JP2022185564A - ペット用毛取りコーム - Google Patents

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Abstract

【課題】コームヘッドとハンドル部と毛取り押出プレートとを備えるペット用毛取りコームの提供。【解決手段】コームヘッド10は、ハンドル部20の先端に取り付けられ、毛取り押出プレート40はコームヘッドに取り付けられると共に刃ホルダ部30の後ろ側に位置している。ハンドル部には、前後方向にスライド可能なボタン部50が設けられ、毛取り押出プレートは、上下方向に移動可能な押出プレートと、押出プレートの先端に設けられた押出部と、を含む。ボタン部と押出プレートの背面との間に結合棒60が設けられ、結合棒の両端は、それぞれボタン部と押出プレートに可動に結合されており、ボタン部は、スライドして、結合棒を介して押出プレートを押して移動させるように構成されている。結合棒は、加力アーム61とともに設置され、毛取り押出プレートの背面には、弧状力負担面43が設けられ、加力アームの先端は、弧状力負担面に押しつけられている。【選択図】図2

Description

本開示は、ペットの手入れ用具に関し、特に、抜け落ち又は絡まったペットの毛を除去するためのペット用コームに関する。
生活水準の向上に伴い、ますます多くの人々がペットを飼育し、また、ペットが人々の生活の一部になっている。
ペットは、通常毛が抜け落ちることがよくある。ペットの抜け落ちた毛を取り除き、または、ペットの毛をきれいに梳かすために、特別に設計された手入れ用具(grooming tool)が市場に出回っている。手入れ用具は、頂部にコーム(comb)があり、コームには櫛歯が並んでいる。しかし、ペットの毛は絡まっていることが多く、従来のペット用コームは、ペットの毛を梳かすときに絡まった毛の中で動けなくなってしまう。
上記の技術的課題を解決するために、特許文献1に記載のペット用手入れ用具は、刃先のあるコームを有する。このコームの先端には櫛歯が設けられ、櫛歯の根元部分には、絡まった毛をカットするための刃先が設けられている。この用具がペットの手入れに用いられるとき、刃先が絡まった毛をカットすることにより、櫛歯はスムーズにペットの毛を梳かすことができる。
特許文献2には、ペット用コームと毛取りの機構が開示されている。特許文献2によれば、根元部分と櫛歯の先端との間で可動な押出部を含む除毛部が設けられている。押出部は、帯状の櫛歯の後方側から除毛する後方押出部と、櫛歯間の隙間から除毛する隙間押出部と、を有する。押出部の隙間押出部の間に歯用隙間が設けられ、そこを帯状の櫛歯を通過させることができる。
米国特許第7077076号明細書 中国特許出願公開第108990827号明細書
ボタンが、回転部材を介して押出プレートと押出部に接続されており、ボタンを前後にスライドさせることにより、押出プレートを上下に動かすように制御することができる。回転部材は、ボタンと押出プレートと移動可能に接続されているため、回転部材とボタン又は押出プレートとの間に一定の隙間が存在する。ユーザがコームを操作したとき、ボタン上の指により加えられた力が除毛用押出部に伝わるが、隙間により遅れが生じる。また、従来のコームの毛取り押出プレートはバネにより元に戻る。毛取り押出プレートが押されるとき、押出す力は徐々に大きくなり、長期間使用すると指が疲れやすくなるため、ユーザの使い勝手が悪くなる。
本開示は、上述の技術的課題を解決するものであり、ボタンを介して毛取り押出プレートを押すペット用毛取りコームを提供することを目的とし、これは、高感度の応答と省労力での開始を特徴とするものであり、毛の手入れにおけるユーザの使い勝手を改善することが可能となる。
上記技術的課題を解決するため、本開示は以下の技術的解決策を採用する。ペット用毛取りコームは、刃ホルダ部が取り付けられたコームヘッド、ハンドル部、及び毛取り押出プレートを含み、コームヘッドは、ハンドル部の先端に取り付けられる。毛取り押出プレートはコームヘッドに取り付けられると共に、刃ホルダ部の後ろ側に位置している。
ハンドル部には、その上に、前後方向にスライド可能なボタン部が設けられている。毛取り押出プレートは、上下方向に移動可能な押出プレートと、押出プレートの先端に設けられた押出部と、を含む。
ボタン部と押出プレートの背面との間に結合棒が設けられている。結合棒の両端は、それぞれボタン部と押出プレートに可動に結合されている。ボタン部は、スライドして、結合棒を介して押出プレートを押して移動させるように構成されている。
