JP2022519555A - ランダムアクセスメッセージの伝送方法及び機器 - Google Patents

ランダムアクセスメッセージの伝送方法及び機器 Download PDF

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Abstract

本開示の実施例は、ランダムアクセスメッセージの伝送方法及び機器を開示しており、前記方法は、物理ランダムアクセスチャネルPRACH及び物理上りリンク共有チャネルPUSCHのうち、少なくとも1つに対応するランダムアクセスメッセージの伝送機会から、有効伝送機会を確定することと、前記有効伝送機会にて前記ランダムアクセスメッセージを伝送することとを含む。

Description

(関連出願の相互参照)
本願は、2019年2月1日に中国で出願された中国特許出願第201910105105.6の優先権を主張し、その内容の全ては、参照により本願に組み込まれる。
本開示の実施例は、通信分野に関し、特に、ランダムアクセスメッセージの伝送方法及び機器に関する。
関連技術では、ランダムアクセス手順は、4ステップランダムアクセスと、2ステップランダムアクセスとに分けることができる。2ステップランダムアクセス手順において、端末機器は、最初にランダムアクセスメッセージをネットワーク機器に送信するが、上記ランダムアクセスメッセージは、下りリンクデータと衝突する可能性がある。端末機器が、衝突する可能性のある伝送機会にてランダムアクセスメッセージを送信すると、ネットワーク機器の下りリンクデータ送信に干渉してしまうとともに、当該端末機器の下りリンクデータ受信にも影響を与える恐れがある。
本開示の実施例の目的は、2ステップランダムアクセス手順において、ランダムアクセスメッセージが下りリンクデータ伝送に干渉する恐れがあるという問題を解決するためのランダムアクセスメッセージの伝送方法及び機器を提供することにある。
第一局面は、端末機器によって実行されるランダムアクセスメッセージの伝送方法であって、物理ランダムアクセスチャネルPRACH(physical random access channel)及び物理上りリンク共有チャネルPUSCH(physical uplink shared channel)のうち、少なくとも1つに対応するランダムアクセスメッセージの伝送機会から、有効伝送機会を確定することと、前記有効伝送機会にて前記ランダムアクセスメッセージを伝送することとを含む、ランダムアクセスメッセージの伝送方法を提供している。
第二局面は、PRACH及びPUSCHのうち、少なくとも1つに対応するランダムアクセスメッセージの伝送機会から、有効伝送機会を確定するための有効伝送機会確定モジュールと、前記有効伝送機会にて前記ランダムアクセスメッセージを伝送するための伝送モジュールとを含む、端末機器を提供している。
第三局面は、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶されて前記プロセッサ上で動作可能なプログラムとを含み、前記プログラムが前記プロセッサによって実行されると、第一局面に記載のランダムアクセスメッセージの伝送方法が実現される、端末機器を提供している。
第四局面は、コンピュータプログラムを記憶したコンピュータ読取可能な記憶媒体であって、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、第一局面に記載のランダムアクセスメッセージの伝送方法が実現される、コンピュータ読取可能な記憶媒体を提供している。
本開示のいくつかの実施例では、ランダムアクセスメッセージの伝送機会から、有効伝送機会を確定することで、確定された有効伝送機会にてランダムアクセスメッセージを伝送可能となり、ランダムアクセスメッセージ伝送による下りリンクデータ伝送への干渉を回避し、通信の有効性を向上させることができる。
ここで説明される図面は、本開示のさらなる理解を提供するためのものであり、本開示の一部を構成し、本開示の例示的な実施例及びその説明は、本開示を解釈するためのものであり、本開示に対する不適切な制限を設定しない。
本開示の一実施例によるランダムアクセスメッセージの伝送方法の模式的なフローチャートである。 本開示の若干の実施例におけるランダムアクセスメッセージの有効伝送機会の模式図である。 本開示の若干の実施例におけるランダムアクセスメッセージの有効伝送機会の模式図である。 本開示の若干の実施例におけるランダムアクセスメッセージの有効伝送機会の模式図である。 本開示の若干の実施例におけるランダムアクセスメッセージの有効伝送機会の模式図である。 本開示の若干の実施例におけるランダムアクセスメッセージの有効伝送機会の模式図である。 本開示の若干の実施例におけるランダムアクセスメッセージの有効伝送機会の模式図である。 本開示の若干の実施例におけるランダムアクセスメッセージの有効伝送機会の模式図である。 本開示の若干の実施例におけるランダムアクセスメッセージの有効伝送機会の模式図である。 本開示の若干の実施例におけるランダムアクセスメッセージの有効伝送機会の模式図である。 本開示の若干の実施例におけるランダムアクセスメッセージの有効伝送機会の模式図である。 本開示の若干の実施例におけるランダムアクセスメッセージの有効伝送機会の模式図である。 本開示の一実施例による端末機器の構造模式図である。 本開示の別の一実施例による端末機器の構造模式図である。
本開示の目的、技術案及び利点をより明確にするために、以下、本開示の具体的な実施例及び対応する図面を参照しながら、本開示の技術案を明確且つ完全に説明するが、明らかなことに、説明される実施例は、本開示の一部の実施例であり、すべての実施例ではない。本開示における実施例に基づいて、当業者によって創造的な労働を払わずに得られた他の実施例は、全て本開示の保護範囲に含まれるものとする。
理解されたいのは、本開示のいくつかの実施例に係る技術案は、例えば長期進化LTE(Long Term Evolution)時分割複信TDD(Time Division Duplex)、新しいラジオNR(New Radio)システムとも呼ばれる5Gシステム、又はその後の進化型通信システムといった様々な通信システムに適用可能である。
本開示のいくつかの実施例では、端末機器は、移動局MS(Mobile Station)、モバイル端末(Mobile Terminal)、モバイルフォン(Mobile Telephone)、ユーザ機器UE(User Equipment)、携帯電話(handset)及びポータブル機器(portable equipment)、車両(vehicle)等を含み得るが、これらに限定されない。当該端末機器は、無線アクセスネットワークRAN(Radio Access Network)を介して、1つ又は複数のコアネットワークと通信可能である。例えば、端末機器は、モバイルフォン(「セルラ」フォンとも称される)や、無線通信機能を持つコンピュータ等であってもよいし、ポータブル、ポケットサイズ、ハンドヘルド、コンピュータ内蔵又は車載のモバイル装置であってもよい。
