JP2022505024A - 押しボタンおよび直線的並進ロック機構を有する容器蓋 - Google Patents

押しボタンおよび直線的並進ロック機構を有する容器蓋 Download PDF

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Abstract

Figure 2022505024000001
容器蓋は、本体を貫通して形成された開口部と前記容器蓋を容器に結合させるために前記本体に形成された筋模様とを有する前記本体と、前記本体に回転可能に連結されたキャップであって、前記キャップが前記開口部を封止する封止位置と、前記キャップが前記開口部を封止しない解放位置との間で回転するように構成された前記キャップと、前記本体に配置されたボタンであって、前記キャップを前記封止位置から解放するように構成され、前記ボタンの有効化時に、前記キャップの前記解放位置への回転を引き起こす前記ボタンと、前記ボタンに作動可能に連結されるロック機構であって、前記ロック機構が前記ボタンの前記有効化を妨げるロック位置と、前記ロック機構が前記ボタンの前記有効化を可能にするアンロック位置との間で、前記本体に対して水平方向に直線的に並進するように構成される前記ロック機構と、を備え得る。

Description

本開示は全体として容器蓋に関し、より詳細には、押しボタンおよび直線的並進ロック機構を有する容器蓋に関する。
容器蓋は、流体が流入および/または流出し得る容器の開口部を封止するための、キャップ(例えば、ねじ込み式キャップ、フリップキャップ、プッシュキャップなど)などの機構を備えることができる。容器蓋が容器と係合している間に容器内の流体にアクセスするために、ユーザは通常、容器内への流体経路が提供されるように、容器の開口部に対してキャップを移動または除去することができる。それによって、ユーザは、蓋を通じて飲料を飲むことができる。ユーザが容器を封止したいとき(例えば、輸送のため)、ユーザは、流体経路が封止されるようにキャップを移動させることができる。容器内の流体の漏出が防止されるように、キャップが漏出を防止するように流体経路を封止することが理想的である。
容器蓋の設計は幅広く存在する。そのような設計の1つには、押しボタン作動式キャップを備えた蓋が含まれる。この設計では、蓋の表面に配置されたボタンを押すことによって、キャップを解放することができ、それによって蓋を開けることができる。しかしながら、ボタンが偶発的に押された場合、キャップの解放が不用意に起こり、容器の内側に貯蔵された液体がこぼれる可能性がある。
本開示は、押しボタンおよび水平方向に直線的に並進できるロック機構を備えた容器蓋を提供する。前記蓋は、開口部を封止するように構成された、前記蓋に回転可能に連結されたキャップを含むことができる。前記ボタンは、作動されると、前記キャップを前記封止位置から解放することができる。前記ロック機構は、前記ボタンに作動可能に連結されており、前記ボタンをロックし、前記キャップが前記蓋から不用意に解放されるのを防止することができる。
本開示の複数の実施形態によれば、容器蓋は、本体を貫通して形成された開口部を有する前記本体であって、容器と結合するように構成された前記本体と、前記本体に回転可能に連結されたキャップであって、前記キャップが前記開口部を封止する封止位置と、前記キャップが前記開口部を封止しない解放位置との間で回転するように構成された前記キャップと、前記本体に配置されたボタンであって、前記キャップを前記封止位置から解放するように構成され、前記ボタンの有効化時に、前記キャップの前記解放位置への回転を引き起こす前記ボタンと、前記ボタンに作動可能に連結されるロック機構であって、前記ロック機構が前記ボタンの前記有効化を妨げるロック位置と、前記ロック機構が前記ボタンの前記有効化を可能にするアンロック位置との間で、前記本体に対して水平方向に直線的に並進するように構成される前記ロック機構と、を備え得る。
前記ボタンには、前記本体の後部に向かって突出する第1ロック機構係合部を形成してもよく、前記ロック機構には、前記第1ロック機構係合部を受けるように構成された第1受け部を形成してもよい。前記ロック位置において、前記第1ロック機構係合部が前記ロック機構の表面に当接するように、前記ロック機構を位置付けてもよく、それによって、前記ボタンの前記有効化を妨げてもよい。前記アンロック位置において、前記第1ロック機構係合部が前記第1受け部を貫通できるように、前記ロック機構を位置付けてもよく、それによって、前記ボタンの有効化を可能にしてもよい。前記第1受け部は、前記ロック機構を貫通して形成された開口部であり得る。
