本明細書において“AまたはB(A or B)”は“ただA”、“ただB”または“AとBの両方とも”を意味することができる。また、本明細書において“AまたはB(A or B)”は“A及び/又はB(A and/or B)”と解釈されることができる。例えば、本明細書において“A、BまたはC(A、B or C)”は“ただA”、“ただB”、“ただC”、または“A、B及びCの任意の全ての組み合わせ(any combination of A、B and C)”を意味することができる。
本明細書で使用されるスラッシュ(/)や読点(comma)は“及び/又は(and/or)”を意味することができる。例えば、“A/B”は“A及び/又はB”を意味することができる。それによって、“A/B”は“ただA”、“ただB”、または“AとBの両方とも”を意味することができる。例えば、“A、B、C”は“A、BまたはC”を意味することができる。
本明細書において“少なくとも1つのA及びB(at least one of A and B)”は、“ただA”、“ただB”または“AとBの両方とも”を意味することができる。また、本明細書において“少なくとも1つのAまたはB(at least one of A or B)”や“少なくとも1つのA及び/又はB(at least one of A and/or B)”という表現は“少なくとも1つのA及びB(at least one of A and B)”と同じく解釈されることができる。
また、本明細書において“少なくとも1つのA、B及びC(at least one of A、B and C)”は、“ただA”、“ただB”、“ただC”、または“A、B及びCの任意の全ての組み合わせ(any combination of A、B and C)”を意味することができる。また、“少なくとも1つのA、BまたはC(at least one of A、B or C)”や“少なくとも1つのA、B及び/又はC(at least one of A、B and/or C)”は“少なくとも1つのA、B及びC(at least one of A、B and C)”を意味することができる。
また、本明細書で使用される括弧は“例えば(for example)”を意味することができる。具体的に、“制御情報(PDCCH)”で表示された場合、“制御情報”の一例として“PDCCH”が提案されたものである。また、本明細書の“制御情報”は“PDCCH”に制限(limit)されずに、“PDDCH”が“制御情報”の一例として提案されたものである。また、“制御情報(即ち、PDCCH)”で表示された場合も、“制御情報”の一例として“PDCCH”が提案されたものである。
本明細書において、1つの図面内で個別的に説明される技術的特徴は、個別的に実現されることもでき、同時に実現されることもできる。
以下の技術は、CDMA(code division multiple access)、FDMA(frequency division multiple access)、TDMA(time division multiple access)、OFDMA(orthogonal frequency division multiple access)、SC-FDMA(single carrier frequency division multiple access)などのような様々な無線通信システムに使用されることができる。CDMAは、UTRA(universal terrestrial radio access)やCDMA2000のような無線技術で実現されることができる。TDMAは、GSM(global system for mobile communications)/GPRS(general packet radio service)/EDGE(enhanced data rates for GSM evolution)のような無線技術で実現されることができる。OFDMAは、IEEE(institute of electrical and electronics engineers)802.11(Wi-Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802-20、E-UTRA(evolved UTRA)などのような無線技術で実現されることができる。IEEE802.16mは、IEEE802.16eの進化であって、IEEE802.16eに基づくシステムとの下位互換性(backward compatibility)を提供する。UTRAは、UMTS(universal mobile telecommunications system)の一部である。3GPP(3rd generation partnership project)LTE(long term evolution)は、E-UTRA(evolved-UMTS terrestrial radio access)を使用するE-UMTS(evolved UMTS)の一部として、ダウンリンクでOFDMAを採用し、アップリンクでSC-FDMAを採用する。LTE-A(advanced)は、3GPP LTEの進化である。
5G NRは、LTE-Aの後続技術であって、高性能、低遅延、高可用性などの特性を有する新しいClean-slate形態の移動通信システムである。5G NRは、1GHz未満の低周波帯域から1GHz~10GHzの中間周波帯域、24GHz以上の高周波(ミリ波)帯域など、使用可能な全てのスペクトラムリソースを活用することができる。
説明を明確にするために、5G NRを中心に記述するが、本開示の一実施形態に係る技術的思想がこれに制限されるものではない。
図2は、本開示の一実施形態に係る、NRシステムの構造を示す。図2の実施形態は、本開示の様々な実施形態と結合されることができる。
図2に示すように、NG-RAN(Next Generation-Radio Access Network)は、端末10にユーザ平面及び制御平面のプロトコル終端(termination)を提供する基地局20を含むことができる。例えば、基地局20は、gNB(next generation-NodeB)及び/又はeNB(evolved-NodeB)を含むことができる。例えば、端末10は、固定されてもよいし、移動性を有してもよく、MS(Mobile Station)、UT(User Terminal)、SS(Subscriber Station)、MT(Mobile Terminal)、無線機器(Wireless Device)等、他の用語とも呼ばれる。例えば、基地局は、端末10と通信する固定局(fixed station)であり、BTS(Base Transceiver System)、アクセスポイント(Access Point)等、他の用語とも呼ばれる。
図2の実施形態は、gNBのみを含む場合を例示する。基地局20は、相互間にXnインターフェースで連結されることができる。基地局20は、5世代コアネットワーク(5G Core Network:5GC)とNGインターフェースを介して連結されることができる。より具体的に、基地局20は、NG-Cインターフェースを介してAMF(access and mobility management function)30と連結されることができ、NG-Uインターフェースを介してUPF(user plane function)30と連結されることができる。
図3は、本開示の一実施形態に係る、NG-RANと5GCとの間の機能的分割を示す。図3の実施形態は、本開示の様々な実施形態と結合されることができる。
図3に示すように、gNBは、インターセル間の無線リソース管理(Inter Cell RRM)、無線ベアラ管理(RB control)、連結移動性制御(Connection Mobility Control)、無線許容制御(Radio Admission Control)、測定設定及び提供(Measurement configuration&Provision)、動的リソース割当(dynamic resource allocation)などの機能を提供することができる。AMFは、NAS(Non Access Stratum)セキュリティ、アイドル状態移動性処理などの機能を提供することができる。UPFは、移動性アンカリング(Mobility Anchoring)、PDU(Protocol Data Unit)処理などの機能を提供することができる。SMF(Session Management Function)は、端末IP(Internet Protocol)アドレス割当、PDUセッション制御などの機能を提供することができる。
端末とネットワークとの間の無線インターフェースプロトコル(Radio Interface Protocol)の階層は、通信システムで広く知られた開放型システム間相互接続(Open System Interconnection、OSI)基準モデルの下位3個階層に基づいてL1(第1の階層)、L2(第2の階層)、L3(第3の階層)に区分されることができる。このうち、第1の階層に属する物理階層は、物理チャネル(Physical Channel)を利用した情報転送サービス(Information Transfer Service)を提供し、第3の階層に位置するRRC(Radio Resource Control)階層は、端末とネットワークとの間に無線リソースを制御する役割を遂行する。そのために、RRC階層は、端末と基地局との間のRRCメッセージを交換する。
図4は、本開示の一実施形態に係る、無線プロトコル構造(radio protocol architecture)を示す。図4の実施形態は、本開示の様々な実施形態と結合されることができる。具体的に、図4の(a)は、ユーザ平面(user plane)に対する無線プロトコル構造を示し、図4の(b)は、制御平面(control plane)に対する無線プロトコル構造を示す。ユーザ平面は、ユーザデータ送信のためのプロトコルスタック(protocol stack)であり、制御平面は、制御信号送信のためのプロトコルスタックである。
図4に示すように、物理階層(physical layer)は、物理チャネルを利用して上位階層に情報転送サービスを提供する。物理階層は、上位階層であるMAC(Medium Access Control)階層とはトランスポートチャネル(transport channel)を介して連結されている。トランスポートチャネルを介してMAC階層と物理階層との間にデータが移動する。トランスポートチャネルは、無線インターフェースを介してデータがどのようにどんな特徴に送信されるかによって分類される。
互いに異なる物理階層間、即ち、送信機と受信機の物理階層間は、物理チャネルを介してデータが移動する。前記物理チャネルは、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式に変調されることができ、時間と周波数を無線リソースとして活用する。
MAC階層は、論理チャネル(logical channel)を介して上位階層であるRLC(radio link control)階層にサービスを提供する。MAC階層は、複数の論理チャネルから複数のトランスポートチャネルへのマッピング機能を提供する。また、MAC階層は、複数の論理チャネルから単数のトランスポートチャネルへのマッピングによる論理チャネル多重化機能を提供する。MAC副階層は、論理チャネル上のデータ転送サービスを提供する。
RLC階層は、RLC SDU(Serving Data Unit)の連結(concatenation)、分割(segmentation)、及び再結合(reassembly)を実行する。無線ベアラ(Radio Bearer、RB)が要求する様々なQoS(Quality of Service)を保障するために、RLC階層は、透明モード(Transparent Mode、TM)、非確認モード(Unacknowledged Mode、UM)、及び確認モード(Acknowledged Mode、AM)の三つの動作モードを提供する。AM RLCは、ARQ(automatic repeat request)を介してエラー訂正を提供する。
RRC(Radio Resource Control)階層は、制御平面でのみ定義される。RRC階層は、無線ベアラの設定(configuration)、再設定(re-configuration)、及び解除(release)と関連して論理チャネル、トランスポートチャネル、及び物理チャネルの制御を担当する。RBは、端末とネットワークとの間のデータ伝達のために第1の階層(physical階層またはPHY階層)及び第2の階層(MAC階層、RLC階層、PDCP(Packet Data Convergence Protocol)階層)により提供される論理的経路を意味する。
ユーザ平面でのPDCP階層の機能は、ユーザデータの伝達、ヘッダ圧縮(header compression)、及び暗号化(ciphering)を含む。制御平面でのPDCP階層の機能は、制御平面データの伝達及び暗号化/完全性保護(integrity protection)を含む。
SDAP(Service Data Adaptation Protocol)階層は、ユーザ平面でのみ定義される。SDAP階層は、QoSフロー(flow)とデータ無線ベアラとの間のマッピング、ダウンリンク及びアップリンクパケット内のQoSフロー識別子(ID)マーキングなどを実行する。
RBが設定されるとは、特定サービスを提供するために無線プロトコル階層及びチャネルの特性を規定し、各々の具体的なパラメータ及び動作方法を設定する過程を意味する。また、RBは、SRB(Signaling Radio Bearer)とDRB(Data Radio Bearer)の二つに分けられる。SRBは、制御平面でRRCメッセージを送信する通路として使われ、DRBは、ユーザ平面でユーザデータを送信する通路として使用される。
端末のRRC階層と基地局のRRC階層との間にRRC接続(RRC connection)が確立されると、端末は、RRC_CONNECTED状態にあるようになり、そうでない場合、RRC_IDLE状態にあるようになる。NRの場合、RRC_INACTIVE状態が追加で定義され、RRC_INACTIVE状態の端末は、コアネットワークとの連結を維持し、それに対して、基地局との連結を解約(release)することができる。
ネットワークから端末にデータを送信するダウンリンクトランスポートチャネルには、システム情報を送信するBCH(Broadcast Channel)と、その以外にユーザトラフィックや制御メッセージを送信するダウンリンクSCH(SharedChannel)とがある。ダウンリンクマルチキャストまたはブロードキャストサービスのトラフィックまたは制御メッセージの場合、ダウンリンクSCHを介して送信されることもでき、または別途のダウンリンクMCH(Multicast Channel)を介して送信されることもできる。一方、端末からネットワークにデータを送信するアップリンクトランスポートチャネルには、初期制御メッセージを送信するRACH(Random Access Channel)と、その以外にユーザトラフィックや制御メッセージを送信するアップリンクSCH(Shared Channel)とがある。
