(d,J=7.3Hz,1H),7.85-7.76(m,1H),7.50(d,J=8.1Hz,1H),6.48(dd,J=3.9,7.3Hz,1H),4.86-4.75(m,2H),4.29-4.05(m,6H),4.05-3.90(m,2H),3.87-3.75(m,4H),3.72-3.57(m,2H),3.51-3.49(m,3H),3.48-3.39(m,2H),1.59(d,J=6.4Hz,3H)。
実施例38
5-[2-(4-メチル-6-ピペラジン-1-イル-3-ピリジル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-8-イル]キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000155
表題化合物は、以下のスキームに従って調製された。
Figure 2022527588000156
ステップ1:tert-ブチル4-(5-ブロモ-4-メチル-2-ピリジル)ピペラジン-1-カルボキシレート(化合物38b)の調製
5-ブロモ-2-フルオロ-4-メチル-ピリジン(化合物38a、190mg、1mmol)、tert-ブチルピペラジン-1-カルボキシレート(223mg、1.2mmol)およびDIPEA(616mg、5mmol)のDMSO(5mL)中の溶液を120℃で一晩撹拌し、次いで、EtOAc(40mL)で希釈した。有機層を水で洗浄し、NaSO上で乾燥させ、濃縮した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィにより精製し、化合物38b(282mg)を白色固体として得た。LCMS(M+H):356,LCMS(M+H+2):358。
ステップ2:5-[2-(4-メチル-6-ピペラジン-1-イル-3-ピリジル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-8-イル]キノリン-8-カルボニトリル(化合物38)の調製
tert-ブチル4-(5-ブロモ-4-メチル-2-ピリジル)ピペラジン-1-カルボキシレート(化合物38b、63mg、177μmol)のジオキサン(5mL)中の溶液に、5-(1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル)キノリン-8-カルボニトリル(化合物35c、40mg、136μmol)およびtBuONa(26mg、273μmol)を添加した。懸濁液をNにより5分間発泡させた後、Pd(dba)(13mg、14μmol)およびBINAP(17mg、27μmol)を添加した。反応混合物を110℃で一晩撹拌した後、濃縮した。残渣を分取HPLCによって精製し、カップリング生成物を得て、これをジオキサン(5mL)に溶解し、次いで、ジオキサン中HCl溶液(4M、2mL)で処理し、黄色懸濁液を室温で2時間撹拌した。反応混合物を濃縮して、実施例38(4mg)を黄色固体として得た。LCMS(M+H):469。H NMR(400MHz,メタノール-d4)δppm:9.08(dd,J=1.4,4.3Hz,1H),8.84(dd,J=1.5,8.6Hz,1H),8.28(d,J=7.9Hz,1H),7.86(s,1H),7.80(dd,J=4.4,8.6Hz,1H),7.50-7.44(m,2H),4.20-4.10(m,1H),4.03-3.96(m,4H),3.83-3.74(m,5H),3.82-3.73(m,1H),3.62(s,3H),3.53-3.45(m,7H),3.30-3.22(m,1H),2.61(s,3H)。
実施例39
5-[(4R,9aR)-8-[4-[3-アミノアゼチジン-1-イル]ピリミジン-2-イル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000157
表題化合物は、実施例30の調製と同様に、tert-ブチルピペラジン-1-カルボキシレートの代わりにtert-ブチルN-(アゼチジン-3-イル)カルバメートを使用して、調製した。実施例 39(17mg)を黄色固体として得た。LCMS(M+H):456。H NMR(400MHz,メタノール-d4)δppm:8.96(dd,J=1.4,4.3Hz,1H),8.71(br d,J=8.6Hz,1H),8.16(d,J=7.9Hz,1H),7.76(d,J=7.2Hz,1H),7.67(dd,J=4.3,8.4Hz,1H),7.36(d,J=8.1Hz,1H),6.18(d,J=7.3Hz,1H),4.72-4.49(m,4H),4.31-4.19(m,3H),4.09-3.96(m,2H),3.90-3.79(m,1H),3.73-3.62(m,3H),3.56(s,1H),3.50(s,1H),3.47-3.40(m,1H),3.36-3.25(m,3H),1.46(d,J=6.4Hz,3H)。
実施例40
5-[(4R,9aS)-8-[2-[(3S,4R)-3-アミノ-4-フルオロ-ピロリジン-1-イル]-4-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000158
表題化合物は、実施例32の調製と同様に、tert-ブチルピペラジン-1-カルボキシレートの代わりにtert-ブチルN-[(3S,4R)-4-フルオロピロリジン-3-イル]カルバメートを使用して、調製した。実施例40(19mg)を黄色固体として得た。LCMS(M+H):487.H NMR(400MHz,メタノール-d4)δppm:9.03(dd,J=1.6,4.3Hz,1H),8.68(dd,J=1.7,8.6Hz,1H),8.21(d,J=8.1Hz,1H),7.75-7.62(m,2H),7.36(d,J=8.1Hz,1H),6.82(dd,J=2.4,7.6Hz,1H),6.07(d,J=2.3Hz,1H),5.68-5.45(m,1H),4.43-4.19(m,3H),4.18-4.11(m,1H),4.10-3.88(m,2H),3.78-3.57(m,4H),3.48-3.37(m,1H),3.32-3.22(m,2H),3.20-3.01(m,3H),2.82-2.69(m,1H),1.37(d,J=6.4Hz,3H)。
実施例41
5-[(4R,9aS)-8-[2-(3-アミノアゼチジン-1-イル)-4-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
Figure 2022527588000159
表題化合物は、tert-ブチルピペラジン-1-カルボキシレートの代わりにtert-ブチルN-(アゼチジン-3-イル)カルバメートを使用することによって、実施例32の調製と同様に調製した。実施例41(6mg)を黄色固体として得た。LCMS(M+H):455。H NMR(400MHz,メタノール-d4)δppm:8.94(dd,J=1.6,4.4Hz,1H),8.72-8.64(m,1H),8.15(d,J=7.9Hz,1H),7.67-7.59(m,2H),7.35(d,J=8.1Hz,1H),6.69(dd,J=2.6,7.3Hz,1H),5.99(d,J=2.2Hz,1H),4.57-4.39(m,4H),4.27-4.19(m,2H),4.01-3.93(m,2H),3.89(br d,J=3.3Hz,1H),3.85-3.73(m,2H),3.70-3.53(m,4H),3.50(s,1H),3.36-3.24(m,3H),1.46(d,J=6.4Hz,3H)。
実施例42
5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-(5,6,7,8-テトラヒドロ-2,7-ナフチリジン-4-イル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000160
表題化合物は、以下のスキームに従って調製された。
Figure 2022527588000161
5-[(4R,9aR)-4-メチル-1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル(中間体D、50mg、163μmol)のジオキサン(5mL)中の溶液に、tert-ブチル5-ブロモ-3,4-ジヒドロ-1H-2,7-ナフチリジン-2-カルボキシレート(化合物42a、61mg、195μmol、CAS:1251012-16-4、販売元:Bepharm)およびt-BuONa(31mg、325μmol)を添加した。懸濁液をNにより5分間発泡させた後、Pd(dba)3(15mg、16μmol)およびBINAP(20mg、33μmol)を添加した。110℃で一晩撹拌した後、反応混合物を濃縮した。残渣を分取HPLCによって精製し、カップリング生成物を得て、これをジオキサン(5mL)に溶解し、次いで、ジオキサン中HCl溶液(4M、2mL)で処理し、黄色懸濁液を室温で2時間撹拌した。反応混合物を濃縮して、実施例42(4mg)を黄色固体として得た。LCMS(M+H):440。H NMR(400MHz,メタノール-d4)δppm:8.95(d,J=4.2Hz,1H),8.78-8.72(m,1H),8.59-8.52(m,2H),8.14(d,J=7.9Hz,1H),7.66(dd,J=4.3,8.6Hz,1H),7.35(d,J=7.9Hz,1H),4.53(s,2H),3.95-3.88(m,1H),3.75-3.62(m,5H),3.57-3.48(m,8H),3.41-3.31(m,3H),1.76(br d,J=6.6Hz,3H)。
実施例43
5-[(4R,9aR)-4-メチル-8-(5-メチル-4-ピペラジン-1-イル-ピリミジン-2-イル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000162
表題化合物は、以下のスキームに従って調製された。
Figure 2022527588000163
ステップ1:tert-ブチル4-(2-クロロ-5-メチル-ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-カルボキシレート(化合物43b)の調製
2,4-ジクロロ-5-メチル-ピリミジン(化合物43a、53mg、322μmol)のCHCN(3mL)中の溶液に、tert-ブチルピペラジン-1-カルボキシレート(50mg、268μmol)およびKCO(74mg、537μmol)を添加した。反応混合物を室温で一晩撹拌した後、濃縮した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィにより精製して、化合物43b(70mg)を白色固体として得た。LCMS(M+H):313,LCMS(M+H+2):315。
ステップ2:5-[(4R,9aR)-4-メチル-8-(5-メチル-4-ピペラジン-1-イル-ピリミジン-2-イル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル(実施例43)の調製
tert-ブチル4-(2-クロロ-5-メチル-ピリミジン-4-イル)ピペラジン-1-カルボキシレート(化合物43b、56mg、179μmol)のジオキサン(5mL)中の溶液に、5-[(4R,9aS)-4-メチル-1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル(中間体C、50mg、163μmol)およびKCO(45mg、325μmol)を添加した。懸濁液をNにより5分間発泡させた後、Ruphos Pd G2(13mg、16μmol)を添加した。反応混合物を100℃で一晩撹拌し、固体を濾別し、濾液を濃縮した。残渣を分取HPLC(TFAシステムを用いた分離中にBoc基を除去した)により精製して、実施例43(20mg)を黄色固体として得た。LCMS(M+H):484。H NMR(400MHz,メタノール-d4)δppm:8.91(dd,J=1.6,4.3Hz,1H),8.57(dd,J=1.5,8.6Hz,1H),8.09(d,J=7.9Hz,1H),7.80(s,1H),7.58(dd,J=4.3,8.6Hz,1H),7.28(d,J=8.1Hz,1H),4.72-4.53(m,2H),3.85(br d,J=12.2Hz,1H),3.82-3.75(m,4H),3.72-3.54(m,4H),3.44-3.31(m,1H),3.30-3.23(m,4H),3.20-2.94(m,4H),2.14(s,3H),1.37(d,J=6.4Hz,3H)。
実施例44
5-[(4R,9aR)-4-メチル-8-(5,6,7,8-テトラヒドロ-2,7-ナフチリジン-4-イル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000164
表題化合物を、実施例42の調製と同様に、5-[(4R,9aR)-4-メチル-1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル(中間体D)の代わりに5-[(4R,9aS)-4-メチル-1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル(中間体C)を使用して、調製した。実施例44(25mg)を黄色固体として得た。LCMS(M+H):440。H NMR(400MHz,メタノール-d4)δppm:8.95(dd,J=1.6,4.4Hz,1H),8.72(dd,J=1.6,8.7Hz,1H),8.58(s,1H),8.55(s,1H),8.15(d,J=7.9Hz,1H),7.66(dd,J=4.3,8.6Hz,1H),7.35(d,J=8.1Hz,1H),4.53(s,2H),4.16(br t,J=10.9Hz,1H),3.98(br d,J=11.4Hz,1H),3.94-3.86(m,1H),3.72-3.63(m,2H),3.60-3.40(m,7H),3.39-3.32(m,4H),3.32-3.25(m,1H),1.48(d,J=6.5Hz,3H)。
実施例45
5-[(4R,9aR)-8-[2-[(3R,4R)-3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル]-6-メチル-ピリミジン-4-イル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000165
表題化合物は、実施例31の調製と同様に、tert-ブチルピペラジン-1-カルボキシレートの代わりにtert-ブチルN-[(3R,4R)-4-メトキシピロリジン-3-イル]カルバメートを使用して、調製した。実施例45(30mg)を黄色固体として得た。LCMS(M+H):514。H NMR(400MHz,メタノール-d4)δppm:8.94(dd,J=1.5,4.3Hz,1H),8.62(dd,J=1.4,8.6Hz,1H),8.13(d,J=7.9Hz,1H),7.62(dd,J=4.3,8.6Hz,1H),7.34(d,J=7.9Hz,1H),6.51(s,1H),5.35-5.05(m,1H),4.61-4.41(m,1H),4.20-4.09(m,1H),4.06-3.59(m,12H),3.38(td,J=1.6,3.2Hz,4H),3.26(br s,2H),2.36(s,3H),1.45(br d,J=6.4Hz,3H)。
実施例46
5-[2-[6-[(6R)-6-アミノ-1,4-オキサゼパン-4-イル]-4-メチル-3-ピリジル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-8-イル]キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000166
表題化合物を、実施例38の調製と同様に、tert-ブチルN-[(6R)-1,4-オキサゼパン-6-イル]カルバメート(カタログ番号:PB97931、販売元:PharmaBlock)をtert-ブチルピペラジン-1-カルボキシレートの代わりに使用して、調製した。実施例46(2mg)を黄色固体として得た。LCMS(M+H):499。H NMR(400MHz,メタノール-d4)δppm:8.96(d,J=3.4Hz,1H),8.71(d,J=7.7Hz,1H),8.16(d,J=7.9Hz,1H),7.70-7.64(m,2H),7.37(s,1H),7.34(d,J=8.1Hz,1H),4.25-4.16(m,2H),4.12-3.88(m,6H),3.85-3.72(m,4H),3.70-3.62(m,5H),3.50(s,2H),3.40-3.25(m,4H),3.17-3.08(m,1H),2.50(s,3H)。
実施例47
5-[トランス-4-メチル-8-(1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-5-イル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000167
表題化合物を、実施例2の調製と同様に、中間体Aの代わりに中間体Bを使用して調製した。実施例47(3.9mg)を黄色固体として得た。LCMS(M+H):439。H NMR(400MHz,メタノール-d4)δppm:9.04(dd,J=1.5,4.3Hz,1H),8.78(br d,J=8.2Hz,1H),8.23(d,J=7.9Hz,1H),7.73(dd,J=4.3,8.7Hz,1H),7.42(br d,J=7.7Hz,1H),7.39-7.33(m,1H),7.25(br s,1H),7.09(d,J=7.8Hz,1H),4.39(s,3H),4.02(br s,1H),3.89-3.34(m,9H),3.31-2.94(m,5H),1.87(br s,3H)。
実施例53
5-[(4R,9aS)-8-[2-[(6S)-6-アミノ-1,4-オキサゼパン-4-イル]-4-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000168
表題化合物を、実施例32の調製と同様に、tert-ブチルN-[(6S)-1,4-オキサゼパン-6-イル]カルバメート(カタログ番号:PB97932、販売元:PharmaBlock)を、tert-ブチルピペラジン-1-カルボキシレートの代わりに使用して調製した。実施例53(10mg)を黄色固体として得た。LCMS(M+H):499。H NMR(400MHz,メタノール-d4)δppm:8.95(dd,J=1.5,4.3Hz,1H),8.69(s,1H),8.15(d,J=7.9Hz,1H),7.68-7.63(m,2H),7.36(d,J=7.9Hz,1H),6.75(dd,J=2.1,7.6Hz,1H),6.44(d,J=1.8Hz,1H),4.72-4.63(m,1H),4.62-4.53(m,1H),4.22-4.14(m,1H),4.06-3.94(m,4H),3.94-3.85(m,3H),3.83-3.63(m,6H),3.63-3.56(m,1H),3.41-3.24(m,4H),1.47(d,J=6.4Hz,3H)。
実施例54
5-[(4R,9aS)-8-[2-[(6R)-6-アミノ-1,4-オキサゼパン-4-イル]-4-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000169
表題化合物を、実施例32の調製と同様に、tert-ブチルN-[(6R)-1,4-オキサゼパン-6-イル]カルバメート(カタログ番号:PB97931、販売元:PharmaBlock)を、tert-ブチルピペラジン-1-カルボキシレートの代わりに使用して、調製した。実施例54(10mg)を黄色固体として得た。LCMS(M+H):499。H NMR(400MHz,メタノール-d4)δppm:8.95(dd,J=1.5,4.3Hz,1H),8.74(dd,J=1.5,8.6Hz,1H),8.16(d,J=7.9Hz,1H),7.71-7.60(m,2H),7.36(d,J=8.1Hz,1H),6.74(dd,J=2.0,7.6Hz,1H),6.48(d,J=1.3Hz,1H),4.74(br d,J=1.7Hz,1H),4.53(br d,J=14.5Hz,1H),4.21-4.13(m,1H),4.07-3.91(m,5H),3.90-3.87(m,1H),3.87-3.80(m,2H),3.79-3.73(m,2H),3.72(s,1H),3.66(br dd,J=4.0,13.5Hz,2H),3.62-3.56(m,1H),3.41-3.24(m,4H),1.47(d,J=6.4Hz,3H)。
実施例55
5-[(4R,9aR)-8-[2-[(3-アミノ-3-メチル-アゼチジン-1-イル)-6-メチル-ピリミジン-4-イル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000170
表題化合物は、以下のスキームに従って調製された。
Figure 2022527588000171
ステップ1:5-[(4R,9aR)-8-(2-クロロ-6-メチル-ピリミジン-4-イル)-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル(化合物31b)の調製
2,4-ジクロロ-6-メチルピリミジン(化合物31a、117mg、716μmol)、5-[(4R,9aS)-4-メチル-1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル(中間体C、200mg、651μmol)、およびKCO(269mg,1.95mmol)のDMF(3mL)中の溶液を50℃で2時間撹拌し、次いで、反応物をEtOAc(40mL)で希釈し、水で洗浄した。有機層を乾燥させて濃縮し、残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィによって精製して、化合物31b(170mg)を黄色油状物として得た。LCMS(M+H):434,LCMS(M+H+2):436。
ステップ2:5-[(4R,9aR)-8-[2-[(3-アミノ-3-メチル-アゼチジン-1-イル)-6-メチル-ピリミジン-4-イル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル(実施例55)の調製
5-[(4R,9aR)-8-(2-クロロ-6-メチル-ピリミジン-4-イル)-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル(化合物31b、50mg、115μmol)のジオキサン(5mL)中の溶液に、tert-ブチルN-(3-メチルアゼチジン-3-イル)カルバメート(26mg、138μmol)およびKCO(32mg、230μmol)を添加した。懸濁液をNにより5分間発泡させた後、Ruphos Pd G2(9mg、12μmol)を添加した。110℃で一晩撹拌した後、反応混合物を濃縮した。残渣を分取HPLCによって精製してカップリング生成物を得て、これをジオキサン(5mL)に溶解し、次いで、ジオキサン中HCl溶液(4M、2mL)で処理し、黄色懸濁液を室温で2時間撹拌した。反応混合物を濃縮して、実施例55(10mg)を黄色固体として得た。LCMS(M+H):484。H NMR(400MHz,メタノール-d4)δppm:8.95(dd,J=1.5,4.3Hz,1H),8.69(dd,J=1.6,8.7Hz,1H),8.16(d,J=7.9Hz,1H),7.66(dd,J=4.4,8.6Hz,1H),7.36(d,J=8.1Hz,1H),6.50(s,1H),4.52-4.41(m,1H),4.40-4.19(m,4H),3.97(br d,J=11.5Hz,2H),3.90-3.60(m,4H),3.57-3.44(m,2H),3.41-3.25(m,3H),2.32(br s,3H),1.63(br s,3H),1.46(br d,J=6.2Hz,3H)。
実施例56
5-[(4R,9aS)-8-[2-(3-アミノ-3-メチル-アゼチジン-1-イル)-4-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000172
表題化合物は、実施例32の調製と同様に、tert-ブチルピペラジン-1-カルボキシレートの代わりにtert-ブチルN-(3-メチルアゼチジン-3-イル)カルバメート、およびEA中の1 M HClの代わりにTFA/DCM(1:2)を使用して、調製した。実施例56(6mg)を黄色固体として得た。LCMS(M+H):469。H NMR(400MHz,メタノール-d4)δppm:8.90(td,J=1.5,4.2Hz,1H),8.57(dd,J=1.5,8.6Hz,1H),8.09(dd,J=1.0,7.9Hz,1H),7.65-7.54(m,2H),7.26(d,J=7.9Hz,1H),6.67(dd,J=2.4,7.6Hz,1H),5.88(d,J=2.1Hz,1H),4.38-4.23(m,4H),4.20-4.11(m,2H),3.81(br d,J=12.3Hz,1H),3.68-3.34(m,5H),3.19-3.01(m,3H),3.01-2.86(m,1H),1.62(s,3H),1.40-1.30(m,3H)。
実施例57
5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-[(5-ピペラジン-1-イル-3-ピリジル)メチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000173
表題化合物を、実施例3の調製と同様に、中間体Aの代わりに中間体C、および化合物3aの代わりに3-ブロモ-5-(ブロモメチル)ピリジンを使用して、調製した。実施例57を黄色泡状物(20mg)として得た。LCMS(M+H):483,H NMR(400MHz,メタノール-d)δppm:9.15-9.06(m,1H),8.99-8.88(m,1H),8.57(d,J=2.4Hz,1H),8.46(br s,1H),8.42(s,1H),8.31(d,J=8.1Hz,1H),7.93-7.80(m,1H),7.48(d,J=8.1Hz,1H),4.31-4.21(m,2H),3.91-3.82(m,4H),3.80-3.53(m,11H),3.51-3.43(m,5H),1.55(d,J=6.5Hz,3H)。
実施例58
5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-[2-[6-[(3R)-3-メチルピペラジン-1-イル]-2-ピリジル]エチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000174
表題化合物を、実施例11の調製と同様に、化合物11dの代わりに化合物21c、およびtert-ブチルピペラジン-1-カルボキシレートの代わりにtert-ブチル(2R)-2-メチルピペラジン-1-カルボキシレートを使用して、調製した。実施例58を橙色固体として得た(11mg)。LCMS(M+H):511,H NMR(400MHz,メタノール-d4)δppm:9.08(dd,J=1.5,4.4Hz,1H),8.88-8.78(m,1H),8.27(d,J=7.9Hz,1H),7.88(br t,J=7.1Hz,1H),7.79(dd,J=4.3,8.7Hz,1H),7.45(d,J=7.9Hz,1H),7.14(br d,J=8.7Hz,1H),6.99(d,J=7.0Hz,1H),4.66-4.47(m,2H),4.24-4.08(m,2H),4.03-3.78(m,3H),3.78-3.63(m,5H),3.62-3.48(m,4H),3.47-3.37(m,6H),3.26-3.17(m,1H),1.52(d,J=6.1Hz,3H),1.44(d,J=6.6Hz,3H)。
実施例59
5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-[2-[6-(5-オキサ-2,8-ジアザスピロ[3.5]ノナン-2-イル)3-ピリジル]エチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000175
