JP2022187291A - レンズ駆動型ハイブリッド画像補正システムならびにレンズ駆動ドライバーlsi - Google Patents

レンズ駆動型ハイブリッド画像補正システムならびにレンズ駆動ドライバーlsi Download PDF

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Abstract

【課題】高画質画像を得るレンズ駆動型ハイブリッド画像補正システムならびにレンズ駆動ドライバーLSIを提供する。【解決手段】画像補正システムにおいて、レンズ駆動ドライバーLSI2は、イメージセンサモジュール1のフレーム毎の画像読み出しラインに同期して、レンズ移動をさせる手段と、各ラインの露光時刻に応じてこのレンズ駆動手段によるブレ量を補正し、この補正量を保持し、フレーム毎の画像が画像処理本体に読み込まれた時に、この各時刻とレンズ駆動量を本体画像処理部3に読み込み、本体画像処理部であらかじめ作られた理想駆動量と、この読み込まれたレンズ駆動量とを比較して、過不足分の補正をする。【効果】これにより、各ラインの露光時間におけるブラーのない画像と、これをさらに電子的に補正して理想補正量とすることができ、フレームの違いによる画質劣化を最小にした高品質な画像を得ることができる。【選択図】図1

Description

この発明は、高品質な画像取得に係り、特にOISやEISを用いたレンズ駆動型ハイブリッドブレ補正や超解像に関する。
近年スマートフォン上のカメラは著しく進歩し、従来のコンデジの領域から一眼レフの領域にせまろうとしている。その進歩に大きく寄与している技術は、OISやEISを用いて画像のブレをなくすことにより、画像を高品質に保つブレ補正システムである。しかしながらこのOISやEIS技術だけでは十分でなく、またそのハイブリッドシステムに関しても、十分な高画質画像が得られるような技術がない状態である。本発明は、このOISとEISを用いてより高画質画像を得るためのハイブリッド画像補正システムならびに、そのための新たなレンズ駆動ドライバーLSIを提案するものである。
特許第6674701号
先行技術文献としては、特許文献1などがあるが、本発明の高画質画像を得るための解決手法に訴求するものではない。
OISとEISを用いたハイブリッドブレ補正システムにおいて、単にOISで補正しきれなかった補正量をEISで補正するもので、かならずしも全てのシーンにおいて高品質が画像を得られるものではなかった。
本発明は、イメージセンサの各フレーム毎の画像読み出しラインに同期して、レンズ駆動ドライバーによるレンズ移動をさせる手段と、各ラインの露光時刻に応じてこのレンズ駆動手段によるブレ量を補正し、この補正量を保持し、各フレーム毎の画像が画像処理本体に読み込まれた時に、この各時刻とレンズ駆動量を画像処理本体に読み込み、画像処理本体であらかじめ作られた理想駆動量と、この読み込まれたレンズ駆動量とを比較して、過不足分の補正をすることで、各ラインの露光時間におけるブラーのない画像と、これをされに電子的に補正して理想補正量とすることができ、フレームの違いによる画質劣化を最小にした高品質な画像を得ることができるレンズ駆動型ハイブリッド画像補正システムならびにレンズ駆動ドライバーLSIである。
本発明によりOISとEISを用いたレンズ駆動型ハイブリッド画像補正システムならびにレンズ駆動ドライバーLSIにおいて、各フレーム内での各露光ライン内での画像ブレを最小にし、かつフレーム間での不連続性による画質劣化を抑制することができる。また、あえて画像の露光位置を変えて画像を合成することで、より高解像度を実現することも可能となる。
これはレンズ駆動をより精密に行い、その情報を画像処理本体により正確に渡すことで初めて可能となるものであり、従来にはない技術といえる。これにより、あえて移動量を1/2画素等に制御し、超解像処理等がはじめて可能となるものであり、高画質画像をえるために工業的価値は極めて高いといえる。
本システムのブロック図である。 CMOSイメージセンサの画像エリアの概略図である。 CMOSイメージセンサの画像エリアの読み出し方法の説明図である。 Gyroセンサのデータのサンプリングタイミングの説明図である。 CMOSイメージセンサの画像エリアの読み出しとGyroデータのサンプリングタイミングおよびブレ角の時系列説明図である。 複数フレーム画像の理想遷移曲線とブレ角の遷移曲線の関係をしめした説明図である。 画像処理本体へ読み込まれる画像データとGyroデータの時間遷移と位相調整の説明図である。 レンズ駆動制御内のGyroデータ保存テーブルから本体画像処理部へ読み込みタイミングを説明する説明図である。
最初に図1のブロック図を用いて本発明の構成要素とその概要について述べる。まずイメージセンサモジュール1と、レンズ駆動制御LSI2が接続されている。イメージセンサモジュールで作り出されるフレーム毎の画像は、画像生成のたびに本体画像処理部3に読み込まれる。
レンズ駆動制御LSI2は、Gyroセンサ(図示せず)からブレの角速度情報をえて、その情報からイメージセンサモジュール1がどれくらいブレたか知ることができる。このブレ情報からアクチュエーター制御回路102を用いてイメージセンサモジュール内のレンズアクチュエータを駆動して、そのブレを補正するものである。
また、このレンズ駆動制御LSI2には、Gyroからのデータを定期的にサンプリングして、その時刻とそのデータと、それに応じた駆動量を保存する駆動データ保存テーブル103をもつ。このデータは画像処理本体3へ読み込まれるものである。逆に画像処理本体から駆動量を指定する駆動量指定レジスタ104も有する。
次に図2を用いて、一般のCMOSイメージセンサの画像部21の駆動方法について説明する。CMOSイメージセンサは、水平方向の画素が順次読みだされる。そのため水平方向の画素をライン22と称して、同一ラインは常に露光時刻が同じとなる。逆にラインが異なれば、露光時刻がことなることになるわけである。いまこのラインの垂直方向をV-address と称し、水平方法をH-addressと称する。