前記ボタンには、前記本体の底部に向かって突出する第2ロック機構係合部を形成してもよく、前記ロック機構には、前記第2ロック機構係合部を受けるように構成された第2受け部を形成してもよい。前記第2受け部には、前記本体の頂部に向かって突出する分割部材を形成してもよく、前記分割部材は、前記ロック機構の直線並進中に、前記第2ロック機構係合部と相互作用するように構成してもよい。前記分割部材は、前記ロック位置および前記アンロック位置のうちの一方へと前記ロック機が直線並進するのを促進できるように、その両側はテーパ状であり得る。前記第2受け部は、前記ロック機構の直線並進中に、前記第2受け部の一部と接触する前記第2ロック機構係合部によってフィードバック音が発生するように、形成してもよい。
前記キャップが前記封止位置にあるとき、前記ボタンは、前記キャップを所定の位置に保持するようにさらに構成され得る。前記ボタンには、前記本体の前部に向かって突出するキャップ保持部を形成してもよく、前記キャップ保持部は、前記キャップの開口部を貫通するように構成され、それによって前記キャップを所定の位置に保持してもよい。前記ボタンの前記有効化は、前記保持部を前記本体の後部に向かって移動させ、それによって、前記キャップの前記開口部の前記貫通を元に戻してもよい。前記キャップには、前記キャップの前記開口部が配置された受け部を形成してもよく、前記受け部および前記保持部のそれぞれの表面には、テーパ部を形成してもよく、その結果、前記受け部の前記テーパ部は、前記キャップの前記回転中に、前記保持部の前記テーパ部との接触状態へと至るように構成され得る。
前記ボタンは、前記本体の前部に配置され、前記ロック機構の少なくとも一部は、前記ボタンの裏側に配置され得る。
前記容器蓋は、前記本体および前記キャップに連結されたばねをさらに備えてもよく、前記ばねは、前記ボタンの有効化時に、前記キャップの前記解放位置への前記回転を引き起こすように構成され得る。前記ばねは、前記封止位置から離れて前記キャップを回転させる、持続的な付勢力を提供するようにさらに構成され得る。
前記容器蓋は、前記本体に取り付けられた後部ピンをさらに備え得る。前記キャップが前記後部ピンの周りを回転するよう構成されるように、前記キャップを前記後部ピンに連結してもよく、前記ばねは、前記後部ピンの周りに少なくとも部分的にコイル状に巻かれていてもよい。
前記容器蓋は、前記本体に回転可能に連結された把手をさらに備えてもよい。前記把手が前記後部ピンの周りを回転するよう構成されるように、前記把手を前記後部ピンに連結してもよく、前記後部ピンは、前記本体、前記キャップ、前記ばね、および前記把手のそれぞれの少なくとも一部を横切り得る。
前記容器蓋は、前記本体に取り付けられた前部ピンをさらに備え得る。前記前部ピンが前記本体の前後方向への前記ボタンの移動を調節するように、前記ボタンを前記前部ピンに連結してもよく、前記ボタンには、前記前部ピンを受けるように構成された、前部ピン開口部を形成してもよい。
前記容器蓋は、前記ボタンの裏側の位置に前記本体上に配置された弾性部材をさらに備えてもよく、前記弾性部材は、前記ボタンの有効化に応じて反作用の力を提供するように構成され得る。
前記キャップは、前記封止位置とは反対の収納位置まで回転するようにさらに構成されてもよく、前記収納位置では、前記キャップの表面が前記本体の後面から突出する収納部材を越えて回転し、それによって、前記キャップの回転を阻止し得る。
本明細書の実施形態は、添付の図面と併せて以下の説明を参照することによって、より良く理解することができる。添付の図面では、同じ参照番号は、同一または機能的に類似した要素を示す。
容器に連結された容器蓋を示す図を含む。 図1の容器蓋のボタンが有効化する過程を示す断面図である。 図1の容器蓋のボタンが有効化する過程を示す断面図である。 図1の容器蓋のキャップを収納する過程を示す断面図である。 連結された図1の容器蓋の後部を示す図である。 連結された図1の容器蓋の後部を示す図である。 図1の容器蓋のボタンと連結したロック機構を示す正面図である。 アンロック位置にある図5のロック機構を示す図である。 アンロック位置にある図5のロック機構を示す図である。 ロック位置にある図5のロック機構を示す図である。 ロック位置にある図5のロック機構を示す図である。 図1の容器蓋の本体を示す、分離上面図である。 図1の容器蓋の本体を示す、分離底面図である。 図1の容器蓋のキャップを示す分離図である。 図1の容器蓋のボタンを示す分離図である。 図1の容器蓋の把手を示す分離図である。 図1の容器蓋のロック機構を示す分離図である。 図1の容器蓋を示す分解図である。
上記で言及した図面は、必ずしも一定の縮尺ではなく、本開示の基本原理を示す様々な好ましい特徴の、いくらか簡略化された表現を提示していることが、理解されるはずである。本開示に係る複数の特定の設計特徴は、例えば、特定の寸法、向き、位置、および形状を含むが、本開示に係る複数の特定の設計特徴は、特定の意図される用途および使用環境によって、部分的に決定されるだろう。
以下、本開示の複数の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。当業者ならば理解するように、記載された該複数の実施形態は、全て本開示の精神または範囲から逸脱することなく、様々な異なる方法で修正されてもよい。さらに、本明細書全体を通して、同じ参照番号は、同じ要素を指す。