図1に示すように、本開示の一実施例は、ランダムアクセスメッセージの伝送方法100を提供しており、当該方法は、端末機器によって実行可能であり、以下のステップS102及びS104を含む。
S102:ランダムアクセスメッセージの伝送機会から、有効伝送機会を確定することである。
本開示の各実施例で言及されるランダムアクセスメッセージは、物理ランダムアクセスチャネルPRACH(Physical Random Access CHannel)及び物理上りリンク共有チャネルPUSCH(Physical Uplink Shared CHannel)のうち、少なくとも1つに対応することが可能であり、つまり、ランダムアクセスメッセージは、PRACHに対応するものであるか、或いは、ランダムアクセスメッセージは、PUSCHに対応するものであるか、或いは、ランダムアクセスメッセージは、PRACH及びPUSCHに対応するものである。
2ステップランダムアクセス中に、端末機器から送信されるランダムアクセスメッセージが、PRACH及びPUSCHに対応するものであるとは、ランダムアクセスメッセージが、PRACH及びPUSCHにて搬送されることでもある。
ランダムアクセスメッセージがPRACH及びPUSCHに対応するものである場合、ランダムアクセスメッセージ内の対応する一部の内容、例えばプリアンブル(preamble)コードは、PRACHを介して伝送可能であり、ランダムアクセスメッセージ内の対応する他部の内容、例えば端末機器識別子又はセル無線ネットワーク一時識別子TC-RNTI(temporary cell radio network temporary identifier)等は、PUSCHを介して伝送可能である。
上記で言及したように、ランダムアクセスメッセージがPRACH及びPUSCHのうち、少なくとも1つに対応するものであり、それに応じて、ランダムアクセスメッセージの伝送機会は、PRACH伝送機会及びPUSCH伝送機会のうち、少なくとも1つに対応するものとなる。つまり、ランダムアクセスメッセージがPRACHに対応するものであれば、ランダムアクセスメッセージの伝送機会は、PRACH伝送機会に対応するものとなり、又は、ランダムアクセスメッセージがPUSCHに対応するものであれば、ランダムアクセスメッセージの伝送機会は、PUSCH伝送機会に対応するものとなり、又は、ランダムアクセスメッセージがPRACH及びPUSCHに対応するものであれば、ランダムアクセスメッセージの伝送機会は、PRACH伝送機会及びPUSCH伝送機会に対応するものとなる。
本開示のいくつかの実施例では、端末機器は、ランダムアクセスメッセージ(MsgAと略す)に対応するPUSCHを送信する前に、端末機器によるPUSCH伝送用のPUSCH伝送機会を取得することが可能である。ここで、当該PUSCH伝送機会は、ネットワーク機器によって予め設定可能であり、直交周波数分割多重OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)シンボルを1つ又は複数含んでもよい。
当該PUSCH伝送機会は、PRACH伝送機会に関連付けられてもよい。具体的に、1つのPUSCH伝送機会と1つのPRACH伝送機会とが関連付けられてもよいし、1つのPUSCH伝送機会と複数のPRACH伝送機会とが関連付けられてもよく、更に、複数のPUSCH伝送機会と1つのPRACH伝送機会と関連付けられるか、或いは、複数のPUSCH伝送機会と複数のPRACH伝送機会とが関連付けられてもよいが、ここでは、特に限定しない。
本開示のいくつかの実施例では、ランダムアクセスメッセージの伝送機会は、ブロードキャストメッセージによって設定されてもよい(例えば、システム情報ブロックSIB又はマスタ情報ブロックMIBによって設定される)。選択的に、一実施例では、ランダムアクセスメッセージの伝送機会は、周期的なものである。
ステップS102にて、有効伝送機会を具体的に確定する際、現在の伝送機会が有効伝送機会であるかを確定してもよく、そうであれば、ステップS104を実行し、そうでなければ、次の伝送機会が有効時刻であるかを、一周期内の有効伝送機会が確定されるまで判断し続ける。
本開示の各実施例で言及される有効伝送機会を確定する根拠としては、具体的に、当該伝送機会にて、ランダムアクセスメッセージ伝送が下りリンクデータに衝突せず、下りリンクデータの正常な伝送に干渉しないことであり、この場合、有効伝送機会と見なされる。逆の場合、無効伝送機会にて、ランダムアクセスメッセージ伝送は、下りリンクデータに衝突する可能性がある。
具体的に、ステップS102は、第一設定情報によって指示されたスロットフォーマット、第二設定情報によって指示されたスロットフォーマット、及び、同期信号ブロックSSB(Synchronization Signal Block)の伝送時刻(SSBの送信時刻であってもよいし、SSBの受信時刻であってもよい)のうち、少なくとも1つに従って、ランダムアクセスメッセージの伝送機会から、有効伝送機会を確定してもよく、ここで、前記第一設定情報は、セル固有の時分割複信TDD設定情報を含み、前記第二設定情報は、端末固有のTDD設定情報を含む。
例えば、ステップS102は、第一設定情報によって指示されたスロットフォーマットに従って、ランダムアクセスメッセージの伝送機会から、有効伝送機会を確定するか、或いは、第二設定情報によって指示されたスロットフォーマットに従って、ランダムアクセスメッセージの伝送機会から、有効伝送機会を確定するか、或いは、SSBの伝送時刻に従って、ランダムアクセスメッセージの伝送機会から、有効伝送機会を確定するか、或いは、第一設定情報によって指示されたスロットフォーマット、及び、第二設定情報によって指示されたスロットフォーマットに従って、ランダムアクセスメッセージの伝送機会から、有効伝送機会を確定するか、或いは、第一設定情報によって指示されたスロットフォーマット、及びSSBの伝送時刻に従って、ランダムアクセスメッセージの伝送機会から、有効伝送機会を確定するか、或いは、第二設定情報によって指示されたスロットフォーマット、及びSSBの伝送時刻に従って、ランダムアクセスメッセージの伝送機会から、有効伝送機会を確定するか、或いは、第一設定情報によって指示されたスロットフォーマット、第二設定情報によって指示されたスロットフォーマット、及びSSBの伝送時刻に従って、ランダムアクセスメッセージの伝送機会から、有効伝送機会を確定する。
S104:前記有効伝送機会にて前記ランダムアクセスメッセージを伝送することである。