トランスポートチャネルの上位において、トランスポートチャネルにマッピングされる論理チャネル(Logical Channel)では、BCCH(Broadcast Control Channel)、PCCH(Paging Control Channel)、CCCH(Common Control Channel)、MCCH(Multicast Control Channel)、MTCH(Multicast Traffic Channel)などがある。
物理チャネル(Physical Channel)は、時間領域で複数個のOFDMシンボルと周波数領域で複数個の副搬送波(sub-carrier)とで構成される。1つのサブフレーム(sub-frame)は、時間領域で複数のOFDMシンボル(symbol)で構成される。リソースブロックは、リソース割当単位であって、複数のOFDMシンボルと複数の副搬送波(sub-carrier)とで構成される。また、各サブフレームは、PDCCH(Physical Downlink Control Channel)、即ち、L1/L2制御チャネルのために当該サブフレームの特定OFDMシンボル(例えば、1番目のOFDMシンボル)の特定副搬送波を利用することができる。TTI(Transmission Time Interval)は、サブフレーム送信の単位時間である。
図5は、本開示の一実施形態に係る、NRの無線フレームの構造を示す。図5の実施形態は、本開示の様々な実施形態と結合されることができる。
図5に示すように、NRにおいて、アップリンク及びダウンリンク送信で無線フレームを使用することができる。無線フレームは、10msの長さを有し、2個の5msハーフ-フレーム(Half-Frame、HF)に定義されることができる。ハーフ-フレームは、5個の1msサブフレーム(Subframe、SF)を含むことができる。サブフレームは、1つ以上のスロットに分割されることができ、サブフレーム内のスロット個数は、副搬送波間隔(Subcarrier Spacing、SCS)によって決定されることができる。各スロットは、CP(cyclic prefix)によって12個または14個のOFDM(A)シンボルを含むことができる。
ノーマルCP(normal CP)が使用される場合、各スロットは、14個のシンボルを含むことができる。拡張CPが使用される場合、各スロットは、12個のシンボルを含むことができる。ここで、シンボルは、OFDMシンボル(または、CP-OFDMシンボル)、SC-FDMA(Single Carrier-FDMA)シンボル(または、DFT-s-OFDM(Discrete Fourier Transform-spread-OFDM)シンボル)を含むことができる。
以下の表1は、ノーマルCPが使用される場合、SCS設定(u)によってスロット別シンボルの個数(Nslotsymb)、フレーム別スロットの個数(Nframe、uslot)とサブフレーム別スロットの個数(Nsubframe、uslot)を例示する。
表2は、拡張CPが使用される場合、SCSによって、スロット別シンボルの個数、フレーム別スロットの個数とサブフレーム別スロットの個数を例示する。
NRシステムでは、1つの端末に併合される複数のセル間にOFDM(A)ヌメロロジー(numerology)(例えば、SCS、CP長さなど)が異なるように設定されることができる。それによって、同じ数のシンボルで構成された時間リソース(例えば、サブフレーム、スロットまたはTTI)(便宜上、TU(Time Unit)と通称)の(絶対時間)区間が併合されたセル間に異なるように設定されることができる。NRにおいて、様々な5Gサービスをサポートするための多数のヌメロロジー(numerology)またはSCSがサポートされることができる。例えば、SCSが15kHzである場合、伝統的なセルラーバンドでの広い領域(wide area)がサポートされることができ、SCSが30kHz/60kHzである場合、密集した-都市(dense-urban)、より低い遅延(lower latency)、及びより広いキャリア帯域幅(wider carrier bandwidth)がサポートされることができる。SCSが60kHzまたはそれより高い場合、位相雑音(phase noise)を克服するために24.25GHzより大きい帯域幅がサポートされることができる。
NR周波数バンド(frequency band)は、二つのタイプの周波数範囲(frequency range)に定義されることができる。前記二つのタイプの周波数範囲は、FR1及びFR2である。周波数範囲の数値は、変更されることができ、例えば、前記二つのタイプの周波数範囲は、以下の表3の通りである。NRシステムで使用される周波数範囲のうち、FR1は“sub 6GHz range”を意味することができ、FR2は“above 6GHz range”を意味することができ、ミリ波(millimeter wave、mmW)と呼ばれることができる。
前述したように、NRシステムの周波数範囲の数値は、変更されることができる。例えば、FR1は、以下の表4のように410MHz乃至7125MHzの帯域を含むことができる。即ち、FR1は、6GHz(または、5850、5900、5925MHz等)以上の周波数帯域を含むことができる。例えば、FR1内で含まれる6GHz(または、5850、5900、5925MHz等)以上の周波数帯域は、非免許帯域(unlicensed band)を含むことができる。非免許帯域は、様々な用途で使用されることができ、例えば、車両のための通信(例えば、自律走行)のために使用されることができる。
図6は、本開示の一実施形態に係る、NRフレームのスロット構造を示す。図6の実施形態は、本開示の様々な実施形態と結合されることができる。図6に示すように、スロットは、時間領域で複数のシンボルを含む。例えば、ノーマルCPの場合、1つのスロットが14個のシンボルを含み、拡張CPの場合、1つのスロットが12個のシンボルを含むことができる。または、ノーマルCPの場合、1つのスロットが7個のシンボルを含み、拡張CPの場合、1つのスロットが6個のシンボルを含むことができる。
搬送波は、周波数領域で複数の副搬送波を含む。RB(Resource Block)は、周波数領域で複数(例えば、12)の連続した副搬送波に定義されるうことができる。BWP(Bandwidth Part)は、周波数領域で複数の連続した(P)RB((Physical)Resource Block)に定義されることができ、1つのヌメロロジー(numerology)(例えば、SCS、CP長さなど)に対応されることができる。搬送波は、最大N個(例えば、5個)のBWPを含むことができる。データ通信は、活性化されたBWPを介して実行されることができる。各々の要素は、リソースグリッドでリソース要素(Resource Element、RE)と呼ばれ、1つの複素シンボルがマッピングされることができる。
一方、端末と端末との間の無線インターフェースまたは端末とネットワークとの間の無線インターフェースは、L1階層、L2階層、及びL3階層で構成されることができる。本開示の様々な実施形態において、L1階層は、物理(physical)階層を意味することができる。また、例えば、L2階層は、MAC階層、RLC階層、PDCP階層、及びSDAP階層のうち少なくとも1つを意味することができる。また、例えば、L3階層は、RRC階層を意味することができる。
以下、BWP(Bandwidth Part)及びキャリアについて説明する。
BWP(Bandwidth Part)は、与えられたヌメロロジーでPRB(physical resource block)の連続的な集合である。PRBは、与えられたキャリア上で与えられたヌメロロジーに対するCRB(common resource block)の連続的な部分集合から選択されることができる。
BA(Bandwidth Adaptation)を使用すると、端末の受信帯域幅及び送信帯域幅は、セルの帯域幅ほど大きい必要が~、端末の受信帯域幅及び送信帯域幅は、調整されることができる。例えば、ネットワーク/基地局は、帯域幅調整を端末に知らせることができる。例えば、端末は、帯域幅調整のための情報/設定をネットワーク/基地局から受信することができる。この場合、端末は、前記受信された情報/設定に基づいて帯域幅調整を実行することができる。例えば、前記帯域幅調整は、帯域幅の縮小/拡大、帯域幅の位置変更または帯域幅のサブキャリアスペーシングの変更を含むことができる。
例えば、帯域幅は、パワーをセイブするために活動が少ない期間の間に縮小されることができる。例えば、帯域幅の位置は、周波数ドメインで移動できる。例えば、帯域幅の位置は、スケジューリング柔軟性(scheduling flexibility)を増加させるために周波数ドメインで移動できる。例えば、帯域幅のサブキャリアスペーシング(subcarrier spacing)は、変更されることができる。例えば、帯域幅のサブキャリアスペーシングは、異なるサービスを許容するために変更されることができる。セルの総セル帯域幅のサブセットは、BWP(Bandwidth Part)と称することができる。BAは、基地局/ネットワークが端末にBWPを設定し、基地局/ネットワークが設定されたBWPのうち現在活性状態であるBWPを端末に知らせることによって実行されることができる。
例えば、BWPは、活性(active)BWP、イニシャル(initial)BWP及び/又はデフォルト(default)BWPのうち少なくともいずれか1つである。例えば、端末は、PCell(primary cell)上の活性(active)DL BWP以外のDL BWPでダウンリンク無線リンク品質(downlink radio link quality)をモニタリングしない。例えば、端末は、活性DL BWPの外部でPDCCH、PDSCHまたはCSI-RS(ただし、RRM除外)を受信しない。例えば、端末は、非活性DL BWPに対するCSI(Channel State Information)報告をトリガしない。例えば、端末は、活性UL BWP外部でPUCCHまたはPUSCHを送信しない。例えば、ダウンリンクの場合、イニシャルBWPは、(PBCHにより設定された)RMSI CORESETに対する連続的なRBセットとして与えられることができる。例えば、アップリンクの場合、イニシャルBWPは、ランダムアクセス手順のためにSIBにより与えられることができる。例えば、デフォルトBWPは、上位階層により設定されることができる。例えば、デフォルトBWPの初期値は、イニシャルDL BWPである。エネルギーセイビングのために、端末が一定期間の間にDCIを検出することができない場合、端末は、前記端末の活性BWPをデフォルトBWPにスイッチングできる。
一方、BWPは、SLに対して定義されることができる。同じSL BWPは、送信及び受信に使用されることができる。例えば、送信端末は、特定BWP上でSLチャネルまたはSL信号を送信することができ、受信端末は、前記特定BWP上でSLチャネルまたはSL信号を受信することができる。免許キャリア(licensed carrier)で、SL BWPは、Uu BWPと別途に定義されることができ、SL BWPは、Uu BWPと別途の設定シグナリング(separate configuration signalling)を有することができる。例えば、端末は、SL BWPのための設定を基地局/ネットワークから受信することができる。SL BWPは、キャリア内でout-of-coverage NR V2X端末及びRRC_IDLE端末に対して(あらかじめ)設定されることができる。RRC_CONNECTEDモードの端末に対して、少なくとも1つのSL BWPがキャリア内で活性化されることができる。
図7は、本開示の一実施形態に係る、BWPの一例を示す。図7の実施形態は、本開示の様々な実施形態と結合されることができる。図7の実施形態において、BWPは、3個と仮定する。
図7に示すように、CRB(common resource block)は、キャリアバンドの一側端から他側端まで番号が付けられたキャリアリソースブロックである。そして、PRBは、各BWP内で番号が付けられたリソースブロックである。ポイントAは、リソースブロックグリッド(resource block grid)に対する共通参照ポイント(common reference point)を指示することができる。
BWPは、ポイントA、ポイントAからのオフセット(NstartBWP)及び帯域幅(NsizeBWP)により設定されることができる。例えば、ポイントAは、全てのヌメロロジー(例えば、当該キャリアでネットワークによりサポートされる全てのヌメロロジー)のサブキャリア0が整列されるキャリアのPRBの外部参照ポイントである。例えば、オフセットは、与えられたヌメロロジーで最も低いサブキャリアとポイントAとの間のPRB間隔である。例えば、帯域幅は、与えられたヌメロロジーでPRBの個数である。
以下、V2XまたはSL通信について説明する。
図8は、本開示の一実施形態に係る、SL通信のための無線プロトコル構造(radio protocol architecture)を示す。図8の実施形態は、本開示の様々な実施形態と結合されることができる。具体的に、図8の(a)は、ユーザ平面プロトコルスタックを示し、図8の(b)は、制御平面プロトコルスタックを示す。
以下、SL同期信号(Sidelink Synchronization Signal、SLSS)及び同期化情報について説明する。
SLSSは、SL特定的なシーケンス(sequence)であって、PSSS(Primary Sidelink Synchronization Signal)と、SSSS(Secondary Sidelink Synchronization Signal)とを含むことができる。前記PSSSは、S-PSS(Sidelink Primary Synchronization Signal)と称し、前記SSSSは、S-SSS(Sidelink Secondary Synchronization Signal)と称することができる。例えば、長さ-127M-シーケンス(length-127 M-sequences)がS-PSSに対して使用されることができ、長さ-127ゴールド-シーケンス(length-127 Gold sequences)がS-SSSに対して使用されることができる。例えば、端末は、S-PSSを利用して最初信号を検出(signal detection)することができ、同期を取得することができる。例えば、端末は、S-PSS及びS-SSSを利用して細部同期を取得することができ、同期信号IDを検出することができる。