結合棒は、加力アームとともに設置されている。毛取り押出プレートの背面には、弧状力負担面が設けられている。加力アームの先端は、弧状力負担面にしっかりと押しつけられている。ボタン部が前後にスライドするとき、加力アームの先端は、弧状力負担面に密着してスライド可能である。
本開示の更に好ましい実施形態では、加力アームの先端に第1円柱を設けてもよい。第1円柱は、弧状力負担面に強く押しつけられていてもよい。
本開示の更に好ましい実施形態では、結合棒は、2つの結合アームと後方アームを含んでもよい。加力アームは、2つの結合アームの間の中央に位置してもよく、結合アームの各々の先端に第2円柱を設けてもよく、後方アームの後端に第3円柱を設けてもよい。第2円柱は、押出プレートに背面に設けられた結合用ソケットの結合用穴を通過し、第3円柱は、ボタン部の溝に係合させることができる。
本開示の更に好ましい実施形態では、ボタン部は、ハンドル部の表面でスライド可能なボタンと、結合ロック部材と、を含んでもよい。ボタンは、結合ロック部材に結合してもよく、溝は結合ロック部材に設けられていてもよい。
本開示の更に好ましい実施形態では、加力アームの先端は、結合棒の先端の上方に位置してもよい。第1円柱の中心点と第3円柱の中心点とを結ぶ線と、第2円柱の中心点と第3円柱の中心点とを結ぶ線は、角度Aをなす。
本開示の更に好ましい実施形態では、弧状力負担面と第2円柱は、同じ中心を有する。
本開示の更に好ましい実施形態では、コームヘッドは外殻体を備えてもよく、2つの戻しバネが外殻体と押出プレートとの間に配置されてもよい。
本開示の更に好ましい実施形態では、刃ホルダ部は、板状のベースと、板状のベースの先端に設けられた帯状で金属の櫛歯の列と、を含んでもよい。
本開示の更に好ましい実施形態では、押出部が櫛歯の間の隙間から毛を除くための隙間押出部を含んでもよい。
本開示の更に好ましい実施形態では、外殻体がハンドル部に結合された底部外殻体と、ヘッドカバーを含んでもよく、底部外殻体とヘッドカバーは、留め具で固定されていてもよい。
従来技術と比較して、本開示は以下の点について優れている。ボタン部と押出プレートとの間の結合棒に加力アームが設けられており、加力アームの先端は、押出プレートの弧状力負担面に強く押し付けられている。ボタン部が前後にスライドすると、加力アームの先端が弧状力負担面に密着してスライド可能であるため、ボタン部に加えられる力は、遅延なく毛取り押出プレートに伝えられる。したがって、本開示は、適時な応答を得ることができ、ユーザのペット用毛取りコームの使い勝手を改善させることができる。
加力アームは、押出プレートへの結合棒の力を一部負担するので、ボタン部によって結合棒を介して押出プレートを移動させる過程において省力化することができる。特に、ボタン部が開始位置にあるときに、省力効果は顕著になる。結合棒と加力アームの傾きが大きくなると、省力効果は低下する。
ペット用毛取りコームの全体構成図である。 ペット用毛取りコームの第1の側方断面図である。 ペット用毛取りコームの第2の側方断面図である。 ペット用毛取りコームのコームヘッドの構成を示した図である。 ペット用毛取りコームの分解図である。 刃ホルダ部の全体構成を示す図である。 毛取り押出プレートの全体構成を示す図である。 結合棒の全体構成を示す図である。 ボタン部の分解図である。 図2のDで示した部分の拡大図である。
以下に、本開示について添付の図面と実施例を参照して詳細に説明する。
ペット用コームは、ペットの毛の手入れ用具であり、ペットの毛を梳かし、絡まったペットの毛を切り、又は濃くなりすぎたペットの毛を薄くするために用いられる。
図1~3は、本開示の実施形態に係るペット用毛取りコーム100を示す図である。ペット用毛取りコーム100は、刃ホルダ部30が取り付けられたコームヘッド10を備え、また、ハンドル部20及び毛取り押出プレート40を備える。コームヘッド10は、ハンドル部20の先端に取り付けられる。毛取り押出プレート40は、コームヘッド10に取り付けられ、刃ホルダ部30の後ろ側に位置する。
ハンドル部20は、その上に、前後方向にスライド可能なボタン部50を備える。図7に示すように、毛取り押出プレート40は、上下方向に移動可能な押出プレート41と押出プレート41の先端に設けられた押出部42を含む。
ボタン部50と押出プレート41の背面との間に結合棒60が設けられている。結合棒60の両端は、それぞれボタン部50と押出プレート41に可動に結合されている。ボタン部50は、スライドすることにより、結合棒60を介して押出プレート41を押して移動させる。
