JP2022191675A - 光学式プローブ及び形状測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】一の光学式プローブにて様々な大きさや形状の測定対象物を精度良く測定する。【解決手段】光学式プローブ10は、測定対象物にレーザ光を照射する照射部20と、測定対象物にて反射されたレーザ光を受光し、測定対象物の画像を撮像する撮像部30と、測定対象物へのレーザ光の照射方向に、照射部20を移動させる第1駆動部40と、測定対象物からのレーザ光の反射方向と反射方向に直交する直交方向とに、撮像部30を移動させる第2駆動部50と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、光学式プローブ及び形状測定装置に関する。
形状測定装置において、三角測量原理に基づいた光切断方式により測定対象物の断面形状を測定する非接触型の光学式プローブが利用されている。光学式プローブは、測定対象物にレーザ光を照射し、測定対象物の表面から反射した光に基づいて測定対象物の画像を撮像する(下記の特許文献1を参照)。
特開2014-174014号公報
形状測定装置が測定する測定対象物の大きさや形状は、様々である。このため、従来では、測定対象物の大きさや形状に応じた複数の光学式プローブ(例えば、測定範囲が異なる光学式プローブ)が必要となり、光学式プローブを使い分ける必要がある。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、一の光学式プローブにて様々な大きさや形状の測定対象物を精度良く測定することを目的とする。
本発明の第1の態様においては、測定対象物にレーザ光を照射する照射部と、前記測定対象物にて反射されたレーザ光を受光し、前記測定対象物の画像を撮像する撮像部と、前記測定対象物へのレーザ光の照射方向に、前記照射部を移動させる第1駆動部と、前記測定対象物からのレーザ光の反射方向と前記反射方向に直交する直交方向とに、前記撮像部を移動させる第2駆動部と、を備える、光学式プローブを提供する。
また、前記照射部は、レーザ光を出射する光源と、前記光源から出射されたレーザ光を平行にするコリメータレンズとを有し、前記第1駆動部は、前記コリメータレンズを前記照射方向に並進移動させることとしてもよい。
また、前記撮像部は、前記測定対象物の画像を撮像する撮像素子と、前記測定対象物から反射されたレーザ光を前記撮像素子に結像させる結像レンズとを有し、前記第2駆動部は、前記撮像素子及び前記結像レンズを、前記反射方向及び前記直交方向に移動させることとしてもよい。
また、前記照射部の照射面と前記結像レンズの主面と前記撮像素子の撮像面とがシャインプルーフの条件を満たすように、前記撮像素子を回転させる第3駆動部を更に備えることとしてもよい。
また、前記第3駆動部は、前記反射方向及び前記直交方向に直交する方向に沿っている回転軸を中心に、前記撮像素子を回転させることとしてもよい。
また、前記測定対象物の測定前に、前記第1駆動部に前記照射部を前記照射方向に移動させ、かつ前記第2駆動部に前記撮像部を前記反射方向及び前記直交方向に移動させて、測定範囲の中心位置を調整する制御部を更に備えることとしてもよい。
また、前記制御部は、前記測定対象物から反射されたレーザ光が前記撮像部の撮像面の中央に受光されるように、前記撮像部を前記直交方向に移動させることとしてもよい。
また、前記制御部は、前記撮像面においてレーザ光の受光部分と他の部分との明暗差が最大になるように、前記照射部を前記照射方向に移動させ、かつ前記撮像部を前記反射方向に移動させることとしてもよい。
また、前記撮像部は、前記測定対象物の画像を撮像する撮像素子と、前記測定対象物から反射されたレーザ光を前記撮像素子に結像させる結像レンズとを有し、前記制御部は、移動後の前記照射部及び前記撮像部の位置に基づいて、前記照射部の照射面と前記結像レンズの主面と前記撮像素子の撮像面とがシャインプルーフの条件を満たすように、前記撮像素子を回転させることとしてもよい。
本発明の第2の態様においては、測定対象物にレーザ光を照射する照射部と、前記測定対象物にて反射されたレーザ光を受光し、前記測定対象物の画像を撮像する撮像部と、前記測定対象物へのレーザ光の照射方向に、前記照射部を移動させる第1駆動部と、前記測定対象物からのレーザ光の反射方向と前記反射方向に直交する直交方向とに、前記撮像部を移動させる第2駆動部と、を備える光学式プローブと、前記撮像部の出力に基づいて、前記測定対象物の形状を演算する演算部と、を含む、形状測定装置を提供する。
