JP2022525114A - 自動包装分配システム - Google Patents

Abstract

自動包装分配システムは、複数の包装ボックスプラットフォーム上に垂直に積み重ねて配置された複数の異なる包装ボックス、及びハウジング内に収容されたトレイ内に配置された複数の異なるラッピングペーパー包装シートを含む。真空ピックアップデバイスは、真空ピックアップステーションに位置決めされる。前記真空ピックアップデバイスが、異なる包装ボックス又はラッピングペーパー包装シートのうちの所定に選択された１つをピックアップすることができる、且つ所定に選択された異なる包装ボックス又はラッピングペーパー包装シートの１つを下流の場所に移すことができる、及び異なる包装ボックス又はラッピングペーパー包装シートのうちの所定に選択された１つを下流の位置に移すことができるような、真空ピックアップステーションに向かって、複数の異なる包装ボックスのうちの所定に選択された１つ、又は複数の異なるラッピングペーパー包装シートのうちの所定に選択された１枚を移動することができる。

Description

発明の分野
本発明は、一般に、フードサービス機器に、及びより具体的には、食品プロダクト、たとえば、２つのバンズが必要な従来のハンバーガーサンドイッチ、３つのバンズが必要なＢｉｇ Ｍａｃ（登録商標）サンドイッチ、又は、特定の常連客の注文に従って、特定の包装ボックス又はラッピングペーパーの包装内に食品を入れることを望む、又は必要とするその他の食品アイテムなど、を迅速かつ正確に調製するために、レストラン、特にファーストフードレストランで利用される、新しく改良された自動包装分配システムに関する。

発明の背景
従来、特にファーストフードレストランで、特にハンバーガー、ＢｉｇＭａｃｓ（登録商標）、Ｗｈｏｐｐｅｒｓ（登録商標）、ナチョス、チキンナゲット、フィッシュフィレなどに関連して特定の食品注文を準備する場合、たとえば、食品調理担当者は、従来、特定の食品にさまざまな種類のパッケージ、そのような包装が、例えば、特定の箱又は特定のラッピングペーパー包装、あるいは時にはその両方であろうとなかろうと、を使用する必要がある。明らかに、特定の包装ボックス又はラッピングペーパー包装内での食品アイテムの従来の包装は、包装ボックスに入れる食品に応じて、食品調理担当者が特定のサイズの包装ボックスを選択するか、同様に特定のサイズのラッピングペーパー包装を選択しなければならないという点で、やや退屈で面倒で時間がかかる。店頭（ｐｏｉｎｔ－ｏｆ－ｓａｌｅ）（ＰＯＳ）の位置でさまざまな常連客によって連続して注文されたさまざまな注文が、さまざまな連続して行われた注文と関連付けられるか、一致するさまざまな包装ボックス又はラッピングペーパーの包装を必要とする場合、このプロセスは特に退屈になる。

言い換えると、第１の注文は、第１のタイプのラッピングペーパー包装を必要とする通常のハンバーガーの場合があり、第２の注文は、特定の包装ボックスを必要とするＢｉｇＭａｃ（登録商標）の場合があり、第３の注文は、第２のタイプの包装ボックスを必要とするフィッシュフィレの場合があり、第４の注文は、第3のタイプの包装ボックスを必要とするチキンナゲットの注文である可能性があり、及び第５の注文は、第4のタイプの包装ボックスを必要とするサラダの場合がある。したがって、店頭（ＰＯＳ）の位置に配置されたさまざまな常連客によるさまざまな注文に応じて、さまざまな種類のラッピングペーパー包装又はさまざまな種類の包装ボックスが予測できない時間に必要になることが理解できる。このような注文の違いは、常連客に正しい食品の注文を提供する際のスピードに対する一定の要件とともに、食品調理担当者に所定の量の緊張を課す可能性もある。したがって、そのような食品調製手順は、ファーストフード施設のより重要で魅力的な特徴又は特性の1つを効果的に定義する比較的短いサービス時間内に完成した食品アイテムを生産するために、素早い又は迅速な調理又はトースト食品の準備時間が必要又は望ましい、特にファーストフードレストランにとって、非常に非効率的で、時間がかかり、労働集約的であることをさらに容易に理解することができる。

したがって、当技術分野では、フードサービス機器の新しく改良されたピース(piece)の必要性が存在する。特定の食品アイテムを調理するように適合された、フードサービス機器の新しく改良されたピースに対する追加の必要性が当技術分野に存在する。特定の食品アイテム、例えばハンバーガー、ＢｉｇＭａｃｓ（登録商標）、Ｗｈｏｐｐｅｒｓ（登録商標）、ナチョス、フィッシュフィレ、チキンナゲットなど、を調理するように適合された、フードサービス機器の新しく改良されたピースに対するさらに追加の必要性が当技術分野に存在する。様々な異なる食品施設で利用することができる、食品サービス機器の新しく改良されたピースに対するさらに追加の必要性が当技術分野に存在する。ファーストフードレストランなどの様々な異なる食品施設で利用することができる、フードサービス機器の新しく改良されたピースに対するまだ追加の必要性が当技術分野に存在する。様々な異なる食品施設、例えば、食品アイテムの注文を準備するための迅速なターンアラウンドタイムが非常に求められている機能又は特徴である、ファーストフードレストランなど、で利用することができる、食品サービス機器の新しく改良されたピース（new and piece of improved）のさらなる必要性が当技術分野に存在する。様々な異なる食品施設、たとえば、店頭（ＰＯＳ）の位置で常連客が注文した特定の食品アイテムの準備に関連して機器が非常に効率的であるファーストフードレストランなど、で利用することができる、フードサービス機器の新しく改良されたピースさらなる必要性が当技術分野に存在する。様々な異なる食品施設、例えばファーストフードレストランなど、で利用することができる、食品サービス機器の新しく改良されたピースのさらなる必要性が当技術分野に存在し、ここで、前記機器は、食品アイテム又は製品の準備に関連して非常に効率的であり、最小数の食品準備要員によって操作することができる。