本明細書で使用される用語は、複数の特定の実施形態を説明するためだけのものであり、本開示を限定することを意図するものではない。本明細書で使用するとき、単数形「a」、「an」、および「the」は、特に明記しない限り、複数形も含むことが意図される。用語「備える(comprises)」および/または「備える(comprising)」は、本明細書で使用するとき、述べられた特徴、完全体、工程、動作、要素、および/または構成要素の存在を特定するが、他の1つ以上の特徴、完全体、工程、動作、要素、構成要素、および/またはそれらのグループの存在または追加を排除しないことが、さらに理解されるだろう。本明細書で使用するとき、用語「および/または」は、1つ以上の関連する列挙した項目の、任意およびすべての組み合わせを含む。
さて、本開示の実施形態を参照すると、開示された容器蓋は、水平方向に直線的に並進できるロック機構に作動可能に連結された、押しボタンを特徴とする。蓋は、開口部を封止することができる、前記蓋に回転可能に連結されたキャップを含むことができる。前記ボタンは、有効化されると、前記キャップを封止位置から解放することができる。前記キャップが前記蓋から不用意に解放されるのを防止するために、前記ロック機構は、ロック位置に並進して、前記ボタンをロックすることができる。
図1は、容器200に連結された容器蓋100を示す、複数の図を含む。図1に示すように、蓋100は、容器200と係合するように設計してもよい。容器200は、液体等を運ぶためのボトルといった、任意の適切な容器であってもよい。このような場合に、蓋100は、容器200内で運ばれている該液体がこぼれるのを防止することができる。
蓋100は、図8Aおよび図8Bにおいてより詳細に示すように、容器200と可逆的に結合する本体110を含むことができる。本体110は例えば、トライタン(Tritan)(登録商標)または他の任意のプラスチックポリマーなどの、任意の適切な材料を使用して形成することができる。
本体110は、それを貫通して形成された開口部111を有することができる。開口部111は、流体の経路として機能することができ、開口部111により、蓋100が容器200に連結されている間、ユーザは蓋100を通して飲料を飲むことができる。本体110には、(容器200に配置された、対応する筋模様を介して)蓋100を容器200に結合させるための、筋模様112を形成することができる。筋模様112は例えば、蓋110の内部に配置することができる。あるいは、蓋100は、押し込み式蓋、スナップ式蓋など、他の任意の適切な方法で、容器200と係合するように設計することができる。
蓋100は、図9により詳細に示すように、本体110に回転可能に連結されたキャップ120を、さらに含むことができる。キャップ120は例えば、トライタン(Tritan)(登録商標)または他の任意のプラスチックポリマーなどの、任意の適切な材料を使用して形成することができる。ある場合には、キャップ120は、透明な材料で形成することができる。
キャップ120は、本体110の後部に回転可能に連結することができる。例えば、キャップ120は、図4Aおよび図4Bにおいてより詳細に示すように、後部ピン170を介して、本体110の後部に回転可能に連結することができる。このような場合、キャップ120の回転は、後部ピン170の周りで起こり得る。
キャップ120は、本体110の開口部111を可逆的に封止するように構成することができる。詳細には、キャップ120は、複数の位置の間で回転することができる。例えば、キャップ120は少なくとも、図1で示されているように、キャップ120が開口部111を封止する封止位置と、キャップ120が開口部111を封止しない解放位置との間で、回転することができる。キャップガスケット122は、キャップ120が封止位置にあるとき、キャップガスケット122が開口部111に漏れ防止の封止を形成することができるような位置で、キャップ120の表面またはキャップ120の内部に配置することができる。キャップガスケット122は例えば、シリコーンのような、任意の適切な材料を使用して形成されてもよい。
蓋100はさらに、図10においてより詳細に示すように、本体110に配置されたボタン130を含むことができる。ボタン130は例えば、ポリプロピレン(polypropylene(PP))または他の熱可塑性ポリマーといった、任意の適切な材料を使用して形成することができる。
ボタン130は、ボタン130がキャップ120に作動可能に連結されるように、本体110の前部に配置することができる。例えば、ボタン130は、本体110の前部に形成された、ボタン収容部114に挿入することができる。ボタン130は、以下により詳細に説明するように、前部ピン180によってボタン収容部114内に収容することができる。