図2、3に示すように、結合棒60は、加力アーム61とともに配置されている。毛取り押出プレート40の背面には、弧状力負担面43が設けられている。加力アーム61の先端は、弧状力負担面43に強く押しつけられている。ボタン部50が前後にスライドするとき、加力アーム61の先端は、弧状力負担面43に密着してスライド可能である。
結合棒60は、ボタン部50と押出プレート41の間に加力アーム61とともに配置されており、加力アーム61の先端は、押出プレート41の弧状力負担面43に強く押しつけられている。ボタン部50が前後にスライドするとき、加力アーム61の先端が弧状力負担面43に密着してスライド可能であることにより、ボタン部50の動きが遅延なく毛取り押出プレート40に伝達される。したがって、本開示は、適時な応答を得ることができ、ペット用毛取りコームのユーザの使い勝手を向上させることができる。
加力アーム61は、押出プレート41への結合棒60の力を一部負担するため、ボタン部50により結合棒60を介して押出プレートを移動させる動作において、省力化することができる。特に、ボタン部50が開始位置にあるとき省力効果はより顕著になる。結合棒60と加力アーム61の傾きが大きくなるにつれ、省力効果は低下する。
具体的には、図2,3,8-10に示すように、加力アーム61の先端には第1円柱a1が設けられている。第1円柱a1は、弧状力負担面43に強く押しつけられている。ボスbは、押出プレート41の背面に設けられている。弧状力負担面43は、ボスbに設けられている。具体的には、ボスbは2つの結合用ソケットcの間の中央に位置する。ボスbの高さは、結合用ソケットcの高さよりも高くすることで、加力アーム61に設けられた第1円柱a1は、結合アーム62に設けられた第2円柱a2よりも後方に配置されている。つまり、加力アーム61は結合アーム62よりも短い。
結合棒60は2つの結合アーム62と後方アーム63を含む。加力アーム61は、2つの結合アーム62の間の中央に位置する。結合アーム62の先端には、第2円柱a2が設けられている。後方アーム63の後端には、第3円柱a3が設けられている。第2円柱a2は、押出プレート41の背面に設けられた結合用ソケットcの結合用穴c1を通過する。第3円柱a3はボタン部50の溝52に係合される。
加力アーム61と結合棒60は一体成形されており、結合アーム62に設けられた第2円柱a2は、結合用穴c1に挿入されている。ボタン部50が結合棒60を押すと、第2円柱a2は結合用ソケットcに対して回転する。したがって、結合用穴c1内では、第2円柱a2が一定量の隙間をもって動けるようにする必要がある。隙間を持った動きにより、ボタン部50による遅延した反応が押出プレート41を押す。加力アーム61の第1円筒a1は、弧状力負担面43に密着することが肝要である。これにより、ボタン部50は、加力アーム61を介して隙間なく押出プレート41を押すことができ、それにより、ボタン部50の適時な応答を実現して、毛取り押出プレート40を制御することができ、コームを使用するユーザの使い勝手を改善する。
図2,3,9,及び10に示すように、ボタン部50は、ハンドル部20の表面上でスライド可能なボタン51と、結合ロック部材53と、を備える。ボタン51は、結合ロック部材53と結合される。結合ロック部材53には溝52が設けられている。
後方アーム63の第3円柱a3は、結合ロック部材53の溝52に係合されている。ボタン部50が押されたとき、結合棒60は旋回し、第3円柱a3は結合ロック部材53の溝52に対して回転することができる。
図10に示すように、加力アーム61の先端は、結合棒60の先端の上方に位置する。第1円柱a1の中心点と第3円柱a3の中心点を結ぶ線と、第2円柱a2の中心点と第3円柱a3の中心点を結ぶ線と、は角度Aをなす。第1円柱a1の中心点と第3円柱a3の中心点を結ぶ線と、押出プレート41の長手方向の移動軌跡の線と、は角度Bをなす。押出プレート41が毛を押し出すために下方に移動するときには角度Bは徐々に小さくなる。弧状力負担面43と第2円柱a2は同じ中心を有する。この構造により、加力アーム61の先端に位置する第1円柱a1は、常に弧状力負担面43に接触した状態となる。押出プレート41と結合アーム62が変位するとき、加力アーム61は結合アーム62と干渉しない。
