JP2022506263A - 周期的トルク要件のためのステータおよびロータ設計 - Google Patents

周期的トルク要件のためのステータおよびロータ設計 Download PDF

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Abstract

ロータとステータとを備えているモータまたは発電機が、開示され、ロータは、回転軸を有し、回転軸に平行な第1の磁束を発生させるように構成され、ステータは、回転軸に平行な第2の磁束を発生させるように構成され、ロータまたはステータのうちの少なくとも1つは、回転軸のまわりに不均一に分配された磁束プロファイルを発生させるように構成されている。軸方向磁束モータまたは発電機のロータの回転軸のまわりにステータの1つ以上の磁束生成巻線を不均一に配置することを伴う方法も、開示される。

Description

(関連出願の相互参照)
本願は、2018年11月1日に出願され、「PLANAR STATOR AND ROTOR DESIGN FOR PERIODIC TORQUE REQUIREMENTS」と題された米国仮出願第62/754,051号の第35 U.S.C.§119(e)号に基づく利益を主張する。本願は、2019年4月8日に出願され、「STRUCTURES AND METHODS FOR CONTROLLING LOSSES IN PRINTED CIRCUIT BOARDS」と題された米国特許出願第16/378,294号の一部継続出願であり、その第35 U.S.C.§120号に基づく利益を主張し、それは、2018年10月19日に出願され、現在米国特許第10,256,690号である「STRUCTURES AND METHODS FOR CONTROLLING LOSSES IN PRINTED CIRCUIT BOARDS」と題された米国特許出願第16/165,745号の継続出願であり、その第35 U.S.C.§120号に基づく利益を主張し、それは、2017年12月22日に出願され、現在米国特許第10,170,953号である「PLANAR COMPOSITE STRUCTURES AND ASSEMBLIES FOR AXIAL FLUX MOTORS AND GENERATORS」と題された米国特許出願第15/852,972号の継続出願であり、その第35 U.S.C.§120号に基づく利益を主張し、それは、2017年7月10日に出願され、「STRUCTURES AND METHODS OF STACKING SUBASSEMBLIES IN PLANAR COMPOSITE STATORS TO OBTAIN HIGHER WORKING VOLTAGES」と題された米国仮出願第62/530,552号の第35 U.S.C.§119(e)号に基づく利益を主張し、それは、2017年6月1日に出願され、現在米国特許第9,859,763号である「STRUCTURES AND METHODS FOR CONTROLLING LOSSES IN PRINTED CIRCUIT BOARDS」と題された米国特許出願第15/611,359号の一部継続出願でもあり、その第35 U.S.C.§120号に基づく利益を主張し、その(A)は、2016年9月30日に出願され、現在米国特許第9,800,109号である「STRUCTURES AND METHODS FOR CONTROLLING LOSSES IN PRINTED CIRCUIT BOARDS」と題された米国特許出願第15/283,088号の一部継続出願であり、その第35 U.S.C.§120号に基づく利益を主張し、それは、2016年6月30日に出願され、現在米国特許第9,673,684号である「STRUCTURES AND METHODS FOR THERMAL MANAGEMENT IN PRINTED CIRCUIT BOARD STATORS」と題された米国特許出願第15/199,527号の一部継続出願であり、その第35 U.S.C.§120号に基づく利益を主張し、これはまた、2015年10月2日に出願され、「STRUCTURES TO REDUCE LOSSES IN PRINTED CIRCUIT BOARD WINDINGS」と題された(1)米国仮特許出願第62/236,407号および2015年10月2日に出願され、「STRUCTURES FOR THERMAL MANAGEMENT IN PRINTED CIRCUIT BOARD STATORS」と題された(2)米国仮特許出願第62/236,422号の各々の第35 U.S.C.§119(e)号に基づく利益を主張し、その(B)は、2016年7月12日に出願され、現在米国特許第9,673,688号である「APPARATUS AND METHOD FOR FORMING A MAGNET ASSEMBLY」と題された米国特許出願第15/208,452号の一部継続出願であり、その第35 U.S.C.§120号に基づく利益を主張し、それは、2016年1月6日に出願され、「ALIGNMNET OF MAGNETIC COMPONENTS IN AXIAL FLUX MACHINES WITH GENERALLY PLANAR WINDINGS」と題された米国仮特許出願第62/275,653号の第35 U.S.C.§119(e)号に基づく利益を主張する。本願は、2018年5月18日に出願され、米国特許出願公開第US 2018/0351441号として公開され、「PRE-WARPED ROTORS FOR CONTROL OF MAGNET-STATOR GAP IN AXIAL FLUX MACHINES」と題された米国特許出願第15/983,985号の一部継続出願でもあり、その第35 U.S.C.§120号に基づく利益を主張し、それは、2017年6月5日に出願され、「PRE-WARPED ROTORS FOR CONTROL OF MAGNET-STATOR GAP IN AXIAL FLUX MACHINES」と題された(1)米国仮特許出願第62/515,251号および2017年6月5日に出願され、「AIR CIRCULATION IN AXIAL FLUX MACHINES」と題された(2)米国仮特許出願第62/515,256号の各々への第35 U.S.C.§119(e)号に基づく利益を主張する。前述の出願、公開、および特許の各々の内容は、あらゆる目的のために、本明細書に参照することによってその全体として本明細書に組み込まれる。