さてこの画像部21の読み出し方法を説明したものが図3である。図3(a)には水平軸に時間を、垂直軸にV-addressを表している。この図では画像部21が2回読みだされている。各読み出しをフレームと称しており、まず、画像部21の各画素がV-address毎にRESET31され、露光時間33ののちにREAD32されるようになっている。各フレームの最初はV-syncパルス34がトリガーとなっており、各フレームの最後のラインが読みだされたのちに、次のV-syncパルス34がでるまでの区間をV-Blank36と称している。この図3の(b)の水平ラインk22が読みだされるときのタイミングを図3(a)に示している。
また、図4には、Gyroデータのサンプリングタイミングとイメージセンサの駆動タイミングとの関係を表している。V-Syncパルス区間が1Frameであり、この図4(a)のように、V-Sync信号に並行して、Gyroデータ41もサンプリングされる。そのサンプリング区間42はシステムにより一定に設定されている。このGyroデータ41は角速度であり、これを時間積分したものがブレ角度曲線43であり、それを表すものが、図4(b)である。
さてここまでの説明を同一時系列で統一したものが図5となる。CMOSイメージセンサの水へラインk22が露光されているときの露光タイミング51の時のブレ角エリア52において、ブレ角53が生じている。つまり、このラインを露光中にこのラインがこのブレ角53の値だけブレることを意味している。つまり、このラインk22にブラーが発生するということになる。このブラーをなくして、くっきりとした高画質にするために、このブレ角53をレンズをアクチュエータで駆動して補正をすることで、このブラーをなくすことができるわけである。これを制御するものが、本発明のレンズ駆動制御LSI2になる。
これをすべての水平ラインに対して行うわけである。このために、アクチュエーターによるレンズ駆動と、イメージセンサのV-Address駆動が同期している必要がある。このために本発明のレンズ駆動制御LSI2には大きく4つの機能を有するものである。1つは各Frameの時間を規定する機能。もう1つは、各FrameないのV-addresが駆動していない期間、つまりV-Blank期間を規定する機能、さらにはV-Addressが駆動されるそのアドレスの個数を認知する機能である。この3つの機能を有し、かつその最初のV-Address駆動時刻を正確に把握して、同期をとってアクチュエータを駆動し、レンズを駆動する機能である。これら4つがあって初めて、本発明が可能となり、高画質な画像を得ることができるものである。
また、図6には、各Frame(フレーム)間の画像の連続性に関して説明する。各フレームの各水平ラインに関しては、前述のような制御をすることで、ブラーのない画を獲得することができる。しかしながら、フレーム間となると必ずしもそうではない。そこで、すべての注目する時間の範囲で、ブレ角をもとめてみる。それが図6の積分ブレ角61である。これはなだらかな曲線にはなっておらず、フレーム間での滑らかさに欠ける。そこで、この曲線をなめらかしたものが、理想曲線62となる。
この理想曲線62で、前述のブレ角エリア52をみてみると、レンズ駆動で、各水平ラインのブレ補正63をしたあとに、この理想曲線62との解離64があることがわかる。これを画像処理本体3で補正することで、はじめて理想的なフレーム間連続性をもつ画像をえることが可能となるものである。この画像処理本体3での理想曲線62への補正に関して以下に詳述する。
この画像処理本体3で画像との理想曲線62へ補正するためには、レンズ駆動制御LSI2で各水平ラインがどの程度補正されたかを画像処理本体3で正確にしる必要がある。まずそのために、各水平ラインのブレ角を正確に把握する。これを図7および図8を用いて説明する。
まず図7のNフレームの最終水平ラインが画像処理本体3に送りこまれた時刻72からΔTのディレイの後に、画像処理本体3で第N番目のフレーム画像73が来たことをシステムが認識する。この認識時刻74に、図8のレンズ駆動制御LSI2のGyroデータ保持テーブル81へデータ読み出しが発行される。この時図7において第Nフレーム相当Gyroデータ76が画像処理本体3によみだされる。同様にして、1つ前の第N-1フレームのときも、第N―1フレーム相当Gyroデータ77が読み込まれている。
さてこの状態で、第Nフレームの各ラインのブレ角を求めるためには、Gyroデータ75の位相ズレ78をずらして、積分することで、第Nフレームの各ラインのブレ角を正確に求めることができるわけである。この位相ズレ78は画像システムが決まれば一意的にきまるものである。このような機能を画像処理本体3に設けることではじめて正確な画像データとブレ角の同期が可能となる。
また、ここまでの実施例では、画像データの各ラインのブラーをなくして、さらに各フレーム間の連続性を画像処理本体3で実現するものであったが、このレンズ駆動制御LSI2によるアクチュエータ制御機能を画像処理本体3から利用することで、超解像を実現することも可能となる。
つまり、各水平ラインのその露光時間内のブレ角を補正して、ブラーをなくすと同時委、あらかじめ画像処理本体3で指定された一定の付加補正量を追加してレンズを駆動することで、画像位置を例えば1/2画像ずらして撮像する。これをずらしていないものと合成することで、解像度をあげた超解像画像を得ることができる。このような機能をレンズ駆動制御LSI2に設けることで従来になかった高画質を得ることができる。
本発明は、レンズ駆動型ハイブリッド画像補正システムならびにレンズ駆動ドライバーLSIにおいて、各フレーム内での各露光ライン内での画像ブレを最小にし、かつフレーム間での不連続性による画質劣化を抑制することができる。また、あえて画像の露光位置を変えて画像を合成することで、より高解像度を実現することも可能となる。これはすべてのレンズ駆動型画像システムで利用が可能である。
1 イメージセンサモジュール、 2 レンズ駆動制御LSI、 3 本体画像処理部、 102 アクチュエータ制御回路、 103 駆動データ保存テーブル、 104 駆動両指定レジスタ、 21 画像部、 22 ライン、 31 RESET、 32 READ、 33 露光時間、 34 V-Syncパルス、 36 V-Blank、 41 Gyroデータ、 42 サンプリング区間、 43 ブレ角度曲線、 51 露光タイミング、 52 ブレ角エリア、 53 ブレ角、 61 積分ブレ角、 62 理想曲線、 63 ブレ補正、 64 解離、 73 フレーム画像、 74 認識時刻、 75、76、77 Gyroデータ、 78 位相ズレ