本発明によれば、一の光学式プローブにて様々な大きさや形状の測定対象物を精度良く測定できるという効果を奏する。
一の実施形態に係る光学式プローブ10の内部構成を説明するための模式図である。 光学式プローブ10の構成を説明するためのブロック図である。 照射部20及び撮像部30の移動位置と測定範囲の中心位置との関係を説明するための模式図である。 照射部20及び撮像部30の移動位置と測定範囲の中心位置との関係を説明するための模式図である。 照射部20及び撮像部30の移動位置と測定範囲の中心位置との関係を説明するための模式図である。 形状測定装置1の構成を説明するための模式図である。 照射部20及び撮像部30の位置調整処理の一例を説明するためのフローチャートである。 仮測定の測定結果の一例を説明するための模式図である。 撮像面35の像102の調整を説明するための模式図である。 光量の断面プロファイル104の変化を説明するための模式図である。
<光学式プローブの構成>
一の実施形態に係る光学式プローブの構成について、図1~図5を参照しながら説明する。
図1は、一の実施形態に係る光学式プローブ10の内部構成を説明するための模式図である。図2は、光学式プローブ10の構成を説明するためのブロック図である。図3~図5は、照射部20及び撮像部30の移動位置と測定範囲の中心位置との関係を説明するための模式図である。図3~図5においては、図3の測定範囲の中心位置Cが照射部20に最も近くであり、図5の測定範囲の中心位置Cが照射部20から最も離れている。
光学式プローブ10は、測定対象物Wにレーザ光を照射し、測定対象物Wの表面から反射した光に基づいて測定対象物Wの画像を撮像する。光学式プローブ10は、図2に示すように、照射部20と、撮像部30と、第1駆動部40と、第2駆動部50と、第3駆動部60と、プローブ制御部70を有する。
照射部20は、図1に示すように、測定対象物Wにレーザ光を照射する。照射部20は、ここでは下方に位置する測定対象物へ向かってレーザ光を照射する。照射部20は、図1に示すように、光源22と、コリメータレンズ24と、ビームエキスパンダ26を有する。例えば、ビームエキスパンダ26は、シリンドリカルレンズで構成することができる。
光源22は、例えばLD(Laser Diode)等で構成されており、レーザ光を発生させて出射する。光源22は、所定波長のレーザ光を出射する。
コリメータレンズ24は、光源22から出射されたレーザ光を平行光にする。コリメータレンズ24は、ここでは凸レンズである。
ビームエキスパンダ26は、コリメータレンズ24からの平行光(レーザ光)をライン形状のライン光に変形させる。
撮像部30は、測定対象物Wにて反射されたレーザ光を受光し、測定対象物の画像を撮像する。撮像部30は、図1に示すように、照射部20から測定対象物Wに対して照射された照射方向に対して、所定の角度を成す方向に配置されており、測定対象物Wの表面形状に沿って反射された光を前記所定の角度から受光する。撮像部30は、図1に示すように、結像レンズ32と、撮像素子34を有する。
結像レンズ32は、測定対象物Wから反射されたレーザ光を撮像素子34の撮像面35に結像させる。結像レンズ32は、ここでは凸レンズである。
撮像素子34は、測定対象物Wの画像を撮像するイメージセンサである。イメージセンサとしては、例えばCMOSイメージセンサが利用される。
本実施形態では、レーザ光のフォーカス位置(測定範囲の中心位置C)を調整すべく、レーザ光の照射方向において照射部20が移動可能な構成となっている。具体的には、コリメータレンズ24を照射方向において光源22に近づかせたり離したりすることで、フォーカス位置を調整可能となっている。コリメータレンズ24は、図1に示す照射方向D1において並進移動する。
また、フォーカス位置の調整に伴い、測定対象物Wから反射されたレーザ光が撮像部30の撮像素子34の所望の位置で受光されるように、撮像部30も移動可能な構成となっている。具体的には、撮像部30の結像レンズ32及び撮像素子34が共に移動可能な構成となっている。
照射部20及び撮像部30は、図1に示すように、光学式プローブ10の支持体12に移動可能に支持されている。支持体12の上部には、形状測定装置の本体に着脱可能に連結される連結部15が設けられている。また、支持体12、照射部20及び撮像部30は、カバー17によって覆われている。