本開示のいくつかの実施例によるランダムアクセスメッセージの伝送方法は、ランダムアクセスメッセージの伝送機会から、有効伝送機会を確定することで、確定された有効伝送機会にてランダムアクセスメッセージを伝送可能となり、ランダムアクセスメッセージ伝送による下りリンクデータ伝送への干渉を回避し、通信の有効性を向上させることができる。
選択的に、一実施例として、上記実施例のステップS102で言及されたランダムアクセスメッセージの伝送機会から、有効伝送機会を確定することは、具体的に、第一設定情報によって指示されたスロットフォーマットに従って、ランダムアクセスメッセージの伝送機会から、有効伝送機会を確定することであってもよく、例えば、ランダムアクセスメッセージの伝送機会が、第一設定情報によって指示された上りリンクシンボルに位置すれば、前記伝送機会が有効伝送機会であると確定し、ここで、前記第一設定情報は、セル固有の(cell-specific)時分割複信TDD設定情報を含む。
選択的に、一実施例として、上記実施例のステップS102で言及されたランダムアクセスメッセージの伝送機会から、有効伝送機会を確定することは、具体的に、ランダムアクセスメッセージの伝送機会が、下記プリセット条件の少なくとも1つを満たせば、前記伝送機会が有効伝送機会であると確定することであってもよく、
ここで、前記第一設定情報は、セル固有のTDD設定情報を含み、
上記で言及されたプリセット条件は、以下の1)~3)を含む。
1)1スロット内では、ランダムアクセスメッセージの伝送機会が、SSBの伝送時刻の前に位置しないこと。具体的に、上記伝送機会がSSBの伝送時刻の後に位置してもよい。又は、
2)ランダムアクセスメッセージの伝送機会と第一プリセット時刻との間の時間間隔が第一プリセット値以上であり、前記第一プリセット時刻が、前記伝送機会の前の直近の下りリンクシンボルの時間領域位置であること。第一プリセット値の具体的な数値については、その後の実施例にて紹介する。又は、
3)ランダムアクセスメッセージの伝送機会と第二プリセット時刻との間の時間間隔が第一プリセット値以上であり、前記第二プリセット時刻が、前記伝送機会の前の直近のSSBの伝送時刻であること。具体的に、上記第二プリセット時刻は、SSBを送信する最後のシンボル又はSSBを受信する最後のシンボルの時間領域位置であってもよい。
上記で言及されたランダムアクセスメッセージの伝送機会が、プリセット条件の少なくとも1つを満たせば、前記伝送機会が有効伝送機会であると確定することは、具体的に、ランダムアクセスメッセージの伝送機会が、第一設定情報によって指示された上りリンクシンボルに位置せず、且つ上記プリセット条件の少なくとも1つを満たせば、前記伝送機会が有効伝送機会であると確定することであってもよい。
TDDの場合、1スロット(slot)には、下りリンク(downlink)直交周波数分割多重OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)シンボル、上りリンク(uplink)OFDMシンボル、及び、フレキシブル(flexible)OFDMシンボルが含まれ得る。ランダムアクセスメッセージの伝送機会が、第一設定情報によって指示された下りリンクシンボルに位置することがない点を考慮すれば、上記で言及されたランダムアクセスメッセージの伝送機会が、第一設定情報によって指示された上りリンクシンボルに位置しないことは、具体的に、ランダムアクセスメッセージの伝送機会が、第一設定情報によって指示されたフレキシブルシンボルに位置することを意味してもよい。
更に選択的に、上記で言及されたランダムアクセスメッセージの伝送機会が、第一設定情報によって指示された上りリンクシンボルに位置せず、且つプリセット条件の少なくとも1つを満たせば、前記伝送機会が有効伝送機会であると確定することは、ランダムアクセスメッセージの伝送機会が、第一設定情報によって指示された上りリンクシンボルに位置せず(具体的に、第一設定情報によって指示されたフレキシブルシンボルに位置してもよい)、前記伝送機会が、第二設定情報によって指示された上りリンクシンボル又はフレキシブルシンボルに位置し、且つ前記プリセット条件の少なくとも1つを満たせば、前記伝送機会が有効伝送機会であると確定することを含み、ここで、前記第二設定情報は、端末固有の(UE-specific)TDD設定情報を含む。
5G通信システムでは、端末機器又はネットワーク機器がアンライセンス周波数帯域で動作している場合、メッセージを送信する前にリスンビフォアトークLBT(Listen Before Talk)を行う必要があり、即ち、チャネルアイドル推定CCA(Clear Channel Assess)/拡張チャネルアイドル推定eCCA(extended Clear Channel Assess)によってチャネルを傍受し、エネルギー検出ED(Energy Detection)を行う必要があり、エネルギーが一定の閾値未満であれば、チャネルがアイドルであると判断され、伝送を開始可能となる。
LBTを行う回数を減らすために、SSBと残りの重要システム情報RMSI(Remaining system information)とは、融合されてディスカバリ信号DRS(Discovery Reference Signal)を形成して伝送されることになる。また、LBTの失敗に起因してDRSが伝送できなくなるという問題を軽減するために、5Gアンライセンス通信システムでは、DRS時間ウィンドウが導入されるようにし、ネットワーク機器は、LBTの結果に応じて、DRS時間ウィンドウ内の任意の特定位置でDRS伝送を開始することが可能である。
選択的に、端末機器がアンライセンス周波数帯域で作動すれば、上記実施例のステップS102で言及されたランダムアクセスメッセージの伝送機会から、有効伝送機会を確定することは、具体的に、ランダムアクセスメッセージの伝送機会が、DRS時間ウィンドウ内に位置すれば、前記伝送機会が無効伝送機会であると確定することを含んでもよい。
具体的に、1つのランダムアクセスメッセージの伝送機会については、当該伝送機会が時間領域にてDRS時間ウィンドウと重なるか、或いは部分的に重なれば、当該伝送機会は、無効伝送機会であると見なされる。
選択的に、上記実施例のステップS102で言及されたランダムアクセスメッセージの伝送機会から、有効伝送機会を確定することは、具体的に、端末機器がアンライセンス周波数帯域で作動し、且つ下記プリセット条件を満たせば、ランダムアクセスメッセージの伝送機会が有効伝送機会であると確定することを含んでもよく、上記プリセット条件は、1スロットslot内では、ランダムアクセスメッセージの伝送機会が、第三プリセット時刻の前に位置しないことと、ランダムアクセスメッセージの伝送機会と前記第三プリセット時刻との間の時間間隔が第二プリセット値以上であることとを含んでもよく、ここで、前記第三プリセット時刻は、SSB又はDRSの候補伝送時刻を含む。
