JP2022510869A - 局部熱処理システムおよびこれを利用した冷間成形方法 - Google Patents
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Abstract
局部熱処理システムおよびこれを利用した冷間成形方法が開示される。本発明の一態様によれば、ブランク素材の塑性変形発生部位のみを局部的に一定温度で加熱する加熱装置と、前記加熱装置を前記ブランク素材の局部加熱領域位置まで移動させる移動装置と、前記加熱装置および移動装置を制御する制御装置と、を含む局部熱処理システムを提供することができる。
Description
本発明は、局部熱処理システムおよびこれを利用した冷間成形方法に関し、より詳細には、超高張力鋼板の成形性を向上させ、スプリングバック現象を最小化できる局部熱処理システムおよびこれを利用した冷間成形方法に関する。
一般的に、自動車燃費の向上のためには、自動車の軽量化が効果的であるので、最近では、高い比強度を有する材料である高張力鋼の使用が増加している。このような高張力鋼板は、強度が向上していて、最近では、引張強度が1GPa以上の超高張力鋼も開発された。
このような超高張力鋼板は、強度が高いため、プレス成形が容易でないので、成形荷重が大きくなり、金型摩耗が大きくなって、シージング(seizing)が生じやすく、成形形状が戻るスプリングバックが大きくなって、形状凍結性に劣ることになる。また、延性も低く、成形途中に引張応力が作用すると、亀裂が生じやすい。
これより、難成形性材料である超高張力鋼板の成形性を向上させ、スプリングバック現象を減らすために、成形素材全体を加熱して成形性を向上させる方法が開発された。一例として、温間成形工程のように素材全体を加熱して成形性を改善する方法が適用されている。しかしながら、このような難成形性素材全体を加熱する方法は、成形が発生しない領域も加熱して、不要なエネルギー損失が発生する問題がある。
上記した問題によって、レーザーまたは近赤外線加熱装置を用いて塑性変形が必要な部分のみを局部的に加熱して成形する方法が提案されて使用されている。しかしながら、温間成形工程内で素材を加熱した後、温間成形をすることであるから、加熱時間による生産性が低下することになり、素材をハンドリングする間、局部加熱部が早く冷却されて、一定の品質を維持しにくいという問題点がある。
したがって、成形工程内で加熱しないので、生産性を低下させることなく、一定の品質を確保するために、温間成形ではなく、冷間成形する方法および装置に対する要求が高まっているのが現状である。
本発明の実施例による局部熱処理システムおよびこれを利用した冷間成形方法は、外部熱源を通じて塑性変形される部分を局部的に加熱した後、冷却して、物性を調節することによって、成形性を向上させることができるようにする。
また、本発明の実施例による局部熱処理システムおよびこれを利用した冷間成形方法は、物性が調節された素材を冷間成形することによって、スプリングバックを減少させることができることはもちろん、生産性を向上させることができるようにする。
本発明の一態様によれば、ブランク素材の塑性変形発生部位のみを局部的に一定温度で加熱する加熱装置と、前記加熱装置を前記ブランク素材の局部加熱領域位置まで移動させる移動装置と、前記加熱装置および移動装置を制御する制御装置と、を含む局部熱処理システムを提供することができる。
また、前記加熱装置は、前記移動装置と結合されるハウジングと、前記ハウジングに結合されて、近赤外線を放射する熱源と、前記ハウジングに設けられて、前記熱源から発生する近赤外線を反射して局部加熱領域に集光する反射板と、を具備することができる。
また、前記移動装置は、前記加熱装置と結合される回転ジョイントと、前記回転ジョイントと結合されて、加熱装置を3軸(x,y,z)方向に移動させる複数の移動部材と、を具備することができる。
また、前記複数の移動部材は、前記回転ジョイントと結合されて、前記加熱装置をブランク素材が設けられた方向に移送する第1移動部材と、前記第1移動部材と結合されて、前記第1移動部材を垂直方向に移送させる第2移動部材と、前記第2移動部材と結合されて、前記第2移動部材を水平方向に移送させる第3移動部材と、を具備することができる。
また、前記移動装置および加熱装置は、1つのサブ組立体で設けられ、前記サブ組立体は、前記ブランク素材の一側面および他側面でそれぞれ局部的に加熱することができるように複数個で設けられ、各サブ組立体は、前記制御装置により独立して制御され得る。