表題化合物を、実施例3の調製と同様に、化合物3bの代わりに5-[(4R,9aS)-8-[2-(6-クロロ-3-ピリジル)エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル(化合物11d)、tert-ブチルピペラジン-1-カルボキシレートの代わりにtert-ブチル5-オキサ-2,8-ジアザスピロ[3.5]ノナン-8-カルボキシレートおよびEA中の1 M HClの代わりに、TFA/DCM(1:2)を使用して、調製した。実施例59を淡黄色固体として得た(36mg)。LCMS(M+H):539,H NMR(400MHz,メタノール-d4)δppm:8.99(dd,J=1.6,4.3Hz,1H),8.64(dd,J=1.7,8.6Hz,1H),8.16(d,J=8.1Hz,1H),7.92(d,J=2.0Hz,1H),7.66(dd,J=4.2,8.6Hz,1H),7.51(dd,J=2.2,8.6Hz,1H),7.25(d,J=8.1Hz,1H),6.46(d,J=8.7Hz,1H),3.96(d,J=8.9Hz,2H),3.81(d,J=8.7Hz,2H),3.74-3.65(m,2H),3.48-3.37(m,3H),3.14-3.07(m,1H),3.01(s,2H),2.97(br d,J=11.0Hz,1H),2.90-2.70(m,8H),2.66-2.54(m,2H),2.33(br t,J=6.6Hz,2H),2.04(br t,J=10.5Hz,1H),1.19(d,J=5.9Hz,3H)。
実施例60
5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-[(2-メチル-6-ピペラジン-1-イル-3-ピリジル)メチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000176
表題化合物は、以下のスキームに従って調製された。
Figure 2022527588000177
表題化合物を、実施例11の調製と同様に、化合物11aの代わりに化合物60aを使用して、調製した。実施例60を黄色固体として得た(47mg)。LCMS(M+H):497,H NMR(400MHz,メタノール-d4)δppm:8.99(dd,J=1.6,4.6Hz,1H),8.83(dd,J=1.6,8.7Hz,1H),8.27-8.13(m,2H),7.75(dd,J=4.6,8.6Hz,1H),7.39(d,J=8.1Hz,1H),7.26(d,J=9.4Hz,1H),4.37-4.15(m,3H),4.12-4.03(m,1H),4.02-3.93(m,4H),3.89-3.78(m,1H),3.73-3.61(m,4H),3.54-3.44(m,2H),3.43-3.32(m,7H),2.76-2.65(m,3H),1.45(d,J=6.4Hz,3H)。
実施例61
5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-(1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-7-イルメチル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000178
表題化合物を、実施例1の調製と同様に、中間体Aの代わりに中間体Gを使用して調製した。実施例61を橙色固体として得た(165mg)。LCMS(M+H):454,H NMR(400MHz,メタノール-d)δppm:8.89(d,J=8.7Hz,1H),8.31(d,J=8.1Hz,1H),7.83(d,J=8.6Hz,1H),7.61-7.55(m,2H),7.48(d,J=8.1Hz,1H),7.42(d,J=7.9Hz,1H),4.68-4.49(m,2H),4.45(s,2H),4.43-4.34(m,1H),4.22(br d,J=13.1Hz,1H),3.95(br d,J=2.6Hz,1H),3.91-3.58(m,7H),3.54(t,J=6.3Hz,2H),3.51-3.41(m,2H),3.18(t,J=6.4Hz,2H),1.56(d,J=6.4Hz,3H)。
実施例62
5-[(4R,9aS)-8-[2-[6-[(3R,4R)-3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル]-3-ピリジル]エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000179
表題化合物は、以下のスキームに従って調製された。
Figure 2022527588000180
表題化合物を、実施例11の調製と同様に、tert-ブチルピペラジン-1-カルボキシレートの代わりにtert-ブチルN-[(3R,4R)-4-メトキシピロリジン-3-イル]カルバメートおよび、中間体Cの代わりに中間体Gを使用して調製した。実施例62を橙色固体として得た(86mg)。LCMS(M+H):528,H NMR(400MHz,メタノール-d)δppm:8.93(d,J=8.7Hz,1H),8.32(d,J=7.9Hz,1H),8.16(dd,J=2.0,9.4Hz,1H),8.11-8.07(m,1H),7.86(d,J=8.6Hz,1H),7.51(d,J=8.1Hz,1H),7.24(d,J=9.4Hz,1H),4.45(br t,J=11.1Hz,1H),4.38-4.31(m,1H),4.26(br d,J=12.7Hz,1H),4.19-4.05(m,5H),4.03-3.95(m,1H),3.90-3.59(m,9H),3.56-3.44(m,5H),3.25(t,J=7.9Hz,2H),1.58(d,J=6.5Hz,3H)。
実施例63
5-[(4R,9aS)-8-[2-[6-[(3R,4S)-3-アミノ-4-フルオロ-ピロリジン-1-イル]-3-ピリジル]エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000181
表題化合物を、実施例11の調製と同様に、tert-ブチルピペラジン-1-カルボキシレートの代わりにtert-ブチルN-[(3R,4S)-4-フルオロピロリジン-3-イル]カルバメート、および中間体Cの代わりに中間体Gを使用して調製した。実施例63を橙色固体として得た(60mg)。LCMS(M+H):516,H NMR(400MHz,メタノール-d4)δppm:9.03(d,J=8.7Hz,1H),8.37(d,J=8.1Hz,1H),8.19(dd,J=2.1,9.4Hz,1H),8.12(d,J=1.6Hz,1H),7.93(d,J=8.6Hz,1H),7.55(d,J=8.1Hz,1H),7.26(d,J=9.4Hz,1H),5.71(t,J=2.9Hz,0.5H),5.58(t,J=3.1Hz,0.5H),4.50(br t,J=11.2Hz,1H),4.41-4.23(m,3H),4.22-3.98(m,5H),3.96-3.41(m,10H),3.27(t,J=8.0Hz,2H),1.59(d,J=6.4Hz,3H)。
実施例64
5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-[2-[6-(6-メチル-2,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタン-2-イル)-3-ピリジル]エチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000182
表題化合物を、実施例22の調製と同様に、中間体11dの代わりに化合物62aを使用して調製した。実施例64を淡黄色固体として得た(70mg)。LCMS(M+H):524,H NMR(400MHz,メタノール-d4)δppm:8.52(d,J=8.7Hz,1H),8.04(d,J=8.1Hz,1H),7.79(d,J=2.0Hz,1H),7.54(d,J=8.6Hz,1H),7.37(dd,J=2.3,8.6Hz,1H),7.13(d,J=8.1Hz,1H),6.29(d,J=8.4Hz,1H),3.94(s,4H),3.36(s,4H),3.34-3.25(m,2H),3.19-3.10(m,1H),3.04-2.93(m,1H),2.85(br d,J=11.0Hz,1H),2.75-2.57(m,6H),2.52-2.43(m,2H),2.31-2.16(m,5H),1.91(br t,J=10.5Hz,1H),1.07(d,J=6.0Hz,3H)。
実施例65
5-[(4R,9aS)-8-[2-[6-(3-アミノ-3-メチル-アゼチジン-1-イル)-3-ピリジル]エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000183
表題化合物は、実施例11の調製と同様に、tert-ブチルピペラジン-1-カルボキシレートの代わりにtert-ブチルN-(3-メチルアゼチジン-3-イル)カルバメート、およびEA中の1 M HClの代わりにTFA/DCM(1:2)を使用して調製した。実施例65を淡黄色固体として得た(40mg)。LCMS(M+H):497,H NMR(400MHz,メタノール-d4)δppm:8.99(dd,J=1.6,4.3Hz,1H),8.64(dd,J=1.7,8.6Hz,1H),8.16(d,J=8.1Hz,1H),7.91(d,J=1.8Hz,1H),7.66(dd,J=4.3,8.6Hz,1H),7.50(dd,J=2.3,8.6Hz,1H),7.25(d,J=8.1Hz,1H),6.44(d,J=8.6Hz,1H),3.93-3.81(m,4H),3.49-3.37(m,2H),3.29(br d,J=2.7Hz,1H),3.16-3.07(m,1H),2.97(br d,J=11.0Hz,1H),2.88-2.68(m,6H),2.65-2.54(m,2H),2.41-2.27(m,2H),2.04(t,J=10.5Hz,1H),1.54(s,3H),1.18(d,J=6.0Hz,3H)。
実施例66
4-[(4R,9aS)-8-[2-[4-[(3R,4R)-3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル]フェニル]エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-3-フルオロ-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-7-カルボニトリル
Figure 2022527588000184
表題化合物は、以下のスキームに従って調製された。
Figure 2022527588000185
表題化合物を、実施例11の調製と同様に、tert-ブチルピペラジン-1-カルボキシレートの代わりにtert-ブチルN-[(3R,4R)-4-メトキシピロリジン-3-イル]カルバメートおよび、化合物11cの代わりに化合物7a、中間体Cの代わりに中間体Fを使用して調製した。実施例66を黄色固体として得た(55mg)。LCMS(M+H):533,H NMR(400MHz,メタノール-d4)δppm:8.08(d,J=3.5Hz,1H),7.50(d,J=7.9Hz,1H),7.23(d,J=8.7Hz,2H),6.68(dd,J=3.9,8.3Hz,3H),4.25-4.10(m,2H),3.99(br d,J=11.6Hz,3H),3.94-3.84(m,4H),3.78-3.54(m,5H),3.52-3.38(m,8H),3.27(dd,J=3.5,10.8Hz,1H),3.17-3.04(m,2H),1.53(d,J=6.4Hz,3H)。
実施例67
4-[(4R,9aS)-8-[2-[6-[(3R,4R)-3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル]-3-ピリジル]エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-3-フルオロ-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-7-カルボニトリル
Figure 2022527588000186
表題化合物は、以下のスキームに従って調製された。
Figure 2022527588000187
表題化合物を、実施例11の調製と同様に、tert-ブチルピペラジン-1-カルボキシレートの代わりにtert-ブチルN-[(3R,4R)-4-メトキシピロリジン-3-イル]カルバメート、および中間体Cの代わりに中間体Fを使用して調製した。実施例67を黄色固体として得た(55mg)。LCMS(M+H):534,H NMR(400MHz,メタノール-d4)δppm:8.09-8.00(m,1H),7.98-7.92(m,2H),7.38(d,J=7.8Hz,1H),7.12(d,J=9.3Hz,1H),6.56(d,J=7.9Hz,1H),4.27-4.16(m,1H),4.06-3.90(m,5H),3.89-3.71(m,5H),3.68-3.62(m,1H),3.60-3.34(m,9H),3.33-3.25(m,2H),3.14-2.99(m,2H),1.41(d,J=6.4Hz,3H)。
実施例68
4-[(4R,9aS)-8-[2-[4-[(3R,4R)-3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル]フェニル]エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-7-カルボニトリル
Figure 2022527588000188
表題化合物は、以下のスキームに従って調製された。
Figure 2022527588000189
表題化合物を、実施例11の調製と同様に、tert-ブチルピペラジン-1-カルボキシレートの代わりにtert-ブチルN-[(3R,4R)-4-メトキシピロリジン-3-イル]カルバメート、化合物11cの代わりに化合物7a、および中間体Cの代わりに中間体Eを使用して調製した。実施例68を橙色固体として得た(70mg)。LCMS(M+H):515,H NMR(400MHz,メタノール-d4)δppm:8.11(d,J=2.4Hz,1H),7.55(d,J=7.9Hz,1H),7.23(d,J=8.6Hz,2H),7.03(d,J=2.4Hz,1H),6.79(d,J=7.9Hz,1H),6.69(d,J=8.6Hz,2H),4.34-3.98(m,7H),3.94-3.76(m,4H),3.70-3.59(m,3H),3.58-3.42(m,8H),3.31-3.22(m,1H),3.17-3.07(m,2H),1.59(d,J=6.5Hz,3H)。
実施例69
4-[(4R,9aS)-4-メチル-8-(1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-7-イルメチル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-3-フルオロ-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-7-カルボニトリル
Figure 2022527588000190
表題化合物を、実施例1の調製と同様に、中間体Aの代わりに中間体Eを使用して調製した。実施例69を橙色固体として得た(8mg)。LCMS(M+H):460,H NMR(400MHz,メタノール-d4)δppm:7.92(d,J=3.7Hz,1H),7.45-7.34(m,3H),7.28(d,J=8.1Hz,1H),6.49(d,J=7.9Hz,1H),4.32(s,2H),4.21(br s,2H),3.77-3.57(m,3H),3.50-3.37(m,5H),3.15-2.82(m,8H),1.27(br d,J=6.2Hz,3H)。
実施例70
5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-(1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-5-イルメチル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000191
表題化合物を、実施例1の調製と同様に、中間体Aの代わりに中間体C、および化合物1bの代わりにtert-ブチル5-(ブロモメチル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-カルボキシレート(CAS:2031269-14-2、カタログ番号:PB98143,PharmaBlock)を使用して調製した。実施例70を橙色泡状物として得た(10mg)。LCMS(M+H):453,H NMR(400MHz,メタノール-d)δppm:9.23-9.13(m,1H),9.11-9.04(m,1H),8.40(d,J=8.1Hz,1H),8.01-7.91(m,1H),7.75-7.65(m,1H),7.57(d,J=8.1Hz,1H),7.49-7.35(m,2H),4.73-4.52(m,3H),4.44(s,2H),4.08-3.89(m,4H),3.87-3.50(m,9H),3.47-3.39(m,2H),1.60(d,J=6.4Hz,3H)
実施例71
5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-(1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-8-イルメチル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000192
表題化合物を、実施例1の調製と同様に、中間体Aの代わりに中間体C、および化合物1bの代わりにtert-ブチル8-(ブロモメチル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-カルボキシレート(CAS:2268818-17-1、カタログ番号:PB98142、PharmaBlock)を使用して調製した。実施例71を橙色泡状物として得た(18mg)。LCMS(M+H):453,H NMR(400MHz,メタノール-d)δppm:9.13-9.01(m,1H),8.87-8.71(m,1H),8.26(d,J=7.9Hz,1H),7.91-7.66(m,1H),7.52-7.27(m,4H),4.79-4.59(m,2H),4.29-3.83(m,5H),3.81-3.34(m,11H),3.19(br t,J=6.4Hz,2H),1.53(d,J=6.5Hz,3H)。
実施例72
5-[(4R,9aS)-8-イソインドリン-4-イル-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000193
表題化合物を、実施例1の調製と同様に、中間体Aの代わりに中間体C、および化合物1bの代わりにtert-ブチル4-(ブロモメチル)イソインドリン-2-カルボキシレート(CAS:1123176-01-1 、カタログ番号:PB98141、PharmaBlock)を使用して調製した。実施例72を橙色泡状物として得た(20mg)。LCMS(M+H):439,H NMR(400MHz,メタノール-d)δ ppm:9.14-9.05(m,1H),8.94-8.81(m,1H),8.30(d,J=7.9Hz,1H),7.88-7.75(m,1H),7.62(br d,J=6.0Hz,1H),7.57-7.51(m,2H),7.47(d,J=8.1Hz,1H),4.98(br d,J=8.6Hz,2H),4.70(s,2H),4.43-4.26(m,3H),4.13(br d,J=12.0Hz,1H),4.00-3.88(m,1H),3.82-3.56(m,6H),3.48-3.36(m,3H),1.55(d,J=6.5Hz,3H)。
実施例73
5-[(4R,9aS)-8-[2-(3-アミノ-3-メチル-アゼチジン-1-イル)-6-メチル-4-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000194
表題化合物を、実施例32の調製と同様に、tert-ブチルピペラジン-1-カルボキシレートの代わりにtert-ブチルN-(3-メチルアゼチジン-3-イル)カルバメート、4-ブロモ-2-フルオロピリジンの代わりに4-ブロモ-2-フルオロ-6-メチルピリジン、およびEA中の1 M HClの代わりにTFA/DCM(1:2)を使用して調製した。実施例73(35mg)を黄色泡状物として得た。LCMS(M+H):483。H NMR(400MHz,メタノール-d4)δppm:8.88(dd,J=1.6,4.3Hz,1H),8.54(dd,J=1.7,8.6Hz,1H),8.05(d,J=8.1Hz,1H),7.55(dd,J=4.2,8.6Hz,1H),7.16(d,J=8.1Hz,1H),6.12(d,J=1.7Hz,1H),5.48(d,J=2.0Hz,1H),3.81(br d,J=11.7Hz,1H),3.77-3.69(m,3H),3.64(d,J=7.8Hz,2H),3.46-3.38(m,1H),3.37-3.25(m,2H),2.89-2.61(m,5H),2.51(s,1H),2.18(s,4H),1.38(s,3H),1.11(d,J=6.1Hz,3H)。
実施例74
4-[(4R,9aS)-8-[2-[6-(3-アミノ-3-メチル-アゼチジン-1-イル)-3-ピリジル]エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-3-フルオロ-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-7-カルボニトリル
Figure 2022527588000195
表題化合物を、実施例11の調製と同様に、tert-ブチルピペラジン-1-カルボキシレートの代わりにtert-ブチルN-(3-メチルアゼチジン-3-イル)カルバメート、中間体Cの代わりに中間体F、およびEA中の1 M HClの代わりにTFA/DCM(1:2)を使用して調製した。実施例74を淡黄色固体として得た(14mg)。LCMS(M+H):504,H NMR(400MHz,メタノール-d4)δppm:7.88(d,J=3.7Hz,1H),7.79(d,J=1.8Hz,1H),7.37(dd,J=2.3,8.5Hz,1H),7.31(d,J=7.9Hz,1H),6.38(d,J=7.9Hz,1H),6.31(d,J=8.6Hz,1H),3.83-3.73(m,2H),3.71-3.63(m,2H),3.52-3.34(m,2H),3.17-3.09(m,1H),2.95(br dd,J=1.7,11.0Hz,1H),2.84(br d,J=11.0Hz,1H),2.72-2.57(m,4H),2.56-2.37(m,4H),2.25-2.05(m,2H),1.91(t,J=10.8Hz,1H),1.41(s,3H),1.06(d,J=6.2Hz,3H)。
実施例75
4-[(4R,9aS)-8-[2-[6-[(3R,4S)-3-アミノ-4-フルオロ-ピロリジン-1-イル]-3-ピリジル]エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-3-フルオロ-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-7-カルボニトリル
Figure 2022527588000196
表題化合物を、実施例11の調製と同様に、tert-ブチルピペラジン-1-カルボキシレートの代わりにtert-ブチルN-(3-メチルアゼチジン-3-イル)カルバメート、および中間体Cの代わりに中間体Fを使用して調製した。実施例74を淡黄色固体として得た(21mg)。LCMS(M+H):522,H NMR(400MHz,メタノール-d4)δ ppm:8.00(d,J=3.5Hz,1H),7.93(d,J=2.1Hz,1H),7.49(dd,J=2.3,8.7Hz,1H),7.42(d,J=7.9Hz,1H),6.50(d,J=8.2Hz,2H),5.22-5.16(m,0.5H),5.05(t,J=3.1Hz,0.5H),3.89-3.77(m,2H),3.74-3.67(m,1H),3.65-3.49(m,3H),3.27(br d,J=11.0Hz,1H),3.18(t,J=9.6Hz,1H),3.12-3.05(m,1H),2.97(br d,J=11.0Hz,1H),2.84-2.69(m,4H),2.67-2.52(m,4H),2.40-2.18(m,2H),2.03(t,J=10.8Hz,1H),1.18(d,J=6.2Hz,3H)。
実施例76
5-[(4R,9aS)-8-[[6-(3-アミノ-3-メチル-アゼチジン-1-イル)-2-メチル-3-ピリジル]メチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000197
表題化合物は、以下のスキームに従って調製された。
Figure 2022527588000198
表題化合物を、実施例11の調製と同様に、tert-ブチルピペラジン-1-カルボキシレートの代わりにtert-ブチルN-(3-メチルアゼチジン-3-イル)カルバメート、化合物11dの代わりに化合物60d、およびEA中の1 M HClの代わりにTFA/DCM(1:2)を使用して調製した。実施例76を淡黄色固体として得た(25mg)。LCMS(M+H):497,H NMR(400MHz,メタノール-d4)δppm:9.02(dd,J=1.6,4.3Hz,1H),8.67(dd,J=1.6,8.6Hz,1H),8.20(d,J=7.9Hz,1H),7.94(d,J=9.0Hz,1H),7.68(dd,J=4.3,8.6Hz,1H),7.36(d,J=7.9Hz,1H),6.73(d,J=8.9Hz,1H),4.48(dd,J=2.5,10.3Hz,2H),4.40-4.29(m,2H),3.95-3.84(m,1H),3.83-3.58(m,6H),3.28-3.06(m,5H),2.78-2.68(m,1H),2.63(s,3H),2.48(br t,J=11.6Hz,1H),1.74(s,3H),1.45(d,J=6.4Hz,3H)。
実施例77
5-[(4R,9aS)-8-[2-[6-[(4aR,7aR)-3,4,4a,5,7,7a-ヘキサヒドロ-2H-ピロロ[3,4-b][1,4]オキサジン-6-イル]-3-ピリジル]エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000199
表題化合物を、実施例11の調製と同様に、tert-ブチルピペラジン-1-カルボキシレートの代わりにtert-ブチル(4aR,7aR)-3,4a,5,6,7,7a-ヘキサヒドロ-2H-ピロロ[3,4-b][1,4]オキサジン-4-カルボキシレート(CAS:1932337-68-2、カタログ:PBXA8123,販売元:Pharmablock)、および中間体Cの代わりに中間体Gを使用して調製した。実施例77を淡黄色固体として得た(44mg)。LCMS(M+H):540,H NMR(400MHz,メタノール-d4)δppm:8.65(d,J=8.7Hz,1H),8.16(d,J=8.1Hz,1H),7.91(d,J=2.2Hz,1H),7.66(d,J=8.6Hz,1H),7.48(dd,J=2.3,8.6Hz,1H),7.25(d,J=8.1Hz,1H),6.48(d,J=8.7Hz,1H),3.99(dd,J=2.4,11.9Hz,1H),3.84-3.71(m,3H),3.69-3.61(m,1H),3.47-3.36(m,3H),3.26-3.08(m,3H),3.04-2.94(m,4H),2.88-2.67(m,6H),2.64-2.54(m,2H),2.40-2.29(m,2H),2.11-2.00(m,1H),1.19(d,J=6.0Hz,3H)。
実施例78
5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-[(6-ピペラジン-1-イル-3-ピリジル)メチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000200
実施例78を、実施例3の調製と同様に、中間体Aの代わりに中間体G、および化合物3aの代わりに2-ブロモ-5-(ブロモメチル)ピリジンを使用して調製した。実施例78を淡黄色固体として得た(15mg)。LCMS(M+H):484,H NMR(400MHz,メタノール-d4)δppm:8.61(d,J=8.7Hz,1H),8.14(d,J=8.1Hz,1H),8.06(d,J=2.2Hz,1H),7.68-7.55(m,2H),7.23(d,J=8.1Hz,1H),6.84(d,J=8.8Hz,1H),3.58-3.45(m,6H),3.44-3.39(m,1H),3.29-3.23(m,2H),3.00-2.92(m,5H),2.88-2.64(m,5H),2.37-2.21(m,2H),2.00(br t,J=10.3Hz,1H),1.17(d,J=6.0Hz,3H)。
実施例79
5-[(4R,9aS)-8-[[6-(3-アミノ-3-メチル-アゼチジン-1-イル)-2-メチル-3-ピリジル]メチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000201