米国特許第7,109,625号(「第’625号特許」)(特許文献1)を含むいくつかの特許によって説明される永久磁石軸方向磁束モータおよび発電機は、交互する南北極を特徴とする磁石間に挿入される略平面印刷回路基板ステータ(PCS)を特徴とする。これらの印刷回路基板ステータは、ステータの外側縁から固定フレームに支持されるとき、孔を有し、ロータを連結するシャフトが、その孔を通る。代替実施形態は、内側および外側半径の役割を入れ替えることであり、ステータの内側半径が支持され、ロータがステータを内包する状況をもたらす。シャフトは、この構成において外側半径に事実上移動させられ、時として、「外側ランナ」と呼ばれる。
米国特許第7,109,625号明細書
本明細書に開示される実施形態の目的、側面、特徴、および利点は、同様の参照番号が、類似する、または同じ要素を識別する以下の発明を実施するための形態、添付される請求項、および付随の図からより完全に明白となるであろう。図と関連して本明細書に導入される参照番号は、他の特徴に関する文脈を提供するために、本明細書において追加の説明を伴わずに1つ以上の後続の図に繰り返され得、全ての要素が、全ての図に標識化されるわけではないこともある。図面は、必ずしも縮尺通りではなく、代わりに、実施形態、原理、および概念を例証することに重点が置かれている。図面は、本明細書とともに含まれる請求項の範囲を限定することを意図していない。
図1Aは、本開示のいくつかの側面が採用され得る軸方向磁束モータまたは発電機の例を示す。
図1Bは、図1Aに示される軸方向磁束モータまたは発電機の構成要素およびそのような構成要素を組み立てるための手段を示す拡大図である。
図2は、等面積を有するが、異なる構成を有する3つの印刷回路基板ステータを示す概念図である。
図3は、複数のステータセグメントが、標準的寸法の印刷回路基板パネル上での製造のために配置され得る方法を示す略図である。
図4は、図3に示されるステータセグメントのサブセットが、それらが、図3に示される回路基板パネル上で縁・縁に配置された場合にどのように見えるであろうかを示す略図である。
図5は、本開示のいくつかの側面による、ロータ上の磁石に対するステータセグメントの例示的配置を示す。
図6は、図5と同じ配置を示すが、ロータは、ステータセグメントがピークトルクを提供する磁石区分と重複する場合の角度において示される。
図7は、本開示のいくつかの側面による、ロータ上の磁石に対する複数のステータセグメントの例示的配置を示す。
図8は、本開示のいくつかの側面による、洗濯機負荷とともに構成および統合される軸方向磁束モータの例示的実施形態の断面を図示する。
(発明の概要)
本発明の概要は、発明を実施するための形態において下記にさらに説明される簡略化形態における一連の概念を導入するために提供される。本発明の概要は、重要な特徴または不可欠な要素を識別することを意図しておらず、本明細書とともに含まれる請求項の範囲を限定することも意図していない。
開示される実施形態のうちのいくつかにおいて、モータまたは発電機は、ロータと、ステータとを備え、ロータは、回転軸を有し、回転軸に平行な第1の磁束を発生させるように構成され、ステータは、回転軸に平行な第2の磁束を発生させるように構成され、ロータまたはステータのうちの少なくとも1つは、回転軸のまわりに不均一に分配される磁束プロファイルを発生させるように構成されている。
他の開示される実施形態において、方法は、軸方向磁束モータまたは発電機のロータの回転軸のまわりにステータの1つ以上の磁束生成巻線を不均一に配置することを伴う。
また他の開示される実施形態において、モータまたは発電機における使用のためのロータは、支持構造と、1つ以上の磁石セグメントとを備え、1つ以上の磁石セグメントは、支持構造によって支持され、1つ以上の磁石セグメントは、回転軸に平行な第1の磁束を発生させ、支持構造は、ステータと組み立てられると、回転軸のまわりに回転し、ステータは、回転軸に平行な第2の磁束を発生させ、1つ以上の磁石セグメントは、回転軸のまわりに不均一に分配される磁束プロファイルを発生させるように構成および配置される。
(詳細な説明)
米国特許第7,109,625号、第9,673,688号、第9,800,109号、第9,673,684号、および第10,170,953号、および、米国特許出願公開第2018-0351441 A1号(「第’441号公開」)(それらの各々の全内容は、参照することによって本明細書に組み込まれる)に開示されるもの等の既存の軸方向磁束モータまたは発電機において、ステータの磁束発生構成要素は、単一の連続的印刷回路基板から成るか、複数の印刷回路基板セグメントから成るかにかかわらず、ステータの巻線が電流を印加された任意の所与の時点で、ステータによって発生させられるピーク磁束の場所が、ロータの回転軸のまわりの角度に対して均一に分配されるように配置される。同様に、そのような機械において、ロータの磁束発生構成要素も、リング磁石から成るか、ポケット内に配置された個々の磁石から成るかどうかにかかわらず、任意の所与の時点で、ロータによって発生させられるピーク磁束の場所が、同様にロータの回転軸のまわりの角度に対して均一に分配されるように配置される。故に、全てのそのような機械において、機械が動作中である任意の所与の時点で、ロータおよびステータの各々によって発生させられるピーク磁束の場所は、機械の回転軸のまわりの角度の関数として均一に分配される。言い換えると、そのような機械におけるロータおよびステータの各々に関して、同じ角度が、回転軸のまわりにピーク磁束の各場所をピーク磁束の次の隣接する場所から分離し、それによって、ロータおよびステータの各々の磁束プロファイルは、回転軸のまわりに均一に分配される。