選択的に、上記実施例のステップS102で言及されたランダムアクセスメッセージの伝送機会から、有効伝送機会を確定することは、具体的に、前記端末機器がアンライセンス周波数帯域で作動し、且つ下記プリセット条件を満たせば、ランダムアクセスメッセージの伝送機会が有効伝送機会であると確定することを含んでもよく、上記プリセット条件は、1スロットslot内では、ランダムアクセスメッセージの伝送機会が、第四プリセット時刻の前に位置しないことと、ランダムアクセスメッセージの伝送機会と前記第四プリセット時刻との間の時間間隔が第二プリセット値以上であることとを含んでもよく、ここで、前記第四プリセット時刻は、SSB又はDRSの実際伝送時刻を含む。
上記若干の実施例では、第一プリセット値及び第二プリセット値を言及しており、第一プリセット値と第二プリセット値とは、等しい数値であってもよいが、勿論、等しくない数値であってもよい。
選択的に、上記第一プリセット値及び前記第二プリセット値のうち、少なくとも1つは、1)事前定義されたものであるか、或いは、上りリンクタイミングアドバンスTA(Timing advance)及びプリセット値に従って確定されたものである。以下、上記第一プリセット値及び第二プリセット値について詳しく説明するが、以下のNgapは、第一プリセット値を指してもよいし、第二プリセット値を指してもよいことを留意されたい。
1)Ngapは、事前定義されたもので、サブキャリア間隔SCS(subcarrier spacing)に関係するものであり、具体的に、次の表を参照可能である。
Figure 2022519555000002
2)Ngapは、TA及びプリセット値Ngap,0に従って確定されたものである。
(1)TAが0であれば、Ngap=Ngap,0となり、プリセット値Ngap,0については、次の表を参照可能である。
(2)TAが0でなければ、Ngap=Ngap,0+TAPUSCHとなり、
ここで、TAPUSCHは、システム情報ブロックSIB又はマスタ情報ブロックMIBによって設定されたものであるか、或いは、
TAPUSCHは、端末機器が過去の時刻で取得した有効TAであってもよく、例えば、TAPUSCHは、端末機器が直近の接続状態で取得した最新の有効TA値である。
Figure 2022519555000003
本開示のいくつかの実施例によるランダムアクセスメッセージの伝送方法における有効伝送機会の確定方式を詳しく説明するために、以下、いくつかの具体的な実施例を挙げて紹介する。
一実施例では、端末機器にcell-specific TDD設定情報(即ち前述のいくつかの実施例で言及された第一設定情報、つまり、セル固有のTDD設定情報)が設定されており、且つ端末機器にUE-specific TDD設定情報(即ち前述のいくつかの実施例で言及された第二設定情報、つまり、端末固有のTDD設定情報)が設定されていなければ、以下の1、2に分けて紹介する。
1、PUSCHの伝送機会が、cell-specific TDD設定情報によって指示された上りリンクシンボルに位置すれば、当該PUSCH伝送機会が有効伝送機会となる。
詳しくは、図2を参照可能であり、ここで、セル固有のTDD設定情報の設定とは、cell-specific TDD設定情報によって設定されるシンボルフォーマットを指し、下りリンクシンボル(図中のD)、上りリンクシンボル(図中のU)、及びフレキシブルシンボル(図中のF)を含んでいる。
また、前述のいくつかの実施例で紹介したように、ランダムアクセスメッセージの伝送機は、PRACH伝送機会及びPUSCH伝送機会のうち、少なくとも1つに対応するものとなるが、図2以降の実施例は、ランダムアクセスメッセージの伝送機会がPUSCH伝送機会に対応するものである場合のみについて説明する。理解できるように、図2~図12に示す実施例は、同様に、ランダムアクセスメッセージの伝送機会がPRACH伝送機会に対応するものである場合と、ランダムアクセスメッセージの伝送機会がPRACH伝送機会及びPUSCH伝送機会に対応するものである場合とにも適用可能であるが、重複を回避するために、該当する説明を適宜に省略する。
2、PUSCHの伝送機会が、cell-specific TDD設定情報によって指示されたフレキシブルシンボルに位置すれば、
2.1、PUSCHの伝送機会とSSBの伝送時刻とが同じスロット内に位置せず、且つPUSCHの伝送機会と、その前の直近の下りリンクシンボルとの間の時間間隔がNgap以上である場合、当該PUSCH伝送機会が有効伝送機会となり、詳しくは、図3を参照可能である。
2.2、PUSCHの伝送機会と同期信号ブロックSSBの伝送時刻とが同じスロット内に位置し、PUSCHの伝送機会がSSBの伝送時刻の前に位置せず(即ちSSBの伝送時刻の後に位置し)、且つPUSCHの伝送機会と、前の下りリンクシンボル(Cell-specific TDD設定情報によって指示された下りリンクシンボル)又は前のSSBの伝送時刻(SSBの送信時刻)との時間間隔がNgap以上である場合、当該PUSCH伝送機会は有効となり、図4を参照されたい。
別の一実施例では、端末機器には、cell-specific TDD設定情報も、UE-specific TDD設定情報も設定されていなければ、
1、端末機器は、全ての時間領域位置がフレキシブルシンボルであると見なす。
2、PUSCHの伝送機会とSSBの伝送時刻とが同じスロットslotに位置しない場合、当該PUSCH伝送機会が有効伝送機会となり、図5を参照されたい。
3、PUSCHの伝送機会とSSBの伝送時刻とが同じスロットslotに位置し、PUSCHの伝送機会がSSBの伝送時刻の前に位置せず(即ちSSBの伝送時刻の後に位置し)、且つPUSCHの伝送機会と前のSSBの伝送時刻(受信時刻)との間の時間間隔がNgap以上である場合、当該PUSCH伝送機会が有効伝送機会となり、図6を参照されたい。
別の一実施例では、端末機器にcell-specific TDD設定情報が設定され、且つ当該端末機器にUE-specific TDD設定情報が設定されていれば、
1、PUSCHの伝送機会が、cell-specific TDD設定情報によって指示された上りリンクシンボルに位置する場合、当該PUSCH伝送機会が有効となり、図7を参照されたい。図7以降の図面内の端末固有のTDD設定情報によって設定されるシンボルフォーマットは、下りリンクシンボル(図中のD)、上りリンクシンボル(図中のU)、及びフレキシブルシンボル(図中のF)を含んでいる。