表題化合物を、実施例11の調製と同様に、tert-ブチルピペラジン-1-カルボキシレートの代わりにtert-ブチルN-(3-メチルアゼチジン-3-イル)カルバメート、中間体Cの代わりに中間体G、およびEA中の1 M HClの代わりにTFA/DCM(1:2)を使用して調製した。実施例79を淡黄色固体として得た(27mg)。LCMS(M+H):498,H NMR(400MHz,メタノール-d4)δppm:8.61(d,J=8.6Hz,1H),8.14(d,J=8.1Hz,1H),7.63(d,J=8.6Hz,1H),7.42(d,J=8.3Hz,1H),7.23(d,J=8.1Hz,1H),6.24(d,J=8.3Hz,1H),3.95-3.85(m,2H),3.84-3.75(m,2H),3.48-3.38(m,3H),3.30-3.22(m,2H),2.92(br d,J=8.9Hz,1H),2.88-2.69(m,5H),2.46(s,3H),2.34-2.22(m,2H),2.07-1.95(m,1H),1.52(s,3H),1.17(d,J=6.1Hz,3H)。
実施例80
5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-[[2-メチル-6-(6-メチル-2,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタン-2-イル)-3-ピリジル]メチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000202
表題化合物は、以下のスキームに従って調製された。
Figure 2022527588000203
ステップ1:5-[(4R,9aS)-8-[(6-クロロ-2-メチル-3-ピリジル)メチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル(化合物80b)の調製
5-[(4R,9aS)-4-メチル-1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル(中間体G、500mg、1.6mmol)、6-クロロ-3-(クロロメチル)-2-メチルピリジン(428mg、2.4mmol)およびKCO(672mg、4.9mmol)のMeCN(10mL)中の混合物を80℃で16時間撹拌した。次いで、反応物を濃縮し、残渣をシリカゲルによって精製して、化合物80bを淡黄色固体、500mgとして得た。LCMS(M+H):448。
ステップ2:5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-[[2-メチル-6-(6-メチル-2,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタン-2-イル)-3-ピリジル]メチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル(実施例80)の調製
5-[(4R,9aS)-8-[(6-クロロ-2-メチル-3-ピリジル)メチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル(化合物80b,80mg,179μmol)、2-メチル-2,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタン(30mg,268μmol,、CsCO(116mg、357μmol)およびRuphos Pd G2(13.9mg、17.9μmol)のジオキサン(5mL)中の混合物を120℃で16時間撹拌した。次いで、反応物を濃縮し、残渣をHPLC調製により精製して、実施例80を淡黄色粉末、30mgとして得た。LCMS(M+H):524、H NMR(400MHz,メタノール-d4)δppm:8.61(d,J=8.6Hz,1H),8.14(d,J=7.9Hz,1H),7.63(d,J=8.6Hz,1H),7.42(d,J=8.3Hz,1H),7.23(d,J=8.1Hz,1H),6.23(d,J=8.3Hz,1H),4.06(s,4H),3.48(s,4H),3.46-3.38(m,3H),3.31-3.22(m,2H),2.96-2.87(m,1H),2.84-2.68(m,5H),2.45(s,3H),2.36(s,3H),2.32-2.23(m,2H),2.05-1.93(m,1H),1.17(d,J=6.1Hz,3H)。
実施例81
5-[(4R,9aS)-8-[[6-[(3R)-3-アミノ-3-メチル-ピロリジン-1-イル]-2-メチル-3-ピリジル]メチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000204
表題化合物は、以下のスキームに従って調製された。
Figure 2022527588000205
5-[(4R,9aS)-8-[(6-クロロ-2-メチル-3-ピリジル)メチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル(化合物80b,80mg,179μmol)、tert-ブチル(R)-(3-メチルピロリジン-3-イル)カルバメート(53.6mg、268μmol,)、CsCO(116mg、357μmol)およびRuphos Pd G2(14mg,18μmol)のジオキサン(5mL)中の混合物を120℃で16時間撹拌した。反応物を濃縮し、残渣をHPLC調製により精製して、化合物81a(40mg)を淡黄色固体として得た。化合物81a(40mg、65.4μmol)をEA中1 M HCl(3mL)で処理し、室温で16時間攪拌した。反応混合物を濃縮して、実施例81(32mg)を橙色固体として得た。LCMS(M+H):512,H NMR(400MHz,メタノール-d)δppm:8.90(d,J=8.6Hz,1H),8.31(d,J=7.9Hz,1H),8.21(d,J=9.3Hz,1H),7.84(d,J=8.6Hz,1H),7.49(d,J=8.1Hz,1H),7.07(d,J=9.4Hz,1H),4.40-4.22(m,3H),4.19-4.10(m,1H),4.03-3.89(m,4H),3.87-3.82(m,1H),3.82-3.70(m,4H),3.65-3.52(m,2H),3.51-3.35(m,3H),2.80(s,3H),2.50-2.42(m,2H),1.66(s,3H),1.56(d,J=6.5Hz,3H)。
実施例82
5-[(4R,9aS)-8-[[6-[[(3S,4R)-4-フルオロピリジン-3-イル]アミノ]-2-メチル-3-ピリジル]メチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000206
表題化合物を、実施例81の調製と同様に、tert-ブチル(R)ー(3-メチルピロリジン-3-イル)カルバメートの代わりにtert-ブチル(3S,4R)-3-アミノ-4-フルオロピロリジン-1-カルボキシレートを使用して調製した。実施例82を橙色固体、32mgとして得た。LCMS(M+H):516,H NMR(400MHz,メタノール-d)δppm:8.88(d,J=8.7Hz,1H),8.30(d,J=8.1Hz,1H),8.24(d,J=9.2Hz,1H),7.83(d,J=8.7Hz,1H),7.48(d,J=7.9Hz,1H),7.21(d,J=9.2Hz,1H),5.57(t,J=2.9Hz,0.5H),5.44(t,J=2.9Hz,0.5H),5.19-5.01(m,1H),4.36-4.17(m,3H),4.13(br d,J=11.9Hz,1H),4.01-3.83(m,3H),3.82-3.60(m,5H),3.58-3.37(m,5H),3.27-3.21(m,1H),2.79(s,3H),1.56(d,J=6.4Hz,3H)。
実施例83
5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-[[2-メチル-6-(9-オキサ-3,7-ジアザビシクロ[3.3.1]ノナン-3-イル)-3-イル)-3-ピリジル]メチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000207
表題化合物を、実施例81の調製と同様に、tert-ブチル(R)ー(3-メチルピロリジン-3-イル)カルバメートの代わりにtert-ブチル9-オキサ-3,7-ジアザビシクロ[3.3.1]ノナン-3-カルボキシレートを使用して調製した。実施例83を橙色固体、12mgとして得た。LCMS(M+H):540,H NMR(400MHz,メタノール-d)δppm:8.84(d,J=8.6Hz,1H),8.28(d,J=7.9Hz,2H),7.80(d,J=8.6Hz,1H),7.45(d,J=7.9Hz,1H),7.34(d,J=9.2Hz,1H),4.41(br s,2H),4.30(br d,J=12.8Hz,2H),4.16-3.98(m,4H),3.94-3.82(m,1H),3.81-3.63(m,7H),3.61-3.38(m,8H),2.84(s,3H),1.54(d,J=6.4Hz,3H)。
実施例84
5-[(4R,9aS)-8-[2-[6-[(3R)-3-アミノ-3-メチル-ピロリジン-1-イル]-3-ピリジル]エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000208
表題化合物を、実施例11の調製と同様に、tert-ブチルピペラジン-1-カルボキシレートの代わりにtert-ブチル(R)-(3-メチルピロリジン-3-イル)カルバメートおよび、中間体Cの代わりに中間体Gを使用して調製した。実施例84を橙色固体、50mgとして得た。LCMS(M+H):512,H NMR(400MHz,メタノール-d4)δppm:8.85(d,J=8.7Hz,1H),8.28(d,J=8.1Hz,1H),8.19-8.11(m,1H),8.07(s,1H),7.81(d,J=8.6Hz,1H),7.47(d,J=8.1Hz,1H),7.21(d,J=9.4Hz,1H),4.44-4.31(m,1H),4.22(br d,J=13.3Hz,1H),4.06(br t,J=10.9Hz,2H),3.98-3.83(m,4H),3.81-3.71(m,4H),3.69-3.54(m,4H),3.54-3.38(m,2H),3.27-3.17(m,2H),2.55-2.38(m,2H),1.67(s,3H),1.56(d,J=6.4Hz,3H)。
実施例85
5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-[(2-メチル-6-[(2S)-2-メチルピペラジン-1-イル]-3-ピリジル]メチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000209
表題化合物を、実施例11の調製と同様に、tert-ブチルピペラジン-1-カルボキシレートの代わりにtert-ブチル(3S)-3-メチルピペラジン-1-カルボキシレート、および化合物11dの代わりに化合物60dを使用して調製した。実施例85を淡黄色固体、5mgとして得た。LCMS(M+H):511,H NMR(400MHz,メタノール-d4)δppm:9.01-8.94(m,1H),8.69-8.56(m,1H),8.14(d,J=7.9Hz,1H),7.71-7.59(m,1H),7.41(d,J=8.6Hz,1H),7.23(d,J=8.1Hz,1H),6.53(d,J=8.6Hz,1H),4.45(br d,J=4.8Hz,1H),3.99-3.88(m,1H),3.55-3.38(m,5H),3.32-3.21(m,1H),3.12-2.86(m,6H),2.85-2.67(m,7H),2.37-2.23(m,2H),2.04-1.93(m,1H),1.20-1.13(m,6H)。
実施例86
5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-[(2-メチル-6-[(3R)-3-メチルピペラジン-1-イル]-3-ピリジル]メチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000210
表題化合物を、実施例11の調製と同様に、tert-ブチルピペラジン-1-カルボキシレートの代わりにtert-ブチル(2R)-2-メチルピペラジン-1-カルボキシレート、および化合物11dの代わりに化合物60dを使用して調製した。実施例86 を淡黄色固体、15mgとして得た。LCMS(M+H):511,H NMR(400MHz,METHANOL-d)δppm 9.02-8.91(m,1H),8.67-8.54(m,1H),8.14(d,J=8.1Hz,1H),7.68-7.56(m,1H),7.42(d,J=8.6Hz,1H),7.23(d,J=8.1Hz,1H),6.59(d,J=8.4Hz,1H),4.23-4.04(m,2H),3.54-3.36(m,3H),3.32-3.21(m,2H),3.10-3.02(m,1H),2.98-2.66(m,9H),2.51-2.38(m,4H),2.37-2.20(m,2H),2.00(t,J=10.2Hz,1H),1.18-1.15(m,6H)。
実施例87
5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-[(4-メチル-6-ピペラジン-1-イル-3-ピリジル)メチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
Figure 2022527588000211
表題化合物は、以下のスキームに従って調製された。
Figure 2022527588000212
表題化合物を、実施例11の調製と同様に、化合物11cの代わりに化合物87a、および中間体Cの代わりに中間体Gを使用して調製した。実施例87を橙色固体、27mgとして得た。LCMS(M+H):498,H NMR(400MHz,メタノール-d)δppm:8.98(d,J=8.6Hz,1H),8.34(d,J=8.1Hz,1H),8.24(s,1H),7.89(d,J=8.6Hz,1H),7.51(d,J=8.1Hz,1H),7.44(s,1H),4.31-4.09(m,4H),4.08-4.02(m,4H),3.98-3.90(m,1H),3.77(br d,J=12.7Hz,2H),3.67(br d,J=9.7Hz,2H),3.59-3.36(m,8H),3.22-3.09(m,1H),2.66(s,3H),1.56(J=6.5Hz,3H)。
実施例88
5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-[(3-メチル-6-ピペラジン-1-イル-2-ピリジル)メチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000213
表題化合物を、実施例11の調製と同様に、化合物11cの代わりに6-クロロ-2-(クロロメチル)-3-メチル-ピリジン、および中間体Cの代わりに中間体Gを使用して調製した。実施例88を橙色固体、16mgとして得た。LCMS(M+H):498,H NMR(400MHz,メタノール-d4)δppm:8.94(d,J=8.7Hz,1H),8.30(d,J=7.9Hz,1H),7.84(d,J=8.6Hz,1H),7.71(d,J=8.8Hz,1H),7.48(d,J=8.1Hz,1H),7.06(d,J=8.8Hz,1H),4.69-4.57(m,1H),4.53(d,J=2.1Hz,2H),4.17(br d,J=12.5Hz,1H),4.09-4.03(m,1H),4.00-3.89(m,5H),3.89-3.67(m,5H),3.59-3.39(m,7H),2.32(s,3H),1.57(d,J=6.5Hz,3H)。
実施例89
5-[(4R,9aS)-8-[2-[2-[(3R,4S)-3-アミノ-4-フルオロ-ピロリジン-1-イル]-4-ピリジル]エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000214
表題化合物を、実施例11の調製と同様に、化合物11aの代わりに2-(2-クロロ-4-ピリジル)酢酸、中間体Cの代わりに中間体G、およびtert-ブチルピペラジン-1-カルボキシレートの代わりにtert-ブチルN-[(3R,4S)-4-フルオロピロリジン-3-イル]カルバメートを使用して調製した。実施例89を、橙色固体、60mgとして得た。LCMS(M+H):516,H NMR(400MHz,メタノール-d4)δppm:8.93(d,J=8.6Hz,1H),8.32(d,J=7.9Hz,1H),8.01(d,J=6.6Hz,1H),7.86(d,J=8.6Hz,1H),7.51(d,J=8.1Hz,1H),7.35(s,1H),7.18-7.11(m,1H),5.71(br s,0.5H),5.58(t,J=3.1Hz,0.5H),4.45(br t,J=11.2Hz,1H),4.39-4.16(m,4H),4.15-4.04(m,3H),4.03-3.94(m,1H),3.89-3.63(m,8H),3.57-3.37(m,4H),1.58(d,J=6.4Hz,3H)。
実施例90
5-[(4R,9aS)-8-[[6-(3,6-ジアザビシクロ[3.1.1]ヘプタン-3-イル)-2-メチル-3-ピリジル]メチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000215
表題化合物を、実施例81の調製と同様に、tert-ブチル(R)-(3-メチルピロリジン-3-イル)カルバメートの代わりにtert-ブチル3,6-ジアザビシクロ[3.1.1]ヘプタン-6-カルボキシレート、およびEA中の1 M HClの代わりにTFA/DCM(1:2)を使用して調製した。実施例90を淡色固体、15mgとして得た。LCMS(M+H):510,H NMR(400MHz,メタノール-d)δppm:8.63(d,J=8.6Hz,1H),8.17(d,J=7.9Hz,1H),7.83(d,J=8.9Hz,1H),7.65(d,J=8.6Hz,1H),7.32(d,J=8.1Hz,1H),6.85(d,J=8.8Hz,1H),4.59(d,J=6.2Hz,2H),4.20-4.02(m,4H),3.95(br s,2H),3.83-3.73(m,1H),3.66-3.50(m,3H),3.48-3.33(m,3H),3.17-2.97(m,3H),2.96-2.83(m,2H),2.70-2.57(m,4H),2.01-1.94(m,1H),1.36(d,J=6.4Hz,3H)。
実施例91
5-[(4R,9aS)-8-[[6-(3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-イル)-2-メチル-3-ピリジル]メチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000216
表題化合物を、実施例81の調製と同様に、tert-ブチル(R)ー(3-メチルピロリジン-3-イル)カルバメートの代わりにtert-ブチル3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-カルボキシレートを使用して調製した。実施例91を、橙色固体、15mgとして得た。LCMS(M+H):524,H NMR(400MHz,メタノール-d)δppm:8.80(d,J=8.6Hz,1H),8.26(d,J=7.9Hz,1H),8.17(d,J=9.2Hz,1H),7.77(d,J=8.6Hz,1H),7.43(d,J=8.1Hz,1H),7.26(d,J=9.0Hz,1H),4.38-4.25(m,4H),4.17-3.93(m,4H),3.91-3.79(m,1H),3.76-3.61(m,4H),3.56-3.34(m,4H),3.29-3.08(m,2H),3.01-2.84(m,1H),2.77(s,3H),2.28-2.09(m,4H),1.53(d,J=6.4Hz,3H)。
実施例92
5-[(4R,9aS)-8-[[6-[(1S,4S)-2,5-ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル]-2-メチル-3-ピリジル]メチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000217
表題化合物を、実施例81の調製と同様に、tert-ブチル(R)ー(3-メチルピロリジン-3-イル)カルバメートの代わりにtert-ブチル(1S,4S)-2,5-ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-カルボキシレートを使用して調製した。実施例92を淡褐色固体、15mgとして得た。LCMS(M+H):510,H NMR(400MHz,メタノール-d)δppm:8.88(d,J=8.6Hz,1H),8.30(d,J=7.9Hz,1H),8.21(d,J=9.4Hz,1H),7.83(d,J=8.7Hz,1H),7.48(d,J=8.1Hz,1H),7.15(br d,J=9.0Hz,1H),5.30(br s,1H),4.74(s,1H),4.39-4.08(m,4H),4.04-3.86(m,3H),3.82-3.60(m,5H),3.58-3.36(m,5H),3.30-3.15(m,1H),2.79(s,3H),2.47-2.37(m,1H),2.31-2.21(m,1H),1.55(d,J=6.4Hz,3H)。
実施例93
4-[(4R,9aR)-4-メチル-8-(3-メチル-5-ピペラジン-1-イル-2-ピリジル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-1-メチル-1,8-ナフチリジン-2-オン
Figure 2022527588000218
表題化合物は、以下のスキームに従って調製された。
Figure 2022527588000219
ステップ1:4-[(4R,9aR)-8-(5-ブロモ-3-メチル-2-ピリジル)-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-1-メチル-1,8-ナフチリジン-2-オン(化合物93a)の調製
4-[(4R,9aS)-4-メチル-1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-1-メチル-1,8-ナフチリジン-2-オン(中間体L,150mg、479μmol)、5-ブロモ-2-フルオロ-3-メチルピリジン(136mg、718μmol)およびDIPEA(309mg、2.39mmol)のNMP(5mL)中の混合物を180℃で16時間撹拌した。次いで、反応物をEAで希釈し、水およびブラインで洗浄し、有機層を乾燥させ、濃縮した。残渣をシリカゲルによって精製して、化合物93aを淡褐色泡状物、100mgとして得た。LCMS(M+H):483。
ステップ2:tert-ブチル4-[6-[(4R,9aR)-4-メチル-2-(1-メチル-2-オキソ-1,8-ナフチリジン-4-イル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-8-イル]-5-メチル-3-ピリジル]ピペラジン-1-カルボキシレート(化合物93b)の調製
4-[(4R,9aR)-8-(5-ブロモ-3-メチル-2-ピリジル)-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-1-メチル-1,8-ナフチリジン-2-オン(化合物93a、100mg、207μmol)、tert-ブチルピペラジン-1-カルボキシレート(57.8mg、310μmol)、CsCO(135mg、414μmol)およびRuphos Pd G2(16.1mg、20.7μmol)のジオキサン(5mL)中の混合物を115℃で16時間撹拌した。次いで、反応物を濃縮し、残渣をHPLCにより精製して、化合物93bを淡黄色固体、30mgとして得た。LCMS(M+H):589。
ステップ3:4-[(4R,9aR)-4-メチル-8-(3-メチル-5-ピペラジン-1-イル-2-ピリジル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-1-メチル-1,8-ナフチリジン-2-オン(実施例93)の調製
tert-ブチル4-[6-[(4R,9aR)-4-メチル-2-(1-メチル-2-オキソ-1,8-ナフチリジン-4-イル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-8-イル]-5-メチル-3-ピリジル]ピペラジン-1-カルボキシレート(化合物93b、15mg、25.5μmol)のEA(2mL)中1 M HCl中の混合物を室温で16時間撹拌し、次いで、反応物を濃縮して、実施例93を黄色固体、14mgとして得た。LCMS(M+H):489,H NMR(400MHz,メタノール-d)δppm:8.74-8.66(m,1H),8.44-8.37(m,1H),8.14(d,J=2.6Hz,1H),7.85(d,J=2.9Hz,1H),7.45-7.35(m,1H),6.34(s,1H),4.25-4.15(m,1H),4.08(br d,J=12.3Hz,1H),4.01-3.87(m,3H),3.87-3.77(m,6H),3.69-3.59(m,5H),3.56-3.41(m,5H),3.40-3.33(m,2H),2.55(s,3H),1.59(d,J=6.5Hz,3H)。
実施例94
5-[(4R,9aS)-8-[[6-[(1S,4S)-2,5-ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル]-4-メチル-3-ピリジル]メチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000220
表題化合物を、実施例81の調製と同様に、tert-ブチル(R)-(3-メチルピロリジン-3-イル)カルバメートの代わりにtert-ブチル(1S,4S)-2,5-ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-カルボキシレート、および化合物80bの代わりに化合物87bを使用して調製した。実施例94を、橙色固体、33mgとして得た。LCMS(M+H):510,H NMR(400MHz,メタノール-d)δppm:8.94(d,J=8.6Hz,1H),8.33(d,J=8.1Hz,1H),8.13(br s,1H),7.87(d,J=8.7Hz,1H),7.49(d,J=8.1Hz,1H),7.23(br s,1H),5.19(s,1H),4.74(s,1H),4.27-4.02(m,4H),3.99-3.84(m,3H),3.81-3.70(m,2H),3.69-3.56(m,3H),3.54-3.36(m,5H),3.12-2.97(m,1H),2.66(s,3H),2.46-2.38(m,1H),2.31-2.20(m,1H),1.56(d,J=6.5Hz,3H)。
実施例95
5-[(4R,9aR)-8-[5-[(1S,4S)-2,5-ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)-3-メチル-2-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000221
表題化合物を、実施例93の調製と同様に、tert-ブチルピペラジン-1-カルボキシレートの代わりにtert-ブチル(1S,4S)-2,5-ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-カルボキシレート、および中間体Lの代わりに中間体Gを使用して調製した。実施例95を暗褐色固体、8mgとして得た。LCMS(M+H):496,H NMR(400MHz,メタノール-d)δppm:8.80(d,J=8.7Hz,1H),8.25(d,J=8.1Hz,1H),7.81-7.70(m,2H),7.62(d,J=3.1Hz,1H),7.44(d,J=7.9Hz,1H),4.83(s,1H),4.60(s,1H),4.31-4.15(m,1H),4.07(br d,J=12.3Hz,1H),4.01-3.94(m,1H),3.84-3.66(m,6H),3.63-3.35(m,7H),2.52(s,3H),2.36-2.23(m,1H),2.13(br d,J=11.5Hz,1H),1.57(d,J=6.5Hz,3H)。
実施例96
5-[(4R,9aR)-8-[5-[(3R,4S)-3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル]-3-メチル-2-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000222