例えば、様々な異なる食品施設、例えばファーストフードレストランなど、で利用することができる、フードサービス機器の新しく改良されたピースのまださらなる必要性が当技術分野に存在し、ここで、前記機器は、食品アイテム又は製品の準備に関連して非常に効率的であり、最小数の食品準備要員によって容易に操作することができ、且つ、食品アイテムが１つずつ個別に調製されるのとは対照的に、自動の連続的な方法で多数の食品アイテムを調製するために利用され得る。例えば、ファーストフードレストランなどの様々な異なる食品施設で利用することができる、新しく改良されたフードサービス機器のまだ、さらなる必要性が当技術分野に存在し、ここで、特に落ち着いた、又は比較的遅い営業アワー(hours)又はタイム(times)の間に、多数のタイプの包装を効果的に機器に事前にロードすることができ、その結果、複数の食品アイテムは、単一又は１つずつ処理されることに制約されるのとは対照的に、注文が店頭（ＰＯＳ）の位置で常連客のためにシステムに入力されると、実質的に即座に準備することができるであろう。

さまざまな異なる食品施設、例えばファーストフードレストランなど、で利用できる、フードサービス機器の新しく改良されたピースに対する追加の必要性が当技術分野に存在し、ここで、特に落ち着いた、又は比較的遅い営業アワー又はタイムの間に、多数のタイプの包装を効果的に機器に事前にロードしてから、自動的にディスペンスすることができ、その結果、複数の食品アイテムは、店頭（ＰＯＳ）の位置で常連客のためのシステムに入力された注文に従って、実質的に即座に準備することができるであろう。様々な異なる食品施設、例えばファーストフードレストランなど、で利用することができる、フードサービス機器の新しく改良されたピースに対するさらに追加の必要性が当技術分野に存在し、ここでは、特に落ち着いた、又は比較的遅い営業アワー又はタイムの間に、多数のタイプの包装を効果的に機器に事前にロードしてから、自動的にディスペンスすることができ、そのため、食品調理担当者は、特定の食品アイテムの特定の包装を選択する必要がなく、その選択に関与する必要もなく、これにより、複数の食品アイテムは、店頭（ＰＯＳ）の位置で常連客のためにシステムに注文が入力されると、実質的に即座に準備することができる。

本発明の全体的な目的
したがって、本発明の主な目的は、したがって、フードサービス機器の新しく改良されたピースを提供することである。本発明の追加の目的は、特定の食品アイテムを調製するように適合された、フードサービス機器の新しく改良されたピースを提供することである。本発明のさらに追加の目的は、特定の食品アイテム、例えば、ハンバーガー、Ｂｉｇ Ｍａｃｓ（登録商標）、Ｗｈｏｐｐｅｒｓ（登録商標）、ナチョス、フィッシュフィレ、チキンナゲットなど、を調製するように適合された、フードサービス機器の新しく改良されたピースを提供することである。本発明のさらに追加の目的は、様々な異なる食品施設で利用することができる、フードサービス機器の新しく改良されたピースを提供することである。本発明のさらに追加の目的は、様々な異なる食品施設、例えば、ファーストフードレストランなど、で利用することができる、フードサービス機器の新しく改良されたピースを提供することである。本発明のさらなる目的は、様々な異なる食品施設、例えば、ファーストフードレストランなど、で利用することができる、フードサービス機器の新しく改良されたピースを提供することであり、ここで、食品アイテム注文を準備するための迅速なターンアラウンドタイムは、非常に求められている機能又は特性である。本発明のさらに別の目的は、様々な異なる食品施設、例えば、ファーストフードレストランなど、で利用することができる、フードサービス機器の新しく改良されたピースを提供することであり、ここで、前記装置は、店頭（ＰＯＳ）の位置で常連客によって注文された特定の食品アイテムの準備に関連して非常に効率的である。本発明のさらに別の目的は、様々な異なる食品施設、例えば、ファーストフードレストランなど、で利用することができる、フードサービス機器の新しく改良されたピースを提供することであり、ここで、前記装置は、食品アイテム又は製品の調製に関連して非常に効率的であり、最小数の食品調製要員によって操作することができる。

本発明のさらに別の目的は、様々な異なる食品施設、例えば、ファーストフードレストランなど、で利用することができる、フードサービス機器の新しく改良されたピースを提供することであり、ここで、前記機器は、食品アイテム又は製品の調製に関連して非常に効率的であり、最小限の食品調理要員で簡単に操作でき、及び、食品アイテムが1つずつ調理されるのとは対照的に、自動で連続した方法で多数の食品アイテムを準備するために利用することができる。本発明のさらに別の目的は、例えば、様々な異なる食品施設、例えばファーストフードレストランなど、で利用することができる、フードサービス機器の新しく改良されたピースを提供することであり、ここで、特に落ち着いた、又は比較的遅い営業アワー又はタイムの間に、多数のタイプの包装を効果的に機器に事前にロードすることができ、その結果、複数の食品アイテムは、注文が店頭（ＰＯＳ）の位置で常連客のためのシステムに入力されるときに、単一又は1つずつ処理されることに制約されるのとは対照的に、実質的に即座に準備することができるようになる。

本発明の追加の目的は、様々な異なる食品施設、例えば、ファーストフードレストランなど、で利用することができる、フードサービス機器の新しく改良されたピースを提供することであり、ここで、多数のタイプの包装は、特に落ち着いた、又は比較的遅い営業アワー又はタイムの間に、効果的に機器に事前にロードされ、その後、自動的に分配され、その結果、複数の食品アイテムは、注文が店頭（ＰＯＳ）の位置で常連客のためのシステムに入力されるときに、実質的に即座に準備することができるであろう。
本発明のさらに追加の目的は、様々な異なる食品施設、例えば、ファーストフードレストランなど、で利用することができる、フードサービス機器の新しく改良されたピースを提供することであり、ここで、食品調理担当者が特定の食品アイテムの特定のパッケージを選択する必要がないように、そしてまたその選択に関与しないように、多数のタイプの包装は、特に落ち着いた、又は比較的遅い営業アワー又はタイムの間に、効果的に機器に事前にロードされ、その後、自動的に分配され、これにより、複数の食品アイテムは、店頭（ＰＯＳ）の位置で常連客のためにシステムに注文が入力されると、実質的に即座に準備することができる。

発明の概要
本発明の前述及び他の目的は、新しく改良された自動食品アイテム包装分配システム、ここで、システムは、包装ボックスとラッピングペーパー包装の両方を分配するように適合されている、の提供を通じて、本発明の原理及び教示に従って達成される。包装ボックスとラッピングペーパーの包装は、食品調理ラインに沿った特定の位置に位置決めされ、ここで、複数の異なる包装ボックスユニットの最上部の１つ、又は複数の異なるラッピングペーパー包装ユニットの最上部の１つをピックアップするために、及び、包装ボックス又はラッピングペーパー包装が食品調製ラインの次の食品調製ステーションに移動できるように、同じものをコンベヤーベルトに堆積させるために、真空吸引カップ把持アセンブリを利用する。包装ボックスサブシステムは、そこにおいて、包装ボックスアセンブリの特定の１つを、特定の位置、そこでは、真空吸引カップは、その特定の包装ボックスアセンブリ内に配置された包装ボックスの最上部の１つをピックアップすることができる、に選択的に移動させるように、リニアベルトドライブによってラテラルに(laterally)移動される、取り付けプレートに取り付けられた異なる包装ボックスアセンブリ内に配置された複数の異なる包装ボックスを含む。