2、PUSCHの伝送機会が、cell-specific TDD設定情報によって指示されたフレキシブルシンボルに位置すれば、且つPUSCHの伝送機会が、UE-specific TDD設定情報によって指示されたフレキシブルシンボル(図8参照)、又は、UE-specific TDD設定情報によって指示された上りリンクシンボル(図9参照)に位置すれば、
2.1、PUSCHの伝送機会とSSBの伝送時刻とが同じスロットslotに位置せず、且つPUSCHの伝送機会と、その前の直近の下りリンクシンボル(Cell-specific TDD設定情報又はUE-specific TDD設定情報によって指示された下りリンクシンボル)との間の時間間隔がNgap以上である場合、当該PUSCH伝送機会が有効伝送機会となり、又は
2.2、PUSCHの伝送機会とSSBの伝送時刻とが同じスロット(slot)に位置し、以下の条件を満たす場合、当該PUSCH伝送機会が有効伝送機会となり、詳しくは、図10を参照されたい。上記条件は、
1)PUSCHの伝送機会が、SSBの伝送時刻の前に位置しないこと、即ちPUSCHの伝送機会が、SSBの伝送機会の後に位置することと、
2)PUSCHの伝送機会と、その前のSSBの伝送時刻(送信時刻)との間の時間間隔がNgap以上であることと、
3)PUSCHの伝送機会と、その前の直近の下りリンクシンボル(Cell-specific TDD設定情報又はUE-specific TDD設定情報によって指示された下りリンクシンボル)との間の時間間隔がNgap以上であることとを含む。
第四実施例:
端末機器にcell-specific TDD設定情報が設定されておらず(端末機器は、全てがフレキシブルシンボルであると仮定する)、端末機器にUE-specific TDD設定情報が設定されており、且つPUSCHの伝送機会が、UE-specific TDD設定情報によって指示されたフレキシブルシンボル又は上りリンクシンボルに位置すれば、
1、PUSCHの伝送機会とSSBの伝送時刻とが同じスロットに位置しない場合、当該PUSCHの伝送機会が有効伝送機会となり、図11を参照されたい。
2、PUSCHの伝送機会とSSBの伝送時刻とが同じスロットに位置し、以下の条件を満たす場合、当該PUSCHの伝送機会が有効伝送機会となり、図12を参照されたい。上記条件は、
1)PUSCHの伝送機会が、SSBの伝送時刻の前に位置しないこと、即ちPUSCHの伝送機会が、SSBの伝送時刻の後に位置することと、
2)PUSCHの伝送機会と、その前のSSBの伝送時刻(送信時刻)との時間間隔がNgap以上であることと、
3)PUSCHの伝送機会が、その前の直近の下りリンクシンボル(UE-specific TDD設定情報によって指示された下りリンクシンボル)との間の時間間隔がNgap以上であることとを含む。
ここまで、図1~図12と併せて、本開示のいくつかの実施例によるランダムアクセスメッセージの伝送方法について詳しく述べたが、以下、図13と併せて、本開示のいくつかの実施例による端末機器を詳しく述べる。
図13は、本開示のいくつかの実施例による端末機器の構造模式図である。端末機器1300は、図13に示すように、
PRACH及びPUSCHのうち、少なくとも1つに対応するランダムアクセスメッセージの伝送機会から、有効伝送機会を確定するために使用可能な有効伝送機会確定モジュール1302と、
前記有効伝送機会にて前記ランダムアクセスメッセージを伝送するために使用可能な伝送モジュール1304とを含む。
本開示のいくつかの実施例では、ランダムアクセスメッセージの伝送機会から、有効伝送機会を確定することで、その後に、確定された有効伝送機会にてランダムアクセスメッセージを伝送可能となり、ランダムアクセスメッセージ伝送による下りリンクデータ伝送への干渉を回避し、通信の有効性を向上させることができる。
選択的に、一実施例として、上記ランダムアクセスメッセージの伝送機会は、PRACH伝送機会及びPUSCH伝送機会のうち、少なくとも1つに対応するものである。
選択的に、一実施例として、有効伝送機会確定モジュール1302は、具体的に、第一設定情報によって指示されたスロットフォーマット、第二設定情報によって指示されたスロットフォーマット、及び、同期信号ブロックSSB(synchronization signal block)の伝送時刻のうち、少なくとも1つに従って、ランダムアクセスメッセージの伝送機会から、有効伝送機会を確定するために用いられ得、ここで、前記第一設定情報は、セル固有の時分割複信TDD(time division duplex)設定情報を含み、前記第二設定情報は、端末固有のTDD設定情報を含む。
選択的に、一実施例として、有効伝送機会確定モジュール1302は、具体的に、ランダムアクセスメッセージの伝送機会が、第一設定情報によって指示された上りリンクシンボルに位置すれば、前記伝送機会が有効伝送機会であると確定するために用いられ得、
ここで、前記第一設定情報は、セル固有のTDD設定情報を含む。
選択的に、一実施例として、有効伝送機会確定モジュール1302は、具体的に、ランダムアクセスメッセージの伝送機会が、プリセット条件の少なくとも1つを満たせば、前記伝送機会が有効伝送機会であると確定するために用いられ得、
前記プリセット条件は、
1スロット内では、前記伝送機会が、SSBの伝送時刻の前に位置しないことと、
前記伝送機会と第一プリセット時刻との間の時間間隔が第一プリセット値以上であり、前記第一プリセット時刻が、前記伝送機会の前の直近の下りリンクシンボルの時間領域位置であることと、
前記伝送機会と第二プリセット時刻との間の時間間隔が第一プリセット値以上であり、前記第二プリセット時刻が、前記伝送機会の前の直近のSSBの伝送時刻であることとを含む。
選択的に、一実施例として、有効伝送機会確定モジュール1302は、具体的に、ランダムアクセスメッセージの伝送機会が、第二設定情報によって指示された上りリンクシンボル又はフレキシブルシンボルに位置し、且つ前記プリセット条件の少なくとも1つを満たせば、前記伝送機会が有効伝送機会であると確定するために用いられ得、
ここで、前記第二設定情報は、端末固有のTDD設定情報を含む。
選択的に、一実施例として、有効伝送機会確定モジュール1302は、具体的に、前記端末機器がアンライセンス周波数帯域で作動し、且つランダムアクセスメッセージの伝送機会がディスカバリ信号DRS(discovery reference signal)時間ウィンドウ内に位置すれば、前記伝送機会が無効伝送機会であると確定するために用いられ得る。
選択的に、一実施例として、有効伝送機会確定モジュール1302は、具体的に、前記端末機器がアンライセンス周波数帯域で作動し、且つプリセット条件を満たせば、ランダムアクセスメッセージの伝送機会が有効伝送機会であると確定するために用いられ得、
前記プリセット条件は、
1スロット内では、ランダムアクセスメッセージの伝送機会が、第三プリセット時刻の前に位置しないことと、