表題化合物を、実施例93の調製と同様に、tert-ブチルピペラジン-1-カルボキシレートの代わりにtert-ブチルN-[(3R,4S)-4-メトキシピロリジン-3-イル]カルバメート、および中間体Lの代わりに中間体Gを使用して調製した。実施例96を暗褐色固体、14mgとして得た。LCMS(M+H):514,H NMR(400MHz,メタノール-d)δppm:8.86(d,J=8.6Hz,1H),8.27(d,J=8.1Hz,1H),7.79(d,J=8.6Hz,1H),7.71(d,J=2.8Hz,1H),7.52(d,J=2.9Hz,1H),7.46(d,J=8.1Hz,1H),4.35-4.19(m,2H),4.16-4.02(m,2H),4.02-3.93(m,1H),3.87-3.72(m,6H),3.70-3.56(m,3H),3.55-3.36(m,7H),2.53(s,3H),1.58(d,J=6.5Hz,3H)。
実施例97
5-[(4R,9aR)-8-[5-[(3R)-3-アミノ-3-メチル-ピロリジン-1-イル]-3-メチル-2-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000223
表題化合物を、実施例93の調製と同様に、tert-ブチルピペラジン-1-カルボキシレートの代わりにtert-ブチル(R)-(3-メチルピロリジン-3-イル)カルバメート、および中間体Lの代わりに中間体Gを使用して調製した。実施例97を淡褐色固体、5mgとして得た。LCMS(M+H):498,H NMR(400MHz,METHANOL-d)δppm 8.79(d,J=8.6Hz,1H),8.25(d,J=7.9Hz,1H),7.74(d,J=8.7Hz,1H),7.69(d,J=2.7Hz,1H),7.51(d,J=3.1Hz,1H),7.44(d,J=8.1Hz,1H),4.28-4.16(m,1H),4.12-4.04(m,1H),4.02-3.92(m,1H),3.83-3.69(m,6H),3.67-3.36(m,7H),2.53(s,3H),2.34(br d,J=7.9Hz,2H),1.65-1.51(m,6H)。
実施例98
5-[(4R,9aS)-8-[[6-[(4aR,7aR)-3,4,4a,5,7,7a-ヘキサヒドロ-2H-ピロロ[3,4-b][1,4]オキサジン-6-イル]-2-メチル-3-ピリジル]メチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000224
表題化合物を、実施例81の調製と同様に、tert-ブチル(R)-(3-メチルピロリジン-3-イル)カルバメートの代わりにtert-ブチル(4aR,7aR)-3,4a,5,6,7,7a-ヘキサヒドロ-2H-ピロロ[3,4-b][1,4]オキサジン-4-カルボキシレート(CAS:1932337-68-2、カタログ:PBXA8123,販売元:Pharmablock)を使用して調製した。実施例98を淡黄色固体、30mgとして得た。LCMS(M+H):540,H NMR(400MHz,メタノール-d)δppm:8.58(d,J=8.6Hz,1H),8.12(d,J=7.9Hz,1H),7.61(d,J=8.6Hz,1H),7.37(d,J=8.6Hz,1H),7.21(d,J=8.1Hz,1H),6.26(d,J=8.4Hz,1H),4.05-3.92(m,1H),3.84-3.69(m,3H),3.68-3.55(m,1H),3.49-3.36(m,3H),3.28-3.06(m,4H),3.05-2.88(m,4H),2.85-2.67(m,5H),2.44(s,3H),2.35-2.20(m,2H),1.97(t,J=10.0Hz,1H),1.15(d,J=6.1Hz,3H)。
実施例99
5-[(4R,9aR)-8-[5-[(3R,4R)-3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル]-3-メチル-2-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000225
表題化合物を、実施例93の調製と同様に、tert-ブチルピペラジン-1-カルボキシレートの代わりにtert-ブチルN-[(3R,4R)-4-メトキシピロリジン-3-イル]カルバメート、および中間体Lの代わりに中間体Gを使用して調製した。実施例99を橙色固体、5mgとして得た。LCMS(M+H):514,H NMR(400MHz,METHANOL-d4)δppm 8.79(d,J=8.6Hz,1H),8.25(d,J=7.9Hz,1H),7.77-7.66(m,2H),7.54(d,J=2.9Hz,1H),7.44(d,J=8.1Hz,1H),4.27-4.16(m,2H),4.14-4.04(m,1H),4.04-3.94(m,2H),3.94-3.86(m,1H),3.83-3.70(m,6H),3.61-3.35(m,9H),2.53(s,3H),1.57(d,J=6.4Hz,3H)。
実施例100
5-[(4R,9aR)-8-[5-[(4aR,7aR)-3,4,4a,5,7,7a-ヘキサヒドロ-2H-ピロロ[3,4-b][1,4]オキサジン-6-イル]-3-メチル-2-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000226
表題化合物を、実施例93の調製と同様に、tert-ブチルピペラジン-1-カルボキシレートの代わりにtert-ブチル(4aR,7aR)-3,4a,5,6,7,7a-ヘキサヒドロ-2H-ピロロ[3,4-b][1,4]オキサジン-4-カルボキシレート(CAS:1932337-68-2、カタログ:PBXA8123、販売元:Pharmablock)、および中間体Lの代わりに中間体Gを使用して調製した。実施例100を橙色固体、5mgとして得た。LCMS(M+H):526,H NMR(400MHz,METHANOL-d)δppm 8.75(d,J=8.6Hz,1H),8.23(d,J=7.9Hz,1H),7.72(d,J=8.6Hz,1H),7.61(d,J=2.7Hz,1H),7.52(d,J=2.9Hz,1H),7.42(d,J=7.9Hz,1H),4.32-4.11(m,3H),4.10-3.92(m,3H),3.90-3.60(m,8H),3.58-3.35(m,8H),2.51(s,3H),1.56(d,J=6.5Hz,3H)。
実施例101
5-[(4R,9aR)-8-[5-(6-アミノ-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-2-イル)-3-メチル-2-ピリジル]4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000227
表題化合物を、実施例93の調製と同様に、tert-ブチルピペラジン-1-カルボキシレートの代わりにtert-ブチルN-(2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル)カルバメート、中間体Lの代わりに中間体G、およびEA中1 M HClの代わりにTFA/DCM(1:2)を使用して調製した。実施例101を淡黄色固体、30mgとして得た。LCMS(M+H):510,H NMR(400MHz,メタノール-d4)δppm:8.72(d,J=8.7Hz,1H),8.23(d,J=7.9Hz,1H),7.71(d,J=8.7Hz,1H),7.47-7.35(m,2H),7.07(d,J=2.6Hz,1H),4.11(br s,1H),4.06-3.99(m,3H),3.92(s,3H),3.82-3.71(m,3H),3.66-3.53(m,2H),3.46-3.37(m,2H),3.31-3.21(m,3H),2.75-2.65(m,2H),2.49-2.36(m,5H),1.53(d,J=6.5Hz,3H)。
実施例102
5-[(4R,9aR)-4-メチル-8-[3-メチル-5-(6-メチル-2,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタン-2-カルボニル)-2-ピリジル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000228
表題化合物は、以下のスキームに従って調製された。
Figure 2022527588000229
ステップ1:6-[(4R,9aR)-2-(8-シアノ-2-ジュウテリオ-5-キノリル)-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-8-イル]-5-メチル-ピリジン-3-カルボン酸(化合物102a)の調製
5-[(4R,9aS)-4-メチル-1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル(中間体G、100mg、324μmol)、6-フルオロ-5-メチルニコチン酸(101mg、648μmol)およびDIPEA(210mg、1.62mmol)のDMSO(5mL)中の混合物を120℃で16時間撹拌し、次いで、反応物をフラッシュ調製(水中TFA、MeCN)によって精製して、化合物102aを淡黄色固体、100mgとして得た。LCMS(M+H):444。
ステップ2:5-[(4R,9aR)-4-メチル-8-[3-メチル-5-(6-メチル-2,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタン-2-カルボニル)-2-ピリジル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル(実施例102)の調製
6-[(4R,9aR)-2-(8-シアノ-2-ジュウテリオ-5-キノリル)-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-8-イル]-5-メチル-ピリジン-3-カルボン酸(化合物102a、100mg、225μmol)、2-メチル-2,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタン(50.6mg、451μmol)、HATU(103mg、271μmol)およびDIPEA(87.4mg、676μmol)のDMF(5mL)中の混合物を室温で1時間撹拌し、次いで、反応物をEAで希釈し、水およびブラインで洗浄した。有機層を乾燥させて濃縮し、残渣をHPLC調製により精製して、実施例102を淡黄色固体、45mgとして得た。LCMS(M+H):538,H NMR(400MHz,メタノール-d)δppm:8.62(d,J=8.6Hz,1H),8.35(d,J=2.1Hz,1H),8.11(d,J=8.1Hz,1H),7.74(d,J=1.7Hz,1H),7.62(d,J=8.6Hz,1H),7.23(d,J=8.1Hz,1H),4.48(br s,2H),4.21(br s,2H),3.74-3.64(m,1H),3.58(br d,J=12.1Hz,1H),3.49-3.39(m,6H),3.35(br d,J=11.4Hz,1H),3.15-3.01(m,1H),2.94-2.74(m,5H),2.44-2.36(m,1H),2.34(s,3H),2.31(s,3H),1.19(d,J=5.6Hz,3H)。
実施例103
5-[(4S,9aR)-4-メチル-8-[3-メチル-5-(6-メチル-2,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタン-2-カルボニル)-2-ピリジル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000230
表題化合物を、実施例102の調製と同様に、中間体Gの代わりに中間体Kを用いて調製した。実施例103を淡黄色固体として得た、
35mg。LCMS(M+H):538,H NMR(400MHz,メタノール-d)δppm:8.73(d,J=8.6Hz,1H),8.36(d,J=2.3Hz,1H),8.15(d,J=7.9Hz,1H),7.78-7.72(m,1H),7.65(d,J=8.6Hz,1H),7.27(d,J=8.1Hz,1H),4.49(br s,2H),4.22(br s,2H),3.69-3.54(m,2H),3.48(s,4H),3.44-3.32(m,5H),3.16-2.97(m,2H),2.86-2.72(m,3H),2.36(s,3H),2.34(s,3H),1.46(d,J=6.5Hz,3H)。
実施例105
5-[(4R,9aS)-8-[2-[(3R)-3-アミノ-3-メチル-ピロリジン-1-イル]-4-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000231
表題化合物を、実施例32の調製と同様に、tert-ブチルピペラジン-1-カルボキシレートの代わりにtert-ブチルN-[(3R)-3-メチルピロリジン-3-イル]カルバメートを使用して調製した。実施例105(20mg)を橙色固体として得た。LCMS(M+H):483。H NMR(400MHz,メタノール-d4)δ ppm:9.06(dd,J=1.6,4.3Hz,1H),8.77(dd,J=1.7,8.6Hz,1H),8.26(d,J=7.9Hz,1H),7.78-7.72(m,2H),7.46(d,J=8.1Hz,1H),6.83(dd,J=2.2,7.6Hz,1H),6.19(d,J=2.2Hz,1H),4.68-4.52(m,2H),4.15-4.02(m,2H),3.95-3.83(m,4H),3.82-3.64(m,4H),3.48-3.35(m,4H),2.45-2.36(m,2H),1.64(s,3H),1.58(d,J=6.5Hz,3H)。
実施例106
5-[(4S,9aS)-4-メチル-8-[4-[(2R)-モルホリン-2-イル]フェニル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000232
表題化合物を、実施例2の調製と同様に、5-[シス-4-メチル-1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル(中間体A)の代わりに、5-[(4S,9aS)-4-メチル-1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル(中間体K)、および、tert-ブチル5-ブロモ-3,4-ジヒドロ-1H-イソキノリン-2-カルボキシレート(化合物2a)の代わりに、tert-ブチル(2R)-2-(4-ブロモフェニル)モルホリン-4-カルボキシレート(CAS:1312566-00-9、手順については、国際公開第2014041007号パンフレット、2014年03月20日を参照)を使用して調製した。実施例106(11mg)を橙色固体として得た。LCMS(M+H):470。H NMR(400MHz,メタノール-d4)δppm:8.71(d,J=8.6Hz,1H),8.13(d,J=8.1Hz,1H),7.65(d,J=8.6Hz,1H),7.27-7.21(m,3H),6.97(d,J=8.8Hz,2H),4.38(dd,J=2.3,10.5Hz,1H),3.95(dd,J=2.4,11.6Hz,1H),3.73(dt,J=3.2,11.4Hz,1H),3.62(br t,J=12.8Hz,2H),3.44(br d,J=11.4Hz,1H),3.34(br d,J=2.6Hz,2H),3.30-3.25(m,2H),3.03-2.79(m,6H),2.78-2.66(m,2H),2.51(br,1H),1.43(d,J=6.5Hz,3H)。
実施例107
5-[(4S,9aS)-4-メチル-8-[4-[2S]-モルホリン-2-イル]フェニル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000233
表題化合物を、実施例2の調製と同様に、5-[シス-4-メチル-1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル(中間体A)の代わりに5-[(4S,9aS)-4-メチル-1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル(中間体K)、およびtert-ブチル5-ブロモ-3,4-ジヒドロ-1H-イソキノリン-2-カルボキシレート(化合物2a)の代わりにtert-ブチル(2S)-2-(4-ブロモフェニル)モルホリン-4-カルボキシレート(CAS:1131220-37-5、手順については、国際公開第2014041007号パンフレット、2014年03月20日を参照)を使用して調製した。実施例107(10mg)を橙色固体として得た。LCMS(M+H):470。H NMR(400MHz,メタノール-d4)δppm:8.83(d,J=8.4Hz,1H),8.26(d,J=7.9Hz,1H),7.77(d,J=8.6Hz,1H),7.45(d,J=7.9Hz,1H),7.38(br d,J=8.7Hz,2H),7.12(d,J=8.7Hz,2H),4.8-4.8(m,1H),4.4-4.3(m,1H),4.24(dd,J=3.3,13.2Hz,1H),4.1-3.9(m,4H),3.9-3.6(m,6H),3.5-3.4(m,2H),3.3-3.2(m,1H),3.2-3.1(m,2H),2.98(br,1H),1.82(d,J=6.8Hz,3H)。
実施例108
5-[(4S,9aR)-8-[5-(3,6-ジアザビシクロ[3.1.1]ヘプタン-3-イル)-3-メチル-2-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000234
表題化合物は、以下のスキームに従って調製された。
Figure 2022527588000235
ステップ1:5-[(4S,9aR)-8-[(5-ブロモ-3-メチル-2-ピリジル)-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル(化合物108b)の調製
5-ブロモ-2-フルオロ-3-メチルピリジン(化合物108a、462mg、2.43mmol)、5-[(4S,9aS)-4-メチル-1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル(中間体K、500mg、1.62mmol)およびDIPEA(1.1g、8.1mmol)のNMP(6mL)中の溶液を185℃で20時間撹拌し、次いで、反応物をEtOAc(40mL)で希釈し、水で洗浄した。有機層を乾燥させて濃縮し、残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィによって精製して、化合物108b(640mg)を橙色油状物として得た。LCMS(M+1):478,LCMS(M+3):480。
ステップ2:5-[(4S,9aR)-8-[5-(3,6-ジアザビシクロ[3.1.1]ヘプタン-3-イル)-3-メチル-2-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル(化合物108)の調製
5-[(4S,9aR)-8-(5-ブロモ-3-メチル-2ーピリジル)-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル(化合物108b、100mg、209μmol)のジオキサン(4mL)中の溶液に、tert-ブチル3,6-ジアザビシクロ[3.1.1]-ヘプタン-6-カルボキシレート(83mg,418μmol)およびtBuONa(41mg、418μmol)を添加した。懸濁液をNにより5分間発泡させた後、tBuXPhos Pd G3(33mg、41.8μmol)を添加した。反応混合物を110℃で一晩加熱した後、これをフィルタにかけ、濾液を濃縮した。室温で10分間撹拌した後、残渣をDCM/TFA(4mL、1:1)に溶解し、反応混合物を濃縮し、残渣を分取HPLCによって精製して、実施例108(11mg)を淡黄色泡状物として得た。LCMS(M+H):496。H NMR(400MHz,メタノール-d4)δppm:8.79(d,J=8.6Hz,1H),8.24(d,J=7.9Hz,1H),7.80(d,J=2.6Hz,1H),7.73(d,J=8.7Hz,1H),7.42(d,J=8.2Hz,1H),7.22(d,J=2.8Hz,1H),4.58(d,J=6.4Hz,2H),4.43-4.30(m,1H),3.95-3.90(m,2H),3.84-3.78(m,2H),3.52-3.43(m,8H),3.30-3.24(m,2H),3.12-3.03(m,2H),2.43(s,3H),2.05(br,1H),1.85(br,3H)。
実施例109
5-[(4R,9aR)-8-[5-[2-[(3S,4S)-3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル]エチル]-2-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000236
表題化合物は、以下のスキームに従って調製された。
Figure 2022527588000237
ステップ1:tert-ブチルN-[(3S,4S)-1-[2-(6-クロロ-3-ピリジル)エチル]-4-メトキシピロリジン-3-イル]カルバメート(化合物109a)の調製
2-(6-クロロ-3-ピリジル)エチルメタンスルホネート(化合物11c、288mg、1.1mmol)、tert-ブチルN-[(3S,4S)-4-メトキシピロリジン-3-イル]カルバメート(216mg、1mmol)および炭酸カリウム(276mg、2mmol、)のMeCN(6mL)中の混合物を80℃で16時間撹拌した。次いで、混合物をフィルタにかけ、濾液を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムによって精製して、化合物109aを黄色油状物として得た(278mg)。LCMS(M):356,LCMS(M+2):358。
ステップ2:tert-ブチルN-[(3S,4S)-1-[2-[6-[(4R,9aR)-2-(8-シアノ-2-ジュウテリオ-5-キノリル)-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-8-イル]-3-ピリジル]エチル]-4-メトキシピロリジン-3-イル]カルバメート(化合物109b)の調製
tert-ブチルN-[(3S,4S)-1-[2-(6-クロロ-3-ピリジル)エチル]-4-メトキシ-ピロリジン-3-イル]カルバメート(化合物109a、90mg、253μmol)、5-[(4R,9aS)-4-メチル-1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル(中間体G、60mg、195μmol)、炭酸セシウム(190mg、584μmol)およびRuPhos Pd G2(28mg、39μmol)のジオキサン(6mL)中の混合物を110℃で一晩撹拌した。次いで、反応物を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムによって精製して、化合物109bを黄色油状物として得た(65mg)、LCMS(M+H):628。
ステップ3:5-[(4R,9aR)-8-[5-[2-[(3S,4S)-3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル]エチル]-2-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル(化合物109)の調製
tert-ブチルN-[(3S,4S)-1-[2-[6-[(4R,9aR)-2-(8-シアノ-2-ジュウテリオ-5-キノリル)-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-8-イル]-3-ピリジル]エチル]-4-メトキシピロリジン-3-イル]カルバミメート(化合物109b、65mg、104μmol)のEA(5mL)中1 M HCl中の混合物を室温で16時間撹拌した。次いで、反応物を濃縮し、残渣を凍結乾燥させて、実施例109を橙色固体として得た(57mg)。LCMS(M+H):528。H NMR(400MHz,メタノール-d4)δppm:8.83(d,J=8.6Hz,1H),8.28(d,J=7.9Hz,1H),8.23-8.17(m,2H),7.78(d,J=8.6Hz,1H),7.57(d,J=9.3Hz,1H),7.49(d,J=7.9Hz,1H),4.62(br dd,J=11.3,12.3Hz,2H),4.32(td,J=2.7,5.2Hz,1H),4.26-4.03(m,4H),4.01-3.62(m,10H),3.54-3.40(m,5H),3.36-3.34(m,1H),3.24-3.16(m,2H),1.59(d,J=6.4Hz,3H)。
実施例110
5-[(4S,9aR)-8-[5-[(6R)-6-アミノ-1,4-オキゼパン-4-イル)-3-メチル-2-ピリジル]4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000238
表題化合物を、実施例108の調製と同様に、tert-ブチル3,6-ジアザビシクロ[3.1.1]-ヘプタン-6-カルボキシレート(化合物108c)の代わりにtert-ブチルN-[(6R)-1,4-オキサゼパン-6-イル]カルバメートを使用して調製した。実施例110(11mg)を橙色固体として得た。LCMS(M+H):514。H NMR(400MHz,メタノール-d4)δppm:8.82(br d,J=7.8Hz,1H),8.23(d,J=7.9Hz,1H),7.77(s,2H),7.73(d,J=8.6Hz,1H),7.42(d,J=8.1Hz,1H),4.49-4.35(m,1H),4.15-4.04(m,3H),3.98(br dd,J=2.1,14.1Hz,2H),3.87(br d,J=3.3Hz,1H),3.85-3.81(m,2H),3.80-3.66(m,9H),3.62-3.54(m,3H),2.49(s,3H),1.83(br,3H)。
実施例111
5-[(4S,9aR)-8-[5-[(1S,4S)-2,5-ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル]-3-メチル-2-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000239
表題化合物を、実施例108の調製と同様に、tert-ブチル3,6-ジアザビシクロ[3.1.1]-ヘプタン-6-カルボキシレート(化合物108c)の代わりにtert-ブチル(1S,4S)-2,5-ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-カルボキシレートを使用することによって、調製した。実施例111(11mg)を橙色固体として得た。LCMS(M+H):496。H NMR(400MHz,メタノール-d4)δppm:9.17-8.97(m,1H),8.32(d,J=7.8Hz,1H),7.88(br d,J=1.7Hz,1H),7.80(br s,1H),7.62(br s,1H),7.51(br d,J=7.9Hz,1H),4.86-4.81(m,2H),4.60(br,1H),4.57-4.45(m,1H),4.02(br d,J=3.2Hz,1H),3.92-3.83(m,2H),3.83-3.71(m,4H),3.67-3.49(m,4H),3.42(br,2H),3.29-3.24(m,1H),2.55(br,3H),2.32(br d,J=10.9Hz,1H),2.14(br d,J=11.0Hz,1H),1.83(br d,J=5.6Hz,3H)。
実施例112
5-[(4S,9aR)-8-[6-(3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-イル)-3-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000240
