JP2022183741A - 冷却庫 - Google Patents

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敬春 長谷川
Takaharu Hasegawa
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【課題】オフサイクルデフロストの除霜能力を高めることにより、ヒータデフロストの周期を長くする。【解決手段】制御部22は、除霜ヒータ23に通電して蒸発器6を加熱するヒータデフロストと、圧縮機14を所定の除霜時間T1にわたって停止状態に維持するオフサイクルデフロストとを実行可能である。オフサイクルデフロストを開始してから、除霜時間T1より短い待機時間T2が経過すると、制御部22は膨張弁17の開度を全開とし、該膨張弁17を通じて凝縮器15から蒸発器6へ冷媒を導く。【選択図】図1

Description

本発明は、冷蔵ショーケースや業務用冷蔵庫などの冷却庫において、庫内を冷却するための蒸発器の除霜制御に関する。
冷却庫の庫内を冷却する蒸発器には、庫内空気に含まれる水分が冷却されて凝固し、霜として付着することがある。この着霜を融かして除去する除霜方式としては、蒸発器をヒータで加熱するヒータデフロスト方式や、庫内の冷却運転を停止して自然に霜を融かすオフサイクルデフロスト方式などが知られている。前者方式は後者方式に比べて除霜能力が高く、後者方式は前者方式に比べて電力を消費しないというそれぞれの長所を有するため、状況に応じて両方式を使い分ける試みも広く行われている。
前面や上面に開口を有する冷蔵ショーケース、いわゆる冷蔵オープンショーケースを使用するスーパーマーケットなどの店舗は、開店中はなるべくヒータデフロストを行いたくないと考えている。これは、開口がナイトカバーで覆われる閉店中に比べて、開店中は庫内に外気が侵入しやすい状態にあり、加えて買物客の出入りなどにより店舗内が比較的高温になりやすく、このような状況でヒータデフロストを行うと、ヒータで暖められた空気が庫内を循環して庫内温度が大幅に上昇し、庫内の生鮮食品が傷みやすくなるためである。庫内の商品の鮮度維持の観点からは、開店中はヒータデフロストを行わず、オフサイクルデフロストのみを行うことが望ましい。なお、店舗の開店中にオフサイクルデフロストを行い、閉店中にヒータデフロストを行う冷蔵オープンショーケースは、例えば特許文献1に開示されており公知である。
特開昭63-263377号公報
上記のようにオフサイクルデフロスト方式の短所は、ヒータデフロスト方式に比べて除霜能力が低いことである。特に店舗の営業時間が長い場合、開店の直前にヒータデフロストを行って着霜を完全に除去していても、開店中に増加する着霜を除去するのにオフサイクルデフロスト方式では追い付かず、結果として蒸発器が目詰まりを起こし、その冷却能力が低下してしまうことがある。このような場合には、開店中であってもヒータデフロストを行わざるを得ず、これにより庫内の生鮮食品が傷むおそれがある。
本発明の目的は、ヒータデフロストとオフサイクルデフロストを実行可能な冷却庫において、オフサイクルデフロストの除霜能力を高めることにより、ヒータデフロストの周期を長くすることにある。
本発明に係る冷却庫は、圧縮機14と凝縮器15と膨張弁17と蒸発器6を含む冷凍サイクル13で庫内5の空気を冷却する冷却庫であって、蒸発器6の除霜用の除霜ヒータ23と、蒸発器6の除霜制御を担う制御部22とを備える。制御部22は、除霜ヒータ23に通電して蒸発器6を加熱するヒータデフロストと、圧縮機14を所定の除霜時間T1にわたって停止状態に維持するオフサイクルデフロストとを実行可能である。オフサイクルデフロストを開始してから、前記除霜時間T1より短い待機時間T2が経過すると、制御部22は膨張弁17の開度を全開とし、該膨張弁17を通じて凝縮器15から蒸発器6へ冷媒を導くことを特徴とする。