ランダムアクセスメッセージの伝送機会と前記第三プリセット時刻との間の時間間隔が第二プリセット値以上であることとを含み、
ここで、前記第三プリセット時刻は、SSB又はDRSの候補伝送時刻を含む。
選択的に、一実施例として、有効伝送機会確定モジュール1302は、具体的に、前記端末機器がアンライセンス周波数帯域で作動し、且つプリセット条件を満たせば、ランダムアクセスメッセージの伝送機会が有効伝送機会であると確定するために用いられ得、
前記プリセット条件は、
1スロット内では、ランダムアクセスメッセージの伝送機会が、第四プリセット時刻の前に位置しないことと、
ランダムアクセスメッセージの伝送機会と前記第四プリセット時刻との間の時間間隔が第二プリセット値以上であることとを含み、
ここで、前記第四プリセット時刻は、SSB又はDRSの実際伝送時刻を含む。
選択的に、一実施例として、前記第一プリセット値及び前記第二プリセット値のうち、少なくとも1つは、
事前定義されたものであるか、或いは、
上りリンクタイミングアドバンスTA(timing advance)及びプリセット値に従って確定されたものである。
選択的に、一実施例として、前記TAは、システム情報ブロックSIB(system information block)又はマスタ情報ブロックMIB(master information block)によって設定されたものであるか、或いは、前記TAは、前記端末機器が過去の時刻で取得した有効TAである。
本開示のいくつかの実施例による端末機器1300については、それに対応する本開示のいくつかの実施例に係る方法100のフローを参照可能であり、且つ、当該端末機器1300における各ユニット/モジュール、並びに、上記の他の操作及び/又は機能は、それぞれ方法100内の該当するフローを実現するためのものであるが、簡潔のため、ここで繰り返して説明しない。
図14は、本開示の別の一実施例に係る端末機器のブロック図である。図14に示す端末機器1400は、少なくとも1つのプロセッサ1401、メモリ1402、少なくとも1つのネットワークインターフェース1404及びユーザインターフェース1403とを含む。端末機器1400内の各コンポーネントは、バスシステム1405を介して結合されている。理解できるように、バスシステム1405は、これらのコンポーネントの間の接続通信を実現するためのものである。バスシステム1405は、データバスに加え、電源バス、制御バス及び状態信号バスを含むが、説明を明確にするために、図14では、各種のバスを全てバスシステム1405として示している。
ここで、ユーザインターフェース1403は、ディスプレイ、キーボード又はポインティング機器(例えば、マウス、トラックボール(trackball)、タッチパネル又はタッチスクリーン等)を含んでもよい。
理解できるように、本開示のいくつかの実施例におけるメモリ1402は、揮発性メモリ又は不揮発性メモリであってもよく、或いは、揮発性と不揮発性メモリとの両方を含んでもよい。ここで、不揮発性メモリは、読取専用メモリROM(Read-Only Memory)、プログラマブル読取専用メモリPROM(Programmable ROM)、消去可能なプログラマブル読取専用メモリEPROM(Erasable PROM)、電気的に消去可能なプログラマブル読取専用メモリEEPROM(Electrically EPROM)、又は、フラッシュメモリであってもよい。揮発性メモリは、ランダムアクセスメモリRAM(Random Access Memory)であってもよく、外部高速キャッシュとして用いられる。例示的に説明すると、例えば静的ランダムアクセスメモリSRAM(Static RAM)、動的ランダムアクセスメモリDRAM(Dynamic RAM)、同期動的ランダムアクセスメモリSDRAM(Synchronous DRAM)、ダブルデータレート同期動的ランダムアクセスメモリDDRSDRAM(Double Data rate SDRAM)、拡張同期動的ランダムアクセスメモリESDRAM(Enhanced SDRAM)、同期接続動的ランダムアクセスメモリSLDRAM(Synch link DRAM)及びダイレクトランバスDRRAM(Direct Rambus RAM)のような様々なRAMが利用可能であるが、これらに限定されない。本開示のいくつかの実施例に記載のシステム及び方法におけるメモリ1402は、上記及び任意の他の適合タイプのメモリを含むが、これらに限定されるものではない。
いくつかの実施形態において、メモリ1402は、実行可能なモジュール又はデータ構造、或いは、それらのサブセット又は拡張セットといった元素を記憶しており、つまり、オペレーティングシステム14021、及びアプリケーションプログラム14022である。
ここで、オペレーティングシステム14021は、各種の基礎業務及びハードウェアに基づくタスクを扱うために、例えばフレームワーク層、コアライブラリ層、ドライバ層等の各種のシステムプログラムを含む。アプリケーションプログラム14022は、各種のアプリケーション業務を実現するために、例えばメディアプレイヤー(Media Player)、ブラウザ(Browser)等の各種のアプリケーションプログラムを含む。本開示のいくつかの実施例に係る方法を実現するプログラムは、アプリケーションプログラム14022に含まれることが可能である。
本開示のいくつかの実施例では、端末機器1400は、メモリ1402に記憶されてプロセッサ1401上で動作可能なプログラムを更に含み、プログラムがプロセッサ1401によって実行されると、方法100のステップが実現される。
本開示のいくつかの上記実施例に開示の方法は、プロセッサ1401に適用されるか、あるいは、プロセッサ1401によって実現されることが可能である。プロセッサ1401は、信号の処理能力を有する集積回路チップであってもよい。実現の際、上記方法の各ステップは、プロセッサ1401内のハードウェアである集積ロジック回路又はソフトウェア形式のコマンドによって完成可能である。上記のプロセッサ1401は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサDSP(Digital Signal Processor)、特定用途向け集積回路ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、フィールドプログラマブルゲートアレイFPGA(Field Programmable Gate Array)又は、他のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタロジックデバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネントであってもよい。