JP2022186540A - 加圧微細気泡含有水発生装置 - Google Patents

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Mikio Komori
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【課題】 本発明はマイクロバブルやナノバブル等の微細気泡を含む加圧水を生成する加圧微細気泡含有水発生装置に関する。【解決手段】 上記課題は本発明によれば、微細気泡含有水を生成する微細気泡含有水生成装置と、この微細気泡含有水生成部によって生成した微細気泡含有水を加圧する加圧ポンプと、を備えたことを特徴とする加圧微細気泡含有水発生装置を提供することによって達成できる。【選択図】 図1

Description

本発明は、マイクロバブルやナノバブル等の微細気泡を含有する加圧微細気泡含有水発生装置に関する。
今日、水等の液体を加圧し、低所から高所へ、低圧部から高圧部へ、又は遠方へ送る手段としてポンプが広く使用され、例えばターボポンプや、ピストンポンプ、渦流ポンプ等の各種ポンプが実用化されている。特に、渦流ポンプの中には、ポンプ内に気体を取り込み、微細気泡を含む加圧水を製造する加圧水製造装置が提案されている。
マイクロバブルやナノバブル等の微細気泡は、その物性や発生(気泡微細化)のメカニズム、具体的な用途、及びその実用化についての研究が急速に進み、例えば汚染水の浄化や殺菌等に使用され、また微細気泡含有水を用いた魚、ウナギ等の水性生物の育成や、水田に微細気泡含有水を供給して水質の向上を図ることも行われている。したがって、このように有用な微細気泡を含む水を効率良く加圧して利用することが期待されている。
例えば、特許文献1に係る発明は、微細気泡を含む加圧水製造装置の一例を示す発明である。この発明は、図4に示すように渦流ポンプ30を備え、渦流ポンプ30の液体吸込口30aに圧力計31及び圧力調整弁32を介して液体33が供給されると共に、渦流ポンプ30には空気などの気体を吸込むための気体吸込手段34が設けられている。
図5はこの装置に使用されている渦流ポンプ30の構造を示す図であり、ケーシング35内に環状の昇圧通路36が形成され、この昇圧通路36の入口部37に上記気体吸込手段34の吸込口34aが連通形成され、昇圧通路36の出口部38に気液吐出口30bが連通形成されている。
渦流ポンプ30の本体内には羽根車40が回転可能に嵌合されており、この羽根車40の外周部には、複数の小羽根41及び羽根溝42が形成されており、羽根車40の中心に嵌着された回転軸43を不図示のモータによって回動することにより、供給される水の加圧を行う。
また、水等の液体が渦流ポンプ30に供給される際、狭い流路によって形成された負圧領域に位置する吸込口34aから気体が吸引され、吸引された気体は昇圧通路36を液体に混じって流れ、昇圧通路36内で生じる渦流によって撹拌され、微細な気泡が作られ、昇圧された微細気泡含有水として、出力される。
特開2002-273183号公報
しかしながら、上記従来の加圧水製造装置では、気体吸込手段34の吸込口34aから渦流ポンプ30内に直接気体を吸引するため、渦流ポンプ30内で所謂エアーの噛み込みが起こり、ポンプの昇圧機能が低下する。
例えば、ポンプの稼働中に直接気体(空気)が入り込むため、途中でエアー溜まりが発生し、ポンプが空転し、所望の吐出圧や流量を得ることができない。また、最悪の場合にはポンプの破損や、ポンプに繋がる配管の破損の原因となる。
そこで、本発明は渦流ポンプに直接気体(空気)を吸引することによって生じるエアーの噛み込みを無くし、代わって予め生成された微細気泡含有水をポンプに供給することによって、所望の吐出圧や流量を出力することができ、ポンプの破損等を防止できる加圧微細気泡含有水発生装置を提供するものである。
上記課題は本発明によれば、微細気泡含有水を生成する微細気泡含有水生成部と、この微細気泡含有水生成部によって生成した微細気泡含有水を加圧する加圧ポンプと、を備えたことを特徴とする加圧微細気泡含有水発生装置を提供することによって達成できる。