また、前記制御装置は、前記ブランク素材の成形工程時の成形形状に応じた変形率と応力を考慮して局部加熱位置、加熱温度、加熱時間をセッティングして、前記移動装置および加熱装置を制御することができる。
本発明の他の態様によれば、前記局部熱処理システムを利用して冷間成形する方法であって、(a)前記局部熱処理システムにブランク素材が流入すると、加熱装置が塑性変形発生部位である局部加熱領域に位置するように移動装置を作動させる段階と、(b)前記加熱装置が局部加熱領域に位置すると、加熱装置を用いてブランク素材の塑性変形発生部位を一定温度で加熱した後、冷却して、局部的に材料の物性を調節する段階と、(c)物性が調節されたブランク素材を金型に移送後、冷間成形する段階と、を含む冷間成形方法が提供され得る。
また、前記段階(a)で、前記局部熱処理システムの制御装置は、前記ブランク素材を成形工程時に成形される形状に応じた変形率と応力を考慮して局部加熱位置、加熱温度、加熱時間をセッティングして前記移動装置および加熱装置を制御することができる。
本発明の一実施例による局部熱処理システムおよびこれを利用した冷間成形方法は、外部熱源を使用して選択的に素材を局部加熱した後、冷却して、物性を調節することによって、素材の成形性を向上させることができるという効果がある。
また、塑性変形が発生する部分のみを局部加熱して物性が調節されることにより、成形荷重を減らして冷間成形時に金型が摩耗することを最小化することができ、冷間成形後、スプリングバック現象を最小化させることができるという効果がある。
また、従来の熱間成形に比べてエネルギー費用を減らすことができることはもちろん、生産性および品質を向上させることができるという効果がある。
また、人工知能(AI)およびセンシング技術を融合することによって、素材を局部的に加熱時に、容易かつ迅速に工程を進行することができて、生産性を向上させることができることはもちろん、複雑な成形形状を有しても、便利に適用できるという効果がある。
以下では、本発明の実施例を添付の図面を参照して詳細に説明する。以下の実施例は、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者に本発明の思想を十分に伝達するために提示するものである。本発明は、ここで提示した実施例のみに限定されず、他の形態で具体化されることもできる。図面は、本発明を明確にするために説明と関係ない部分の図示を省略し、理解を助けるために構成要素の大きさを多少誇張して表現することができる。
図1は、本発明の一実施例による局部熱処理システムを概略的に示す図であり、図2は、本発明の一実施例による局部熱処理システムが作動した状態を示す図であり、図3は、図2に示された局部熱処理システムの移動装置を具体的に示す斜視図であり、図4は、本発明の一実施例による局部熱処理システムに備わった加熱装置を示す図であり、図5は、図4に示された加熱装置に設けられた反射板の形状に応じて熱源を照射する状態を示す図である。
図1~図5を参照すると、本発明の一態様による局部熱処理システム1は、ブランク素材10の塑性変形発生部位のみを局部的に加熱する加熱装置100と、加熱装置100をブランク素材10の局部加熱領域位置まで移動させる移動装置200と、加熱装置100および移動装置200を制御する制御装置300と、を含む。
ここで、ブランク素材10は、本発明による冷間成形を通じて製品に成形させるために一定の長さを有するように切断されて設けられる超高張力鋼素材であって、1GPa以上の引張強度を有する難成形性素材である。このようなブランク素材10を製品として生産する工程で実際塑性変形が起こる領域は局部的なので、別途の外部熱源を用いて塑性変形が起こる領域のみに対して熱を加えることによって、ブランク素材10の成形性を向上させることができる。すなわち、素材の成形性を向上させるためには、熱を加える位置をブランク素材10の塑性変形が発生する局部的な領域のみに対して集中させることが重要である。
一方、ブランク素材10を曲げ成形時に他の工程より近赤外線熱源を外部熱源として使用することが効率的である。また、曲げ成形は、大部分、線形であるから、線形熱源を使用することが好ましい。
したがって、本発明では、加熱装置100を外部熱源として使用するものの、線形の近赤外線ヒーターを用いて塑性変形が起こる局部的な領域の温度を上昇させて、難成形性素材の曲げ特性を向上させて素材を精密な形状に成形することができるようにする。