今度は、各包装ボックスアセンブリは、ボックスサポートプラットフォーム、前記プラットフォーム上のボックスを効果的に囲むための周辺フレームワーク、前記周辺フレームワーク内で前後方向とラテラル方向の両方に前記包装ボックスを保持するのに役立つ垂直配向ガイドロッドのペア、一緒にボックスのマガジン供給が定義されるように、前記プラットフォーム上のボックスの供給を効果的に維持するための複数の内向きに延在する可撓性フィンガー、及び前記プラットフォーム上にボックスが残っているかどうか、又はボックスの供給が枯渇していることを検出するように、前記ボックスサポートプラットフォーム内に定義された開口部と位置合わせされたパッケージングボックスセンサを含む。真空吸引カップが最上部の包装ボックスをピックアップすること、及びそれを食品調理ラインのコンベヤの1つに移すことができるように、定荷重ばねもまた、ボックスサポートプラットフォームを、最上部の包装ボックスが常に真空吸引カップに対して同じ位置に位置決めされるような、垂直上向き方向に常にバイアスするように、ボックスサポートプラットフォームに動作可能に接続されている。真空吸引カップが一番上のボックスを除去すると、第２のボックスが最上部のボックスと一緒にマガジンから取り外されるのを防ぐように、ボックスのマガジン供給から最上部のボックスを抽出できるように、可撓性フィンガーは効果的に邪魔にならないように移動するが、しかし、すぐに元の屈曲していない位置に戻る。

ラッピングペーパー包装サブシステムは、複数のトレイを含み、トレイのそれぞれが所定の数のラッピングペーパー包装シートを保持し、ここで、前記複数のトレイは、好適なモータによって駆動される垂直配向ボールねじアクチュエータに沿って垂直に移動可能であるハウジング内に配置され、ここで、前記垂直配向ボールねじアクチュエータもまた、垂直配向の取り付けプラットフォーム又は壁に固定して取り付けられる。各トレイは、水平配向ボールベアリングスライド又はトラック上でもスライド可能であり、これらは、机やその他の家具内の引き出しの取り付けに似ているため、特定のトレイ内の包装シートに真空吸引カップを使用してアクセスする必要がある場合、トレイは、トレイハウジング内のその通常のポジションからトレイハウジングに対する外部ポジションに簡単かつ容易に移動できる。特定のラッピングペーパートレイの指にぶつかるように、及びそれにより、トレイがペーパートレイハウジングの内部から、真空吸引カップがそのラッピングペーパートレイ内の最上部のラッピングペーパーシートと係合することができ、及び次にそのラッピングペーパーシートを食品調製ラインコンベヤに移すことができる、外部ポジション、に移動するように、各ラッピングペーパートレイの各前端には、水平配向の指が提供され、且つ、水平配向のトレイ延長シリンダは、垂直配向の取り付けプラットフォーム又は壁に取り付けられる。

図面の簡単な説明
本発明の様々な他の特徴及び付随する利点は、いくつかの図を通して同様の参照文字が同様の又は対応する部分を示す添付の図面に関連して考慮される場合、以下の詳細な説明からより完全に理解されるであろう。

図１は、本発明の原理及び教示に従って構築された全体的な自動包装分配システムを示す正面上面図である。 図２は、取り付けプレート上に固定的に固定された複数の包装ボックスアセンブリを含む包装ボックスサブシステムを示す正面斜視図であり、同様に、取り付けプレートは、複数の包装ボックスアセンブリは、真空吸引カップ把持システムの下に包装ボックスアセンブリの１つを適切に位置決めするために、ガイドレール上で横方向に(transversely)移動することができるような、リニアベルトドライブに固定的に固定される。 図３は、図２の取り付けプレートの背面斜視図であり、取り付けプレートがどのようにモータ駆動リニアベルトドライブに固定的に接続されているかを示している。 図４は、縦方向(longitudinal)又は前後方向ならびにラテラル(lateral)又は左右方向の(side-to-side)モードの両方で、包装ボックスアセンブリ内で包装ボックスを静止状態に維持するように、包装ボックスの側面部分と係合する、垂直配向ガイドロッドを包含する、包装ボックスアセンブリの１つを含む様々なコンポーネントを示す斜視図である。 図４ａは、異なる幅寸法を有する異なる包装ボックスを収容することができるように、ガイドロッドが互いに対してラテラルに調整されることを可能にするように、包装ボックスアセンブリの周辺フレームワーク内に取り付けられたガイドロッドの上端の拡大斜視図である。 図５は、典型的な包装ボックスの平面図であり、図4の垂直配向のガイドロッドが、包装ボックスに適切に係合するように配置される場所である、包装ボックスの上半分セクションと下半分セクションとの間のコーナーの相互接続を示している。 図６は、複数の吸引カップを垂直に上下に動かすための垂直に向けられたサーボ駆動モータを示す真空吸引カップ把持アセンブリの側面斜視図である。 図７は、図６に示されているような真空吸引カップ把持アセンブリの拡大斜視図であり、ラッピングペーパー包装サブシステムのトレイのうちの１つ内に配置された包装ボックス又はラッピングペーパー包装シート上に真空吸引カップ把持アセンブリを適切に位置決めするように、真空吸引カップ把持アセンブリを前後モードで動かすために利用される水平配向のサーボ駆動モータに固定的に接続された取り付けプレートへの垂直配向のサーボ駆動モータの取り付けを示す。 図８は、ラッピングペーパー包装ハウジング内に取り付けられ、それぞれ複数の異なるラッピングペーパー包装シートを含有する、水平に配向され、垂直に間隔を置いた複数の紙トレイを示す、ラッピングペーパー包装サブシステムの斜視図である。 図９は、ラッピングペーパー包装ハウジングがどのように垂直配向されたアクチュエータに固定的に接続され、それによってアクチュエータの作動、ラッピングペーパー包装ハウジングが上下に移動するかを示す、拡大された正面、右側、斜視図である。 図１０は、サブシステムの後壁に固定された垂直配向のガイドロッドへのラッピングペーパー包装ハウジングの取り付けを示すラッピングペーパー包装サブシステムの背面図、並びに複数のラッピングペーパートレイのうちの選択された１つをラッピングペーパー包装ハウジングから外側に移動させるため、又は、特定のラッピングペーパー包装シートが選択されたトレイから取り外された後、選択されたトレイをラッピングペーパー包装ハウジングに戻すためのトレイ延長シリンダ/アクチュエータである。 図１１は、ラッピングペーパー包装トレイの１つの上面図であり、ラッピングペーパー包装トレイが垂直移動のために垂直に配向されたガイドレールにどのように取り付けられるかに関する追加の詳細を示している。 図１２は、複数のラッピングペーパー包装トレイのいずれか１つがいずれの特定のサイズのラッピングペーパー包装シートを収容できるように、ラッピングペーパー包装トレイ内に配置された調整可能な位置決めガイドを示すラッピングペーパー包装トレイの１つの斜視図、並びに、ラッピングペーパー包装シートの供給が枯渇したことを示すためにセンサと協働するためのラッピングペーパー包装トレイの比較的中央部分内に形成される開口部である。