Claims (2)

  1. イメージセンサの各フレーム毎の画像読み出しラインに同期して、レンズ駆動ドライバーによるレンズ移動をさせる手段と、各ラインの露光時刻に応じてこのレンズ駆動手段によるブレ量を補正し、この補正量を保持し、各フレーム毎の画像が画像処理本体に読み込まれた時に、この各時刻とレンズ駆動量を画像処理本体に読み込み、画像処理本体であらかじめ作られた理想駆動量と、この読み込まれたレンズ駆動量とを比較して、過不足分の補正をすることで、各ラインの露光時間におけるブラーのない画像と、これをされに電子的に補正して理想補正量とすることができ、フレームの違いによる画質劣化を最小にした高品質な画像を得ることができるレンズ駆動型ハイブリッド画像補正システムならびにレンズ駆動ドライバーLSI。
  2. 各ラインの露光時におけるブレを駆動レンズを移動させることで、不要なブレを抑えるだけではなく、手振れを抑えて上で、逆にあらかじめ画像処理本体から指定する任意の移動量(たとえば1/2画素移動)に、駆動レンズの位置を制御し、補正を付加していない画像とこの任意の移動量の補正を付加した画像を画像処理本体で合成することで、より高解像度で高品質な画像を得ることを特徴とするレンズ駆動型ハイブリッド画像補正システムならびにレンズ駆動ドライバーLSI。
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