ある負荷および機械構成に関して従来の設計に対して費用において利点を有する代替設計が、本明細書に開示され、ステータおよび/またはロータは、代わりに、ロータの回転軸のまわりに不均一に分配される磁束プロファイルを有するように構成され得る。いくつかの実施形態において、例えば、ステータは、それが機械の主軸を包囲する弧の一部を描くように構成されることができる。そのようなステータセグメントが、機械と取り付けられる負荷との統合に起因して、同じ軸のまわりで均一に分配される等面積のステータと比較して大きい半径に位置付けられることができるならば、生成されるトルクは、ギャップにおける同等の磁束およびステータにおける電流密度限界を仮定すると、ステータセグメントが配置される半径の増加に比例し得る。しかしながら、「中心外れ」ステータセグメントに関するギャップにおける同等の磁束を維持する費用は、そのセグメントによって対される角度に反比例する磁石体積における増加である。これは、殆どの場合、望ましいトレードオフではない。しかしながら、ピークトルクがシャフト角度の特定の角度または範囲において所望される用途において、磁石材料は、ロータに対して不均一に分配され得、それによって、ステータは、ピークトルクが所望されるシャフト角度においてピーク磁束密度にさらされる。源が周期的トルク生産能力を有する発電機用途に関して、この原理に従って設計される機械は、類似する利点を提供し得る。
特定の角度においてピークトルクを生産するためのステータおよび磁石システムの設計は、1つのステータセグメントおよび/またはロータ上の磁性材料の1つの集中度に限定されないが、これは、最も単純な実施形態である。1つ以上の不均一に分配されるステータセグメントおよび/または1つ以上の不均一に分配される磁石セグメントを含む実施形態は、角度の関数としてのトルク能力の有用な組み合わせを提供し得る。角度の関数としての同じまたは類似するトルク能力が、1つ以上の不均一に分配されるステータセグメントおよび1つ以上の不均一に分配される磁石セグメントの異なる組み合わせを使用して達成され得ることを理解されたい。例えば、角度の関数としての同じまたは類似するトルク能力は、ステータセグメント対ロータ磁石場所の分配を入れ替えることによって達成されることができる。これは、設計者が、角度の関数と同じまたは類似するトルク能力を維持しながら、磁石材料の費用とステータ面積とにおけるトレードオフをもたらすことを可能にし得る。
特定の角度においてピークトルクを生産するための機械の設計は、連続回転を妨げない。連続回転が所望されるとき、ここで開示される原理に従って設計される機械は、ほぼ一定の速度を提供するために、取り付けられる負荷の慣性モーメントによって滑らかにされる一連のパルスにおける(ピークトルク角度における)トルクを供給することができる。この設計の利点は、ステータが、磁石と重複しないとき、渦電流に起因するステータの損失が、ゼロであり得ることである。連続回転に関する別の可能性は、ステータセグメントが、常時、「ピークトルク」角度より小さい大きさにおいてであるが、磁束を経験するように磁石を分配することである。
本明細書に説明されるいくつかの実施形態は、機械半径が、従来の設計と比較して大きく増加させられ得る用途に関して特に有利であり得る。これらの用途において、均一な平面回路基板ステータより大きい半径において配置される平面回路基板ステータ(PCS)セグメントが、ステータの単位面積あたりのより高いピークトルクを達成し得る。さらに、大きい半径における薄い環状ステータと比較して、ステータセグメントは、標準的サイズの印刷回路基板「パネル」上に「タイル張り」または配置されることができる。これは、印刷回路基板材料のより効率的な利用を可能にし、関連付けられる機械の費用を削減し得る。
用途分野の例は、往復ピストンまたはダイヤフラムタイプポンプを含み、それらは、周期的トルク要件を有し得る。バランスの目的のために、これらの機械は、中心外れ質量を頻繁に含み、中心外れ質量は、非対称に設計されるロータによって潜在的に置換されることができる。同様に、単一ピストン機関に結合される発電機は、ステータセグメントタイプ発電機において磁性材料を伴う平衡質量の共同設計から利益を享受し得る。他の潜在的用途は、モータまたは発電機が限定された角度を通して移動する洗濯機または他の用途、および、周期的または「逆転」タイプ負荷を含む。
本明細書に開示される新規の概念の基本的観察は、設計の基本的考慮事項に基づいて、ステータの内部編成および接続から独立して、そうでなければ同等のステータまたはステータセグメントに関する「スケーリング」の議論に要約されることができる。第’625号特許の説明に準拠する従来の環状PCSにおいて、トルクは、以下のように表されることができる。
Figure 2022506263000002
この式の成分は、ステータのアクティブエリアを含む第1の半径r1から第2の半径r2までの積分を含む。積分は、θに対する積分の限界によって完全な環帯を対象とする。項r dr dθは、微小面積要素であり、r fdensは、方程式τ=rxFに対応するトルク密度の大きさである。力密度は、軸方向磁束および半径方向電流密度に起因してθ方向であり、すなわち、以下である。
Figure 2022506263000003