表題化合物を、実施例32の調製と同様に、4-ブロモ-2-フルオロピリジン(化合物32a)の代わりに5-ブロモ-2-フルオロ-ピリジン、tert-ブチルピペラジン-1-カルボキシレートの代わりにtert-ブチル3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-カルボキシレート、および5-[(4R,9aS)-4-メチル-1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル(中間体C)の代わりに5-[(4S,9aS)-4-メチル-1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル(中間体K)を使用して調製した。実施例112を橙色固体として得た(90mg)。LCMS(M+H):496,H NMR(400MHz,メタノール-d)δppm:8.79(d,J=8.6Hz,1H),8.23(d,J=7.9Hz,1H),8.12(dd,J=2.9,9.8Hz,1H),7.75(d,J=8.7Hz,1H),7.71(d,J=2.7Hz,1H),7.46-7.38(m,2H),4.40-4.26(m,5H),4.09(br d,J=12.6Hz,3H),3.76(br d,J=12.1Hz,3H),3.61(br,4H),3.46-3.36(m,1H),3.22-3.03(m,2H),2.25-2.17(m,2H),2.16-2.09(m,2H),1.80(br,3H)。
実施例113
4-[(4S,9aR)-4-メチル-8-[3-メチル-5-(6-メチル-2,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタン-2-イル)-2-ピリジル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-1-メチル-1,8-ナフチリジン-2-オン
Figure 2022527588000241
表題化合物を、実施例108の調製と同様に、tert-ブチル3,6-ジアザビシクロ[3.1.1]-ヘプタン-6-カルボキシレートの代わりに2-メチル-2,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタン、5-[(4S,9aS)-4-メチル-1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル(中間体K)の代わりに4-[(4S,9aS)-4-メチル-1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-1-メチル-1,8-ナフチリジン-2-オン(中間体 M)を使用して調製した。実施例113(15mg)を白色固体として得た。LCMS(M+H):515。H NMR(400MHz,メタノール-d4)δppm:8.63(dd,J=1.8,4.6Hz,1H),8.30(dd,J=1.8,8.0Hz,1H),7.35(d,J=2.8Hz,1H),7.32(dd,J=4.6,8.1Hz,1H),6.80(d,J=2.3Hz,1H),6.16(s,1H),3.97(s,4H),3.91(s,4H),3.76(s,3H),3.37(br d,J=11.1Hz,2H),3.29-3.21(m,2H),3.20-3.08(m,3H),3.05-2.94(m,2H),2.78(br d,J=9.0Hz,1H),2.75-2.66(m,2H),2.64(s,3H),2.29(s,3H),1.41(d,J=6.6Hz,3H)。
実施例114
5-[(4S,9aR)-8-[5-[(4aR,7aR)-3,4,4a,5,7,7a-ヘキサヒドロ-2H-ピロロ[3,4-b][1,4]オキサジン-6-イル]-3-メチル-2-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000242
表題化合物を、実施例108の調製と同様に、tert-ブチル3,6-ジアザビシクロ[3.1.1]-ヘプタン-6-カルボキシレートの代わりにtert-ブチル(4aR,7aR)-3,4a,5,6,7,7a-ヘキサヒドロ-2H-ピロロ[3,4-b][1,4]オキサジン-4-カルボキシレートを使用して調製した。実施例114(30mg)を橙色固体として得た。LCMS(M+H):526。H NMR(400MHz,メタノール-d4)δppm:9.07-8.88(m,1H),8.28(d,J=7.9Hz,1H),7.81(br d,J=8.6Hz,1H),7.72(br,1H),7.61-7.53(m,1H),7.48(d,J=8.1Hz,1H),4.51(br t,J=10.1Hz,1H),4.33-4.18(m,2H),4.06(dt,J=2.7,12.7Hz,2H),3.87(td,J=8.0,19.7Hz,4H),3.77(br d,J=10.8Hz,3H),3.73-3.65(m,2H),3.65-3.59(m,2H),3.58-3.49(m,3H),3.49-3.41(m,1H),3.41-3.35(m,1H),3.25(br t,J=12.1Hz,1H),2.56(s,3H),1.86(d,J=6.7Hz,3H)。
実施例115
5-[(4S,9aR)-8-[6-[(3R,4R)-3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル]-3-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000243
表題化合物を、実施例32の調製と同様に、4-ブロモ-2-フルオロピリジン(化合物32a)の代わりに5-ブロモ-2-フルオロ-ピリジン、tert-ブチルピペラジン-1-カルボキシレートの代わりにtert-ブチルN-[(3R,4R)-4-メトキシピロリジン-3-イル]カルバメート、および5-[(4R,9aS)-4-メチル-1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル(中間体C)の代わりに5-[(4S,9aS)-4-メチル-1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル(Intermediate K)を使用して調製した。実施例115を淡黄色泡状物として得た(13mg)。LCMS(M+H):500,H NMR(400MHz,メタノール-d)δppm:8.72(d,J=8.6Hz,1H),8.14(d,J=8.1Hz,1H),7.76(d,J=2.7Hz,1H),7.65(d,J=8.6Hz,1H),7.41(dd,J=2.9,9.2Hz,1H),7.26(d,J=8.1Hz,1H),6.51(d,J=9.2Hz,1H),3.79-3.72(m,2H),3.61(dd,J=5.8,10.2Hz,1H),3.52(td,J=2.8,5.7Hz,1H),3.46-3.32(m,10H),3.29-3.27(m,1H),3.24(dd,J=3.2,10.1Hz,1H),3.07-2.97(m,1H),2.92-2.81(m,2H),2.75(t,J=10.8Hz,1H),2.50(br t,J=10.8Hz,1H),1.44(d,J=6.5Hz,3H)。
実施例117
5-[(4S,9aR)-8-[6-[2-[(3R,4S)-3-アミノ-4-フルオロ-ピロリジン-1-イル]エチル]-3-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000244
表題化合物を、実施例109の調製と同様に、tert-ブチルN-[(3S,4S)-4-メトキシピロリジン-3-イル]カルバメートの代わりにtert-ブチルN-[(3R,4S)-4-フルオロピロリジン-3-イル]カルバメート、2-(6-クロロ-3-ピリジル)エチルメタンスルホネート(化合物11c)の代わりに2-(5-ブロモ-2-ピリジル)エチルメタンスルホネート(化合物13b)、および5-[(4R,9aS)-4-メチル-1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル(中間体G)の代わりに5-[(4S,9aS)-4-メチル-1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル(中間体K)を使用して調製した。実施例117を黄色固体として得た(48mg)。LCMS(M+H):516,H NMR(400MHz,メタノール-d)δppm:8.96(br d,J=7.1Hz,1H),8.27(d,J=8.1Hz,1H),8.18(dd,J=2.1,9.4Hz,1H),8.10(d,J=1.8Hz,1H),7.81(d,J=8.6Hz,1H),7.46(d,J=8.1Hz,1H),7.25(d,J=9.3Hz,1H),5.73-5.55(m,1H),4.61-4.49(m,1H),4.40-4.24(m,3H),4.21-4.09(m,2H),4.03-3.72(m,9H),3.68-3.58(m,2H),3.48-3.35(m,2H),3.27-3.18(m,2H),1.67(br,3H)。
実施例118
5-[(4S,9aR)-8-[[5-(3-アミノ-3-メチル-アゼチジン-1-イル)-3-メチル-2-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000245
表題化合物を、実施例108の調製と同様に、tert-ブチル3,6-ジアザビシクロ[3.1.1]-ヘプタン-6-カルボキシレートの代わりにtert-ブチルN-(3-メチルアゼチジン-3-イル)カルバメートを使用して調製した。実施例118(20mg)を淡黄色泡状物として得た。LCMS(M+H):484.H NMR(400MHz,メタノール-d4)δppm:8.71-8.62(m,1H),8.12(dd,J=1.2,7.9Hz,1H),7.67(d,J=2.8Hz,0.6H),7.61(dd,J=1.5,8.6Hz,1H),7.39(d,J=2.7Hz,0.4H),7.30(dd,J=2.4,7.9Hz,1H),7.14(br,0.6H),6.83(br,0.4H),4.46(d,J=6.4Hz,1H),4.23(br,1H),3.93-3.87(m,1H),3.84-3.77(m,3H),3.73-3.67(m,1H),3.65-3.46(m,4H),3.44-3.32(m,4H),2.97(td,J=6.5,10.5Hz,1H),2.31(s,1.8H),2.25(s,1.2H),1.99-1.83(m,1.2H),1.72(br,3H),1.61-1.49(m,1.8H)。
実施例121
5-[(4S,9aR)-4-メチル-8-(5,6,7,8-テトラヒドロ-1,6-ナフチリジン-2-イル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000246
実施例121の調製は、実施例2と同様に、中間体Aの代わりに中間体Kを使用し、tert-ブチル5-ブロモ-3,4-ジヒドロ-1H-イソキノリン-2-カルボキシレート(化合物2a)の代わりにtert-ブチル2-クロロ-7,8-ジヒドロ-5H-1,6-ナフチリジン-6-カルボキシレートを使用することにより、行った。実施例121を淡褐色固体として得た(84mg)。LCMS(M+H):441,H NMR(400MHz、メタノール-d)δppm:8.76(d,J=8.7Hz,1H),8.21(dd,J=1.0,8.1Hz,1H),7.72(d,J=8.7Hz,1H),7.48(d,J=8.6Hz,1H),7.39(dd,J=1.9,7.9Hz,1H),6.91(br d,J=8.8Hz,1H),4.49(br,2H),4.30(s,2H),4.02-3.81(m,2H),3.73-3.62(m,2H),3.59(t,J=6.5Hz,2H),3.52-3.36(m,4H),3.27-3.12(m,2H),3.09(t,J=6.4Hz,2H),1.66(br,3H)。
実施例122
5-[(4S,9aR)-8-[5-[2-[(3S,4S)-3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル]エチル]-2-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000247
実施例122の調製は、実施例2と同様に、中間体Aの代わりに中間体Kを使用し、tert-ブチル5-ブロモ-3,4-ジヒドロ-1H-イソキノリン-2-カルボキシレート(化合物2a)の代わりにtert-ブチルN-[(3S,4S)-1-[2-(6-クロロ-3-ピリジル)エチル]-4-メトキシ-ピロリジン-3-イル]カルバメート(化合物122a)を使用することによって行った。実施例122を淡褐色固体として得た(64mg)。LCMS(M+H):528,H NMR(400MHz,メタノール-d)δppm:8.76(d,J=8.6Hz,1H),8.21(d,J=7.9Hz,1H),8.08(d,J=2.2Hz,1H),7.71(d,J=8.6Hz,1H),7.63(dd,J=2.1,8.7Hz,1H),7.38(d,J=7.9Hz,1H),6.99(d,J=8.8Hz,1H),4.37(br t,J=11.4Hz,2H),4.01-3.96(m,1H),3.95-3.81(m,2H),3.74-3.70(m,1H),3.66(br t,J=12.0Hz,2H),3.44(br d,J=13.6Hz,2H),3.41(s,4H),3.39-3.34(m,2H),3.27-3.11(m,3H),3.00-2.87(m,4H),2.86-2.79(m,2H),1.64(br d,J=6.6Hz,3H)。
化合物122aは、以下のスキームに従って調製した:
Figure 2022527588000248
チューブに、2-(6-クロロピリジン-3-イル)エチルメタンスルホネート(288mg、1.1mmol、当量:1.1)、tert-ブチルN-[(3S,4S)-4-メトキシピロリジン-3-イル]カルバメート(216mg、1mmol)、KCO(276mg、2mmol)およびアセトニトリル(3mL)を添加した。懸濁液を80℃に16時間加熱した。混合物をフィルタにかけ;濾液を濃縮して油状物を得た。次いで、油状物をシリカゲルによって精製し、化合物122a(278mg)を黄色油状物として得た。LCMS(M+H):356。
実施例123
5-[(4S,9aR)-8-[5-[(3R,4R)-3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル]メチル]-6-メチル-2-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000249
実施例123の調製は、実施例2と同様に、中間体Aの代わりに中間体K、およびtert-ブチル5-ブロモ-3,4-ジヒドロ-1H-イソキノリン-2-カルボキシレート(化合物2a)の代わりにtert-ブチルN-[(3R,4R)-1-[(6-クロロ-2-メチル-3-ピリジル)メチル]-4-メトキシ-ピロリジン-3-イル]カルバメート(化合物123a)を使用することによって行った。実施例123を淡褐色固体として得た(82mg)。LCMS(M+H):528,H NMR(400MHz,メタノール-d)δppm:8.64(d,J=8.7Hz,1H),8.08(dd,J=2.1,7.9Hz,1H),7.65(br d,J=8.8Hz,1H),7.62-7.56(m,1H),7.29(d,J=8.1Hz,1H),6.83(br d,J=8.7Hz,1H),4.63-4.40(m,2H),4.32(s,2H),4.12(br s,3H),3.90(br d,J=5.1Hz,1H),3.88-3.69(m,2H),3.69-3.53(m,4H),3.53-3.35(m,5H),3.33(s,3H),3.20-3.07(m,1H),2.45(s,3H),1.63(br d,J=5.3Hz,3H)。
化合物123aは、以下のスキームに従って調製した:
Figure 2022527588000250
チューブに、6-クロロ-3-(クロロメチル)-2-メチルピリジン(88mg、500μmol)、tert-ブチルN-[(3R,4R)-4-メトキシピロリジン-3-イル]カルバメート(108mg、500μmol)、KCO(138mg、1000μmol)およびアセトニトリル(3mL)を添加した。反応物を86℃に2時間加熱した。混合物をフィルタにかけ、濾液を濃縮して、油状物を得た。次いで、油状物をシリカゲルで精製し、化合物123a(170mg)を薄黄色油状物として得た。LCMS(M+H):356
実施例124
5-[(4R,9aS)-8-[2-[6-[(4aR,7aR)-3,4,4a,5,7,7a-ヘキサヒドロ-2H-ピロロ[3,4-b][1,4]オキサジン-6-イル]-3-ピリジル]エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000251
表題化合物を、実施例11の調製と同様に、tert-ブチルピペラジン-1-カルボキシレートの代わりにtert-ブチル(4aR,7aR)-3,4a,5,6,7,7a-ヘキサヒドロ-2H-ピロロ[3,4-b][1,4]オキサジン-4-カルボキシレート(CAS:1932337-68-2、カタログ:PBXA8123,販売元:Pharmablock)を使用して調製した。実施例124を淡黄色固体として得た(60mg)。LCMS(M+H):539,H NMR(400MHz,メタノール-d4)δppm:9.09(dd,J=1.6,4.5Hz,1H),8.90(dd,J=1.5,8.6Hz,1H),8.30(d,J=7.9Hz,1H),8.15(dd,J=2.1,9.4Hz,1H),8.07(d,J=1.7Hz,1H),7.84(dd,J=4.5,8.6Hz,1H),7.48(d,J=8.1Hz,1H),7.21(d,J=9.3Hz,1H),4.53-4.37(m,1H),4.37-4.20(m,3H),4.18-3.94(m,6H),3.87-3.35(m,14H),3.23(t,J=8.1Hz,2H),1.56(d,J=6.5Hz,3H)。
実施例125
5-[(4S,9aS)-4-メチル-8-[4-[2R]-モルホリン-2-イル]フェニル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-キノリン-8-カルボニトリル
Figure 2022527588000252
表題化合物は、以下のスキームに従って調製された。
Figure 2022527588000253
ステップ1:5-[(4S,9aS)-4-メチル-1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル(化合物125b)の調製
tert-ブチル(6S,9aR)-6-メチル-1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-カルボキシレート(化合物K-3、751mg、2.94mmol)、5-フルオロキノリン-8-カルボニトリル(化合物125a、460mg、2.67mmol)およびDIPEA(1.7g、13.4mmol)のDMSO(10mL)中の溶液を130℃で一晩撹拌し、次いで、反応物をEtOAc(40mL)で希釈し、水で洗浄した。有機層を乾燥させて濃縮し、残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィによって精製し、橙色油状物1.1gを得た。橙色油状物をDCM/TFA(8mL、1:1)に溶解し、室温で10分間撹拌し、次いで、反応混合物を濃縮した。残渣をNaOH(2N)に溶解し、次いで、DCM/iPrOH(2:1)で抽出し、有機相を乾燥させて濃縮し、化合物125b(700mg)を黄色固体として得た。LCMS(M+H):308。
ステップ2:5-[(4S,9aS)-4-メチル-8-[4-[2R]-モルホリン-2-イル]フェニル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-キノリン-8-カルボニトリルの調製
(実施例125)
5-[(4S,9aS)-4-メチル-1,3,4,6,7,8,9,9a-オクタヒドロピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル(化合物125b、180mg、586μmol)のジオキサン(6mL)中の溶液に、tert-ブチル(2R)-2-(4-ブロモフェニル)モルホリン-4-カルボキシレート(CAS:1312566-00-9、手順については国際公開第2014041007号パンフレット、2014年03月20日を参照、240mg、703μmol)およびCsCO(572mg、1.76mmol)を添加した。懸濁液をNにより5分間発泡させた後、Ruphos Pd G2(46mg、58.6μmol)を添加した。反応混合物を100℃で一晩加熱した後、これをフィルタにかけ、濾液を濃縮した。室温で10分間撹拌した後、残渣をDCM/TFA(4mL、1:1)に溶解し、反応混合物を濃縮し、残渣を分取HPLCによって精製して、実施例125(38mg)を黄色泡状物として得た。LCMS(M+H):469。H NMR(400MHz,メタノール-d4)δppm:9.00-8.93(m,1H),8.71(dd,J=1.3,8.6Hz,1H),8.14(dd,J=1.4,8.0Hz,1H),7.69-7.61(m,1H),7.29-7.20(m,3H),6.97(d,J=8.6Hz,2H),4.38(dd,J=2.3,10.5Hz,1H),4.03-3.87(m,1H),3.73(dt,J=3.2,11.4Hz,1H),3.62(br t,J=12.5Hz,2H),3.44(br d,J=11.5Hz,1H),3.35(br s,2H),3.27(br s,2H),3.02-2.80(m,6H),2.79-2.65(m,2H),2.51(br t,J=10.7Hz,1H),1.43(d,J=6.2Hz,3H)。
実施例126
以下の試験は、HEK293-Blue-hTLR-7/8/9細胞アッセイにおいて式(I)および式(Ia)の化合物の活性を決定するために行った。
HEK293-Blue-hTLR-7細胞アッセイ:
安定したHEK293-Blue-hTLR-7細胞株を、InvivoGen(カタログ番号:hkb-htlr7、San Diego,California,USA)から購入した。これらの細胞は本来、NF-κBの活性化をモニタリングすることによってヒトTLR7の刺激を研究するために設計された。分泌型胚性アルカリホスファターゼ(SEAP:secreted embryonic alkaline phosphatase)レポーター遺伝子を、5つのNF-κBおよびAP-1結合部位に融合したIFN-β最小プロモータの制御下に置いた。SEAPは、TLR7リガンドでHEK-Blue hTLR7細胞を刺激することによって、NF-κBおよびAP-1を活性化することによって誘導した。したがって、レポーターの発現は、20時間のインキュベーションの間に、R848(Resiquimod)などのリガンドの刺激下でTLR7アンタゴニストによって低減された。細胞培養上清のSEAPレポーターの活性は、QUANTI-Blue(商標)キット(カタログ番号:rep-qb1、Invivogen、San Diego,Ca,USA)を用いて、波長640nmで測定され、これは、アルカリホスファターゼの存在下で紫色または青色に変化する検出媒体である。
HEK293-Blue-hTLR7細胞を、4.5g/Lグルコース、50U/mLペニシリン、50mg/mLストレプトマイシン、100mg/mLノルモシン、2mM L-グルタミン、10%(v/v)熱不活化ウシ胎児血清を含むダルベッコ変法イーグル培地(Dulbecco’s Modified Eagle’s medium:DMEM)中で、1%の最終DMSOの存在下で連続希釈した20μLの試験化合物および10μLの上記DMEM中の20μM R848を添加した96ウェルプレートに、170μLの体積で250,000~450,000細胞/mLの密度でインキュベーションして、COインキュベーター内で37℃で20時間インキュベーションを行った。その後、各ウェルからの20μLの上清を、180μLのQuanti-blue基質溶液で37℃で2時間インキュベーションし、分光光度計を使用して、620ー655nmにおける吸光度を読み取った。TLR7活性化が下流のNF-κB活性化をもたらすシグナル伝達経路は、広範に受け入れられてきており、そのため、同様のレポーターアッセイを、TLR7アンタゴニストを評価するために改変した。
HEK293-Blue-hTLR-8細胞アッセイ:
安定したHEK293-Blue-hTLR-8細胞株を、InvivoGen(カタログ番号:hkb-htlr8、San Diego,California,USA)から購入した。これらの細胞は本来、NF-κBの活性化をモニタリングすることによってヒトTLR8の刺激を研究するために設計された。分泌型胚性アルカリホスファターゼ(SEAP)レポーター遺伝子を、5つのNF-κBおよびAP-1結合部位に融合したIFN-β最小プロモータの制御下に置いた。SEAPは、TLR8リガンドでHEK-Blue hTLR8細胞を刺激することによりNF-κBおよびAP-1を活性化することによって誘導した。したがって、レポーターの発現は、20時間のインキュベーションの間に、R848などのリガンドの刺激下でTLR8アンタゴニストによって低減された。細胞培養上清のSEAPレポーターの活性は、QUANTI-Blue(商標)キット(カタログ番号:rep-qb1、Invivogen、San Diego,Ca,USA)を用いて、波長640nmで測定され、これは、アルカリホスファターゼの存在下で紫色または青色に変化する検出媒体である。
HEK293-Blue-hTLR8細胞を、4.5g/Lグルコース、50U/mLペニシリン、50mg/mLストレプトマイシン、100mg/mLノルモシン、2mM L-グルタミン、10%(v/v)熱不活化ウシ胎児血清を含むダルベッコ変法イーグル培地(DMEM)中で、1%の最終DMSOの存在下で連続希釈した20μLの試験化合物および10μLの上記DMEM中の60μM R848を加えた96ウェルプレート中で、170μLの体積で250,000~450,000細胞/mLの密度にてインキュベーションし、COインキュベーター内で37℃で20時間インキュベーションを行った。その後、各ウェルからの20μLの上清を180μLのQuanti-blue基質溶液とともに37℃で2時間インキュベーションし、分光光度計を使用して、620~655nmにおける吸光度を読み取った。TLR8活性化が下流のNF-κB活性化をもたらすシグナル伝達経路は、広範に受け入れられてきており、そのため、同様のレポーターアッセイを、TLR8アンタゴニストを評価するために改変した。
HEK293-Blue-hTLR-9細胞アッセイ:
安定したHEK293-Blue-hTLR-9細胞株を、InvivoGen(カタログ番号:hkb-htlr9、San Diego,California,USA)から購入した。これらの細胞は本来、NF-κBの活性化をモニタリングすることによってヒトTLR9の刺激を研究するために設計された。分泌型胚性アルカリホスファターゼ(SEAP)レポーター遺伝子を、5つのNF-κBおよびAP-1結合部位に融合したIFN-β最小プロモータの制御下に置いた。SEAPは、TLR9リガンドでHEK-Blue hTLR9細胞を刺激することによりNF-κBおよびAP-1を活性化することによって誘導した。したがって、レポーターの発現は、20時間のインキュベーションの間に、ODN2006(カタログ番号:tlrl-2006-1、Invivogen、San Diego,California,USA)などのリガンドの刺激下でTLR9アンタゴニストによって低減された。細胞培養上清のSEAPレポーターの活性は、QUANTI-Blue(商標)キット(カタログ番号:rep-qb1、Invivogen、San Diego,California,USA)を用いて、波長640nmで測定され、これは、アルカリホスファターゼの存在下で紫色または青色に変化する検出媒体である。
HEK293-Blue-hTLR9細胞を、4.5g/Lグルコース、50U/mLペニシリン、50mg/mLストレプトマイシン、100mg/mLノルモシン、2mM L-グルタミン、10%(v/v)熱不活化ウシ胎児血清を含むダルベッコ変法イーグル培地(DMEM)中で、1%の最終DMSOの存在下で連続希釈した試験化合物20μLおよび10μLの上記DMEM中の20μM ODN2006を加えた96ウェルプレート中で、170μLの体積で250,000~450,000細胞/mLの密度にてインキュベーションし、COインキュベーター内で37℃で20時間インキュベーションを行った。その後、各ウェルからの20μLの上清を180μLのQuanti-blue基質溶液とともに37℃で2時間インキュベーションし、分光光度計を使用して、620~655nmにおける吸光度を読み取った。TLR9活性化が下流のNF-κB活性化をもたらすシグナル伝達経路は、広範に受け入れられてきており、そのため、同様のレポーターアッセイを、TLR9アンタゴニストを評価するために改変した。
式(I)または式(Ia)の化合物は、ヒトTLR7および/またはTLR8阻害活性を有し、(IC50値)が0.5μM未満である。さらに、本発明の化合物はまた、0.5μM未満のヒトTLR9阻害活性を有する。本発明の化合物の活性データを表2に示した。
Figure 2022527588000254