PSBCH(Physical Sidelink Broadcast Channel)は、SL信号の送受信前に端末が真っ先に知るべき基本となる(システム)情報が送信される(放送)チャネルである。例えば、基本となる情報は、SLSSに対する情報、デュプレックスモード(Duplex Mode、DM)、TDD UL/DL(Time Division Duplex Uplink/Downlink)の構成、リソースプールに対する情報、SLSSに対するアプリケーションの種類、サブフレームオフセット、放送情報などである。例えば、PSBCH性能の評価のために、NR V2Xで、PSBCHのペイロード大きさは、24ビットのCRCを含んで56ビットである。
S-PSS、S-SSS、及びPSBCHは、周期的送信をサポートするブロックフォーマット(例えば、SLSS(Synchronization Signal)/PSBCHブロック、以下、S-SSB(Sidelink-Synchronization Signal Block ))に含まれることができる。前記S-SSBは、キャリア内のPSCCH(Physical Sidelink Control Channel)/PSSCH(Physical Sidelink Shared Channel)と同じヌメロロジー(即ち、SCS及びCP長さ)を有することができ、送信帯域幅は、(あらかじめ)設定されたSL BWP(Sidelink Bandwidth Part)内にある。例えば、S-SSBの帯域幅は、11RB(Resource Block)である。例えば、PSBCHは、11RBにわたっている。そして、S-SSBの周波数位置は、(あらかじめ)設定されることができる。したがって、端末は、キャリアでS-SSBを見つけるために周波数で仮設検出(hypothesis detection)を実行する必要がない。
図9は、本開示の一実施形態に係る、V2XまたはSL通信を実行する端末を示す。図9の実施形態は、本開示の様々な実施形態と結合されることができる。
図9に示すように、V2XまたはSL通信における端末という用語は、主にユーザの端末を意味することができる。しかしながら、基地局のようなネットワーク装備が端末間の通信方式によって信号を送受信する場合、基地局も一種の端末と見なされることもできる。例えば、端末1は、第1の装置100であり、端末2は、第2の装置200である。
例えば、端末1は、一連のリソースの集合を意味するリソースプール(resource pool)内で特定のリソースに該当するリソース単位(resource unit)を選択することができる。そして、端末1は、前記リソース単位を使用してSL信号を送信することができる。例えば、受信端末である端末2は、端末1が信号を送信することができるリソースプールの設定を受けことができ、前記リソースプール内で端末1の信号を検出することができる。
ここで、端末1が基地局の連結範囲内にある場合、基地局は、リソースプールを端末1に知らせることができる。それに対して、端末1が基地局の連結範囲外にある場合、他の端末がリソースプールを知らせ、または端末1は、事前に設定されたリソースプールを使用することができる。
一般に、リソースプールは、複数のリソース単位で構成されることができ、各端末は、1つまたは複数のリソース単位を選定し、自分のSL信号の送信に使用することができる。
以下、SLでリソース割当(resource allocation)について説明する。
図10は、本開示の一実施形態によって、端末が送信モードによってV2XまたはSL通信を実行する手順を示す。図10の実施形態は、本開示の様々な実施形態と結合されることができる。本開示の様々な実施形態において、送信モードは、モードまたはリソース割当モードと称することができる。以下、説明の便宜のために、LTEにおいて、送信モードは、LTE送信モードと称することができ、NRにおいて、送信モードは、NRリソース割当モードと称することができる。
例えば、図10の(a)は、LTE送信モード1またはLTE送信モード3と関連した端末動作を示す。または、例えば、図10の(a)は、NRリソース割当モード1と関連した端末動作を示す。例えば、LTE送信モード1は、一般的なSL通信に適用されることができ、LTE送信モード3は、V2X通信に適用されることができる。
例えば、図10の(b)は、LTE送信モード2またはLTE送信モード4と関連した端末動作を示す。または、例えば、図10の(b)は、NRリソース割当モード2と関連した端末動作を示す。
図10の(a)に示すように、LTE送信モード1、LTE送信モード3またはNRリソース割当モード1で、基地局は、SL送信のために端末により使用されるSLリソースをスケジューリングすることができる。例えば、基地局は、端末1にPDCCH(より具体的にDCI(Downlink Control Information))を介してリソーススケジューリングを実行することができ、端末1は、前記リソーススケジューリングによって端末2とV2XまたはSL通信を実行することができる。例えば、端末1は、PSCCH(Physical Sidelink Control Channel)を介してSCI(Sidelink Control Information)を端末2に送信した後、前記SCIに基づくデータをPSSCH(Physical Sidelink Shared Channel)を介して端末2に送信できる。
図10の(b)に示すように、LTE送信モード2、LTE送信モード4またはNRリソース割当モード2で、端末は、基地局/ネットワークにより設定されたSLリソースまたはあらかじめ設定されたSLリソース内でSL送信リソースを決定することができる。例えば、前記設定されたSLリソースまたはあらかじめ設定されたSLリソースは、リソースプールである。例えば、端末は、自律的にSL送信のためのリソースを選択またはスケジューリングすることができる。例えば、端末は、設定されたリソースプール内でリソースを自体的に選択し、SL通信を実行することができる。例えば、端末は、センシング(sensing)及びリソース(再)選択手順を実行し、選択ウィンドウ内で自体的にリソースを選択することができる。例えば、前記センシングは、サブチャネル単位で実行されることができる。そして、リソースプール内でリソースを自体的に選択した端末1は、PSCCHを介してSCIを端末2に送信した後、前記SCIに基づくデータをPSSCHを介して端末2に送信できる。
図11は、本開示の一実施形態に係る、三つのキャストタイプを示す。図11の実施形態は、本開示の様々な実施形態と結合されることができる。具体的に、図11の(a)は、ブロードキャストタイプのSL通信を示し、図11の(b)は、ユニキャストタイプのSL通信を示し、図11の(c)は、グループキャストタイプのSL通信を示す。ユニキャストタイプのSL通信の場合、端末は、他の端末と一対一通信を実行することができる。グループキャストタイプのSL通信の場合、端末は、自分が属するグループ内の1つ以上の端末とSL通信を実行することができる。本開示の様々な実施形態において、SLグループキャスト通信は、SLマルチキャスト(multicast)通信、SL一対多(one-to-many)通信などに代替されることができる。
一方、サイドリンク通信において、端末は、サイドリンク送信のためのリソースを効率的に選択する必要がある。以下、本開示の様々な実施形態によって、端末がサイドリンク送信のためのリソースを効率的に選択する方法及びこれをサポートする装置について説明する。本開示の様々な実施形態において、サイドリンク通信は、V2X通信を含むことができる。
本開示の様々な実施形態によって提案された少なくとも1つの提案方式は、ユニキャスト通信、グループキャスト通信及び/又はブロードキャスト通信のうち少なくともいずれか1つに、適用されることができる。
本開示の様々な実施形態によって提案された少なくとも1つの提案方式は、PC5インターフェースまたはSLインターフェース(例えば、PSCCH、PSSCH、PSBCH、PSSS/SSSS等)ベースのサイドリンク通信またはV2X通信だけでなく、Uuインターフェース(例えば、PUSCH、PDSCH、PDCCH、PUCCH等)ベースのサイドリンク通信またはV2X通信にも、適用されることができる。
本開示の様々な実施形態において、端末の受信動作は、サイドリンクチャネル及び/又はサイドリンク信号(例えば、PSCCH、PSSCH、PSFCH、PSBCH、PSSS/SSSS等)のデコーディング動作及び/又は受信動作を含むことができる。端末の受信動作は、WAN DLチャネル及び/又はWAN DL信号(例えば、PDCCH、PDSCH、PSS/SSS等)のデコーディング動作及び/又は受信動作を含むことができる。端末の受信動作は、センシング動作及び/又はCBR測定動作を含むことができる。本開示の様々な実施形態において、端末のセンシング動作は、PSSCH DM-RSシーケンスベースのPSSCH-RSRP測定動作、端末が成功的にデコーディングしたPSCCHによりスケジューリングされるPSSCH DM-RSシーケンスベースのPSSCH-RSRP測定動作、S-RSSI(sidelink RSSI)測定動作、及び/又はV2Xリソースプール関連サブチャネルベースのS-RSSI測定動作を含むことができる。本開示の様々な実施形態において、端末の送信動作は、サイドリンクチャネル及び/又はサイドリンク信号(例えば、PSCCH、PSSCH、PSFCH、PSBCH、PSSS/SSSS等)の送信動作を含むことができる。端末の送信動作は、WAN ULチャネル及び/又はWAN UL信号(例えば、PUSCH、PUCCH、SRS等)の送信動作を含むことができる。本開示の様々な実施形態において、同期信号は、SLSS及び/又はPSBCHを含むことができる。
本開示の様々な実施形態において、設定は、シグナリング、ネットワークからのシグナリング、ネットワークからの設定、及び/又はネットワークからあらかじめ設定を含むことができる。本開示の様々な実施形態において、定義は、シグナリング、ネットワークからのシグナリング、ネットワークからの設定、及び/又はネットワークからあらかじめ設定を含むことができる。本開示の様々な実施形態において、指定は、シグナリング、ネットワークからのシグナリング、ネットワークからの設定、及び/又はネットワークからあらかじめ設定を含むことができる。
本開示の様々な実施形態において、PPPP(ProSe Per Packet Priority)は、PPPR(ProSe Per Packet Reliability)に代替されることができ、PPPRは、PPPPに代替されることができる。例えば、PPPP値が小さいほど高い優先順位を意味することができ、PPPP値が大きいほど低い優先順位を意味することができる。例えば、PPPR値が小さいほど高い信頼性を意味することができ、PPPR値が大きいほど低い信頼性を意味することができる。例えば、高い優先順位と関連したサービス、パケットまたはメッセージと関連したPPPP値は、低い優先順位と関連したサービス、パケットまたはメッセージと関連したPPPP値より小さい。例えば、高い信頼性と関連したサービス、パケットまたはメッセージと関連したPPPR値は、低い信頼性と関連したサービス、パケットまたはメッセージと関連したPPPR値より小さい。
本開示の様々な実施形態において、セッション(session)は、ユニキャストセッション(例えば、サイドリンクのためのユニキャストセッション)、グループキャスト/マルチキャストセッション(例えば、サイドリンクのためのグループキャスト/マルチキャストセッション)、及び/又はブロードキャストセッション(例えば、サイドリンクのためのブロードキャストセッション)のうち少なくともいずれか1つを含むことができる。
本開示の様々な実施形態において、キャリアは、BWP及び/又はリソースプールのうち少なくともいずれか1つとして相互拡張解釈されることができる。例えば、キャリアは、BWP及び/又はリソースプールのうち少なくともいずれか1つを含むことができる。例えば、キャリアは、1つ以上のBWPを含むことができる。例えば、BWPは、1つ以上のリソースプールを含むことができる。
以下、物理チャネル及び信号送信手順について説明する。
図12は、本開示が適用され得る物理チャネル及び信号送信の例を示す。
図12に示すように、ステップS11において、電源が消えた状態で再度電源が入るか、新しくセルに進入した端末は、基地局と同期を合わせるなどの初期セル探索(initial cell search)作業を行うことができる。このために、端末は、基地局からPSCH(Primary Synchronization Channel)及びSSCH(Secondary Synchronization Channel)を受信して基地局と同期を合わせ、セルID(cell identity)などの情報を取得できる。また、端末は、基地局から物理放送チャネル(Physical Broadcast Channel:PBCH)を受信してセル内の放送情報を取得できる。また、端末は、初期セル探索ステップで下向きリンク参照信号(Downlink Reference Signal、DLRS)を受信して下向きリンクチャネル状態を確認できる。
ステップS12において、初期セル探索を終えた端末は、物理下向きリンク制御チャネル(Physical Downlink Control Channel:PDCCH)及びこれに対応する物理下向きリンク共有チャネル(Physical Downlink Shared Channel、PDSCH)を受信してより具体的なシステム情報を取得できる。
その後、ステップS13~S16において、端末は、基地局に接続を完了するために任意接続過程(Random Access Procedure)を行うことができる。具体的に、ステップS13において、端末は、PRACH(Physical Random Access Channel)を介してプリアンブルを送信でき、ステップS14において、端末は、PDCCH及びこれに対応するPDSCHを介してプリアンブルに対するRAR(Random Access Response)を受信できる。その後、ステップS15において、端末は、RAR内のスケジューリング情報を利用して物理上向きリンク共有チャネル(Physical Uplink Shared Channel:PUSCH)を送信でき、ステップS16において、端末は、PDCCH及びこれに対応するPDSCHのような衝突解決手順(Contention Resolution Procedure)を行うことができる。