ここにおいて、力密度は、ステータによって支持される電流密度と、その電流密度におけるロータ磁石回路およびステータ反応からもたらされる磁束密度との積である。例証のために、Bは、半径方向であると仮定される。第’625号特許に従って設計されるステータにおいて、発散半径方向トレースは、事実上、内側半径r1から電流密度における1/rの減少を導入する。この効果を捕捉するモデルは、以下である。
Figure 2022506263000004
式中、Jは、内側半径における所与の銅重量、ビアサイズ、およびクリアランス要件における特徴の干渉に基づく最大支持電流密度である。このモデルに関し、
Figure 2022506263000005
であり、ステータによって支持される電流密度は、特徴サイズおよび関連付けられるクリアランスに依存するr1において配置され得る内側ビアの数、r1における円周、およびその円周が製作限界に接近する間隔で特徴を収容するかどうかに依存する。したがって、Jを定数と見なすことは、厳密には正しくない。例えば、r1=0に関して、いかなるビアも、収容されることができず、J=0である。しかしながら、実践的に着目されるモータに関して、Jは、主として、熱的考慮事項およびクリアランス要件に依存する値に接近するであろう。そうでなければ同等のステータの間の比較の目的のためにJを定数とすることは、より小さいr1を伴う中心シャフトの周囲に位置する従来のステータをより大きい半径におけるステータセグメントより優位性があるように見せる傾向がある。
角度範囲δを伴うステータまたはステータセグメントの面積Aは、以下である。
Figure 2022506263000006
従来の設計のステータに関して、δ=2πである。ステータセグメントに関して、δは、理想的に、極対の全体数に対応する。費用に基づくステータセグメントと従来の設計との間の比較の目的のために、等面積のステータと磁石アセンブリとを比較することが、合理的である。内側半径rが、増加させられ、ここにおいて、独立変数と見なされるので、δおよびrの複数の解が、任意のrに関して存在する。特に、δを考慮すると、セグメントにわたる極の間隔は、従来のステータにおけるように、2πラジアンにわたって極を均一に配置する通常の制約にも準拠する必要はない。これは、従来のステータによって享受されないセグメントに関する相当な設計柔軟性、および等面積Aを達成する能力を示唆する。コンパクトなδを伴ってステータエリアをより大きいrに変位させる利点の例は、以下を含む:(1)より大きいrを伴うステータセグメントが、単位面積あたりのより高いピークトルクをもたらすこと、(2)ステータセグメントおよび磁性材料が、特定のロータ角度(または角度範囲)において完全に重複するとき、ピークトルクが、利用可能であること、(3)磁性材料およびステータが、重複しないとき、機械におけるいかなる渦電流損失も、存在しないこと、(4)ステータセグメントが、r,rおよびδが、セグメントが印刷回路基板パネル上で「入れ子」になり得るようなものである場合に取得されることができ、無駄な材料および費用を最小化すること、および、(5)単位面積あたり(または単位費用あたり)のピークトルクが、ステータセグメントの半径とともに増加すること。
具体的トルクτを満たすδ=2πを伴うプロトタイプの従来のステータに関する設計手順を前提として、角度δに及ぶプロトタイプ設計における極のサブセットに対するステータセグメントに関する設計は、セグメントが磁性材料と完全に重複する角度の範囲にわたって
Figure 2022506263000007
のピークトルクを生産するように推測されることができる。したがって、セグメントに関する実践的設計手順は、従来のステータプロトタイプを設計することであり、トルク要件は、セグメントにおいて保全されるように意図される極に対する従来のステータにおける極の比率によって増加させられる。この手順は、好都合であるが、極の間隔が、セグメントの角度範囲および従来の設計の2π範囲に同時に制約されるので、セグメント設計における自由度を活用していない。セグメント角度δは、2πの約数である必要はなく、したがって、設計制約を満たすように最適化されることができる。
固定フレームおよびロータ上の特定の角度に集中したステータセグメントと磁性材料との組み合わせは、角度の関数としての種々のトルク能力を達成することができる。ロータ上の1つ以上のエリアは、異なる磁束密度、1つ以上の極対を備える磁性材料を支持し得、ロータ上の1つ以上のエリアは、種々の角度において分配され得る。固定フレーム内に、種々の角度において位置付けられた1つ以上のステータセグメントが、存在し得る。
本明細書に開示されるもの等の不均一に分配されるステータおよび/またはロータが採用され得るモータおよび/または発電機設計の例は、米国特許第7,109,625号、第9,673,688号、第9,800,109号、第9,673,684号、および第10,170,953号、および米国特許出願公開第2018-0351441 A1号(「第’441号公開」)(上記を参照することによって組み込まれる)に説明されている。そのような機械の例証的例が、最初に、図1Aおよび1Bに関連して説明されるであろう。ロータの回転軸のまわりに不均一に分配される磁束プロファイルを有し、そのような機械に採用され得るステータおよびロータの例が、次いで、図2-8に関連して説明されるであろう。