別の本発明に係る冷却庫は、圧縮機14と凝縮器15と膨張器27と蒸発器6を含む冷凍サイクル13で庫内5の空気を冷却する冷却庫であって、蒸発器6の除霜用の除霜ヒータ23と、蒸発器6の除霜制御を担う制御部22とを備える。制御部22は、除霜ヒータ23に通電して蒸発器6を加熱するヒータデフロストと、圧縮機14を所定の除霜時間T1にわたって停止状態に維持するオフサイクルデフロストとを実行可能である。冷凍サイクル13は、膨張器27を迂回するバイパス路28と、バイパス路28を開閉する開閉手段29とを含む。オフサイクルデフロストを開始してから、前記除霜時間T1より短い待機時間T2が経過すると、制御部22はバイパス路28の開閉手段29を開き、該バイパス路28を通じて凝縮器15から蒸発器6へ冷媒を導くことを特徴とする。
待機時間T2が除霜時間T1の半分以上に設定されている。
オフサイクルデフロストの実行中に、凝縮器15を冷却する冷却ファン16が駆動する。
本発明に係る冷却庫では、オフサイクルデフロストを開始してから所定の待機時間T2が経過すると、開度を全開とした膨張弁17を通じて、凝縮器15から蒸発器6へ冷媒を導くようにした。これによれば、蒸発器6を内部から冷媒で加熱して、蒸発器6の着霜の融解を速めることができる。膨張弁17を全開にすることにより、膨張弁17における冷媒の温度低下を回避して、凝縮器15から出た冷媒をほぼそのままの温度で蒸発器6へ導いて、これを十分に加熱することができる。つまり本発明によれば、オフサイクルデフロストの除霜能力を高めることができ、これによりヒータデフロストの周期を長くすることができる。
なお、凝縮器15を通過した冷媒は、圧縮機14から吐出されるいわゆるホットガスほど高温ではないから、この冷媒を蒸発器6へ導いても、庫内5の温度が大きく上昇することはない。さらに本発明では、オフサイクルデフロストの開始直後ではなく、所定の待機時間T2が経過してから冷媒を蒸発器6へ導くようにした。換言すれば、冷媒が蒸発器6を流れる時間(加熱時間T3)を、待機時間T2の経過時点からオフサイクルデフロストの終了時点までの短時間に制限したので、冷媒による庫内5の温度上昇を抑制することができる。
別の本発明に係る冷却庫では、オフサイクルデフロストを開始してから所定の待機時間T2が経過すると、膨張器27を迂回するバイパス路28を通じて、凝縮器15から蒸発器6へ冷媒を導くようにした。これによれば、蒸発器6を内部から冷媒で加熱して、蒸発器6の着霜の融解を速めることができる。膨張手段の無いバイパス路28を経由させることにより、凝縮器15から出た冷媒をほぼそのままの温度で蒸発器6へ導いて、これを十分に加熱することができる。つまり、別の本発明によっても、オフサイクルデフロストの除霜能力を高めることができ、これによりヒータデフロストの周期を長くすることができる。加えて、直前の段落に記載の作用効果を奏する。
除霜時間T1から待機時間T2を減じた時間が、冷媒が蒸発器6を流れる時間いわゆる加熱時間T3である。待機時間T2を除霜時間T1の半分以上に設定すると、加熱時間T3を除霜時間T1の半分以下に制限して、冷媒による庫内5の温度上昇をより確実に抑制することができる。
オフサイクルデフロストの実行中に、凝縮器15を冷却する冷却ファン16を駆動させると、オフサイクルデフロストを開始してから待機時間T2が経過するまでの間に、凝縮器15に滞留する冷媒を強制的に空冷して、外気温付近まで冷却された冷媒を蒸発器6へ導くことができるので、冷媒による庫内5の温度上昇をさらに抑制することができる。
本発明の第1実施形態に係る冷蔵ショーケースを構成する各機器の駆動状態を示すタイミングチャートである。 同冷蔵ショーケースの概略構成を示す縦断面図である。 同冷蔵ショーケースに搭載される冷凍サイクルの構成図である。 本発明の第2実施形態に係る冷蔵ショーケースに搭載される冷凍サイクルの構成図である。 同冷蔵ショーケースを構成する各機器の駆動状態を示すタイミングチャートである。