第1駆動部40は、照射部20を移動させる移動機構を含む。第1駆動部40は、測定対象物へのレーザ光の照射方向D1に、照射部20を移動させる。例えば、第1駆動部40は、照射部20のコリメータレンズ24を照射方向D1に並進移動させる。具体的には、第1駆動部40は、コリメータレンズ24を照射方向D1において並進移動させる。第1駆動部40は、例えば照射部20の筒部内にて、コリメータレンズ24を並進移動させる。
第1駆動部40は、図3~図5に示すように、照射方向D1において光源22から離れる位置にコリメータレンズ24を移動させたり、光源22に近い位置にコリメータレンズ24を移動させたりする。図3に示すようにコリメータレンズ24が光源22に近い位置に位置する場合には、測定範囲の中心位置Cが照射部20から近い。図4及び図5に示すように、コリメータレンズ24を光源22から離した位置に位置すると、測定範囲の中心位置Cが照射部20から離れる。このようにコリメータレンズ24を照射方向D1に移動させることで、光学式プローブ10を交換しなくても、測定可能な範囲が広くなる。
なお、上記では、第1駆動部40がコリメータレンズ24を照射方向D1に移動させることとしたが、これに限定されない。例えば、第1駆動部40は照射部20全体を照射方向D1に移動させてもよい。
第2駆動部50は、撮像部30を移動させる移動機構を含む。第2駆動部50は、レーザ光の測定対象物Wからの反射方向D2と、反射方向D2に直交する直交方向D3とに、撮像部30を移動させる。すなわち、第2駆動部50は、撮像部30の撮像素子34及び結像レンズ32を、反射方向D2及び直交方向D3に移動させる。第2駆動部50は、図3~図5に示すように、撮像部30を支持体12に支持させた状態で撮像部30を反射方向D2及び直交方向D3に並進移動させる。
第2駆動部50は、第1駆動部40による照射部20(具体的には、コリメータレンズ24)の照射方向D1への移動と連動して、撮像部30を反射方向D2及び直交方向D3に移動させる。すなわち、第2駆動部50は、照射部20の移動に伴い測定範囲の中心位置Cが移動した際に、測定対象物で反射されたレーザ光が撮像部30の所望の受光位置で受光されるように、撮像部30を移動させる。これにより、一つの光学式プローブ10を用いて測定範囲を広げるように照射部20を移動させても、撮像部30による測定結果の精度が低下することを防止できる。
撮像部30が移動すると、測定範囲の中心Cとの間の距離も変化する。例えば、図5に示す位置に位置する撮像部30と測定範囲の中心Cとの間の距離は、図3に示す位置に位置する撮像部30と測定範囲の中心Cとの間の距離よりも長い。別言すれば、測定範囲の中心が照射部20から離れるほど、撮像部30と測定範囲の中心位置Cとの距離も長くなっている。
第3駆動部60は、撮像部30の撮像素子34を回転させる回転機構を含む。第3駆動部60は、反射方向D2及び直交方向D3に直交する方向に沿っている回転軸36を中心に、撮像素子34を回転させる。撮像素子34は、回転方向D4に回転する。このように撮像素子34が回転軸36を中心に回転することで、撮像素子34が結像レンズ32に対して傾いて位置することになる。
第3駆動部60は、図3~図5に示すように、照射部20の照射面と結像レンズ32の主面と撮像素子34の撮像面35とがシャインプルーフの条件を満たすように、撮像素子34を回転させる。ここで、シャインプルーフは、照射部20の照射面の延長面S1と、結像レンズ32の主面の延長面S2と、撮像素子34の撮像面の延長面S3とが、一の点Pで交わる場合を言う。上記のようにシャインプルーフの条件が満たされる場合には、撮像素子34の撮像面35が合焦状態となる。
第3駆動部60は、第1駆動部40が照射部20を移動させ、第2駆動部50が撮像部30を移動させると、撮像素子34を回転させる。すなわち、第3駆動部60は、移動後の照射部20及び撮像部30に対してシャインプルーフの条件を満たすように、撮像素子34を回転方向D4に回転させる。特に、照射部20及び撮像部30が移動すると撮像素子34と測定対象の中心位置Cとの距離も変化するが、シャインプルーフの条件を満たすように撮像素子34を回転させることで、撮像素子34から遠い位置の測定対象物も、撮像素子34から近い位置の測定対象物も焦点を合わせることができる。