図1Aは、ロータ構成要素104aおよび104b、シャフト108、ワイヤ114、およびコントローラ112を伴うアセンブリにおいて平面複合ステータ110を採用するシステム100の例を示す。これらの構成要素およびそれらの組立のための手段を示す拡大図が、図1Bに示される。ロータアセンブリの永久磁化部分106a、106bにおける磁極のパターンも、図1Bの拡大図において明白である。図1Aは、電気接続114が、PCS110の外側半径において採用され、ステータが、外側周辺においてフレームまたはケースに搭載される実施形態の例である。別の有用な構成である「外側ランナ」構成は、内側半径においてステータを搭載し、内側半径において電気接続114を作製し、シャフト108をロータ半体を分離する環状リングと置換することを伴う。システムを106aまたは106bのいずれかの1つのみの磁石で構成すること、または連続する磁石アセンブリ間に複数のステータを挿入することも、可能である。ワイヤ114は、ステータ上に搭載されるホール効果または類似するセンサの読み取り値に基づいて、ロータの位置についての情報も伝え得る。示されないが、類似する目的で、シャフト108に取り付けられるエンコーダが、位置情報をコントローラ112に提供し得る。
図1Aおよび1Bのシステム100は、コントローラ112およびシャフト108に接続される構成要素の動作に応じて、モータまたは発電機のいずれかとして機能することができる。モータシステムとして、コントローラ112は、ステータ110における電流がシャフト108に接続された磁石104a、104bから生じるギャップにおける磁束に起因してシャフトのまわりでトルクを生成するように、スイッチを動作させる。コントローラ112の設計に応じて、ギャップにおける磁束および/またはロータの位置は、シャフト108におけるトルク出力を達成するようにスイッチを動作させるために、測定または推定され得る。発電機システムとして、シャフト108に接続される機械的回転動力の源が、ステータの端子112において電圧波形を生成する。これらの電圧は、負荷に直接印加されることができるか、または、それらは、コントローラ112内の3相(または多相)整流器を用いて整流されることができる。整流器実装112は、発電機モードにおいてダイオードを使用して「自己整流」されることができるか、または、モータコントローラの制御されたスイッチを使用して構築されることができるが、それは、シャフトトルクが、機械的源によって提供されるトルクに対抗し、機械的エネルギーが電気エネルギーに変換されるように動作させられる。したがって、図1Aの同じ構成が、コントローラ112が動作させられる方法に応じて、発電機およびモータの両方として機能し得る。加えて、コントローラ112は、フィルタ構成要素を含み得、フィルタ構成要素は、スイッチング効果を軽減し、ワイヤ114からのEMI/RFIを低減させ、損失を低減させ、コントローラに供給され、または、コントローラから送達される電力における追加の柔軟性を提供する。
図2は、等面積であるが、異なる角度および半径方向範囲を有する3つのステータ202、204、206の幾何学形状を示す。ステータ204および206は、内側半径が異なる。ステータ206は、第’625号特許によって説明されるようなステータに典型的な相対的寸法を示す。ステータ204は、薄い環状設計である。ステータ204において、内側半径は、増加させられているが、これらの相対的寸法を伴うステータは、印刷回路基板材料の「パネル」を効率的に利用しない。ステータ202は、本明細書に提案されるように、ステータ204と等面積かつ同等の半径のステータセグメント208を示す。他の条件が同じであり、より大きい半径において、ステータ202および204は、半径がトルクアームを増加させるので、ステータ206より高いピークトルクを生産するであろう。
図3は、標準的サイズの印刷回路基板パネル302における図1に示されるセグメント208のようなステータセグメントの「パネル化」またはパッキングを示す。パネル302の有効利用は、図示される配置では高い。ステータセグメント208の費用は、パネル302の利用に反比例する。
図4は、パネル302における図3におけるものと同じサイズのセグメント208の効果的でない配置を示す。この配置は、実践的ではないが、それは、セグメント208によって達成されるものと同じ内側および外側半径を伴う従来のステータに関して達成されるであろう有効パネル利用を示す。
図5は、ロータ504上の磁石502に対するステータセグメント208の例示的配置を示す。図示される例において、本明細書において「高密度磁石エリア」とも称される磁石502のロータ504上の高密度角度範囲506は、ステータセグメント208との重複の角度においてピークトルクを達成するように提供される。本明細書において、「低密度磁石エリア」とも称される磁石502の低密度角度範囲508が、角度から独立したより低いトルク能力を提供するように配置される。図示されないが、いくつかの実施形態において、非磁性要素が、全体としてのロータ504の重量をバランスさせるために、低密度磁石エリア508の近傍に追加され得ることを理解されたい。さらに、いくつかの実施形態において、反対の極性であるが対応する磁石配置を有する追加のロータ部分(図示せず)が、ロータ504の図示される部分の上方に位置付けられ得、それによって、ステータセグメント208は、2つのロータ部分間のギャップ内に位置付けられ得、磁束線が、対向する反対の極性の磁石の対間のロータの回転軸に平行な方向に延びていることを理解されたい。加えて、図5に図示されないが、ステータセグメント208が、伝導性トレースおよび/またはビア(例えば、1つ以上の誘電体層上に配置されている)を含み得ることを理解されたい(それらは、通電されると、ロータの回転軸に平行な方向に磁束を発生させる巻線を形成するように構成される)。そのような巻線は、そのような磁束を発生させるために、電力供給源(図5に図示せず)から電流の1つ以上の相を受け取るように構成され得、そのような巻線は、1つ以上の螺旋において、1つ以上の蛇行パターンにおいて、または別様に配置され得る。