より具体的に、加熱装置100は、図4に示されたように、熱源110と反射板120を具備する。熱源110は、近赤外線を発生するランプで設けられ得る。
熱源110は、波長700~1300nmの電磁気波であって、赤色可視光線の外側で発生する。熱源110は、90%以上が輻射熱であるから、高効率(効率85%~90%)と言える。熱源110は、近赤外線であるから、空気を燃やさないため、無毒、無煙、無臭、無騒音で、室内で使用が可能である。熱源110は、最大出力まで0.1秒程度しかかからないので、使用が非常に便利である。
反射板120は、熱源から発生する近赤外線を反射して局部加熱領域に集光する役割を行う。この反射板120は、形状に応じて線形に近赤外線が照射される領域を調節することができる。例えば、図5の(a)には、楕円形状の反射板120が図示されており、図5の(b)には、放物型形状の反射板120が図示されている。楕円形の反射板120の場合には、熱源110から発生した近赤外線を反射して1ヶ所に集光して線形にブランク素材10に照射する。また、放物型の反射板120の場合には、熱源110から発生した近赤外線を平行化させて一定領域にブランク素材10に照射する。すなわち、ブランク素材10の塑性変形領域によってそれに適合した反射板120を適用して局部的に加熱することができる。その他にも、様々な形状の反射板が存在して、それぞれの特性が相異に活用され得る。したがって、目的によって反射板120の形状を変形して利用が可能である。
上記のように、近赤外線を使用した加熱装置100は、熱源110と反射板120のみを使用すればよいので、一方向でブランク素材10を局部的に加熱することが可能である。
一方、加熱装置100は、ハウジング130をさらに具備することができる。ハウジング130は、熱源110および反射板120を外部の衝撃から保護し、断熱を通じてエネルギーの損失を防止する役割を行う。このハウジング130は、熱源110および反射板120が結合するように設けられ、熱源110から発生した近赤外線が反射板120を介して一方向に照射されるように一部が開放された形状を有する。また、このハウジング130は、後述する移動装置200と結合され得る。
移動装置200は、加熱装置100と結合されて、加熱装置100を塑性変形される領域のブランク素材10の表面に移動させる役割をする。この移動装置200は、加熱装置100と結合される回転ジョイント213と、加熱装置100を3軸方向に移動させる複数の移動部材210、220、230を具備する。
回転ジョイント213は、加熱装置100のハウジング130に結合されて、加熱装置100の角度を調節するように設けられる。すなわち、回転ジョイント213は、加熱装置100の角度を調節して近赤外線が局部加熱領域のブランク素材10の表面に円滑に集光されるようにする役割を行う。このような回転ジョイント213の構造は、通常広く知られた公知の技術であるから、詳細な説明を省略することとする。
複数の移動部材210、220、230は、3軸方向、すなわちx、y、z軸方向に加熱装置100を移動させるために、第1移動部材210、第2移動部材220および第3移動部材230で構成され得る。例えば、図3に示されたように、第3移動部材230は、x軸方向に移動できるように設けられ、第2移動部材220は、y軸方向に移動できるように設けられ、第1移動部材210は、z軸方向に移動できるように設けられ得る。
第1移動部材210は、回転ジョイント213と結合されて、加熱装置100をブランク素材10が設けられた方向、すなわちz軸方向に移送するように設けられる。この第1移動部材210は、油圧または空圧シリンダーの構成を備えて一方向に移動できるように設けられ得る。
第2移動部材220は、第1移動部材210と結合されて、第1移動部材210を垂直方向、すなわちy軸方向に移送するように設けられる。この際、第1移動部材210は、加熱装置100と結合した状態であるから、加熱装置100は、第1移動部材210の移動時に共に移動する。この第2移動部材220は、油圧または空圧シリンダーの構成を備えて一方向に移動できるように設けられ得る。
第3移動部材230は、第2移動部材220と結合されて、第2移動部材220を水平方向、すなわちx軸方向に移送するように設けられる。この際、第2移動部材220は、第1移動部材210と結合した状態であるから、第1移動部材210は、第2移動部材220の移動時に共に移動する。この第3移動部材230は、モーター232の回転力を伝達されて直線運動に変換するラックピニオンギアの結合構造を有するように設けられ得る。