好ましい実施形態の詳細な説明
ここで図１乃至５を参照すると、本発明の新しく改良された自動包装分配システムが開示され、一般に参照文字１００によって示される。より具体的には、システム１００は、包装ボックスとラッピングペーパー包装の両方を分配するように適合されており、及びしたがって、包装ボックスサブシステム１０２及びラッピングペーパー包装サブシステム１０４を含むことが分かる。包装ボックスサブシステム１０２は、異なる包装ボックスアセンブリ１０６内に配置された複数の異なるタイプ又はサイズの包装ボックスを含み、これらは、リニアベルトドライブ１１０に接続されたリニアスライドブロック１１４の上に配置された取り付けブラケット１１２によってリニアベルトドライブ１１０に動作可能に接続された取り付けプレート１０８上にそれらの上端部分で固定的に取り付けられる。可逆モータ１１６は、リニアベルトドライブ１１０に操作可能に(operatively)接続され、その結果、可逆モータ１１６が第１のモードで所定の時間作動されると、リニアベルトドライブ１１０は、取り付けプレート１０８及びその上に取り付けられた複数の包装ボックスアセンブリ１０６を第１の方向に所定の距離だけ移動させる一方、可逆モータ１１６が第２のモードで所定の時間作動すると、リニアベルトドライブ１１０は、取り付けプレート１０８及びその上に取り付けられた複数の包装ボックスアセンブリ１０６を第２の反対方向に所定の距離、移動させる。

取り付けプレート１０８は、図１及び２に見られるように、水平に配向されたガイドレール１１８に移動可能に取り付けられ、支持される結果として、そのラテラルな往復運動を受ける。このようにして、複数の包装ボックスアセンブリ１０６のいずれか１つを、真空吸引カップピックアップ及び移送アセンブリ１２０に対して、及びその下に適切に位置決めされるように移動させることができ、これは図1に示され、且つこれについては後で詳しく説明され、真空吸引カップピックアップ及び移送アセンブリ１２０が最上部の包装ボックスを取り外すことができるように、１つの例示的なボックス１２２が図５内に開示され、特定の包装ボックスアセンブリ１０６内に配置され、及びそれにより、包装ボックス１２２を食品調製ラインコンベヤ１２４に移送し、特定の包装ボックスを食品調理ライン１２６の次の食品調理ステーションに移動できるようにする。

ここで図４を参照して、包装ボックスアセンブリ１０６のうちの１つを説明する。より具体的には、各包装ボックスアセンブリ１０６は、ボックス支持プラットフォーム１２８を含み、その上に、複数の特定の種類又はタイプの包装ボックス１２２が積み重ねられて、包装ボックスマガジンを効果的に形成し、最上部の包装ボックス１２２は、真空吸引カップアセンブリ１２０によってそこから取り外されることが分かる。ボックス支持プラットフォーム１２８は、実際には、水平配向されたコンポーネント１３０、その上に、包装ボックス１２２のスタックが実際に配置及び支持される、及び、ばね１３４は図４に取り付けられて示されていないが、取り付けられる、ラテラルに間隔を置いた定荷重ばね１３４のペアが適合されている直立ブラケット１３２を含む。ばね１３４は、水平スピンドル１３６に取り付けられ、その端部は、ラテラルに間隔を置いたエンドブラケット１３８内に取り付けられる。次に、エンドブラケット１３８、１３８は、取り付けプレート１０８に取り付けられた、且つ複数の、例えば４つの板ばねタイプのフィンガー１４２が取り付けられている、周辺フレームワーク１４０、並びに垂直に配向された包装ボックスガイドロッド１４４のペア、これは、周辺フレームワーク１４０の反対側から垂直に下向きに垂れ下がる、に接続されている。

周辺フレームワーク１４０及び垂直ガイドロッド１４４は、包装ボックス１２２の上部又はカバー部分と包装ボックス１２２の底部との間に効果的に規定される、包装ボックスのコーナー領域１４６に係合する垂直ガイドロッド１４４を備えた、スタッキングプラットフォームコンポーネント１３０上に包装ボックス１２２のスタックを維持するように適合されている。包装ボックス１２２のコーナー領域１４６内の垂直ガイドロッド１４４の配置は、複数の包装ボックス１２２が前後並びにラテラルに左右に移動するのを効果的に防止する。さらに、図４ａをさらに参照すると、垂直ガイドロッド１４４の上端部分１４１は、９０°の角度で曲げられ、周辺フレームワーク１４０内に規定されたスロット１４３内に着座していることが分かる。したがって、垂直ガイドロッド１４４のペアの上端部分１４１は、垂直ガイドロッド１４４のペア間の距離が調整可能となるように、スロット１４３内で、及び互いに対して移動することができる。このようにして、異なる幅寸法を有する異なる包装ボックス１２２を、包装ボックスアセンブリ１０６内に収納又は収容することができる。垂直ロッド１４４の曲がった端部１４１を周辺フレームワークのスロット１４３内にしっかりと固定するように、取り付けプレート１４５が周辺フレームワーク１４０の上にしっかりと固定されていること、その結果、垂直ロッド１４４のペアは、異なるサイズの包装ボックス１２２を収納又は収容するために、それらの相対的な所望の間隔に留まるであろうことにさらに留意されたい。