作動面では、ボタン130は、ボタン130が有効化したときに、キャップ120を前述の封止位置から解放し、キャップ120を解放位置まで回転させることができる。本開示の目的においては、ボタン130の有効化は、ボタン130が休止している状態ではなく、ボタン130が押されている状態に対応することができる。
さらに詳細には、図2Aおよび図2Bは、ボタン130が有効化する過程を示す、断面図である。図2Aに示すように、ボタン130が休止している間、キャップ120が本体110の開口部111を封止する封止位置に、キャップ120を保持することができる。より具体的には、キャップ120は、ボタン130によって、この位置に保持され得る。
この目的のために、図10においてより詳細に示すように、ボタン130には突出したキャップ保持部133を形成することができる。例えば、キャップ保持部133は、本体110の前部に向かって突出することができる。キャップ120が封止位置にあるとき、キャップ保持部133は、キャップ120の開口部を貫通することができ、それによって、キャップ120を所定の位置に保持することができる。
図9においてより詳細に示すように、キャップ120の開口部は、受け部121に形成することができる。受け部121は例えば、下方に突出するように形成することができる。こうして、ボタン130のキャップ保持部133が受け部121の開口部を貫通するとき、キャップ120を封止位置に保持することができる。ある場合には、受け部121およびキャップ保持部133のそれぞれの表面に、テーパ部(つまり傾斜面)を形成することができる。キャップ120が下方へと(封止位置に向かって)回転している間に、受け部121のテーパ部がキャップ保持部133のテーパ部との接触状態に至ることができるように、キャップ120およびボタン130を位置付けることができる。したがって、それぞれのテーパ部は、キャップ120の封止位置への移動を容易にすることができる。
図2Bに示すように、ボタン130が有効化されるとき、すなわち、内方向へと押されるとき、このような有効化は、ボタン130を後ろ方向に移動させることができる。ボタン130の後方への運動は、ボタン130と一体となった、キャップ保持部133の後方への移動を、同時に引き起こすことができる。その結果、前述したキャップ保持部133による受け部121の貫通を元に戻すことができ、キャップ120の解放をもたらし、キャップ120を自由に回転させることができる。言い換えれば、図2Bで示されるように、ボタン130の有効化によって、キャップ120が本体110の開口部111を封止しない解放位置まで、キャップ120は回転することができる。
上述したように、封止位置と解放位置との間で回転することに加えて、キャップ120は、封止位置とは反対の収納位置(stowed position)までさらに回転することができる。詳細には、図3は、キャップ120を収納する過程を示す断面図である。図3に示すように、蓋100の本体110は、その上に配置された突出した収納部材113を含むことができる。例えば、収納部材113は、本体110の後面から外向きに突出することができる。
キャップ120が図2Aに示す封止位置から離れて、すなわち本体110の後部に向かって回転すると、キャップ120の外面は、本体110から突出する収納部材113に当接することができる。例えば、収納部材113と接触状態に至るように位置付けられたキャップ120の外面に、テーパ状突起を配置することができる。この位置では、キャップ120は例えば、収納位置から約180度回転させることができるが、本開示の範囲はそのようなものに限定されない。
収納部材113に接触すると、キャップ120の回転が中断され得る。しかしながら、図3に示すように、キャップ120に加えられる追加の回転力(例えば、ユーザがキャップ120を手動で回転させる)によって、キャップ120が収納位置へと移動するように、収納部材113を越えてキャップ120を押し込むことができる。ここでは、キャップ120が更に回転するのを防止できるように、キャップ120に対してハードストップとして機能する本体110に、キャップ120の外面は当接することができる。キャップ120が収納部材113を越えて移動すると、「クリック」のような音を発生させ、キャップ120が収納されたことをユーザに示すことができる。収納位置では、キャップ120を開いた位置で本体110に固定することができ、こうして、ユーザは、キャップ120に邪魔されることなく、蓋100の開口部111を通じて飲料を飲むことができる。キャップ120の封止位置への回転は、追加の回転力がキャップ120に加えられる(例えば、ユーザがキャップ120を手動で回転させる)まで、防止することができる。