上述したような手順を行った後、ステップS17において、端末は、一般的な上向き/下向きリンク信号送信手順としてPDCCH/PDSCHを受信でき、ステップS18において、端末は、PUSCH/PUCCH(Physical Uplink Control Channel)を送信できる。端末が基地局に送信する制御情報を上向きリンク制御情報(Uplink Control Information:UCI)と称することができる。UCIは、HARQ ACK/NACK(Hybrid Automatic Repeat and reQuest Acknowledgement/Negative-ACK)、スケジューリング要請(Scheduling Request、SR)、チャネル状態情報(Channel State Information、CSI)などを含むことができる。CSIは、CQI(Channel Quality Indicator)、PMI(Precoding Matrix Indicator)、RI(Rank Indication)などを含むことができる。UCIは、一般的にPUCCHを介して送信されるが、制御情報とデータとが同時に送信されるべき場合、UCIは、PUSCHを介して送信されることもできる。また、ネットワークの要請/指示に応じて、端末は、PUSCHを介してUCIを非周期的に送信することができる。
以下、セル探索(cell search)について説明する。
セル探索は、端末がセルに対して時間及び周波数同期を取得し、前記セルの物理階層セルIDを検出する手順である。端末は、セル探索を行うために、プライマリ同期化信号(Primary Synchronization Signal:PSS)及びセコンダリー同期化信号(Secondary Synchronization Signal:SSS)を受信する。
端末は、PBCH、PSS、及びSSSの受信時点(reception occasion)が連続的なシンボルにかかっており、SS/PBCHブロックを形成すると仮定しなければならない。前記端末は、SSS、PBCH DM-RS、及びPBCHデータが同じEPREを有すると仮定しなければならない。前記端末は、当該セルのSS/PBCHブロックでSSS EPRE対PSS EPREの割合が0dBまたは3dBであると仮定することができる。
端末のセル探索手順は、次の表5のように要約することができる。
一方、一実施形態に係る基地局と端末との間の通信環境下で、端末の非周期的CSI(Aperiodic CSI)(以下、A-CSIと命名)報告において、例えば、アップリンクグラント(Uplink Grant)を介して基地局が端末にA-CSI報告をトリガーするか、A-CSI報告に使用される資源を割り当てることができる。このとき、端末観点では、A-CSI報告のための独立的なSR(Scheduling Request)及び/又はBSR(Buffer Status Report)手順を行う必要がないこともある。しかし、モード1(MODE 1)端末がSL(Sidelink)通信関連のA-CSI(以下、SL A-CSI)を基地局に報告すること、または(SL A-CSI報告をトリガリングした)他の端末にSL A-CSIを報告することは、事前に設定された条件の満足可否、SLチャネル品質変化、データ送信失敗の発生頻度(または、SL HARQフィードバック情報)などによって、(基地局が予め認知できなかった場合にも)前記モード1端末に対してトリガリングされることもできる。一例示において、前記「条件」は、SL資源再選択が行われた場合及び/又はSL CBR(CHANNEL BUSY RATIO)値が以前の(報告)値に対して事前に設定された閾値以上に変更された場合及び/又は(端末間の)SL RSRP(Reference signal received power)値が以前の(報告)値に対して事前に設定された閾値以上に変更された場合及び/又は(端末間の)RSRQ(Reference Signal Received Quality)値が以前の(報告)値に対して事前に設定された閾値以上に変更された場合及び/又は(端末間の)RSSI(Received Signal Strength Indicator))値が以前の(報告)値に対して事前に設定された閾値以上に変更された場合及び/又は(端末間の)SL RSRP(Reference signal received power)値が事前に設定された閾値より増加(または、減少)された場合及び/又は(端末間の)RSRQ(Reference Signal Received Quality)値が事前に設定された閾値より増加(または、減少)された場合及び/又は(端末間の)RSSI(Received Signal Strength Indicator))値が事前に設定された閾値より増加(または、減少)された場合及び/又は(端末間の)SL CQI(Channel quality indication)値が以前の(報告)値に対して事前に設定された閾値以上に変更された場合及び/又は(端末間の)PMI(Precoding matrix indicator)値が以前の(報告)値に対して事前に設定された閾値以上に変更された場合及び/又は(端末間の)RI(Rank Indicator)値が以前の(報告)値に対して事前に設定された閾値以上に変更された場合及び/又は(端末間の)SL CQI(Channel quality indication)値が事前に設定された閾値より増加(または、減少)された場合及び/又は(端末間の)PMI(Precoding matrix indicator)値が事前に設定された閾値より増加(または、減少)された場合及び/又は(端末間の)RI(Rank Indicator)値が事前に設定された閾値より増加(または、減少)された場合及び/又は端末間にPC5 RRC連結が(再)設定された場合などと定義されることができる。
したがって、他の端末とSL通信(例えば、ユニキャスト通信)を行うモード1端末の場合、(自分のサービング)基地局に、SL A-CSI報告のための資源を要請及び/又は割り当てるための(ULデータ送信の場合と相違した)独立的なSR手順を行うことができる。または、他の端末とSL通信(例えば、ユニキャスト通信)を行うモード1端末の場合、(自分のサービング)基地局に、SL A-CSI報告のための資源を要請及び/又は割り当てるための(ULデータ送信の場合と相違した)独立的なSR手順及び/又はBSR手順を行うことができる。
一実施形態において、モード1端末が(自分のサービング)基地局にSL A-CSI報告を行うときには、SR(及び/又はBSR)手順を介して要請される資源がUL資源(例えば、PUSCH)であることができ、モード1端末が他の端末にSL A-CSI報告を行うときは、SR(及び/又はBSR)手順を介して要請される資源がSL資源(例えば、PSCCH/PSSCH)であることができる。例えば、モード1端末がSL A-CSI報告をトリガリングした他の端末にSL A-CSI報告を行うときは、SR(及び/又はBSR)手順を介して要請される資源がSL資源(例えば、PSCCH/PSSCH)であることができる。
一実施形態において、SL A-CSI情報がMAC CE形態で定義されて、SL A-CSI報告のための資源を要請及び/又は割り当てるための(独立的な)SR(及び/又は、BSR)手順が行われ得る。
一実施形態において、PHY階層(PHY LAYER)上のSL A-CSI情報の生成及び/又は報告が、MAC階層(MAC LAYER)のSR手順のトリガリング条件として含まれることができる。一例示において、PHY階層(PHY LAYER)上のSL A-CSI情報の生成及び/又は報告のトリガリングが、MAC階層(MAC LAYER)のSR手順のトリガリング条件として含まれることができる。一例示において、PHY階層上のPUSCH(または、PSSCH)ピギーバック基盤のSL A-CSI報告が、MAC階層のSR手順のトリガリング条件として含まれることができる。一例示において、PHY階層上のPUSCH(または、PSSCH)ピギーバック基盤のSL A-CSI報告のトリガリングが、MAC階層のSR手順のトリガリング条件として含まれることができる。一例示において、PHY階層上のPUSCH(または、PSSCH)ピギーバック基盤のSL A-CSI報告が、MAC階層のSR手順及び/又はBSR手順のトリガリング条件として含まれることができる。一実施形態において、PHY階層(PHY LAYER)上のSL A-CSI情報の生成及び/又は報告が、MAC階層(MAC LAYER)のSR手順及び/又はBSR手順のトリガリング条件として含まれることができる。一例示において、PHY階層(PHY LAYER)上のSL A-CSI情報の生成及び/又は報告のトリガリングが、MAC階層(MAC LAYER)のSR手順及び/又はBSR手順のトリガリング条件として含まれることができる。
一例示において、モード1端末が基地局にSL A-CSI報告を行うときには、SR手順がULグラント(UL GRANT)要請手順と解釈されることができる。一例示において、モード1端末が(自分のサービング)基地局にSL A-CSI報告を行うときには、SR(及び/又は、BSR)手順が(SL A-SCI報告のための資源割当(例えば、PUSCH)のための)ULグラント(UL GRANT)要請手順と解釈されることができる。
また、一例示において、モード1端末が他の端末にSL A-CSI報告を行うときには、SR手順がSLグラント(SL GRANT)要請手順と解釈されることができる。一例示において、モード1端末が(SL A-CSI報告をトリガリングした)他の端末にSL A-CSI報告を行うときには、SR(及び/又は、BSR)手順が(SL A-SCI報告のための資源割当(例えば、PSCCH/PSSCH)のための)SLグラント(SL GRANT)要請手順と解釈されることができる。
一実施形態において、端末は、基地局にSL A-CSIを報告するときには、MAC CE形態のコンテナ(または、PHYシグナリング形態のコンテナ)を使用し、端末が他の端末にSL A-CSIを報告するときには、PHYシグナリングに基づいたコンテナ(または、MAC CE形態のコンテナ)を使用できる。例えば、端末は、(自分のサービング)基地局にSL A-CSIを報告するときには、MAC CE形態のコンテナ(または、PHYシグナリング形態のコンテナ)を使用し、端末が(SL A-CSI報告をトリガリングした)他の端末にSL A-CSIを報告するときには、PHYシグナリングに基づいたコンテナ(または、MAC CE形態のコンテナ)を使用できる。すなわち、報告対象が相違すると、使用されるコンテナが異なることができる。また、一例示において、前記提案内容は、「MAC CE」に限定されるものではなく、L3シグナリング(例えば、RRC)などを含む他のコンテナを使用する場合にも拡張適用されることができる。
端末がSL A-CSIだけをPSSCHを介して送信するとき、連動されたPSCCH上のQOSパラメータ(例えば、プライオリティ(priority))(例えば、センシング目的)は、事前に設定されることができる。
さらに、前記した提案方式は、MODE 1 UEが基地局にSL A-CSI報告を行う場合のみならず、MODE 1 UEが他の端末にSL A-CSI報告するとき、当該SL A-CSI報告関連のSL資源割当を基地局に要請するときにも拡張適用可能である。例えば、前記した提案方式は、モード1端末が(自分のサービング)基地局にSL A-CSI報告を行う場合のみならず、モード1端末が(SL A-CSI報告をトリガリングした)他の端末にSL A-CSI報告するとき、当該SL A-CSI報告関連のSL資源割当を(自分のサービング)基地局に要請するときにも拡張適用可能である。
前記モード1は、基地局がSL通信(例えば、SL送信)関連の資源を端末にスケジューリングするモードを表すことができ、モード2は、事前に(ネットワークから)設定された資源プール内で、端末が独立的にSL通信(例えば、SL送信)関連の資源を選択するモードを表すことができる。
図13は、本開示の一実施形態に係る第1の装置が基地局との通信に基づいて第2の装置にSL CSIを送信する過程を示す。
一実施形態に係る第1の装置1302は、図13に示されたように、他の端末(図13の場合、第2の装置1303)にSL-CSIを報告(または、送信)することができる。一実施形態に係る第1の装置1302は、モード1(MODE 1)端末に該当することができる。
第1の装置1302が第2の装置1303にSL-CSIを報告する過程を具体化すれば、次のとおりである。
ステップS1310において、一実施形態に係る第1の装置1302は、第2の装置1303からSL CSI-RS及び/又はSL CSI要請を受信できる。一例示において、前記SL CSI-RS及び/又はSL CSI要請に基づいて、第1の装置1302でSL CSIの生成及び/又は送信(または、報告)がトリガーされ得る。ただし、ステップS1310は、第1の装置1302が第2の装置1303にSL CSIを送信するために要求される必須な手順ではない。一実施形態に係る第1の装置1302は、ステップS1310を除いた、ステップS1320~ステップS1350に基づいてSL CSIを送信することもできる。
一実施形態において、第1の装置1302のSL CSIの生成及び/又は送信(または、報告)は、SL資源が再選択された場合、SL CBR(Channel Busy Ratio)値が予め設定された閾値より増加された場合、RSRP(Reference Signal Received Power)値が予め設定された閾値より増加された場合、RSRP(Reference Signal Received Quality)値が予め設定された閾値より増加された場合、RSSI(Received Signal Strength Indicator)値が予め設定された閾値より増加された場合、SL CQI値が予め設定された閾値より増加された場合、SL PMI値が予め設定された閾値より増加された場合、SL RI値が予め設定された閾値より増加された場合、または端末間PC5 RRC連結(connection)が確立された場合のうち、少なくとも1つに基づいてトリガーされることができる。
ステップS1320において、一実施形態に係る第1の装置1302は、SL CSIを生成できる。一例示において、前記SL CSIは、前記第1の装置1302のPHY階層で生成されることができる。一例示において、前記SL CSIは、前記第1の装置1302のPHY階層から前記第1の装置1302のMAC階層に伝達されることができる。
ステップS1330において、一実施形態に係る第1の装置1302は、SR(Scheduling Request)を基地局1301に送信することができる。一例示において、前記SRは、前記PHY階層から前記MAC階層に伝達される前記SL CSIによってトリガーされることができる。一例示において、前記SRは、前記PHY階層から前記MAC階層に伝達される前記SL CSIに基づいてMAC階層でトリガーされることができる。