図5に示されるように、いくつかの実施形態において、ステータセグメント208は、ステータセグメント208が1つ以上のファスナ512を使用して取り付けられ得る弓形取り付け部材510を介して定位置に保持され得、ステータセグメント208の1つ以上の巻線(図示せず)は、印加する電流を巻線に供給するように、取り付け部材510に関連付けられる端子514に接続され得、その端子は、図1Aおよび1Bに関連して上で議論されるコントローラ112等のコントローラ(図5に図示せず)に接続され得る。
図6は、図5と同じ構成を示すが、ロータ504は、ステータセグメント208がピークトルクを提供する高密度磁石区分506と重複する角度に位置付けられている。
図7は、図4および5の代替配置を示す。示されるように、高密度角度範囲506とともに、低密度磁石領域508(図7に図示せず)を採用することに加えて、またはその代わりに、ステータセグメント502a-gは、それらが任意の角度において一定の利用可能なトルクを伴う環状ステータを完全に描く、またはほぼ描くように配置され得る。いくつかの実施形態において、ステータセグメント502a-gの一部は、より小さくされ得、より粗いピッチで配置され得、より少ない巻線の「巻数」を含み得、および/または、1つ以上の他のステータセグメント502より少ない電力を供給され得、それによって、集中した磁石を伴う機械が、依然として任意の角度においてトルク能力を提供しながら、角度特定のピークトルクを提供し得る。例えば、いくつかの実施形態において、ステータセグメント502aは、そのような目的のために、他のステータセグメント502b-gと異なって構成、配置、および/または印加され得る。
採用される磁石502およびステータセグメント208の特定の配置にかかわらず、少なくともいくつかの状況において、ロータ504の回転中、少なくとも1つのステータセグメント208が少なくとも部分的に各位置において少なくとも1つの磁石502と重複し、それによって、ロータ504が、ステータセグメント208からのいかなる磁束も磁石502からの磁束と相互作用しない位置において「スタック」状態にならないことを確実にするために、注意が払われ得る。
上で説明される例示的構成の各々において、ステータセグメント208および/またはロータ504の磁石502は、機械の回転の主軸のまわりで不均一に分配される磁束プロファイルを有するように構成されている。特に、ステータセグメント208は、ステータ504の巻線が通電される任意の所与の時点で、ステータによって発生させられるピーク磁束の場所が、ロータの回転軸のまわりの角度に対して不均一に分配されるように配置される。同様に、そのような機械において、ロータ504の磁石502も、任意の所与の時点で、ロータによって発生させられるピーク磁束の場所が、同様にロータの回転軸のまわりの角度に対して不均一に分配されるように配置される。故に、そのような機械におけるロータおよびステータの各々に関して、異なる角度が、そのような構成要素によって発生させられる磁束プロファイルが、回転軸のまわりに不均一に分配されるように、回転軸のまわりにピーク磁束のいくつかの場所をピーク磁束の隣接する場所から分離する。
図8は、本開示のいくつかの側面による、図5および6に示されるもののような構成要素とともに構成され、洗濯機負荷804と統合される軸方向磁束モータ802の例示的実施形態の断面を図示する。示されるように、モータ802のステータセグメント208は、取り付け部材510および1つ以上のファスナ512を介して洗濯機槽808を含む筐体806に固定され得、洗濯機槽808は、軸受要素810を介して筐体806に回転可能に結合され得る。モータ802のロータ504は、洗濯機槽808から延び、および/または、それに固定して取り付けられ得るシャフト812を介して、洗濯機槽808を直接駆動し得る。図示される構成において、「急回転」モードにおける比較的に高い速度および低いトルクにおける連続回転が、図5および6に関連して上で説明されるように、ステータセグメント208と、高密度磁石領域506および1つ以上の低密度磁石領域508に配置される磁石502の集合とを使用して達成され得る。そのような急回転モード中、ロータの回転軸のまわりのロータおよびステータの磁束プロファイルの不均一な分配に起因して、ロータ504が、実質的に一定の速度でステータセグメント208に対してある範囲の角度を通して回転すると、ロータおよびステータによって発生させられる磁束間の相互作用に起因して生成されるトルクの周期性は、不規則である。「洗濯」モードのために必要とされる逆転アクションは、トルクが特定の角度において供給され得る比較的に低い速度、高いトルクの動作モードであり得る。この場合、ステータセグメント208と高密度磁石領域506との相互作用は、ピークトルク要件を提供し得る。
(本開示による装置および方法の例示的実装)
以下の段落(A1)-(A14)は、本開示に従って実装され得る装置の例を説明する。
(A1)モータまたは発電機は、回転軸を有し、回転軸に平行な第1の磁束を発生させるように構成されたロータと、回転軸に平行な第2の磁束を発生させるように構成されたステータとを備え得、ロータまたはステータのうちの少なくとも1つは、回転軸のまわりに不均一に分配された磁束プロファイルを発生させるように構成されている。
(A2)モータまたは発電機は、段落(A1)に説明されるように構成され得、ロータは、回転軸のまわりに不均一に分配された第1の磁束プロファイルを発生させるようにさらに構成され得る。
(A3)モータまたは発電機は、段落(A2)に説明されるように構成され得、ロータは、回転軸のまわりに不均一に分配された1つ以上の磁石セグメントをさらに備え得る。
(A4)モータまたは発電機は、段落(A3)に説明されるように構成され得、1つ以上の磁石セグメントの各々は、第1の磁束が最大密度を有するそれぞれの表面場所をさらに有し得、それぞれの表面場所は、回転軸のまわりに不均一に分配され得る。