(第1実施形態) 本発明に係る冷却庫の第1実施形態を図1ないし図3に示す。図2に示すように、本実施形態に係る冷却庫は、スーパーマーケットなどの店舗で精肉や鮮魚などの生鮮食品を冷蔵状態で陳列するための平型オープンショーケース(以下、単に冷蔵ショーケースと言う。)であって、上面が開放された断熱性の外箱1と、その内側に配置される内箱2とを備える。内箱2で囲まれる空間が生鮮食品の陳列室3を構成し、外箱1と内箱2の間に冷気ダクト4が形成される。これら陳列室3と冷気ダクト4が、本実施形態に係る冷蔵ショーケースの庫内5を構成する。
冷気ダクト4には、庫内5の空気を冷却するための蒸発器6と、庫内5の空気を循環させるための庫内ファン7とが設けられている。冷気ダクト4の両端には、陳列室3の上方において対向する吸込口8と吹出口9が形成されている。庫内ファン7が駆動することにより、蒸発器6で冷却された冷気が吹出口9から吹き出されて、吸込口8へ向かう冷気のエアカーテンが形成されて、陳列室3が冷却されるとともに、陳列室3への外気の侵入が遮断される。
冷蔵ショーケースの庫外、ここでは外箱1の下側の機械室12には、蒸発器6と共に冷凍サイクル13を構成する圧縮機14および凝縮器15と、これらの機器14・15を冷却するための冷却ファン16とが設置されている。図3に示すように冷凍サイクル13は、圧縮機14、凝縮器15、膨張弁17、蒸発器6およびアキュムレータ18などを冷媒配管19で接続して構成される。圧縮機14が駆動することにより、凝縮器15と膨張弁17を経て冷却された低温低圧の液状冷媒が蒸発器6に供給されて、蒸発器6を通過する空気が熱交換(冷却)される。膨張弁17は、単位時間あたりの開弁時間を制御して冷媒流量を調整する電子膨張弁であり、冷却運転中の膨張弁17の開度(開弁時間が占める割合)はおよそ30~40%に設定される。なお膨張弁17は、流路の断面積を大小に変更可能なものであってもよい。
蒸発器6には、庫内空気に含まれる水分が冷却されて凝固し、霜として付着することがある。この着霜を融かして除去する除霜制御について以下に説明する。冷蔵ショーケースの制御部22は、蒸発器6に付設された除霜ヒータ23に通電して蒸発器6を加熱するヒータデフロストと、圧縮機14を停止して庫内ファン7による通風で自然に霜を融かすオフサイクルデフロストとを実行することができる。ヒータデフロストが着霜の完全な除去を目的とするのに対し、オフサイクルデフロストは主に着霜の減容を目的として行われる。なお、オフサイクルデフロストで庫内ファン7を駆動させることは必須ではないが、除霜の促進およびエアカーテンの維持の観点から、庫内ファン7を駆動させることが望ましい。
ヒータデフロストは、およそ12時間周期で1日2回、店舗の開店時間前と閉店時間後に実行される。オフサイクルデフロストは、ヒータデフロストとヒータデフロストの間に1~3回程度実行される。本実施形態では、オフサイクルデフロストの開始条件を、直前の除霜運転(ヒータデフロストまたはオフサイクルデフロスト)の開始から3時間の経過とした。また終了条件を、オフサイクルデフロストの開始から所定の除霜時間T1の経過とした。除霜時間T1は例えば10分から15分の間で設定することができ、本実施形態ではこれを10分間とした。なお除霜時間T1は、常に一定値である必要はなく、蒸発器6の着霜量や外気温度などに応じて変動する変数であってもよい。
開店時間前または閉店時間後の予め設定された時刻になると、制御部22は庫内5の冷却運転を停止してヒータデフロストを開始する。詳しくは、図1のタイミングチャートに示すように、ヒータデフロストの開始時刻になった時点p1において、制御部22は圧縮機14および冷却ファン16を停止させ、膨張弁17を閉じて、除霜ヒータ23への通電を開始する。ヒータデフロストの進捗は蒸発器6の温度で判断することができ、当該温度が所定の除霜終了温度(例えば10℃)まで上昇すると、制御部22は蒸発器6の着霜が十分に融けたとみなして冷却運転を再開する(時点p2)。詳しくは、除霜ヒータ23への通電を停止し、数分間の水切り時間の経過後、膨張弁17を開いて圧縮機14および冷却ファン16を起動させる。なお、このチャートには示さないが、冷却運転を再開する時点p2の直前に、膨張弁17が一時的に開放される。これは、冷凍サイクル13の高圧側と低圧側の均圧のためである。