一方、前記第1および第2移動部材210、220がシリンダーの構造を有するもので図示し、第3移動部材230が回転運動を直線運動に変換するギア結合構造を有するもので図示したが、これに限定されず、加熱装置100を3軸方向に移動させることができると、いかなる形態を有しても関係ない。
本発明の一態様による局部熱処理システム1は、前記移動装置200および加熱装置100を1つのサブ組立体で構成し、このサブ組立体は、ブランク素材10の一側面および他側面でそれぞれ要求される位置で局部的に加熱できるように複数個で設けられ得る。このような複数のサブ組立体は、制御装置300により独立して制御され得る。
制御装置300は、加熱装置100および移動装置200をそれぞれ制御することはもちろん、前述したように、複数のサブ組立体をそれぞれ独立して制御することができる。このような制御装置300は、人工知能(AI)およびセンシング技術と融合されて、より効率的に各サブ組立体を制御することができる。例えば、ブランク素材10を局部加熱する前に、成形対象材の成形特性である成形工程時の変形率と応力を測定し、成形形状と工程時間などを考慮して局部加熱位置、加熱温度、加熱時間などが最適化されるようにする。すなわち、成形対象物を測定した測定データを基に局部加熱位置、加熱温度、加熱時間をセッティングして前記移動装置200および加熱装置100を制御することができる。これにより、局部熱処理システム1にブランク素材10が位置すると、移動装置200が作動して、加熱装置100を最適化された地点に迅速かつ容易に移動させ、加熱装置100が加熱位置を時間別におよび一定温度で加熱することになる。したがって、成形しようとする成形対象物が複雑な成形形状を有しても、便利に適用できることはもちろん、多様な形状に適用可能である。
以下、上記のような局部熱処理システム1を利用してブランク素材10を冷間成形する方法について、図1~図5を参照して説明することとする。
本発明の冷間成形方法は、大きく、局部熱処理システム1を利用してブランク素材10の塑性変形発生部分を局部的に加熱した後、冷却する過程と、局部的に加熱したブランク素材10を金型に位置させた後、成形する過程と、を含む。
具体的に、図1に示されたように、局部熱処理システム1にブランク素材10が流入すると、加熱装置100が塑性変形発生部位である局部加熱領域に位置するように移動装置200を作動させる。すなわち、図2に示されたように、加熱装置100が局部加熱領域に位置すると、加熱装置100を用いてブランク素材10の塑性変形発生部位を一定温度で加熱する。局部加熱したブランク素材10は、冷却する段階を経ることになり、局部的に材料の物性が調節されて冷間成形工程に提供される。すなわち、冷間成形工程に先立って、あらかじめブランク素材10の物性を調節するようにすることによって、従来の温間成形工程内で素材を加熱した後、温間成形を進める工程に比べて、成形工程時間を減らすことができることになる。
一方、加熱装置100および移動装置200は、制御装置300によりブランク素材10を局部的に加熱するように制御され得る。この制御装置300は、複数個で設けられる加熱装置100および移動装置200をそれぞれ独立して制御する。このような制御装置300を用いてブランク素材10を成形工程時に成形される形状に応じた変形率と応力を考慮して局部加熱位置、加熱温度、加熱時間をセッティングして前記移動装置200および加熱装置100を制御することができる。
例えば、制御装置300は、人工知能(AI)およびセンシング技術と融合されて、より効率的に各加熱装置100および移動装置200を制御することができる。すなわち、ブランク素材10を局部加熱する前に、成形対象材の成形特性である成形工程時の変形率と応力を測定し、成形形状と工程時間などを考慮して局部加熱位置、加熱温度、加熱時間などが最適化されるようにする。これにより、成形対象物を測定した測定データを基に局部加熱位置、加熱温度、加熱時間をセッティングして前記移動装置200および加熱装置100を制御することができる。したがって、局部熱処理システム1にブランク素材10が位置すると、移動装置200が作動して加熱装置100を最適化された地点に迅速かつ容易に移動させ、加熱装置100が加熱位置を時間別におよび一定温度で加熱することになる。
一方、局部熱処理システム1に流入するブランク素材10は、別途のホルダー(不図示)等を用いて一定位置で固定され得る。すなわち、ブランク素材10は、ホルダーにより加熱装置100を用いて加熱する部分と抵触しないように支持され得る。