したがって、包装ボックス１２２のスタックが、ボックス支持プラットフォーム１２８の水平コンポーネント１３０に取り付けられると、ボックス支持プラットフォーム１２８は下向きに移動すること、及びボックス支持プラットフォーム１２８の後部直立壁コンポーネント１３２に取り付けられると、定荷重ばね１３４が伸ばされること、その結果、最上部の包装ボックス１２２が真空吸引カップアセンブリ１２０によってボックス支持プラットフォーム１２８から取り外されるので、ボックス支持プラットフォーム１２８を連続的に上方に漸進的に移動させるように、定荷重ばね１３４が、ボックス支持プラットフォーム１２８をその最上位置に向かって連続的に戻す傾向があることが理解され得る。ボックス支持プラットフォーム１２８は、その下端が取り付けブラケット１４８にしっかりと固定されている、垂直配向されたガイドレール１４６に沿って垂直に下向き及び上向きに移動する。周辺フレームワーク１４０の中央部分に延在する複数のフィンガー１４２は、包装ボックスプラットフォーム１２８の水平コンポーネント１３０上に配置された包装ボックス１２２のスタックに十分な保持力を供給するが、しかしながら、最上部の包装ボックス１２２が真空吸引カップアセンブリ１２０によって取り外されると、複数のフィンガーが上向きに屈曲し、最上部の包装ボックス１２２が、包装ボックスプラットフォーム１２８の水平コンポーネント１３０上に配置された包装ボックス１２２のスタックから引き出されることを可能にする、そしてフィンガー１４２が元の位置にスナップバックするまで、真空吸引カップアセンブリ１３０によって引き抜かれる最上部の包装ボックス１２２の外面部分に沿って効果的にスライドし、それにより、それ以上の包装ボックス１２２が包装ボックスアセンブリ１０６から取り外されるのを防ぐ。最後に、包装ボックスアセンブリ１０６は、包装ボックスプラットフォーム１２８の水平コンポーネント１３０内に定義された開口部１５４と同軸に整列するように適合された包装ボックスセンサ１５２も包含することに留意されたい。このようにして、用紙トレイ内の用紙の供給がなくなったことをユーザに警告するコピー機と同様の方法で、センサ１５２は、最後の包装ボックス１２２が包装ボックスアセンブリ１０６からいつ取り外されたかを感知し、それにより、包装ボックス１２２の供給を補充する必要がある。

さらに続けて、且つ特に図６及び７を参照して、真空吸引カップピックアップ及び移送システム１２０について説明する。吸引カップ１５４は、システムが４つの吸引カップ１５４を含むように、一対の真空マニホルド１５６の底面に固定的に取り付けられている。吸引カップのペア１５４は、システムが４つの吸引カップ１５４を含むように、真空マニホルドのペア１５６の底面にしっかりと取り付けられている。真空マニホルド１５６のそれぞれは、真空発生器１５８に流体的に接続され、且つ、真空発生器１５８、１５８は、水平に配向された取り付けブラケット１６０にしっかりと取り付けられる。複数の垂直に配向されたチューブ又はガイドロッド１６２は、それらの下端が取り付けブラケット１６０にしっかりと接続されて、且つ、垂直に延在するハウジング１６６にしっかりと取り付けられたサーボユニット１６４と動作可能に関連付けられている。したがって、複数のチューブ又はガイドロッド１６２がサーボユニット１６４に対して移動するとき、複数の吸引カップ１５４は、それに応じて上下に移動する。この時点で、自動包装分配システム１００を構成するすべての可動コンポーネントの制御、必ずしも示されていないすべてのバルブの動作などは、適切な制御ユニットの制御下にあること、例えば、図１に概略的に示されているプログラマブルロジックコントローラ１６８であり得、これにより、様々な動作コンポーネントが、店頭（ＰＯＳ）位置からそこに送信される利用者注文データに従って説明されるように動作する、に留意されたい。

さらに続けると、垂直に配向されたハウジング１６６が取り付けプレート１７０にしっかりと取り付けられていること、及び取り付けプレート１７０は、サーボユニット１７２にしっかりと接続されており、サーボユニット１７２は、次に、リニアスライド１７４上でスライド可能に移動可能であることが分かる。したがって、サーボユニット１７２がリニアスライド１７４に沿って移動するとき、これにより、取り付けプレート１７０、ハウジング１６６、チューブ１６２、及びサーボユニット１６４を含む吸引カップアセンブリ、及び取り付けブラケット１６０、真空発生器１５８、真空マニホルド１５６、及び、真空吸引カップ１５４は、図６及び７内で見られるように、左又は右に向かってラテラルに(laterally)移動するか、又は図１内で見られるように、ページの内外に移動する。同様に、サーボユニット１６４は、チューブ又はガイドロッド１６２を上向き及び下向きに効果的に動かすことができ、次に、取り付けブラケット１６０、真空発生器１５８、真空マニホルド１５６、及び真空吸引カップ１５４を上下に動かすようにする。

したがって、これらの複合運動が、例えば、プログラマブルロジックコントローラ（ＰＬＣ）１６８によって適切に制御され、タイミングが取られるとき、真空ピックアップ及び移送アセンブリ１２０は、ある位置に移動することができ、それにより、複数の真空吸引カップ１５４は、リニアベルトドライブ１１０により、真空ピックアップ及び移送アセンブリ１２０の真空吸引カップ１５４の下の位置に移動された複数の包装ボックスアセンブリ１０６のうちの選択された１つの上に配置され、次に、真空制御発生器１５８を作動させることができ、次に、真空吸引カップ１５４が、複数の包装ボックスアセンブリ１０６のうちの選択された１つから包装ボックス１２２の最上部のものを除去又は抽出することができるように、サーボユニット１６４を作動させて、真空吸引カップ１５４を下向きに動かすことができる。次に、サーボユニット１６４を作動させて、選択された包装ボックスアセンブリ１０６から取り出された、又は引き出された包装ボックス１２２を上昇させることができ、次に、サーボユニット１７２を作動させて、真空吸引カップアセンブリを、複数の包装ボックスアセンブリ１０６のうちの選択された１つの上のその最前部位置から所定の最後部位置、ここで、真空吸引カップ１５４が食品加工ラインコンベヤ１２４の上に配置されるであろう、まで効果的に引っ込めることができる。次に、サーボユニット１６４を再び作動させて、真空吸引カップ１５４を食品加工ラインコンベヤ１２４に向かって下げることができ、そして、真空吸引カップ１５４が食品加工ラインコンベヤ１２４の真上に配置されるとき、真空発生器１５８を非アクティブ化することができ、それにより、包装ボックス１２２は、真空吸引カップ１５４から解放され、食品加工ラインコンベヤ１２４上に堆積される。