ステップS1340において、一実施形態に係る第1の装置1302は、基地局1301からSL資源に関する情報を受信できる。前記SL資源に関する情報は、前記基地局1301が前記SRに基づいて決定及び/又は生成することができる。
ステップS1350において、一実施形態に係る第1の装置1302は、SL CSIを第2の装置1303に送信することができる。一例示において、前記SL CSIは、前記基地局1301から受信したSL資源に関する情報に基づいて導出されたSL資源上で、MAC CEを介して第2の装置1303に送信されることができる。
図14は、本開示の他の一実施形態に係る第1の装置が基地局との通信に基づいて、基地局または第2の装置にSL CSIを送信する過程を示す。
一実施形態に係る第1の装置1402は、図14に示されたように、他の端末(図14の場合、第2の装置1403)にSL-CSIを報告(または、送信)できるだけでなく、基地局1401にもSL-CSIを報告(または、送信)できる。一実施形態に係る第1の装置1302は、モード1(MODE 1)端末に該当することができる。
一方、第1の装置1402がSL-CSIを第2の装置1303、1403及び/又は基地局1301、1401に報告する実施形態は、図13及び図14に限定されない。例えば、第1の装置1402は、基地局1401にのみSL-CSIを報告することもできる。
一方、図14では、第1の装置1402が第2の装置1403にSL-CSIを先に報告した後(S1440)、基地局1401にSL-CSIを報告(S1470)することと記載されているが、実施形態は、これに限定されない。例えば、第1の装置1402は、基地局1401にSL-CSIを先に報告した後、第2の装置1403にSL-CSIを報告することができる。また、当該技術分野の通常の技術者は、図13及び図14に表示された図面符号により動作順序が制限され得ないことを容易に理解するであろう。
図14のS1410~S1440は、図13のS1310~S1340と同一または類似した機能を果たすので、S1410~S1440についての説明は省略する。
ステップS1450において、一実施形態に係る第1の装置1402は、第2のSRを基地局1401に送信することができる(S1450)。前記第2のSRは、SL資源に関する情報を取得するために、前記基地局1401に送信される第1のSRと相違することができる。
ステップS1460において、一実施形態に係る第1の装置1402は、前記基地局1401から、前記第2のSRに基づいて決定されたUL資源と関連した情報を受信できる(S1460)。一例示において、前記UL資源と関連した情報(または、UL資源に関する情報)は、前記基地局1401から送信されるULグラント(UL GRANT)に含まれることができる。
ステップS1470において、一実施形態に係る第1の装置1402は、SL CSIを基地局1401に送信(または、報告)することができる。一例示において、第1の装置1402は、前記基地局1401から受信した前記UL資源と関連した情報に基づいて導出されたUL資源上で、前記SL CSIを前記基地局1401に送信することができる。一例示において、前記SL CSIは、MAC CEを介して、前記UL資源上で前記第1の装置1402から前記基地局1401に送信されることができる。
図15は、本開示の一実施形態に係る第1の装置が資源選択に基づいて第2の装置にSL CSIを送信する過程を示す。
一実施形態に係る第1の装置1501は、図15に示されたように、基地局との通信結果に基づかず、他の端末(図15の場合、第2の装置1502)にSL-CSIを報告(または、送信)できる。一実施形態に係る第1の装置1501は、モード2(MODE 2)端末に該当することができる。
第1の装置1501が第2の装置1502にSL-CSIを報告する過程を具体化すれば、次のとおりである。
ステップS1510において、一実施形態に係る第1の装置1501は、第2の装置1502からSL CSI-RS及び/又はSL CSI要請を受信できる。一例示において、前記SL CSI-RS及び/又はSL CSI要請に基づいて、第1の装置1501でSL CSIの生成及び/又は送信(または、報告)がトリガーされ得る。ただし、ステップS1510は、第1の装置1501が第2の装置1502にSL CSIを送信するために要求される必須な手順ではない。一実施形態に係る第1の装置1501は、ステップS1510を除いた、ステップS1520~ステップS1540に基づいてSL CSIを送信することもできる。
一実施形態において、第1の装置1501のSL CSIの生成及び/又は送信(または、報告)は、SL資源が再選択された場合、SL CBR(Channel Busy Ratio)値が予め設定された閾値より増加された場合、RSRP(Reference Signal Received Power)値が予め設定された閾値より増加された場合、RSRP(Reference Signal Received Quality)値が予め設定された閾値より増加された場合、RSSI(Received Signal Strength Indicator)値が予め設定された閾値より増加された場合、SL CQI値が予め設定された閾値より増加された場合、SL PMI値が予め設定された閾値より増加された場合、SL RI値が予め設定された閾値より増加された場合、または端末間PC5 RRC連結(connection)が確立された場合のうち、少なくとも1つに基づいてトリガーされることができる。
ステップS1520において、一実施形態に係る第1の装置1501は、SL CSIを生成できる。一例示において、前記SL CSIは、前記第1の装置1501のPHY階層で生成されることができる。一例示において、前記SL CSIは、前記第1の装置1501のPHY階層から前記第1の装置1501のMAC階層に伝達されることができる。
ステップS1530において、一実施形態に係る第1の装置1501は、SL CSIを第2の装置1502に送信するためのSL資源を決定できる。
一実施形態において、SL CSIを第2の装置1502に送信するための前記SL資源は、事前構成(pre-configured)資源であることができる。
他の一実施形態において、SL CSIを第2の装置1502に送信するための前記SL資源は、資源選択(resource selection)に基づいて前記第1の装置1501により決定されたSL資源であることができる。
ステップS1540において、一実施形態に係る第1の装置1501は、前記SL資源を介してSL CSIを第2の装置1502に送信することができる。一例示において、前記SL CSIは、前記SL資源上でMAC CEを介して第2の装置1502に送信されることができる。一例示において、前記SL CSIは、資源選択に基づいて決定されたSL資源上で、MAC CEを介して第2の装置1502に送信されることができる。
図16は、本開示の一実施形態に係る第1の装置の動作を示すフローチャートである。
図16のフローチャートに開示された動作は、本開示の様々な実施形態と結合して行われることができる。一例示において、図16のフローチャートに開示された動作は、図18~図23に示された装置のうち、少なくとも1つに基づいて行われることができる。
ステップS1610において、一実施形態に係る第1の装置は、第1の装置及び第2の装置間のチャネル状態と関連したSL CSIをMAC階層にてMAC CE形態で生成することができる。
ステップS1620において、一実施形態に係る第1の装置は、前記MAC CE形態の前記SL CSIに基づいてトリガーされた第1のSR(Scheduling Request)を基地局に送信することができる。
ステップS1630において、一実施形態に係る第1の装置は、前記基地局からSLグラント(SL GRANT)を受信できる。
ステップS1640において、一実施形態に係る第1の装置は、前記SLグラントと関連したSL資源上で前記SL CSIを第2の装置に送信することができる。
一実施形態に係る第1の装置は、第1の装置及び第2の装置間のチャネル状態と関連したSL CSIをMAC CE形態で生成することができる。
一実施形態に係る第1の装置は、前記SL CSIを前記第2の装置に送信することができる。
一実施形態において、前記SL CSIの前記生成及び前記SL CSIの前記第2の装置への前記送信は、前記SL CSIの報告トリガリング関連のPHY階層シグナリング(PHY LAYER SIGNALING)によってトリガーされることができる。
一実施形態において、前記MAC CE形態の前記SL CSIに関する優先順位(priority)は、事前に設定されることができる。すなわち、前記MAC CE形態の前記SL CSIに関する優先順位(priority)は、プリーディファインされることができる。前記MAC CE形態の前記SL CSIに関する前記優先順位は、基地局から設定されることができ、プリーコンフィギュレーション(pre-configuration)に基づくこともできる。
一実施形態に係る第1の装置は、第1のSR(Scheduling Request)を基地局に送信することができる。
一実施形態において、前記第1のSRは、前記SL CSIの報告トリガリング関連の前記PHY階層シグナリングによって生成された前記MAC CE形態の前記SL CSIによってトリガーされることができる。
一実施形態に係る第1の装置は、前記基地局からSLグラント(GRANT)を受信できる。前記SL CSIは、前記SLグラントと関連したSL資源上で前記MAC CEを介して前記第2の装置に送信されることができる。
一実施形態において、前記SLグラントは、前記基地局に送信された前記第1のSRと関連することができる。
一実施形態に係る第1の装置は、第2のSRを基地局に送信し、前記基地局からULグラント(UL GRANT)を受信し、前記ULグラントと関連したUL資源上で前記SL CSIを前記基地局に送信することができる。
一実施形態において、前記SL CSIは、前記UL資源上でMAC CEを介して前記基地局に送信されることができる。
一実施形態において、前記ULグラントは、前記第2のSRと関連することができる。
一実施形態において、前記SL CSIは、CQI(Channel Quality Indicator)、PMI(Precoding Matrix Indicator)、またはRI(Rank Indicator)のうち、少なくとも1つを含むことができる。
一実施形態において、前記SL CSIは、SL資源が再選択された場合、SL CBR(Channel Busy Ratio)値が予め設定された閾値より増加された場合、RSRP(Reference Signal Received Power)値が予め設定された閾値より増加された場合、RSRP(Reference Signal Received Quality)値が予め設定された閾値より増加された場合、RSSI(Received Signal Strength Indicator)値が予め設定された閾値より増加された場合、SL CQI値が予め設定された閾値より増加された場合、SL PMI値が予め設定された閾値より増加された場合、SL RI値が予め設定された閾値より増加された場合、または端末間PC5 RRC連結(connection)が確立された場合のうち、少なくとも1つに基づいて前記基地局に送信されることができる。
一実施形態に係る第1の装置は、資源選択(resource selection)に基づいて、前記SL CSIを前記第2の装置に送信するためのSL資源を決定でき、前記SL資源に基づいて、前記MAC CEを介して前記SL CSIを前記第2の装置に送信することができる。
一実施形態において、前記第1のSRの前記送信は、前記SL CSIの報告トリガリング関連の前記PHY階層シグナリングによってトリガーされることができる。
一実施形態において、前記第1のSRの前記送信をトリガーさせる前記SL CSI関連のBSR(Buffer Status Report)は定義されず、前記第1のSRの前記送信は、前記BSRによってトリガーされないことができる。
一実施形態において、前記第1のSRに関する第1のSR構成(configuration)と、BSR(Buffer Status Report)に基づいてトリガーされる第2のSRに関する第2のSR構成とは相違し、前記第2のSR構成と関連した前記BSRは、前記MAC CE形態の前記SL CSIと関連していないSLデータまたはULデータのうち、少なくとも1つと関連することができる。
例えば、SLデータと関連したSR設定(configuration)及びSL CSIと関連したSR設定が独立的にまたは相違するようにMODE 1 UEに対して設定される場合、MODE 1 UEは、下記のオプションの中で少なくともいずれか1つのオプションを適用できる。例えば、SR設定は、SR資源と関連した情報、周期と関連した情報、及び/又はスロットオフセットと関連した情報などを含むことができる。
1)第1オプション
例えば、MODE 1 UEがSLデータと関連した送信及びSL CSIと関連した送信を同時に行う場合、及び/又はMODE 1 UEがSLデータ及びSL CSIを1つのMAC PDU上にマルチプレクシングする場合、MODE 1 UEは、SLデータと関連したSR設定だけに基づいてSRを基地局に送信することができる。ここで、当該規則は、(SLデータとは異なるように)SL CSI関連のBSRが定義されなかった状況で有用であることができる。この場合、例えば、MODE 1 UEは、SL CSIと関連したSR設定基盤のSR送信を省略できる。
例えば、MODE 1 UEがSLデータと関連した送信及びSL CSIと関連した送信を同時に行う場合、及び/又はMODE 1 UEがSLデータ及びSL CSIを1つのMAC PDU上にマルチプレクシングする場合、MODE 1 UEは、SL CSIと関連したSR設定だけに基づいてSRを基地局に送信することができる。この場合、例えば、MODE 1 UEは、SLデータと関連したSR設定基盤のSR送信を省略できる。
2)第2オプション
例えば、MODE 1 UEがSLデータと関連した送信及びSL CSIと関連した送信を同時に行う場合、及び/又はMODE 1 UEがSLデータ及びSL CSIを1つのMAC PDU上にマルチプレクシングする場合、MODE 1 UEは、SL CSIと関連したSR設定基盤のSR送信及びSLデータと関連したSR設定基盤のSR送信を共に行うことができる。
3)第3オプション
例えば、MODE 1 UEがSLデータと関連した送信及びSL CSIと関連した送信を同時に行う場合、及び/又はMODE 1 UEがSLデータ及びSL CSIを1つのMAC PDU上にマルチプレクシングする場合、SLデータと関連したSR設定基盤のSR送信に要求される(プロセシング)遅延が、SL CSI報告関連の残った遅延バジェット(latency budget)として十分でない場合、MODE 1 UEは、第2オプション(あるいは、第1オプション)を適用できる。そうでない場合、MODE 1 UEは、第1オプション(あるいは、第2オプション)を適用できる。