前記局部熱処理システム1を利用して局部的に加熱したブランク素材10は、冷却されて、材料の物性が調節された状態に設けられる。
次に、物性が調節されたブランク素材10は、冷間成形を通じて要求される形状を有するように成形される。すなわち、金型(不図示)に移されたブランク素材10は、パンチ(不図示)により加圧され、塑性変形される。
以下、実施例1~6および比較例1~3を通じて本発明をより詳細に説明することとする。
実施例1
ブランク素材を1.5GPaの引張強度を有する超高張力鋼で設け、塑性変形される部分を550℃で局部加熱後、V曲げ成形した。
ブランク素材を1.5GPaの引張強度を有する超高張力鋼で設け、塑性変形される部分を550℃で局部加熱後、V曲げ成形した。
実施例2
ブランク素材を1.5GPaの引張強度を有する超高張力鋼で設け、塑性変形される部分を850℃で局部加熱後、V曲げ成形した。
ブランク素材を1.5GPaの引張強度を有する超高張力鋼で設け、塑性変形される部分を850℃で局部加熱後、V曲げ成形した。
実施例3
ブランク素材を1.5GPaの引張強度を有する超高張力鋼で設け、塑性変形される部分を950℃で局部加熱後、V曲げ成形した。
ブランク素材を1.5GPaの引張強度を有する超高張力鋼で設け、塑性変形される部分を950℃で局部加熱後、V曲げ成形した。
実施例4
ブランク素材を1.2GPaの引張強度を有する超高張力鋼で設け、塑性変形される部分を400℃で局部加熱後、非対称成形した。
ブランク素材を1.2GPaの引張強度を有する超高張力鋼で設け、塑性変形される部分を400℃で局部加熱後、非対称成形した。
実施例5
ブランク素材を1.2GPaの引張強度を有する超高張力鋼で設け、塑性変形される部分を800℃で局部加熱後、非対称成形した。
ブランク素材を1.2GPaの引張強度を有する超高張力鋼で設け、塑性変形される部分を800℃で局部加熱後、非対称成形した。
実施例6
ブランク素材を1.5GPaの引張強度を有する超高張力鋼で設け、塑性変形される部分を800℃で局部加熱後、実部品を成形した。
ブランク素材を1.5GPaの引張強度を有する超高張力鋼で設け、塑性変形される部分を800℃で局部加熱後、実部品を成形した。
比較例1
ブランク素材を1.5GPaの引張強度を有する超高張力鋼で設け、局部加熱なしにV曲げ成形した。
ブランク素材を1.5GPaの引張強度を有する超高張力鋼で設け、局部加熱なしにV曲げ成形した。
比較例2
ブランク素材を1.2GPaの引張強度を有する超高張力鋼で設け、局部加熱なしに非対称成形した。
ブランク素材を1.2GPaの引張強度を有する超高張力鋼で設け、局部加熱なしに非対称成形した。
比較例3
ブランク素材を1.5GPaの引張強度を有する超高張力鋼で設け、局部加熱なしに実部品を成形した。
ブランク素材を1.5GPaの引張強度を有する超高張力鋼で設け、局部加熱なしに実部品を成形した。
上記表1の成形結果から確認できるように、局部加熱を実施した後、成形した結果、亀裂が発生せず、スプリングバック現象が顕著に減少した。このような実施例と比較例の実験による結果が図6~図8に示されている。
図6は、本発明の一実施例による局部熱処理システムにより物性が調節された素材をV曲げ成形した状態と従来の素材をV曲げ成形した状態を比較するために撮影した図である。
図6の(a)は、比較例1を通じてV曲げ成形した状態を示し、図6の(b)は、実施例1~3を通じてV曲げ成形した状態を示す。すなわち、図示のように、比較例1の場合、塑性変形される部分に亀裂が発生したことを確認することができる。これに対し、本発明の実施例1~3の場合、塑性変形される部分を局部的に加熱して物性を調節した状態であるから、亀裂が発生せず、なめらかに成形される。
図7は、本発明の一実施例による局部熱処理システムにより物性が調節された素材と従来の素材を非対称成形した状態を比較するための図である。
図7の(a)は、比較例2を通じて非対称成形した状態を示し、図7の(b)は、実施例4を通じて非対称成形した状態を示す。すなわち、図示のように、比較例2の場合、非対称成形後、25°のスプリングバック現象が発生したことを確認することができる。これに対し、本発明の実施例5の場合、塑性変形される部分を局部的に加熱して物性を調節した状態であるから、亀裂が発生せず、7°のスプリングバック現象が発生する。すなわち、従来に比べてスプリングバックが顕著に減少したことを確認することができる。
図8は、本発明の一実施例による局部熱処理システムにより物性が調節された実部品と従来の実部品を成形した状態を比較する撮影した図である。
