JP2022186187A - 鋳造用ストッパおよび鋳造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】長寿命で交換頻度が低い鋳造用ストッパ、および長期操業によるトータルコストを低くすることができる鋳造方法を提供する。【解決手段】鋳造用ストッパ4は、溶鋼を貯留する容器1から、容器1の底部に設けられたノズル3を介して溶鋼2を流出させ、容器1の下方に設けられた鋳型8に注入して鋳造する際に、容器1の上方から挿入されて昇降可能に設けられ、ノズル3を開閉して容器1から鋳型8への溶鋼2の注入および停止を行う。鋳造用ストッパ4は、アルミナ-カーボン系耐火物で形成され、一体物として構成されており、先端部の形状がノズル3に適合したR形状を有する。【選択図】 図1
Description
本発明は、鋳造用ストッパおよび鋳造方法に関する。
鋳造を行う際には、溶湯を貯留した溶湯容器から、溶湯容器の底部に形成されたノズルを介して流出した溶湯が鋳型内に注入される。ノズルからの溶湯の流出を停止する際には、耐火物製の鋳造用ストッパによりノズルを塞ぐ(例えば特許文献1)。
鋳鋼を製造する際には、溶湯として1500~1600℃程度の高温の溶鋼が用いられるため、鋳造用ストッパには溶鋼に対する耐熱性を有し比較的安価な例えばZrO2-SiC系の耐火レンガが用いられ、消耗品として1回ずつ交換している。また、この種の耐火レンガは強度が低いため、複数の分割片を接着して鋳造用ストッパを構成している。
しかし、鋳造用ストッパを構成する耐火レンガが安価であっても、鋳造用ストッパを1回ずつ交換することにより、長期操業を考慮すると、耐火物コストおよび鋳造用ストッパを組み立てる際の作業コストがかかりトータルコストが高くなってしまうおそれがある。
本発明は、長寿命で交換頻度が低い鋳造用ストッパ、および長期操業によるトータルコストを低くすることができる鋳造方法を提供することを目的とする。
本発明は、以下の(1)~(5)の手段を提供する。
(1)溶鋼を貯留する容器から、前記容器の底部に設けられたノズルを介して溶鋼を流出させ、前記容器の下方に設けられた鋳型に注入して鋳造する際に、前記容器の上方から挿入されて昇降可能に設けられ、前記ノズルを開閉して前記容器から前記鋳型への溶鋼の注入および停止を行う鋳造用ストッパであって、
アルミナ-カーボン系耐火物で形成され、一体物として構成されており、先端部の形状が前記ノズルに適合したR形状を有することを特徴とする鋳造用ストッパ。
アルミナ-カーボン系耐火物で形成され、一体物として構成されており、先端部の形状が前記ノズルに適合したR形状を有することを特徴とする鋳造用ストッパ。
(2)上記(1)に記載の鋳造用ストッパを、溶鋼を貯留する容器にその上方から挿入するとともに昇降可能なアームに取り付け、昇降させることにより、前記容器の底部に設けられたノズルを開閉するように設け、前記鋳造用ストッパで前記ノズルを閉塞した状態で前記容器内に溶鋼を貯留し、前記鋳造用ストッパを上昇させて、前記容器内の溶鋼を前記容器の下方に設けられた鋳型に注入して鋳造を行う鋳造方法であって、
一回の鋳造が終了した後、前記鋳造用ストッパを取り外し、前記鋳造用ストッパの先端部を、その形状が前記ノズルに適合したR形状になるように研磨し、研磨した前記鋳造用ストッパを取り付けて次の鋳造を行うことを特徴とする鋳造方法。
一回の鋳造が終了した後、前記鋳造用ストッパを取り外し、前記鋳造用ストッパの先端部を、その形状が前記ノズルに適合したR形状になるように研磨し、研磨した前記鋳造用ストッパを取り付けて次の鋳造を行うことを特徴とする鋳造方法。