なお、ボタン部50のボタン51が始点から終点まで一定速度で移動すると、押出プレート41の移動速度が徐々に低下することに留意する必要がある。角度Bが徐々に小さくなるにつれ、加力アーム61により押出プレートに加えられる力の成分は、徐々に増加し、これにより、ボタン51は、始点でわずかに大きい押力が必要とされ、終点に近い位置においては、わずかに小さい押力が必要とされる。
結合棒60が移動する間、加力アーム61の第1円柱a1は、毛取り押出プレート40の弧状力負担面43に接触しており、弧状力負担面43に押力を加えている。第2円柱a2は位置決め点として機能し、押出プレート41を押す動作に直接関与していない。押出プレート41が下方に移動するとき、第3円柱a3は溝52の中で回転する。角度Bが徐々に小さくなるにつれ、ボタン51に加えられるのに要する押力は徐々に小さくなる。
また、押出プレート41が下方に動くと、押出プレート41の戻しバネ80により加えられる復元力が徐々に大きくなり、これにより上記の分析における加力アーム61の力が徐々に小さくなるように調整される。結果的に、ユーザがボタン51を押すための加える力は基本的に同じであり、このことはユーザがボタンを押すために加える押力の安定性をさらに向上させ、それにより、ユーザによるボタンを押す操作性が向上する。
コームヘッド10は、外殻体11を含む。2つの戻しバネ80が外殻体11と押出プレート41との間に配置される。ユーザによりボタン部50に加えられる力が解かれたとき、押出プレート41は戻しバネ80の動作により初期位置に戻る。
好適には、図6に示すように本実施形態における刃ホルダ部30が、板状のベース31と、板状のベース31の先端に帯状で金属の櫛歯32の列と、を備える。
図7に示すように、押出部42は、櫛歯の間の隙間から毛を除くための隙間押出部pを含む。押出部42が下方に移動することにより、帯状の櫛歯32の間で動かなくなったペットの毛を取り除くことができる。
外殻体11はハンドル部20に結合された底部外殻体k2と、ヘッドカバーk1を含む。底部外殻体k2とヘッドカバーk1は、留め具で固定されている。
以上のように、本開示によって提供されるペット用毛取りコームについて詳細に説明した。本開示の原理及び実施は、実施例を参照して説明されるものである。上記実施形態の説明は、本開示及び主概念を理解するのに用いられるにすぎない。本開示の原理から逸脱することなく、当業者によって様々な修正及び変更を行うことができ、これらの修正及び変更もまた、本開示の保護範囲内に含まれるべきである。
(付記)
(付記1)
刃ホルダ部が取り付けられたコームヘッドと、ハンドル部と、毛取り押出プレートと、を備えるペット用毛取りコームであって、
前記コームヘッドは、前記ハンドル部の先端に取り付けられ、前記毛取り押出プレートは前記コームヘッドに取り付けられると共に前記刃ホルダ部の後ろ側に位置しており、
前記ハンドル部には、その上に、前後方向にスライド可能なボタン部が設けられ、前記毛取り押出プレートは、上下方向に移動可能な押出プレートと、前記押出プレートの先端に設けられた押出部と、を備え、
前記ボタン部と前記押出プレートの背面との間に結合棒が設けられ、前記結合棒の両端は、それぞれ前記ボタン部と前記押出プレートに可動に結合されており、前記ボタン部は、スライドして、前記結合棒を介して前記押出プレートを押して移動させるように構成されており、
前記結合棒は、加力アームとともに設置され、前記毛取り押出プレートの背面には、弧状力負担面が設けられ、前記加力アームの先端は、前記弧状力負担面にしっかりと押しつけられており、前記ボタン部が前後にスライドするとき、前記加力アームの先端が、前記弧状力負担面に密着してスライド可能である、
ペット用毛取りコーム。
(付記2)
前記加力アームの先端に第1円柱が設けられ、前記第1円柱が、前記弧状力負担面に強く押しつけられる、
付記1に記載のペット用毛取りコーム。
(付記3)
前記結合棒は、2つの結合アームと後方アームを備え、前記加力アームは、2つの前記結合アームの間の中央に位置し、前記結合アームの各々の先端に第2円柱が設けられ、前記後方アームの後端に第3円柱が設けられ、前記第2円柱は、前記押出プレートの前記背面に設けられた結合用ソケットの結合用穴を通過し、前記第3円柱は、前記ボタン部の溝に係合される、
付記1に記載のペット用毛取りコーム。
(付記4)
前記ボタン部は、前記ハンドル部の表面でスライド可能なボタンと、結合ロック部材と、を備え、前記ボタンは、前記結合ロック部材に結合されており、前記溝は前記結合ロック部材に設けられている、
付記3に記載のペット用毛取りコーム。