次に、図８乃至１２を参照して、ラッピングペーパー包装サブシステム１０４について説明する。より具体的には、ラッピングペーパー包装サブシステム１０４は、ラッピングペーパー包装ハウジング１７６を含み、その中に、複数の水平に配向され、垂直に間隔を置いたトレイ１７８が配置され、トレイ１７８のそれぞれは、所定の数のラッピングペーパー包装シートを保持し、及びここで、各トレイ１７８は、異なるタイプ又はサイズのラッピングペーパー包装シートを保持することが分かる。Ｌ字型山形鋼又は角ブラケット１８２は、その長い脚がハウジング１７６の後壁１８３にしっかりと固定されている一方、Ｌ字型山形鋼又は角ブラケット１８２の短い脚は、適切なモータ１８６によって駆動される垂直に配向されたリニアボールねじアクチュエータ１８４の一部である、スライドブロック１８０にしっかりと固定されている。これらはすべて、図9で最もよくわかる。さらに、垂直に配向されたボールねじアクチュエータ１８４はまた、明確にするために図１０内に透明に示されている垂直に配向された取り付けプラットフォーム又は壁１８８にもしっかりと取り付けられていることがわかる。

図１１に最もよく見られるように、ハウジング１７６の後壁１８３は、ハウジング１７６の左壁１９０に一体的に接続されており、そこから、垂直に配向され、ラテラルに間隔が空けられた雄トラック部材のペア１９２が突出し、これらは、垂直に配向され、ラテラルに間隔が空けられた雄のガイドレールのペア１９４に係合及びスライドするように適合されている。このようにして、ラッピングペーパー包装ハウジング１７６がリニアボールねじアクチュエータ１８４によって垂直に上下に移動するとき、ラッピングペーパー包装ハウジング１７６の移動及び支持は、作動可能に協調するトラック部材１９２及びガイドレール１９４によって提供される。最後に、図１０と１１にもよく見られるように、垂直に配向されたレール１９３は、ハウジング１７６の左壁１９０に取り付けられる一方、空気圧ブレーキコンポーネントのペア１９５、１９５は、垂直に配向されたレール１９３の反対側に配置されるように、取り付けプラットフォーム又は壁１８８に取り付けられることに留意する。これらの空気圧ブレーキコンポーネント１９５、１９５が提供され、垂直に配向されたレール１９３の反対側を固定して把持するように、ラッピングペーパー包装ハウジング１７６全体が落下するのを防ぐように、互いに向かって移動するように適合されている。例えば、モータ１８６及びリニアボールねじアクチュエータ１８４への電力は、例えば、電源スイッチ又は回路遮断器が作動したなどの何らかの理由で終了されるべきである。

図１１を参照すると、さらに、各トレイ１７８はまた、ハウジング１７６の後壁１８３からハウジング１７６の前部に向かって延在する水平に配向されたボールベアリングスライド又はトラック１９６上でスライド可能であること、これは、複数のトレイ１７８の前縁部分がそこから外向きに突出することを可能にするように開いており、その結果、トレイ１７８の特定の１つの内の包装シートが、真空ピックアップ及び移送アセンブリ１２０の真空吸引カップ１５４によってアクセスされる必要がある場合、トレイ１７８は、トレイハウジング１７６の内部に配置されたそれらの通常の位置から、トレイハウジング１７６に対して外部の位置に簡単かつ容易に移動することができることがわかる。各ラッピングペーパートレイ１７８の各前端には、水平に配向されたフィンガー１９８が設けられており、且つ、水平に配向されたトレイ延長ピストンシリンダアセンブリ２００は、垂直に配向された取り付けプラットフォーム又は壁１８８の外面に取り付けられ、ピストンシリンダアセンブリ２００のピストンが伸ばされると、ピストンは、特定のラッピングペーパートレイ１７８のフィンガー１９８に遭遇し、それにより、その特定のトレイ１７８をペーパートレイハウジング１７６の内部から外部位置、ここで、真空ピックアップ及び移送アセンブリ１２０の真空吸引カップ１５４は、その特定のラッピングペーパートレイ１７８内の最上部のラッピングペーパーシートと係合することができ、次に、そのラッピングペーパーシートを食品加工ラインコンベヤ１２４にことができる、に移動させるようにする。

より具体的には、ピストンシリンダアセンブリ２００のピストンの遠位端は、図１１に見られるように、ペーパートレイハウジング１７６が上向き又は下向きに動かされるときに、様々なペーパートレイ１７８の様々なフィンガー１９８が通過することができる、スロットセクション２０４を有するヘッド部分２０２を備えていること、しかしながら、ペーパートレイ１７８の特定の１つが、その特定のトレイ１７８がハウジング１７６から移動されるための正しい位置に配置されるように、そのトレイ１７６内に配置されたラッピングペーパー包装シートにアクセスできるように、用紙トレイハウジング１７６が上向き又は下向きに動かされたとき、その特定のペーパートレイ１７８のフィンガー１９８は、ピストンシリンダアセンブリ２００のピストンのヘッド部分２０２内に定義されたスロットセクション２０４内に配置され、ピストンシリンダアセンブリ２００が作動すると、その特定のペーパートレイ１７８をペーパートレイハウジング１７６から外側に移動させるように、ピストンシリンダアセンブリ２００のピストンのヘッド部分２０２は、その特定のペーパートレイ１７８のフィンガー１９８に作用することができ、これにより、その延長トレイ１７８内に配置された最上部のラッピングペーパー包装シートは、真空ピックアップ及び移送アセンブリ１２０の真空吸引カップ１５４によって把持することができることに留意する。

再び図1を参照すると、ラッピングペーパー包装シートセンサ２０６は、ラッピングペーパー包装ハウジング１７６の選択されたペーパートレイ１７８がラッピングペーパー包装ハウジング１７６から外側に延在するとき、選択されたペーパートレイ１７８内に配置された最上部のラッピングペーパー包装シートが、実際には、真空ピックアップ及び移送アセンブリ１２０の真空吸引カップ１５４によって把持され、食品調製ラインコンベヤ１２４に移送され得るような、ラッピングペーパー包装ハウジング１７６に隣接し、その上に配置された食品調製ライン１２６上の位置に取り付けられており、ラッピングペーパー包装シートセンサ２０６は、選択されたペーパートレイ１７８内に配置された最上部のラッピングペーパー包装シートまでの垂直距離を決定することができる。この距離は、特定のペーパートレイ１７８内に配置されたラッピングペーパーの供給が着実に枯渇するにつれて変化することを理解されたい。したがって、例えば、チューブ及びサーボシステム１６２、１６４は、延長されたペーパートレイ１７８内に配置された最上部のラッピングペーパーシートを適切に係合及び抽出するために、複数の吸引カップ１５４を下向きにどれだけ移動させるかを正確に知るように、センサ２０６は、信号を真空ピックアップ及び転送アセンブリ１２０に送信する。