図8の(a)は、比較例3を通じて実部品を成形した状態を示し、図8の(b)は、実施例6を通じて実部品を成形した状態を示す。すなわち、図示のように、比較例6の場合、塑性変形される部分に亀裂および破断が発生したことを確認することができる。これに対し、本発明の実施例6の場合、塑性変形される部分を局部的に加熱して物性を調節した状態であるから、亀裂および破断が発生せずに成形される。
一方、図8の(b)で実部品が塑性変形される部分を全体的に加熱せず、両端部、すなわち従来の実部品を塑性変形時に亀裂および破断が発生した部分のみを局部的に加熱した後に冷却して物性を調節したことを確認することができる。これは、成形対象材の成形特性を考慮して成形工程時の変形率と応力を測定したデータ値によって定められたものである。したがって、塑性変形されるすべての部分を不要に局部的に加熱するのを防止することができるので、エネルギーの浪費をさらに効果的に低減することができることはもちろん、生産性を向上させることができる。また、最適化された加熱位置を設定し、加熱時間および加熱温度を提供できることになる。すなわち、成形性が向上し、スプリング白衣現象を最小化できる局部熱処理システム1およびこれを利用した冷間成形方法を提供すると共に、品質が向上した成形品を提供することができることになる。
以上のように、本発明は、たとえ限定された実施例と図面によって説明されたが、本発明は、これによって限定されず、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者によって本発明の技術思想と下記に記載される特許請求範囲の均等範囲内で多様な修正および変形が可能であることはもちろんである。
Claims (8)
- 局部熱処理システムにおいて、
ブランク素材の塑性変形発生部位のみを局部的に一定温度で加熱する加熱装置と、
前記加熱装置を前記ブランク素材の局部加熱領域位置まで移動させる移動装置と、
前記加熱装置および移動装置を制御する制御装置と、を含む局部熱処理システム。 - 前記加熱装置は、
前記移動装置と結合されるハウジングと、
前記ハウジングに結合されて、近赤外線を放射する熱源と、
前記ハウジングに設けられて、前記熱源から発生する近赤外線を反射して局部加熱領域に集光する反射板と、を具備する、請求項1に記載の局部熱処理システム。 - 前記移動装置は、
前記加熱装置と結合される回転ジョイントと、
前記回転ジョイントと結合されて、加熱装置を3軸(x,y,z)方向に移動させる複数の移動部材と、を具備する、請求項1に記載の局部熱処理システム。 - 前記複数の移動部材は、
前記回転ジョイントと結合されて、前記加熱装置をブランク素材が設けられた方向に移送する第1移動部材と、
前記第1移動部材と結合されて、前記第1移動部材を垂直方向に移送させる第2移動部材と、
前記第2移動部材と結合されて、前記第2移動部材を水平方向に移送させる第3移動部材と、を具備する、請求項3に記載の局部熱処理システム。 - 前記移動装置および加熱装置は、1つのサブ組立体で設けられ、
前記サブ組立体は、前記ブランク素材の一側面および他側面でそれぞれ局部的に加熱できるように複数個で設けられ、
各サブ組立体は、前記制御装置により独立して制御される、請求項1に記載の局部熱処理システム。 - 前記制御装置は、前記ブランク素材の成形工程時の成形形状に応じた変形率と応力を考慮して局部加熱位置、加熱温度、加熱時間をセッティングして前記移動装置および加熱装置を制御する、請求項1に記載の局部熱処理システム。
- 請求項1~6のいずれか一項に記載の局部熱処理システムを利用して冷間成形する方法であって、
(a)前記局部熱処理システムにブランク素材が流入すると、加熱装置が塑性変形発生部位である局部加熱領域に位置するように移動装置を作動させる段階と、
(b)前記加熱装置が局部加熱領域に位置すると、加熱装置を用いてブランク素材の塑性変形発生部位を一定温度で加熱した後、冷却して、局部的に材料の物性を調節する段階と、
(c)物性が調節されたブランク素材を金型に移送後、冷間成形する段階と、を含む方法。 - 前記段階(a)で、
前記局部熱処理システムの制御装置は、前記ブランク素材を成形工程時に成形される形状に応じた変形率と応力を考慮して局部加熱位置、加熱温度、加熱時間をセッティングして前記移動装置および加熱装置を制御する、請求項7に記載の方法。
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