ボタン130の前後方向の動きは、前部ピン180によって調節することができる。前部ピン180を受けるために本体110の前部に形成され得る、1つ以上の開口部を介して、前部ピン180を本体110に取り付けることができる。その結果、前部ピン180は、本体110の1つ以上の該開口部を横切るようになる。同様に、ボタン130は、前部ピン180を受けるように構成された前部ピン開口部134を備えるように、形成することができる。その結果、前部ピン180は、ボタン130の前部ピン開口部134を横切るようになる。
図10に示すように、前部ピン開口部134は、前部ピン180の直径よりも大きい幅を備えるように形成することができる。そうすることで、前部ピン180は、前部ピン開口部134の幅の中で、可変的に位置させることができる。その結果、前部ピン180が前部ピン開口部134の前内面に接触する位置から、前部ピン180が前部ピン開口部134の後内面に接触する位置までに、ボタン130の動きを制限することによって、前部ピン180は、ボタン130の前後の動きを効果的に調節することができる。
さらに、図2Aおよび図2Bに示すように、蓋100は、ボタン130の裏側の位置で本体110上に配置された、シリコーン系または同様の弾性材料で作られた、ばねまたは他の弾性物体等の、弾性部材190を含むことができる。弾性部材190は、ボタン130の有効化に応じて、反作用の力を提供することができる。特に、ボタン130がユーザによって押されると、弾性部材190は圧縮することができ、それによって、ポテンシャルエネルギーを蓄積することができる。ユーザがボタン130を解放すると、弾性部材190は膨張し、蓄積されたポテンシャルエネルギーを放出して、ボタン130を反対方向に押し、そうして、ボタン130をその元の(すなわち、非有効化された)状態に戻すことができる。
上述したように、ボタン130を有効化すると、キャップ120は、キャップ120が開口部111を封止する収納位置から、開口部111から離れて解放位置まで、回転することができる。このような回転は、本体110およびキャップ120に連結されたばね160の結果として、自動的に起こり得る。ばね160は、ボタン130が有効化された時にキャップ120を解放位置まで回転させるように、構成することができる。
詳細には、図4Aおよび図4Bは、本体110の後部を示す図である。図4Aおよび図4Bに示すように、後部ピン170を本体110に取り付けることができる。例えば、後部ピン170を受けるために、1つ以上の開口部を本体110の後部に形成することができる。その結果、後部ピン170は、本体110の1つ以上の開口部を横切るようになる。後部ピン170は例えば、鋼または他の金属等の、任意の適切な材料を使用して形成することができる。
キャップ120およびばね160の各々は、後部ピン170に連結することができる。例えば、後部ピン170を受けるために、1つ以上の開口部をキャップ120の後部に形成することができる。したがって、キャップ120は上述したように、後部ピン170の周りを回転することができる。
一方、ばね160は図4Aおよび図4Bに示すように、後部ピン170の周りに、少なくとも部分的にコイル状に巻かれ得る。ばね160の別の部分は、後部ピン170から外向きに延び、キャップ120に取り付けることができる。例えば、ばね160はキャップ120の下側に取り付けることができるが、本開示の範囲はそのようなものに限定されない。
封止位置から離れて(すなわち、開口部111から離れて)収納位置に向かってキャップ120を回転させる、持続的な付勢力をばね160が与えるように、ばね160を構成することができる。キャップ120が封止位置にあるときにばね160が張るように、ばね160を後部ピン170の周りに、コイル状に巻くことができる。したがって、いったんキャップ120がキャップ保持部133から解放されると、ばね160はその巻きをほぐすことができる。その結果、ボタン130が有効化すると、キャップ120の収納位置への回転が自動的に起こり得る。
図11により詳細に示すように、蓋100は把手150をさらに含むことができる。把手150は例えば、熱可塑性ポリウレタン(thermoplastic polyurethane(TPU))または他の熱可塑性ポリマー等の、任意の適切な材料を使用して形成することができる。
把手150は、本体110に回転可能に連結することができる。例えば、図4Aおよび図4Bに示すように、把手150は後部ピン170に連結することができ、その結果、把手150は、後部ピン170を中心として自由に回転する。このようにして、後部ピン170は、本体110、キャップ120、ばね160、および把手150の各々の少なくとも一部を、横切ることができる。
蓋100はさらに、図12においてより詳細に示すように、ボタン130に作動可能に連結されたロック機構140を含むことができる。ロック機構140は実質的に矩形形状に形成することができるが、本開示の範囲はこれに限定されない。ロック機構140は例えば、PPまたは他の熱可塑性ポリマー等の、任意の適切な材料を使用して形成することができる。