また、上記微細気泡水生成装置は、例えば内周面の長手方向に溝が形成された吐出管を備え、高速の旋回流に吸引された気体を細かな微細気泡に生成し、渦流による低圧部を形成して多数の気泡核を生成し、微細気泡に生成することを特徴とする。
本実施形態の加圧微細気泡含有水発生装置の機能ブロック図である。 微細気泡含有水生成部の構成を説明する図である。 渦流ポンプの構成図である。 従来の加圧水製造装置を説明する図である。 従来の加圧水製造装置に使用されている渦流ポンプの構造を説明する図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本実施形態の加圧微細気泡含有水発生装置の機能ブロック図である。同図において、本例の加圧微細気泡含有水発生装置1は微細気泡含有水生成部2と渦流ポンプ3で構成され、微細気泡含有水生成部2によって生成した微細気泡含有水を渦流ポンプ3によって昇圧する。
図2は微細気泡含有水生成部2の一例を説明する図であり、液体入力管4、吐出管5、気体供給部6、及び液体入力管4と吐出管5を接合する接合部材7で構成されている。液体入力管3には不図示の液体(例えば、水)が供給され、旋回流を生成する旋回流生成部8、及び液体の流れを利用してベンチュリ効果によって減圧状態を作り出すアスピレーター9を備える。
液体入力管4に供給された水は旋回流生成部8に設けられた羽根10によって旋回流となり、アスピレーター9に供給される。アスピレーター9の先端部の直径は小さく、供給される旋回流の流速を増加させる。
接合部材7には気体供給部6が取り付けられ、不図示のボンベから所望の気体が供給される。また、接合部材6には貫通孔11が設けられ、この貫通孔11の先端は吐出管5の先端部に設けられた給気口12に通じており、この給気口12の近傍を後述する液流によって負圧状態とすることによって、所望の気体を給気口12から自動的に吐出管5に吸引する。
吐出管5は、例えばステンレスで構成され、内周面に多数の溝13が形成されている。この溝13は吐出管3の長手方向に沿って所定の間隔で形成されている。図2(b)は、同図(a)のA-A´断面図であり、吐出管5に設けられた溝13の構成を説明する拡大図である。
同図(b)に示すように、吐出管5の内周面には多数の溝13が所定に間隔で形成され、溝13の深さも、所定の深さに設定されている。そして、この吐出管5には、前述の旋回流生成部8によって旋回流となり、更にアスピレーター9によって高速になった水流が流れ込む。
この水流には前述の貫通孔11を通して所望の気体が吸引され、吸引された気体は吐出管5を流れる旋回流によって砕け、細かい気泡となる。さらに、吐出管5の周面近傍の水流は高速で回転しており、旋回流によって砕けた気泡は更に溝13に衝突して微細な気泡となり、渦流による低圧部を形成して多数の気泡核を生成し、微細気泡含有水となって、吐出管5から吐出される。
一方、図3は本例で使用する渦流ポンプ3の構成図である。渦流ポンプ3はケーシング15に覆われ、本体内部に羽根車16が設けられている。また、ケーシング15には隔壁17を介して吸込口18と吐出口19が設けられ、吸込口18には上記微細気泡含有水生成部2によって生成された微細気泡含有水が供給される。
羽根車16は外周に放射状の小羽根20及び羽根溝21が形成されており、羽根車16は不図示のモータによって駆動する回転軸22の回転に従って矢印方向に回転する。
羽根車16が回転すると、羽根車16の回転方向への搬送力と遠心力によって吸引された微細気泡含有水は昇圧通路23を矢印方向Bに示すように渦を巻きながら流れ、この間羽根車16の回転エネルギーが圧力エネルギーに効率良く変換され、吐出口19から昇圧された微細気泡含有水が吐出される。
上記構成の本例の装置は、以下のようにして加圧微細気泡含有水の製造を行う。
先ず、不図示の水槽や水道等から微細気泡含有水生成部2に液体(例えば、水)が供給されると、旋回流生成部8に設けられた羽根10によって旋回流を生成し、更にアスピレーター9によって流速を加速させ、高速の旋回流として吐出管5に送出する。