Figure 2022527588000255

Figure 2022527588000256
実施例127
hERGチャネル阻害アッセイ:
hERGチャネル阻害アッセイは、インビボでの心臓毒性に関連するhERG阻害を呈する化合物を同定する非常に高感度な測定である。hERG Kチャネルは、ヒトにおいてクローン化されており、CHO(チャイニーズハムスター卵巣)細胞株において安定して発現した。CHOhERG細胞をパッチクランプ(電圧クランプ、全細胞)実験に使用した。細胞を電圧パターンによって刺激して、hERGチャネルを活性化し、IKhERG電流(hERGチャネルの迅速遅延した外向き整流器カリウム電流)を伝導した。細胞を数分間安定させた後、IKhERGの振幅および動態を刺激周波数0.1Hz(6bpm)で記録した。その後、試験化合物を、濃度を上昇させながら調製物に添加した。各濃度について、定常状態の効果に到達するための試みを行い、これは、通常3~10分以内に達成され、その時点で、次に高い濃度が適用された。IKhERGの振幅および動態は、薬剤の各濃度において記録して、これを対照値(100%とする)と比較した。(参考文献:Redfern WS,Carlsson L,Davis AS,Lynch WG,MacKenzie I,Palethorpe S,Siegl PK,Strang I,Sullivan AT,Wallis R,Camm AJ,Hammond TG.2003;Relationships between preclinical cardiac electrophysiology,clinical QT interval prolongation and torsade de pointes for a broad range of drugs:evidence for a provisional safety margin in drug development.Cardiovasc.Res.58:32-45,Sanguinetti MC,Tristani-Firouzi M.2006;hERG potassium channels and cardiac arrhythmia.Nature 440:463-469,Webster R,Leishman D,Walker D.2002;Towards a drug concentration effect relationship for QT prolongation and torsades de pointes.Curr.Opin.Drug Discov.Devel.5:116-26).
hERGの結果を表3に示す。30よりも大きな安全比(hERG IC20/EC50)は、潜在的なhERG関連心臓毒性からTLR7/8/9経路を阻害することによって、薬理学を識別するのに十分なウィンドウを示唆している。以下のhERG IC20/TLR7/8/9 IC50の算出は、hERGの責任を評価するための初期選択性指数として役立つ。
Figure 2022527588000257
実施例128
3T3インビトロ光毒性アッセイ
光毒性は、特定の化学物質を皮膚に最初に曝露し、その後に光に曝露した後に誘発される毒性反応、または化学物質を全身に投与した後に皮膚照射することで同様に誘発される毒性反応として定義されている。本研究で使用したアッセイは、Balb/c 3T3マウス線維芽細胞を用いた簡便なインビトロ細胞毒性アッセイを使用して、化学物質の光毒性の可能性を検出するように設計されている。この試験の原理は、非毒性用量のUVA光に曝露した場合とそうでない場合に試験した、化学物質の細胞毒性を比較することである。細胞毒性は、処置の1日後に生体色素であるニュートラルレッドの取り込みによって決定される、細胞の増殖率の用量依存性の低下として表される。
1.方法
試験項目のストック溶液の調製および投与量
細胞の曝露を開始する直前に、少量の物質を秤量し、DMSOに新たに配合した。このストック溶液またはDMSOによる適切な希釈液を細胞懸濁液に加えて、必要な最終濃度を得た。全ての溶液は、一般的にエッペンドルフキャップ中で調製し、使用後に廃棄した。
参照物質
クロルプロマジン(HCL)(Sigma、バッチ/ロット番号:120M1328V)、試験濃度:300μg/mL、溶媒:PBS/3%DMSO
UV吸収スペクトルの測定
吸収スペクトルそのもの、またはUV-A もしくはUV-B前照射を伴う吸収スペクトルを、Lambda-2 分光光度計(Perkin Elmer)を用いて240nmから400nmの間で記録した。
Figure 2022527588000258
光毒性の決定
この試験では、INVITTOXプロトコル番号78(毒物学におけるインビトロ技術のERGATT/FRAMEデータバンク。INVITTOX PROTOCOL番号78.3T3 NRU光毒性アッセイ。1994年3月)にしたがって改変したBorenfreundおよびPuerner(Borenfreund,E,Puerner JA.Toxicity determined in vitro by morphological alterations and Neutral Red absorption.Toxicology Lett.1985;24:119-124.)のニュートラルレッド取り込み(NRU)アッセイを、試験項目の可能性のある潜在的光毒性を調べるために適合させた。このアッセイは、培養マウス線維芽細胞のリソソームへのニュートラルレッド色素の能動的取り込みに基づいている。リソソーム膜は多くの光毒性化合物の作用部位であることが知られているため、このアッセイは光毒性損傷の可能性の測定値を提供することができる。
細胞培養の調製
マウス線維芽細胞クローンA31(ATCC番号CCL163-継代番号108)を、sDMEM(10%ウシ胎児血清、2mM L-グルタミン、100単位/mlペニシリンおよび100μg/mlストレプトアビジンを補充した、ダルベッコの最小必須培地)を含む175cmの組織培養グレードフラスコ中で6%COの加湿雰囲気において37℃で培養した。細胞がコンフルエンスに近づく前に、トリプシン処理によってフラスコから取り出した。アッセイで使用する前に、細胞を100μlの容量のsDMEM中で1×10細胞/ウェルの濃度で96ウェルマイクロタイタープレートに移し、24時間付着させた。
試験項目への曝露
マウス線維芽細胞とのインキュベーションのために、試験項目をPBS/3%DMSOで希釈した(詳細な濃度は結果を参照)。
培養培地(ダルベッコ改変イーグル培地(DMEM)、GlutaMAX(Gibco Ref 21885-025)、10%ウシ胎児血清(FBS)(Gibco Ref 10270-106)、100IU/mlペニシリンおよび100μg/mlストレプトマイシン(Gibco Ref 15140-122))をウェルから除き、マウス線維芽細胞をPBSで洗浄した。その後、試験項目を含む100μLのPBS/3%DMSOを添加し、標的細胞を6%COで37℃にて1時間インキュベーションした。
UV曝露
各試験項目について、マイクロタイタープレートを表4に従って調製した。「UVAプレート」は、約5J/cmのUVA光に曝露し、「ダークプレート」は暗所に保管し、細胞毒性対照として機能した。塩酸クロルプロマジンを含むプレートは、陽性対照として機能した。UVフラックスは、UVメーター(Dr.Grobel RM21)で測定した。
UV照射後、試験項目をウェルから除き(PBSによる1回の洗浄ステップ)、sDMEMと交換した。次いで、標的細胞を6%CO中で37℃にて一晩インキュベーションした。
Figure 2022527588000259
96ウェルマイクロタイタープレートは次のとおり調製した:
各プレートには、標準細胞生存率曲線の算出のために、ニュートラルレッド溶液(0%標準-S1)でインキュベートされていないか、またはニュートラルレッド(100%標準-S2)で染色された細胞と溶媒を含むウェルを含んでいたが、試験項目は含んでいなかった。U01-U08でラベル付けされたウェルには、異なる試験項目の濃度が含まれていた。
ニュートラルレッドの取り込み
すぐに使用可能なニュートラルレッド(NR)染色液は、次のように新たに調製した:
・0.4%のストック水溶液を遮光し、使用前にフィルタにかけてNR結晶を除去した。
・次いで、1:40希釈のストック溶液をsDMEM中で調製し、細胞に添加した。
インキュベーション後、アッセイするウェルにニュートラルレッドを含むsDMEMを100μL充填した。標的細胞をNRと共に6%CO中で37℃にて3時間インキュベーションした。
ニュートラルレッドの取り込みの測定
混入しなかったニュートラルレッドを標的細胞から除去し、少なくとも100μLのPBSでウェルを洗浄した。次いで、150μLのニュートラルレッド脱着溶液(1%氷酢酸、aqua bidest中50%エタノール)を添加し、混入した色素を定量的に抽出した。ニュートラルレッドが細胞から抽出されて均一な溶液を形成するまで、マイクロタイタープレートシェーカー上でプレートを少なくとも10分間激しく振とうした後、得られる着色溶液の吸光度を、540nmでSPECTRAmax PLUSマイクロタイタープレートリーダー(Molecular Devices)を用いて測定した。
細胞生存率の算出
細胞生存率は、SOFTmax Proソフトウェアパッケージ(Molecular Devices)を用いて算出した。最初に、次の式に基づいて、プログラムの線形曲線フィットオプションを用いて2点標準曲線(0%および100%の生存率)を算出した:
Y=A+(B×X)
(A=直線のy切片;B=直線の傾き;
0%の細胞生存率=溶媒を含むが、試験項目とニュートラルレッドを含まない細胞。
100%の細胞生存率=溶媒とニュートラルレッドを含むが、試験項目を含まない細胞)
これにより、試験化学物質の濃度を上昇させながらインキュベーションした細胞の生存率を算出した。クロルプロマジン(HCl)は、実験の陽性対照として機能した。
IC50値の算出
全ての計算は、SOFTmax Pro分析ソフトウェアパッケージを使用して行った。
(Molecular Devices-詳細については、以下を参照:http://www.mbl.edu/jbpc/files/2014/05/SoftMax_Pro_User_Guide.pdf)
光毒性の判別係数の算出
光毒性の可能性を評価するために、UV曝露を行った場合とそうでない場合に決定したIC50値を比較した。
係数=IC50(-UV)/IC50(+UV)
光毒性試験化学物質と非光毒性試験化学物質とを区別するために、>5のカットオフ係数を適用した(Liebsch M、Spielmann H、Balls M、Brand M、Doring B、Dupuis J、Holzhuter HG、Klecak G、L.Eplattenier H、Lovell W、Maurer T、Moldenhauer F、Moore L、Pape W、Pfannenbecker U、Potthast JM、De Silva O、Steiling W、Willshaw A.First results of the EC/COLIPA Validation Project.In Vitro Phototoxicity Testing.In:In Vitro Skin Toxicology:Irritation,Phototoxicity,Sensitization;Vol.10.Alternative Methods in Toxicology,-Eds.Rougier A,Maibach HI,Goldberg AM;Mary Ann Liebert Publ.:New York,USA 1994,pp.243-251)。
試験した最高濃度であってもマウス線維芽細胞に対して細胞毒性はないが、UV曝露後に細胞生存率の用量依存性の強い低下を示す試験項目も光毒性と見なされる(Spielmann H,Balls M,Dupuis J,Pape WJW,Pechovitch G,Silva DeO,Holzhutter,HG,Clothier R,Desolle P,Gerberick F,Liebsch M,Lowell WW,Maurer T,Pfannenbecker U,Potthast JM,Csato M,Sladowski D,Steiling W,Brantom P.The international EU/COLIPA in vitro phototoxicity validation study:Results of phase II(blind trial).Part 1:The 3T3 NRU phototoxicity test.Toxicology in Vitro 1998,12:305-327)。
試験結果を以下に示すが、本発明の化合物は非常に良好な光毒性プロファイルを示した。
Figure 2022527588000260
実施例129
アゴニスト誘発マウスループス腎炎疾患モデル
ループス腎炎に対するインビボでの化合物の有効性を評価するために、本発明者らは、TLR7活性化が、二本鎖DNAに対する自己抗体(抗dsDNA)、IP10などの炎症性サイトカイン、ならびに特に腎臓および脾臓における複数の器官関与のレベルが上昇した、全身性自己免疫症状の発症をもたらす、TLR7アゴニスト誘発性ループス様疾患のマウスモデルを利用した。
BALB/cマウスは、中国、北京のVital River Laboratories Co.,Ltd.から購入した。全てのマウスは7~8週齢の雌であった。疾患を誘発するために、動物を、20μLのアセトンに溶解した100μgのResiquimod(R848)で週に3回、右耳を局所処置した。化合物またはビヒクル処置を、1日1回、同じ日であれば、エピクタヌスR848処置の30分前に経口投与した。
血液サンプルを週に1回採取して、血清中の二本鎖DNAおよび複数のサイトカインに対する自己抗体のレベルを測定した。血清中の総抗dsDNA免疫グロブリンを、市販のELISAアッセイ(カタログ番号5110、Alpha Diagnostic Inti Inc.)を用いて製造者の説明書にしたがって測定した。血清中のサイトカインレベルを、ProcartaPlexイムノアッセイキット(カタログ番号PPX-08-MXNKR2Z、Thermo Fisher)を用いて測定した。具体的には、予め混合した磁気捕捉ビーズ10μLをDropArray DA-ビーズプレート(カタログ番号969-CC-BD-05、Curiox)に添加した。洗浄後、10μLの希釈血清(1:5)をDAビーズプレート上で4℃にて一晩インキュベーションした。3回洗浄した後、室温で60分間インキュベーションしながら、5μLの予め混合した検出抗体をプレートに添加した。洗浄後、室温で30分間インキュベーションしながらストレプトアビジン-PE 10μLを添加した。次いで、ビーズを55μLの読み取り緩衝液に再懸濁した。Luminex 200(Millipore)を用いてサンプルを分析した。
代謝ケージに24時間収容した動物を用いて尿サンプルを週に一回採取し、Roche Cobas 6000 Chemistry Analyzer(Roche Diagnostics,Mannheim,Germany)を用いて尿アルブミン(UALB)、尿クレアチニン(UCR)および尿総タンパク質(UTP)の測定に供した。
腎臓組織病理学を評価するために、腎臓サンプルを中性緩衝ホルマリンで固定し、パラフィンに包埋した。薄切切片をヘマトキシリンおよびエオシン、ならびに過ヨウ素酸-シッフで染色した。次いで、病理学者は、サンプルを盲検的に検査し、全糸球体腎炎スコア、糸球体スコアの合計、炎症スコア、PASスコア、および尿細管タンパク質スコアで半定量的に糸球体病変を等級分けした。
具体的には、0-6の糸球体スコアは、皮質の外側半分の糸球体の評価、およびこの領域で遭遇する最も頻繁なグレードに基づいた。グレード1:最小増加した細胞充実性および/またはメサンギウム増殖;グレード2:軽度に増加した細胞充実性およびメサンギウム増殖の;グレード3:中程度に増加した細胞充実性ならびに大部分の罹患糸球体における顕著なメサンギウム増殖および/または毛細血管増殖のいくつかの領域;グレード4:顕著に増加した細胞充実性ならびにいくつかの領域の顕著なメサンギウム増殖および/または大部分の罹患糸球体における毛細血管増殖;稀な硬化性糸球体;壁細胞の肥大を有し得る;グレード5:25%未満の糸球体硬化および/またはほとんどの罹患糸球体における毛細管増殖を有する;グレード6:25%を超える糸球体硬化性-部分的に房細胞充実性の低下+/-糸球体周囲線維症+/-壁細胞の肥大によって特徴付けられる。
0~3の炎症スコアは、炎症領域の数およびサイズの両方に基づいた。
0~3のPASスコアは、皮質の外側半分における糸球体メサンギウム基質の染色増加の存在に基づいた。グレード1:散在した糸球体のメサンギウム染色最小増加;グレード2:より多くの糸球体に影響を及ぼすメサンギウムのより広範な増殖(したがってPAS染色);グレード3:大部分の糸球体におけるメサンギウムの顕著な拡大。
尿細管タンパク質スコア0~3は、タンパク質性液体を含有する尿細管の割合に基づいた。グレード1:25%未満の尿細管が罹患;グレード2:25から50%の尿細管が罹患;グレード3:50%超の尿細管が罹患。脾臓を採取し、試験終了時に秤量して、脾腫を評価した。
R848アゴニスト誘発マウスループス腎炎疾患モデルにおける実施例106の重要な知見は以下の通りである:
a.実施例106は、10mg/kgで、1週間の処置後に血清中のインターフェロンγ誘導性タンパク質10(IP-10)の産生を阻害した(図3A参照);
b.10mg/kgでの実施例106は、2週間の処置後に血清中の抗dsDNA自己抗体のレベルを有意に低下させる(図3B参照);
c.10mg/kgの実施例106は、5週間の治療後にR848誘発性タンパク尿の増加はないという明確な証拠があり、腎臓損傷の予防における利益を実証した(図3C参照)。
d.10mg/kgの実施例106は、6週間の処置後において、脾臓における免疫細胞の過剰活性化を抑制し、したがって、健康な動物の脾臓と比較して、正常体重のこのモデルにおいて脾腫を予防した(図3D参照)。
まとめると、上述の実験所見は、全身性エリテマトーデス(SLE)、ループス腎炎(LN)の処置における実施例106、および潜在的な本発明の化合物の良好な治療的可能性を実証している。