ロック機構140は図5に示すように、本体110に対して水平方向に直線的に並進するように構成することができる。図5は、ボタン130と連結したロック機構140を示す、正面図である。ボタン130は上述したように、本体110の前部に配置することができ、ロック機構140の少なくとも一部は、ボタン130の裏側に配置することができる。ボタン130と同様に、ロック機構140は、本体110のボタン収容部114に挿入することができる。以下でより詳細に説明するように、ボタン130によってボタン収容部内に収容されている間、ロック機構140はボタン収容部114内で直線的に移動することができる。
キャップ120が偶発的に開くことを防止するユーザの要望に従って、ボタン130を所定の位置にロックするために、すなわち、ボタン130の有効化を防止するために、ロック機構140は、ボタン130に作動可能に連結され得る。すなわち、キャップ120を封止位置から解放するために、ボタン130が有効化され得るか否かということに、ロック機構140の直線移動は影響を与え得る。特に、ロック機構140は、ロック機構140がボタン130の有効化を防止するロック位置と、ロック機構140がボタン130の有効化を可能にするアンロック位置との間で、直線的に並進することができる。これらの作動は、図6A~図7Bに示されている。
ボタン130およびロック機構140は、少なくとも、ボタン130上に配置された一連の突出部、およびロック機構140内に形成された対応する複数の受け部分を通じて、互いに連結して作動することができる。例えば、少なくとも図2A、図2Bおよび図5に示すように、ボタン130は、本体110の後部に向かって突出する、第1ロック機構係合部131を備えるように形成することができる。これに対応して、ロック機構140は、第1ロック機構係合部131を受ける第1受け部141を備えるように形成することができる。ロック機構140の第1受け部141は、例えば図12に示すように、ロック機構140を貫通して形成されている開口部とすることができる。
第1ロック機構係合部131および第1受け部141はそれぞれ、ボタン130およびロック機構140上における、該2つの特徴部が互いにはまり合うことができるような位置に、形成することができる。同様に、以下に説明するように、第1ロック機構係合部131および第1受け部141のそれぞれの形状は、互いに対応させることができ、その結果、第1ロック機構係合部131は第1受け部141を貫通することができる。
ロック機構140の第1受け部141とボタン130の第1ロック機構係合部131とは、ボタン130を有効化し得るか否かを制御できるように、互いに相互作用することができる。具体的には、図6Aおよび図6Bに示すように、アンロック位置において、第1ロック機構係合部131が第1受け部141を貫通、すなわち、通過することができるように、ロック機構140を位置付けることができる。これにより、ボタン130をユーザが押すことができ、それによって、ボタン130を有効化することができる。図6Aおよび図6Bでは、ロック機構140が本体110に対して左水平方向に直線的に並進(例えば、移動またはスライド)しているように示されているが、本開示の範囲はそのようなものに限定されない。この位置では、第1ロック機構係合部131が第1受け部141を貫通できるように、第1ロック機構係合部131は第1受け部141に対して一直線上に位置し得る。
図7Aおよび図7Bに示すように、ロック位置では、第1ロック機構係合部131がロック機構140の表面に当接するように、ロック機構140を位置付けることができる。これにより、ボタン130を押せないようにし、それによって、ボタン130の有効化を防止することができる。図7Aおよび7Bでは、ロック機構140が右水平方向に直線的に並進しているように示されているが、本開示の範囲はそのようなものに限定されない。この位置では、第1ロック機構係合部131が第1受け部141を貫通できなくなるように、第1ロック機構係合部131の第1受け部141に対する位置をずらすことができる。すると、代わりに、第1受け部141に隣接するロック機構140の表面は、第1ロック機構係合部131が内向き(つまり、後方向)に移動するのを阻止することができる。
さらに、少なくとも図2A、図2Bおよび図5に示すように、ボタン130は、本体110の底部に向かって突出する、第2ロック機構係合部132を備えるように形成することができる。これに対応して、ロック機構140は、第2ロック機構係合部132を受ける第2受け部142を備えるように形成することができる。ロック機構140の第2受け部142は、例えば図12に示すように、ロック機構140の頂部に形成された、くぼみまたは切り欠き部分とすることができる。