この時、気体供給部6に所望の気体が送られ、気体供給部6送られた気体は貫通孔11を通して給気口12に達し、給気口12の近傍は前述のように負圧状態となっており、給気口12に達した気体は自動的に吐出管5内に吸引される。
吐出管5に吸引された気体は、気液混合効果によって気泡となって流れに沿って流れ、高速の旋回流によって砕け、細かな気泡となって旋回流内を流れる。この時、水流の外側を流れる気泡は吐出管5の周面に形成された溝13に衝突し、気泡が更に破砕される。すなわち、例えば旋回流に乗って高速に回転する気泡は、吐出管5の内周面に形成された溝13に直角に衝突し、より細かい気泡となり、渦流による低圧部を形成して多数の気泡核を生成し、ナノレベルの微細気泡となる
このようにして、生成されたナノオーダの微細気泡を含む微細気泡含有水は、微細気泡含有水生成部2(吐出管5)から吐出され、渦流ポンプ3に供給される。
渦流ポンプ3に供給された微細気泡含有水は、渦流ポンプ3の吸込口18から本体内に吸引され、渦流ポンプ3内には放射状の羽根溝21が設けられた羽根車16が回転しており、羽根車16の回転によって放射状の羽根溝21内に微細気泡含有水が吸引される。
そして、液体吸込口18から吸込まれた微細気泡含有水は、昇圧通路23をほぼ一周し、その間に昇圧されて気液吐出口19から吐出される。すなわち、渦流ポンプ4内に吸引された微細気泡含有水は、羽根車16の回転方向への搬送力と遠心力によって昇圧通路23を矢印方向Bに示すように渦を巻きながら流れ、吐出口19から昇圧された微細気泡含有水が吐出される。
また、羽根車16と昇圧通路23との間で生じる渦流によって撹拌され、更に微細な気泡が作られる。このようにして渦流ポンプ3によって昇圧された加圧微細気泡含有水は、以後各種用途に使用される。
上記のように本例の加圧微細気泡含有水発生装置1は、渦流ポンプ3において、直接気体を供給するのではなく、渦流ポンプ3に微細気泡含有水生成部2によって予め微細気泡含有水に生成された水を供給するので、従来のようなエアーの噛み込みが無く、所望の吐出圧や流量を出力することができる。また、途中でエアー溜まりが発生し、ポンプが空転し、ポンプの破損や、ポンプに繋がる配管の破損の原因となることがない。
尚、上記本実施例の説明では、微細気泡含有水生成部2として、内周面の長手方向に溝が形成された吐出管を備えた装置を使用したが、必ずしもこの構成の微細気泡含有水の生成装置を使用しなくてもよい。例えば、旋回液流方式や、加圧溶解方式、オリフィスやベンチュリ管方式、超音波振動の利用や、微細孔フィルタの使用等、他の方式の微細気泡含有水生成装置を使用しても良い。
また、渦流ポンプ3についても、渦流ポンプに限定される訳ではなく、他の構成のポンプ、例えばターボポンプや、遠心ポンプ、ピストンポンプ等の各種ポンプを使用しても良い。
1・・・加圧微細気泡含有水発生装置
2・・・微細気泡含有水生成部
3・・・渦流ポンプ
4・・・液体入力管
5・・・吐出管
6・・・気体供給部
7・・・接合部材
8・・・旋回流生成部
9・・・アスピレーター
10・・羽根
11・・貫通孔
12・・給気口
13・・溝
15・・ケーシング
16・・羽根車
17・・隔壁
18・・吸込口
19・・吐出口
20・・小羽根
21・・羽根溝
22・・回転軸
23・・昇圧通路

Claims (3)

  1. 微細気泡含有水を生成する微細気泡含有水生成部と、
    該微細気泡含有水生成部によって生成した微細気泡含有水を加圧する加圧ポンプと、
    を備えたことを特徴とする加圧微細気泡含有水発生装置。
  2. 前記微細気泡水生成装置は、内周面の長手方向に溝が形成された吐出管を備え、高速の旋回流に吸引された気体を細かな微細気泡に生成し、渦流による低圧部を形成して多数の気泡核を生成し、微細気泡に生成することを特徴とする請求項1に記載の加圧微細気泡含有水発生装置。
  3. 前記加圧ポンプは渦流ポンプであることを特徴とする請求項1、又は2に記載の加圧微細気泡含有水発生装置。
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