Claims (26)

  1. 式(I)の化合物であって、
    Figure 2022527588000261

    式中、

    Figure 2022527588000262

    Figure 2022527588000263

    Figure 2022527588000264

    Figure 2022527588000265

    Figure 2022527588000266

    Figure 2022527588000267

    Figure 2022527588000268

    Figure 2022527588000269

    Figure 2022527588000270

    Figure 2022527588000271

    であり;ここで、Rは、C1-6アルキル、C1-6アルコキシ、ハロC1-6アルキル、ハロゲン、ニトロまたはシアノであり;R4aは、C1-6アルキルまたはC3-7シクロアルキルであり;R、R5aおよびR5bは独立して、Hおよび重水素から選択され;Rは、Hまたはハロゲンであり;
    は、HまたはC1-6アルキルであり、
    は、Hであり;
    環Aは、非置換もしくは置換の5~7員の単環式アリールまたはヘテロアリールであるか;または非置換もしくは置換の7~12員二環式ヘテロシクリルであり;
    nは0、1または2である、
    化合物、またはその薬学的に許容される塩。
  2. 環Aが、1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリニル、
    5,6,7,8-テトラヒドロ-1,6-ナフチリジニル、
    5,6,7,8-テトラヒドロ-2,6-ナフチリジニル、
    5,6,7,8-テトラヒドロ-2,7-ナフチリジニル、
    イソインドリニル;
    アミノ(C1-6アルコキシ)ピロリジニル、5-オキサ-2,8-ジアザスピロ[3.5]ノナニル、モルホリニルもしくはピペラジニルで置換されたフェニル;
    (ハロピロリジニル)アミノ;1,4-ジアゼパニル;2,5-ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタニル;3,4,4a,5,7,7a-ヘキサヒドロ-2H-ピロロ[3,4-b][1,4]オキサジニル;3,6-ジアザビシクロ[3.1.1]ヘプタニル;3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタニル;5-オキサ-2,8-ジアザスピロ[3.5]ノナニル;9-オキサ-3,7-ジアザビシクロ[3.3.1]ノナニル;アミノ(C1-6アルコキシ)ピロリジニル;アミノ(C1-6アルキル)アゼチジニル;アミノ(C1-6アルキル)ピロリジニル;アミノ-1,4-オキサゼパニル;アミノ-2-アザスピロ[3.3]ヘプタニル;アミノアゼチジニル;アミノハロピロリジニル;C1-6アルキル;C1-6アルキル-2,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタンカルボニル;C1-6アルキル-2,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタニル;C1-6アルキルピペラジニルおよびピペラジニルから独立して選択される置換基によって1回もしくは2回置換されたピリジニル;または
    アミノ(C1-6アルコキシ)ピロリジニル、アミノ(C1-6アルキル)アゼチジニル、アミノアゼチジニル、C1-6アルキルおよびピペラジニルから独立して選択される置換基によって1回もしくは2回置換されたピリミジニルである、
    請求項1に記載の化合物。
  3. 式(Ib)の化合物であって、
    Figure 2022527588000272

    式中、

    Figure 2022527588000273

    Figure 2022527588000274

    Figure 2022527588000275

    Figure 2022527588000276

    Figure 2022527588000277

    Figure 2022527588000278

    Figure 2022527588000279

    Figure 2022527588000280

    Figure 2022527588000281

    Figure 2022527588000282

    であり;ここで、Rは、C1-6アルキル、C1-6アルコキシ、ハロC1-6アルキル、ハロゲン、ニトロまたはシアノであり;R4aは、C1-6アルキルまたはC3-7シクロアルキルであり;R、R5aおよびR5bは独立して、Hおよび重水素から選択され;Rは、Hまたはハロゲンであり;
    は、HまたはC1-6アルキルであり;
    は、Hであり;
    環Aは、1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリニル;
    5,6,7,8-テトラヒドロ-1,6-ナフチリジニル;
    5,6,7,8-テトラヒドロ-2,6-ナフチリジニル;
    5,6,7,8-テトラヒドロ-2,7-ナフチリジニル;
    イソインドリニル;
    アミノ(C1-6アルコキシ)ピロリジニル、5-オキサ-2,8-ジアザスピロ[3.5]ノナニル、モルホリニルもしくはピペラジニルで置換されたフェニル;
    (ハロピロリジニル)アミノ;1,4-ジアゼパニル;2,5-ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタニル;3,4,4a,5,7,7a-ヘキサヒドロ-2H-ピロロ[3,4-b][1,4]オキサジニル;3,6-ジアザビシクロ[3.1.1]ヘプタニル;3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタニル;5-オキサ-2,8-ジアザスピロ[3.5]ノナニル;9-オキサ-3,7-ジアザビシクロ[3.3.1]ノナニル;アミノ(C1-6アルコキシ)ピロリジニル;アミノ(C1-6アルキル)アゼチジニル;アミノ(C1-6アルキル)ピロリジニル;アミノ-1,4-オキサゼパニル;アミノ-2-アザスピロ[3.3]ヘプタニル;アミノアゼチジニル;アミノハロピロリジニル;C1-6アルキル;C1-6アルキル-2,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタンカルボニル;C1-6アルキル-2,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタニル;C1-6アルキルピペラジニルおよびピペラジニルから独立して選択される置換基によって1回もしくは2回置換されたピリジニル;または
    アミノ(C1-6アルコキシ)ピロリジニル、アミノ(C1-6アルキル)アゼチジニル、アミノアゼチジニル、C1-6アルキルおよびピペラジニルから独立して選択される置換基によって1回もしくは2回置換されたピリミジニルであり;
    nは、0、1または2である、
    化合物、またはその薬学的に許容される塩。
  4. が、
    Figure 2022527588000283

    Figure 2022527588000284

    Figure 2022527588000285

    であり、ここで、Rがシアノであり;R4aがC1-6アルキルであり;Rが、Hまたは重水素であり;RがHである、請求項2または3に記載の化合物。
  5. がC1-6アルキルである、請求項4に記載の化合物。
  6. が、
    Figure 2022527588000286

    Figure 2022527588000287

    Figure 2022527588000288

    であり、ここで、Rがシアノであり;R4aが、C1-6アルキルであり;Rが、Hまたは重水素であり;RがHであり;
    がメチルであり;
    がHであり;
    環Aが、1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-7-イル;1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-5-イル;1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-6-イル;1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-7-イル;1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-8-イル;5,6,7,8-テトラヒドロ-1,6-ナフチリジン-2-イル;5,6,7,8-テトラヒドロ-1,6-ナフチリジン-3-イル;5,6,7,8-テトラヒドロ-2,6-ナフチリジン-1-イル;5,6,7,8-テトラヒドロ-2,7-ナフチリジン-4-イル;イソインドリン-4-イル;3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イルフェニル;5-オキサ-2,8-ジアザスピロ[3.5]ノナン-2-イルフェニル;モルホリン-2-イルフェニル;ピペラジン-1-イルフェニル;(4-フルオロピロリジン-3-イル)アミノ(メチル)ピリジニル;1,4-ジアゼパン-1-イルピリジニル;2,5-ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル(メチル)ピリジニル;2,5-ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イルピリジニル;2-メチルピペラジン-1-イル(メチル)ピリジニル;3,4,4a,5,7,7a-ヘキサヒドロ-2H-ピロロ[3,4-b][1,4]オキサジン-6-イル(メチル)ピリジニル;(3,4,4a,5,7,7a-ヘキサヒドロ-2H-ピロロ[3,4-b][1,4]オキサジン-6-イル)ピリジニル;3,6-ジアザビシクロ[3.1.1]ヘプタン-3-イル(メチル)ピリジニル;3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-イル(メチル)ピリジニル;3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-イルピリジニル;3-アミノ-3-メチル-アゼチジン-1-イル(メチル)ピリジニル;3-アミノ-3-メチル-アゼチジン-1-イルピリジニル;3-アミノ-3-メチル-ピロリジン-1-イル(メチル)ピリジニル;3-アミノ-3-メチル-ピロリジン-1-イルピリジニル;3-アミノ-4-フルオロ-ピロリジン-1-イルピリジニル;3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル(メチル)ピリジニル;3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イルピリジニル;3-アミノアゼチジン-1-イルピリジニル;3-メチルピペラジン-1-イル(メチル)ピリジニル;3-メチルピペラジン-1-イルピリジニル;5-オキサ-2,8-ジアザスピロ[3.5]ノナン-2-イルピリジニル;6-アミノ-1,4-オキサゼパン-4-イル(メチル)ピリジニル;6-アミノ-1,4-オキサゼパン-4-イルピリジニル;6-アミノ-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-2-イル(メチル)ピリジニル;6-メチル-2,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタン-2-イル(メチル)ピリジニル;6-メチル-2,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタン-2-イルピリジニル;6-メチル-2,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタン-2-カルボニル(メチル)ピリジニル;9-オキサ-3,7-ジアザビシクロ[3.3.1]ノナン-3-イル(メチル)ピリジニル;ピペラジン-1-イル(メチル)ピリジニル;ピペラジン-1-イルピリジニル;3-アミノ-3-メチル-アゼチジン-1-イル(メチル)ピリミジニル;3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル(メチル)ピリミジニル;3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イルピリミジニル;3-アミノアゼチジン-1-イルピリミジニル;ピペラジン-1-イル(メチル)ピリミジニルまたはピペラジン-1-イルピリミジニルであり;
    nが0、1または2である、
    請求項5に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。

  7. Figure 2022527588000289

    であり、ここで、Rがシアノであり;Rが、Hまたは重水素である、請求項5に記載の化合物。
  8. 環Aが、1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリニル;
    モルホリニルで置換されたフェニル;
    3,4,4a,5,7,7a-ヘキサヒドロ-2H-ピロロ[3,4-b][1,4]オキサジニル;アミノ(C1-6アルコキシ)ピロリジニル;アミノ(C1-6アルキル)アゼチジニル;アミノハロピロリジニル;C1-6アルキル;C1-6アルキル-2,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタニルおよびピペラジニルから独立して選択される置換基で1回または2回置換されたピリジニル;
    アミノ(C1-6アルコキシ)ピロリジニル;アミノ(C1-6アルキル)アゼチジニルおよびC1-6アルキルから独立して選択される置換基で2回置換されたピリミジニル
    である、請求項7に記載の化合物。
  9. 環Aが、1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリニル;モルホリニルフェニル;ピペラジニルピリジニル;(アミノ(C1-6アルコキシ)ピロリジニル)ピリジニル;(アミノハロピロリジニル)ピリジニル;ピペラジニル(C1-6アルキル)ピリジニル;(アミノ(C1-6アルコキシ)ピロリジニル)ピリジニル;(アミノハロピロリジニル)ピリジニル;(C1-6アルキル-2,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタニル)ピリジニル;(アミノ(C1-6アルキル)アゼチジニル)ピリジニル;C1-6アルキル(アミノ(C1-6アルキル)アゼチジニル)ピリジニル;3,4,4a,5,7,7a-ヘキサヒドロ-2H-ピロロ[3,4-b][1,4]オキサジニル(C1-6アルキル)ピリジニル;(3,4,4a,5,7,7a-ヘキサヒドロ-2H-ピロロ[3,4-b][1,4]オキサジニル)ピリジニル;C1-6アルキル(アミノ(C1-6アルキル)アゼチジニル)ピリミジニルまたはC1-6アルキル(アミノ(C1-6アルコキシ)ピロリジニル)ピリミジニルである、請求項8に記載の化合物。
  10. 環Aが、1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-7-イル;モルホリン-2-イルフェニル;(3,4,4a,5,7,7a-ヘキサヒドロ-2H-ピロロ[3,4-b][1,4]オキサジン-6-イル)-2-メチル-3-ピリジニル;(3,4,4a,5,7,7a-ヘキサヒドロ-2H-ピロロ[3,4-b][1,4]オキサジン-6-イル)-3-ピリジニル;(3-アミノ-4-フルオロ-ピロリジン-1-イル)-3-ピリジニル;(3-アミノ-4-フルオロ-ピロリジン-1-イル)-3-ピリジニル;(3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル)-3-ピリジニル;(3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル)-3-ピリジニル;2-メチル-6-ピペラジン-1-イル-3-ピリジニル;6-(3-アミノ-3-メチル-アゼチジン-1-イル)-2-メチル-3-ピリジニル;6-(3-アミノ-3-メチル-アゼチジン-1-イル)-3-ピリジニル;6-(6-メチル-2,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタン-2-イル)-3-ピリジニル;6-ピペラジン-1-イル-3-ピリジニル;(3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル)-6-メチル-ピリミジン-4-イルまたは(3-アミノ-3-メチル-アゼチジン-1-イル)-6-メチル-ピリミジン-4-イルである、請求項9に記載の化合物。
  11. が、
    Figure 2022527588000290

    であり;ここで、Rが、シアノであり;Rが、Hまたは重水素であり;
    が、C1-6アルキルであり;
    が、Hであり;
    環Aが、1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリニル;
    モルホリニルで置換されたフェニル;
    3,4,4a,5,7,7a-ヘキサヒドロ-2H-ピロロ[3,4-b][1,4]オキサジニル;アミノ(C1-6アルコキシ)ピロリジニル;アミノ(C1-6アルキル)アゼチジニル;アミノハロピロリジニル;C1-6アルキル;C1-6アルキル-2,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタニルおよびピペラジニルから独立して選択される置換基で1回または2回置換されたピリジニル;
    アミノ(C1-6アルコキシ)ピロリジニル;アミノ(C1-6アルキル)アゼチジニルおよびC1-6アルキルから独立して選択される置換基で2回置換されたピリミジニルであり;
    nが0、1または2である、
    請求項2または3に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
  12. が、
    Figure 2022527588000291

    であり;ここで、Rが、シアノであり;Rが、Hまたは重水素であり;
    が、C1-6アルキルであり;
    が、Hであり;
    環Aが、1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリニル;モルホリニルフェニル;ピペラジニルピリジニル;(アミノ(C1-6アルコキシ)ピロリジニル)ピリジニル;(アミノハロピロリジニル)ピリジニル;ピペラジニル(C1-6アルキル)ピリジニル;(アミノ(C1-6アルコキシ)ピロリジニル)ピリジニル;(アミノハロピロリジニル)ピリジニル;(C1-6アルキル-2,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタニル)ピリジニル;(アミノ(C1-6アルキル)アゼチジニル)ピリジニル;C1-6アルキル(アミノ(C1-6アルキル)アゼチジニル)ピリジニル;3,4,4a,5,7,7a-ヘキサヒドロ-2H-ピロロ[3,4-b][1,4]オキサジニル(C1-6アルキル)ピリジニル;(3,4,4a,5,7,7a-ヘキサヒドロ-2H-ピロロ[3,4-b][1,4]オキサジニル)ピリジニル;C1-6アルキル(アミノ(C1-6アルキル)アゼチジニル)ピリミジニルまたはC1-6アルキル(アミノ(C1-6アルコキシ)ピロリジニル)ピリミジニルであり;
    nが0、1または2である、
    請求項11に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
  13. が、
    Figure 2022527588000292