第2ロック機構係合部132および第2受け部142はそれぞれ、ボタン130およびロック機構140上における、該2つの特徴部が互いにはまり合うことができるような位置に、形成することができる。ロック機構140の直線並進に応じて、第2ロック機構係合部132を第2受け部142内の異なる位置に配置させることができるように、第2受け部142は、第2ロック機構係合部132の幅よりも大きな幅を備えるように形成することができる。
これに関して、上方に、すなわち、本体110の頂部に向かって突出する分割部材143を、第2受け部142のほぼ中央に備えるように、第2受け部142を形成することができる。ロック機構140が直線並進する間に、分割部材143がボタン130の第2ロック機構係合部132と相互作用するように、分割部材143を形成することができる。具体的には、分割部材143の両側がテーパ状であることにより、上述したような、ロック位置およびアンロック位置のうちの一方へのロック機構140の直線的な並進を、分割部材143は促進し得る。分割部材143のテーパ状表面が第2ロック機構係合部132との接触状態へと至るとき、ロック位置またはアンロック位置の間にロック機構140が位置した状態にあるのではなく、ロック位置またはアンロック位置のいずれかへとロック機構140が移動するよう、分割部材143のテーパ状表面は促すことができる。
さらに、ロック機構140が直線並進する間に、第2ロック機構係合部132が第2受け部142の一部と接触することにより、フィードバック音が発生するように、第2受け部142を形成することができる。特に、ロック機構140は、第2受け部142の分割部材143によって、ロック位置またはアンロック位置のいずれかへ促進されるが、それにより起こる該直線移動によって、第2ロック機構係合部132は第2受け部142の内壁に接触することができる。このような接触は「クリック」のような音を生成することができ、ロック機構140がロック位置またはアンロック位置のいずれかにあることを、ユーザに示すことができる。
図13は、蓋100およびその中に配置された複数の構成要素を示す分解図である。当業者ならば理解するだろうが、蓋100は、上述の様々な構成要素に加えて、本特許請求の範囲に沿う、追加のまたは代替の構成要素を、含むことができる。例えば、蓋100と容器200との間の漏れ防止封止を確実にできるように、蓋100は、本体110の内部に配置された環状ガスケット115を含むことができる。
特定の材料が上述されているが、本明細書に記載されている容器蓋100の任意のおよびすべての部分は、プラスチック、金属、セラミック、またはそれらの組み合わせといった、ただしこれらに限定されるのではない、任意の適切な材料から構成されてもよい。本開示のプラスチックは、例えば、ポリエチレンテレフタレート(polyethylene terephthalate(PET))、高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、ビニル、ポリプロピレン、およびポリスチレンを含み得る。さらに、本開示にとって適切な金属は、アルミニウムおよび鉄(例えば、鋼、ステンレス鋼、および鋳鉄)を含み得る。本明細書に開示される任意の封止は、ゴム、プラスチック、軟質プラスチック、および/または発泡体といった、ただしこれらに限定されるのではない、任意の適切な封止材料から構成されてもよい。
従って、本明細書に開示される容器蓋は、水平方向に直線的に並進できるロック機構に、作動可能に連結された押しボタンを特徴としている。前記ボタンは、有効化すると、蓋の開口部が封止された封止位置から、キャップを解放することができる。前記キャップが前記蓋から不用意に解放されるのを防止するために、ロック機構をロック位置に並進させて、前記ボタンをロックすることができる。
以上の説明は、本開示の複数の実施形態に向けられている。しかしながら、説明された該複数の実施形態には、それらの利点のいくつかまたはすべてを達成する形で、他の変形および修正が加えられてもよいことは明らかだろう。したがって、この説明は、単に例としてのみ解釈されるべきものであり、本明細書の該複数の実施形態の範囲を別様に限定するものではない。したがって、添付の特許請求の範囲の目的は、本明細書の該複数の実施形態の真の精神および範囲内に入るような、すべての変形および修正を包含することである。

Claims (20)

  1. 本体を貫通して形成された開口部を有する前記本体であって、容器と結合するように構成された前記本体と、
    前記本体に回転可能に連結されたキャップであって、前記キャップが前記開口部を封止する封止位置と、前記キャップが前記開口部を封止しない解放位置との間で回転するように構成された前記キャップと、
    前記本体に配置されたボタンであって、前記キャップを前記封止位置から解放するように構成され、前記ボタンの有効化時に、前記キャップの前記解放位置への回転を引き起こす前記ボタンと、
    前記ボタンに作動可能に連結されるロック機構であって、前記ロック機構が前記ボタンの前記有効化を妨げるロック位置と、前記ロック機構が前記ボタンの前記有効化を可能にするアンロック位置との間で、前記本体に対して水平方向に直線的に並進するように構成される前記ロック機構と、