次の時点p3は、上述のオフサイクルデフロストの開始条件を満たした時点であり、制御部22は膨張弁17を閉じて圧縮機14を停止させている。このとき冷却ファン16と庫内ファン7は引き続き駆動され、オフサイクルデフロストの終了まで駆動状態に維持される。時点p3から次の時点p4までの間、蒸発器6の着霜は、庫内ファン7からの通風を受けて比較的緩やかに融解する。またこの間、凝縮器15に滞留する冷媒が冷却ファン16で強制的に空冷されて、冷媒の凝縮が進行する。
次の時点p4は、時点p3から所定の待機時間T2が経過した時点であり、膨張弁17の開度が全閉から全開に切り替えられている。これにより、凝縮器15で外気温付近まで空冷された冷媒が、膨張弁17を経由して蒸発器6へ流れ込む。膨張弁17は全開であるため、膨張弁17で冷媒の温度は殆ど低下しない。蒸発器6へ流れ込む冷媒は液状で、その温度はおよそ25~30℃である。時点p4以降は、庫内ファン7から蒸発器6への通風に加えて、蒸発器6が冷媒で内部から加熱されるため、蒸発器6の着霜は時点p4以前よりも速く融解する。待機時間T2は除霜時間T1(10分間)の半分以上に設定することが望ましく、本実施形態ではこれを7分間とした。換言すれば、蒸発器6が冷媒で加熱される加熱時間T3を3分間とした(T3=T1-T2)。
次の時点p5は、オフサイクルデフロストの終了条件を満たした時点、すなわち、時点p3から除霜時間T1が経過した時点であり、制御部22は冷却運転を再開している。詳しくは、圧縮機14を起動させるとともに、膨張弁17を全開から冷却運転中の開度(およそ30~40%)に切り替えて、膨張弁17で減圧された低温低圧の液状冷媒が蒸発器6に供給されるようにしている。
以上のように、本実施形態に係る冷蔵ショーケースでは、オフサイクルデフロストを開始してから待機時間T2が経過すると、開度を全開とした膨張弁17を通じて、凝縮器15から蒸発器6へ冷媒を導くようにした。これによれば、蒸発器6を内部から冷媒で加熱して、蒸発器6の着霜の融解を速めることができる。膨張弁17を全開にすることにより、膨張弁17における冷媒の温度低下を回避して、凝縮器15から出た冷媒をほぼそのままの温度で蒸発器6へ導いて、これを十分に加熱することができる。つまり本実施形態によれば、オフサイクルデフロストの除霜能力を高めることができ、これによりヒータデフロストの周期を長くすることができる。換言すれば、店舗の営業時間が長い場合に避けることが難しかった開店中のヒータデフロストを不要として、庫内5の生鮮食品を高い鮮度に維持することができる。
本発明において、オフサイクルデフロストの実行中に冷却ファン16で凝縮器15を冷却することは必須ではないが、本実施形態のように冷却ファン16を駆動させると、オフサイクルデフロストを開始してから待機時間T2が経過するまでの間に、凝縮器15に滞留する冷媒を強制的に空冷して、その温度を外気温付近まで下げることができる。この冷媒を蒸発器6へ導いても、庫内5の温度が大きく上昇することはない。さらに本実施形態では、待機時間T2を除霜時間T1の半分以上とし、冷媒が蒸発器6を流れる加熱時間T3を除霜時間T1の半分以下に制限したので、冷媒による庫内5の温度上昇をより確実に抑制することができる。
(第2実施形態) 本発明に係る冷却庫の第2実施形態を図4および図5に示す。本実施形態に係る冷凍サイクル13は、開度の調整が可能な膨張弁17に代えて、キャピラリチューブからなる膨張器27を備える。また、膨張器27を迂回するバイパス路28と、バイパス路28を開閉する電磁弁からなる開閉手段29とを備える。