(3)前記一回の鋳造が終了した後、前記鋳造用ストッパの先端を前記ノズルから上昇させた状態で保持し、冷却された後に前記鋳造用ストッパを取り外すことを特徴とする(2)に記載の鋳造方法。
(4)前記鋳造用ストッパは、芯材を介して前記アームにナットにより取り付けられ、前記ナットを取り外す際に、前記鋳造用ストッパを固定することを特徴とする(2)または(3)に記載の鋳造方法。
(5)一つの前記鋳造用ストッパを用いて複数回鋳造を行い、前記鋳造用ストッパを取り外した際に前記鋳造用ストッパの先端の肉厚を測定し、測定した肉厚が10mm未満になった際に前記鋳造用ストッパの繰り返し使用を停止することを特徴とする(2)から(4)のいずれかに記載の鋳造方法。
本発明によれば、長寿命で交換頻度が低い鋳造用ストッパ、および長期操業におけるトータルコストを低くすることができる鋳造方法が提供される。
以下、本発明について詳細に説明する。
図1は、鋳型に溶鋼を注入して鋳造する際の状態を示す断面図である。
図1は、鋳型に溶鋼を注入して鋳造する際の状態を示す断面図である。
容器1は溶鋼2が貯留される容器であり、鉄皮に耐火物が内張されて構成されている。容器1の底部には、溶鋼2を流出させるノズル3が設けられている。容器1内には、ノズル3の溶鋼流出孔を閉塞する鋳造用ストッパ4が設けられている。鋳造用ストッパ4はアーム5により支持され、アーム5は鋳造用ストッパ4とともに昇降機構(図示せず)により容器1外の支持柱6に沿って昇降されるように構成されている。容器1内の溶鋼は、スクラップや合金鉄等を例えば高周波加熱で溶解することにより形成される。鋼種は問わず、通常、鋳鋼として用いられる全ての鋼種が適用可能である。
容器1の下方には鋳型8が設けられている。鋳型8は、砂、レジン、硬化剤等からなる造型材を連続ミキサーで混錬し、模型を挿入した金枠9内に充填し、中子をセットすることにより形成される。
鋳造用ストッパ4は、図2に示すように、長尺のロッド状をなし(例えば、長さ800~1000mm、直径90~110mm程度)、中心部に長手方向に沿って孔4aが形成されており、孔4aに芯材11が挿入されている。芯材11の上部はナット7によりアーム5に取り付けられている。すなわち、鋳造用ストッパ4はナット7により芯材11を介してアーム5に取り付けられている。芯材11のアーム5と鋳造用ストッパ4の間の部分にはスペーサ12が介在されている。
鋳造用ストッパ4はアルミナ-カーボン系耐火物で形成されており、一体物として構成されている。鋳造用ストッパ4の先端部は、ノズル3との間に溶鋼2が流れ込むことによりノズル3が閉塞されてしまうことや、溶鋼が流出する等の不都合が生じないように、ノズル3に適合したR形状(例えばR50)とされる。
鋳造用ストッパ4を構成するアルミナ-カーボン系耐火物の組成は、カーボン(C)が30~35mass%、アルミナ(Al2O3)が57~62mass%が好ましい。また、4.0~5.0mass%の範囲で炭化ケイ素(SiC)が添加されていてもよい。CとAl2O3の合計量は87~97mass%であり、残部は、SiCを添加する場合はSiCと、不可避不純物である。不可避不純物はCr、Fe、Mn等である。また、使用時の鋳造用ストッパ4の先端部の肉厚は10mm以上であることが好ましい。これにより、鋳造中における鋳造用ストッパ4の損傷を生じ難くすることができる。
容器1内の溶鋼2を鋳型8内に注入して鋳造する際には、鋳造用ストッパ4によりノズル3を閉塞した状態として、容器1の下方に鋳型8を位置させる。次いで、鋳造用ストッパ4を昇降機構(図示せず)により上昇させて、図1に示すように、ノズル3を開口し、容器1内の溶鋼2を鋳型8内に注入する。
溶鋼2の鋳型8内への注入が終了した後、鋳造用ストッパ4を下降させてノズル3を閉塞し、鋳造を終了する。