プローブ制御部70は、光学式プローブ10の動作を制御する。プローブ制御部70は、照射部20によるレーザ光の照射と、撮像部30による測定対象物Wの画像の撮像とを制御する。また、プローブ制御部70は、第1駆動部40、第2駆動部50及び第3駆動部60を動作させる。すなわち、プローブ制御部70は、第1駆動部40を動作させて照射部20を照射方向D1に移動させ、第2駆動部50を動作させて撮像部30を反射方向D2及び直交方向D3に移動させ、第3駆動部60を動作させて撮像素子34を回転方向D4に回転させる。
プローブ制御部70は、測定対象物Wの測定前に、測定対象物に適した測定範囲の中心位置Cを調整する。すなわち、プローブ制御部70は、測定対象物Wの測定前に、第1駆動部40に照射部20を照射方向D1に移動させ、かつ第2駆動部50に撮像部30を反射方向D2及び直交方向D3に移動させて、測定範囲の中心位置Cを調整する。
プローブ制御部70は、以下のように照射部20及び撮像部30を移動させる。すなわち、プローブ制御部70は、測定対象物Wから反射されたレーザ光が撮像部30の撮像面35の中央に受光されるように、撮像部30を直交方向D3に移動させる。また、プローブ制御部70は、撮像面35においてレーザ光の受光部分と他の部分との明暗差が最大になるように(別言すれば、コントラスト値が最大になるように)、照射部20を照射方向D1に移動させ、かつ撮像部30を反射方向D2に移動させる。これにより、撮像面35の中央に受光されるレーザ光の光量のピークが高くなるので、測定対象物Wの形状を特定しやすくなる。
プローブ制御部70は、照射部20及び撮像部30の位置調整を行うと、シャインプルーフの条件を満たすように撮像素子34を回転させる。すなわち、プローブ制御部70は、移動後の照射部20及び撮像部30の位置に基づいて、照射部20の照射面と結像レンズ32の主面と撮像素子34の撮像面とがシャインプルーフの条件を満たすように、撮像素子34を回転させる。これにより、測定対象物に応じて測定範囲の中心位置Cを移動しても、測定精度が低下することを防止できる。
(形状測定装置の構成)
上述した構成の光学式プローブ10を含む形状測定装置1の構成について、図6を参照しながら説明する。
図6は、形状測定装置1の構成を説明するための模式図である。形状測定装置1は、光学式プローブ10の撮像部30の検出結果に基づいて、測定対象物Wであるワークの形状を測定する。形状測定装置1は、例えば、ワークの3次元形状を測定する3次元形状測定装置である。形状測定装置1は、図6に示すように、光学式プローブ10と、移動機構80と、制御装置90とを含む。
光学式プローブ10の構成は、前述した図2に示す構成であるので、ここでは詳細な説明は省略する。なお、図6では、説明の便宜上、光学式プローブ10の構成が簡略化して示されている。移動機構80は、光学式プローブ10を移動させる。例えば、移動機構80は、互いに直交する3軸方向に光学式プローブ10を移動させる。
制御装置90は、光学式プローブ10(具体的には、照射部20及び撮像部30)と、移動機構80の動作を制御する。また、制御装置90は、例えば、移動機構80によって光学式プローブ10を移動させながら、光学式プローブ10によって測定を行う。制御装置90は、記憶部92と、制御部94とを含む。
記憶部92は、例えばROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)を含む。記憶部92は、制御部94によって実行可能なプログラムや各種データを記憶する。例えば、記憶部92は、光学式プローブ10が測定した結果を記憶する。
制御部94は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。制御部94は、記憶部92に記憶されたプログラムを実行することにより、プローブ制御部70を介して光学式プローブ10の動作を制御する。具体的には、制御部94は、照射部20の光源22による測定対象物Wへのレーザ光の照射を制御する。また、制御部94は、撮像部30の出力を取得し、測定対象物Wの形状を演算する。本実施形態においては、制御部94が、撮像部30の出力に基づいて測定対象物Wの形状を演算する演算部として機能する。
<照射部及び撮像部の位置調整処理>
照射部20及び撮像部30の位置調整処理について、図7を参照しながら説明する。