    であり;ここで、Rが、シアノであり;Rが、Hまたは重水素であり;
    がメチルであり;
    が、Hであり;
    環Aが、1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-7-イル;4-(モルホリン-2-イル)フェニル;(3,4,4a,5,7,7a-ヘキサヒドロ-2H-ピロロ[3,4-b][1,4]オキサジン-6-イル)-2-メチル-3-ピリジニル;(3,4,4a,5,7,7a-ヘキサヒドロ-2H-ピロロ[3,4-b][1,4]オキサジン-6-イル)-3-ピリジニル;(3-アミノ-4-フルオロ-ピロリジン-1-イル)-3-ピリジニル;(3-アミノ-4-フルオロ-ピロリジン-1-イル)-3-ピリジニル;(3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル)-3-ピリジニル;(3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル)-3-ピリジニル;2-メチル-6-ピペラジン-1-イル-3-ピリジニル;6-(3-アミノ-3-メチル-アゼチジン-1-イル)-2-メチル-3-ピリジニル;6-(3-アミノ-3-メチル-アゼチジン-1-イル)-3-ピリジニル;6-(6-メチル-2,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタン-2-イル)-3-ピリジニル;6-ピペラジン-1-イル-3-ピリジニル;(3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル)-6-メチル-ピリミジン-4-イルまたは(3-アミノ-3-メチル-アゼチジン-1-イル)-6-メチル-ピリミジン-4-イルであり;
    nが0、1または2である、
    請求項11に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
  14. 以下:
    5-[シス-4-メチル-8-(1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-7-イルメチル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[シス-4-メチル-8-(1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-5-イル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[シス-4-メチル-8-[(2-ピペラジン-1-イル-4-ピリジル)メチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[シス-8-イソインドリン-4-イル-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-(1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-7-イルメチル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-(5,6,7,8-テトラヒドロ-1,6-ナフチリジン-3-イルメチル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-[2-(4-ピペラジン-1-イルフェニル)エチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-[(6-ピペラジン-1-イル-3-ピリジル)メチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aS)-8-イソインドリン-4-イル-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-(1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-6-イルメチル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-[2-(6-ピペラジン-1-イル-3-ピリジル)エチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aS)-8-[2-[6-[(3R,4R)-3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル]-3-ピリジル]エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aS)-8-[2-[5-[(3R,4R)-3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル]-2-ピリジル]エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aS)-8-[[6-(1,4-ジアゼパン-1-イル)-3-ピリジル]メチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aR)-4-メチル-8-(5,6,7,8-テトラヒドロ-2,6-ナフチリジン-1-イル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aS)-8-[2-[6-[(3R,4S)-3-アミノ-4-フルオロ-ピロリジン-1-イル]-3-ピリジル]エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aS)-8-[2-[6-[(3R,4R)-3-アミノ-4-フルオロ-ピロリジン-1-イル]-3-ピリジル]エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aS)-8-[2-[5-[(3R,4S)-3-アミノ-4-フルオロ-ピロリジン-1-イル]-2-ピリジル]エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-[2-[5-[(3S)-3-メチルピペラジン-1-イル]-2-ピリジル]エチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-[2-[-6-[(3S)-3-メチルピペラジン-1-イル]-2-ピリジル]エチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-[2-[6-(6-メチル-2,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタン-2-イル)-3-ピリジル]エチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aS)-8-[2-[6-[(3R,4S)-3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル]-3-ピリジル]エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aS)-8-[2-[6-[(3S,4S)-3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル]-3-ピリジル]エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aS)-8-[2-[4-[(3R,4R)-3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル]フェニル]エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-[(6-ピペラジン-1-イル-2-ピリジル)メチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-[2-[4-(5-オキサ-2,8-ジアザスピロ[3.5]ノナン-2-イル)フェニル]エチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aR)-4-メチル-8-(4-ピペラジン-1-イルピリミジン-2-イル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aR)-4-メチル-8-(6-メチル-2-ピペラジン-1-イル-ピリミジン-4-イル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-(2-ピペラジン-1-イル-4-ピリジル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aR)-4-メチル-8-(2-ピペラジン-1-イルピリミジン-4-イル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aR)-4-メチル-8-(4-ピペラジン-1-イル-2-ピリジル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
    5-(8-イソインドリン-4-イル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル)キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aR)-8-[2-[(3R,4R)-3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル]ピリミジン-4-イル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aR)-8-[4-[(3R,4R)-3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル]ピリミジン-2-イル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[2-(4-メチル-6-ピペラジン-1-イル-3-ピリジル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-8-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aR)-8-[4-[3-アミノアゼチジン-1-イル]ピリミジン-2-イル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aS)-8-[2-[(3S,4R)-3-アミノ-4-フルオロ-ピロリジン-1-イル]-4-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aS)-8-[2-(3-アミノアゼチジン-1-イル)-4-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-(5,6,7,8-テトラヒドロ-2,7-ナフチリジン-4-イル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aR)-4-メチル-8-(5-メチル-4-ピペラジン-1-イル-ピリミジン-2-イル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aR)-4-メチル-8-(5,6,7,8-テトラヒドロ-2,7-ナフチリジン-4-イル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aR)-8-[2-[(3R,4R)-3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル]-6-メチル-ピリミジン-4-イル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[2-[6-[(6R)-6-アミノ-1,4-オキサゼパン-4-イル]-4-メチル-3-ピリジル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-8-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[トランス-4-メチル-8-(1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-5-イル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aS)-8-[2-[(6S)-6-アミノ-1,4-オキサゼパン-4-イル]-4-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aS)-8-[2-[(6R)-6-アミノ-1,4-オキサゼパン-4-イル]-4-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aR)-8-[2-[(3-アミノ-3-メチル-アゼチジン-1-イル)-6-メチル-ピリミジン-4-イル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aS)-8-[2-(3-アミノ-3-メチル-アゼチジン-1-イル)-4-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-[(5-ピペラジン-1-イル-3-ピリジル)メチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-[2-[6-[(3R)-3-メチルピペラジン-1-イル]-2-ピリジル]エチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-[2-[6-(5-オキサ-2,8-ジアザスピロ[3.5]ノナン-2-イル)3-ピリジル]エチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-[(2-メチル-6-ピペラジン-1-イル-3-ピリジル)メチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-(1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-7-イルメチル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aS)-8-[2-[6-[(3R,4R)-3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル]-3-ピリジル]エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aS)-8-[2-[6-[(3R,4S)-3-アミノ-4-フルオロ-ピロリジン-1-イル]-3-ピリジル]エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-[2-[6-(6-メチル-2,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタン-2-イル)-3-ピリジル]エチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aS)-8-[2-[6-(3-アミノ-3-メチル-アゼチジン-1-イル)-3-ピリジル]エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
    4-[(4R,9aS)-8-[2-[4-[(3R,4R)-3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル]フェニル]エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-3-フルオロ-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-7-カルボニトリル;
    4-[(4R,9aS)-8-[2-[6-[(3R,4R)-3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル]-3-ピリジル]エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-3-フルオロ-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-7-カルボニトリル;
    4-[(4R,9aS)-8-[2-[4-[(3R,4R)-3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル]フェニル]エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-7-カルボニトリル;
    4-[(4R,9aS)-4-メチル-8-(1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-7-イルメチル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-3-フルオロ-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-7-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-(1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-5-イルメチル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-(1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-8-イルメチル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aS)-8-(イソインドリン-4-イルメチル)-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aS)-8-[2-(3-アミノ-3-メチル-アゼチジン-1-イル)-6-メチル-4-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
    4-[(4R,9aS)-8-[2-[6-(3-アミノ-3-メチル-アゼチジン-1-イル)-3-ピリジル]エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-3-フルオロ-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-7-カルボニトリル;
    4-[(4R,9aS)-8-[2-[6-[(3R,4S)-3-アミノ-4-フルオロ-ピロリジン-1-イル]-3-ピリジル]エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-3-フルオロ-ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-7-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aS)-8-[[6-(3-アミノ-3-メチル-アゼチジン-1-イル)-2-メチル-3-ピリジル]メチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aS)-8-[2-[6-[(4aR,7aR)-3,4,4a,5,7,7a-ヘキサヒドロ-2H-ピロロ[3,4-b][1,4]オキサジン-6-イル]-3-ピリジル]エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-[(6-ピペラジン-1-イル-3-ピリジル)メチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aS)-8-[[6-(3-アミノ-3-メチル-アゼチジン-1-イル)-2-メチル-3-ピリジル]メチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-[[2-メチル-6-(6-メチル-2,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタン-2-イル)-3-ピリジル]メチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aS)-8-[[6-[(3R)-3-アミノ-3-メチル-ピロリジン-1-イル]-2-メチル-3-ピリジル]メチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aS)-8-[[6-[[(3S,4R)-4-フルオロピリジン-3-イル]アミノ]-2-メチル-3-ピリジル]メチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-[[2-メチル-6-(9-オキサ-3,7-ジアザビシクロ[3.3.1]ノナン-3-イル)-3-ピリジル]メチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aS)-8-[2-[6-[(3R)-3-アミノ-3-メチル-ピロリジン-1-イル]-3-ピリジル]エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-[[2-メチル-6-[(2S)-2-メチルピペラジン-1-イル]-3-ピリジル]メチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-[[2-メチル-6-[(3R)-3-メチルピペラジン-1-イル]-3-ピリジル]メチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-[(4-メチル-6-ピペラジン-1-イル-3-ピリジル)メチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aS)-4-メチル-8-[(3-メチル-6-ピペラジン-1-イル-2-ピリジル)メチル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aS)-8-[2-[2-[(3R,4S)-3-アミノ-4-フルオロ-ピロリジン-1-イル]-4-ピリジル]エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aS)-8-[[6-(3,6-ジアザビシクロ[3.1.1]ヘプタン-3-イル)-2-メチル-3-ピリジル]メチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aS)-8-[[6-(3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-イル)-2-メチル-3-ピリジル]メチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aS)-8-[[6-[(1S,4S)-2,5-ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル]-2-メチル-3-ピリジル]メチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
    4-[(4R,9aR)-4-メチル-8-(3-メチル-5-ピペラジン-1-イル-2-ピリジル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-1-メチル-1,8-ナフチリジン-2-オン;
    5-[(4R,9aS)-8-[[6-[(1S,4S)-2,5-ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル]-4-メチル-3-ピリジル]メチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aR)-8-[5-[(1S,4S)-2,5-ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル]-3-メチル-2-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aR)-8-[5-[(3R,4S)-3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル]-3-メチル-2-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aR)-8-[5-[(3R)-3-アミノ-3-メチル-ピロリジン-1-イル]-3-メチル-2-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aS)-8-[[6-[(4aR,7aR)-3,4,4a,5,7,7a-ヘキサヒドロ-2H-ピロロ[3,4-b][1,4]オキサジン-6-イル]-2-メチル-3-ピリジル]メチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aR)-8-[5-[(3R,4R)-3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル]-3-メチル-2-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aR)-8-[5-[(4aR,7aR)-3,4,4a,5,7,7a-ヘキサヒドロ-2H-ピロロ[3,4-b][1,4]オキサジン-6-イル]-3-メチル-2-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aR)-8-[5-(6-アミノ-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-2-イル)-3-メチル-2-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aR)-4-メチル-8-[3-メチル-5-(6-メチル-2,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタン-2-カルボニル)-2-ピリジル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4S,9aR)-4-メチル-8-[3-メチル-5-(6-メチル-2,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタン-2-カルボニル)-2-ピリジル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aS)-8-[2-[(3R)-3-アミノ-3-メチル-ピロリジン-1-イル]-4-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4S,9aS)-4-メチル-8-[4-[(2R)-モルホリン-2-イル]フェニル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4S,9aS)-4-メチル-8-[4-[(2S)-モルホリン-2-イル]フェニル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4S,9aR)-8-[5-(3,6-ジアザビシクロ[3.1.1]ヘプタン-3-イル)-3-メチル-2-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aR)-8-[5-[2-[(3S,4S)-3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル]エチル]-2-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4S,9aR)-8-[5-[(6R)-6-アミノ-1,4-オキゼパン-4-イル)-3-メチル-2-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4S,9aR)-8-[5-[(1S,4S)-2,5-ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル]-3-メチル-2-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4S,9aR)-8-[6-(3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-イル)-3-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
    4-[(4S,9aR)-4-メチル-8-[3-メチル-5-(6-メチル-2,6-ジアザスピロ[3.3]ヘプタン-2-イル)-2-ピリジル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-1-メチル-1,8-ナフチリジン-2-オン;
    5-[(4S,9aR)-8-[5-[(4aR,7aR)-3,4,4a,5,7,7a-ヘキサヒドロ-2H-ピロロ[3,4-b][1,4]オキサジン-6-イル]-3-メチル-2-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4S,9aR)-8-[6-[(3R,4R)-3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル]-3-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4S,9aR)-8-[6-[2-[(3R,4S)-3-アミノ-4-フルオロ-ピロリジン-1-イル]エチル]-3-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4S,9aR)-8-[5-(3-アミノ-3-メチル-アゼチジン-1-イル)-3-メチル-2-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4S,9aR)-4-メチル-8-(5,6,7,8-テトラヒドロ-1,6-ナフチリジン-2-イル)-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4S,9aR)-8-[5-[2-[(3S,4S)-3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル]エチル]-2-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4S,9aR)-8-[5-[[(3R,4R)-3-アミノ-4-メトキシ-ピロリジン-1-イル]メチル]-6-メチル-2-ピリジル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-2-ジュウテリオ-キノリン-8-カルボニトリル;
    5-[(4R,9aS)-8-[2-[6-[(4aR,7aR)-3,4,4a,5,7,7a-ヘキサヒドロ-2H-ピロロ[3,4-b][1,4]オキサジン-6-イル]-3-ピリジル]エチル]-4-メチル-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]キノリン-8-カルボニトリル;および
    5-[(4S,9aS)-4-メチル-8-[4-[(2R)-モルホリン-2-イル]フェニル]-3,4,6,7,9,9a-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン-2-イル]-キノリン-8-カルボニトリル;
    から選択される化合物、またはその薬学的に許容される塩。
  15. 請求項1から14のいずれか一項に記載の化合物の調製のためのプロセスであって、
    a)式(IX)、
    Figure 2022527588000293

    の化合物とアミン(X)
    Figure 2022527588000294

    との間のBuchwald-Hartwigアミノ化反応または求核置換の工程;
    b)式(V)、
    Figure 2022527588000295

    の化合物と式(VI)、
    Figure 2022527588000296

    の化合物との間のBuchwald-Hartwigアミノ化反応または求核置換の工程;
    のいずれか1つを含み、
    式中、nは0、1または2であり;Xはハロゲンであり:Yはハロゲンまたはメタンスルホネートであり、RおよびRはアリールまたはヘテロアリールであり;RおよびR10は、これらが結合する窒素原子と一緒になって、ヘテロシクリルを形成する、
    プロセス。
  16. 治療的に活性な物質として使用するための、請求項1から14のいずれか一項に記載の化合物または薬学的に許容される塩。
  17. 請求項1から14のいずれか一項に記載の化合物と、治療的に不活性な担体と、を含む、薬学的組成物。
  18. 全身性エリテマトーデスまたはループス腎炎の処置または予防のための、請求項1から14のいずれか一項に記載の化合物の使用。
  19. 全身性エリテマトーデスまたはループス腎炎の処置または予防のための医薬の調製のための、請求項1から14のいずれか一項に記載の化合物の使用。
  20. TLR7またはTLR8またはTLR9アンタゴニストとしての、請求項1から14のいずれか一項に記載の化合物の使用。
  21. TLR7およびTLR8アンタゴニストとしての、請求項1から14のいずれか一項に記載の化合物の使用。
  22. TLR7およびTLR8およびTLR9アンタゴニストとしての、請求項1から14のいずれか一項に記載の化合物の使用。
  23. TLR7およびTLR8およびTLR9アンタゴニストのための医薬の調製のための、請求項1から14のいずれか一項に記載の化合物の使用。
  24. 全身性エリテマトーデスまたはループス腎炎の処置または予防のための、請求項1から14のいずれか一項に記載の化合物、または薬学的に許容される塩、エナンチオマー、もしくはジアステレオマー。
  25. 請求項15に記載のプロセスに従って製造された場合の、請求項1から14のいずれか一項に記載の化合物、または薬学的に許容される塩、エナンチオマー、もしくはジアステレオマー。
  26. 全身性エリテマトーデスまたはループス腎炎の処置または予防のための方法であって、治療的有効量の請求項1から14のいずれか一項に記載の化合物を投与することを含む、方法。
JP2021559754A 2019-04-09 2020-04-07 自己免疫疾患の治療のためのヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン化合物 Pending JP2022527588A (ja)

Applications Claiming Priority (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CNPCT/CN2019/081900 2019-04-09
CN2019081900 2019-04-09
CNPCT/CN2019/121598 2019-11-28
CN2019121598 2019-11-28
CNPCT/CN2020/078225 2020-03-06
CN2020078225 2020-03-06
PCT/EP2020/059831 WO2020207991A1 (en) 2019-04-09 2020-04-07 Hexahydro-1h-pyrazino[1,2-a]pyrazine compounds for the treatment of autoimmune disease

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022527588A true JP2022527588A (ja) 2022-06-02
JPWO2020207991A5 JPWO2020207991A5 (ja) 2023-04-10

Family

ID=70228042

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021559754A Pending JP2022527588A (ja) 2019-04-09 2020-04-07 自己免疫疾患の治療のためのヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン化合物

Country Status (18)

Country Link
US (1) US20220340597A1 (ja)
EP (1) EP3953356B1 (ja)
JP (1) JP2022527588A (ja)
KR (1) KR20210149163A (ja)
CN (1) CN113710672A (ja)
AU (1) AU2020272467A1 (ja)
BR (1) BR112021020297A2 (ja)
CA (1) CA3135129A1 (ja)
CL (1) CL2021002621A1 (ja)
CO (1) CO2021013166A2 (ja)
CR (1) CR20210513A (ja)
IL (1) IL286870A (ja)
MA (1) MA55594A (ja)
MX (1) MX2021012223A (ja)
PE (1) PE20212178A1 (ja)
SG (1) SG11202110401WA (ja)
TW (1) TW202104230A (ja)
WO (1) WO2020207991A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP4051387A1 (en) * 2019-10-31 2022-09-07 F. Hoffmann-La Roche AG Hydropyrazino[1,2-d][1,4]diazepine compounds for the treatment of autoimmune disease
JP2023500733A (ja) * 2019-11-12 2023-01-10 エフ.ホフマン-ラ ロシュ アーゲー 自己免疫疾患の処置のためのヒドロピラジノ[1,2-b]イソキノリン化合物
JOP20220131A1 (ar) 2019-11-28 2023-01-30 Bayer Ag مركبات أمينو كينولون تحمل بدائل تستخدم كمثبطات لـ dgkalpha من أجل تنشيط المناعة
CN114761406B (zh) * 2019-12-03 2024-04-19 豪夫迈·罗氏有限公司 用于治疗自身免疫性疾病的氢吡啶并[1,2-a]吡嗪化合物
EP4182032A1 (en) * 2020-07-14 2023-05-24 F. Hoffmann-La Roche AG Hydroisoquinoline or hydronaphthyridine compounds for the treatment of autoimmune disease

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140088085A1 (en) * 2011-01-12 2014-03-27 Array Biopharma, Inc Substituted Benzoazepines As Toll-Like Receptor Modulators
MY178667A (en) 2012-09-14 2020-10-20 Hoffmann La Roche Pyrazole carboxamide derivatives as taar modulators for use in the treatment of several disorders, such as depression, diabetes and parkinson's disease
CA2933466A1 (en) * 2013-12-13 2015-06-18 Takeda Pharmaceutical Company Limited Pyrrolo[3,2-c]pyridine derivatives as tlr inhibitors
EP3889145B1 (en) * 2015-12-17 2024-02-21 Merck Patent GmbH 8-cyano-5-piperidino-quinolines as tlr7/8 antagonists and their uses for treating immune disorders
EP3807271A1 (en) * 2018-06-13 2021-04-21 F. Hoffmann-La Roche AG Pyridinyl heterocyclyl compounds for the treatment of autoimmune disease
CN112752755A (zh) * 2018-09-27 2021-05-04 豪夫迈·罗氏有限公司 用于治疗自身免疫性疾病的杂环基化合物

Also Published As

Publication number Publication date
BR112021020297A2 (pt) 2021-12-14
CO2021013166A2 (es) 2021-12-10
CL2021002621A1 (es) 2022-05-13
CR20210513A (es) 2021-11-02
KR20210149163A (ko) 2021-12-08
MA55594A (fr) 2022-02-16
CA3135129A1 (en) 2020-10-15
EP3953356B1 (en) 2023-07-26
IL286870A (en) 2021-10-31
EP3953356A1 (en) 2022-02-16
TW202104230A (zh) 2021-02-01
AU2020272467A1 (en) 2021-10-14
US20220340597A1 (en) 2022-10-27
PE20212178A1 (es) 2021-11-09
SG11202110401WA (en) 2021-10-28
MX2021012223A (es) 2021-11-03
EP3953356C0 (en) 2023-07-26
WO2020207991A1 (en) 2020-10-15
CN113710672A (zh) 2021-11-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2022527588A (ja) 自己免疫疾患の治療のためのヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[1,2-a]ピラジン化合物
JP2019108342A (ja) Btk活性阻害剤としてのヘテロアリールピリドン及びアザピリドン化合物
EP3802539B1 (en) Tetrahydro-1h-pyrazino[2,1-a]isoindolylquinoline compounds for the treatment of autoimmune disease
JP2021526535A (ja) 自己免疫疾患の処置のための新規のヘテロアリールヘテロシクリル化合物
EP3807271A1 (en) Pyridinyl heterocyclyl compounds for the treatment of autoimmune disease
TW202024065A (zh) 用於治療自體免疫疾病之雜環基化合物
EP4061821A1 (en) Spiro(isobenzofuranazetidine) compounds for the treatment of autoimmune disease
EP3623369B1 (en) Novel morpholinyl amine compounds for the treatment of autoimmune disease
EP4061814A1 (en) Triazatricycle compounds for the treatment of autoimmune disease
EP4061816A1 (en) Hydro-1h-pyrrolo[1,2-a]pyrazine compounds for the treatment of autoimmune disease
CN114599652B (zh) 用于治疗自身免疫性疾病的氢吡嗪并[1,2-d][1,4]二氮杂䓬化合物
WO2021084022A1 (en) Hydropyrazino[1,2-d][1,4]diazepine compounds for the treatment of autoimmune disease
EP4069693B1 (en) Hydropyrido[1,2-alpha]pyrazine compounds for the treatment of autoimmune diseases
JP2023503165A (ja) 自己免疫疾患の処置のための1,8-ナフチリジン-2-オン化合物

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230331

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230331

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20240314

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240507