図5のタイミングチャートに示すように、冷却運転中のバイパス路28は開閉手段29により閉鎖される。そのため、凝縮器15から出た冷媒は、膨張器27を通過することにより減圧されて、低温低圧の状態で蒸発器6へ流れ込む。ヒータデフロストの実行中(時点p1~p2)も、バイパス路28は冷却運転時から引き続き閉鎖される。オフサイクルデフロストの開始時点p3においてもバイパス路28は閉鎖されるが、そこから待機時間T2が経過した時点p4において、制御部22は開閉手段29を開き、バイパス路28を通じて凝縮器15から蒸発器6へ冷媒を導く。バイパス路28には膨張手段が配置されていないため、凝縮器15を出た冷媒はほぼ冷やされることなく蒸発器6へ流れ込み、これを内部から加熱する。蒸発器6へ流れ込む冷媒は液状で、その温度はおよそ25~30℃である。バイパス路28を通じた冷媒の供給は、オフサイクルデフロストの終了時点p5まで継続される。
以上のように、本実施形態に係る冷蔵ショーケースでは、オフサイクルデフロストを開始してから待機時間T2が経過すると、膨張器27を迂回するバイパス路28を通じて、凝縮器15から蒸発器6へ冷媒を導くようにした。これによれば、蒸発器6を内部から冷媒で加熱して、蒸発器6の着霜の融解を速めることができる。膨張手段の無いバイパス路28を経由させることにより、凝縮器15から出た冷媒をほぼそのままの温度で蒸発器6へ導いて、これを十分に加熱することができる。つまり本実施形態によっても、オフサイクルデフロストの除霜能力を高めることができ、これによりヒータデフロストの周期を長くすることができる。他の構成および作用効果は第1実施形態と同様であるため、同じ部材に同じ符号を付してその説明を省略する。
5 庫内
6 蒸発器
13 冷凍サイクル
14 圧縮機
15 凝縮器
16 冷却ファン
17 膨張弁
22 制御部
23 除霜ヒータ
27 膨張器
28 バイパス路
29 開閉手段
T1 除霜時間
T2 待機時間
T3 加熱時間

Claims (4)

  1. 圧縮機(14)と凝縮器(15)と膨張弁(17)と蒸発器(6)を含む冷凍サイクル(13)で庫内(5)の空気を冷却する冷却庫であって、
    蒸発器(6)の除霜用の除霜ヒータ(23)と、蒸発器(6)の除霜制御を担う制御部(22)とを備えており、
    制御部(22)は、除霜ヒータ(23)に通電して蒸発器(6)を加熱するヒータデフロストと、圧縮機(14)を所定の除霜時間(T1)にわたって停止状態に維持するオフサイクルデフロストとを実行可能であり、
    オフサイクルデフロストを開始してから、前記除霜時間(T1)より短い待機時間(T2)が経過すると、制御部(22)は膨張弁(17)の開度を全開とし、該膨張弁(17)を通じて凝縮器(15)から蒸発器(6)へ冷媒を導くことを特徴とする冷却庫。
  2. 圧縮機(14)と凝縮器(15)と膨張器(27)と蒸発器(6)を含む冷凍サイクル(13)で庫内(5)の空気を冷却する冷却庫であって、
    蒸発器(6)の除霜用の除霜ヒータ(23)と、蒸発器(6)の除霜制御を担う制御部(22)とを備えており、
    制御部(22)は、除霜ヒータ(23)に通電して蒸発器(6)を加熱するヒータデフロストと、圧縮機(14)を所定の除霜時間(T1)にわたって停止状態に維持するオフサイクルデフロストとを実行可能であり、
    冷凍サイクル(13)は、膨張器(27)を迂回するバイパス路(28)と、バイパス路(28)を開閉する開閉手段(29)とを含み、
    オフサイクルデフロストを開始してから、前記除霜時間(T1)より短い待機時間(T2)が経過すると、制御部(22)はバイパス路(28)の開閉手段(29)を開き、該バイパス路(28)を通じて凝縮器(15)から蒸発器(6)へ冷媒を導くことを特徴とする冷却庫。
  3. 待機時間(T2)が除霜時間(T1)の半分以上に設定されている請求項1または2に記載の冷却庫。
  4. オフサイクルデフロストの実行中に、凝縮器(15)を冷却する冷却ファン(16)が駆動する請求項1から3のいずれかひとつに記載の冷却庫。
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