図7は、照射部20及び撮像部30の位置調整処理の一例を説明するためのフローチャートである。図7のフローチャートは、例えば、測定対象物Wが形状測定装置1に載置され、測定開始の指示を受け付けたところから開始される。
まず、プローブ制御部70は、測定対象物Wの本測定を行う前に、位置調整のための測定対象物Wの仮測定を行う(ステップS102)。プローブ制御部70は、照射部20にレーザ光を測定対象物Wに照射させ、測定対象物Wで反射されたレーザ光を撮像部30に受光させて測定対象物Wの画像を撮像する。ここでは、仮測定の結果として、図8に示す測定結果が得られたものとする。
図8は、仮測定の測定結果の一例を説明するための模式図である。図8を見ると分かるように、受光したレーザ光に対応した像102が、撮像部30の撮像面35の中心ではなく、一端側に位置している。また、図8には、像102及び周辺部の光量の断面プロファイル104が示されている。
次に、プローブ制御部70は、仮測定において撮像素子34が受光したレーザ光の受光位置(別言すれば、像102)が、撮像素子34の撮像面35の中央に位置するか否かを判定する(ステップS104)。図8に示すように像102が撮像面35の中央に位置しない場合には(ステップS104:No)、プローブ制御部70は、像102が撮像面35の中央に位置するように、第2駆動部50に撮像部30を動作させて直交方向D3に移動させる(ステップS106)。すなわち、第2駆動部50は、撮像部30の結像レンズ32及び撮像素子34を、直交方向D3に並進移動させる。なお、像102が撮像面35の中央に位置する場合には(ステップS104:Yes)、プローブ制御部70は、ステップS106の処理を省略する。
図9は、撮像面35の像102の調整を説明するための模式図である。図10は、光量の断面プロファイル104の変化を説明するための模式図である。撮像部30が直交方向D3に移動することで、像102が図9(a)に示す矢印方向に移動し、図9(b)に示すように撮像面35の中心に位置する。像102が撮像面35の中央に位置する際の断面プロファイル104は、図10(a)に示す通りであり、図8と同じとなっている。
次に、プローブ制御部70は、撮像面35におけるコントラスト値が大きくなるように、第1駆動部40に照射部20を動作させて照射方向D1に移動させる(ステップS108)。すなわち、第1駆動部40は、照射部20のコリメータレンズ24を照射方向D1に並進移動させる。これにより、図10(b)に示すように、像102の光量のピーク部分が高くなり、像102とそれ以外の部分との明暗差が大きくなる。
次に、プローブ制御部70は、コントラスト値が最大になるように、第2駆動部50に撮像部30を動作させて反射方向D2に移動させる(ステップS110)。すなわち、第2駆動部50は、撮像部30の結像レンズ32及び撮像素子34を反射方向D2に並進移動させる。これにより、図9(c)に示すように像102が狭まる一方で、図10(c)に示すように光量の断面プロファイルのピーク部分がより高くなる。
次に、プローブ制御部70は、移動後の照射部20及び撮像部30に対してシャインプルーフの条件を満たすように、第3駆動部60に撮像素子34を動作させて回転させる(ステップS112)。すなわち、第3駆動部60は、回転軸36を中心に撮像素子34を回転方向D4に回転させる。
仮測定に基づいた照射部20及び撮像部30の位置調整が終わると、プローブ制御部70は、測定対象物Wの本測定を行う(ステップS114)。これにより、光学式プローブ10を交換することなく、測定対象物Wの測定に適した照射部20及び撮像部30の位置に調整できるので、測定対象物Wを高精度に測定できる。
<本実施形態における効果>
上述した実施形態の光学式プローブ10は、測定対象物Wへのレーザ光の照射方向D1において照射部20を移動させる第1駆動部40と、レーザ光の反射方向D2及び直交方向D3において撮像部30を移動させる第2駆動部50とを有する。
このように照射部20及び撮像部30を移動させる構成を有する場合には、測定対象物Wの測定前に、光学式プローブ10を交換することなく、測定対象物Wの形状や大きさに適した照射部20及び撮像部30の位置に調整できる。例えば、測定範囲の中心位置(フォーカス位置)を、測定対象物Wの形状や大きさに適した位置に調整できる(図3~図5参照)。この結果、一つの光学式プローブ10が、広い範囲を測定可能となる。