(A5)モータまたは発電機は、段落(A2)-(A4)のいずれかに説明されるように構成され得、ロータは、ロータが実質的に一定の速度でステータに対してある範囲の角度を通して回転すると、第1の磁束と第2の磁束との相互作用に起因して生成されるトルクの周期性が不規則であるようにさらに構成され得る。
(A6)モータまたは発電機は、段落(A2)-(A5)のいずれかに説明されるように構成され得、ステータは、回転軸のまわりに不均一に分配された第2の磁束プロファイルを発生させるようにさらに構成され得る。
(A7)モータまたは発電機は、段落(A1)に説明されるように構成され得、ステータは、回転軸のまわりに不均一に分配される磁束プロファイルを発生させるようにさらに構成され得る。
(A8)モータまたは発電機は、段落(A2)-(A7)のいずれかに説明されるように構成され得、ステータは、回転軸のまわりに不均一に分配された1つ以上の印刷回路基板セグメントをさらに備え得る。
(A9)モータまたは発電機は、段落(A2)-(A8)のいずれかに説明されるように構成され得、ステータは、少なくとも1つの誘電体層上に配置された伝導性トレースをさらに備え、電流を印加されると、第2の磁束を発生させ得る。
(A10)モータまたは発電機は、段落(A2)-(A9)のいずれかに説明されるように構成され得、ステータは、伝導性トレースが電流を印加された任意の所与の時点で、第2の磁束の最大密度の1つ以上の場所が、回転軸のまわりに不均一に分配されるようにさらに構成され得る。
(A11)モータまたは発電機は、段落(A9)または段落(A10)に説明されるように構成され得、伝導性トレースは、少なくとも1つの誘電体層上に配置され、電源に結合されることによって、電源によって出力される電流の3つの相に対応する第2の磁束の3つの相を発生させる。
(A12)モータまたは発電機は、段落(A1)-(A11)のいずれかに説明されるように構成され得、ステータは、ロータが、一定の速度でステータに対してある範囲の角度を通して回転すると、第1の磁束と第2の磁束との相互作用に起因して生成されるトルクの周期性が不規則であるようにさらに構成され得る。
(A13)モータまたは発電機における使用のためのロータは、支持構造と、支持構造によって支持され、回転軸に平行な第2の磁束を発生させるステータと組み立てられると、それのまわりで支持構造が回転する回転軸に平行な第1の磁束を発生させる1つ以上の磁石セグメントであって、1つ以上の磁石セグメントは、回転軸のまわりに不均一に分配される磁束プロファイルを発生させるように構成および配置されている、1つ以上の磁石セグメントとを備え得る。
(A14)ロータは、段落A13に説明されるように構成され得、1つ以上の磁石セグメントは、少なくとも第1の磁石セグメントと、第1の磁石セグメントから間隔を置かれる第2の磁石セグメントとをさらに含み得、第1の磁石セグメントは、第2の磁石セグメントより多数の隣接する磁石を含み得る。
以下の段落(M1)-(M5)は、本開示に従って実装され得る方法の例を説明する。
(M1)方法は、軸方向磁束モータまたは発電機のロータの回転軸のまわりにステータの1つ以上の磁束生成巻線を不均一に配置することを含み得る。
(M2)方法は、段落(M1)に説明されるように実施され得、1つ以上の磁束生成巻線を配置することは、回転軸のまわりに巻線を含む1つ以上の印刷回路基板セグメントを不均一に配置することをさらに含む。
(M3)方法は、段落(M1)または段落(M2)に説明されるように実施され得、1つ以上の印刷回路基板セグメントを配置することは、巻線が電流を印加された任意の所与の時点で、第2の磁束の最大密度の1つ以上の場所が回転軸のまわりに不均一に分配されるように、1つ以上の印刷回路基板セグメントを配置することをさらに含み得る。
(M4)方法は、段落(M1)-(M3)のいずれかに説明されるように実施され得、ロータは、回転軸のまわりに不均一に配置される磁石を備え得る。
(M5)方法は、段落(M1)-(M4)のいずれかに説明されるように実施され得、1つ以上の磁束生成巻線を配置することは、ロータが一定の速度でステータに対してある範囲の角度を通して回転すると、ロータとステータとによって発生させられる磁束の相互作用に起因して生成されるトルクの周期性が不規則であるように、1つ以上の磁束生成巻線を配置することをさらに含み得る。
少なくとも1つの実施形態のいくつかの側面をこのように説明したが、種々の改変、修正、および改良が、当業者に容易に想起されるであろうことを理解されたい。そのような改変、修正、および改良は、本開示の一部であることを意図しており、本開示の精神および範囲内であることを意図している。故に、前述の説明および図面は、例にすぎない。
本開示の種々の側面は、単独で、組み合わせて、または前述に説明される実施形態において具体的に議論されていない種々の配置において使用され得、したがって、本願において、前述の説明に記載され、または図面に図示される構成要素の詳細および配置に限定されない。例えば、一実施形態に説明される側面は、他の実施形態に説明される側面と任意の様式で組み合わせられ得る。
開示される側面は、方法としても具現化され得、その例が、提供されている。方法の一部として実施される行為は、任意の好適な方法で順序付けられ得る。故に、行為が、例証的実施形態において連続的行為として示されているが、いくつかの行為を同時に実施することを含み得る例証されるものと異なる順序で実施される実施形態が、構築され得る。
請求項において請求項要素を修飾するための「第1」、「第2」、「第3」等の序数用語の使用は、それだけにおいて、1つの請求項要素の別のものに対するいかなる優先、先行、または順序も暗示せず、または方法の行為が実施される時間的順序を暗示せず、単に、ある名称を有する1つの請求される要素を、(序数用語の使用がなければ)同じ名称を有する別の要素から区別し、請求項要素を区別するための標識として使用される。