(付記5)
前記加力アームの先端は、前記結合棒の先端の上方に位置し、前記第1円柱の中心点と前記第3円柱の中心点とを結ぶ線と、前記第2円柱の中心点と前記第3円柱の中心点とを結ぶ線と、は角度Aをなす、
付記3に記載のペット用毛取りコーム。
(付記6)
前記弧状力負担面と前記第2円柱は、同じ中心を有する、
付記3に記載のペット用毛取りコーム。
(付記7)
前記コームヘッドは外殻体を備え、2つの戻しバネが前記外殻体と前記押出プレートとの間に配置された、
付記1に記載のペット用毛取りコーム。
(付記8)
前記刃ホルダ部は、板状ベースと、前記板状ベースの先端に設けられた帯状で金属の櫛歯の列と、を備える、
付記1に記載のペット用毛取りコーム。
(付記9)
前記押出部は、前記櫛歯の間の隙間から毛を除くための隙間押出部を備える、
付記8に記載のペット用毛取りコーム。
(付記10)
前記外殻体は、前記ハンドル部に結合された底部外殻体と、ヘッドカバーと、を備え、前記底部外殻体と前記ヘッドカバーとは留め具で固定される、
付記7に記載のペット用毛取りコーム。

Claims (10)

  1. 刃ホルダ部が取り付けられたコームヘッドと、ハンドル部と、毛取り押出プレートと、を備えるペット用毛取りコームであって、
    前記コームヘッドは、前記ハンドル部の先端に取り付けられ、前記毛取り押出プレートは前記コームヘッドに取り付けられると共に前記刃ホルダ部の後ろ側に位置しており、
    前記ハンドル部には、その上に、前後方向にスライド可能なボタン部が設けられ、前記毛取り押出プレートは、上下方向に移動可能な押出プレートと、前記押出プレートの先端に設けられた押出部と、を備え、
    前記ボタン部と前記押出プレートの背面との間に結合棒が設けられ、前記結合棒の両端は、それぞれ前記ボタン部と前記押出プレートに可動に結合されており、前記ボタン部は、スライドして、前記結合棒を介して前記押出プレートを押して移動させるように構成されており、
    前記結合棒は、加力アームとともに設置され、前記毛取り押出プレートの背面には、弧状力負担面が設けられ、前記加力アームの先端は、前記弧状力負担面にしっかりと押しつけられており、前記ボタン部が前後にスライドするとき、前記加力アームの先端が、前記弧状力負担面に密着してスライド可能である、
    ペット用毛取りコーム。
  2. 前記加力アームの先端に第1円柱が設けられ、前記第1円柱が、前記弧状力負担面に強く押しつけられる、
    請求項1に記載のペット用毛取りコーム。
  3. 前記結合棒は、2つの結合アームと後方アームを備え、前記加力アームは、2つの前記結合アームの間の中央に位置し、前記結合アームの各々の先端に第2円柱が設けられ、前記後方アームの後端に第3円柱が設けられ、前記第2円柱は、前記押出プレートの前記背面に設けられた結合用ソケットの結合用穴を通過し、前記第3円柱は、前記ボタン部の溝に係合される、
    請求項1に記載のペット用毛取りコーム。
  4. 前記ボタン部は、前記ハンドル部の表面でスライド可能なボタンと、結合ロック部材と、を備え、前記ボタンは、前記結合ロック部材に結合されており、前記溝は前記結合ロック部材に設けられている、
    請求項3に記載のペット用毛取りコーム。
  5. 前記加力アームの先端は、前記結合棒の先端の上方に位置し、前記第1円柱の中心点と前記第3円柱の中心点とを結ぶ線と、前記第2円柱の中心点と前記第3円柱の中心点とを結ぶ線と、は角度Aをなす、
    請求項3に記載のペット用毛取りコーム。
  6. 前記弧状力負担面と前記第2円柱は、同じ中心を有する、
    請求項3に記載のペット用毛取りコーム。
  7. 前記コームヘッドは外殻体を備え、2つの戻しバネが前記外殻体と前記押出プレートとの間に配置された、
    請求項1に記載のペット用毛取りコーム。
  8. 前記刃ホルダ部は、板状ベースと、前記板状ベースの先端に設けられた帯状で金属の櫛歯の列と、を備える、
    請求項1に記載のペット用毛取りコーム。
  9. 前記押出部は、前記櫛歯の間の隙間から毛を除くための隙間押出部を備える、
    請求項8に記載のペット用毛取りコーム。
  10. 前記外殻体は、前記ハンドル部に結合された底部外殻体と、ヘッドカバーと、を備え、前記底部外殻体と前記ヘッドカバーとは留め具で固定される、
    請求項7に記載のペット用毛取りコーム。
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