また、光学式プローブ10は、シャインプルーフの条件を満たすように撮像部30の撮像素子34を回転させる第3駆動部60を有する。これにより、照射部20及び撮像部30が移動しても撮像素子34を回転させることで、シャインプルーフの条件を満たすこととなる。この結果、照射部20及び撮像部30の移動に起因して測定精度が低下することを防止できる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の全部又は一部は、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を併せ持つ。
1 形状測定装置
10 光学式プローブ
20 照射部
22 光源
24 コリメータレンズ
30 撮像部
32 結像レンズ
34 撮像素子
35 撮像面
36 回転軸
40 第1駆動部
50 第2駆動部
60 第3駆動部
70 プローブ制御部
94 制御部
W 測定対象物

Claims (10)

  1. 測定対象物にレーザ光を照射する照射部と、
    前記測定対象物にて反射されたレーザ光を受光し、前記測定対象物の画像を撮像する撮像部と、
    前記測定対象物へのレーザ光の照射方向に、前記照射部を移動させる第1駆動部と、
    前記測定対象物からのレーザ光の反射方向と前記反射方向に直交する直交方向とに、前記撮像部を移動させる第2駆動部と、
    を備える、光学式プローブ。
  2. 前記照射部は、レーザ光を出射する光源と、前記光源から出射されたレーザ光を平行にするコリメータレンズとを有し、
    前記第1駆動部は、前記コリメータレンズを前記照射方向に並進移動させる、
    請求項1に記載の光学式プローブ。
  3. 前記撮像部は、前記測定対象物の画像を撮像する撮像素子と、前記測定対象物から反射されたレーザ光を前記撮像素子に結像させる結像レンズとを有し、
    前記第2駆動部は、前記撮像素子及び前記結像レンズを、前記反射方向及び前記直交方向に移動させる、
    請求項1又は2に記載の光学式プローブ。
  4. 前記照射部の照射面と前記結像レンズの主面と前記撮像素子の撮像面とがシャインプルーフの条件を満たすように、前記撮像素子を回転させる第3駆動部を更に備える、
    請求項3に記載の光学式プローブ。
  5. 前記第3駆動部は、前記反射方向及び前記直交方向に直交する方向に沿っている回転軸を中心に、前記撮像素子を回転させる、
    請求項4に記載の光学式プローブ。
  6. 前記測定対象物の測定前に、前記第1駆動部に前記照射部を前記照射方向に移動させ、かつ前記第2駆動部に前記撮像部を前記反射方向及び前記直交方向に移動させて、測定範囲の中心位置を調整する制御部を更に備える、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の光学式プローブ。
  7. 前記制御部は、前記測定対象物から反射されたレーザ光が前記撮像部の撮像面の中央に受光されるように、前記撮像部を前記直交方向に移動させる、
    請求項6に記載の光学式プローブ。
  8. 前記制御部は、前記撮像面においてレーザ光の受光部分と他の部分との明暗差が最大になるように、前記照射部を前記照射方向に移動させ、かつ前記撮像部を前記反射方向に移動させる、
    請求項7に記載の光学式プローブ。
  9. 前記撮像部は、前記測定対象物の画像を撮像する撮像素子と、前記測定対象物から反射されたレーザ光を前記撮像素子に結像させる結像レンズとを有し、
    前記制御部は、移動後の前記照射部及び前記撮像部の位置に基づいて、前記照射部の照射面と前記結像レンズの主面と前記撮像素子の撮像面とがシャインプルーフの条件を満たすように、前記撮像素子を回転させる、
    請求項8に記載の光学式プローブ。
  10. 測定対象物にレーザ光を照射する照射部と、
    前記測定対象物にて反射されたレーザ光を受光し、前記測定対象物の画像を撮像する撮像部と、
    前記測定対象物へのレーザ光の照射方向に、前記照射部を移動させる第1駆動部と、
    前記測定対象物からのレーザ光の反射方向と前記反射方向に直交する直交方向とに、前記撮像部を移動させる第2駆動部と、
    を備える光学式プローブと、
    前記撮像部の出力に基づいて、前記測定対象物の形状を演算する演算部と、
    を含む、形状測定装置。
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