本開示のいくつかの実施例に開示の各方法、ステップ及びロジックブロック図を実現又は実行可能である。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサや、いかなる常用的なプロセッサ等であってもよい。本開示のいくつかの実施例に関連して開示された方法のステップは、直接具現化として、ハードウェアデコーダプロセッサによる実行で完成されてもよいし、或いは、デコーダプロセッサ内のハードウェア及びソフトウェアモジュールの組み合わせによる実行で完成されてもよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムメモリ、フラッシュメモリ、読取専用メモリ、プログラマブル読取専用メモリや、電気的に消去可能なプログラマブルメモリ、レジスタ等の当分野において成熟されているコンピュータ読取可能な記憶媒体内に位置することが可能である。当該コンピュータ読取可能な記憶媒体は、メモリ1402にあり、プロセッサ1401は、メモリ1402内の情報を読み取り、そのハードウェアと結合して、上記方法のステップを完成する。具体的に、当該コンピュータ読取可能な記憶媒体にコンピュータプログラムが記憶されており、コンピュータプログラムがプロセッサ1401によって実行されると、上記の実施例に係る方法100の各ステップが実現される。
理解できるように、本開示のいくつかの実施例に記載のこれらの実施例は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、又は、その組み合わせによって実現可能である。ハードウェアによる実現について、処理ユニットは、1つ又は複数の特定用途向け集積回路ASIC(Application Specific Integrated Circuits)、デジタル信号プロセッサDSP(Digital Signal Processing)、デジタル信号処理デバイスDSPD(DSP Device)、プログラマブルロジックデバイスPLD(Programmable Logic Device)、フィールドプログラマブルゲートアレイFPGA(Field-Programmable Gate Array)、汎用プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、本開示に記載の機能を実行するための他の電子ユニット又はそれらの組み合わせの中に実現可能である。
ソフトウェアによる実現について、本開示のいくつかの実施例に記載の機能を実行するモジュール(例えばプロシージャ、関数等)によって、本開示のいくつかの実施例に記載の技術を実現することが可能である。ソフトウェアコードは、メモリに記憶されてプロセッサによって実行されることが可能である。メモリは、プロセッサの内部、又は、プロセッサの外部で実現可能である。
端末機器1400は、上記実施例における端末機器によって実現される各手順を実現できるが、説明の重複を回避するために、ここで繰り返して説明しない。
本開示のいくつかの実施例は、コンピュータプログラムを記憶したコンピュータ読取可能な記憶媒体を更に提供しており、当該コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、上記実施例に係る方法100の各手順が実現され、同じ技術的効果も達成できるが、説明の重複を回避するために、ここで繰り返して説明しない。そのうち、前記コンピュータ読取可能な記憶媒体は、例えば読取専用メモリ(Read-Only Memory、ROMと略す)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAMと略す)、磁気ディスクや光ディスク等である。
説明すべきなのは、本明細書において、用語「含む」、「包含」又は他の任意の変体は、非排他的な包含をカバーするように意図し、一連の要素を含む手順、方法、物又は装置は、これらの要素を含むだけではなく、明示的に列挙されていない他の要素、又はこの手順、方法、物又は装置に固有の要素を含む。さらなる制限がない限り、用語「1つの…を含む」より限定された要素は、該要素を含む手順、方法、物又は装置に他の同一の要素が存在することを排除しない。
上記の実施形態に対する説明から、当業者は、ソフトウェアに、必要な汎用ハードウェアプラットフォームを加えるという方式で、上記実施例に係わる方法が実現可能であると明確に分かることができ、勿論、ハードウェアによっても実現可能であるが、多くの場合は、前者は、より好適な実施形態となる。このような理解に基づいて、本開示の技術案の本質的部分、あるいは従来技術に対する貢献をもたらす部分は、ソフトウェア製品の形で具現化することができ、当該コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体(例えばROM/RAM、磁気ディスク、光ディスク)に記憶され、1つの端末(携帯電話、コンピュータ、サーバ、エアコンやネットワークデバイス等であり得る)が本開示の各実施例に記載の方法を実行可能にするためのいくつかのコマンドを含む。
したがって、本開示の目的は、任意の計算装置で1つ又は一連のプログラムを実行することによっても実現され得る。前記計算装置は、周知の汎用装置であってもよい。したがって、本開示の目的は、前記方法又は装置を実現するプログラムコードを含むプログラム製品の提供のみでも実現され得る。つまり、このようなプログラム製品も本開示を構成し、しかもこのようなプログラム製品を記憶した記憶媒体も本開示を構成する。明らかなことに、前記記憶媒体は、任意の周知の記憶媒体又は将来開発されうる任意の記憶媒体であってもよい。なお、本開示の装置及び方法において、各部品又は各ステップは、分解および/又は再度の組み合わせが可能である。これらの分解および/又は再度の組み合わせは、本開示の同等技術案と見なされるべきである。そして、上記一連の処理を実行するステップは、自然に説明順の通りに時間順で実行されてもよいが、必ず時間順で実行される必要がない。一部のステップは、並行に実行されてもよく、又は、互いに独立して実行されてもよい。
以上、図面を参照して本開示の実施例を説明したが、本開示は、上記の具体的な実施形態に限定されず、上記の具体的な実施形態は、あくまでも例示的なもので、限定的なものではない。当業者は、本開示の啓示の下で、本開示の主旨及び請求項の保護範囲から逸脱することなく、多数の形態を作り出すことができ、それらは、全て本開示の保護範囲に含まれるものとする。

Claims (14)

  1. 端末機器によって実行されるランダムアクセスメッセージの伝送方法であって、