このような鋳造を一つの容器に対して繰り返し行うが、従来は、一回の鋳造ごとに鋳造用ストッパを交換することが常識であり、鋳造用ストッパの材料としては一回の鋳造に耐える程度の耐火性を有する比較的安価な耐火レンガ、例えばZrO2-SiC系の耐火レンガ用いられていた。また、この種の耐火レンガは強度が十分でないため、長尺の鋳造用ストッパを一体物として形成できず、図3に示すように、複数の分割片(3つのスリーブ21およびヘッド22)を接着して鋳造用ストッパ4´を構成している。
しかし、鋳造用ストッパを構成する耐火レンガが安価であっても、鋳造用ストッパを1回ずつ交換することにより、長期操業を考慮すると、耐火物コストが高くなり、それに鋳造用ストッパを組み立てる際の作業コストが加わり、トータルコストが高くなってしまうおそれがある。
そこで、本発明では、従来の技術常識に反して、鋳造用ストッパを高寿命化して繰り返し使用を指向し、鋳造用ストッパの材料として、耐熱性および強度がより高いアルミナ-カーボン系耐火物を用い、鋳造用ストッパを一体物として構成する。すなわち、アルミナ-カーボン系耐火物は、材料コストは高いが従来の耐火物レンガよりも高寿命であり繰り返し使用が可能である。しかも、一体物として構成されるため、鋳造用ストッパを組み立てる作業が不要である。このため、長期操業におけるトータルコストを、従来の耐火物コストに鋳造用ストッパを組み立てる際の作業コストを加えたコストよりも低くすることが可能となる。
次に、鋳造用ストッパとしてアルミナ-カーボン系耐火物を用いた場合の鋳造方法について説明する。
上述したように、鋳造用ストッパ4によりノズル3を閉塞した溶鋼2を貯留した容器1の下方に鋳型8が配置された状態で、鋳造用ストッパ4を上昇させて溶鋼2を鋳型8に注入し、一回の鋳造を行う。その後、ナット7により芯材11を介してアーム5に取り付けられていた鋳造用ストッパ4を、ナット7を取り外すことによりアーム5から取り外し、鋳造用ストッパの外観を確認し、問題がなければ鋳造用ストッパ4の先端のR形状がノズル3に適合した形状になるように、例えばR50になるように研磨する。そして、再び鋳造用ストッパ4をナット7により芯材11を介してアーム5に取り付け、次の鋳造を行う。このようにして鋳造を複数回繰り返す。
鋳造用ストッパ4の先端の研磨の際に、そのR形状がノズル3に適合しない場合、例えば先端のRが小さくなり過ぎた場合は、鋳造用ストッパ4とノズルとの間の空間に溶鋼2が流れ込み、次の鋳造の際に、残存した溶鋼が固まって、鋳造用ストッパ4を上昇させても溶鋼がノズル3から流出されないといった不都合が生じる。
鋳造用ストッパ4を取り外した都度、鋳造用ストッパ4の先端の肉厚を測定し、肉厚が10mm以上あれば繰り返し使用を継続し、10mm未満であれば繰り返し使用を停止することが好ましい。鋳造用ストッパ4の先端の肉厚は、研磨後に鋳造用ストッパ4の全長を測定することにより求めることができる。
鋳造が終了後、鋳造用ストッパ4をノズル3の上方に移動させた状態で保持し、冷却された後に鋳込み鋳造用ストッパ4を取り外すことが好ましい。これは、鋳造後、鋳造用ストッパ4でノズル3を閉塞したままの状態で保持すると、鋳造用ストッパ4の先端がノズル3に溶着して、鋳造用ストッパ4を取り外す際に鋳造用ストッパ4が折損するおそれがあるからである。
鋳造用ストッパ4を締結しているナット7を取り外す際には、鋳造用ストッパ4を固定した状態で取り外すことが好ましい。これは、ナット7を取り外す際にナット7が固く締まっていると、ナット7を回す際に鋳造用ストッパ4が回動する等して鋳造用ストッパ4に力が及ぼされて折損するおそれがあるからである。鋳造用ストッパ4は、適宜の治具により支持柱6を挟む等により固定することができる。