最後に、図１１及び１２から最もよく理解され得るように、各ペーパートレイ１７８は、様々な異なるラッピングペーパー包装シートを収納又は収容するように、実質的に長方形の構成を有するように見える。したがって、いずれの１つのペーパートレイ１７８がいずれの特定のサイズのラッピングペーパー包装シートを収納又は収容することを可能にするために、調整可能なガイドのペア２０８、２１０は、それぞれ、ペーパートレイ１７８のコーナーセクション２１６を形成する、すべてが各ペーパートレイ１７８の２つの側面に配置された、ガイドスロットのペア２１２、２１４内にスライド可能に取り付けられる。特定のペーパートレイ１７８を収納又は収容するための特定のサイズのラッピングペーパー包装シートに従って、調整可能ガイド２０８、２１０を所望の位置に固定するように、止めねじ２１８、２２０などが調整可能ガイド２０８、２１０内に取り付けられる。このようなガイド２０８，２１０、ガイドスロット２１２、２１４、及び止めねじ２１８，２２０は、例えば、レターサイズの紙又はＡ４国際サイズの紙などの異なるサイズのコピー用紙を収納又は収容するためにコピー機内で従来から利用されているコンポーネントと類似している。さらに、各紙トレイ１７８には、トレイ１７８内に配置されたラッピングペーパー包装シートの供給が枯渇したことを示すために、例えば、光線又は他のセンサ信号がそこを通過することを可能にするための貫通穴２２２が設けられ、このような感知システムもまた、コピー機に組み込まれた紙供給センサシステムと動作が類似している。

明らかに、本発明の多くの変形及び修正は、上記の教示に照らして可能である。たとえば、店頭（ＰＯＳ）の位置の代わりに、又はそれに関連して、システム１００全体はまた、常連客が注文を入力することができるユーザインターフェースを包含することができる、次に、プログラマブルロジックコントローラ（ＰＬＣ）１６８によって制御されるように、システム１００の残りの部分は、適切に必要とされる食品アイテム包装を自動的に分配する。さらに、ブレーキは、支持プラットフォーム１３０が所定の高さ位置で垂直に配向されたガイドレール１４６に対して固定的に保持されることを確実にするために、ボックス支持プラットフォーム１３０に動作可能に関連付けることができる。定荷重ばね１３４がプラットフォーム１３０を吸引カップ１５４に向かって上方に動かすときにブレーキが解放される。ブレーキは、十分な真空が吸引カップ１５４に提供されていること、及びプラットフォーム１３０は、吸引カップ１５４が最上部の包装ボックス１２２を取り外すことができるように、その所定の高さに維持されるべきであることを効果的に確認する真空センサと組み合わせて効果的に機能する。したがって、添付の特許請求の範囲内で、本発明は、本明細書に具体的に記載されている以外の方法で実施することができることを理解されたい。

参照番号キー
１００ 自動包装分配システム
１０２ 包装ボックスサブシステム
１０４ ラッピングペーパー包装サブシステム
１０６ 包装ボックスアセンブリ
１０８ 取り付けプレート
１１０ リニアベルトドライブ
１１２ 取り付けブラケット
１１４ リニアスライドブロック
１１６ 可逆モータ
１１８ 水平配向されたガイドレール
１２０ 真空吸引カップピックアップ及び移送アセンブリ
１２２ 例示的な包装ボックス
１２４ 食品調理ラインコンベヤ
１２６ 食品調理ライン
１２８ ボックス支持プラットフォーム
１３０ １２８の水平配向されたコンポーネント
１３２ １２８の直立ブラケット１３２
１３４ 定荷重ばね
１３６ 水平スピンドル
１３８ エンドブラケット
１４０ 周辺フレームワーク
１４１ ガイドロッド１４４の上端部分
１４２ 板ばねのフィンガー
１４３ 周辺フレームワーク１４０内で定義されたスロット
１４４ 垂直に配向された包装ボックスガイドロッド
１４５ スロット１４３内のガイドロッド１４４の端部１４１を固定する取り付けプレート
１４６ 包装ボックス１２２のコーナー領域
１４８ 取り付けブラケット
１５２ 包装ボックスセンサ
１５４ 吸引カップ
１５６ 真空マニホルド
１５８ 真空発生器
１６０ 取り付けブラケット
１６２ 垂直配向されたガイドロッド
１６４ サーボユニット
１６６ ハウジング
１６８ プログラマブルロジックコントローラ（ＰＬＣ）
１７０ 取り付けプレート
１７２ サーボユニット
１７４ リニアスライド
１７６ ラッピングペーパー包装ハウジング
１７８ ハウジング１７６のトレイ
１８０ リニアボールねじアクチュエータ１８４のスライドブロック
１８２ 角ブラケット
１８３ ハウジング１７６の後壁
１８４ リニアボールねじアクチュエータ
１８６ アクチュエータ１８４用モータドライブ
１８８ 取り付けプラットフォーム１８８
１９０ ハウジング１７６の左壁
１９２ トラック部材
１９３ 垂直配向されたレール
１９４ トラック部材１９２用のガイドレール
１９５ 空気圧ブレーキコンポーネント
１９６ トレイ１７８用ボールベアリングスライドトラック
１９８ 各トレイ１７８の前端のフィンガー
２００ ピストンシリンダアセンブリ
２０２ ピストンシリンダアセンブリ２００のヘッド部分
２０４ ヘッド部分２０２のスロットセクション
２０６ ラッピングペーパー包装シートセンサ
２０８，２１０ 各トレイ１７８の調整可能なガイド
２１２，２１４ ガイド２０８，２１０用スロット
２１６ トレイ１７８のコーナーセクション
２１８，２２０ ガイド２０８，２１０用の止めねじ（Set screws）
２２２ ラッピングシートの枯渇を検出するためのトレイ１７８内の貫通穴

Claims (19)