本開示の一実施形態によって、SL通信を行う第1の装置が提供され得る。前記第1の装置は、命令語を格納する少なくとも1つのメモリ(at least one memory)、少なくとも1つの送受信機(at least one transceiver)、及び前記少なくとも1つのメモリと前記少なくとも1つの送受信機とを連結する少なくとも1つのプロセッサ(at least one processor)を備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、第1の装置及び第2の装置間のチャネル状態と関連したSL CSIをMAC階層にてMAC CE形態で生成し、前記MAC CE形態の前記SL CSIに基づいてトリガーされた第1のSR(Scheduling Request)を基地局に送信するように前記少なくとも1つの送受信機を制御し、前記基地局からSLグラント(SL GRANT)を受信するように前記少なくとも1つの送受信機を制御し、前記SLグラントと関連したSL資源上で前記SL CSIを第2の装置に送信するように前記少なくとも1つの送受信機を制御することを特徴とすることができる。
本開示の一実施形態によって、第1の端末を制御する装置が提供され得る。前記装置は、少なくとも1つのプロセッサ(at least one processor)及び前記少なくとも1つのプロセッサにより実行可能に連結され、命令語(instructions)を格納する少なくとも1つのメモリ(at least one memory)を備え、前記少なくとも1つのプロセッサが前記命令語を実行することにより、前記第1の端末は、第1の装置及び第2の装置間のチャネル状態と関連したSL CSI MAC階層にてMAC CE形態で生成し、前記MAC CE形態の前記SL CSIに基づいてトリガーされた第1のSR(Scheduling Request)を基地局に送信し、前記基地局からSLグラントを受信し、前記SLグラントと関連したSL資源上で前記SL CSIを第2の装置に送信することができる。
一例示において、前記実施形態の前記第1の端末は、本開示の全般に記載された第1の装置を表すことができる。一例示において、前記第1の端末を制御する前記装置内の前記少なくとも1つのプロセッサ、前記少なくとも1つのメモリなどは、各々別のサブチップ(subchip)で実現されることができ、または少なくとも2つ以上の構成要素が1つのサブチップを介して実現されることもできる。
本開示の一実施形態によって、命令語(instructions)を格納する非-一時的(non-transitory)コンピュータ読み取り可能格納媒体(storage medium)が提供され得る。少なくとも1つのプロセッサにより前記命令語が実行されることに基づいて、第1の装置により、前記第1の装置及び第2の装置間のチャネル状態と関連したSL CSIがMAC階層にてMAC CE形態で生成され、前記第1の装置により、前記MAC CE形態の前記SL CSIに基づいてトリガーされた第1のSR(Scheduling Request)が基地局に送信され、前記第1の装置により、前記基地局から送信されたSLグラントが受信され、前記第1の装置により、前記SLグラントと関連したSL資源上で前記SL CSIが第2の装置に送信されることができる。
図17は、本開示の一実施形態に係る第2の装置の動作を示すフローチャートである。
図17のフローチャートに開示された動作は、本開示の様々な実施形態と結合して行われることができる。一例示において、図17のフローチャートに開示された動作は、図18~図23に示された装置のうち、少なくとも1つに基づいて行われることができる。
ステップS1710において、一実施形態に係る第2の装置は、第1の装置及び前記第2の装置間のチャネル状態と関連したSL CSIを前記第1の装置から受信することができる。
一実施形態において、前記第1の装置のSR(Scheduling Request)は、前記第1の装置のMAC(Medium Access Control)階層にてMAC CE形態で生成された前記SL CSIによってトリガーされることができる。前記SL CSIは、前記第1の装置が基地局から受信したSLグラントと関連したSL資源上で受信されることができる。
一実施形態において、前記SL CSIの前記生成及び前記SL CSIの前記第2の装置への前記送信は、前記SL CSIの報告トリガリング関連のPHY階層シグナリング(PHY LAYER SIGNALING)によってトリガーされることができる。
一実施形態において、前記MAC CE形態の前記SL CSIに関する優先順位(priority)は、事前に設定されることができる。すなわち、前記MAC CE形態の前記SL CSIに関する優先順位(priority)は、プリーディファインされることができる。前記MAC CE形態の前記SL CSIに関する前記優先順位は、基地局から設定されることができ、プリーコンフィギュレーション(pre-configuration)に基づくこともできる。
一実施形態に係る第1の装置は、第1のSR(Scheduling Request)を基地局に送信することができる。
一実施形態において、前記第1のSRは、前記SL CSIの報告トリガリング関連の前記PHY階層シグナリングにより生成された前記MAC CE形態の前記SL CSIによってトリガーされることができる。
一実施形態に係る第1の装置は、前記基地局からSLグラント(GRANT)を受信できる。前記SL CSIは、前記SLグラントと関連したSL資源上で前記MAC CEを介して前記第2の装置に送信されることができる。
一実施形態において、前記SLグラントは、前記基地局に送信された前記第1のSRと関連することができる。
一実施形態に係る第1の装置は、第2のSRを基地局に送信し、前記基地局からULグラント(UL GRANT)を受信し、前記ULグラントと関連したUL資源上で前記SL CSIを前記基地局に送信することができる。
一実施形態において、前記SL CSIは、前記UL資源上でMAC CEを介して前記基地局に送信されることができる。
一実施形態において、前記ULグラントは、前記第2のSRと関連することができる。
一実施形態において、前記SL CSIは、CQI(Channel Quality Indicator)、PMI(Precoding Matrix Indicator)、またはRI(Rank Indicator)のうち、少なくとも1つを含むことができる。
一実施形態において、前記SL CSIは、SL資源が再選択された場合、SL CBR(Channel Busy Ratio)値が予め設定された閾値より増加された場合、RSRP(Reference Signal Received Power)値が予め設定された閾値より増加された場合、RSRP(Reference Signal Received Quality)値が予め設定された閾値より増加された場合、RSSI(Received Signal Strength Indicator)値が予め設定された閾値より増加された場合、SL CQI値が予め設定された閾値より増加された場合、SL PMI値が予め設定された閾値より増加された場合、SL RI値が予め設定された閾値より増加された場合、または端末間PC5 RRC連結(connection)が確立された場合のうち、少なくとも1つに基づいて、前記基地局に送信されることができる。
一実施形態に係る第1の装置は、資源選択(resource selection)に基づいて、前記SL CSIを前記第2の装置に送信するためのSL資源を決定でき、前記SL資源に基づいて、前記MAC CEを介して前記SL CSIを前記第2の装置に送信することができる。
一実施形態において、前記第1のSRの前記送信は、前記SL CSIの報告トリガリング関連の前記PHY階層シグナリングによってトリガーされることができる。
一実施形態において、前記第1のSRの前記送信をトリガーさせる前記SL CSI関連のBSR(Buffer Status Report)は定義されず、前記第1のSRの前記送信は、前記BSRによってトリガーされないことができる。
一実施形態において、前記第1のSRに関する第1のSR構成(configuration)と、BSR(Buffer Status Report)に基づいてトリガーされる第2のSRに関する第2のSR構成とは相違し、前記第2のSR構成と関連した前記BSRは、前記MAC CE形態の前記SL CSIと関連していないSLデータまたはULデータのうち、少なくとも1つと関連することができる。
例えば、SLデータと関連したSR設定(configuration)及びSL CSIと関連したSR設定が独立的にまたは相違するようにMODE 1 UEに対して設定される場合、MODE 1 UEは、下記のオプションの中で少なくともいずれか1つのオプションを適用できる。例えば、SR設定は、SR資源と関連した情報、周期と関連した情報及び/又はスロットオフセットと関連した情報などを含むことができる。
1)第1オプション
例えば、MODE 1 UEがSLデータと関連した送信及びSL CSIと関連した送信を同時に行う場合、及び/又はMODE 1 UEがSLデータ及びSL CSIを1つのMAC PDU上にマルチプレクシングする場合、MODE 1 UEは、SLデータと関連したSR設定だけに基づいてSRを基地局に送信することができる。ここで、当該規則は、(SLデータとは異なるように)SL CSI関連のBSRが定義されなかった状況で有用であることができる。この場合、例えば、MODE 1 UEは、SL CSIと関連したSR設定基盤のSR送信を省略できる。
例えば、MODE 1 UEがSLデータと関連した送信及びSL CSIと関連した送信を同時に行う場合、及び/又はMODE 1 UEがSLデータ及びSL CSIを1つのMAC PDU上にマルチプレクシングする場合、MODE 1 UEは、SL CSIと関連したSR設定だけに基づいてSRを基地局に送信することができる。この場合、例えば、MODE 1 UEは、SLデータと関連したSR設定基盤のSR送信を省略できる。
2)第2オプション
例えば、MODE 1 UEがSLデータと関連した送信及びSL CSIと関連した送信を同時に行う場合、及び/又はMODE 1 UEがSLデータ及びSL CSIを1つのMAC PDU上にマルチプレクシングする場合、MODE 1 UEは、SL CSIと関連したSR設定基盤のSR送信及びSLデータと関連したSR設定基盤のSR送信を共に行うことができる。
3)第3オプション
例えば、MODE 1 UEがSLデータと関連した送信及びSL CSIと関連した送信を同時に行う場合、及び/又はMODE 1 UEがSLデータ及びSL CSIを1つのMAC PDU上にマルチプレクシングする場合、SLデータと関連したSR設定基盤のSR送信に要求される(プロセシング)遅延が、SL CSI報告関連の残った遅延バジェット(latency budget)として十分でない場合、MODE 1 UEは、第2オプション(あるいは、第1オプション)を適用できる。そうでない場合、MODE 1 UEは、第1オプション(あるいは、第2オプション)を適用できる。
本開示の一実施形態によれば、SL通信を行う第2の装置が提供される。前記第2の装置は、命令語を格納する少なくとも1つのメモリ(at least one memory)、少なくとも1つの送受信機(at least one transceiver)、及び前記少なくとも1つのメモリと前記少なくとも1つの送受信機とを連結する少なくとも1つのプロセッサ(at least one processor)を備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、第1の装置及び前記第2の装置間のチャネル状態と関連したSL CSIを前記第1の装置から受信するように前記少なくとも1つの送受信機を制御し、前記第1の装置のSR(Scheduling Request)は、前記第1の装置のMAC(Medium Access Control)階層にてMAC CE形態で生成された前記SL CSIによってトリガーされ、前記SL CSIは、前記第1の装置が基地局から受信したSLグラントと関連したSL資源上で受信されることを特徴とする。
本開示の様々な実施形態は、独立的に実現されることができる。または、本開示の様々な実施形態は、相互組み合わせまたは併合されて実現されることができる。例えば、本開示の様々な実施形態は、説明の便宜のために3GPPシステムに基づいて説明されたが、本開示の様々な実施形態は、3GPPシステム外に他のシステムに拡張可能である。例えば、本開示の様々な実施形態は、端末間の直接通信にのみ制限されるものではなく、アップリンクまたはダウンリンクでも使われることができ、このとき、基地局や中継ノードなどが本開示の様々な実施形態に係る提案した方法を使用することができる。例えば、本開示の様々な実施形態に係る方法が適用されるかどうかに対する情報は、基地局が端末にまたは送信端末が受信端末に、事前に定義されたシグナル(例えば、物理階層シグナルまたは上位階層シグナル)を介して知らせるように定義されることができる。例えば、本開示の様々な実施形態に係る規則に対する情報は、基地局が端末にまたは送信端末が受信端末に、事前に定義されたシグナル(例えば、物理階層シグナルまたは上位階層シグナル)を介して知らせるように定義されることができる。例えば、本開示の様々な実施形態のうち、一部実施形態は、リソース割当モード1にのみ限定的に適用されることができる。例えば、本開示の様々な実施形態のうち、一部実施形態は、リソース割当モード2にのみ限定的に適用されることができる。
以下、本開示の様々な実施形態が適用されることができる装置に対して説明する。
これに制限されるものではなく、本文書に開示された様々な説明、機能、手順、提案、方法及び/又は動作流れ図は、機器間に無線通信/連結(例えば、5G)を必要とする様々な分野に適用されることができる。
以下、図面を参照してより具体的に例示する。以下の図面/説明で同じ図面符号は、異なるように記述しない限り、同じ、または対応されるハードウェアブロック、ソフトウェアブロックまたは機能ブロックを例示することができる。
図18は、本開示の一実施形態に係る、通信システム1を示す。