    を備える容器蓋。
  2. 前記ボタンには、前記本体の後部に向かって突出する第1ロック機構係合部が形成されており、前記ロック機構には、前記第1ロック機構係合部を受けるように構成された第1受け部が形成されている、請求項1に記載の容器蓋。
  3. 前記ロック位置において、前記第1ロック機構係合部が前記ロック機構の表面に当接するように、前記ロック機構は位置付けられ、それによって、前記ボタンの前記有効化を妨げ、前記アンロック位置において、前記第1ロック機構係合部が前記第1受け部を貫通できるように、前記ロック機構は位置付けられ、それによって、前記ボタンの前記有効化を可能にする、請求項2に記載の容器蓋。
  4. 前記第1受け部は、前記ロック機構を貫通して形成された開口部である、請求項2に記載の容器蓋。
  5. 前記ボタンには、前記本体の底部に向かって突出する第2ロック機構係合部が形成され、前記ロック機構には、前記第2ロック機構係合部を受けるように構成された第2受け部が形成されている、請求項1に記載の容器蓋。
  6. 前記第2受け部には、前記本体の頂部に向かって突出する分割部材が形成されており、前記分割部材は、前記ロック機構の直線並進中に、前記第2ロック機構係合部と相互作用するように構成される、請求項5に記載の容器蓋。
  7. 前記分割部材は、前記ロック位置および前記アンロック位置のうちの一方へと前記ロック機構が直線並進するのを促進できるように、その両側がテーパ状である、請求項6に記載の容器蓋。
  8. 前記第2受け部は、前記ロック機構の直線並進中に、前記第2受け部の一部と接触する前記第2ロック機構係合部によってフィードバック音が発生するように形成されている、請求項5に記載の容器蓋。
  9. 前記キャップが前記封止位置にあるとき、前記ボタンは、前記キャップを所定の位置に保持するようにさらに構成される、請求項1に記載の容器蓋。
  10. 前記ボタンには、前記本体の前部に向かって突出するキャップ保持部が形成され、前記キャップ保持部は、前記キャップの開口部を貫通するように構成され、それによって前記キャップを所定の位置に保持する、請求項9に記載の容器蓋。
  11. 前記キャップには、前記キャップの前記開口部が配置された受け部が形成され、前記受け部および前記キャップ保持部のそれぞれの表面には、テーパ部が形成されており、その結果、前記受け部の前記テーパ部は、前記キャップの前記回転中に、前記キャップ保持部の前記テーパ部との接触状態へと至るように構成される、請求項10に記載の容器蓋。
  12. 前記ボタンの前記有効化は、前記保持部を前記本体の後部に向かって移動させ、それによって、前記キャップの前記開口部の前記貫通を元に戻す、請求項10に記載の容器蓋。
  13. 前記ボタンは、前記本体の前部に配置され、前記ロック機構の少なくとも一部は、前記ボタンの裏側に配置されている、請求項1に記載の容器蓋。
  14. 前記本体および前記キャップに連結されたばねをさらに備え、前記ばねは、前記ボタンの有効化時に、前記キャップの前記解放位置への前記回転を引き起こすように構成される、請求項1に記載の容器蓋。
  15. 前記ばねは、前記封止位置から離れて前記キャップを回転させる、持続的な付勢力を提供するようにさらに構成される、請求項14に記載の容器蓋。
  16. 前記本体に取り付けられた後部ピンをさらに備え、前記キャップが前記後部ピンの周りを回転するよう構成されるように、前記キャップは前記後部ピンに連結され、前記ばねは、前記後部ピンの周りに少なくとも部分的にコイル状に巻かれている、請求項14に記載の容器蓋。
  17. 前記本体に回転可能に連結された把手をさらに備え、前記把手が前記後部ピンの周りを回転するよう構成されるように、前記把手は前記後部ピンに連結され、前記後部ピンは、前記本体、前記キャップ、前記ばね、および前記把手のそれぞれの少なくとも一部を横切る、請求項16に記載の容器蓋。
  18. 前記本体に取り付けられた前部ピンをさらに備え、前記前部ピンが前記本体の前後方向への前記ボタンの移動を調節するように、前記ボタンは前記前部ピンに連結され、前記ボタンには、前記前部ピンを受けるように構成された、前部ピン開口部が形成されている、請求項1に記載の容器蓋。
  19. 前記ボタンの裏側の位置に前記本体上に配置された弾性部材をさらに備え、前記弾性部材は、前記ボタンの前記有効化に応じて反作用の力を提供するように構成される、請求項1に記載の容器蓋。
  20. 前記キャップは、前記封止位置とは反対の収納位置まで回転するようにさらに構成され、前記収納位置では、前記キャップの表面が前記本体の後面から突出する収納部材を越えて回転し、それによって、前記キャップの回転を阻止する、請求項1に記載の容器蓋。

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