1. 下流の位置で使用される包装を自動的に分配するための自動包装分配システムであって、
   その中でアイテムを包装することができる、複数の異なる包装材料；
   ピックアップ位置に配置されたピックアップデバイスであり、ピックアップ位置では、前記複数の異なる包装材料のうちの１つが、前記ピックアップデバイスによってピックアップされ得る、ピックアップデバイス；及び
   前記複数の異なる包装材料のうちの選択された１つが、前記ピックアップデバイスによってピックアップされるように、前記ピックアップ位置に配置されるような、前記複数の異なる包装材料を前記ピックアップ位置に向かって移動させるための、及び前記ピックアップされた包装材料を前記下流の位置に向けて移送するための、制御システム；
   を含むシステム。
2. ここで、前記複数の異なる包装材料は、複数の異なる包装ボックスを含む、請求項1に記載のシステム。
3. ここで、前記複数の包装ボックスは、異なる垂直スタック内に配置されている、請求項２に記載のシステム。
4. ここで、前記包装ボックスの垂直スタックは、異なる包装ボックス支持プラットフォーム上に配置される、請求項３に記載のシステム。
5. ここで、前記異なる包装ボックスプラットフォームのそれぞれ１つは、センサ信号がそこを通過することを可能にするための、及びそれによって、前記異なる包装ボックスプラットフォームの特定の１つに配置された包装ボックスの供給がいつ枯渇したかを検出するための貫通穴を備えている、請求項４に記載のシステム。
6. ここで、前記包装ボックス支持プラットフォームは、前記包装ボックス支持プラットフォーム上に包装ボックスの前記スタックを維持するために、前記包装ボックス支持プラットフォームと作動可能に関連するラテラルに間隔を置いた垂直配向されたガイドロッドのペアを有する、請求項５に記載のシステム。
7. ここで、ラテラルに間隔を置いた垂直配向されたガイドロッドの前記ペアは、異なるサイズの包装ボックスを収容するように、前記包装ボックス支持プラットフォームに対してラテラルに調整可能である、請求項６に記載のシステム。
8. ここで、前記複数の包装ボックスのうちの最上部の１つは、前記複数の包装ボックスのうちの前記最上部の１つが前記ピックアップデバイスによってピックアップされることを可能にする位置に常に配置されるように、少なくとも１つの定荷重ばねが、前記包装ボックス支持プラットフォームを、上方向に絶えずバイアスするように、前記包装ボックス支持プラットフォームに動作可能に接続されている、請求項４に記載のシステム。
9. ここで、前記ピックアップデバイスは、前記包装ボックスのうちの１つをピックアップするための少なくとも１つの真空吸引カップを含む、請求項２に記載のシステム。
10. ここで、前記複数の異なる包装材料は、複数の異なるラッピングペーパー包装シートを含む、請求項１に記載のシステム。
11. ここで、前記複数の異なるラッピングペーパー包装シートは、複数の異なるラッピングペーパー包装シートトレイ内に配置されている、請求項１０に記載のシステム。
12. ここで、前記複数の異なるラッピングペーパー包装シートトレイは、ハウジング内に配置され；
    前記複数の異なるラッピングペーパー包装シートトレイのうちの後記選択された１つ内に配置された前記ラッピングペーパー包装シートが、前記ピックアップデバイスによってピックアップされることができるように、前記複数の異なるラッピングペーパー包装シートトレイのうちの後記選択された１つを前記ハウジングから移動させるように、前記複数の異なるラッピングペーパー包装シートトレイのうちの選択された１つと作動可能に係合するために、第１のアクチュエータは前記ハウジング上の所定の位置に取り付けられ；及び
    前記複数の異なるラッピングペーパー包装シートトレイのうちの前記選択された１つが、前記第１のアクチュエータが、前記複数の異なるラッピングペーパー包装シートトレイのうちの前記選択された１つを前記ハウジングから移動させることができる位置に配置されるように、前記複数の異なるラッピングペーパー包装シートトレイを、前記第１のアクチュエータが位置決めされている前記所定の位置に向かって移動させるために、第２のアクチュエータは前記ハウジングに取り付けられている；
    請求項１１に記載のシステム。
13. ここで、前記第１のアクチュエータは、水平に配向されたピストンシリンダアセンブリを含み；且つ、
    前記第２のアクチュエータは、垂直に配向されたリニアボールねじアクチュエータを含む；
    請求項１２に記載のシステム。
14. ここで、前記複数のトレイのそれぞれ１つは、前記複数のトレイのそれぞれ１つが異なるサイズのラッピングペーパー包装シートを収容できるような、調整可能なガイドを備えている、請求項１１に記載のシステム。
15. ここで、前記複数のトレイのそれぞれ１つは、センサ信号がそこを通過することを可能にするための、及びそれによって、前記トレイ内に配置されたラッピングペーパー包装シートの供給がいつ枯渇したかを検出するための貫通穴を備えている、請求項１１に記載のシステム。
16. ここで、前記ピックアップデバイスは、少なくとも１枚のラッピングペーパー包装シートをピックアップするための少なくとも１つの真空吸引カップを含む、請求項１０に記載のシステム。
17. 下流の位置に移動する包装を自動的に分配するための自動包装分配システムであって、
    その中で第１のタイプのアイテムを包装することができる、異なる包装材料の第１のセット；
    その中で第２のタイプのアイテムを包装することができる、異なる包装材料の前記第１のセットとは異なる、異なる包装材料の第２のセット；
    ピックアップ位置に配置されたピックアップデバイスであり、ピックアップ位置では、異なる包装アイテムの前記第１のセットのうちの１つ又は異なる包装アイテムの前記第２のセットのうちの１つが、前記ピックアップデバイスによってピックアップされ得る、ピックアップデバイス；及び
    異なる包装材料の前記第１のセットのうちの選択された１つ、又は異なる包装材料の前記第２のセットのうちの選択された１つが、前記ピックアップデバイスによってピックアップされるように、前記ピックアップ位置に配置されるような、異なる包装材料の前記第１のセットを移動させるための、又は異なる包装材料の前記第２のセットを前記ピックアップ位置に向かって移動させるための、及び前記ピックアップされた包装材料を前記下流の位置に向けて移送するための、制御システム；
    を含むシステム。
18. ここで、異なる包装材料の前記第１のセットは、異なる包装ボックスのセットを含み；且つ、
    異なる包装材料の前記第２のセットは、異なるラッピングペーパー包装シートのセットを含む；
    請求項１７に記載のシステム。
19. ここで、前記ピックアップデバイスは、異なる包装材料の前記第１のセットのうちの選択された１つを選択的にピックアップすることができるか、又は異なる包装材料の前記第２のセットのうちの選択された１つを選択的にピックアップすることができる、少なくとも１つの吸引カップを含む、請求項１７に記載のシステム。
    
    
    

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