本明細書に使用される表現法および専門用語も、説明の目的のために使用され、限定と見なされるべきではない。本明細書における「~を含む」、「~を備える」、または「~を有する」、「~を含む」、「~を伴う」、およびそれらの変形例の使用は、その後に列挙されるアイテムおよびその均等物および追加のアイテムを包含することを意味する。

Claims (20)

  1. モータまたは発電機であって、前記モータまたは発電機は、
    回転軸を有するロータであって、前記ロータは、前記回転軸に平行な第1の磁束を発生させるように構成されている、ロータと、
    前記回転軸に平行な第2の磁束を発生させるように構成されたステータと
    を備え、
    前記ロータまたは前記ステータのうちの少なくとも1つは、前記回転軸のまわりに不均一に分配された磁束プロファイルを発生させるように構成されている、モータまたは発電機。
  2. 前記ロータは、前記回転軸のまわりに不均一に分配された第1の磁束プロファイルを発生させるように構成されている、請求項1に記載のモータまたは発電機。
  3. 前記ロータは、前記回転軸のまわりに不均一に分配された1つ以上の磁石セグメントを備えている、請求項2に記載のモータまたは発電機。
  4. 前記1つ以上の磁石セグメントの各々は、前記第1の磁束が最大密度を有するそれぞれの表面場所を有し、前記それぞれの表面場所は、前記回転軸のまわりに不均一に分配されている、請求項3に記載のモータまたは発電機。
  5. 前記ロータは、前記ロータが実質的に一定の速度で前記ステータに対してある範囲の角度を通して回転すると、前記第1の磁束と前記第2の磁束との相互作用に起因して生成されるトルクの周期性が不規則であるように構成されている、請求項2に記載のモータまたは発電機。
  6. 前記ステータは、前記回転軸のまわりに不均一に分配された第2の磁束プロファイルを発生させるように構成されている、請求項2に記載のモータまたは発電機。
  7. 前記ステータは、前記回転軸のまわりに不均一に分配された磁束プロファイルを発生させるように構成されている、請求項1に記載のモータまたは発電機。
  8. 前記ステータは、前記回転軸のまわりに不均一に分配された1つ以上の印刷回路基板セグメントを備えている、請求項7に記載のモータまたは発電機。
  9. 前記ステータは、電流を印加されると前記第2の磁束を発生させるために、少なくとも1つの誘電体層上に配置された伝導性トレースを備えている、請求項1に記載のモータまたは発電機。
  10. 前記ステータは、前記伝導性トレースが電流を印加された任意の所与の時点で、前記第2の磁束の最大密度の1つ以上の場所が、前記回転軸のまわりに不均一に分配されるように構成されている、請求項9に記載のモータまたは発電機。
  11. 前記伝導性トレースは、前記少なくとも1つの誘電体層上に配置され、電源に結合されることによって、前記電源によって出力される電流の3つの相に対応する前記第2の磁束の3つの相を発生させる、請求項10に記載のモータまたは発電機。
  12. 前記ステータは、前記回転軸のまわりに不均一に分配された1つ以上の印刷回路基板セグメントを備えている、請求項10に記載のモータまたは発生器。
  13. 前記ロータまたは前記ステータのうちの少なくとも1つは、前記ロータが一定の速度で前記ステータに対してある範囲の角度を通して回転すると、前記第1の磁束と前記第2の磁束との相互作用に起因して生成されるトルクの周期性が不規則であるように構成されている、請求項1に記載のモータまたは発電機。
  14. 方法であって、前記方法は、軸方向磁束モータまたは発電機のロータの回転軸のまわりにステータの1つ以上の磁束生成巻線を不均一に配置することを含む、方法。
  15. 前記1つ以上の磁束生成巻線を配置することは、前記回転軸のまわりに前記巻線を含む1つ以上の印刷回路基板セグメントを不均一に配置することを含む、請求項14に記載の方法。
  16. 前記ロータは、前記回転軸のまわりに不均一に配置された磁石を備えている、請求項15に記載の方法。
  17. 前記1つ以上の印刷回路基板セグメントを配置することは、前記巻線が電流を印加された任意の所与の時点で、前記第2の磁束の最大密度の1つ以上の場所が前記回転軸のまわりに不均一に分配されるように、前記1つ以上の印刷回路基板セグメントを配置することをさらに含む、請求項15に記載の方法。
  18. 前記1つ以上の磁束生成巻線を配置することは、前記ロータが一定の速度で前記ステータに対してある範囲の角度を通して回転すると、前記ロータと前記ステータとによって発生させられる磁束の相互作用に起因して生成されるトルクの周期性が不規則であるように、前記1つ以上の磁束生成巻線を配置することを含む、請求項14に記載の方法。
  19. モータまたは発電機における使用のためのロータであって、前記ロータは、
    支持構造と、
    1つ以上の磁石セグメントと
    を備え、
    前記1つ以上の磁石セグメントは、前記支持構造によって支持され、前記1つ以上の磁石セグメントは、ステータと組み立てられると、前記支持構造が回転する回転軸に平行な第1の磁束を発生させ、前記ステータは、前記回転軸に平行な第2の磁束を発生させ、前記1つ以上の磁石セグメントは、前記回転軸のまわりに不均一に分配された磁束プロファイルを発生させるように構成および配置されている、ロータ。
  20. 前記1つ以上の磁石セグメントは、少なくとも第1の磁石セグメントと、前記第1の磁石セグメントから間隔を置かれた第2の磁石セグメントとを含み、前記第1の磁石セグメントは、前記第2の磁石セグメントより多数の隣接する磁石を含む、請求項19に記載のロータ。
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