    物理ランダムアクセスチャネルPRACH(physical random access channel)及び物理上りリンク共有チャネルPUSCH(physical uplink shared channel)のうち、少なくとも1つに対応するランダムアクセスメッセージの伝送機会から、有効伝送機会を確定することと、
    前記有効伝送機会にて前記ランダムアクセスメッセージを伝送することとを含む、ランダムアクセスメッセージの伝送方法。
  2. 前記伝送機会は、PRACH伝送機会及びPUSCH伝送機会のうち、少なくとも1つに対応するものである、請求項1に記載の方法。
  3. 前記のランダムアクセスメッセージの伝送機会から、有効伝送機会を確定することは、
    第一設定情報によって指示されたスロットフォーマット、第二設定情報によって指示されたスロットフォーマット、及び、同期信号ブロックSSB(synchronization signal block)の伝送時刻のうち、少なくとも1つに従って、ランダムアクセスメッセージの伝送機会から、有効伝送機会を確定することを含み、
    ここで、前記第一設定情報は、セル固有の時分割複信TDD(time division duplex)設定情報を含み、
    前記第二設定情報は、端末固有のTDD設定情報を含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記のランダムアクセスメッセージの伝送機会から、有効伝送機会を確定することは、
    ランダムアクセスメッセージの伝送機会が、第一設定情報によって指示された上りリンクシンボルに位置すれば、前記伝送機会が有効伝送機会であると確定することを含み、
    ここで、前記第一設定情報は、セル固有のTDD設定情報を含む、請求項1~3の何れか一項に記載の方法。
  5. 前記のランダムアクセスメッセージの伝送機会から、有効伝送機会を確定することは、
    ランダムアクセスメッセージの伝送機会が、プリセット条件の少なくとも1つを満たせば、前記伝送機会が有効伝送機会であると確定することを含み、
    前記プリセット条件は、
    1スロット内では、前記伝送機会が、SSBの伝送時刻の前に位置しないことと、
    前記伝送機会と第一プリセット時刻との間の時間間隔が第一プリセット値以上であり、前記第一プリセット時刻が、前記伝送機会の前の直近の下りリンクシンボルの時間領域位置であることと、
    前記伝送機会と第二プリセット時刻との間の時間間隔が第一プリセット値以上であり、前記第二プリセット時刻が、前記伝送機会の前の直近のSSBの伝送時刻であることとを含む、請求項1~3の何れか一項に記載の方法。
  6. 前記ランダムアクセスメッセージの伝送機会が、プリセット条件の少なくとも1つを満たせば、前記伝送機会が有効伝送機会であると確定することは、
    ランダムアクセスメッセージの伝送機会が、第二設定情報によって指示された上りリンクシンボル又はフレキシブルシンボルに位置し、且つ前記プリセット条件の少なくとも1つを満たせば、前記伝送機会が有効伝送機会であると確定することを含み、
    ここで、前記第二設定情報は、端末固有のTDD設定情報を含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記のランダムアクセスメッセージの伝送機会から、有効伝送機会を確定することは、
    前記端末機器がアンライセンス周波数帯域で作動し、且つランダムアクセスメッセージの伝送機会がディスカバリ信号DRS(discovery reference signal)時間ウィンドウ内に位置すれば、前記伝送機会が無効伝送機会であると確定することを更に含む、請求項1に記載の方法。
  8. 前記のランダムアクセスメッセージの伝送機会から、有効伝送機会を確定することは、
    前記端末機器がアンライセンス周波数帯域で作動し、且つプリセット条件を満たせば、ランダムアクセスメッセージの伝送機会が有効伝送機会であると確定することを含み、
    前記プリセット条件は、
    1スロット内では、ランダムアクセスメッセージの伝送機会が、第三プリセット時刻の前に位置しないことと、
    ランダムアクセスメッセージの伝送機会と前記第三プリセット時刻との間の時間間隔が第二プリセット値以上であることとを含み、
    ここで、前記第三プリセット時刻は、SSB又はDRSの候補伝送時刻を含む、請求項1に記載の方法。
  9. 前記のランダムアクセスメッセージの伝送機会から、有効伝送機会を確定することは、
    前記端末機器がアンライセンス周波数帯域で作動し、且つプリセット条件を満たせば、ランダムアクセスメッセージの伝送機会が有効伝送機会であると確定することを含み、
    前記プリセット条件は、
    1スロット内では、ランダムアクセスメッセージの伝送機会が、第四プリセット時刻の前に位置しないことと、
    ランダムアクセスメッセージの伝送機会と前記第四プリセット時刻との間の時間間隔が第二プリセット値以上であることとを含み、
    ここで、前記第四プリセット時刻は、SSB又はDRSの実際伝送時刻を含む、請求項1に記載の方法。
  10. 前記第一プリセット値及び前記第二プリセット値のうち、少なくとも1つは、
    事前定義されたものであるか、或いは、
    上りリンクタイミングアドバンスTA(timing advance)及びプリセット値に従って確定されたものである、請求項5、8又は9に記載の方法。
  11. 前記TAは、システム情報ブロックSIB(system information block)又はマスタ情報ブロックMIB(master information block)によって設定されたものであるか、或いは、
    前記TAは、前記端末機器が過去の時刻で取得した有効TAである、請求項10に記載の方法。
  12. PRACH及びPUSCHのうち、少なくとも1つに対応するランダムアクセスメッセージの伝送機会から、有効伝送機会を確定するための有効伝送機会確定モジュールと、
    前記有効伝送機会にて前記ランダムアクセスメッセージを伝送するための伝送モジュールとを含む、端末機器。
  13. メモリと、プロセッサと、前記メモリに記憶されて前記プロセッサ上で動作可能なプログラムを含み、前記プログラムが前記プロセッサによって実行されると、請求項1~11の何れか一項に記載のランダムアクセスメッセージの伝送方法が実現される、端末機器。
  14. コンピュータプログラムを記憶媒体したコンピュータ読取可能な記憶媒体であって、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、請求項1~11の何れか一項に記載のランダムアクセスメッセージの伝送方法が実現される、コンピュータ読取可能な記憶媒体。
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