図18に示すように、本開示の様々な実施形態が適用される通信システム1は、無線機器、基地局、及びネットワークを含む。ここで、無線機器は、無線接続技術(例えば、5G NR(New RAT)、LTE(Long Term Evolution))を利用して通信を実行する機器を意味し、通信/無線/5G機器と呼ばれる。これに制限されるものではなく、無線機器は、ロボット100a、車両100b-1、100b-2、XR(eXtended Reality)機器100c、携帯機器(Hand-held device)100d、家電100e、IoT(Internet of Thing)機器100f、AI機器/サーバ400を含むことができる。例えば、車両は、無線通信機能が備えられた車両、自律走行車両、車両間の通信を実行することができる車両などを含むことができる。ここで、車両は、UAV(Unmanned Aerial Vehicle)(例えば、ドローン)を含むことができる。XR機器は、AR(Augmented Reality)/VR(Virtual Reality)/MR(Mixed Reality)機器を含み、HMD(Head-Mounted Device)、車両に備えられたHUD(Head-Up Display)、テレビ、スマートフォン、コンピュータ、ウェアラブルデバイス、家電機器、デジタルサイネージ(signage)、車両、ロボットなどの形態で実現されることができる。携帯機器は、スマートフォン、スマートパッド、ウェアラブル機器(例えば、スマートウォッチ、スマートグラス)、コンピュータ(例えば、ノートブック等)などを含むことができる。家電は、TV、冷蔵庫、洗濯機などを含むことができる。IoT機器は、センサ、スマートメーターなどを含むことができる。例えば、基地局、ネットワークは、無線機器で実現されることができ、特定無線機器200aは、他の無線機器に基地局/ネットワークノードとして動作することもできる。
無線機器100a~100fは、基地局200を介してネットワーク300と連結されることができる。無線機器100a~100fにはAI(Artificial Intelligence)技術が適用されることができ、無線機器100a~100fは、ネットワーク300を介してAIサーバ400と連結されることができる。ネットワーク300は、3Gネットワーク、4G(例えば、LTE)ネットワークまたは5G(例えば、NR)ネットワークなどを利用して構成されることができる。無線機器100a~100fは、基地局200/ネットワーク300を介して互いに通信することもできるが、基地局/ネットワークを介することなく、直接通信(例えば、サイドリンク通信(sidelink communication))することもできる。例えば、車両100b-1、100b-2は、直接通信(例えば、V2V(Vehicle to Vehicle)/V2X(Vehicle to everything)communication)をすることができる。また、IoT機器(例えば、センサ)は、他のIoT機器(例えば、センサ)または他の無線機器100a~100fと直接通信をすることができる。
無線機器100a~100f/基地局200、基地局200/基地局200間には無線通信/連結150a、150b、150cが行われることができる。ここで、無線通信/連結は、アップリンク/ダウンリンク通信150a、サイドリンク通信150b(または、D2D通信)、及び基地局間の通信150c(例えば、relay、IAB(Integrated Access Backhaul)のような様々な無線接続技術(例えば、5G NR)を介して行われることができる。無線通信/連結150a、150b、150cを介して無線機器と基地局/無線機器、基地局と基地局は、互いに無線信号を送信/受信することができる。例えば、無線通信/連結150a、150b、150cは、様々な物理チャネルを介して信号を送信/受信することができる。そのために、本開示の様々な提案に基づいて、無線信号の送信/受信のための様々な構成情報設定過程、様々な信号処理過程(例えば、チャネルエンコーディング/デコーディング、変調/復調、リソースマッピング/デマッピング等)、リソース割当過程などのうち少なくとも一部が実行されることができる。
図19は、本開示の一実施形態に係る、無線機器を示す。
図19に示すように、第1の無線機器100と第2の無線機器200は、様々な無線接続技術(例えば、LTE、NR)を介して無線信号を送受信することができる。ここで、{第1の無線機器100、第2の無線機器200}は、図18の{無線機器100x、基地局200}及び/又は{無線機器100x、無線機器100x}に対応することができる。
第1の無線機器100は、1つ以上のプロセッサ102及び1つ以上のメモリ104を含み、追加的に1つ以上の送受信機106及び/又は1つ以上のアンテナ108をさらに含むことができる。プロセッサ102は、メモリ104及び/又は送受信機106を制御し、本文書に開示された説明、機能、手順、提案、方法及び/又は動作流れ図を実現するように構成されることができる。例えば、プロセッサ102は、メモリ104内の情報を処理して第1の情報/信号を生成した後、送受信機106を介して第1の情報/信号を含む無線信号を送信することができる。また、プロセッサ102は、送受信機106を介して第2の情報/信号を含む無線信号を受信した後、第2の情報/信号の信号処理から得た情報をメモリ104に格納することができる。メモリ104は、プロセッサ102と連結されることができ、プロセッサ102の動作と関連した様々な情報を格納することができる。例えば、メモリ104は、プロセッサ102により制御されるプロセスのうち一部または全部を実行し、または本文書に開示された説明、機能、手順、提案、方法及び/又は動作流れ図を実行するための命令を含むソフトウェアコードを格納することができる。ここで、プロセッサ102とメモリ104は、無線通信技術(例えば、LTE、NR)を実現するように設計された通信モデム/回路/チップの一部である。送受信機106は、プロセッサ102と連結されることができ、1つ以上のアンテナ108を介して無線信号を送信及び/又は受信することができる。送受信機106は、送信機及び/又は受信機を含むことができる。送受信機106は、RF(Radio Frequency)ユニットと混用されることができる。本開示において、無線機器は、通信モデム/回路/チップを意味することもできる。
第2の無線機器200は、1つ以上のプロセッサ202、1つ以上のメモリ204を含み、追加的に1つ以上の送受信機206及び/又は1つ以上のアンテナ208をさらに含むことができる。プロセッサ202は、メモリ204及び/又は送受信機206を制御し、本文書に開示された説明、機能、手順、提案、方法及び/又は動作流れ図を実現するように構成されることができる。例えば、プロセッサ202は、メモリ204内の情報を処理して第3の情報/信号を生成した後、送受信機206を介して第3の情報/信号を含む無線信号を送信することができる。また、プロセッサ202は、送受信機206を介して第4の情報/信号を含む無線信号を受信した後、第4の情報/信号の信号処理から得た情報をメモリ204に格納することができる。メモリ204は、プロセッサ202と連結されることができ、プロセッサ202の動作と関連した様々な情報を格納することができる。例えば、メモリ204は、プロセッサ202により制御されるプロセスのうち一部または全部を実行し、または本文書に開示された説明、機能、手順、提案、方法及び/又は動作流れ図を実行するための命令を含むソフトウェアコードを格納することができる。ここで、プロセッサ202とメモリ204は、無線通信技術(例えば、LTE、NR)を実現するように設計された通信モデム/回路/チップの一部である。送受信機206は、プロセッサ202と連結されることができ、1つ以上のアンテナ208を介して無線信号を送信及び/又は受信することができる。送受信機206は、送信機及び/又は受信機を含むことができる送受信機206は、RFユニットと混用されることができる。本開示において、無線機器は、通信モデム/回路/チップを意味することもできる。
以下、無線機器100、200のハードウェア要素に対してより具体的に説明する。これに制限されるものではなく、1つ以上のプロトコル階層が1つ以上のプロセッサ102、202により実現されることができる。例えば、1つ以上のプロセッサ102、202は、1つ以上の階層(例えば、PHY、MAC、RLC、PDCP、RRC、SDAPのような機能的階層)を実現することができる。1つ以上のプロセッサ102、202は、本文書に開示された説明、機能、手順、提案、方法及び/又は動作流れ図によって、1つ以上のPDU(Protocol Data Unit)及び/又は1つ以上のSDU(Service Data Unit)を生成することができる。1つ以上のプロセッサ102、202は、本文書に開示された説明、機能、手順、提案、方法及び/又は動作流れ図によって、メッセージ、制御情報、データまたは情報を生成することができる。1つ以上のプロセッサ102、202は、本文書に開示された機能、手順、提案及び/又は方法によって、PDU、SDU、メッセージ、制御情報、データまたは情報を含む信号(例えば、ベースバンド信号)を生成し、1つ以上の送受信機106、206に提供できる。1つ以上のプロセッサ102、202は、1つ以上の送受信機106、206から信号(例えば、ベースバンド信号)を受信することができ、本文書に開示された説明、機能、手順、提案、方法及び/又は動作流れ図によって、PDU、SDU、メッセージ、制御情報、データまたは情報を取得することができる。
1つ以上のプロセッサ102、202は、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサまたはマイクロコンピュータと呼ばれる。1つ以上のプロセッサ102、202は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、またはこれらの組み合わせにより実現されることができる。一例として、1つ以上のASIC(Application Specific Integrated Circuit)、1つ以上のDSP(Digital Signal Processor)、1つ以上のDSPD(Digital Signal Processing Device)、1つ以上のPLD(Programmable Logic Device)または1つ以上のFPGA(Field Programmable Gate Arrays)が1つ以上のプロセッサ102、202に含まれることができる。本文書に開示された説明、機能、手順、提案、方法及び/又は動作流れ図は、ファームウェアまたはソフトウェアを使用して実現されることができ、ファームウェアまたはソフトウェアは、モジュール、手順、機能などを含むように実現されることができる。本文書に開示された説明、機能、手順、提案、方法及び/又は動作流れ図は、実行するように設定されたファームウェアまたはソフトウェアが1つ以上のプロセッサ102、202に含まれ、または1つ以上のメモリ104、204に格納されて1つ以上のプロセッサ102、202により駆動されることができる。本文書に開示された説明、機能、手順、提案、方法及び/又は動作流れ図は、コード、命令語及び/又は命令語の集合形態でファームウェアまたはソフトウェアを使用して実現されることができる。
1つ以上のメモリ104、204は、1つ以上のプロセッサ102、202と連結されることができ、様々な形態のデータ、信号、メッセージ、情報、プログラム、コード、指示及び/又は命令を格納することができる。1つ以上のメモリ104、204は、ROM、RAM、EPROM、フラッシュメモリ、ハードドライブ、レジスタ、キャッシュメモリ、コンピュータ読み取り格納媒体及び/又はこれらの組み合わせで構成されることができる。1つ以上のメモリ104、204は、1つ以上のプロセッサ102、202の内部及び/又は外部に位置できる。また、1つ以上のメモリ104、204は、有線または無線連結のような様々な技術を介して、1つ以上のプロセッサ102、202と連結されることができる。
1つ以上の送受信機106、206は、1つ以上の他の装置に本文での方法及び/又は動作流れ図等で言及されるユーザデータ、制御情報、無線信号/チャネルなどを送信することができる。1つ以上の送受信機106、206は、1つ以上の他の装置から本文書に開示された説明、機能、手順、提案、方法及び/又は動作流れ図等で言及されるユーザデータ、制御情報、無線信号/チャネルなどを受信することができる。例えば、1つ以上の送受信機106、206は、1つ以上のプロセッサ102、202と連結されることができ、無線信号を送受信することができる。例えば、1つ以上のプロセッサ102、202は、1つ以上の送受信機106、206が1つ以上の他の装置にユーザデータ、制御情報または無線信号を送信するように制御できる。また、1つ以上のプロセッサ102、202は、1つ以上の送受信機106、206が1つ以上の他の装置からユーザデータ、制御情報または無線信号を受信するように制御できる。また、1つ以上の送受信機106、206は、1つ以上のアンテナ108、208と連結されることができ、1つ以上のアンテナ108、208を介して本文書に開示された説明、機能、手順、提案、方法及び/又は動作流れ図等で言及されるユーザデータ、制御情報、無線信号/チャネルなどを送受信するように設定されることができる。本文書で、1つ以上のアンテナは、複数の物理アンテナであり、または複数の論理アンテナ(例えば、アンテナポート)である。1つ以上の送受信機106、206は、受信されたユーザデータ、制御情報、無線信号/チャネルなどを1つ以上のプロセッサ102、202を利用して処理するために、受信された無線信号/チャネルなどをRFバンド信号からベースバンド信号に変換(Convert)できる。1つ以上の送受信機106、206は、1つ以上のプロセッサ102、202を利用して処理されたユーザデータ、制御情報、無線信号/チャネルなどをベースバンド信号からRFバンド信号に変換できる。そのために、1つ以上の送受信機106、206は、(アナログ)オシレータ及び/又はフィルタを含むことができる。
図20は、本開示の一実施形態に係る、送信信号のための信号処理回路を示す。
図20に示すように、信号処理回路1000は、スクランブラ1010、変調器1020、レイヤマッパ1030、プリコーダ1040、リソースマッパ1050、信号生成器1060を含むことができる。これに制限されるものではなく、図20の動作/機能は、図19のプロセッサ102、202及び/又は送受信機106、206で実行されることができる。図20のハードウェア要素は、図19のプロセッサ102、202及び/又は送受信機106、206で実現されることができる。例えば、ブロック1010~1060は、図19のプロセッサ102、202で実現されることができる。また、ブロック1010~1050は、図17のプロセッサ102、202で実現され、ブロック1060は、図19の送受信機106、206で実現されることができる。
コードワードは、図20の信号処理回路1000を経て、無線信号に変換されることができる。ここで、コードワードは、情報ブロックの符号化されたビットシーケンスである。情報ブロックは、送信ブロック(例えば、UL-SCHの送信ブロック、DL-SCHの送信ブロック)を含むことができる。無線信号は、様々な物理チャネル(例えば、PUSCH、PDSCH)を介して送信されることができる。