以上のように、本実施形態では、鋳造用ストッパ4の材料として耐熱性および強度がより高いアルミナ-カーボン系耐火物を用いるとともに、鋳造用ストッパ4を一体物として構成し、このような鋳造用ストッパ4を一回の鋳造が終了するごとに取り外してストッパ先端のR形状がノズル3に適合するように研磨する。これにより、ノズル3と鋳造用ストッパ4との間に溶鋼が固まったり、鋳造用ストッパ4により溶鋼2の流出を停止できずに溶鋼2が漏出したりする不都合を生じさせずに、鋳造用ストッパ4を所望の回数の鋳造に対して繰り返し使用が可能となる。このように、本実施形態では、鋳造用ストッパを繰り返し使用することができ、鋳造用ストッパを組み立てる際の作業コストも不要であるため、長期操業を考慮すると、一回の鋳造ごとにストッパを交換し、鋳造用ストッパを組み立てる際の作業も必要であった従来よりもトータルコストを低くすることが可能となる。
また、鋳造用ストッパを繰り返し使用するに際し、鋳造用ストッパ4を取り外した都度、鋳造用ストッパ4の先端の肉厚を測定し、肉厚が10mm以上あれば繰り返し使用を継続し、10mm未満であれば繰り返し使用を停止するようにすることにより、鋳造用ストッパ4の繰り返し使用の限界を確実に把握することができる。
さらに、鋳造が終了後、鋳造用ストッパ4をノズル3の上方に移動させた状態で保持し、冷却された後に鋳造用ストッパ4を取り外すことや、鋳造用ストッパ4を取り外す際に鋳造用ストッパ4を固定した状態で取り外すことにより、鋳造用ストッパ4が折損するトラブルを回避でき、鋳造用ストッパ4の繰り返し使用回数を増加させることができ、30回以上の繰り返し使用が可能となり、トータルコストをより低下させることができる。
以下、本発明の実施例について説明する。
ここでは、鋳造を行う鋼種として、鋳鉄系である0.5Cr1MoFC、耐熱鋼であるSCH11、高合金系であるTNCM-1を用いた。
ここでは、鋳造を行う鋼種として、鋳鉄系である0.5Cr1MoFC、耐熱鋼であるSCH11、高合金系であるTNCM-1を用いた。
まず、SiCが40~50mass%、ZrO2が40~50mass%の組成のZrO2-SiC系の耐火レンガを用いて図3に示す構造の比較例の鋳造用ストッパを作製し、その鋳造用ストッパを用いた容器により上記鋼種の溶鋼により鋳造を行った。その結果、図4の写真に示すように、比較例の鋳造用ストッパは、溶損、酸化、成分の含侵等が見られ、繰り返し使用ができなかった。
これに対し、Cが30~35mass%、Al2Oが57~62mass%、SiCが4.0~5.0mass%の組成のアルミナ-カーボン系耐火物を用いて図2に示す一体物の実施例の鋳造用ストッパを作製し、その鋳造用ストッパを用いた容器により上記鋼種の溶鋼により鋳造を行った。その結果、実施例の鋳造用ストッパに溶損、酸化、成分の含侵等が見られなかった。
次に、アルミナ-カーボン系耐火物で構成された一体物の鋳造用ストッパを複数チャージの鋳造に繰り返し使用した。繰り返し使用に際しては、鋳造用ストッパを容器から取り外し、鋳造用ストッパの先端のR形状がノズル3に適合したR50になるように研磨した。これにより、ノズル詰まりや溶鋼のもれ等を生じさせずに鋳造用ストッパを10チャージ以上の鋳造に対して繰り返し使用することができた。
20チャージを超えた段階で、鋳造用ストッパを取り外した際に、鋳造用ストッパに折損が発生した。分析した結果、鋳造用ストッパの断面において地金やノロ等の成分の侵入が見られず、折損前に亀裂が存在していないことが確認された。したがって、鋳込み後、取り外しまでの間に鋳造用ストッパとノズルとが溶着したことが鋳造用ストッパの折損の原因と推測された。また、20チャージを超えた段階で、鋳造用ストッパを取り外す前段階のナットの取り外しの際に、ナットが固く締まっていたため、鋳造用ストッパに力が及ぼされ、鋳造用ストッパが折損した。