具体的に、コードワードは、スクランブラ1010によりスクランブルされたビットシーケンスに変換されることができる。スクランブルに使われるスクランブルシーケンスは、初期化値に基づいて生成され、初期化値は、無線機器のID情報などが含まれることができる。スクランブルされたビットシーケンスは、変調器1020により変調シンボルシーケンスに変調されることができる。変調方式は、pi/2-BPSK(pi/2-Binary Phase Shift Keying)、m-PSK(m-Phase Shift Keying)、m-QAM(m-Quadrature Amplitude Modulation)などを含むことができる。複素変調シンボルシーケンスは、レイヤマッパ1030により1つ以上の送信レイヤにマッピングされることができる。各送信レイヤの変調シンボルは、プリコーダ1040により該当アンテナポート(ら)にマッピングされることができる(プリコーディング)。プリコーダ1040の出力zは、レイヤマッパ1030の出力yをN*Mのプリコーディング行列Wと掛けて得られる。ここで、Nはアンテナポートの個数であり、Mは送信レイヤの個数である。ここで、プリコーダ1040は、複素変調シンボルに対するトランスフォーム(transform)プリコーディング(例えば、DFT変換)を実行した以後にプリコーディングを実行することができる。また、プリコーダ1040は、トランスフォームプリコーディングを実行せずにプリコーディングを実行することができる。
リソースマッパ1050は、各アンテナポートの変調シンボルを時間-周波数リソースにマッピングできる。時間-周波数リソースは、時間ドメインで複数のシンボル(例えば、CP-OFDMAシンボル、DFT-s-OFDMAシンボル)を含み、周波数ドメインで複数の副搬送波を含むことができる。信号生成器1060は、マッピングされた変調シンボルから無線信号を生成し、生成された無線信号は、各アンテナを介して他の機器へ送信されることができる。そのために、信号生成器1060は、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform)モジュール及びCP(Cyclic Prefix)挿入器、DAC(Digital-to-Analog Converter)、周波数アップリンク変換器(frequency uplink converter)などを含むことができる。
無線機器において、受信信号のための信号処理過程は、図20の信号処理過程1010~1060の逆で構成されることができる。例えば、無線機器(例えば、図19の100、200)は、アンテナポート/送受信機を介して外部から無線信号を受信することができる。受信された無線信号は、信号復元器を介してベースバンド信号に変換されることができる。そのために、信号復元器は、周波数ダウンリンク変換器(frequency downlink converter)、ADC(analog-to-digital converter)、CP除去器、FFT(Fast Fourier Transform)モジュールを含むことができる。以後、ベースバンド信号は、リソースデマッパ過程、ポストコーディング(postcoding)過程、復調過程、及びデスクランブル過程を経て、コードワードに復元されることができる。コードワードは、復号(decoding)を経て、元の情報ブロックに復元されることができる。したがって、受信信号のための信号処理回路(図示せず)は、信号復元器、リソースデマッパ、ポストコーダ、復調器、デスクランブラ、及び復号器を含むことができる。
図21は、本開示の一実施形態に係る、無線機器を示す。無線機器は、使用-例/サービスによって様々な形態で実現されることができる(図18参照)。
図21に示すように、無線機器100、200は、図19の無線機器100、200に対応し、様々な要素(element)、成分(component)、ユニット/部(unit)、及び/又はモジュール(module)で構成されることができる。例えば、無線機器100、200は、通信部110、制御部120、メモリ部130、及び追加要素140を含むことができる。通信部は、通信回路112及び送受信機(ら)114を含むことができる。例えば、通信回路112は、図19の1つ以上のプロセッサ102、202及び/又は1つ以上のメモリ104、204を含むことができる。例えば、送受信機(ら)114は、図19の1つ以上の送受信機106、206及び/又は1つ以上のアンテナ108、208を含むことができる。制御部120は、通信部110、メモリ部130、及び追加要素140と電気的に連結され、無線機器の諸般動作を制御する。例えば、制御部120は、メモリ部130に格納されたプログラム/コード/命令/情報に基づいて、無線機器の電気的/機械的動作を制御することができる。また、制御部120は、メモリ部130に格納された情報を通信部110を介して、外部(例えば、他の通信機器)に無線/有線インターフェースを介して送信し、または通信部110を介して、外部(例えば、他の通信機器)から無線/有線インターフェースを介して受信された情報をメモリ部130に格納することができる。
追加要素140は、無線機器の種類によって多様に構成されることができる。例えば、追加要素140は、パワーユニット/バッテリ、入出力部(I/O unit)、駆動部、及びコンピューティング部のうち少なくとも1つを含むことができる。これに制限されるものではなく、無線機器は、ロボット(図18の100a)、車両(図18の100b-1、100b-2)、XR機器(図18の100c)、携帯機器(図18の100d)、家電(図18の100e)、IoT機器(図18の100f)、デジタル放送用端末、ホログラム装置、公共安全装置、MTC装置、医療装置、フィンテック装置(または、金融装置)、セキュリティ装置、気候/環境装置、AIサーバ/機器(図18の400)、基地局(図18の200)、ネットワークノードなどの形態で実現されることができる。無線機器は、使用-例/サービスによって、移動可能であり、または固定された場所で使われることができる。
図21において、無線機器100、200内の様々な要素、成分、ユニット/部、及び/又はモジュールは、全体が有線インターフェースを介して相互連結され、または少なくとも一部が通信部110を介して無線で連結されることができる。例えば、無線機器100、200内で制御部120と通信部110は有線で連結され、制御部120と第1のユニット(例えば、130、140)は、通信部110を介して無線で連結されることができる。また、無線機器100、200内の各要素、成分、ユニット/部、及び/又はモジュールは、1つ以上の要素をさらに含むことができる。例えば、制御部120は、1つ以上のプロセッサの集合で構成されることができる。例えば、制御部120は、通信制御プロセッサ、アプリケーションプロセッサ(Application processor)、ECU(Electronic Control Unit)、グラフィック処理プロセッサ、メモリ制御プロセッサなどの集合で構成されることができる。他の例として、メモリ部130は、RAM(Random Access Memory)、DRAM(Dynamic RAM)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ(flash memory)、揮発性メモリ(volatile memory)、非-揮発性メモリ(non-volatile memory)及び/又はこれらの組み合わせで構成されることができる。
以下、図21の実現例に対して、他の図面を参照してより詳細に説明する。
図22は、本開示の一実施形態に係る、携帯機器を示す。携帯機器は、スマートフォン、スマートパッド、ウェアラブル機器(例えば、スマートウォッチ、スマートグラス)、携帯用コンピュータ(例えば、ノートブック等)を含むことができる。携帯機器は、MS(Mobile Station)、UT(user terminal)、MSS(Mobile Subscriber Station)、SS(Subscriber Station)、AMS(Advanced Mobile Station)またはWT(Wireless terminal)と呼ばれる。
図22に示すように、携帯機器100は、アンテナ部108、通信部110、制御部120、メモリ部130、電源供給部140a、インターフェース部140b、及び入出力部140cを含むことができる。アンテナ部108は、通信部110の一部で構成されることができる。ブロック110~130/140a~140cは、各々、図21のブロック110~130/140に対応する。
通信部110は、他の無線機器、基地局と信号(例えば、データ、制御信号等)を送受信することができる。制御部120は、携帯機器100の構成要素を制御し、様々な動作を実行することができる。制御部120は、AP(Application Processor)を含むことができる。メモリ部130は、携帯機器100の駆動に必要なデータ/パラメータ/プログラム/コード/命令を格納することができる。また、メモリ部130は、入/出力されるデータ/情報などを格納することができる。電源供給部140aは、携帯機器100に電源を供給し、有/無線充電回路、バッテリなどを含むことができる。インターフェース部140bは、携帯機器100と他の外部機器の連結をサポートすることができる。インターフェース部140bは、外部機器との連結のための様々なポート(例えば、オーディオの入/出力ポート、ビデオの入/出力ポート)を含むことができる。入出力部140cは、映像情報/信号、オーディオ情報/信号、データ、及び/又はユーザから入力される情報の入力を受け、または出力することができる。入出力部140cは、カメラ、マイクロフォン、ユーザ入力部、ディスプレイ部140d、スピーカー及び/又はハプティックモジュールなどを含むことができる。
一例として、データ通信の場合、入出力部140cは、ユーザから入力された情報/信号(例えば、タッチ、文字、音声、イメージ、ビデオ)を取得し、取得された情報/信号は、メモリ部130に格納されることができる。通信部110は、メモリに格納された情報/信号を無線信号に変換し、変換された無線信号を他の無線機器に直接送信し、または基地局に送信できる。また、通信部110は、他の無線機器または基地局から無線信号を受信した後、受信された無線信号を元の情報/信号に復元できる。復元された情報/信号は、メモリ部130に格納された後、入出力部140cを介して様々な形態(例えば、文字、音声、イメージ、ビデオ、ハプティック)で出力されることができる。
図23は、本開示の一実施形態に係る、車両または自律走行車両を示す。車両または自律走行車両は、移動型ロボット、車両、汽車、有/無人飛行体(Aerial Vehicle、AV)、船舶などで実現されることができる。
図23に示すように、車両または自律走行車両100は、アンテナ部108、通信部110、制御部120、駆動部140a、電源供給部140b、センサ部140c、及び自律走行部140dを含むことができる。アンテナ部108は、通信部110の一部で構成されることができる。ブロック110/130/140a~140dは、各々、図21のブロック110/130/140に対応する。
通信部110は、他の車両、基地局(例えば、基地局、路辺基地局(Road Side unit)等)、サーバなどの外部機器と信号(例えば、データ、制御信号等)を送受信することができる。制御部120は、車両または自律走行車両100の要素を制御し、様々な動作を実行することができる。制御部120は、ECU(Electronic Control Unit)を含むことができる。駆動部140aは、車両または自律走行車両100を地上で走行するようにすることができる。駆動部140aは、エンジン、モータ、パワートレイン、輪、ブレーキ、ステアリング装置などを含むことができる。電源供給部140bは、車両または自律走行車両100に電源を供給し、有/無線充電回路、バッテリなどを含むことができる。センサ部140cは、車両状態、周辺環境情報、ユーザ情報などを得ることができる。センサ部140cは、IMU(inertial measurement unit)センサ、衝突センサ、ホイールセンサ(wheel sensor)、速度センサ、傾斜センサ、重量検知センサ、ヘッディングセンサ(heading sensor)、ポジションモジュール(position module)、車両の前進/後進センサ、バッテリセンサ、燃料センサ、タイヤセンサ、ステアリングセンサ、温度センサ、湿度センサ、超音波センサ、照度センサ、ペダルポジションセンサなどを含むことができる。自律走行部140dは、走行中である車線を維持する技術、アダプティブクルーズコントロールのように速度を自動で調節する技術、決められた経路に沿って自動で走行する技術、目的地が設定されると、自動で経路を設定して走行する技術などを実現することができる。
一例として、通信部110は、外部サーバから地図データ、交通情報データなどを受信することができる。自律走行部140dは、取得されたデータに基づいて自律走行経路とドライビングプランを生成することができる。制御部120は、ドライビングプランによって車両または自律走行車両100が自律走行経路に沿って移動するように駆動部140aを制御することができる(例えば、速度/方向調節)。自律走行途中、通信部110は、外部サーバから最新の交通情報データを非/周期的に取得し、周辺車両から周辺交通情報データを取得することができる。また、自律走行途中、センサ部140cは、車両状態、周辺環境情報を取得することができる。自律走行部140dは、新しく取得されたデータ/情報に基づいて自律走行経路とドライビングプランを更新することができる。通信部110は、車両位置、自律走行経路、ドライビングプランなどに対する情報を外部サーバに伝達できる。外部サーバは、車両または自律走行車両から収集された情報に基づいて、AI技術などを利用して交通情報データをあらかじめ予測でき、予測された交通情報データを車両または自律走行車両に提供できる。
開示の権利範囲は、後述する特許請求の範囲により示されることができ、特許請求の範囲の意味及び範囲、並びにその均等概念から導出される全ての変更または変形された形態が本開示の範囲に含まれることができると解釈されなければならない。
本明細書に記載された請求項は、様々な方式に組み合わせ可能である。例えば、本明細書の方法請求項の技術的特徴が組み合わせられて装置で実現されることができ、本明細書の装置請求項の技術的特徴が組み合わせられて方法で実現されることができる。また、本明細書の方法請求項の技術的特徴と装置請求項の技術的特徴が組み合わせられて装置で実現されることができ、本明細書の方法請求項の技術的特徴と装置請求項の技術的特徴が組み合わせられて方法で実現されることができる。