鋳造用ストッパとノズルとの溶着による鋳造用ストッパの折損を防止する対策として、鋳造が終了後、鋳造用ストッパをノズルの上方に移動させた状態で保持し、冷却された後に鋳造用ストッパを取り外すようにした。また、ナットを取り外す際に鋳造用ストッパに力が及ぼされることを防止する対策として鋳造用ストッパを固定した状態でナットを取り外すようにした。その結果、このような鋳造用ストッパの折損が防止された。
以上のような対策をとり、かつ鋳造用ストッパを取り外した際にストッパ先端の肉厚を測定し、肉厚が10mm未満となった場合に鋳造用ストッパの寿命と判断し、繰り返し使用を停止した。
その結果、アルミナ-カーボン系耐火物からなる一体物の実施例の鋳造用ストッパを用いることにより、30チャージ以上の鋳造を行うことができた。実施例の鋳造用ストッパは、30チャージの鋳造後も、図5の写真に示すように、溶損等がほとんど生じておらず、使用可能な状態であった。
1;容器
2;溶鋼
3;ノズル
4;鋳造用ストッパ
5;アーム
6;支持柱
7;ナット
8;鋳型
9;金枠
11;芯材
2;溶鋼
3;ノズル
4;鋳造用ストッパ
5;アーム
6;支持柱
7;ナット
8;鋳型
9;金枠
11;芯材
Claims (5)
- 溶鋼を貯留する容器から、前記容器の底部に設けられたノズルを介して溶鋼を流出させ、前記容器の下方に設けられた鋳型に注入して鋳造する際に、前記容器の上方から挿入されて昇降可能に設けられ、前記ノズルを開閉して前記容器から前記鋳型への溶鋼の注入および停止を行う鋳造用ストッパであって、
アルミナ-カーボン系耐火物で形成され、一体物として構成されており、先端部の形状が前記ノズルに適合したR形状を有することを特徴とする鋳造用ストッパ。 - 請求項1に記載の鋳造用ストッパを、溶鋼を貯留する容器にその上方から挿入するとともに昇降可能なアームに取り付け、昇降させることにより、前記容器の底部に設けられたノズルを開閉するように設け、前記鋳造用ストッパで前記ノズルを閉塞した状態で前記容器内に溶鋼を貯留し、前記鋳造用ストッパを上昇させて、前記容器内の溶鋼を前記容器の下方に設けられた鋳型に注入して鋳造を行う鋳造方法であって、
一回の鋳造が終了した後、前記鋳造用ストッパを取り外し、前記鋳造用ストッパの先端部を、その形状が前記ノズルに適合したR形状になるように研磨し、研磨した前記鋳造用ストッパを取り付けて次の鋳造を行うことを特徴とする鋳造方法。 - 前記一回の鋳造が終了した後、前記鋳造用ストッパの先端を前記ノズルから上昇させた状態で保持し、冷却された後に前記鋳造用ストッパを取り外すことを特徴とする請求項2に記載の鋳造方法。
- 前記鋳造用ストッパは、芯材を介して前記アームにナットにより取り付けられ、前記ナットを取り外す際に、前記鋳造用ストッパを固定することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の鋳造方法。
- 一つの前記鋳造用ストッパを用いて複数回鋳造を行い、前記鋳造用ストッパを取り外した際に前記鋳造用ストッパの先端の肉厚を測定し、測定した肉厚が10mm未満になった際に前記鋳造用ストッパの繰り返し使用を停止することを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか一項に記載の鋳造方法。
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